JP4122948B2 - ろ過式集塵器の腐食防止装置 - Google Patents

ろ過式集塵器の腐食防止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4122948B2
JP4122948B2 JP2002346234A JP2002346234A JP4122948B2 JP 4122948 B2 JP4122948 B2 JP 4122948B2 JP 2002346234 A JP2002346234 A JP 2002346234A JP 2002346234 A JP2002346234 A JP 2002346234A JP 4122948 B2 JP4122948 B2 JP 4122948B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hatch cover
inner lid
lid
cover inner
support frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002346234A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004174435A (ja
Inventor
亮 大田
勉 高橋
光男 本杉
佐藤  修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2002346234A priority Critical patent/JP4122948B2/ja
Publication of JP2004174435A publication Critical patent/JP2004174435A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4122948B2 publication Critical patent/JP4122948B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はハッチカバーの内側にハッチカバー内蓋を備えて二重蓋構造としてあるろ過式集塵器に腐食が発生する虞を防止できるようにするろ過式集塵器の腐食防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
サイクロン集塵機では捕集できないようなガスに混じった小さなダストを捕集する装置として、ろ過式集塵器(バグフィルタ)が用いられている。
【0003】
かかるろ過式集塵器は、図3(イ)(ロ)(ハ)にその基本構成の概略を示す如く、上下方向に延びるよう据え付けられたケーシング1内の上部位置に、円形とした多数の濾布取付孔2を縦横に並べて開口させたセルプレート3を気密に取り付け、上記濾布取付孔2に、円筒形状とした細長い袋状の濾布4の上端の開口部を連通するよう取り付け、各濾布4の内側に円筒形状を保持させるためのリテーナ5を上方より挿入配置し、又、上記ケーシング1の下端部には、下端にスクリューコンベヤ6を装備させたホッパ7を連設し、該ホッパ7の下側部にガス入口8を設けると共に、上記セルプレート3よりも上方となるケーシング1上端部の一側壁にガス出口9を設けた構成として、該ガス出口9の下流側に接続した図示しない誘引通風機にて誘引通風を行うことにより、セルプレート3の上方空間に連なる各濾布4の内側の気圧を負圧にして、外側の気圧との差圧を生じさせ、上記ガス入口8からケーシング1内へ導入した燃焼排ガス10を各濾布4を外側から内側へ通過させることによって、上記燃焼排ガス10中のダスト11を各濾布4の外側面に付着させて捕集するようにし、ダスト捕集後の燃焼排ガス10は、上記ガス出口9からクリーンガスとして排出させるようにしてある。
【0004】
上記ろ過式集塵器において、濾布4は、定期的に、あるいは、所期間経過する度に、図示しないエアブロー管を用いて濾布4の上方空間からエアをブローさせて逆洗を行うことにより、濾布4の表面に付着したダスト11を取り除くようにしているが、目詰まりを起こして逆洗できなくなると交換する必要が生じることから、上記ケーシング1は、セルプレート3における各濾布4の取付部に上方からアクセスして濾布4の交換作業を実施できるよう、頂部を開閉可能な構造とする必要がある。
【0005】
このように、ケーシング1の頂部を開閉可能な構造とする場合、建屋内に設置するろ過式集塵器では、ケーシング1の頂部にハッチカバーを着脱自在に設けて一重蓋構造としてあるが、建屋外に設置するろ過式集塵器では、ケーシング1の頂部に着脱自在に設けたハッチカバーの内側に、着脱自在なハッチカバー内蓋を設けてなる二重蓋構造として、雨水が内部へ侵入しないよう対策がとられている(たとえば、非特許文献1参照)。
