JP4104672B2 - 吸入器機構 - Google Patents

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Description

発明の分野
この発明は、投与装置、特に噴射器および吸入器などの薬剤放出用投与装置と、そのような装置において用いる機構とに関する。
発明の背景
喘息および他の呼吸器疾患の治療において、患者は、吸入器からエーロゾルミストまたは微粒子の雲(cloud)のいずれかを吸入することにより、肺に薬剤を取入れることができる。従来の喘息の吸入器は2つのカテゴリに分けられる。すなわち、「ドライパウダー吸入器」と「投与量計量(metered dose)吸入器(MDI)」とである。
呼吸によって動作するMDIは公知である。たとえば、米国特許番号第3,565,070号は「吸入により作動可能なエーロゾル・ディスペンサー(inhalation actuable aerosol dispenser)」について記述し、さらにWO92/09232および欧州特許番号第0147028号は呼吸によって動作するMDIのさらなる例を開示する。
MDIは、計量バルブおよびバルブステムを有する、薬剤を含む小さなキャニスタを含む。MDIは、バルブステムが押されると、計量された投与量を患者に放出する。呼吸で動作するMDIの設計における根本的な問題は、バルブステムを押し下げてMDIを作動させるには大きな力(およそ30N)が要求されるということである。しかしながら、患者の呼吸からは非常に小さな力しか得ることができない。この問題は、装置を作動させるのに十分な力が出るまで、大きなばねを手動で圧縮することにより、従来技術において部分的に克服された。このばねは、積極的なコッキング・プロセス(cocking process)によって、または患者がマウスピース・カバーを開けると自動的に、患者によって圧縮される。このばねはその後、患者の呼吸で動作するトリガによって解放される。しかしながら、患者の呼吸からの弱い力を用いて蓄積された30Nの力でばねを解放することは困難な技術的課題であるので、このトリガの動作を確実かつ安価に行うのは困難である。
WO92/09323は、蓄積された力を保持するための空気圧システムを開示する。これは、動作中に満足できる真空の封止を維持するために注意深く製造されなければならない、多数の構成要素を必要とする。欧州特許番号第0147028号は、極めて厳しい製造公差を要求し、かつ繰返し動作させるようにある程度まで一定レベルの摩擦に依存する、機械的トリガ設計を開示する。
この発明は、患者の呼吸から得ることのできる力に相当の実質的な増幅を与え、かつ動く部分の間の摩擦係数の変化に対して影響を受けにくい、投与作動機構を備える吸入器を提供する。
発明の概要
この発明に従って、投与材料を分配する(dispensing)ための分配手段と、投与作動機構とが提供され、投与作動機構は、容易に偏向可能な部材と、一連の要素の最初のものの動きを一連の要素の最後のものへカスケード効果によって伝達しかつ増大させる、少なくとも2つの一連の可動要素とを含み、偏向可能な部材は空気流によって可動であり、その動きは上述の一連の最初の要素に転移されて分配手段を作動させる。
好ましくは、可動要素は旋回式でありかつ連続的に配置され、偏向可能な部材による最初の旋回式要素の動きを相互に連絡し、少なくとも別の旋回式要素の動きに影響を与えて分配手段を作動させる。
偏向可能な部材は、好ましくは、患者による吸入に応答して可動である。したがって、使用にあたっては、投与作動機構を起動させることで計量された投与量を分配させるために、患者による吸入しか必要としない。
可動な旋回式要素のカスケードを用いることにより、息を吸込むことによって生じる源初の力の増幅が形成され、このカスケードではそのような要素をいくつ採用してもよいが、一般にはそのような要素は2つで十分である。
この発明の好ましい特徴として、この増幅は、1つの可動要素と連絡することにより、可動要素間で動きが転移されると第1の偏倚手段に蓄積されたエネルギが解放されてその動きに付随する力を増大させる、第1の偏倚手段によって達成され得る。これにより、偏向可能な部材上に働く最初の小さな力は、可動要素にわたって次々と伝わるカスケード動作(cascade)により、確実に強さを増す。このような態様で、最初の小さな力は強められ、分配手段の作動が可能になる。
好ましくは、偏向可能な部材から離れた1つの可動要素が分配手段に装着され、またはそこで作用し、前述の可動要素がカスケード動作の結果として偏向されるまで、その作動を抑止する。こうして、蓄積されたエネルギを解放して分配手段からのある投与量を分配するのに十分な力を提供するために、偏向可能な部材および旋回式要素の動きを用いることができる。具体的には、分配手段は第2の偏倚手段に関連づけられてもよく、ここでエネルギは圧縮して蓄積され、蓄積されたエネルギは旋回式要素が動くと解放される。
この発明はまた、投与装置において使用するための投与作動機構にも関し、これは偏向可能な部材と少なくとも2つの可動要素のカスケードとを含み、偏向可能な部材の動きは、ある投与量を解放するのに十分な蓄積されたエネルギの解放をトリガするような態様で、可動要素へかつ可動要素間で転移される。
好ましくは、投与装置にはまた、少なくとも1つのカム表面を含む蓋も設けられ、この蓋を動かすことにより、旋回式要素は不安定な平衡位置に復位(restore)され、カスケードがトリガされると分配手段を作動させる準備が整う。
旋回式要素は好ましくは第1の不安定な平衡位置へ可動であり、この動きは第2の偏倚手段において蓄積されたエネルギに変換され、トリガされると、第2の平衡位置へ移動し、その移動の間、蓄積されたエネルギは第2の偏倚手段から解放されて分配手段からある投与量を分配する。
好ましくは、旋回式可動要素は各々、オーバセンタ機構を含む。したがって、オーバセンタ機構が連続して配置されるところでは、カスケードにおける第1のオーバセンタ機構の動きは、偏向可能な部材の動きによってトリガされ、後に続く次の動きを生じさせ、さらに次のいくつかのオーバセンタ機構へと続き、その最後のものが分配手段の作動を可能にする。
第1および第2のオーバセンタ機構を可動要素として用いることが特に好ましく、第1のオーバセンタ機構は第1の偏倚手段と連絡し、第2のオーバセンタ機構は分配手段を介して第2の偏倚手段と連絡する。
この様態で2つのオーバセンタ機構を用いることにより、力のカスケード(次々と伝わる力)が提供され、これが最終的に分配手段を作動させることになる。こうして、吸入による空気の動きによって生成された最初の小さな力は、偏向可能な部材を動かし、この動きが第1のオーバセンタ機構にオーバセンタをシフトさせて第1の偏倚手段の作動により増大された中間の力を生成し、この中間の力は次いで第2のオーバセンタ機構にオーバセンタをシフトさせて第2の偏倚手段からより大きな力(典型的には30N)を解放し、吸入器を動作させるようにする。オーバセンタ機構を用いることにより、きわめて実質的な力の増幅が可能になり、かつ動く部分の間の摩擦係数の変化による影響も減じることができる。
この発明の投与作動機構は、呼吸による作動が望ましい、また薬剤がばねに蓄積されたエネルギの解放によって放出される、さまざまな吸入器に適用可能である。たとえば、機械的ポンプ(典型的にはピストンポンプ)の作動によってノズルにかかる圧力下で薬剤が放出されるポンプ噴流として公知の装置の系統がある。これらは従来、鼻薬の放出および香水など、吸入用の薬剤ほど滴の大きさが重要でないものに対して用いられてきたが、これらは現在では、吸入に適した非常に小さな滴を生成できるところまで開発されている。この機械的ポンプは、患者の吸入によって解放される強力なばねで駆動され得る。この発明は、口内でまたは鼻薬の放出用のいずれかに用いられるこのタイプの吸入器に適している。
薬剤の粒子が、圧縮されたばねの解放により駆動されるピストンによって生じる空気の動きに支援されて解放されるか、または薬剤の粒子がトリガされたばねの直接動作によって機械的に解放される、ドライパウダー吸入器(DPI)のタイプもいくつかある。ここでもまた、小さな力で確実にトリガできるトリガ機構が必要となり、よってこの発明はまたこれらの吸入器にも適用可能となる。
この発明はまた、たとえば蓄積されたエネルギが手動で動作されるトリガによって解放される他の薬剤放出および医療装置など、力の増幅が重要な他の分野にも適用可能である。この例として、薬剤が蓄積されたエネルギの解放によって患者の皮膚に向けて加速される(液薬および粉末の両方について)針を用いない噴射システムと、従来のスポイトおよび針が蓄積されたエネルギの解放によって作動される自動噴射器と、投与ポンプがばねで作動される鼻または局所用スプレーとが挙げられる。
この発明は次に、例を挙げ添付の図面を参照して記述される。
図1は、第1のチャンバおよび第2のチャンバを表わす、この発明に従った呼吸で動作する投与量計量吸入器の基部の断面図である。
図2は、ある投与量が供給される前の吸入器の第2のチャンバを示す、図1の線II−IIにおける部分断面図である。
図3は、ある投与量が供給される前の吸入器の第1のチャンバを示す、図1の線III−IIIにおける部分断面図であって、線I−Iはその線に沿って図1がとられた部分である。
図4は、ある投与量が供給された後の、図1の線II−IIにおける部分断面図である。
図5は、ある投与量が供給された後の、図1の線III−IIIにおける部分断面図である。
図6は、ある投与量を放出するときの第2のチャンバにおけるリンク構成要素の相互作用を表わす、図1の線II−IIにおける縮尺を拡大した断面図である。
図7および図8は、吸入器の動作中のカム構造の位置づけを表わす、図1の線VII−VIIにおける部分断面図である。
図9および図10は、代替的なカム構造を示す図1の線VII−VIIにおける縮尺を拡大した断面図である。
図11および図12は、ある投与量を放出するときのリンク機構の代替的な構成およびそれらの相互作用を表わす。
図13は、投与量計量吸入器に用いられる投与量カウンタ機構を表わす一連の図を示す。
図14は、組立前の投与量計量吸入器の独立構成要素を示す概略図である。
図1、2、および3を参照して、この発明に従った呼吸で動作する投与量計量吸入器(MDI)の好ましい実施例は、典型的にはプラスチック材料で製造される中空の外側本体10を含み、これは中央の開口14を有する突出部12を含む。突出部12および開口14は、MDIが動作するとある投与量がそこから吸入され得るマウスピースを形成する。マウスピース・カバー16が図1の外側本体10に旋回するように装着され、このマウスピース・カバー16はマウスピースへのアクセスを可能にするために本体10から離れるように旋回されて示される。
本体の内側には、ボス20を保持する支持プラットホーム18が設けられる。ばねなどの偏倚手段22は、一方端が本体10に内側基壁に対して位置づけられ、ばね22の他方端は、投与媒体を含むキャニスタ24と係合する。キャニスタ24は、ばね22と、支持プラットホーム18上に設けられるボス20との間に保持される。キャニスタ24には、そこを通ってある投与量が発せられるノズル30を設けるボス20内の通路28と接続する、ステム26が設けられる。
図1に示すような2つの隣接したチャンバ32および34は、支持プラットホーム18および外側本体10の下部内壁の一部によって、外側本体10内に規定される。図3に示すチャンバ34は、2つの開口、すなわち入口開口36と出口開口38とを有する作動チャンバを設けることにより、ベーン40上の第1のチャンバ34を通る空気の通路を提供する。作動機構42は図2に示す第2のチャンバ32に含まれており、回転可能な、かつベーン40に装着されたシャフト44と、オーバセンタ・リンク46および48と、偏倚手段50とを含む。シャフト44は、押し棒52によってオーバセンタ・リンク48に装着され、オーバセンタ・リンク46は、押し棒54およびヨーク56を介してキャニスタ24の頚部に一端で装着される。
図2および図3では、MDIは、マウスピース・カバー16が開かれてある投与量を与える動作の準備ができた状態で示される。オーバセンタ・リンク46はキャニスタ24に、よって押し棒54に作用する、ばね22の圧力によって定位置に保持される。第2のオーバセンタ・リンク48は小さなばね50の作用によって定位置に保持される。ベーン40は図3に示され、図2には示されない。なぜなら、典型的にはベーンは、オーバセンタ・リンク46および48と、シャフト44と、押し棒52とを含むものとは別個の仕切内に取付けられるからである。
