JP4110364B2 - Logo data creation method, recording medium recording the method, and logo data creation device - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置(プリンタ)内部に登録したロゴデータを所定の印刷命令に従って、印刷するプリンタに登録するロゴデータを作成する方法、その方法を実現するコンピュータプログラムを格納した記録媒体およびロゴデータを作成する装置に関する。ここで、ロゴとは、一般的には、例えばPOS端末装置等でレシート上に印刷される店舗または企業名等を示すものをいうが、本明細書では、後述するようにこれらに加えて、宣伝広告情報、クーポン券、告知情報をも含む概念として用いている。また、本明細書では減色とは、カラー深度を浅くすることもしくは2値化するという意味で使用している。
【0002】
【従来の技術】
例えば、POS(販売時点管理システム)端末装置では、商品精算情報を印字するレシートの上に、店舗名または企業名等からなるロゴを印刷する。POS端末装置で印刷されるロゴは、特殊な装飾文字、特殊なデザイン等で構成されるものが多く、ほとんどのロゴは画像情報で構成されている。
【0003】
このような画像情報はデータ量が多いため、個々のレシート印刷の度にロゴデータを送信していたのでは、印刷に多くの時間を必要とする。一方、POS端末装置では、購入商品の登録および精算処理を迅速に行なう必要があるため、特に迅速な印刷が求められる。そのため、POS端末装置では、頻繁に印刷を行なうロゴ情報をプリンタ内部の不揮発性記憶部に記憶(登録または格納)しておき、所定の印刷命令を受信することにより不揮発性記憶部から登録したロゴを読み出しそのロゴを印刷するようにしている。この様にプリンタに登録することにより、ホスト装置からロゴ情報(主として画像情報)を送信する必要がなくなることによるホスト装置の負担軽減を図ることができるのみならず、送信時間がかからないので印刷速度を大幅に向上させることができる。本発明は、このような各種ロゴデータのプリンタへの登録に関するものである。
【0004】
最近のフルカラープリンタでは、1600万色以上の色数の印刷が可能なものもあり、ほぼ自然色に近い色での印刷が可能となっている。従って、ロゴ印刷をフルカラーで行なうようにすることも可能であるが、自然色に近い色で印刷を行なう場合には、イメージ情報の処理が複雑である上にC(シアン)、M(マジェンダ)、Y(イエロー)、K(黒)等の各種の色毎の印刷パターンデータをビット情報として記憶しておき、これらのドットデータの印刷を実行しなければならない。そのため、フルカラー印刷はモノクロ印刷と比べて、印刷するイメージデータの演算処理、プリンタによるデータの受信、およびその印刷処理時間がかかるため、一般的に印刷速度が遅れ、プリンタの構成が複雑となる。
【0005】
一方、POS端末装置では、商品の精算時にレシート印刷を行なわなければならない必要上、高速性、一定の印刷品質、および静寂性等に加えて経済性が要求されるため、必ずしもフルカラー印刷が好ましいとはいえない。このように、常にフルカラー印刷が求められるわけではなく、種々の用途に従って、自然色の画像から一定数の色まで減色して印刷することが要求され、そのような要求に適合する製品が提供されることとなる。
【0006】
POSプリンタの主目的は、購入商品の細目および金額等の詳細情報等をレシートおよびジャーナルに正確に印刷することである。そのため、POSプリンタではカラー印刷の必要性は低いものと考えられており、カラー印刷の潜在ニーズの存在はあまり認識されていなかった。
【0007】
しかし、POSプリンタで発行されるレシートは、購入商品の細目および金額等の詳細情報を顧客に伝えるメッセージシートであり、領収書である。従って、レシートは購入商品の登録および精算処理の終了時に顧客に直接手渡される。多くの顧客は精算に誤りがないかレシートの内容を読み取ることにより確認する。また、多くの顧客は自宅に帰り、これらのレシートの内容を確認しつつ、家計簿への記録を行なう。このように、レシートは個々の顧客に個別的に直接に手渡されるものであり、レシートは顧客にとっても重要な記録であるから大切に取り扱われ、通常の広告宣伝用のチラシとは本質的に異なる媒体である。
【0008】
顧客は、受領したレシートの内容を見て購買内容と支払いに間違いがないかを確認する。従って、レシート上に、顧客に興味のある情報を印刷することにより、その情報を顧客に確実に伝えることが可能となる。この場合、できるだけ伝えたい情報の識別性を高めて印刷することが望ましい。例えば、従来のロゴ印刷と同様にして、広告宣伝用の写真または絵もしくは文字、告知情報等(以下、告知イメージ情報と呼ぶ)をレシート上にカラー印刷することにより、レシートを通じて顧客への商品プロモーション、告知等をすることが可能となる。レシートは各顧客に個別的に直接渡されるものであり、各顧客への注意喚起力、影響力は通常のチラシ広告、つるし広告に比し各段に大きい。特にカラー印刷が可能になると、識別力も増し、顧客の注意力を強く喚起し、レシートをチェックする度にその存在をアピールすることが可能となり、告知上または販促上極めて有効である。
【0009】
POSプリンタでは、上述の通り印刷速度と経済性等の観点から、フルカラープリンタではなく、限定された所定の数種類の色(例えば、赤と黒の2色)のみを使用可能なプリンタが主流である。しかし、色数が限定されているとはいえ、カラーイメージ情報を印刷可能なPOSシステムは、単に商品精算登録システムとしてだけでなく、商品販促のツールとしての使用も可能となり、流通分野において今後更にカラープリンタを搭載したPOSシステムの利用が拡大されるものと予測される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このように、カラーロゴ印刷が可能になり印刷目的が多様化してくると、印刷する告知情報およびイメージ情報等に相応してロゴのサイズの指定変更、使用する色の指定、解像度の変更等を自由に設定できることが望ましい。また使用するロゴデータの種類も増え、かつ告知情報の印刷、割引券等の発行、商品広告の印刷等を目的とするロゴデータでは、既に登録済みのロゴデータの内容を少し変更して使用するような使いまわしも頻繁に生じるものと考えられる。
【0011】
しかし、従来のPOS端末装置では、登録するロゴデータを画像作成のソフトウェア等により作成し、ロゴ登録専用プログラムによってプリンタに登録していた。このようなロゴ登録専用プログラムに画像編集機能を備えるようにしてもよいが、フルカラーを減色してプリンタで印刷可能な色(以下「印刷可能色」という。)へ変換する場合に、希望する色合い、減色方法を使用して希望するロゴを自由に作成することができないという問題があった。そのため、印刷目的に適するロゴの作成が困難でありカラーPOSプリンタを有効利用できないという問題があった。
【0012】
また、ロゴデータを作成するにあたり、原画(元データ)が複数の画像データまたはテキストデータ(以下、「オブジェクト」という)から構成される場合がある。このような場合、元データの画像全体を単一の減色方法で減色処理して、プリンタの印刷能力に適合するような2色化または3色化等の処理によりロゴデータを作成するだけではなく、オブジェクト毎に異なる減色処理を施すこともできることが望ましい。
【0013】
また、印刷可能色の色数が少ないため、各使用可能色を有効に使って印刷目的にあったロゴを作成する必要がある。従って、ロゴの作成装置はできるだけ多彩な色の表現方法を選択可能であることが望ましい。例えば、黒色と青色が印刷可能色であり、背景の空とそれ以外の部分が別々のオブジェクトで構成されているとすると、空を青色のグレースケールで表示し、それ以外のオブジェクトを黒色のグレースケールで表示すると、黒色だけのグレースケール画像とはかなり異なった印象を与えることが可能となる。このように、印刷可能色が2色以上であれば、黒以外の色を使ったグレースケールを用いて、表現力を高めることが可能である。
【0014】
また、ロゴの作成にあたっては、ロゴの元となる基本画像データを表示しながら減色方法の指定、色の指定等を行ない、その結果を同一画面で比較することができることが望ましい。そのためには2つの画像を同一画面に表示する必要があるため、画像を縮小して表示することが求められることが多い。画面表示は表示された状態がそのまま印刷されることが望ましいことから、WYSWYGの概念に従い、本来印刷されるロゴデータを縮小印刷することが考えられる。しかしながら、ロゴデータの場合には、多色の画像を所定の色(2色または3色)に減色処理したものである。従って、多色の画像を少ない色の画像に減色する場合、例えばディザ法を使用して減色する場合等では、減色した後にその画像を縮小表示すると、画面上に格子状の薄い模様が現れ、実際に印刷されるときのロゴの色および画像として正確なプレビュー表示ができないという問題があった。このような格子状縞模様の発生は、減色処理の後に縮小化処理のためのデータサンプリングを行なうと、同じ色が直線状または模様状にサンプリング取得され易いことに起因するものと考えられる。
【0015】
また、POSプリンタ等のロゴは、少ない色を利用して、できるだけ鮮明な、またはきれいな、もしくはインパクトの強い画像を印刷することを目的とするものであるから、ロゴの作成にあたっては、印刷画像イメージができるだけ明確にプレビュー表示できることが望ましい。ここで、多色画像を減色処理した後に縮小表示するような処理は、いくつかの場面で想定できるが、以下では、実用的観点から重要度の高いPOSプリンタで印刷するロゴの作成装置を用いて説明する。しかし、これは本発明がPOSプリンタに限定して適用されることを意味するものではなく、本発明の基本原理に反しない限り多色画像を減色処理した後に縮小表示するような処理に、広く適用可能である。
【0016】
本発明は、上述のような問題を解決することを目的とし、ロゴの作成または変更が容易なロゴ作成方法、その実行命令を記録した記録媒体、およびロゴ作成装置を提供するものである。
【0017】
また、本発明の他の目的は、ロゴの作成時に実際の印刷イメージを確認しながらロゴの色指定、サイズ、減色方法等の設定変更を行なうことができるロゴ作成方法、その実行命令を記録した記録媒体、およびロゴ作成装置を提供することである。
【0018】
更に、本発明の他の目的は、先に登録したロゴデータを利用して新たなロゴを作成することができるロゴ作成方法、その実行命令を記録した記録媒体、およびロゴ作成装置を提供することである。
【0019】
また、本発明の他の目的は、元データの構成部分毎に異なる減色処理を施すことができるロゴデータ作成装置を提供することを目的とする。
【0020】
更に本発明は、元データを複数の構成データから作成し、減色処理を含む画像処理を構成データ毎に施すことが可能なロゴ作成装置を提供することを目的とする。
【0021】
また、本発明の他の目的は、グレースケール表現を黒色以外の色でもグレースケール表現することができるロゴ作成装置または方法を提供することを目的とする。
【0022】
更に本発明は、元データの画像を構成するオブジェクト毎にグレースケール処理する色を指定することが可能なロゴデータ作成装置または方法を提供することを目的とする。
【0023】
また、本発明の他の目的は、多色の画像をディザ法等により減色処理した処理画像を確認するときなどに、格子状模様等のない縮小イメージ画像を表示できるロゴデータ作成方法、その実行命令を記録した記録媒体、およびロゴデータ作成装置を提供するものである。
【0024】
尚、本発明はロゴ作成装置に限らず、多色の画像をディザ法等により減色処理した処理画像を確認するときなどに、格子状模様等のない縮小イメージ画像を表示できる縮小表示画面を提供する方法および装置を提供することもできる。
【0025】
尚、本発明は、POSプリンタに限らず、例えば、銀行のATM装置、駐車券発行装置、銀行等の窓口整理券発行装置のプリンタ等でも、特定のイメージ情報を繰り返し印刷するためにロゴデータをプリンタ内部に登録する場合には適用可能である。また、ロゴとは、通常、POS端末装置で使用される特殊な装飾文字または特殊なデザインで構成される店舗名または企業名等からなるマークのことである。しかし、本明細書でロゴ、ロゴデータまたはロゴ情報というときには、このような従来のロゴだけでなく、上述したようにPOS端末装置で繰り返し印刷するためにプリンタに登録する広告宣伝、告知情報、クーポン券等のイメージ情報も含む概念として用いている。また、ロゴにはイメージデータのみならず、テキストデータも含むものとし、モノクロ、カラーのいずれも含む。
【0026】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するため、本発明の原理に従って、下記の発明を開示する。
【0027】
本発明では、画像データ、グラフィックデータおよびテキストデータ等のオブジェクトを組み合わせることにより最終的に用いられるロゴの基礎となる元データを作成し、減色方法の指定、元データの複数の色を印刷可能色の中から希望の色へ任意に変換し、サイズの指定を行なえるようにして上記課題を解決する。
【0028】
また、本発明は、複数のオブジェクト(画像データおよびテキストデータ)からなる元データを、ロゴを印刷するプリンタの機種固有の機能および特性に合わせて画像処理する際に、各オブジェクトを元データから取り出し、画像処理を行なった後に更に元データに組み込むような処理を行なうことにより、上記課題を解決する。これにより、元画像を構成するオブジェクト毎に画像処理ができるようになり、プリンタの能力を最大限に発揮および反映したロゴの作成が可能となった。これにより、商品広告情報、クーポン券、割引券、告知情報等の目的に沿ったロゴの作成が一層容易となる。
【0029】
また、本発明は、元データの各画素の輝度に従ってグレースケール処理を行ない、設定入力に応じてグレースケール処理を行なった元データ色を、印刷可能色の指定を変更することにより、指定された色でグレースケール表示するようにして、上記課題を解決する。このようにロゴデータの作成段階において、選択された色によりグレースケール表示の加工ができることにより、元データをあらかじめ所定の色でグレースケール処理しておく必要がなく便利である。また、ロゴデータ作成段階で、種々のパターンで表示してみることができるので、ロゴ作成には極めて有用である。このようなグレ−スケール処理を各オブジェクト毎に行なうことができると、更に有用性が増す。
【0030】
また、本発明では、ロゴを作成するための処理が行なわれる元データとは別個に、表示用に元データの縮小画像データを先に作成しておき、入力された設定情報に従ってこの縮小画像データを元データと同様に減色処理して表示することにより、上記課題を解決する。このように縮小化処理してから減色(カラー深度を浅くするまたは2値化)すると、縮小化処理のためのサンプリングで同一の色が直線状または模様状に連続することは少なく、かつ、その後の減色処理でも同じ色が直線状または模様状に現れることはきわめて稀である。そのため、格子状の模様の出現が防止可能となる。
【0031】
本発明のロゴデータの作成方法は、
少なくともビットマップ形式の元データ取得手段と、設定情報入力手段と、画像縮小化処理手段と、データ調整処理手段と、元データ表示手段と、ロゴデータ表示手段と、ロゴデータ出力手段とを備えるロゴデータ作成装置におけるロゴデータの作成方法であって、
(a) 前記設定情報入力手段からの元データ取得指示に基づき、前記元データ取得手段によって、少なくとも2色を有する画像オブジェクト、グラフィックオブジェクトまたはテキストオブジェクトの一つを含む元データを取得する元データ取得工程と、
(b) 前記設定情報入力手段からの設定情報入力指示に基づき、当該設定情報入力手段によって設定された、少なくとも前記元データの色をプリンタで印刷可能な印刷可能色数まで減色するための減色処理指定入力および減色した前記元データの色を前記プリンタで印刷可能な印刷可能色の中の所定の色に変換するための第1の色指定入力を含む、前記元データを加工するための設定情報を入力する設定情報入力工程と、
(c) 前記データ調整処理手段によって、取得された前記元データに対して、入力された前記減色処理指定入力に応じた減色処理を行うと共に、該減色処理した前記元データに対して、入力された前記第1の色指定入力に応じた色割り付け処理を行う第1のデータ調整処理工程と、
(d) 前記ロゴデータ出力手段によって、調整処理された前記元データをロゴデータファイルとして出力するロゴデータ出力工程と、を備え、更に、
(e) 前記画像縮小化処理手段によって、取得された前記元データを所定の大きさに縮小化する縮小化処理工程と、
(f) 前記元データ表示手段によって、縮小された前記元データを元データイメージ画像として表示する縮小元データ表示工程と、
(g) 前記データ調整処理手段によって、縮小された前記元データに対して、入力された前記減色処理指定入力に応じた減色処理を行うと共に、該減色処理した前記元データに対して、入力された前記第1の色指定入力に応じた色割り付け処理を行う第2のデータ調整処理工程と、
(h) 前記ロゴデータ表示手段によって、前記第2のデータ調整処理工程(g)で調整処理された前記元データをロゴデータイメージ画像として表示する縮小ロゴデータ表示工程と、
を備えることを特徴とする。
【0032】
本発明のロゴデータ作成装置は、少なくとも2色を有する画像オブジェクト、グラフィックオブジェクトまたはテキストオブジェクトの一つを含む元データを取得する元データ取得手段と、取得した前記元データを所定の大きさに縮小化処理する縮小化処理手段と、 縮小された前記元データを元データイメージ画像として表示する元データ表示手段と、少なくとも前記元データの色をプリンタで印刷可能な印刷可能色数まで減色するための減色処理指定入力および減色した前記元データの色を前記プリンタで印刷可能な印刷可能色の中の所定の色に変換するための第1の色指定入力を含む、前記元データを加工するための設定情報を入力するための設定情報入力手段と、取得された前記元データ及び縮小された前記元データに対して、それぞれ、入力された前記減色処理指定入力に応じた減色処理を行うと共に、該減色処理した前記元データに対して、入力された前記第1の色指定入力に応じた色割り付け処理を行うデータ調整処理手段と、縮小され、且つ、調整処理された前記元データを確認画像として表示するロゴデータ表示手段と、を備えることを特徴とする。この場合において、ロゴデータ表示手段を、前記設定情報の入力が変更されるまで、縮小され、且つ、調整処理された前記元データの表示を継続し、前記設定情報の入力が変更されると、当該設定情報の入力に応じて、新たに調整処理された前記元データの表示を更新するように構成しても良い。これにより、設定情報を入力後の処理画像を確かめながら、何回でも設定情報を変更し、最適なロゴデータを作成可能となる。

【0033】
また、本発明の他の態様では、本発明の各機能を、中央制御装置(CPU)、ROM、RAM、表示装置、入出力装置、インターフェースおよび、ROM、RAMに記録された制御プログラムとデータセットにより達成することを特徴とする。また、これらの制御プログラムおよびデータセットを記録した記録媒体も本発明の実施態様に含まれる。
【0034】
また、参考例の態様では、
少なくとも元データ取得手段と、設定情報入力手段と、データ調整処理手段と、元データ表示手段と、ロゴデータ出力手段とを備えるロゴデータ作成装置におけるロゴデータの作成方法であって、
(a) 前記設定情報入力手段からの元データ取得指示に基づき、前記元データ取得手段によって、少なくとも2色を有する画像オブジェクト、グラフィックオブジェクトまたはテキストオブジェクトの一つを含む元データを取得する元データ取得工程と、
(b) 前記元データ表示手段によって、取得された前記元データを元データイメージ画像として表示する元データ表示工程と、
(c) 前記設定情報入力手段からの設定情報入力指示に基づき、当該設定情報入力手段によって設定された、少なくとも前記元データの色をプリンタで印刷可能な印刷可能色数まで減色するための減色処理指定入力および減色した前記元データの色を前記プリンタで印刷可能な印刷可能色の中の所定の色に変換するための第1の色指定入力を含む、前記元データを加工するための設定情報を入力する設定情報入力工程と、
(d) 前記データ調整処理手段によって、取得された前記元データに対して、入力された前記減色処理指定入力に応じた減色処理を行うと共に、該減色処理した前記元データに対して、入力された前記第1の色指定入力に応じた色割り付け処理を行うデータ調整処理工程と、
(f) 前記ロゴデータ出力手段によって、調整処理された前記元データをロゴデータファイルとして出力するロゴデータ出力工程と、
を備えることを特徴とする。

【0035】
これにより、多数の色を有する元データをより少ない色に変換する際に、操作者が希望の色に任意に設定可能となり、固定的に変換色が指定されている方法によると、同一色に変換されてしまうために画像の境目がわからなくなる場合等に、境目が明確になるような色指定が可能となる。また、ロゴ印刷の目的に合わせて、最適の色に変換することが可能となる。尚、元データの使用している色数が印刷可能色の色数を超える場合に限らず、元データの色数が印刷可能色の色数と同数またはそれ以下の場合でも、いずれかの色をどのように変換するかを自由に指定可能である。また、元データのイメージを確認しながら、色変換のための色指定等を行なえるため、より適切な色変換が可能となる。
【0036】
なお、印刷可能色とは、例えば、プリンタ側で準備されるインク、又は感熱染料、若しくは印刷媒体で構成される印刷材の色で定められる。例えば、プリンタが、無彩色(黒)、有彩色(赤)のインクを用いて白い用紙に印刷を行う場合は、印刷可能色は、印刷材自体で表現される黒、赤、白となる。また更に、前記印刷材の色の組み合わせで得られる中間色(ハーフトーン、中間調色といっても良い)を含めて印刷可能色を構成しても良い。例えば、1画素を複数のドットで構成し、印刷材の色を各ドットに割付けて、面積階調により擬似的に表現される中間色、重ね打ち等により1画素を構成するドットの大きさを変えることにより表現される中間色も、印刷可能色に含めることが可能である。このような中間色を印刷可能色として用いることにより,より細かい表現が可能となる。
【0037】
また、参考例の他の態様では、設定情報入力工程(c)が、第1の色指定入力に対して、印刷可能色以外の色指定入力を禁止することを特徴とする。
【0038】
また、参考例の他の態様では、印刷材の色として、第1、第2の色が準備されており、第1色が黒で、第2の色が黒以外の特定の有彩色からなるときに、データ調整処理工程(d)において、減色処理された元データの無彩色部分を第1の色に変換し、減色処理された元データの有彩色部分を第2の色に変換することができる。また、この場合において、減色処理された元データの無彩色部分を第1の色から形成される中間色に変換し、減色処理された元データの有彩色部分を第2の色から形成される中間色に変換するようにしてもよい。
【0039】
また、参考例の他の態様では、設定情報入力工程(c)において、更に、ロゴデータを登録するプリンタに固有の機能に応じた固有情報を入力可能であり、データ調整処理工程(d)において、取得された元データに対して、入力されたプリンタの固有情報に応じた処理が可能である。この場合において、設定情報入力工程(c)において入力されるプリンタの固有情報は、印刷用紙の幅を指定する用紙幅情報および印刷解像度情報を含み、データ調整処理工程(d)が、入力された印刷用紙の幅および印刷解像度を基準にして印刷可能な画像のサイズを算出し、元データの画像サイズを調整するようデータ処理を行なうことも可能である。
【0040】
また、参考例の他の態様によると、設定情報入力工程(c)は、更に、前記元データを構成する複数のオブジェクトの一つを指定可能で、且つ、当該指定したオブジェクト毎に前記減色処理指定入力および前記第1の色指定入力が可能であり、前記データ調整処理工程(d)は、指定された前記オブジェクトに対して、入力された前記減色処理指定入力に応じた減色処理を行うと共に、該減色処理した前記オブジェクトに対して、入力された前記第1の色指定入力に応じた色割り付け処理を行うことを特徴とする。
【0041】
また、参考例の他の態様によると、設定情報入力工程(c)は、更に、前記元データをグレースケールに変換する処理のための第2の色指定入力が可能であり、データ調整処理工程(d)は、取得された前記元データに対して、当該元データを構成する各画素の輝度に従ったグレースケール変換処理を行うと共に、該グレースケール変換処理した前記元データに対して、入力された前記第2の色指定入力で指定された色を割付ける色割り付け処理を行うことを特徴とする。
【0042】
更に、参考例の他の態様では、設定情報入力工程(c)は、更に、前記元データを構成する複数のオブジェクトの一つを指定可能で、且つ、当該指定されたオブジェクト毎に前記第2の色指定入力が可能であり、データ調整処理工程(d)は、指定された前記オブジェクトに対して、当該元データを構成する各画素の輝度に従ったグレースケール変換処理を行い、該グレースケール変換処理した前記元データに対して、入力された前記第2の色指定入力で指定された色を割付ける色割り付け処理を行うことを特徴とする。
【0043】
更に、参考例のロゴデータ作成方法にかかる他の実施態様では、元データを取得する工程(a)は、
(a1) 少なくとも一つの前記オブジェクトを取得するオブジェクト取得工程と、
(a2) 取得された前記オブジェクトの編集を可能にするオブジェクト編集工程と、
(a3) 編集された前記オブジェクトを前記元データとして格納する元データ格納工程と、
を備えることを特徴とする。
【0044】
この場合において、オブジェクト編集工程(a2)は、取得された前記オブジェクトのサイズの変更、位置向きの組み合わせを可能とする工程を含んでも良い。また、元データ格納工程(a3)は、設定情報入力工程(b)において、オブジェクト毎に独立して前記色指定入力を行えるように、複数の前記オブジェクトを前記元データとして格納するようにしてもよい。これにより、元データの編集が容易となる。
【0045】
更に、参考例のロゴデータ作成方法にかかるロゴデータ出力工程(e)の形態には、以下の工程が挙げられる。
・処理後の元データをロゴデータファイルとして出力する。この場合において、ロゴデータファイルが再び読み出されたときに、元データを構成するオブジェクト毎に独立して前記設定情報の入力が可能なように保存されることが好ましい。
・ロゴデータファイルを接続されているプリンタに送信又は登録する。
【0046】
更に、参考例の他の実施態様にかかるロゴデータ作成方法は、
少なくとも元データ取得手段と、設定情報入力手段と、データ調整処理手段と、元データ表示手段と、ロゴデータ表示手段と、ロゴデータ出力手段とを備えるロゴデータ作成装置におけるロゴデータの作成方法であって、
(a) 前記設定情報入力手段からの元データ取得指示に基づき、前記元データ取得手段によって、少なくとも2色を有する画像オブジェクト、グラフィックオブジェクトまたはテキストオブジェクトの一つを含む元データを取得する元データ取得工程と、
(b) 前記元データ表示手段によって、取得された前記元データを元データイメージ画像として表示する元データ表示工程と、(c) 前記設定情報入力手段からの設定情報入力指示に基づき、当該設定情報入力手段によって設定された、少なくとも前記元データの色をプリンタで印刷可能な印刷可能色数まで減色するための減色処理指定入力および減色した前記元データの色を前記プリンタで印刷可能な印刷可能色の中の所定の色に変換するための第1の色指定入力を含む、前記元データを加工するための設定情報を入力する設定情報入力工程と、
(d) 前記データ調整処理手段によって、取得された前記元データに対して、入力された前記減色処理指定入力に応じた減色処理を行うと共に、該減色処理した前記元データに対して、入力された前記第1の色指定入力に応じた色割り付け処理を行うデータ調整処理工程と、
(e) 前記ロゴデータ表示手段によって、調整処理された前記元データを確認画像として表示する確認画像表示工程と、
(f) 前記設定情報入力手段からの保存指示に基づき、前記ロゴデータ出力手段によって、調整処理された前記元データをロゴデータファイルとして保存するロゴデータ出力工程と、
を備えることを特徴とする。
この場合において、確認画像を表示する工程(e)は、確認画像を縮小表示するようにしてもよい。また、設定情報入力工程(c)において、元データをグレースケールに変換する処理のための第2の色指定入力が可能な場合には、確認画像表示工程(e)が、前記元データから変換されたグレースケールを、前記第2の色指定入力で指定された色で、表示するようにすることが好ましい。これにより、元データの画像と処理後の画像の両方を確認しながら、グレースケール表示および色の指定をロゴデータ作成の段階でイメージ像を確認しながら作業を行なうことができる。