【0006】
この種のろ過式集塵器における二重蓋構造を構成する場合、従来は、図4及び図5に示す如く、ガス出口9よりも上方となるケーシング1内の上端部位置に、縦横方向に所要本ずつの濾布4の配列に対応する矩形の開口部13を縦横に配列して備えてなる格子状のハッチカバー内蓋支持フレーム12を配置してケーシング1の内壁面に気密に取り付け、該ハッチカバー内蓋支持フレーム12の各開口部13の周縁部上側に、該各開口部13よりも一回り大きい矩形に形成してあるハッチカバー内蓋14の外周縁部を、全周方向に亘るパッキン15を介在させて載置し、更に、上記ハッチカバー内蓋支持フレーム12の上側における各ハッチカバー内蓋14を取り囲む周方向の比較的広いピッチの複数個所に、水平方向に旋回可能なアーム部材16aを備えてなる留め金具16を設けて、上記開口部13を閉塞させるようハッチカバー内蓋支持フレーム12上に載置したハッチカバー内蓋14の上方にて、上記各留め金具16のアーム部材16aをそれぞれ旋回させて、該各アーム部材16aの先端側を、ハッチカバー内蓋14の外周縁部の上方に突出する配置とさせることにより、上記各ハッチカバー内蓋14を留めるようにしてある。
【0007】
更に、ケーシング1の上端に、上記ハッチカバー内蓋14を搬出入できるようハッチカバー内蓋14よりも一回り大きい矩形の開口部18を上記ハッチカバー内蓋支持フレーム12の各開口部13の上方位置に備えてなる格子状のハッチカバー支持フレーム17を設け、該ハッチカバー支持フレーム17の開口部18の周縁部上側に、該各開口部18よりも一回り大きい矩形に形成してなるハッチカバー19の外周縁部を、全周方向に亘るパッキン20を介在させて載置し、且つ上記ハッチカバー支持フレーム17上にて各ハッチカバー19を取り囲む周方向所要間隔個所に立設してある植込みボルト21に、上記ハッチカバー19の上面に係止できるようにした押え金具22を嵌合させた後、該各押え金具22の上方から各植込みボルト21へそれぞれナット23を螺着させて締め付けることにより、上記押え金具22を介してハッチカバー19をハッチカバー支持フレーム17に押し付けて固定するようにしてある。
【0008】
なお、断熱性を得ることができるようにするために、上記ケーシング1の表面には保温板24aを取り付けるようにしてある。又、ハッチカバー19及びハッチカバー支持フレーム17は、いずれも金属板にて所要の厚みを備えた中空構造を形成すると共に、内部に保温材24bを充填してなる構造としてある。
【0009】
ところで、上記ろ過式集塵器により集塵処理を実施する場合、濾布4の耐熱温度が260℃程度であるため、従来は、ろ過式集塵器に導入して集塵処理させる燃焼排ガス10の温度は220〜230℃となるように設定していたが、近年、ダイオキシン類の低減化を図るために、ろ過式集塵器に導入する燃焼排ガス10の温度は年々低下させる傾向にある。しかし、燃焼排ガス10には、塩素含有プラスチックの燃焼等により生じるClを含んだ腐食性ガスが含まれていることがある。このために、最近では、酸露点が130〜140℃であることを考慮して燃焼排ガス10の温度を腐食域に入らない150〜160℃位となるようにしてろ過式集塵器に導入させるようにしている。
【0010】
【非特許文献1】
発明協会公開技報公技番号2001−1826
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の二重蓋構造を備えたろ過式集塵器では、ハッチカバー19がその支持フレーム17に対してボルト・ナット機構によりタイトに取り付けられていて、該ハッチカバー19の取付部よりケーシング1内におけるハッチカバー内蓋上方空間25への外気の流入はほぼ阻止されている一方、ハッチカバー内蓋14は、周方向に比較的広いピッチで配置されている留め金具16のアーム部材16aを外周縁部の上方に配置するのみでハッチカバー内蓋支持フレーム12に留められていて、取り付け方が比較的ルーズとなっているため、ろ過式集塵器にて集塵処理を行うべくガス出口9の下流側に接続してある誘引通風機の運転によりケーシング1内におけるハッチカバー内蓋よりも下方の空間26が負圧に引かれると、上記ハッチカバー内蓋14の取付部を通してハッチカバー内蓋上方空間25のエアがハッチカバー内蓋下方空間26側へ吸引されて、該ハッチカバー内蓋上方空間25の圧力とハッチカバー内蓋下方空間26の圧力が等しくなることがあり、このため処理対象となる燃焼排ガス10の温度変化等に伴ってハッチカバー内蓋下方空間26の圧力が変化すると、燃焼排ガス10が上記ハッチカバー内蓋上方空間25に流入することがある。この場合、上記ハッチカバー内蓋上方空間25は、ガスの流通がないため一旦燃焼排ガス10が流入してしまうと該燃焼排ガス10が滞留し易い構造になっており、更に、燃焼排ガス10が流通するハッチカバー内蓋下方空間26に比して温度が低下し易いことから、上記ハッチカバー内蓋上方空間25に流入した燃焼排ガス10が酸露点以下まで冷却されて結露する虞があり、このような結露が生じた場合には、該ハッチカバー内蓋上方空間25に臨むケーシング1の上端部内側壁やハッチカバー支持フレーム17の内側面、ハッチカバー19の下面、ハッチカバー内蓋14の上面、等の鉄皮に低温腐食が発生する可能性があるというのが実状である。
【0012】
又、ガス出口9がケーシング1の一側壁に設けてあるため、セルプレート3よりも上方の空間においてガス出口9と離隔した領域では、燃焼排ガス10が淀み易いが、この場合、上述したようにハッチカバー内蓋上方空間25は燃焼排ガス10の流通するハッチカバー内蓋下方空間26と比較して温度が低下し易いため、このハッチカバー内蓋上方空間25の温度低下が上記淀んでいる燃焼排ガス10にハッチカバー内蓋14を介し間接的に影響すると、上記淀んだ燃焼排ガス10の温度が酸露点以下に低下してしまう虞があり、この場合、ハッチカバー内蓋14の下面に結露が生じて該ハッチカバー内蓋14の下面に低温腐食が発生する虞があるという問題もある。
【0013】
そこで、本発明は、ハッチカバーとハッチカバー内蓋による二重蓋構造を備えたろ過式集塵器において、ハッチカバー内蓋上方空間に燃焼排ガスが流入する虞を解消できて、該ハッチカバー内蓋上方空間に臨む鉄皮に低温腐食が発生する虞を未然に防止でき、更に、ハッチカバー内蓋の下面における結露を防止できて、該ハッチカバー内蓋の下面に低温腐食が発生する虞を未然に防止できるろ過式集塵器の腐食防止装置を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、ケーシングの頂部にハッチカバーと該ハッチカバーの内側となる下方のハッチカバー内蓋を設けて、該ハッチカバー内蓋は、ケーシング内の上端部に設けてあるハッチカバー内蓋支持フレームに取り付け、上記ハッチカバーは、上記ハッチカバー内蓋支持フレームの上方位置に設けられたハッチカバー支持フレームに取り付けてハッチカバー内蓋の上方に空間を形成してなる二重蓋構造のろ過式集塵器における上記ハッチカバー内蓋の外周縁を、上記ハッチカバー内蓋支持フレームの開口部の周縁部上側に、全周方向に亘るパッキンを介在させて載置すると共に、上記ハッチカバー内蓋支持フレームの上面とハッチカバー内蓋の外周縁部の下面との間でパッキンが押し潰されて該ハッチカバー内蓋支持フレームの上面とハッチカバー内蓋の下面に密着できるように、ハッチカバー内蓋の外周端部における周方向多数個所を、取付ボルトにてパッキンを挟んで上記ハッチカバー内蓋支持フレームに着脱自在に取付け、更に、上記ハッチカバー内蓋の上方空間に臨む所要個所に、該ハッチカバー内蓋上方空間を大気圧に保持しておくため該ハッチカバー内蓋上方空間と外部とを連通させる連通孔を設けてなる構成とする。
【0015】
ろ過式集塵器にて集塵処理を行う際、下流側に接続した誘引通風機にて誘引通風を行うと、ろ過式集塵器内部は負圧にされる。ハッチカバー内蓋は、外周縁部をハッチカバー内蓋支持フレームの開口部の周縁部上側に、全周方向に亘るパッキンを介在させて載置すると共に、パッキンが、上記ハッチカバー内蓋支持フレームの上面とハッチカバー内蓋の外周縁部の下面との間で押し潰されて該ハッチカバー内蓋支持フレームの上面とハッチカバー内蓋の下面に密着できるように、ハッチカバー内蓋の外周端部における周方向の多数個所が、ハッチカバー内蓋支持フレームに取付ボルトにて取り付けられているため、ハッチカバー内蓋上方空間と、ハッチカバー内蓋下方空間は該ハッチカバー内蓋により遮断され、このため、ろ過式集塵器に導入される燃焼排ガスが上記ハッチカバー内蓋上方空間へ流入することが防止される。この際、上記ハッチカバー内蓋上方空間とハッチカバー内蓋下方空間の遮断が完全ではない場合には、ろ過式集塵器の内部が負圧にされることに伴い、上記ハッチカバー内蓋の取付部を通してハッチカバー内蓋上方空間のエアがハッチカバー内蓋下方空間へ吸引されることになるが、上記ハッチカバー内蓋上方空間には、該ハッチカバー内蓋上方空間に臨む所要位置に設けてある外部との連通孔を通して外気が導入され、このためハッチカバー内蓋上方空間は常に大気圧に保たれるようになるため、負圧に引かれているろ過式集塵器内部から上記ハッチカバー内蓋上方空間へ燃焼排ガスが流入する虞は解消される。
【0016】
又、ハッチカバー内蓋の上面を、断熱材で覆うようにした構成とすることにより、ハッチカバー内蓋の保温性を高めることができるため、ハッチカバー内蓋上方空間に外気が導入されたとしても上記ハッチカバー内蓋の温度低下を防止でき、このため該ハッチカバー内蓋の下面側に接する燃焼排ガスの結露を防止できて、該ハッチカバー内蓋の下面に低温腐食が発生する虞を未然に防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0018】
図1(イ)(ロ)及び図2は本発明のろ過式集塵器の腐食防止装置の実施の一形態を示すもので、図3(イ)(ロ)(ハ)乃至図5に示したものと同様の構成としてある二重蓋構造のろ過式集塵器において、ハッチカバー内蓋支持フレーム12における開口部13の周縁部上側に、パッキン15を介しハッチカバー内蓋14の外周縁部を載置すると共に、上記ハッチカバー内蓋支持フレーム12上に設けてある留め金具16のアーム部材16aを、ハッチカバー内蓋14の外周縁部上方へ配置することにより該ハッチカバー内蓋14を留めるようにした構成とすることに代えて、ハッチカバー内蓋支持フレーム12の開口部13の周縁部上側に、ハッチカバー内蓋14の外周縁部を、後述する所要の高さ寸法を備えたパッキン27を全周方向に介在させて載置すると共に、該ハッチカバー内蓋14の上記パッキン27との接触位置よりも外側となる外周端部における周方向多数個所を、上方より貫通させた取付ボルト28にて上記ハッチカバー内蓋支持フレーム12に着脱可能に固定した構成とする。
【0019】
上記パッキン27は、上記取付ボルト28のハッチカバー内蓋支持フレーム12への締め付けに伴い、ハッチカバー内蓋支持フレーム12の上面と、ハッチカバー内蓋14の外周縁部の下面との間で押し潰されて両者によく密着できるような所要の高さ寸法、たとえば、従来用いられているパッキン15の2倍程度の高さ寸法を有するようにしてある。
【0020】
更に、ハッチカバー内蓋上方空間25に外気を導入できるようにするために、該ハッチカバー内蓋上方空間25に臨む所要個所、たとえば、ハッチカバー19の下面におけるパッキン20との接触位置よりも内側となる所要位置と、ハッチカバー19下面における上記パッキン20との接触位置よりも外側となる外周端部所要位置に、保温材24b充填してあるハッチカバー19の内部空間に貫通するよう小孔29,30をそれぞれ穿設して、該小孔29と、ハッチカバー19の内部空間に充填されている保温材24bの空隙部と、小孔30とを介してハッチカバー内蓋上方空間25と外部とを連通させる連通孔が形成できるようにする。
【0021】
更に又、上記ハッチカバー内蓋上方空間25に、上記各小孔29,30とハッチカバー19の内部空間を通して外気31が導入された場合にも、ハッチカバー内蓋14の温度低下を防止できるようにするために、ハッチカバー内蓋14の上側に、該ハッチカバー内蓋14の全面を覆う断熱材として、グラスウールやロックウール製の防熱フトン32を載置して設け、更に、ハッチカバー内蓋支持フレーム12の上側の空間部にも上記と同様の防熱フトン33を設けた構成とする。
【0022】
その他の構成は図3(イ)(ロ)(ハ)乃至図5に示したものと同様であり、同一のものには同一符号が付してある。
【0023】
上記構成としてあるろ過式集塵器において燃焼排ガス10の集塵処理を行うべくガス出口9の下流側に接続してある図示しない誘引通風機により誘引通風を行わせると、従来のろ過式集塵器と同様に、ハッチカバー内蓋14の下方で且つセルプレート3の上方空間が負圧にされ、これにより、ガス入口8からケーシング1内へ燃焼排ガス10が導入されると共に、該導入された燃焼排ガス10が各濾布4を外側から内側へ通過させられ、この際、上記燃焼排ガス10中のダストは各濾布4の外側面に付着されて捕集され、ダスト捕集後の燃焼排ガス10が、上記ガス出口9からクリーンガスとして排出されるようになる。
【0024】
この際、ハッチカバー内蓋14は、その外周端部の多数個所に配した取付ボルト28によりパッキン27を介在させてハッチカバー内蓋支持フレーム12に対してタイトに取り付けられていることから、ハッチカバー内蓋上方空間25とハッチカバー内蓋下方空間26との遮断性が従来に比して高められ、このため上記ハッチカバー内蓋上方空間25と、負圧にされているハッチカバー内蓋下方空間26の圧力が同等になることはなく、ハッチカバー内蓋上方空間25とハッチカバー内蓋下方空間26との間にてエア(もしくはガス)が行き来することは防止される。
【0025】
更に、ハッチカバー内蓋14の取付部におけるハッチカバー内蓋上方空間25とハッチカバー内蓋下方空間26との遮断性が完全ではない場合には、上記ハッチカバー内蓋下方空間26が負圧にされることに伴って、上記ハッチカバー内蓋上方空間25のエアがハッチカバー内蓋下方空間26側へ吸引されることになるが、本発明では、上記ハッチカバー内蓋上方空間25は、ハッチカバー19に設けた小孔29,30と、ハッチカバー19の内部空間を介して外部と連通するようにして大気圧に保持されるようにしてあるため、上記のようにハッチカバー内蓋上方空間25のエアがハッチカバー内蓋下方空間26側へ吸引されたとしても、その吸引されたエアの量に対応する外気31が、小孔29,30とハッチカバー19の内部空間を通してハッチカバー内蓋上方空間25へ流入させられるため、上記ハッチカバー内蓋上方空間25は常に大気圧に保持されることとなり、このため、負圧となっているハッチカバー内蓋下方空間26を流通する燃焼排ガス10が上記ハッチカバー内蓋上方空間25へ流入することは防止される。
【0026】
なお、上記において、小孔29,30はいずれもハッチカバー19の底面に設けてあるため、ろ過式集塵器を建屋外部に設置した場合であっても該各小孔29,30を通して雨水がハッチカバー内蓋上方空間25へ進入することはない。
【0027】
更に又、上記ハッチカバー内蓋14の上側には防熱フトン32を設けて該ハッチカバー内蓋14の保温が図られているため、上記のようにハッチカバー内蓋上方空間25に外気が流入されたとしても、ハッチカバー内蓋14の温度低下は防止され、これにより、ハッチカバー内蓋14の下面側に接する燃焼排ガス10の温度低下が防止されて、ハッチカバー内蓋14の下面における結露が発生する虞は防止される。
【0028】
このように、ハッチカバー内蓋上方空間25に燃焼排ガス10が流入する虞が防止されることから、該ハッチカバー内蓋上方空間25に臨むケーシング1の上端部内側壁やハッチカバー支持フレーム17の内側面、ハッチカバー19の下面、ハッチカバー内蓋14の上面、等の鉄皮に低温腐食が発生する虞を未然に防止できる。
【0029】
更に、ハッチカバー内蓋14の上側を防熱フトン32で覆うことにより、該ハッチカバー内蓋14の温度低下を防止でき、したがって、ハッチカバー内蓋14の下面側に接触する燃焼排ガス10の結露も防止できるため、該ハッチカバー内蓋14の下面に低温腐食が発生する虞も未然に防止することができる。
【0030】
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、上記実施の形態においては、ハッチカバー内蓋上方空間25と外部とを連通させる連通孔を形成させるために、ハッチカバー19の底面におけるパッキン20よりも内側位置と、パッキン20との接触位置よりも外側の外周端部底面にそれぞれ小孔29、30を穿設したものを示したが、外部に露出される側の小孔30は、雨水の進入を防ぐようエアブリーザーを装備すれば、ハッチカバー19の側面や上面に設けてもよいこと、更に、ハッチカバー内蓋上方空間25と外部を連通させて外気をハッチカバー内蓋上方空間に導入できるようにすれば、連通孔は、ケーシング1の上端部における側壁や、ハッチカバー支持フレーム17に設けるようにしてもよく、この場合、連通孔が外部に臨む配置に応じてエアブリーザーを適宜装備すればよいこと、小孔29,30はハッチカバー19ごとに複数設けてもよいこと、ハッチカバー19及びハッチカバー内蓋14をそれぞれ複数装備したろ過式集塵器に適用した場合を示したが、ハッチカバー19やハッチカバー内蓋14が単数のろ過式集塵器にも適用できること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明のろ過式集塵器の腐食防止装置によれば、以下の如き優れた効果を発揮する。
(1) ケーシングの頂部にハッチカバーと該ハッチカバーの内側となる下方のハッチカバー内蓋を設けて、該ハッチカバー内蓋は、ケーシング内の上端部に設けてあるハッチカバー内蓋支持フレームに取り付け、上記ハッチカバーは、上記ハッチカバー内蓋支持フレームの上方位置に設けられたハッチカバー支持フレームに取り付けてハッチカバー内蓋の上方に空間を形成してなる二重蓋構造のろ過式集塵器における上記ハッチカバー内蓋の外周縁を、上記ハッチカバー内蓋支持フレームの開口部の周縁部上側に、全周方向に亘るパッキンを介在させて載置すると共に、上記ハッチカバー内蓋支持フレームの上面とハッチカバー内蓋の外周縁部の下面との間でパッキンが押し潰されて該ハッチカバー内蓋支持フレームの上面とハッチカバー内蓋の下面に密着できるように、ハッチカバー内蓋の外周端部における周方向多数個所を、取付ボルトにてパッキンを挟んで上記ハッチカバー内蓋支持フレームに着脱自在に取付け、更に、上記ハッチカバー内蓋の上方空間に臨む所要個所に、該ハッチカバー内蓋上方空間を大気圧に保持しておくため該ハッチカバー内蓋上方空間と外部とを連通させる連通孔を設けてなる構成としてあるので、ハッチカバー内蓋上方空間とハッチカバー内蓋下方空間との遮断性を高めることができる。又、ハッチカバー内蓋上方空間を常時大気圧に保持できるため、たとえハッチカバー内蓋上方空間とハッチカバー内蓋下方空間との遮断性が完全ではない場合であっても、負圧とされるハッチカバー内蓋下方空間からハッチカバー内蓋上方空間へ燃焼排ガスが流入する虞を防止できる。したがって、ハッチカバー内蓋上方空間にて燃焼排ガスが結露する虞を解消できるため、該ハッチカバー内蓋上方空間に臨む鉄皮に低温腐食が発生する虞を未然に防止できる。
(2) ハッチカバー内蓋の上面を、断熱材で覆うようにした構成とすることにより、ハッチカバー内蓋の保温性を高めることができるため、ハッチカバー内蓋上方空間に外気が導入されたとしても上記ハッチカバー内蓋の温度低下を防止でき、このため該ハッチカバー内蓋の下面側に接する燃焼排ガスの結露を防止できて、該ハッチカバー内蓋の下面に低温腐食が発生する虞を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のろ過式集塵器の腐食防止装置の実施の一形態を示すもので、(イ)は一部切断概略側面図、(ロ)は(イ)のA部の拡大図である。
【図2】図1(イ)のB−B方向矢視図である。
【図3】ろ過式集塵器の基本構成の概略を示すもので、(イ)は一部切断側面図、(ロ)は(イ)の一部の平面図、(ハ)は一つの濾布の拡大図である。
【図4】従来の二重蓋構造のろ過式集塵器の上部構造を示す一部切断側面図である。
【図5】図4のC−C方向矢視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
12 ハッチカバー内蓋支持フレーム
14 ハッチカバー内蓋
19 ハッチカバー
25 ハッチカバー内蓋上方空間
27 パッキン
28 取付ボルト
29,30 小孔(連通孔)
32 防熱フトン(断熱材)

Claims (2)

  1. ケーシングの頂部にハッチカバーと該ハッチカバーの内側となる下方のハッチカバー内蓋を設けて、該ハッチカバー内蓋は、ケーシング内の上端部に設けてあるハッチカバー内蓋支持フレームに取り付け、上記ハッチカバーは、上記ハッチカバー内蓋支持フレームの上方位置に設けられたハッチカバー支持フレームに取り付けてハッチカバー内蓋の上方に空間を形成してなる二重蓋構造のろ過式集塵器における上記ハッチカバー内蓋の外周縁を、上記ハッチカバー内蓋支持フレームの開口部の周縁部上側に、全周方向に亘るパッキンを介在させて載置すると共に、上記ハッチカバー内蓋支持フレームの上面とハッチカバー内蓋の外周縁部の下面との間でパッキンが押し潰されて該ハッチカバー内蓋支持フレームの上面とハッチカバー内蓋の下面に密着できるように、ハッチカバー内蓋の外周端部における周方向多数個所を、取付ボルトにてパッキンを挟んで上記ハッチカバー内蓋支持フレームに着脱自在に取付け、更に、上記ハッチカバー内蓋の上方空間に臨む所要個所に、該ハッチカバー内蓋上方空間を大気圧に保持しておくため該ハッチカバー内蓋上方空間と外部とを連通させる連通孔を設けてなる構成を有することを特徴とするろ過式集塵器の腐食防止装置。
  2. ハッチカバー内蓋上方空間への外気導入によるハッチカバー内蓋の温度降下を防止するよう該ハッチカバー内蓋の上面を、断熱材で覆うようにした請求項1記載のろ過式集塵器の腐食防止装置。
JP2002346234A 2002-11-28 2002-11-28 ろ過式集塵器の腐食防止装置 Expired - Lifetime JP4122948B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002346234A JP4122948B2 (ja) 2002-11-28 2002-11-28 ろ過式集塵器の腐食防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002346234A JP4122948B2 (ja) 2002-11-28 2002-11-28 ろ過式集塵器の腐食防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004174435A JP2004174435A (ja) 2004-06-24
JP4122948B2 true JP4122948B2 (ja) 2008-07-23

Family

ID=32707206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002346234A Expired - Lifetime JP4122948B2 (ja) 2002-11-28 2002-11-28 ろ過式集塵器の腐食防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4122948B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109224667A (zh) * 2018-10-29 2019-01-18 广州碧空环保产品有限公司 一种高温除尘器的顶板结构和防腐方法
CN112704974B (zh) * 2020-12-29 2024-10-01 厦门中创环保科技股份有限公司 一种耐高温除尘滤袋
CN112704975B (zh) * 2020-12-30 2024-10-01 厦门中创环保科技股份有限公司 一种新型耐高温除尘滤袋

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004174435A (ja) 2004-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3504277B2 (ja) スイッチキャビネットの背壁、側壁またはドアとして組み付けるための冷却装置
JP4122948B2 (ja) ろ過式集塵器の腐食防止装置
US7037359B1 (en) Grease containment system
US20200206694A1 (en) Filtered fan apparatus
CN212408912U (zh) 过滤网组件及具有过滤功能的空调系统
CN207648886U (zh) 一种滤油装置和集成灶
CN214536861U (zh) 一种矿化装置及使用所述矿化装置的燃气热水器
CN108548250A (zh) 多功能空气净化器
CN205659534U (zh) 一种卫浴用除臭除湿一体机
KR102517769B1 (ko) 창문 일체형 환기 청정기
CN217313462U (zh) 具有多功能排气系统的生物安全柜
CN217303720U (zh) 一种用于室内供热的烟气换热系统
CN210350430U (zh) 一种无功补偿柜
JPH112445A (ja) 室内空気の換気システム
CA1271187A (en) Raw gas/purified gas heat exchanger
JPH0544424A (ja) エンジンのブリーザ装置
US6315960B1 (en) Apparatus for treating pyrophoric gases and toxic global warming gases
CN207094703U (zh) 一种环保型植物炭油烟废气吸油烟机
CN206881352U (zh) 一种净化器滤袋支架结构
CN206410552U (zh) 冷却塔
CN218221604U (zh) 一种多风向空气净化系统
CN221899149U (zh) 一种防堵塞的便携式二氧化碳浓度检测装置
CN206683167U (zh) 一种新风净化机
CN208282276U (zh) 一种座台式空气净化器
CN219103086U (zh) 油网结构及下吸式吸油烟系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080408

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080421

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4122948

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140516

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term