JP4128361B2 - Lock cover - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉の屋内側の面に取り付けた筺体にサムターンを突設し、このサムターンを回動操作することで筺体の側面からデッドボルトを進退可能にした錠箱を覆う錠カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばサムターン付きの錠装置には、扉の屋内側の面に錠箱を表出させて取り付けるタイプのものがある。この錠箱には、扉の屋外側に表出するシリンダー錠と、扉の屋内側に表出する回転式のサムターンとが設けられている。
錠箱には、ロック部材である例えばデッドボルトが側面から進退自在に設けられている。
この種の錠装置では、屋外側に表出したシリンダー錠の鍵孔に、合鍵(キー)を挿入して回転操作することによって、デッドボルトが進退され、開口枠に設けたストライクに対して施解錠が行われるようになっている。
また、屋内側からは、サムターンが回転操作されるのみで、デッドボルトが進退され、扉の施解錠が簡便に行えるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
マンションや住宅の玄関扉には、高級感や優美性を高める目的で、ガラス板を嵌め込んだ小窓付のものがある。
【0004】
ところが、このような扉の小窓や壁部分の小窓は、ガラス板が割られると、外部から、手を差し入れてサムターンを不正に操作したり、先端を鉤状に曲げた針金等を挿入して、サムターンが不正に操作されてしまう虞れがある。
すなわち、扉に多用される回転式のサムターンには、屋内側に露出する摘み部が楕円形状のものがあり、これに針金の鉤状先端を掛止すれば、回転モーメントを与えることができ、不正な解錠操作が可能となる場合がある。
【0005】
また、この種のサムターンは、小窓の無い扉においても、針金を挿入する隙間や郵便受け等の開口部があれば、同様に不正解錠される虞れがあった。これに対し、錠装置を防犯性の高いものと交換することも考えられるが、上記した従来の錠装置の場合、一般的にドアノブ、ラッチボルト等とも一体の構造となっているため、交換作業が大掛かりとなり、交換費用も増大する問題があった。
【0006】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、屋外側から手や針金等を挿入することによる不正な解錠操作を防止することのでき、しかも、安価に製作することのできる錠カバーを提供し、もって、既設錠装置の防犯性向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の請求項1記載の錠カバー21は、扉の屋内側の面に取り付けられている既設の錠箱1を覆う錠カバー21であって、
該錠箱1を構成する筺体3にはサムターン9が突設され、該サムターン9を回動操作することで前記筺体3の側面からデッドボルト17を進退可能とし、且つノブ15のノブ軸13が貫通して設けられ、
背面部を開口させた箱形状で、正面に貫通穴29を有し該貫通穴29から前記サムターン9を貫通突出させるとともに、前記ノブ軸13が貫通するノブ軸貫通穴31を有し、且つ側面に前記デッドボルト17を表出させる切欠部33とを備えて前記筺体3を覆い被着される本体カバー23と、
軸線7を中心とし先細のテーパ面よりなる円周側面35を有し、前記サムターン9に嵌合する嵌合穴25aが背面に形成され前記サムターン9に相対回転不能となって同軸上に外挿されるとともに、前記本体カバー23の貫通穴29より外径の大きいフランジ37が軸線一端側の前記円周側面35から張り出して形成され、該フランジ37が前記錠箱1と前記本体カバー23との間に挟入して軸線他端側を前記貫通穴29から抜脱不能に前記本体カバー23より突出させるサムターンキャップ25と、
を具備するとともに、
前記筺体3を扉面に固定する既設ネジ5を用いて、該筺体3の上部と下部とにそれぞれ共締め固定し、該筐体3の上下に延設される係止片43を有する上下一対のブラケット27と、
前記本体カバー23の内壁の上面と下面とのそれぞれに形成され、前記各ブラケット27の係止片43に着脱自在に係止する上下一対の係止爪47と、
前記ノブ軸13に装着されるワッシャー49と、
を具備し、
前記上下ブラケット27を前記既設の錠箱1の筐体3に、既設ネジ5にて共締め固定したのち、前記サムターンキャップ25をサムターン9に外挿し、前記ノブ軸13からノブ15を取り外した状態で、前記ワッシャー49を前記ノブ軸13に装着して、前記本体カバー23を前記筐体3に被着して前記係止爪47と係合片43とを係止させて取り付け、前記貫通穴29から前記サムターンキャップ25を突出させるとともに前記ノブ軸貫通穴31よりノブ軸13を突出させて、該ノブ軸13に前記ノブ15を固定して、該ノブ15と前記デッドボルト17以外を覆い、前記サムターン9は前記サムターンキャップ25にて操作可能とすることを特徴とする。
