JP4106340B2 - snowblower - Google Patents
snowblower Download PDFInfo
- Publication number
- JP4106340B2 JP4106340B2 JP2004006625A JP2004006625A JP4106340B2 JP 4106340 B2 JP4106340 B2 JP 4106340B2 JP 2004006625 A JP2004006625 A JP 2004006625A JP 2004006625 A JP2004006625 A JP 2004006625A JP 4106340 B2 JP4106340 B2 JP 4106340B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow removal
- chassis
- blower housing
- snow
- body frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 11
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
本発明は、除雪機に関し、より詳細には、除雪機の組み立てを容易にする除雪部とシャーシの取付構造の改良技術に関する。 The present invention relates to a snowplow, and more particularly to a technique for improving a structure for attaching a snowplow and a chassis that facilitates assembly of the snowplow.
一般に除雪機は、走行する機体の前部に除雪部を設け、該除雪部のオーガケース内に螺旋状のオーガを回動可能に横架し、該オーガの回転によって前方の雪を掻き込むように構成され、該オーガケースの後部にブロアハウジングを設けてブロアの回転により雪を撥ね飛ばすようにしている。そして、除雪部は、変速装置等を内装した機体フレームの一端(前端)に取り付けられ、従来は、特許文献1に開示される除雪機のように、除雪部のオーガケースがボルトによって機体フレームに連結されていた。
In general, a snowplow has a snow removal part at the front of the traveling body, and a spiral auger is rotatably mounted in an auger case of the snow removal part, and the forward snow is scraped by the rotation of the auger. The blower housing is provided at the rear of the auger case so that the snow is repelled by the rotation of the blower. The snow removal part is attached to one end (front end) of the machine frame that houses the transmission and the like. Conventionally, as in the snow removal machine disclosed in
従来の除雪部111の取付構造として具体的には、図11に示すように、ブロアハウジング116およびオーガハウジング118等で構成される除雪部111において、オーガハウジング118に付設された略筒状のブロアハウジング116の後面116bに、箱形ブラケット160が配設される。該箱形ブラケット160は、後部の縁周部が後面116bに対して垂直後方に突設されており、縁周部に機体フレーム115のシャーシ140の前部を嵌合してボルト等で固定される。シャーシ140は正面断面視略コ字状に構成され、複数の取付ボルト161・161・・・(図11には、単一の取付ボルトのみを図示し、その他の取付ボルトは図略)によって、箱形ブラケット160にネジ締め固定されている。また、該シャーシ140の下開口端部や後開口端部には、長板状のプレート143・144がそれぞれ、その開口部を塞ぐように取り付けられている。
Specifically, as shown in FIG. 11, the conventional
前記特許文献1に開示されるような従来の除雪部の取付構造においては、箱形ブラケットが、ブロアケースに大きな接触面積で配設されているため、機体フレーム(シャーシ)に対するブロアケースの取付強度という点では優れているともいえる。
In the conventional snow removal part mounting structure disclosed in
しかしながら、従来の除雪部の取付構造では、箱形ブラケットやシャーシを固着させるための複数の取付ボルト等が必要となり部品点数が多かった。また、取付ボルトのネジ締めの際に、機体フレームに対して除雪部11が傾いて配設されてしまうなどの不具合があった。
However, the conventional snow removal part mounting structure requires a plurality of mounting bolts and the like for fixing the box bracket and the chassis, and has a large number of parts. In addition, when the mounting bolts are tightened, there is a problem that the
そこで、本発明は、除雪機に関し、上記従来の課題を解決するもので、除雪機における除雪部の取付構造の部品点数を低減させ、かつその接合をより強固にして、除雪機の組み立てを容易にし、かつ、ベルトカバーを被覆して、ベルトやエンジンの一部を被覆保護することを目的とするものである。 Accordingly, the present invention relates to a snowplow and solves the above-described conventional problems, and reduces the number of parts of the snowplow attachment structure in the snowplow and further strengthens the joining thereof to facilitate the assembly of the snowplow. In addition , the belt cover is covered to protect the belt and part of the engine .
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
請求項1においては、走行部(13)の機体フレーム(15)前部に、掻込オーガ(19)やブロア(17)等を配置した除雪部(11)を備える除雪機(1)において、該除雪部(11)のオーガハウジング(18)の後部に形成されるブロアハウジング(16)と、前記機体フレーム(15)を構成する箱形のシャーシ(40)の前端部とを、溶接接合して着脱不能に固着し、該ブロアハウジング(16)の外周面に取付リブ(49・49)を突設し、前記シャーシ(40)の後方の上面に取付プレート(50)を突設し、該取付リブ(49・49)と取付プレート(50)との間にベルトカバー(47)を取付け、該ベルトカバー(47)は、上方から下方にかけて前後方向になだらかに下方に傾斜し、かつ、上方から下方にかけて左右方向になだらかに下方に傾斜して裾広がりに成形し、ベルト伝動部やエンジン(22)の一部を被覆したものである。
In
請求項2においては、請求項1記載の除雪機において、前記ベルトカバー(47)は、前部に前方切欠部(47a)を、後部に後方切欠部(47b)を凹設し、該前方切欠部(47a)は、左右中心より偏心して、前記ブロアハウジング(16)に偏心して突設された吐出口(16a)の配設位置を回避し、前記後方切欠部(47b)を凹設することで、前記エンジン(22)の周囲に密着して配設可能としたものである。
According to Claim 2, in the snowplow according to
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As effects of the present invention, the following effects can be obtained.
請求項1に示すような、機体フレーム(15)を構成する箱形のシャーシ(40)の構成としたので、箱型ブラケットやボルト等を省くことができて、除雪機の組み立ての際の部品点数を削減でき、ひいては製造コストをも低減させることができる。
また、機体フレームとブロアハウジングとの位置関係は溶接固定時に治具等を用いて定められ、機体フレームとブロアハウジングとの組み立て精度が高められ、機体フレームやブロアハウジングに取り付ける部品の位置精度も高めることができて組み立てが容易となる。
また、機体フレームとブロアハウジングとが曲げ部等においても強固に固定されて剛性が向上し、機体フレームが容易に変形しないため除雪機の組み立てが容易となり、また、作業時の耐衝撃性が向上して、機体の歪みによる他の構成部材の摩耗や故障等を防止できる。
Since the box-shaped chassis (40) constituting the fuselage frame (15) is configured as shown in
In addition, the positional relationship between the fuselage frame and the blower housing is determined using a jig or the like when welding is fixed, so that the assembly accuracy between the fuselage frame and the blower housing is increased, and the positional accuracy of the parts attached to the fuselage frame and the blower housing is also increased. Can be assembled easily.
In addition, the fuselage frame and blower housing are firmly fixed even at the bent part, etc., and the rigidity is improved. Thus, it is possible to prevent wear or failure of other components due to the distortion of the airframe.
請求項1と2に示すようなベルトカバー(47)の構成としたので、ベルトカバー47が側面を上方から下方にかけてなだらかに裾広がりとなるような形状とされているため、除雪機1に降り積もる雪等は、ベルトカバー(47)の斜面に沿って滑り落ち、除雪機1の上方に積もることがない。Since the belt cover (47) is configured as shown in
また、前方切欠部(47a)および後方切欠部(47b)を凹設することで、前記エンジン(22)の周囲等に密着して配設でき、機体フレーム(15)の上方においてその他の構成部材の邪魔にならない。さらに、機体フレーム(15)から着脱可能であるため、エンジン(22)等のメンテナンスが容易である。Further, the front notch portion (47a) and the rear notch portion (47b) are recessed so that they can be disposed in close contact with the periphery of the engine (22), and other components above the fuselage frame (15). Does not get in the way. Furthermore, since it is detachable from the body frame (15), maintenance of the engine (22) and the like is easy.
次に、発明の実施の形態を添付の図面を用いて説明する。図1は本発明の一実施例に係る除雪機の全体的な構成を示す斜視図、図2は同じく左側面図、図3は除雪部および機体フレームの組み立て状態を示す斜視図、図4はベルトカバーの右側面図、図5は同じくの正面図、図6は除雪部と機体フレームとの取付構造を示す左側面図、図7は同じく上部平面図、図8は同じく後面図、図9は除雪部と機体フレームとの取付構造を示す図1の拡大斜視図、図10は本発明の別実施例における図8の後面図、図11は従来の除雪機の除雪部および機体フレームの組み立て状態を示す斜視図である。 Next, embodiments of the invention will be described with reference to the accompanying drawings. 1 is a perspective view showing the overall configuration of a snowplow according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a left side view of the same, FIG. 3 is a perspective view showing an assembled state of a snow removal portion and a body frame, and FIG. 5 is the same front view, FIG. 6 is a left side view showing the mounting structure of the snow removal portion and the fuselage frame, FIG. 7 is also an upper plan view, FIG. 8 is also a rear view, and FIG. 1 is an enlarged perspective view of FIG. 1 showing the attachment structure of the snow removal portion and the machine frame, FIG. 10 is a rear view of FIG. 8 in another embodiment of the present invention, and FIG. 11 is an assembly of the snow removal portion and the machine frame of a conventional snow removal machine. It is a perspective view which shows a state.
まず、除雪機1の全体構成について、以下に説明する。なお、以下では、便宜上、除雪機1の進行方向を前方とし、この進行方向に向かって左右を決定するものとする。図1及び図2に示すように、除雪機1は、機体前部に配設される除雪部11と、該除雪部11の後方に配設される駆動部12と、該駆動部12の下方に配設されるクローラ式の走行部13と、駆動部12の後方であって機体後部に配設される運転操作部14とで構成されている。
First, the overall configuration of the
除雪部11には、機体フレーム15の前部にブロアハウジング16が連設され、該ブロアハウジング16の前方にオーガハウジング18が連設されている。該ブロアハウジング16にはブロア17が内設されており、該ブロア17はブロア軸41の前後中途部に固設されている。オーガハウジング18には掻込オーガ19が内設されており、該掻込オーガ19の回転軸たるオーガ軸42が該オーガハウジング18の左右方向となるように軸支されている。なお、該除雪部11の取付構造の詳細は、後述する。
A
ブロアハウジング16の上面において、左右中心より一側に偏心して上方へパイプ状の吐出口16aが突出して形成され、該吐出口16aの上端に投雪シュータ21の基部が、旋回座20を介して水平旋回自在に嵌合されている。該投雪シュータ21は、該旋回座20に図示せぬ保持機構を係合させて任意位置で保持できるようにし、投雪シュータ21の後面に設けたシュータハンドル37を左右回動することにより投雪方向を変更できるように構成されている。なお、旋回座20の外周に歯部を形成し、該歯部にギアを噛合して、シュータハンドル37の操作により、または旋回モータによりギアを回転させて、旋回座20とともに投雪シュータ21を回動して投雪方向を変更するように構成してもよい。
On the upper surface of the
上述のように構成される除雪部11において、掻込オーガ19によってオーガハウジング18の左右略中央方向へ掻き込まれた雪は、ブロア17によって上方へ跳ね飛ばされ、投雪シュータ21によってその方向がガイドされて任意の方向へ排出できるようにしている。投雪シュータ21上端には、キャップを設けてシュータハンドル37の上下操作で回動可能とし、投雪距離を調節可能としている。このように、シュータハンドル37は、投雪方向と投雪距離とを変更するための手段を兼用している。
In the
駆動部12には、機体フレーム15の内側に変速装置30が内設されており、該機体フレーム15の上部にエンジン22が載置されている。エンジン22の動力は出力軸22aより出力され、除雪部11および走行部13に伝達される。該出力軸22aには出力プーリ27として、走行出力プーリ27aおよび除雪出力プーリ27bが固設されている。除雪出力プーリ27bと、除雪部11の入力軸であるブロア軸41の後端側に固設される除雪入力プーリ28との間にベルト29が巻回されて、エンジン22の動力を除雪部11に伝達するようにしている。このようにして除雪部11に伝達された動力により、ブロア17および掻込オーガ19が回転駆動される。
In the
また、走行出力プーリ27aと、走行部13の変速装置の入力軸に固設される走行入力プーリとの間にベルトが巻回され(図略)、エンジン22の動力を走行部13に伝達するようにしている。走行部13に伝達される動力は、前記変速装置30において変速された後、後述する駆動軸23に伝達され、駆動軸23に嵌装される駆動スプロケット25・25が回転駆動される。
Further, a belt is wound between the
走行部13には、機体フレーム15の下部に駆動スプロケット25・25が嵌装される駆動軸23が回動可能に横架支承され、機体フレーム15の後部に従動スプロケット26・26が嵌装される後車軸24が回動可能に横架支承されている。そして、駆動スプロケット25と従動スプロケット26には無端クローラベルト31が巻回されてクローラが構成され、この左右一対のクローラによって、駆動軸23の回転駆動により走行駆動される。
A driving
運転操作部14には、機体フレーム15の両側後部より斜め後上方に操向ハンドル32が突出され、平面視略U字状に構成した操向ハンドル32間に上下の操作ボックス33・52が配設されている。上方の操作ボックス33には、エンジン22から走行部13への動力伝達の入切操作を行うための走行クラッチレバー35や、エンジン22から除雪部11への動力伝達の入切操作を行うための除雪クラッチレバー39等が配置されている。また、下方の操作ボックス52には、変速装置30による変速操作を行うための走行変速レバー38が配設されている。
A steering handle 32 protrudes obliquely rearward and upward from the rear of both sides of the
走行クラッチレバー35は、操向ハンドル32を握りながら、該走行クラッチレバー35を握れるように構成され、操向ハンドル32とともに握っている場合には作動し、放した場合には停止するデッドマンクラッチレバーとされている。該走行クラッチレバー35と除雪クラッチレバー39とはいずれも操向ハンドル32の近傍に配設されており、走行クラッチレバー35と除雪クラッチレバー39とはいずれもクラッチOFF操作位置に付勢されている。さらに、走行クラッチレバー35をONにした状態で除雪クラッチレバー39をONにすると、除雪クラッチONの操作位置でロックすることができる。
The traveling
次に、除雪部11の取付構造について、以下に詳述する。図3に示すように、前記機体フレーム15は、前後端部が開口した断面略コ字状の箱形のシャーシ40が、コ字状開口部を下方に向けて配置されている。該シャーシ40は、下開口端部および後開口端部に長板状のプレート43・44が開口部を塞ぐように配設され、前開口端部はブロアハウジング16の後面16bに溶接して固設されている。該シャーシ40の前開口端部とブロアハウジング16との取付状態の詳細は後述する。なお、該プレート43・44は、それぞれシャーシ40に図示せぬボルト等によって着脱可能にネジ締め固定されるため、該プレート43等を着脱することによって、機体フレーム15の内側に固設される変速装置30(図2参照)等のメンテナンスや部品交換を容易に行うことができる。
Next, the attachment structure of the
シャーシ40の上面には、前記エンジン22が配設され、エンジン22の前部において、エンジン22の前記出力軸22aや前記出力プーリ27(走行出力プーリ27a・除雪出力プーリ27b)等の補助カバー45が、シャーシ40の上面に対して略垂直に上方に突設されている。シャーシ40の上面であって該補助カバー45の付設近傍に挿通口46が開口され、出力プーリ27(走行出力プーリ27a・除雪出力プーリ27b)に巻回されたベルト29等が、該挿通口46を介して該シャーシ40の内部へと挿入可能としている。
The
また、シャーシ40の上方にベルトカバー47が配設されており、該ベルトカバー47によって、ベルト伝動部や補助カバー45およびエンジン22の前部や側部の一部が覆われている。図4および図5に示すように、該ベルトカバー47は、上方から下方にかけて前後方向になだらかに下方に傾斜し(図4参照)、かつ、上方から下方にかけて左右方向になだらかに下方に傾斜して裾広がりに成形されている(図5参照)。
A
該ベルトカバー47の前部および後部は、それぞれ前方切欠部47aおよび後方切欠部47bが凹設され、該前方切欠部47aは、ベルトカバー47の左右中心より左方側に位置して、ブロアハウジング16に偏心して突設された吐出口16aの配設位置に対応するように構成されている。ベルトカバー47の前方および後方の側面には、取付孔48・48・・・が穿設されており、該ベルトカバー47は、該取付孔48・48・・・を介してブロアハウジング16の外周面に突設された取付リブ49・49、およびシャーシ40の後方であってシャーシ40の上面に対して垂直に突設された取付プレート50(本実施例においては右方側のみ)に着脱可能にネジ締め固定されている(図3参照)。
A
以上のように、ベルトカバー47が側面を上方から下方にかけてなだらかに裾広がりとなるような形状とされているため、除雪機1に降り積もる雪等は、ベルトカバー47の斜面に沿って滑り落ち、除雪機1の上方に積もることがない。また、前方切欠部47aおよび後方切欠部47bを凹設することで、前記エンジン22等に密着して配設でき、機体フレーム15の上方においてその他の構成部材の邪魔にならない。さらに、機体フレーム15から着脱可能であるため、エンジン22等のメンテナンスが容易である。
As described above, since the
また、ベルトカバー47は、上述したように雪を滑り落とすために側面をゆるやかに傾斜させているが、このような形状とすることで、構造上、ベルトカバー47の下部がスカートのように開いてしまうため、該ベルトカバー47の下方もしくは側方から機体フレーム15内部への雪等の吹き込みを遮断し、また、前記出力プーリ27等の回転物への接触を防止するには充分ではない場合がある。そのため、本実施例に係る除雪機1においては、前記補助カバー45を、ベルトカバー47の下方空間に配設しているのである。すなわち、該補助カバー45を設けることによって、除雪機1の側方から機体フレーム15の内部に雪等が侵入することがなく、また、出力プーリ27等の回転物へ雪等が接触することがない。
Further, as described above, the
ここで、該シャーシ40の前開口端部とブロアハウジング16との取付状態について、詳細する。図3、図6乃至図9に示すように、該シャーシ40の前開口端部は断面略コ字状となるように屈曲され、下開口端部には前記プレート43が取り付けられ、機体フレーム15の一端部が断面略矩形となるように構成されている。具体的には、シャーシ40の前開口端部の下方に位置する端部40b・40bから、曲げ部40a・40aにおいて曲げ角度θが略90°となるうに機体の内側方向に屈曲されている。なお、シャーシ40の前開口端部が断面略矩形の箱形部材で構成される場合には、各曲げ部40a・40a・・・において曲げ角度θが略90°となるように屈曲される。
Here, the attachment state of the front opening end of the
一方、ブロアハウジング16は軸心が前後方向を向き後面が閉じられた略筒状に形成され、垂直断面である後面16bが略円形となるように成形されている。ブロアハウジング16の後面16bには、除雪部11の入力軸であるブロア軸41の挿通口51が貫設され、該挿通口51を介して、該ブロア軸41が、機体フレーム15およびブロアハウジング16の前後方向に回動自在に横設されている。
On the other hand, the
そして、本実施例に係る除雪機1は、シャーシ40の前開口端部にブロアハウジング16の後面16bが溶接して接合されている。すなわち、後面16bにシャーシ40の前開口端部が直接当接し、溶接部53・53・・・においてそれぞれ溶接され、シャーシ40とブロアハウジング16とが着脱不能に固着されている。
In the
従来は、シャーシ40とブロアハウジング16とを接合させるために、後面16bに別途箱形ブラケット等の取付部材を配設して、かかる取付部材にボルト等によってシャーシ40を螺着していた。本実施例に係る除雪機1は、後面16bを介してブロアハウジング16をシャーシ40に着脱不能に直接溶接するため、箱形ブラケット等の取付部材やボルト等が不要であり、組み立ての際の部品点数を削減でき、ひいては製造コストをも低減させることができる。
Conventionally, in order to join the
特に、シャーシ40とブロアハウジング16とを溶接部53・53・・・において溶接して接合し、このとき位置決め用の治具を用いて固設するため、シャーシ40とブロアハウジング16との位置関係は殆ど誤差なく固定することができ、除雪機1の組み立て姿勢を容易に確保することができる。すなわち、シャーシ40およびブロアハウジング16が取付ボルト等によって接合された場合には、ネジ孔等に余裕を持たせているためその後の除雪機1の組み立て工程を経ることによって誤差が大きくなり、除雪部11が機体フレーム15に対して傾いたり、変形したりして、再調整が必要となることがある。本実施例に示すように、シャーシ40およびブロアハウジング16を溶接により接合させることによって、除雪部11と機体フレーム15との相対位置が変動することなく、また、溶接部53・53・・・において強固に固着されるため上述のように傾くことがなく、除雪機1の組み立てが容易となるのである。
In particular, the
また、本実施例においては、ブロアハウジング16の後面16bと機体フレーム15の一端部とが溶接して接合された状態において、ブロアハウジング16の後面16bの外周近傍に機体フレーム15の一端(前)部の曲げ部40a・40aおよび前下端部40b・40bが位置するように構成されている。すなわち、曲げ部40a・40aおよび端部40b・40bは、後面16bの外周上に位置しても(図8および図9参照)、外周内側に位置しても、さらには外周外側に位置してもよい(図10参照)。このような構成とすることで、ブロアハウジング16の湾曲面と後平面が接合されている部分と、機体フレーム15の垂直に折り曲げられた部分、および、側面の前下端が固定されて、特に、後面16bの剛性が向上し、機体フレーム15(シャーシ40)が容易に変形しにくい構成とすることができる。
Further, in this embodiment, in a state where the
例えば、曲げ部40a・40aおよび端部40b・40bが後面16bの外周から離れて内側に位置する場合には、機体フレーム15に衝撃を与えた場合には、曲げ部40a・40aまたは端部40b・40bが後面16bに食い込んで変形させる可能性があるが、曲げ部40a・40aおよび端部40b・40bが後面16bの外周上に位置する場合(図8および図9参照)、もしくは、曲げ部40a・40aおよび端部40b・40bが後面16bの外周に近い内側に位置する場合には、ブロアハウジング16が、機体側方から衝突物等に衝突され、側面が凹んで変形した場合であっても、機体フレーム15は該ブロアハウジング16よりも側方に突出しないため、かかる衝突物等が直接当接して変形するのを防ぐことができる。そして更に、後面16bにおいて剛性が向上されるため、ブロアハウジング16が変形したことを受けて、機体フレーム15が間接的に変形してしまうのを防ぐことができる。さらに、曲げ部40a・40aおよび端部40b・40bが後面16bの外周よりも外側に位置させた場合(図10参照)には、後面16bの外周と、機体フレーム15の前端の上辺及び左右の側辺との交点40cは増加し、前記作用効果に加えて、より強固に固定させることができる。
For example, when the
以上のような構成とすることで、機体フレーム15とブロアハウジング16とが曲げ部40aにおいて強固に固定されて剛性が向上し、駆動部12を構成する機体フレーム15が容易に変形しないため、除雪機1の組み立てが容易となるだけでなく、作業時の耐衝撃性が向上して、機体の歪みによる変速装置30等の摩耗や故障を防止することができる。
With the above configuration, the
なお、シャーシ40とブロアハウジング16との溶接は、図3、図8および図9に示すものに限定されず、例えば、溶接部53が、後面16bに当接したシャーシ40の一端部の各辺を隙間なく溶接してもよい。また、上述のように、プレート43・44は、シャーシ40に着脱可能に取り付けられるが、このような構成に限定するものではなく、プレート43・44を該シャーシ40と一体に形成してもよい。かかる場合には、シャーシ40とプレート43とによって機体フレーム15の一端部の断面が略矩形となるように構成される。
The welding of the
1 除雪機
11 除雪部
13 走行部
15 機体フレーム
16 ブロアハウジング
17 ブロア
18 オーガハウジング
53 溶接部
DESCRIPTION OF
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004006625A JP4106340B2 (en) | 2004-01-14 | 2004-01-14 | snowblower |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004006625A JP4106340B2 (en) | 2004-01-14 | 2004-01-14 | snowblower |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005200880A JP2005200880A (en) | 2005-07-28 |
JP4106340B2 true JP4106340B2 (en) | 2008-06-25 |
Family
ID=34820534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004006625A Expired - Lifetime JP4106340B2 (en) | 2004-01-14 | 2004-01-14 | snowblower |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4106340B2 (en) |
-
2004
- 2004-01-14 JP JP2004006625A patent/JP4106340B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005200880A (en) | 2005-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2067690B1 (en) | Front structure of vehicle body | |
WO2013098890A1 (en) | Saddle-type electric vehicle | |
KR101961058B1 (en) | tractor | |
WO2010026834A1 (en) | Working vehicle | |
WO2019167787A1 (en) | Battery device, motor unit, and electric bicycle | |
US7581784B2 (en) | Front structure for vehicle | |
EP0738651B2 (en) | Body structure of industrial device | |
JP5016407B2 (en) | Walking electric work machine | |
JP6671219B2 (en) | Saddle-type electric vehicle | |
JP4106340B2 (en) | snowblower | |
JP2013006513A (en) | Working vehicle | |
JP2009149175A (en) | Front cowl structure of motorcycle | |
JP2006314246A (en) | Walking-type work vehicle | |
JP4575328B2 (en) | snowblower | |
JP6140744B2 (en) | Rear structure of motorcycle | |
JP4570510B2 (en) | Tractor | |
WO2013121597A1 (en) | Front fender structure in automatic two-wheeled vehicle | |
JP2012140096A (en) | Working vehicle | |
WO2023175952A1 (en) | Snowblower | |
JP7074619B2 (en) | Work vehicle | |
JP2002275847A (en) | Cover installing structure of snowplow | |
JP4366982B2 (en) | Body structure | |
JP6815313B2 (en) | Work vehicle | |
JP6897232B2 (en) | Vehicle body structure | |
JP4773321B2 (en) | Walking type work machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080115 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080229 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080325 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080331 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120404 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |