JP4100137B2 - vending machine - Google Patents
vending machine Download PDFInfo
- Publication number
- JP4100137B2 JP4100137B2 JP2002325749A JP2002325749A JP4100137B2 JP 4100137 B2 JP4100137 B2 JP 4100137B2 JP 2002325749 A JP2002325749 A JP 2002325749A JP 2002325749 A JP2002325749 A JP 2002325749A JP 4100137 B2 JP4100137 B2 JP 4100137B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- rack
- cradle
- product storage
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、缶入り飲料商品、紙パック入り飲料商品などの包装が定形的なもの、菓子パン、袋菓子などの包装が非定形的なもの、さらに弁当などの比較的大型なもの、サンドイッチ、おにぎりなど比較的小型のものなど、多様な商品を無人販売できる自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術に係る自動販売機は、本体ケース内で上下段、左右列にそれぞれ複数並べて配置してある商品収納ラックと、受取位置で商品収納ラックから払い出された商品を収容する商品受台と、商品受台を受取位置から本体ケースの下部にある取出位置まで搬送するX−Y搬送機構とを有している。商品収納ラックは、その上面に商品を載置し、商品を払い出す商品払出機構を備え、商品受台には商品払出機構を駆動する駆動機構が組み込んである。かかる自動販売機によれば、受取位置において駆動機構が商品払出機構を駆動して商品収納ラックから商品受台に商品を払い出し、X−Y搬送機構が商品を収容した商品受台を受取位置から取出位置まで搬送する(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−302140号公報
【非特許文献1】
富士時報 Vol.75 No.4 2002 p.247〜250
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の技術に係る自動販売機では、各商品収納ラックが、ボックスラックによって構築されており、定形で個々に分かれた構成であるため、多様な商品の大きさに対応して収納することが困難である。例えば、弁当のような比較的大型の商品を収納して払い出すためには大型の商品収納ラックを備える必要があるが、大型の商品収納ラックでは、サンドイッチ、おにぎりなど比較的小型の商品を収納して払い出すには商品収納ラックが占有する本体ケース内の領域に無駄が生じる。反対に、上記小型の商品を収納して払い出すためには小型の商品収納ラックを備えて商品収納ラックが占有する本体ケース内の領域を無駄なく用いることができるが、上記大型の商品を収納して払い出すことができない。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、商品収納ラックを商品の大きさに対応して可変するとともに、商品受台が多様な大きさの商品を収納し払い出すことができる自動販売機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、一の商品収納ラックと該一の商品収納ラックと隣接する他の商品収納ラックとを画成する仕切り板を没入させた場合に、他の商品収納ラックの搬出手段を駆動する駆動伝達歯車が移動することにより、該駆動伝達歯車が一の商品収納ラックの搬出手段と連動する連結歯車と噛合することとなり、一の商品収納ラックの搬出手段と他の商品収納ラックの搬出手段とが連結され、払い出される商品が収容される一の商品払出領域を構成する複数の商品収納ラックと、受取位置で前記一の商品払出領域から払い出された商品を商品収容領域に収容し、取出位置まで商品を搬送する商品受台とを備え、隣接する複数の商品収納ラックの搬送手段を順次連結することにより構成される一の商品払出領域の最大幅と前記商品収容領域の幅とが同一となるように構成したことを特徴とする。
【0007】
また、本発明の請求項2に係る自動販売機は、上記請求項1において、前記商品受台は商品収納ラックを駆動するための動力を生成する駆動部を備え、選択した商品収納ラックに前記駆動部の動力を伝達して商品を払い出すことを特徴とする。
【0008】
また、本発明の請求項3に係る自動販売機は、上記請求項1又は2において、前記商品受台は、取出位置において商品を取り出す取出口と対向する商品収容領域を開閉可能に構成した内扉を備え、取出位置で前記商品収容領域の開放を許容し、商品受台から商品の取り出しを可能にしたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明の請求項4に係る自動販売機は、上記請求項1〜3のいずれか一つにおいて、まとめ買い指示手段を備え、まとめ買い指示がなされた場合には、選択した複数の商品を商品収容領域に収容した後に取出位置に搬送することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態を詳細に説明する。まず、自動販売機の全体構成を説明する。図1は本実施の形態にかかる自動販売機の正面図、図2は自動販売機の平断面図、図3は自動販売機の側断面図である。
【0011】
図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る自動販売機は、本体ケース1内に商品を収納する。本体ケース1は、断熱筐体を構成し、前面側の略上半部に開口2を有している。開口2には、前面扉3が設けてある。前面扉3は、矩形の枠体3aにガラスなどの透明板材3bを嵌め込んだものである。前面扉3は、左右一対で構成されて開口2を塞ぎ、それぞれ開口2の左側縁と右側縁とに軸支されて本体ケース1の開口2を左右方向に開閉する。また、本体ケース1と前面扉3との間には、施錠装置4が設けてある。施錠装置4は、本体ケース1の前面側からの施錠/解錠操作により前面扉3の開閉を許可/拒否状態にする。前面扉3は、通常、施錠装置4によって施錠されて開閉拒否状態にしてある。なお、各前面扉3の開放端部には、前面扉3の開放に際して手を掛けられるように取手5が設けてある。
【0012】
本体ケース1の前面側の下方には、商品取出口6が設けてある。図3に示すように、商品取出口6は、矩形状に開口して本体ケース1の内外に通じてなり、取出扉7により開閉できる。取出扉7は、その下部が商品取出口6の下縁に軸支され、前下方向に回動して商品取出口6を開放する。また、取出扉7は、錘7aによって自動で商品取出口6を閉塞するように回動する。なお、取出扉7には、不図示の扉ロック機構が設けてあり、この扉ロック機構によって取出扉7の閉塞状態を維持できる。
【0013】
本体ケース1の内部後側であって、前面扉3で開閉される開口2の内側部位には、商品の収納庫8が構成してある。収納庫8は、複数段(本実施の形態では6段)の商品収容棚9が設けてある。各商品収容棚9は、商品収納ラック10(以下ラックという)を左右方向に複数列(本実施の形態では8列)並設することにより構成してある。ラック10には、前後に平行配置したローラ11aに無端状の搬送ベルト11bを掛け回した搬出手段11が設けてある。搬送ベルト11bは、前後方向に水平に配置してある。そして、搬出手段11は、搬送ベルト11bの上面に商品が載置した状態でローラ11aを駆動した場合に、商品を後方から前方(商品払出方向)に向けて払い出す。各ラック10は、各搬送手段11の商品搬送方向が相互に平行となる態様で左右方向に並設してある。そして、隣接する各ラック10の搬送手段11を連動可能に構成してある。すなわち、ラック10の搬送手段11(第1の搬送手段)と隣接するラック10の搬送手段11(第2の搬送手段)を連動して、比較的大型の商品を収納して搬送するラック10(商品払出領域)が得られる。なお、隣接するラック10の搬送手段を順次連動させて、一つの収容棚9に並べた全ラック10を一つのラック10とすることができる。かかる場合には全ラック10の総左右幅が商品払出領域の最大領域となる。
【0014】
本体ケース1の内部前側であって、商品収容棚9の前方域には、商品搬出手段が設けてある。図2および図3に示すように、商品搬出手段は、商品受台12(以下受台という)を備えている。受台12は、1つの商品収容棚9に並べた全ラック10の総左右幅に対応した幅、つまり商品払出領域の最大領域と同一の幅を有して形成してある。受台12は、左右幅方向の端部に左右側壁13を有し、この左右側壁13の間には、前下方向に傾斜して商品収容領域をなす受取面14を形成してある。この受台12は、商品収容棚9の前方域にて上下方向に昇降可能であり、各商品収容棚9に対応して商品を受け取る各受取位置(図3中二点鎖線で示す)と、商品取出口6に対応して商品を本体ケース1の外部に受け渡す取出位置(図3中実線で示す)との間を移動する。
【0015】
また、商品搬出手段は、駆動部15を備えている。駆動部15は、1つの商品収容棚9に並べたラック10の搬出手段11を駆動する。この駆動部15は、受台12に設けてあって、受台12の左右方向に移動可能であり、受台12が受取位置にあるとき、各ラック10に対応する駆動位置に移動して各ラック10の搬出手段11に動力を伝達する。動力が伝達されたラック10は、搬送ベルト11bが循環して搬送ベルト11b上の商品を受台12の受取面14に向けて払い出す。
【0016】
また、商品搬出手段は、内扉16を備えている。この内扉16は、受台12が取出位置にあるときに商品取出口6と対向する受台12の商品収容領域をなす受取面14を開放するように回動が許容され、受台12の受取面14にある商品を商品取出口6から本体ケース1の外に取り出すことができる。また、内扉16は、受台12が移動しているとき、各受取位置に移動したときには受台12の前側を閉塞するように起立した位置で回動が規制され、各ラック10から搬送された商品が受取面14から落下するのを防止する。
【0017】
本体ケース1の内部前側には、最下段の商品収容棚9の下側の位置であって、取出位置にある受台12の上部位置にカバー部材17が設けてある。図3に示すように、カバー部材17は、矩形状の板で形成してあり、略水平配置された状態で前端側が軸支されて前上方向に回動可能に構成してある。このカバー部材17は、受台12が取出位置にあるとき、略水平な位置に回動して受台12を隠蔽する。このとき、カバー部材17は、カバーロック機構18によって係止して、隠蔽状態が維持される。この結果、商品取出口6から受台12にある商品を取り出す際に受台12がある領域と、商品収容棚9がある領域との間を仕切ることが可能となる。また、カバー部材17は、受台12が移動しているとき、各受取位置に移動したときに、上記カバーロック機構18を解除して略垂直な位置に回動し、受台12の通過を許容する。
【0018】
本体ケース1の外部であって、図1中本体ケース1の右側部には、本体ケース1に連設された操作ユニット20が構成してある。操作ユニット20は、商品を自動販売する際に金銭などの受容や払出しを行う課金部21と、商品の選択を行う操作部22とを有している。課金部21には、紙幣を受容する紙幣口21a、硬貨を受容する硬貨口21b、つり銭や紙幣・硬貨の返却を指示する返却レバー21c、つり銭などを返却する返却口21dなどがある。操作部22には、商品選択用のテンキーおよび決定キーなどの操作ボタン22a、選択した商品に係る番号又は受容した金額やつり銭金額などを表示する表示パネル22bなどがある。
【0019】
ところで、本実施の形態にて例示する自動販売機は、商品を自動販売する自動販売機として使用可能であるとともに、有人販売を前提としたショーケースとしても使用することができる。自動販売機として使用する自動販売機モードでは、前面扉3を施錠した状態とし、操作ユニット20を使用できるように設定する。ショーケースとして使用するショーケースモードでは、前面扉3を解錠するとともに取出扉7を開閉不可とした状態とし、操作ユニット20を使用できないように設定する。また、ショーケースモードでは、商品搬出手段の受台12を取出位置に待機させて、受台12をカバー部材17で覆い隠蔽状態とする。
【0020】
次に、商品搬出手段について説明する。図4は受台移動機構などを示す斜視図、図5は駆動部移動機構などを示す斜視図である。
【0021】
図4に示すように、受台12を昇降させる受台移動機構25は、本体ケース1の内部の左右側壁に沿って配置した各側板26に設けてある。各側板26には、上下端部にそれぞれプーリ27が設けてある。各プーリ27には、無端状のタイミングベルト28が掛け回してある。そして、一方の側板26において、タイミングベルト28の一部には、受台12の左側壁13から延設した支持板29が固定してある。また、受台12が固定されたタイミングベルト28の位置に対して各プーリ27を介した対称位置のタイミングベルト28の部位には、受台12の重量を保持するバランサー30が固定してある。また、他方の側板26においても一方の側板26と同様に、タイミングベルト28に受台12の右側壁13から延設した支持板29、およびバランサー30が固定してある。さらに、各側板26の上端部のプーリ27は、回転軸31によって連結してある。この回転軸31は、モータ32によって回転駆動する。すなわち、モータ32の駆動により、各側板26にある各タイミングベルト28が同期して循環して、受台12がバランサー30によって重量を保持されつつ昇降する。
【0022】
また、昇降する受台12の位置は、受台位置検出手段33によって検出される。受台位置検出手段33は、一方の側板26および受台12に配置してある。一方の側板26には、受台12が移動する上下方向に沿って位置検出板34および位置確認板35が併設してある。位置検出板34には、座標標識としての切欠溝34aが設けてあり、位置確認板35には、確認標識としての切欠溝35aが設けてある。各切欠溝34a,35aは、各受取位置および取出位置にある受台12の位置に対応して設けてある。これに対し、受台12の支持板29には、位置検出板34および位置確認板35をそれぞれ挟むようにフォトインタラプタからなる停止センサ36および確認センサ37が設けてある。各センサ36,37は、それぞれ切欠溝34a,35aの位置にくると信号を出力する。すなわち、上下移動する受台12は、受台位置検出手段33によって各受取位置又は取出位置にあることが検出される。
【0023】
図5に示すように、駆動部15を受台12における左右方向に移動させる駆動部移動機構40は、受台12の底部に配置した底板41に設けてある。底板41は、受台12の左右幅方向に沿って左右側壁13の間に配置してある。底板41には、左右端部にそれぞれプーリ42が設けてある。各プーリ42には、無端状のタイミングベルト43が掛け回してある。タイミングベルト43の一部には、駆動部15が固定してある。また、一方のプーリ42は、モータ44によって回転駆動する。また、底板41には、左右方向であってタイミングベルト43と平行して受台12の左右幅方向に沿うガイド棒45が固定してある。駆動部15は、ガイド棒45に沿って摺動可能に設けてある。すなわち、モータ44の駆動により、タイミングベルト43が循環して、駆動部15がガイド棒45に案内されつつ左右方向に移動する。
【0024】
左右方向に移動する駆動部15の位置は、駆動部位置検出手段46によって検出される。駆動部位置検出手段46は、底板41および駆動部15に配置してある。底板41には、駆動部15が移動する左右方向に沿って位置検出板47および位置確認板48が併設してある。位置検出板47には、座標標識としての切欠溝47aが設けてあり、位置確認板48には、確認標識としての切欠溝48aが設けてある。各切欠溝47a,48aは、各駆動位置にある駆動部15の位置に対応して設けてある。これに対し、駆動部15には、位置検出板47および位置確認板48をそれぞれ挟むようにフォトインタラプタからなる停止センサ49および確認センサ50が設けてある。各センサ49,50は、それぞれ切欠溝47a,48aの位置にくると信号を発生する。すなわち、左右方向に移動する駆動部15は、駆動部位置検出手段46によって各駆動位置にあることを検出する。
【0025】
次に、駆動部について説明する。図6は駆動部を示す正面図、図7は駆動部を示す側面図(図6の矢視A−A図)である。
【0026】
上述したように、駆動部15はラック10の搬出手段11を駆動する。駆動部15は、モータ70の出力軸に設けたモータ歯車71に減速歯車72を噛合している。減速歯車72には、同軸で回転するプーリ73が設けてある。このプーリ73と、別の支軸74に設けた他のプーリ73とには、無端状のタイミングベルト75が掛け回してある。他のプーリ73の支軸74には、連動歯車76が設けてある。また、連動歯車76には、駆動出力歯車77が噛合している。したがって、モータ70の駆動によって駆動出力歯車77が回転する。
【0027】
駆動出力歯車77は、連動歯車76に対してリンク78を介して連結してある。駆動出力歯車77は、リンク78によって連動歯車76との噛合状態を維持しつつ連動歯車76の周りを転動する。また、駆動出力歯車77の支軸79には、可動部材80が連結してある。可動部材80には、当接ピン81が設けてある。当接ピン81は、図7に示すように、別のモータ82にて駆動されるナピアネジ83によって移動可能とした押出部材84に当接する。すなわち、駆動出力歯車77は、押出部材84の移動に伴い、図7中実線で示す待避位置と二点鎖線で示す連結位置とに移動可能である。また、連結位置にある駆動出力歯車77は、上述した各ラック10の搬出手段11に動力を伝達する。なお、上記駆動出力歯車77の待避位置と連結位置とは、押出部材84の移動位置を不図示の検出手段にて検出される。
【0028】
また、図5に示すように、受台12は、商品取込部材61を備えている。商品取込部材61は、受台12の後方であって傾斜した受取面14の上端側において、受台12の左右幅方向に渡って左右側壁13の間に軸支してある。商品取込部材61は、受台12の左右幅方向に配設した棒状体であり、その長手方向に沿って羽根片61a(図8参照)が設けてある。商品取込部材61は、受台12の左側壁13内に設けた取込部材駆動機構62によって回転可能である。この取込部材駆動機構62は、商品取込部材61の軸支された一端に設けたプーリ63と、モータ64の駆動によって回転するプーリ63とに無端状のタイミングベルト65を掛け回してなる。すなわち、モータ64の駆動により、商品取込部材61が回転し、商品を受台12の受取面14側に取り込む。
【0029】
さらに、受台12は、商品検出手段66を備えている。商品検出手段66は、受台の左右側壁にそれぞれ設けて、左右側壁の間で互いに対向する投光素子および受光素子で構成してある。この商品検出手段66は、商品取込部材61の上方位置、受取面14の傾斜の中程位置、受取面14の傾斜の下側位置の各位置にて対向して配置してある。すなわち、商品検出手段66は、上記各位置において遮光されることにより商品があることを検出する。そして、商品検出手段66による商品の検出によって、上記商品取込部材61の駆動を行い、あるいは駆動を停止することができる。
【0030】
次に、内扉について説明する。なお、図8(a)(b)は内扉の動作を示す側断面図である。
【0031】
上述したように受台12には内扉16が設けてある。内扉16は、図5に示すように、矩形状であって、下端が受台12の前側下方に軸支されて前下方向に回動可能に構成するとともに、バネ部材51(図8参照)により前方に付勢してある。一方、内扉16を開閉する内扉駆動機構52は、右側壁13内に配置してある。この内扉駆動機構52は、モータ53の駆動によって回転する円板54にピン54aと、ピン54a当接するとともに、揺動可能に支持されたアーム55とを備えている。アーム55は、バネ部材60(図8参照)により揺動端側が常に上方に付勢され、円板54の回転によって所定円軌道で移動するピン54aに当接したアーム55の揺動端側が上下に揺動する。他方、内扉16を軸支する回転軸56には、アーム55の揺動端に当接する可動片57が固定してある。図8(a)に示すように、内扉16は、アーム55の揺動端が下方へ揺動して可動片57が押されて閉塞状態となり、図8(b)に示すようにアーム55の揺動端が上方へ揺動して可動片57と離反するので開放許容状態となる。
【0032】
内扉駆動機構52による内扉16の開放許容状態および閉塞状態は、内扉開閉検出手段58によって検出される。内扉開閉検出手段58は、円板54の外周縁の一部を延設した遮蔽片54bと、遮蔽片54bを挟むフォトインタラプタからなる開閉センサ59とで構成してある。そして、内扉開閉検出手段58は、遮蔽片54bが開閉センサ59から外れた状態から遮蔽したタイミングによって内扉16が閉塞状態であることを検出する。また、内扉開閉検出手段58は、遮蔽片54bが開閉センサ59を遮蔽した状態から外れたタイミングによって内扉16が開放許容状態にあることを検出する。
【0033】
なお、受台12が取出位置にある場合において、内扉16は商品取出口6の取出扉7に重なる位置にあるので、商品取出口6を開放するべく取出扉7を回動させると内扉16はバネ部材51の付勢力により取出扉と共に回動する。
【0034】
次に、ラックについて説明する。図9はラックを示す斜視図、図10(a),(b)はラックの動作を示す側面図、図11(a),(b)はラックの動作を示す平面図である。
【0035】
上述したようにラック10には、前後に配置した各ローラ11aに無端状の搬送ベルト11bを掛け回した搬出手段11が設けてある。搬出手段11は、搬送ベルト11bを介して前側のローラ11aを駆動ローラ(以下駆動ローラという)として構成し、後側のローラ11aを従動ローラ(以下従動ローラという)として構成している。各ローラ11aは、ラック10の基体をなすフレーム86に回転可能に取り付けてある。フレーム86の左外側には駆動ローラ11aの回転軸87に固定されたローラ歯車88が設けてある。ローラ歯車88は、中間歯車89に噛合している。中間歯車89は、駆動伝達歯車90に噛合している。この駆動伝達歯車90には、上述した駆動部15の駆動出力歯車77が噛合する。この結果、駆動伝達歯車90から中間歯車89を介してローラ歯車88が駆動され、駆動ローラ11a(搬出手段11)に動力が伝達される。なお、駆動伝達歯車90は、ローラ歯車88および中間歯車89よりも左側に長く形成してあり、フレーム86の左外側に最も突出している。
【0036】
また、フレーム86の内部において、駆動ローラ11aの中央部分には、ローラ歯車88と同軸の歯車91が形成してある。この歯車91には、対をなす連結歯車92の一方が噛合している。連結歯車92は、駆動ローラ11aの回転軸87と平行にしてフレーム86に回転可能に設けた支軸93の両端にそれぞれ設けてあり、他方の連結歯車92は、フレーム86の右外側に設けてある。すなわち、駆動伝達歯車90に、駆動部15の駆動出力歯車77が噛合して搬出手段11に動力を伝達する際、同時に連結歯車92も駆動する。
【0037】
また、上記中間歯車89および駆動伝達歯車90は、ベース部材94に軸支してある。ベース部材94は、駆動ローラ11aの回転軸87に回動可能に支持してある。すなわち、中間歯車89および駆動伝達歯車90は、ベース部材94を介して駆動ローラ11aの回転軸87を中心に回動可能である。この回動に際し、中間歯車89は、ローラ歯車88および駆動伝達歯車90への噛合状態を維持する。また、ベース部材94には、長板状のリンク部材95の一端が軸支してある。リンク部材95の他端は、フレーム86の左側にて前後に延びる長穴部96に支持ピン97を介して支持してある。
【0038】
フレーム86の左外側には、前後方向に長手状とされた仕切り板98が設けてある。仕切り板98は、フレーム86とは別体であり、上下に移動してフレーム86の上面に対して出没可能に設けてある。この仕切り板98は、前側に上下に延びる長穴部99を有し、後側に斜め後方に延びつつ折れて後方に延びる略逆L字形状の穴部100を有している。そして、長穴部99にリンク部材95の他端を支持する支持ピン97を挿通し、穴部100にフレーム86の左外側に延設された固定ピン101を挿通して、仕切り板98を略上下に移動可能に支持してある。
【0039】
また、仕切り板98の前端下側には、後方に向くフック部102が形成してある。このフック部102は、仕切り板98を上方に移動した際に、フレーム86の左外側に延設した係止片103に係止する(図10(a)参照)。また、仕切り板98の前側には、側方に折曲した係止部104が形成してある。この係止部104は、仕切り板98を下方に移動した際に、フレーム86の左外側に延設した係止片105に係止する(図10(b)参照)。また、仕切り板98は、バネ部材106によって常に後方に引っ張られている。
【0040】
このように構成したラック10は、図10(a)に示すように、仕切り板98を上方に引き出すことにより、仕切り板98が自身の長穴部99に沿って上方に移動しつつ、穴部100に沿って上前方に移動する。この際、リンク部材95は、仕切り板98の前方への移動に伴って支持ピン97がフレーム86の長穴部96に従って前方に移動するので、ベース部材94を前方に押し出す。すなわち、ベース部材94に設けた中間歯車89および駆動伝達歯車90が前方に押し出されることとなる。この結果、図11(a)に示すように、駆動部15の駆動出力歯車77が、駆動伝達歯車90と噛合可能となって駆動部15の動力を搬出手段11に伝達することが可能となる。なお、仕切り板98の後端上側には、突出片98aが設けてある。そして、図10(b)の状態から突出片98aを下方に押すことによって固定ピン101を支点として仕切り板98の前端側が上方に持ち上がるので仕切り板98の上方への突出を容易に行うことができる。
【0041】
また、ラック10は、図10(b)に示すように、仕切り板98を下方に没入させることにより、仕切り板98が自身の長穴部99に沿って下方に移動しつつ、穴部100に沿って下後方に移動する。この際、リンク部材95は、仕切り板98の後方への移動に伴って支持ピン97がフレーム86の長穴部96に従って後方に移動するので、ベース部材94を後方に引っ張る。すなわち、ベース部材94に設けた中間歯車89および駆動伝達歯車90が後方に引っ張られる。この結果、図11(b)に示すように、駆動部15の駆動出力歯車77が、駆動伝達歯車90と噛合できなくなって駆動部15の駆動を搬出手段11に伝達することができなくなる。
【0042】
また、図11(b)に示すように、後方に引っ張られた駆動伝達歯車90は、左側に隣接する他のラック10の右外側にある連結歯車92に噛合する。この結果、駆動伝達歯車90が後方に引っ張られたラック10の搬送手段(第1搬送手段)11と、その左側に隣接する他のラック10の搬送手段(第2搬送手段)11とが連結される。駆動伝達歯車90が後方に引っ張られたラック10は、左側に隣接する他のラック10の駆動伝達歯車90に駆動部15の駆動出力歯車77が噛合して駆動部15の動力が伝達された場合に、共に動力が伝達される。すなわち、左右隣接するラック10が一体に駆動されて左右幅が連結されたラック10(商品払出領域)をなす。なお、ラック10の搬送手段11と隣接する他のラック10の搬送手段11とを順次連結し、更に大きな商品を収納するラック10(商品払出領域)を構築してもよい。
【0043】
上述の如く構成したラック10に関し、前方に押し出された位置にある駆動伝達歯車90に対して駆動部15の駆動出力歯車77は前側下方から噛合する。この際、駆動伝達歯車90を軸支するベース部材94は、リンク部材95による支持、およびフック部102と係止片103との係止によって駆動伝達歯車90の位置を後方に逃げることなく支持する。このため、駆動伝達歯車90と駆動出力歯車77との噛合が確実に行われ、駆動出力歯車77から駆動伝達歯車90への動力の伝達が確実に行われる。また、後方に引っ張られた位置にある駆動伝達歯車90に対して連結歯車92は後側上方で噛合する。この際、駆動伝達歯車90を軸支するベース部材94は、バネ部材106による引っ張り、リンク部材95による支持、および係止部104と係止片105との係止によって駆動伝達歯車90の位置を前方に逃げることなく支持する。このため、駆動伝達歯車90と連結歯車92との噛合が確実に行われ、駆動伝達歯車90から連結歯車92への動力の伝達が確実に行われる。
【0044】
このように、左右隣接する各ラック10は、その間の仕切り板98を引き出すことにより互いの搬出手段11が分離される。また、左右隣接する各ラック10は、その間の仕切り板98を没入することによって互いの搬出手段(第1の搬出手段、第2の搬出手段)11が連結され、一方(左側)のラック10に駆動部15の動力を伝達することによって共に駆動される。すなわち、出没可能な仕切り板98と、ベース部材94を介して移動する駆動伝達歯車90と、駆動ローラ11aの歯車91に噛合するとともに隣のラック10の駆動伝達歯車90に噛合する連結歯車92とは、左右隣接するラック10を連結して共に駆動可能とする共動手段を構成する。
【0045】
また、隣接する各ラック10の搬出手段11を連結したとき、連結した1つの搬出手段11の駆動伝達歯車90のみを駆動部15の駆動出力歯車77に噛合可能とし、他の搬出手段11の駆動伝達歯車90を駆動出力歯車77に噛合不能とする。すなわち、回動可能とされたベース部材94と、ベース部材94によって前後に移動する駆動伝達歯車90とは、連結した1つの搬出手段11にのみ駆動部15の動力を伝達可能とし、連結した他の搬出手段11に駆動部15の動力を伝達不能とする駆動伝達可否部を構成する。
【0046】
次に、カバー部材について説明する。図12はカバー部材を示す斜視図、図13(a),(b)はカバー部材の動作を示す側面図である。
【0047】
カバー部材17には、ケース本体の幅方向に沿って2列の孔17aを形成してある。この孔17aは、カバー部材17が閉塞状態にあるときに本体ケース1の開口2上方から吹き出した空気を吸い込む吸引孔として機能し、本体ケース1の開口2上方から吹き出してカバー部材17に形成した孔17aに吸い込まれる空気は、本体ケース1の開口2の前面にエアカーテンを形成する。
【0048】
カバー部材17の開閉は、カバー部材開閉機構107により受台12の昇降に連動して行われ、受台12が取出位置にあるときには受台12をカバー部材17が覆う閉塞状態にあり、受台12が移動しているとき、各受取位置にあるときにはカバー部材17が開放状態にある。
【0049】
カバー部材開閉機構107は、本体ケース1とカバー部材17との間に取り付けてあり、その構造は、本体ケース1の内側両側面に取り付けたスライダベース108と、スライダベース108の上下方向に摺動可能なスライダ109と、スライダ109とカバー部材17とを連結するアーム110とから構成してある。スライダ109には受台12の底板と当接する受部109aが形成してある。また、スライダ109とスライダベース108との間には、バネ部材111を掛け渡してある。なお、スライダ109が十分に上昇するように、バネ部材111はスライダベースに取り付けた滑車112を経由して掛け渡してある。
【0050】
受台12が下降すると、受台12の底部と受部109aとが当接する。そして、さらに受台12が下降するとスライダ109が連動して下降し、図13(b)に示すようにスライダ109に連結したアーム110を介してカバー部材16を閉塞状態にする。一方、図13(a)に示すように、受台12が上昇すると、バネ部材111の付勢力により受台12の底部と受部109aが連動して上昇し、スライダ109に連結したアーム110を介してカバー部材を開放状態にする。
【0051】
カバーロック機構18は、カバー部材17の開放側中央部を係止してロックするものであり、本体ケース1に揺動可能に取り付けられたカバー部材17を係止する鈎形状のフック113と、そのフック113を回動するソレノイド114とを備えている。フック113の略中央部はソレノイド114のプランジャを介して連結され、ソレノイド114の往復動をフック113の揺動に変換している。また、ソレノイド114とフック113との間にはバネ部材114aを介在させてフック113を係止方向に付勢してある。
【0052】
受台12を受取位置方向に上昇させる場合には、まず、ソレノイド114を励磁してフック113を回動させ、カバー部材17とフック113の係止状態を解除する。受台12が上昇を開始すると、受台12に連動してカバー部材17を開放する。一方、受台12が取出位置方向に下降すると、受台12に連動してカバー部材17が閉塞方向に回動する。受台12が取出位置まで下降すると、カバー部材17は閉塞し、受台12を隠蔽する。そして、ソレノイド114を脱磁する。ソレノイド114を脱磁すると、バネ部材114aの付勢力によりフック113は元の位置に戻り、カバー部材17を係止するので、カバー部材17を閉塞状態でロックする。したがって、カバーロック機構18に電力を供給することなくカバー部材17を閉塞状態でロックできる。
【0053】
次に、上述した構成の自動販売機の販売動作制御を説明する。図14は本実施の形態に係る自動販売機の機能ブロック図、図15は本実施の形態に係る自動販売機の作用を示すフローチャートである。
【0054】
上述した各構成は、制御手段115によって制御される。図14に示すように、制御手段115には、操作部22、受台移動機構25、受台位置検出手段33、駆動部移動機構40、駆動部位置検出手段46、駆動部15、商品検出手段66、取込部材駆動機構62、内扉駆動機構52、内扉開閉検出手段58、カバーロック機構18、扉ロック機構116、メモリ117、駆動伝達量検出手段118が接続してある。メモリ117には、受台12における各商品収容棚9への各アクセス位置、および駆動部15における各ラック10へのアクセス位置が記憶してある。また、駆動伝達量検出手段118は、駆動部15によるラック10の搬出手段11への動力の伝達量を検出して制御手段115に検出信号を出力する。この駆動伝達量検出手段118は、動力の伝達量として動力の伝達時間、あるいは動力を発生する軸の回転数などを検出するものであればよい。
【0055】
制御手段115は、操作部22の操作ボタン22aの操作に応じた操作信号を入力し、その旨を表示パネル22bに表示する。また、制御手段115は、受台移動機構25を駆動するとともに受台位置検出手段33からの検出信号により、操作部22で指定されたラック10(商品)のある商品収容棚9の位置に受台12を移動させる。また、制御手段115は、駆動部移動機構40を駆動するとともに駆動部位置検出手段46からの検出信号により、操作部22で指定されたラック10(商品)の位置に駆動部15を移動させる。また、制御手段115は、駆動部15の駆動出力歯車77をラック10の駆動伝達歯車90(90a)に噛合させ、駆動出力歯車77を駆動させる。また、制御手段115は、商品検出手段66からの検出信号により、取込部材駆動機構62を駆動あるいは停止させる。また、制御手段115は、受台移動機構25の駆動に際し、内扉駆動機構52を駆動あるいは停止させ、内扉16の開閉状態を内扉開閉検出手段58にて検出する。また、制御手段115は、受台移動機構25の駆動に際し、カバー部材を開放させるためのカバーロック機構18を駆動させる。また、制御手段115は、受台移動機構25の駆動に際し、商品取出口6の取出扉7を閉塞させるための扉ロック機構116を駆動させる。
【0056】
図15に基づいて自動販売機の作用を説明する。なお、受台12は、販売初期の状態にて取出位置(商品取出口6の位置)にある。図15に示すように、課金部21の紙幣口21a又は硬貨口21bから貨幣の投入が行われると(ステップS1:YES)、操作ボタン22aの押下が有効となる。操作ボタン22aは、ラック10のアドレスに対応しており、例えば、最上段の商品収容棚9にあるラック10に左側から1〜8のアドレスが付されており、以下の段の商品収容棚9にあるラック10にそれぞれ左側から9〜16、17〜24、…のアドレスが付されている。
【0057】
操作ボタン22aを押下して、ラックの選択が行われると(ステップS2:YES)、次の工程に進む。なお、操作ボタン22aはいわゆるテンキーと確認キーで構成されているので、ラックのアドレスに対応する番号を入力した後に確認キーを押下することにより、ラックの選択が行われる。
【0058】
次の工程(ステップS3)では、取出扉7を閉塞状態でロックするとともに内扉16を閉塞位置で維持する。そして、受台12が受取位置に移動する(ステップS4)。すなわち、選択したラック10がある商品収容棚9の受取位置まで上昇する。つづいて、駆動部15を選択したラック10の搬出手段11と駆動位置まで移動する(ステップS5)。なお、受台12の移動(ステップS4)と駆動部の移動(ステップS5)は同時に行ってもよい。
【0059】
そして、駆動部15とラック10の搬出手段11とを連結する(ステップS6)。すなわち、駆動部15の駆動出力歯車77を駆動位置に移動してラック10の駆動伝達歯車90(90a)に連結する。次に、商品が搬出されるまで駆動部15を駆動するとともに、商品取込部材61を駆動する(ステップS7)。すなわち、駆動部15の駆動出力歯車77を駆動してラック10の駆動伝達歯車90(90a)に動力を伝達しラック10の搬出手段11を駆動する。
【0060】
受台12に設けた商品検出手段66によって商品の搬出が検出されると(ステップS8:YES)、ラック10の搬出手段11から駆動部15を離脱する(ステップS9)。すなわち、駆動部15の駆動出力歯車77を待避位置に移動して、ラック10の駆動伝達歯車90(90a)から離反させる。
【0061】
つづいて、受台12を下降する(ステップS10)。すなわち、取出位置に受台12を移動する。受台12が取出位置に移動すると、取出扉7のロックを解除するとともに、内扉16の閉塞を解除し、釣銭を放出する(ステップS11)。したがって、取出扉7が開放可能となり、取出扉7の開放に従い内扉16が開放する。また、釣銭は、返却口21dに返却される。
【0062】
最後に、商品取出が行われたかを判断する(ステップS12)。商品の取出しは、取出扉7を開放し、受台12の受取面14にある商品を取り出すことにより行われる。商品が取り出された旨は、受台12の受取面14の傾斜の中程位置、あるいは受取面14の傾斜の下側位置にある商品検出手段66によって商品が検出されなくなったことにより判断できる。そして、商品取出が行われなければ(ステップS12:NO)、商品の取り出しを待つ。商品取出が行われれば(ステップS12:YES)、本作用を終了する。
【0063】
一方、商品が搬出されなければ(ステップS8:NO,ステップS13:Yes)、売り切れ表示を行う(ステップS14)。なお、商品が搬出されないとの判断は、駆動部15が所定量駆動しても商品検出手段66が商品を検出しない場合におこなわれる。所定量駆動とは、例えば、駆動部15がラック10の搬出手段11に駆動を伝達して、ラック10の搬送ベルト11b上に載置されている全ての商品が受台12に払い出されるまでの時間として検出することができる。
【0064】
そして、選択した該当ラックの選択を不可にする(ステップS15)。なお、該当ラックに商品を補充して売り切れ解除の設定を行うことにより、そのラックの選択が可能となる。つづいて、駆動部15離脱(ステップS9)、受台12下降(ステップS10)の工程を経て本作用を終了する。
【0065】
なお、本実施の形態に係る自動販売機にまとめ買い機能を付加してもよい。まとめ買い機能を付加する場合には、操作ボタン22aにまとめ買いボタン(まとめ買い指示手段)を配設するとともに、複数の商品を選択できるように構成する。そして、まとめ買いボタンが押下されたときには、複数の商品を選択でき、受台12は一の受取位置又は複数の受取位置において、受取面(商品収容領域)14に複数の商品を収容して取出位置に移動する。
【0066】
また、受台12は商品収容棚9に並べた全ラック10の総左右幅に対応した幅を有して形成してあるが、必ずしも全ラック10の総左右幅に対応したものでなくてもよく、一定の数のラック10の総左右幅に対応し、一の受取位置において、選択的に払い出された商品を収容するものであればよい。
【0067】
本実施の形態に係る自動販売機によれば、ラックに収納された商品であればどのような大きさの商品であっても受台に収容することができる。すなわち、ラックを任意に連結することにより、ラックに任意の大きさの商品を収容した場合であっても、受取位置においてその商品を収容し、取出位置まで搬送できる。
【0068】
また、受取位置において商品収容領域である受取面14に商品を収容し、取出位置において受取面14から商品を取り出すので、受取位置のみで商品の受け渡しが行われる。すなわち、従来、受取位置、取出位置の二カ所で商品の受け渡しをしなければならなかったのに対して、受取位置(一カ所)で商品の受け渡しが完了するので、商品に与える衝撃を減じることができ、内容物の崩れやすい商品の商品価値を落とすことなく販売できる。
【0069】
また、まとめ買い機能を付加した場合には、一又は複数の受取位置において、複数の商品を商品収容領域である受取面14に収容してから取出位置に搬送するので、一つずつ商品を購入する場合に較べて短時間で商品を購入できる。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係る自動販売機によれば、隣接する複数の商品収納ラックの搬送手段を順次連結することにより構成される一の商品払出領域の最大幅と商品収容領域の幅とが同一となるように構成したので、商品収納ラックに載置できる商品であれば、どのような大きさの商品であっても販売することができる。
【0071】
また、本発明の請求項2に係る自動販売機によれば、商品収納ラックごとに駆動手段を設けることなく、商品収納ラックに載置した商品を選択的に払い出し、商品受台に収容することができる。
【0072】
また、本発明の請求項3に係る自動販売機によれば、商品の受け渡しの回数を減じることができるので、商品に与える衝撃を減じて中身の崩れやすい商品の価値を落とすことなく販売できる。
【0073】
また、本発明の請求項4に係る自動販売機によれば、一回の動作で選択した複数の商品を商品収納領域に収容してから取出位置に搬送する、いわゆるまとめ買いをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる自動販売機の正面図である。
【図2】自動販売機の平断面図である。
【図3】自動販売機の側断面図である。
【図4】受台移動機構などを示す斜視図である。
【図5】駆動部移動機構などを示す斜視図である。
【図6】駆動部を示す正面図である。
【図7】駆動部を示す側面図(図6の矢視A−A図)である。
【図8】(a)(b)内扉の動作を示す側断面図である。
【図9】ラックを示す斜視図である。
【図10】(a)(b)ラックの動作を示す側面図である。
【図11】(a)(b)ラックの動作を示す平面図である。
【図12】カバー部材を示す斜視図である。
【図13】(a)(b)カバー部材の動作を示す側面図である。
【図14】本実施の形態に係る自動販売機の機能ブロック図である。
【図15】本実施の形態に係る自動販売機の作用を示すフローチャートである。
【符号の説明】
9 商品収容棚
10 商品収納ラック(ラック)
11 搬出手段
12 商品受台(受台)
14 受取面
16 内扉
17 カバー部材
18 カバーロック機構
20 操作ユニット
25 受台移動機構[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is a packaged product such as a canned beverage product or a beverage product containing a paper pack, a packaged product such as a confectionery bun or a bag cake, a relatively large product such as a lunch box, a sandwich, a rice ball It relates to vending machines that can sell various products such as relatively small ones unattended.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art A vending machine according to the prior art includes a product storage rack that is arranged in a plurality of rows in the upper and lower stages and the left and right rows in a main body case, and a product receiving base that stores products delivered from the product storage rack at a receiving position. And an XY transport mechanism for transporting the commodity receiving table from the receiving position to the take-out position below the main body case. The product storage rack includes a product payout mechanism for placing the product on the upper surface and paying out the product, and a drive mechanism for driving the product payout mechanism is incorporated in the product receiving base. According to such a vending machine, the driving mechanism drives the product delivery mechanism at the receiving position to deliver the product from the product storage rack to the product receiving base, and the XY transport mechanism removes the product receiving base from which the product is received from the receiving position. It conveys to an extraction position (for example, refer
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-10-302140
[Non-Patent Document 1]
Fuji Times Vol. 75 No. 4 2002 p. 247-250
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the vending machine according to the above-described conventional technology, each product storage rack is constructed by a box rack, and is configured to be divided into individual shapes, so that it can be stored corresponding to various product sizes. Difficult to do. For example, in order to store and pay out relatively large items such as lunch boxes, it is necessary to provide a large item storage rack. However, large item storage racks store relatively small items such as sandwiches and rice balls. In this case, the area in the main body case occupied by the product storage rack is wasted. On the other hand, in order to store and pay out the above-mentioned small product, it is possible to use a region in the main body case occupied by the product storage rack with a small product storage rack, but to store the above-mentioned large product. I can not pay out.
[0005]
In view of the above circumstances, the present invention provides a vending machine in which a product storage rack can be changed according to the size of a product, and a product cradle can store and pay out products of various sizes. For the purpose.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, a vending machine according to
[0007]
The vending machine according to a second aspect of the present invention is the vending machine according to the first aspect, wherein the product receiving base includes a drive unit that generates power for driving the product storage rack, and the selected product storage rack includes the drive unit. It is characterized by delivering the power of the drive unit and paying out the product.
[0008]
The vending machine according to
[0009]
A vending machine according to
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Exemplary embodiments of a vending machine according to the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings. First, the overall configuration of the vending machine will be described. 1 is a front view of a vending machine according to the present embodiment, FIG. 2 is a plan sectional view of the vending machine, and FIG. 3 is a side sectional view of the vending machine.
[0011]
As shown in FIGS. 1 to 3, the vending machine according to the present embodiment stores a product in a
[0012]
A
[0013]
On the inner rear side of the
[0014]
Product unloading means is provided on the front side of the
[0015]
Further, the product carry-out means includes a
[0016]
Further, the product carrying means includes an
[0017]
A
[0018]
An
[0019]
By the way, the vending machine exemplified in the present embodiment can be used as a vending machine that automatically sells products, and can also be used as a showcase on the premise of manned sales. In the vending machine mode used as a vending machine, the
[0020]
Next, the product carrying means will be described. FIG. 4 is a perspective view showing a cradle moving mechanism and the like, and FIG. 5 is a perspective view showing a drive part moving mechanism and the like.
[0021]
As shown in FIG. 4, the
[0022]
Further, the position of the
[0023]
As shown in FIG. 5, the drive
[0024]
The position of the
[0025]
Next, the drive unit will be described. FIG. 6 is a front view showing the drive unit, and FIG. 7 is a side view showing the drive unit (a view taken along the line AA in FIG. 6).
[0026]
As described above, the
[0027]
The
[0028]
Further, as shown in FIG. 5, the
[0029]
Further, the
[0030]
Next, the inner door will be described. 8A and 8B are side sectional views showing the operation of the inner door.
[0031]
As described above, the
[0032]
An open / permitted state and a closed state of the
[0033]
When the
[0034]
Next, the rack will be described. FIG. 9 is a perspective view showing the rack, FIGS. 10A and 10B are side views showing the operation of the rack, and FIGS. 11A and 11B are plan views showing the operation of the rack.
[0035]
As described above, the
[0036]
Further, a
[0037]
The
[0038]
A
[0039]
Further, a
[0040]
As shown in FIG. 10A, the
[0041]
Further, as shown in FIG. 10B, the
[0042]
Further, as shown in FIG. 11B, the
[0043]
With respect to the
[0044]
In this way, the
[0045]
Further, when the carry-out means 11 of each
[0046]
Next, the cover member will be described. FIG. 12 is a perspective view showing the cover member, and FIGS. 13A and 13B are side views showing the operation of the cover member.
[0047]
The
[0048]
The
[0049]
The cover member opening /
[0050]
When the
[0051]
The
[0052]
In order to raise the
[0053]
Next, sales operation control of the vending machine configured as described above will be described. FIG. 14 is a functional block diagram of the vending machine according to the present embodiment, and FIG. 15 is a flowchart showing the operation of the vending machine according to the present embodiment.
[0054]
Each configuration described above is controlled by the control means 115. As shown in FIG. 14, the
[0055]
The control means 115 inputs an operation signal corresponding to the operation of the
[0056]
The operation of the vending machine will be described based on FIG. The
[0057]
When the
[0058]
In the next step (step S3), the extraction door 7 is locked in the closed state and the
[0059]
And the
[0060]
When the commodity detection means 66 provided on the
[0061]
Subsequently, the
[0062]
Finally, it is determined whether or not the product has been taken out (step S12). The product is taken out by opening the take-out door 7 and taking out the product on the receiving
[0063]
On the other hand, if the product is not carried out (step S8: NO, step S13: Yes), a sold-out display is performed (step S14). The determination that the product is not carried out is made when the
[0064]
Then, selection of the selected corresponding rack is disabled (step S15). It is possible to select a rack by replenishing the corresponding rack with a product and performing a setting for canceling the sellout. Subsequently, the operation is finished through the steps of detaching the drive unit 15 (step S9) and lowering the cradle 12 (step S10).
[0065]
A bulk buying function may be added to the vending machine according to the present embodiment. In the case of adding a bulk buying function, a bulk buying button (bulk buying instruction means) is provided on the
[0066]
Further, the
[0067]
According to the vending machine according to the present embodiment, any size commodity can be accommodated in the cradle as long as the commodity is accommodated in the rack. That is, by arbitrarily connecting the racks, even if a product of an arbitrary size is stored in the rack, the product can be stored at the receiving position and transported to the take-out position.
[0068]
Further, since the product is stored on the receiving
[0069]
In addition, when the bulk purchase function is added, a plurality of products are stored in the receiving
[0070]
【The invention's effect】
As described above, according to the vending machine according to
[0071]
In addition, according to the vending machine according to
[0072]
Further, according to the vending machine according to
[0073]
In addition, according to the vending machine according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a vending machine according to an embodiment.
FIG. 2 is a cross-sectional plan view of a vending machine.
FIG. 3 is a side sectional view of the vending machine.
FIG. 4 is a perspective view showing a cradle moving mechanism and the like.
FIG. 5 is a perspective view showing a drive unit moving mechanism and the like.
FIG. 6 is a front view showing a drive unit.
FIG. 7 is a side view showing the drive unit (a view taken along the line AA in FIG. 6).
FIGS. 8A and 8B are side sectional views showing the operation of the inner door.
FIG. 9 is a perspective view showing a rack.
10A and 10B are side views showing the operation of the rack.
FIGS. 11A and 11B are plan views showing the operation of the rack. FIGS.
FIG. 12 is a perspective view showing a cover member.
FIGS. 13A and 13B are side views showing the operation of the cover member. FIGS.
FIG. 14 is a functional block diagram of a vending machine according to the present embodiment.
FIG. 15 is a flowchart showing the operation of the vending machine according to the present embodiment.
[Explanation of symbols]
9 Product storage shelf
10 Product storage rack (rack)
11 Unloading means
12 Product cradle (cradle)
14 Receiving side
16 Inner door
17 Cover member
18 Cover lock mechanism
20 Operation unit
Cradle moving mechanism
Claims (4)
受取位置で前記一の商品払出領域から払い出された商品を商品収容領域に収容し、取出位置まで商品を搬送する商品受台と
を備え、
隣接する複数の商品収納ラックの搬送手段を順次連結することにより構成される一の商品払出領域の最大幅と前記商品収容領域の幅とが同一となるように構成したことを特徴とする自動販売機。When a partition plate that defines one product storage rack and another product storage rack adjacent to the one product storage rack is immersed , the drive transmission gear that drives the carry-out means of the other product storage rack moves. By doing so, the drive transmission gear meshes with the connecting gear interlocking with the carry-out means of one product storage rack, and the carry-out means of one product storage rack and the carry-out means of another product storage rack are connected, A plurality of product storage racks constituting a single product delivery area in which products to be delivered are stored;
A product receiving stand for storing the product delivered from the one product delivery area at the receiving position in the product receiving area and transporting the product to the take-out position;
A vending machine characterized in that the maximum width of one commodity dispensing area configured by sequentially connecting the conveying means of a plurality of adjacent commodity storage racks is the same as the width of the commodity accommodating area. Machine.
選択した商品収納ラックに前記駆動部の動力を伝達して商品を払い出すことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。The product cradle includes a drive unit that generates power for driving the product storage rack,
The vending machine according to claim 1, wherein the merchandise is paid out by transmitting the power of the drive unit to the selected merchandise storage rack.
取出位置で前記商品収容領域の開放を許容し、商品受台から商品の取り出しを可能にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動販売機。The product cradle includes an inner door configured to be able to open and close a product storage area facing a takeout port for taking out a product at a takeout position,
The vending machine according to claim 1 or 2, wherein opening of the product storage area is allowed at a take-out position, and the product can be taken out from a product receiving stand.
まとめ買い指示がなされた場合には、選択した複数の商品を商品収容領域に収容した後に取出位置に搬送することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動販売機。Provide bulk buying instruction means,
The vending machine according to any one of claims 1 to 3, wherein when a bulk buying instruction is given, the selected plurality of products are transported to the take-out position after being stored in the product storage area.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002325749A JP4100137B2 (en) | 2002-11-08 | 2002-11-08 | vending machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002325749A JP4100137B2 (en) | 2002-11-08 | 2002-11-08 | vending machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004164011A JP2004164011A (en) | 2004-06-10 |
JP4100137B2 true JP4100137B2 (en) | 2008-06-11 |
Family
ID=32804880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002325749A Expired - Fee Related JP4100137B2 (en) | 2002-11-08 | 2002-11-08 | vending machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4100137B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110232772A (en) * | 2019-05-14 | 2019-09-13 | 佛山科学技术学院 | Automatic stationery vending machine |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103400447B (en) * | 2013-07-17 | 2015-07-15 | 杭州以勒自动售货机制造有限公司 | Vending machine |
CN113763628B (en) * | 2020-06-05 | 2024-01-30 | 威海新北洋数码科技有限公司 | Goods taking device, vending machine and vending system |
-
2002
- 2002-11-08 JP JP2002325749A patent/JP4100137B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110232772A (en) * | 2019-05-14 | 2019-09-13 | 佛山科学技术学院 | Automatic stationery vending machine |
CN110232772B (en) * | 2019-05-14 | 2021-05-04 | 佛山科学技术学院 | Automatic stationery vending machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004164011A (en) | 2004-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4379324B2 (en) | vending machine | |
JP4100137B2 (en) | vending machine | |
CA2411146A1 (en) | Small-sized vending machine | |
JP2005056383A (en) | Merchandise storage apparatus | |
JP4010262B2 (en) | vending machine | |
JPH117583A (en) | Automatic vending system for rice | |
JP4353101B2 (en) | vending machine | |
JP4035660B2 (en) | Product storage device | |
JP4032998B2 (en) | Vending machine product delivery device | |
JP3952930B2 (en) | vending machine | |
JP4830864B2 (en) | vending machine | |
JP3459594B2 (en) | Vending machine product unloading device | |
JP4479341B2 (en) | vending machine | |
JP4019898B2 (en) | Product storage device | |
JP4888205B2 (en) | vending machine | |
JP2005044222A (en) | Commodity storage device | |
JP3997964B2 (en) | Product storage device | |
JP3972841B2 (en) | vending machine | |
JP2005339351A (en) | Article sale display case | |
JP3255745B2 (en) | Automatic product unloading device with brim | |
JP2006164051A (en) | Automatic vending machine | |
JP3975949B2 (en) | vending machine | |
JP4968181B2 (en) | Product carrying device | |
JP3199635B2 (en) | vending machine | |
JPH10143749A (en) | Commodity carry-out device for automatic vending machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070227 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070828 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071009 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080310 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328 Year of fee payment: 5 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328 Year of fee payment: 5 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328 Year of fee payment: 5 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328 Year of fee payment: 5 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140328 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |