JP4106793B2 - Gel detergent composition - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は皮膚用のゲル状洗浄剤組成物に関し、詳しくは低刺激性で泡質にすぐれ、使用時および洗い上がりの感触が良く、しかも口紅等のメイク化粧料に対する洗浄性が良好で、且つ安定なゲル状洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
身体洗浄剤用の界面活性剤としてアルキルイミノジカルボン酸塩型界面活性剤は、比較的広いpH範囲で使用でき、泡立ちや泡質に優れ、使用時に皮膚にさっぱりとした感触を与え、かつ低刺激性であるなどの特長がある。アルキルイミノジカルボン酸塩型界面活性剤を用いた組成物としては、特開平2−84496号公報にはアルキルグルコシドを組み合わせた組成物、特開昭63−161080号公報にはアミドアミン型両性界面活性剤を組み合わせた組成物、特開平7−138591号公報には脂肪酸塩とアシルアルキルタウレート型陰イオン性界面活性剤、アシルイセチオネート型陰イオン界面活性剤またはアミドエーテルサルフェート型陰イオン界面活性剤とアルカノールアミド型非イオン性界面活性剤を組み合わせた組成物が開示されている。
【0003】
一方、身体洗浄剤のうち洗顔料は最近の傾向として、水を使用する洗顔でメイク落としと汚れの洗浄が一度に行える製品が、その簡便性ゆえに消費者に支持されている。このような製品には、汚れを速やかに溶出させることと水で洗い流せることを同時に満足させるために、界面活性剤水溶液に油性成分を乳濁させるもの、すなわち一般にクレンジングフォームと呼ばれているものがあるが、メイク落しについては必ずしも十分な効果があるとはいえず、またすすぎ時にぬめり感があるなどの難点がある。
一方、W/O乳化剤や水溶性高分子を用いて透明または半透明のゲル状とし、容易に流れ落ちることなく洗浄する部分に付着して、洗浄とメイク落しの効果を高めようとする洗浄剤組成物が開示されている。例えば特開昭59−232193号公報、特開昭59−232194号公報および特開昭59−232195号公報にはアミノ酸系の界面活性剤を主成分とする洗浄剤組成物が提案されている。
しかしこれらの組成物は洗浄時およびすすぎ時にぬめり感があり、また泡質(泡のクリーミー性)が不十分である。また特開昭63−7699号公報、特開昭63−270533号公報および特開平6−192685号公報には高級脂肪酸のアルカリ塩であるせっけんを用いた組成物が提案されているが、これらの組成物は洗浄後につっぱり感があり、使用感が十分満足できるものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記課題を解決し、アルキルイミノジカルボン酸型界面活性剤の特長を生かして、低刺激性で、使用時および洗い上がりの感触が良好であり、しかも口紅等のメイク化粧料に対する洗浄性が良好な、ゲル状の皮膚洗浄剤組成物を提供することを目的とする。なお、ここでいうゲル状の洗浄剤とは、通常チューブ容器やジャー容器に入れて使用される粘ちょうな物性を持つものを示す。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために検討を重ねたところ、アルキルイミノジカルボン酸型界面活性剤と炭素数12〜26の脂肪族アルコールを特定の比率で組み合わせたものを必須成分とすることにより、目的とする低刺激性、洗浄性および感触を実現するゲル状洗浄剤組成物が得られることを見出した。
【0006】
すなわち本発明は、a.式(I)で示されるアルキルイミノジカルボン酸型両性界面活性剤2〜25重量%、b.炭素数12〜26の脂肪族一価アルコール2〜30重量%を含有し、aとbの合計量が4〜50重量%で、a/bの重量比が1/3〜5/4であることを特徴とするゲル状洗浄組成物である。
【0007】
【化2】
【0008】
(R1は炭素数10〜22のアルキル基またはアルケニル基、M1およびM2は水素原子、アルカリ金属原子、アンモニウム基、アルカノールアンモニウム基および塩基性アミノ酸のカチオン性残基を示し、同一または異なってもよく、mおよびnは1または2の整数を示し、同一または異なる。)
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明に用いられる式(I)で示されるアルキルイミノジカルボン酸型界面活性剤のR1は炭素数10〜22のアルキル基またはアルケニル基であり、例えばドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、オクタデセニル基などがある。M1およびM2は水素原子、アルカリ金属原子、アンモニウム基、アルカノールアンモニウム基および塩基性アミノ酸のカチオン性残基であり、アルカリ金属原子としては、例えばナトリウム、カリウムが挙げられ、アルカノールアンモニウム基としては、例えばジエタノールアンモニウム、トリエタノールアンモニウムなどが挙げられ、塩基性アミノ酸としては、例えば、リジン、アルギニンが挙げられる。M1およびM2は同一でも異なっても良い。mおよびnは1または2の整数を示し、同一でも異なっても良い。式(I)で示されるアルキルイミノジカルボン酸型界面活性剤は1種または2種以上混合して使用することができる。
【0010】
本発明に用いられる炭素数12〜26の脂肪族一価アルコールは、直鎖または分岐の炭化水素鎖と一つの水酸基を有する脂肪族アルコールであり、例えばドデシルアルコール、テトラデシルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オクタデシルアルコール、オクタデセニルアルコール、ドコシルアルコール、ヘキサコシルアルコール、ドコシルヘキシルアルコール、オクチルドデシルアルコール、デシルテトラデシルアルコールなどである。これらを1種または2種以上混合して使用することができる。
【0011】
本発明のa成分であるアルキルイミノジカルボン酸型界面活性剤は組成物全量中に2〜25重量%含有され、好ましくは3〜20重量%含有される。2重量%未満では目的とするゲル状の組成物が得られず、また25重量%を超えると経時安定性に問題を生じる。
本発明のb成分である炭素数12〜26の脂肪族一価アルコールは組成物全量中に2〜30重量%含有され、好ましくは5〜25重量%含有される。2重量%未満では目的とするゲル状の組成物が得られず、また30重量%を超えると洗浄性や使用感に問題を生じる。
【0012】
本発明においてa成分とb成分の合計量は組成物全量中に4〜50重量%であり、好ましくは8〜40重量%である。4重量%未満では目的とするゲル状の組成物が得られず、50重量%を超えると経時安定性が悪くなる。
さらにa成分とb成分の配合比a/bは重量比で1/3〜5/4であり、好ましくは1/2.5〜1/1であり、さらに好ましくは1/2〜1/1.2である。a/bが1/3より小さいと洗浄性が悪くなりかつ洗顔後にぬめり感が出る。また、5/4を超えると目的とするゲル状の組成物が得られない。
【0013】
なお、本発明のゲル状洗浄剤組成物には、洗浄剤に使用されている添加剤を本発明の性能を損なわない範囲で配合することも可能である。例えば、高級アルコール、シリコーン誘導体、蛋白誘導体、スクワラン、ホホバ油、オリーブ油、ヒマシ油、ラノリン、レシチン、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル等の油性基剤、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の多価アルコール、アルカノールアミド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等の非イオン性界面活性剤、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミノ酢酸塩等の両性界面活性剤、アルキルエーテル硫酸塩、アミドエーテル硫酸塩、アシルメチルタウリン塩等の陰イオン性界面活性剤、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等の水溶性高分子、pH調製剤である酸およびアルカリ、殺菌剤、キレート剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、動植物由来の天然エキス、色素および香料等を配合できる。
【0014】
本発明のゲル状洗浄剤組成物の調製は、b成分である脂肪族一価アルコールおよびその他の親油性成分を加温および撹拌して、溶融および混合し、これにa成分であるアルキルイミノジカルボン酸型両性界面活性剤を同じ温度まで加温してから添加する。その後、その他の界面活性剤、精製水、パラベン等の防腐剤やエデト酸塩等のキレート剤を添加して、冷却後、香料等の揮発性添加剤を添加して目的の組成物を得る。
【0015】
【実施例】
次に実施例によって本発明を更に詳細に説明する。
実施例1〜11および比較例1〜7
表1〜表3に示すゲル状洗浄剤組成物を調整し、下記の方法により評価を行なった。結果を表1〜表3に示す。
【0016】
(1)皮膚刺激性試験
クローズドパッチテストにより評価した。すなわち、健康な皮膚の男女各10名に対して、洗浄剤組成物0.5重量%の水溶液を用いて、上腕部内側にて24時間のクローズドパッチテストを行ない、肉眼判定により評価した。皮膚に全く変化が見られない場合を0点、皮膚に若干の紅斑が見られる場合を1点、皮膚に明らかに紅斑または節が見られる場合を2点として20名の平均値を求めて、次の3段階で評価した。
皮膚刺激性が弱い。(平均値0.5点未満)
皮膚刺激性が中程度。(平均値0.5点以上1.0点未満)
皮膚刺激性が強い。(平均値1.0点以上)
【0017】
(2)メイクに対する洗浄性