使用においては、患者は口をマウスピース12および14の上に位置づけて吸入する。これにより、チャンバ32および34を通る空気流が作り出され、この空気は入口開口36から入り、開口38を介して開口14へ、よって患者の口へと入っていく。その結果生じるベーン40上の空気流が、図5に示すようにベーンを回転させ、よって押し棒52に圧縮力を与える。この空気流の提供は、ばね50の影響を克服するのに十分な予め定められたレベルに到達しており、第2のオーバセンタ・リンク48は図4に示すように中心を越えて(over-centre)動く。したがって、小さなばね50の効果は、リンク46に対してリンク48を駆動するというものである。ばね22および50の相対的な大きさと、作動チャンバ32、34および装置のほぼ内部本体の両方の寸法とは、リンク46がリンク48の作用によって確実に中心を越えて駆動されるように選択される。
図4および図5は、ある投与量が解放された後の呼吸で動作するMDIを示し、共通の構造物に対して図1、2、および3で用いられたものに対応する参照番号が付される。図4および5はベーン40の動きが、リンク48およびそれに続くリンク46のオーバセンタの動きをいかに生じさせるかを示す。ばね22および50はそれらの伸びた偏倚されていない位置で示され、そこにはより少ないエネルギが蓄積される。
機構42がいかに働くかの詳細図は、図6に示される。図6a)は吸入前の作動機構を示す。吸入が起こると、ばね50にはより大きな力(たとえば3.5N)が蓄積され得るが、リンク48の位置をずらすためには棒52の比較的小さな力(たとえばほぼ0.25N程度)で十分である。図6b)において、リンク48はここでは右に動かされており、リンク46を押している。ばねが伸びたのでおそらく2.5Nに減じられたかもしれないばね50の力は、リンク46が押し棒54を通じておそらく30Nのより大きな力を支持しているとしても、リンク46を右にずらすには十分である。このように、キャニスタ24は、機構42が図6c)に示す最終位置に崩落すると解放される。
リンク46が中心を越えて駆動されると、押し棒54が生じさせる力によりキャニスタ24にかかる抑止力は取除かれ、ばね22は自由になってキャニスタ24をボス20に対して下方向に促し、これによりある投与量がステム26を通って解放される。
オーバセンタ・リンク46はキャニスタ24の頚部上に力を生じてばね22に圧縮エネルギを蓄積し、同様にオーバセンタ・リンク48はばね50に圧縮エネルギを蓄積することがわかる。吸入時、ベーン40は患者の吸入による小さな力によって偏向され、ベーン40はリンク48を動かしてばね50に蓄積されたエネルギを解放する。
この結果、力のカスケードが生じ、吸入による小さな力はリンク48に増大された中間の力を生じる。この中間の力は、図6に示すように、リンク46を偏向させるのに十分である。このリンク46が偏向されると、棒54は容器24の頚部から離れるように動き、ばね22に蓄積された圧縮エネルギを解放するので、力はさらに増大される。したがって、ステム26からある投与量を分配するのに十分な、ほぼ30Nの力が達成される。
使用後、患者はマウスピース・カバー16を閉じ、それによってリンクをそれらの元の位置に戻す。この戻す動作は、図7および図8に示すようなリセットリンク100によって達成される。リンクの一方端には、マウスピース・カバーの中心点で1つの駆動ピン104に係合するスロット102がある。リセットリンク100の他方端には、オーバセンタ機構46および48のリンクの下に位置づけられる2つのピン106および108がある。図3および図5に示すマウスピース・カバーの対向する側の駆動ピン110は、ヨーク56に対して作用し、キャニスタを持ち上げかつばね22を圧縮する。
図7は装置が作動された後の機構を示す。オーバセンタ機構は倒され、リセットリンク100の位置はより低くなる。ユーザはその後マウスピース・カバーを閉じる。
マウスピース・カバーを閉じると、マウスピース・カバー内の2つの駆動ピン104、110が効力を生じる。駆動ピン110はヨーク56と係合してキャニスタ24を上方向に持ち上げ、ばね22を圧縮する。駆動ピン104はリセットリンク100に係合してこのリンクを上方向に持ち上げる。リセットリンクにおける2つのピン106および108は、この後オーバセンタ機構リンクの構造物を押し、リンクを直立位置に戻す。図8はこの位置にあるリンク340およびリセットリンク100を示す。
マウスピース・カバー内の2つの駆動ピン104および110の位置は、ピン104が効力を生じてリセットリンク100がオーバセンタ・リンクを動かし始める前に、ピン110の作用により、最初にキャニスタが持ち上がり、よってリンクの過圧状態を回避するように配置される。
マウスピース・カバーが開かれると、この工程はほとんど逆にされる。しかしながら、リセットリンク100のスロット102の大きさはピン104の直径より大きく、このためリセットリンク100は、キャニスタ24が定位置まで下げられるまで定位置に留まってオーバセンタ・リンク46を直立位置に保ち、それから図8に示すように機構42を定位置に保持する。
吸入機構をリセットするための代替的な配置が図9および10に表わされる。この場合、使用後に、患者はマウスピース・カバー16を閉じ、カバー16内部のカム構造物60はばね22および50を圧縮し、またリンク46および48ならびにベーン40を図2の休止またはコッキングされた(cocked)位置に戻す。同時に、カム構造物62はばね22を圧縮するためだけに作用する。図9および10はカム60のカム断面構造を表わす。カム60および62はカバー16の対向する側部に位置づけられる。カム構造物60はマウスピース・カバー16の内壁に設けられ、カム構造物62はカバー16の対向する内壁の対応する位置に設けられる。カム構造物60および62は、保管中に作動機構42のより小さいプラスチック部品が応力下に保持されないように設計される。
カム60は作動機構42に隣接して、外側本体10内に位置づけられる。カム60の下部は、リンク機構46および48の側部へ延びるペグ70、72および74に対して係合する歯形部分64、66および68を有する。図9では、リンク機構は簡明のため斜線を入れて(dotted)示され、この図はトリガ後の状態、すなわちある投与量の放出後の状態を示す。
図10に示すようにマウスピース・カバー16が閉じられると、カバー16に直接装着されるカム60は時計回りに回転し、オーバセンタ機構すなわちリンク46および48を、吸入器が動作してある投与量を出すのに必要なそれらの開始位置へと戻す。同時に、カム60に設けられたローブ76はヨーク78上に係合し、キャニスタ24を持ち上げてばね22を圧縮する。マウスピース・カバー16内に設けられた対応するカム62はローブ76と同一のローブを有するが、歯形部分を何ら有さない。寸法を正確に設定することにより、歯形部分68およびローブ76はそれぞればね50および22から蓄積された力を保持する。この手段により、マウスピース・カバー16が閉じられた保管中はリンク46および48上に応力が全くかからないであろう。
カバー16を閉じる動作により、偏倚手段内に圧縮されたエネルギが回復するので、呼吸で動作するMDIは再び予めトリガしている位置に戻され、吸入に応じて1回分の投与量を提供することができる。カバー16を閉じる動作により、呼吸で動作するMDIは確実に最初の位置に戻され、これはカム表面がペグおよびヨークと相互作用することにより達成される。
この発明では、ばね22および50におけるエネルギの蓄積および解放のために2つのオーバセンタ機構が用いられる。ともにカスケードされ得る少なくとも2つのオーバセンタ機構を用いることにより、患者の吸入によって与えられるような非常に小さな力でも中間のばね50に蓄積された中間の力を解放できることと、この中間の力がその後、吸入器を後に動作させるより大きな蓄積された力(典型的には30N)を解放するのに用いられ得ることとが確実になる。2つのオーバセンタ機構を用いることにより、吸入力が非常に強いものでなくてもよいことと、厳しい製造公差は必要ないこととが確実になる。2つのオーバセンタの機械的リンクは一体成形された可撓性の蝶番を有する非常に少数の部品から構成され得る。このように、呼吸で動作するMDIには、製造するのに精密な寸法を必要とせず、かつコスト対効果が高い、トリガ機構が設けられ得る。
図11は、リンク52と48との間にさらなる可撓性の部品201を有するリンク機構の代替的配置を示す。これによりリンクは、次のようにより高い機械的利点を有して駆動されることが可能になる。図11a)は最初の位置にある機構を示す。使用者が吸入すると、ベーンはシャフト44のまわりを旋回し、リンク52はリンク48を右へ押す。オーバセンタ機構48が右へ崩落すると、リンク201は、図11b)のようにリンク48を加速させてリンク52から離れるようにさせる。リンク48へはその後リンク46に突き当たり、図11c)のようにこの装置を動作させる。
さらなるリンク201は、シャフト44上のアーム202から必要な行程を図6に示す機構から必要な行程より短くするものである。これは、アーム202がより短いので、トリガ機構を駆動するために利用できる機械的な利点がより高まるということを意味する。
図12は別の代替的な配置を示す。この場合、ばね50はない。代わりに、機構48および46の頂部を架橋し、押し棒54に対して蝶番で接続するリンク203がある。この効果は、リンク48および46の両方が、トリガする前の最初の位置にある機構で図12a)に示すように、押し棒54によって伝達される圧縮力により圧縮されて保持される、というものである。この位置では、例として、押し棒54の圧縮力は30Nであり得る。リンク203が10対1のてこ比で構成されると、リンク48および46の圧縮力はそれぞれおよそ27Nと2.7Nとになるであろう。これは、前述したように、押し棒52の0.2Nまたは0.3N程度の非常に小さな力を用いてリンク48を崩落させ得るということを意味する。図12b)および12c)は動作中の装置を示す。
この構成の利点は、ばね50が取り去られたことによりその構成要素のコストを節約するだけでなく、この機構が要するスペースの量もまた減少するという点である。
図13は吸入器とともに用い、図14に示すような投与量カウンタの動作を表わす。カウントは2つの回転盤112および114によって表示される。回転盤の各々は歯形をつけたディスク部分と滑らかなディスクとを含み、回転盤112の滑らかなディスクは00から20までの数字を有し、回転盤114は0から9までの数字を有する。これらの回転盤をともに窓116を通して見ると、表示部が000から209までのすべての数を示し得る。典型的にはこの表示部は患者のために残っている投与量を示すのに用いられ、すなわちこの表示部は、たとえば200で始まり000になるまでカウントする。
回転盤114は、回転盤114に成形されるラチェット歯に作用する可撓性レバー118の動作によって周回するように駆動される。同じラチェット歯に対して作用する弾力爪120の動作により、逆に動くことが妨げられる。
レバー118はヨーク56と係合するピン構造物122を含む。吸入装置が起動およびリセットされると、キャニスタ24はまず下方向に動き、その後上方向に動く。この動作によりレバー118が動き、これが円形の回転盤114を駆動し、よってカウンタ表示を1つのユニットによって変えることができる。この設計により、使用者がある投与量を取入れたときのみカウントされることが確実になる。ある投与量が取出されずにマウスピース・カバー16が開閉された場合は、キャニスタ24は落下しないのでカウンタが作動することはないであろう。
回転盤114の滑らかなディスクは、回転盤112内に成形された歯に係合するように設計される1つの突出する構造物124を有する。1回転に一度、この構造物により、回転盤112は1回のカウントによるその位置を指し示す。したがって、たとえば回転盤114が0から9へ変わり、回転盤112が17から16へ変わるとすると、表示部は170から169へと変わるであろう。
弾力レバー126が設けられて回転盤112の歯形構造物128に係合して「戻り止め」動作を提供し、回転盤114に係合しかつそれによって駆動されているとき以外は常にこの回転盤をその正確な配向に保つ。
カウンタのすべての構造物はプラスチック材料から単一の構成要素に成形され、よって非常に簡単かつ低コストの構成を提供する。
図14はこの発明に従った呼吸で動作するMDIが、数個の別々の構成要素で構成される作動機構を備えていかに製造され得るかを示す。図12は典型的な呼吸で動作するMDIの分解図であり、外側本体150と、偏倚手段22と、キャニスタ24と、突出する脚152を有するヨーク78と、マウスピース要素154と、偏倚手段50と、作動区分158と、より低いキャップ要素160と、マウスピース・カバー16とを含む。作動区分158は1部品として成形されてリンク46と48との両方、押し棒52、シャフト44およびベーン40を含む。作動機構の複数の部品を、1つの作動区分158としてプラスチック材料で成形して製造することにより、呼吸で動作するMDIの組立が簡単になり、コストが削減される。駆動ピン構造物104はマウスピース・カバー16の内壁に設けられ、駆動ピン110はカバー16の対向する内壁の対応する位置に設けられる。
当業者には、たとえば、表示部の数字の大きさ、カウンタ・パッケージの大きさ、および構成要素の数といった点でさまざまな使用者に恩恵をもたらし得る、同軸の表示回転盤または円筒状の表示回転盤などを含む、異なる物理構成のカウンタによって同じ効果が達成され得るということがわかるであろう。
上述の作動機構42は、外側本体10内のさまざまな場所(たとえばキャニスタ24の上方、偏倚手段22の内部、またはキャニスタに沿って、など)に位置づけられ得るということが、当業者には明らかであろう。この作動機構はまた、容易に明らかになるように、押し棒、レバーまたは他のリンクを用いることにより主ばね22を解放することもできる。ベーン40はまた、他の場所に独立して位置づけてもよく、押し棒52以外の手段によって2つのオーバセンタ・リンクに連結することもできる。リンク46の上端は、リンク48の上端に連結されるアームと同様の可撓性アームによって支持されてもよく、そのような場合キャニスタ24は押し棒によってまたは他の機械的リンクによって接続され得る。

Claims (9)

  1. 投与材料を分配するための分配手段(24、26、12)と、投与作動機構(42)とを含み、投与作動機構(42)は、空気流によって可動である偏向可能な部材(40)と、少なくとも2つの一連の可動要素(46、48)とを含み、前記一連の可動要素は、前記一連の可動要素の最初のもの(48)の動きを一連の可動要素の最後のもの(46)へ連鎖的に伝達し、よって使用中において偏向可能な部材(40)の動きは前記一連の可動要素の最初のものに転移されてある投与量を分配するように分配手段を作動させ、前記投与作動機構と係合する第1の偏倚手段(50)および第2の偏倚手段(22)をさらに含み、前記第2の偏倚手段(22)において圧縮によりエネルギが蓄えられ、前記第2の偏倚手段の蓄積されたエネルギは可動要素の動きの結果開放され、前記可動手段の間で動きが伝達される時に、1つの可動要素(48)と連絡した第1の偏倚手段(50)に蓄積されたエネルギが、前記可動要素(46、48)の動きに関連した力を増加させるように開放され、第1の偏倚手段に蓄積されたエネルギが開放された後で、前記第2偏倚手段(22)に蓄積されたエネルギが、ある投与量を分配するように開放されることを特徴とする、投与装置。
  2. 可動要素(46、48)が旋回式である、請求項1に記載の投与装置。
  3. 可動要素(46、48)が連続して相互に連絡するように配置されて分配手段を作動させる、請求項1に記載の投与装置。
  4. 偏向可能な部材(40)が患者による吸入に応答して可動である、請求項1から3のいずれかに記載の投与装置。
  5. 偏向可能な部材(40)から離れた1つの可動要素(46)が分配手段に装着され、または分配手段に作用して、前記可動要素(46)連鎖的な伝達の結果として偏向されるまでその作動を抑止する、請求項1から4のいずれかに記載の投与装置。
  6. 少なくとも1つのカム表面(60)を含む蓋(16)をさらに含み、蓋が動くことにより、連鎖的な伝達が誘発されると、可動要素が分配手段を作動させる準備のできた不安定な平衡位置に復位されるようになる、請求項5に記載の装置。
  7. 可動要素(46、48)が不安定な第1の平衡位置へ可動であり、前記可動要素が前記第1の平衡位置にある場合には第2の偏倚手段(22)にエネルギが蓄積され、蓄積されたエネルギが第2の偏倚手段(22)から解放された時、前記可動要素は前記第2の平衡位置に動かされ、その結果、分配手段からある投与量を分配する、請求項6に記載の投与装置。
  8. 前記可動要素(46、48)の各々はオーバセンタ機構を含む、請求項1から7のいずれかに記載の投与装置。
  9. 前記投与作動機構の複数の部品は、一体成形された可撓性の蝶番を有する1つの作動区分として成形される、請求項8に記載の投与装置。
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