JP4106074B2 - ネットワーク機器管理システム及びその方法並びにネットワーク機器設定制御装置、ネットワーク機器 - Google Patents

ネットワーク機器管理システム及びその方法並びにネットワーク機器設定制御装置、ネットワーク機器 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク機器管理システム及びその方法に係り、詳しくは、ネットワーク機器のプラグ&プレイ機能を実現するネットワーク機器管理システム及びその方法に関する。
また、本発明は、そのようなネットワーク機器管理システムで用いられるネットワーク制御装置、ネットワーク機器に関する。
デバイスを接続すればPC(パーソナルコンピュータ)が自動的にデバイスの存在を検出し、必要なソフトウェアを読み込んで使用可能となる、いわゆるプラグ&プレイ(プラグ(コードの差し込み)を入れれば、すぐにプレイできる(使える)という意味)という機能がある。
例えば、PC等のネットワーク機器のプラグ&プレイは、ルータのイーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))におけるARP(ARP:Address Resolution Protocol、同一ネットワーク上のホストを探す/確認する為のプロトコルであってIPアドレスからMACアドレスへの変換を行なうためのプロトコルをいう)機能に見られるように、イーサネット(登録商標)のみに適用される。
また、所望の接続機器を、アダプタを介してネットワーク接続する際に、該接続機器をネットワーク上で正常に動作させるために設定すべき適正な各種設定値をサーバから取得して自動設定することにより、アダプタに対するユーザによる個別的な設定負担を軽減することのできる技術もある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−259538号公報
上述したプラグ&プレイ機能は、イーサネット(登録商標)のみに適用され、例えば、ATM等のイーサネット(登録商標)とは別の伝送方式と併用したときには適用できないといった問題がある。
また、ルータとネットワーク機器の伝送損失はルータでは考慮されていない。そのため、ルータから送信される電力値が必ずしも最適化されたものであるとはいえない。
さらに、対象となるネットワーク機器は、PC等の端末に限定されており、移動通信で用いられる基地局、あるいは無線LANで用いられるアクセスポイントといった機器には対応していない。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、複数のネットワークインターフェースに対してプラグ&プレイを実現し、かつネットワーク機器の管理のコストを軽減できるネットワーク機器管理システム及びその方法を提供することである。
また、そのようなネットワーク機器管理システムで用いられるネットワーク機器設定制御装置、ネットワーク機器を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明によれば、ネットワークに接続されるネットワーク機器の通信開始に必要な条件を設定するネットワーク機器管理システムにおいて、前記ネットワーク上に前記ネットワーク機器に対する回線設定を行なう回線設定手段を有するネットワーク機器設定制御装置を備え、前記ネットワーク機器は、該ネットワーク機器固有のアドレスを前記ネットワーク機器設定制御装置へ通知する固有アドレス通知手段を備え、前記ネットワーク機器設定制御装置の回線設定手段は、前記ネットワーク機器固有のアドレスに対応する回線設定情報を格納するアドレス対応テーブルと、前記ネットワーク機器から通知される固有アドレスが前記アドレス対応テーブルにあるか否かを検索する検索手段と、前記検索の結果、前記アドレス対応テーブルに前記固有アドレスがない場合に、前記ネットワーク機器との間の回線設定に必要となるコンフィギュレーション設定情報を前記ネットワーク機器に転送するオートコンフィギュレーション設定手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明によれば、前記ネットワーク機器管理システムにおいて、前記アドレス対応テーブルは、前記ネットワークへの前記ネットワーク機器の連結状態を示すトポロジ情報を保持し、前記オートコンフィギュレーション設定手段は、前記トポロジ情報に基づいて、回線設定アドレスを決定する回線設定アドレス生成手段と、前記決定した回線