口紅およびファンデーション等のメイク化粧をした20名の女性をパネラーとし、組成物5gを用いて洗顔した時のメイクの落ちについて下記のように判定し、20名の平均値を求めて、平均値1.5点以上をメイクに対する洗浄性が良好な洗顔料であると評価した。
2点:メイクが十分落ちると感じた場合。
1点:メイクが若干残ると感じた場合。
0点:メイクの落ちが悪いと感じた場合。
【0018】
(3)洗顔後のぬめり感
20名の女性をパネラーとし、組成物5gを用いて洗顔し、すすいだ後のぬめり感について下記のように判定し、20名の平均値を求めて、平均値1.5点以上をぬめり感の少ない洗顔料であると評価した。
2点:ぬめり感が無いと感じた場合。
1点:ぬめり感が若干あると感じた場合。
0点:ぬめり感が非常にあると感じた場合。
【0019】
(4)洗顔後のさっぱり感
20名の女性をパネラーとし、組成物5gを用いて洗顔した後のさっぱり感について下記のように判定し、20名の平均値を求めて、平均値1.5点以上を洗浄後のさっぱり感のある洗顔料であると評価した。
2点:洗顔後にさっぱりすると感じた場合。
1点:洗顔後にややさっぱりする感じた場合。
0点:洗顔後にさっぱり感が無いと感じた場合。
【0020】
(5)乾燥後のつっぱり感
20名の女性をパネラーとし、組成物5gを用いて洗顔した後の肌のつっぱり感について下記のように判定し、20名の平均値を求めて、平均値1.5点以上を洗浄後のつっぱり感のない洗顔料であると評価した。
2点:乾燥後の肌がつっぱらないと感じた場合。
1点:乾燥後の肌がややつっぱると感じた場合。
0点:乾燥後に肌が非常につっぱると感じた場合。
【0021】
(6)形状および経時安定性
組成物の製造直後の外観を形状として示した。そしてこれを25℃および45℃で1ヶ月間保存し、その外観を観察して、下に示す3段階で評価した。
○:安定性良好(いずれの温度条件においても製造直後と同様のゲル状であり、外観の変化がない。)
△:安定性やや不良(いずれかの温度条件において若干分離を生じる。)
×:安定性不良(いずれかの温度条件において著しく分離またはする。)
【0022】
実施例1〜11より、本発明の成分を用いた洗顔料はいずれも低刺激であり、安定性が良好であるととも、洗い上がりの感触が良好であり、しかもメイクに対する洗浄性が良好であった。一方、比較例1〜8では十分な性能が得られていない。つまり、比較例1ではa成分が本発明の範囲より少なく配合されていることから形状がゲル状とならないとともにメイクに対する洗浄性が著しく低い。比較例2ではa成分が本発明の範囲を超えて配合されていることから経時安定性および感触に問題を生じている。そして、比較例3ではb成分が本発明の範囲より少なく配合されていることからこれもゲル状とならずメイクに対する洗浄性が劣る。比較例4ではb成分が、または比較例5ではa成分とb成分の合計が本発明の範囲を超えて配合されているために洗顔後の感触が悪くなっており、経時安定性にも問題がある。比較例6〜8ではa成分、b成分の配合比が本発明の範囲を外れているためゲル状とならないか、または経時安定性に問題がある。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】
実施例12〜14および比較例9〜11
表4に示すゲル状洗顔料を調製し、(1)皮膚刺激性、(2)メイクに対する洗浄性、(3)洗顔後のぬめり感、(4)洗顔後のさっぱり感、(5)乾燥後のつっぱり感および(6)経時安定性については実施例1〜11の方法にて評価し、泡のクリーミー性および復元性については下記の方法により評価した。これを市販の洗顔料で用いられる公知の処方である比較例9〜11と比較した。結果を表4に示す。
【0027】
(7)泡のクリーミー性
20名の女性をパネラーとし、組成物5gを浴用スポンジ上にとったものを用いて手指および前腕部を洗浄した時の泡のクリーミー性について下記のように判定し、20名の平均値を求めて、平均値1.5点以上を泡がクリーミーな洗顔料であると評価した。
2点:泡がクリーミーであると感じた場合。
1点:泡が若干粗いと感じた場合。
0点:泡が粗いと感じた場合。
【0028】
(8)復元性
組成物を−20℃で凝固させた後、室温にて6時間静置してゲル状に復元させる。この操作を3回繰り返した後の外観を観察して、下の3段階で評価した。
○:復元性良好(製造直後と同様のゲル状であり、外観の変化がない。)
△:復元性やや不良(若干分離する。)
×:復元性不良(凝固するもしくは分離する。)
実施例12〜14より、この洗顔料はいずれも低刺激であり、泡のクリーミー性に優れ、洗い上がりの感触が良好、且つ安定性および復元性が良好である。これらは比較例9〜11の市販の洗顔料で用いられる公知の処方の洗顔剤に比べて優れていることがわかった。
【0029】
【表4】
【0030】
【発明の効果】
本発明のゲル状洗浄剤組成物は低刺激性で洗い上がりの感触が良く、安定性が良好であり且つメイクに対する洗浄性も良好である。また復元性や泡質についても好ましいものが得られる。
