JP4105698B2 - プレスフェルトを製造する方法および閉じたループの形状を有するプレスフェルト - Google Patents

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Description

発明の背景
本発明は、プレスフェルトを製造する方法であって、少なくとも以下の工程:少なくとも1層が、縦方向に走行する複数の縦ヤーンおよび横方向に走行する横ヤーンから形成される少なくとも1つの第1の平面状構成要素を含むベース布帛を形成し、前記第1の構成要素に第1の横方向結合エッジ領域および第2の横方向結合エッジ領域を設ける工程、前記第1の構成要素の第1の横方向結合エッジ領域および第2の横方向結合エッジ領域をそれらが互いに重なるように配置する工程、閉じたループの形状を有するベース布帛を形成する工程、閉じたループの形状を有するベース布帛に少なくとも1つのバット繊維層を取り付ける工程、前記バット繊維層の取り付け前に、前記結合エッジ領域を、取り外しできないように、互いに取り付ける工程を含む方法に関する。
本発明は、さらに、抄紙機のプレスセクションのためのプレスフェルトであって、縦方向に走行する複数の縦ヤーンおよび横方向に走行する複数の横ヤーンを含み、少なくとも1層が、第1の横方向結合エッジ領域および第2の横方向結合エッジ領域を含む少なくとも1つの第1の平面状構成要素を含み、前記結合エッジ領域は互いに接続されているところのベース布帛、および少なくとも1つのバット繊維層を含み、前記第1の構成要素の前記第1の結合エッジ領域および前記第2の結合エッジ領域はそれらが互いに重なるように配置され、前記結合エッジ領域は、バット繊維層の取り付けの前に、取り外しできないように互いに取り付けられているプレスフェルトに関する。
本発明は、さらに、プレスフェルトのためのベース布帛であって、縦方向に走行する複数の縦ヤーン、横方向に走行する複数の横ヤーン、ベース布帛の少なくとも1つの層中の少なくとも1つの第1の平面状構成要素を備え、前記第1の構成要素は、少なくとも1つの第1の横方向結合エッジ領域および第2の横方向結合エッジ領域を含み、前記結合エッジ領域は互いに接続されており、前記第1の構成要素の第1の結合エッジ領域および第2の結合エッジ領域は互いに重なるように配置され、前記結合エッジ領域は、取り外しできないように互いに取り付けられているベース布帛に関する。
プレス構造に依存して、抄紙機のプレスセクションは、乾燥されるべきウエブの一方または両方の側に、ウエブの中の水がプレス相で吸収され得るプレスフェルトを用いる。プレスフェルトの目的は、水をウエブに戻すことなく水をフェルトの構造中に輸送することである。実際のプレスでは、紙ウエブは、フェルト上で、2つのシリンダーの間の開口、すなわちニップに運ばれる。フェルトの構造は、ニップにおいてフェルトへの水の良好な吸収を可能とすべきである。プレスフェルトは、例えば、水のための必要な空間をフェルトに提供するベース布帛を含む。平滑なフェルト表面を獲得するために、バット繊維が、少なくともウエブに面するベース布帛表面上に取り付けられている。ベース布帛は、典型的には、製織により製造される。ベース布帛は、エンドレスループとして直接製織され得る。しかしながら、その場合には、織機の幅が、製造されるベース布帛の長さを制限する。加えて、布帛は、平織りで製織され得る。これは、シームループを備えるベース布帛を製造することを可能とする。ベース布帛の結合末端を接続することにより、エンドレスループの形状を有するベース布帛を形成することができる。しかしながら、シームループは、乾燥されるべきウエブ上にマーキングを引き起こし得る。加えて、バット繊維のシームループを備える領域への接着も、問題を提起し得る。
発明の簡単な説明
本発明の目的は、新規の改善されたプレスフェルトを製造する方法、プレスフェルトおよびプレスフェルトのためのベース布帛を提供することである。
本発明による方法は、重なり合う結合エッジ領域の厚さが第1の構成要素の残りの厚さに実質的に対応するように、取り付けの間にあらかじめ決められた力で第1の構成要素の結合エッジ領域を互いに対してプレスすることを特徴とする。
本発明によるプレスフェルトは、第1の構成要素の結合エッジ領域が互いに対してプレスされ、重なり合う結合エッジ領域の厚さが第1の構成要素の残りの厚さに実質的に対応することを特徴とする。
本発明によるベース布帛は、第1の構成要素の結合エッジ領域が互いに対してプレスされ、重なり合う結合エッジ領域の厚さが第1の構成要素の残りの厚さに実質的に対応することを特徴とする。
本発明は、ベース布帛が第1の横方向結合エッジ領域および第2の横方向結合エッジ領域を備える少なくとも1つの平面状構成要素を含むという考えに基づいている。結合エッジ領域は、互いに重なり合うように配置され、重ねられた後、それらは取り外しできないように(undetachably)互いに取り付けられる(attached)。そのような重なり結合は、シームループおよび他の同様の結合部材を不必要にする。
本発明の利点は、平面状構成要素の製造を容易にし、高速化することである。該構成要素が織機中にシームループを備えている必要が無いからである。結合エッジを結合するためにシームループが必要無いので、結合エッジは平面状構成要素中のどこにでも形成され得る。しかしながら、シームループは、製織時にすでに形成されていなければならない。加えて、本発明による結合は、バット繊維を取り付けることができる良好な基材を提供する。結合もしっかりしたものであり、速やかに製造される。結合の実施の自動化は、比較的容易である。
本発明の好ましい態様は、平面状構成要素の少なくとも1つの結合エッジ領域が、横ヤーンの密度が該構成要素の末端から出発してあらかじめ決められたセクションにおいて該構成要素の残りの部分におけるよりも小さいところの薄化部分を備えるという考えに基づいている。この薄化のために、重なり結合部の厚さは、それが該構成要素構造の残りとは有意に違わないように減少させることができる。薄化は、また、重なり結合部の透過性が該構成要素構造の残りと有意に違わないよう、結合部の透過性にも影響を与える。
本発明の好ましい態様は、薄化が、該構成要素の製造の後、結合エッジ領域からいくつかの横ヤーンを除去することにより行われるという考えに基づいている。
本発明の好ましい態様は、平面状構成要素の製造の間該構成要素の残りにおけるよりも結合エッジ領域において、より少数の横ヤーンが配置されるという考えに基づいている。
本発明の好ましい態様は、重なり合う結合エッジ領域が溶接により互いに取り付けられるという考えに基づいている。
本発明の好ましい態様は、少なくとも、重なり合う結合エッジ領域を有する部分が取り外しできないように互いに取り付けられている取り付け領域を備えるという考えに基づいている。加えて、取り付け領域と第1の構成要素の残りとの間の境界表面は、非直線的に作られる。境界表面は明確に区別可能ではないので、マーキングは回避され得る。
本発明の好ましい態様は、少なくとも、重なり合う結合エッジ領域を有する部分が、結合エッジ領域が取り外しできないように互いに取り付けられている取り付け領域を備え、取り付け領域はいくつかの取り付け点を備え、その取り付け点は、ベース布帛表面上のパターンを模しているパターンを形成するという考えに基づいている。こうしてマーキングを解消することができる。さらに、取り付け点のために、取り付け領域における透過性は、ベース布帛の残りにおける透過性に実質的に対応し得る。
本発明は、添付の図面においてより詳細に記載されるであろう。
明確さのために、図面は単純化された様式で本発明を例示する。同様の参照番号は、図面において同様の部分を指す。
発明の詳細な説明
図1は、縦方向MDにおける断面として本発明によるプレスフェルトを示す。この図に示されるフェルトは、互いに取り付けられた4つの層を含む。ウエブに面するフェルト表面A上で、最も外側の層として第1のバット繊維層1が存在する。第1のバット繊維層の下に、2つの構成要素からなるベース布帛2が存在し、さらにフェルトの底部に、すなわち抄紙機に面する表面B上に、第2のバット繊維層3が存在する。第1のバット繊維層1は、ウエブ表面上へのマーキング、すなわちベース布帛の織りにより引き起こされるパターンの発生を防ぐ。加えて、フェルトの水保持特性もまたバット繊維により影響され得る。第1のバット繊維層1は、2以上の薄層からなり得、その場合、バット繊維層1の表面上により微細なバット繊維が存在し、その下により粗いバット繊維が存在し得る。フェルトの底部の第2のバット繊維層3は必要ない。
ベース布帛2は、1以上の重畳された(superimposed)構成要素4および5を含み得る。構成要素4および5は異なる相で製織され、バット繊維層1、3が結合される前に他方の頂部上に配置され得る。図1によるベース布帛2は、1層表面構成要素4および2層底部構成要素5を含む。したがって、ベース布帛2は、積層構造を有する。しかしながら、ベース布帛2は、1つのみの構成要素から成り立ち得るか、または他方、2以上の重畳構成要素が存在し得ることに注意すべきである。ベース布帛中の第1の構成要素4は、適切な織りを用いて、縦方向MDに走行する縦ヤーン6および横方向CMDに走行する横ヤーン7から織られる。対応して、第2の構成要素5は、縦方向MDに走行する縦ヤーン8および横方向CMDに走行する横ヤーン9から織られる。明確さのために、図は、層に属するヤーンの一部しか例示しない。図1による解決策において、ヤーン6、7および8は、モノフィラメントであり、ヤーン9は諸撚(plied)モノフィラメントである。ヤーンについての構造および材料は、ケースバイケースで選択され得る。したがって、それらは、モノフィラメント、諸撚モノフィラメントまたはマルチフィラメントであり得る。ヤーンは、ポリアミド(PA)のような好適なプラスチック材料で作ることができる。
図2は、閉じたループの形状を有するベース布帛2を示す。図から明らかであるように、ベース布帛2は、ベース布帛2の第1の横方向結合エッジ領域11および第2の横方向結合エッジ領域12を互いに接続する横方向CMDのシーム領域10を含む。ベース布帛の少なくとも1層が互いの延長部分に接続されるいくつかの平面状構成要素から形成され得、その場合、いくつかの横方向シーム領域10が存在する。閉じたループの形状を有するベース布帛2が形成された後、それは、熱処理することができ、それのために意図されるバット繊維層は、例えば、ニードリングにより取り付けることができる。代わりに、ベース布帛2の構成要素は、組み立ての前に熱で処理することができる。バット繊維の取り付けは、シーム領域10の強度を増加させ得る。
図3〜図5は、ベース布帛2を形成する1つの方法を示す。図3は、第2のベース布帛2の構成要素5を示し、それは、閉じたループの形状を有する要素として製造される。図4は、第1のベース布帛2の構成要素4を示し、それは平面要素に形づくられ、その幅はプレスフェルトの幅に実質的に対応し、該構成要素は第1の結合エッジ領域11および第2の結合エッジ領域12を含む。構成要素4および5は、別々の相での織りにより製造することができる。ベース布帛2は、閉じたループの形状を有する第2の構成要素5の頂部上に第1の平面状構成要素4を配置することにより組み立てられる。第1の構成要素4の結合エッジ領域11および12は、ある決められた距離で重なるように配置され、その後、それらは、互いに取り付けられる。取り付けは、接着剤、ニードリング、溶融、または溶接により行うことができる。結合エッジ領域11および12の構造は、構成要素4の構造の残りに対応し得るか、またはそれらは、後に図7〜図13から明らかとなるであるようにより薄い構造を有し得る。加えて、結合エッジ領域11および12は、また、第2の構成要素5にも取り付けることができる。
図5に示される構造の利点は、均一な第2の構成要素5が、操作中縦方向MDにおいて供される力に良好に耐えるということである。その場合、第1の構成要素4の中のシーム領域10は操作の間縦方向MDで発生する力に耐える必要が無く、しかし、製造プロセスで発生する機械的応力に耐えるには十分であり、そのようにしてベース布帛2の取り扱いを容易にする。密度および表面特性のようなベース布帛2の他の特性は、第1の構成要素4により影響され得る。第1の平面状構成要素4は、ループ形の構成要素よりも製造するのが容易である。加えて、平面状構成要素4についての構造と特性を選択するためにいくつかの別形態が存在する。
図6〜図8は、横方向CMDシーム領域10を形成する1つの方法を示す。図6は、平面状構成要素4の第1の結合エッジ領域11および第2の結合エッジ領域12を示す。図7から明らかであるように、横ヤーン7’は、結合エッジ領域12の末端から出発するシーム領域10の幅Lに対応する第2の結合エッジ領域12の部分Lから除去することができる。除去されるべきヤーン7’の数は、例えば、1〜10であり得る。除去されるべきヤーン7’の数は、例えば、構成要素4のヤーン厚さおよび織りに依存する。部分Lの長さは、2〜100mmで変化し得る。好ましくは、部分Lの長さは、5〜20mmである。ヤーンが除去された結合エッジ領域12は、縦ヤーン6のみを含む。この後、第2の結合エッジ領域12は、構成要素4の表面に対して横方向である方向Hにおいて、図8に示されるように、第1の結合エッジ領域11に重なるように配置され得る。この後、結合エッジ領域11および12は、互いに取り付けることができる。取り付けは、超音波溶接により行うことができる。溶接の間、結合エッジ領域11および12は、溶接装置の中に含まれる対向表面13および14の間で互いに対してプレスされ得る。溶接装置は、溶接の間横CMD方向に巻回され得る円盤状の対向表面13、14を含み得る。代わりに、対向表面は、徐々に除去され得る。対向する表面の形態は、図14〜図18に示される異なるシーム形状を獲得するようにケースバイケースの基準で選択され得る。明確さのために、対向する表面は、図8における構成要素の表面AおよびBからある距離で示される。プレス力Fは、構成要素4がシーム領域10において少なくともわずかに圧縮されるように決定され得、その場合、シーム領域厚さGは、構成要素4における他の部分の厚さと実質的に異ならない。さらに、圧縮は、溶接された部分を互いに取り付けることに寄与する。圧縮は、他の溶接および取り付け技術においてもまた用いられ得る。1つの実現可能な代替策は、少なくとも1つの結合エッジ領域11、12を、該領域が重畳される前に、あらかじめ圧縮することである。
図9は、シーム領域9の上面図である。明確さのために、構成要素4の第2の結合エッジ領域12は、図9〜図13において太い線により示されている。シーム領域10の幅は、好ましくは、5ないし20mmである。
図10は、構成要素4の第1の結合エッジ領域11および第2の結合エッジ領域12の両方が、それらから横方向ヤーン7を除去することにより薄くされる解決策を示す。ヤーン7は、好ましくは、約5〜20mmの部分から除去され得る。この後、結合エッジ領域11および12は、図11に示されるように、重なるように配置され、その場合、第1の結合エッジ領域11および第2の結合エッジ領域12の縦ヤーンは、シーム領域10において、互いに対して隣にあるか、他の頂部上にあるかである。この後、結合エッジ領域11および12は、取り外しできないように互いに取り付けられる。結合エッジ領域11、12は、等しい長さを有し得るが、しかしいくつかの場合には、それらは異なる長さのものであり得る。
図12は、本発明の重なり結合のための薄くされた結合エッジ領域11および12を形成する更なる方法を示す。代わりに、1つの結合エッジ領域11、12のみが薄くされる。薄化は、構成要素4の他の部分におけるよりも結合エッジ領域11、12においてより緻密でなく横ヤーンを織ることにより行うことができる。結合エッジ領域11、12における横ヤーンの密度は、50ヤーン/10cmであり得、構成要素4の他の部分において、密度は例えば、100ヤーン/10cmであり得る。いくつかの場合において、横ヤーンの密度は、構成要素の末端から出発して徐々に増加し、最終的には構成要素構造の残りに対応し得る。図13は、結合エッジ領域11、12が重なるように配置された後の状況を示している。
図14〜図16は、取り付け領域15のいくつかの形状を例示する。取り付け領域15とは、結合エッジ領域11、12が互いに取り付けられているシーム領域10における部分及びまわりの部分を指す。超音波溶接、レーザー溶接、高周波溶接、ホットウエッジ溶接、溶融溶接、または少なくとも主としてプラスチック材料で作られているヤーンを結合させるのに好適ないずれか他の溶接方法のようなさまざまの溶接技術を取り付けに用いることができる。加えて、取り付けは、例えば、縫製または接着剤の使用により行うことができる。取り付け領域15と構成要素の残りとの間の境界表面16は、取り付け領域15のために好適な形状を選択することにより、該構造からより区別しにくくすることができる。境界表面16は、図14に示されるように、直線状であり得るか、または図15および図16に示されるように、非直線状であり得る。図15において、境界表面16は、のこぎり歯状になっており、図16は、ランダムな形状を有する境界表面16を示す。
