JP4121394B2

JP4121394B2 - Musical stand support structure for keyboard instruments

Info

Publication number: JP4121394B2
Application number: JP2003051248A
Authority: JP
Inventors: 忠幸石田; 浩二吉田
Original assignee: Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority date: 2003-02-27
Filing date: 2003-02-27
Publication date: 2008-07-23
Anticipated expiration: 2023-02-27
Also published as: JP2004258499A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鍵盤楽器の譜面台受け構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、奏者の好みの位置に譜面台を置いて、鍵盤楽器の演奏を楽しみたいという要求があった。そのようなことから、奏者の演奏位置にあわせて譜面台を移動させることができる鍵盤楽器の譜面立て装置が提供されている。（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
この譜面立て装置は、鍵盤楽器の屋根部の鍵盤側の縁に沿って、譜面台を固定するための桟を設けると共に、譜面台の下端に、譜面台を桟に引っかけるように固定するための嵌合部を設け、その嵌合部を桟に嵌合することにより、桟に沿って譜面台を自由に移動できるようにされている。
【０００４】
【特許文献１】
特開平３−２５９１９４号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この譜面立て装置は、譜面台を自由に移動させることができるものの、屋根部に縁のない鍵盤楽器には適用することができないという問題があった。
【０００６】
また、この譜面立て装置は、屋根部の縁に沿って設けられた桟に、譜面台を引っかけるように固定しているので、場合によっては、屋根部の縁に荷重が集中してしまい、屋根部の縁が変形してしまうことも考えられ、屋根部の縁を強固に形成する必要があった。
【０００７】
また、屋根部の縁に沿って設けられた桟は、奏者の目に留まりやすく目立ってしまい、外観上の見栄えを悪くしていた。
また、この譜面立て装置は、譜面台を固定するための桟等の構成部品が増え、コストが高くなってしまうことが予測される。
【０００８】
そこで本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、屋根部を備える鍵盤楽器において、譜面台を自由に移動させることができる譜面台受け構造を、簡単かつ低コストで、しかも見栄えよく実現できるようにすることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
かかる課題を解決するためになされた請求項１に記載の発明は、鍵盤の後方に屋根部を備える鍵盤楽器において、該屋根部の上に譜面台を保持するための譜面台受け構造であって、前記鍵盤の配列方向に沿って前記屋根部の一端から他端にかけて形成され、前記譜面台の下端縁を挿入可能な溝部と、該溝部よりも鍵盤側の屋根部に該溝部に沿って突設され、前記屋根部の上部から後方に向けて湾曲して前記溝部が見えないように前記溝部を隠す突出部と、からなり、前記溝部に、下端縁よりも上部が前記溝部及び前記突出部の形状に沿って鍵盤楽器の後方に向けて屈曲した形状とされた譜面台の下端縁を挿入することにより、前記屋根部に前記譜面台を載置できるようにしたことを特徴としている。
【００１０】
請求項１に記載の譜面台受け構造は、屋根部の上に形成されるので、屋根部に縁のない鍵盤楽器であっても適用することができる。また、譜面台の荷重を屋根部の上で受け止めるので、屋根部の特定の部分に荷重が集中することがなく、屋根部が変形してしまうこともない。
【００１１】
また、請求項１に記載の譜面台受け構造において、溝部は、譜面台の下端縁を挿入する構造になっているので、譜面台を保持するための他の部品が不要でありコストが掛からない。
一方、突出部は、溝部よりも鍵盤側の屋根部に溝部に沿って突出しているので、奏者の視線から溝部を隠し、溝部を目立たなくしている。したがって、溝部の外観上の見栄えを向上させることができる。
また、屋根部の上部から後方に向けて湾曲していれば、溝部に覆い被さるので、溝部をより目立たなくし、溝部の外観上の見栄えをより向上させることができる。また、突出部は、溝部に異物や埃を入り込み難くする。
【００１２】
請求項１に記載の譜面台受け構造において、溝部と突出部は、様様な方法で形成することができる。例えば、木製の屋根部を備える鍵盤楽器の場合は、切削加工によって溝部を屋根部に形成し、突出部は、木製の棒材を貼着してもよい。金属の場合は、プレス加工によって、屋根部と一体に形成してもよい。また、樹脂の場合は、射出成型も考えられる。
【００１３】
さらに、金属や樹脂等の場合は、溝部と突出部を、請求項２に記載のように、押し出し成型によって、屋根部と一体に形成してもよい。押し出し成型の型は、構造が簡単であり、製造工程も単純であるため、コストが掛からない。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図１は、本発明を適用した電子楽器の構成を示す斜視図である。図２（Ａ）は、図１Ａ−Ａ部分の電子楽器の断面図である。図２（Ｂ）は、図２（Ａ）Ｂ部分の拡大断面図である。
【００１５】
電子楽器本体１は、電子楽器本体１の上部前方に横並びに整列配置された複数の鍵からなる鍵盤４と、鍵盤４の後方に設けられ、電子楽器本体１の後背部を構成する屋根部２と、鍵盤４の両端に配置された一対の拍子木５（一端のみ図示）と、鍵盤４の前端下方に設けられ、電子楽器本体１の前部を構成する口棒６と、電子楽器本体１の底部を構成する底板７と、底板７の両端に垂直に固定された一対の腕木３（一端のみ図示）とを備えている。
【００１６】
電子楽器本体１の後背部を構成する屋根部２の上部には、溝部８と突出部９が形成されている。
その溝部８は、譜面１１を係止する譜面台１０の下端縁が挿し込まれ、譜面台１０を保持している。
【００１７】
さらに、屋根部２の上部表面には、溝部８の鍵盤４側に鍵盤４に沿って、音色の調整や、演奏の録音、再生等の操作入力を奏者が行うためのコントロールパネル１２が配置されている。
そのコントロールパネル１２の裏側、屋根部２の内裏面には、コントロールパネル１２からの操作入力に対し音色の調整や、演奏の録音、再生等を行うための制御機能が集約されたプリント基板１５が内蔵されている。さらに、屋根部２の内裏面には、鍵盤４の配列方向に屋根部２の一端から他端にかけて、プリント基板１５を保持固定するための固定部１３と、固定部１３を挟んで差込部１４、１４ａが形成されている。
【００１８】
そして、プリント基板１５は、その側端を差込部１４、１４ａに差し込み保持され、固定部１３にスクリュー１６で保持固定されている。
屋根部２の上部に形成されている溝部８は、鍵盤４の配列方向に沿って屋根部２の一端から他端にかけて形成されている。その溝部８は、上部を開口した矩形断面からなる均一幅の溝状に形成されている。
【００１９】
また、溝部８は、差込部１４ａが一体に形成され、プリント基板１５の保持固定を協働している。
一方、突出部９は、溝部８よりも鍵盤４側の屋根部２に溝部８に沿って突出し、屋根部２の上部から後方へ向かって湾曲した均一幅の壁状に形成されている。
【００２０】
本実施形態において、屋根部２に形成されている固定部１３と差込部１４、１４ａ、および、溝部８と突出部９は、アルミ材の押し出し成型によって、屋根部２と一体に形成されている。
本実施形態によれば、溝部８は、譜面台１０の下端縁を挿入する構造になっているので、譜面台１０を保持するための部品が不要でありコストが掛からない。また、屋根部を備える鍵盤楽器であれば容易に適用することができる。
【００２１】
また、溝部８は、均一幅の溝状に形成されているので、溝部８の如何なる位置でも譜面台１０を保持することができる。したがって、奏者は、好みの位置に譜面台１０を置いて演奏を楽しむことができる。
また、溝部８は、幅の広い大型の譜面台を使用しても、屋根部２の上部でその荷重を受け止め、保持することができるので、剛性が不足することがない。また、複数の譜面台１０を横に並べて使用することもできる。したがって、奏者は、連弾を楽しむこともできる。
【００２２】
一方、突出部９は、溝部８よりも鍵盤４側の屋根部２に溝部８に沿って突出し、屋根部２の上部から後方に向かって湾曲した壁状に形成されているので、奏者の視線から溝部８を覆い隠し、溝部８を目立たなくしている。したがって、溝部８の外観上の見栄えを向上させることができる。また、突出部９は、溝部８に異物や埃を入り込み難くしている。
【００２３】
屋根部２に形成されている固定部１３と差込部１４、１４ａ、および、溝部８と突出部９は、押し出し成型の型に造型することにより、屋根部２と一体に、容易に形成することができる。また、押し出し成型の型は、構造が簡単であり、製造工程も単純であるため、コストが掛からない。
【００２４】
その他、例えば、同様の溝部を形成しておけば、異なる機種の鍵盤楽器であっても、同様の譜面台を使用することができるので、譜面台を共通化することも可能である。
本発明の実施形態は、上述の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
【００２５】
上述の実施形態において、溝部８は、上部を開口した矩形断面からなり押し出し方向に均一幅で形成されているが、必ずしも矩形断面に限られるものではない。例えば、Ｕ字断面、あるいは、Ｖ字断面、または、傾斜した矩形断面、湾曲した断面等でもよく、譜面台１０を保持する機能を果たすことが可能であればよい。
【００２６】
また、屋根部２に形成されている固定部１３と差込部１４、１４ａ、および、溝部８と突出部９は、アルミ材の押し出し成型によって形成されているが、必ずしも押し出し成型に限られるものではなく、同様の形状を成形可能な加工方法であればよい。例えば、切削加工あるいはプレス加工、射出成型等でもよい。また、その材料はアルミ材に限られるものではなく、その機能を満足できる材料であればよい。例えば、合成樹脂材料等であってもよい。
【００２７】
また、本実施形態では、溝部８の上部から譜面台１０の下端縁を挿入できるように構成したため溝部８の内壁面と譜面台１０との間に比較的広い隙間が生じたが（図２参照）、溝部８の両端側から譜面台１０をスライドさせて挿入するように構成すれば、図３に示すように、溝部８の内壁面と譜面台１０との間の隙間を狭くすることができる。この結果、簡単かつ低コストで、しかも見栄えよくできると共に、譜面台１０の安定性を向上させることができる。
【００２８】
さらに、上述の実施形態は、電子楽器に適用した例であるが、適当であれば、本発明は、他の鍵盤楽器にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を適用した電子楽器の構成を示す斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ部分を示す断面図（Ａ）、および断面図（Ａ）のＢ部分を示す拡大図（Ｂ）である。
【図３】図２に示す譜面台の変形例を示す説明図である。
【符号の説明】
１…電子楽器本体、２…屋根部、３…腕木、４…鍵盤、５…拍子木、６…口棒、７…底板、８…溝部、９…突出部、１０…譜面台、１１…譜面、１２…コントロールパネル、１３…固定部、１４、１４ａ…差込部、１５…プリント基板、１６…スクリュー。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a music stand support structure for a keyboard instrument.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, there has been a demand to enjoy playing a musical instrument by placing a music stand at a favorite position of the player. For this reason, there is provided a musical score stand device for a keyboard instrument that can move the music stand in accordance with the performance position of the player. (For example, refer to Patent Document 1).
[0003]
This music stand device is provided with a crosspiece for fixing the music stand along the edge of the keyboard side of the roof of the keyboard instrument, and for fixing the music stand at the lower end of the music stand so as to be hooked on the crosspiece. By providing a fitting portion and fitting the fitting portion to the crosspiece, the music stand can be freely moved along the crosspiece.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-3-259194
[Problems to be solved by the invention]
However, although this music stand device can move the music stand freely, there is a problem that it cannot be applied to a keyboard instrument having no edge on the roof.
[0006]
In addition, since this music stand device is fixed so that the music stand is hooked on a rail provided along the edge of the roof part, in some cases, the load concentrates on the edge of the roof part, and the roof The edge of the part may be deformed, and it is necessary to form the edge of the roof part firmly.
[0007]
In addition, the crosspieces provided along the edge of the roof are conspicuous and easily noticed by the player, and the appearance is poor.
In addition, this music stand device is expected to increase the cost due to an increase in the number of components such as bars for fixing the music stand.
[0008]
Therefore, the present invention has been made to solve the above-described problems, and in a keyboard instrument having a roof, a music stand receiving structure that can freely move the music stand is simple and low-cost, and The goal is to make it look nice.
[0009]
[Means for Solving the Problems and Effects of the Invention]
The invention according to claim 1, which has been made to solve such a problem, is a music stand receiving structure for holding a music stand on a roof musical instrument in a keyboard instrument having a roof behind the keyboard. A groove portion formed from one end to the other end of the roof portion along the keyboard arrangement direction, and projecting along the groove portion into the roof portion closer to the keyboard than the groove portion. And a projecting portion that curves backward from the upper portion of the roof portion and hides the groove portion so that the groove portion cannot be seen, and the upper portion of the groove portion is lower than the lower end edge. The music stand can be placed on the roof portion by inserting a lower edge of the music stand that is bent toward the rear of the keyboard instrument along the shape of the keyboard .
[0010]
Since the music stand receiving structure according to the first aspect is formed on the roof portion, it can be applied even to a keyboard instrument having no edge on the roof portion. Moreover, since the load of a music stand is received on a roof part, a load does not concentrate on the specific part of a roof part, and a roof part does not deform | transform.
[0011]
Further, in the music stand receiving structure according to claim 1, since the groove portion has a structure for inserting the lower end edge of the music stand, other parts for holding the music stand are unnecessary, and cost is not incurred. .
