JP4105914B2 - Chair backrest device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子の背凭れ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、背凭れを可撓性を有するものとしたり、後傾角度を調節可能とするなどして、座り心地を向上させうるようにした椅子が考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような椅子とするには、背凭れと背凭れ支持フレームとを別体とするとともに、背凭れを、背凭れ支持フレームに所要寸法離間させて取付ける必要があるが、この際、背凭れを背凭れ支持フレームにいかに簡単かつ傾動可能に取付けるかが、問題となる。
【0004】
特に、椅子のデザインや体裁等を考慮して、背凭れ支持フレームを、後面視倒立U字状に形成するとともに、その製造や取扱い等を容易とするために、両側部と上端部のフレームを分割構造などとすると、背凭れの上端部を、背凭れ支持フレームの上端部に、簡単かつ体裁よく取付けることが困難となることがある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、分割構造とした背凭れ支持フレームの組立てと同時に、背凭れの上端部を、簡単かつ体裁よく取付けうるようにした、椅子の背凭れ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 座体の後部より起立する背凭れ支持フレームの前面に、背凭れを設けてなる椅子の背凭れ装置において、前記背凭れ支持フレームを、左右1対の上方を向く側部フレームと、それらの上端部に連結される左右方向を向く上部フレームとからなるものとし、前記各側部フレームの上端部と上部フレームの左右両端部と背凭れの上部両側部とを、左右方向を向くねじにより連結する。
【0007】
(2) 上記(1)項において、側部フレームの上端部内側面と上部フレームの側端面とを、それらの対向面間に前方に開口する隙間が形成されるようにして、左右方向を向くねじにより結合するとともに、前記隙間内を挿通するねじに、背凭れの側部後面に突設した取付片を回動可能に枢支する。
【0008】
(3) 上記(1)項において、側部フレームの上端部と上部フレームの側端面とに、左右方向を向き、かついずれか一方の対向面に小径軸部を有するボス軸をそれぞれ形成し、両ボス軸同士を、左右方向を向くねじにより結合するとともに、前記両ボス軸間において前記小径軸部の外周面に、背凭れの側部後面に突設した取付片を、回動可能に枢支する。
【0009】
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、側部フレームと上部フレームとの結合部に、それらの相対回動を阻止する回り止め手段を設ける。
【0010】
(5) 上記(4)項において、回り止め手段を、側部フレームと上部フレームとにおけるねじを中心とした非円形の係合部により形成する。
【0011】
(6)上(1)〜(5)項のいずれかにおいて、背凭れの下部と側部フレームの下部との間に、背凭れの下部の前後位置調節手段を設ける。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した椅子の側面図、図2は、同じく上端部の後面図を示すもので、(1)は、前端下部(以下、図1の左方を前として説明する)が座体(2)の支基(3)における左右両側部に上下に回動可能に枢着された背凭れ支持フレーム、(4)は、背凭れ支持フレーム(1)の前部に取付けられた背凭れである。
【0013】
背凭れ支持フレーム(1)は、アルミニウム合金等により形成された側面視ほぼ前向きL字状をなす左右1対の側部フレーム(1a)(1a)と、それらの上端に左右両端が結合されたアルミニウム合金等よりなる上部フレーム(1b)とからなり、全体が後面視ほぼ倒立U字形に形成されている。
【0014】
上記背凭れ(4)の上端部の左右両側部後面は、上記側部フレーム(1a)と上部フレーム(1b)との結合部に枢支されている。
以下、側部フレーム(1a)と上部フレーム(1b)との結合形態、及びそれらの結合部への背凭れ(4)の上部の枢支形態について詳細に説明する。
なお、両側部フレーム(1a)と上部フレーム(1b)との結合部の構造は、左右対称的であるため、一方(左方)についてのみ説明する。
【0015】
図3〜図5に示すように、側部フレーム(1a)の上端には、左右方向を向くとともに、内側端におけるほぼ後半部に、半円筒状の係合突部(5a)を有する円柱状ボス軸(5)が一体的に形成され、このボス軸(5)の中心には、後記するねじ(13)の頭部が収容可能な大径の有底孔(6)と軸孔(7)とが、連通状に穿設されている。
【0016】
上記係合突部(5a)の内面は、図5に示すように、多角形面(8)とされている。
上部フレーム(1b)の側端部は、若干幅広に形成され、その内方の側端には、外径が上記ボス軸(5)とほぼ同径かつ同軸をなす円柱状ボス軸(9)が一体的に形成され、その内方の側端部における後部の外周面のほぼ半周は、上記係合突部(5a)の内面の多角形面(8)と補形をなす非円形面(10)とされている。
【0017】
非円形面(10)の左右寸法は、上記係合突部(5a)の突出寸法よりも小とされ、係合突部(5a)の先端が、ボス軸(9)における非円形面(10)の形成部の奥端の当接面(9a)に当接した際、両ボス軸(5)(9)の対向面間に前方が開口する所要の隙間が形成されるようになっている。
ボス軸(9)の中心には、めねじ孔(11)が貫設されている。
【0018】
上記背凭れ(4)における左右両側部の補強枠(4a)の上端部後面には、取付片(12)がやや後ろ上方に向かって突設され、その後端部には、内径が上記ボス軸(5)の軸孔(7)とほぼ等しい欠円筒状の枢支部(12a)が一体的に形成されている。枢支部(12a)の左右寸法は、上記両ボス軸(5)(9)の対向面に形成される隙間内において回動しうる寸法とされている。
【0019】
側部フレーム(1a)と上部フレーム(1b)との結合及び背凭れ(4)の上端部の取付けは、次のようにして行われる。
【0020】
図3及び図4に示すように、側部フレーム(1a)におけるボス軸(5)の係合突部(5a)を、上部フレーム(1b)のボス軸(9)の非円形面(10)形成部に向かって挿入し、内面の多角形面(8)を非円形面(10)に嵌合させる。
【0021】
ついで、両ボス軸(5)(9)の対向面間に形成された隙間に、背凭れ(4)の取付片(12)の枢支部(12a)を挟入し、ボス軸(5)の軸孔(7)に外方より挿入した六角穴付きねじ(13)を、枢支部(12a)を挿通してボス軸(9)のめねじ孔(11)に螺合する。
【0022】
これにより、側部フレーム(1a)と上部フレーム(1b)とは、前後方向に相対回動不能として強固に結合されるとともに、図5に示すように、背凭れ(4)の取付片(12)の枢支部(12a)が、両ボス軸(5)(9)の対向面間においてねじ(13)に回動可能に枢着されることにより、背凭れ(4)は、側部フレーム(1a)と上部フレーム(1b)の結合部を中心として、前後方向に回動することができる。なお、枢支部(12a)は、ボス軸(5)の係合突部(5a)内に位置し、それにより覆われているため、見栄えがよい。
【0023】
背凭れ(4)の下端部の左右両側部後面に突設された案内片(14)は、背凭れ支持フレーム(1)の下端部前面の左右の支持片(15)に、操作レバー(16)の操作により前後方向の複数位置に選択的に停止させうるように枢着され、これらによって、背凭れ(4)の下部の前後位置調節手段が形成されている。
【0024】
これにより、背凭れ(4)は、上記枢支部(12a)を中心として前後方向に回動し、その後傾角度を調節することができる。
【0025】
(17)は、背凭れ支持フレーム(1)と背凭れ(4)間において背凭れ(4)の後面に取付けられたランバーサポートである。
【0026】
(18)は、背凭れ支持フレーム(1)の上部フレーム(1b)の中央部に取付けられたヘッドレストである。
【0027】
以上説明したように、上記実施形態においては、背凭れ支持フレーム(1)を、その製造や取扱い等を容易とするために、左右1対の側部フレーム(1a)と上部フレーム(1b)との分割構造としても、それらをねじ(13)により結合する際において、そのねじ(13)により、背凭れ(4)の上端部の両側部が、取付片(12)を介して枢支されるようになっているため、背凭れ支持フレーム(1)の組立てと同時に、背凭れ(4)の上端部の取付けを極めて簡単に行うことができる。
【0028】
また、側部フレーム(1a)と上部フレーム(1b)とは、両ボス軸(5)(9)に形成した多角形面(8)と非円形面(10)とからなる回り止め手段の作用により、相対回動不能に強固に結合されているので、ヘッドレスト(18)に大きな後向きの力が加わっても、結合部において上部フレーム(1b)が下向きに回動する恐れはない。
【0029】
図6は、側部フレーム(1a)と上部フレーム(1b)との結合部の変形例と、取付片(12)の他の枢支形態を示すもので、側部フレーム(1a)の上端のボス軸(19)の内側面に、上記と同様のボルト(13)が挿通される軸孔(7)と連通する六角孔(20)を中心に有する小径の筒軸(19a)を突設する一方、上部フレーム(1b)側のボス軸(21)の外側面に、上記六角孔(20)が嵌合される六角形の係合突部(22)を突設し、ボス軸(21)と係合突部(22)の中心には、ねじ(13)が螺挿されるめねじ孔(11)を穿設してある。
【0030】
取付片(12)における欠円筒状の枢支部(12a)の内径は、上記筒軸(19a)に回動可能に外嵌しうる寸法とされている。
【0031】
側部フレーム(1a)と上部フレーム(1b)とを結合するには、取付片(12)の枢支部(12a)を筒軸(19a)に嵌合させた状態で、筒軸(19a)の六角孔(20)を、ボス軸(21)の係合突部(22)に嵌合したのち、ねじ(13)をボス軸(21)のめねじ孔(11)に螺合すればよい。
【0032】
これにより、側部フレーム(1a)と上部フレーム(1b)とは、六角孔(20)と係合突部(22)との非円形をなす回り止め手段により、相対回動不能として強固に結合されるとともに、取付片(12)は結合部を中心として回動することができる。
【0033】
なお、この実施形態においては、上記とは反対に、ボス軸(21)側に筒軸(19a)を、ボス軸(19)側に係合突部(22)を、それぞれ設けてもよい。また、筒軸(19a)と係合突部(22)との嵌合形態は、上記六角形以外の多角形又は楕円、その他の非円形としてもよい。
【0034】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、背凭れ支持フレームを、側部フレームと上部フレームとからなる分割構造とし、それらの端部同士と背凭れの上部とをねじにより連結しているため、背凭れ支持フレームの組立てと背凭れ上部のフレームへの取付けを、同時に簡単に行うことができ、かつ連結部の体裁が損なわれることもない。
【0035】
請求項2記載の発明によれば、背凭れに突設した取付片を、両フレームを結合するねじに挿通するだけで、背凭れの上部を、極めて簡単に背凭れ支持フレームに枢支することができる。
また、背凭れの上部が前後に回動しうるので、背凭れを可撓性を有する材料により形成した際において、座り心地がよくなる。
【0036】
請求項3記載の発明によれば、上記請求項2と同様、背凭れに突設した取付片を、両フレームのボス軸のいずれか一方の小径軸部に挿通するだけで、背凭れの上部を、極めて簡単に背凭れ支持フレームに枢支することができる。
【0037】
請求項4記載の発明によれば、両フレームの結合強度が大となるので、それらに前後方向の大きな力が加わるなどしても、結合部にがたが生じたり、相対回動したりする恐れがない。
【0038】
請求項5記載の発明によれば、特別な回り止め手段を別途設ける必要がないので、構造が簡単となり、かつ部品点数も削減される。
【0039】
請求項6記載の発明によれば、背凭れの後傾角度を調節しうるので、座り心地はより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した椅子の側面図である。
【図2】同じく、要部の後面図である。
【図3】同じく、側部フレームと上部フレームと背凭れの取付片との結合部の分解斜視図である。
【図4】同じく、結合時の斜視図である。
【図5】図4のV−V線の縦断側面図である。
【図6】側部フレームと上部フレームと背凭れの取付片との結合部の他の実施形態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
(1)背凭れ支持フレーム
(1a)側部フレーム
(1b)上部フレーム
(2)座体
(3)支基
(4)背凭れ
(4a)補強枠
(5)ボス軸
(5a)係合突部
(6)有底孔
(7)軸孔
(8)多角形面
(9)ボス軸
(9a)当接面
(10)非円形面
(11)めねじ孔
(12)取付片
(12a)枢支部
(13)ねじ
(14)案内片
(15)支持片
(16)操作レバー
(17)ランバーサポート
(18)ヘッドレスト
(19)(21)ボス軸
(19a)筒部(小径軸部)
(20)六角孔
(22)係合突部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a chair backrest device.
[0002]
[Prior art]
Recently, chairs that can improve the sitting comfort by making the backrest flexible or allowing the rearward tilt angle to be adjusted have been considered.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In order to make the chair as described above, the backrest and the backrest support frame need to be separated from each other, and the backrest needs to be attached to the backrest support frame with a required distance from each other. The problem is how to mount the frame on the back support frame so as to be tiltable.
[0004]
In particular, in consideration of the design and appearance of the chair, the back support frame is formed in an inverted U shape in the rear view, and the frames on both sides and the upper end are made easier to manufacture and handle. In the case of a split structure or the like, it may be difficult to attach the upper end portion of the backrest to the upper end portion of the backrest support frame easily and in good shape.
[0005]
The present invention has been made in view of the above problems, and provides a chair backrest device that can be attached to the upper end of the backrest in a simple and good manner simultaneously with the assembly of the backrest support frame having a divided structure. It is intended to provide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the above problem is solved as follows.
(1) In a chair backrest device in which a backrest is provided on the front surface of a backrest support frame that stands up from the rear part of the seat body, the backrest support frame is a side frame that faces a pair of left and right upwards; It is composed of upper frames facing left and right connected to the upper ends thereof, and the upper ends of the side frames, the left and right ends of the upper frame, and the upper both sides of the backrest are screwed to the left and right. Connect with
[0007]
(2) In the above item (1), the screw that faces in the left-right direction is formed such that a gap opening forward is formed between the opposing side surfaces of the inner surface of the upper end portion of the side frame and the side end surface of the upper frame. And a mounting piece projecting on the rear side of the backrest is pivotally supported by a screw inserted through the gap.
[0008]
(3) In the above item (1), a boss shaft having a small diameter shaft portion on either one of the opposing surfaces is formed on the upper end portion of the side frame and the side end surface of the upper frame, respectively. Both boss shafts are coupled to each other by screws directed in the left-right direction, and a mounting piece projecting on the rear side surface of the backrest on the outer peripheral surface of the small-diameter shaft portion between the boss shafts is pivotably pivoted. Support.
[0009]
(4) In any one of the above items (1) to (3), a detent means for preventing the relative rotation of the side frame and the upper frame is provided at the coupling portion between the side frame and the upper frame.
[0010]
(5) In the above item (4), the anti-rotation means is formed by a non-circular engaging portion centered on the screw in the side frame and the upper frame.
[0011]
(6) In any one of the above items (1) to (5), a front / rear position adjusting means for the lower part of the backrest is provided between the lower part of the backrest and the lower part of the side frame.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a side view of a chair to which the present invention is applied, and FIG. 2 is a rear view of the upper end portion. (1) is a lower portion of the front end (hereinafter, the left side of FIG. 1 will be described as the front). Is a backrest support frame pivotally mounted on both right and left sides of the support base (3) of the seat body (2), and (4) is attached to the front portion of the backrest support frame (1). It is a backrest.
[0013]
The back support frame (1) has a pair of left and right side frames (1a) (1a) formed of an aluminum alloy or the like and having a substantially forward L-shape in side view, and both left and right ends coupled to the upper ends thereof. It consists of an upper frame (1b) made of an aluminum alloy or the like, and the whole is formed in an inverted U shape in rear view.
[0014]
The rear surfaces of the left and right sides of the upper end of the backrest (4) are pivotally supported by the joint between the side frame (1a) and the upper frame (1b).
Hereinafter, the connection form of the side frame (1a) and the upper frame (1b) and the pivotal support form of the upper part of the backrest (4) to those connection parts will be described in detail.
In addition, since the structure of the coupling | bond part of a both-sides frame (1a) and an upper frame (1b) is left-right symmetric, only one (left side) is demonstrated.
[0015]
As shown in FIGS. 3 to 5, a columnar shape having a semi-cylindrical engagement protrusion (5 a) at the upper end of the side frame (1 a) that faces in the left-right direction and substantially at the rear half of the inner end. A boss shaft (5) is integrally formed. At the center of the boss shaft (5), a large-diameter bottomed hole (6) capable of accommodating the head of a screw (13) described later and a shaft hole (7 ) Are formed in a continuous manner.
[0016]
The inner surface of the engagement protrusion (5a) is a polygonal surface (8) as shown in FIG.
A side end of the upper frame (1b) is formed to be slightly wider, and a cylindrical boss shaft (9) whose outer diameter is substantially the same as and coaxial with the boss shaft (5) is formed on the inner side end thereof. Is formed integrally, and a substantially half circumference of the outer peripheral surface of the rear portion at the inner side end thereof is a non-circular surface complementary to the polygonal surface (8) of the inner surface of the engaging protrusion (5a). 10).
[0017]
The left and right dimensions of the non-circular surface (10) are smaller than the projecting dimension of the engaging protrusion (5a), and the tip of the engaging protrusion (5a) is the non-circular surface (10) on the boss shaft (9). ) Is formed, a required gap is formed between the opposing surfaces of the boss shafts (5) and (9). .
A female screw hole (11) is formed through the center of the boss shaft (9).
[0018]
A mounting piece (12) protrudes slightly rearward and upward from the rear surface of the upper end of the reinforcing frame (4a) on both the left and right sides of the backrest (4), and the inner diameter of the rear end portion is the boss shaft. A partially cylindrical pivot portion (12a) that is substantially equal to the shaft hole (7) of (5) is integrally formed. The left and right dimensions of the pivot portion (12a) are such that they can rotate within a gap formed on the opposing surfaces of the boss shafts (5) and (9).
[0019]
The connection between the side frame (1a) and the upper frame (1b) and the attachment of the upper end of the backrest (4) are performed as follows.
[0020]
As shown in FIG. 3 and FIG. 4, the engagement protrusion (5a) of the boss shaft (5) in the side frame (1a) is connected to the non-circular surface (10) of the boss shaft (9) of the upper frame (1b). It is inserted toward the forming part, and the polygonal surface (8) on the inner surface is fitted to the non-circular surface (10).
[0021]
Next, the pivot portion (12a) of the mounting piece (12) of the backrest (4) is inserted into the gap formed between the opposing surfaces of the boss shafts (5) and (9), and the boss shaft (5) A hexagon socket head screw (13) inserted from the outside into the shaft hole (7) is inserted through the pivot portion (12a) and screwed into the female screw hole (11) of the boss shaft (9).
[0022]
As a result, the side frame (1a) and the upper frame (1b) are firmly coupled to each other so that they cannot rotate relative to each other in the front-rear direction, and as shown in FIG. ) Is pivotally attached to the screw (13) between the opposing surfaces of the boss shafts (5) and (9), so that the backrest (4) is attached to the side frame (4). It can be rotated in the front-rear direction around the joint between 1a) and the upper frame (1b). In addition, since the pivot part (12a) is located in the engagement protrusion part (5a) of the boss | hub axis | shaft (5), and is covered with it, it looks good.
[0023]
The guide pieces (14) projecting from the left and right rear sides of the lower end of the backrest (4) are connected to the left and right support pieces (15) on the front of the lower end of the back support frame (1) by operating levers (16). ) Is pivotally mounted so as to be selectively stopped at a plurality of positions in the front-rear direction, thereby forming a front-rear position adjusting means at the lower part of the backrest (4).
[0024]
Thereby, the backrest (4) rotates in the front-rear direction around the pivot (12a), and the tilt angle can be adjusted thereafter.
[0025]
(17) is a lumbar support attached to the back surface of the backrest (4) between the backrest support frame (1) and the backrest (4).
[0026]
(18) is a headrest attached to the center of the upper frame (1b) of the back support frame (1).
[0027]
As described above, in the above embodiment, in order to facilitate the manufacture and handling of the backrest support frame (1), a pair of left and right side frames (1a) and an upper frame (1b) Even when they are connected by the screw (13), both sides of the upper end of the backrest (4) are pivotally supported by the screw (13) via the mounting piece (12). Thus, the upper end of the backrest (4) can be attached very easily at the same time as the backrest support frame (1) is assembled.
[0028]
Further, the side frame (1a) and the upper frame (1b) act as a detent means comprising a polygonal surface (8) and a non-circular surface (10) formed on both boss shafts (5) and (9). Therefore, the upper frame (1b) is not likely to rotate downward at the coupling portion even if a large backward force is applied to the headrest (18).
[0029]
FIG. 6 shows a modified example of the connecting portion between the side frame (1a) and the upper frame (1b), and another pivotal form of the mounting piece (12), and shows the upper end of the side frame (1a). On the inner surface of the boss shaft (19), a small-diameter cylindrical shaft (19a) having a hexagonal hole (20) communicating with the shaft hole (7) through which the bolt (13) similar to the above is inserted is projected. On the other hand, on the outer surface of the boss shaft (21) on the side of the upper frame (1b), a hexagonal engagement protrusion (22) into which the hexagonal hole (20) is fitted is projected to provide a boss shaft (21). A female screw hole (11) into which a screw (13) is screwed is formed at the center of the engaging protrusion (22).
[0030]
The inner diameter of the semi-cylindrical pivot portion (12a) of the mounting piece (12) is set to a dimension that can be rotatably fitted to the cylindrical shaft (19a).
[0031]
In order to connect the side frame (1a) and the upper frame (1b), with the pivot portion (12a) of the mounting piece (12) fitted to the cylinder shaft (19a), the cylinder shaft (19a) After the hexagonal hole (20) is fitted into the engaging protrusion (22) of the boss shaft (21), the screw (13) may be screwed into the female screw hole (11) of the boss shaft (21).
[0032]
As a result, the side frame (1a) and the upper frame (1b) are firmly coupled so that they cannot rotate relative to each other by the non-rotating means that forms a non-circular shape between the hexagonal hole (20) and the engaging protrusion (22). At the same time, the mounting piece (12) can rotate around the coupling portion.
[0033]
In this embodiment, contrary to the above, the cylindrical shaft (19a) may be provided on the boss shaft (21) side, and the engaging protrusion (22) may be provided on the boss shaft (19) side. Moreover, the fitting form of the cylindrical shaft (19a) and the engaging protrusion (22) may be a polygon other than the hexagon or an ellipse, or other non-circular shape.
[0034]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the backrest support frame has a split structure composed of the side frame and the upper frame, and the end portions and the upper portion of the backrest are connected by screws. The assembly of the support frame and the attachment to the frame on the backrest can be easily performed at the same time, and the appearance of the connecting portion is not impaired.
[0035]
According to the second aspect of the present invention, the upper part of the backrest can be pivotally supported by the backrest support frame very simply by inserting the mounting piece projecting from the backrest into the screw that joins both the frames. Can do.
Moreover, since the upper part of the backrest can be rotated back and forth, the seating comfort is improved when the backrest is formed of a flexible material.
[0036]
According to the invention described in claim 3, as in the case of
[0037]
According to the fourth aspect of the present invention, since the coupling strength of both frames is increased, even if a large force in the front-rear direction is applied to the frames, rattling occurs in the coupling portion or relative rotation occurs. There is no fear.
[0038]
According to the invention described in
[0039]
According to the sixth aspect of the present invention, since the back tilt angle of the backrest can be adjusted, the sitting comfort is further improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a chair to which the present invention is applied.
FIG. 2 is also a rear view of the main part.
FIG. 3 is an exploded perspective view of a joint portion between a side frame, an upper frame, and a backrest mounting piece.
FIG. 4 is a perspective view at the time of coupling.
5 is a longitudinal side view taken along line VV in FIG. 4; FIG.
FIG. 6 is an exploded perspective view showing another embodiment of a connecting portion of a side frame, an upper frame, and a backrest attachment piece.
[Explanation of symbols]
(1) Back support frame
(1a) Side frame
(1b) Upper frame
(2) Seat
(3) Support base
(4) Backrest
(4a) Reinforcement frame
(5) Boss shaft
(5a) Engaging protrusion
(6) Bottomed hole
(7) Shaft hole
(8) Polygonal surface
(9) Boss shaft
(9a) Contact surface
(10) Non-circular surface
(11) Female thread hole
(12) Mounting piece
(12a) Pivot
(13) Screw
(14) Guide piece
(15) Support piece
(16) Control lever
(17) Lumber support
(18) Headrest
(19) (21) Boss shaft
(19a) Tube (small diameter shaft)
(20) Hexagon hole
(22) Engagement protrusion
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