取り付けは、図17に示されるように、実質的に取り付け領域15全体にわたって行うことができる。代わりに、特に溶接技術が用いられるときには、取り付け領域15は、所望の形状のスポット状取り付け点17またはスポット状もしくは連続状取り付け点18を備え得る。さらに、格子状取り付け点19を用いることも実現可能であり、その場合、溶接継ぎ目のパターンは、実質的に織りのパターンに対応し得る。その場合には、溶接継ぎ目は、該構造の残りからは識別不可能である。取り付け点は、その数、形状、サイズまたは他の特性が取り付け領域15において変化するように形成することができる。したがって、取り付け点はスライドするように(slidingly)変化し得、その場合には、取り付け領域15は、容易には区別し得ない。加えて、取り付け点は、取り付け領域15における透過性が、構成要素構造の残りにおける透過性と実質的に異ならないように設計することができる。バット繊維がニードル加工されるとき、透過性に影響を与える開口は、取り付け領域中に形成される。
さらに、取り付けは、境界表面16でのみ行うことができる。境界表面16の形状は、状況にしたがって選択することができる。
取り付けが溶接技術によりなされるとき、必要であれば、1以上の追加のヤーン、またはより低温で溶融する材料のような他の使いの材料またはレーザー溶接の吸収を改善する追加の材料を付着領域15にもたらすことができる。
図19は、ベース布帛2を形成するためのさらに別の代替案を示す。第1の平面状構成要素4は、第2の構成要素5の1つの表面上に、この場合には構成要素の頂部上に配置される。第1の結合エッジ領域11および第2の結合エッジ領域12は重畳されるが、しかし、バット繊維の取り付け前には互いに取り付けられない。その代わりに、第1の結合エッジ領域11は、例えばこの出願において記載される取り付け方法を用いて、取り付け領域15において、取り外しできないように第2の構成要素5に取り付けられる。他方、第2の結合エッジ領域12は、取り付けられる必要はまったく無いが、しかし、それは、シーム領域10において1種のシームフラップ20を形成する。しかしながら、いくつかの場合には、取り付けは、ポイント21および22において行うことができる。たとえ、1つの結合エッジ領域11のみが取り付けられたとしても、このことは、ベース布帛2の取り扱いを明確に容易にするであろう。重畳された結合エッジ領域11および12を有する重合結合もまたこの態様における本質的な特徴である。第2の構成要素5は、閉じたループの形状で織られ得る。代わりに、第2の構成要素5は、例えば、織りにより1以上の平面状構成要素から形成され得る。その場合には、平面状構成要素は、重合結合または好適な結合部材により閉じたループに接続される。
さらに、平面要素4に、横ヤーン7’が構成要素4の他の部分における横ヤーン7とは異なっているところの結合エッジ領域11、12を設けることが実現可能である。結合エッジ領域11、12は、異なる寸法、材料および構造を有する横ヤーンを含み得る。
上記解決策は、また、結合エッジ領域を形成するように組み合わせることができる。
図面および関連する記載は、本発明の概念を例示することのみを意図する。本発明の詳細は、特許請求の範囲の範囲内で変更し得る。
縦方向MDにおける本発明によるプレスフェルトの模式的断面図を例示する。 本発明によるベース布帛の模式的斜視図である。 本発明によるベース布帛の形成の模式的例示である。 本発明によるベース布帛の形成の模式的例示である。 本発明によるベース布帛の形成の模式的例示である。 縦方向MDにおける断面としての本発明によるベース布帛要素のための横方向シームを形成する方法を模式的に例示する。 縦方向MDにおける断面としての本発明によるベース布帛要素のための横方向シームを形成する方法を模式的に例示する。 縦方向MDにおける断面としての本発明によるベース布帛要素のための横方向シームを形成する方法を模式的に例示する。 図8によるシームの模式的上面図である。 本発明によるシームを形成する第2の方法の模式的上面図である。 本発明によるシームを形成する第2の方法の模式的上面図である。 本発明によるシームを形成する第3の方法の模式的上面図である。 本発明によるシームを形成する第3の方法の模式的上面図である。 付着領域についての実現可能な形態の模式的上面図である。 付着領域についての実現可能な形態の模式的上面図である。 付着領域についての実現可能な形態の模式的上面図である。 溶接標印のための実現可能な形態の模式的上面図である。 溶接標印のための実現可能な形態の模式的上面図である。 ベース布帛を形成するさらに別の方法を模式的に例示する。

Claims (15)

  1. 少なくとも以下の工程:
    少なくとも1層が、縦方向(MD)に走行する複数の縦ヤーン(6)および横方向(CMD)に走行する横ヤーン(7)から形成される少なくとも1つの第1の平面状構成要素(4)を含み、前記第1の構成要素(4)が第1の横方向(CMD)結合エッジ領域(11)および第2の横方向結合エッジ領域(12)を備えるところの布帛基材(2)を形成する工程、
    前記第1の構成要素(4)の第1の横方向(CMD)結合エッジ領域(11)および第2の横方向結合エッジ領域(12)を互いに重なるように配置し、閉じたループの形状を有するベース布帛(2)を形成する工程、および
    閉じたループの形状を有するベース布帛に少なくとも1つのバット繊維層(1、3)を取り付ける工程
    を含むプレスフェルトを製造する方法であって、
    前記バット繊維層(1、3)の取り付け前に、前記結合エッジ領域(11、12)を、取り外しできないように、互いに取り付ける工程を含み、
    横ヤーンの密度が前記第1の構成要素(4)の他の部分におけるより小さいところの少なくとも1つの薄化された結合エッジ領域(11、12)を形成し、
    前記ベース布帛(2)の残りにおける透過性に実質的に対応する透過性を前記重なり合う結合エッジ領域(11、12)中に設け、
    前記取り付けの間に、あらかじめ決められた力(F)により、前記第1の構成要素(4)の結合エッジ領域(11、12)を、重なり合う結合エッジ領域(11、12)の厚さ(G)が前記第1の構成要素(4)の残りの厚さに実質的に対応するように、互いに対してプレスすることを特徴とする方法。
  2. あらかじめ決められた部分(L)から前記第1の構成要素(4)の少なくとも1つの結合エッジ領域(11、12)から横ヤーン(7)を除去することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記第1の構成要素(4)が形成されるとき、前記第1の構成要素(4)の残りよりも小さい密度の横ヤーンを、該構成要素の少なくとも1つの結合エッジ領域(11、12)に設けることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記第1の構成要素(4)中に、薄化された第1の結合エッジ領域(11)および第2の結合エッジ領域(12)を形成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の方法。
  5. 重なり合う結合エッジ領域(11、12)を、溶接により互いに取り付けることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の方法。
  6. 前記結合エッジ領域(11、12)が取り外しできないように互いに取り付けられる取り付け領域(15)を前記重なり合う結合エッジ領域(11、12)の部分に設け、前記取り付け領域(15)と前記第1の構成要素(4)の残りとの間の境界表面(16)を非直線状にすることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項記載の方法。
  7. 前記重なり合う結合エッジ領域(11、12)の少なくとも部分に、前記結合エッジ領域(11、12)が取り外しできないように互いに取り付けられる取り付け領域(15)を設け、
    前記ベース布帛表面のパターンを模するパターンを形成するいくつかの取り付け点(17、18)を前記取り付け領域(15)に設けることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項記載の方法。
  8. 少なくとも1つの第1の平面状構成要素(4)を形成し、
    閉じたループの形状を有する少なくとも1つの第2の構成要素(5)を形成し、
    前記第2の構成要素(5)の頂部上に前記第1の構成要素(4)を配置し、
    前記第1の構成要素(4)の結合エッジ領域(11、12)を重なり結合により接続させる
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項記載の方法。
  9. 縦方向(MD)に走行する複数の縦ヤーン(6、8)および横方向(CMD)に走行する複数の横ヤーン(7、9)を含み、少なくとも1層が、第1の横方向(CMD)結合エッジ領域(11)および第2の横方向結合エッジ領域(12)を含む少なくとも1つの第1の平面状構成要素(4)を含み、前記結合エッジ領域(11、12)は互いに接続されているところのベース布帛(2)、および
    少なくとも1つのバット繊維層(1、3)
    を含み、
    前記第1の構成要素(4)の前記第1の結合エッジ領域(11)および前記第2の結合エッジ領域(12)は互いに重なるように配置され、
    前記結合エッジ領域(11、12)は、バット繊維層(1、3)の取り付けの前に、取り外しできないように互いに取り付けられており、
    横ヤーンの密度が、前記第1の構成要素(4)の残りにおけるよりも前記第1の構成要素(4)の少なくとも1つの結合エッジ領域(11、12)においてより小さく、
    前記第1の構成要素(4)の前記結合エッジ領域(11、12)は互いに対してプレスされており、
    前記重なり合う結合エッジ領域(11、12)の厚さ(G)は、前記第1の構成要素(4)の残りの厚さに実質的に対応し、
    前記重なり合う結合エッジ領域(11、12)における透過性が、前記ベース布帛(2)の残りの透過性に実質的に対応する
    ことを特徴とする抄紙機のプレスセクションのためのプレスフェルト。
  10. 横ヤーン(7)があらかじめ決められた部分(L)から前記第1の構成要素(4)の少なくとも1つの結合エッジ領域(11、12)から除去されていることを特徴とする請求項9記載のプレスフェルト。
  11. 前記第1の構成要素(4)の少なくとも1つの結合エッジ領域(11、12)が、製造の間、前記第1の構成要素(4)の残りより、より小さな密度の横ヤーンを備えていることを特徴とする請求項9記載のプレスフェルト。
  12. 前記第1の構成要素(4)の結合エッジ領域(11、12)が、溶接により互いに取り付けられていることを特徴とする請求項9ないし11のいずれか1項記載のプレスフェルト。
  13. 前記第1の構成要素の結合エッジ領域(11、12)の重なり領域の幅が、縦方向(MD)において5〜20mmであることを特徴とする請求項9ないし12のいずれか1項記載のプレスフェルト。
  14. 縦方向(MD)に走行する複数の縦ヤーン(6、8)、
    横方向(CMD)に走行する複数の横ヤーン、
    ベース布帛(2)の少なくとも1つの層中の少なくとも1つの第1の平面状構成要素(4)
    を備え、前記第1の構成要素は、少なくとも1つの第1の横方向(CMD)結合エッジ領域(11)および第2の横方向結合エッジ領域(12)を含み、前記結合エッジ領域(11、12)は互いに接続されており、
    前記第1の構成要素の第1の結合エッジ領域(11)および第2の結合エッジ領域(12)は互いに重なるように配置され、
    前記結合エッジ領域(11、12)は、取り外しできないように互いに取り付けられており、
    前記第1の構成要素(4)の少なくとも1つの結合エッジ領域(11、12)は、前記第1の構成要素(4)の残りよりも小さい密度の横ヤーンを有し、
    前記第1の構成要素(4)の結合エッジ領域(11、12)は、互いに対してプレスされており、
    前記重なり合う結合エッジ領域(11、12)の厚さ(G)は、前記第1の構成要素(4)の残りの厚さに実質的に対応し、
    前記重なり合う結合エッジ領域(11、12)の透過性は、前記布帛(2)の残りの透過性に実質的に対応することを特徴とするプレスフェルトのためのベース布帛。
  15. 前記第1の構成要素(4)の結合エッジ領域(11、12)が、溶接により互いに取り付けられていることを特徴とする請求項14記載のベース布帛。
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