JP4111450B2 - ディスクアレイ制御方法及びディスクアレイ制御装置 - Google Patents
ディスクアレイ制御方法及びディスクアレイ制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4111450B2 JP4111450B2 JP2004189108A JP2004189108A JP4111450B2 JP 4111450 B2 JP4111450 B2 JP 4111450B2 JP 2004189108 A JP2004189108 A JP 2004189108A JP 2004189108 A JP2004189108 A JP 2004189108A JP 4111450 B2 JP4111450 B2 JP 4111450B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- host
- data
- command
- transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
ディスクアレイは、複数のディスク装置を並列に動作させることで高速化を実現する技術である。しかし、ディスク装置をn(>1)台並べた場合、その故障確率はn倍に悪化する。そこで、高速化と高信頼化を両立するための技術として、非特許文献1に述べられている。
上記のようなRAID型ディスクアレイを実現するためには、ホスト(ホストコンピュータ)からのリード/ライト要求を各ディスク装置へのリード/ライト要求に変換し、ライト時にはデータを各ディスク装置へ分散し、リード時には各ディスク装置からデータを集合するデータ分散・集合制御を行う必要がある。また、パリティを計算するパリティ生成制御を行う必要がある。これらの制御を行うため、通常、ホストと複数のディスク装置の間に、ディスクアレイコントローラと呼ぶディスクアレイ制御装置を設ける。
近年、SCSIに対して性能が高く、接続距離が長いFibre Channel(以下、FCと略記する)が登場してきた。
図15に、従来の計算機システムの第2例を示す。
図14に示すSCSI型ディスクアレイ4の場合、RAIDグループを構築する複数のディスク装置200〜204を1台ずつ異なるディスクインタフェース210〜214に接続することで、1つのディスクインタフェースに障害が発生しても運転を継続できる。
FC型ディスクアレイ(図15)は、SCSI型ディスクアレイ(図14)を越える性能、機能を実現できる。
従来のFC型ディスクアレイ、SCSI型ディスクアレイのいずれにしても、ディスク装置からホストにデータをリードするときに、ディスク装置からディスクアレイ制御装置内部にデータの一部もしくは全部をバッファリングしてから、そのデータをホストに転送する。そのため、応答時間が低下する問題点がある。
限定されるものではない。
第一実施形態では、本発明のディスクアレイが備える転送形態の一つである「
ノーマル転送」と呼ぶ転送形態を説明する。
図1に、第一実施形態の計算機システムの構成例を示す。
ディスクアレイコントローラ1は、中央制御手段10と、データキャッシュ手段11と、I/F制御手段12と、パリティ演算手段14と、内部バス15とを具備している。
図1に戻り、ホスト3は、ディスクアレイコントローラ1を接続するホストI/F制御手段32を具備している。なお、ホスト3は、ホスト転送形態制御手段33を具備しているが、ホスト転送形態制御手段33は第一実施形態では使用しない(第二実施形態以降で使用する)ため、説明しない。従って、第一実施形態「ノーマル転送」のみで動作する場合はホスト転送形態制御手段33を省略可能である。
一般に、アクセスの種類を大別すると、ランダムアクセスと、シーケンシャルアクセスとがある。
図3は、ディスクアレイのランダムリード動作を説明する概念図である。
ホスト3は、小転送長のリードホストコマンドを生成し、ホストI/F制御手段32を制御し、ホストインタフェース31を介して、ディスクアレイコントローラ1へと発行する。
転送形態制御部102は、リードホストコマンドを解析し、キャッシュのヒットミス判定を行う。
アドレス変換制御部103は、リードホストコマンドに格納されたディスクアレイへの論理アドレスから、ディスクアレイの構成に基づき、この論理アドレスのデータを格納するディスク装置番号を特定し、そのディスク装置の物理アドレスに変換する。
ディスクコマンド制御部104は、対象ディスク装置へのリードディスクコマンドを生成し、I/F制御部12にリードディスクコマンドを発行する。I/F制御手段12は、このリードディスクコマンドを受信する。イニシエータ/ターゲット切り替え制御部121は、I/F制御部12をターゲットモードに切り替える。I/F制御部12は、ホストインタフェース31を介し、ディスク装置2にリードディスクコマンドを発行する。リードディスクコマンドは、Fibre Channelのフレームとして送信する。
ディスク装置2は、リードディスクコマンドを受領すると、リードディスクコマンドを解析し、ヘッドのシーク、回転待ちを行い、指示された物理アドレスから指示された転送長のデータをリードする。次に、全データ転送に必要な個数のデータフレームを生成し、ディスクアレイコントローラ1にホストインタフェース31を介し発行する。
ディスク装置2は、データフレームの転送終了後に、ステータスを格納したフレームを作成し、ディスクアレイコントローラ1に送信する。
ホストコマンド制御部101は、I/F制御手段12にデータ転送開始を指示する。I/F制御手段12のイニシエータ/ターゲット切り替え制御部121は、I/F制御手段12をターゲットモードに切り替える。I/F制御手段12は、データキャッシュ手段11からデータをリードし、データフレームを作成し、ホスト3にホストインタフェース31を介し転送を行う。
ディスクアレイコントローラ1のI/F制御手段12は、全データフレームを転送終了すると、ステータスフレームを生成し、ホスト3に送信する。
図4に、ディスクアレイ4のランダムリード動作の概念図を示す。
ホスト3は、ライトホストコマンドを生成し、ホストI/F制御手段32を制御し、ホストインタフェース31を介して、ディスクアレイコントローラ1へと発行する。
デステージに先立ち、ダーティデータに対応するパリティを生成する。ここで、ダーティデータがD1(new)であるとすると、それに対応した新パリティP0(new)は、D1(new)とD1(old)とP0(old)の排他的論理和により求める。このため、D1(old)とP0(old)をディスク装置2からリードする必要がある。そこで、両データをデータキャッシュ制御手段11上に一時的に格納する領域を割り当て、その領域に前記リードホストコマンドに対するディスク装置からディスクアレイコントローラへのデータ転送と同一の方法でリードする。
新データと新パリティのデステージ処理は、前記リードホストコマンドに対するディスク装置からディスクアレイコントローラへのデータ転送と基本的に同一である。相違点は、転送方向が逆である(リードがライトになる)こと、および、ディスクアレイコントローラ1がディスク装置2にライトディスクコマンドを発行すると、ディスク装置2は転送許可フレームをディスクアレイコントローラ1に発行し、これを受信したディスクアレイコントローラ1のI/F制御手段12がデータフレームをディスク装置2に送出することである。
キャッシュのヒットミス判定でミスし、さらにシーケンシャル判定でヒットすると、シーケンシャルアクセスの処理の行なうが、これは上記ランダムアクセスと基本的に同一の手順である。異なる点は、シーケンシャルリード時には、複数のディスク装置201〜204に対し同時に複数のリードコマンドを発行し、データキャッシュ手段11上でデータを集合しホスト3に転送することと、シーケンシャルライト時には、データキャッシュ手段11上にパリティグループのデータがそろう場合があるため、ディスク装置2から旧データ,旧パリティをリードすることなく新パリティを生成する場合があることである。
以上の第一実施形態によれば、ディスクアレイコントローラ1は、ホスト3との接続インタフェースおよびディスク装置2との接続インタフェースを一つのホストインタフェース31で共用し、これを唯一つのI/F制御手段12で制御しているので、fibre channelのような高価なインタフェースであっても、ディスクアレイコントローラ1を低コスト化できる。
第二実施形態では、本発明のディスクアレイが備える転送形態の一つである「ダイレクト転送」と呼ぶ転送形態を説明する。
ディスクアレイ1は、図1,図2を参照して第一実施形態で説明した構成と同様である。「ダイレクト転送」を行う際には、図2の中央制御手段10の転送形態制御手段102を使用する。
ホスト3は、図1を参照して第一実施形態で説明した構成と同様である。「ダイレクト転送」を行う際には、ホスト転送形態制御手段33を使用する。ホスト転送形態制御手段33は、ディスクアレイコントローラ1が決定し通知してきた転送形態情報を受信し、指示された転送形態を用いてデータを授受できるようにホストI/F制御手段32を制御する。
ディスク装置2は、図1を参照して第一実施形態で説明した構成と同様である。なお、ディスク装置200〜204は、ディスク転送形態制御手段22を具備しているが、ディスク転送形態制御手段22は第二実施形態では使用しない(第三実施形態以降で使用する)ため、説明しない。従って、第一実施形態「ノーマル転送」および第二実施形態「ダイレクト転送の例1」のみで動作する場合はディスク転送形態制御手段22を省略可能である。
・リードコマンド受信(図5(1))
ホスト3は、シーケンシャルアクセスを行うため、リードホストコマンドを生成し、ホストI/F制御手段32を制御し、ホストインタフェース31を介して、ディスクアレイコントローラ1に発行する。ここで、転送長は64KBであると仮定する。
中央制御手段10の転送形態制御部102は、リードホストコマンドを解析し、キャッシュのヒットミス判定を行う。シーケンシャルアクセスなのでキャッシュはミスする。
アドレス変換制御部103は、リードホストコマンドの論理アドレスからディスクアレイの構成に基づき、この論理アドレスのデータを格納するディスク装置番号を特定し、そのディスク装置の物理アドレスに変換する。この変換を次に具体的に説明する。
図5に戻り、次にホストコマンド制御部101は、ホスト3に対するダイレクト転送メッセージを作成し、I/F制御手段12に発行する。ダイレクト転送メッセージには、ダイレクト転送メッセージであることを示す識別子と、上記アドレス変換リスト1030を格納する。
ホスト3のホストI/F制御手段32は、メッセージフレームを受信し、さらに続けてテータスフレームを受信し、ここで一旦リードホストコマンドを仮終了とする。
次に、ホスト転送形態制御手段33は、アドレス変換リスト1030を用い、各ディスク装置に対するディスクコマンドを作成し、ホストI/F制御手段32に発行する。
全てのディスクコマンドが正常終了した時点で、データ転送が完了するので、ホストI/F制御手段32は、先に仮終了したホストコマンドを正常終了し、この要求を発行したアプリケーションに対して正常終了ステータスを返し、処理を終える。
上記ではシーケンシャルリードの処理について説明したが、シーケンシャルリード以外(例えばランダムリード)においても上記と同様にダイレクト転送を行うことが出来る。
以上の第二実施形態によれば、シーケンシャルリードの際には、ディスク装置2からリードしたデータをディスクアレイコントローラ1を経由せず、直接ホスト3に転送するので、ホストインタフェース31の転送速度を最大限に利用したデータ転送を実現できる。また、ホストI/Fとディスク装置I/Fが1本になり、低価格化できる。さらに、第一実施形態の「ノーマル転送」のようにディスク装置2からディスクアレイコントローラ1への転送とディスクアレイコントローラ1からホスト3への転送の2回に渡って同一のI/Fを使用するのでは性能の低下があるが、このような性能の低下を引き起こすことなく高速転送を実現できる。すなわち、データを一旦ディスクアレイコントローラ1のデータキャッシュ手段11にリードするデータバッファリングに要していた処理時間を削減でき、アクセス応答時間を短縮できる。
第三実施形態では、上記第二実施形態とは異なる「ダイレクト転送」を説明する。
上記第二実施形態と同一である。
上記第二実施形態と同一である。
上記第二実施形態と同一である。第三実施形態では、ディスクアレイコントローラ1が決定した転送形態を受信し、それに基づき転送形態を決定するディスク転送形態制御手段22を使用する。
・リードコマンド受信(図10(1))
ホスト3は、シーケンシャルアクセスを行うため、リードホストコマンドを生成し、ホストI/F制御手段32を制御し、ホストインタフェース31を介して、ディスクアレイコントローラ1に発行する。ここで、転送長は64KBであると仮定する。
中央制御手段10の転送形態制御部102は、リードホストコマンドを解析し、キャッシュのヒットミス判定を行う。シーケンシャルアクセスなのでキャッシュはミスする。
アドレス変換制御部103は、リードホストコマンドの論理アドレスからディスクアレイの構成に基づき、この論理アドレスのデータを格納するディスク装置番号を特定し、そのディスク装置の物理アドレスに変換する。ここで、アドレス変換制御部103は、図8に示すアドレス変換リスト1030を生成したものとする。
図10に戻り、次にホストコマンド制御部101は、ホスト3に対するダイレクト転送メッセージを作成し、I/F制御手段12に発行する。
ホスト3のホストI/F制御手段32は、メッセージフレームを受信する。
一方、ディスクアレイコントローラ1において、中央制御手段10のディスクコマンド制御部104は、アドレス変換リスト1030に基づいて、ディスク装置2の指定アドレスから指定長のデータをホスト3に対して転送するよう指示するコピーコマンドを生成し、I/F制御手段12に発行する。このコピーコマンドは、ディスクアレイコントローラ1にディスク装置2からデータをリードするリードコマンドとは区別する。
ディスク装置200,201では、それぞれのディスクI/F制御手段21がコピーコマンドを受信する。
全てのコピーコマンドが正常終了した時点で、ディスクアレイコントローラ1のホストコマンド制御部101は、リードホストコマンドに対するステータスを作成する。
以上の第三実施形態によっても、第二実施形態と同様の効果を得ることができる。
第四実施形態では、本発明のディスクアレイが備える転送形態の一つである「マルチターゲットダイレクト転送」と呼ぶ転送形態を説明する。
第三実施形態と同一である。
第三実施形態と同一である。
第三実施形態と同一である。
・リードコマンド受信(図11(1))
図11に示すように、ホスト3は、リードアクセスを行うため、リードホストコマンドを生成し、ホストインタフェース制御手段32を制御し、ホストインタフェース31を介して、ディスクアレイコントローラ1に発行する。
転送形態制御部102は、リードホストコマンドを解析し、キャッシュのヒットミス判定を行う。ここでは、キャッシュミスであったとする。すると、転送形態制御部102は、次にシーケンシャルアクセス判定を行う。ここでは、ランダムアクセスなので、ミスヒットとなる。そこで、転送形態制御部102は、転送形態を「マルチターゲットダイレクト転送」と決定する。
次に、アドレス変換制御部103は、リードホストコマンドの論理アドレスからディスクアレイの構成に基づきディスク装置番号と物理アドレスを得て、対象ディスク装置へのマルチターゲットリードディスクコマンドを生成する。このマルチターゲットリードディスクコマンドは、ディスク装置2からリードしたデータをディスクアレイコントローラ1とホスト3の両方に同時に転送することを指令する命令であり、イニシエータIDと複数のターゲットIDとを持つことができる。
次に、ホストコマンド制御部101は、ホスト3に対するダイレクト転送メッセージを作成し、I/F制御手段12に発行する。
ホスト3のホストI/F制御手段32は、メッセージフレームを受信する。
一方、ディスクコマンド制御部104は、I/F制御部12に、マルチターゲットリードディスクコマンドを発行する。
ディスク装置2のディスクI/F制御手段21は、コマンドフレームを受領する。
転送終了後に、ディスク装置2のディスクI/F制御手段21は、ステータスを格納したフレームを作成し、ディスクアレイコントローラ1に送信する。
ディスクアレイコントローラ1のI/F制御手段12は、ステータスフレームを生成し、ホスト3に送信する。
・ライトコマンド受信(図12(1))
図12に示すように、ホスト3は、ライトアクセスを行うため、ライトホストコマンドを生成し、ホストインタフェース制御手段32を制御し、ホストインタフェース31を介して、ディスクアレイコントローラ1に発行する。
転送形態制御部102は、ライトホストコマンドを解析し、パリティグループの全データのライトであることを認識し、「マルチターゲットダイレクト転送」と判定する。
次に、アドレス変換制御部103は、ライトホストコマンドの論理アドレスからディスクアレイの構成に基づきディスク装置番号と物理アドレスを得て、対象ディスク装置へのマルチターゲットライトディスクコマンドを生成する。このマルチターゲットライトディスクコマンドは、ライトするデータをホスト3からディスク装置2とディスクアレイコントローラ1の両方に同時に転送することを指令する命令であり、イニシエータIDと複数のターゲットIDとを持つことができる。
次に、ホストコマンド制御部101は、ホスト3に対するダイレクト転送メッセージを作成し、I/F制御手段12に発行する。
・ダイレクト転送S/Gリストの生成
ホスト3のホストI/F制御手段32は、メッセージフレームを受信する。
一方、ディスクコマンド制御部104は、I/F制御部12に、マルチターゲットライトディスクコマンドを発行する。
ホスト3は、ディスク装置2とディスクアレイコントローラ1の両方にデータを転送する。
データ格納終了後に、ディスク装置2のディスクI/F制御手段21は、ステータスを格納したフレームを作成し、ディスクアレイコントローラ1に送信する。
ディスクアレイコントローラ1のI/F制御手段12は、ステータスフレームを生成し、ホスト3に送信する。
ディスクアレイコントローラ1は、キャッシュにパリティグループの全データがそろっていれば、パリティを生成し、ディスク装置2にライトする。一方、パリティグループの全データがそろわない場合は、ディスクアレイコントローラ1がディスク装置2から旧データおよび旧パリティのリードを行い、新データと旧データと旧パリティから新パリティを生成し、新パリティをディスク装置2にライトする。
パリティ格納終了後に、ディスク装置2のディスクI/F制御手段21は、ステータスを格納したフレームを作成し、ディスクアレイコントローラ1に送信する。
ランダムライトやシーケンシャルリードの場合も、上記と同様にマルチターゲットダイレクト転送を行える。
以上の第四実施形態によれば、ホスト3とディスクアレイコントローラ1とディスク装置2のすべてが同一のホストインタフェース31に接続しているので、1回のディスク装置2からの転送によりホスト3とディスクアレイコントローラ1の両方に同時にデータを転送できると共に1回のホスト3からの転送によりディスク装置2とディスクアレイコントローラ1の両方に同時にデータを転送でき、ホストインタフェース31のトラフィックを低減できる。すなわち、第二実施形態と同様の効果をすべてのアクセス種類において実現できる。また、ディスクアレイコントローラ1のデータキャッシュ手段11にデータをキャッシュできる。特に、常時パリティグループ単位でライトするRAlD3のライト動作で有効に機能する。
第五実施形態では、第一実施形態〜第四実施形態において、同一のディスクアレイコントローラを2台設け、それぞれが同一のホストインタフェースとディスク装置I/F(とディスク装置)を共有する構成にする。このような構成をデュアルコントローラ構成と称する。
上記第一実施形態〜第五実施形態では、ホスト3に対する通信を行うI/F制御手段とディスク装置2に対する通信を行うI/F制御手段とを一つのI/F制御手段12で共用したが、両者を別々のI/F制御手段に分離し、両I/F制御手段を同一のホストインタフェース31に接続する構成としてもよい。
本発明の転送形態は、上記第一から第四の実施形態で説明したアクセス種類との組み合わせに限定されるものではなく、任意のアクセス種類(上記していないアクセス種類でもよい)と組み合わせて使用することができる。
2 ディスク装置
3 ホスト
4 ディスクアレイ
10 中央制御手段
11 データキャッシュ手段
12 I/F制御手段
14 パリティ演算手段
21 ディスクI/F制御手段
22 ディスク転送形態制御手段
31 ホストインタフェース
32 ホストI/F制御手段
33 ホスト転送形態制御手段
100 計算機システム
101 ホストコマンド制御部
102 転送形態制御部
103 アドレス変換制御部
104 ディスクコマンド制御部
121 イニシエータ/ターゲット切り替え制御部
200〜204 ディスク装置
Claims (8)
- 複数のディスク装置と、
前記複数のディスク装置を制御する制御装置とを有し、
前記複数のディスク装置及び前記制御装置は、ホストが接続されているネットワークに接続されており、
前記複数のディスク装置は各々、ディスク装置に対するコマンドを受信して、受信したコマンドに基づいてディスク装置へのデータのライトを制御する制御部を有しており、
前記制御装置は、前記ホストからライトコマンドを受信し、該ライトコマンドを解析し、ノーマル転送と判断した場合、前記制御装置は、転送許可を前記ホストに送信し、
前記制御装置は、前記ライトデータを前記ホストから受信し、受信したライトデータを前記制御装置によって決定されたディスク装置に前記ネットワークを介して送信し、
前記制御装置によって決定されたディスク装置は、前記制御装置から前記ネットワークを介して前記ライトデータを受信して格納し、
一方、マルチターゲットダイレクト転送と判断した場合、前記制御装置は、ライトデータが格納されるディスク装置を決定し、該格納されるディスク装置と、該マルチターゲットダイレクト転送であることを前記ホストに通知し、
前記制御装置及び前記制御装置によって決定されたディスク装置は、前記ホストによって送信される前記ライトデータを受信することを特徴とするシステム。 - 請求項1記載のシステムであって、
前記制御装置は更に、前記ライトデータを用いて冗長データを生成し、該冗長データをライトデータが格納されるディスク装置とは異なるディスク装置に前記ネットワークを介して送信し、
該冗長データを受信したディスク装置が該冗長データを格納することを特徴とするシステム。 - 請求項1記載のシステムであって、
前記制御装置は、前記ライトコマンドに基づいてライトデータが格納されるディスク装置を複数決定し、
前記ホストによって送信されるライトデータは、前記制御装置によって決定された複数のディスク装置に分散されて格納されることを特徴とするシステム。 - 請求項3記載のシステムであって、
前記制御装置は更に、前記制御装置によって決定された複数のディスク装置に分散されて格納されるデータから生成される冗長データを、該複数のディスク装置とは異なるディスク装置に前記ネットワークを介して送信し、
該冗長データを受信したディスク装置が該冗長データを格納することを特徴とするシステム。 - 複数のディスク装置と、
前記複数のディスク装置を制御する制御装置とを有し、
前記複数のディスク装置及び前記制御装置は、ホストが接続されるネットワークに接続されており、
前記複数のディスク装置は各々、ディスク装置に対するコマンドを受信して、受信したコマンドに応じてディスク装置からのデータのリードを制御する制御部を有しており、
前記制御装置は、前記ホストからリードコマンドを受信し、該リードコマンドを解析し、ノーマル転送と判断した場合、前記制御装置は、リード対象のデータが格納されているディスク装置を特定し、特定したディスク装置から前記ネットワークを介してリード対象のデータを読出し、読み出したリード対象のデータを前記ネットワークを介して前記ホストに送信し、
ダイレクト転送と判断した場合、前記制御装置は、読み出されるディスク装置を決定し、該読み出されるディスク装置と、該ダイレクト転送であることを前記ホストに通知し、前記ホストは、前記読み出されるディスク装置からデータを読み出すことを特徴とするシステム。 - 請求項5記載のシステムであって、
ノーマル転送と判断した場合、前記制御装置は、前記リードコマンドに基づいて、前記特定したディスク装置にリード対象のデータを読み出すためのコマンドを送信し、該コマンドを受信したディスク装置は該コマンドに基づいてデータを前記制御装置に送信することを特徴とするシステム。 - 請求項5記載のシステムであって、
ノーマル転送と判断した場合、前記制御装置は、前記リードコマンドに基づいて、リード対象のデータが格納されている複数のディスク装置を特定し、特定した複数のディスク装置各々から前記ネットワークを介してリード対象のデータを読出し、読み出したリード対象のデータを、前記ネットワークを介してホストに送信することを特徴とするシステム。 - 請求項1又は5記載のシステムであって、
前記制御装置は、
前記ホストからコマンドを受信するホストコマンド制御手段と、
前記ホストから受信したコマンドを解析し、解析結果に応じて、該コマンドに応じたデータの転送経路を選択する転送形態制御手段と、
前記ホストから受信したコマンドに基づいて、ディスク装置に対するディスクコマンドを生成するディスクコマンド制御手段と、
ディスクコマンドを前記ネットワークを介してディスク装置に発行するインタフェース制御手段と、を有することを特徴とするシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004189108A JP4111450B2 (ja) | 2004-06-28 | 2004-06-28 | ディスクアレイ制御方法及びディスクアレイ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004189108A JP4111450B2 (ja) | 2004-06-28 | 2004-06-28 | ディスクアレイ制御方法及びディスクアレイ制御装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32176798A Division JP3668922B2 (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007338456A Division JP4640854B2 (ja) | 2007-12-28 | 2007-12-28 | ディスクアレイ制御方法及びディスクアレイ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004280862A JP2004280862A (ja) | 2004-10-07 |
JP4111450B2 true JP4111450B2 (ja) | 2008-07-02 |
Family
ID=33297167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004189108A Expired - Fee Related JP4111450B2 (ja) | 2004-06-28 | 2004-06-28 | ディスクアレイ制御方法及びディスクアレイ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4111450B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012027649A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Toshiba Corp | データ記憶装置及びデータ読み出し方法 |
JP6683160B2 (ja) | 2017-03-27 | 2020-04-15 | 日本電気株式会社 | ストレージシステム、および通信方法 |
JP7067256B2 (ja) * | 2018-05-17 | 2022-05-16 | 日本電気株式会社 | データ転送装置およびデータ転送方法 |
-
2004
- 2004-06-28 JP JP2004189108A patent/JP4111450B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004280862A (ja) | 2004-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4814617B2 (ja) | ストレージシステム | |
KR100995466B1 (ko) | 저장장치 영역 네트워크 내의 저장장치 가상화 구현을 위한 방법 및 장치 | |
US7721144B2 (en) | Methods and systems for implementing shared disk array management functions | |
JP5124792B2 (ja) | RAID(RedundantArrayofIndependentDisks)システム用のファイルサーバ | |
US6397267B1 (en) | Redirected I/O for scalable performance storage architecture | |
US9304901B2 (en) | System and method for handling I/O write requests | |
US7302541B2 (en) | System and method for switching access paths during data migration | |
US7181578B1 (en) | Method and apparatus for efficient scalable storage management | |
JP5427630B2 (ja) | 動的ページ再割当てストレージシステムにおけるアプリケーション及び階層構成の管理 | |
US8032610B2 (en) | Scalable high-speed cache system in a storage network | |
JP7135162B2 (ja) | 情報処理システム、ストレージシステム及びデータ転送方法 | |
US20070294564A1 (en) | High availability storage system | |
US20010049773A1 (en) | Fabric cache | |
JP2003162377A (ja) | ディスクアレイシステム及びコントローラ間での論理ユニットの引き継ぎ方法 | |
JP2006072636A (ja) | ディスクアレイ装置 | |
US7162582B2 (en) | Caching in a virtualization system | |
US10303396B1 (en) | Optimizations to avoid intersocket links | |
US6842829B1 (en) | Method and apparatus to manage independent memory systems as a shared volume | |
US9626246B1 (en) | System and method for I/O optimized data migration between high performance computing entities and a data storage supported by a de-clustered raid (DCR)architecture with vertical execution of I/O commands | |
JP4640854B2 (ja) | ディスクアレイ制御方法及びディスクアレイ制御装置 | |
JP2007280422A (ja) | ディスクアレイ装置 | |
JP3668922B2 (ja) | システム | |
JP4111450B2 (ja) | ディスクアレイ制御方法及びディスクアレイ制御装置 | |
US7366797B2 (en) | Data storage system with shared cache address space | |
CN114579047B (zh) | 具有控制器的数据存储系统架构及其数据访问方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040628 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060512 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060512 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061012 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061128 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071228 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080108 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080404 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |