JP4112889B2 - 映像中のイベント照合方法およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラム - Google Patents

映像中のイベント照合方法およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,映像中のイベント照合方法およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラムに関し、詳細には、試合記述上のイベントと映像記述上のイベントの照合を行う映像中のイベント照合方法およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)といった携帯式(モバイル式)の情報端末装置(携帯端末)の普及がめざましい。試験的に運用されている次世代の携帯端末の中には、最大384Kpsというネットワーク帯域でテキストや静止画像ばかりでなく、動画像の受信が可能なものがある。このような携帯端末は、さらに、今後音声読み上げなどの高度な機能が実装可能になると考えられている。
【0003】
ところで、携帯端末を利用して、野球やサッカーといったスポーツの試合速報を配信するサービスが現在行われている。現在行われているサービスは、サービスの提供者が、例えば「1回裏、チームG:3得点−チームC:1得点、チームG、T選手のタイムリーヒットによりチームGが逆転」といった文字列を得点の取得といった事象の発生、あるいはイニング終了といったタイミングに応じて作成する。そして、作成された文字列を、利用者の携帯端末にメールとして送信するというものである。上記したサービスによれば、利用者は、移動中であっても試合の状況を知ることができる。
【0004】
また、近時、スポーツの試合のダイジェストシーンのみを編集したダイジェスト映像を携帯端末に配信するダイジェスト映像配信サービスが提案されている。かかるダイジェスト配信サービスの場合、映像と併せて映像を説明するための付加的な情報(試合状況の説明等)を配信することにより、利用者にとってより付加価値の高いサービスを提供することが可能となる。
【0005】
ところで、サッカー等のスポーツの試合全体をTV等で放送するためには権利が必要となるが、試合全体の配信に関する権利がなくても、部分的に映像を切り出して纏めた映像ダイジェストに関して配信する権利を取得してサービスを行うことがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、提供される映像ダイジェストは、タイムコード、音声、および時刻経過表示が付加されていないため、映像ダイジェストだけから、映像ダイジェストに対して適当な単位で映像シーンを説明するための付加的な情報を作成することは難しいという問題がある。他方、試合全体をTVや現場で観戦できるのが一般的である。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、スポーツの試合の映像ダイジェストは入手可能であるが、試合全体のサービス用映像コンテンツが入手できない場合において、映像ダイジェストに対して適当な単位で映像シーンを説明する付加的な情報の作成を可能とする映像中のイベント照合方法およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1にかかる発明は、映像内容記述データ作成部が、スポーツの試合のダイジェスト映像に関して記述された複数の映像記述上のイベントの中から、操作者の指示にしたがい、映像記述上のイベントを選択する映像記述上のイベント選択工程と、前記映像内容記述データ作成部が、前記映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントの、試合中の時刻、選手名、およびイベント種類を示す属性情報を検索キーとして、前記スポーツの試合の全体映像に関して記述された複数の試合記述上のイベントの中から、前記検索キーを少なくとも含む属性情報であって、当該試合記述上のイベントの、試合中の時刻、選手名、およびイベント種類を示す前記属性情報が付与された試合記述上のイベントを候補として検索し、表示画面に表示する検索表示工程と、前記映像内容記述データ作成部が、前記検索表示工程で前記表示画面に表示された試合記述上のイベントの候補の中から、前記操作者の指示にしたがい、前記映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントとリンクさせるべき試合記述上のイベントを選択する試合記述上のイベント選択工程と、を含むことを特徴とする。
【0009】
上記発明によれば、映像内容記述データ作成部が、スポーツの試合のダイジェスト映像に関して記述された複数の映像記述上のイベントの中から、操作者の指示にしたがい、映像記述上のイベントを選択し、映像内容記述データ作成部が、映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントの、試合中の時刻、選手名、およびイベント種類を示す属性情報を検索キーとして、スポーツの試合の全体映像に関して記述された複数の試合記述上のイベントの中から、検索キーを少なくとも含む属性情報であって、当該試合記述上のイベントの、試合中の時刻、選手名、およびイベント種類を示す属性情報が付与された試合記述上のイベントを候補として検索し、表示画面に表示し、映像内容記述データ作成部が、検索表示工程で表示画面に表示された試合記述上のイベントの候補の中から、操作者の指示にしたがい、映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントとリンクさせるべき試合記述上のイベントを選択する。
【0010】
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、リンク手段が、前記映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントと、前記試合記述上のイベント選択工程で選択された試合記述上のイベントを識別する識別情報とを対応付け、前記試合記述上のイベント選択工程で選択された試合記述上のイベントと、前記映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントを識別する識別情報とを対応付けるリンク工程をさらに含むことを特徴とする。
【0011】
上記発明によれば、リンク手段が、前記映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントと、前記試合記述上のイベント選択工程で選択された試合記述上のイベントを識別する識別情報とを対応付け、前記試合記述上のイベント選択工程で選択された試合記述上のイベントと、前記映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントを識別する識別情報とを対応付ける。
【0012】
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または請求項2にかかる発明において、前記映像内容記述データ作成部が、前記検索表示工程において前記表示画面に表示された前記試合記述上のイベントの候補の中から、前記スポーツの試合の全体映像に関して記述された、前記試合記述上のイベントと時系列的に近傍のイベントを表示すべき前記試合記述上のイベント候補を選択するイベント候補選択工程と、前記映像内容記述データ作成部が、記イベント候補選択工程で選択された前記試合記述上のイベントの候補に対応する、時系列的に近傍のイベントを前記表示画面に表示するイベント表示工程と、をさらに含むことを特徴とする。
【0013】
上記発明によれば、さらに、映像内容記述データ作成部が、検索表示工程において表示画面に表示された試合記述上のイベントの候補の中から、スポーツの試合の全体映像に関して記述された、試合記述上のイベントと時系列的に近傍のイベントを表示すべき試合記述上のイベント候補を選択し、映像内容記述データ作成部が、イベント候補選択工程で選択された試合記述上のイベントの候補に対応する、時系列的に近傍のイベントを前記表示画面に表示する。
【0014】
また、請求項4にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記検索表示工程では、前記表示画面に表示される試合記述上のイベントの候補を、表示削除およびスクロール表示可能としたことを特徴とする。
【0015】
上記発明によれば、表示画面に表示される試合記述上の代表イベントの候補を、表示削除およびスクロール表示可能とする。
【0016】
また、請求項5にかかる発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の映像のイベント照合方法の各工程をコンピュータが実行するためのプログラムであることを特徴とする。
【0017】
上記発明によれば、コンピュータでプログラムを実行することにより、請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の映像のイベント照合方法の各工程を実現する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明にかかる映像中のイベント照合方法およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラムの好適な実施の形態を、(情報処理システムの全体構成)、(試合内容記述データ作成部および映像内容記述データ作成部の各部、ならびに映像加工部の基本ハードウエア構成)、(情報処理システムの全体動作フロー)、(イベント位置合わせ照合処理)の順に詳細に説明する。なお、本実施の形態の情報処理システムでは、サッカーの試合の映像配信サービスを行う場合を一例に挙げて説明する。
【0019】
なお、本明細書において、「イベント」とは、管理する必要のある試合中の事象をいい、「代表イベント」とは、イベントの中で特に重要なものをいい、「詳細イベント」とは、代表イベントに近接するイベントのことをいう。イベントは、属性情報(時刻、選手、イベント種類等)で表現され、イベントは属性情報(時刻、選手、イベント種類等)をタグ形式で記述する内容記述データとして記述される。如何なる事象を代表イベントおよび詳細イベントの種類とするかについては、予め定義されているものとする。
【0020】
(情報処理システムの全体構成)
図1は、本発明にかかる情報処理システムの構成を示す図である。図1に示す情報処理システムは、サッカーの試合を見ながらサッカーの試合全体についての内容記述データを試合内容記述データとして作成する試合内容記述データ作成部100、提供されるサッカーの試合の提供コンテンツ(ダイジェスト映像:サッカーの試合のダイジェスト映像からなる数分程度の映像)の映像シーンを説明するための内容記述データを映像内容記述データとして作成する映像内容記述データ作成部200、試合内容記述データ、映像内容記述データ、およびダイジェスト映像等に基づいて、携帯端末500に配信するための配信コンテンツを作成し、作成した配信コンテンツを配信サーバ400にアップロードする映像加工部300、映像加工部300でアップロードされた配信コンテンツを携帯端末500に配信する配信サーバ400、携帯電話、PHS、およびPDAからなる携帯端末500とで構築されている。
【0021】
試合内容記述データ作成部100は、ボール位置情報取得・支配率計測部101、プレイ開始終了指示部102、代表イベント記述部103、および詳細内容記述部104・・・で構成されている。
【0022】
ボール位置情報取得・支配率計測部101は、サッカーの試合においてフィールド内のボールの位置の時間変化を示すボール位置情報を取得するとともに、ボールの支配チームの時間変化を示すボール支配情報を取得して、取得したボール位置情報およびボール支配情報を代表イベント記述部103に出力する。
【0023】
代表イベント記述部103は、サッカーの試合を見ながら、試合全体についてほぼリアルタイムで時系列に試合記述上の代表イベントの内容記述データを作成する。試合記述上の代表イベントは属性情報(試合上の時刻、選手、イベント種類等)で定義される。代表イベント記述部103は、試合記述上の代表イベントを記述した場合は、代表イベントに近接する詳細イベントの記述を詳細内容記述部104に指示する。代表イベント記述部103は、代表イベントに対する詳細イベントの記述の指示を、複数の詳細内容記述部104に振り分けることにより、リアルタイムに近い処理を実現する。また、代表イベント記述部103は、試合記述上の代表イベントの内容記述データと詳細内容記述部104から入力される詳細イベントの内容記述データを纏めた試合内容記述データを作成し、この試合内容記述データとボール位置情報取得・支配率計測部101から入力されるボール位置情報およびボール支配情報を「試合内容」ファイルとして保存するとともに、映像内容記述データ作成部200の代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201に送出する。
【0024】
詳細内容記述部104は、代表イベント記述部103の指示に応じて、代表イベントに近接する詳細イベントの内容記述データを記述して、代表イベント記述部103に送出する。
【0025】
上記映像内容記述データ作成部200は、代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201と、詳細内容記述部202・・・で構成される。
【0026】
代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201では、ダイジェスト映像(提供コンテンツ)をモニターで見ながら、時系列に映像シーンの映像記述上の代表イベント(以下、「ダイジェスト映像記述上の代表イベント」ともいう)の内容記述データを作成する。映像記述上の代表イベントは属性情報(映像上の時刻、選手、イベント種類等)で表現される。代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201は、映像記述上の代表イベントを記述した場合は、映像記述上の代表イベントに近接する詳細イベントの記述を詳細内容記述部202に指示する。代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201は、映像記述上の代表イベントに対する詳細イベントの記述の指示を、複数の詳細内容記述部202に振り分けることにより、リアルタイムに近い処理を実現する。代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201は、映像記述上の代表イベントの内容記述データと詳細内容記述部104から入力される詳細イベントの内容記述データを纏めた映像内容記述データを作成して、「映像内容」ファイルとして保存する。
【0027】
また、代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201は、イベント位置合わせ処理を実行して、代表イベント記述部103から入力される「試合内容」ファイルの試合内容記述データの試合記述上の代表イベントと「映像内容」ファイルの映像内容記述データの映像記述上の代表イベントとをリンクさせ、「内容記述」ファイルとして映像加工部300に送信する。また、代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201は、提供されるダイジェスト映像を映像加工部300に送信する。
【0028】
詳細内容記述部202は、代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201の指示に応じて、代表イベントの詳細イベントを記述して、代表イベント記述部103に送出する。なお、ここでは、詳細内容記述部202は、映像記述上の代表イベントに対する詳細イベントを記述することとしたが、詳細イベントを記述しないことにしても良い。すなわち、上記映像内容記述データ作成部200では、ダイジェスト映像に対して映像記述上の代表イベントのみを記述することにしても良い。以下の説明では、上記映像内容記述データ作成部200においては、ダイジェスト映像に対して、映像記述上の代表イベントのみを記述する場合について説明する。
【0029】
映像加工部300は、代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201から入力される「内容記述」ファイルおよびダイジェスト映像に基づいて、携帯端末500に配信するための配信コンテンツ(映像(ASF)および映像シーンを説明するための付加的な情報(CHTML)、フォーメーションアニメ(GIF)、ボール推移図、ボール支配率表示図等)を作成して、配信サーバ400にアップロードする。配信サーバ400にアップロードされた配信コンテンツは、携帯端末500に配信される。
【0030】
(試合内容記述データ作成部および映像内容記述データ作成部の各部、ならびに映像加工部の基本ハードウエア構成)
図2は、試合内容記述データ作成部100の各部(ボール位置情報取得・支配率計測部101、プレイ開始終了指示部102、代表イベント記述部103、詳細内容記述部104)、映像内容記述データ作成部200の各部(代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201、詳細内容記述部202)、映像加工部300の基本ハードウエア構成を示す図である。
【0031】
図2において、121は操作指示を与える入力部、122は外部とデータ通信を行うためのデータ通信部、123は表示部、124は装置全体の制御を司るCPU、125は記録媒体126のデータのリード/ライトを行う記録媒体ドライブ装置、126はCPU124を動作させるプログラム等を格納した記録媒体、127はCPU124のワークエリアとして使用されるRAM、128はTV中継が可能なモニタを示している。
【0032】
上記入力部121は、カーソルキー、数字入力キーおよび各種機能キー等を備えたキーボード、マウス(座標位置入力手段)、並びに画像を読みとるスキャナ等からなる。
【0033】
上記表示部123は、CRT(Cathod Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)や、プラズマディスプレイ等により構成され、CPU124から入力される表示データに応じた表示が行われる。
【0034】
上記CPU124は、例えば、32ビットマイクロプロセッサ、他のマイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)や、プログラマブルロジック等からなる。また、CPU124は、必ずしもシングルプロセッサである必要はなく、分散処理をするタイプのものでも良い。このCPU124は、記録媒体126に格納されているプログラムに従って、各種処理を行って装置全体を制御する中央制御ユニットである。
【0035】
上記データ通信部122は、電話回線、ISDN(Integrated Services Digital Network)、LAN(Local Area Network)や、WAN(Wide Area Network)等のネットワークに接続され、外部とデータ通信を行う。
【0036】
上記記録媒体126は、CPU124が実行可能なOSプログラムおよびアプリケーションプログラム等の各種プログラムやデータが格納されている。上述の記録媒体126は、例えば、フロッピー(R)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、MOやPCカード等の光学的・磁気的・電気的な記録媒体からなる。記録媒体126に格納されたプログラムはネットワークを介して配信可能である。
【0037】
上記RAM127は、指定されたプログラム、入力指示、入力データおよび処理結果等を格納するワークメモリと、表示部123の表示画面に表示する表示データを一時的に格納する表示メモリとを備えている。
【0038】
モニタ128は、TV中継を受信するためのTV受信回路や映像コンテンツ(ビデオ、DVD等)を再生するための再生回路を備えており、TV中継を表示したり、映像コンテンツの再生に使用される。
【0039】
(情報処理システムの全体動作)
図1の情報処理システムの全体動作を図3の処理フローを参照して説明する。図3は、図1の情報処理システムの全体の動作の概略を説明するための処理フローを示している。
【0040】
試合内容記述データ作成部100では、ボール位置情報取得・支配率計測部101は、ボール位置取得処理を実行して、フィールド内のボールの位置の時間変化を示すボール位置情報およびボールの支配チームの時間変化を示すボール支配情報を取得する。代表イベント記述部103では、サッカーの試合を見ながら、試合全体を通じて、時系列に試合記述上の代表イベント(シュート、ゴール、間接フリーキック、直接フリーキック、イエローカード、レッドカード、退場等)の内容記述データを記述する。詳細内容記述部104は、個々の試合記述上の代表イベントに対して、その近接した詳細イベント(パス、ファール、ドリブル等)の内容記述データを記述する(ステップS1)。
【0041】
代表イベント記述部103は、試合記述上の代表イベントの内容記述データと詳細内容記述部104から入力される詳細イベントの内容記述データを纏めた試合内容記述データを作成し、この試合内容記述データとボール位置情報およびボール支配情報を「試合内容」ファイルとして、映像内容記述データ作成部200の代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201に送出する(ステップS2)。
【0042】
他方、映像内容記述データ作成部200では、代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201は、提供コンテンツ(ダイジェスト映像)をモニタで見ながら、時系列にシーン毎に構造化して、映像記述上の代表イベント(シュート、ゴール、間接フリーキック、直接フリーキック、イエローカード、レッドカード、退場等)の内容記述データを映像内容記述データとして記述する。例えば、ダイジェスト映像が、A1選手のシュート場面、B2選手の美技場面、A3選手の得点場面で構成されている場合、各場面を論理的に分割して、映像記述上の内容記述データを記述する。
【0043】
代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201は、映像記述上の代表イベントの内容記述データを、「映像内容」ファイルとして保存する(ステップT1)。
【0044】
ここで、試合内容記述データは、試合を見ながら作成しているため、試合記述上の代表イベントはダイジェスト映像とはリンクしていない。すなわち、試合記述上の代表イベントとダイジェスト映像との照合がとれていない状況であるため、このままでは、配信コンテンツにおける映像の詳細な状況説明を作成することができない。
【0045】
そこで、代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201は、イベント位置合わせ処理を実行して、代表イベント記述部103から入力される「試合内容」ファイルの試合内容記述データの試合記述上の代表イベントと、「映像内容」ファイルの映像内容記述データの映像記述上の代表イベントとをリンクさせ、「内容記述」ファイルとして映像加工部300に送信する(ステップT2)。また、代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201は、提供されるダイジェスト映像(提供コンテンツ)を映像加工部300に送信する(ステップT3)。
【0046】
映像加工部300は、代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201から入力される「内容記述」ファイルおよびダイジェスト映像に基づいて、携帯端末500に配信するための配信コンテンツ(映像(ASF)、および映像や試合状況を説明するための付加的な情報(CHTML)、フォーメーションアニメ(GIF)、ボール推移図、ボール支配率表示図等)を作成して、配信サーバ400にアップロードする(ステップU1)。
【0047】
配信サーバ400は、映像加工部300によりアップロードされた配信コンテンツを携帯端末500に配信する(ステップV1)。
【0048】
(イベント位置合わせ照合処理)
代表イベント作成・イベント位置合わせ判定部201のイベント位置合わせ照合処理(上記図3のステップT2)を図4〜図11を参照して詳細に説明する。
【0049】
図4は、代表イベント記述部103で記述される試合記述上の代表イベントと代表イベント作成・イベント位置合わせ判定部201で記述される映像記述上の代表イベントとのマッピングを説明するための説明図である。図4において、長い矢印は代表イベント、短い矢印は詳細イベントを示している。試合記述上の代表イベントは、サッカーの試合の試合全体(90分間)に関して記述されているが、ダイジェスト映像とリンクしていないため、ダイジェスト映像とリンクしているダイジェスト映像記述上の代表イベントとリンクさせる必要がある。ダイジェスト映像記述上の代表イベントと試合記述上の代表イベントとをマッピングさせて、同一の事象を示す代表イベント同士をリンクさせ、試合記述上の代表イベントで映像シーンのあるものについては、映像シーンとリンクできるようにする。
【0050】
図5は、代表イベント作成・イベント位置合わせ判定部201のイベント位置合わせ照合処理の概略を説明するためのフローチャート、図6および図7は、試合内容記述データ(リンク後)の一例を示す図、図8は映像内容記述データ(リンク後)の一例を示す図、図9は代表イベント作成・イベント位置合わせ判定部201の表示部に表示される映像記述上の代表イベント選択画面600の表示例、図10は代表イベント作成・イベント位置合わせ判定部201の表示部に表示される試合記述上の代表イベントの候補の検索結果の表示画面の表示例、図11は、試合記述上の代表イベントの候補A〜候補Dを示す図である。
【0051】
以下の説明では、図8に示す映像内容記述データと図9および図10に示す試合内容記述データにおいて、「A1選手がシュートした」という代表イベントをリンクさせる場合について説明する。内容記述データの各代表イベント(Critical Event)にはイベントのタイプとIDが付されている。
【0052】
図6および図7に示す試合内容記述データ並びに図8に示す映像内容記述データにおいて、リンク先(<linkto idRef=>)以外のデータは、上記図3のステップS1、T1の処理により既に作成されている。イベント位置合わせ照合処理では、リンク先(<linkto idRef=>)を記述するための処理を説明する。
【0053】
図9は、代表イベント作成・イベント位置合わせ判定部201の表示部に表示される映像記述上の代表イベント選択画面600の表示例を示している。この映像記述上の代表イベント選択画面600において、601は、ダイジェスト映像上の代表イベントの記述位置を示すダイジェスト映像のタイムグラフ、602は、選択されたダイジェスト映像の代表イベントの属性情報(イベントのタイプ、選手名)が表示される属性情報表示領域、603は、選択された代表イベントの属性情報を検索キーとして、試合記述上の代表イベントの中から該当する代表イベントの候補の検索を指示する検索ボタン、604はモニタにダイジェスト映像を再生するための再生ボタンを示している。
【0054】
ダイジェスト映像のタイムグラフ601において、矢印は代表イベントを示しており、ダイジェスト映像上の対応する時刻の位置に表示されている。操作者は、ダイジェスト映像のタイムグラフ601の複数の映像記述上の代表イベントの中からカーソル601aで代表イベントを選択する(ステップS11)。代表イベントがカーソル601aで選択されると、代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201は、選択された代表イベントの属性情報(イベントのタイプ、選手名)を属性情報表示領域602を表示する。同図に示す例では、代表イベントの属性情報(Type シュート:Player A1選手)が表示されている。
【0055】
ここで、操作者は、再生ボタン604を押して、指定の数秒前から予めダイジェスト映像をモニタに再生して目視により確認し、選択した代表イベントの周囲の状況を把握しておく。
【0056】
そして、操作者により検索キー603が押下されると、代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201は、表示されている属性情報(Type、Player)を検索キーとして、試合内容記述データから同じ属性情報を有する代表イベントを検索して、表示結果を表示画面に表示する(ステップS12)。
【0057】
図10は、代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201の表示部に表示される検索結果の表示画面700の表示例を示す図である。この検索結果の表示画面700において、701は、試合記述上の代表イベントと詳細イベントのタイムグラフ、702は検索された代表イベントの候補が表示される候補代表イベント表示領域、703は候補代表イベント表示領域702に表示される代表イベントの候補の中から選択された代表イベントの周辺の詳細イベントが表示される詳細イベント表示領域、704は候補代表イベント表示領域702の表示をスクロールするためのスクロールキー、705はモニタにダイジェスト映像を再生させるための再生キー、706は代表イベントの候補の中からリンクさせる代表イベントを決定するための決定キー、707は表示されているデータを削除するための削除キーを示している。
【0058】
上記候補代表イベント表示領域702には、検索キーとして使用した代表イベントの属性情報(Type、Player)と、検索された代表イベントの候補の試合上の時刻が表示される。
【0059】
具体的には、図9に示す例では、代表イベントの属性情報(Type シュート:Player A1選手)を検索キーとしているので、属性情報(Typeシュート:Player A1選手)を有する代表イベントとして、図6および図7に示す試合内容記述データから図11に示すような候補A〜候補Dの代表イベントが検索される。そして、検索結果画面700の候補代表イベント表示領域702には、検索キーとして使用した代表イベントの属性情報(Type(シュート)、Player(A1選手))と、候補A〜候補Dの代表イベントの試合上の時刻(06:34,08:50、22:20,44:49)が表示される。
【0060】
また、候補代表イベント表示領域702において、操作者が1つの時刻を選択すると(ステップS13)、選択された時刻に対応する代表イベントの周辺の詳細イベントが試合内容記述データから検索されて、周辺詳細イベント表示領域704に表示される(ステップS1)。試合記述上の代表イベントと詳細イベントのタイムグラフ701には、選択された代表イベントと詳細イベントの時間帯が識別表示される。
【0061】
具体的には、図10に示す例では、候補代表イベント表示領域702において、試合上の時刻”22:20”が選択されているので、選択された試合上の時刻”22:20”に対応する代表イベントの候補Cの周辺の詳細イベントが試合内容記述データから検索されて、周辺詳細イベント表示領域704に、”A3選手ドリブル”、”A3選手 パス A1選手へ”、”A1選手 ドリブル”、”A1選手 シュート”、”B1選手 キャッチ”が表示される。また、タイムグラフ701には、選択された代表イベントと周辺の詳細イベントの時間帯が識別表示される。
【0062】
操作者は、候補Aの代表イベントから順に詳細イベントをチエックし、上記で確認した状況と一致するものを探す。選考の課程で一致しなければ、候補の代表イベントから削除キー707で削除してゆく。最終的に一致するものが残った場合には、再生ボタン703を押して目視により確認して、上記選択したダイジェスト映像記述上の代表イベントに対応する内容記述上の代表イベントを決定して決定ボタン706を押す(ステップS1)。
【0063】
決定ボタン706が押下されると、代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201は、選択された映像記述上の代表イベントと選択された内容記述の代表イベントとのマッピングを行い、試合内容記述データおよび映像内容記述データに互いの代表イベントのリンク先(<Linkto idRef=>)を記述する(ステップS1)。以上の処理を、全ての映像記述上の代表イベントについて実行する。
【0064】
図6〜図8に示す例では、図8に示す映像内容記述データのA選手のシュートの代表イベント(criticalEvent Type=”Shoot”、ID=C002)と、図7に示す試合内容記述データの映像上の時刻”00:32:05”のA選手のシュートの代表イベントの候補C(criticalEvent Type=”Shoot”、ID=G011)がリンクされている。また、図7に示す映像内容記述データの映像上の時刻”00:32:45”A選手のシュートの代表イベント(criticalEvent Type=”Shoot”、ID=C003)と、図8に示す試合内容記述データのA選手のシュートの代表イベントの候補D(criticalEvent Type=”Shoot”、ID=G025)がリンクされている。
【0065】
以上説明したように、試合内容記述データ作成部100では、サッカーの試合の試合全体の代表イベント(試合記述上の代表イベント)を複数記述し、映像内容記述データ作成部200の代表イベント作成・イベント位置合わせ判定部201では、同一のスポーツの試合のダイジェスト映像中の代表イベント(映像記述上の代表イベント)を複数記述し、代表イベント作成・イベント位置合わせ判定部201では、映像記述上の代表イベントの中から1つの映像記述上の代表イベントを選択し、選択された映像記述上の代表イベントの属性情報を検索キーとして、複数記述される試合記述上の代表イベントの中から候補となる試合記述上の代表イベントを検索して表示画面に表示し、表示された試合記述上の代表イベントの候補の中から試合記述上の代表イベントを選択し、選択した映像記述上の代表イベントと選択した試合記述上の代表イベントとをリンクさせることとしたので、試合のダイジェスト映像と試合内容記録データのマッピングができ、スポーツの試合の映像ダイジェストは入手可能であるが、試合全体のサービス用映像コンテンツが入手できない場合において、映像ダイジェストに対して適当な単位で映像シーンを説明する付加的な情報(試合の状況説明等)を作成することが可能となる。これにより、ダイジェスト映像とその配信に関する権利を入手するだけで、映像に対して付加的な説明を付けた配信サービスが可能となる。
【0066】
また、試合記述上の代表イベントを、選手名、イベント種類、および試合中の時刻等の属性情報で表現し、また、映像記述上の代表イベントは、選手名、イベント種類、およびダイジェスト映像中の時刻等の属性情報で表現し、選択された映像記述上の代表イベントの選手名およびイベント種類の属性情報を検索キーとして、試合記述上の代表イベントの候補を検索することとしたので、試合記述上の代表イベントの候補を簡易に検索することが可能となる。
【0067】
また、試合内容記述データ作成部100では、試合記述上の代表イベントの周辺の詳細イベントを記述し、表示画面に、映像内容記述データ作成部200の代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201では、前述した候補の試合記述上の代表イベントの周辺の詳細イベントを表示することとしたので、映像を参照しなくても、詳細イベントを参照することで対応する試合記述上の代表イベントの場所を容易に特定することが可能となる。
【0068】
また、検索結果の表示画面700の候補代表イベント表示領域702に表示される試合記述上の代表イベントの候補を削除およびスクロール表示可能としたので、試合記述上の代表イベントの候補が、候補代表イベント表示領域702に収まらない場合でも表示することが可能となる。
【0069】
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適宜変形可能である。例えば、上記した実施の形態では、サッカーの試合の中継について適用したが、本発明は、野球、ラグビー、アメフト、バスケットボール、テニス、およびゴルフなどの他の球技にも適用することが可能である。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1にかかる発明によれば、映像内容記述データ作成部が、スポーツの試合のダイジェスト映像に関して記述された複数の映像記述上のイベントの中から、操作者の指示にしたがい、映像記述上のイベントを選択する映像記述上のイベント選択工程と、前記映像内容記述データ作成部が、前記映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントの、試合中の時刻、選手名、およびイベント種類を示す属性情報を検索キーとして、前記スポーツの試合の全体映像に関して記述された複数の試合記述上のイベントの中から、前記検索キーを少なくとも含む属性情報であって、当該試合記述上のイベントの、試合中の時刻、選手名、およびイベント種類を示す前記属性情報が付与された試合記述上のイベントを候補として検索し、表示画面に表示する検索表示工程と、前記映像内容記述データ作成部が、前記検索表示工程で前記表示画面に表示された試合記述上のイベントの候補の中から、前記操作者の指示にしたがい、前記映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントとリンクさせるべき試合記述上のイベントを選択する試合記述上のイベント選択工程と、含むこととしたので、スポーツの試合の映像ダイジェストは入手可能であるが、試合全体のサービス用映像コンテンツが入手できない場合において、映像ダイジェストに対して適当な単位で映像シーンを説明する付加的な情報の作成を可能とする映像中のイベント照合方法を提供することが可能となる。さらに、試合記述上のイベントの候補を簡易に検索することが可能となる。
【0071】
また、請求項2にかかる発明によれば、請求項1にかかる発明において、さらにリンク手段が、前記映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントと、前記試合記述上のイベント選択工程で選択された試合記述上のイベントを識別する識別情報とを対応付け、前記試合記述上のイベント選択工程で選択された試合記述上のイベントと、前記映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントを識別する識別情報とを対応付けるリンク工程をさらに含むこととしたので、スポーツの試合の映像ダイジェストは入手可能であるが、試合全体のサービス用映像コンテンツが入手できない場合において、映像ダイジェストに対して適当な単位で映像シーンを説明する付加的な情報の作成を可能とする映像中のイベント照合方法を提供することが可能となる。さらに、試合記述上のイベントの候補を簡易に検索することが可能となる。
【0072】
また、請求項3にかかる発明によれば、請求項1または請求項2にかかる発明において、前記映像内容記述データ作成部が、前記検索表示工程において前記表示画面に表示された前記試合記述上のイベントの候補の中から、前記スポーツの試合の全体映像に関して記述された、前記試合記述上のイベントと時系列的に近傍のイベントを表示すべき前記試合記述上のイベント候補を選択するイベント候補選択工程と、前記映像内容記述データ作成部が、記イベント候補選択工程で選択された前記試合記述上のイベントの候補に対応する、時系列的に近傍のイベントを前記表示画面に表示するイベント表示工程と、をさらに含むこととしたので、映像を参照しなくても、時系列的に近傍のイベントを参照することで対応する試合記述上のイベントの場所を容易に特定することが可能となる。
【0073】
また、請求項4にかかる発明によれば、請求項1にかかる発明において、前記検索表示工程では、前記表示画面に表示される試合記述上のイベントの候補を、表示削除およびスクロール表示可能としたので、請求項1にかかる発明の効果に加えて、試合記述上のイベントの候補の選択操作が容易となる。
【0074】
また、請求項5にかかる発明によれば、コンピュータでプログラムを実行することにより、請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の映像のイベント照合方法の各工程を実現することとしたので、スポーツの試合の映像ダイジェストは入手可能であるが、試合全体のサービス用映像コンテンツが入手できない場合において、映像ダイジェストに対して適当な単位で映像シーンを説明する付加的な情報の作成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる情報処理システムの構成を示す図である。
【図2】試合内容記述データ作成部の各部(ボール位置情報取得・支配率計測部、プレイ開始終了指示部、代表イベント記述部、詳細内容記述部)、映像内容記述データ作成部の各部(代表イベント作成・イベント位置合わせ判定部、詳細内容記述部)、および映像加工部の基本ハードウエア構成を示す図である。
【図3】図1の情報処理システムの全体の動作の概略を説明するための処理フローを示す図である。
【図4】試合記述上の代表イベントとダイジェスト映像記述上の代表イベントとのマッピングを説明するための説明図である。
【図5】イベント位置合わせ照合処理の手順の概略を説明するためのフローチャートである。
【図6】試合内容記述データ(リンク後)の一例を示す図(その1)である。
【図7】試合内容記述データ(リンク後)の一例を示す図(その2)である。
【図8】映像内容記述データ(リンク後)の一例を示す図である。
【図9】映像記述上の代表イベント選択画面の表示例を示す図である。
【図10】試合記述上の代表イベントの候補の検索結果の表示画面の表示例を示す図である。
【図11】試合記述上の代表イベントの候補A〜候補Dを示す図である。
【符号の説明】
100 試合内容記述データ作成部
101 ボール位置情報取得・支配率計測部
102 プレイ開始終了指示部
103 代表イベント記述部
104 詳細内容記述部
200 映像内容記述データ作成部
201 代表イベント作成・イベント位置合わせ判定部
202 詳細内容記述部
300 映像加工部
400 配信サーバ
500 携帯端末

Claims (5)

  1. 映像内容記述データ作成部が、スポーツの試合のダイジェスト映像に関して記述された複数の映像記述上のイベントの中から、操作者の指示にしたがい、映像記述上のイベントを選択する映像記述上のイベント選択工程と、
    前記映像内容記述データ作成部が、前記映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントの、試合中の時刻、選手名、およびイベント種類を示す属性情報を検索キーとして、前記スポーツの試合の全体映像に関して記述された複数の試合記述上のイベントの中から、前記検索キーを少なくとも含む属性情報であって、当該試合記述上のイベントの、試合中の時刻、選手名、およびイベント種類を示す前記属性情報が付与された試合記述上のイベントを候補として検索し、表示画面に表示する検索表示工程と、
    前記映像内容記述データ作成部が、前記検索表示工程で前記表示画面に表示された試合記述上のイベントの候補の中から、前記操作者の指示にしたがい、前記映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントとリンクさせるべき試合記述上のイベントを選択する試合記述上のイベント選択工程と、
    含むことを特徴とする映像中のイベント照合方法。
  2. リンク手段が、前記映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントと、前記試合記述上のイベント選択工程で選択された試合記述上のイベントを識別する識別情報とを対応付け、前記試合記述上のイベント選択工程で選択された試合記述上のイベントと、前記映像記述上のイベント選択工程で選択された映像記述上のイベントを識別する識別情報とを対応付けるリンク工程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のイベント照合方法。
  3. 前記映像内容記述データ作成部が、前記検索表示工程において前記表示画面に表示された前記試合記述上のイベントの候補の中から、前記スポーツの試合の全体映像に関して記述された、前記試合記述上のイベントと時系列的に近傍のイベントを表示すべき前記試合記述上のイベント候補を選択するイベント候補選択工程と、
    前記映像内容記述データ作成部が、記イベント候補選択工程で選択された前記試合記述上のイベントの候補に対応する、時系列的に近傍のイベントを前記表示画面に表示するイベント表示工程と、
    さらに含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の映像中のイベント照合方法。
  4. 前記検索表示工程では、前記表示画面に表示される試合記述上のイベントの候補を、表示削除およびスクロール表示可能としたことを特徴とする請求項1に記載の映像のイベント照合方法。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の映像のイベント照合方法の各工程をコンピュータが実行するためのプログラム。
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