JP4113310B2 - Tablet-shaped liquid food element - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱湯に溶解させて食される、スープ、麺類の汁、味噌汁など液体食品の素に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、カップラーメン、カップスープなど、いわゆる多種のインスタント食品が存在する。このカップラーメンで使用される汁やカップスープなど液体食品は、通常、粉末状の液体食品の素を熱湯に溶かすことにより得ることができる。
【０００３】
これら液体食品となる粉末は、通常、直接または袋に詰めた状態でカップラーメンなどの包装用容器に包装されている。液体食品となる粉末を直接包装用容器に包装した場合、カップラーメンの麺に直接粉末が付くため、麺の味が濃くなり、所望の味を得ることができないという問題がある。また、袋に詰めた状態で包装した場合、麺に直接付くことを防止することができるが、近年環境問題の観点から省資源化が望まれており、袋など合成材料を多く使用することは好ましくない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
一方、固形スープの素（ブイヨン）のように、液体食品となる粉末を固形状（タブレット状）に固めたものがあるが、液体食品となる粉末は、吸湿性が大きいため、熱湯に浸した際に、固形物の表面が溶けてダマ状態となり、固形物の中まで熱湯が浸透せず、固められた液体食品となる粉末などが均等に溶けないという問題があり、完全に均等に溶解させるためには更に熱したり、また長時間熱湯に浸す必要があった。
【０００５】
そこで、本発明は、ダマが生じずに均等に溶解させることができる固形状（タブレット状）の液体食品の素を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するためになされたもので、熱湯に溶解させることにより液体食品となる粉末と、食物繊維と、を含有するタブレット状の液体食品の素である。
【０００７】
本発明によれば、食物繊維を含んでいるので、熱湯に溶解させる際に食物繊維の吸水性と膨潤性により液体食品となる粉末全体に熱湯を浸透させることができ、均等に液体食品となる粉末を溶解させることができる。
【０００８】
液体食品となる粉末は、脂肪分が多く、流動性が悪いため、タブレット状に形成するのが困難であるが、食物繊維を含有させることにより、液体食品となる粉末の流動性を向上させることができ、容易にタブレット状に形成することができる。
【０００９】
また、本発明は、熱湯に溶解させることにより液体食品となる粉末を含有するタブレット状の液体食品の素において、表面が内面に比し硬くなるよう調製されていることを特徴とするものである。
【００１０】
このように、表面を硬くすることにより、タブレット状の液体食品の素が熱湯に浸す前に崩壊するのを防止することができる。すなわち、タブレット状の液体食品の素の硬度が高すぎると、液体食品の素が緻密に結集するため、熱湯に浸しても容易に崩壊しないという問題があるが、逆に硬度が低すぎると、使用する前に崩壊してしまうという問題がある。本発明は、かかる問題を解決すべく、タブレット状の液体食品の素の表面を内面に比し硬くなるよう調製し、これによって、使用上十分な硬さを有するとともに、熱湯に浸すことにより容易に崩壊し溶解するという効果を奏することができる。特に、本発明においては、食物繊維が含有さることにより、表面が硬く調製されていても熱湯を容易に内部に浸透させることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本発明において、前記食物繊維は、小麦、大麦、燕麦、結晶セルロース、大豆、コーン、海藻、ビート、夕顔、蒟蒻、カードラン及びアルギン酸のうち１種以上の不溶性繊維であることが好ましく、また、寒天、アルギン酸塩、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩（ＣＭＣ）、ジェランガム及びアゾトバクタービジネランジガムのうち１種以上の水溶性繊維であることが好ましい。さらに、これら不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を混合して使用しても良い。
【００１２】
また、本発明に係るタブレット状の液体食品の素は、０．１〜１０ｋｇ／ｃｍ2の硬度で打錠されていることが好ましく、特に０．５〜２ｋｇ／ｃｍ2の硬度で打錠されていることが好ましい。このような条件で打錠することにより、タブレット状の液体食品の素の内部が緻密になるのを防止することができ、タブレット状の液体食品の素の内部に熱湯を浸透させることにより容易に崩壊させることができる。なお、本発明において、タブレット状の液状食品の素に打錠される硬度は、モンサント硬度計（第１１改正日本薬局方解説書製剤総則）によって測定される。
【００１３】
本発明においては、タブレット状の液体食品の素は、打錠後、水を表面に与えて表面を溶解させた後に乾燥させることにより表面を内部より硬く形成することが好ましい。具体的には水を浸漬するか水や蒸気を霧状に噴霧するか等によって、水をタブレット状の液体食品の素の表面に与えることができる。
【００１４】
さらに、表面溶解をコントロールする為にエタノール等のアルコールと水を混合して表面に与えることもできる。また、本発明において、タブレット状の液体食品の素は、打錠後、澱粉分解物、糖類、糖アルコール、多糖類、油脂、乳化剤及びゼラチンのうち１種以上を表面に与えて表面をコーティングさせた後に乾燥させることにより表面を内部より硬く形成することが好ましい。前記糖類としては、甘味を感じさせないものが好ましく、例えば、澱粉分解物、オリゴ糖、単糖類、二糖類などがある。また、前記多糖類溶液としては、低粘度多糖類溶液が好ましく、例えばアラビアガム、プルラン、大豆多糖類などがある。
【００１５】
本発明に係るタブレット状の液体食品の素が使用される液体食品としては、ラーメンの汁、蕎麦汁、うどん汁、そば汁、味噌汁、ポタージュ、スープなどがある。
【００１６】
【実施例】
次に、本発明に係るタブレット状の液体食品の素の実施例について説明する。
実施例１
先ず、実施例１に係るタブレット状のスープの素について説明する。表１に示す割合で寒天、大豆食物繊維、スープ粉末、二酸化珪素を混合し、その混合物を打錠機（株式会社菊水製作所製）によって打圧３００ｋｇ／ｃｍ2で打錠することによって、実施例１に係るタブレット状のスープの素８ｇを得た。この時の硬度は、モンサント硬度計で１．８ｋｇ／ｃｍ2であった。このタブレット状のスープの素を水蒸気中に１０秒間浸した後、８０℃で１０分間乾燥した。この時の硬度は、取り扱いに十分な３．５ｋｇ／ｃｍ2であった。このタブレットを走査電子顕微鏡で観察したところ、図1に示すように７０μｍの外表面にスープの素が溶解してできた緻密層と内部の粗い構造で形成されていることが分かった。このタブレット状のスープの素を９０℃の熱湯に浸したところ、１分以内に分散して溶解した。
【００１７】
【表１】
実施例２
次に、実施例２に係るタブレット状のスープの素について説明する。表２に示す割合で寒天、コーンファイバー、スープの粉末、二酸化珪素を混合し、その混合物を打錠機（株式会社菊水製作所製）によって打圧３００ｋｇ／ｃｍ2で打錠することによって、実施例２に係るタブレット状のスープの素８ｇを得た。このときの硬度は、１．５ｋｇ／ｃｍ2であった。このタブレット状のスープの素の外表面に、溶解したカルナウバロウをコーティングした。冷却により表面にロウ状の薄膜ができた。このときの硬度は、取り扱いに十分な硬さである３．５ｋｇ／ｃｍ2であった。このタブレット状のスープの素を９０℃の熱湯に浸したところ、1分以内に分散して溶解した。
【００１９】
【表２】
実施例３
さらに、実施例３に係るタブレット状のスープの素について説明する。表３に示す割合で寒天、結晶セルロース、スープ粉末、二酸化珪素を混合し、その混合物を打錠機（株式会社菊水製作所製）によって打圧３００ｋｇ／ｃｍ2で打錠することによって、実施例３に係るタブレット状のスープの素８ｇを得た。この時の硬度は、１．６ｋｇ／ｃｍ2であった。このタブレット状のスープの素の外表面に、アラビアガム及びポリデキストロースがそれぞれ１５重量％含有している溶液をコーティングした。８０℃で１０分間乾燥したところ、表面にアラビアガムとポリデキストロースの薄膜ができた。このときの硬度は、取り扱いに十分な硬さである３．５ｋｇ／ｃｍ2であった。このタブレット状のスープの素を９０℃の熱湯に浸したところ、1分以内に分散して溶解した。
【００２１】
【表３】
比較例
次に、本発明に係るタブレット状の液体食品の素の比較例を説明する。表1に示す割合で、スープ粉末及び二酸化珪素を混合し、その混合物を打錠機（株式会社菊水製作所製）によって打圧３００ｋｇ／ｃｍ2又は７５０ｋｇ／ｃｍ2で打錠することによって、比較例に係るタブレット状のスープの素８ｇを得た。打圧３００ｋｇ／ｃｍ2で打錠したものを比較例１とし、打圧７５０ｋｇ／ｃｍ2で打錠したものを比較例２とする。このときの比較例1の硬度は、１．５ｋｇ／ｃｍ2、また比較例２の硬度は、３．５ｋｇ／ｃｍ2であった。比較例１の硬度は、もろく、振動か落下により壊れやすい硬さであった。比較例２の硬さは、使用上十分な硬さであった。この比較例２にかかるタブレット状のスープの素を実施例１と同様に走査電子顕微鏡で観察したところ、図２に示すように全てが緻密層により形成されていることが分かった。
【００２３】
【表４】
これら比較例１及び２に係るタブレット状のスープの素を９０℃の熱湯に浸したところ、比較例１に係るタブレット状のスープの素は、８分で崩壊したが、比較例２に係るタブレット状のスープの素は、３０以上浸しても崩壊しなかった。
【００２５】
以上のように、実施例１乃至３に係るタブレット状のスープの素は、使用上十分な硬さを有し、かつ熱湯で容易に崩壊して溶解させることができるが、比較例１に係るタブレット状のスープの素は、使用上十分な硬さを有さず、比較例２に係るタブレット状のスープの素は、熱湯に浸しても崩壊しないということが分かった。
【００２６】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、食物繊維を含有させているので、熱湯に溶解させる際に食物繊維の吸水性と膨潤性により液体食品となる粉末全体に熱湯を浸透させることができ、均等に液体食品となる粉末を溶解させることができる固形状（タブレット状）の液体食品の素を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るタブレット状の液体食品の素の実施例であるタブレット状のスープの素の走査電子顕微鏡写真（６０倍）である。
【図２】従来のタブレット状のスープの素の走査電子顕微鏡写真（６０倍）である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an element of liquid food, such as soup, noodle soup, miso soup, which is dissolved in hot water.
[0002]
[Prior art]
In recent years, there are various types of instant foods such as cup ramen and cup soup. Liquid foods such as juice and cup soup used in this cup ramen can be usually obtained by dissolving powdered liquid food ingredients in hot water.
[0003]
These liquid food powders are usually packaged in a packaging container such as a cup ramen, directly or in a packed state. When the powder which becomes a liquid food is directly packaged in a packaging container, the powder is directly attached to the noodles of the cup ramen, so that there is a problem that the taste of the noodles becomes deep and a desired taste cannot be obtained. In addition, when packaged in a bag, it can be prevented from sticking directly to the noodles. However, in recent years, resource saving is desired from the viewpoint of environmental problems, and the use of many synthetic materials such as bags It is not preferable.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
On the other hand, there are powders that become liquid foods, like solid broth, that are solidified (tablets), but the liquid food powders are highly hygroscopic and soaked in hot water. When the surface of the solid material melts, it becomes a lumpy state, hot water does not penetrate into the solid material, and there is a problem that the powder that becomes the solidified liquid food does not dissolve evenly, so it dissolves completely evenly In order to achieve this, it was necessary to heat it further or to immerse it in hot water for a long time.
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to provide an element of a solid (tablet) liquid food that can be dissolved evenly without causing lumps.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
This invention was made | formed in order to achieve the said objective, and is the element | device of the tablet-form liquid food containing the powder which becomes a liquid food by making it melt | dissolve in a hot water, and dietary fiber.
[0007]
According to the present invention, since it contains dietary fiber, when dissolved in hot water, the hot water can penetrate into the whole powder that becomes a liquid food due to the water absorption and swelling properties of the dietary fiber, and the liquid food is evenly formed. The powder can be dissolved.
[0008]
Powders that become liquid foods have a high fat content and poor fluidity, so it is difficult to form into tablets, but improving the fluidity of powders that become liquid foods by containing dietary fiber Can be easily formed into a tablet.
[0009]
Further, the present invention is characterized in that the surface of the tablet-like liquid food containing powder that becomes liquid food by dissolving in hot water is prepared so that the surface is harder than the inner surface. .
[0010]
Thus, by making the surface hard, it is possible to prevent the tablet-like liquid food element from collapsing before being immersed in hot water. In other words, if the hardness of the tablet-like liquid food is too high, the liquid food will be densely gathered, so there is a problem that it will not easily disintegrate even if immersed in hot water, but conversely if the hardness is too low, There is a problem that it collapses before use. In order to solve such a problem, the present invention prepares the surface of the tablet-like liquid food so that it is harder than the inner surface, thereby having sufficient hardness for use and easy to immerse in hot water. The effect of disintegrating and dissolving is obtained. In particular, in the present invention, by containing dietary fiber, hot water can easily penetrate into the inside even if the surface is prepared to be hard.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the present invention, the dietary fiber is preferably one or more insoluble fibers of wheat, barley, buckwheat, crystalline cellulose, soybean, corn, seaweed, beet, evening glory, camellia, curdlan and alginic acid, One or more water-soluble fibers are preferred among agar, alginate, carboxymethylcellulose sodium salt (CMC), gellan gum, and Azotobacter bizinelangi gum. Furthermore, these insoluble dietary fiber and water-soluble dietary fiber may be mixed and used.
[0012]
Further, elements of tablet form of the liquid food according to the present invention preferably are tabletted hardness of 0.1 to 10 / cm 2, particularly tableting hardness of 0.5~2kg / cm 2 It is preferable. By tableting under such conditions, it is possible to prevent the inside of the tablet-like liquid food element from becoming dense, and it is easy to penetrate hot water into the inside of the tablet-like liquid food element. Can be collapsed. In the present invention, the hardness of the tablet-like liquid food to be tableted is measured by a Monsanto hardness meter (11th revised Japanese Pharmacopoeia Description General Rules for Preparations).
[0013]
In the present invention, it is preferable that the tablet-like liquid food element is formed with a harder surface than the inside by giving water to the surface to dissolve the surface and then drying after tableting. Specifically, water can be given to the surface of the tablet-like liquid food by immersing water or spraying water or steam in the form of a mist.
[0014]
Furthermore, in order to control surface dissolution, alcohol such as ethanol and water can be mixed and given to the surface. In the present invention, the tablet-like liquid food element is coated with a surface by applying one or more of starch degradation products, saccharides, sugar alcohols, polysaccharides, oils and fats, emulsifiers and gelatin after tableting. It is preferable to form the surface harder than the inside by drying it after. As the saccharide, those that do not feel sweetness are preferable, and examples thereof include starch degradation products, oligosaccharides, monosaccharides, and disaccharides. The polysaccharide solution is preferably a low-viscosity polysaccharide solution, such as gum arabic, pullulan, and soybean polysaccharide.
[0015]
Examples of the liquid food in which the element of the tablet-like liquid food according to the present invention is used include ramen soup, buckwheat soup, udon soup, buckwheat soup, miso soup, potage and soup.
[0016]
【Example】
Next, examples of the element of the tablet-like liquid food according to the present invention will be described.
Example 1
First, the tablet-shaped soup base according to the first embodiment will be described. By mixing agar, soy dietary fiber, soup powder and silicon dioxide in the proportions shown in Table 1, the mixture was tableted with a tableting machine (manufactured by Kikusui Seisakusho Co., Ltd.) at a pressing pressure of 300 kg / cm 2 , and the examples 8 g of the tablet-like soup according to No. 1 was obtained. The hardness at this time was 1.8 kg / cm 2 by a Monsanto hardness meter. The tablet-like soup was dipped in water vapor for 10 seconds and then dried at 80 ° C. for 10 minutes. The hardness at this time was 3.5 kg / cm 2 sufficient for handling. When this tablet was observed with a scanning electron microscope, as shown in FIG. 1, it was found that the tablet was formed of a dense layer formed by dissolving soup base on the outer surface of 70 μm and a rough structure inside. When this tablet-like soup was immersed in hot water at 90 ° C., it was dispersed and dissolved within 1 minute.
[0017]
[Table 1]
Example 2
Next, the element of the tablet-like soup according to the second embodiment will be described. By mixing agar, corn fiber, soup powder and silicon dioxide in the proportions shown in Table 2, the mixture was tableted with a tableting machine (manufactured by Kikusui Seisakusho Co., Ltd.) at a pressing pressure of 300 kg / cm 2 , and the examples 8 g of the tablet-like soup according to 2 was obtained. The hardness at this time was 1.5 kg / cm 2 . The outer surface of the tablet-like soup was coated with dissolved carnauba wax. A waxy thin film was formed on the surface by cooling. The hardness at this time was 3.5 kg / cm 2 , which is a hardness sufficient for handling. When this tablet-like soup was immersed in hot water at 90 ° C., it was dispersed and dissolved within 1 minute.
[0019]
[Table 2]
Example 3
Furthermore, the element of the tablet-like soup according to Example 3 will be described. Example 3 was prepared by mixing agar, crystalline cellulose, soup powder and silicon dioxide in the proportions shown in Table 3, and tableting the mixture with a tableting machine (manufactured by Kikusui Seisakusho Co., Ltd.) at a pressure of 300 kg / cm 2. 8 g of a tablet-like soup according to the above was obtained. The hardness at this time was 1.6 kg / cm 2 . A solution containing 15% by weight of gum arabic and polydextrose was coated on the outer surface of the tablet-like soup. When dried at 80 ° C. for 10 minutes, a thin film of gum arabic and polydextrose was formed on the surface. The hardness at this time was 3.5 kg / cm 2 , which is a hardness sufficient for handling. When this tablet-like soup was immersed in hot water at 90 ° C., it was dispersed and dissolved within 1 minute.
[0021]
[Table 3]
Comparative example Next, a comparative example of a tablet-like liquid food ingredient according to the present invention will be described. By mixing soup powder and silicon dioxide in the proportions shown in Table 1, the mixture was tableted with a tableting machine (manufactured by Kikusui Seisakusho Co., Ltd.) at a compression pressure of 300 kg / cm 2 or 750 kg / cm 2 , thereby giving a comparative example. 8 g of a tablet-like soup according to the above was obtained. A tablet formed at a punching pressure of 300 kg / cm 2 is referred to as Comparative Example 1, and a tablet formed at a punching pressure of 750 kg / cm 2 is referred to as Comparative Example 2. At this time, the hardness of Comparative Example 1 was 1.5 kg / cm 2 , and the hardness of Comparative Example 2 was 3.5 kg / cm 2 . The hardness of Comparative Example 1 was brittle and easily broken by vibration or dropping. The hardness of Comparative Example 2 was sufficient for use. When the tablet-like soup base according to Comparative Example 2 was observed with a scanning electron microscope in the same manner as in Example 1, it was found that all were formed of a dense layer as shown in FIG.
[0023]
[Table 4]
When these tablet-like soup ingredients according to Comparative Examples 1 and 2 were immersed in hot water at 90 ° C., the tablet-like soup ingredient according to Comparative Example 1 collapsed in 8 minutes, but the tablet according to Comparative Example 2 The shape of the soup did not collapse even after 30 or more soaking.
[0025]
As described above, the tablet-shaped soup base according to Examples 1 to 3 has sufficient hardness for use and can be easily disintegrated and dissolved with hot water. It turned out that the tablet-shaped soup base does not have sufficient hardness in use, and the tablet-shaped soup base according to Comparative Example 2 does not collapse even when immersed in hot water.
[0026]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since dietary fiber is contained, hot water can be infiltrated into the whole powder that becomes a liquid food due to water absorption and swelling of dietary fiber when dissolved in hot water, It is possible to provide an element of a solid (tablet) liquid food that can evenly dissolve a powder that becomes a liquid food.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a scanning electron micrograph (60 ×) of a tablet-shaped soup stock, which is an example of a tablet-shaped liquid food stock according to the present invention.
FIG. 2 is a scanning electron micrograph (60 ×) of a conventional tablet-like soup base.
Claims (3)
前記食物繊維が、寒天、アルギン酸塩、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩（ＣＭＣ）、ジェランガム及びアゾトバクタービネランジガムのうち１種以上の水溶性繊維であり、
打錠後、水を浸漬又は水や蒸気を噴霧することによって水を表面に与えて表面を溶解させた後に乾燥させることにより表面を内部より硬くなるよう調製されていることを特徴とするタブレット状の液体食品の素。A tablet-like liquid food element containing a powder that becomes a liquid food by dissolving in hot water and dietary fiber,
The dietary fiber is at least one water-soluble fiber of agar, alginate, carboxymethylcellulose sodium salt (CMC), gellan gum and azotobacter vinegar gum;
After tableting, the tablet is characterized in that it is prepared so that the surface becomes harder than the inside by applying water to the surface by water immersion or spraying water or steam to dissolve the surface and then drying. Liquid food ingredients.
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