また本発明で得られる組成物は、ゲル状で感触が良く且つ安定性の高いので洗顔料に限らず他の洗浄剤や化粧品基剤としても有用である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gel-like cleaning composition for skin, and in particular, has a low irritation and excellent foam quality, has a good feel when used and washed, and has good cleaning properties for makeup cosmetics such as lipsticks, and The present invention relates to a stable gel-like cleaning composition.
[0002]
[Prior art]
Alkyliminodicarboxylate type surfactant as a surfactant for body cleansers can be used in a relatively wide pH range, has excellent foaming and foam quality, gives the skin a refreshing feel during use, and is low-irritant There is a feature such as. As a composition using an alkyliminodicarboxylate type surfactant, JP-A-2-84496 discloses a composition in which an alkylglucoside is combined, and JP-A-63-161080 discloses an amidoamine type amphoteric surfactant. JP-A-7-138591 discloses a fatty acid salt and an acylalkyl taurate type anionic surfactant, an acyl isethionate type anionic surfactant or an amide ether sulfate type anionic surfactant. A composition in which alkanolamide type nonionic surfactants are combined is disclosed.
[0003]
On the other hand, as a recent trend of facial cleansers among body cleansing agents, products that can remove makeup and remove stains at once with a face wash using water are favored by consumers because of their simplicity. In such products, in order to satisfy both the ability to quickly elute dirt and the fact that it can be washed away with water, there are those that emulsify an oil component in an aqueous surfactant solution, that is, what is commonly called cleansing foam. However, makeup removal does not always have a sufficient effect, and there are drawbacks such as a feeling of sliminess during rinsing.
On the other hand, it is a transparent or translucent gel using a W / O emulsifier or a water-soluble polymer, and adheres to the portion to be cleaned without easily flowing off, thereby improving the effect of cleaning and makeup removal. Things are disclosed. For example, JP-A-59-232193, JP-A-59-232194, and JP-A-59-232195 propose a detergent composition mainly composed of an amino acid surfactant.
However, these compositions have a slimy feeling during washing and rinsing, and the foam quality (foam creaminess) is insufficient. JP-A-63-7699, JP-A-63-270533 and JP-A-6-192585 have proposed compositions using soaps which are alkali salts of higher fatty acids. The composition has a feeling of tension after washing, and the feeling of use is not fully satisfactory.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention solves the above-mentioned problems, makes use of the features of alkyliminodicarboxylic acid type surfactants, is hypoallergenic, has a good feel during use and after washing, and is cleanable for makeup cosmetics such as lipsticks. An object of the present invention is to provide a gel-like skin cleansing composition having a good surface roughness. In addition, the gel-like cleaning agent as used herein refers to those having viscous physical properties that are usually used in tube containers or jar containers.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As a result of repeated studies to solve the above-mentioned problems, a combination of an alkyliminodicarboxylic acid type surfactant and an aliphatic alcohol having 12 to 26 carbon atoms in a specific ratio is an essential component. It has been found that a gel-like cleaning composition that achieves low irritation, cleanability and feel can be obtained.
[0006]
That is, the present invention relates to a. 2 to 25% by weight of an alkyliminodicarboxylic acid type amphoteric surfactant represented by the formula (I), b. It contains 2 to 30% by weight of aliphatic monohydric alcohol having 12 to 26 carbon atoms, the total amount of a and b is 4 to 50% by weight, and the weight ratio of a / b is 1/3 to 5/4. This is a gel-like cleaning composition.
[0007]
[Chemical formula 2]
[0008]
(R 1 represents an alkyl or alkenyl group having 10 to 22 carbon atoms, M 1 and M 2 represent a hydrogen atom, an alkali metal atom, an ammonium group, an alkanol ammonium group, and a cationic residue of a basic amino acid, which are the same or different. And m and n represent an integer of 1 or 2, and are the same or different.)
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
R 1 of the alkyliminodicarboxylic acid type surfactant represented by the formula (I) used in the present invention is an alkyl group or alkenyl group having 10 to 22 carbon atoms, for example, dodecyl group, tetradecyl group, hexadecyl group, octadecyl group. And octadecenyl group. M 1 and M 2 are a hydrogen atom, an alkali metal atom, an ammonium group, an alkanol ammonium group and a cationic residue of a basic amino acid. Examples of the alkali metal atom include sodium and potassium, and examples of the alkanol ammonium group include Examples include diethanolammonium and triethanolammonium. Examples of basic amino acids include lysine and arginine. M 1 and M 2 may be the same or different. m and n represent an integer of 1 or 2, and may be the same or different. The alkyliminodicarboxylic acid type surfactant represented by the formula (I) can be used alone or in combination.
[0010]
The aliphatic monohydric alcohol having 12 to 26 carbon atoms used in the present invention is an aliphatic alcohol having a linear or branched hydrocarbon chain and one hydroxyl group, such as dodecyl alcohol, tetradecyl alcohol, hexadecyl alcohol, Octadecyl alcohol, octadecenyl alcohol, docosyl alcohol, hexacosyl alcohol, docosyl hexyl alcohol, octyldodecyl alcohol, decyl tetradecyl alcohol and the like. These can be used alone or in combination.
[0011]
The alkyliminodicarboxylic acid type surfactant which is component a of the present invention is contained in the total amount of the composition in an amount of 2 to 25% by weight, preferably 3 to 20% by weight. If it is less than 2% by weight, the desired gel composition cannot be obtained, and if it exceeds 25% by weight, there is a problem in stability over time.
The aliphatic monohydric alcohol having 12 to 26 carbon atoms, which is the component b of the present invention, is contained in an amount of 2 to 30% by weight, preferably 5 to 25% by weight in the total amount of the composition. If it is less than 2% by weight, the intended gel composition cannot be obtained, and if it exceeds 30% by weight, there will be a problem in cleanability and usability.
[0012]
In the present invention, the total amount of component a and component b is 4 to 50% by weight, preferably 8 to 40% by weight, based on the total amount of the composition. If the amount is less than 4% by weight, the intended gel composition cannot be obtained, and if it exceeds 50% by weight, the stability over time deteriorates.
Further, the mixing ratio a / b of the component a and the component b is 1/3 to 5/4 by weight, preferably 1 / 2.5 to 1/1, and more preferably 1/2 to 1/1. .2. If a / b is less than 1/3, the cleanability deteriorates and a slimy sensation appears after washing the face. On the other hand, if it exceeds 5/4, the intended gel composition cannot be obtained.
[0013]
In addition, it is also possible to mix | blend the additive currently used for the detergent with the gel-like cleaning composition of this invention in the range which does not impair the performance of this invention. For example, higher alcohols, silicone derivatives, protein derivatives, squalane, jojoba oil, olive oil, castor oil, lanolin, lecithin, oily bases such as polyethylene glycol fatty acid esters, glycerin, ethylene glycol, propylene glycol, 1,3-butylene glycol Nonionic surfactants such as polyhydric alcohols such as alkanolamides and polyoxyethylene alkyl ethers, amphoteric surfactants such as alkyldimethylaminoacetic acid betaines and alkylaminoacetic acid salts, alkyl ether sulfates, amide ether sulfates, Anionic surfactants such as acylmethyl taurate, water-soluble polymers such as carboxyvinyl polymer, carboxymethylcellulose, hydroxypropylmethylcellulose, hydroxyethylcellulose, pH adjusters That acids and alkalis, fungicides, chelating agents, antioxidants, ultraviolet absorbers, natural extracts derived from animals and plants, can be formulated dyes and perfumes.
[0014]
Preparation of the gel-like cleaning composition of the present invention involves heating and stirring an aliphatic monohydric alcohol that is component b and other lipophilic components, melting and mixing them, and alkyliminodicarboxylic acid that is component a. The acid type amphoteric surfactant is added after warming to the same temperature. Thereafter, other surfactants, purified water, preservatives such as parabens and chelating agents such as edetate are added, and after cooling, volatile additives such as fragrances are added to obtain the desired composition.
[0015]
【Example】
Next, the present invention will be described in more detail by way of examples.
Examples 1-11 and Comparative Examples 1-7
The gel detergent compositions shown in Tables 1 to 3 were prepared and evaluated by the following methods. The results are shown in Tables 1 to 3.
[0016]
(1) Skin irritation test It evaluated by the closed patch test. That is, for each of 10 men and women with healthy skin, a closed patch test was performed for 24 hours inside the upper arm using an aqueous solution of 0.5% by weight of the detergent composition, and evaluation was performed by visual inspection. Find the average value of 20 people, with 0 points when no change is seen in the skin, 1 point when there is some erythema on the skin, and 2 points when erythema or nodes are clearly seen on the skin, Evaluation was made in the following three stages.
Skin irritation is weak. (Average value less than 0.5 points)
Moderate skin irritation. (Average value 0.5 points or more and less than 1.0 point)
Strong skin irritation. (Average value of 1.0 points or more)
[0017]
(2) Detergency for makeup 20 paneled makeup women such as lipsticks and foundations were used as panelists to determine makeup drops when washed with 5 g of the composition as follows. The average value of 1.5 points or more was evaluated as a facial cleanser having a good detergency for makeup.
2 points: When the makeup feels to drop sufficiently.
1 point: When you feel that some makeup remains.
0 points: When the makeup feels bad.
[0018]
(3) Slimming feeling after face washing 20 women as panelists were washed using 5 g of the composition, and the slimming feeling after rinsing was determined as follows, and the average value of 20 persons was obtained. 1.5 or more was evaluated as a facial cleanser with less sliminess.
2 points: When feeling that there is no slimy feeling.
1 point: When the user feels a little slimy.
0 points: When the user feels that there is a very slimy feeling.
[0019]
(4) Refreshing feeling after face washing 20 women are panelists, and the refreshing feeling after washing with 5 g of the composition is determined as follows, the average value of 20 persons is obtained, and an average value of 1.5 It was evaluated that the face wash had a refreshing feeling after washing.
2 points: When you feel refreshed after washing your face.
1 point: When you feel refreshed after washing your face.
0 points: When it is felt that there is no refreshing feeling after washing the face.
[0020]
(5) Tightness feeling after drying 20 women are panelists, and the skin feeling after washing with 5 g of the composition is determined as follows, the average value of 20 people is obtained, and the average value is 1 .5 points or more were evaluated as facial cleansings without a feeling of tension after washing.
2 points: When the skin feels dry after being dry.
1 point: When the skin after drying feels somewhat tight.
0 points: When the skin feels very tight after drying.
[0021]
(6) Shape and appearance over time The appearance of the composition immediately after production was shown as a shape. And this was preserve | saved for one month at 25 degreeC and 45 degreeC, the external appearance was observed, and it evaluated in three steps shown below.
○: Good stability (in any temperature condition, the gel is the same as immediately after production, and there is no change in appearance)
Δ: Slightly inferior (slight separation occurs at any temperature condition)
X: Stability failure (remarkably separates at any temperature condition)
[0022]
From Examples 1 to 11, all of the face wash using the components of the present invention are mild, have good stability, have a good feeling of washing, and have good cleansing properties for makeup. there were. On the other hand, in Comparative Examples 1-8, sufficient performance is not obtained. That is, in Comparative Example 1, since the a component is blended in less than the range of the present invention, the shape does not become a gel and the cleaning property for makeup is extremely low. In Comparative Example 2, since component a exceeds the range of the present invention, there is a problem in stability over time and feel. And since the b component is mix | blended less than the range of this invention in the comparative example 3, this also does not become a gel form but the washability with respect to makeup is inferior. In Comparative Example 4, the b component, or in Comparative Example 5, the total of the a component and the b component exceeds the range of the present invention, so the feeling after washing the face is poor, and the stability over time is also a problem. There is. In Comparative Examples 6 to 8, the blending ratio of the component a and the component b is out of the range of the present invention, so that it does not become a gel or there is a problem with stability over time.
[0023]
[Table 1]
[0024]
[Table 2]
[0025]
[Table 3]
[0026]
Examples 12-14 and Comparative Examples 9-11
The gel face wash shown in Table 4 was prepared, (1) skin irritation, (2) cleansing for makeup, (3) slimy feeling after face washing, (4) refreshing feeling after face washing, (5) after drying The feeling of tightness and (6) stability over time were evaluated by the methods of Examples 1 to 11, and the creamy property and the restoring property of foam were evaluated by the following methods. This was compared with Comparative Examples 9 to 11, which are known formulations used for commercially available facial cleansers. The results are shown in Table 4.
[0027]
(7) Creaminess of foam 20 panelists were used as the panelists, and the creaminess of foam when the fingers and forearm were washed using 5 g of the composition on a bath sponge was determined as follows. The average value of 20 persons was calculated, and the average value of 1.5 points or more was evaluated as a creamy facial cleanser.
2 points: When the foam feels creamy.
1 point: When the foam feels slightly rough.
0 point: When the foam feels rough.
[0028]
(8) After the restorable composition is solidified at −20 ° C., the restorative composition is allowed to stand at room temperature for 6 hours to be restored to a gel state. The appearance after repeating this operation three times was observed and evaluated in the following three stages.
○: Good restorability (the gel is the same as immediately after production, and there is no change in appearance)
Δ: Slightly poor restoration (slightly separated)
X: Poor resilience (solidifies or separates)
From Examples 12 to 14, all of the facial cleansers were mild, excellent foam creaminess, good feeling after washing, and good stability and resilience. These were found to be superior to known facial cleansing agents used in the commercially available facial cleansers of Comparative Examples 9-11.
[0029]
[Table 4]
[0030]
【The invention's effect】
The gel-like cleaning composition of the present invention has low irritation, good washing feel, good stability, and good detergency for makeup. Moreover, what is preferable also about restoring property and foam quality is obtained.
Further, the composition obtained in the present invention is gel-like, feels good and has high stability, so that it is useful not only as a facial cleanser but also as other detergents and cosmetic bases.
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