On the other hand, since the protruding portion protrudes along the groove portion on the roof side closer to the keyboard than the groove portion, the groove portion is hidden from the player's line of sight so that the groove portion is inconspicuous. Therefore, the appearance on the appearance of the groove can be improved.
Moreover, since it will cover over a groove part if it curves toward the back from the upper part of a roof part, a groove part becomes less conspicuous and the appearance on the external appearance of a groove part can be improved more. Further, the protruding portion makes it difficult for foreign matter and dust to enter the groove portion.
[0012]
In the music stand receiving structure according to claim 1, the groove portion and the protruding portion can be formed by various methods. For example, in the case of a keyboard instrument having a wooden roof portion, a groove portion may be formed in the roof portion by cutting, and a wooden bar may be attached to the protruding portion. In the case of metal, it may be formed integrally with the roof portion by pressing. In the case of resin, injection molding is also conceivable.
[0013]
Further, in the case of metal, resin, or the like, the groove portion and the protruding portion may be formed integrally with the roof portion by extrusion molding as described in claim 2. The extrusion mold has a simple structure and a simple manufacturing process, so that no cost is required .
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of an electronic musical instrument to which the present invention is applied. FIG. 2A is a cross-sectional view of the electronic musical instrument of FIG. 1A-A. FIG. 2B is an enlarged cross-sectional view of a portion B in FIG.
[0015]
The electronic musical instrument main body 1 includes a keyboard 4 composed of a plurality of keys arranged side by side in front of the upper portion of the electronic musical instrument main body 1, and a roof 2 that is provided behind the keyboard 4 and constitutes the back of the electronic musical instrument main body 1. A pair of time signatures 5 (only one end is shown) disposed at both ends of the keyboard 4, a mouth bar 6 provided below the front end of the keyboard 4 and constituting the front portion of the electronic musical instrument main body 1, and the electronic musical instrument main body 1 A bottom plate 7 constituting the bottom portion and a pair of arms 3 (only one end is shown) fixed vertically to both ends of the bottom plate 7 are provided.
[0016]
A groove portion 8 and a protruding portion 9 are formed on the upper portion of the roof portion 2 constituting the rear portion of the electronic musical instrument main body 1.
The lower end edge of the music stand 10 that locks the music score 11 is inserted into the groove 8, and the music stand 10 is held.
[0017]
Further, on the upper surface of the roof portion 2, a control panel 12 is arranged on the keyboard 4 side of the groove portion 8 along the keyboard 4 for the player to perform operation inputs such as tone adjustment, performance recording and playback. ing.
On the back side of the control panel 12 and on the inner and rear sides of the roof portion 2 are printed circuit boards 15 on which control functions for performing tone adjustment, performance recording, reproduction, and the like in response to operation inputs from the control panel 12 are integrated. Built in. Further, on the inner and rear surfaces of the roof portion 2, a fixing portion 13 for holding and fixing the printed circuit board 15 from one end to the other end of the roof portion 2 in the arrangement direction of the keyboard 4, and an insertion portion sandwiching the fixing portion 13 14 and 14a are formed.
[0018]
The printed circuit board 15 is inserted and held at its side ends into the insertion portions 14 and 14 a and held and fixed to the fixing portion 13 with screws 16.
The groove portion 8 formed in the upper portion of the roof portion 2 is formed from one end to the other end of the roof portion 2 along the arrangement direction of the keyboard 4. The groove portion 8 is formed in a groove shape having a uniform width having a rectangular cross section with an upper opening.
[0019]
Further, the insertion portion 14 a is formed integrally with the groove portion 8, and cooperates with holding and fixing the printed circuit board 15.
On the other hand, the protrusion 9 protrudes along the groove 8 on the roof 2 closer to the keyboard 4 than the groove 8 and is formed into a wall having a uniform width that curves backward from the top of the roof 2.
[0020]
In this embodiment, the fixed part 13 and the insertion parts 14 and 14a formed in the roof part 2 and the groove part 8 and the protruding part 9 are integrally formed with the roof part 2 by extrusion molding of an aluminum material. Yes.
According to the present embodiment, the groove portion 8 has a structure in which the lower end edge of the music stand 10 is inserted. Therefore, a part for holding the music stand 10 is not required and costs are not increased. Further, any keyboard instrument having a roof portion can be easily applied.
[0021]
Further, since the groove portion 8 is formed in a groove shape having a uniform width, the music stand 10 can be held at any position of the groove portion 8. Therefore, the player can enjoy the performance by placing the music stand 10 at a desired position.
Moreover, since the groove part 8 can receive and hold | maintain the load in the upper part of the roof part 2, even if it uses a large-sized large music stand, rigidity does not run short. A plurality of music stands 10 can also be used side by side. Therefore, the player can also enjoy a series of bullets.
[0022]
On the other hand, the protruding portion 9 protrudes along the groove portion 8 into the roof portion 2 closer to the keyboard 4 than the groove portion 8 and is formed in a wall shape curved rearward from the upper portion of the roof portion 2. The groove 8 is covered and hidden so that the groove 8 is not conspicuous. Therefore, the appearance of the groove portion 8 can be improved. Further, the protruding portion 9 makes it difficult for foreign matter and dust to enter the groove portion 8.
[0023]
The fixed portion 13 and the insertion portions 14 and 14a formed in the roof portion 2 and the groove portion 8 and the protruding portion 9 are easily formed integrally with the roof portion 2 by molding into an extrusion mold. be able to. In addition, the extrusion mold has a simple structure and a simple manufacturing process, so that no cost is required.
[0024]
In addition, for example, if a similar groove portion is formed, the same music stand can be used even for different types of keyboard instruments, so that the music stand can be shared.
Needless to say, the embodiments of the present invention are not limited to the above-described embodiments, and various forms can be adopted as long as they belong to the technical scope of the present invention.
[0025]
In the above-described embodiment, the groove portion 8 has a rectangular cross section with an upper opening and is formed with a uniform width in the extrusion direction, but is not necessarily limited to a rectangular cross section. For example, a U-shaped cross section, a V-shaped cross section, an inclined rectangular cross section, a curved cross section, or the like may be used as long as the function of holding the music stand 10 can be achieved.
[0026]
Moreover, although the fixing | fixed part 13 and the insertion parts 14 and 14a currently formed in the roof part 2, and the groove part 8 and the protrusion part 9 are formed by extrusion molding of the aluminum material, it is necessarily restricted to extrusion molding Instead, any processing method capable of forming a similar shape may be used. For example, cutting or pressing, injection molding, or the like may be used. In addition, the material is not limited to the aluminum material, and any material that can satisfy the function may be used. For example, a synthetic resin material may be used.
[0027]
Moreover, in this embodiment, since it comprised so that the lower end edge of the music stand 10 could be inserted from the upper part of the groove part 8, the comparatively wide clearance gap produced between the inner wall surface of the groove part 8 and the music stand 10 (refer FIG. 2). 3) If the music stand 10 is slid and inserted from both ends of the groove portion 8, the gap between the inner wall surface of the groove portion 8 and the music stand 10 can be narrowed as shown in FIG. . As a result, it is easy and low-cost and can be improved in appearance, and the stability of the music stand 10 can be improved.
[0028]
Furthermore, although the above-described embodiment is an example applied to an electronic musical instrument, the present invention can be applied to other keyboard musical instruments as appropriate.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of an electronic musical instrument to which the present invention is applied.
2 is a cross-sectional view (A) showing the AA portion of FIG. 1 and an enlarged view (B) showing a B portion of the cross-sectional view (A). FIG.
FIG. 3 is an explanatory view showing a modification of the music stand shown in FIG. 2;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Electronic musical instrument main body, 2 ... Roof part, 3 ... Arm, 4 ... Keyboard, 5 ... Time signature, 6 ... Mouth stick, 7 ... Bottom plate, 8 ... Groove part, 9 ... Projection part, 10 ... Music stand, 11 ... Musical score, DESCRIPTION OF SYMBOLS 12 ... Control panel, 13 ... Fixed part, 14, 14a ... Insertion part, 15 ... Printed circuit board, 16 ... Screw.

Claims

In a keyboard instrument having a roof portion behind the keyboard, a music stand receiving structure for holding a music stand on the roof portion,
A groove portion that is formed from one end of the roof portion to the other end along the arrangement direction of the keyboard, and into which the lower end edge of the music stand can be inserted,
A projecting portion that protrudes along the groove portion on the keyboard side of the roof portion from the groove portion, and that curves from the top of the roof portion to the rear to hide the groove portion so that the groove portion cannot be seen;
And inserting the lower edge of the music stand into the groove part, the upper part of which is bent toward the rear of the keyboard instrument along the shape of the groove part and the protruding part. A music stand support structure for a keyboard instrument, characterized in that the music stand can be placed on the section.

In the music stand support structure for a keyboard instrument according to claim 1,
The music stand support structure for a keyboard instrument, wherein the groove and the protrusion are formed integrally with the roof by extrusion molding.