JP4103299B2 - Photovoltaic power generation apparatus and method of attaching the same - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽光発電装置に関し、特にフィルム系の太陽電池を用いた太陽光発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、地球規模での環境問題への関心の高まりに伴い、光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽光発電装置の実用化が進められている。太陽光発電装置は、光電変換を行う太陽電池及びそれを支える支柱等によって構成され、太陽光を効率よく受光できる建物の屋上等の野外に設置される。
【0003】
太陽電池の構成としては、表面を保護ガラスで覆った構造が一般的なものあったが、近年、耐熱フィルム基板上にアモルファスシリコン膜を積層した太陽電池セルを鋼板に張り合せ、表面をフッ素系樹脂フィルムで覆ったフィルム系の太陽電池の実用化も進められている。このフィルム系の太陽電池は、フッ素系樹脂フィルムを用いてその表面を覆うこととしているため、その重量を軽量化でき、また、フレキシブル性が高く、衝撃に強い等の利点もあり、今後様々な用途に応用されていくことが期待される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、フィルム系の太陽電池は熱膨張率が高く、このフィルム系の太陽電池を、太陽熱によって高温に達する屋根等に固定した場合、その熱によって太陽電池全体が膨張し、この膨張により、屋根等との固定部から太陽電池に圧力が加わり、太陽電池自体が変形してしまうという問題点がある。
【0005】
また、フィルム系の太陽電池はフレキシブル性が高いため、風が強い屋外等において取り付けを行う場合、その取り扱いが困難であるという問題点もある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、使用時に太陽電池が高温に達し、太陽電池が膨張した場合であっても、その膨張によって生じる圧力によって太陽電池が変形してしまうことを防止することが可能な太陽光発電装置を提供することを目的とする。
【0006】
また、本発明の他の目的は、フィルム系の太陽電池が用いられた場合であっても、取り付け施工を容易に行うことが可能な太陽光発電装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽光発電装置において、上部に配置溝を有し、折板屋根に第1のボルトによってねじ止めされる固定台と、縁部分に折り返し部を有し、前記折り返し部の少なくとも一部が前記配置溝の内部に配置された状態で、前記固定台の上部に配置される太陽電池と、前記太陽電池の上面側に配置され、前記固定台に第2のボルトによってねじ止めされる上面カバーと、を備え、前記固定台及び前記上面カバーは、前記第2のボルトによるねじ止めのためのねじ止め穴を有し、前記太陽電池は、前記第2のボルトの断面径に対して大きく形成され前記第2のボルトが挿通される取り付け穴を有し、前記固定台の上部に配置された前記太陽電池と前記上面カバーとの間に空間的余裕を持たせるように、前記上面カバーのねじ止め穴に前記第2のボルトの一端側が固定され、前記太陽電池の前記取り付け穴に前記第2のボルトが挿通され、前記固定台のねじ止め穴に前記第2のボルトの他端側が固定されており、前記折り返し部を前記配置溝の内部に配置した状態で、前記折り返し部と前記配置溝の側壁との間に空間的余裕を持たせるように、前記配置溝の幅寸法が前記折り返し部の厚み寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする太陽光発電装置が提供される。
【0008】
ここで、固定台は、折板屋根にねじ止めされ、太陽電池は、固定台の配置溝の内部に折り返し部を配置した状態で固定台の上部に配置され、上面カバーは、固定台にねじ止めされる。
【0011】
また、光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽光発電装置の取り付け方法において、固定台を、折板屋根に第1のボルトによってねじ止めし、前記固定台の上部に、縁部分に折り返し部を有する太陽電池を、前記折り返し部の少なくとも一部を前記固定台の配置溝の内部に配置した状態で配置し、前記太陽電池の上面側に、上面カバーを、前記固定台に第2のボルトによってねじ止めした状態で配置し、前記上面カバーは、前記固定台の上部に配置された前記太陽電池との間に空間的余裕を持たせるように、前記上面カバーのねじ止め穴に前記第2のボルトの一端側を固定し、前記太陽電池に形成され前記第2のボルトの断面径に対して大きく形成されている取り付け穴に前記第2のボルトを挿通し、前記固定台のねじ止め穴に前記第2のボルトの他端側を固定した状態で配置し、前記配置溝は、前記折り返し部を前記配置溝の内部に配置した状態で、前記折り返し部と前記配置溝の側壁との間に空間的余裕を持たせるように、前記配置溝の幅寸法が前記折り返し部の厚み寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする太陽光発電装置の取り付け方法が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本形態における太陽光発電装置10の構成を示した組み立て図であり、図2は、組み立て後の太陽光発電装置10の構成を示した斜視図である。
【0013】
太陽光発電装置10は、固定台を構成する基礎固定台15a、15b及び下台14a〜14c、光電変換を行うフィルム系の太陽電池である太陽電池12a、12b、太陽電池12a、12bの上面に配置され、下台14a〜14cにねじ止めされる上面カバー11a〜11c、上面カバー11a〜11cを下台14a〜14cにねじ止めするボルト13a〜13h、及び下台14a〜14cを基礎固定台15a、15bにねじ止めするボルト16a〜16kによって構成され、ボルト21a〜21lにより、折板屋根20にねじ止めされる。
【0014】
基礎固定台15a、15bは、長方形の板を、互いに平行な2本の折り返し線において、同一方向に90°ずつ折り返し、この折り返し線に垂直な断面形状がコの字形となるように形成されたコの字形の構造体であり、そのコの字形の上部及び下部に当たる部分にねじ止めのためのねじ止め穴を有している。
【0015】
下台14a〜14cは、長方形の板を、互いに平行な2本の折り返し線において、同一方向に90°ずつ折り返し、これにより形成される断面形状がコの字形の構造体を、2つずつ背中合わせに張り合わせたような形状を有している。このコの字形の構造体の張り合せは、相互の張り合せ部分に隙間を持たせて行われ、この隙間が、下台14a〜14cの上部に構成される配置溝14aa、14ba、14caとなる。また、下台14a〜14cの上下部分にもねじ止め穴が形成される。
【0016】
上面カバー11a〜11cは、直方体の板形状であり、ねじ止めのためのねじ止め穴を有している。
基礎固定台15a、15b、下台14a〜14c、上面カバー11a〜11cに用いる材料としては、風、雪等の屋外環境に耐えうるだけの機械的強度、及び長期間の屋外使用に耐えうるだけの信頼性を有する材料であれば、ステンレス等、特に制限なく使用できる。
【0017】
太陽電池12a、12bは、ステンレス基板上にアモルファスシリコン膜を積層した太陽電池セルを鋼板に張り合せ、表面をフッ素系樹脂フィルムで覆った長方形の板形状を有している。太陽電池12a、12bの縁部分は、各辺に平行かつ同一方向に90°で折り返され、これにより、各辺ごとに折り返し部12ae、12af、12be、12bfが構成される。この折り返し部12ae、12af、12be、12bfの詳細については後述する。また、太陽電池12a、12bには、ボルト13a〜13hの断面径に対し、形状的に余裕を持たせた取り付け穴12aa〜12ad、12ba〜12bdが形成される。
【0018】
次に、太陽光発電装置10全体の配置構成について説明する。
太陽光発電装置10が設置されることとなる折板屋根20は、波型に形成された凹凸部を有している。太陽光発電装置10の折板屋根20への取り付けは、基礎固定台15a、15bを、折板屋根20が有する凹凸と直角になるように配置し、この凹凸部の凸部分上部に基礎固定台15a、15bの下部を、ボルト21h〜21lによってねじ止め固定することにより行われる。ここで、ボルト21h〜21lは、折板屋根20を図示していない屋根筐体に固定するために使用されているものであり、それらを流用することにより、基礎固定台15a、15bの固定を行う。
【0019】
折板屋根20の上部にねじ止め固定された基礎固定台15a、15bのさらに上部には、下台14a〜14cが基礎固定台15a、15bと垂直に配置され、この下台14a〜14cの下部は、基礎固定台15a、15bの上部に、ボルト16a〜16kによってそれぞれねじ止め固定される。なお、ここでの下台14a〜14cの基礎固定台15a、15bへの取り付けは、下台14a〜14cが太陽電池12a、12bの縁部分を保持できるように行われる。
【0020】
基礎固定台15a、15bの上部にねじ止め固定された下台14a〜14cは、それぞれが有する配置溝14aa、14ba、14caを上部に配置することとなり、太陽電池12a、12bは、それらが有する折り返し部12ae、12af、12be、12bfを配置溝14aa、14ba、14caの内部に配置した状態で、下台14a〜14cの上部に配置されることとなる。
【0021】
太陽電池12a、12bの上部には、太陽電池12a、12bの受光部を覆わないような位置に上面カバー11a〜11cが配置され、各上面カバー11a〜11cは、ボルト13a〜13hによって下台14a〜14cにねじ止め固定される。ここでのねじ止め固定は、太陽電池12a、12bを、上面カバー11a〜11cと下台14a〜14cとの間に挟み込み、太陽電池12a、12bの取り付け穴12aa〜12ad、12ba〜12bdに、ボルト13a〜13hを通過させた状態で行われるが、このねじ止めによって太陽電池12a、12bが強固に固定されることはない。このように、太陽電池12a、12bを強固に固定しないことにより、太陽電池12a、12bが高温に熱せられ膨張した場合であっても、太陽電池12a、12bの固定部から太陽電池12a、12bに無理な力が加わることを回避することができる。なお、この詳細構成については後述する。
【0022】
次に、太陽電池の配置構成の詳細について説明する。
図3は、太陽電池12aの構成を示した平面図であり、図4はその断面図である。ここで、図4の(a)は、図3に示した太陽電池12aのA−A断面図であり、図4の(b)は、そのB−B断面図である。
【0023】
前述したように、太陽電池12aは、取り付け穴12aa〜12adを有している。各取り付け穴12aa〜12adは、太陽電池12aの受光部12aiを避けた位置に構成され、ボルト13a〜13hの断面径に対して余裕を持たせた大きさで構成される。また、取り付け穴12aa〜12adの形状は、円、楕円、四角等どのようなものであってもよいが、太陽電池12aの長手方向に長い楕円、長方形等であることが、より望ましい。太陽電池12aが熱せられた際の太陽電池12aの膨張幅は、長手方向の方が大きく、その膨張分を吸収するだけの空間が必要だからである。
【0024】
また、前述したように、太陽電池12aは、折り返し部12ae〜12ahを有している。折り返し部12ae〜12ahは、太陽電池12aの4辺を同一方向に90°だけ折り返した部分であり、このように折り返し部12ae〜12ahを設けることによって、太陽電池12aに、腰を持たせ、太陽電池12aの取り付け施工作業を容易にすることができる。
【0025】
図5は、太陽電池12a、12bが、上面カバー11bと下台14bとによって挟み込まれた様子を示した平面図であり、図6は、図5のC−C断面図を、図7は、図5のD−D断面図をそれぞれ示している。
【0026】
図5〜図7に示すように、下台14bの上部には、太陽電池12a、12bが、その折り返し部12af、12beを配置溝14baの内部に配置した状態で配置されている。ここで、図6に示すように、配置溝14baの内部に配置されている折り返し部12af、12beは、配置溝14baの隙間に対し、空間的に余裕を持たせて配置されており、この配置溝14baによって太陽電池12a、12bが固定されることはない。また、図7に示すように、折り返し部12ag、12ahは、その内側部分が下台14bの縁部分に対し、空間的に余裕を持たせて配置されており、この折り返し部12ag、12ahによって下台14bの縁部分に太陽電池12aが固定されることはない。さらに、図6、図7に示すように、上面カバー11b及び下台14bは、太陽電池12aを上下方向から空間的に余裕を持たせて挟み込んでいるため、上面カバー11b及び下台14bによって太陽電池12aが固定されることはない。また、取り付け穴12aa〜12ad、12ba〜12bdは、ボルト13a〜13hの径に対し、空間的に余裕を持たせて構成されているため、取り付け穴12aa〜12ad、12ba〜12bdにより、太陽電池12a、12bが固定されることはない。
【0027】
このように、本形態では、折板屋根に基礎固定台15a、15bをねじ止め固定し、基礎固定台15a、15bの上部に下台14a〜14cをねじ止め固定し、下台14a〜14cの配置溝14aa〜14ca内部に折り返し部12ae、12af、12be、12bfを配置した状態で、下台14a〜14cの上部に太陽電池12a、12bを配置し、さらにその上部に配置した上面カバー11a〜11cを下台14a〜14cにねじ止め固定することとしたため、太陽電池12a、12bが直接固定されることはなく、使用時に太陽電池12a、12bが高温に達し、太陽電池12a、12bが膨張した場合であっても、その膨張によって固定部から太陽電池12a、12bに圧力が加わり、太陽電池12a、12bが変形してしまうことを防止することが可能となる。
【0028】
また、太陽電池12a、12bに折り返し部を設けることとしたため、太陽電池12a、12bに腰を持たせることができ、太陽電池12a、12bの取り付け施工を容易に行うことが可能となる。
【0029】
なお、本形態では太陽電池としてフィルム系の太陽電池を用いることとしたが、特にそれに限定されるものではなく、その他の構成の太陽電池であってもよい。
【0030】
また、本形態では、下台14a〜14cの配置溝14aa〜14ca内部に折り返し部12ae、12af、12be、12bfを配置した状態で、下台14a〜14cの上部に太陽電池12a、12bを配置し、さらにその上部に配置した上面カバー11a〜11cを下台14a〜14cにねじ止め固定することとしたが、ガラス基板等を用いたフレキシブル性が低い太陽電池を用いる場合、図8に示すような押さえ機構31a、31b、32によって太陽電池30、30a、30bを保持することとしてもよい。ここで、図8の(a)では、段違いに構成した2平面を平行に配置し、それらを接続することにより押さえ機構31a、31bを構成し、押さえ機構31a、31bを基礎固定台15aの上部にねじ止め固定し、押さえ機構31a、31bの内側部分と、基礎固定台15aの上面部分との間に太陽電池30を、余裕を持たせて配置し、これにより太陽電池30の保持を行っている。また、図8の(b)では、コの字形の先端部分を両側に90°ずつ折り返すことによって押さえ機構32を構成し、その押さえ機構32を基礎固定台15aの上部にねじ止め固定し、押さえ機構32の折り返し部の下部と、基礎固定台15aの上面との間に太陽電池30a、30bを、余裕を持たせて配置し、これにより太陽電池30の保持を行っている。
【0031】
さらに、本形態では、太陽電池12a、12bに取り付け穴を形成することとしたが、取り付け穴を構成しない太陽電池を使用することとしてもよい。この場合、上面カバー11a〜11cの下台14a〜14cへのねじ止め固定は、太陽電池の縁の外側部分をボルトによって固定することにより行うこととなる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、折板屋根に固定台をねじ止め固定し、固定台の配置溝内部に折り返し部を配置した状態で、固定台の上部に太陽電池を配置し、さらにその上部に配置した上面カバーを固定台にねじ止め固定することとしたため、太陽電池が直接固定されることはなく、使用時に太陽電池が高温に達し、太陽電池が膨張した場合であっても、その膨張によって固定部から太陽電池に圧力が加わり、太陽電池が変形してしまうことを防止することが可能となる。
【0033】
また、太陽電池に折り返し部を設けることとしたため、太陽電池に腰を持たせることができ、太陽電池1の取り付け施工を容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】太陽光発電装置の構成を示した組み立て図である。
【図2】組み立て後の太陽光発電装置の構成を示した斜視図である。
【図3】太陽電池の構成を示した平面図である。
【図4】図3に示した太陽電池の断面図である。
【図5】太陽電池が、上面カバーと下台とによって挟み込まれた様子を示した平面図である。
【図6】図5のC−C断面図である。
【図7】図5のD−D断面図である。
【図8】押さえ機構によって太陽電池を保持した構成を示した斜視図である。
【符号の説明】
10 太陽光発電装置
11a〜11c 上面カバー
12a、12b 太陽電池
12ab〜12ad、12ba〜12bd 取り付け穴
12ae〜12ah、12be、12bf 折り返し部
14a〜14c 下台
14aa〜14ca 配置溝
15a、15b 基礎固定台
20 折板屋根
30、30a、30b 太陽電池
31a、31b、32 押さえ機構[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a photovoltaic power generation apparatus that converts light energy into electrical energy, and more particularly to a photovoltaic power generation apparatus that uses a film-type solar cell.
[0002]
[Prior art]
In recent years, with the growing interest in environmental problems on a global scale, the practical use of solar power generation devices that convert light energy into electrical energy has been promoted. A solar power generation device is composed of a solar cell that performs photoelectric conversion, a support column that supports the solar cell, and the like, and is installed outdoors such as a rooftop of a building that can efficiently receive sunlight.
[0003]
As a structure of the solar cell, a structure in which the surface is covered with a protective glass was common, but recently, a solar cell in which an amorphous silicon film is laminated on a heat-resistant film substrate is bonded to a steel plate, and the surface is fluorine-based. Commercialization of a film-type solar cell covered with a resin film is also in progress. This film-based solar cell uses a fluororesin film to cover its surface, so its weight can be reduced, and it has advantages such as high flexibility and resistance to impact. It is expected to be applied to applications.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the film-type solar cell has a high coefficient of thermal expansion. When this film-type solar cell is fixed to a roof or the like that reaches a high temperature by solar heat, the entire solar cell expands due to the heat, and this expansion causes a roof or the like. There is a problem in that pressure is applied to the solar cell from the fixed portion and the solar cell itself is deformed.
[0005]
In addition, since the film-type solar cell has high flexibility, there is a problem that it is difficult to handle the film-type solar cell when it is attached outdoors where wind is strong.
The present invention has been made in view of such points, and even when the solar cell reaches a high temperature during use and the solar cell expands, the solar cell is deformed by the pressure generated by the expansion. It aims at providing the solar power generation device which can prevent.
[0006]
Another object of the present invention is to provide a solar power generation apparatus that can be easily installed even when a film-type solar cell is used.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, in order to solve the above-mentioned problem, in a photovoltaic power generation apparatus that converts light energy into electric energy, a fixing base that has an arrangement groove on the upper part and is screwed to the folded plate roof by a first bolt ; A solar cell disposed at the upper part of the fixed base in a state in which a folded portion is provided at an edge portion and at least a part of the folded portion is disposed in the arrangement groove, and disposed on the upper surface side of the solar cell. And an upper surface cover screwed to the fixing base with a second bolt, and the fixing base and the upper surface cover have screw holes for screwing with the second bolt, The solar cell has a mounting hole that is formed to be larger than the cross-sectional diameter of the second bolt and through which the second bolt is inserted, and the solar cell and the upper surface cover that are disposed at the upper part of the fixing base. Between One end side of the second bolt is fixed to the screwing hole of the upper surface cover so as to have a sufficient margin, the second bolt is inserted into the mounting hole of the solar cell, and the screw of the fixing base The other end side of the second bolt is fixed to the stop hole, and a space is provided between the folded portion and the side wall of the placement groove in a state where the turned portion is disposed in the placement groove. Thus, a solar power generation device is provided in which a width dimension of the arrangement groove is set larger than a thickness dimension of the folded portion .
[0008]
Here, the fixing base is screwed to the folded plate roof, the solar cell is arranged at the upper part of the fixing base with the folded portion arranged inside the arrangement groove of the fixing base, and the upper surface cover is screwed to the fixing base. Stopped.
[0011]
Moreover, in the attachment method of the solar power generation device which converts light energy into electrical energy, the fixing base is screwed to the folded plate roof with a first bolt, and a folded portion is provided at an edge portion at the upper portion of the fixing base. The solar cell is disposed in a state where at least a part of the folded portion is disposed inside the disposition groove of the fixing base, and an upper surface cover is provided on the upper surface side of the solar battery, and the fixing base is screwed with a second bolt. The second bolt is inserted into the screw hole of the upper surface cover so that a space is provided between the upper surface cover and the solar cell disposed on the upper part of the fixed base. One end side of the fixing bolt is fixed, the second bolt is inserted into a mounting hole formed in the solar cell and formed to be larger than a cross-sectional diameter of the second bolt, and the fixing bolt is screwed into the screw hole. First The other end of the bolt is fixed, and the arrangement groove has a space margin between the turn-up portion and the side wall of the arrangement groove in a state where the turn-up portion is arranged inside the placement groove. A solar power generation apparatus mounting method is provided in which a width dimension of the arrangement groove is set larger than a thickness dimension of the folded portion .
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is an assembly diagram illustrating a configuration of a solar
[0013]
The solar
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
The upper surface covers 11a to 11c have a rectangular parallelepiped plate shape and have screw holes for screwing.
The materials used for the
[0017]
The
[0018]
Next, the arrangement configuration of the entire solar
The folded
[0019]
[0020]
The
[0021]
Upper surface covers 11a to 11c are arranged at positions above the
[0022]
Next, details of the arrangement configuration of the solar cell will be described.
FIG. 3 is a plan view showing the configuration of the
[0023]
As described above, the
[0024]
Moreover, as described above, the
[0025]
5 is a plan view showing a state in which the
[0026]
As shown in FIGS. 5 to 7,
[0027]
Thus, in this embodiment, the
[0028]
Further, since the folded portions are provided in the
[0029]
In this embodiment, a film-type solar cell is used as the solar cell. However, the solar cell is not particularly limited thereto, and may be a solar cell having another configuration.
[0030]
Further, in this embodiment, the
[0031]
Furthermore, in this embodiment, the attachment holes are formed in the
[0032]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, the fixing base is screwed and fixed to the folded plate roof, the solar cell is arranged on the upper part of the fixing base in the state in which the folded portion is arranged in the arrangement groove of the fixing base, and the upper part thereof. The top cover placed on the fixed base is screwed and fixed to the fixing base, so the solar cell is not directly fixed, and even when the solar cell reaches a high temperature during use and the solar cell expands, its expansion Thus, it is possible to prevent the solar cell from being deformed by applying pressure to the solar cell from the fixing portion.
[0033]
In addition, since the folded portion is provided in the solar cell, the solar cell can be provided with a waist, and the solar cell 1 can be easily installed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an assembly diagram illustrating a configuration of a solar power generation device.
FIG. 2 is a perspective view showing a configuration of a photovoltaic power generation apparatus after assembly.
FIG. 3 is a plan view showing a configuration of a solar cell.
4 is a cross-sectional view of the solar cell shown in FIG.
FIG. 5 is a plan view showing a state in which a solar cell is sandwiched between an upper surface cover and a lower base.
6 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
7 is a cross-sectional view taken along the line DD of FIG.
FIG. 8 is a perspective view showing a configuration in which a solar cell is held by a pressing mechanism.
[Explanation of symbols]
10 Photovoltaic power generation devices 11a to
Claims (6)
上部に配置溝を有し、折板屋根に第1のボルトによってねじ止めされる固定台と、
縁部分に折り返し部を有し、前記折り返し部の少なくとも一部が前記配置溝の内部に配置された状態で、前記固定台の上部に配置される太陽電池と、
前記太陽電池の上面側に配置され、前記固定台に第2のボルトによってねじ止めされる上面カバーと、
を備え、
前記固定台及び前記上面カバーは、前記第2のボルトによるねじ止めのためのねじ止め穴を有し、
前記太陽電池は、前記第2のボルトの断面径に対して大きく形成され前記第2のボルトが挿通される取り付け穴を有し、
前記固定台の上部に配置された前記太陽電池と前記上面カバーとの間に空間的余裕を持たせるように、前記上面カバーのねじ止め穴に前記第2のボルトの一端側が固定され、前記太陽電池の前記取り付け穴に前記第2のボルトが挿通され、前記固定台のねじ止め穴に前記第2のボルトの他端側が固定されており、
前記折り返し部を前記配置溝の内部に配置した状態で、前記折り返し部と前記配置溝の側壁との間に空間的余裕を持たせるように、前記配置溝の幅寸法が前記折り返し部の厚み寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする太陽光発電装置。In a photovoltaic power generation device that converts light energy into electrical energy,
A fixing base having an arrangement groove at the top and screwed to the folded plate roof by a first bolt ;
A solar cell disposed on an upper portion of the fixed base, with a folded portion at an edge portion, with at least a part of the folded portion being disposed inside the placement groove;
An upper surface cover disposed on the upper surface side of the solar cell and screwed to the fixed base by a second bolt ;
With
The fixing base and the upper surface cover have screw holes for screwing with the second bolts,
The solar cell has a mounting hole that is formed larger than a cross-sectional diameter of the second bolt and through which the second bolt is inserted,
One end side of the second bolt is fixed to a screw hole of the upper surface cover so as to provide a space between the solar cell disposed on the upper part of the fixing base and the upper surface cover, The second bolt is inserted into the mounting hole of the battery, and the other end of the second bolt is fixed to the screwing hole of the fixing base;
In a state where the folded portion is disposed inside the placement groove, the width dimension of the placement groove is a thickness dimension of the folded portion so as to provide a spatial margin between the folded portion and the side wall of the placement groove. A photovoltaic power generation device characterized by being set larger than the above .
前記基礎固定台は、前記折板屋根を固定する前記第1のボルトを用いて、前記折板屋根の上面にねじ止め固定されることを特徴とする請求項2記載の太陽光発電装置。 The photovoltaic power generation apparatus according to claim 2, wherein the foundation fixing base is screwed and fixed to the upper surface of the folded plate roof using the first bolts for fixing the folded plate roof.
固定台を、折板屋根に第1のボルトによってねじ止めし、 The fixing base is screwed to the folded plate roof with a first bolt,
前記固定台の上部に、縁部分に折り返し部を有する太陽電池を、前記折り返し部の少なくとも一部を前記固定台の配置溝の内部に配置した状態で配置し、 On the upper part of the fixed base, a solar cell having a folded part at an edge part is disposed in a state where at least a part of the folded part is disposed inside the arrangement groove of the fixed base,
前記太陽電池の上面側に、上面カバーを、前記固定台に第2のボルトによってねじ止めした状態で配置し、 On the upper surface side of the solar cell, an upper surface cover is arranged in a state where it is screwed to the fixed base with a second bolt,
前記上面カバーは、前記固定台の上部に配置された前記太陽電池との間に空間的余裕を持たせるように、前記上面カバーのねじ止め穴に前記第2のボルトの一端側を固定し、前記太陽電池に形成され前記第2のボルトの断面径に対して大きく形成されている取り付け穴に前記第2のボルトを挿通し、前記固定台のねじ止め穴に前記第2のボルトの他端側を固定した状態で配置し、 The upper surface cover fixes one end side of the second bolt to the screw hole of the upper surface cover so as to give a spatial margin between the solar cell and the solar cell disposed on the upper part of the fixing table, The second bolt is inserted into a mounting hole formed in the solar cell and formed to be larger than a cross-sectional diameter of the second bolt, and the other end of the second bolt is inserted into a screw hole of the fixing base. Place with the side fixed,
前記配置溝は、前記折り返し部を前記配置溝の内部に配置した状態で、前記折り返し部と前記配置溝の側壁との間に空間的余裕を持たせるように、前記配置溝の幅寸法が前記折り返し部の厚み寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする太陽光発電装置の取り付け方法。 The arrangement groove has a width dimension of the arrangement groove so that a space is provided between the turn-up portion and a side wall of the arrangement groove in a state where the folded portion is arranged inside the arrangement groove. A method for attaching a photovoltaic power generation apparatus, wherein the thickness is set to be larger than a thickness dimension of the folded portion.
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