設定アドレスを前記コンフィギュレーション設定情報として新たにネットワークに接続されるネットワーク機器に対して通知する第一の回線設定アドレス通知手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明によれば、前記ネットワーク機器管理システムにおいて、前記アドレス対応テーブルは、前記ネットワークへの前記ネットワーク機器の連結状態を示すトポロジ情報を保持し、前記トポロジ情報に基づいて、割り当て可能な回線設定アドレスを求めて格納する回線設定アドレス格納手段を備え、前記オートコンフィギュレーション設定手段は、前記回線設定アドレス格納手段より割り当て可能な回線設定アドレスを決定し、決定した回線設定アドレスを前記コンフィギュレーション設定情報として新たにネットワークに接続されるネットワーク機器に対して通知する第二の回線設定アドレス通知手段を備えることを特徴としている。
また、本発明によれば、前記ネットワーク機器管理システムにおいて、前記オートコンフィギュレーション設定手段は、回線設定アドレスを、新たにネットワークに接続されるネットワーク機器に対して通知する前に、該ネットワーク機器の認証を行なう認証手段を備えることを特徴としている。
また、本発明によれば、前記ネットワーク機器管理システムにおいて、前記ネットワーク機器は、前記ネットワークとの接続・非接続状態を示す接続情報を前記ネットワーク機器設定制御装置に通知する接続状態情報通知手段を備え、前記ネットワーク機器設定制御装置は、前記ネットワーク機器から接続状態を示す情報を受け取ったときに、該ネットワーク機器に対して固有アドレスの通知を要求する固有アドレス通知要求手段と、前記ネットワーク機器から非接続状態を示す情報を受け取ったときに、該ネットワーク機器に対応する回線設定情報を前記アドレス対応テーブルから削除するデータ削除手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明によれば、前記ネットワーク機器管理システムにおいて、前記ネットワーク機器設定制御装置は、前記第一の回線設定アドレス通知手段又は第二の回線設定アドレス通知手段により、新たに接続されたネットワーク機器に対する回線設定アドレスを通知した後、該ネットワーク機器に対して試験信号を送信する試験信号送信手段を備え、前記ネットワーク機器は、前記試験信号の受信信号レベルを測定して前記ネットワーク機器設定制御装置に通知する第一の受信レベル測定・通知手段を備え、前記ネットワーク機器設定制御装置は、前記受信信号レベルに基づいて、該ネットワーク機器設定制御装置から前記ネットワーク機器までの伝送路の伝送損失を推定する伝送損失推定手段と、前記伝送損失を考慮して前記ネットワーク機器の送信電力を設定する第一の送信電力設定手段とを備えたことを特徴としている。
また、本発明によれば、前記ネットワーク機器管理システムにおいて、前記ネットワーク機器設定制御装置は、既にネットワークに接続されている他のネットワーク機器から新たに接続されたネットワーク機器に対して試験信号を送信させる試験信号送信指示手段を備え、前記ネットワーク機器は、前記試験信号の受信信号レベルを測定して前記ネットワーク機器設定制御装置に通知する第二の受信レベル測定・通知手段を備え、前記ネットワーク機器設定制御装置は、前記受信信号レベルに基づいて、前記他のネットワーク機器からの干渉電力を推定する干渉電力推定手段と、前記干渉電力を考慮して前記ネットワーク機器の送信電力を設定する第二の送信電力設定手段と、前記伝送損失及び前記干渉電力を考慮して前記ネットワーク機器の送信電力を設定する第三の送信電力設定手段とをさらに備えたことを特徴としている。
上記本発明によれば、ネットワークに接続されたネットワーク機器から通知される固有アドレスが、予め保持されているアドレス対応テーブルになければ、ネットワーク機器設定制御装置は、そのネットワーク機器を新設のNEとして判断する。そして、そのネットワーク機器に対して自動的に新しい回線設定アドレスを生成して通知する。これにより、人手を介して行なっていた回線設定作業を行なわなくても自動的に新設のネットワーク機器の回線設定を完了させることができる。すなわち、新設ネットワーク機器に対するプラグ&プレイが可能になり、ネットワーク機器の管理コストを大幅に低減することができる。
本願発明によれば、ネットワークに接続されたNEから通知される固有アドレスが、予め保持されているアドレス対応テーブルになければ、自動設定・削除装置は、そのNEを新設のNEとして判断する。そして、そのNEに対して自動的に新しい回線設定アドレスを生成して通知する。これにより、人手を介して行なっていた回線設定作業を行なわなくても自動的に新設NEの回線設定を完了させることができる。すなわち、新設NEに対するプラグ&プレイが可能になり、ネットワーク機器の管理コストを大幅に低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の一形態に係るネットワーク機器管理システムの構成図である。
図1において、このネットワーク機器管理システムは、ユーザ端末(例:移動端末、以下、端末と略記)と無線通信を行なうネットワーク機器(例:基地局、アクセスポイント等)を備えた無線システムA100〜C300と、上記ネットワーク機器(以下、NE(Network Equipment)と略記する)の接続状況を管理する自動設定・削除装置10から構成される。
上記自動設定・削除装置10には、各NE毎の回線設定情報を格納するアドレス対応テーブル15が備えられる。また、無線システムA100、B200、C300は、各々無線伝送方式の異なる無線システムであり、例えば、IMT−2000標準規格に準拠したWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式を採用する無線システムを無線システムA100、WCDMA方式の拡張版であるHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式を採用する無線システムを無線システムB200、IEEE802.11の標準規格に準拠した無線LAN方式を採用する無線システムを無線システムC300と、本例では定義する。
このように無線システムA〜Cは異なる無線システムである。異なる無線システムに属する端末同士は通常ルータを介さないと通信を行なうことができない。本例では、自動設定・削除装置10がルータに内蔵されているものとし、無線システムを跨ぐ端末間通信の場合の経路設定もこのルータにて行なわれるものと仮定する。
上記無線システムA100には、NE101〜103が、無線システムB200には、NE201〜203が、無線システムC300には、NE301〜302が備えられる。なお、無線システムC300のNE303はネットワークに新たに接続(点線部)する新設のNEである。
また、各無線システムA100〜C300には、端末がどの無線システムA100〜C300に属すかを見いだすためのサブネットマスク、すなわちネットワークプレフィックス([255.255.255.0]〜[255.255.255.3])が付与されている。
上記自動設定・削除装置は、例えば、図2に示すように構成される。図2は、自動設定・削除装置10の機能構成図である。
同図において、この自動設定・削除装置10は、NEに対する回線インターフェース(I/F)機能11と、ネットワーク側に対するネットワークインターフェース(I/F)機能12と、アドレス対応テーブル15を備える。
次に、NEについて説明するが、以下では、無線システムC300に収容される新設のNE303を例にとり説明する。
上記NE303は、例えば、図3に示すように構成される。図3は、NE303の機能構成図である。
同図において、このNE303は、端末に対するインターフェース(I/F)機能21と、自動設定・削除装置10に対する回線インターフェース(I/F)22機能を備える。
以上のように構成されたネットワーク機器管理システムの動作を、図4を用いて説明する。図4は、自動設定・削除装置10が新設NE303に対して回線設定を行なう場合のシーケンス図である。
同図において、新設NE303がまずネットワークに接続(NEのケーブルをネットワークに接続)されると、新設NE303はネットワークに接続されたことを自動的に検知し、自身の固有アドレスを自動設定・削除装置10に通知(S1)する。この固有アドレスは、自身を一意に識別するための固有IDであり、例えば、製造番号や予め事業者などによって割り振られた番号などである。自動設定・削除装置10は、新設NE303から通知された固有アドレスを受信すると、アドレス対応テーブル15を参照して、その新設NE303の固有アドレスが該アドレス対応テーブル15にあるかどうかを検索(S2)する。
図5は、上記アドレス対応テーブル15の構造の一例を示す図であり、各NE毎(NE#1〜NE#n)に「固有アドレス」、「インターフェース番号」、「回線番号」のフィールドが設けられ、それらの情報がトポロジ構造を用いて記述され、
保持されている。
自動設定・削除装置10は、上記アドレス対応テーブル15の「固有アドレス」のフィールドを検索し、該固有アドレスが該アドレス対応テーブル15の「固有アドレス」フィールドにあればそのまま処理を終了(新設NEでないとみなす)する。一方、上記固有アドレスが上記アドレス対応テーブル15の「固有アドレス」フィールドになければその新設NE303に対する認証要求を通知(S3)する。新設NE303では、所定の認証アルゴリズムに従った認証が行なわれ、認証の結果が認証応答として自動設定・削除装置10に通知(S4)される。自動設定・削除装置10は、上記認証応答から新設NE303の正当性を確認すると、該新設NE303との間の回線設定に必要な新しい回線設定アドレスをアドレス対応テーブル15に含まれるトポロジに関する情報を利用して生成し、その生成した回線設定アドレスを新設NE303に付与(S5)し、そして通知する(S6)。その際、自動設定・削除装置10は、自身のネットワークインターフェース機能12に対する新しい回線用のブリッジ設定を行なう。
図6は、新設NE303側の回線インターフェース機能22がATM伝送路インターフェースであった場合の自動設定・削除装置10での回線設定アドレス自動付与及びブリッジ設定の一例を示す図である。
自動設定・削除装置10は新設NE303からの固有アドレスを受け取ると、該新設NE303に対してレイヤ2(データリンク層)のアドレス内容を自動設定する(下記(1)参照)。
ATM伝送では、IPパケットはAAL5を使ってセル化され、固定接続(PVC)の仮想コネクションを通して転送される。したがって、設定されるレイヤ2アドレスの内容は、例えば、
(1)レイヤ2アドレス内容
AAL5設定
PVC設定
VPI=0
VCI=1
となる。
また、この際、自動設定・削除装置10は、自身のブリッジ設定を自動で行なう(下記(2)参照)。
(2)自動ブリッジ設定内容
VPI=0
VCI=1
ネットワークインターフェース機能12には、例えば、
IPアドレス:10.10.88.1
ネットワークプレフィックス:255.255.255.248
MACアドレス:00.00.0c.83.06.80
が設定される。
新設NE303は、上記のようにして自動設定・削除装置10から通知された回線設定アドレスを保持(S7)した後、保持完了を示す応答(ACK)を自動設定・削除装置10に送信(S8)する。そして、自動設定・削除装置10にて上記ACKが受信されると、新設NE303との間で通信が開始(S9)される。
上記実施例では、自動設定・削除装置10に収容される新設NE303の伝送路インターフェースがATMである場合を一例にとり説明したが、無線システム毎に伝送路インターフェースが異なっていても(複数の伝送路インターフェース(ATMの他にSTM、イーサネット(登録商標)等)がある場合)、アドレス対応テーブル15にて自動設定・削除装置10に収容する固有アドレス、インターフェース番号、回線番号を一括管理することで、伝送路インターフェース毎にNEに対する自動回線設定が可能である。
上述したように本実施例によれば、ネットワークに接続されたNEから通知される固有アドレスが、予め保持されているアドレス対応テーブルになければ、自動設定・削除装置10は、そのNEを新設のNEとして判断する。そして、そのNEに対して自動的に新しい回線設定アドレスを生成して通知する。これにより、人手を介して行なっていた回線設定作業を行なわなくても自動的に新設NEの回線設定を完了させることができる。すなわち、新設NEに対するプラグ&プレイが可能になり、ネットワーク機器の管理コストを大幅に低減することができる。
なお、上記実施例では、新設NE303がネットワークに接続された時点で、固有アドレスが自動設定・削除装置10に対して通知される場合であったが、新設NE303がネットワークに接続されたことを検知した時点で、一旦、その検知結果を自動設定・削除装置10に通知し、自動設定・削除装置10から固有アドレスの要求を出すような形態であってもかまわない。
また、上記実施例は、新設NE303がネットワークに接続された際に、自動設定・削除装置10がそのNEに対して自動的に回線設定アドレスを付与して通信を開始させる場合であったが、既にネットワークに接続されているNEがネットワークから外された場合、そのNEよりネットワークから外されたことを示す非接続情報の通知が自動設定・削除装置10になされる。自動設定・削除装置10は、この非接続情報通知を検知すると、該NEに係る回線設定情報をアドレス対応テーブル15から削除する。これにより、従来は手動で行なっていた回線設定情報の削除作業が自動的に行なわれるので、ネットワーク機器の管理コストを低減することができる。
また、上記実施例は、前記アドレス対応テーブルで保持されるトポロジ情報に基づいて新設NE303に割り当てる回線設定アドレスを決定するという場合であったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、アドレス対応テーブルがトポロジ情報に基づいて予め割り当て可能な回線設定アドレスを求めて格納し、自動設定・削除装置10からその回線設定アドレスを読み出すような形態であってもよい。
自動設定・削除装置10は、上記のようにして新設NE303に対する回線設定を完了すると、新設NE303の端末インターフェース機能21に対して、送信電力値を自動設定する。この送信電力値の自動設定処理は、例えば、図7に示すシーケンスに従って行なわれる。
(新設NE303の送信電力値設定)
図7において、自動設定・削除装置10は、通信中の各NE(新しくネットワークに接続されたNEは含まない)に対して、一斉にバースト試験信号を送信(S11)する(宛先アドレスはNEの端末インターフェース(ただし、端末が存在しなくても、NEが端末インターフェースに向けて送信できる報知用チャネル等を使用))。通信中の各NE機器は、自動設定・削除装置10からの試験信号を、報知チャネル等を用いて新設NE303に送信(S12)する。新設NE303は、各NEから送信される試験信号の受信電力値A(各NEからの合計値)を自動設定・削除装置10に通知(S13)する。自動設定・削除装置10は、新設NE303から受信電力値Aの通知を受けると、その受信電力値Aを保持(S14)し、新設NE303に対して試験信号を再び送信(S15)する。その際、自身が送信した試験信号の送信電力値Bを保持(S16)する。新設NE303は、受信した試験信号の受信電力値Cを自動設定・削除装置10に通知(S17)する。
自動設定・削除装置10は、新設NE303から通知された上記受信電力値Cを保持(S18)し、保持している受信電力値A、送信電力値B、受信電力値Cから新設NE303の端末インターフェース機能21の最適な送信電力、すなわち、新設NE303が基地局であれば基地局のアンテナから送信される送信電力を計算(S19)する。具体的には、以下のようにして計算する。
(計算手順1)
まず、送信電力値B−受信電力値Cより新設NE303と自動設定・削除装置10間の伝送損失を計算する。
(計算手順2)
受信電力値Aは他のNEからの干渉電力とみなせるので、CIR(Carrier-Interference power Ratio: 信号電力対干渉電力比)をDとすると、新設NE303の所望送信電力値Eは次式(1)により計算される。
E=A×D+B−C (1)
自動設定・削除装置10は上記式(1)により新設NE303の所望送信電力値Eの計算を終えると、計算結果を新設NE303に対して通知(S20)し、新設NE303に対し送信電力の設定を行なわせる。
上述したように本実施例によれば、自動設定・削除装置10は、新設NE303と自身間の伝送損失を考慮しつつ、かつ新設NE303が被る干渉電力を考慮して該新設NE303の送信電力を決定する。これにより、従来は手動で行なっていた回線設定後のNEの送信電力設定を、より的確、かつ自動で行なうことが可能となる。
また、上記実施例では、アクセスルータに上記自動設定・削除装置10が内蔵される場合であったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記自動設定・削除装置10をサーバとして構成し、ネットワーク上の任意のノードに設けるような形態であってもよい。
以上、説明してきたように、本実施例によれば、自動設定・削除装置10をネットワーク上に設けることにより、従来の手動作業で行われていた新設NEに対する回線設定あるいは回線設定情報の削除の作業が自動化され、手動作業にかかっていた費用を削減することができる。
上記例において、請求項1記載のネットワーク機器設定制御装置が自動設定・削除装置10に対応する。自動設定・削除装置10の機能が回線設定手段、検索手段、オートコンフィギュレーション設定手段、回線設定アドレス生成手段、第一の回線設定アドレス通知手段、第二の回線設定アドレス通知手段、固有アドレス通知要求手段、データ削除手段、試験信号送信手段、伝送損失推定手段、試験信号送信指示手段、干渉電力推定手段、第一〜第三の送信電力設定手段に対応する。また、自動設定・削除装置10のアドレス対応テーブル15がアドレス対応テーブルに対応し、該アドレス対応テーブル15の機能が回線設定アドレス生成手段に対応する。さらに、NEの機能が固有アドレス通知手段、接続状態情報通知手段、第一の受信レベル測定・通知手段、第二の受信レベル測定・通知手段に対応する。
以上、説明したように、本願発明によれば、ネットワークに接続されたNEから通知される固有アドレスが、予め保持されているアドレス対応テーブルになければ、自動設定・削除装置は、そのNEを新設のNEとして判断する。そして、そのNEに対して自動的に新しい回線設定アドレスを生成して通知する。これにより、人手を介して行なっていた回線設定作業を行なわなくても自動的に新設NEの回線設定を完了させることができる。すなわち、新設NEに対するプラグ&プレイが可能になり、ネットワーク機器の管理コストを大幅に低減することができる。
本発明の実施の一形態に係るネットワーク機器管理システムの構成図である。 図1に示す自動設定・削除装置の機能構成図である。 図1に示すNEの機能構成図である。 自動設定・削除装置が新設NEに対して回線設定を行なう場合のシーケンス図である。 アドレス対応テーブルの構造の一例を示す図である。 新設NE側の回線インターフェース機能がATM伝送路インターフェースであった場合の自動設定・削除装置での回線設定アドレス自動付与及びブリッジ設定の一例を示す図である。 新設NEの端末インターフェース機能に対して送信電力値を自動設定する際のシーケンス図である。
符号の説明
10 自動設定・削除装置
11 回線インターフェース機能
12 ネットワークインターフェース機能
15 アドレス対応テーブル
21 端末インターフェース機能
22 回線インターフェース機能
100 無線システムA
101〜103、201〜203、301〜303 ネットワーク機器(NE)
200 無線システムB
300 無線システムC

Claims (8)

  1. ネットワークに接続されるネットワーク機器の通信開始に必要な条件を設定するネットワーク機器管理システムにおいて、
    ユーザ端末と無線通信を行うネットワーク機器を備える異なる無線伝送方式を有する複数の無線通信システムと、前記ネットワーク上にネットワーク機器に対する回線設定を行なう回線設定手段を有するネットワーク機器設定制御装置とを備え、
    ネットワーク機器は、
    該ネットワーク機器固有のアドレスを前記ネットワーク機器設定制御装置へ通知する固有アドレス通知手段
    を備え、
    前記ネットワーク機器設定制御装置の回線設定手段は
    ットワーク機器固有のアドレスに対応する回線設定情報を格納するアドレス対応テーブルと
    ットワーク機器から通知される固有アドレスが前記アドレス対応テーブルにあるか否かを検索する検索手段と、
    前記検索の結果、前記アドレス対応テーブルに固有アドレスがない場合に、ネットワーク機器との間の回線設定に必要となるコンフィギュレーション設定情報をネットワーク機器に転送するオートコンフィギュレーション設定手段と
    を備え
    前記コンフィギュレーション設定情報には、回線設定に必要な回線設定アドレスが含まれ、
    前記オートコンフィギュレーション設定手段は、ネットワークインタフェースに該回線用のブリッジ設定を行うことを特徴とするネットワーク機器管理システム。
  2. 請求項1記載のネットワーク機器管理システムにおいて、
    前記オートコンフィギュレーション設定手段は、
    回線設定アドレスを、新たにネットワークに接続されるネットワーク機器に対して通知する前に、該ネットワーク機器の認証を行なう認証手段
    を備えることを特徴とするネットワーク機器管理システム。
  3. 請求項1又は2記載のネットワーク機器管理システムにおいて、
    前記ネットワーク機器は、前記ネットワークとの接続・非接続状態を示す接続情報を前記ネットワーク機器設定制御装置に通知する接続状態情報通知手段
    を備え、
    前記ネットワーク機器設定制御装置は、
    前記ネットワーク機器から接続状態を示す情報を受け取ったときに、該ネットワーク機器に対して固有アドレスの通知を要求する固有アドレス通知要求手段と、
    前記ネットワーク機器から非接続状態を示す情報を受け取ったときに、該ネットワーク機器に対応する回線設定情報を前記アドレス対応テーブルから削除するデータ削除手段と
    を備えることを特徴とするネットワーク機器管理システム。
  4. ネットワークに接続されるネットワーク機器の通信開始に必要な条件を設定するネットワーク機器管理システムにおけるネットワーク機器管理方法において、
    前記ネットワーク機器管理システムは、ユーザ端末と無線通信を行うネットワーク機器を備える異なる無線伝送方式を有する複数の無線通信システムと、前記ネットワーク上にネットワーク機器に対する回線設定を行なうネットワーク機器設定制御装置
    を備え、
    ネットワーク機器は、該ネットワーク機器固有のアドレスを前記ネットワーク機器設定制御装置へ通知し、
    前記ネットワーク機器設定制御装置は
    ットワーク機器の固有のアドレスに対応する回線設定情報をアドレス対応テーブルに格納し
    ットワーク機器から通知される固有アドレスが前記アドレス対応テーブルにあるか否かを検索し、
    前記検索の結果、前記アドレス対応テーブルに固有アドレスがない場合に、ネットワーク機器との間の回線設定に必要となる回線設定アドレスが含まれるコンフィギュレーション設定情報を前ネットワーク機器に転送し、
    ネットワークインタフェースに該回線用のブリッジ設定を行う
    ことを特徴とするネットワーク機器管理方法。
  5. ネットワークに接続されるネットワーク機器に対する回線設定を行なうネットワーク機器設定制御装置であって、
    前記ネットワーク機器は、ユーザ端末と無線通信を行い、異なる無線伝送方式を有する複数の無線通信システムのいずれかに含まれ、
    ネットワーク機器固有のアドレスに対応する回線設定情報を格納するアドレス対応テーブルと
    ットワーク機器から通知される固有アドレスが前記アドレス対応テーブルにあるか否かを検索する検索手段と、
    前記検索の結果、前記アドレス対応テーブルに固有アドレスがない場合に、ネットワーク機器との間の回線設定に必要となる回線設定アドレスが含まれるコンフィギュレーション設定情報を前記ネットワーク機器に転送するオートコンフィギュレーション設定手段と
    を備え
    前記オートコンフィギュレーション設定手段は、ネットワークインタフェースに該回線用のブリッジ設定を行うことを特徴とするネットワーク機器設定制御装置。
  6. 請求項記載のネットワーク機器設定制御装置であって、
    前記オートコンフィギュレーション設定手段は、
    回線設定アドレスを、新たにネットワークに接続されるネットワーク機器に対して通知する前に、該ネットワーク機器の認証を行なう認証手段
    を備えることを特徴とするネットワーク機器設定制御装置。
  7. 請求項5又は6記載のネットワーク機器設定制御装置であって、
    前記ネットワーク機器から接続状態を示す情報を受け取ったときに、該ネットワーク機器に対して固有アドレスの通知を要求する固有アドレス通知要求手段と、
    前記ネットワーク機器から非接続状態を示す情報を受け取ったときに、該ネットワーク機器に対応する回線設定情報を前記アドレス対応テーブルから削除するデータ削除手段と
    を備えることを特徴とするネットワーク機器設定制御装置。
  8. ネットワークに接続されるネットワーク機器であって、
    ユーザ端末と無線通信を行い、異なる無線伝送方式を有する複数の無線通信システムのいずれかに含まれ、
    ネットワーク機器固有のアドレスを前記ネットワーク機器設定制御装置へ通知する固有アドレス通知手段
    を備え、
    前記ネットワーク上にネットワーク機器に対する回線設定を行なう回線設定手段を有するネットワーク機器設定制御装置は、
    ネットワーク機器の固有のアドレスに対応する回線設定情報を格納するアドレス対応テーブルと、
    ネットワーク機器から通知される固有アドレスが前記アドレス対応テーブルにあるか否かを検索する検索手段と、
    前記検索の結果、前記アドレス対応テーブルに該固有アドレスがない場合に、該ネットワーク機器との間の回線設定に必要となるコンフィギュレーション設定情報を前記ネットワーク機器に転送するオートコンフィギュレーション設定手段と
    を備え、
    前記コンフィギュレーション設定情報には、回線設定に必要な回線設定アドレスが含まれ、
    前記オートコンフィギュレーション設定手段は、ネットワークインタフェースに該回線用のブリッジ設定を行う
    ことを特徴とするネットワーク機器。
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