【0008】
この錠カバー21では、既設のサムターン9がサムターンキャップ25に覆われた状態で屋内側へ突出することになり、外周面に回転方向の引っ掛かり部がなくなる。これにより、先端を鉤状に折り曲げた針金等を使用しても、サムターンキャップ25、つまりはサムターン9を回転操作することができなくなる。
また、既設錠装置に簡素な構造の本体カバー23とサムターンキャップ25を取り付けるのみなので、錠装置を交換する場合に比べ、安価にしかも容易に防犯性が高められる。
さらに、既設の錠箱1やサムターン9を、新規な本体カバー23やサムターンキャップ25によって覆うので、既設錠装置の見栄えを良くし、デザイン性を向上させることもできる。そして、退居時には、取り外すことのみによって、元の錠装置を容易に復元できる。
【0009】
また、この錠カバー21によれば、サムターンキャップ25に、本体カバー23の貫通穴29より外径の大きいフランジ37が軸線一端側の前記円周側面35から張り出して形成されているので、貫通孔29からの抜脱が阻止される。
【0010】
また、この錠カバー21では、ブラケット27を、筺体3の既設ネジ5を用いて筺体3の上下に共締め固定し、このブラケット27を介して本体カバー23を筺体3に被着するので、既設の錠箱1に新たなネジ穴を形成する必要がなく、ドライバ工具のみを用いて短時間にしかも容易に既設錠装置へ取り付けが可能となる。
さらに、この錠カバー21では、サムターン9に並設されているノブ15のノブ軸13が貫通するように構成されており、すなわち、このノブ15とデッドボルト17以外の筐体3及びサムターン9を覆うよう構成されている。これにより、サムターンキャップ25が脱落することなく錠カバー21に保持されて、錠箱1に取り付けられることとなる。
また、ワッシャー49をノブ軸13に装着することで、本体カバー23を取り付けることによるノブ軸13とノブ15との取付状態がノブ軸貫通穴31との摩擦を軽減してガタツクをなくすようになる。
【0011】
請求項2記載の錠カバー21は、請求項1記載の錠カバー21において、
前記サムターンキャップ25を前記サムターン9から抜脱可能となるように前記筺体3と前記本体カバー23との間で軸線7方向に可動自在に設け、
かつ前記サムターンキャップ25を前記サムターン9から抜脱する方向に付勢する付勢手段51を前記サムターン9と前記サムターンキャップ25との間に配設し、
前記本体カバー23の貫通穴29の内面縁部に突片54を設け、前記サムターンキャップ25のフランジ37に前記突片54が嵌合する切欠55を形成して、これら突片54と切欠55とを係脱自在とし、
前記付勢手段51によって前記サムターンキャップ25が前記サムターン9に対して抜脱付勢されている際には、前記突片54と切欠55とが嵌合状態となることを特徴とする。
【0012】
この錠カバー21では、サムターンキャップ25の操作力をサムターン9に伝達するには、サムターンキャップ25を軸線方向に押し、サムターンキャップ25をサムターン9に外挿しなければならない。
従って、仮に小窓を割るなどして手を差し入れ、サムターンキャップ25を不正に操作しようとしても、サムターンキャップ25を押し込みながら回転操作しなくてはならず、不正な操作を困難にすることができる。
さらに、ガラスを割った小窓や郵便受け等から針金を挿入することによりサムターンキャップ25を不正に操作しようとしても、サムターン9と嵌合状態ではなく、且つ、突片54と切欠55とが嵌合していることから、サムターンキャップ25は回転不能となり、サムターン9を回動させることができない。これにより、錠カバー21の防犯性がさらに高まる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る錠カバーの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る錠カバーの説明図で(a)は錠箱とともに表した分解斜視、(b)はサムターンキャップの背面視を示し、図2は図1に示した錠カバーの平面図、図3は図2の側面図、図4は図2の本体カバー内を透視した図、図5は図4の側面図である。
【0014】
図1に示すように、扉の屋内側の面には、錠箱1が露出して取り付けられている。錠箱1は、本体が扁平な略方形箱形状の筺体3からなる。筺体3の屋内側の面には、筺体3を扉に固定するため、或いは筺体3の蓋体を固定する等のための複数、本実施の形態では四つの既設ネジ5を四隅に螺合している。
筺体3の屋内側の面からは、この面に垂直方向の中心軸7回りに回動するサムターン9が突出している。サムターン9は、扁平な略楕円柱形状となっている。
【0015】
また、筺体3からは、サムターン9より下方に、サムターン9と同軸方向の中心軸11回りに回動するノブ軸13を屋内側及び屋外側に突出している。ノブ軸13の長手方向両端には、ノブ15が取り付けられる。
ノブ15は、軸部15aに突設した図示しない凸部を、ノブ軸13の切欠13aに係合することでノブ軸13と相対回転を規制して、さらに図示しない固定ビスを半径方向に螺合して、ノブ軸13に固定される。つまり、ノブ15は、固定ビスの螺合・螺合解除によってノブ軸13から着脱可能となっている。
【0016】
筺体3の側面からは、デッドボルト17、ラッチボルト19が進退自在となっている。錠箱1は、筺体3内に図示しない機構部を有している。デッドボルト17は、扉の屋外側の面に設けた図示しないシリンダー錠をキーによって、又はサムターン9を回動することによって、機構部を介して筺体3の側面から進退される。また、ラッチボルト19は、ノブ15の回動操作によって、機構部を介して筺体3の側面から進退されるようになっている。筺体3から突出したデッドボルト17、ラッチボルト19は、図示しない扉枠に設けたストライク、トロヨケに進入して、扉の開動を規制する。
【0017】
このようにして扉の屋内側の面に表出した錠箱1には、本実施の形態による錠カバー21が図2に示すように屋内側から取り付けられる。錠カバー21は、本体カバー23と、サムターンキャップ25と、ブラケット27とを主要構成部材として有している。
【0018】
本体カバー23は、背面部を開口させた箱形状であり、合成樹脂製や金属製とすることができる。本体カバー23は、貫通孔29を有し、この貫通穴29からサムターン9を突出させて筺体3に被着される。
【0019】
また、本体カバー23には、錠箱1に取り付けられた際、正面にノブ軸13が貫通するノブ軸貫通穴31と、側面に図3に示すようなデッドボルト17及びラッチボルト19を表出させる切欠部33とが形成されている。
【0020】
サムターンキャップ25は、軸線を中心とした円周側面35を有し、サムターン9に相対回転不能となって同軸上に外挿される。すなわち、サムターンキャップ25の背面には、図1(b)に示すように、サムターン9と嵌合する略楕円形状の嵌合穴25aを形成してあり、この嵌合穴25aをサムターン9に嵌合させることでサムターン9との相対回転が不能となる。
【0021】
サムターンキャップ25の円周側面35は、円柱の外周面形状であってもよく、また円錐の外周面形状であってもよい。本実施の形態による円周側面35は、後者、すなわち、円錐の外周面形状である先細のテーパ面となっている。
これにより、サムターンキャップ25は、外周面に回転方向への引っ掛かり部がなくなり、先端を鉤状に折り曲げた針金を使用しても、外周面に鉤状部を引っ掛けて、回転させることができなくなっている。
【0022】
さらに、サムターンキャップ25は、円周側面35に、ローレットや粗面を形成し、滑り止めすることにより、手指で摘んだ際の回動操作性が高められるようになっている。
【0023】
サムターンキャップ25の軸線一端側には、円周側面35から張り出した凸部であるフランジ37を設けている。サムターンキャップ25は、嵌合穴25aをサムターン9に外挿し、本体カバー23が錠箱1に被せられることで、フランジ37が錠箱1と本体カバー23との間に挟入され、軸線他端側を貫通孔29から抜脱不能にして突出させる。つまり、サムターンキャップ25は、貫通孔29より外径の大きいフランジ37によって、貫通孔29からの抜脱が阻止される。
【0024】
ブラケット27は、長板状の基板部41に、断面が略L字状の係止片43を折り曲げてなる。基板部41の両端には既設ネジ5を共締めするためのU字状の切欠45を設けている。
ブラケット27は、図4に示すように、錠箱1の上下にそれぞれ固定する。ブラケット27の固定は、筺体3の既設ネジ5を一旦緩め、この既設ネジ5に切欠45を挿入し、上部のブラケット27の係止片43が上側、下部のブラケット27の係止片43が下側を向くようにして筺体3に共締め固定する。
【0025】
本体カバー23の内壁の上面と下面には、係止片43に係止する図5に示す係止爪47を設けている。従って、ブラケット27を固定した錠箱1に対し、本体カバー23を被せ、ブラケット27の係止片43を係止爪47が乗り越えるように本体カバー23を扉面に垂直に押込むことで、係止爪47と係止片43とが係止して、本体カバー23がブラケット27を介して筺体3に被着できるようになっている。
【0026】
なお、本体カバー23を筺体3に取り付ける際には、予めサムターンキャップ25をサムターン9に外挿し、ノブ15をノブ軸13から外しておく。また、ノブ軸13には、ノブ軸貫通穴31との摩擦を軽減してガタツキをなくすワッシャー49を挿入する。
そして、本体カバー23を被着した後に、ノブ軸貫通穴31から突出したノブ軸13の先端に、再びノブ15を固定する。
この状態で錠箱1への錠カバー21の取り付けが完了する。
【0027】
一方、錠カバー21を錠箱1から取り外すには、ノブ15をノブ軸13から外し、本体カバー23を上方又は下方へ押圧することにより、ブラケット27を弾性変形させて移動方向側の係止片43と係止爪47との係止を解除する。このようにして一方の係止を解除した後、他方の係止を解除して本体カバー23を錠箱1から外す。
また、サムターンキャップ25は、本体カバー23を外した後には、引き抜くことのみでサムターン9から外すことができる。そして、ノブ軸13にノブ15を再装着することで元の錠箱1に復元される。
【0028】
このように、上記の錠カバー21によれば、既設のサムターン9がサムターンキャップ25に覆われた状態で屋内側へ突出することになり、外周面に回転方向の引っ掛かり部がなくなる。これにより、先端を鉤状に折り曲げた針金等を使用しても、サムターンキャップ25、つまりはサムターン9を回転操作することができなくなる。
【0029】
また、既設錠装置に簡素な構造の本体カバー23とサムターンキャップ25を取り付けるのみなので、錠装置を交換する場合に比べ、安価にしかも容易に防犯性が高められる。
さらに、既設の錠箱1やサムターン9を、新規な本体カバー23やサムターンキャップ25によって覆うので、既設錠装置の見栄えを良くし、特に本体カバー23に固定用のネジ等が表出しないのでデザイン性を向上させることができる。そして、退居時には、取り外すことのみによって、元の錠装置を容易に復元することができる。
【0030】
また、この錠カバー21では、ブラケット27を、筺体3の既設ネジ5を用いて筺体3に共締め固定し、このブラケット27を介して本体カバー23を筺体3に被着するので、既設の錠箱1に新たなネジ穴を形成する必要がなく、ドライバ工具のみを用いて短時間にしかも容易に既設錠装置へ取り付けが可能となる。
【0031】
次に、上記した実施の形態に係る錠カバーの変形例を説明する。
図6は本発明に係る錠カバーの変形例の要部分解斜視図、図7は変形例に係る錠カバーの通常時の状態を表す側面図、図8は変形例に係る錠カバーのサムターンキャップ押込み時の状態を表す側面図である。
【0032】
この変形例では、サムターンキャップ25をサムターン9から抜脱可能となるように、筺体3と本体カバー23との間で軸線7方向に可動自在に設けている。すなわち、サムターンキャップ25と錠箱1とには、間隙53を設けている。そして、サムターンキャップ25をサムターン9から抜脱する方向に付勢する図6に示す付勢手段としてのコイルバネ51を、サムターン9とサムターンキャップ25との間に配設している。
【0033】
従って、通常時には、図7に示すように、サムターンキャップ25はコイルバネ51の付勢力によってサムターン9から抜脱された位置となり、嵌合穴25aがサムターン9から離脱して、空転状態となる。
一方、サムターンキャップ25をコイルバネ51の付勢力に抗して押圧すると、図8に示すように、サムターンキャップ25の嵌合穴25aがサムターン9に嵌合し、サムターンキャップ25とサムターン9とが相対回転不能となり、サムターンキャップ25の回転操作がサムターン9に伝達されるようになる。
【0034】
この変形例による錠カバーによれば、サムターンキャップ25の操作力をサムターン9に伝達するには、サムターンキャップ25を軸線方向に押し込み、サムターンキャップ25をサムターン9に外挿しなければならない。
従って、仮に小窓を割るなどして手を差し入れ、サムターンキャップ25を不正に操作しようとしても、サムターンキャップ25を押しながら回転操作しなくてはならず、不正操作を困難にすることができる。
【0035】
さらに、ガラスを割った小窓や郵便受け等から針金を挿入することによりサムターンキャップ25を不正に操作しようとしても、サムターンキャップ25のみが空転することとなり、解錠を行うことができない。これにより、錠カバー21の防犯性をさらに高めることができる。
【0036】
なお、図6に示すように、本体カバー23の貫通孔29の内面縁部の一部または複数箇所に突片54を設け、サムターンキャップ25のフランジ37に突片54に対応する切欠55を形成して、これらが互いに嵌合する構成としてもよく、すなわち、サムターン9の向きとサムターンキャップ25の向きとを一致させ、互いを相対回転不能に嵌合状態とする際の案内を行うようにしてもよい。この場合、サムターン9は、90度回動することで施錠状態と解錠状態とになることから、突片54を貫通孔29の内面縁部における90度間隔に設け、切欠54をフランジ37における周方向90度間隔に形成するとよい。そして、このような構成とすることで、サムターン9に対してサムターンキャップ25がコイルバネ51によって付勢されている状態では、突片54と切欠55とは嵌合状態であり、本体カバー23に対してサムターンキャップ25が回動不能な状態となる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る請求項1の錠カバーによれば、貫通穴からサムターンを突出させて筺体に被着される本体カバーと、円周側面を有しサムターンに相対回転不能に外挿され貫通穴から抜脱不能に突出するサムターンキャップとによって構成したので、既設のサムターンがサムターンキャップに覆われた状態で屋内側へ突出することになり、外周面に回転方向の引っ掛かり部がなくなり、先端を鉤状に折り曲げた針金等を使用しても、サムターンキャップ、つまりはサムターンを回転操作することができなくなる。この結果、ガラスを割った小窓や郵便受け等から手や針金を挿入することによるサムターンの不正操作が防止でき、既設錠装置に対する防犯性を高めることができる。また、既設錠装置に簡素な構造の本体カバーとサムターンキャップを取り付けるのみなので、錠装置を交換する場合に比べ、安価にしかも容易に防犯性を高めることができる。さらに、既設の錠箱やサムターンを、新規な本体カバーやサムターンキャップによって覆うことができるので、既設錠装置の見栄えを良く、デザイン性を向上させることができる。そして、退居時には、取り外すことのみによって、元の錠装置を容易に復元することができる。
【0038】
また、この錠カバーによれば、サムターンキャップに、本体カバーの貫通穴より外径の大きいフランジが軸線一端側の前記円周側面から張り出して形成されているので、貫通孔からの抜脱が阻止される。また、この錠カバーによれば、係止片を有するブラケットを、筺体の既設ネジを用いてこの筺体の上下に共締め固定し、ブラケットの係止片に係止する係止爪を本体カバーの内壁の上面と下面とに形成し、それぞれの係止爪と係止片とを係止することで本体カバーを筺体に被着したので、既設の錠箱に新たなネジ穴を形成する必要がなく、ドライバ工具のみを用いて短時間にしかも容易に既設錠装置へ取り付けることができる。
さらに、この錠カバーでは、サムターンに並設されているノブのノブ軸が貫通するように構成されており、すなわち、このノブとデッドボルト以外の筐体及びサムターンを覆うよう構成されている。これにより、サムターンキャップが脱落することなく錠カバーに保持されて、錠箱に取り付けられることとなる。
また、ワッシャーをノブ軸に装着することで、本体カバーを取り付けることによるノブ軸とノブとの取付状態がノブ軸貫通穴との摩擦を軽減してガタツクをなくすようになる。
【0039】
請求項2の錠カバーによれば、サムターンキャップを軸線方向に可動自在に設け、かつサムターンキャップをサムターンから抜脱する方向に付勢する付勢手段をサムターンとサムターンキャップとの間に配設したので、サムターンキャップの操作力をサムターンに伝達するには、サムターンキャップを押し、サムターンキャップをサムターンに外挿しなければならないため、仮に小窓等を割り手を差し入れてサムターンキャップを不正に操作しようとしても、サムターンキャップを押しながら回転操作しなくてはならず、不正操作を困難にすることができる。さらに、ガラスを割った小窓や郵便受け等から針金を挿入することによりサムターンキャップを不正に操作しようとしても、サムターンと嵌合状態ではなく、且つ、突片と切欠とが嵌合していることから、サムターンキャップは回転不能となり、サムターンを回動させることができない。これにより、錠カバーの防犯性がさらに高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る錠カバーの説明図で(a)は錠箱とともに表した分解斜視、(b)はサムターンキャップの背面視を示す。
【図2】図1に示した錠カバーの平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図2の本体カバー内を透視した図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】本発明に係る錠カバーの変形例の要部分解斜視図である。
【図7】変形例に係る錠カバーの通常時の状態を表す側面図である。
【図8】変形例に係る錠カバーのサムターンキャップ押込み時の状態を表す側面図である。
【符号の説明】
1…錠箱
3…筺体
5…既設ネジ
7…軸線
9…サムターン
17…デッドボルト
21…錠カバー
23…本体カバー
25…サムターンキャップ
27…ブラケット
29…貫通孔
35…円周側面
37…凸部(フランジ)
43…係止片
47…係止爪
51…付勢手段(コイルバネ)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a lock cover that covers a lock box in which a thumb turn protrudes from a housing attached to an indoor surface of a door and a dead bolt can be advanced and retracted from a side surface of the housing by rotating the thumb turn.
[0002]
[Prior art]
For example, there is a type of lock device with a thumb turn that allows a lock box to be exposed on the indoor surface of the door. The lock box is provided with a cylinder lock that is exposed to the outdoor side of the door and a rotary thumb turn that is exposed to the indoor side of the door.
The lock box is provided with, for example, a dead bolt that is a lock member so as to freely advance and retract from the side surface.
In this type of locking device, the dead bolt is advanced and retracted by inserting a key into the keyhole of the cylinder lock that is exposed to the outside, and rotating, so that it can be applied to the strike provided in the opening frame. A lock is to be made.
Moreover, from the indoor side, the dead bolt is advanced and retracted only by rotating the thumb turn, and the door can be easily locked and unlocked.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Some of the entrance doors of condominiums and houses have small windows fitted with glass plates for the purpose of enhancing luxury and elegance.
[0004]
However, such a small window of the door and a small window of the wall part, when the glass plate is cracked, insert the hand from the outside to manipulate the thumb turn illegally or insert a wire whose tip is bent like a hook As a result, the thumb turn may be manipulated illegally.
That is, in the rotary thumb turn often used for the door, there is an elliptical knob part exposed to the indoor side, and if a hooked tip of the wire is hooked on this, a rotational moment can be given, An unauthorized unlocking operation may be possible.
[0005]
In addition, this type of thumb turn may also be illegally unlocked if there is a gap for inserting a wire or an opening such as a mailbox in a door without a small window. On the other hand, it is conceivable to replace the lock device with one with high crime prevention. However, in the case of the conventional lock device described above, the door knob, latch bolt, etc. are generally integrated with each other. However, there is a problem that the replacement cost increases.
[0006]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a lock cover that can prevent an unauthorized unlocking operation by inserting a hand, a wire, or the like from the outdoor side, and that can be manufactured at low cost. Therefore, it aims at improving the crime prevention of the existing lock device.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
Next, means for solving the above problems will be described with reference to the drawings corresponding to the embodiments.
The
A thumb turn 9 projects from the
It has a box shape with an open back portion, has a through
It has a
And having
A pair of upper and lower members having locking
A pair of upper and
A
Comprising
After the upper and
[0008]
In this
Further, since only the
Furthermore, since the existing lock box 1 and
[0009]
Further, according to the
[0010]
In this
Further, the
Further, by attaching the
[0011]
The
The
An urging means 51 for urging the
Protruding
When the
[0012]
In this
Accordingly, even if the
Furthermore, even if the
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of a lock cover according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is an explanatory view of a lock cover according to the present invention, (a) is an exploded perspective view together with a lock box, (b) is a rear view of a thumb turn cap, and FIG. 2 is a plan view of the lock cover shown in FIG. 3 is a side view of FIG. 2, FIG. 4 is a perspective view of the inside of the main body cover of FIG. 2, and FIG. 5 is a side view of FIG.
[0014]
As shown in FIG. 1, a lock box 1 is exposed and attached to the indoor side surface of the door. The lock box 1 is composed of a substantially rectangular box-shaped
A
[0015]
Further, from the
The
[0016]
From the side surface of the
[0017]
A
[0018]
The
[0019]
The body cover 23 also has a knob shaft through-
[0020]
The thumb-
[0021]
The
As a result, the
[0022]
Further, the
[0023]
A
[0024]
The
As shown in FIG. 4, the
[0025]
On the upper and lower surfaces of the inner wall of the
[0026]
When the
And after attaching the
In this state, the attachment of the
[0027]
On the other hand, in order to remove the lock cover 21 from the lock box 1, the
The
[0028]
Thus, according to the
[0029]
Further, since only the
Furthermore, since the existing lock box 1 and
[0030]
In this
[0031]
Next, a modified example of the lock cover according to the above-described embodiment will be described.
6 is an exploded perspective view of a principal part of a modified example of the lock cover according to the present invention, FIG. 7 is a side view showing a normal state of the lock cover according to the modified example, and FIG. 8 is a thumb turn cap of the lock cover according to the modified example. It is a side view showing the state at the time of pushing.
[0032]
In this modification, the
[0033]
Therefore, at the normal time, as shown in FIG. 7, the
On the other hand, when the
[0034]
According to the lock cover according to this modification, in order to transmit the operating force of the
Therefore, even if the
[0035]
Further, even if the
[0036]
As shown in FIG. 6, a protruding
[0037]
【The invention's effect】
As described above, according to the lock cover of claim 1 according to the present invention, the main body cover that is attached to the housing by projecting the thumb turn from the through hole, and has a circumferential side surface so that it cannot be rotated relative to the thumb turn. Since it is configured with a thumb turn cap that is extrapolated and protrudes from the through hole so that it cannot be removed, the existing thumb turn is projected to the indoor side while being covered with the thumb turn cap, and a hook in the rotational direction is provided on the outer peripheral surface. The thumb turn cap, that is, the thumb turn cannot be rotated even if a wire whose tip is bent like a hook is used. As a result, it is possible to prevent an illegal operation of the thumb turn by inserting a hand or a wire from a small window or a mailbox that is broken glass, and it is possible to improve the security against the existing lock device. Further, since only the main body cover and the thumb turn cap having a simple structure are attached to the existing locking device, the crime prevention property can be easily increased at a lower cost than when the locking device is replaced. Furthermore, since the existing lock box and thumb turn can be covered with the new main body cover and thumb turn cap, the appearance of the existing lock device can be improved and the design can be improved. And when moving out, the original locking device can be easily restored only by removing it.
[0038]
Further, according to this lock cover, the thumb turn cap is formed with a flange having a larger outer diameter than the through hole of the main body cover so as to protrude from the circumferential side surface on one end side of the axis line. The Further, according to this lock cover, the bracket having the locking piece is fastened and fixed together with the upper and lower sides of the casing by using the existing screws of the casing, and the locking claw for locking to the locking piece of the bracket is attached to the body cover. Since the main body cover is attached to the housing by locking the locking claws and locking pieces on the upper and lower surfaces of the inner wall, it is necessary to form new screw holes in the existing lock box In addition, it can be easily attached to the existing locking device in a short time using only the driver tool.
Further, the lock cover is configured so that the knob shaft of the knob arranged in parallel with the thumb turn passes therethrough, that is, is configured to cover the casing and the thumb turn other than the knob and the dead bolt. As a result, the thumb turn cap is held by the lock cover without falling off and attached to the lock box.
Further, by attaching the washer to the knob shaft, the attachment state of the knob shaft and the knob by attaching the main body cover reduces friction between the knob shaft through hole and eliminates rattling.
[0039]
According to the lock cover of claim 2, the thumb turn cap is provided so as to be movable in the axial direction, and the biasing means for biasing the thumb turn cap in a direction to be removed from the thumb turn is disposed between the thumb turn and the thumb turn cap. Therefore, in order to transmit the operating force of the thumb turn cap to the thumb turn, the thumb turn cap must be pushed and the thumb turn cap must be extrapolated to the thumb turn, so if you try to manipulate the thumb turn cap illegally by inserting a split window etc. However, it is necessary to perform the rotation operation while pushing the thumb-turn cap, which can make unauthorized operation difficult. Furthermore, even if you try to operate the thumb turn cap illegally by inserting a wire from a small window or a mailbox that breaks the glass, the thumb turn is not in the fitted state, and the protrusion and the notch are fitted. Therefore, the thumb turn cap becomes non-rotatable and the thumb turn cannot be rotated. Thereby, the crime prevention property of a lock cover further increases.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B are explanatory views of a lock cover according to the present invention, wherein FIG. 1A is an exploded perspective view together with a lock box, and FIG. 1B is a rear view of a thumb turn cap.
FIG. 2 is a plan view of the lock cover shown in FIG.
FIG. 3 is a side view of FIG. 2;
4 is a perspective view of the inside of the main body cover of FIG. 2;
FIG. 5 is a side view of FIG. 4;
FIG. 6 is an exploded perspective view of a main part of a modified example of the lock cover according to the present invention.
FIG. 7 is a side view showing a normal state of a lock cover according to a modification.
FIG. 8 is a side view showing a state when the thumb turn cap of the lock cover according to the modification is pushed.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ...
43 ... locking
Claims (2)
該錠箱を構成する筺体にはサムターンが突設され、該サムターンを回動操作することで前記筺体の側面からデッドボルトを進退可能とし、且つノブのノブ軸が貫通して設けられ、
背面部を開口させた箱形状で、正面に貫通穴を有し該貫通穴から前記サムターンを貫通突出させるとともに、前記ノブ軸が貫通するノブ軸貫通穴を有し、且つ側面に前記デッドボルトを表出させる切欠部とを備えて前記筺体を覆い被着される本体カバーと、
軸線を中心とし先細のテーパ面よりなる円周側面を有し、前記サムターンに嵌合する嵌合穴が背面に形成され前記サムターンに相対回転不能となって同軸上に外挿されるとともに、前記本体カバーの貫通穴より外径の大きいフランジが軸線一端側の前記円周側面から張り出して形成され、該フランジが前記錠箱と前記本体カバーとの間に挟入して軸線他端側を前記貫通穴から抜脱不能に前記本体カバーより突出させるサムターンキャップと、
を具備するとともに、
前記筺体を扉面に固定する既設ネジを用いて、該筺体の上部と下部とにそれぞれ共締め固定し、該筐体の上下に延設される係止片を有する上下一対のブラケットと、
前記本体カバーの内壁の上面と下面とのそれぞれに形成され、前記各ブラケットの係止片に着脱自在に係止する上下一対の係止爪と、
前記ノブ軸に装着されるワッシャーと、
を具備し、
前記上下ブラケットを前記既設の錠箱の筐体に、既設ネジにて共締め固定したのち、前記サムターンキャップをサムターンに外挿し、前記ノブ軸からノブを取り外した状態で、前記ワッシャーを前記ノブ軸に装着して、前記本体カバーを前記筐体に被着して前記係止爪と係合片とを係止させて取り付け、前記貫通穴から前記サムターンキャップを突出させるとともに前記ノブ軸貫通穴よりノブ軸を突出させて、該ノブ軸に前記ノブを固定して、該ノブと前記デッドボルト以外を覆い、前記サムターンは前記サムターンキャップにて操作可能とすることを特徴とする錠カバー。 A tablet cover for covering the existing lock box attached to the surface of the indoor side of the door,
A thumb turn protrudes from the casing constituting the lock box , and the dead bolt can be advanced and retracted from the side of the casing by rotating the thumb turn , and the knob shaft of the knob is provided therethrough,
It has a box shape with an open rear part, has a through hole in the front, protrudes through the thumb turn from the through hole, has a knob shaft through hole through which the knob shaft passes, and has the dead bolt on the side surface. a body cover which is deposited covering the housing and a notch to expose,
The main body has a circumferential side surface made of a tapered surface centered on the axis, and a fitting hole for fitting to the thumb turn is formed on the back surface so that the thumb turn is not rotatable relative to the thumb turn and is coaxially extrapolated. A flange having a larger outer diameter than the through hole of the cover is formed so as to protrude from the circumferential side surface on one end side of the axis, and the flange is inserted between the lock box and the main body cover to penetrate the other end side of the axis. A thumb turn cap that protrudes from the body cover so that it cannot be removed from the hole;
And having
A pair of upper and lower brackets having locking pieces that are fastened and fixed to the upper and lower portions of the casing, respectively, using an existing screw for fixing the casing to the door surface, and having locking pieces extending up and down the casing;
A pair of upper and lower locking claws formed on each of the upper and lower surfaces of the inner wall of the main body cover and detachably locked to the locking pieces of the brackets;
A washer mounted on the knob shaft;
Comprising
After the upper and lower brackets are fastened and fixed to the casing of the existing lock box with existing screws, the thumb turn cap is extrapolated to the thumb turn, and the knob is removed from the knob shaft, and the washer is moved to the knob shaft. Attach to the housing, attach the body cover to the housing and lock the locking claw and the engagement piece to attach, and project the thumb turn cap from the through hole and from the knob shaft through hole A lock cover characterized in that a knob shaft is protruded, the knob is fixed to the knob shaft, covers the parts other than the knob and the dead bolt, and the thumb turn can be operated by the thumb turn cap .
前記サムターンキャップを前記サムターンから抜脱可能となるように前記筺体と前記本体カバーとの間で軸線方向に可動自在に設け、
かつ前記サムターンキャップを前記サムターンから抜脱する方向に付勢する付勢手段を前記サムターンと前記サムターンキャップとの間に配設し、
前記本体カバーの貫通孔の内面縁部に突片を設け、前記サムターンキャップのフランジに前記突片が嵌合する切欠を形成して、これら突片と切欠とを係脱自在とし、
前記付勢手段によって前記サムターンキャップが前記サムターンに対して抜脱付勢されている際には、前記突片と切欠とが嵌合状態となることを特徴とする錠カバー。The lock cover according to claim 1,
The thumb turn cap is movably provided in the axial direction between the housing and the main body cover so as to be removable from the thumb turn,
And an urging means for urging the thumb turn cap in a direction to be removed from the thumb turn is disposed between the thumb turn and the thumb turn cap .
Protruding pieces are provided on the inner edge of the through hole of the main body cover, forming a notch into which the protruding piece is fitted to the flange of the thumb turn cap, and the protruding piece and the notch can be freely engaged and disengaged.
The lock cover according to claim 1, wherein when the thumb turn cap is pulled out and biased with respect to the thumb turn by the biasing means, the protruding piece and the cutout are in a fitted state .
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