JP4099585B2 - 出力制御装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、出力制御装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができるようにした出力制御装置および方法、並びにプログラムに関する。
従来、例えば音楽データ等のコンテンツデータは、カセット型のテープデバイスであるカセットテープやレコード等の記録媒体単位(メディア単位)で管理されていた。例えば音楽データの場合、それらの記録媒体(メディア)は、通常、数曲乃至数十曲の楽曲を記録することができる。ユーザは、通常、複数のメディアの中から、目的の楽曲(音楽データ)が記録されているメディアを選択し、それを再生装置に装着してデータを再生させる。このように、ユーザは、複数の音楽データをメディアにまとめて記録してあり、多くの音楽データを有する場合においても、それらの音楽データの1つ1つを指定して再生させるのではなく、メディア単位で指定して再生させることができる。
このようなメディアに記録された音楽データを再生させる再生装置であるオーディオプレーヤには、楽曲(音楽データ)の再生、停止、早送り、または巻き戻し等各種の操作を行うための専用のボタンがそれぞれ設けられており、ユーザはそれらのボタンを操作することにより音楽データの再生を制御する。上述したようなメディアにおいては、それに記録される音楽データの曲数も限られているので、ユーザは、このようなボタン操作のみで十分に音楽データの再生を制御することができる。従って、このようなオーディオプレーヤにおいては、再生中の曲名を表示する程度の小型のディスプレイのみが設けられているだけである。
しかしながら、レコードやCD-ROM(Compact Disc - Read Only Memory)等のメディアは再生専用であり、書き込みを行うことができないので、ユーザの好みに合わない不必要なデータが含まれている場合であっても、その記録内容を編集することができなかった。これに対して、例えば、カセットテープやCD-R(Compact Disc - Recordable)等の、データの書き込みが可能なメディアは、ユーザの嗜好に合う音楽データのみを記録することができる。しかしながら、この場合においても、1つのメディアに記録可能なデータ量に制限があるため、再生させる音楽データの数に比例して、必要なメディアの数も増えてしまう。
そこで、近年、上述したメディアと比較して容量の大きな磁気記録媒体であるハードディスクに音楽データを記録する方法が用いられるようになってきた。ハードディスクの場合、数十ギガバイト乃至数百ギガバイトもの容量を安価に実現することができ、数千曲もの楽曲(音楽データ)を記録することができる。例えば、CD-ROM等のメディアを再生する再生装置であるオーディオプレーヤにハードディスクを内蔵させ、大量の音楽データをそのハードディスクに記録し、再生させるオーディオプレーヤ等が存在する。
このようなハードディスクに記録された音楽データを再生するオーディオプレーヤにおいては、上述した、CD-ROM等のメディアに記録された音楽データを再生するオーディオプレーヤと同様に、楽曲(音楽データ)の再生、停止、早送り、または巻き戻し等の各種の操作を行うための専用のボタンがそれぞれ設けられており、ユーザはそれらのボタンを操作することにより音楽データの再生を制御する。
なお、ハードディスクは通常パーソナルコンピュータの記憶媒体として用いられるが、近年、パーソナルコンピュータは、その普及とともに、本来の開発装置としての用途以外にも、例えば、LANやインターネット等のネットワークを介して他の装置と連携して処理を行う等、様々な用途に用いられるようになってきた(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。これに伴い、例えば、パーソナルコンピュータは、所定のアプリケーションを実行する等して、上述したメディアより音楽データを内蔵するハードディスクにコピーしたり(CD-ROMより読み出した音楽データを圧縮したり、著作権機能付きデータに変換したりする等の処理を行った後、ハードディスクに記録したり)、サーバより音楽データを、ネットワークを介してダウンロードし、内蔵するハードディスクに記録したりすることにより、大量の音楽データを蓄積し、その蓄積された音楽データを再生することにより、上述したオーディオプレーヤとして動作する。
このようなパーソナルコンピュータは、通常、オーディオプレーヤの場合と比較して大きなディスプレイを有しているが、そのディスプレイには、オーディオプレーヤの場合と同様に、楽曲(音楽データ)の再生、停止、早送り、または巻き戻し等の処理を指示する各種のソフトウェアボタンを含むGUI(Graphical User Interface)を表示し、ユーザが基本的にオーディオプレーヤの場合と同様に再生を制御することができるようにしている。また、このようなパーソナルコンピュータにおいては、例えば、アルバム名やアーティスト名等によってグループ化することにより、音楽データを階層的に管理し、ユーザがGUIにより容易に選曲することができるようにするものもある。
特開2001-136504号公報 特開2001-175374号公報
しかしながら、以上のように、再生する音楽データをハードディスクに蓄積する場合、ハードディスクの容量が大きいため、その音楽データの数が数千曲のように大量になる場合がある。そのため、上述したハードディスクを有するオーディオプレーヤのように、簡易的なディスプレイのみしか備えていない場合、ユーザは、再生、停止、早送り、または巻き戻し等のボタン操作のみで、目的の曲を大量の音楽データの中から検索して再生させなければならず、煩雑な作業を要する場合があるという課題があった。
また、音楽データを再生する機能しか有していないオーディオプレーヤにおいて、以上のようなパーソナルコンピュータのように、大きなディスプレイを設けることにより、そのディスプレイを利用してGUIを表示し、ユーザが音楽データを階層的に検索する等の複雑な操作を実現する方法も考えられるが、その場合、製造コストが増大してしまう場合があるだけでなく、オーディオプレーヤのサイズも不必要に大きくなってしまう場合があるという課題があった。
また、その場合、音楽データを管理するために、例えば、マウス等のユーザインタフェースを利用しなければならず、操作も複雑になり、CD-ROM等のメディアに記録されている音楽データを再生するオーディオプレーヤのように、ユーザがその操作を直感的に理解し、容易に音楽データを管理して再生することができない場合があるという課題もあった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができるようにするものである。
本発明の出力制御装置は、コンテンツデータを記録する記録手段と、領域に配置されたブロック部と通信を行う通信手段と、通信手段による通信を用いて、ブロック部よりコンテンツデータに関する情報を取得する取得手段と、通信手段による通信を用いて、本体部に設けられた複数の領域における、ブロック部の配置位置、並びに、ブロック部の本体部に対する向きを管理するブロック部管理手段と、ブロック部管理手段により管理されるブロック部の配置位置、並びに、ブロック部の本体部に対する向きに基づいて、取得手段により取得されたコンテンツデータに関する情報に対応する、記録手段により記録されているコンテンツデータの出力順を決定し、出力順に基づいてコンテンツデータを再生し、出力させる出力制御手段とを備えることを特徴とする。
前記通信手段は、領域に配置されたブロック部と赤外線通信を行うようにすることができる。
前記通信手段による通信を用いて、領域に配置されたブロック部に対して検出信号を出力する検出信号出力手段と、検出信号出力手段により出力された検出信号を取得したブロック部より出力された、検出信号に対応する応答信号を取得する応答信号取得手段とをさらに備え、ブロック部管理手段は、応答信号取得手段により取得された応答信号に基づいて、ブロック部の配置状況を管理することができる。
前記出力制御手段は、ブロック部管理手段による管理により得られる複数のブロック部の配置順と同じ順序で、ブロック部のそれぞれに対応する複数のコンテンツデータを再生し、出力させることができる。
前記本体部周辺の光量を測定する測定手段をさらに備え、出力制御手段は、測定手段による測定結果に基づいて、領域に配置された各ブロック部に対応する複数のコンテンツデータの内、出力するコンテンツデータを選択し、出力させることができる。
本発明の出力制御方法は、コンテンツデータの記録を制御する記録制御ステップと、領域に配置されたブロック部との通信を制御する通信制御ステップと、通信制御ステップの処理による通信を用いて、ブロック部よりコンテンツデータに関する情報を取得する取得ステップと、通信制御ステップの処理による通信を用いて、本体部に設けられた複数の領域における、ブロック部の配置位置、並びに、ブロック部の本体部に対する向きを管理するブロック部管理ステップと、ブロック部管理ステップの処理により管理されるブロック部の配置位置、並びに、ブロック部の本体部に対する向きに基づいて、取得ステップの処理により取得されたコンテンツデータに関する情報に対応する、記録制御ステップの処理により記録されているコンテンツデータの出力順を決定し、出力順に基づいてコンテンツデータを再生し、出力させる出力制御ステップとを含むことを特徴とする。
前記通信制御ステップは、領域に配置されたブロック部と赤外線通信を行うようにすることができる。
前記通信制御ステップの処理による通信を用いて、領域に配置されたブロック部に対する検出信号の出力を制御する検出信号出力制御ステップと、検出信号出力制御ステップの処理により出力された検出信号を取得したブロック部より出力された、検出信号に対応する応答信号を取得する応答信号取得ステップとをさらに含み、ブロック部管理ステップの処理は、応答信号取得ステップの処理により取得された応答信号に基づいて、ブロック部の配置状況を管理することができる。
前記出力制御ステップの処理は、ブロック部管理ステップの処理による管理により得られる複数のブロック部の配置順と同じ順序で、ブロック部のそれぞれに対応する複数のコンテンツデータを再生し、出力させることができる。
前記本体部周辺の光量を測定する測定ステップをさらに含み、出力制御ステップの処理は、測定ステップの処理による測定結果に基づいて、領域に配置された各ブロック部に対応する複数のコンテンツデータの内、出力するコンテンツデータを選択し、出力させることができる。
本発明のプログラムは、コンテンツデータの記録を制御する記録制御ステップと、領域に配置されたブロック部との通信を制御する通信制御ステップと、通信制御ステップの処理による通信を用いて、ブロック部よりコンテンツデータに関する情報を取得する取得ステップと、通信制御ステップの処理による通信を用いて、本体部に設けられた複数の領域における、ブロック部の配置位置、並びに、ブロック部の本体部に対する向きを管理するブロック部管理ステップと、ブロック部管理ステップの処理により管理されるブロック部の配置位置、並びに、ブロック部の本体部に対する向きに基づいて、取得ステップの処理により取得されたコンテンツデータに関する情報に対応する、記録制御ステップの処理により記録されているコンテンツデータの出力順を決定し、出力順に基づいてコンテンツデータを再生し、出力させる出力制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の出力制御装置および方法、並びにプログラムにおいては、コンテンツデータが記録され、領域に配置されたブロック部と通信が行われ、その通信を用いて、ブロック部よりコンテンツデータに関する情報が取得され、その通信を用いて、本体部に設けられた複数の領域における、ブロック部の配置位置、並びに、ブロック部の本体部に対する向きが管理され、そのブロック部の配置位置、並びに、ブロック部の本体部に対する向きに基づいて、取得されたコンテンツデータに関する情報に対応する、記録されているコンテンツデータの出力順が決定され、出力順に基づいてコンテンツデータが再生されて出力され、例えば、領域に配置されたブロック部の配置位置の関係に対応した順序で、ブロック部に対応するコンテンツデータが再生されて、出力される。