【0047】
【0048】
参考例の実施態様にかかるロゴデータ作成装置は、少なくとも2色を有する画像オブジェクト、グラフィックオブジェクトまたはテキストオブジェクトの一つを含む元データを取得する元データ取得手段と、取得された前記元データを元データイメージ画像として表示する元データ表示手段と、少なくとも前記元データの色をプリンタで印刷可能な印刷可能色数まで減色するための減色処理指定入力および減色した前記元データの色を前記プリンタで印刷可能な印刷可能色の中の所定の色に変換するための第1の色指定入力を含む、前記元データを加工するための設定情報を入力するための設定情報入力手段と、取得された前記元データに対して、入力された前記減色処理指定入力に応じた減色処理を行うと共に、該減色処理した前記元データに対して、入力された前記第1の色指定入力に応じた色割り付け処理を行うデータ調整処理手段と、調整処理された前記元データをロゴデータファイルとして出力するロゴデータ出力手段と、を備えることを特徴とする。
【0049】
また、この場合において、元データが、各々独立して編集可能な複数の前記オブジェクトの組み合わせであってもよい。
【0050】
また、減色処理指定入力は、ディザ法、誤差拡散法、または単純減色法を含むことを特徴とする。
【0051】
参考例の他の態様では、印刷可能色は、前記プリンタ側で準備されるインクの色、又は感熱染料、若しくは印刷媒体で構成される印刷材の色で定められ、前記設定情報入力手段は、前記印刷可能色以外の色指定入力を禁止することを特徴とする。
【0052】
また、他の実施態様では、前記印刷材の色の組み合わせで得られる中間色を含み、前記設定情報入力手段は、前記中間色のいずれかを前記第1の色指定入力として入力可能であることを特徴とする。この場合には、中間色は、面積階調またはドット階調を含むよう構成することができる。
【0053】
更に、他の態様によると、データ調整処理手段が、前記印刷可能色が黒色および黒以外の特定の有彩色であるときは、減色処理された前記元データの有彩色部分を前記特定の有彩色に変換することことが可能である。
【0054】
更に、参考例の他の態様では、設定情報入力手段は、、更に、前記元データを構成する複数のオブジェクトの一つを指定可能で、且つ、当該指定したオブジェクト毎に前記減色処理指定入力および前記第1の色指定入力が可能であり、前記データ調整処理手段は、指定された前記オブジェクトに対して、入力された前記減色処理指定入力に応じた減色処理を行うと共に、該減色処理した前記オブジェクトに対して、入力された前記第1の色指定入力に応じた色割り付け処理を行うことを特徴とする。
【0055】
更に、参考例の他の態様では、設定情報入力手段は、更に、前記元データをグレースケールに変換する処理のための第2の色指定入力が可能であり、前記データ調整処理手段は、取得された前記元データに対して、当該元データを構成する各画素の輝度に従ったグレースケール変換処理を行うと共に、該グレースケール変換処理した前記元データに対して、入力された前記第2の色指定入力で指定された色を割付ける色割り付け処理を行うことを特徴とする。
【0056】
更に、参考例の他の態様では、設定情報入力手段は、更に、前記元データを構成する複数のオブジェクトの一つを指定可能で、且つ、当該指定されたオブジェクト毎に前記第2の色指定入力が可能であり、前記データ調整処理手段は、指定された前記オブジェクトに対して、当該元データを構成する各画素の輝度に従ったグレースケール変換処理を行い、該グレースケール変換処理した前記元データに対して、入力された前記第2の色指定入力で指定された色を割付ける色割り付け処理を行うことを特徴とする。
【0057】
【0058】
【0059】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本願発明の範囲に含まれる。以上の点を前提に以下の説明では、ロゴ印刷が最も頻繁に行なわれるPOS用のプリンタを用いて説明する。
【0060】
(プリンタへのロゴ登録手順の全体概要)
本発明にかかるロゴ登録の手順の一例を、図2を用いて説明する。図2は、本発明にかかるロゴの作成からプリンタへのロゴの送信、登録までの手順の概略を示す図である。
【0061】
ロゴデータの送信、登録に当たっては、まず登録しようとするロゴを確定しなければならない。これには、登録しようとするロゴを新たに作成する場合、既に存在するイメージファイルをそのまま利用する場合、または、既に使用中のロゴを登録しているファイルを読み出して再加工する場合がある。元データ3の変更処理では、減色方法および色割り付けの指定、サイズの指定等が行なわれる。ロゴ作成の基礎となる元データは、新たに作成する場合と、既存のイメージファイルをそのまま利用する場合とがある。ロゴ編集ツール2を使用するのは、ロゴ印刷の目的に合わせて新しい元データ3を作成する場合である。ロゴ情報は、例えば、クーポン券の印刷、会社/店舗等ロゴの印刷または、商品の宣伝広告等、その印刷目的に合わせて作成される場合が多い。この様な場合にロゴ編集ツールが使用される。ロゴ編集ツールによる具体的なロゴの作成は、文字情報の作成と、各種絵、写真等の画像情報を取り込んで、希望のロゴになるように文字と画像情報とを適宜組み合わせたり、プリンタの機種固有条件に適合させたりする作業である。ロゴ編集ツールの詳細は後述する。
【0062】
既存のイメージデータをそのまま利用する場合としては、デジタルカメラまたはスキャナ等の汎用イメージ作成ツール81で絵、写真等80をイメージファイル82として作成し、それをそのままソースロゴデータとして使用する場合である。このように既存のイメージファイル82をそのまま使用する場合には、ロゴ編集ツール2を使用する必要はない。このようにした作成されたロゴ登録の基本となるデータを、本明細書では元データ3と称する。
【0063】
ロゴデータ作成装置4により、ロゴデータを登録するターゲットプリンタで使用する印刷用紙の幅、印刷解像度、印刷可能色に合わせて、元データの色およびサイズの調整を行なう。元データの色の調整(減色処理等)、サイズおよび解像度等の調整後のロゴデータ(このようなデータを、ロゴ、ロゴデータ、ロゴ情報または印刷画像情報と呼ぶ)がプリンタ60への登録対象となる。なお、ここでいう印刷可能色とは、例えば、ターゲットプリンタで準備されているインクの色、又は感熱染料、若しくは印刷媒体で構成される印刷材の色で定められる。例えば、プリンタが、無彩色(黒)、有彩色(赤)のインクを用いて白い用紙に印刷を行う場合は、印刷可能色は、印刷材自体で表現される黒、赤、白となる。また、複数色の感熱染料がコートされた感熱紙の印刷を行うサーマルプリンタがターゲットプリンタの場合、印刷可能色は、感熱染料により発色する色と感熱紙自身の色となる。その他に、ターゲットプリンタ側に備えられるインクリボン、トナーによって表現される色も印刷可能色となる。また更に、後述するように、印刷材の色の組み合わせで得られる中間色によって印刷可能色を構成しても良い。
【0064】
このようなロゴデータは、プリンタ60が接続されている場合にはそのままプリンタ60に送信されて、プリンタ60内部のロゴ記憶部61(不揮発性記憶部)に登録される。また、プリンタ60がロゴ作成ツールに接続されていない場合には、ロゴデータを登録するための登録用ロゴデータファイル(ロゴ登録ファイル5)を作成する。登録用ロゴデータファイルは、ロゴデータとロゴデータを登録するために必要な各種命令データセットを統合したコマンド付きの画像ファイルである。登録用ロゴデータファイルをホスト装置50で読み取らせることにより、ホスト装置50に登録専用プログラムをインストールすること無しにロゴ登録をすることが可能となる。登録用ロゴデータファイル(ロゴ登録ファイル5)
についても後述する。
【0065】
プリンタのロゴ記憶部61にロゴが登録されると、ロゴ印刷命令に従って、ロゴの印刷が可能となる。
【0066】
また、ロゴ記憶部61を持たないプリンタを用いる場合は、ロゴデータをホスト装置50内に設けられた不揮発性記憶部に登録し、ホスト装置50内で実行されるアプリケーションプログラムによって適宜ロゴデータを読み出し、プリンタ60に送信して印刷するようにしても良い。
【0067】
(ロゴ編集ツール)
次に、ロゴ編集ツールについて説明する。
【0068】
ロゴデータをプリンタに登録するには、まず登録しようとするロゴを確定しなければならない。ロゴ編集ツールを使用するのは、ロゴ印刷の目的に合わせて新しいロゴを作成する場合である。ロゴを新たに作成する場合には既存の絵,写真等80をロゴ編集ツール2で取りこみ、これにテキストデータを書き込んで組み合わせたり、複数の画像を重ね合わせたりすることにより、広告、告知等の目的に最も適合する効果的なロゴの基本となる、複数のオブジェクトを含む画像データからなる元データ3を作成する。また、グレースケール処理の対象となるデータを生成する。ロゴデータは、例えば、クーポン券の印刷、会社/店舗等ロゴの印刷または、商品の宣伝広告等、その印刷目的に合わせて作成される。元データ3はその基礎となるデータであり、ロゴの基本的枠組みはロゴ編集ツール2により確定される。ここで、ロゴ編集ツール2を、本発明のロゴデータ作成装置4の中に組み込むことも可能である。
【0069】
ロゴ編集ツール2による元データ3の作成は、文字情報の作成と、各種絵、写真等の画像情報を取り込んで、希望のロゴを作成するための基本となるデータを文字と画像情報とを適宜組み合わせて作成する作業である。また、ロゴ編集ツール2では、画像を取り込むことなくテキストデータを書き込んで元データ3を作成することも可能であり、また、図形の描画を行なうことができるように構成することもできる。また、既に存在するロゴ登録ファイル5に格納されているロゴデータ、ビットマップファイル83に格納されているロゴデータまたは元データ3を読み込み、再編集して作成することも可能である。
【0070】
図3を用いてロゴ編集ツールについて更に詳細に説明する。図3は本発明にかかるロゴ編集ツール2の一実施形態を示す機能ブロック図である。
【0071】
ロゴ編集ツール2は、広告、告知等の印刷目的に最も適合する効果的なロゴの基本的な構成を作成するために使用する。ロゴ編集ツール2では、画像データとテキストデータを組み合わせたロゴの基礎となる元データを作成することができ、作成された元データは、元データとしてロゴデータ作成装置4(図2)に送信することも、元データファイル3として保存することもできる。
【0072】
ロゴ編集ツール2は、画像情報取得手段31、画像情報記憶手段32、画像情報処理手段33、テキスト情報編集手段34、図形描画手段35、合成手段36、および元データ出力手段37、編集入力手段38および画像情表示手段39とから構成される。
【0073】
画像情報取得手段31では、画像データまたは文字データを読み込んで基礎データとして画像情報記憶手段32に記憶する。この場合において、複数の画像データ等を取得することが可能である。読み込む画像データとしては、磁気ディスク、CD−ROMまたはその他の記録媒体にイメージファイルとして記憶されているグラフィックデータ等を読み出して画像情報記憶手段32に記憶する場合の他、デジタルカメラの画像を取り込むようにしても、スキャナで画像を読み取り記憶するように構成してもよい。
【0074】
グラフィックデータとしては、例えば、写真画像、アニメ調のグラフィックデータ、幾何学図形、飾り文字、各種図形、等の各種のデータが読み取り可能である。画像情報記憶手段32には、複数のイメージ情報をそれぞれ独立して記憶可能である。また、各種イメージファイルを読むことができるように、画像情報取得手段31は、各種画像情報ファイル関連のソフトウェアに対応させることが望ましい。読み取った各画像等のデータは、それぞれ独立のオブジェクトとして、または画像データとして、画像情報記憶手段32に記憶することができる。
【0075】
画像情報記憶手段32に記憶された各画像データは、必要に応じて画像情報処理手段33によって各画像サイズの変更等の処理が行なわれる。また、編集入力手段38の入力に基づいて、テキスト情報編集手段34により、画像情報だけでなくテキスト情報を作成することおよび編集することも可能である。このとき、テキスト情報に色の指定も可能である。テキスト情報の編集を可能とすることにより、ロゴ編集段階で、広告宣伝、または告知のための文字情報をロゴとして組み込むことが可能となる。更に図形描画手段35を設けることにより、キーボード、マウス等から構成される編集入力手段38の入力に基づいて、ロゴ編集ツール2内で図形を直接描画することができるように構成することも可能である。
【0076】
取り込まれた画像情報、画像処理された画像情報、ロゴ編集ツール2内で描かれた図形、および/またはテキスト情報は、希望するロゴを作成するために、合成手段36により合成される。合成手段36では、複数の画像データ、図形およびテキストデータを組み合わせ、所望の元データを作成する。画像およびテキストの組み合わせの要素として、例えば、画像およびテキストの選択、ロゴ全体に対する各画像およびテキストの大きさ、位置等が指定可能である。合成手段36で合成された元データは、各独立した画像またはテキストデータの組み合わせとして合成されて、元データ出力手段37により出力される。
【0077】
従って、画像情報記憶手段32に記憶された各画像データを読み出し、読み出した画像データをそれぞれ独立のオブジェクトとして自由に重ね合わせることまたは組み合わせることが可能である。また、テキスト情報編集手段34および/または図形描画手段35により作成したオブジェクトと、画像情報記憶手段32に記憶しているオブジェクトを重ね合わせること等も可能である。重ね合わされたオブジェクトはオブジェクト毎に独立して、画像情報処理手段33および合成手段36において処理可能である。また、オブジェクトが相互に重なり合う部分について、どのオブジェクトを優先的に表示させるかも適宜指定または変更可能である。更に、個々のオブジェクトのサイズを変更することも可能である。
【0078】
画像情報表示手段39は、読み取った画像等および、画像情報記憶手段32に記憶した画像の他、画像情報処理手段33、合成処理36、テキスト情報編集手段34および図形描画手段35による出力データも表示可能である。
【0079】
元データ出力手段37は、元データをそのままロゴデータ作成装置に送信しても、元ロゴデータファイルとして出力することができる。合成手段36は元データを、元データの個々の合成要素となる画像等がそれぞれ独立した画像等として別々に画像処理または加工処理ができるような形式で合成する。また、元データがファイル出力される場合でも、例えばメタファイルのように、個々の合成要素が独立して取り扱えるようなファイルとして出力される。尚、図3では、画像情報処理手段33と合成手段36とを別の機能ブロックとして示しているが、合成手段36に画像処理機能を持たせて、合成時に適宜画像の大きさを変更できるようにすることも可能である。
【0080】
この例では、ロゴ編集ツール2により取り込んだ画像データ等の減色処理等の色処理を行なっていないが、例えば元の絵、写真等80がフルカラーである場合等に、ロゴ編集ツール2により、一定の色数まで減色してから元データ3として記憶するよう構成することも可能である。
【0081】
(ロゴデータ作成装置)
ロゴ編集ツール2により作成された元データ3はロゴデータ作成装置4により、具体的な特定のプリンタに登録可能な形態に変更されて最終形態であるロゴデータとなる。
【0082】
尚、ロゴデータ作成装置4により取得される元データには、ロゴ編集ツールにより作成された元データ3だけでなく、画像処理ソフトで作成された既存のイメージファイル形式のデータ82もあるので、本明細書ではこの双方のデータ3、82を総称して元データと称することとする。
【0083】
前述の通り、POSプリンタは、2色または3色で印刷するカラープリンタが中心である。そのため、元データの画像がフルカラーもしくは多種類の色(輝度、彩度および色相)を有するグラフィックデータの場合には、POSプリンタで印刷することができるように元の画像の色を印刷可能な色まで減色する必要がある。また、プリンタで使用可能な色数が少ない場合でも、単純な2色ではなく微妙な色合いでの印刷表現が可能である。例えば、プリンタで使用可能な色が赤と黒の2色で、白色の用紙に印刷する場合について説明すると、単位ピクセルを複数のドットで構成することにより、面積階調等の手法を用いて黒色と赤色の濃淡を段階的に表現することが可能である。更に赤色、黒色、白色(用紙の色)を組み合わせることで、かなり微妙かつ繊細で複雑な色表現(中間色を用いた表現)も可能となる。プリンタで使用可能な色が3色以上であれば、更に複雑で微妙な印刷が可能となる。そのため、元データの色をどのような色でもしくは中間色で表現するかを指定する(色の変換指定、又は割り付け指定とも呼ぶ)必要がある。ロゴデータ作成装置4では、このような元データの色の減色方法および印刷可能色の指定を行ない、最終ロゴの色表現を確定する。
【0084】
更に、個々のプリンタによって使用している印刷用紙(レシート)の幅が異なるため、使用している印刷用紙に合わせて印刷するロゴの大きさを調整する必要もある。また、プリンタの印刷解像度により、印刷されるロゴの大きさが異なってくるので、印刷解像度に合わせたロゴの大きさの調整も必要となる。
【0085】
ロゴデータ作成装置4は、希望するロゴの最終画像イメージを調整し、また、ロゴデータを登録するターゲットプリンタで使用する用紙の幅、縦および横の印刷解像度を定め、印刷可能色の中から任意に変換色を指定することにより画像の調整を行なって、ターゲットプリンタでロゴの印刷が可能となるロゴを完成させる装置である。また、ロゴデータ作成装置4において、ターゲットプリンタとの通信を行なうために、接続ポートの指定、通信速度、パリティチェック、フロー制御方法等の指定を行なうこともできる。
【0086】
ロゴデータ作成装置4はロゴ編集ツールで作成した元データファイル3または既存のイメージファイル82を読み込み、ロゴの登録をしようとするターゲットプリンタの固有条件(スペック)に合わせた変換処理(画像調整処理)をして、当該ターゲットプリンタの不揮発性記憶部にロゴを登録させるためのロゴを作成する(本明細書では、プリンタに対するこのようなロゴの記憶を、ロゴの登録と呼ぶ)。また、作成されたロゴデータを、固有形式のロゴ登録ファイルとして出力することもできる。
【0087】
(ロゴデータ作成装置の第1の実施形態)
図1を用いて本発明にかかるロゴデータ作成装置4の第1の実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかるロゴデータ作成装置の機能ブロック図である。
【0088】
第1の実施形態にかかるロゴデータ作成装置4は、元データ取得手段10、元データイメージ表示手段11、設定情報入力手段12、データ調整処理手段13、ロゴデータイメージ表示手段15、ロゴデータ出力手段16およびこれらを制御する主制御手段14を備えている。
【0089】
元データ取得手段10は、主制御手段14の制御に基づき、ロゴ編集ツール2(図2)からの元データ3または通常の画像ファイル82を取得する。取得した元データは元データ取得手段10の内部に記憶される。元データ取得手段10は、ファイル読み取り手段(図示せず)、または画像取得手段(図示せず)により各種ファイルを読み出し、または画像を取得することができる。どのようなファイルを読み取り可能にするかは、適宜設定可能である。具体的には、磁気記録読取装置(FDドライブ、HDドライブ等)、CD−ROMドライブ、CD−RWドライブ、DVDドライブ、スキャナ読取装置等の各種読取装置からの読み取りが可能な読取手段とすることができる。
【0090】
主制御手段14は、元データが取得されると、画像調整等をするための設定条件の入力を受け付けるように設定情報入力手段12を制御する。これにより、プリンタの名称、プリンタで印刷可能な色、解像度、階調指定等の設定条件の入力が可能となる。これと同時に主制御手段14は、元データイメージ表示手段11を制御して元データのイメージを画面上に表示させる。
【0091】
これにより、操作者が、元データのイメージ画像を見て、どのような減色方法を使用するか、元画像のどの色を印刷可能などの色に変換するか等を具体的に検討しながら必要な条件設定の入力を行なうことができる。
【0092】
設定情報が入力されると、設定情報はデータ調整処理手段13に送信されて、入力された設定情報に従って、色、解像度、サイズ等に関して、元データ3が処理加工される。この場合において、同一サイズのデータであっても、印刷解像度が下がるとプリンタで印刷される印刷像は全体として大きくなる。従って、印刷画像を元データのイメージ像と同じ大きさに維持したい場合またはプリンタの印刷解像度が低いために印刷画像が印字用紙の幅より大きくなる場合には、印刷画像を縮小する等の処理も必要である。即ち、プリンタに登録するロゴの大きさは、元データのサイズを印刷用紙の幅と解像度の両面から調整処理する必要がある。調整処理された元データ3は、ロゴデータイメージ表示手段15により変更後のイメージとして画面上に表示される。従って、設定入力によりどのような印刷画像が作成されるのかイメージ画像で確認ができる。処理後の画像を見て設定入力を変更することも可能である。設定入力の変更がない場合には設定入力を確定することにより、主制御手段14の制御に基づいて、データ処理後のロゴデータが、ロゴデータ出力手段16に転送される。
【0093】
ロゴデータ出力手段16は、主制御手段14の制御に基づいて、ロゴデータを記憶し、または登録用の特別の形式であるロゴ登録ファイルとして出力し、あるいはプリンタへの送信、登録を行なう。ロゴデータ出力手段16は更に、上述のターゲットプリンタのスペックに合わせた調整処理後のロゴデータを、1つのモノクロまたは多色のビットマップからなる画像ファイルとして出力することも可能である。この様にして作成されたファイルは、ロゴ登録ツール内部または外部(図示せず)の記録手段(例えば磁気記録手段)に記録することができる。
【0094】
尚、色の割り付け指定、画像処理方法の指定等の具体的な設定入力については、後ほどフローチャートおよび操作画面の図を用いて詳細に説明する。
【0095】
(ロゴデータ作成装置のデータ調整処理手段)
更に、図25は、本発明の一実施形態にかかるロゴデータ作成装置のデータ調整処理手段13の詳細機能ブロック図である。
【0096】
図25に示すように、データ調整処理手段13は、元データ仮記憶手段6、画像処理手段7、オブジェクト読/書制御手段8、およびロゴデータ記憶手段9とを備えている。図中のAは元データ3による画像イメージを示しており、b1、b2、b3は元データを構成しているオブジェクトを示している。A'はデータ調整処理手段13による画像処理後の画像イメージ(ロゴ)を示しており、b1'、b2'、b3'はA'を構成するオブジェクトを示している。
【0097】
以下では、元データを構成するオブジェクトの処理を中心にして説明する。
【0098】
設定情報入力手段12からのファイル指定入力等に基づき、主制御手段14は、元データ取得手段10により指定されたファイルから元データAを読み取るよう制御する。取得した元データAは元データ取得手段10の内部に記憶される。
【0099】
主制御手段14は、元データAが取得されると、元データAを元データ仮記憶手段6に記憶させるとともに、画像調整等をするための設定条件の入力を受け付けるように、データ調整処理手段13および設定情報入力手段12を制御する。これにより、ターゲットプリンタの選択、そのプリンタにおける印刷可能色の選択、印刷解像度の指定、減色方法の指定等の設定条件の入力が可能となる。これと同時に主制御手段14は、元データイメージ表示手段11を制御して元データAのイメージを画面上に表示させる。更に元データAは画像処理手段7を経由して、ロゴデータ記憶手段9に記憶される。この際に、画像処理のための設定情報が入力されていれば、指定に従った画像処理が行なわれた後、ロゴデータ記憶手段9に記憶される。仮に設定入力が何もされてないとすると、設定情報入力手段12に初期設定されている印刷可能色の指定、印刷解像度の指定、減色方法の指定等の設定条件に従って、元データAが画像処理され、ロゴデータ記憶手段9に記憶される。ロゴデータ記憶手段9に記憶されたロゴデータは、ロゴデータイメージ表示手段15により表示画面20に表示される。
【0100】
これにより、元データAのイメージ画像を見て、どのような減色処理方法により減色するか、元データAのどの色を印刷可能色の何れに変換するか等を、具体的に検討しながら必要な条件設定の入力を行なうことができる。
【0101】
設定情報入力手段12によりオブジェクト指定の入力があると、主制御手段14は、オブジェクト読/書制御手段8を制御して元データ仮記憶手段6から指定されたオブジェクトを読み出して、画像処理手段7に送信する。画像処理手段7では、引き続き入力された設定情報に従って画像処理を行ないロゴデータ記憶手段9に記憶する。ロゴデータ記憶手段9に記憶されたデータはロゴデータイメージ表示手段15により表示される。
【0102】
今、オブジェクトb3が指定される場合について、図26を用いて説明する。図26(a)、(b)は、表示画面20の表示の一例を示す。図26(a)では、元データのAの構成例を示している。元データAは、構成オブジェクトとして、四角形の図形b1、三角形の図形b2、円形の図形b3からなり、各オブジェクト相互の関係は図26の(a)通りであるとする。円形b3の画像処理をする場合、マウス等のポインタ18で円形b3を指定してクリックすると、図1のオブジェクト読/書制御手段8が元データ仮記憶手段6からオブジェクトb3を読み出し画像処理手段7に送信する。これにより、この円形オブジェクトb3の画像処理が可能となる。このとき、表示は、例えば、図26(b)のように円形オブジェクトb3が前面に表示されて、三角形について画像処理したい場合には、同様に三角形を選択クリックすることにより、処理が可能となる。
【0103】
この例では、加工処理する画像オブジェクトが前面に表示されて処理される例を示したが、指定したオブジェクトのみが表示されるようにすることも可能である。また、全てのオブジェクトを一括して処理するように指定して、全オブジェクトを一括処理することができるように構成することもできる。
【0104】
以下、設定情報入力手段12により設定情報が入力された後の処理について説明する。この後の処理は、指定されたオブジェクト単位の処理、元データ3(図2)全体の画像処理のいずれにについても適用される。複数のオブジェクトを同時に指定して、指定されたオブジェクトを全て同時に画像処理するよう構成することもできる。
【0105】
(グレースケール処理部分の実施形態)
図27を用いて本発明にかかるロゴデータ作成装置4の画像処理部の実施形態を説明する。図27は、本発明にかかるロゴデータ作成装置に使用するグレースケール処理装置の一実施態様を示す機能ブロック図である。図27のグレースケール処理装置41では、本発明の説明を明確にするためにグレースケール化処理の基本的部分だけを示している。
【0106】
画像データ記憶手段46は、図示しない制御部からの制御信号に基づいて、元データの画像または元データ画像を構成するオブジェクトを読み取り、記憶する。元データ等が記憶されると、制御信号に基づいて、階調化処理手段47により画像データをグレースケール処理する。グレースケール処理とは、カラーグラフィック情報を、白黒写真のような色彩の情報がないグラフィックスデータに変換する処理である。通常のカラーグラフィックスでは色相、彩度、輝度のデータを管理しているが、グレースケールでは輝度のデータのみを管理する。すなわち、カラー画像を輝度差(階調)のみで表現する。例えば、通常、24bitのフルカラー画像データの場合には、1画素の輝度を1バイト(8ビット)の256階調のグレースケールに変換して表現することができる。グレースケール処理されたデータは、グレースケール画像記憶手段48に記憶される。
【0107】
グレースケール処理の際に色指定入力がされている場合には、割付色指定処理手段49により指定に対応した色割付が行なわれる。すなわち、グレースケールデータを、割り付け指定された色と関連付ける。色指定が無い場合には、例えば黒色のように初期設定された値または、最新の処理で指定した色に割り付けられる。
【0108】
図27に示すグレースケール処理装置41は、図25の画像処理手段7の中にその一部として存在させるようにしてもよい。また、図25の元データ仮記憶手段6に、図27の画像データ記憶手段46の機能をもたせて、図27の画像データ記憶手段46を省略することも可能である。また図27のグレースケール処理装置41は一実施態様であるので、本発明の基本思想に基づく他のグレースケール処理手段を使用することも可能である。
【0109】
(画像縮小表示の基本概念)
図28は、後述するロゴデータ作成装置の第2及び第3の実施形態における画像縮小表示の一例を説明する概念図である。
【0110】
本発明の適用対象となる減色処理後の縮小表示の処理は、図28の手順(1)および(2)で示すような画像処理の場合である。処理対象となる多色カラー画像Aを構成する元データ3は、入力手段59からの設定入力に応じて減色処理等の画像処理56が行なわれる。加工処理された画像A'はプリンタ等で印刷しても、プリンタにロゴとして登録しても、ファイル出力してもよい。
【0111】
このような元データ3の画像処理56においては、どのように画像処理するかの設定を行なう際に元データ3のイメージaを表示し、また、確認のために、色割付指定による画像処理後のイメージ画像a'を表示するのが望ましい。更にこれらの2つの画像を同時に確認することができるように、これら2つの画像a、a'を縮小化処理して同一の画面20上に表示することが望ましい。
【0112】
この際、実際のデータ処理手順に従って減色処理56をしてから、縮小化処理57を行なうと(即ち、手順(3)、(4)により元データAをイメージ画像aとして縮小化表示し、手順(1)、(7)、(8)により加工後のデータA'のイメージ画像a'を同一画面に縮小表示すると)、縮小の度合い、画像によっては、格子状の模様等が出現して、正しい処理画像のイメージ表示ができない場合がある。
【0113】
減色処理が行なわれない元データ3のイメージ画像aを表示する手順は、手順(3)、(4)により行なうが、しかし、画像処理後のイメージ画像a'を表示する手順は以下の方法で行うのが好ましい。即ち、手順(3)、(5)、(6)により、まず元データ3を縮小化処理57し、縮小化処理したデータに対して(1)から(2)で行なう画像処理と同じ加工処理を行ない、その結果を元データ3の処理後データA'の縮小イメージa'として表示するのが好ましい。これにより、縮小化処理57が減色処理56よりも先に行なわれるため、縮小化処理57の際のデータサンプリングにより同一色が模様状にデータサンプリングされるのを防止できる。
【0114】
このようにして得られた縮小画像は、本来的には処理画像を縮小したプレビューとはいえない。しかし、この手順で作成されるイメージ画像は、本来の減色処理された画像を縮小して得られる本来の縮小画面よりも鮮明に、加工処理されたデータのイメージ画像を現わしている。プレビューは、実物を確認することが困難な場合や時間がかかる場合に簡易にそのイメージを確認することを目的としている。従って、その実態をより正確かつ鮮明に表示していることが重要であり、その作成過程は重要ではない。従って、上述の通り、より鮮明なプレビュー画面の表示を得るためにプレビュー表示のために縮小画像を先に作成してそれを減色処理することが好ましい。
【0115】
(ロゴデータ作成装置の第2の実施形態)
図4を用いて本発明の第2の実施形態を説明する。図4は本発明の第2の実施形態にかかるロゴデータ作成装置4−2の機能ブロック図である。
【0116】
第1の実施形態と異なるのは、画像縮小化処理手段17を設けて、縮小化処理をしてから元データの縮小化イメージaと加工処理後のロゴデータイメージa'の表示を行なうようにしている。これにより、同一画面20上に元データのイメージaと変更後のロゴの画像イメージa'を同時に表示可能となり、一層効率的な調整作業が可能となる。
【0117】
(ロゴデータ作成装置の第3の実施形態)
図5は本発明の第3の実施形態にかかるロゴデータ作成装置4−3の機能ブロック図である。 第2の実施形態と異なるのは、ロゴデータまたはそのオブジェクトの縮小イメージaの表示を行なう際に、元データAを一旦画像縮小化処理手段17に送り、縮小化処理をして縮小化したイメージ画像aを作成してからデータ調整処理手段13により色データの減色処理等を行ない、縮小イメージ画像a'を作成して表示している点である。このように、一旦縮小してから減色処理するよう構成することにより、減色処理をしてから縮小表示した場合に発生する格子状のノイズまたは縞模様の発生を防止することができるので、より実際の印刷に近いプレビュー表示を得ることが可能となる。
【0118】
(ロゴデータ出力手段によるロゴ登録ファイルの作成)
図1、図4、図5および図25のロゴデータ出力手段16は、前述の通り、そのままプリンタにロゴデータを送信し登録させることも、ビットマップ形式のファイルとしてロゴデータをファイル作成することができるが、ロゴ登録の実行命令付きのロゴ登録ファイル5(図2)を作成することもできる。このロゴ登録ファイル5は、ロゴデータとロゴデータを登録するために必要な各種命令データセットを統合したコマンド付きの画像ファイルである。作成したロゴ登録ファイル5をPOS端末装置のホスト装置等で読み取らせることにより、登録専用プログラムをインストールしないでもロゴ登録ファイル5から直接ロゴ登録をすることが可能になる。ホスト装置は読み取ったロゴ登録ファイル5の登録用実行コマンドをプリンタに送信することにより、ロゴの登録を完了する。
【0119】
図6にロゴ登録ファイルを作成可能なロゴデータ出力手段16の一実施形態にかかるロゴ登録ファイル出力手段18の機能ブロック図を示す。尚、図6では主要部のみを示し、特にロゴファイルの作成にあまり重要でないところは、省略してある。
【0120】
ロゴ登録ファイル出力手段18は、命令データセット作成手段19、ロゴ登録ファイル生成手段20、通信インターフェース21を有している。ロゴ登録ファイル出力手段18はデータ調整処理手段13からロゴデータを受信し記憶する。命令データセット作成手段19はデータ調整処理手段13で作成されたロゴをプリンタに登録するための一連の命令セットを作成する。命令データセット作成手段19は、登録命令データセット作成手段22、送信命令データセット作成手段23とを備えている。登録命令データセットとは、ロゴをターゲットプリンタに登録するためにプリンタに送信する実行命令である。
【0121】
送信命令データセット作成手段23は、更に通信ポート等のパラメータの入力を受け付けるための実行命令セットを作成するパラメータ入力命令セット作成手段24と、ターゲットプリンタが接続されている通信ポートを検出するための実行命令セットを作成するためのポート検出命令セット作成手段25と、登録命令データセットおよびロゴデータをターゲットプリンタに送信するための送信命令データセットを生成手段26とを備えている。
【0122】
ロゴ登録ファイル生成手段27(以下、ファイル生成手段27と称する)は、ロゴデータ(印刷画像データ)、登録命令データセット、および送信命令セットを統合してロゴ登録ファイル5(図2)として作成する。ロゴ登録ファイルは、1つのファイルとして作成されることが望ましいが、複数のファイルが互いにリンクされる形で統合されるようにしても良い。尚、送信命令データセットの作成の有無、パラメータ入力命令セットの作成の有無、またはポート検出命令セットの作成の有無については、図示しない制御部により指定可能である。
【0123】
ロゴ登録ファイル生成手段27により生成されたロゴ登録ファイルは、通信インターフェース21を介して通信回線に接続され、ターゲットプリンタが接続されているPOS端末装置等のホスト装置に送信することもできる。または、ロゴ登録ファイル生成手段20から内部のメモリまたは不揮発性(NV)メモリ(図示せず)に記憶することもでき、また図示しない入出力インターフェースを介してフレキシブルディスク、ハードディスク、メモリカード等の外部記憶装置に記録することができる(図示せず)。通信回線により送信したロゴ登録ファイルまたはFD等に記録されたロゴ登録ファイルを、POS端末装置のホスト装置に読み取らせることにより、ロゴ登録ファイル内の命令データセットが読み出されて、ホスト装置に、登録専用プログラムをインストールすることなくプリンタへのロゴ登録が可能となる。
【0124】
以上の説明では、ロゴ編集ツール2およびロゴデータ作成装置4を別個の構成として説明したが、ロゴ編集ツール2をロゴデータ作成装置4の中に組み込んで一体的なものとし、ロゴ編集機能を有するロゴデータ作成装置とすることも可能である。
【0125】
当業者に明らかなように、以上のロゴ編集ツールおよびロゴデータ作成装置は、マイクロプロセッサであるCPUと、CPUにバスラインを介して接続されているROM、RAM、およびROMとRAMに記憶されたオペレーティングシステム(OS)その他の制御プログラム等から構成することができる。CPU、RAMおよびROMが、ROMとRAMに記憶された制御プログラムとは、互いに協働することによりそれぞれの各機能ブロックとして機能する。この場合には、各種入力装置、各種制御プログラム,CPUおよび各種記憶装置が有機的に結合して、上述したロゴ編集ツール2およびロゴデータ作成装置4の各手段を構成する。
【0126】
(ロゴ編集処理の手順)
次に図7から図13を用いてロゴ編集処理手順を説明する。図7は元データを作成するための本発明にかかるロゴ編集方法の一実施形態を示すフローチャートであり、図8から図13は、ロゴ編集処理において、設定入力を行なうために表示される画面表示の一例を示す図である。
【0127】
まず、図7を用いて一実施形態を説明する。
【0128】
ロゴ編集ツール2をスタートするとまず、ロゴの元データファイルを新規に編集するか、過去にロゴ編集ツール2で作成した元データファイルを編集するかが選択される。新規にロゴを編集する場合は、例えば図10に示されるように、ロゴのサイズを設定する画面が表示される。ロゴサイズが設定されると、そのサイズに応じた編集画面が表示される。
【0129】
次に元データ作成の基礎となる画像データを読み取るか否かが確認される(S101)。画像データの読み込みはファイルからの読み込みが主であり、過去にロゴ編集ツール2で作成した元データファイル3であっても、既存のイメージファイルであってもよい。ファイル読み込みを行なう場合(S101;Yes)には、読み込みファイルを指定して読み込みを行ないロゴ編集ツール2内に記憶する(S102)。ファイル読み込みが不要の場合(S101;No)には、工程S103に進む。例えば、既存の元データファイル3を編集している場合、また、テキストのみでロゴを編集する場合はこの工程が不要になる。
【0130】
次に描画またはテキスト入力するか否かを確認し(S103)、入力する場合(S103;Yes)には入力処理を行ない(S104)、入力の必要がない場合(S103;No)には工程S105に進む。工程S105では、読み取った画像データおよびテキストデータのサイズの変更や、複数の画像やテキストデータを操作者の入力に従って合成処理する。入力が完了しない場合(S106;No)、描画や合成処理等の入力が全て完了するまで工程S101からS106が編集画面上で繰り返される。入力が完了したら(S106;Yes)、元データとして内部に記憶するか、元データファイルとして出力される(S107)。
【0131】
次に図8から図13に示すロゴ編集処理の表示画面の一例を用いて、ロゴ編集処理を説明する。尚、以下の表示画面で説明する処理は、図7のフローチャートの処理手順で処理される内容と結果としてほぼ同様の処理を実行するものであるが、図7のフローチャートと1対1に対応するものではない。
【0132】
本発明の一実施によると、ロゴ編集ツール2またはロゴデータ作成装置4をスタートしたときに図8に示すようなロゴ作成と編集に共通のメイン画面100が表示される。図8のメイン画面100の新規作成ボタン110をクリックすると、図9に示すロゴ編集ツールの編集メイン画面120が表示される。編集メイン画面120には、上部のツールバー部分にファイル121、編集122、表示123、ツール124のボタンが設けられており、中央部にはロゴ編集エリア127が設けられている。
【0133】
編集メイン画面120のファイルボタン121をクリックすると、「新規作成」、「開く」、「閉じる」、「上書き保存」、「名前をつけて保存」、「ロゴサイズ指定」、「終了」等のボタンが、例えばプルダウンメニューのような形で現れる(図示せず)。ここで、「新規作成」のボタンは新しい元データを作成する場合に使用し、これを選択すると、ロゴ(元データ)のサイズを指定するために図10に示すようなダイアグボックス130が表示される。このボックス130で新しく作成する元データとしてのロゴサイズを指定する。
【0134】
図示していない「開く」のボタンは既存ファイルを開くもので、ファイルを指定するためのダイアログボックス(図示せず)により、過去にロゴ編集ツールで作成した元データファイル等を指定することができる。図示していない「閉じる」のボタンは、編集中の元データファイルを閉じるものであり、元データファイルの内容に変更が合った場合等に保存を促すメッセージが表示される。図示していない「上書き保存」は、編集中の元データファイルを上書き保存するものであり、新規作成の元データについて上書き保存しようとした場合には、名前をつけて保存のダイアログボックスが表示される。図示していない「名前をつけて保存する」は、編集中の元データファイル名を指定して保存するものである。同様に図示していない「ロゴサイズ指定」は、編集中の元データのロゴサイズを変更するためのものであり、このボタンを選択すると、図10と同様のダイアログボックスが表示されて、元データのロゴサイズを変更することができる。「終了」ボタンによりロゴ編集ツールの処理を終了する。未保存ファイルがある場合には、保存を促すメッセージが表示される。
【0135】
図9の編集メイン画面120の「編集」122を選択すると、直前の操作を元に戻す「元に戻す」、「切り取り」、「コピー」、「貼り付け」、「すべてを選択」等のダイアログボックスが表示される(いずれも図示せず)。これらの機能は、市販のワープロソフトと同様である。図示していない「貼り付け」ボタンでは編集中のロゴ(元データ)にクリップボード内のオブジェクトを貼り付ける。貼り付け可能なオブジェクト種類は、テキスト形式、DIB形式、BMP形式、JPEG形式等の通常の描画オブジェクトを含む他、このロゴ編集ツール2で作成する元データファイルの形式、およびロゴデータ作成装置4で作成するロゴデータファイル等の本編集ツールで認識可能な描画オブジェクトを含む。クリップボード内のオブジェクトがビットマップであれば、イメージオブジェクトとして処理する。同様に図示していない「すべてを選択」のボタンは、編集中の元データ内に存在する全てのオブジェクトを選択状態にする。選択されたオブジェクトに対し、「切り取り」、「コピー」、「移動」、「削除」等の操作が可能である。
【0136】
図9の編集メイン画面120の「表示」123を選択すると、拡大表示するための「ズームイン」、縮小表示のための「ズームアウト」、「グリッド表示」、オブジェクトのグリッド配置のオン/オフの切り替え、X、Y方向のグリッドの単位と配置を指定する「グリッド設定」等のダイアログボックスが表示される(いずれも図示せず)。
【0137】
図9の編集メイン画面120の「ツール」124を選択すると、「挿入」、「テキストプロパティ」、「イメージプロパティ」、「座標入力」、「前面へ」、「背面へ」等のダイアログボックスが表示される(いずれも図示せず)。「挿入」を選択すると、サブメニューとして「テキスト」と「イメージ」が表示される(図示せず)。「テキスト」を選択して、ロゴ編集エリア127をクリック&ドラッグすると、指定した位置とサイズでテキストオブジェクトが挿入される。「イメージ」を選択し、編集エリア127をクリック&ドラッグすると、指定した位置とサイズでイメージオブジェクトが挿入される。イメージオブジェクトの挿入を実行すると、挿入するイメージファイルを指定するために、イメージプロパティダイアログが表示される。
【0138】
図示していない「テキストプロパティ」を選択すると、図11に示すようなテキストオブジェクトのプロパティ設定画面140が表示される。フォント名選択ボックス141では、例えば、WIFEフォント、True Typeフォントの一覧から選択可能である。スタイル選択ボックス142では、選択フォントがサポートしているスタイルの一覧から選択可能である。サイズの選択ボックスからは、選択フォントがサポートしているサイズの一覧から選択可能である。また、文字飾り、文字色、テキストオブジェクトの回転も指定できる。
【0139】
図示していない「イメージプロパティ」を選択すると、図12に示すようなイメージプロパティ設定画面150が選択される。ファイル名ボックス151に読み込みファイル名を指定すると、読み出したイメージファイルがプレビュー領域152に表示される。参照ボタンを設けて、ファイルを参照して選択できるようにすることもできる(図示せず)。「用紙幅に合わせる」というチェックボックス153を選択すると、イメージデータの画像サイズを用紙幅に合わせて変更する。これは、プリンタで使用する用紙幅が指定されたときに自動的にその幅に画像を調整する機能である。描画モード154では、「上書き」、「重ね書き」が指定できる。「上書き」では、背景に拘わらず描画される。「重ね書き」は、背景と選択したイメージが論理「オア」の関係で描画される。
【0140】
図示していない「座標入力」を選択すると、図13に示すようなダイアログボックス160が表示される。このダイアログボックスにより、選択されているオブジェクトの左上の座標位置(X、Y)を設定することができる。
【0141】
図示していない「前面へ」のボタンにより、選択されているオブジェクトを、最前面に表示する。同様に図示していない「背面へ」のボタンは、選択されているオブジェクトを、最背面に表示する。
【0142】
以上のほかウィンドーメニューとして、重ねて表示、並べて表示、アイコン整列、バージョン情報等を設けることもできる。
【0143】
(ロゴデータ作成手順)
次に図14を用いて、ロゴデータの作成手順について説明する。図14は、本発明のロゴデータの作成方法にかかる一実施形態を示すフローチャートである。
【0144】
まず、先ほど説明したようにしてロゴ編集ツール2で作成した元データファイル3または、既存の画像ファイル82から元データとなるオブジェクトを読み出して、加工のために記憶する(S201)。次に記憶した元データの画像を画面(例えば、図15の表示領域225)上に表示する(S202)。このとき、初期設定されている画像処理に基づいて、元データを構成する各オブジェクトに画像処理を行ない、画面(例えば、図15の表示領域226)上に同時に表示するようにしてもよい。
【0145】
次に、元データを構成するオブジェクトについて、以降の画像処理の対象となるオブジェクトの指定入力の有無が確認され(S203)、オブジェクトの指定入力がない場合には(S203;No)、処理工程(S208)に進む。オブジェクトの指定入力がある場合には(S203;Yes)、指定されたオブジェクトの読み出しが行なわれ、対象オブジェクトの画像処理の設定を行なうための入力画面(例えば、図15の228、229、図16、図17によって示される画面)が表示される(S204)。引き続き設定情報の入力があるか確認され(S205)、設定情報の入力が無い場合には(S205;No)、初期設定されている画像処理が行われた画像を表示したまま、処理工程(S208)に進む。設定情報の入力がある場合には(S205;Yes)、指定されているオブジェクトの画像処理が行なわれ(S206)、処理後の画像が画面に表示しなおされる(S207)。なお、設定情報の入力(S205)が変更されるまで、その画像処理された画像が表示され続け、設定情報の入力(S205)が変更されると、その設定情報の入力に応じて画像の表示が更新される。このように元データの画像を表示することにより、ロゴ作成者は元データ画像の色、模様等の全体的な印象を把握した上で、次の工程である色の割り付け、減色処理方法の指定等の設定入力を行なうことが可能になる。
【0146】
次にロゴ出力の有無が確認され(S208)、ロゴ出力する場合には(S208;Yes)、画像処理後のデータが出力される(S210)。ロゴ出力しない場合には(S208;No)、設定を終了するかどうかを確認し(S209)、設定終了の場合には(S209;Yes)、ロゴ作成処理を終了する。設定を続ける場合には(S209;No)、再び工程(S203)の戻り、同様の処理を繰り返す。ロゴの出力および設定の終了は設定情報入力手段への入力情報により、確認する。ロゴデータの出力については後述する。
【0147】
(別のロゴデータ作成手順)
次に図29を用いて、画像縮小表示処理のロゴデータの作成手順について説明する。図29は、本発明のロゴデータの作成方法にかかる一実施形態を示すフローチャートである。図29のフローチャートには、各工程の右側に、その工程で得られる画像である関連する元データ画像A、画像処理後の画像A'、画像Aの縮小データの画像a、およびロゴA'の縮小されたプレビューイメージ画像a'を示している。
【0148】
フローチャートを順を追って説明する。まず、先ほど説明した編集ツール2で作成した元データファイルまたは、既存のイメージファイルから元データとなるオブジェクトを読み出して、加工のために記憶する(S401)。次に記憶した元データの画像Aを縮小化処理したイメージ画像aを作成する(S402)。その後縮小化処理したイメージ画像aを画面20(図6)上に表示する(S403)。これにより、ロゴ作成者は元データ画像の色、模様等の全体的な印象を把握した上で、次の工程である色の割り当て、減色処理方法の指定等の設定入力を行なうことが可能になる。尚、ここで、元データ画像の確認が必要でない場合には、この工程(S402)を省略し、イメージ画像aの表示をしないで、直接次の工程(S403)に進むことも可能である。
【0149】
その後、設定情報の入力が受け付けられる(S404)。この段階で、プリンタの機種固有情報の入力、およびプリンタ固有の機能に合わせて最大限の印刷効果を発揮できるような色の割り付け等の入力が可能となる。設定情報の入力が行なわれると、入力された設定情報に従って、まず元データAを調整するための画像加工処理が行なわれ、ロゴA'が作成される(S405)。次に、縮小データの画像aについても元データAと同様に設定情報に基づいて画像加工処理が行なわれ、ロゴA'の縮小されたプレビューイメージ画像a'が作成される(S406)。プレビューイメージ画像a'は縮小後に減色処理等の画像処理が施されるので、格子状の模様は発生しない。この段階で、元データの縮小イメージaと加工処理後の画像A'の縮小されたプレビューイメージ画像a'が表示されている。従って、ロゴ作成者は、加工処理前と加工処理後の双方のイメージデータを確認できるので、ロゴデータ作成時点で最適なロゴとなるように設定情報の入力を修正することが可能となる。
【0150】
次に設定入力が確定されたかどうかが確認され(S407)、入力が確定されなければ(S407;No)、工程S404からS407が繰り返される。従って、画像処理後のイメージ画像a'を確認しながら、最適なロゴとして最終確定するまで設定情報の再入力を繰り返し行なうことが可能である。設定入力が確定されると(S407;Yes)、ロゴデータの出力が行なわれる(S408)。
【0151】
尚、図29では、縮小化処理工程(S402)を元データ取得直後に設けたが、元データの縮小イメージを表示しない場合には、画像処理工程(S405)の後に縮小化工程を設けてもよい。また、本発明は、減色処理工程より前に縮小化処理工程による処理を行なうことを特徴とするものであるので、この発明の原理に従って当業者が設計変更可能な範囲は本発明の予定する範囲である。
【0152】
次に図8、図15から図19、図30および図31に示すロゴ作成処理の表示画面の一例を用いて、ロゴデータ作成処理を説明する。尚、以下の表示画面で説明する処理は、図14のフローチャートの処理手順で処理される内容と結果としてほぼ同様の処理を実行するものであるが、図14のフローチャートと1対1に対応するものではない。
【0153】
本発明のロゴデータ作成装置の一実施によると、ロゴ編集ツール2の場合と同様に最初に図8に示すメイン画面100と同一のメイン画面210が表示される。この画面210には、プリンタ情報指定ボックス220が設けられており、ロゴが登録されるターゲットプリンタの用紙幅、印刷可能色の指定、印刷解像度などの機種固有情報が設定可能になっている。また、通信条件設定ボックス221では、ポート番号、通信速度等の各種条件が設定可能である。これらのプリンタ情報および通信条件は、プリンタ情報指定ボックス220の名称入力部で機種が指定されたときに、可能な限り自動的に設定されるように構成することもできる。これは、プリンタ毎の機種固有情報を内部に記憶しておき、機種名が入力されたときに対応する機種固有情報を読み出して自動設定するように構成することにより可能となる。
【0154】
ソースファイル入力部223にファイル名を入力することにより、希望するファイルからロゴの基礎となる元データを読み込むことが可能となる。その際、参照ボタン224によりファイルをプルダウン形式(図示せず)で参照することができる。第1の表示領域225は、元データの画像を表示する領域であり、第2の表示領域226は、設定条件に従って画像処理された後の画像を表示する領域である。最も一般的なファイルは、ロゴ編集ツール2で作成された元データであるが、できるだけ多くの種類のファイル形式を読み出し可能にしておくことが、種種のファイルで記憶されている画像データ等を元データとして利用することを可能にすることになる。
【0155】
次に元画像の読み込みと設定入力および画像処理について説明する。図15は、メイン画面100(図8)から、ファイルを読み込み、設定条件を入力した状態におけるロゴ作成画面210を示す図である。図15では、元データのイメージ画像およびデータ処理後のイメージ画像が、縮小表示される例を示しているが、縮小表示しないように構成することも可能である。
【0156】
メイン画面100(図8)のソースファイル入力部223にファイル名を入力すると、指定されたファイルの内容が元データとして読み出されて所定の記憶場所に記憶される。記憶された元データは縮小化処理されて、ロゴ作成画面210内に設けられた第1の表示領域225(図15)に示すように、元データの縮小イメージ画像aとして表示される。
【0157】
プリンタ情報指定ボックス220からは、登録対象となるターゲットプリンタの名称、用紙幅、使用可能な色および解像度等のターゲットプリンタの機種固有情報が設定可能となり、通信条件設定ボックス221からはポート番号、通信レートおよびビット長等の機種固有情報が入力可能である。この場合において、プリンタの名称を入力または指定すると、機種固有情報記憶手段(図示せず)から、対応するプリンタの機種固有情報が読み出されて、自動的に設定されるように構成することも可能である。また、ターゲットプリンタが接続されている場合には、プリンタから自動的に機種IDを読み取り、対応する機種固有情報を自動設定するようにしてもよい。また、プロパティ入力ボックス222により、減色方法の指定、印刷可能色への色変換の指定等を設定することが可能である。なお、プリンタ情報指定ボックス220で、ターゲットプリンタが指定されると、そのプリンタ固有の印刷可能色の中から、プロパティ入力ボックス222によって指定される色変換に用いられる色(図15の色設定メニューでは第1色に黒、第2色に赤が選択されている。)を選択することが可能である。プリンタ情報指定ボックス220の色設定メニューに、プリンタ固有の印刷可能色以外の色を表示させないようにすることにより、印刷可能色以外の色が、プロパティ入力ボックス222で指定されることを禁止している。
【0158】
第2の表示領域226には、機種固有情報、プロパティの設定入力に従って画像処理されたデータの縮小イメージa'が表示される。これらの設定が入力されるまでは、既設定の設定情報またはプリセットされた設定値に従って加工処理され、処理後の加工処理されたイメージ画像がロゴ作成画面210の第2の表示領域226に表示される。例えば、2色プリンタであれば、2色と白(非印字:印刷用紙の色)の3色とその中間色で表現された印刷画像(ロゴ)がプレビューとして表示される。また、プリンタの印刷解像度が低ければ、表示される画像も低い解像度で現わされる。
【0159】
尚、この画面では加工処理されたイメージ画像が第2の表示領域226に縮小表示されているが、実寸表示ボタン231により実際の印刷イメージと同じ大きさで表示させることができる(図示せず)。
【0160】
次に、図15から図18を用いてイメージデータおよびテキストデータのプロパティの設定について説明する。以下の画面の説明では、プロパティの設定は、ロゴ編集ツール2で作成した元データ3を画像処理するものとして説明する。ロゴ編集ツール2により作成された元データは、前述した通り、複数の画像データまたはテキストデータを組み合わせたものであっても良い。そのため、まず、図15のプロパティ入力ボックス222のオブジェクト指定ボックス227で、処理対象となるオブジェクトを指定する。イメージ1が指定されたとすると、ハーフトーン指定キーボックス228、およびグレースケール指定ボックス229により指定された処理方法により、イメージ1の処理が行なわれ、処理後イメージ1を含むロゴイメージ全体が第2の表示領域226に表示される。プロパティ入力ボックス222では、オブジェクト指定ボックス227により合成されている全てのイメージまたはテキストを個別に選択して指定することにより、各イメージまたはテキスト毎に別個の処理することが可能である。
【0161】
ハーフトーン指定キーボックス228の減色処理スライダキー237は、左から右にスライド可能であり、粗から密まで段階的に減色処理方法を指定可能である。例えば、粗から密の順に、「単純減色」、「ディザ」、「誤差拡散」の順に3段階に指定できるようにする。また、明るさスライダキー236も横方向にスライドして段階的に明るさを指定できる。例えば、5段階の明るさを指定できるようにすることができる。
【0162】
グレースケール指定ボックス229は、オン状態のときに単色に減色処理することを指定することができ、オフのときに印刷可能な全ての色(この例では2色)に減色する。単色にする場合の指定色は、入力ボックス238にその色を入力しても、プルダウンメニューの中から1色を選択するようにしてもよい。
【0163】
また、例えば、プロパティ入力ボックス222のオブジェクト指定ボックス227にテキスト2と入力すると、プロパティ入力ボックス222(図15)が図16のようなテキスト入力画面240となる。操作者は、テキスト入力ボックス241から、希望するテキスト文字を入力可能であり、色指定ボックス242によりプルダウンメニュー等によりテキストの色を指定することができる。
【0164】
次に、図30を用いて、オブジェクト毎に画像処理を行なう例を示す。プロパティ入力ボックス222のオブジェクト指定ボックス227の選択マークを指定すると、プルダウンメニュー245が現れる。プルダウンメニュー245から処理を希望するオブジェクトをイメージ1、2の中から選択する。希望するオブジェクトを選択すると、そのイメージが表示される。ハーフトーン指定キーボックス228により減色処理および明るさの指定、およびグレースケールの指定は前述の通りである。たとえば、イメージ1はディザによる減色処理を行ない、グレースケール処理を行なわず、イメージ2では、単純減色して黒色のグレースケール処理を行なう等の、オブジェクト毎の処理が可能である。
【0165】
次に、図31を用いて、グレースケール処理を行なう例を示す。プロパティ入力ボックス222内にあるグレースケール指定ボックス229の入力ボックス238の選択マークを指定すると、プルダウンメニュー245が現れる。プルダウンメニュー245から処理を希望する色(この例では黒)を選択する。希望する色を選択すると、そのイメージが第2の表示領域226に表示される。
【0166】
次に図17を用いて、多様な色割り付けを可能にした設定画面の例を説明する。図17(a)は、元データを8色まで減色した後、その8色を夫々更に15色の印刷可能色のいずれかに変換するための設定が可能な画面の例を示し、(b)は8色まで減色した元データの各色を、3色の印刷可能色のいずれかを指定して色変換するための設定画面の例である。フルカラーデータ等を8色まで減色する方法としては、前述のハーフトーン指定キーボックス228の減色処理スライダキー237により選択した減色処理法、またはプリセット設定された減色処理方法が用いられる。 図17(a)では、インク色が2色の場合を示しており、第1色が黒色で、第2色が赤色の例である。この画面では元データの黒、ブルー、赤、マジェンダ、グリーン、シアン、黄、白の8色を、割付処理部250のスライダ251を0→1→2→0→12の順にスライドさせて、15色のいずれかに変換している。図15の右側には元データのイメージ画像が上段に表示され、下段に色の割り付け処理後のイメージ画像が表示される。
この図17による各スライダ251による15色の指定方法を説明するために、2色の印刷が可能なプリンタでどのようにして15色の印刷が可能であるか、スライダ251によりどのように15色が指定されるかを、図18を用いて説明する。
【0167】
2色のインク(非印字を白とすると3色)を使用して、2×2の4ドットからなるマトリクスを1ピクセルとして4ドットに各色を割り付けると、1ピクセルで15種類の色を表現できる。この15種の色と図15の色割付のためのスライダ251の関係を図18に示す。図18において●は黒色、○は赤色、空白は白のドットを示し、(x、y、z)は各マトリクスにおける(白、黒、赤)のドットの数を示している。すなわち1ピクセルを構成するドット(4個)中の色ドットの割合で単位ピクセル毎の色合いが表現されることとなる。
【0168】
図18の領域a(0→1)では、白と黒のみの組み合わせからなるマトリクスであって白が4個のマトリクスから黒が4個のマトリクスまでの変化の範囲(方向)を示している。領域b(1→2)では、黒と赤のみの組み合わせからなるマトリクスであって、黒が4個から赤が4個になるまでの変化の範囲(方向)を示している。領域c(2→0)では、赤と白のみの組み合わせからなるマトリクスであって、赤が4個から白が4個までの変化の範囲(方向)を示している。領域d(0→12)では、白と赤と黒の組み合わせであって、白が4個から黒が4個までの範囲(方向)を示している。
【0169】
スライダの位置による色の割付指定は、図17および図18に示すスライダ251と、この領域a、領域b、領域cの関係により理解することができる。すなわち、スライダ251を0→1に移動させると白から徐々に黒くなり、更に1→2に移動させると黒から徐々に赤くなり、更に2→0に移動させると赤から徐々に白くなり、0→12にスライドさせると白から赤黒白が混じった色になり徐々に黒くなる。このような図17(a)の設定画面を用いて、例えば、プリンタ情報指定ボックス220の色設定メニューによって、第1色が黒で、第2の色が黒以外の特定の有彩色(図では赤)が選択されたときに、元データの有彩色部分(ブルー、赤、マジェンダ、グリーン、シアン、黄)を第2の色(赤)から形成される中間色(図18の領域b、c、dのいずれか)に変換し、元データの無彩色部分(黒)を第1の色(黒)又は第1の色から形成される中間色(図18の領域a)に変換する処理も可能となる。
次に、図17(b)を用いて8色の元データを3色の色に変換するための設定画面を説明する。(b)では、8色に減色された元データの黒、ブルー、赤、マジェンダ、グリーン、シアン、黄、白のそれぞれを、白、第1色(黒)、第2色(赤)のいずれかに割り付けている。この場合も元データと変換後のイメージ画像を確認できるようにイメージを表示している。
【0170】
また、図17(b)の設定画面を用いて、例えば、プリンタ情報指定ボックス220の色設定メニューによって、第1色が黒で、第2の色が黒以外の特定の有彩色(図では赤)が選択されたときに、元データの無彩色部分(黒)を第1の色に変換し、元データまたの有彩色部分(ブルー、赤、マジェンダ、グリーン、シアン、黄)を第2の色に変換するように設定することが可能である。
【0171】
このように、プリンタで表現できる色のいずれかを操作者が任意に選択して、元データの画像を減色処理したデータを、選択した色に変換することができるようにすることによって、一定の固定的色変換では重要な色の境目が同一の色に変換されてしまい画像が非常に見にくくなるような場合でも、簡単に色の指定を変更できるため、表現力のある印刷結果(ロゴ)が得られるようになる。 また表現力の少ないプリンタ(例えば2色プリンタ)でも、面積階調やドット階調によって変換可能な色数を増やして、操作者が任意に種種の印字色を選択できるようにすることにより、更にロゴの表現力を増すことができる。
【0172】
尚、以上の説明では、プロパティ入力ボックス222による色処理の任意指定ができる元データを、ロゴ編集ツール2で作成した元データファイルに限定しているものとして説明したが、オブジェクト指定ボックス227により元データとなる既存のイメージファイルを指定するようにして、既存のイメージファイルによる元データも同様に色処理を任意に指定可能となるようにしてもよい。
【0173】
図15のロゴデータ作成のメイン画面21には、編集230、テスト印刷232、ファイル出力233、プリンタ登録234、プリンタNV管理235、および終了246のボタンがある。
【0174】
編集ボタン230は、ロゴ編集ツールを起動するものであり、ロゴデータ作成中のファイルを更に編集し直したい場合に使用する。ロゴ編集ツールによる編集を終了後、ロゴデータ作成装置は、現在使用しているファイルの内容(編集後の内容)を再度読み込み、編集後の内容を反映させたロゴ作成を行なう。編集ボタン230による編集処理を、ロゴ作成中の元データファイルがロゴ編集ツール2で作成したファイルであるときだけに限り使用可能であるように限定してもよい。
【0175】
テスト印刷ボタン232は、作成したロゴデータを接続されているターゲットプリンタで実際に印刷してみるためのボタンである。この時点ではまだプリンタへの登録は行なわない。
【0176】
プリンタNV管理ボタン235により、ターゲットプリンタにすでに登録されているNVグラフィックス(NV;不揮発性記憶)の印刷または、削除を行なうことができる。プリンタNV管理ボタン235により、図19に示すようなNV管理ダイアログボックス260が表示される。キーコード一覧取得ボタン261により、接続されているプリンタから登録済みNVグラフィックスのキーコード一覧を取得し、NVグラフィックス・キーコード一覧262に表示する。
【0177】
すべて選択ボタン263は、NVグラフィックス・キーコード一覧262に表示されているキーコード一覧を全て選択状態にする。選択されているキーコードは、印刷や削除の対象となる。印刷や削除は選択ボックス260の下欄の印刷ボタン264,削除ボタン265により選択指定する。選択解除ボタン267は、キーコード一覧で選択状態のキーコード項目の選択を解除する。キーコード一覧に対応するNVグラフィックスはロゴ作成装置内部に記憶されている。印刷ボタン264は、選択されているキーコードに対応するNVグラフィックスを読み出して印刷する。NVグラフィックスのヘッダとして、先頭にキーコードを印刷することができる。
【0178】
削除ボタン265は選択されているキーコードのグラフィックスを内部記憶から削除する。削除する前に削除の確認メッセージが表示される。閉じるボタン266でNV管理ダイアログボックス260を閉じ、ロゴ作成画面210に戻る。
【0179】
(ロゴ登録ファイルの作成手順)
次に、フローチャートを用いて、ロゴ登録ファイル作成工程をより詳細に説明する。図20はロゴデータの作成後にロゴ登録ファイル5を作成する工程の概略を示すフローチャートである。
【0180】
各種設定入力に従い、データ調整処理手段13(図1、図4、図5、図25)により、例えば図7、図14に示した手順に従ってロゴデータ(ロゴ)が作成される(S310)。ロゴデータの作成が終了すると、命令データセットが作成され(S330)、次にロゴデータと命令データセットが統合されてロゴ登録ファイル5(図2)が生成される(S340)。生成されたロゴ登録ファイル5は、フレキシブルディスクまたは通信回線を介してターゲットプリンタのホスト装置に送信される(S350)。
【0181】
図21は、図20に示す命令データセットの作成工程(S330)の詳細な工程を示すフローチャートである。
【0182】
ロゴデータの作成が終了すると(図20のS310)、ロゴデータをプリンタに登録するためにプリンタで実行される登録命令データセットが作成される(S331)。登録命令データセットとは、ロゴデータをプリンタ内の不揮発性メモリに登録するためにターゲットプリンタで実行される命令セットである。
【0183】
登録命令データセットの作成(S331)が終了すると、命令セットとして、送信命令データセットが付加されるかどうかが確認される(S332)。送信命令を付加するかどうかは、作成するロゴ登録ファイルの種類に応じて選択的に指定できるように構成可能である。
【0184】
送信命令を付加しない場合には(S332:No)、そのままロゴ登録ファイルの生成工程340へ進む。送信命令を付加する場合には(S332;Yes)、送信命令データセットを作成する(S333)。送信命令データセットとは、ロゴデータと登録命令データセットとをホスト装置からプリンタに送信するために一連の命令データセットである。これにより、ロゴ登録ファイルを読み出すだけで自動的に、または、通信ポート番号等所定のパラメータを指定するだけで、ホスト装置からプリンタに登録命令セットとロゴデータを送信することができる。
【0185】
次にポート検出命令セットを送信命令セットに組み込むかどうかが確認される(S334)。ポ−ト検出命令セットの組み込みが必要な場合(S334;Yes)、ポート検出命令セットが作成される(S335)。ポ−ト検出命令セットの組み込みが不要な場合(S334;No)、パラメータ入力命令セットが作成される(S336)。
【0186】
図22は、図20に示すロゴ登録ファイルの生成工程S340の詳細な工程を示すフローチャートである。
【0187】
命令データセットの作成が終了すると(図20のS330)、ロゴ登録ファイルの作成工程に入る(図22のS340からS345)。ロゴ登録ファイル作成工程では、まず命令データセットの作成工程で作成した(図21のS331)、登録命令データセットをロゴデータ(印刷画像データ)に付加したデータおよび命令セットからなる実効命令データセット41を作成する(S341)。その状態を図22の工程S341の左側に模式的に示す。この登録命令セットとロゴデータを統合したデータをホスト装置からプリンタに送信することにより、プリンタはロゴデータを登録することができる。
【0188】
次に命令データセットの作成工程(S330)で送信命令データセットが作成されたか否かが確認される(S342)。もし作成されていなければ(S342;No)、工程S341で作成された実行命令データセット41がロゴ登録ファイル5として出力される。もし、送信命令データセットが作成されていれば(S342;Yes)、次にポート検出命令セットの有無が確認される(S343)。ポート検出命令セットが作成されている場合(S343;Yes)には、ポート検出命令セットが送信命令データセットに組み込まれる(S344)。ポート検出命令セットが作成されていない場合(S343;No)には、パラメータ入力命令セットが組み込まれる(S346)。
【0189】
その後、工程S341で作成された実行命令データセット41に、送信命令データセットが統合された統合命令データセット42(図22の左端)が作成される(S345)。
【0190】
統合命令データセット42の送信命令データセットにはポート検出命令セットが組み込まれており、ホスト装置によりロゴ登録ファイルが読み出されたときに、ポ−ト検出命令が実行されて、プリンタが接続されている通信ポート自動的に検出されて、登録命令データセットおよびロゴデータが、ホスト装置から自動的に送信される。
【0191】
統合命令データセット42(図22)の送信命令データセットにパラメータ入力命令セットが組み込まれていると、ホスト装置によりロゴ登録ファイルが読み出されたときに、パラメータ入力命令セットが実行されて、ホスト装置から通信ポート等のパラメータの指定入力が可能となる。パラメータの入力により、指定された通信ポートへ登録命令データセットおよびロゴデータが転送されて、プリンタに送信される。
【0192】
以上説明したように、本発明のロゴ編集ツール2およびロゴデータ作成装置4によると、印刷目的に適合するように多様なロゴの作成が可能となり、かつ、ロゴの登録、変更も容易となり、カラーロゴ印刷を利用目的に合わせて有効に活用可能となる。
【0193】
以上の説明では、プリンタに限定して説明したが、プリンタに限らず、表示可能な色が制限された表示装置にロゴ登録をしておく場合にも本発明は適用可能である。
【0194】
また、以上の説明では、プリンタ60(図2)のロゴ登録部61(図2)にあらかじめロゴを登録してロゴ印刷を高速化しようとする場合について説明している。しかし、本発明によるカラーロゴの減色処理と印刷可能色への色変換(色割り付け)の基本的な考えは、少ない色(例えば2色)の印刷しかできないプリンタでカラービットマップを印刷させる場合に、例えば、ウインドウズ(商標、以下省略)等のOS上で稼動するプリンタドライバ、OLE for Retail POS(以下OPOSと呼ぶ)等が提供するデバイス制御システムに適用することが可能である。すなわち、このような場合には、従来は他のビットマップ変換ツールでフルカラー画像を2色画像に変換してから印刷する必要があった。この発明を適用することにより、このようなファイル変換をすることなく印刷が可能となる。
【0195】
図23および図24を用いて説明する。図23は、OPOSの基本構成を示す図である。デバイス74はプリンタであってもカスタマーディスプレイであっても良いが、ここではプリンタを用いて説明する。
【0196】
OPOSは、標準化された仕様に基づいてウインドウズ上で稼動するPOSアプリケーションプログラムに、プリンタ等の周辺機器について機種依存性のないインターフェースを提供するものである。POSアプリケーションプログラム70がプリンタ74から出力するときは、データがプリンタのコントロールオブジェクト(CO)71に渡され、更に、出力するプリンタの機種に対応したサービスオブジェクト(SO)72に渡され、オペレーティングシステムOS(win)73を介してプリンタ74に渡される。プリンタ74が2色または3色のプリンタであるとすると、多色の画像等は減色して印刷する必要がある。
【0197】
OPOSが提供するデバイス制御システムでは、主として、サービスオブジェクト72が各デバイス70に対応する固有の処理を行なうので、サービスオブジェクト72に本発明の減色処理機能、色変換処理機能、又これらの処理の指定を使用者が任意に行なえる機能を組み込んでおき、印刷可能な画像データに変更してからOS73を経由してプリンタ70に送信するようにすることが可能である。
【0198】
すなわち、POSアプリケーションプログラム70から、フルカラーの印刷データが、OPOSが提供するデバイス制御システムに渡された場合には、サービスオブジェクト72内で、フルカラーの印刷データを指定された減色処理、色変換処理に基づいてPOSプリンタ用の印刷データに変換してから、OS73を介してプリンタ74に送信する。例えば、フルカラーデータを印刷可能色で表される2又は3色データに変換する処理(画像処理、明るさ、色等)を任意に設定しておくことができるように、サービスオブジェクト72を構成することによりこのような変換処理が可能となる。また、このような変換処理をサービスオブジェクト72で行なうことにより、個々のアプリケーションプログラム側で、フルカラーデータを印刷データに変換する処理を行なう必要がなく、アプリケーションの開発を容易にすることが可能となる。
【0199】
図24に設定画面400を示す。サービスオブジェクト72内にこのようなフルカラーからの減色処理等の画像調整サービスルーチンを設けておき、図24のような画面を表示可能にする。例えば、カラービットマップ401を選択すると、図15のプロパティ入力で説明したようなハーフトーン設定ボックス402が表示され、減色法の指定、明るさの指定が可能となる。また、カラー指定ボックス403により、印刷可能な第1の色と第2の色の指定が可能である。これらの機能は、前述した、イメージプロパティの画面の機能とおなじであるので、繰り返し説明はしない。
【0200】
あらかじめこれらの設定を行なっておくことにより、所定の画像ファイルを自動的に2色化して印刷させることができる。また、希望により画像に応じて設定変更を行なうことも自由である。また、図17で示したような中間色の設定も可能にするよう構成することも可能である。
【0201】
【発明の効果】
これにより、元データの実際の色を見ながら、元画像のどの部分をどの印刷可能色に変換するか、どのような減色方法により減色するか等について具体的に検討しながら設定入力を行なうことができる。
【0202】
調整処理された元データは、ロゴデータイメージ表示手段15(図1)により変更後のイメージとして画面上に表示される。従って、設定入力によりどのような印刷画像が作成されるのかイメージ画像で確認ができる。処理後の画像をみて設定入力を変更することも可能である。
【0203】
これにより元データによる画像イメージを画像表示により確認することができ、設定後の調整処理後のロゴデータも確認することができる。従って、入力前にどのように設定するかの判断が容易となり、かつ設定後のイメージも視覚的に把握できるので、変更等の処理が迅速かつ容易に行なえる。
【0204】
画像縮小化処理手段17(図4)を設けて、縮小化処理をしてから元データとロゴデータの表示を行なうようにしている。これにより、同一画面上に元データと変更後のロゴの画像を表示可能となり、一層効率的な調整作業が可能となる。
【0205】
従って、本発明によると印刷目的に適合する多様なロゴを簡単に作成することが可能となり、かつロゴの登録および変更も容易になった。そのため、カラー印刷ロゴの能力を有効に活用することができる。
【0206】
また、本発明によると、複数の画像データおよびテキストデータを重ね合わせて作成された原画(元データ)を、各構成オブジェクト毎に減色処理、色割付処理等の加工処理を行なうことが可能となった。そのため、商品広告情報、クーポン券、割引券、告知情報等をカラー印刷するロゴの作成に当り、繊細で微妙な画像調整を各オブジェクト毎に行なうことが可能となる。
【0207】
また、本発明によると、画像データから輝度のみをとりだしてグレースケール処理を行ない、設定入力に応じてグレースケール処理を行なった画像データの印刷可能色の指定を変更することにより、指定された色でグレースケール表示することが可能となる。
【0208】
このようにロゴデータの作成段階において、選択された色によりグレースケール表示の加工ができることにより、元データをあらかじめ所定の色でグレースケール処理しておく必要がなく便利なロゴ作成ツールを提供することができる。また、ロゴデータ作成段階で、種々のパターンで表示してみることができるので、ロゴ作成には極めて有用である。また、このようなグレ−スケール処理を各オブジェクト毎に行なうことができるようにすることにより、更に有用なロゴ作成装置を提供することできる。
【0209】
また、本発明によると、元データを加工した後の縮小イメージを鮮明に表示することが可能となり、実際の印刷イメージと同じイメージ画像を確認できるため、的確な画像処理条件の入力が可能となる。とくにロゴ作成の際に、微妙な色合いの指定であっても、設定情報による画像を画面上で確認可能であるので、迅速なロゴ作成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかるロゴデータ作成装置の機能ブロック図。
【図2】 ロゴ編集ツールおよびロゴデータ作成装置によりロゴの登録を行なう場合の手順の概略を説明する概念図。
【図3】 本発明にかかるロゴ編集ツールの一実施形態を示す機能ブロック図。
【図4】 本発明の第2の実施形態にかかるロゴデータ作成装置の機能ブロック図。
【図5】 本発明の第3の実施形態にかかるロゴデータ作成装置の機能プロック図。
【図6】 ロゴ登録ファイルを作成可能なロゴデータ出力手段16の一実施形態にかかるロゴ登録ファイル出力手段18の機能ブロック図。
【図7】 元データを作成するためのロゴ編集方法の一実施形態を示すフローチャート図。
【図8】本発明にかかるロゴ編集ツール又はロゴデータ作成装置のメイン画面の一実施形態を示す図。
【図9】 本発明のロゴ編集ツールの一実施形態にかかる編集メイン画面の一例を示す図。
【図10】 ロゴ編集ツールにより元データを新規に作成する場合に、ロゴ(元データ)のサイズを指定するために表示されるサイズ指定ダイアログボックス画面の一例を示す図。
【図11】 元データの編集の際にテキストプロパティを設定するために表示されるテキストプロパティ設定用画面の一例を示す図。
【図12】ロゴ編集ツールにより元データを作成または編集する際にイメージプロパティを設定するために表示されるイメージプロパティ設定画面の一例を示す図。
【図13】 ロゴ編集ツールによりロゴの位置を指定するために表示される位置設定画面の一例を示す図。
【図14】 本発明のロゴデータ作成方法の一実施形態を示すフローチャート図。
【図15】 元データを読み込み、ロゴデータを作成するための設定条件を入力した状態のロゴ作成画面の一例を示す図。
【図16】 ロゴデータ作成装置において、プロパティ入力ボックスでテキストデータの入力を指定したときに表示されるプロパティ入力ボックスの画面の一例を示す図。
【図17】多様な色割り付けを可能にした設定画面の例を説明する画面の図であって、(a)は、元データを8色まで減色した後にその8色を15色に割り付け設定するような指定が可能な画面の例を示し、(b)は8色まで減色した元データを3色に割り付ける場合の設定画面の例を示す図。
【図18】 1ドットを2色(非印字を含めると3色)の印刷が可能なプリンタにおいて、1ピクセルを4ドットで現わすときに表現できる15種の色と図15の色割付スライダ251の関係を示す図。
【図19】プリンタNV管理の選択ボックスの画面例を示す図。
【図20】 ロゴデータの作成後にロゴ登録ファイルを作成する工程を示すフローチャート図。
【図21】 図20に示す命令データセットの作成工程(S330)の詳細な工程を示すフローチャート図。
【図22】 図20に示すロゴ登録ファイルの生成工程S340の詳細な工程を示すフローチャート図。
【図23】 OPOSの基本構成を示す図。
【図24】 OPOSにおける画像調整の設定画面の一例を示す図。
【図25】 本発明にかかるロゴデータ作成装置に使用するデータ調整処理手段の一実施態様を示す詳細機能ブロック図。
【図26】 オブジェクトのイメージを画面上に表示した例を示す図。
【図27】 本発明にかかるロゴデータ作成装置に使用するグレースケール処理装置の一実施態様を示す機能ブロック図。
【図28】 本発明のロゴデータ作成装置の第2及び第3の実施形態における画像縮小表示の一例を説明する概念図。
【図29】 本発明のロゴデータ作成方法の別の実施形態を示すフローチャート図。
【図30】 オブジェクト毎に画像処理を行なう場合の画面の表示例を示す図。
【図31】 オブジェクト毎に画像処理を行なう場合の画面の表示例を示す図。
【符号の説明】
2 ロゴ編集ツール
3 元データ
4 ロゴデータ作成装置
5 ロゴ登録ファイル
6 元データ仮記憶手段
7 画像処理手段
8 オブジェクト読/書制御手段
9 ロゴデータ記憶手段
10 元データ取得手段
11 元データ表示手段
12 設定情報入力手段
13 データ調整処理手段
14 主制御手段
15 ロゴデータ表示手段
16 ロゴデータ出力手段
17 画像縮小化手段
41 実効命令データセット
42 統合命令データセット
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to a method for creating logo data registered in a printer for printing logo data registered in a printing apparatus (printer) in accordance with a predetermined printing command, a recording medium storing a computer program for realizing the method, and logo data Relates to a device for creating Here, the logo generally indicates, for example, a store or company name printed on a receipt by a POS terminal device or the like, but in this specification, in addition to these, as described later, It is used as a concept including advertising information, coupon tickets, and notification information. In this specification, subtractive color is used to mean a reduction in color depth or binarization.
[0002]
[Prior art]
  For example, in a point-of-sale (POS) terminal device, a logo including a store name or a company name is printed on a receipt for printing product checkout information. Many of the logos printed on the POS terminal device are composed of special decorative characters, special designs, etc., and most logos are composed of image information.
[0003]
  Since such image information has a large amount of data, if logo data is transmitted each time a receipt is printed, a lot of time is required for printing. On the other hand, in the POS terminal device, since it is necessary to quickly perform registration and settlement processing of purchased products, particularly quick printing is required. Therefore, in the POS terminal device, logo information that is frequently printed is stored (registered or stored) in the nonvolatile storage unit inside the printer, and the logo registered from the nonvolatile storage unit by receiving a predetermined print command. The logo is read and printed. By registering in the printer in this way, not only can the burden on the host device be reduced by eliminating the need to send logo information (mainly image information) from the host device, but also the printing speed can be reduced because no transmission time is required. It can be greatly improved. The present invention relates to registration of such various logo data in a printer.
[0004]
  Some recent full-color printers can print more than 16 million colors, and can be printed with colors close to natural colors. Accordingly, it is possible to perform logo printing in full color. However, when printing with colors close to natural colors, the processing of image information is complicated and C (cyan) and M (magenta) are performed. , Y (yellow), K (black), and other various color printing pattern data must be stored as bit information, and printing of these dot data must be executed. For this reason, full-color printing requires processing time for image data to be printed, reception of data by the printer, and printing processing compared to monochrome printing, so that generally the printing speed is delayed and the configuration of the printer becomes complicated.
[0005]
  On the other hand, in a POS terminal device, it is necessary to perform receipt printing at the time of checkout of products, and in addition to high speed, constant print quality, quietness, etc., economy is required. I can't say that. As described above, full-color printing is not always required, and it is required to print from a natural color image to a certain number of colors according to various applications, and a product that meets such a requirement is provided. The Rukoto.
[0006]
  The main purpose of the POS printer is to accurately print detailed information such as details and amounts of purchased products on receipts and journals. Therefore, it is considered that the need for color printing is low in the POS printer, and the existence of the potential needs for color printing has not been recognized much.
[0007]
  However, the receipt issued by the POS printer is a message sheet that conveys detailed information such as details and amount of the purchased product to the customer, and is a receipt. Accordingly, the receipt is handed directly to the customer at the end of the purchase product registration and checkout process. Many customers check their receipts by reading the receipt. In addition, many customers return to their homes and make a record in the household account book while checking the contents of these receipts. In this way, receipts are handed directly to individual customers, and receipts are important records for customers, so they are treated with care and are essentially different from regular advertising flyers. It is a medium.
[0008]
  The customer checks the contents of the received receipt and confirms that there is no mistake in the purchase contents and payment. Therefore, by printing information that is of interest to the customer on the receipt, it is possible to reliably convey the information to the customer. In this case, it is desirable to print with the identification of the information to be conveyed as high as possible. For example, in the same way as conventional logo printing, promotional photos or pictures or characters, notification information, etc. (hereinafter referred to as notification image information) are color-printed on the receipt to promote the product to customers through the receipt. It is possible to make notifications. Receipts are handed directly to each customer, and the ability to alert and influence each customer is greater than that of ordinary flyer advertisements and hanging advertisements. In particular, when color printing becomes possible, the discriminating power is increased, the customer's attention is strongly urged, and the presence can be appealed every time the receipt is checked, which is very effective for announcements or sales promotions.
[0009]
  As described above, from the viewpoint of printing speed and economy, the POS printer is not a full-color printer, but a printer that can use only a limited number of predetermined colors (for example, two colors of red and black) is the mainstream. . However, even though the number of colors is limited, the POS system that can print color image information can be used not only as a product settlement registration system but also as a product sales promotion tool. The use of POS systems equipped with color printers is expected to expand.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
  In this way, when color logo printing becomes possible and the purpose of printing diversifies, it is possible to change the logo size designation, color designation, resolution change, etc. according to the notification information and image information to be printed, etc. It is desirable that it can be set freely. The number of logo data to be used is also increasing, and for logo data for the purpose of printing notification information, issuing discount coupons, printing product advertisements, etc., the content of the already registered logo data is slightly changed and used. Such re-use is considered to occur frequently.
[0011]
  However, in the conventional POS terminal device, logo data to be registered is created by image creation software or the like, and is registered in the printer by a logo registration dedicated program. Such a logo registration program may have an image editing function. However, when the full color is reduced and converted to a color that can be printed by a printer (hereinafter referred to as “printable color”), a desired color tone is obtained. There is a problem that a desired logo cannot be freely created using the color reduction method. Therefore, there is a problem that it is difficult to create a logo suitable for printing purposes and the color POS printer cannot be effectively used.
[0012]
  In creating logo data, an original image (original data) may be composed of a plurality of image data or text data (hereinafter referred to as “object”). In such a case, the entire image of the original data is reduced by a single color reduction method, and logo data is not only created by processing such as two-color or three-color processing that matches the printing capability of the printer. It is desirable that a different color reduction process can be performed for each object.
[0013]
  In addition, since the number of colors that can be printed is small, it is necessary to create a logo that suits the purpose of printing by using each usable color effectively. Therefore, it is desirable that the logo creation apparatus can select a variety of color expression methods as much as possible. For example, if black and blue are printable colors, and the background sky and other parts are composed of separate objects, the sky is displayed in blue grayscale, and the other objects are black gray When displayed in a scale, it is possible to give an impression that is significantly different from a gray-scale image with only black color. Thus, if there are two or more printable colors, it is possible to enhance the expressive power by using a gray scale using a color other than black.
[0014]
  In creating a logo, it is desirable to specify a color reduction method, a color, etc. while displaying basic image data that is the basis of the logo, and to compare the results on the same screen. For this purpose, since it is necessary to display two images on the same screen, it is often required to display the images in a reduced size. Since it is desirable that the displayed state is printed as it is on the screen display, it is conceivable that the logo data originally printed is reduced-printed according to the concept of WYSWYG. However, in the case of logo data, a multicolor image is reduced to a predetermined color (two colors or three colors). Therefore, when a multicolor image is reduced to an image with fewer colors, for example, when the color is reduced using a dither method, when the image is reduced after being reduced, a thin lattice pattern appears on the screen. There is a problem that an accurate preview cannot be displayed as a logo color and image when actually printed. The occurrence of such a grid-like striped pattern is considered to be caused by the fact that when the data sampling for the reduction process is performed after the color reduction process, the same color is easily sampled and acquired in a linear or pattern form.
[0015]
  In addition, the logo of a POS printer or the like is intended to print a clear, clean, or high-impact image using as few colors as possible. It is desirable to be able to display the preview as clearly as possible. Here, the process of reducing and displaying a multicolor image after reducing the color can be assumed in several scenes, but in the following, a logo creation device that uses a POS printer that is highly important from a practical viewpoint is used. I will explain. However, this does not mean that the present invention is applied only to POS printers. As long as it does not violate the basic principle of the present invention, it is widely applied to processing for reducing and displaying a multicolor image after performing color reduction processing. Applicable.
[0016]
  SUMMARY OF THE INVENTION The present invention aims to solve the above-described problems, and provides a logo creation method in which a logo can be easily created or changed, a recording medium on which an execution instruction is recorded, and a logo creation device.
[0017]
  Another object of the present invention is to record a logo creation method capable of changing settings such as logo color designation, size, and color reduction method while confirming an actual print image at the time of logo creation and its execution instruction. It is to provide a recording medium and a logo creation device.
[0018]
  Furthermore, another object of the present invention is to provide a logo creation method capable of creating a new logo using previously registered logo data, a recording medium recording the execution instruction, and a logo creation device. It is.
[0019]
  Another object of the present invention is to provide a logo data creating apparatus capable of performing different color reduction processing for each component of original data.
[0020]
  A further object of the present invention is to provide a logo creation device that can create original data from a plurality of configuration data and perform image processing including color reduction processing for each configuration data.
[0021]
  Another object of the present invention is to provide a logo creating apparatus or method capable of expressing a grayscale expression even in a color other than black.
[0022]
  It is another object of the present invention to provide a logo data creation apparatus or method that can specify a color to be grayscale processed for each object constituting an image of original data.
[0023]
  Another object of the present invention is to create a logo data creation method capable of displaying a reduced image without a grid pattern, etc., when executing a processed image obtained by performing a color reduction process on a multicolor image by a dither method, etc. The present invention provides a recording medium on which an instruction is recorded and a logo data creating apparatus.
[0024]
  The present invention is not limited to a logo creation device, and provides a reduced display screen that can display a reduced image image without a lattice pattern when checking a processed image obtained by performing a color reduction process on a multicolor image by a dither method or the like. Methods and apparatus can also be provided.
[0025]
  Note that the present invention is not limited to a POS printer. For example, a printer of a bank ATM device, a parking ticket issuing device, a bank numbered ticket issuing device such as a bank, and the like can print logo data to repeatedly print specific image information. It can be applied when registering inside the printer. Further, the logo is a mark composed of a special decoration character used in the POS terminal device or a store name or a company name composed of a special design. However, when referring to logos, logo data, or logo information in this specification, not only such conventional logos, but also advertisements, notification information, coupons registered in a printer for repeated printing with a POS terminal device as described above. It is used as a concept including image information such as tickets. The logo includes not only image data but also text data, and includes both monochrome and color.
[0026]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve the above object, the following invention is disclosed in accordance with the principle of the present invention.
[0027]
  In the present invention, by combining objects such as image data, graphic data, and text data, original data as a basis of a logo to be finally used is created, a color reduction method is specified, and a plurality of colors of the original data can be printed. The above-mentioned problem is solved by arbitrarily converting the desired color into a desired color and specifying the size.
[0028]
  In addition, the present invention takes out each object from the original data when image processing is performed on original data composed of a plurality of objects (image data and text data) in accordance with functions and characteristics specific to the model of the printer that prints the logo. Then, after the image processing is performed, the above-described problem is solved by performing processing that is further incorporated into the original data. As a result, image processing can be performed for each object constituting the original image, and it is possible to create a logo that maximizes and reflects the capabilities of the printer. This makes it easier to create a logo for purposes such as product advertisement information, coupon tickets, discount coupons, and notification information.
[0029]
  In the present invention, the grayscale process is performed according to the luminance of each pixel of the original data, and the original data color subjected to the grayscale process according to the setting input is designated by changing the designation of the printable color. The above-mentioned problem is solved by displaying grayscale in color. As described above, since the grayscale display can be processed with the selected color in the creation stage of the logo data, it is convenient that the original data need not be grayscale processed with a predetermined color in advance. In addition, since it can be displayed in various patterns at the logo data creation stage, it is extremely useful for logo creation. If such gray scale processing can be performed for each object, the usefulness is further increased.
[0030]
  Further, in the present invention, separately from the original data on which the process for creating the logo is performed, the reduced image data of the original data is generated for display first, and the reduced image data is displayed according to the input setting information. The above-mentioned problem is solved by displaying the image after reducing the color in the same manner as the original data. If the color reduction (reduces the color depth or binarization) after the reduction process in this way, the same color is rarely continuous in a straight line or a pattern in the sampling for the reduction process, and thereafter Even in the subtractive color processing, it is very rare that the same color appears linearly or in a pattern. Therefore, the appearance of a lattice pattern can be prevented.
[0031]
  Of the present inventionHow to create logo data
A logo comprising at least bitmap format original data acquisition means, setting information input means, image reduction processing means, data adjustment processing means, original data display means, logo data display means, and logo data output means A method for creating logo data in a data creation device,
(A) Based on an original data acquisition instruction from the setting information input unit, the original data acquisition unit acquires original data including one of an image object, a graphic object, or a text object having at least two colors by the original data acquisition unit. Process,
(B) Color reduction processing for reducing at least the color of the original data set by the setting information input unit to the number of printable colors that can be printed by a printer based on the setting information input instruction from the setting information input unit Setting information for processing the original data, including a first color designation input for converting the color of the original data that has been designated and subtracted into a predetermined color among printable colors that can be printed by the printer A setting information input process for inputting
(C) The data adjustment processing unit performs a color reduction process according to the input color reduction process designation input on the acquired original data, and is input to the original data subjected to the color reduction process. A first data adjustment processing step for performing color allocation processing in accordance with the first color designation input;
(D) a logo data output step of outputting the original data adjusted by the logo data output means as a logo data file;
(E) a reduction processing step of reducing the acquired original data to a predetermined size by the image reduction processing means;
(F) a reduced original data display step of displaying the original data reduced by the original data display means as an original data image image;
(G) The data adjustment processing means performs a color reduction process corresponding to the input color reduction processing designation input on the reduced original data, and is input to the original data subjected to the color reduction process. A second data adjustment processing step for performing color allocation processing in accordance with the first color designation input;
(H) a reduced logo data display step of displaying the original data adjusted in the second data adjustment processing step (g) by the logo data display means as a logo data image image;
It is characterized by providing.
[0032]
  An apparatus for creating logo data according to the present invention includes original data acquisition means for acquiring original data including one of an image object, graphic object, or text object having at least two colors, and the acquired original data is reduced to a predetermined size. Reduction processing means for processing, Original data display means for displaying the reduced original data as an original data image image, and at least a color reduction processing designation input for reducing the color of the original data to the number of printable colors that can be printed by a printer, and the original after color reduction Setting information for inputting setting information for processing the original data, including a first color designation input for converting a color of data into a predetermined color among printable colors printable by the printer The input means and the acquired original data and the reduced original data are subjected to color reduction processing corresponding to the input color reduction processing designation input, and the original data subjected to the color reduction processing A data adjustment processing means for performing color allocation processing in accordance with the input first color designation input, and the original data that has been reduced and adjusted as a confirmation image Characterized in that it comprises a Shimesuru logo data display means, a. In this case, the logo data display means is reduced until the input of the setting information is changed, and the display of the original data subjected to the adjustment process is continued, and when the input of the setting information is changed, The display of the original data that has been newly adjusted may be updated in response to the input of the setting information. Accordingly, it is possible to create optimum logo data by changing the setting information as many times as possible while checking the processed image after the setting information is input.

[0033]
  In another aspect of the present invention, each function of the present invention is controlled by a central control unit (CPU), ROM, RAM, display device, input / output device, interface, and control program and data set recorded in the ROM, RAM. It is achieved by. Further, a recording medium on which these control programs and data sets are recorded is also included in the embodiment of the present invention.
[0034]
  In the embodiment of the reference example,
A logo data creation method in a logo data creation device comprising at least original data acquisition means, setting information input means, data adjustment processing means, original data display means, and logo data output means,
(A) Based on an original data acquisition instruction from the setting information input unit, the original data acquisition unit acquires original data including one of an image object, a graphic object, or a text object having at least two colors by the original data acquisition unit. Process,
(B) an original data display step of displaying the original data acquired by the original data display means as an original data image image;
(C) Color reduction processing for reducing at least the color of the original data set by the setting information input unit to the number of printable colors that can be printed by a printer based on the setting information input instruction from the setting information input unit Setting information for processing the original data, including a first color designation input for converting the color of the original data that has been designated and subtracted into a predetermined color among printable colors that can be printed by the printer A setting information input process for inputting
(D) The data adjustment processing means performs a color reduction process corresponding to the input color reduction process designation input on the acquired original data, and is input to the original data subjected to the color reduction process. A data adjustment processing step for performing color allocation processing in accordance with the first color designation input;
(F) a logo data output step of outputting the original data adjusted by the logo data output means as a logo data file;
It is characterized by providing.

[0035]
  As a result, when converting the original data having a large number of colors into fewer colors, the operator can arbitrarily set the desired color, and according to the method in which the conversion color is fixedly specified, the same color is obtained. In the case where the boundary of the image is not known due to the conversion, the color can be specified so that the boundary is clear. In addition, it is possible to convert to an optimum color according to the purpose of logo printing. Note that not only when the number of colors used in the original data exceeds the number of colors that can be printed, but also when the number of colors in the original data is the same as or less than the number of colors that can be printed. You can freely specify how to convert. In addition, since color designation for color conversion can be performed while checking the image of the original data, more appropriate color conversion becomes possible.
[0036]
  The printable color is determined by, for example, the color of a printing material composed of ink, a thermal dye, or a printing medium prepared on the printer side. For example, when the printer prints on white paper using achromatic (black) and chromatic (red) inks, the printable colors are black, red, and white expressed by the printing material itself. Furthermore, a printable color may be configured including an intermediate color (may be referred to as halftone or halftone) obtained by combining the colors of the printing material. For example, one pixel is composed of a plurality of dots, the color of the printing material is assigned to each dot, and the size of the dots constituting one pixel is changed by an intermediate color that is pseudo-represented by area gradation, overprinting, or the like. The intermediate colors expressed as above can also be included in the printable colors. By using such an intermediate color as a printable color, a finer expression is possible.
[0037]
  Also,Reference exampleIn another aspect, the setting information input step (c) prohibits color designation input other than printable colors with respect to the first color designation input.
[0038]
  Also,Reference exampleIn another aspect, the first and second colors are prepared as the colors of the printing material, the first color is black, and the second color is a specific chromatic color other than black. In the adjustment processing step (d), it is possible to convert the achromatic color portion of the original data subjected to the color reduction processing to the first color and convert the chromatic color portion of the original data subjected to the color reduction processing to the second color. Further, in this case, the achromatic color portion of the original data subjected to the subtractive color process is converted into an intermediate color formed from the first color, and the chromatic color portion of the original data subjected to the subtractive color process is converted into the intermediate color formed from the second color. You may make it convert into.
[0039]
  Reference examplesIn another aspect, in the setting information input step (c), it is possible to input unique information corresponding to a function specific to the printer for registering the logo data, and it is acquired in the data adjustment processing step (d). The original data can be processed according to the input specific information of the printer. In this case, the printer-specific information input in the setting information input step (c) includes paper width information and print resolution information for specifying the width of the print paper, and the data adjustment processing step (d) is input. It is also possible to calculate the size of an image that can be printed on the basis of the width of the printing paper and the printing resolution, and to perform data processing so as to adjust the image size of the original data.
[0040]
  Also,Reference exampleAccording to another aspect, in the setting information input step (c), one of a plurality of objects constituting the original data can be specified, and the color-reduction processing specification input and the first color are specified for each of the specified objects. 1 color designation input is possible, and the data adjustment process step (d) performs a color reduction process according to the input color reduction process designation input on the designated object and performs the color reduction process. A color allocation process corresponding to the input first color designation input is performed on the object.
[0041]
  Also,Reference exampleAccording to another aspect, in the setting information input step (c), a second color designation input for processing for converting the original data into gray scale is possible, and the data adjustment processing step (d) The acquired original data is subjected to a gray scale conversion process according to the luminance of each pixel constituting the original data, and the input original data is input to the original data subjected to the gray scale conversion process. A color assignment process for assigning the color designated by the color designation input 2 is performed.
[0042]
  Furthermore,Reference exampleIn another aspect, the setting information input step (c) can further specify one of a plurality of objects constituting the original data, and the second color designation input for each of the designated objects. In the data adjustment processing step (d), the specified object is subjected to gray scale conversion processing according to the luminance of each pixel constituting the original data, and the gray scale conversion processing is performed. A color assignment process for assigning the color designated by the inputted second color designation input to the original data is performed.
[0043]
  Furthermore,Reference exampleIn another embodiment of the method for creating logo data, the step (a) of acquiring original data includes:
(A1) an object acquisition step of acquiring at least one object;
(A2) an object editing step that enables editing of the acquired object;
(A3) an original data storage step of storing the edited object as the original data;
It is characterized by providing.
[0044]
  In this case, the object editing step (a2) may include a step of enabling a change in the size of the acquired object and a combination of positions and orientations. The original data storage step (a3) may store a plurality of the objects as the original data so that the color designation input can be performed independently for each object in the setting information input step (b). Good. This facilitates editing of the original data.
[0045]
  Furthermore,Reference exampleExamples of the logo data output process (e) according to the logo data creation method include the following processes.
-Output the processed original data as a logo data file. In this case, it is preferable that when the logo data file is read again, the setting information is stored so that it can be input independently for each object constituting the original data.
・ Send or register the logo data file to the connected printer.
[0046]
  Furthermore,Reference exampleThe logo data creation method according to another embodiment is as follows:
  A logo data creation method in a logo data creation device comprising at least original data acquisition means, setting information input means, data adjustment processing means, original data display means, logo data display means, and logo data output means. And
(A) Based on an original data acquisition instruction from the setting information input unit, the original data acquisition unit acquires original data including one of an image object, a graphic object, or a text object having at least two colors by the original data acquisition unit. Process,
(B) an original data display step of displaying the original data acquired by the original data display means as an original data image image; and (c) the setting information based on a setting information input instruction from the setting information input means. A color reduction processing designation input for reducing at least the color of the original data set to the number of printable colors that can be printed by a printer, which is set by the input means, and the printable color that can be printed by the printer. A setting information input step for inputting setting information for processing the original data, including a first color designation input for converting to a predetermined color of
(D) The data adjustment processing means performs a color reduction process corresponding to the input color reduction process designation input on the acquired original data, and is input to the original data subjected to the color reduction process. A data adjustment processing step for performing color allocation processing in accordance with the first color designation input;
(E) a confirmation image display step of displaying the original data adjusted by the logo data display means as a confirmation image;
(F) a logo data output step of saving the original data adjusted by the logo data output means as a logo data file based on a save instruction from the setting information input means;
It is characterized by providing.
  In this case, in the step (e) of displaying the confirmation image, the confirmation image may be reduced and displayed. In the setting information input step (c), when the second color designation input for the process of converting the original data into gray scale is possible, the confirmation image display step (e) converts the original data from the original data. The displayed gray scale is preferably displayed in a color designated by the second color designation input. Thus, while confirming both the original data image and the processed image, it is possible to perform the work while confirming the image at the stage of creating the logo data for grayscale display and color designation.
[0047]
[0048]
  Reference exampleAccording to an embodiment of the present invention, there is provided a logo data creation device, an original data acquisition unit that acquires original data including one of an image object, a graphic object, or a text object having at least two colors, and the acquired original data as an original data image Original data display means for displaying as an image, a color reduction processing designation input for reducing at least the color of the original data to the number of printable colors that can be printed by a printer, and the color of the original data that has been reduced can be printed by the printer Setting information input means for inputting setting information for processing the original data, including a first color designation input for converting to a predetermined color among printable colors, and the acquired original data In response to the input color-reduction processing designation input, the color reduction processing is performed on the original data subjected to the color-reduction processing. Data adjustment processing means for performing a color allocation process according to the input first color designation input, and logo data output means for outputting the adjusted original data as a logo data file. Features.
[0049]
  In this case, the original data may be a combination of a plurality of objects that can be edited independently.
[0050]
  Further, the color reduction processing designation input includes a dither method, an error diffusion method, or a simple color reduction method.
[0051]
  Reference exampleIn another aspect, the printable color is determined by the color of an ink prepared on the printer side, or the color of a printing material composed of a thermal dye or a print medium, and the setting information input unit is capable of printing It is characterized by prohibiting color designation input other than colors.
[0052]
  In another embodiment, the printing apparatus includes an intermediate color obtained by combining the colors of the printing material, and the setting information input unit can input any of the intermediate colors as the first color designation input. And In this case, the intermediate color can be configured to include an area gradation or a dot gradation.
[0053]
  Furthermore, according to another aspect, when the printable color is a specific chromatic color other than black and black, the data adjustment processing unit converts the chromatic color portion of the original data subjected to the color reduction processing to the specific chromatic color. Can be converted to
[0054]
  Furthermore,Reference exampleIn another aspect, the setting information input means can further specify one of a plurality of objects constituting the original data, and the color reduction processing designation input and the first color for each of the designated objects. Color designation input is possible, and the data adjustment processing unit performs color reduction processing according to the input color reduction processing designation input on the designated object, and performs the color reduction processing on the object subjected to color reduction processing. The color allocation processing according to the inputted first color designation input is performed.
[0055]
  Furthermore,Reference exampleIn another aspect, the setting information input means is further capable of second color designation input for processing to convert the original data into grayscale, and the data adjustment processing means The data is subjected to a gray scale conversion process according to the luminance of each pixel constituting the original data, and the original data subjected to the gray scale conversion process is input with the second color designation input. A color assignment process for assigning a designated color is performed.
[0056]
  Furthermore,Reference exampleIn another aspect, the setting information input means can further specify one of a plurality of objects constituting the original data, and can input the second color designation for each of the designated objects. And the data adjustment processing means performs a gray scale conversion process according to the luminance of each pixel constituting the original data on the designated object, and the gray scale conversion processed original data The color assignment processing for assigning the color designated by the inputted second color designation input is performed.
[0057]
[0058]
[0059]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Embodiments of the present invention will be described below. The embodiments described below are for explanation, and do not limit the scope of the present invention. Accordingly, those skilled in the art can adopt embodiments in which each of these elements or all of the elements are replaced with equivalent ones, and these embodiments are also included in the scope of the present invention. Based on the above points, the following description will be made using a POS printer in which logo printing is most frequently performed.
[0060]
    (Overview of the logo registration procedure for the printer)
  An example of a logo registration procedure according to the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 2 is a diagram showing an outline of procedures from creation of a logo according to the present invention to transmission of a logo to a printer and registration.
[0061]
  When sending or registering logo data, you must first determine the logo you want to register. This may include creating a new logo to be registered, using an existing image file as it is, or reading and reworking a file in which a logo that is already in use is registered. In the change process of the original data 3, a color reduction method, a color allocation specification, a size specification, and the like are performed. The original data used as the basis for creating a logo may be newly created or an existing image file may be used as it is. The logo editing tool 2 is used when creating new original data 3 in accordance with the purpose of logo printing. In many cases, the logo information is created in accordance with the purpose of printing, such as printing coupons, printing logos of companies / stores, or advertising of products. In such a case, a logo editing tool is used. To create a specific logo using the logo editing tool, create text information, import image information such as various pictures and photos, and combine text and image information as appropriate to create the desired logo. It is an operation to adapt to specific conditions. Details of the logo editing tool will be described later.
[0062]
  The case where the existing image data is used as it is is a case where a general-purpose image creation tool 81 such as a digital camera or a scanner creates a picture 80 or the like 80 as an image file 82 and uses it as source logo data as it is. In this way, when the existing image file 82 is used as it is, it is not necessary to use the logo editing tool 2. The basic data for logo registration thus created is referred to as original data 3 in this specification.
[0063]
  The logo data creation device 4 adjusts the color and size of the original data in accordance with the width, print resolution, and printable color of the printing paper used in the target printer for registering the logo data. Color data of original data (color reduction processing, etc.), logo data after adjustment of size, resolution, etc. (such data is referred to as logo, logo data, logo information or print image information) are registered in the printer 60 It becomes. Here, the printable color is determined by, for example, the color of ink prepared by the target printer, or the color of a printing material composed of a thermal dye or a printing medium. For example, when the printer prints on white paper using achromatic (black) and chromatic (red) inks, the printable colors are black, red, and white expressed by the printing material itself. When the thermal printer that prints thermal paper coated with a plurality of thermal dyes is the target printer, the printable colors are the color developed by the thermal dye and the color of the thermal paper itself. In addition, the color expressed by the ink ribbon and toner provided on the target printer side is also a printable color. Furthermore, as will be described later, a printable color may be configured by an intermediate color obtained by a combination of colors of printing materials.
[0064]
  Such logo data is transmitted to the printer 60 as it is when the printer 60 is connected, and is registered in the logo storage unit 61 (nonvolatile storage unit) inside the printer 60. If the printer 60 is not connected to the logo creation tool, a registration logo data file (logo registration file 5) for registering logo data is created. The logo data file for registration is an image file with a command that integrates logo data and various command data sets necessary for registering the logo data. By causing the host device 50 to read the registration logo data file, it is possible to register the logo without installing a dedicated registration program in the host device 50. Logo data file for registration (Logo registration file 5)
Will be described later.
[0065]
  When the logo is registered in the logo storage unit 61 of the printer, the logo can be printed according to the logo printing instruction.
[0066]
  Further, when using a printer that does not have the logo storage unit 61, the logo data is registered in a nonvolatile storage unit provided in the host device 50, and the logo data is read out appropriately by an application program executed in the host device 50. Alternatively, it may be transmitted to the printer 60 for printing.
[0067]
    (Logo editing tool)
  Next, the logo editing tool will be described.
[0068]
  In order to register logo data in the printer, the logo to be registered must first be determined. The logo editing tool is used when creating a new logo in accordance with the purpose of logo printing. When creating a new logo, the existing picture, photograph, etc. 80 is taken in with the logo editing tool 2, and text data is written and combined in this, or multiple images are superimposed, for advertisements, announcements, etc. The original data 3 composed of image data including a plurality of objects, which is the basis of an effective logo most suitable for the purpose, is created. In addition, data to be subjected to gray scale processing is generated. The logo data is created in accordance with the purpose of printing, such as printing coupons, printing logos for companies / stores, or advertising for products. The original data 3 is the data that forms the basis of the original data. The basic framework of the logo is determined by the logo editing tool 2. Here, it is also possible to incorporate the logo editing tool 2 into the logo data creation device 4 of the present invention.
[0069]
  The creation of the original data 3 by the logo editing tool 2 is based on the creation of character information and image information such as various pictures and photographs, and the character data and image information are appropriately used as basic data for creating a desired logo. It is a work to create in combination. In addition, the logo editing tool 2 can create original data 3 by writing text data without taking in an image, and can be configured to be able to draw a figure. It is also possible to read the logo data stored in the existing logo registration file 5, the logo data stored in the bitmap file 83, or the original data 3, and re-edit and create it.
[0070]
  The logo editing tool will be described in more detail with reference to FIG. FIG. 3 is a functional block diagram showing an embodiment of the logo editing tool 2 according to the present invention.
[0071]
  The logo editing tool 2 is used to create a basic composition of an effective logo that best suits printing purposes such as advertisements and announcements. The logo editing tool 2 can create original data that is the basis of a logo combining image data and text data, and the created original data is transmitted as original data to the logo data creation device 4 (FIG. 2). Alternatively, it can be stored as the original data file 3.
[0072]
  The logo editing tool 2 includes an image information acquisition unit 31, an image information storage unit 32, an image information processing unit 33, a text information editing unit 34, a graphic drawing unit 35, a combining unit 36, an original data output unit 37, and an editing input unit 38. And image information display means 39.
[0073]
  The image information acquisition means 31 reads image data or character data and stores them in the image information storage means 32 as basic data. In this case, a plurality of image data and the like can be acquired. As image data to be read, in addition to reading out graphic data or the like stored as an image file on a magnetic disk, CD-ROM or other recording medium and storing it in the image information storage means 32, an image of a digital camera is captured. Alternatively, the image may be read and stored by a scanner.
[0074]
  As the graphic data, for example, various data such as photographic images, animated graphic data, geometric figures, decorative characters, various figures, and the like can be read. The image information storage means 32 can store a plurality of pieces of image information independently. Further, it is desirable that the image information acquisition means 31 correspond to software related to various image information files so that various image files can be read. The read data such as images can be stored in the image information storage means 32 as independent objects or as image data.
[0075]
  Each image data stored in the image information storage means 32 is subjected to processing such as changing the image size by the image information processing means 33 as necessary. Further, based on the input of the edit input means 38, the text information editing means 34 can create and edit not only image information but also text information. At this time, a color can also be specified for the text information. By making it possible to edit text information, it is possible to incorporate character information for advertising or announcement as a logo at the logo editing stage. Further, by providing the graphic drawing means 35, it is possible to make it possible to draw the graphic directly in the logo editing tool 2 based on the input of the edit input means 38 composed of a keyboard, a mouse and the like. is there.
[0076]
  The captured image information, image-processed image information, graphics drawn in the logo editing tool 2 and / or text information are combined by the combining means 36 in order to create a desired logo. The synthesizing means 36 combines a plurality of image data, graphics and text data to create desired original data. As an element of a combination of an image and text, for example, selection of an image and text, and the size and position of each image and text with respect to the entire logo can be designated. The original data synthesized by the synthesizing unit 36 is synthesized as a combination of independent images or text data, and is output by the original data output unit 37.
[0077]
  Therefore, it is possible to read out each image data stored in the image information storage means 32 and freely superimpose or combine the read image data as independent objects. It is also possible to superimpose the object created by the text information editing means 34 and / or the graphic drawing means 35 and the object stored in the image information storage means 32. The superimposed objects can be processed by the image information processing means 33 and the combining means 36 independently for each object. In addition, it is possible to appropriately specify or change which object is preferentially displayed in a portion where the objects overlap each other. Furthermore, it is possible to change the size of each object.
[0078]
  In addition to the read image and the image stored in the image information storage unit 32, the image information display unit 39 also displays output data from the image information processing unit 33, the composition processing 36, the text information editing unit 34, and the graphic drawing unit 35. Is possible.
[0079]
  The original data output means 37 can output the original data as an original logo data file even if the original data is transmitted as it is to the logo data creation device. The synthesizing unit 36 synthesizes the original data in a format such that images or the like that are individual synthesis elements of the original data can be separately processed or processed as independent images. Even when the original data is output as a file, it is output as a file that can be handled independently by individual composite elements, such as a metafile. In FIG. 3, the image information processing means 33 and the composition means 36 are shown as separate functional blocks. However, the composition means 36 has an image processing function so that the size of the image can be appropriately changed during composition. It is also possible to make it.
[0080]
  In this example, color processing such as subtractive color processing of image data captured by the logo editing tool 2 is not performed. However, for example, when the original picture, photograph 80, etc. is full color, the logo editing tool 2 makes certain processing. It is possible to store the original data 3 after reducing the number of colors.
[0081]
    (Logo data creation device)
  The original data 3 created by the logo editing tool 2 is changed to a form that can be registered in a specific specific printer by the logo data creating device 4 and becomes the final logo data.
[0082]
  The original data acquired by the logo data creation device 4 includes not only the original data 3 created by the logo editing tool but also data 82 in the existing image file format created by the image processing software. In the specification, both the data 3 and 82 are collectively referred to as original data.
[0083]
  As described above, the POS printer is mainly a color printer that prints in two or three colors. Therefore, when the original data image is full color or graphic data having many kinds of colors (luminance, saturation and hue), the color of the original image can be printed so that it can be printed by the POS printer. It is necessary to reduce the color. Further, even when the number of colors that can be used by the printer is small, it is possible to perform printing expression with subtle hues instead of simple two colors. For example, a case where the printer can use two colors, red and black, and printing on white paper will be described. By forming a unit pixel with a plurality of dots, a method such as area gradation is used. And red shades can be expressed in stages. Furthermore, by combining red, black, and white (paper color), it is possible to express a rather delicate, delicate and complicated color (expression using intermediate colors). If there are three or more colors that can be used in the printer, more complicated and delicate printing is possible. For this reason, it is necessary to specify what color or intermediate color the original data color is to be expressed (also called color conversion designation or allocation designation). In the logo data creation device 4, the color reduction method of the color of the original data and the printable color are specified, and the color expression of the final logo is determined.
[0084]
  Furthermore, since the width of the printing paper (receipt) used by each printer is different, it is necessary to adjust the size of the logo to be printed according to the printing paper being used. In addition, since the size of the logo to be printed varies depending on the printing resolution of the printer, it is also necessary to adjust the size of the logo in accordance with the printing resolution.
[0085]
  The logo data creation device 4 adjusts the final image of the desired logo, determines the width, vertical and horizontal print resolution of the paper to be used in the target printer that registers the logo data, and selects any of the printable colors. This is a device that adjusts an image by designating a conversion color to complete a logo that can be printed on the target printer. In addition, the logo data creation device 4 can designate a connection port, a communication speed, a parity check, a flow control method, and the like in order to communicate with the target printer.
[0086]
  The logo data creation device 4 reads the original data file 3 created by the logo editing tool or the existing image file 82, and performs conversion processing (image adjustment processing) according to the specific conditions (specs) of the target printer to register the logo. Then, a logo for registering the logo in the nonvolatile storage unit of the target printer is created (in this specification, storing such a logo for the printer is referred to as logo registration). Also, the created logo data can be output as a logo registration file in a unique format.
[0087]
    (First embodiment of logo data creation device)
  A first embodiment of a logo data creation device 4 according to the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a functional block diagram of a logo data creation device according to an embodiment of the present invention.
[0088]
  The logo data creation device 4 according to the first embodiment includes an original data acquisition unit 10, an original data image display unit 11, a setting information input unit 12, a data adjustment processing unit 13, a logo data image display unit 15, and a logo data output unit. 16 and main control means 14 for controlling them.
[0089]
  The original data acquisition unit 10 acquires the original data 3 or the normal image file 82 from the logo editing tool 2 (FIG. 2) based on the control of the main control unit 14. The acquired original data is stored inside the original data acquisition means 10. The original data acquisition means 10 can read out various files or acquire images by a file reading means (not shown) or an image acquisition means (not shown). What kind of file can be read can be appropriately set. Specifically, a reading means capable of reading from various reading devices such as a magnetic recording reading device (FD drive, HD drive, etc.), CD-ROM drive, CD-RW drive, DVD drive, scanner reading device, etc. Can do.
[0090]
  When the original data is acquired, the main control unit 14 controls the setting information input unit 12 to accept input of setting conditions for image adjustment and the like. Thus, it is possible to input setting conditions such as a printer name, colors that can be printed by the printer, resolution, and gradation designation. At the same time, the main control means 14 controls the original data image display means 11 to display the original data image on the screen.
[0091]
  This makes it necessary for the operator to look at the image of the original data and specifically examine what color reduction method to use and which color of the original image to convert to which printable color. It is possible to input various condition settings.
[0092]
  When the setting information is input, the setting information is transmitted to the data adjustment processing unit 13, and the original data 3 is processed and processed with respect to color, resolution, size, and the like according to the input setting information. In this case, even if the data has the same size, the print image printed by the printer increases as a whole when the print resolution is lowered. Therefore, if you want to keep the print image the same size as the original image, or if the print image is larger than the width of the print paper due to the low print resolution of the printer, you can reduce the print image. is necessary. That is, it is necessary to adjust the size of the logo registered in the printer from the both sides of the width and resolution of the printing paper. The adjusted original data 3 is displayed on the screen as a changed image by the logo data image display means 15. Therefore, it is possible to confirm with the image image what kind of print image is created by setting input. It is also possible to change the setting input by looking at the processed image. If there is no change in the setting input, the setting input is confirmed, and the logo data after data processing is transferred to the logo data output means 16 based on the control of the main control means 14.
[0093]
  The logo data output means 16 stores the logo data or outputs it as a logo registration file which is a special format for registration, or transmits and registers it to the printer under the control of the main control means 14. Further, the logo data output means 16 can output the logo data after the adjustment processing according to the specifications of the target printer as an image file composed of one monochrome or multi-color bitmap. The file created in this way can be recorded in recording means (for example, magnetic recording means) inside or outside (not shown) the logo registration tool.
[0094]
  Specific setting inputs such as color assignment designation and image processing method designation will be described in detail later with reference to flowcharts and operation screens.
[0095]
    (Data adjustment processing means of logo data creation device)
  Furthermore, FIG. 25 is a detailed functional block diagram of the data adjustment processing means 13 of the logo data creation device according to the embodiment of the present invention.
[0096]
  As shown in FIG. 25, the data adjustment processing unit 13 includes an original data temporary storage unit 6, an image processing unit 7, an object reading / writing control unit 8, and a logo data storage unit 9. In the figure, A indicates an image based on the original data 3, and b1, b2, and b3 indicate objects constituting the original data. A ′ represents an image image (logo) after image processing by the data adjustment processing means 13, and b1 ′, b2 ′, and b3 ′ represent objects constituting A ′.
[0097]
  Below, it demonstrates centering on the process of the object which comprises original data.
[0098]
  Based on a file designation input from the setting information input unit 12, the main control unit 14 controls to read the original data A from the file designated by the original data acquisition unit 10. The acquired original data A is stored in the original data acquisition means 10.
[0099]
  When the original data A is acquired, the main control unit 14 stores the original data A in the original data temporary storage unit 6 and accepts input of setting conditions for image adjustment and the like. 13 and setting information input means 12 are controlled. This makes it possible to input setting conditions such as selection of a target printer, selection of printable colors in the printer, designation of print resolution, designation of a color reduction method, and the like. At the same time, the main control unit 14 controls the original data image display unit 11 to display the image of the original data A on the screen. Further, the original data A is stored in the logo data storage means 9 via the image processing means 7. At this time, if setting information for image processing is input, the image processing is performed according to the designation and then stored in the logo data storage unit 9. If no setting input has been made, the original data A is subjected to image processing in accordance with setting conditions such as designation of printable color, designation of print resolution, designation of color reduction method, etc., which are initially set in the setting information input means 12. And stored in the logo data storage means 9. The logo data stored in the logo data storage means 9 is displayed on the display screen 20 by the logo data image display means 15.
[0100]
  As a result, it is necessary to look at the image of the original data A, determine what color reduction processing method is used, and which color of the original data A is converted into which of the printable colors. It is possible to input various condition settings.
[0101]
  When there is an object designation input by the setting information input means 12, the main control means 14 controls the object reading / writing control means 8 to read the designated object from the original data temporary storage means 6, and the image processing means 7 Send to. The image processing means 7 performs image processing in accordance with the input setting information and stores it in the logo data storage means 9. The data stored in the logo data storage means 9 is displayed by the logo data image display means 15.
[0102]
  Now, a case where the object b3 is designated will be described with reference to FIG. FIGS. 26A and 26B show examples of display on the display screen 20. FIG. 26A shows a configuration example of A of original data. The original data A is composed of a quadrilateral figure b1, a triangular figure b2, and a circular figure b3 as constituent objects, and the relationship between the objects is as shown in FIG. When image processing of the circle b3 is performed, when the circle b3 is designated and clicked with the pointer 18 such as a mouse, the object reading / writing control means 8 in FIG. 1 reads the object b3 from the original data temporary storage means 6 and the image processing means 7 Send to. Thereby, image processing of this circular object b3 becomes possible. At this time, for example, when a circular object b3 is displayed on the front as shown in FIG. 26B and image processing is desired for a triangle, processing can be performed by selecting and clicking the triangle in the same manner. .
[0103]
  In this example, the image object to be processed is displayed on the front and processed, but it is also possible to display only the designated object. In addition, it can be configured so that all objects can be collectively processed by designating all objects to be collectively processed.
[0104]
  Hereinafter, processing after setting information is input by the setting information input unit 12 will be described. The subsequent processing is applied to both the designated object processing and the image processing of the entire original data 3 (FIG. 2). A plurality of objects can be specified at the same time, and all the specified objects can be processed simultaneously.
[0105]
    (Embodiment of gray scale processing part)
  An embodiment of the image processing unit of the logo data creation device 4 according to the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 27 is a functional block diagram showing an embodiment of a gray scale processing apparatus used in the logo data creating apparatus according to the present invention. In the gray scale processing device 41 of FIG. 27, only the basic part of the gray scale processing is shown in order to clarify the explanation of the present invention.
[0106]
  The image data storage means 46 reads and stores an original data image or an object constituting the original data image based on a control signal from a control unit (not shown). When the original data or the like is stored, the gradation processing means 47 performs gray scale processing on the image data based on the control signal. The gray scale processing is processing for converting color graphic information into graphics data having no color information such as black and white photographs. Normal color graphics manages hue, saturation, and luminance data, but grayscale manages only luminance data. That is, a color image is expressed only by a luminance difference (gradation). For example, normally, in the case of 24-bit full-color image data, the luminance of one pixel can be expressed by converting it to a gray scale of 256 gradations of 1 byte (8 bits). The grayscale processed data is stored in the grayscale image storage means 48.
[0107]
  When color designation is input during the gray scale processing, the assigned color designation processing means 49 performs color assignment corresponding to the designation. That is, the gray scale data is associated with the assigned color. When there is no color designation, for example, it is assigned to a default value such as black or a color designated by the latest processing.
[0108]
  The gray scale processing device 41 shown in FIG. 27 may exist as part of the image processing means 7 in FIG. In addition, the original data temporary storage unit 6 in FIG. 25 can have the function of the image data storage unit 46 in FIG. 27, and the image data storage unit 46 in FIG. 27 can be omitted. In addition, since the gray scale processing device 41 of FIG. 27 is one embodiment, other gray scale processing means based on the basic idea of the present invention can be used.
[0109]
    (Basic concept of reduced image display)
  FIG. 28 is a conceptual diagram illustrating an example of image reduction display in the second and third embodiments of a logo data creation device described later.
[0110]
  The reduced display process after the color reduction process to which the present invention is applied is the case of image processing as shown in steps (1) and (2) of FIG. The original data 3 constituting the multi-color image A to be processed is subjected to image processing 56 such as color reduction processing in accordance with setting input from the input means 59. The processed image A ′ may be printed by a printer or the like, registered as a logo in the printer, or output as a file.
[0111]
  In such image processing 56 of the original data 3, the image a of the original data 3 is displayed when setting how the image processing is to be performed, and after the image processing by color assignment designation for confirmation. It is desirable to display the image a ′. Furthermore, it is desirable to reduce these two images a and a ′ and display them on the same screen 20 so that these two images can be confirmed simultaneously.
[0112]
  At this time, if the color reduction process 56 is performed in accordance with the actual data processing procedure and then the reduction process 57 is performed (that is, the original data A is reduced and displayed as the image a by the procedures (3) and (4)). (When the image a ′ of the processed data A ′ is reduced and displayed on the same screen by (1), (7), and (8)), depending on the degree of reduction and the image, a lattice pattern or the like appears, In some cases, the correct processed image cannot be displayed.
[0113]
  The procedure for displaying the image a of the original data 3 that is not subjected to the color reduction processing is performed according to the procedures (3) and (4). However, the procedure for displaying the image image a ′ after the image processing is as follows. It is preferred to do so. That is, according to the procedures (3), (5), and (6), the original data 3 is first reduced 57 and the same processing as the image processing performed in (1) to (2) is performed on the reduced data. And the result is preferably displayed as a reduced image a ′ of the processed data A ′ of the original data 3. As a result, the reduction process 57 is performed prior to the color reduction process 56, so that the same color can be prevented from being sampled in a pattern by data sampling during the reduction process 57.
[0114]
  The reduced image obtained in this way is not essentially a preview of a reduced processed image. However, the image created by this procedure represents the processed image of the image more clearly than the original reduced screen obtained by reducing the original color-reduced image. The purpose of the preview is to easily confirm the image when it is difficult to confirm the actual object or when it takes time. Therefore, it is important to display the actual situation more accurately and clearly, and the creation process is not important. Therefore, as described above, in order to obtain a clearer display of the preview screen, it is preferable to create a reduced image for preview display first and perform color reduction processing on the reduced image.
[0115]
    (Second Embodiment of Logo Data Creation Device)
  A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 4 is a functional block diagram of the logo data creation device 4-2 according to the second embodiment of the present invention.
[0116]
  The difference from the first embodiment is that an image reduction processing means 17 is provided to display the reduced image a of the original data and the logo data image a ′ after the processing after the reduction processing. ing. As a result, the original data image a and the changed logo image a ′ can be displayed on the same screen 20 at the same time, thereby enabling more efficient adjustment work.
[0117]
  (Third embodiment of logo data creation device)
  FIG. 5 is a functional block diagram of a logo data creation device 4-3 according to the third embodiment of the present invention. The difference from the second embodiment is that when the logo data or the reduced image a of the object is displayed, the original data A is once sent to the image reduction processing means 17 and the image is reduced by the reduction processing. After the image a is created, the data adjustment processing means 13 performs color data color reduction processing and the like to create and display a reduced image image a ′. In this way, by performing the color reduction processing after reducing the size once, it is possible to prevent the occurrence of grid-like noise or striped pattern that occurs when the reduced display is performed after the color reduction processing. It is possible to obtain a preview display close to that of printing.
[0118]
    (Creation of logo registration file by logo data output means)
  The logo data output means 16 of FIGS. 1, 4, 5 and 25 can transmit the logo data to the printer as it is and register it as described above, or can create the logo data as a bitmap format file. However, it is also possible to create a logo registration file 5 (FIG. 2) with a logo registration execution instruction. The logo registration file 5 is an image file with a command in which logo data and various instruction data sets necessary for registering the logo data are integrated. By making the created logo registration file 5 read by the host device of the POS terminal device or the like, it is possible to register the logo directly from the logo registration file 5 without installing a dedicated registration program. The host device transmits the execution command for registration in the read logo registration file 5 to the printer, thereby completing the logo registration.
[0119]
  FIG. 6 shows a functional block diagram of the logo registration file output means 18 according to an embodiment of the logo data output means 16 capable of creating a logo registration file. In FIG. 6, only the main part is shown, and portions that are not particularly important for creating a logo file are omitted.
[0120]
  The logo registration file output unit 18 includes an instruction data set creation unit 19, a logo registration file generation unit 20, and a communication interface 21. The logo registration file output means 18 receives and stores the logo data from the data adjustment processing means 13. The command data set creation means 19 creates a series of command sets for registering the logo created by the data adjustment processing means 13 in the printer. The command data set creation unit 19 includes a registration command data set creation unit 22 and a transmission command data set creation unit 23. The registration command data set is an execution command that is transmitted to the printer in order to register the logo with the target printer.
[0121]
  The transmission command data set creation unit 23 further detects a communication port to which a target printer is connected, and a parameter input command set creation unit 24 that creates an execution command set for receiving input of parameters such as a communication port. Port detection instruction set creation means 25 for creating an execution instruction set, and transmission instruction data set creation means 26 for sending a registered instruction data set and logo data to a target printer are provided.
[0122]
  Logo registration file generation means 27 (hereinafter referred to as file generation means 27) integrates logo data (print image data), a registration command data set, and a transmission command set to create a logo registration file 5 (FIG. 2). . The logo registration file is preferably created as one file, but a plurality of files may be integrated so as to be linked to each other. Whether a transmission command data set is created, whether a parameter input command set is created, or whether a port detection command set is created can be specified by a control unit (not shown).
[0123]
  The logo registration file generated by the logo registration file generation means 27 is connected to a communication line via the communication interface 21 and can be transmitted to a host device such as a POS terminal device to which the target printer is connected. Alternatively, it can be stored in an internal memory or a non-volatile (NV) memory (not shown) from the logo registration file generating means 20, and can also be stored in an external device such as a flexible disk, hard disk, or memory card via an input / output interface (not shown). It can be recorded in a storage device (not shown). By making the logo registration file transmitted via the communication line or the logo registration file recorded in the FD read by the host device of the POS terminal device, the command data set in the logo registration file is read, and the host device It is possible to register the logo on the printer without installing a dedicated registration program.
[0124]
  In the above description, the logo editing tool 2 and the logo data creation device 4 have been described as separate components. However, the logo editing tool 2 is integrated into the logo data creation device 4 and has a logo editing function. It can also be a logo data creation device.
[0125]
  As will be apparent to those skilled in the art, the above logo editing tool and logo data creation device are stored in a CPU, which is a microprocessor, and ROM, RAM, and ROM and RAM connected to the CPU via a bus line. An operating system (OS) and other control programs can be used. The CPU, RAM, and ROM function as respective functional blocks by cooperating with the ROM and the control program stored in the RAM. In this case, various input devices, various control programs, a CPU, and various storage devices are organically combined to constitute each means of the logo editing tool 2 and the logo data creation device 4 described above.
[0126]
    (Logo editing process)
  Next, a logo editing process procedure will be described with reference to FIGS. FIG. 7 is a flowchart showing an embodiment of a logo editing method according to the present invention for creating original data. FIGS. 8 to 13 show screen displays displayed for inputting settings in the logo editing process. It is a figure which shows an example.
[0127]
  First, an embodiment will be described with reference to FIG.
[0128]
  When the logo editing tool 2 is started, it is first selected whether to edit a logo original data file anew or to edit an original data file previously created by the logo editing tool 2. When a logo is newly edited, for example, as shown in FIG. 10, a screen for setting the logo size is displayed. When the logo size is set, an editing screen corresponding to the size is displayed.
[0129]
  Next, it is confirmed whether or not image data serving as a basis for creating original data is read (S101). Image data is read mainly from a file, and may be an original data file 3 created by the logo editing tool 2 in the past or an existing image file. When the file is read (S101; Yes), the read file is designated and read and stored in the logo editing tool 2 (S102). If it is not necessary to read the file (S101; No), the process proceeds to step S103. For example, when the existing original data file 3 is edited, or when a logo is edited only with text, this step is not necessary.
[0130]
  Next, it is confirmed whether drawing or text input is to be performed (S103). If input is to be made (S103; Yes), input processing is performed (S104), and if input is not required (S103; No), step S105 is performed. Proceed to In step S105, the read image data and text data are changed in size, and a plurality of images and text data are combined in accordance with an input from the operator. When the input is not completed (S106; No), steps S101 to S106 are repeated on the editing screen until all the inputs such as drawing and composition processing are completed. When the input is completed (S106; Yes), it is stored internally as original data or output as an original data file (S107).
[0131]
  Next, the logo editing process will be described with reference to an example of a logo editing process display screen shown in FIGS. Note that the processing described in the following display screen executes almost the same processing as the processing procedure of the flowchart of FIG. 7 and results, but corresponds to the flowchart of FIG. 7 on a one-to-one basis. It is not a thing.
[0132]
  According to one embodiment of the present invention, when the logo editing tool 2 or the logo data creation device 4 is started, a main screen 100 common to logo creation and editing as shown in FIG. 8 is displayed. When the new creation button 110 on the main screen 100 of FIG. 8 is clicked, an editing main screen 120 of the logo editing tool shown in FIG. 9 is displayed. On the editing main screen 120, buttons of a file 121, an editing 122, a display 123, and a tool 124 are provided in the upper toolbar portion, and a logo editing area 127 is provided in the central portion.
[0133]
  When the file button 121 on the editing main screen 120 is clicked, buttons such as “New”, “Open”, “Close”, “Overwrite”, “Save As”, “Designate Logo Size”, “End”, etc. Appears in a form such as a pull-down menu (not shown). Here, the “Create New” button is used to create new original data. When this button is selected, a dialog box 130 as shown in FIG. 10 is displayed to specify the size of the logo (original data). The In this box 130, a logo size as original data to be newly created is designated.
[0134]
  The “Open” button (not shown) opens an existing file, and a dialog box (not shown) for specifying a file can specify an original data file or the like created in the past with a logo editing tool. . A “Close” button (not shown) closes the original data file being edited, and displays a message prompting storage when the contents of the original data file are changed. “Overwrite” (not shown) overwrites the original data file being edited. If you try to overwrite the newly created original data, a Save As dialog box appears. The “Save as” (not shown) designates and saves the name of the original data file being edited. Similarly, “logo size designation” (not shown) is for changing the logo size of the original data being edited. When this button is selected, a dialog box similar to FIG. 10 is displayed and the original data is displayed. You can change the logo size. The processing of the logo editing tool is terminated by the “Finish” button. If there is an unsaved file, a message prompting saving is displayed.
[0135]
  When “Edit” 122 on the editing main screen 120 in FIG. 9 is selected, dialogs such as “Undo”, “Cut”, “Copy”, “Paste”, “Select All”, etc., to undo the previous operation. A box is displayed (none shown). These functions are the same as those of commercially available word processing software. The “Paste” button (not shown) pastes the object in the clipboard to the logo (original data) being edited. Object types that can be pasted include normal drawing objects such as text format, DIB format, BMP format, JPEG format, etc., the format of the original data file created by this logo editing tool 2, and the logo data creation device 4 Includes drawing objects that can be recognized by this editing tool, such as logo data files to be created. If the object in the clipboard is a bitmap, it is processed as an image object. Similarly, a “select all” button (not shown) puts all objects existing in the original data being edited into a selected state. Operations such as “cut”, “copy”, “move”, and “delete” can be performed on the selected object.
[0136]
  When “display” 123 on the editing main screen 120 in FIG. 9 is selected, “zoom-in” for enlarged display, “zoom-out” for reduced display, “grid display”, and on / off switching of object grid arrangement A dialog box such as “grid setting” for specifying the unit and arrangement of the grids in the X, Y directions is displayed (none of which are shown).
[0137]
  When “Tool” 124 on the editing main screen 120 in FIG. 9 is selected, dialog boxes such as “Insert”, “Text Property”, “Image Property”, “Coordinate Input”, “To Front”, “To Back”, etc. are displayed. (Both not shown). When “Insert” is selected, “Text” and “Image” are displayed as submenus (not shown). When “text” is selected and the logo editing area 127 is clicked and dragged, a text object is inserted at the designated position and size. When “Image” is selected and the editing area 127 is clicked and dragged, the image object is inserted at the designated position and size. When an image object is inserted, an image property dialog is displayed to specify an image file to be inserted.
[0138]
  When “text property” (not shown) is selected, a text object property setting screen 140 as shown in FIG. 11 is displayed. In the font name selection box 141, for example, it is possible to select from a list of WIFI fonts and True Type fonts. The style selection box 142 allows selection from a list of styles supported by the selected font. From the size selection box, it is possible to select from a list of sizes supported by the selected font. You can also specify text decoration, text color, and text object rotation.
[0139]
  When “image property” (not shown) is selected, an image property setting screen 150 as shown in FIG. 12 is selected. When a read file name is designated in the file name box 151, the read image file is displayed in the preview area 152. A browse button may be provided so that a file can be browsed and selected (not shown). When the check box 153 “fit to paper width” is selected, the image size of the image data is changed to match the paper width. This is a function for automatically adjusting an image to a width when a paper width to be used in the printer is designated. In the drawing mode 154, “overwrite” and “overwrite” can be designated. In “Overwrite”, drawing is performed regardless of the background. In “Overwrite”, the background and the selected image are drawn in a logical “OR” relationship.
[0140]
  When “Coordinate input” (not shown) is selected, a dialog box 160 as shown in FIG. 13 is displayed. With this dialog box, the upper left coordinate position (X, Y) of the selected object can be set.
[0141]
  The selected object is displayed in the foreground by using a “to the front” button (not shown). Similarly, a “Back” button (not shown) displays the selected object on the back.
[0142]
  In addition to the above, it is also possible to provide a window menu such as overlapping display, side-by-side display, icon alignment, and version information.
[0143]
    (Logo data creation procedure)
  Next, a procedure for creating logo data will be described with reference to FIG. FIG. 14 is a flowchart showing an embodiment of the logo data creation method of the present invention.
[0144]
  First, as described above, the original data object 3 created by the logo editing tool 2 or the existing image file 82 is read out and stored for processing (S201). Next, the stored original data image is displayed on a screen (for example, the display area 225 in FIG. 15) (S202). At this time, based on the initially set image processing, each object constituting the original data may be subjected to image processing and simultaneously displayed on the screen (for example, the display area 226 in FIG. 15).
[0145]
  Next, with respect to the objects constituting the original data, the presence / absence of the designation input of the object to be subjected to the subsequent image processing is confirmed (S203). If there is no designation input of the object (S203; No), Go to S208). When there is an object designation input (S203; Yes), the designated object is read out, and an input screen for setting image processing of the target object (for example, 228, 229 in FIG. 15, FIG. 16). , The screen shown in FIG. 17) is displayed (S204). It is confirmed whether or not setting information is continuously input (S205). If there is no input of setting information (S205; No), the processing step (S208) is performed while the image subjected to the initial image processing is displayed. ) When setting information is input (S205; Yes), image processing of the designated object is performed (S206), and the processed image is displayed again on the screen (S207). The image processed image is continuously displayed until the setting information input (S205) is changed. When the setting information input (S205) is changed, an image is displayed according to the setting information input. Is updated. By displaying the original data image in this way, the logo creator knows the overall impression of the original data image, such as the color and pattern, and then assigns the colors in the next process and specifies the color reduction processing method. It is possible to input settings such as.
[0146]
    Next, the presence / absence of logo output is confirmed (S208). When the logo is output (S208; Yes), the data after image processing is output (S210). When the logo is not output (S208; No), it is confirmed whether or not the setting is completed (S209). When the setting is completed (S209; Yes), the logo creation process is ended. When the setting is continued (S209; No), the process returns to the step (S203) again and the same processing is repeated. The completion of logo output and setting is confirmed by the input information to the setting information input means. The output of logo data will be described later.
[0147]
    (Another logo data creation procedure)
  Next, a procedure for creating logo data for image reduction display processing will be described with reference to FIG. FIG. 29 is a flowchart showing an embodiment according to the logo data creation method of the present invention. In the flowchart of FIG. 29, on the right side of each process, there are an associated original data image A, an image A ′ after image processing, an image A of reduced data of the image A, and a logo A ′. A reduced preview image a ′ is shown.
[0148]
  The flowchart will be described in order. First, an object serving as original data is read from the original data file created by the editing tool 2 described above or an existing image file, and stored for processing (S401). Next, an image image a obtained by reducing the stored original data image A is created (S402). Thereafter, the reduced image image a is displayed on the screen 20 (FIG. 6) (S403). This makes it possible for the logo creator to understand the overall impression of the original data image, such as colors and patterns, and to input settings such as color assignment and color reduction processing method in the next step. Become. If it is not necessary to confirm the original data image, it is possible to skip this step (S402) and proceed directly to the next step (S403) without displaying the image image a.
[0149]
  Thereafter, input of setting information is accepted (S404). At this stage, it is possible to input information specific to the printer model, and to assign colors and the like so that the maximum printing effect can be achieved according to the functions specific to the printer. When the setting information is input, image processing for adjusting the original data A is first performed in accordance with the input setting information, and a logo A ′ is created (S405). Next, image processing of the reduced data image a is performed based on the setting information in the same manner as the original data A, and a reduced preview image image a ′ of the logo A ′ is created (S406). Since the preview image a ′ is subjected to image processing such as color reduction processing after being reduced, no grid pattern is generated. At this stage, a reduced image a of the original data and a preview image a ′ obtained by reducing the processed image A ′ are displayed. Therefore, since the logo creator can check both the image data before and after the processing, it is possible to correct the input of the setting information so that the logo is optimal at the time of creating the logo data.
[0150]
  Next, it is confirmed whether the setting input is confirmed (S407). If the input is not confirmed (S407; No), steps S404 to S407 are repeated. Accordingly, it is possible to repeatedly re-enter the setting information while confirming the image image a ′ after image processing until the final logo is finalized. When the setting input is confirmed (S407; Yes), logo data is output (S408).
[0151]
  In FIG. 29, the reduction processing step (S402) is provided immediately after the acquisition of the original data. However, when the reduction image of the original data is not displayed, the reduction processing step may be provided after the image processing step (S405). Good. In addition, the present invention is characterized in that the processing by the reduction processing step is performed before the color reduction processing step. Therefore, the range in which a person skilled in the art can change the design in accordance with the principle of the present invention is the intended range of the present invention It is.
[0152]
  Next, the logo data creation process will be described using an example of a logo creation process display screen shown in FIGS. 8, 15 to 19, 30 and 31. The processing described in the following display screen executes almost the same processing as the content processed in the processing procedure of the flowchart of FIG. 14, but corresponds to the flowchart of FIG. 14 on a one-to-one basis. It is not a thing.
[0153]
  According to one implementation of the logo data creation device of the present invention, the same main screen 210 as the main screen 100 shown in FIG. This screen 210 is provided with a printer information designation box 220, and model-specific information such as the paper width, printable color designation, and print resolution of the target printer in which the logo is registered can be set. In the communication condition setting box 221, various conditions such as a port number and a communication speed can be set. These printer information and communication conditions can also be configured to be automatically set as much as possible when a model is designated in the name input section of the printer information designation box 220. This can be achieved by storing the model-specific information for each printer in the inside, and reading and automatically setting the corresponding model-specific information when the model name is input.
[0154]
  By inputting a file name to the source file input unit 223, it is possible to read original data as a basis of a logo from a desired file. At that time, the file can be referred to in a pull-down format (not shown) by the reference button 224. The first display area 225 is an area for displaying an image of the original data, and the second display area 226 is an area for displaying an image after being subjected to image processing in accordance with setting conditions. The most common file is the original data created by the logo editing tool 2, but it is possible to read as many types of file formats as possible based on the image data stored in the various files. It will be possible to use it as data.
[0155]
  Next, reading of an original image, setting input, and image processing will be described. FIG. 15 is a diagram showing a logo creation screen 210 in a state where a file is read from the main screen 100 (FIG. 8) and setting conditions are input. FIG. 15 shows an example in which the original image image and the image image after data processing are displayed in a reduced scale. However, the original data image and the processed image may be configured not to be displayed in a reduced scale.
[0156]
  When a file name is input to the source file input unit 223 of the main screen 100 (FIG. 8), the contents of the designated file are read as original data and stored in a predetermined storage location. The stored original data is reduced and displayed as a reduced image image a of the original data as shown in a first display area 225 (FIG. 15) provided in the logo creation screen 210.
[0157]
  From the printer information designation box 220, it is possible to set the target printer model-specific information such as the name of the target printer to be registered, paper width, usable color and resolution, and from the communication condition setting box 221 the port number, communication Model-specific information such as rate and bit length can be input. In this case, when the name of the printer is input or specified, the model specific information of the corresponding printer is read from the model specific information storage means (not shown) and automatically set. Is possible. If the target printer is connected, the model ID may be automatically read from the printer, and the corresponding model-specific information may be automatically set. In addition, the property input box 222 can be used to specify a color reduction method, color conversion to a printable color, and the like. When the target printer is designated in the printer information designation box 220, the color used for color conversion designated in the property input box 222 from the printable colors unique to the printer (in the color setting menu of FIG. 15). Black is selected as the first color and red is selected as the second color.). By prohibiting the display of colors other than printable colors unique to the printer in the color setting menu of the printer information specification box 220, it is prohibited to specify colors other than printable colors in the property input box 222. Yes.
[0158]
  The second display area 226 displays a reduced image a ′ of data image-processed according to model-specific information and property setting input. Until these settings are input, they are processed according to the setting information already set or preset setting values, and the processed images after processing are displayed in the second display area 226 of the logo creation screen 210. The For example, in the case of a two-color printer, a print image (logo) represented by three colors of two colors and white (non-printing: color of printing paper) and an intermediate color thereof is displayed as a preview. If the printing resolution of the printer is low, the displayed image is also displayed at a low resolution.
[0159]
  In this screen, the processed image is reduced and displayed in the second display area 226, but can be displayed in the same size as the actual print image by the actual size display button 231 (not shown). .
[0160]
  Next, setting of properties of image data and text data will be described with reference to FIGS. In the following description of the screen, the property setting will be described assuming that the original data 3 created by the logo editing tool 2 is subjected to image processing. As described above, the original data created by the logo editing tool 2 may be a combination of a plurality of image data or text data. Therefore, first, an object to be processed is designated in the object designation box 227 of the property input box 222 in FIG. If image 1 is designated, image 1 is processed by the processing method designated by halftone designation key box 228 and grayscale designation box 229, and the entire logo image including post-processing image 1 is the second one. It is displayed in the display area 226. In the property input box 222, it is possible to individually process each image or text by individually selecting and specifying all the images or texts synthesized by the object designation box 227.
[0161]
  The color reduction processing slider key 237 of the halftone designation key box 228 can be slid from the left to the right, and the color reduction processing method can be designated stepwise from coarse to fine. For example, three levels can be designated in the order of “simple color reduction”, “dither”, and “error diffusion” in order from coarse to fine. Also, the brightness slider key 236 can be slid in the horizontal direction to specify the brightness step by step. For example, it is possible to specify five levels of brightness.
[0162]
  The gray scale designation box 229 can designate that the color reduction processing is performed in a single color when in the on state, and the color is reduced to all printable colors (in this example, two colors) when in the off state. The designated color in the case of a single color may be entered in the input box 238 or selected from the pull-down menu.
[0163]
  Further, for example, when text 2 is entered in the object designation box 227 of the property input box 222, the property input box 222 (FIG. 15) becomes a text input screen 240 as shown in FIG. The operator can input a desired text character from the text input box 241 and can specify the color of the text by a pull-down menu or the like by the color specification box 242.
[0164]
  Next, an example in which image processing is performed for each object will be described with reference to FIG. When the selection mark in the object designation box 227 of the property input box 222 is designated, a pull-down menu 245 appears. From the pull-down menu 245, an object to be processed is selected from the images 1 and 2. When you select the desired object, its image is displayed. The color reduction processing, brightness specification, and gray scale specification using the halftone specification key box 228 are as described above. For example, image 1 can be processed for each object, such as performing color reduction processing by dither and not performing grayscale processing, and image 2 simply performing color reduction and performing black grayscale processing.
[0165]
  Next, an example of performing gray scale processing will be described with reference to FIG. When the selection mark in the input box 238 of the gray scale designation box 229 in the property input box 222 is designated, a pull-down menu 245 appears. From the pull-down menu 245, a color to be processed (black in this example) is selected. When the desired color is selected, the image is displayed in the second display area 226.
[0166]
  Next, an example of a setting screen that enables various color assignments will be described with reference to FIG. FIG. 17A shows an example of a screen on which settings can be made to convert the eight colors into any one of 15 printable colors after the original data is reduced to eight colors. Is an example of a setting screen for color-converting each color of the original data reduced to 8 colors by designating any of the 3 printable colors. As a method for reducing full-color data or the like to eight colors, the color reduction processing method selected by the color reduction processing slider key 237 of the halftone designation key box 228 described above or a color reduction processing method set in advance is used. FIG. 17A shows an example in which the ink color is two, in which the first color is black and the second color is red. On this screen, the original data of black, blue, red, magenta, green, cyan, yellow, and white are slid in the order of 0 → 1 → 2 → 0 → 12 by sliding the slider 251 of the assignment processing unit 250. It has been converted to one of the colors. On the right side of FIG. 15, the image of the original data is displayed in the upper part, and the image after the color assignment process is displayed in the lower part.
  In order to describe the method of specifying 15 colors by each slider 251 according to FIG. 17, how 15 colors can be printed by a printer capable of printing 2 colors, how 15 colors can be printed by the slider 251. Will be described with reference to FIG.
[0167]
  Using 2 colors of ink (3 colors if non-printing is white) and assigning each color to 4 dots with a 2 x 2 matrix of 4 dots as 1 pixel, 15 colors can be expressed with 1 pixel. . FIG. 18 shows the relationship between the 15 colors and the slider 251 for color assignment shown in FIG. In FIG. 18, ● represents black, ○ represents red, and white represents white dots, and (x, y, z) represents the number of (white, black, red) dots in each matrix. That is, the hue for each unit pixel is expressed by the ratio of the color dots in the dots (four) constituting one pixel.
[0168]
  A region a (0 → 1) in FIG. 18 shows a range (direction) of change from a matrix of only white and black to a matrix of four black and four black. A region b (1 → 2) is a matrix composed of a combination of only black and red, and shows a range (direction) of change from four blacks to four reds. A region c (2 → 0) is a matrix composed of a combination of only red and white, and indicates a range (direction) of change from four red to four white. In the region d (0 → 12), a combination of white, red and black is shown, and the range (direction) from 4 white to 4 black is shown.
[0169]
  The color assignment designation according to the position of the slider can be understood from the relationship between the slider 251 shown in FIGS. 17 and 18 and the areas a, b, and c. That is, when the slider 251 is moved from 0 to 1, it gradually becomes black from white, when it is further moved from 1 to 2, it gradually becomes red from black, and when it is further moved from 2 to 0, it gradually becomes white from red. → Slide to 12, and the color changes from white to red, black, and white and gradually becomes black. Using the setting screen of FIG. 17A, for example, the first color is black and the second color is a specific chromatic color other than black (in the drawing, according to the color setting menu of the printer information designation box 220). When red is selected, the chromatic portions (blue, red, magenta, green, cyan, yellow) of the original data are intermediate colors formed from the second color (red) (regions b, c, d), and the achromatic portion (black) of the original data can be converted to the first color (black) or an intermediate color formed from the first color (region a in FIG. 18). Become.
  Next, a setting screen for converting the original data of 8 colors into 3 colors will be described with reference to FIG. In (b), each of black, blue, red, magenta, green, cyan, yellow, and white of the original data reduced to 8 colors is white, first color (black), or second color (red). It is assigned to crab. Also in this case, the image is displayed so that the original data and the converted image can be confirmed.
[0170]
  Further, by using the setting screen of FIG. 17B, for example, according to the color setting menu of the printer information designation box 220, the first color is a specific chromatic color other than black and the second color is black (red in the figure). ) Is selected, the achromatic portion (black) of the original data is converted to the first color, and the original data or chromatic portion (blue, red, magenta, green, cyan, yellow) is converted to the second color. It can be set to convert to color.
[0171]
  In this way, the operator can arbitrarily select one of the colors that can be expressed by the printer, and the data obtained by performing the color reduction processing on the image of the original data can be converted into the selected color. In the case of fixed color conversion, even if the boundary of important colors is converted to the same color and the image becomes very difficult to see, the color specification can be changed easily, so the print result (logo) with expressive power can be changed. It will be obtained. Further, even in a printer with low expressive power (for example, a two-color printer), the number of colors that can be converted by area gradation or dot gradation is increased so that the operator can arbitrarily select various printing colors. Increase the expressiveness of the logo.
[0172]
  In the above description, the original data that can be arbitrarily designated by the property input box 222 is limited to the original data file created by the logo editing tool 2. An existing image file to be data may be specified, and the original data from the existing image file may be arbitrarily specified in the same manner.
[0173]
  15 includes buttons for editing 230, test printing 232, file output 233, printer registration 234, printer NV management 235, and end 246.
[0174]
  The edit button 230 is used to activate a logo editing tool, and is used when it is desired to re-edit a file for which logo data is being created. After finishing editing with the logo editing tool, the logo data creation device reads the contents of the currently used file (contents after editing) again, and creates a logo reflecting the contents after editing. The editing process by the edit button 230 may be limited so that it can be used only when the original data file during logo creation is a file created by the logo editing tool 2.
[0175]
  The test print button 232 is a button for actually printing the created logo data on the connected target printer. At this point, registration to the printer is not yet performed.
[0176]
  The printer NV management button 235 can print or delete NV graphics (NV: nonvolatile storage) already registered in the target printer. The printer NV management button 235 displays an NV management dialog box 260 as shown in FIG. A key code list acquisition button 261 acquires a registered NV graphics key code list from the connected printer and displays it in the NV graphics key code list 262.
[0177]
  The all selection button 263 selects all the key code lists displayed in the NV graphics key code list 262. The selected key code is to be printed or deleted. Printing and deletion are selected and specified by a print button 264 and a delete button 265 in the lower column of the selection box 260. The selection cancel button 267 cancels the selection of the selected key code item in the key code list. NV graphics corresponding to the key code list is stored in the logo creating device. The print button 264 reads and prints NV graphics corresponding to the selected key code. A key code can be printed at the head of the NV graphics header.
[0178]
  The delete button 265 deletes the graphic of the selected key code from the internal memory. A deletion confirmation message is displayed before deletion. The close button 266 closes the NV management dialog box 260 and returns to the logo creation screen 210.
[0179]
    (Procedure for creating logo registration file)
  Next, the logo registration file creation process will be described in more detail using a flowchart. FIG. 20 is a flowchart showing an outline of a process of creating the logo registration file 5 after creating the logo data.
[0180]
  In accordance with various setting inputs, logo data (logo) is created by the data adjustment processing means 13 (FIGS. 1, 4, 5, and 25) in accordance with, for example, the procedures shown in FIGS. 7 and 14 (S310). When the creation of the logo data is completed, an instruction data set is created (S330), and then the logo data and the instruction data set are integrated to generate the logo registration file 5 (FIG. 2) (S340). The generated logo registration file 5 is transmitted to the host device of the target printer via a flexible disk or a communication line (S350).
[0181]
  FIG. 21 is a flowchart showing detailed steps of the command data set creation step (S330) shown in FIG.
[0182]
  When the creation of the logo data is completed (S310 in FIG. 20), a registration command data set that is executed by the printer to register the logo data in the printer is created (S331). The registered command data set is a command set executed by the target printer in order to register the logo data in the nonvolatile memory in the printer.
[0183]
  When the creation of the registered command data set (S331) is completed, it is confirmed whether or not the transmission command data set is added as the command set (S332). Whether to add a transmission command can be configured so that it can be selectively specified according to the type of logo registration file to be created.
[0184]
  When the transmission command is not added (S332: No), the process proceeds to the logo registration file generation step 340 as it is. When a transmission command is added (S332; Yes), a transmission command data set is created (S333). The transmission command data set is a series of command data sets for transmitting the logo data and the registered command data set from the host device to the printer. As a result, the registration command set and the logo data can be transmitted from the host device to the printer automatically only by reading the logo registration file or simply by specifying a predetermined parameter such as a communication port number.
[0185]
  Next, it is confirmed whether or not the port detection instruction set is incorporated into the transmission instruction set (S334). If it is necessary to incorporate a port detection instruction set (S334; Yes), a port detection instruction set is created (S335). If it is not necessary to incorporate the port detection instruction set (S334; No), a parameter input instruction set is created (S336).
[0186]
  FIG. 22 is a flowchart showing detailed steps of the logo registration file generation step S340 shown in FIG.
[0187]
  When the creation of the command data set is completed (S330 in FIG. 20), the process enters a logo registration file creation process (S340 to S345 in FIG. 22). In the logo registration file creation process, first, an instruction data set creation process (S331 in FIG. 21), an effective instruction data set 41 composed of data and an instruction set obtained by adding the registered instruction data set to the logo data (print image data). Is created (S341). This state is schematically shown on the left side of step S341 in FIG. The printer can register the logo data by transmitting data obtained by integrating the registration instruction set and the logo data from the host device to the printer.
[0188]
  Next, it is confirmed whether or not a transmission command data set has been created in the command data set creation step (S330) (S342). If not created (S342; No), the execution command data set 41 created in step S341 is output as the logo registration file 5. If a transmission command data set has been created (S342; Yes), the presence / absence of a port detection command set is then checked (S343). When the port detection instruction set has been created (S343; Yes), the port detection instruction set is incorporated into the transmission instruction data set (S344). If a port detection instruction set has not been created (S343; No), a parameter input instruction set is incorporated (S346).
[0189]
  Thereafter, an integrated instruction data set 42 (left end in FIG. 22) in which the transmission instruction data set is integrated with the execution instruction data set 41 generated in step S341 is generated (S345).
[0190]
  The transmission command data set of the integrated command data set 42 incorporates a port detection command set. When the logo registration file is read by the host device, the port detection command is executed and the printer is connected. The communication command port is automatically detected, and the registration command data set and the logo data are automatically transmitted from the host device.
[0191]
  If the parameter input command set is incorporated in the transmission command data set of the integrated command data set 42 (FIG. 22), the parameter input command set is executed when the logo registration file is read by the host device, and the host It is possible to specify and input parameters such as a communication port from the apparatus. By inputting the parameters, the registration command data set and the logo data are transferred to the designated communication port and transmitted to the printer.
[0192]
  As described above, according to the logo editing tool 2 and the logo data creation device 4 of the present invention, it is possible to create a variety of logos to suit the printing purpose, and it is easy to register and change the logo. Logo printing can be used effectively according to the purpose of use.
[0193]
  In the above description, the description is limited to the printer. However, the present invention is applicable not only to the printer but also to a case where a logo is registered in a display device in which displayable colors are limited.
[0194]
  In the above description, a case is described in which a logo is registered in advance in the logo registration unit 61 (FIG. 2) of the printer 60 (FIG. 2) to increase the speed of logo printing. However, the basic idea of color logo reduction processing and color conversion (color allocation) to printable colors according to the present invention is to print a color bitmap with a printer that can print only a few colors (for example, two colors). For example, the present invention can be applied to a device control system provided by a printer driver operating on an OS such as Windows (trademark; hereinafter omitted), OLE for Retail POS (hereinafter referred to as OPOS), or the like. That is, in such a case, conventionally, it has been necessary to convert a full-color image into a two-color image using another bitmap conversion tool before printing. By applying the present invention, printing can be performed without such file conversion.
[0195]
  This will be described with reference to FIG. 23 and FIG. FIG. 23 is a diagram showing a basic configuration of OPOS. The device 74 may be a printer or a customer display, but will be described here using a printer.
[0196]
  OPOS provides a POS application program that runs on Windows based on standardized specifications and provides an interface that is not model dependent on peripheral devices such as printers. When the POS application program 70 outputs from the printer 74, the data is passed to the printer control object (CO) 71 and further passed to the service object (SO) 72 corresponding to the printer model to be output, and the operating system OS (Win) 73 is passed to the printer 74. If the printer 74 is a two-color or three-color printer, it is necessary to reduce the color of a multicolor image or the like and print it.
[0197]
  In the device control system provided by OPOS, since the service object 72 mainly performs unique processing corresponding to each device 70, the color reduction processing function, color conversion processing function of the present invention, and designation of these processing are performed on the service object 72. It is possible to incorporate a function that can be arbitrarily performed by the user, change the image data to printable image data, and transmit the image data to the printer 70 via the OS 73.
[0198]
  That is, when full-color print data is passed from the POS application program 70 to the device control system provided by OPOS, the full-color print data is designated in the color reduction processing and color conversion processing specified in the service object 72. Based on this, the print data is converted into print data for the POS printer, and then transmitted to the printer 74 via the OS 73. For example, the service object 72 is configured so that processing (image processing, brightness, color, etc.) for converting full-color data into 2- or 3-color data represented by printable colors can be arbitrarily set. This makes it possible to perform such conversion processing. Further, by performing such conversion processing with the service object 72, it is not necessary to perform processing for converting full-color data into print data on the individual application program side, and application development can be facilitated. .
[0199]
  FIG. 24 shows a setting screen 400. An image adjustment service routine such as color reduction processing from full color is provided in the service object 72 so that a screen as shown in FIG. 24 can be displayed. For example, when the color bitmap 401 is selected, the halftone setting box 402 as described in the property input of FIG. 15 is displayed, and the color reduction method and the brightness can be specified. A color designation box 403 allows designation of a printable first color and second color. These functions are the same as the image property screen functions described above, and will not be described repeatedly.
[0200]
  By making these settings in advance, it is possible to automatically print a predetermined image file with two colors. It is also possible to change the setting according to the image as desired. Further, it is possible to configure so as to enable setting of intermediate colors as shown in FIG.
[0201]
【The invention's effect】
  As a result, while looking at the actual color of the original data, perform setting input while specifically studying which part of the original image is converted to which printable color, what color reduction method to use, etc. Can do.
[0202]
  The adjusted original data is displayed on the screen as a changed image by the logo data image display means 15 (FIG. 1). Therefore, it is possible to confirm with the image image what kind of print image is created by setting input. It is also possible to change the setting input by looking at the processed image.
[0203]
  Thereby, the image image by original data can be confirmed by image display, and the logo data after the adjustment process after setting can also be confirmed. Therefore, it is easy to determine how to set before input, and the image after the setting can be visually grasped, so that processing such as change can be performed quickly and easily.
[0204]
  An image reduction processing means 17 (FIG. 4) is provided to display the original data and the logo data after the reduction processing. Thus, the original data and the logo image after the change can be displayed on the same screen, and a more efficient adjustment work can be performed.
[0205]
  Therefore, according to the present invention, it is possible to easily create various logos suitable for printing purposes, and it is easy to register and change logos. Therefore, the ability of the color printing logo can be used effectively.
[0206]
  Further, according to the present invention, it is possible to perform processing such as color reduction processing and color allocation processing for each constituent object on an original image (original data) created by superimposing a plurality of image data and text data. It was. Therefore, when creating a logo for color printing merchandise advertisement information, coupon coupons, discount coupons, announcement information, etc., it becomes possible to perform delicate and subtle image adjustments for each object.
[0207]
  Further, according to the present invention, only the luminance is extracted from the image data, the grayscale process is performed, and the designation of the printable color of the image data that has been subjected to the grayscale process is changed according to the setting input. Can be displayed in grayscale.
[0208]
  In this way, it is possible to process the gray scale display with the selected color at the creation stage of the logo data, thereby providing a convenient logo creation tool without the need to gray scale the original data in advance with a predetermined color. Can do. In addition, since it can be displayed in various patterns at the logo data creation stage, it is extremely useful for logo creation. Further, by making it possible to perform such gray scale processing for each object, a more useful logo creating apparatus can be provided.
[0209]
  In addition, according to the present invention, it is possible to clearly display a reduced image after processing the original data, and it is possible to check the same image image as the actual print image, so that it is possible to input an accurate image processing condition. . In particular, when creating a logo, it is possible to quickly create a logo because an image based on setting information can be confirmed on the screen even if a subtle hue is specified.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a functional block diagram of a logo data creation device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a conceptual diagram for explaining the outline of a procedure for registering a logo with a logo editing tool and a logo data creation device.
FIG. 3 is a functional block diagram showing an embodiment of a logo editing tool according to the present invention.
FIG. 4 is a functional block diagram of a logo data creation device according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a functional block diagram of a logo data creation device according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a functional block diagram of a logo registration file output unit 18 according to an embodiment of a logo data output unit 16 capable of creating a logo registration file.
FIG. 7 is a flowchart showing one embodiment of a logo editing method for creating original data.
FIG. 8 is a diagram showing an embodiment of a main screen of a logo editing tool or a logo data creation device according to the present invention.
FIG. 9 is a diagram showing an example of an editing main screen according to an embodiment of the logo editing tool of the present invention.
FIG. 10 is a diagram showing an example of a size designation dialog box screen displayed for designating a logo (original data) size when original data is newly created by a logo editing tool.
FIG. 11 is a diagram showing an example of a text property setting screen displayed for setting a text property when editing original data.
FIG. 12 is a diagram showing an example of an image property setting screen displayed for setting image properties when creating or editing original data with a logo editing tool.
FIG. 13 is a view showing an example of a position setting screen displayed for designating a logo position by a logo editing tool.
FIG. 14 is a flowchart showing one embodiment of a logo data creation method of the present invention.
FIG. 15 is a diagram illustrating an example of a logo creation screen in a state where original data is read and setting conditions for creating logo data are input.
FIG. 16 is a diagram showing an example of a property input box screen displayed when text data input is specified in the property input box in the logo data creating apparatus.
FIGS. 17A and 17B are diagrams illustrating an example of a setting screen that enables various color assignments. FIG. 17A is a diagram in which the original data is reduced to 8 colors and then assigned to 15 colors. The example of the screen which can perform such designation | designated is shown, (b) is a figure which shows the example of a setting screen in the case of allocating the original data reduced to 8 colors to 3 colors.
18 shows 15 colors that can be expressed when 1 pixel is represented by 4 dots in a printer capable of printing 1 dot in 2 colors (3 colors including non-printing) and the color allocation slider 251 in FIG. FIG.
FIG. 19 is a diagram illustrating a screen example of a selection box for printer NV management.
FIG. 20 is a flowchart showing a process of creating a logo registration file after creating logo data.
FIG. 21 is a flowchart showing detailed steps of a command data set creation step (S330) shown in FIG. 20;
FIG. 22 is a flowchart showing detailed steps of a logo registration file generation step S340 shown in FIG. 20;
FIG. 23 is a diagram showing a basic configuration of OPOS.
FIG. 24 is a diagram showing an example of an image adjustment setting screen in OPOS.
FIG. 25 is a detailed functional block diagram showing an embodiment of data adjustment processing means used in the logo data creating apparatus according to the present invention.
FIG. 26 is a diagram showing an example in which an image of an object is displayed on the screen.
FIG. 27 is a functional block diagram showing an embodiment of a gray scale processing apparatus used in the logo data creating apparatus according to the present invention.
FIG. 28 is a conceptual diagram illustrating an example of image reduction display in the second and third embodiments of the logo data creation device of the present invention.
FIG. 29 is a flowchart showing another embodiment of the logo data creation method of the present invention.
FIG. 30 is a diagram showing a display example of a screen when image processing is performed for each object.
FIG. 31 is a diagram showing a display example of a screen when image processing is performed for each object.
[Explanation of symbols]
      2 Logo editing tools
      3 Original data
      4 Logo data creation device
      5 Logo registration file
      6 Original data temporary storage means
      7 Image processing means
      8 Object reading / writing control means
      9 Logo data storage means
      10 Original data acquisition means
      11 Original data display means
      12 Setting information input means
      13 Data adjustment processing means
      14 Main control means
      15 Logo data display means
      16 Logo data output means
      17 Image reduction means
      41 Effective instruction data set
      42 Integrated Instruction Data Set

Claims (5)

少なくともビットマップ形式の元データ取得手段と、設定情報入力手段と、画像縮小化処理手段と、データ調整処理手段と、元データ表示手段と、ロゴデータ表示手段と、ロゴデータ出力手段とを備えるロゴデータ作成装置におけるロゴデータの作成方法であって、
(a) 前記設定情報入力手段からの元データ取得指示に基づき、前記元データ取得手段によって、少なくとも2色を有する画像オブジェクト、グラフィックオブジェクトまたはテキストオブジェクトの一つを含む元データを取得する元データ取得工程と、
(b) 前記設定情報入力手段からの設定情報入力指示に基づき、当該設定情報入力手段によって設定された、少なくとも前記元データの色をプリンタで印刷可能な印刷可能色数まで減色するための減色処理指定入力および減色した前記元データの色を前記プリンタで印刷可能な印刷可能色の中の所定の色に変換するための第1の色指定入力を含む、前記元データを加工するための設定情報を入力する設定情報入力工程と、
(c) 前記データ調整処理手段によって、取得された前記元データに対して、入力された前記減色処理指定入力に応じた減色処理を行うと共に、該減色処理した前記元データに対して、入力された前記第1の色指定入力に応じた色割り付け処理を行う第1のデータ調整処理工程と、
(d) 前記ロゴデータ出力手段によって、調整処理された前記元データをロゴデータファイルとして出力するロゴデータ出力工程と、を備え、更に、
(e) 前記画像縮小化処理手段によって、取得された前記元データを所定の大きさに縮小化する縮小化処理工程と、
(f) 前記元データ表示手段によって、縮小された前記元データを元データイメージ画像として表示する縮小元データ表示工程と、
(g) 前記データ調整処理手段によって、縮小された前記元データに対して、入力された前記減色処理指定入力に応じた減色処理を行うと共に、該減色処理した前記元データに対して、入力された前記第1の色指定入力に応じた色割り付け処理を行う第2のデータ調整処理工程と、
(h) 前記ロゴデータ表示手段によって、前記第2のデータ調整処理工程(g)で調整処理された前記元データをロゴデータイメージ画像として表示する縮小ロゴデータ表示工程と、
を備えることを特徴とするロゴデータの作成方法。
A logo comprising at least bitmap format original data acquisition means, setting information input means, image reduction processing means, data adjustment processing means, original data display means, logo data display means, and logo data output means A method for creating logo data in a data creation device,
(A) Based on an original data acquisition instruction from the setting information input unit, the original data acquisition unit acquires original data including one of an image object, a graphic object, or a text object having at least two colors by the original data acquisition unit. Process,
(B) Color reduction processing for reducing at least the color of the original data set by the setting information input unit to the number of printable colors that can be printed by a printer based on the setting information input instruction from the setting information input unit Setting information for processing the original data, including a first color designation input for converting the color of the original data that has been designated and subtracted into a predetermined color among printable colors that can be printed by the printer A setting information input process for inputting
(C) The data adjustment processing unit performs a color reduction process according to the input color reduction process designation input on the acquired original data, and is input to the original data subjected to the color reduction process. A first data adjustment processing step for performing color allocation processing in accordance with the first color designation input;
(D) a logo data output step of outputting the original data adjusted by the logo data output means as a logo data file;
(E) a reduction processing step of reducing the acquired original data to a predetermined size by the image reduction processing means;
(F) a reduced original data display step of displaying the original data reduced by the original data display means as an original data image image;
(G) The data adjustment processing means performs a color reduction process corresponding to the input color reduction processing designation input on the reduced original data, and is input to the original data subjected to the color reduction process. A second data adjustment processing step for performing color allocation processing according to the first color designation input;
(H) a reduced logo data display step of displaying the original data adjusted in the second data adjustment processing step (g) by the logo data display means as a logo data image image;
A method for creating logo data, comprising:
請求項1に記載のロゴデータの作成方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体。  A computer-readable information recording medium storing a program for causing a computer to execute each step of the logo data creation method according to claim 1. 前記情報記録媒体は、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、または磁気記録テープであることを特徴とする請求項2に記載の情報記録媒体。  The information recording medium according to claim 2, wherein the information recording medium is a compact disk, a flexible disk, a hard disk, or a magnetic recording tape. 少なくとも2色を有する画像オブジェクト、グラフィックオブジェクトまたはテキストオブジェクトの一つを含むビットマップ形式の元データを取得する元データ取得手段と、
取得した前記元データを所定の大きさに縮小化処理する縮小化処理手段と、
縮小された前記元データを元データイメージ画像として表示する元データ表示手段と、
少なくとも前記元データの色をプリンタで印刷可能な印刷可能色数まで減色するための減色処理指定入力および減色した前記元データの色を前記プリンタで印刷可能な印刷可能色の中の所定の色に変換するための第1の色指定入力を含む、前記元データを加工するための設定情報を入力するための設定情報入力手段と、
取得された前記元データ及び縮小された前記元データに対して、それぞれ、入力された前記減色処理指定入力に応じた減色処理を行うと共に、該減色処理した前記元データに対して、入力された前記第1の色指定入力に応じた色割り付け処理を行うデータ調整処理手段と、
縮小され、且つ、調整処理された前記元データを確認画像として表示するロゴデータ表示手段と、
を備えることを特徴とするロゴデータ作成装置。
Original data acquisition means for acquiring original data in a bitmap format including one of an image object, graphic object or text object having at least two colors;
Reduction processing means for reducing the acquired original data to a predetermined size;
Original data display means for displaying the reduced original data as an original data image image;
At least a color reduction processing designation input for reducing the color of the original data to the number of printable colors that can be printed by a printer, and the color of the reduced original data to a predetermined color among printable colors that can be printed by the printer Setting information input means for inputting setting information for processing the original data, including a first color designation input for conversion;
The acquired original data and the reduced original data are each subjected to a color reduction process corresponding to the input color reduction process designation input, and are input to the original data subjected to the color reduction process. Data adjustment processing means for performing color allocation processing in accordance with the first color designation input;
Logo data display means for displaying the reduced and adjusted original data as a confirmation image;
A logo data creation device characterized by comprising:
前記ロゴデータ表示手段は、前記設定情報の入力が変更されるまで、縮小され、且つ、調整処理された前記元データの表示を継続し、前記設定情報の入力が変更されると、当該設定情報の入力に応じて、新たに調整処理された前記元データの表示を更新することを特徴とする請求項4に記載のロゴデータ作成装置。  The logo data display means continues to display the original data that has been reduced and adjusted until the input of the setting information is changed, and when the input of the setting information is changed, the setting information 5. The logo data creation device according to claim 4, wherein the display of the original data that has been newly adjusted is updated in response to the input.
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