JP4118121B2

JP4118121B2 - Line test system

Info

Publication number: JP4118121B2
Application number: JP2002313637A
Authority: JP
Inventors: 晃橋本; 秀忠田中; 康幸佐次川; 亮子田村
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 2002-10-29
Filing date: 2002-10-29
Publication date: 2008-07-16
Anticipated expiration: 2022-10-29
Also published as: JP2004153355A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は回線試験システムに関し、特に緊急通報回線の試験を行う回線試験システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
消防・警察に緊急を知らせるための緊急通報（１１９番、１１０番）は、緊急事態が発生した場合に、救援のための連絡用に利用する通話で、一般回線の呼に優先して接続される。
【０００３】
緊急呼は、消防センタ／警察本部内の交換システム内で、専用線である緊急通報回線で受付台（指令台）まで結ばれている。この緊急通報回線に障害が発生すると、緊急呼を受け付けることができなくなるため、緊急通報回線は、常に正常に動作することが求められている。したがって、緊急通報回線への試験は頻繁に行う必要があり、信頼性及び試験効率の高い試験システムの構築が強く要望されている。
【０００４】
従来、緊急通報回線の試験システムとしては、自動試験制御装置と回線試験装置とを設けて、試験対象の回線に試験呼を送出して自動試験を行うシステムが提案されている（例えば、特許文献１）。
【０００５】
【特許文献１】
特開平１０−１２６４９９号公報（段落番号〔００１３〕〜〔００１５〕，第１図）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来技術（特開平１０−１２６４９９号公報）では、試験回線に対し閉塞処理を行って、迂回回線を設けていないので、試験中は実際の緊急通報を受信することができないおそれがあるといった問題があった。また、受付台の手前に位置する主配電盤（ＭＤＦ：Main Distributing Frame）までの試験であり、ＭＤＦから受付台までの試験が行われていないといった問題があった。
【０００７】
一方、従来の緊急通報回線の試験システムでは、以下のような問題点がある。
（１）緊急通報回線の試験は、現状は手動で行われており、試験中は保守者を常時配置する必要がある。保守者による手動試験では、誤操作による再試験や回線切断をしてしまう可能性も考えられ、信頼性を欠くおそれがある。
（２）回線試験を行っている場合でも、通常運用と変わらない着信（緊急呼）は入るので、保守者は、試験呼なのか緊急呼なのか判別できず、呼が着信する度に保守者に緊張が走り、実運用への負担を大きくする。
（３）従来の試験システムを導入しようとすると、交換機処理に変更を加えることになり（プログラムファイル変更など）、導入作業時に交換機などを停止しなければならず、作業中は緊急呼を受け付けることができない。
（４）障害内容を含む試験結果は、試験を実施した保守者が、システム管理者に連絡している。従来では、試験結果は人手を介してシステム管理者に通知されるため、万が一障害が発生していた場合には、障害復旧まで時間を要してしまう。
【０００８】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、緊急通報回線の試験を自動化し、試験品質及び信頼性の向上を図った回線試験システムを提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図１に示すような、緊急通報回線の試験を行う回線試験システム１において、受付台１０−１に配置され、保守者とのユーザインタフェース制御を行って、試験の起動を行う試験管理装置１０と、緊急通報回線を収容する緊急通報回線トランク２０と、試験実行中に着信があった場合の実質の緊急呼を受信して、受付台１０−１と接続する迂回用回線トランク２０ａと、試験実行時には、収容される前の緊急通報回線を切り替えて、緊急呼を迂回用回線トランク２０ａへ、かつ試験呼を緊急通報回線トランク２０へ接続する回線切替トランク３０と、回線切替トランク３０に対して、回線切替を指示して試験制御を行う試験制御トランク４０と、試験管理装置１０と、緊急通報回線トランク２０、迂回用回線トランク２０ａおよび試験制御トランク４０と、の間に設置された交換機６０と、を有し、試験の開始時、試験管理装置１０は、試験回線を指定するための試験回線情報を試験制御トランク４０へ送信し、試験制御トランク４０は、試験回線情報の解読を行い、試験回線を認識して、回線切替信号を回線切替トランク３０へ送信し、回線切替トランク３０は、回線切替信号を受信すると、緊急呼を迂回用回線トランク２０ａへ、かつ選択された試験回線を通じて試験呼を試験対象の緊急通報回線トランク２０へ接続するように回線を切り替えて、着信・応答試験へ移行し、着信・応答試験の実行時、試験制御トランク４０は、擬似発呼者となって、試験管理装置１０へ着信設定を行って、試験制御トランク４０、回線切替トランク３０、緊急通報回線トランク２０、交換機６０および試験管理装置１０を通るルートに第１のパスが確立し、試験管理装置１０は、着信を認識した場合は、鳴動を行わずに応答して、試験管理装置１０、交換機６０および試験制御トランク４０を通るルートに第２のパスが確立して、試験制御トランク４０から試験管理装置１０への通話試験である第１の通話確認試験へ移行し、試験制御トランク４０は、着信応答が検出できない場合には、失敗通知を試験管理装置１０へ送信し、第１の通話確認試験の実行時、試験制御トランク４０は、第１の試験呼を第１のパスへ送出し、第２のパスから戻ってきた第１の試験呼を受信して、第１の試験呼の受信の正常性を判断し、正常受信した場合は呼び返し試験へ移行し、正常受信できなかった場合には、失敗通知を試験管理装置１０へ送信し、呼び返し試験の実行時、試験制御トランク４０は、第１の試験呼を正常受信すると、オンフック設定を行い、試験管理装置１０は、オンフックを検出すると呼び返しを行い、試験制御トランク４０は、一定時間内に呼び返しを検出できるか否かを判断し、一定時間内に呼び返しを検出できた場合は通話設定を行って、試験管理装置１０から試験制御トランク４０への通話試験である第２の通話確認試験へ移行し、一定時間内に呼び返しを検出できなかった場合には、失敗通知を試験管理装置１０へ送信し、第２の通話確認試験の実行時、試験管理装置１０は、通話設定が行われたことを確認すると、第２の試験呼を第１のパスへ送出し、試験制御トランク４０は、第２の試験呼を受信して、第２の試験呼の受信の正常性を判断し、正常受信した場合は迂回回線監視・回線切替へ移行し、正常受信できなかった場合には、失敗通知を試験管理装置１０へ送信し、迂回回線監視・回線切替の実行時、試験制御トランク４０は、迂回用回線トランク２０ａの回線状態を監視し、回線空きを確認した場合は、回線切替信号を回線切替トランク３０へ送信して、緊急通報回線を試験実行前の回線状態に切り替える、ことを特徴とする回線試験システム１が提供される。
【００１０】
ここで、試験の開始時、試験管理装置１０は、試験回線を指定するための試験回線情報を試験制御トランク４０へ送信し、試験制御トランク４０は、試験回線情報の解読を行い、試験回線を認識して、回線切替信号を回線切替トランク３０へ送信し、回線切替トランク３０は、回線切替信号を受信すると、緊急呼を迂回用回線トランク２０ａへ、かつ選択された試験回線を通じて試験呼を試験対象の緊急通報回線トランク２０へ接続するように回線を切り替えて、着信・応答試験へ移行し、着信・応答試験の実行時、試験制御トランク４０は、擬似発呼者となって、試験管理装置１０へ着信設定を行って、試験制御トランク４０、回線切替トランク３０、緊急通報回線トランク２０、交換機６０および試験管理装置１０を通るルートに第１のパスが確立し、試験管理装置１０は、着信を認識した場合は、鳴動を行わずに応答して、試験管理装置１０、交換機６０および試験制御トランク４０を通るルートに第２のパスが確立して、試験制御トランク４０から試験管理装置１０への通話試験である第１の通話確認試験へ移行し、試験制御トランク４０は、着信応答が検出できない場合には、失敗通知を試験管理装置１０へ送信し、第１の通話確認試験の実行時、試験制御トランク４０は、第１の試験呼を第１のパスへ送出し、第２のパスから戻ってきた第１の試験呼を受信して、第１の試験呼の受信の正常性を判断し、正常受信した場合は呼び返し試験へ移行し、正常受信できなかった場合には、失敗通知を試験管理装置１０へ送信し、呼び返し試験の実行時、試験制御トランク４０は、第１の試験呼を正常受信すると、オンフック設定を行い、試験管理装置１０は、オンフックを検出すると呼び返しを行い、試験制御トランク４０は、一定時間内に呼び返しを検出できるか否かを判断し、一定時間内に呼び返しを検出できた場合は通話設定を行って、試験管理装置１０から試験制御トランク４０への通話試験である第２の通話確認試験へ移行し、一定時間内に呼び返しを検出できなかった場合には、失敗通知を試験管理装置１０へ送信し、第２の通話確認試験の実行時、試験管理装置１０は、通話設定が行われたことを確認すると、第２の試験呼を第１のパスへ送出し、試験制御トランク４０は、第２の試験呼を受信して、第２の試験呼の受信の正常性を判断し、正常受信した場合は迂回回線監視・回線切替へ移行し、正常受信できなかった場合には、失敗通知を試験管理装置１０へ送信し、迂回回線監視・回線切替の実行時、試験制御トランク４０は、迂回用回線トランク２０ａの回線状態を監視し、回線空きを確認した場合は、回線切替信号を回線切替トランク３０へ送信して、緊急通報回線を試験実行前の回線状態に切り替える。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図１は回線試験システムの原理図である。回線試験システム１は、警察・消防へ緊急通報を知らせる回線である緊急通報回線に対して試験を行うシステムであり、警察・消防の受付台を収容する施設内に設置される。
【００１２】
受付台１０−１、１０−２は、保守者が緊急呼を受け付けるための操作卓であり、受付台１０−１には試験管理装置１０が設置されている。試験管理装置１０は、保守者に対して、回線試験（緊急通報回線試験）のためのユーザインタフェース制御を行い、また、試験対象である回線（試験回線）を指定するための試験回線情報を送出する。
【００１３】
さらに、受付台１０−１、１０−２は、ＬＡＮ９で接続され、ＩＰ網とＬＡＮ９とをつなぐルータ９０が接続されている。これにより、試験管理装置１０が保持している回線試験結果は、外部のシステム管理者へ通知することができる。
【００１４】
台制御トランク５０−１、５０−２それぞれは、受付台１０−１、１０−２と交換機６０を接続する中継装置である。なお、トランクとは一般に、交換機や外線などの接続を行う中継装置のことを意味する。
【００１５】
交換機６０は、施設内に設置されたＰＢＸ（Private Branch Exchange）である。緊急通報回線トランク２０は、交換機６０と回線切替トランク３０とを接続する中継装置であり、緊急通報回線を収容する。
【００１６】
迂回用回線トランク２０ａは、交換機６０と回線切替トランク３０とを接続する中継装置であり、試験実行中であっても、本来の緊急呼を受信できるように、迂回させた緊急通報回線を収容する（回線を閉塞せずに試験を実行するため）。また、試験実行中に送信された実質の緊急呼は、図では受付台１０―２へ転送される。なお、迂回用回線トランク２０ａは、緊急通報回線トランク２０と実際には同一機能のトランクである。
【００１７】
ＯＤ（Outband Dialing）トランク７０は、交換機６０と試験制御トランク４０とを接続する中継装置であり、試験管理装置１０と試験制御トランク４０との間でやりとりされる信号の仲介制御を行う。
【００１８】
回線切替トランク３０は、試験制御トランク４０からの回線切替信号を受けて、試験中に着信があった緊急呼を迂回用回線トランク２０ａへ、かつ選択した試験回線を通じて試験呼を試験対象の緊急通報回線トランク２０へ接続するように回線を切り替える。また、試験終了後は、元の回線接続に復旧させる。
【００１９】
試験制御トランク４０は、試験管理装置１０から送られた試験回線情報の解読を行い試験回線を認識する。そして、その試験回線の使用状態を監視し、回線が空きの場合は、試験中の回線閉塞を回避するための（回線閉塞の回避とは、回線試験の実行中であっても、緊急呼を受け付けられるようにするということ）、上述の回線切替信号を回線切替トランク３０へ送出して試験制御を行う。
【００２０】
回線終端装置２は、公衆網からの回線を終端する。ＭＤＦ（Main Distributing Frame）８０は、終端された回線ケーブルを整理するための配線分配装置である。また、ＭＤＦ８０から引き出された緊急通報回線は、回線切替トランク３０に接続する。
【００２１】
次に動作概要について図１、図２を用いて説明する。図２は動作概要を示すフローチャートである。なお、ここでの動作としては、試験制御トランク４０から試験管理装置１０へ向かう通話の通話確認試験を行う場合を例にして説明する。
〔Ｓ１〕保守者（試験実施者）は、受付台１０−１の試験開始キーを押下する。人的操作はこの１回のみとなる。すると、受付台１０−１は、試験管理装置１０に対し試験モードを設定し、試験管理装置１０は、試験制御トランク４０へ向けて、試験回線情報を出力する。
【００２２】
試験回線情報は、トランクＮＯ．+トランク内回線ＮＯ．+回線種別からなる。トランクＮＯ．とは、試験したい緊急通報回線トランクのナンバである。トランク内回線ＮＯ．とは、その緊急通報回線トランク内の試験したい回線のナンバである。回線種別とは、その回線の種別を示すものである（具体的には、警察Ａ．Ｃ．、消防Ａ．Ｃ．、消防Ｄ．Ｃ．の３種類がある）。
【００２３】
また、試験管理装置１０では、試験回線情報のこれらの内容が、試験制御トランク４０で判別可能なようにＰＢ（Push Button）信号にて送出する。ＰＢ信号は数字「０〜９」、記号「＊、＃」、英字「Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ」の種類があるので、これらをトランクＮＯ．、トランク内回線ＮＯ．、回線種別に対してあらかじめ割り当てておいて送出する（話中音や呼出音などの可聴音を用いてもよい）。
〔Ｓ２〕試験制御トランク４０は、試験回線情報を受信して解読すると、Ｂルートにて試験回線の回線状態監視を開始する。ここでは、回線の空きを確認したとする（試験回線が使用中の場合は、試験制御トランク４０は、Ａルートにて、試験管理装置１０に対し、試験中止、次回線の指示要求などを送出する。
〔Ｓ３〕試験制御トランク４０は、回線空きを確認すると、回線切替トランク３０に対し、回線切替信号をＢルートにて送出する。
〔Ｓ４〕回線切替トランク３０は、自トランク内の回線に対し、ａ−ｂルートをａ−ｃルートに切り替え、そしてｄ−ｂルートを設定する（緊急呼はａ−ｃルートにて迂回され、迂回用回線トランク２０ａにより通常運用される）。
〔Ｓ５〕試験制御トランク４０は、擬似発呼者となり、緊急通報回線に着信設定を行って回線の接続を行う。
〔Ｓ６〕試験管理装置１０は、自動応答し（この場合、受付台１０−１の着信鳴動は行わない）、試験制御トランク４０−回線切替トランク３０−緊急通報回線トランク２０−交換機６０−台制御トランク５０−１−試験管理装置１０間のパスを確立する。
〔Ｓ７〕試験制御トランク４０は、試験管理装置１０からの応答を検出すると、ステップＳ６で確立したパスに対してＣルートから、試験呼（例えば、ＰＢ信号の「Ａ」）を試験管理装置１０へ送出する。
〔Ｓ８〕試験管理装置１０は、試験呼を受信すると、ステップＳ６で確立したパスに対して、応答試験呼（例えば、ＰＢ信号の「Ｂ」）を試験制御トランク４０へ向けて送出する（試験管理装置１０は、試験呼の正常受信ができない場合は、Ａルートにて失敗通知を試験制御トランク４０へ送信）。
〔Ｓ９〕試験制御トランク４０は、応答試験呼を受信して、試験呼が試験管理装置１０で正常受信されたことを認識する。ここで、指定回線に対する試験を終える場合は、試験制御トランク４０は、回線切替トランク３０のａ−ｃルートを監視して空きを確認すると、元のルート（ａ−ｂルート）に回線を切り替えるための回線切替信号を、回線切替トランク３０へ送出して、回線切替トランク３０は試験前の回線状態に復旧させる。そして、試験制御トランク４０は、試験管理装置１０に対し、試験終了通知を行う。
〔Ｓ１０〕試験管理装置１０は、試験結果を保持し、ＬＡＮ９、ルータ９０を介して試験結果をＩＰ網へ送出し、外部のシステム管理者へ試験結果を報告する。
【００２４】
次に試験管理装置１０、回線切替トランク３０、試験制御トランク４０の内部構成について説明する。図３は試験管理装置１０の構成を示す図である。試験管理装置１０は、ユーザインタフェース制御部１１、試験呼送受信部１２、着信応答制御部１３、試験結果通知部１４から構成される。
【００２５】
ユーザインタフェース制御部１１は、保守者とのユーザインタフェース制御を行う。試験呼送受信部１２は、試験回線を指定するための試験回線情報を受信側で判別可能な信号で送出し、かつ回線試験時の試験呼の送受信を行う。
【００２６】
着信応答制御部１３は、試験回線番号と台制御トランク５０−１より送出される回線番号とを比較し、着信回線を試験回線と認識した場合には、着信鳴動を行わずに自動応答を行う。また、対向がオンフックを行った場合はオンフック検出を行う。試験結果通知部１４は、試験結果を保持し、ネットワークを通じて外部へ通知する。
【００２７】
図４は回線切替トランク３０の構成を示す図である。回線切替トランク３０は、回線選択部３１、回線切替部３２から構成される。回線選択部３１は、試験制御トランク４０からの指示により、試験回線を選択する。回線切替部３２は、回線切替信号を受けると、スイッチＳＷ１、ＳＷ２を操作して、試験中の実質の緊急呼を迂回用回線トランク２０ａへ、試験制御トランク４０からの試験呼を、試験対象の緊急通報回線トランク２０へ接続するように回線を切り替える。
【００２８】
図５は試験制御トランク４０の構成を示す図である。試験制御トランク４０は、試験制御部４１、試験呼送受信部４２、回線インタフェース部４３から構成される。また、試験制御部４１は、試験設定部４１ａ、試験回線選択部４１ｂ、起動／応答制御部４１ｃ、回線状態監視部４１ｄ、試験判定部４１ｅを含み、試験呼送受信部４２は、ＰＢ送信部４２ａ、ＰＢ受信部４２ｂを含む。
【００２９】
試験設定部４１ａは、回線試験の設定を行う。試験回線選択部４１ｂは、試験回線情報を解読し、回線切替信号を出力し、試験回線を選択する。起動／応答制御部４１ｃは、試験の起動／応答の制御を行う。回線状態監視部４１ｄは、選択した試験回線の状態を監視する。試験判定部４１ｅは、試験が正常か否かを判定する。
【００３０】
ＰＢ送信部４２ａは、試験呼としてＰＢ信号を送信する。ＰＢ受信部４２ｂは、試験回線情報としてのＰＢ信号、または試験呼としてのＰＢ信号を受信する。回線インタフェース部４３は、試験回線とのインタフェース制御を行う。
【００３１】
次に上述の構成要素における詳細な動作について説明する。試験動作としては、試験開始→試験回線状態監視→回線切替→着信・応答試験→通話確認試験１（試験制御トランク４０から試験管理装置１０への通話確認試験）→呼び返し（逆信）試験→通話確認試験２（試験管理装置１０から試験制御トランク４０への通話確認試験）→迂回用回線監視・回線切替→試験終了、の流れで説明する。なお、以降では、装置の構成については上述したので構成説明は省略し、試験動作を中心に説明する。
【００３２】
まず、試験開始の動作について説明する。図６は試験開始の動作を説明するための図である。
〔Ｓ２１〕試験管理装置１０の試験キーが押下されると、このキー押下を受けて、ＯＤトランク７０は、試験制御トランク４０に対し起動を行う。具体的にはＤＬ（対局起動線）をＯＮにする。
〔Ｓ２２〕試験管理装置１０の試験呼送受信部１２は、ＯＤトランク７０を介して試験制御トランク４０に対し、試験回線情報(トランクＮＯ．＋トランク内回線ＮＯ．＋回線種別)をＰＢ信号で送信する。試験回線情報は、ＰＢ受信部４２ｂを介して試験回線選択部４１ｂに到達する。
【００３３】
なお、ＯＤトランク７０の端子ＴＡ／ＴＢとは、２線の上り通話線の送信端子を意味し、試験制御トランク４０の端子ＲＡ／ＲＢは、２線の上り通話線の受信端子を意味する。
〔Ｓ２３〕試験制御トランク４０は、ＰＢ信号を受信すると、起動／応答制御部４１ｃにより、応答をＯＤトランク７０へ返す。具体的にはＲＧ２（着信検出線）をＯＮする。
【００３４】
次に試験回線状態監視の動作について説明する。図７は試験回線状態監視の動作を説明するための図である。
〔Ｓ３１〕試験制御トランク４０の試験回線選択部４１ｂは、受信した試験回線情報を解読し、該当の試験回線を回線切替トランク３０の回線選択部３１に通知する。
〔Ｓ３２〕回線選択部３１は、緊急通報回線トランク２０より引き込んだＢＬ（回線使用中情報）から、試験回線の該当ＢＬを試験制御トランク４０へ送出する。なお、緊急通報回線トランク２０は、収容している緊急通報回線それぞれに対応するＢＬを出力しており、このＢＬの値にもとづき、対応する緊急通報回線が使用中か否かが判断できる。
〔Ｓ３３〕試験制御トランク４０の回線状態監視部４１ｄは、試験回線のＢＬを受信し、回線の状態を把握する。回線の空きを確認した場合は次ステップ（図８で示す動作）へ進む。
〔Ｓ３３ａ〕回線が使用中の場合は、起動／応答制御部４１ｃは、ＯＤトランク７０へ応答信号のＲＧ２をＯＦＦし、試験管理装置１０に対し回線使用中を通知し、次回線の指示待機状態とする。
【００３５】
次に回線切替の動作について説明する。図８は回線切替の動作を説明するための図である。
〔Ｓ４１〕回線空き情報を検出した試験制御トランク４０では、試験回線選択部４１ｂにより、回線切替トランク３０に対し回線切替信号を送出する。
〔Ｓ４２〕回線切替トランク３０の回線切替部３２は、ａ−ｂルートをａ−ｃルートに切り替え、そしてｄ−ｂルートを生成するように、スイッチＳＷ１、ＳＷ２を制御する。この切替により、試験呼が流れるルートはルートｒ１となり、試験中の緊急呼が流れるルートはルートｒ２となって、試験中の緊急呼は、迂回用回線トランク２０ａで確保されるようになる。
【００３６】
次に着信・応答試験の動作について説明する。図９は着信・応答試験の動作を説明するための図である。
〔Ｓ５１〕試験制御トランク４０は擬似発呼者となり、試験設定部４１ａは、試験管理装置１０に回線インタフェース部４３を介して着信設定を行い、試験着信制御を行う。
〔Ｓ５２〕試験管理装置１０の着信応答制御部１３は、台制御トランク５０−１から送出される着信回線番号と、試験管理装置１０が持つ試験回線番号との比較を行う。試験回線であると判断した場合は、着信鳴動を行わずに自動応答を行う。このように、試験中は試験呼に対する着信鳴動は行わないので、保守者に対して、不要な緊張感を与えることをなくすことができる。
〔Ｓ５３〕試験設定部４１ａは、回線インタフェース部４３を介して、応答を検出し、試験制御トランク４０−回線切替トランク３０−緊急通報回線トランク２０−交換機６０−台制御トランク５０−１−試験管理装置１０間のパス（ルートｒ１）が確立する。
〔Ｓ５３ａ〕試験制御トランク４０が着信設定を行ってから、一定時間内に応答が検出できない場合は、起動／応答制御部４１ｃは、ＯＤトランク７０へ応答信号のＲＧ２をＯＦＦし、試験管理装置１０に対し失敗通知を送信し、次回線の指示待機状態とする。
〔Ｓ５４〕試験管理装置１０の着信応答制御部１３は、着信応答にてＯＤトランク７０を介しての折り返しルートを設定する。
【００３７】
次に通話確認試験１（試験制御トランク４０から試験呼を送出して、試験管理装置１０で受信できるか否かの通話確認試験）の動作について説明する。図１０は通話確認試験の動作を説明するための図である。
〔Ｓ６１〕試験制御トランク４０は応答検出後、試験設定部４１ａからの指示により、ＰＢ送信部４２ａは、試験呼としてＰＢ信号「＃」を送出する。ＰＢ信号は、ステップＳ５３、Ｓ５４で確立されたルートを通り、試験制御トランク４０のＰＢ受信部４２ｂを介して試験判定部４１ｅで受信される。
〔Ｓ６２〕試験判定部４１ｅは、ＰＢ信号「＃」を受信すると、通話の正常性を確認する。
〔Ｓ６２ａ〕ＰＢ信号が正常に受信できない場合、または一定時間内に受信ができない場合は、試験制御トランク４０の起動／応答制御部４１ｃは、ＯＤトランク７０へ応答信号のＲＧ２をＯＦＦし、試験管理装置１０に対し失敗通知を送信し、次回線の指示待機状態とする。
【００３８】
次に呼び返し（逆信）試験の動作について説明する。図１１は呼び返し試験の動作を説明するための図である。“呼び返し”とは、電話通信において、いったん通信先を呼び出して、相手側からの発信を求めることであり、例えば、警察・消防への呼び返しでは、通報の際に通話が途切れた場合でも、警察・消防から発呼相手に発信を行うことができる。
〔Ｓ７１〕試験制御トランク４０は、折り返して送信されたＰＢ信号「＃」を正常受信すると、試験設定部４１ａはオンフック設定を行い、通報者が回線を切断した状態にする。
〔Ｓ７２〕試験管理装置１０の着信応答制御部１３は、オンフックを検出すると、呼び返しを行う。
〔Ｓ７３〕試験判定部４１ｅは、呼び返しを検出する。呼び返しを正常に検出すると、試験設定部４１ａは、回線インタフェース部４３に対して通話設定を行う（後述する通話確認試験２を行うため）。
〔Ｓ７３ａ〕一定時間内に呼び返しが検出できない場合は、起動／応答制御部４１ｃは、ＯＤトランク７０へ応答信号のＲＧ２をＯＦＦし、試験管理装置１０に対し失敗通知を送信し、次回線の指示待機状態とする。
【００３９】
次に通話確認試験２（試験管理装置１０から試験呼を送出して、試験制御トランク４０で受信できるか否かの通話確認試験）の動作について説明する。図１２は通話確認試験の動作を説明するための図である。
〔Ｓ８１〕回線インタフェース部４３の通話設定が行われたことを試験管理装置１０が確認すると、試験管理装置１０内の試験呼送受信部１２は、ＰＢ信号「＊」をステップＳ５３で確立したパスに送出する。
〔Ｓ８２〕試験制御トランク４０の試験判定部４１ｅは、ＰＢ受信部４２ｂを介してＰＢ信号「＊」を受信すると、通話の正常性を確認する。
〔Ｓ８２ａ〕一定時間内にＰＢ信号が受信ができない場合は、起動／応答制御部４１ｃは、ＯＤトランク７０へ応答信号のＲＧ２をＯＦＦし、試験管理装置１０に対し失敗通知を送信し、次回線の指示待機状態とする。
【００４０】
次に迂回回線監視・回線切替の動作について説明する。図１３は迂回回線監視・回線切替の動作を説明するための図である。なお、ここでの“回線切替”とは、回線切替トランク３０内のａ−ｂルートの状態を、元のａ−ｃルートの回線状態へ戻す切替のことを指している。
〔Ｓ９１〕ＰＢ信号「＊」を受信した試験制御トランク４０は、回線状態監視部４１ｄにおいて、緊急通報回線の迂回先の迂回用回線トランク２０ａのＢＬを受信して回線状態を監視する。回線使用中の場合は空きが確認されるまで監視を続ける。
〔Ｓ９２〕回線空きが確認された場合、試験回線選択部４１ｂは、回線切替信号を送出する。
〔Ｓ９３〕回線切替トランク３０の回線切替部３２は、緊急通報回線を元の状態に切り替えて、緊急通報回線トランク２０は通常の運用となる。
【００４１】
次に試験終了の動作について説明する。図１４は試験終了の動作を説明するための図である。
〔Ｓ１０１〕試験管理装置１０は、ＯＤトランク７０の起動信号ＤＬをＯＦＦする。
〔Ｓ１０２〕回線状態監視部４１ｄは、回線切替トランク３０での回線切替が終了したことを認識する。
〔Ｓ１０３〕起動／応答制御部４１ｃは、ステップＳ１０１のＯＤトランク７０のＤＬのＯＦＦを受信すると、ＯＤトランク７０へ応答信号のＲＧ２をＯＦＦし、試験終了を試験管理装置１０に通知する。
【００４２】
以上のようなシーケンスを全回線について行い、試験管理装置１０は、ユーザインタフェース制御部１１により、試験結果の管理表示を行う。また、保守者は、試験管理装置１０の試験終了表示を見て結果を閲覧し、試験失敗回線について再試験を実施する。なお、再試験でも失敗した場合は、該当の回線には障害が発生しているものとみなして、試験管理装置１０の試験結果通知部１４からルータ９０を介してＩＰ網を経由し、システム管理者へ連絡を行う。
【００４３】
次にシーケンス図を用いて動作について説明する。図１５、図１６は動作シーケンスを示す図である。
〔Ｓ２０１〕試験管理装置１０は、試験開始、試験回線設定、ＯＤトランク７０の接続などの制御を行う。
〔Ｓ２０２〕ＯＤトランク７０から試験制御トランク４０に対し、ＤＬがＯＮされ、試験制御トランク４０からＯＤトランク７０に対し、ＲＧ２がＯＮされる。
〔Ｓ２０３〕試験制御トランク４０は、回線切替トランク３０を通じて試験回線の監視を行う。
〔Ｓ２０４〕試験回線が使用中の場合は、試験制御トランク４０は、ＲＧ２をＯＦＦにする。
〔Ｓ２０５〕試験回線が空いている場合、試験制御トランク４０は、回線切替トランク３０へ回線切替信号を送出し、回線切替トランク３０は回線を切り替える。
〔Ｓ２０６〕試験制御トランク４０は着信設定を行い応答を検出する。
〔Ｓ２０７〕応答が検出できない場合は、試験制御トランク４０は、ＲＧ２をＯＦＦにする。
〔Ｓ２０８〕試験制御トランク４０は、試験ＰＢを緊急通報回線トランク２０へ向けて送出する。
〔Ｓ２０９〕試験制御トランク４０は、台制御トランク５０−１を介し、ＰＢを受信する。
〔Ｓ２１０〕ＰＢを受信できない場合は、試験制御トランク４０は、ＲＧ２をＯＦＦにする。
〔Ｓ２１１〕試験制御トランク４０は、オンフック設定を行う。
〔Ｓ２１２〕試験管理装置１０から緊急通報回線トランク２０を介し、呼び返しが行われる。
〔Ｓ２１３〕呼び返しが検出できない場合は、試験制御トランク４０は、ＲＧ２をＯＦＦにする。
〔Ｓ２１４〕台制御トランク５０−１を介し、試験ＰＢが試験制御トランク４０へ送られ、試験制御トランク４０は試験ＰＢを受信する。
〔Ｓ２１５〕ＰＢを受信できない場合は、試験制御トランク４０は、ＲＧ２をＯＦＦにする。
〔Ｓ２１６〕ＯＤトランク７０から試験制御トランク４０に対し、ＤＬがＯＦＦされると、試験制御トランク４０は、迂回回線を監視し、空きの場合は、回線切替トランク３０に対し回線復旧指示を行う。回線復旧すると、回線切替トランク３０は、回線切替完了を通知する。
〔Ｓ２１７〕試験制御トランク４０は、ＲＧ２をＯＦＦにし、対象の回線の試験を終了する。そして、次回線の試験開始となる。
【００４４】
以上説明したように、本発明によれば、回線試験を自動化としたことにより、保守者は長時間拘束されることもなく、誤操作もなくなるので効率的な試験を行うことが可能になる。また、試験呼の自動応答機能を設けて、試験呼の着信音は鳴動させないようにしたので、保守者への負担を軽減することができる。
【００４５】
さらに、迂回回線を設けたことにより、試験時の緊急通報回線は確実に確保することができる。また、試験呼や試験回線情報に対して、ＰＢ信号を使用することにしたので、試験管理装置やトランク側でどのような信号かを認識でき、交換機のファイル変更などが不要となる。
【００４６】
また、試験内容の通知に対し、システム管理者への連絡も自動化したので、障害内容、障害の部位、システム状況などが速やかにシステム管理者に通知され、障害復旧時間の大幅な短縮が可能になる。
【００４７】
なお、上記では、本発明の適用例として、警察・消防の緊急通報回線の試験システムとして説明したが、警察・消防に限らず、その他の特殊回線の試験を行う際にも、本発明を適用することが可能である。
【００４８】
（付記１）緊急通報回線の試験を行う回線試験システムにおいて、
受付台に配置され、保守者とのユーザインタフェース制御を行い、試験回線を指定するための試験回線情報を送出する試験管理装置と、
試験実行中に着信があった実質の緊急呼を受信して受付台と接続する迂回用回線トランクと、
回線切替信号を受けて、緊急呼を前記迂回用回線トランクへ、かつ選択した試験回線を通じて試験呼を試験対象の緊急通報回線トランクへ接続するように回線を切り替える回線切替トランクと、
前記試験回線情報の解読を行い試験回線を認識して、試験回線の使用状態を監視し、回線が空きの場合は、試験中の回線閉塞を回避するための前記回線切替信号を送出して、試験制御を行う試験制御トランクと、
を有することを特徴とする回線試験システム。
【００４９】
（付記２）前記試験管理装置は、前記試験回線情報の内容が、受信側で判別可能な信号で送出することを特徴とする付記１記載の回線試験システム。
（付記３）前記試験管理装置及び前記試験制御トランクは、試験呼を送出する場合、試験呼である旨が受信側で判別可能な信号で送出することを特徴とする付記１記載の回線試験システム。
【００５０】
（付記４）前記試験制御トランクは、緊急通報回線トランクに着信設定を行って回線を接続し、前記試験管理装置は、自動応答して緊急通報回線のパスを確立することで、着信・応答試験を実行することを特徴とする付記１記載の回線試験システム。
【００５１】
（付記５）前記試験管理装置は、試験回線番号と台制御トランクより送出される回線番号とを比較し、着信回線を試験回線と認識した場合には、着信鳴動を行わずに自動応答することを特徴とする付記４記載の回線試験システム。
【００５２】
（付記６）前記試験制御トランクは、試験回線を通じて、試験呼を前記試験管理装置へ送出し、前記試験管理装置は、試験回線を通じて、試験呼を前記試験制御トランクへ送出することで通話確認試験を行うことを特徴とする付記４記載の回線試験システム。
【００５３】
（付記７）前記試験制御トランクは、試験呼の受信後、オンフック設定を行って回線を切断し、前記試験管理装置は、オンフックを検出することで、呼び返し試験を行うことを特徴とする付記６記載の回線試験システム。
【００５４】
（付記８）前記試験管理装置は、試験結果をネットワークを通じて外部へ通知することを特徴とする付記１記載の回線試験システム。
（付記９）緊急通報回線の試験を行う試験管理装置において、
保守者とのユーザインタフェース制御を行うユーザインタフェース制御部と、
試験回線を指定するための試験回線情報を受信側で判別可能な信号で送出し、かつ試験呼の送受信を行う試験呼送受信部と、
試験回線番号と台制御トランクより送出される回線番号とを比較し、着信回線を試験回線と認識した場合には、着信鳴動を行わずに自動応答を行い、かつ対向がオンフックを行った場合はオンフック検出を行う着信応答制御部と、
試験結果を保持し、ネットワークを通じて外部へ通知する試験結果通知部と、を有することを特徴とする試験管理装置。
【００５５】
（付記１０）回線切替を行う回線切替トランクにおいて、
試験回線を選択する回線選択部と、
回線切替信号を受けて、実質の緊急呼を迂回用回線トランクへ、かつ選択した試験回線を通じて試験呼を試験対象の緊急通報回線トランクへ接続するように回線を切り替える回線切替部と、
を有することを特徴とする回線切替トランク。
【００５６】
（付記１１）緊急通報回線の試験を行う試験制御トランクにおいて、
試験回線情報の解読を行い試験回線を認識して、試験回線の使用状態を監視し、回線が空きの場合は、試験中の回線閉塞を回避するための回線切替信号を送出し、試験呼による着信設定、オンフック設定を行う試験制御部と、
試験呼の送受信を行う試験呼送受信部と、
試験回線とのインタフェース制御を行う回線インタフェース部と、
を有することを特徴とする試験制御トランク。
【００５７】
（付記１２）緊急通報回線の試験を行う緊急通報回線試験方法において、
受付台から試験対象の回線を指定するための試験回線情報を受信側で判別可能な信号で送出し、
試験制御トランクは、前記試験回線情報の解読を行い試験回線を認識して、試験回線の使用状態を監視し、回線が空きの場合は、試験中の回線閉塞を回避するための回線切替信号を送出し、
回線切替トランクは、回線切替信号にもとづいて、実質の緊急呼を迂回用回線トランクへ、かつ選択した試験回線を通じて試験呼を試験対象の緊急通報回線トランクへ接続するように回線を切り替え、
試験制御トランクは、回線切替後に試験制御を行うことを特徴とする緊急通報回線試験方法。
【００５８】
（付記１３）前記試験管理装置は、前記試験回線情報の内容が、受信側で判別可能な信号で送出することを特徴とする付記１２記載の緊急通報回線試験方法。
【００５９】
（付記１４）前記試験管理装置及び前記試験制御トランクは、試験呼を送出する場合、試験呼である旨が受信側で判別可能な信号で送出することを特徴とする付記１２記載の緊急通報回線試験方法。
【００６０】
（付記１５）前記試験制御トランクは、緊急通報回線トランクに着信設定を行って回線を接続し、前記受付台は、自動応答して緊急通報回線のパスを確立することで、着信・応答試験を実行することを特徴とする付記１２記載の緊急通報回線試験方法。
【００６１】
（付記１６）前記受付台は、試験回線番号と台制御トランクより送出される回線番号とを比較し、着信回線を試験回線と認識した場合には、着信鳴動を行わずに自動応答することを特徴とする付記１５記載の緊急通報回線試験方法。
【００６２】
（付記１７）前記試験制御トランクは、試験回線を通じて、試験呼を前記試験管理装置へ送出し、前記受付台は、試験回線を通じて、試験呼を前記試験制御トランクへ送出することで通話確認試験を行うことを特徴とする付記１５記載の緊急通報回線試験方法。
【００６３】
（付記１８）前記試験制御トランクは、試験呼の受信後、オンフック設定を行って回線を切断し、前記試験管理装置は、オンフックを検出することで、呼び返し試験を行うことを特徴とする付記１７記載の緊急通報回線試験方法。
【００６４】
（付記１９）前記試験管理装置は、試験結果をネットワークを通じて外部へ通知することを特徴とする付記１２記載の緊急通報回線試験方法。
【００６５】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の回線試験システムは、着信・応答試験、第１の通話確認試験（試験制御トランクから試験管理装置への通話試験）、呼び返し試験、第２の通話確認試験（試験管理装置から試験制御トランクへの通話試験）といった各試験および元の回線状態に戻すための迂回回線監視・回線切替が、自動的に連続して行われる試験シーケンスを有しているため、緊急通報回線の効率的な自動化試験を行うことができ、試験効率及び利便性を向上させて、緊急通報回線の信頼性の向上を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】回線試験システムの原理図である。
【図２】動作概要を示すフローチャートである。
【図３】試験管理装置の構成を示す図である。
【図４】回線切替トランクの構成を示す図である。
【図５】試験制御トランクの構成を示す図である。
【図６】試験開始の動作を説明するための図である。
【図７】試験回線状態監視の動作を説明するための図である。
【図８】回線切替の動作を説明するための図である。
【図９】着信・応答試験の動作を説明するための図である。
【図１０】通話確認試験の動作を説明するための図である。
【図１１】呼び返し試験の動作を説明するための図である。
【図１２】通話確認試験の動作を説明するための図である。
【図１３】迂回回線監視・回線切替の動作を説明するための図である。
【図１４】試験終了の動作を説明するための図である。
【図１５】動作シーケンスを示す図である。
【図１６】動作シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
１回線試験システム
２回線終端装置
１０−１、１０−２受付台
１０試験管理装置
２０緊急通報回線トランク
２０ａ迂回用回線トランク
３０回線切替トランク
４０試験制御トランク
５０−１、５０−２台制御トランク
６０交換機
７０ＯＤトランク
８０ＭＤＦ
９０ルータ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a line test system, and more particularly to a line test system for testing an emergency call line.
[0002]
[Prior art]
Emergency calls (119 and 110) to inform the fire and police of an emergency are calls that are used for communication for relief in the event of an emergency, and are connected in preference to calls on general lines. The
[0003]
The emergency call is connected to the reception desk (command board) through the emergency call line which is a dedicated line within the exchange system in the fire center / police headquarters. When a failure occurs in the emergency call line, an emergency call cannot be accepted. Therefore, the emergency call line is always required to operate normally. Therefore, it is necessary to frequently test the emergency call line, and there is a strong demand for the construction of a test system with high reliability and test efficiency.
[0004]
Conventionally, as an emergency call line test system, a system has been proposed in which an automatic test control device and a line test device are provided, and a test call is sent to a line to be tested to perform an automatic test (for example, Patent Literature 1).
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-126499 (paragraph numbers [0013] to [0015], FIG. 1)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional technique as described above (Japanese Patent Laid-Open No. 10-126499), since the test line is blocked and no detour line is provided, an actual emergency call cannot be received during the test. There was a problem of fear. In addition, there was a problem that the test from the MDF to the reception board was not performed because it was a test up to the main distribution board (MDF) located in front of the reception board.
[0007]
On the other hand, the conventional emergency call line test system has the following problems.
(1) Currently, the emergency call line test is performed manually, and it is necessary to always arrange a maintenance person during the test. In a manual test by a maintenance person, there is a possibility that a retest due to an erroneous operation or a line disconnection may occur, and there is a risk of lack of reliability.
(2) Even when a line test is being performed, incoming calls (emergency calls) that are not different from normal operation are received, so the maintenance person cannot determine whether the call is a test call or an emergency call. As a result, tension increases, increasing the burden on actual operations.
(3) When a conventional test system is to be introduced, the exchange processing is changed (program file change, etc.), the exchange must be stopped during the installation work, and emergency calls are accepted during the work. I can't.
(4) The test results including the contents of the fault are communicated to the system administrator by the maintenance person who has conducted the test. Conventionally, since the test result is notified to the system administrator manually, if a failure occurs, it takes time to recover from the failure.
[0008]
The present invention has been made in view of these points, and an object of the present invention is to provide a line test system that automates an emergency call line test and improves test quality and reliability.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
  In the present invention, in order to solve the above-described problem, in the line test system 1 for testing the emergency call line as shown in FIG. 1, it is disposed on the reception board 10-1 and performs user interface control with the maintenance person.Start the testA test management device 10;An emergency call line trunk 20 accommodating the emergency call line;There was an incoming call while the test was runningsituationalReceiving a real emergency call,Reception stand 10-1A detour line trunk 20a connected toWhen running a test,Switch the emergency call line before being contained,Emergency call to bypass line trunk 20aTrialTrial callTightConnect to the emergency call trunk 20TimesLine switching trunk 30;Instruct the line switching trunk 30 to switch the line.A test control trunk 40 for performing test control;An exchange 60 installed between the test management apparatus 10, the emergency call line trunk 20, the detour line trunk 20a, and the test control trunk 40;HaveAt the start of the test, the test management apparatus 10 transmits test line information for designating a test line to the test control trunk 40. The test control trunk 40 decodes the test line information and recognizes the test line. The line switching signal is transmitted to the line switching trunk 30. When the line switching trunk 30 receives the line switching signal, the emergency call is sent to the detour line trunk 20a and the test call is sent through the selected test line. The line is switched so as to connect to the reporting line trunk 20, and the process proceeds to the incoming / response test. When the incoming / response test is executed, the test control trunk 40 becomes a pseudo caller and receives the incoming call to the test management apparatus 10. The first path is established on the route passing through the test control trunk 40, the line switching trunk 30, the emergency call line trunk 20, the exchange 60, and the test management apparatus 10 by performing the setting. When the test management apparatus 10 recognizes the incoming call, the test management apparatus 10 responds without ringing, and a second path is established in the route passing through the test management apparatus 10, the exchange 60, and the test control trunk 40, and the test management apparatus 10 performs the test. When the test control trunk 40 shifts to the first call confirmation test which is a call test from the control trunk 40 to the test management apparatus 10 and the incoming call response cannot be detected, the test control trunk 40 transmits a failure notification to the test management apparatus 10. During execution of the first call confirmation test, the test control trunk 40 sends the first test call to the first path, receives the first test call returned from the second path, and receives the first test call. The normality of the reception of the test call is determined, and if the normal call is received, the process returns to the call back test. The test control trunk 40 is the first When the test call is normally received, the on-hook setting is performed. When the test management apparatus 10 detects the on-hook, the test management device 10 returns the call. The test control trunk 40 determines whether the call can be detected within a predetermined time. If the call back is detected within the time, the call is set and the process proceeds to the second call confirmation test, which is a call test from the test management device 10 to the test control trunk 40, and the call back is detected within a certain time. If not, a failure notification is transmitted to the test management apparatus 10, and when the second call confirmation test is executed, the test management apparatus 10 confirms that the call setting has been performed, And the test control trunk 40 receives the second test call, determines the normality of the reception of the second test call, and when it is received normally, the detour line monitoring / line switching is performed. Can be received normally If not, a failure notification is sent to the test management apparatus 10, and the test control trunk 40 monitors the line status of the detour line trunk 20a and confirms that the line is empty when performing detour line monitoring and line switching. In this case, a line switching signal is transmitted to the line switching trunk 30 to switch the emergency call line to the line state before the test execution.A circuit test system 1 is provided.
[0010]
  here,At the start of the test, the test management apparatus 10 transmits test line information for designating a test line to the test control trunk 40. The test control trunk 40 decodes the test line information and recognizes the test line. The line switching signal is transmitted to the line switching trunk 30. When the line switching trunk 30 receives the line switching signal, the emergency call is sent to the detour line trunk 20a and the test call is sent through the selected test line. The line is switched so as to connect to the reporting line trunk 20, and the process proceeds to the incoming / response test. When the incoming / response test is executed, the test control trunk 40 becomes a pseudo caller and receives the incoming call to the test management apparatus 10. The first path is established on the route passing through the test control trunk 40, the line switching trunk 30, the emergency call line trunk 20, the exchange 60, and the test management apparatus 10 by performing the setting. When the test management apparatus 10 recognizes the incoming call, the test management apparatus 10 responds without ringing, and a second path is established in the route passing through the test management apparatus 10, the exchange 60, and the test control trunk 40, and the test management apparatus 10 performs the test. When the test control trunk 40 shifts to the first call confirmation test which is a call test from the control trunk 40 to the test management apparatus 10 and the incoming call response cannot be detected, the test control trunk 40 transmits a failure notification to the test management apparatus 10. During execution of the first call confirmation test, the test control trunk 40 sends the first test call to the first path, receives the first test call returned from the second path, and receives the first test call. The normality of the reception of the test call is determined, and if the normal call is received, the process returns to the call back test. The test control trunk 40 is the first When the test call is normally received, the on-hook setting is performed. When the test management apparatus 10 detects the on-hook, the test management device 10 returns the call. The test control trunk 40 determines whether the call can be detected within a predetermined time. If the call back is detected within the time, the call is set and the process proceeds to the second call confirmation test, which is a call test from the test management device 10 to the test control trunk 40, and the call back is detected within a certain time. If not, a failure notification is transmitted to the test management apparatus 10, and when the second call confirmation test is executed, the test management apparatus 10 confirms that the call setting has been performed, And the test control trunk 40 receives the second test call, determines the normality of the reception of the second test call, and when it is received normally, the detour line monitoring / line switching is performed. Can be received normally If not, a failure notification is sent to the test management apparatus 10, and the test control trunk 40 monitors the line status of the detour line trunk 20a and confirms that the line is empty when performing detour line monitoring and line switching. In this case, a line switching signal is transmitted to the line switching trunk 30 to switch the emergency call line to the line state before the test execution.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG.Is timesIt is a principle diagram of a line test system. The line test system 1 is a system for testing an emergency call line, which is a line for notifying the police / fire department of an emergency call, and is installed in a facility that accommodates the police / fire department reception desk.
[0012]
The reception desks 10-1 and 10-2 are consoles for maintenance personnel to receive emergency calls, and the test management apparatus 10 is installed on the reception desk 10-1. The test management apparatus 10 performs user interface control for a line test (emergency call line test) and sends test line information for designating a test target line (test line) to a maintenance person. To do.
[0013]
Furthermore, the reception stands 10-1 and 10-2 are connected by a LAN 9, and a router 90 that connects the IP network and the LAN 9 is connected. As a result, the line test result held by the test management apparatus 10 can be notified to an external system administrator.
[0014]
The stand control trunks 50-1 and 50-2 are relay devices that connect the reception stands 10-1 and 10-2 and the exchange 60. In addition, a trunk generally means a relay device that connects an exchange or an external line.
[0015]
The exchange 60 is a PBX (Private Branch Exchange) installed in the facility. The emergency call line trunk 20 is a relay device that connects the exchange 60 and the line switching trunk 30 and accommodates the emergency call line.
[0016]
The bypass line trunk 20a is a relay device that connects the exchange 60 and the line switching trunk 30, and accommodates a bypassed emergency call line so that an original emergency call can be received even during a test. (To perform the test without blocking the line). In addition, the actual emergency call transmitted during the test execution is transferred to the reception desk 10-2 in the figure. The bypass line trunk 20a is actually a trunk having the same function as the emergency call line trunk 20.
[0017]
The OD (Outband Dialing) trunk 70 is a relay device that connects the exchange 60 and the test control trunk 40, and performs mediation control of signals exchanged between the test management device 10 and the test control trunk 40.
[0018]
The line switching trunk 30 receives the line switching signal from the test control trunk 40, sends the emergency call received during the test to the detour line trunk 20a, and sends the test call to the emergency call to be tested through the selected test line. The line is switched to connect to the line trunk 20. After the test is completed, restore the original line connection.
[0019]
The test control trunk 40 decodes the test line information sent from the test management apparatus 10 and recognizes the test line. Then, the usage status of the test line is monitored, and if the line is not available, an emergency call can be made even if the line test is being performed. In other words, the above-described line switching signal is sent to the line switching trunk 30 to perform test control.
[0020]
The line termination device 2 terminates a line from the public network. An MDF (Main Distributing Frame) 80 is a wiring distribution device for organizing terminated line cables. Further, the emergency call line drawn from the MDF 80 is connected to the line switching trunk 30.
[0021]
  Next, an outline of the operation will be described with reference to FIGS. FIG.Is dynamicIt is a flowchart which shows an operation | work outline | summary. The operation here will be described by taking as an example a case where a call confirmation test of a call from the test control trunk 40 to the test management apparatus 10 is performed.
[S1] The maintenance person (tester) presses the test start key of the reception board 10-1. The human operation is performed only once. Then, the reception board 10-1 sets a test mode for the test management apparatus 10, and the test management apparatus 10 outputs test line information toward the test control trunk 40.
[0022]
Test line information is trunk NO. + Line in trunk NO. + Line type. Trunk NO. Is the number of the emergency call line trunk to be tested. Trunk line NO. Is the number of the line to be tested within the emergency call line trunk. The line type indicates the type of the line (specifically, there are three types: police AC, fire fighting AC, fire fighting DC).
[0023]
Further, the test management apparatus 10 transmits these contents of the test line information by a PB (Push Button) signal so that the test control trunk 40 can discriminate them. There are PB signals of numbers “0-9”, symbols “*, #”, and letters “A, B, C, D”. , Trunk line NO. In advance, the line type is assigned and transmitted (audible sound such as busy tone or ringing tone may be used).
[S2] When the test control trunk 40 receives and decodes the test line information, the test control trunk 40 starts monitoring the state of the test line on the B route. Here, it is assumed that the line availability is confirmed (when the test line is in use, the test control trunk 40 sends a test stop, a next line instruction request, etc. to the test management apparatus 10 via the A route. To do.
[S3] Upon confirming that the line is available, the test control trunk 40 sends a line switching signal to the line switching trunk 30 via the B route.
[S4] The line switching trunk 30 switches the ab route to the ac route and sets the db route for the line in the trunk (emergency call is detoured by the ac route, It is normally operated by the detour line trunk 20a).
[S5] The test control trunk 40 becomes a pseudo caller, sets incoming calls to the emergency call line, and connects the line.
[S6] The test management apparatus 10 automatically responds (in this case, the reception base 10-1 does not ring), and the test control trunk 40-line switching trunk 30-emergency call line trunk 20-switch 60-base control. A path between the trunk 50-1 and the test management apparatus 10 is established.
[S7] Upon detecting a response from the test management apparatus 10, the test control trunk 40 sends a test call (for example, “A” of the PB signal) from the C route to the path established in step S6. To send.
[S8] Upon receiving the test call, the test management apparatus 10 sends a response test call (for example, “B” of the PB signal) toward the test control trunk 40 with respect to the path established in step S6 (test). When the management device 10 cannot normally receive the test call, the management device 10 transmits a failure notification to the test control trunk 40 via the route A).
[S9] The test control trunk 40 receives the response test call and recognizes that the test call has been normally received by the test management apparatus 10. Here, when the test for the designated line is completed, the test control trunk 40 monitors the a-c route of the line switching trunk 30 and confirms the vacancy, so that the line is switched to the original route (ab route). The line switching signal is sent to the line switching trunk 30, and the line switching trunk 30 is restored to the line state before the test. Then, the test control trunk 40 notifies the test management apparatus 10 of the test end.
[S10] The test management apparatus 10 holds the test results, sends the test results to the IP network via the LAN 9 and the router 90, and reports the test results to an external system administrator.
[0024]
Next, internal configurations of the test management apparatus 10, the line switching trunk 30, and the test control trunk 40 will be described. FIG. 3 is a diagram showing the configuration of the test management apparatus 10. The test management apparatus 10 includes a user interface control unit 11, a test call transmission / reception unit 12, an incoming call response control unit 13, and a test result notification unit 14.
[0025]
The user interface control unit 11 performs user interface control with a maintenance person. The test call transmission / reception unit 12 transmits test line information for designating a test line as a signal that can be discriminated on the receiving side, and transmits / receives a test call during a line test.
[0026]
The incoming call response control unit 13 compares the test line number with the line number transmitted from the base control trunk 50-1, and when the incoming line is recognized as a test line, performs an automatic response without ringing the incoming call. . On the other hand, when the opposite side performs on-hook, on-hook detection is performed. The test result notification unit 14 holds the test result and notifies the outside through the network.
[0027]
FIG. 4 is a diagram showing the configuration of the line switching trunk 30. The line switching trunk 30 includes a line selection unit 31 and a line switching unit 32. The line selection unit 31 selects a test line according to an instruction from the test control trunk 40. Upon receipt of the line switching signal, the line switching unit 32 operates the switches SW1 and SW2 to transfer the actual emergency call under test to the detour line trunk 20a and to send the test call from the test control trunk 40 to the test target. The line is switched to connect to the emergency call line trunk 20.
[0028]
FIG. 5 is a diagram showing the configuration of the test control trunk 40. The test control trunk 40 includes a test control unit 41, a test call transmission / reception unit 42, and a line interface unit 43. The test control unit 41 includes a test setting unit 41a, a test line selection unit 41b, an activation / response control unit 41c, a line state monitoring unit 41d, and a test determination unit 41e. The test call transmission / reception unit 42 is a PB transmission unit 42a. And a PB receiving unit 42b.
[0029]
The test setting unit 41a sets a line test. The test line selection unit 41b decodes the test line information, outputs a line switching signal, and selects a test line. The activation / response control unit 41c controls the activation / response of the test. The line state monitoring unit 41d monitors the state of the selected test line. The test determination unit 41e determines whether the test is normal.
[0030]
The PB transmission unit 42a transmits a PB signal as a test call. The PB receiving unit 42b receives a PB signal as test line information or a PB signal as a test call. The line interface unit 43 performs interface control with the test line.
[0031]
Next, detailed operations of the above-described components will be described. The test operation is as follows: test start → test line status monitoring → line switching → incoming / response test → call confirmation test 1 (call confirmation test from test control trunk 40 to test management device 10) → callback (reverse call) test → This will be described in the order of a call confirmation test 2 (call confirmation test from the test management apparatus 10 to the test control trunk 40) → detour line monitoring / line switching → test end. In the following, since the configuration of the apparatus has been described above, the description of the configuration will be omitted, and the description will focus on test operations.
[0032]
First, the test start operation will be described. FIG. 6 is a diagram for explaining the test start operation.
[S21] When the test key of the test management apparatus 10 is pressed, the OD trunk 70 starts up the test control trunk 40 in response to the key press. Specifically, DL (game start line) is turned ON.
[S22] The test call transmission / reception unit 12 of the test management apparatus 10 transmits test line information (trunk NO. + Intra-trunk line NO. + Line type) as a PB signal to the test control trunk 40 via the OD trunk 70. To do. The test line information reaches the test line selection unit 41b via the PB receiving unit 42b.
[0033]
Note that the terminal TA / TB of the OD trunk 70 means a transmission terminal for two uplink communication lines, and the terminal RA / RB of the test control trunk 40 means a reception terminal for two uplink communication lines.
[S23] Upon receiving the PB signal, the test control trunk 40 returns a response to the OD trunk 70 by the activation / response control unit 41c. Specifically, RG2 (incoming call detection line) is turned on.
[0034]
Next, the test line status monitoring operation will be described. FIG. 7 is a diagram for explaining the test line state monitoring operation.
[S31] The test line selection unit 41b of the test control trunk 40 decodes the received test line information and notifies the line selection unit 31 of the line switching trunk 30 of the corresponding test line.
[S32] The line selection unit 31 sends the corresponding BL of the test line to the test control trunk 40 from the BL (line in-use information) drawn from the emergency call line trunk 20. The emergency call line trunk 20 outputs a BL corresponding to each of the accommodated emergency call lines, and based on the value of this BL, it can be determined whether or not the corresponding emergency call line is in use.
[S33] The line state monitoring unit 41d of the test control trunk 40 receives the BL of the test line and grasps the line state. When the line availability is confirmed, the process proceeds to the next step (operation shown in FIG. 8).
[S33a] When the line is in use, the activation / response control unit 41c turns off the response signal RG2 to the OD trunk 70, notifies the test management apparatus 10 that the line is being used, and waits for the next line to be instructed. And
[0035]
Next, the line switching operation will be described. FIG. 8 is a diagram for explaining the line switching operation.
[S41] In the test control trunk 40 that has detected line availability information, the test line selection unit 41b sends a line switching signal to the line switching trunk 30.
[S42] The line switching unit 32 of the line switching trunk 30 switches the ab route to the ac route, and controls the switches SW1 and SW2 to generate the db route. By this switching, the route through which the test call flows becomes route r1, the route through which the emergency call under test flows becomes route r2, and the emergency call under test is secured by the bypass line trunk 20a.
[0036]
  Next, the operation of the incoming / response test will be described. FIG. 9 is a diagram for explaining the operation of the incoming / response test.
[S51] The test control trunk 40 becomes a pseudo caller, and the test setting unit 41aTest management device 10The incoming call setting is performed via the line interface unit 43, and the test incoming call control is performed.
[S52] The incoming call response control unit 13 of the test management apparatus 10 compares the incoming line number sent from the console control trunk 50-1 with the test line number of the test management apparatus 10. If it is determined to be a test line, an automatic response is made without ringing the incoming call. In this way, since the incoming ringing for the test call is not performed during the test, it is possible to eliminate unnecessary tension from being given to the maintenance person.
[S53] The test setting unit 41a detects the response via the line interface unit 43, and the test control trunk 40-line switching trunk 30-emergency call line trunk 20-switch 60-unit control trunk 50-1-test management. A path (route r1) between the apparatuses 10 is established.
[S53a] If the response cannot be detected within a predetermined time after the test control trunk 40 performs the incoming call setting, the activation / response control unit 41c turns off the response signal RG2 to the OD trunk 70, and the test management apparatus 10 A failure notification is sent to the next line, and the instruction waiting state for the next line is set.
[S54] The incoming call response control unit 13 of the test management apparatus 10 sets a return route via the OD trunk 70 in the incoming call response.
[0037]
Next, the operation of the call confirmation test 1 (call confirmation test of whether or not the test management trunk 10 can receive and receive a test call from the test control trunk 40) will be described. FIG. 10 is a diagram for explaining the operation of the call confirmation test.
[S61] After the response is detected, the test control trunk 40 transmits the PB signal “#” as a test call in response to an instruction from the test setting unit 41a. The PB signal passes through the route established in steps S53 and S54, and is received by the test determination unit 41e via the PB receiving unit 42b of the test control trunk 40.
[S62] Upon receiving the PB signal “#”, the test determination unit 41e confirms the normality of the call.
[S62a] When the PB signal cannot be normally received or when it cannot be received within a predetermined time, the activation / response control unit 41c of the test control trunk 40 turns off the response signal RG2 to the OD trunk 70 and performs test management. A failure notification is transmitted to the apparatus 10 and the next line is in the instruction standby state.
[0038]
Next, the operation of the recall (reverse communication) test will be described. FIG. 11 is a diagram for explaining the operation of the recall test. “Call back” refers to calling the communication destination once in telephone communication and requesting a call from the other party. For example, when calling back to the police / fire department, even if the call is interrupted You can make calls to the calling party from the police / fire department.
[S71] When the test control trunk 40 normally receives the PB signal “#” sent back, the test setting unit 41a performs on-hook setting so that the caller disconnects the line.
[S72] The incoming call response control unit 13 of the test management apparatus 10 performs a call back upon detecting an on-hook.
[S73] The test determination unit 41e detects a call back. When the call back is detected normally, the test setting unit 41a performs a call setting for the line interface unit 43 (to perform a call check test 2 described later).
[S73a] If the call back cannot be detected within a certain time, the activation / response control unit 41c turns off the response signal RG2 to the OD trunk 70, transmits a failure notification to the test management apparatus 10, and sends the failure notification to the next line. Set to the instruction standby state.
[0039]
Next, the operation of the call confirmation test 2 (call confirmation test of whether or not a test call can be sent from the test management apparatus 10 and received by the test control trunk 40) will be described. FIG. 12 is a diagram for explaining the operation of the call confirmation test.
[S81] When the test management apparatus 10 confirms that the call setting of the line interface unit 43 has been performed, the test call transmission / reception unit 12 in the test management apparatus 10 sets the PB signal “*” to the path established in step S53. Send it out.
[S82] When the test determination unit 41e of the test control trunk 40 receives the PB signal "*" via the PB receiving unit 42b, it confirms the normality of the call.
[S82a] If the PB signal cannot be received within a predetermined time, the activation / response control unit 41c turns off the response signal RG2 to the OD trunk 70, and transmits a failure notification to the test management apparatus 10, and the next line The instruction standby state is set.
[0040]
Next, detour line monitoring / line switching operations will be described. FIG. 13 is a diagram for explaining the operation of detour line monitoring / line switching. Here, “line switching” refers to switching to return the state of the ab route in the line switching trunk 30 to the original line state of the ac route.
[S91] The test control trunk 40 that has received the PB signal “*” receives the BL of the detour line trunk 20a that is the detour destination of the emergency call line and monitors the line state in the line state monitoring unit 41d. If the line is in use, continue monitoring until a free space is confirmed.
[S92] When the line availability is confirmed, the test line selection unit 41b sends a line switching signal.
[S93] The line switching unit 32 of the line switching trunk 30 switches the emergency call line to the original state, and the emergency call line trunk 20 is in a normal operation.
[0041]
Next, the operation at the end of the test will be described. FIG. 14 is a diagram for explaining the test end operation.
[S101] The test management apparatus 10 turns off the activation signal DL of the OD trunk 70.
[S102] The line state monitoring unit 41d recognizes that the line switching in the line switching trunk 30 has been completed.
[S103] Upon receiving the DL OFF of the OD trunk 70 in step S101, the activation / response control unit 41c turns off the response signal RG2 to the OD trunk 70 and notifies the test management apparatus 10 of the end of the test.
[0042]
The sequence as described above is performed for all lines, and the test management apparatus 10 performs management display of test results by the user interface control unit 11. In addition, the maintenance person views the test end display of the test management apparatus 10 and browses the result, and performs a retest on the test failure line. If the retest fails, it is assumed that a failure has occurred in the corresponding line, and the system management is performed from the test result notification unit 14 of the test management apparatus 10 via the router 90 via the IP network. Contact person.
[0043]
Next, the operation will be described with reference to a sequence diagram. 15 and 16 are diagrams showing an operation sequence.
[S201] The test management apparatus 10 performs control such as test start, test line setting, and connection of the OD trunk 70.
[S202] DL is turned on from the OD trunk 70 to the test control trunk 40, and RG2 is turned on from the test control trunk 40 to the OD trunk 70.
[S203] The test control trunk 40 monitors the test line through the line switching trunk 30.
[S204] When the test line is in use, the test control trunk 40 turns RG2 OFF.
[S205] When the test line is available, the test control trunk 40 sends a line switching signal to the line switching trunk 30, and the line switching trunk 30 switches the line.
[S206] The test control trunk 40 sets the incoming call and detects a response.
[S207] If a response cannot be detected, the test control trunk 40 turns RG2 OFF.
[S208] The test control trunk 40 sends the test PB toward the emergency call line trunk 20.
[S209] The test control trunk 40 receives the PB via the table control trunk 50-1.
[S210] If the PB cannot be received, the test control trunk 40 turns RG2 OFF.
[S211] The test control trunk 40 performs on-hook setting.
[S212] The test management device 10 calls back through the emergency call line trunk 20.
[S213] If the call back cannot be detected, the test control trunk 40 turns RG2 OFF.
[S214] The test PB is sent to the test control trunk 40 via the table control trunk 50-1, and the test control trunk 40 receives the test PB.
[S215] If the PB cannot be received, the test control trunk 40 turns RG2 OFF.
[S216] When the DL is turned off from the OD trunk 70 to the test control trunk 40, the test control trunk 40 monitors the detour line, and gives a line restoration instruction to the line switching trunk 30 if it is empty. When the line is restored, the line switching trunk 30 notifies the completion of the line switching.
[S217] The test control trunk 40 turns off RG2, and ends the test of the target line. Then, the next line test starts.
[0044]
As described above, according to the present invention, since the line test is automated, the maintenance person is not restrained for a long time and there is no erroneous operation, so that an efficient test can be performed. In addition, since the test call automatic answering function is provided so that the ringing tone of the test call is not ringed, the burden on the maintenance person can be reduced.
[0045]
Furthermore, by providing a detour line, an emergency call line at the time of testing can be ensured. Further, since the PB signal is used for the test call and the test line information, it is possible to recognize what kind of signal is on the test management apparatus or the trunk side, and it is not necessary to change the file on the exchange.
[0046]
In addition, the system administrator is automatically notified of the test content notification, so the system administrator can be immediately notified of the content of the failure, the location of the failure, the system status, etc., and the failure recovery time can be greatly reduced. Become.
[0047]
In the above description, the application system of the present invention has been described as an emergency call line test system for the police and fire department. However, the present invention is not limited to the police and fire department but can be applied to other special line tests. Is possible.
[0048]
(Appendix 1) In a line test system for testing emergency call lines,
A test management device that is placed on the reception desk, performs user interface control with a maintenance person, and sends out test line information for designating a test line;
A detour line trunk that receives a real emergency call received during the test and connects to the reception desk;
A line switching trunk that receives a line switching signal and switches the line so that the emergency call is connected to the bypass line trunk and the test call is connected to the emergency call line trunk to be tested through the selected test line;
Decoding the test line information and recognizing the test line, monitoring the use state of the test line, if the line is empty, sending the line switching signal to avoid blockage during the test, A test control trunk for performing test control;
A circuit test system characterized by comprising:
[0049]
(Supplementary note 2) The line test system according to supplementary note 1, wherein the test management device transmits the content of the test line information as a signal that can be discriminated on the receiving side.
(Supplementary note 3) The circuit test system according to supplementary note 1, wherein when the test management device and the test control trunk send a test call, the test management device and the test control trunk send a signal indicating that the test call is possible on the receiving side. .
[0050]
(Supplementary Note 4) The test control trunk performs incoming call setting to the emergency call line trunk and connects the line, and the test management device automatically answers and establishes the path of the emergency call line, thereby receiving an incoming call / response test. The circuit test system according to appendix 1, wherein the system is executed.
[0051]
(Appendix 5) The test management device compares the test line number with the line number sent from the console control trunk, and automatically recognizes the incoming line without ringing when the incoming line is recognized as a test line. The circuit test system according to appendix 4, characterized by:
[0052]
(Supplementary Note 6) The test control trunk sends a test call to the test management device through a test line, and the test management device sends a test call to the test control trunk through the test line. The circuit test system according to appendix 4, wherein:
[0053]
(Supplementary note 7) The test control trunk performs on-hook setting after receiving a test call to disconnect the line, and the test management device performs a call back test by detecting on-hook. 6. The circuit test system according to 6.
[0054]
(Supplementary note 8) The circuit test system according to supplementary note 1, wherein the test management apparatus notifies a test result to the outside through a network.
(Supplementary note 9) In the test management device that tests the emergency call line,
A user interface control unit for performing user interface control with a maintenance person;
A test call transmission / reception unit that transmits test line information for designating a test line as a signal that can be discriminated on the receiving side, and that transmits and receives a test call;
If the test line number is compared with the line number sent from the console control trunk and the incoming line is recognized as a test line, an automatic response is made without ringing and the other party goes on-hook. An incoming call response control unit that performs on-hook detection;
A test management apparatus comprising: a test result notifying unit that holds a test result and notifies the outside through a network.
[0055]
(Supplementary Note 10) In a line switching trunk that performs line switching,
A line selector for selecting a test line;
A line switching unit that receives the line switching signal and switches the line so that the actual emergency call is connected to the detour line trunk and the test call is connected to the emergency call line trunk to be tested through the selected test line;
A circuit-switching trunk, characterized by comprising:
[0056]
(Appendix 11) In the test control trunk for testing the emergency call line,
Decoding the test line information, recognizing the test line, monitoring the usage status of the test line, and if the line is available, send a line switching signal to avoid blockage during the test and Test control unit that performs incoming call settings and on-hook settings,
A test call transmission / reception unit for transmitting / receiving a test call;
A line interface unit for interface control with the test line;
A test control trunk characterized by comprising:
[0057]
(Appendix 12) In the emergency call line test method for testing the emergency call line,
Send out test line information for specifying the test line from the reception desk as a signal that can be identified on the receiving side.
The test control trunk decodes the test line information, recognizes the test line, monitors the use status of the test line, and if the line is available, sends a line switching signal to avoid blockage during the test. Send out,
Based on the line switching signal, the line switching trunk switches the line so that the actual emergency call is connected to the detour line trunk and the test call is connected to the emergency call line trunk to be tested through the selected test line.
An emergency call line test method, wherein the test control trunk performs test control after line switching.
[0058]
(Additional remark 13) The said test management apparatus sends out the content of the said test line information with the signal which can be discriminate | determined by the receiving side, The emergency call line test method of Additional remark 12 characterized by the above-mentioned.
[0059]
(Supplementary note 14) The emergency call line according to supplementary note 12, wherein when the test management device and the test control trunk send a test call, the test management device and the test control trunk send a signal indicating that the test call is possible on the receiving side. Test method.
[0060]
(Supplementary Note 15) The test control trunk performs incoming call setting on the emergency call line trunk to connect the line, and the reception board automatically performs an incoming call / response test by establishing a path for the emergency call line. The emergency call line test method according to appendix 12, which is executed.
[0061]
(Supplementary Note 16) The reception stand compares the test line number with the line number sent from the stand control trunk, and if it recognizes the incoming line as a test line, it automatically responds without ringing the incoming call. The emergency call line test method according to appendix 15, which is characterized by the following.
[0062]
(Supplementary Note 17) The test control trunk sends a test call to the test management apparatus through a test line, and the reception board sends a test call to the test control trunk through the test line to perform a call confirmation test. The emergency call line test method according to appendix 15, characterized in that it is performed.
[0063]
(Supplementary Note 18) The test control trunk performs on-hook setting to disconnect the line after receiving a test call, and the test management device performs a call back test by detecting on-hook. 17. Emergency call line test method according to 17.
[0064]
(Additional remark 19) The said test management apparatus notifies the test result to the outside through a network, The emergency call line | wire test method of Additional remark 12 characterized by the above-mentioned.
[0065]
【The invention's effect】
  As described above, the line test system of the present invention isIncoming / response test, first call confirmation test (call test from test control trunk to test management device), call back test, second call confirmation test (call test from test management device to test control trunk) Since there is a test sequence that automatically and continuously performs detour line monitoring and line switching to return to the original line state, it is possible to perform an efficient automated test of emergency call lines, It becomes possible to improve the reliability of the emergency call line by improving the test efficiency and convenience.
[Brief description of the drawings]
[Figure 1]TimesIt is a principle diagram of a line test system.
[Figure 2]MovementIt is a flowchart which shows an operation | work outline | summary.
FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration of a test management apparatus.
FIG. 4 is a diagram illustrating a configuration of a line switching trunk.
FIG. 5 is a diagram showing a configuration of a test control trunk.
FIG. 6 is a diagram for explaining a test start operation.
FIG. 7 is a diagram for explaining an operation of test line state monitoring;
FIG. 8 is a diagram for explaining line switching operation;
FIG. 9 is a diagram for explaining an operation of an incoming / response test.
FIG. 10 is a diagram for explaining an operation of a call confirmation test.
FIG. 11 is a diagram for explaining an operation of a recall test.
FIG. 12 is a diagram for explaining an operation of a call confirmation test.
FIG. 13 is a diagram for explaining operations of detour line monitoring / line switching.
FIG. 14 is a diagram for explaining a test end operation;
FIG. 15 is a diagram illustrating an operation sequence.
FIG. 16 is a diagram showing an operation sequence.
[Explanation of symbols]
1 Line test system
2 Line termination equipment
10-1, 10-2 Reception stand
10 Test management device
20 Emergency call line trunk
20a Detour line trunk
30 line switching trunk
40 Test control trunk
50-1, 50-2 control trunk
60 exchange
70 OD trunk
80 MDF
90 router

Claims

In the line test system for testing the emergency call line,
Disposed reception table, I-line user interface control of the maintenance personnel, and test management apparatus that performs activation of the test,
An emergency call line trunk accommodating the emergency call line;
Receiving the emergency call real when there is an incoming call during the test run, the bypass line trunks connecting to the reception table,
During the test run, by switching the emergency call circuit before being housed, with the emergency call to the bypass line trunk to connect or One trial Kenco to the emergency call circuit trunks times line switching trunks,
A test control trunk for instructing line switching and performing test control for the line switching trunk;
An exchange installed between the test management device and the emergency call line trunk, the detour line trunk and the test control trunk;
Have
At the start of the test,
The test management device transmits test line information for designating a test line to the test control trunk,
The test control trunk decodes the test line information, recognizes the test line, and sends a line switching signal to the line switching trunk.
Upon receipt of the line switching signal, the line switching trunk connects the emergency call to the detour line trunk, and connects the test call to the emergency call line trunk to be tested through the selected test line. Switch the line and move to the incoming / response test.
When performing the incoming / response test,
The test control trunk becomes a pseudo caller, sets an incoming call to the test management apparatus, and passes through the test control trunk, the line switching trunk, the emergency call line trunk, the switch, and the test management apparatus. A first path is established in the route,
When the test management apparatus recognizes an incoming call, the test management apparatus responds without ringing, and a second path is established in a route passing through the test management apparatus, the exchange, and the test control trunk, and the test control apparatus Transition to the first call confirmation test, which is a call test from the trunk to the test management device, and when the incoming call response is not detected, the test control trunk sends a failure notification to the test management device,
When executing the first call confirmation test,
The test control trunk sends a first test call to the first path, receives the first test call returned from the second path, and receives the first test call. Judgment of normality, if received normally, proceed to the recall test, if not successfully received, send a failure notification to the test management device,
When performing the recall test,
When the test control trunk normally receives the first test call, the test control trunk performs on-hook setting.
When the test management device detects an on-hook, it performs a call back,
The test control trunk determines whether the call back can be detected within a certain period of time,
If the call back is detected within a predetermined time, call setting is performed, and a transition is made to a second call confirmation test that is a call test from the test management device to the test control trunk. If a return cannot be detected, a failure notification is sent to the test management device,
When executing the second call confirmation test,
When the test management device confirms that the call setting has been performed, the test management device sends a second test call to the first path,
The test control trunk receives the second test call, determines the normality of the reception of the second test call, and if normal reception, shifts to detour line monitoring / line switching and can receive normally. If the Tsu cry sends a failure notification to the test management device,
When executing the detour line monitoring / line switching,
The test control trunk monitors the line status of the bypass line trunk, and when the line availability is confirmed, transmits the line switch signal to the line switch trunk, and sets the emergency call line to the line before the test execution. Switch to state,
Line test system comprising a call.