本発明によれば、情報を制御することができる。特に、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用したオーディオプレーヤの外観を示す斜視図である。
図1において、オーディオプレーヤ1は、本体であるベース部10、および再生する音楽データに関する情報を記憶する複数のブロック21乃至26により構成され、後述するように、ベース部10に内蔵されるハードディスクに蓄積された音楽データを再生し、図示せぬスピーカより出力するオーディオプレーヤである。
後述するように、ブロック21乃至ブロック26はそれぞれ記憶部を有し、ハードディスクに蓄積されたコンテンツデータとしての音楽データに関する情報を記憶しており、ベース部10に設置されると、その情報がベース部10により読み出され、そのブロックの位置に応じて、その情報に対応する音楽データが再生される。
ベース部10の外観を図2の斜視図に示す。図2において、ベース部10の上面には、例えば、楽曲(音楽データ)の再生中にユーザにより操作され、楽曲の出力レベルを調整するボリュームとして機能したり、ブロックに音楽データに関する情報を記憶させる際にユーザに操作され、その情報を選択するセレクタとして機能したりするダイヤルスイッチ31、ブロックに音楽データに関する情報を記憶させる際に、そのブロックが装着される場所である登録用スロット32、および、ブロックに記憶されている情報に対応する音楽データを再生させる際に、ユーザがブロックを装着させる場所である再生用スロット33乃至再生用スロット37が設けられている。
ダイヤルスイッチ31は、図2に示される両矢印の方向、すなわち、ダイヤルスイッチ31の上面の中心点を中心として、ベース部10の上面に対して水平方向に回転動作することができるようになされており、ベース部10の内部の回路において、その位置または回転量に応じた制御信号を出力して、ブロックに登録する情報を選択したり、再生音量を調節したりする。
登録用スロット32は、ベース部10の上面に設けられた正方形の領域であり、音楽データに関する情報を記憶させるブロックがユーザにより設置される(登録用スロット32の上に配置される)領域である。後述するように、登録用スロット32には、赤外線発光部および赤外線受光部が設けられており、ベース部10は、それらを用いてブロックと赤外線通信を行い、情報の送受信を行う。
再生用スロット33乃至再生用スロット37は、登録用スロット32と基本的に同様の構成であり、ベース部10の上面に設けられた正方形の領域であり、ベース部10がブロックと赤外線通信を行い、情報の送受信を行うための、赤外線発光部および赤外線受光部が設けられている。これらの再生用スロット33乃至再生用スロット37には、音楽データを再生させるブロックがユーザにより設置される(再生用スロット33乃至再生用スロット37の上に配置される)。なお、後述するように、ブロックが再生用スロット33乃至再生用スロット37のいずれのスロットに設置されるかによって、そのブロックが記憶している情報に対応する音楽データの再生順序が決定される。
図3に登録用スロット32の構成例を示す。図3において、登録用スロット32の中心(登録用スロット32の正方形の対角線が交差する位置)には、上述したように赤外線発光部41が設けられている。また、その登録用スロット32の中心を通り、登録用スロット32の4つの辺32−1乃至32−4をそれぞれ垂直に2等分する線上の、各辺より所定の距離dだけ内側(登録用スロット32の中心側)の位置には、それぞれ赤外線受光部42−1乃至42−4が設けられている。
図2に示される再生用スロット33乃至37も、図3に示される登録用スロット32の場合と同様の構成であり、図3の構成を適用することができるので、それらの説明を省略する。
次に、ブロックについて説明する。図1に示されるブロック21乃至ブロック26は、同様の構成であるので、以下においては、ブロック21についてのみ説明する。
ブロック21の形状は、図4に示されるように、長方形の4つの側面51乃至54、並びに、正方形の上面55および底面56により囲まれる直方体である。底面56は、ベース部10の各スロット(登録用スロット32、並びに、再生用スロット33乃至37)と同じ大きさの正方形であり、ブロック21が各スロットに設置可能なようになされている。
ブロック21には、後述するようにスイッチが内蔵されており、そのスイッチの可動部21−1が上面55側に設けられている。すなわちブロック21は、可動部21−1および本体部21−2により構成され、図4に示されるように、ブロック21の上面55は、可動部21−1に構成される。また、ブロック21の上面55には、正方形の液晶ディスプレイよりなる表示部61が設けられている。
図5は、図4に示されるブロック21を底面56の側から見た斜視図である。ブロック21の底面56には、図3を参照して説明した、ベース部10のスロット(登録用スロット32、並びに、再生用スロット33乃至37)と対応する様に、その中心の(底面56の対角線が交差する)位置には、赤外線受光部62が設けられている。また、その底面56の中心を通り、底面56の側面51と接する辺56−1を垂直に2等分する線上の、辺56−1より所定の距離dだけ内側(底面56の中心側)の位置には、赤外線発光部63が設けられている。
すなわち、ブロック21の底面56には、例えば、ブロック21がベース部10の登録用スロット32に設置された際に、図3に示される赤外線発光部41に対向する位置に、赤外線受光部62が設けられ、図3に示される赤外線受光部42−1乃至42−4のいずれかに対向する位置に、赤外線発光部63が設けられている。このようにすることにより、ブロック21が例えばベース部10の登録用スロット32に設置された際に、赤外線発光部41が出力した赤外線信号を赤外線受光部62が受信したり、赤外線発光部63が出力した赤外線信号を赤外線受光部42−1乃至42−4のいずれかが受信したりすることができる。これにより、ベース部10と、スロットに装着されたブロック21とが赤外線通信を行うことができる。
ブロック21には、赤外線発光部63が1つしか設けられていないが、各スロットにはそれぞれ4つの赤外線受光部42−1乃至42−4が設けられている。これは、ブロック21がスロットに対してどの向きに(赤外線発光部63が赤外線受光部42−1乃至42−4のいずれに対向するように)設置されてもよいようにするためのものである。
すなわち、例えば、図6Aに示されるように、辺56−1と辺32−1とが接するような方向で、ブロック21を登録用スロット32に設置した場合、赤外線発光部63は、赤外線受光部42−1と対向し、赤外線発光部63より出力された赤外線信号は、赤外線受光部42−1により受信される。また、例えば、図6Bに示されるように、辺56−1と辺32−2とが接するような方向で、ブロック21を登録用スロット32に設置した場合、赤外線発光部63は、赤外線受光部42−2と対向し、赤外線発光部63より出力された赤外線信号は、赤外線受光部42−2により受信される。
さらに、例えば、図6Cに示されるように、辺56−1と辺32−3とが接するような方向で、ブロック21を登録用スロット32に設置した場合、赤外線発光部63は、赤外線受光部42−3と対向し、赤外線発光部63より出力された赤外線信号は、赤外線受光部42−3により受信され、例えば、図6Dに示されるように、辺56−1と辺32−4とが接するような方向で、ブロック21を登録用スロット32に設置した場合、赤外線発光部63は、赤外線受光部42−4と対向し、赤外線発光部63より出力された赤外線信号は、赤外線受光部42−4により受信される。
このように、登録用スロット32に対して、上述した4方向の内、いずれの向きにブロック21を設置しても、赤外線発光部63は、赤外線受光部42−1乃至42−4のいずれかと対向するようになされている。後述するように、ブロック21は、このブロック21の向きに応じて、互いに異なる4つの情報を記憶することができる。従って、ブロック21は、スロットに設置する際の向きに応じて4種類のパターンで再生する音楽データを指定することができる。
なお、図6において、登録用スロット32の赤外線発光部41とブロック21の赤外線受光部62は、それぞれ登録用スロット32またはブロック21の中心に配置されているので、図6A乃至図6Dのいずれの場合においても(ブロック21を登録用スロット32に対して上述した4つの方向の内、いずれの方向で設置しても)、赤外線発光部41と赤外線受光部62は、互いに対向するように位置する。
次に、オーディオプレーヤ1の内部の構成について説明する。図7は、図2のベース部10の内部の構成例を示すブロック図である。
図7において、ベース部10のMPU(Micro Processing Unit)71は、ROM(Read Only Memory)72に記憶されているプログラムやデータ、またはフラッシュメモリ74やハードディスク78からRAM(Random Access Memory)73にロードされたプログラムやデータに従って各種の処理を実行し、ベース部10の全体を制御する。
ROM72は、読み出し専用の半導体メモリであり、工場出荷時等に予めMPU71が実行するプログラムやデータが記憶されており、MPU71の要求に基づいて、それらをMPU71に供給する。RAM73は、読み書き両用の半導体メモリであり、MPU71の指示に基づいて、プログラムやデータを一時的に保持する。フラッシュメモリ74は、例えばブロック単位等のデータの書き換えが可能な不揮発性の半導体メモリであり、MPU71に制御され、ドライブ81に装着されたリムーバブルメディア81に記憶されているプログラムやデータ、通信部79を介して他の装置より供給されるプログラムやデータ、または、ハードディスク78に記録されているプログラムやデータ等を記憶し、MPU71の要求に基づいて、それらをMPU71に供給する。
MPU71には、また、ユーザからの入力を受け付ける入力部75、ブロックとの赤外線通信を行う赤外線通信部76が接続されている。入力部75は、上述したダイヤルスイッチ31を有しており、MPU71に制御されてダイヤルスイッチ31における入力の受け付けを開始し、ユーザがダイヤルスイッチ31を操作することにより入力された情報をMPU71に供給する。赤外線通信部76は、上述した赤外線発光部41および赤外線受光部42の他に、それらの動作を制御する赤外線通信制御部91を有している。赤外線通信制御部91は、赤外線発光部41の発光を制御し、MPU71より供給された情報を赤外線信号として赤外線発光部41より出力するとともに、赤外線受光部42において取得された赤外線信号より供給された情報を抽出し、MPU71に供給する。このようにして、赤外線通信部76は、MPU71に制御されてブロックとの赤外線通信を行う。
MPU71には、さらに、音楽データに対応する音声信号を出力する出力部77、および磁気記録媒体であるハードディスク78が接続されている。出力部77は、複数のスピーカよりなるスピーカ92、および音声信号を増幅する増幅部93を有しており、MPU71より供給される音声信号(音楽データの再生データ)を取得すると、増幅部93においてそれを増幅し、増幅した信号をスピーカ93より出力する。ハードディスク78は、音楽データ等の各種のデータやMPU71が実行するプログラムやデータを記憶しており、MPU71の要求に基づいて、それらをMPU71に供給する。
MPU71には、また、図示せぬネットワークを介して他の装置と通信を行う通信部79、および、装着されたリムーバブルメディア81に記憶されている音楽データ等の各種のデータやプログラム等を取得し、MPU71に供給するドライブ80が接続されている。通信部79は、インターネットやLAN(Local Area Network)に代表されるネットワークを介して他の装置に接続され、MPU71に制御されて有線通信または無線通信を行い、他の装置より供給された音楽データ等の各種のデータやプログラム等を取得し、MPU71に供給する。リムーバブルメディア81は、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなる記録媒体である。ドライブ80は、MPU71に制御されて、装着されたリムーバブルメディア81に記録されている情報を読み出し、MPU71に供給する。
なお、図7においては、赤外線通信部76の赤外線発光部41と赤外線受光部42は、1つずつしか示していないが、実際には、図8に示されるように、登録用スロット32、並びに、再生用スロット33乃至37の各スロットに対して1つの赤外線発光部41、並びに、4つの赤外線受光部42−1乃至42−4が設けられている。これらの赤外線発光部41、並びに、赤外線受光部42−1乃至42−4は、各スロットにおいて、図3を参照して説明したような位置に配置されている。
次に、ブロック21の内部の構成について説明する。図9は、図4のブロック21の内部の構成例を示すブロック図である。
図9において、ブロック21のMPU101は、ROM102に記憶されているプログラムやデータ、またはフラッシュメモリ104からRAM103にロードされたプログラムやデータに従って各種の処理を実行し、ブロック21の全体を制御する。
フラッシュメモリ104は、MPU101より供給された、後述する音楽データに関する情報を、ブロック21がスロットに設置される際の4方向のそれぞれに対応させて記憶し、MPU101の要求に基づいて、その情報をMPU101に供給する。
また、MPU101には、ブロックID記憶部105も接続されている。ブロックID記憶部105は、読み出し専用のRAMであり、このブロック21を識別するためのID(IDentifier)が、製造時や工場出荷時等に予め記憶されており、MPU101の要求に応じてその情報をMPU101に供給する。
ブロック21には、上述したようにスイッチが設けられており、ユーザが可動部21−1を押下することにより、そのスイッチを含むスイッチ部106よりMPU101に制御信号が出力される。
MPU101には、さらに、赤外線受光部62および赤外線発光部63の動作を制御する赤外線通信制御部107が接続されている。赤外線通信制御部107は、赤外線発光部63の発光を制御し、MPU101より供給された情報を赤外線信号として赤外線発光部63よりベース部10に対して出力するとともに、赤外線受光部62において取得された、ベース部10より供給された赤外線信号より供給された情報を抽出し、MPU101に供給する。
なお、図1に示されるブロック22乃至26も、ブロック21と同様の構成であり、図9に示される構成例を適用することができるので、その説明を省略する。
次に、オーディオプレーヤ1の具体的な動作について説明する。
オーディオプレーヤ1は、リムーバブルメディア81に記録されている音楽データや、ネットワークを介して接続された他の装置より供給された音楽データを取得し、内蔵するハードディスク78に蓄積させる。ベース部10のMPU71は、例えば、ROM72に記憶されている音楽データ取得用のプログラムを実行し、この処理を実現する。
音楽データ取得用のプログラムを実行すると、MPU71は、図10に示されるように、ドライブを制御するドライブ制御部111、通信部79を介した通信を制御する通信制御部112、データ取得に関する処理を制御するデータ取得制御部113、取得したデータより記憶用のデータを作成する記憶用データ作成部114、並びに、記憶させる音楽データに関する情報である曲情報テーブルを作成する曲情報テーブル作成部115等の各種の機能を備える。
データ取得制御部113は、ドライブ制御部111を制御し、ドライブ80に装着されたリムーバブルメディア81よりオーディオデータ121−1(音楽データ)を読み出させたり、通信制御部112を制御して、通信部79を介して供給されるオーディオデータ121−2(音楽データ)を取得させたりする。ドライブ制御部111は、ドライブ80を制御し、ドライブ80に装着されたリムーバブルメディア81に記憶されているオーディオデータ121−1(音楽データ)を読み出して、データ取得制御部113に供給する。通信制御部112は、通信部79を介して取得したオーディオデータ121−2をデータ取得制御部113に供給する。
データ取得制御部113は、ドライブ制御部111または通信制御部112よりオーディオデータ121−1または121−2を取得すると、それを記憶用データ作成部114に供給する。記憶用データ作成部114は、そのオーディオデータに対して、圧縮処理を施したり、著作権保護機能を付加したりする等して、オーディオデータをハードディスク78に記憶させる際のフォーマットに変換し、曲情報テーブル作成部115に供給する。曲情報テーブル作成部115は、取得したオーディオデータに基づいて、ハードディスク78内に記憶された曲情報テーブル123を更新し、その更新された曲情報テーブル123をオーディオデータとともにハードディスク78に供給する。ハードディスク78は、その記憶領域にオーディオデータ用のデータベースであるオーディオデータベース124を作成し、取得したオーディオデータをそのオーディオデータベース124内に蓄積する。ハードディスク78は、さらに、供給された曲情報テーブル123を記憶する。
曲情報テーブル123は、オーディオデータベース124内に蓄積されたオーディオデータを管理するためのテーブルであり、それらのオーディオデータの曲名やアルバム名等の名前情報、作成者や作成日付に関する作成情報、曲のジャンルやアーティスト名等の内容に関する内容情報、並びに、ユーザにより指定されたカテゴリ情報等に基づいて、オーディオデータを管理するテーブルである。
オーディオプレーヤ1は、ユーザの操作に基づいて、このようにハードディスク78に蓄積された音楽データ(オーディオデータ)を再生させるための情報を、登録用スロット32に設置されたブロック21に登録する。
ベース部10のMPU71は、例えば、ROM72に記憶されている登録用プログラムを実行し、ブロックへの情報の登録に関する処理を行う。図11は、MPU71の登録処理に関する機能ブロックを示すブロック図である。
MPU71は、赤外線通信部76の各部を制御し、ブロックが登録用スロット32に設置されたか否か等を管理するブロック管理部131、登録用スロット32に設置されたブロックに対して、ハードディスク78に記憶されている音楽データのアルバム名を供給するアルバム名供給制御部132、曲情報テーブルを管理する曲情報テーブル管理部133、並びに、入力部75を制御し、入力部75より供給される制御信号を取得する入力制御部134を有している。
ブロック管理部131は、赤外線通信制御部91を制御して、登録用スロット32の赤外線発光部41より所定の間隔でブロック検出信号を出力させる。例えば、ユーザによりブロック21が登録用スロット32に設置されると、ブロック21のMPU101は、赤外線受光部62において、このブロック検出信号を取得し、赤外線発光部63より応答信号を出力させる。ブロック21の赤外線発光部63に対向する位置の赤外線受光部42は、その応答信号を検出すると、赤外線通信制御部91を介してブロック管理部131に供給する。ブロック管理部131は、このブロック21より供給される応答信号に基づいて、ブロックが登録用スロット32に設置されているか否かを判定し、その判定結果をアルバム名供給制御部132に供給する。
アルバム名供給制御部132は、ブロックが登録用スロット32に設置されている場合、そのブロックに登録されているアルバム名をブロックの表示部61に表示させたり、曲情報テーブル管理部133より供給されたアルバム名を赤外線通信制御部91を介して、ブロックに供給し、登録させる。
曲情報テーブル管理部133は、ハードディスク78より曲情報テーブル123を取得し、RAM73に保持させたり、RAM73に保持させている曲情報テーブル123より、入力制御部134を介してユーザに指定されたアルバム名を取得し、アルバム名供給制御部132に供給したりする。
入力部134は、入力部75のダイヤルスイッチ31を操作して入力された、ブロックに登録させるアルバム名に関するユーザの指示を曲情報テーブル管理部133に供給する。
MPU71は、以上のような各部においてアルバム名登録処理を実行することにより、登録用スロット32に設置されたブロックにアルバム名を登録させる。図12のフローチャートを参照して、MPU71の各部によるアルバム名登録処理を説明する。また、必要に応じて、図13を参照して説明する。なお、以下においては、ブロック21にアルバム名を登録させる場合について説明する。ブロック22乃至ブロック26の場合もブロック21の場合と同様であるので、その説明は省略する。
最初に、ブロック管理部131は、ステップS1において、赤外線通信制御部91を制御してブロック検出信号の出力を開始する。登録用スロット32の赤外線発光部41は、赤外線通信制御部91に制御され、供給されるブロック検出信号を所定の間隔で出力する。図13に示されるように、ベース部10より出力されたブロック検出信号144は、登録用スロット32に設置されたブロック21に供給される。上述したように、登録用スロット32に設置されたブロック21は、赤外線受光部62においてこのブロック検出信号141を取得すると、赤外線発光部63より応答信号を出力する。図13に示されるように、ブロック21より出力された応答信号142は、ベース部10に供給される。赤外線発光部63に対向する位置の赤外線受光部42は、その応答信号142を受信すると、赤外線通信制御部91を介してブロック管理部131に供給する。
ブロック管理部131は、その応答信号に基づいて、図12のステップS2において、登録用スロット32にブロックが装着されたか否かを判定する。赤外線通信制御部91より応答信号を取得し、ブロックが装着されたと判定した場合、ステップS3に処理を進め、応答信号を受信した赤外線受光部42を、登録用スロット32に設けられた赤外線受光部42−1乃至42−4の中から特定する。赤外線通信制御部91は、赤外線受光部42より応答信号を取得すると、その応答信号を供給した赤外線受光部42に関する情報、すなわち、登録用スロット32に設けられた赤外線受光部42−1乃至42−4の内、いずれの赤外線受光部より応答信号が供給されたかを示す情報を応答信号に付加してブロック管理部131に供給する。ブロック管理部131は、その情報に基づいて、ブロックの設置された向きを特定し、その向きを識別するための面IDを特定し、ステップS4に処理を進める。
ステップS4において、曲情報テーブル管理部133は、ハードディスク78に記憶されている曲情報テーブル123を取得し、RAM73に保持させ、ステップS5に処理を進める。ステップS5において、アルバム名供給制御部132は、RAM73に保持されている曲情報テーブル123の1番目に登録されているアルバム名を、登録用ブロック32に設置されたブロック21に供給し、そのアルバム名を表示部61に表示させる。具体的には、アルバム名供給制御部132は、曲情報テーブル管理部133に対して、曲情報テーブル123の1番目に登録されているアルバム名を要求する。曲情報テーブル133は、その要求に基づいて、RAM73に保持されている曲情報テーブル123より1番目のアルバム名を取得し、アルバム名供給制御部132に供給する。アルバム名供給制御部132は、取得したアルバム名を赤外線通信制御部91に供給し、赤外線発光部41より出力させる。図13に示されるように、赤外線発光部41より赤外線信号として出力されたアルバム名144は、ブロック21の赤外線受光部62を介してブロック21に供給され、表示部61において文字情報として表示される。
アルバム名が表示部61に表示されると、入力制御部134は、図12のステップS6において、ダイヤルスイッチ31の入力の受け付けを開始する。そして、ステップS7において、入力制御部134は、ユーザに操作されたダイヤルスイッチ31より供給される制御信号に基づいて、ダイヤルスイッチが操作されたか否かを判定する。ダイヤルスイッチ31より所定の制御信号を取得し、ダイヤルスイッチ31が操作されたと判定した場合、入力制御部134は、ステップS8に処理を進め、取得した制御信号に基づいて、ダイヤルスイッチ31がユーザに操作されて回転した回転量に関する情報を曲情報テーブル管理部133に供給する。曲情報テーブル管理部133は、その取得した回転量に関する情報に基づいて、RAM73に保持されている曲情報テーブル123より、回転量に対応する順番のアルバム名を取得し、アルバム名供給制御部132に供給する。アルバム名供給制御部132は、曲情報テーブル管理部133よりアルバム名に関する情報を取得すると、そのアルバム名に関する情報を、赤外線通信制御部91を介してブロック21に供給し、ブロック21の表示部61に表示させる。
すなわち、ユーザがダイヤルスイッチ31を所定の向きに回転させると、ブロック21の表示部61には、その回転量に対応して、2番目以降のアルバム名が表示される。そしてさらにユーザがダイヤルスイッチ31を所定の向きに回転させると、さらに後のアルバム名が表示され、最後のアルバム名の次には1番目のアルバム名が表示される。また、ユーザが逆向きにダイヤルスイッチ31を回転させると、現在表示されているアルバム名より前の順番のアルバム名が表示され、1番目のアルバム名の次には、最後のアルバム名が表示される。
ステップS8の処理が終了すると、アルバム名供給制御部132は、ステップS9に処理を進める。また、ステップS7において、ダイヤルスイッチ31が操作されていないと判定した場合、入力制御部134は、ステップS8の処理を省略し、ステップS9に処理を進める。
ステップS9において、ブロック管理部131は、登録用スロット32に設置されたブロック21のスイッチ(ブロックスイッチ)が操作されたか否かを判定する。赤外線通信部76を介して、ブロック21よりスイッチが操作されたことを示す制御信号が供給され、ユーザが、ブロック21の可動部21−1を押下したと判定した場合、ブロック管理部131は、その情報とともに、ブロック21の配置の向きを識別するための面IDをアルバム名供給制御部132に供給し、処理をステップS10に進める。ステップS10においてアルバム名供給制御部132は、供給された面IDを、現在ブロック21に表示させているアルバム名とともに、赤外線通信部76を介してブロック21に供給し、フラッシュメモリ104に対して、アルバム名を面IDに対応させて記憶させる。
図13に示されるように、アルバム名供給制御部132は、曲情報テーブル管理部133を介して、曲情報テーブル143より取得した、現在ブロック21に表示させているアルバム名144に、面ID145を付加し、ブロック21のフラッシュメモリ104に供給する。フラッシュメモリ104には、各面IDに対応させてアルバム名が登録されており、フラッシュメモリ104は、ベース部10より取得した面ID145に、ベース部10より取得したアルバム名144を対応させて記憶する。
ステップS10の処理を終了したアルバム名供給制御部132は、ステップS11に処理を進める。また、ステップS9において、ブロック21のスイッチ(ブロックスイッチ)が操作されていないと判定した場合、ブロック管理部131は、ステップS11に処理を進める。
ステップS11において、ブロック管理部131は、赤外線通信制御部91より供給される応答信号に基づいて、ブロック21が登録用スロット32より外されたか否かを判定し、応答信号の供給が続いており、ブロック21がまだ登録用スロット32に設置されていると判定した場合、処理をステップS7に戻し、それ以降の処理を繰り返す。また、ステップS11において、応答信号の供給が停止し、ブロック21が登録用スロット32より外されたと判定した場合、処理をステップS12に進める。
ブロック管理部131は、また、ステップS2において、ブロックが装着されていないと判定した場合、ステップS12に処理を進める。ステップS12において、ブロック管理部131は、アルバム名登録処理を終了するか否かを判定し、終了しないと判定した場合、ステップS2に処理を戻し、それ以降の処理を繰り返す。ステップS12において、ユーザの指示等に基づいて、アルバム名登録処理を終了すると判定した場合、ブロック管理部131は、ステップS13において終了処理を行い、アルバム名登録処理を終了する。
このようにハードディスク78に登録されている音楽データのアルバム名をブロック21に登録することにより、オーディオプレーヤ1は、後述するように、このブロック21がベース部10の再生用スロットに装着された際に、その登録されたアルバム名に対応する音楽データを再生させることができる。これにより、オーディオプレーヤ1は、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができる。
また、上述したように、ベース部10は、ブロック21の設置された向きに対応させてアルバム名をブロック21に登録させるので、オーディオプレーヤ1は、1つのブロックに対して複数のアルバム名を登録することができる。これにより、ユーザは、ブロックの設置する向きを制御するだけで、再生される音楽データを制御することができる。このようにすることにより、オーディオプレーヤ1は、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができる。
次に、再生用スロット33乃至再生用スロット37に設置されたブロックに登録されているアルバム名に対応する音楽データを再生する処理について説明する。ベース部10のMPU71は、例えば、ROM72に記憶されている再生用プログラムを実行し、ブロックに登録された情報に基づいて、再生に関する処理を行う。図14は、MPU71の音楽データの再生処理に関する機能ブロックを示すブロック図である。
MPU71は、再生用スロット33乃至37に設置されたブロックを管理するブロック管理部151、再生用スロット33乃至37に設置されたブロックよりアルバム名を取得するアルバム名取得制御部152、再生用スロット33乃至37に設置されたブロックより読み出されるアルバム名のリストである曲目リストを管理する曲目リスト管理部153、および、音楽データの再生に関する処理を行う再生制御部154を有している。
ブロック管理部151は、赤外線通信制御部91を介して、ブロック検出信号を出力したり、そのブロック検出信号に対応する応答信号を取得したりして、再生用スロット33乃至37に設置されたブロックの状況を管理する。アルバム名取得制御部152は、赤外線通信制御部91を介して、再生用スロット33乃至37に設置されたブロックに登録されているアルバム名を取得する処理を行う。また、曲目リスト管理部153は、アルバム名取得制御部152により取得されるアルバム名のリストである曲目リストをRAM73に保持させ、管理する。再生制御部154は、ハードディスク78に蓄積されている音楽データを取得し、その音楽データに対応する音声信号を、増幅部92を介してスピーカ92より出力させる。
これらのMPU71の各部は、ブロック管理処理を実行して、再生用スロット33乃至37に設置されたブロックを管理する。図15および図16のフローチャートを参照して、ブロック管理処理について説明する。また、必要に応じて、図17を参照して説明する。なお、ここでは、再生用スロット33にブロック22が設置される場合について説明する。
最初に、ステップS31において、ブロック管理部151は、ブロック検出信号を赤外線通信制御部91に供給し、ブロック検出信号の出力を開始する。ブロック検出信号を供給された赤外線通信制御部91は、赤外線発光部41を制御して、そのブロック検出信号を赤外線信号として出力させる。ユーザによりブロック22が再生用スロット33に設置されると、ブロック22の赤外線受光部62は、赤外線発光部41より出力されるブロック検出信号を取得する。ブロック22のMPU101は、そのブロック検出信号に対応して、応答信号を赤外線発光部63より出力させる。赤外線発光部63に対向する位置の赤外線受光部42は、その応答信号を取得すると、赤外線通信制御部91を介してブロック管理部151に供給する。
図17に示されるように、ベース部10のMPU71(のブロック管理部151)より出力されたブロック検出信号161は、ブロック22のMPU101に供給される。ブロック22のMPU101は、そのブロック検出信号に基づいて、応答信号162を出力する。その応答信号162は、ベース部10のMPU71(のブロック管理部151)に供給される。
ブロック管理部151は、その応答信号に基づいて、図15のステップS32において、新たなブロックが検出されたか否かを判定する。今まで応答信号が検出されておらず、ブロック22が設置されていないと判定されていた再生用スロット33の赤外線受光部42より応答信号が供給され、新たなブロック22が設置されたと判定した場合、ブロック管理部151は、ステップS33に処理を進め、その応答信号が供給されたスロットを特定する。赤外線通信制御部91は、応答信号とともに、その応答信号を取得した赤外線受光部42に関する情報、すなわち、どのスロットのどの赤外線受光部42においてその応答信号を受信したかを示す情報をブロック管理部151に供給する。ブロック管理部151は、その情報に基づいて、ブロックが設置されたスロットを特定する。
スロットを特定したブロック管理部151は、ステップS34に処理を進め、赤外線通信制御部91を介して、そのブロックに対してブロックIDを要求する。ブロックIDを要求されたブロックのMPU101は、図17に示されるように、その要求に対応してブロックID記憶部105に記憶されているブロックID163をベース部10に供給する。
ブロックIDを要求したブロック管理部151は、所定の時間経過後、図15のステップS35において、ブロックIDを取得したか否かを判定する。ブロックIDが赤外線通信制御部91を介して供給され、ブロックIDを取得したと判定した場合、ブロック管理部151は、ステップS36において、応答信号とともに供給された情報に基づいて、ブロックの向きを特定し、そのブロックの面IDを決定する。面IDを決定したブロック管理部151は、その面ID等のブロック22に関する情報をアルバム名取得制御部152に供給する。アルバム名取得制御部152は、ステップS37において、供給された情報に基づいて、赤外線通信制御部91を制御し、ブロック22に対して、その面IDに対応して登録されているアルバム名を表示部61に表示させる。図17に示されるように、ベース部10のMPU71(のアルバム制御部152)は、赤外線通信制御部91を制御して、新たに設置されたブロック22に対して面IDに対応するアルバム名の表示を要求する。ブロック22のMPU101は、その要求に基づいて、フラッシュメモリ104に記憶されているアルバム名の内、供給された面IDに対応するアルバム名164を表示部61に表示させる。
また、アルバム名取得制御部152は、赤外線通信制御部91を介して、ブロック22にその表示させたアルバム名を要求し、取得する。そしてアルバム名取得制御部152は、その取得したアルバム名を曲目リスト管理部153に供給する。曲目リスト管理部153は、ステップS38において、供給されたアルバム名を用いて、RAM73に保持されている曲目リストを更新し、図16のステップS41に処理を進める。
また、図15のステップS35においてブロックIDを取得していないと判定した場合、ブロック管理部151は、ステップS39に処理を進め、エラー処理を行った後、図16のステップS41に処理を進める。また、図15のステップS32において、応答信号を取得しておらず、新たなブロックが設置されていないと判定した場合、ブロック管理部151は、図16のステップS41に処理を進める。
図16のステップS41において、ブロック管理部151は、応答信号に基づいて、ブロックがスロットより外されたか否かを判定する。応答信号の供給が停止し、ブロックが再生用スロットより外されたと判定した場合、ブロック管理部151は、ステップS42において、そのブロックが外された再生用スロットを特定し、その情報を曲目リスト管理部153に供給する。曲目リスト管理部153は、ステップS43において、供給された情報に基づいて曲目リストを更新し、そのブロックに対応するアルバム名を曲目リストより削除する。ステップS43の処理を終了した曲目リスト管理部153は、ステップS44に処理を進める。また、ステップS41において、ブロックがスロットより外されていないと判定した場合、ブロック管理部151は、ステップS44に処理を進める。
ステップS44において、ブロック管理部151は、再生用スロットに設置されたブロックのスイッチ(ブロックスイッチ)が操作されたか否かを判定する。図17に示されるように、ユーザがブロックの可動部を押下するとスイッチ部106は、MPU101を介して、その情報を、操作信号165としてベース部10のMPU71に供給する。ブロック管理部151は、その操作信号165を取得し、ブロックスイッチが操作されたと判定した場合、ステップS45に処理を進め、操作信号165とともに、赤外線通信制御部91より供給される情報に基づいて、そのブロックが設置されているスロットを特定し、再生に関する情報を再生制御部154に供給する。再生制御部154は、ステップS46において、供給された情報に基づいて、曲目リスト管理部153を介して曲目リストを参照しながら、音楽データの再生処理を制御する。
ステップS46の処理が終了した再生制御部154は、ステップS47に処理を進める。また、ステップS44において、ブロックスイッチが操作されていないと判定した場合、ブロック管理部151は、ステップS47に処理を進める。
ステップS47において、ブロック管理部151は、ブロック管理処理を終了するか否かを判定し、終了しないと判定した場合、図15のステップS32に処理を戻し、それ以降の処理を繰り返す。ステップS47において、ユーザの指示等に基づいてブロック管理処理を終了すると判定した場合、ブロック管理部151は、ステップS48において終了処理を行った後、ブロック管理処理を終了する。
以上のようにして、再生用スロットに設置されるブロックを管理することにより、オーディオプレーヤ1は、後述するように、ブロック21に登録されたアルバム名に対応する音楽データを再生させることができる。これにより、オーディオプレーヤ1は、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができる。
また、上述したように、ベース部10は、ブロック21の設置された再生用スロットやその設置の向きを検出するので、ユーザは、ブロックを設置するスロットや向きを制御するだけで、再生される音楽データを制御することができる。このようにすることにより、オーディオプレーヤ1は、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができる。
次に、曲目リストを更新するために実行される曲目リスト管理処理について図18のフローチャートを参照して説明する。また、必要に応じて、図19を参照して説明する。なお、この処理は,図15のステップS38および図16のステップS43に対応する。
最初に、ステップS61において、ブロック管理部151は、ブロックが再生用スロットに設置されたか否かを判定する。この処理は、図15のステップS32に対応する。ブロックが設置されたと判定した場合、ブロック管理部151は、そのブロックに関する情報をアルバム名取得制御部152に供給し、ステップS62に処理を進める。
アルバム名取得制御部152は、ステップS62において、その新たに設置されたブロックに対して、赤外線通信制御部91を介して、そのブロックが設置された向きを示す面IDに対応するアルバム名を要求する。所定の時間が経過後、ステップS63において、アルバム名取得制御部152は、アルバム名を取得したか否かを判定し、取得したと判定した場合、その情報を曲目リスト管理部153に供給し、ステップS64に処理を進める。ステップS64において、曲目リスト管理部153は、RAMに保持されている曲目リストの、指定されたスロットに対応する位置に、取得したアルバム名を登録し、ステップS65に処理を進める。
図19に示されるように、ベース部10は、面ID171を付加したアルバム名要求172を、新たに設置されたブロック22に対して供給する。ブロック22は、その要求を取得すると、供給された面IDと、その面IDに対応するアルバム名を、アルバム名データベース174より取得し、保持しているブロックID173ととともにアルバム名情報175として、ベース部10に供給する。ベース部10は、その情報に基づいて、曲目リスト176の対応する部分を更新する。
また、ステップS61において、ブロックが設置されていないと判定した場合、ブロック管理部151は、処理をステップS65に進める。また、ステップS63において、アルバム名を取得していないと判定した場合、アルバム名取得制御部152は、処理をステップS65に進める。
ステップS65において、ブロック管理部151は、ブロックが再生用スロットより外されたか否かを判定する。外されたと判定した場合、曲目リスト管理部153は、ステップS66において、曲目リストのスロットに対応する位置の情報を削除し、ステップS67に処理を進める。また、ステップS65において、ブロックがスロットより外されていないと判定した場合、ブロック管理部151は、ステップS67に処理を進める。
ステップS67において、ブロック管理部151は、曲目リスト管理処理を終了するか否かを判定し、終了しないと判定した場合、ステップS61に処理を戻し、それ以降の処理を繰り返す。また、ステップS67において、ユーザの指示等に基づいて、曲目リスト管理処理を終了すると判定した場合、ブロック管理部151は、ステップS68において、終了処理を行った後、曲目リスト管理処理を終了する。
以上のようにして、再生用スロットに設置されるブロックに登録されたアルバム名を曲目リストとして管理することにより、オーディオプレーヤ1は、後述するように、ブロック21に登録されたアルバム名に対応する音楽データを再生させることができる。これにより、オーディオプレーヤ1は、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができる。
また、上述したように、ベース部10は、ブロック21の設置されたスロットや向きに応じて、曲目リストを管理するので、ユーザは、ブロックを設置するスロットや向きを制御するだけで、再生される音楽データを制御することができる。このようにすることにより、オーディオプレーヤ1は、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができる。
次に、音楽データを再生するために実行される再生制御処理について、図20のフローチャートを参照して説明する。また、必要に応じて図21乃至図24を参照して説明する。なお、この処理は、図16のステップS46の処理に対応する。
最初に、ステップS81において、ブロック管理部151は、再生用スロット33乃至37に設置されたブロックのスイッチ(ブロックスイッチ)が操作されたか否かを判定する。ブロックスイッチが操作されたと判定すると、再生制御部154は、ステップS82において、音楽データを再生中であるか否かを判定する。再生中であると判定した場合、再生制御部154は、ステップS83に処理を進め、スイッチを操作されたブロックが再生中の音楽データに対応するブロックであるか否かを判定する。音楽データを再生中のブロックであると判定した場合、再生制御部154は、ステップS84に処理を進め、その音楽データの再生を停止し、ステップS87に処理を進める。
例えば、再生制御部154は、図21Aに示されるように、再生中の音楽データ(その音楽データに対応するアルバム3)に対応するブロックのスイッチが操作された場合、図21Bに示されるように、その再生(アルバム3に対応する音楽データの再生)を停止する。
また、ステップS83において、スイッチを操作されたブロックが、再生中の音楽データに対応するブロックではないと判定した場合、再生制御部154は、ステップS85に処理を進め、曲目リストにおける音楽データの再生位置、すなわち、再生する音楽データを変更し、ステップS87に処理を進める。
例えば、再生制御部154は、図22Aに示されるように、アルバム4に対応する音楽データを再生中に、アルバム2に対応するブロックのスイッチが操作された場合、図22Bに示されるように、アルバム4に対応する音楽データの再生を停止し、再生位置を移動して、アルバム2に対応する最初の音楽データより再生を開始する。
また、ステップS82において、音楽データを再生中でないと判定した場合、再生制御部154は、ステップS86に処理を進め、そのスイッチが操作されたブロックに対応する音楽データ(ブロックに対応するアルバムに含まれる音楽データ)の再生を開始し、ステップS87に処理を進める。
例えば、再生制御部154は、図23Aに示されるように、再生が行われていない状態において、アルバム1に対応するブロックのスイッチが操作された場合、図23Bに示されるように、アルバム1に対応する最初の音楽データより再生を開始する。
図20に戻り、ステップS87に処理を進めた再生制御部154は、アルバムの再生、すなわち、1つのアルバムに対応する全ての音楽データの再生が終了したか否かを判定し、終了したと判定した場合、ステップS88において、曲目リスト管理部153を介して曲目リストを参照し、次のブロックに対応するアルバムの曲(音楽データ)を再生し、ステップS89に処理を進める。
例えば、再生制御部154は、図24Aに示されるように、アルバム1に含まれる音楽データを再生しているとすると、図24Bに示されるように、アルバム1に含まれる音楽データの再生が終了すると、次のアルバムであるアルバム2の最初の音楽データ(1曲目)の再生を開始させる。このようにして、再生制御部154は、アルバム1から順にアルバム5まで再生させる。ただし、例えば、再生用スロットにブロックが設置されていなかったり、設置されているブロックにアルバム名が登録されていなかったりして、図24Cに示されるように、アルバム3の情報が曲目リストに存在せず、「空」の状態である場合、再生制御部154は、アルバム2の再生が終了すると、次のアルバムをアルバム4として、アルバム4(の最初の音楽データ)の再生を開始させる。そして、アルバム5の再生が終了すると、再生制御部154は、再生するアルバムを曲目リストの最初のアルバムであるアルバム1に戻し、その最初の音楽データの再生を開始する。
図20に戻り、ステップS87において、アルバムの再生が終了していないと判定した場合は、再生制御部154は、ステップS88の処理を省略し、ステップS89に処理を進める。ステップS89において、再生制御部154は、再生制御処理を終了するか否かを判定し、終了しないと判定した場合、処理をステップS81に戻し、それ以降の処理を繰り返す。また、ステップS89において、ユーザの指示等に基づいて、再生制御処理を終了すると判定した場合、再生制御部154は、ステップS90において終了処理を実行した後、再生制御処理を終了する。
以上のようにして、再生用スロットに設置されるブロックに登録されたアルバム名に対応する音楽データを再生することにより、オーディオプレーヤ1は、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができる。
また、上述したように、ベース部10は、ブロック21の設置されたスロットや向きに応じて、再生する音楽データを制御するので、ユーザは、ブロックを設置するスロットや向きを制御するだけで、再生される音楽データを制御することができる。このようにすることにより、オーディオプレーヤ1は、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができる。
次に、上述したベース部10の処理に対応するブロックの処理について説明する。なお、ブロック21乃至26は、同様の構成であり、同様の処理を行うので、以下においては、ブロック21についてのみ説明し、ブロック22乃至ブロック26についてはその説明を省略する。
ブロック21のMPU101は、例えば、ROM102に記憶されているプログラムを実行することにより、図25に示されるような、各種の機能ブロックを有し、各種の処理を実行する。
要求処理部181は、赤外線通信制御部107を介してベース部10より供給される各種の要求を取得し、その要求に対応する処理を行う。応答信号供給制御部182は、要求制御部181に制御され、ベース部10より供給されるブロック検出信号に対応する応答信号の供給を制御する。アルバム名データベース管理部184は、フラッシュメモリ104に記憶されているアルバム名と面IDを対応付けるアルバム名データベース183の情報を管理し、要求処理部181からの要求に基づいて、アルバム名データベース183に登録されているアルバム名等の情報を要求処理部181に供給する。アルバム名表示制御部185は、要求処理部181に制御され、供給されたアルバム名をRAM103に保持する等して、表示部61を用いたアルバム名の表示を制御する。ブロックID供給制御部186は、要求処理部181に制御され、ブロックID105に記憶されているブロックIDを読み出し、要求処理部181に供給する。スイッチ信号供給制御部187は、ユーザが可動部21−1を操作することにより、スイッチ部106より供給されるスイッチ信号を、赤外線通信制御部107に供給する。
このように構成される各機能ブロックは、ブロック動作制御処理を実行することにより、ブロック21の動作を制御する。ブロック動作制御処理を図26および図27のフローチャートを参照して説明する。
最初に、ステップS111において、要求処理部181は、ベース部10より供給されるブロック検出信号を、赤外線通信制御部107を介して取得したか否かを判定する。この処理は、例えば、図12のステップS1または図15のステップS31に対応する。赤外線受光部62において受信し、赤外線通信制御部107を介してブロック検出信号を取得したと判定した場合、要求処理部181は、ステップS112に処理を進め、応答信号供給制御部182より応答信号を取得し、赤外線通信制御部107を制御し、赤外線発光部63よりその応答信号をベース部10に供給する。ステップS112の処理を終了した要求処理部181は、ステップS113に処理を進める。また、ステップS111において、ブロック検出信号を取得していないと判定した場合、要求処理部181は、ステップS112の処理を省略し、ステップS113に処理を進める。
ステップS113において、要求処理部181は、赤外線通信制御部107を介して、ベース部10よりアルバム名を供給され、その供給されたアルバム名の表示を指示されたか否かを判定する。この処理は、例えば、図12のステップS5または図12のステップS8に対応する。アルバム名を供給され、そのアルバム名の表示を制御されたと判定した場合、要求処理部181は、その供給されたアルバム名をアルバム名表示制御部185に供給し、ステップS114に処理を進める。ステップS114において、アルバム名表示制御部185は、供給されたアルバム名をRAM103に保持させ、そのアルバム名を文字情報として表示部61に供給し、表示させる。ステップS114の処理を終了したアルバム名表示制御部185は、ステップS115に処理を進める。また、ステップS113において、供給されたアルバム名の表示を指示されていないと判定した場合、要求処理部181は、ステップS114の処理を省略し、ステップS115に処理を進める。
ステップS115において、要求処理部181は、赤外線通信制御部107を介して、ベース部10よりアルバム名を指定され、その指定されたアルバム名の表示を指示されたか否かを判定する。この処理は、例えば、図15のステップS37に対応する。アルバム名を指定され、そのアルバム名の表示を指示されたと判定した場合、要求処理部181は、ステップS116に処理を進め、アルバム名データベース管理部184を制御し、その指定されたアルバム名をフラッシュメモリ104に記憶されているアルバム名データベース183より取得し、アルバム名表示制御部185にそのアルバム名を供給する。ステップS117において、アルバム名表示制御部185は、要求処理部181より供給されたアルバム名をRAM103に保持させ、そのアルバム名を文字情報として表示部61に供給し、表示させる。ステップS117の処理を終了したアルバム名表示制御部185は、ステップS118に処理を進める。また、ステップS115において、指定されたアルバム名の表示を指示されていないと判定した場合、要求処理部181は、ステップS116およびステップS117の処理を省略し、ステップS118に処理を進める。
ステップS118において、要求処理部181は、赤外線通信制御部107を介して、ベース部10よりアルバム名を指定され、その指定されたアルバム名の供給を要求されたか否かを判定する。この処理は、例えば、図18のステップS62に対応する。アルバム名を指定され、そのアルバム名の供給を指示されたと判定した場合、要求処理部181は、ステップS119に処理を進め、アルバム名データベース管理部184を制御し、その指定されたアルバム名をフラッシュメモリ104に記憶されているアルバム名データベース183より取得する。ステップS120において、要求処理部181は、取得したアルバム名を、赤外線通信制御部107を介してベース部10に供給する。ステップS120の処理を終了した要求処理部181は、図27のステップS131に処理を進める。また、図26のステップS118において、アルバム名を要求されていないと判定した場合、要求処理部181は、ステップS119およびステップS120の処理を省略し、図27のステップS131に処理を進める。
図27のステップS131において、要求処理部181は、赤外線通信制御部107を介して、ベース部10よりアルバム名を供給され、その供給されたアルバム名の記憶を指示されたか否かを判定する。この処理は、例えば、図12のステップS10に対応する。アルバム名が供給され、そのアルバム名の記憶を指示されたと判定した場合、要求処理部181は、ステップS132に処理を進め、アルバム名データベース管理部184を制御し、その供給されたアルバム名をフラッシュメモリ104に記憶されているアルバム名データベース183の指定された面に対応する位置に記憶させる。ステップS132の処理を終了した要求処理部181は、ステップS133に処理を進める。また、ステップS131において、アルバム名の記憶を指示されていないと判定した場合、要求処理部181は、ステップS132の処理を省略し、ステップS133に処理を進める。
ステップS133において、要求処理部181は、赤外線通信制御部107を制御して、ブロックIDの要求を取得したか否かを判定する。この処理は、例えば、図15のステップS34に対応する。ブロックIDの要求を取得したと判定した場合、要求処理部181は、ステップS134に処理を進め、ブロックID供給制御部186を制御し、ブロックID記憶部105に記憶されているブロックIDを取得し、ステップS135において、赤外線通信制御部107を介して、取得したブロックIDをベース部10に供給する。ステップS135の処理を終了した要求処理部181は、ステップS136に処理を進める。また、ステップS133において、ブロックIDの要求を取得していないと判定した場合、要求処理部181は、ステップS134およびステップS135の処理を省略し、ステップS136に処理を進める。
ステップS136において、スイッチ信号供給制御部187は、スイッチ部106より供給されるスイッチ信号に基づいて、ユーザによりブロックスイッチが操作された(可動部21−1を押下された)か否かを判定し、操作されたと判定した場合、ステップS137に処理を進め、赤外線通信制御部107を介して、そのスイッチ信号に基づいて、ブロックスイッチが操作されたことを示すブロック操作情報をベース部10に供給する。ステップS137の処理を終了したスイッチ信号供給制御部187は、ステップS138に処理を進める。また、ステップS136において、ブロックスイッチが操作されていないと判定した場合、スイッチ信号供給制御部187は、ステップS137の処理を省略し、ステップS138に処理を進める。
ステップS138において、要求処理部181は、ブロック動作制御処理を終了するか否かを判定し、終了しないと判定した場合、図26のステップS111に処理を戻し、それ以降の処理を繰り返す。また、ステップS138において、ユーザの指示等によりブロック動作制御処理を終了すると判定した場合、要求処理部181は、ステップS139において終了処理を行い、ブロック動作制御処理を終了する。
以上のようにブロック21がベース部10からの要求に対応することにより、オーディオプレーヤ1は、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができる。
また、上述したように、ブロック21の設置された向きに対応して、再生するアルバムを登録するので、ユーザは、ブロックを設置する向きを制御するだけで、再生される音楽データを制御することができる。このようにすることにより、オーディオプレーヤ1は、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができる。
なお、以上においては、オーディオプレーヤ1は、再生用スロットに設置されたブロックより取得したアルバム名のリストである曲目リストに基づいて、ブロックの設置と音楽データの再生順(アルバムの順番)を対応させて再生する(例えば、再生用スロット32に設置されたブロックより読み出されたアルバム名に対応する音楽データから再生用スロット37に設置されたブロックより読み出されたアルバム名に対応する音楽データの順番に再生する)ように説明したが、これに限らず、ハードディスク87に蓄積されている音楽データをどのような順番で再生するようにしてもよい。
例えば、再生用スロット32に設置されたブロックより読み出されたアルバム名に対応する音楽データから再生用スロット37に設置されたブロックより読み出されたアルバム名に対応する音楽データの順番に再生するようにしてもよいし、その逆の順番で、再生用スロット37に設置されたブロックより読み出されたアルバム名に対応する音楽データから先に再生するようにしてもよい。また、ブロックが設置された再生用スロットの順番とは独立した順番で再生されるようにしてもよく、ランダムにその再生の順番を決定するようにしてももちろんよい。
また、例えば、音楽データを再生する際に参照される再生用リストを曲目リストと別に用意するようにし、この再生リストに基づいて、再生順を決定するようにし、オーディオプレーヤ1がさらに複雑な再生順の制御を行うようにしてもよい。
図28のフローチャートを参照して、そのような場合における曲目リスト管理処理について説明する。ステップS151乃至ステップS154の処理は、図18のステップS61乃至ステップS64にそれぞれ対応し、同様に処理が行われる。曲目リストにアルバム名を登録すると、曲目リスト管理部153がステップS155において、再生制御部154を制御し、再生中のブロックが存在するか否かを判定する。
再生中のブロックが存在すると判定した場合、曲目リスト管理部153は、ステップS156に処理を進め、設置されたブロックが、再生中の音楽データに対応するブロックが設置されている再生用スロットよりも、再生順において前に再生される位置の再生用スロットに設置されたか否かを判定する。再生順が前であると判定した場合、曲目リスト管理部153は、ステップS157に処理を進め、ステップS154において曲目リストに登録したアルバム名を、RAM73に記憶されている再生リストの最後の位置に追加し、ステップS159に処理を進める。
また、ステップS156において、再生順が前でないと判定した場合、曲目リスト管理部153は、ステップS158に処理を進め、ステップS154において曲目リストに登録したアルバム名を、RAM73に記憶されている再生リストの、再生用スロットの位置に対応する位置に追加し、ステップS159に処理を進める。また、ステップS155において、再生中のブロックが存在しないと判定した場合、曲目リスト管理部153は、ステップS159に処理を進める。
なお、ステップS151において、ブロックが装着されていないと判定した場合、ブロック管理部151は、ステップS159に処理を進める。同様に、ステップS153において、アルバム名を取得していないと判定した場合、アルバム名取得制御部152は、ステップS159に処理を進める。
ステップS159において、ブロック管理部151は、図18のステップS65の場合と同様に、再生用スロットよりブロックが外されたか否かを応答信号に基づいて判定し、ブロックが外されたと判定した場合、ステップS160に処理を進める。ステップS160において、曲目リスト管理部153は、RAM73に保持されている曲目リストおよび再生リストの、スロットに対応する位置のアルバム名に関する情報を削除し、ステップS161に処理を進める。また、ステップS159において、ブロックが外されていないと判定した場合、ブロック管理部151は、ステップS161に処理を進める。
ステップS161およびステップS162の処理は図18のステップS67およびステップS68の処理と同様に実行される。
このようにすることにより、再生制御部154は、ブロックの配置位置に基づいて、より複雑な再生順の制御を容易に行うことができる。これにより、オーディオプレーヤ1は、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができる。
以上において、ブロック21乃至26には、ベース部10のハードディスク78に蓄積されている音楽データに対応するアルバム名を記憶するように説明したが、これに限らず、ブロックが記憶する情報はどのようなデータであってもよく、例えば、ブロックが、曲名やアーティスト名等、その他の情報を記憶するようにし、ベース部10は、その情報に基づいて再生する音楽データを制御するようにしてもよい。また、1つのブロックにおいて、例えば、ある面IDに対してはアルバム名を登録し、他の面IDに対してはアーティスト名を登録する等のように、面ID毎に異なる内容の情報を記憶させるようにしてもよい。さらに、ブロックが音楽データを記憶するようにし、ベース部10は、その音楽データを取得して再生するようにしてももちろんよい。
また、オーディオプレーヤ1は、ベース部10またはブロック21乃至26に、上述した以外の機能を備えるようにしてももちろんよい。例えば、図29に示されるように、ベース部10の入力部75に、フォトダイオード等の光電変換素子により構成され、ベース部10周辺の光量を測定する光センサ191を有し、その光センサ191により取得される光量に関する情報を用いて、ベース部10周辺の明るさによって、再生させる音楽データを制御することができるようにしてもよい。
このような場合、ベース部10のMPU71は、登録用スロット32に設置されたブロック21に対する機能ブロックとして、図30に示されるように、ブロック管理部201、アルバム名供給制御部202、曲情報テーブル管理部203、および入力制御部204等を有する。ブロック管理部201、アルバム名供給制御部202、および曲情報テーブル管理部203は、それぞれ、図11に示されるブロック管理部131、アルバム名供給制御部132、および曲情報テーブル管理部133と同様の機能を有する。入力制御部204は、ダイヤルスイッチ31の他に光センサ191を制御し、光センサ191より供給される光センサ出力を取得し、曲情報テーブル管理部203に供給する。曲情報テーブル管理部203は、その光センサ出力にも基づいて、曲情報テーブルを管理する。
図31のフローチャートを参照して、図30に示されるベース部10が実行するアルバム名登録処理について説明する。また、必要に応じて、図32を参照して説明する。図31のフローチャートに示されるアルバム名登録処理は、図12に示されるアルバム名登録処理と基本的に同様である。しかしながら、図31に示されるアルバム名登録処理の場合、ステップS188において、入力制御部204は、光センサ191より供給される光センサ出力を取得する。そして、ステップS189において、アルバム名供給制御部202は、曲情報テーブル管理部203より供給された、回転量に対応する順番の、光センサ出力に対応する位置のアルバム名をブロック21に供給し、表示部61に表示させる。
また、ステップS191において、アルバム名供給制御部202は、図32に示されるように、曲情報テーブル143のアルバム名144に、面ID145の他に、光センサ出力に応じたパラメータ211を付加し、情報212としてブロック21に供給する。ブロック21は、取得したその情報212の面ID145およびパラメータ211に基づいて、フラッシュメモリ104に記憶されているアルバム名データベース213の情報を更新する。図32の場合、光センサ出力に応じたパラメータ211として、光センサ出力の出力レンジを3段階のレベルにわけ、光量が多い方から順に、「明るい」、「普通」、「暗い」とし、そのレベル毎に異なるアルバム名を登録できるようになされている。すなわち、図30において、入力制御部204は、光センサ191の出力を取得すると、その出力レベルに応じて、「明るい」、「普通」、または「暗い」等の情報をパラメータ211として、ダイヤルスイッチ31の回転量等に関する情報とともに、曲情報テーブル管理部203に供給する。曲情報テーブル管理部203は、アルバム名供給制御部202の要求に基づいて、そのパラメータ211とダイヤルスイッチ31を介して入力されたユーザ指示に対応するアルバム名144をアルバム名供給制御部202に供給する。アルバム名供給制御部202は、それらの情報にブロック管理部201より取得した面ID145を付加し、情報212を作成して、ブロック21に供給する。
このようにすることにより、ベース部10は、登録用スロット32に設置されたブロックに対して、光センサ出力のレベルに対応させてアルバム名を登録させることができる。これにより、オーディオプレーヤ1は、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができる。
このように、面IDおよび光センサ出力に応じてアルバム名を登録されたブロックがユーザにより再生用スロットに設置された場合、ベース部10は、光センサ出力の出力レベルに応じて、そのブロックよりアルバム名を取得し、そのアルバム名に対応する音楽データを再生する。このように、ベース部10に設けられた光センサ191を利用して音楽データを再生する場合の、図14に示される機能ブロックに対応する、再生用スロットに対するMPU71の機能ブロックの例を図33に示す。
図33において、MPU71は、図14に示されるブロック管理部151乃至再生制御部154にそれぞれ対応するブロック管理部221乃至再生制御部224の他に、光センサ191より供給される光センサ出力制御部225を有している。
光センサ出力制御部225は、光センサ191より取得した光センサ出力に基づいて、ブロック管理部221、アルバム名取得制御部222、および再生制御部224に、上述したようなパラメータを供給する。ブロック管理部221、アルバム名取得制御部222、および再生制御部224は、このパラメータを用いて、再生するアルバム名を特定し、そのアルバム名に対応する音楽データを再生するように各処理を実行する。
例えば、ブロック管理部221は、図15および図16に示されるフローチャートを参照して説明したブロック管理処理を、図34および図35に示されるフローチャートのように実行する。図34および図35のブロック管理処理は、図15および図16に示されるブロック管理処理の場合と基本的に同様の処理が行われる。しかしながら、ブロック管理部221がステップS216において、ブロックの向きを特定し、面IDを決定し、その面IDに関する情報をアルバム名取得制御部222に供給すると、ステップS217において、光センサ出力制御部225は、光センサ出力を取得し、その出力レベルに応じてパラメータを決定すると、そのパラメータをアルバム名取得制御部222に供給する。アルバム名取得制御部222は、ステップS218において、ブロック管理部218より供給された面ID、および光センサ出力制御部225より供給されたパラメータを、赤外線通信制御部91を介してブロック22に供給し、面ID、およびベース部10の周辺の明るさに対応するアルバム名を表示させる。
このように、ベース部10は、ブロック22が設置された向きだけでなく、周辺の明るさによっても、ブロック22の表示部61に表示されるアルバム名を変更するようにする。
また、図20において説明した再生制御処理は、図36に示されるフローチャートのように実行される。すなわち、再生制御部224が、図20のステップS83の処理に対応するステップS253において、音楽データを再生中に、再生中の音楽データに対応しないブロックのブロックスイッチが操作されたと判定した場合、図20の場合と異なり、光センサ出力制御部225が、ステップS255において光センサ出力を取得し、その出力レベルに応じてパラメータを決定すると、そのパラメータを再生制御部224に供給する。再生制御部224は、ステップS256において、曲目リストを参照し、ブロックスイッチが操作されたブロックの面IDだけでなく、光センサ出力制御部225より供給されたパラメータ、すなわち、周辺の明るさに応じて、再生するアルバム名(アルバム名に対応する音楽データ)を決定し、再生位置を変更する。
また、再生制御部224が図20のステップS82の処理に対応するステップS252において、音楽データを再生していないときにブロックのブロックスイッチが操作されたと判定した場合、図20の場合と異なり、光センサ出力制御部225が、ステップS257において光センサ出力を取得し、その出力レベルに応じてパラメータを決定すると、そのパラメータを再生制御部224に供給する。再生制御部224は、ステップS258において、曲目リストを参照し、ブロックスイッチが操作されたブロックの面IDだけでなく、光センサ出力制御部225より供給されたパラメータ、すなわち、周辺の明るさに応じて、再生するアルバム名(アルバム名に対応する音楽データ)を決定し、再生を開始する。
さらに、再生制御部224が図20のステップS87の処理に対応するステップS259において、アルバムの再生が終了したと判定した場合、図20の場合と異なり、光センサ出力制御部225が、ステップS260において光センサ出力を取得し、その出力レベルに応じてパラメータを決定すると、そのパラメータを再生制御部224に供給する。再生制御部224は、ステップS261において、曲目リストを参照し、光センサ出力制御部225より供給されたパラメータ、すなわち、周辺の明るさに応じて、再生順が次にあたるブロックに対応するアルバム名の中から、再生するアルバム名(アルバム名に対応する音楽データ)を決定し、再生を開始する。
以上のように、再生制御部224が、ベース部10の周辺の明るさに応じて、再生する音楽データを選択することにより、ユーザは、ブロックを設置するスロットや向きを制御することによって再生される音楽データを制御することができるだけでなく、例えば、朝、昼、夜等のように、ベース部10の周辺の明るさが変化することによっても再生される音楽データを制御することができる。このようにすることにより、オーディオプレーヤ1は、大量に蓄積されたコンテンツデータをより容易に管理し、出力させることができる。
また、このように1つのブロックに対して、多くのアルバム名を登録させることができるようになるので、オーディオプレーヤ1は、より多くのパターンで音楽データを再生させることができるようになり、同じ音楽データを何度も再生してしまうような現象を抑制することができ、大量に蓄積されたコンテンツデータをより有効に管理し、出力させることができる。
なお、以上においては、ベース部10には、1つの登録用スロット(登録用スロット32)と、5つの再生用スロット(再生用スロット33乃至37)が設けられているように説明したが、登録用スロットおよび再生用スロットの数は、それぞれ、1つ以上であればいくつであっても良い。また、ベース部10が再生用スロットのみを備えるようにしてももちろんよい。例えば、オーディオプレーヤ1が再生用スロットを1つ備えるとともに、再生用スロットに設置されたブロックをベース部10に対して固定する機構を備えるようにし、携帯可能なオーディオプレーヤとしてもよい。その場合、登録用スロットを備える他の装置において、ブロックに音楽データに関する情報が登録される。
また、ブロックの設置された向きは、赤外線受光部42の位置により特定するように説明したが、これに限らず、例えば、登録用スロットまたは再生用スロットが回転するスロットごと回転するような機構を備え、スロットに設置されたブロックの向きを調整する場合は、そのスロットを回転させるようにし、そのスロットの向きによって、面IDが決定されるようにしてもよい。
なお、オーディオプレーヤ1のハードディスク78や出力部77が、オーディオプレーヤ1とは別体として構成されるようにしてもよく、オーディオプレーヤ1が、例えば、ネットワーク等を介して接続された他の装置(例えば、他のオーディオプレーヤ1)に記憶されている音楽データの再生を制御するようにしてもよい。
また、ネットワークを介して接続された複数のオーディオプレーヤ1同士で連携して処理を行うようにしてもよい。例えば、ベース部10が再生を停止した停止位置に関する情報を記憶し、他のオーディオプレーヤ1において、その再生を停止した音楽データに対応するブロックが設置された際に、ネットワークを介して、その停止位置に関する情報が供給されるようにし、停止位置からの再生が可能となるようにしてもよい。また、その停止位置に関する情報をブロックが記憶するようにしてももちろんよい。
なお、以上においては、光センサを用いて、ベース部10の周辺の明るさの変化に応じて再生する音楽データを変化させるように説明したが、これに限らず、例えば、ベース部10がカレンダー機能等を備えるようにし、日付や曜日等に応じて、再生する音楽データを変化させることができるようにしてもよい。また、その他のパラメータによって再生する音楽データを変化させるようにしてもよい。
また、以上においては、本発明を適用した再生制御装置として、音楽データを再生するオーディオプレーヤについて説明したが、再生するコンテンツデータは音楽データ以外にも、どのようなものであってもよく、例えば、動画像または静止画像に対応する画像データの再生を制御するビデオプレーヤ等であってもよい。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、上述したようにソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体等からインストールされる。
記録媒体は、図7および図29に示されるように、各装置とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disc)(登録商標)を含む)、若しくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアを含むリムーバブルメディア81により構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記憶されているROM72、または102や、フラッシュメモリ74若しくは104、または、ハードディスク78などにより構成される。
なお、本明細書において、媒体により提供されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って、時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明を適用したオーディオプレーヤの外観の例を示す斜視図である。 図1のベース部の外観の例を示す斜視図である。 図2の登録用スロットの構成例を示す図である。 図1のブロックの外観の例を示す斜視図である。 図1のブロックの外観の例を示す、図4と異なる角度より見た斜視図である。 ブロックの設置例を説明する図である。 図2のベース部の内部の構成例を示すブロック図である。 図7の赤外線通信部76の詳細な構成例を示すブロック図である。 図4のブロックの内部の構成例を示すブロック図である。 音楽データの蓄積に関するベース部の機能を説明する機能ブロック図である。 音楽データに関する情報をブロックに登録する処理に関するベース部の機能を説明する機能ブロック図である。 アルバム名登録処理を説明するフローチャートである。 アルバム名を登録する様子の例を示す模式図である。 音楽データの再生処理に関するベース部の機能を説明する機能ブロック図である。 ブロック管理処理を説明するフローチャートである。 ブロック管理処理を説明する、図15に続くフローチャートである。 ブロックを管理する様子の例を説明する模式図である。 曲目リスト管理処理を説明するフローチャートである。 曲目リストを管理する様子の例を説明する模式図である。 再生制御処理を説明するフローチャートである。 再生を制御する様子の例を説明するフローチャートである。 再生を制御する様子の他の例を説明するフローチャートである。 再生を制御する様子の、さらに他の例を説明するフローチャートである。 再生を制御する様子の、さらに他の例を説明するフローチャートである。 ベース部の処理に対して実行される処理に関するブロックの機能を説明する機能ブロック図である。 ブロック動作制御処理を説明するフローチャートである。 ブロック動作制御処理を説明する、図26に続くフローチャートである。 曲目リスト管理処理の他の例を説明するフローチャートである。 図2のベース部の内部の、他の構成例を示すブロック図である。 音楽データに関する情報をブロックに登録する処理に関するベース部の機能を説明する機能ブロック図である。 アルバム登録処理の他の例を説明するフローチャートである。 アルバム名を登録する様子の他の例を示す模式図である。 音楽データの再生処理に関するベース部の機能の他の例を説明する機能ブロック図である。 ブロック管理処理の他の例を説明するフローチャートである。 ブロック管理処理の他の例を説明する、図34に続くフローチャートである。 再生制御処理の他の例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 オーディオプレーヤ, 10 ベース部, 21乃至26 ブロック, 31 ダイヤルスイッチ, 32 登録用スロット, 33乃至37 再生用スロット, 41 赤外線発光部, 42 赤外線受光部 61 表示部, 71 MPU, 76 赤外線通信部, 78 ハードディスク, 101 MPU, 105ブロックID記憶部, 113 データ取得部, 114 記憶用データ作成部, 115 曲情報テーブル作成部, 131 ブロック管理部, 132 アルバム名供給制御部, 133 曲情報テーブル管理部, 134 入力制御部, 151 ブロック制御部, 152 アルバム名取得制御部, 153 曲目リスト管理部, 154 再生制御部, 181 要求制御部, 182 応答信号供給制御部182, 183 アルバム名データベース, 184 アルバム名データベース管理部, 185 アルバム名表示制御部, 186 ブロックID供給制御部, 187 スイッチ信号供給制御部

Claims (11)

  1. 所定の物体を配置可能な複数の領域を有する本体部と、前記本体部と別体に構成され、ユーザにより前記領域に配置される前記物体であるブロック部よりなり、コンテンツデータの出力を制御する出力制御装置において、
    前記コンテンツデータを記録する記録手段と、
    前記領域に配置された前記ブロック部と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段による前記通信を用いて、前記ブロック部より前記コンテンツデータに関する情報を取得する取得手段と、
    前記通信手段による前記通信を用いて、前記本体部に設けられた複数の前記領域における、前記ブロック部の配置位置、並びに、前記ブロック部の前記本体部に対する向きを管理するブロック部管理手段と、
    前記ブロック部管理手段により管理される前記ブロック部の配置位置、並びに、前記ブロック部の前記本体部に対する向きに基づいて、前記取得手段により取得された前記コンテンツデータに関する情報に対応する、前記記録手段により記録されている前記コンテンツデータの出力順を決定し、前記出力順に基づいて前記コンテンツデータを再生し、出力させる出力制御手段と
    を備えることを特徴とする出力制御装置。
  2. 前記通信手段は、前記領域に配置された前記ブロック部と赤外線通信を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の出力制御装置。
  3. 前記通信手段による前記通信を用いて、前記領域に配置された前記ブロック部に対して検出信号を出力する検出信号出力手段と、
    前記検出信号出力手段により出力された前記検出信号を取得した前記ブロック部より出力された、前記検出信号に対応する応答信号を取得する応答信号取得手段と
    をさらに備え、
    前記ブロック部管理手段は、前記応答信号取得手段により取得された前記応答信号に基づいて、前記ブロック部の配置状況を管理する
    ことを特徴とする請求項1に記載の出力制御装置。
  4. 前記出力制御手段は、前記ブロック部管理手段による管理により得られる複数の前記ブロック部の配置順と同じ順序で、前記ブロック部のそれぞれに対応する複数の前記コンテンツデータを再生し、出力させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の出力制御装置。
  5. 前記本体部周辺の光量を測定する測定手段をさらに備え、
    前記出力制御手段は、前記測定手段による測定結果に基づいて、前記領域に配置された各ブロック部に対応する複数の前記コンテンツデータの内、出力する前記コンテンツデータを選択し、出力させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の出力制御装置。
  6. 所定の物体を配置可能な複数の領域を有する本体部と、前記本体部と別体に構成され、ユーザにより前記領域に配置される前記物体であるブロック部よりなり、コンテンツデータの出力を制御する出力制御装置の出力制御方法であって、
    前記コンテンツデータの記録を制御する記録制御ステップと、
    前記領域に配置された前記ブロック部との通信を制御する通信制御ステップと、
    前記通信制御ステップの処理による前記通信を用いて、前記ブロック部より前記コンテンツデータに関する情報を取得する取得ステップと、
    前記通信制御ステップの処理による前記通信を用いて、前記本体部に設けられた複数の前記領域における、前記ブロック部の配置位置、並びに、前記ブロック部の前記本体部に対する向きを管理するブロック部管理ステップと、
    前記ブロック部管理ステップの処理により管理される前記ブロック部の配置位置、並びに、前記ブロック部の前記本体部に対する向きに基づいて、前記取得ステップの処理により取得された前記コンテンツデータに関する情報に対応する、前記記録制御ステップの処理により記録されている前記コンテンツデータの出力順を決定し、前記出力順に基づいて前記コンテンツデータを再生し、出力させる出力制御ステップと
    を含むことを特徴とする出力制御方法。
  7. 前記通信制御ステップは、前記領域に配置された前記ブロック部と赤外線通信を行う
    ことを特徴とする請求項6に記載の出力制御方法。
  8. 前記通信制御ステップの処理による前記通信を用いて、前記領域に配置された前記ブロック部に対する検出信号の出力を制御する検出信号出力制御ステップと、
    前記検出信号出力制御ステップの処理により出力された前記検出信号を取得した前記ブロック部より出力された、前記検出信号に対応する応答信号を取得する応答信号取得ステップと
    をさらに含み、
    前記ブロック部管理ステップの処理は、前記応答信号取得ステップの処理により取得された前記応答信号に基づいて、前記ブロック部の配置状況を管理する
    ことを特徴とする請求項6に記載の出力制御方法。
  9. 前記出力制御ステップの処理は、前記ブロック部管理ステップの処理による管理により得られる複数の前記ブロック部の配置順と同じ順序で、前記ブロック部のそれぞれに対応する複数の前記コンテンツデータを再生し、出力させる
    ことを特徴とする請求項6に記載の出力制御方法。
  10. 前記本体部周辺の光量を測定する測定ステップをさらに含み、
    前記出力制御ステップの処理は、前記測定ステップの処理による測定結果に基づいて、前記領域に配置された各ブロック部に対応する複数の前記コンテンツデータの内、出力する前記コンテンツデータを選択し、出力させる
    ことを特徴とする請求項6に記載の出力制御方法。
  11. 所定の物体を配置可能な複数の領域を有する本体部と、前記本体部と別体に構成され、ユーザにより前記領域に配置される前記物体であるブロック部よりなり、コンテンツデータの出力を制御する処理をコンピュータに行わせるプログラムにおいて、
    前記コンテンツデータの記録を制御する記録制御ステップと、
    前記領域に配置された前記ブロック部との通信を制御する通信制御ステップと、
    前記通信制御ステップの処理による前記通信を用いて、前記ブロック部より前記コンテンツデータに関する情報を取得する取得ステップと、
    前記通信制御ステップの処理による前記通信を用いて、前記本体部に設けられた複数の前記領域における、前記ブロック部の配置位置、並びに、前記ブロック部の前記本体部に対する向きを管理するブロック部管理ステップと、
    前記ブロック部管理ステップの処理により管理される前記ブロック部の配置位置、並びに、前記ブロック部の前記本体部に対する向きに基づいて、前記取得ステップの処理により取得された前記コンテンツデータに関する情報に対応する、前記記録制御ステップの処理により記録されている前記コンテンツデータの出力順を決定し、前記出力順に基づいて前記コンテンツデータを再生し、出力させる出力制御ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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