JP4097990B2 - Selective drying and filling apparatus and capsule support apparatus used therefor - Google Patents

Selective drying and filling apparatus and capsule support apparatus used therefor Download PDF

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
液体と混合された状態にある放射性廃棄物を含む混合物から放射性廃棄物を選別して乾燥し、更にカプセルへと充填することで、放射性廃棄物を圧縮して減容処理する選別乾燥充填装置及びそれに用いられるカプセル支持装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
原子炉から取り出された使用済み核燃料の再処理を行う場合、その処理に伴って燃料被覆管等を構成するジルコニウム合金等の活性な金属を含む放射性廃棄物が発生する。この放射性廃棄物は、せん断処理等が行われることで、一般的に「ハル」と呼ばれる被覆管等の切断片にされている。そして、せん断処理時に活性の高い金属粉末が発生するため、発火・爆発を防止して安全性を確保する目的で、一旦、液体（水）とともに容器に充填し、水と混合された状態のまま保管される。
【０００３】
この放射性廃棄物は、保管スペースの有効活用、有害物質の安定化等の観点から、最終的には、圧縮して減容処理されることになる。しかし、液体と混合された状態にある放射性廃棄物を含む混合物には、「ハル」以外の寸法の大きい部材、例えば、被覆管を切断処理した場合に発生する端板（通常、「エンドピース」と呼ばれる）等が含まれている。そこで、まず、このエンドピース等を分離して放射性廃棄物の選別を行う必要がある。そして、ハルとエンドピース等を選別後、残留する付着水分の除去を効率的に行うことが（効率的に乾燥を行うことが）、処理後の放射性廃棄物からの水の放射線分解によって発生する水素を抑制する観点から必要になってくる。また、この乾燥時には、発火抑制等の観点からの安全性の確保も必要になる。このような配慮の下、最終的には、選別・乾燥処理が完了した放射性廃棄物がカプセル内に充填されて、圧縮・減容処理がなされている必要がある。
【０００４】
液体と混合された放射性廃棄物を選別した後カプセル内に充填して圧縮処理を行う従来技術としては、例えば、特開平９−３１８７９２号公報に記載されたものが知られている。この公報に記載の処理装置では、液体と混合された状態にある放射性廃棄物を濡れた状態のまま容器から取り出し、ハル及び余剰水と、エンドピースとを選別し、これらを比率配分しながらカプセルに充填される。したがって、カプセルへ放射性廃棄物を充填する際の乾燥処理は行われない。一方、放射性廃棄物を選別処理後の乾燥処理方法としては、例えば、特開平３−８９２００号公報に記載されているように、バッチ的に乾燥処理を行う方法が知られている。また、日本原子力学会「１９９８年秋の大会」においては、乾燥処理として、カプセルに装填されたハルを乾燥容器に配置し、不活性な窒素を加熱してカプセル内部に通気させて乾燥を行う検討例が報告されている。
【０００５】
しかしながら、上記従来の技術における放射性廃棄物の処理によると、選別及び充填処理と、乾燥処理とが、不連続の工程で処理されることになり、処理効率の低下を招く要因となる。そして、まだ濡れた状態のまま放射性廃棄物を各カプセルに充填した後にカプセル内で乾燥するために、乾燥効率も悪く、処理操作も非常に煩雑となる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記実情に鑑みることにより、液体と混合された状態にある放射性廃棄物を含む混合物から放射性廃棄物を選別して乾燥し、更にカプセルへと充填する処理を連続的な工程で且つ安全に行い、放射性廃棄物の圧縮減容処理の効率化を図ることができる選別乾燥充填装置を提供するとともにそれに用いられるカプセル支持装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項１に記載の選別乾燥充填装置は、液体と混合された状態にある放射性廃棄物を含む混合物が投入されるホッパと、前記ホッパの上部に設けられ、前記混合物に含まれる寸法の大きい部材を分離して前記放射性廃棄物を選別可能なスクリーンと、前記ホッパの下部へと誘導された前記放射性廃棄物を移送するフィーダと、前記フィーダから移送された前記放射性廃棄物をカプセル内に充填する充填装置と、前記ホッパの下部又は前記フィーダの入側に設けられ、前記混合物に含まれる液体を排出する排出口と、外部と接続され、前記ホッパの上部と前記フィーダの出側との間で前記放射性廃棄物を乾燥させるための不活性な加熱ガスの流動を可能にする給気口及び排気口と、前記充填装置に設けられ、前記フィーダから前記カプセルまでの経路を外部から閉じられた系統とする接続手段と、を備え、液体と混合された状態にある放射性廃棄物を含む混合物から放射性廃棄物を選別して乾燥し、更にカプセルへと充填することで、放射性廃棄物を圧縮して減容処理することを特徴とする。
【０００８】
この構成によると、放射性廃棄物が液体とともにホッパに投入されるため、投入時に放射性廃棄物に衝撃が加わっても安全性が確保される。また、ホッパ上部のスクリーンにより、混合物に含まれる寸法の大きい部材を分離して放射性廃棄物の選別を行うことができる。また、排出口から液体を排出するとともに、不活性な加熱ガスをホッパ及びフィーダ内で流動させることで、安全な雰囲気下で効率的に乾燥を行うことができる。さらに、接続手段によりフィーダからカプセルまでの経路が閉じられた経路となり、乾燥後の放射性廃棄物をフィーダからカプセルへと供給して充填するという衝撃の加わる処理も不活性ガス雰囲気下で安全に行うことができる。したがって、液体と混合された状態にある放射性廃棄物を含む混合物から放射性廃棄物を選別して乾燥し、更にカプセルへと充填する処理を連続的な工程で且つ安全に行い、放射性廃棄物の圧縮減容処理の効率化を図ることができる選別乾燥充填装置を得ることができる。
【０００９】
請求項２に記載の選別乾燥充填装置は、請求項１において、前記ホッパの上部に、前記混合物を一旦収容する容器と、この容器を回動自在に支持するとともに、この容器を略反転させて傾けることで前記ホッパに前記混合物を投入する容器反転装置とを備え、前記容器反転装置を前記ホッパに近づき又は遠ざかるよう往復移動可能に設けたことを特徴とする。
【００１０】
この構成によると、容器反転装置を反転させて混合物をホッパに投入した際、混合物に含まれる寸法の大きい部材はスクリーンで分離されるが、その後容器反転装置をホッパから遠ざかるように移動させることで、スクリーン上に分離された寸法の大きい部材を上方よりマニピュレータ等で取り出して除去することが容易に行える。
【００１１】
請求項３に記載の選別乾燥充填装置は、請求項２において、前記容器反転装置を囲む壁と、前記ホッパの上部を開閉可能な扉と、を備え、前記壁によって、前記容器反転装置が反転動作を行う空間を、前記ホッパの上部の開口を除いて閉じられた空間とすることができ、前記容器反転装置が前記ホッパから遠ざかっている位置では、前記扉を閉じることができることを特徴とする。
【００１２】
この構成によると、壁によって、選別乾燥充填装置の内部を外部から閉じられた系統とした状態のままで、混合物のホッパへの投入動作を行うことができる。そして、混合物の投入動作時に混合物が外部へと飛散することを防止できる。また、容器反転装置が遠ざかっている位置では、扉を閉じてホッパ内部をホッパ上方に対して閉じられた空間とすることができ、ホッパ内部の汚染された雰囲気が外部へと拡散することを防止した状態で、容器反転装置のメンテナンス等を行うことができる。
【００１３】
請求項４に記載の選別乾燥充填装置は、請求項１〜３において、前記充填装置には、前記フィーダから前記カプセルへと至る経路を閉じることができる開閉自在に支持される閉止部材が設けられていることを特徴とする。
【００１４】
この構成によると、放射性廃棄物のカプセルへの充填処理が行われておらず、カプセルが無い状態であっても、例えば扉や壁によってホッパの上方を外部にたして閉じるとともに、閉止部材によってフィーダからカプセルへと至る経路を閉じることで、選別乾燥充填装置の内部を閉じられた系統とすることができ、汚染された雰囲気が外部へと拡散することを防止できる。
【００１５】
請求項５に記載の選別乾燥充填装置は、請求項４において、前記充填装置には、該充填装置の内部にて往復動作が可能に支持されるとともに該充填装置の内部に不活性ガスを供給可能な吹き込みノズルが備えられ、前記閉止部材は、前記充填装置の内部で前記吹き込みノズルの長手方向の途中位置に取り付けられ、前記充填装置における前記カプセルへと至る経路は一部縮径するよう形成され、前記吹き込みノズルとともに前記閉止部材が下降したときに、前記の一部縮径する部分に対して前記閉止部材が当接することで前記充填装置における前記カプセルへと至る経路が閉じられることを特徴とする。
【００１６】
この構成によると、接続手段の一部縮径した部分と吹き込みノズルの途中に取り付けられた閉止部材とで、フィーダからカプセルへと至る経路を開閉自在とする構造を容易に、且つ効率よく実現できる。
【００１７】
請求項６に記載の選別乾燥充填装置は、請求項１〜５のいずれかにおいて、前記充填装置には、該充填装置の内部にて往復動作が可能に支持されるとともに該充填装置の内部に不活性ガスを供給可能な吹き込みノズルが備えられ、この吹き込みノズルの先端部分に、該ノズルの径よりも径大に形成され、前記カプセル内に充填された前記放射性廃棄物を上側から押圧可能な部分を有する押棒機構が設けられていることを特徴とする。
【００１８】
この構成によると、吹き込みノズルから不活性ガスを充填装置内部及びカプセル内部に充満させながら放射性廃棄物の充填処理を安全に行うことができるとともに、ノズルの先端部分に押棒機構を設けることで、放射性廃棄物のカプセルへの充填処理を効率よく行うことができる。
【００１９】
請求項７に記載の選別乾燥充填装置は、請求項１〜６のいずれかにおいて、前記充填装置に、選別された前記放射性廃棄物とは異なる他の放射性廃棄物を供給可能な分岐経路を設け、前記フィーダからとは異なる経路で前記他の放射性廃棄物を前記カプセルへと充填可能にすることを特徴とする。
【００２０】
この構成によると、選別された放射性廃棄物とは異なる他の放射性廃棄物であるエンドピース等を分岐経路から直接的にカプセルへと充填することが可能となる。したがって、カプセル内におけるハルとエンドピースとの充填比率を、容易に所望の比率にすることができる。
【００２１】
請求項８に記載の選別乾燥充填装置は、請求項７において、前記分岐経路には、この分岐経路に対して開閉自在に取り付けられる２枚の扉部材が設けられ、この２枚の扉部材は、それぞれ別々に駆動されて前記分岐経路を各々開閉可能であることを特徴とする。
【００２２】
この構成によると、分岐経路を介して他の放射性廃棄物を充填する際に、充填装置の外部側に位置した扉部材を開いて他の放射性廃棄物を分岐経路内に供給した後この外部側の扉部材を閉じ、次いで、充填装置の内部側に位置した扉部材を開くことで、充填装置の内部の汚染された雰囲気を外部に拡散させることなく他の放射性廃棄物をカプセルへと充填することができる。
【００２３】
請求項９に記載の選別乾燥充填装置は、請求項１〜８のいずれかにおいて、前記カプセルが載置されるテーブルであって、前記カプセルが載置される個所でこのテーブルを貫通するとともに前記カプセルの底部よりも小さく開けられた開口を有するテーブルと、前記テーブルの下方から前記開口を貫通してテーブル上に突出可能な大きさのカプセル支持部を有し、このカプセル支持部を上下に駆動する昇降装置と、を備え、前記カプセル支持部で前記カプセルを前記テーブル上に押し上げることで、前記充填装置と前記カプセルとを接続することを特徴とする。
【００２４】
この構成によると、テーブルに設けられた開口を介してカプセル支持部でカプセルを押し上げることで、カプセルを充填装置の出側に対して押し付けることができる。したがって、カプセルを交換しても、容易に、充填装置からカプセルへと至る経路を閉じられた系統とすることができる。
【００２５】
請求項１０に記載の選別乾燥充填装置は、請求項９において、前記テーブルは、支持台と、前記支持台上に軸受を介して回転自在に支持される円板状の第１テーブルと、前記第１テーブルの外周をドーナツ状に囲むとともに前記カプセルが載置される第２テーブルと、を有し、遠隔操作で締め緩めが行われる遠隔ボルトによって、前記第２テーブルの内周部分が、前記第１テーブルの外周部分の下面側に取り付けられていることを特徴とする。
【００２６】
この構成によると、遠隔操作で遠隔ボルトを緩めて第２テーブルを外した後、第１テーブルのみを移動させることができる。したがって、軸受の保守が容易且つ安全に行える。
【００２７】
請求項１１に記載の選別乾燥充填装置は、請求項１０において、前記テーブルは、前記第１テーブル及び前記第２テーブルを回転駆動する駆動装置を備え、前記駆動装置は、前記第２テーブルの外周に対して外側に配設され、前記第２テーブルの外周部分に対して回転駆動力を付与することで前記第１テーブル及び前記第２テーブルを回転駆動することを特徴とする。
【００２８】
この構成によると、テーブルにおける回転駆動を行う駆動装置の上方に他の機器が何も無い状態とすることができ、駆動装置の保守を容易且つ安全に行うことができる。
【００２９】
請求項１２に記載の選別乾燥充填装置は、請求項９〜１１のいずれかにおいて、前記昇降装置は、前記カプセルを押し上げるとともに前記カプセル支持部で押し上げている前記カプセルの重量を計測する計量手段を備えることを特徴とする。
【００３０】
この構成によると、カプセルに充填された放射性廃棄物の重量の管理をカプセル毎に効率的に行うことができる。
【００３１】
請求項１３に記載の選別乾燥充填装置は、請求項１２において、前記昇降装置が、天秤状に揺動自在に支持される揺動部材を備え、前記カプセル支持部は、前記揺動部材の一端側と連結され、前記計量手段は、前記揺動部材における前記一端側と揺動中心を介して反対側の他端側と連結されることを特徴とする。
【００３２】
これによると、天秤状に支持される揺動部材の一端側および他端側にて、カプセル支持部および計量手段がそれぞれ連結されるため、計量手段の保守作業を、カプセル支持部と干渉することなく容易に行うことができ、保守作業をより安全に行える。
【００３３】
請求項１４に記載の選別乾燥充填装置は、前記計量手段は、連結部材を介して前記揺動部材の他端側と連結され、前記連結部材の下端には凹部が設けられ、前記揺動部材の他端側には支持軸部が突設され、前記計量手段が押し下げられると、前記凹部が前記支持軸部に嵌まり込んで前記揺動部材の他端側が押し下げられるとともに、前記揺動部材の一端側が押し上げられることを特徴とする。
【００３４】
この構成によると、カプセルを押し上げるとともにその重量を計測し、且つ、天秤状に支持される揺動部材の一端側及び他端側にて、カプセル支持部及び計量手段がそれぞれ連結される構造を容易に実現できる。
【００３５】
請求項１５に記載の選別乾燥充填装置は、請求項１〜１４のいずれかにおいて、前記ホッパの上方に水スプレーノズルを備え、前記水スプレーノズルから前記ホッパに給水することで、前記ホッパ及び前記フィーダの内部を、または前記ホッパから前記接続手段の出側に至るまでの内部経路を洗浄可能とすることを特徴とする。
【００３６】
この構成によると、選別乾燥充填装置の内部の洗浄を容易に行うことができる。
【００３７】
請求項１６に記載の選別乾燥充填装置は、請求項１〜１５のいずれかにおいて、前記フィーダが、移送される放射性廃棄物が通過する振動コンベア本体と、前記振動コンベア本体を支持するとともに前記振動コンベア駆動部に振動を付与する振動コンベア駆動部と、遠隔操作で締め緩めが行われる遠隔ボルトによって前記振動コンベア駆動部が着脱可能に取り付けられる支持架台と、前記支持架台に略水平に延設されるレール部材と、前記振動コンベア駆動部の下部にて前記レール部材に対応する位置に取り付けられる車輪と、前記遠隔ボルトが緩められて前記支持架台から取り外された状態の前記振動コンベア駆動部を下方から支持できるとともに上下移動させることができる昇降ユニットと、を備え、前記昇降ユニットにより前記振動コンベア駆動部を下降させることで、前記支持架台から前記振動コンベア駆動部が一旦分離され、前記車輪が前記レール部材に乗るように前記振動コンベア駆動部が前記支持架台に載置され、前記振動コンベア駆動部が前記レール部材に沿って水平移動可能となることを特徴とする。
【００３８】
この構成によると、振動コンベア駆動部を、遠隔ボルトを緩めることで支持架台から取り外し、昇降ユニットで下降させた後、レールに沿って水平移動させることができる。このため、フィーダにおいて特に頻繁に保守が必要な振動コンベア駆動部のみをフィーダの外部へと取り出す操作を遠隔で行うことが可能になる。このため、保守作業をより安全に行うことができる。
【００３９】
請求項１７に記載のカプセル支持装置は、液体と混合された状態にある放射性廃棄物を含む混合物から放射性廃棄物を選別して乾燥し、更にカプセルへと充填する選別乾燥充填装置とともに用いられ、前記カプセルが載置されるテーブルであって、前記カプセルが載置される個所でこのテーブルを貫通するとともに前記カプセルの底部よりも小さく開けられた開口を有するテーブルと、前記テーブルの下方から前記開口を貫通してテーブル上に突出可能な大きさのカプセル支持部を有し、このカプセル支持部を上下に駆動する昇降装置と、を備え、前記カプセル支持部で前記カプセルを前記テーブル上に押し上げることで、前記放射性廃棄物を前記カプセルへ充填する前記選別乾燥充填装置における充填装置部分と接続されることを特徴とする。
【００４０】
この構成によると、テーブルに設けられた開口を介してカプセル支持部でカプセルを押し上げることで、カプセルを充填装置の出側に対して押し付けることができる。したがって、カプセルを交換しても、容易に、選別乾燥充填装置における充填装置部分からカプセルへと至る経路を閉じられた系統とすることができる。
【００４１】
請求項１８に記載のカプセル支持装置は、請求項１７において、前記テーブルは、支持台と、前記支持台上に軸受を介して回転自在に支持される円板状の第１テーブルと、前記第１テーブルの外周をドーナツ状に囲むとともに前記カプセルが載置される第２テーブルと、を有し、遠隔操作で締め緩めが行われる遠隔ボルトによって、前記第２テーブルの内周部分が、前記第１テーブルの外周部分の下面側に取り付けられていることを特徴とする。
【００４２】
この構成によると、遠隔操作で遠隔ボルトを緩めて第２テーブルを外した後、第１テーブルのみを移動させることができる。したがって、軸受の保守が容易且つ安全に行える。
【００４３】
請求項１９に記載のカプセル支持装置は、請求項１８において、前記テーブルは、前記第１テーブル及び前記第２テーブルを回転駆動する駆動装置を備え、
前記駆動装置は、前記第２テーブルの外周に対して外側に配設され、前記第２テーブルの外周部分に対して回転駆動力を付与することで前記第１テーブル及び前記第２テーブルを回転駆動することを特徴とする。
【００４４】
この構成によると、テーブルにおける回転駆動を行う駆動装置の上方に他の機器が何も無い状態とすることができ、駆動装置の保守を容易且つ安全に行うことができる。
【００４５】
請求項２０に記載のカプセル支持装置は、請求項１７〜１９のいずれかにおいて、前記昇降装置が、前記カプセルを押し上げるとともに前記カプセル支持部で押し上げている前記カプセルの重量を計量する計量手段を備えることを特徴とする。
【００４６】
この構成によると、カプセルに充填された放射性廃棄物の重量の管理をカプセル毎に効率的に行うことができる。
【００４７】
請求項２１に記載のカプセル支持装置は、請求項２０において、前記昇降装置は、天秤状に揺動自在に支持される揺動部材を備え、前記カプセル支持部は、前記揺動部材の一端側と連結され、前記計量手段は、前記揺動部材における前記一端側と揺動中心を介して反対側の他端側と連結されることを特徴とする。
【００４８】
この構成によると、天秤状に支持される揺動部材の一端側および他端側にて、カプセル支持部および計量手段がそれぞれ連結されるため、計量手段の保守作業を、カプセル支持部と干渉することなく容易に行うことができ、保守作業をより安全に行える。
【００４９】
請求項２２に記載のカプセル支持装置は、請求項２１において、前記計量手段は、連結部材を介して前記揺動部材の他端側と連結され、前記連結部材の下端には凹部が設けられ、前記揺動部材の他端側には支持軸部が突設され、前記計量手段が押し下げられると、前記凹部が前記支持軸部に嵌まり込んで前記揺動部材の他端側が押し下げられるとともに、前記揺動部材の一端側が押し上げられることを特徴とする。
【００５０】
この構成によると、カプセルを押し上げるとともにその重量を計測し、且つ、天秤状に支持される揺動部材の一端側及び他端側にて、カプセル支持部及び計量手段がそれぞれ連結される構造を容易に実現できる。
【００５１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。図１（ａ）は本実施形態に係る選別乾燥充填装置１の正面図を、図２は選別乾燥充填装置１（以下、単に「装置１」ともいう）の上面図を、図３は装置１の側面図（図１にて右側から見た図）を示している。この装置１は、液体（例えば、水）と混合された状態にある放射性廃棄物（例えば、「ハル」）を含む混合物から放射性廃棄物を選別して乾燥し、更にカプセルへと充填することで、放射性廃棄物を圧縮して減容処理するものである。
【００５２】
図１〜３に示すように、装置１は、水と混合された状態にある放射性廃棄物を含む混合物（以下、「混合物Ｍ」ともいう）を一旦収容する容器３を有し、この容器３は、基台２の天井部に設置されている。そして、基台２の上部には、容器３から混合物Ｍが投入されるホッパ４が配設されており、ホッパ４の上部には、混合物Ｍに含まれる寸法の大きい部材（例えば、「エンドピース」）を分離してハル等の放射性廃棄物を選別可能なスクリーン５が設けられている。さらに、装置１は、ホッパ４のダクト部分４ａを通過してホッパ４の下部へと誘導された放射性廃棄物を移送するフィーダ６と、フィーダ６から移送された放射性廃棄物をカプセルＣ内に充填する充填装置７と、カプセルＣが載置されるターンテーブル４０と、カプセルＣを上下駆動する昇降装置４２と、を有している。
【００５３】
まず、容器３については、ホッパ４の上部に設けられており、容器反転装置８によって回動自在に支持されている。この容器反転装置８により、容器３を略反転させて傾けることでホッパ４に混合物Ｍが投入されることになる。そして、基台２の天井部には、容器反転装置８を支持する往復駆動部９が備えられており、この往復駆動部９が前後動によって、容器反転装置８が、ホッパ４に近づき又は遠ざかるように図１（ａ）の矢印方向に往復移動可能に設けられている。なお、容器反転装置８が、ホッパ４から遠ざかっている位置にある状態を図１（ａ）中二点鎖線で示している。
【００５４】
容器３及び容器反転装置８の周りには、これらを囲む壁１０（以下、「フード１０」ともいう）が設けらており、このフード１０によって、容器反転装置８が反転動作を行う空間を、ホッパ４の上部の開口４ｂを除いて閉じられた空間とすることができる。本実施形態に係る選別乾燥充填装置１では、フード１０が容器反転装置８とともに、往復駆動９により往復移動可能に設けられている例を示している。この壁によって、装置１の内部を外部から閉じられた系統とした状態のままで、混合物Ｍのホッパ４への投入動作を行うことができる。そして、混合物Ｍの投入動作時に混合物Ｍが外部へと飛散することを防止できる。なお、フード１０には、ハッチ１０ａが設けられており、このハッチ１０ａを開けることで、フード１０の上方を開放し、容器３の搬入・搬出を行うことができる。
【００５５】
また、ホッパ４の上部には、開口４ｂを開閉可能な扉１１が設けられている。これにより、容器反転装置８が遠ざかっている位置では、この扉１１を閉じてホッパ４の内部をホッパ４の上方に対して閉じられた空間とすることができ、ホッパ４の内部の汚染された雰囲気が外部へと拡散することを防止した状態で、容器反転装置８のメンテナンス等を行うことができる。
【００５６】
また、ホッパ４の上方（スクリーン５の上方）には、図示しない給水設備と接続された水スプレー用ヘッダー１２が設けられており、このヘッダー１２には、複数の水スプレーノズル１２ａが取り付けられている。カプセルＣを設置する位置に、この放射性廃棄物充填用カプセルＣの代わりに排水回収用のカプセルを設置することで、スプレーノズル１２ａから給水してホッパ４から充填装置７までの装置１の内部経路を容易に洗浄可能とすることができる。また、例えば、後述するフィーダ６に排水回収用のドレン抜きを設けることで、ホッパ４及びフィーダ６の内部を洗浄可能とするものであってもよい。
【００５７】
ホッパ４のダクト部分４ａの下端は、フィーダ６の入側とベローズ１４を介して接続している。そして、フィーダ６の入側には、混合物Ｍに含まれる液体（水）を排出する排出口１５（排水口）が設けられている。これにより、混合物Ｍに含まれる水は排出されるが、ハル等の放射性廃棄物は、振動コンベアとして構成されているフィーダ６内を、その振動コンベア駆動部１６から伝達される振動によって、下流側へと移送される。
【００５８】
フィーダ６（以下、「振動コンベア６」ともいう）について、図９〜１３を参照しながら説明する。この振動コンベア６は、放射線量が高く作業者が近づいて保守作業を行うことが困難な場所に設置するような場合に、クレーン等の機器を遠隔で操作しながら容易に保守を行うことができるように構成されている。すなわち、振動コンベア６の保守を行う場合に、振動コンベア６のうち特に頻繁にメンテナンスが必要な振動コンベア駆動部１６をクレーンのフック等で容易に吊下げることができるように、その上方に他の機器が何も無い場所に移動させることができるようになっている。
【００５９】
図９は振動コンベア６の正面図（図１０のＣ−Ｃ線矢視断面図）を、図１０は振動コンベア６の側面図（図９のＢ−Ｂ線矢視断面図）をそれぞれ示したものである。これらの図に示すように、振動コンベア６は、振動コンベア本体１７と振動コンベア本体１７を支持するとともに振動コンベア本体１７に振動を付与する振動コンベア駆動部１６とを備えており、また、付帯機器として、昇降ユニット１８及び支持架台１９を備えている。振動コンベア本体１７は、振動コンベア駆動部１６上部に設けられるベース２０に対して、遠隔操作で締め緩めが行われる遠隔ボルト２１にて固定される構造となっている。ベース２０は、バネ２２及びリンク２３を介して振動コンベア１６に取り付けられている。これにより、振動コンベア本体１７内部で、図１０において右側に向かって放射性廃棄物を移動させることができるようになっている。
【００６０】
振動コンベア駆動部１６は、バネ２４を介してベース２５に支持されており、ベース２５は、遠隔ボルト２１と同様遠隔にて締め緩めが行われる遠隔ボルト２８により支持架台１９に固定されて、着脱可能に取り付けられている。また、ベース２５には台車２６が取り付けられ、台車２６には車輪２７が取り付けられている。そして、車輪２７の下方には、支持架台１９から突設されるレール支持部２９上に配設されるレール部材３０（以下、「レール３０」という）が設けられている。なお、このレール３０は、支持架台１９に略水平に延設されており、車輪２７は、振動コンベア駆動部１６の下部にてレール３０に対応する位置に取り付けられている。
【００６１】
昇降ユニット１８は、遠隔ボルト２８が緩められて支持架台から取り外された状態の振動コンベア駆動部１６を下方から支持できるとともに上下移動させることができるものであり、支持板３１と、複数の伝動軸３２と、回転用ボルト３３と、複数のジャッキ３４と、駆動装置３５と、リンク部材３６とを有している。この昇降ユニット１８は、回転用ボルト３３をパワーマニピュレータ又はクレーンによるインパクトレンチを使用して回すことにより駆動装置３５、伝動軸３２を経てジャッキ３４により支持板３１を昇降させる。
【００６２】
この昇降ユニットにより振動コンベア駆動部１６を下降させることで、支持架台１９から振動コンベア駆動部１６が一端分離され、車輪２７がレール３０に乗るように振動コンベア駆動部１６が支持架台１９に載置され、振動コンベア駆動部１６がレール３０に沿って水平移動可能となる。
なお、振動コンベア６は、支持架台１９の上部に突設された本体支持部３７とベース２０との間に僅かに隙間が形成された状態で運転され、放射性廃棄物の移動が行われる。
【００６３】
ここで、図１１〜１３をもとに振動コンベア６のメンテナンス時の手順を説明する。図１１は昇降ユニット１８が上昇している状態を、図１２は昇降ユニット１８とともに振動コンベア駆動部１６が下降している状態を、図１３は振動コンベア駆動部１６がレール３０に沿って移動している状態をそれぞれ示している。なお、図１１〜１３のいずれにおいても、図（ａ）が図９に対応し、図（ｂ）が図１０に対応している。
【００６４】
まず、図１１に示すように、昇降ユニット１８の支持板３１が、ベース２５の下面に接する位置まで支持板３１を上昇させる。そして、この状態で、遠隔ボルト２１を遠隔操作にて緩め、ベース２０と振動コンベア本体１７とを分離する。そして、図１２に示すように、昇降ユニット１８を下降させると、まず、振動コンベア本体１７の下面に設けられた支持板３８を介して、振動コンベア本体１７は、本体支持部３７に支持される。更に昇降ユニット１８を下降させると、車輪２７がレール３０に乗った状態になり、その後、昇降ユニット１８のみが下降する。この状態から、図１３に示すように、振動コンベア駆動部１６をレール３０に沿って駆動し、その上方に何も無い位置まで移動させる。これにより、振動コンベア駆動部１６が、クレーン等で吊下げ可能になり、保守場所まで搬送されることになる。なお、保守が完了した振動コンベア駆動部は、上記に逆の手順にて元の場所に設置される。以上説明したように、振動コンベア６（フィーダ６）の保守が行われる。
【００６５】
再び、図１に戻り、フィーダ６に接続される充填装置７について説明する。充填装置７は、フィーダ６からカプセルＣまでの経路を外部から閉じられ系統とする接続手段であるケーシング３９を備えている。図４は、中空の管状体として形成されるケーシング３９の内部構造を示す断面図である。本図に示すように、ケーシング３９は、フィーダ６側とは伸縮管４３を介して接続され、カプセルＣとは伸縮管４４を介して接続される。フィーダ６から移送されてきた放射性廃棄物は、このケーシング３９の内部を通過してカプセルＣへと供給され充填される。このように、伸縮管４３、４４を介して接続されることで、フィーダ６からの振動を軽減するとともに、フィーダ６との間及びカプセルＣとの間でそれぞれ密閉性を保つことができる。
【００６６】
充填装置７には、ケーシング３９内部に不活性ガス（例えば、Ｎ２ガス）を供給可能な吹き込みノズル４５が設けられており、この吹き込みノズル４５は、ケーシング３９の内部にて支持されるとともに、ケーシング３９の上部に設置される駆動手段４６により往復動作が可能に支持されている。そして、吹き込みノズル４５の先端部分には、ノズル径よりも径大に形成され、カプセルＣ内に充填された放射性廃棄物を上側から押圧可能な部分を有する押棒機構４７が設けられている。この押棒機構４７により、カプセルＣ内に充填した放射性廃棄物の上面を平らな状態にすることができる。したがって、この充填装置７では、吹き込みノズル４５から不活性ガスをケーシング３９内部及びカプセルＣ内部に充満させながら放射性廃棄物の充填処理を安全に行うことができるとともに、ノズル４５の先端部分に押棒機構４７を設けることで、放射性廃棄物のカプセルＣへの充填処理を効率よく行うことができる。
【００６７】
また、ケーシング３９の内部であって、吹き込みノズル４５の長手方向の途中位置には、プラグ４８（閉止部材）が取り付けられている。そして、充填装置７におけるカプセルＣへと至る経路は一部縮径するよう形成されている。これにより、吹き込みノズル３９とともにプラグ４８が下降したときに（図中二点鎖線で示す位置に移動したとき）、ケーシング３９の一部縮径する部分３９ｂに対してプラグ４８が当接することで充填装置７におけるカプセルＣへと至る経路は閉じられる。すなわち、プラグ４８は、フィーダ６からカプセルＣへと至る経路を開閉自在に支持されている。
【００６８】
上記構成により、放射性廃棄物のカプセルＣへの充填処理が行われておらず、カプセルＣが無い状態であっても、例えば扉や壁によってホッパの上方を外部にたして閉じるとともに、閉止部材によってフィーダからカプセルへと至る経路を閉じることで、装置１の内部を閉じられた系統とすることができ、汚染された雰囲気が外部へと拡散することを防止できる。そして、一部縮径した部分３９ｂとプラグ４８とで、フィーダ６からカプセルＣへと至る経路を開閉自在とする構造を容易に、且つ効率よく実現できる。
【００６９】
図１（ｂ）は、図１（ａ）における充填装置１のＡ−Ａ線矢視図を示すものであり、図５は、図１（ｂ）に対応する拡大断面図である。これらの図に示すように、充填装置７のケーシング３９には、選別されてフィーダ６から移送されてきた放射性廃棄物とは異なる放射性廃棄物（エンドピース等）を供給可能な分岐管４９（以下、「分岐経路４９」ともいう）が設けられている。すなわち、この分岐管４９を通じて、フィーダ６からとは異なる経路でエンドピース等をカプセルＣへと直接的に充填することができるようになっている。このため、カプセルＣ内におけるハルとエンドピースとの充填比率を、容易に所望の比率にすることができる。
【００７０】
また、分岐管４９には、この分岐経路４９に対して開閉自在に取り付けられる２枚の扉部材（第１扉部材５０および第２扉部材５１）が設けられている。この２枚の扉部材（５０、５１）は、それぞれ別々の駆動装置５２、５３に駆動されて分岐経路４９を各々開閉可能になっている。これにより、分岐経路４９を介してハルとは別経路でエンドピース等をカプセルＣ内に充填する際に、ケーシング３９ａの外部側に位置した第１扉部材５０を開いてエンドピース等を分岐管４９内に供給した後、第１扉部材５０を閉じ、次いで、ケーシング３９ａの内部側に位置した第２扉部材５１を開くことで、ケーシング３９ａの内部の汚染された雰囲気を外部に拡散させることなくエンドピース等をカプセルＣへと充填することができる。
【００７１】
なお、充填装置７には、図４に示すように、ケーシング３９の内部の様子を観察できるカメラ５４が取り付けられており、遠隔にて放射性廃棄物の充填状況を確認できるようになっている。また、充填装置７全体を遠隔ボルト５５にて振動コンベア本体１７に取り付けられており、遠隔ボルト５５を遠隔にて緩めて振動コンベア６と分離することで、一体的に保守可能な構造となっている。
【００７２】
選別乾燥充填装置１は、上記の充填装置７の下方でカプセルＣを支持するターンテーブル４０（以下、「テーブル４０」という）を有している。図６はテーブル４０の正面図を、図７はテーブル４０の上面図を示している。なお、図７では、上下対象であるため上半分のみを示している。図６及び図７において、テーブル４０は、支持台５６と、円板状に形成されており、支持台５６上に軸受５７を介して回転自在に支持される円板状の第１テーブル６２と、第１テーブル６２の外周をドーナツ状に囲む第２テーブル６３とを有している。テーブル４０の第２テーブル６３上には、円周方向に複数のカプセルＣが載置され、各カプセルＣは、４つのガイド５８で位置決めされる。第２テーブル６３の外周部分には、外歯５９が設けられており、これにより、第２テーブル６３を歯車として構成している。そして、テーブル４０は、第２テーブル６３の外周に対して外側に配設され、第１テーブル６２及び第２テーブル６３をともに回転駆動する駆動装置６１を備えており、この駆動装置６１により回転駆動される歯車６０が、外歯５９と噛合している。これにより、駆動装置６１は、第２テーブル６３の外周部分に対して回転駆動力を付与することができ、第１テーブル６２及び第２テーブル６３が回転駆動されるようになっている。
【００７３】
なお、テーブル４０における第１テーブル６２と第２テーブル６３とは、遠隔操作で締め緩めが行われる遠隔ボルト６４ａで一体化されている。すなわち、遠隔ボルト６４aによって、前記第２テーブルの内周部分が、前記第１テーブルの外周部分の下面側に取り付けられている。なお、軸受５７を交換する場合は、遠隔操作にて遠隔ボルト６４ｂの下部を支持台５６の上面５６ａに当てた状態にしてから、遠隔ボルト６４ａを遠隔操作にて緩め第１テーブル６２を第２テーブル６３から分離し、吊り具６６６にクレーンのフックを掛けて第１テーブル６２のみを保守場所に移動させる。軸受５７交換後は、上記と逆の手順により、テーブル４０が元の状態に復帰される。これにより、軸受５７の保守が容易且つ安全に行えることになる。
【００７４】
また、駆動装置６１は、第２テーブル６３の外側に設けられているため、駆動装置６１を保守する場合は、遠隔ボルト６４ｃを遠隔操作にて緩め、駆動装置６１を支持台５６の駆動装置支持部５６ｂと分離し、クレーンにて吊り上げて保守場所へと移動させることができる。保守後の駆動装置６１の取り付けは、これと逆の手順で行う。このように、駆動装置６１の保守を容易且つ安全に行える。
【００７５】
また、第２テーブル６３のカプセルＣが載置される個所には、この第２テーブル６３を貫通する開口６５がそれぞれ設けられている。そして、この開口６５は、カプセルＣの底部よりも小さく開けられた大きさに形成されている。この開口６５からは、後述するように、昇降装置４２のカプセル支持部６６が上昇してカプセルＣを押し上げるようになっている。
なお、このテーブル４０についての説明は、選別乾燥充填装置における充填装置部分と接続されることになる本発明に係るカプセル支持装置のテーブルについての説明を兼ねるものである。
【００７６】
つぎに、カプセルＣを押し上げて充填装置７とカプセルＣとを接続する昇降装置４２について説明する。図８に、昇降装置４２の一部断面を含む概略図を示す。この昇降装置４２は、第１支持台６７と第２支持台６８とを備えている。第１支持台６７には、遠隔ボルト６９によりカバー７０が取り付けられ、カバー７０上には、駆動装置７１が設けられている。駆動装置７１には、前後駆動される第１駆動軸７２が設けられ、接続管７３を介して第２駆動軸７４（連結部材）と連結されている。接続管７３内では、第１駆動軸７２と第２駆動軸７４との間には、ロードセル７５（計量手段）が配設されている。
【００７７】
第２駆動軸７４は、第１支持台６７に設けられたガイド管部分７６を貫通して上下動可能に支持されており、第２駆動軸７４の下端には、切り欠き部分７７（凹部７７）が設けられている。この切り欠き部分７７は、後述する上下軸７８に設けられる第１支持軸７９（支持軸部）が下側から嵌まり込むように形成されている。このため、上下軸７８が揺動して第１支持軸７９が上昇すると、第２駆動軸７４もともに持ち上げられるようになっている。上下軸７８（揺動部材）は、中心に第２支持軸８０を有し、この第２支持軸８０が、第２支持台６８の上部に設けられた支持部８１の支持溝８２にて回動自在に支持されている。これにより、上下軸７８が、第２支持軸８０を中心に揺動可能となっている（即ち、上下軸７８は天秤状に揺動自在に支持されている）。
【００７８】
また、上下軸７８における第１支持軸７９とは反対側の端部には、第３駆動軸８３が、揺動自在に取り付けられている。第３駆動軸８３の上端部には、カプセル支持部６６が揺動自在に取り付けられており、このカプセル支持部６６は、中空管状のガイド８４により上下動可能に支持されている。そして、第３駆動軸８３の下端部は、上下軸７８が揺動して第３駆動軸８３が下降したときに、第２支持台６８と当接するようになっている。カプセル支持部６６は、テーブル４０の下方から開口６５を貫通してテーブル４０上に突出可能な大きさに形成されている。このため、上下軸７８が揺動して第３駆動軸８３が上昇すると、カプセル支持部６６が開口を通過して、カプセルＣをテーブル４０上に押し上げることができるようになっている。これにより、カプセルＣが、充填装置７の伸縮管４４に押し付けられて、充填装置７と接続される。この構成により、カプセルを交換しても、容易に、充填装置７からカプセルＣへと至る経路を閉じられた系統とすることができる。
【００７９】
この昇降装置４２によると、駆動装置７１により第１駆動軸７２を下方に駆動すると、ロードセル７５を介して第２駆動軸７４が下方に押し下げられる。そして、第２駆動軸７４の下降とともにその下端に設けられた切り欠き部分７７が第１支持軸７９を押し下げる。これにより、上下軸７８が、第２支持軸８０を中心に揺動し、第３駆動軸８３が上昇する。この第３駆動軸８３の上昇とともにカプセル支持部６６がガイド８４から開口６５を通過してカプセルＣを押し上げる。こうして、カプセルＣが充填装置７と接続される。この状態で、カプセルＣへの放射性廃棄物の充填が完了すると、放射性廃棄物の充填が完了したカプセルの荷重に応じて、第２駆動軸７４からロードセル７５を押し上げる力が発生する。このロードセル７５を押し上げる荷重の大きさは、カプセルＣ内への充填重量に比例するため、充填物の重量を計測することが可能になる。すなわち、この昇降装置４２は、カプセルＣを押し上げるとともにカプセル支持部６６で押し上げているカプセルＣの重量を計測する計量手段（ロードセル７５）を備えている。これにより、カプセルＣに充填された放射性廃棄物の重量の管理をカプセル毎に効率的に行うことができる。
【００８０】
カプセルＣへの放射性廃棄物の充填が完了し、重量の計測も完了すると、駆動装置７１により第１駆動軸７２上昇させるように駆動させる。これにより、第２揺動軸７４が上昇し、上下軸７８が上記とは逆方向に揺動し、第３揺動軸８３及びカプセル支持部６６が下降し、カプセルＣがテーブル４０上に再び載置されることになる。この後、テーブル４０が回転され（図６、７参照）、次のカプセルＣへの放射性廃棄物の充填処理が行われることになる。
【００８１】
昇降装置４２の保守は、第２駆動軸７４及びその上部が頻繁に行われる必要がある。この場合、遠隔ボルト８６を遠隔操作にて緩め、カバー７０を第１支持台６７と分離し、吊り具８７をクレーンにて吊り上げ、保守場所に移動させることで行われる。保守後は、上記と逆の手順により元の位置に設置されることになる。
【００８２】
なお、この昇降装置４２においては、カプセル支持部６６は、上下軸７８（揺動部材）の一端側と連結され、ロードセル７５（計量手段）は、揺動部材７８における前記一端側と第２支持軸８０（揺動中心）を介して反対側の他端側と連結されることを特徴とする。これにより、揺動部材７８の一端側および他端側にて、カプセル支持部６６および計量手段７５がそれぞれ連結されるため、計量手段７５の保守作業を、カプセル支持部と干渉することなく容易に行うことができ、保守作業をより安全に行える。また、計量手段７５は、第２駆動軸７４（連結部材）を介して揺動部材７８の他端側と連結され、連結部材７４の下端には切り欠き部分７７（凹部）が設けられ、揺動部材７８の他端側には第１支持軸７９（支持軸部）が突設されている。そして、計量手段７５が押し下げられると、凹部７７が支持軸部７９に嵌まり込んで揺動部材７８の他端側が押し下げられるとともに、一端側が押し上げられる。これにより、カプセルＣを押し上げるとともにその重量を計測し、且つ、天秤状に支持される揺動部材７８の一端側及び他端側にて、カプセル支持部６６及び計量手段７５がそれぞれ連結される構造を容易に実現できる。
【００８３】
上記の昇降装置４２についての説明は、選別乾燥充填装置における充填装置部分と接続されることになる本発明に係るカプセル支持装置の昇降装置についての説明を兼ねるものである。
【００８４】
最後に、放射性廃棄物の乾燥処理を行うための手段について説明する。図１において、本実施形態に係る選別乾燥充填装置１は、外部と接続され、ホッパ４の上部とフィーダ６の出側との間で加熱された不活性ガス（例えば、Ｎ２ガス）の流動を可能にするための給気口８４と排気口８５とが設けられている。すなわち、給気口８４は図示しない不活性ガス供給源と接続されており、図中矢印α方向に不活性ガスが供給される。給気口８４から供給された高温の不活性ガスは、フィーダ６内を流動し、ダクト部分４ａを通過してホッパ４へと至り、さらに、排気口８５から図示しないダクトに向かって図中矢印β方向に排出される。なお、ホッパ４の上部の開口４ｂからフード１０内に流動した不活性ガスは、フード１０内で充満することになる。
【００８５】
このように、装置１内部を充満するように不活性ガスが流動することで、放射性廃棄物の発火、爆発等を防止することができる。なお、フィーダ６の入側から水が排出され、水に濡れた状態の放射性廃棄物がフィーダ６内を移送されるが、主として、このフィーダ６内で放射性廃棄物の乾燥が行われることになる。
【００８６】
以上説明した選別乾燥充填装置１の作動を図１を参照しながら説明すると、まず、容器反転装置８がホッパ４に近づいている位置（図中実線で示す位置）において、混合物Ｍを貯留している容器３を回動し、ホッパ４へ混合物Ｍを投入する。このとき、放射性廃棄物が水とともにホッパ４に投入されるため、投入時に放射性廃棄物に衝撃が加わっても安全性が確保される。また、ホッパ４上部のスクリーン５により、混合物Ｍに含まれる寸法の大きい部材を分離して放射性廃棄物の選別を行うことができる。
【００８７】
そして、水とともにホッパ４内を誘導された放射性廃棄物は、フィーダ６に達する。このとき、フィーダ６の入側に設けられた排出口１５から水が排出され、放射性廃棄物はフィーダ６を移送される。このとき、不活性な加熱ガスがフィーダ６及びホッパ４内を流動しているため、安全な雰囲気下で効率的に乾燥を行うことができる。フィーダ６から移送された放射性廃棄物は充填装置７によりカプセルＣ内へと充填され、本装置１による処理が完了する。なお、充填装置７は接続手段３９を備えているため、フィーダ６からカプセルＣまでの経路が閉じられた経路となり、乾燥後の放射性廃棄物をフィーダ６からカプセルＣへと供給して充填するという衝撃の加わる処理も不活性ガス雰囲気下で安全に行うことができる。
【００８８】
以上説明したように、本実施形態に係る選別乾燥充填装置１によると、液体と混合された状態にある放射性廃棄物を含む混合物から放射性廃棄物を選別して乾燥し、更にカプセルへと充填する処理を連続的な工程で且つ安全に行い、放射性廃棄物の圧縮減容処理の効率化を図ることができる選別乾燥充填装置を得ることができる。
【００８９】
以上が、本実施形態の説明である。なお、実施の形態は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、次のように変更して実施してもよい。
【００９０】
（１）液体を排出する排出口の位置は、必ずしもフィーダの入側でなくてもよく、例えば、ホッパの下部に設けられていてもよい。
【００９１】
（２）フィーダは必ずしも振動コンベアでなくてもよく、搬送ベルト等、選別された放射性廃棄物を移送可能なものであればどのようなものであってもよい。
【００９２】
【発明の効果】
請求項１の発明によると、放射性廃棄物が液体とともにホッパに投入されるため、投入時に放射性廃棄物に衝撃が加わっても安全性が確保される。また、ホッパ上部のスクリーンにより、混合物に含まれる寸法の大きい部材を分離して放射性廃棄物の選別を行うことができる。また、排出口から液体を排出するとともに、不活性な加熱ガスをホッパ及びフィーダ内で流動させることで、安全な雰囲気下で効率的に乾燥を行うことができる。さらに、接続手段によりフィーダからカプセルまでの経路が閉じられた経路となり、乾燥後の放射性廃棄物をフィーダからカプセルへと供給して充填するという衝撃の加わる処理も不活性ガス雰囲気下で安全に行うことができる。したがって、液体と混合された状態にある放射性廃棄物を含む混合物から放射性廃棄物を選別して乾燥し、更にカプセルへと充填する処理を連続的な工程で且つ安全に行い、放射性廃棄物の圧縮減容処理の効率化を図ることができる選別乾燥充填装置を得ることができる。
【００９３】
請求項２の発明によると、容器反転装置を反転させて混合物をホッパに投入した際、混合物に含まれる寸法の大きい部材はスクリーンで分離されるが、その後容器反転装置をホッパから遠ざかるように移動させることで、スクリーン上に分離された寸法の大きい部材を上方よりマニピュレータ等で取り出して除去することが容易に行える。
【００９４】
請求項３の発明によると、壁によって、選別乾燥充填装置の内部を外部から閉じられた系統とした状態のままで、混合物のホッパへの投入動作を行うことができる。そして、混合物の投入動作時に混合物が外部へと飛散することを防止できる。また、容器反転装置が遠ざかっている位置では、扉を閉じてホッパ内部をホッパ上方に対して閉じられた空間とすることができ、ホッパ内部の汚染された雰囲気が外部へと拡散することを防止した状態で、容器反転装置のメンテナンス等を行うことができる。
【００９５】
請求項４の発明によると、放射性廃棄物のカプセルへの充填処理が行われておらず、カプセルが無い状態であっても、例えば扉や壁によってホッパの上方を外部にたして閉じるとともに、閉止部材によってフィーダからカプセルへと至る経路を閉じることで、選別乾燥充填装置の内部を閉じられた系統とすることができ、汚染された雰囲気が外部へと拡散することを防止できる。
【００９６】
請求項５の発明によると、接続手段の一部縮径した部分と吹き込みノズルの途中に取り付けられた閉止部材とで、フィーダからカプセルへと至る経路を開閉自在とする構造を容易に、且つ効率よく実現できる。
【００９７】
請求項６の発明によると、吹き込みノズルから不活性ガスを充填装置内部及びカプセル内部に充満させながら放射性廃棄物の充填処理を安全に行うことができるとともに、ノズルの先端部分に押棒機構を設けることで、放射性廃棄物のカプセルへの充填処理を効率よく行うことができる。
【００９８】
請求項７の発明によると、選別された放射性廃棄物とは異なる他の放射性廃棄物であるエンドピース等を分岐経路から直接的にカプセルへと充填することが可能となる。したがって、カプセル内におけるハルとエンドピースとの充填比率を、容易に所望の比率にすることができる。
【００９９】
請求項８の発明によると、分岐経路を介して他の放射性廃棄物を充填する際に、充填装置の外部側に位置した扉部材を開いて他の放射性廃棄物を分岐経路内に供給した後この外部側の扉部材を閉じ、次いで、充填装置の内部側に位置した扉部材を開くことで、充填装置の内部の汚染された雰囲気を外部に拡散させることなく他の放射性廃棄物をカプセルへと充填することができる。
【０１００】
請求項９の発明によると、テーブルに設けられた開口を介してカプセル支持部でカプセルを押し上げることで、カプセルを充填装置の出側に対して押し付けることができる。したがって、カプセルを交換しても、容易に、充填装置からカプセルへと至る経路を閉じられた系統とすることができる。
【０１０１】
請求項１０の発明によると、遠隔操作で遠隔ボルトを緩めて第２テーブルを外した後、第１テーブルのみを移動させることができる。したがって、軸受の保守が容易且つ安全に行える。
【０１０２】
請求項１１の発明によると、テーブルにおける回転駆動を行う駆動装置の上方に他の機器が何も無い状態とすることができ、駆動装置の保守を容易且つ安全に行うことができる。
【０１０３】
請求項１２の発明によると、カプセルに充填された放射性廃棄物の重量の管理をカプセル毎に効率的に行うことができる。
【０１０４】
請求項１３の発明によると、天秤状に支持される揺動部材の一端側および他端側にて、カプセル支持部および計量手段がそれぞれ連結されるため、計量手段の保守作業を、カプセル支持部と干渉することなく容易に行うことができ、保守作業をより安全に行える。
【０１０５】
請求項１４の発明によると、カプセルを押し上げるとともにその重量を計測し、且つ、天秤状に支持される揺動部材の一端側及び他端側にて、カプセル支持部及び計量手段がそれぞれ連結される構造を容易に実現できる。
【０１０６】
請求項１５の発明によると、選別乾燥充填装置の内部の洗浄を容易に行うことができる。
【０１０７】
請求項１６の発明によると、振動コンベア駆動部を、遠隔ボルトを緩めることで支持架台から取り外し、昇降ユニットで下降させた後、レールに沿って水平移動させることができる。このため、フィーダにおいて特に頻繁に保守が必要な振動コンベア駆動部のみをフィーダの外部へと取り出す操作を遠隔で行うことが可能になる。このため、保守作業をより安全に行うことができる。
【０１０８】
請求項１７の発明によると、テーブルに設けられた開口を介してカプセル支持部でカプセルを押し上げることで、カプセルを充填装置の出側に対して押し付けることができる。したがって、カプセルを交換しても、容易に、選別乾燥充填装置における充填装置部分からカプセルへと至る経路を閉じられた系統とすることができる。
【０１０９】
請求項１８の発明によると、遠隔操作で遠隔ボルトを緩めて第２テーブルを外した後、第１テーブルのみを移動させることができる。したがって、軸受の保守が容易且つ安全に行える。
【０１１０】
請求項１９の発明によると、テーブルにおける回転駆動を行う駆動装置の上方に他の機器が何も無い状態とすることができ、駆動装置の保守を容易且つ安全に行うことができる。
【０１１１】
請求項２０の発明によると、カプセルに充填された放射性廃棄物の重量の管理をカプセル毎に効率的に行うことができる。
【０１１２】
請求項２１の発明によると、天秤状に支持される揺動部材の一端側および他端側にて、カプセル支持部および計量手段がそれぞれ連結されるため、計量手段の保守作業を、カプセル支持部と干渉することなく容易に行うことができ、保守作業をより安全に行える。
【０１１３】
請求項２２の発明によると、カプセルを押し上げるとともにその重量を計測し、且つ、天秤状に支持される揺動部材の一端側及び他端側にて、カプセル支持部及び計量手段がそれぞれ連結される構造を容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１（ａ）は本実施形態に係る選別乾燥充填装置１の正面図を、図１（ｂ）は図１（ａ）のＡ−Ａ線矢視図を示したものである。
【図２】本実施形態に係る選別乾燥充填装置の上面図である。
【図３】本実施形態に係る選別乾燥充填装置の側面図である。
【図４】本実施形態に係る選別乾燥充填装置における充填装置の内部構造を示す図である。
【図５】本実施形態に係る選別乾燥充填装置における充填装置の内部構造を示す図である。
【図６】本実施形態に係る選別乾燥充填装置におけるテーブルの正面図である。
【図７】本実施形態に係る選別乾燥充填装置におけるテーブルの上面図である。
【図８】本実施形態に係る選別乾燥充填装置における昇降装置の一部断面を含む概略図である。
【図９】本実施形態に係る選別乾燥充填装置におけるフィーダの正面図であって、図１０のＣ−Ｃ線矢視断面図を示したものである。
【図１０】本実施形態に係る選別乾燥充填装置におけるフィーダの側面図であって、図９のＢ−Ｂ線矢視断面図を示したものである。
【図１１】本実施形態に係る選別乾燥充填装置におけるフィーダの作動を説明する図であって、昇降ユニットが上昇している状態を示す図である。
【図１２】本実施形態に係る選別乾燥充填装置におけるフィーダの作動を説明する図であって、昇降ユニットとともに振動コンベア駆動部が下降している状態を示す図である。
【図１３】本実施形態に係る選別乾燥充填装置におけるフィーダの作動を説明する図であって、昇降ユニットとともに振動コンベア駆動部がレールに沿って移動している状態を示す図である。
【符号の説明】
１ 選別乾燥充填装置
４ ホッパ
５ スクリーン
６ フィーダ
７ 充填装置
１５ 排出口
３９ 接続手段
８４ 給気口
８５ 排気口
Ｃ カプセル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
A sorting dry filling apparatus for compressing and reducing the volume of radioactive waste by sorting and drying the radioactive waste from the mixture containing the radioactive waste mixed with the liquid, and further filling the capsule into a capsule, and The present invention relates to a capsule support device used therefor.
[0002]
[Prior art]
When the spent nuclear fuel taken out from the nuclear reactor is reprocessed, radioactive waste containing active metal such as zirconium alloy constituting the fuel cladding tube is generated along with the reprocessing. The radioactive waste is cut into pieces such as a cladding tube generally called “hull” by being subjected to a shearing process or the like. And since highly active metal powder is generated during the shearing process, the container is once filled with liquid (water) and mixed with water for the purpose of preventing ignition and explosion and ensuring safety. Stored.
[0003]
This radioactive waste is finally compressed and reduced in volume from the viewpoints of effective use of storage space and stabilization of harmful substances. However, a mixture containing radioactive waste in a state mixed with a liquid has a large-sized member other than “hull”, for example, an end plate (usually “end piece”) generated when a cladding tube is cut. Is called). Therefore, it is necessary to first sort the radioactive waste by separating the end pieces and the like. Then, after sorting the hull and end piece, etc., it is possible to efficiently remove the remaining adhering moisture (to perform efficient drying), which occurs due to radiolysis of water from the treated radioactive waste It becomes necessary from the viewpoint of suppressing hydrogen. Further, at the time of drying, it is necessary to ensure safety from the viewpoint of suppressing ignition. Under such consideration, finally, it is necessary that the radioactive waste that has been subjected to the sorting / drying process is filled in the capsule and subjected to the compression / volume reduction process.
[0004]
  As a conventional technique for selecting a radioactive waste mixed with a liquid, filling it in a capsule and performing a compression treatment, for example, a technique described in Japanese Patent Laid-Open No. 9-318792 is known. In the processing apparatus described in this publication, radioactive waste mixed with a liquid is taken out from the container in a wet state, the hull and surplus water, and the end piece are selected, and the capsules are distributed while distributing them. Filled. Therefore, the drying process at the time of filling a capsule with radioactive waste is not performed. On the other hand, as a drying treatment method after sorting the radioactive waste, for example,JP-A-3-89200As described in the above, a method for performing a drying process in a batch is known. In the Japan Atomic Energy Society "Autumn of 1998", as a drying process, a hull loaded in a capsule is placed in a drying container, and inert nitrogen is heated and aerated inside the capsule for drying. Has been reported.
[0005]
However, according to the processing of the radioactive waste in the conventional technique, the sorting and filling process and the drying process are processed in discontinuous steps, which causes a reduction in processing efficiency. In addition, since each capsule is filled with radioactive waste in a wet state and then dried in the capsule, the drying efficiency is poor and the processing operation becomes very complicated.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above circumstances, the present invention is a continuous process in which radioactive waste is selected from a mixture containing radioactive waste mixed with a liquid, dried, and further filled into capsules. It is an object of the present invention to provide a sorting / drying filling apparatus that can be safely performed and can improve the efficiency of the compression / volume reduction treatment of radioactive waste, and to provide a capsule support apparatus used therefor.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the selective drying and filling apparatus according to claim 1 is provided on a hopper into which a mixture containing radioactive waste in a state mixed with a liquid is charged, and above the hopper, A screen capable of separating the radioactive waste contained in the mixture and separating the radioactive waste, a feeder for transferring the radioactive waste guided to the lower part of the hopper, and the radioactive material transferred from the feeder A filling device for filling waste into the capsule; a lower portion of the hopper or an inlet side of the feeder; a discharge port for discharging the liquid contained in the mixture; and an external connection; the upper portion of the hopper; An air supply port and an exhaust port that enable the flow of an inert heated gas for drying the radioactive waste between the outlet side of the feeder and the filling device are provided. Connecting means for making the path from the reader to the capsule a closed system from the outside, and sorting and drying the radioactive waste from the mixture containing the radioactive waste mixed with the liquid, and By filling into capsules, radioactive waste is compressed and volume-reduced.
[0008]
According to this configuration, since the radioactive waste is put into the hopper together with the liquid, safety is ensured even if an impact is applied to the radioactive waste at the time of charging. Further, the radioactive waste can be selected by separating the large-sized member contained in the mixture by the screen above the hopper. Moreover, while discharging a liquid from a discharge port and making an inert heating gas flow in a hopper and a feeder, it can dry efficiently in a safe atmosphere. Furthermore, the path from the feeder to the capsule is closed by the connecting means, and the shocking process of supplying and filling the radioactive waste after drying from the feeder to the capsule is also safely performed in an inert gas atmosphere. be able to. Therefore, the radioactive waste is selected from the mixture containing the radioactive waste mixed with the liquid, dried, and filled into capsules in a continuous and safe manner, thereby compressing the radioactive waste. A selective drying and filling apparatus that can improve the efficiency of the volume reduction treatment can be obtained.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, there is provided the selective drying and filling apparatus according to the first aspect, wherein the container for temporarily storing the mixture and the container is rotatably supported on the upper portion of the hopper, and the container is substantially inverted. And a container reversing device that puts the mixture into the hopper by tilting, and the container reversing device is provided so as to be able to reciprocate so as to approach or move away from the hopper.
[0010]
According to this configuration, when the container inversion device is inverted and the mixture is put into the hopper, the large-sized member included in the mixture is separated by the screen, but then the container inversion device is moved away from the hopper. The member having a large size separated on the screen can be easily taken out and removed from above by a manipulator or the like.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, the selective drying and filling apparatus according to the second aspect includes a wall surrounding the container inverting device and a door capable of opening and closing an upper portion of the hopper, and the container inverting device is reversed by the wall. The space in which the operation is performed can be a space closed except for the opening at the top of the hopper, and the door can be closed at a position where the container inverting device is away from the hopper. .
[0012]
According to this structure, the operation of charging the mixture into the hopper can be performed with the wall in a state where the inside of the selective drying and filling apparatus is closed from the outside. And it can prevent that a mixture disperses outside at the time of injection | pouring operation | movement of a mixture. Also, at the position where the container reversing device is far away, the door can be closed to make the inside of the hopper closed to the upper side of the hopper, preventing the contaminated atmosphere inside the hopper from diffusing to the outside. In this state, maintenance of the container reversing device can be performed.
[0013]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the selective drying and filling apparatus according to the first to third aspects, wherein the filling apparatus is provided with a closing member supported to be openable and closable so as to close a path from the feeder to the capsule. It is characterized by.
[0014]
According to this configuration, the radioactive waste is not filled into the capsule, and even in the absence of the capsule, for example, the upper part of the hopper is closed to the outside by a door or a wall, and the closure member is used. By closing the path from the feeder to the capsule, the inside of the selective drying and filling apparatus can be closed, and the contaminated atmosphere can be prevented from diffusing to the outside.
[0015]
  The selective drying and filling apparatus according to claim 5,In claim 4,The filling device is provided with a blowing nozzle that is supported in a reciprocating manner inside the filling device and capable of supplying an inert gas inside the filling device,The closing member is attached to the middle of the blowing nozzle in the longitudinal direction inside the filling device, and a path to the capsule in the filling device is formed so as to partially reduce the diameter, and together with the blowing nozzle, the closing member When the member descends, the path leading to the capsule in the filling device is closed by the closing member coming into contact with the part that is partially reduced in diameter.
[0016]
  According to this configurationA structure that allows the path from the feeder to the capsule to be opened and closed can be easily and efficiently realized by a part of the connecting means having a reduced diameter and a closing member attached in the middle of the blowing nozzle.
[0017]
  The selective drying and filling apparatus according to claim 6,6. The filling device according to claim 1, wherein the filling device is provided with a blowing nozzle that is supported in a reciprocating manner inside the filling device and capable of supplying an inert gas into the filling device. The tip portion of the blowing nozzle is provided with a push rod mechanism having a portion formed larger than the diameter of the nozzle and capable of pressing the radioactive waste filled in the capsule from above. Features.
[0018]
  According to this configurationWhile filling the inside of the filling device and the capsule with inert gas from the blowing nozzle, the radioactive waste can be filled safely, and a push rod mechanism is provided at the tip of the nozzle to make the radioactive waste capsule. The filling process can be performed efficiently.
[0019]
According to a seventh aspect of the present invention, there is provided the sorting dry filling apparatus according to any one of the first to sixth aspects, wherein the filling apparatus is provided with a branch path capable of supplying another radioactive waste different from the selected radioactive waste. The capsule can be filled with the other radioactive waste through a different route from the feeder.
[0020]
According to this configuration, it is possible to fill the capsules with end pieces or the like, which are other radioactive wastes different from the selected radioactive wastes, directly from the branch path. Therefore, the filling ratio between the hull and the end piece in the capsule can be easily set to a desired ratio.
[0021]
According to an eighth aspect of the present invention, there is provided the selective drying and filling apparatus according to the seventh aspect, wherein the branch path is provided with two door members attached to the branch path so as to be openable and closable. The branch paths can be opened and closed by being driven separately.
[0022]
According to this configuration, when filling another radioactive waste through the branch path, after opening the door member located on the outer side of the filling device and supplying the other radioactive waste into the branch path, the outer side By closing the door member and then opening the door member located inside the filling device, other radioactive waste is filled into the capsule without diffusing the contaminated atmosphere inside the filling device to the outside. be able to.
[0023]
A selective drying and filling apparatus according to a ninth aspect is the table according to any one of the first to eighth aspects, wherein the capsule is placed on the table, and passes through the table at the place where the capsule is placed. A table having an opening that is opened smaller than the bottom of the capsule, and a capsule support portion that is large enough to protrude from the lower side of the table through the opening and drive the capsule support portion up and down. And a lifting device for connecting the filling device and the capsule by pushing the capsule onto the table by the capsule support.
[0024]
According to this configuration, the capsule can be pressed against the exit side of the filling device by pushing the capsule up by the capsule support through the opening provided in the table. Therefore, even if the capsule is exchanged, the path from the filling device to the capsule can be easily closed.
[0025]
A selective drying and filling apparatus according to a tenth aspect of the present invention is the selective drying and filling apparatus according to the ninth aspect, wherein the table includes a support base, a disk-shaped first table rotatably supported on the support base via a bearing, and the table. A second table that surrounds the outer periphery of the first table in a donut shape and on which the capsule is placed, and the inner peripheral portion of the second table is It is attached to the lower surface side of the outer peripheral part of a 1st table, It is characterized by the above-mentioned.
[0026]
According to this structure, after loosening a remote volt | bolt and removing a 2nd table by remote operation, only a 1st table can be moved. Therefore, maintenance of the bearing can be performed easily and safely.
[0027]
The selective drying and filling apparatus according to an eleventh aspect of the present invention is the selective drying and filling apparatus according to the tenth aspect, wherein the table includes a driving device that rotationally drives the first table and the second table, and the driving device has an outer periphery of the second table. The first table and the second table are rotationally driven by applying a rotational driving force to the outer peripheral portion of the second table.
[0028]
According to this configuration, there can be no other devices above the drive device that performs rotational driving on the table, and the drive device can be easily and safely maintained.
[0029]
According to a twelfth aspect of the present invention, there is provided the selective drying and filling apparatus according to any one of the ninth to eleventh aspects, wherein the lifting device pushes up the capsule and measures a weight of the capsule pushed up by the capsule support portion. It is characterized by providing.
[0030]
According to this configuration, the weight of the radioactive waste filled in the capsule can be managed efficiently for each capsule.
[0031]
According to a thirteenth aspect of the present invention, there is provided the selective drying and filling apparatus according to the twelfth aspect, wherein the elevating device includes a swing member that is swingably supported like a balance, and the capsule support portion is one end of the swing member. The measuring means is connected to the other end side opposite to the one end side and the swing center of the swing member.
[0032]
According to this, since the capsule support part and the measuring means are respectively connected at one end side and the other end side of the swinging member supported in a scale shape, the maintenance work of the measuring means interferes with the capsule support part. It can be done easily and maintenance work can be performed more safely.
[0033]
15. The selective drying and filling apparatus according to claim 14, wherein the weighing means is connected to the other end side of the swinging member via a connecting member, and a recess is provided at the lower end of the connecting member, When the measuring means is pushed down, the recess is fitted into the support shaft and the other end side of the swinging member is pushed down. The one end side of this is pushed up.
[0034]
According to this configuration, the capsule is pushed up and the weight thereof is measured, and the structure in which the capsule support portion and the measuring means are respectively connected to the one end side and the other end side of the swinging member supported in a balance shape is easy. Can be realized.
[0035]
  The selective drying and filling apparatus according to claim 15, further comprising a water spray nozzle above the hopper according to any one of claims 1 to 14,waterBy supplying water from the spray nozzle to the hopper, the inside of the hopper and the feeder or the internal path from the hopper to the exit side of the connecting means can be cleaned.
[0036]
According to this configuration, the inside of the selective drying and filling apparatus can be easily cleaned.
[0037]
The selective drying and filling apparatus according to claim 16 is any one of claims 1 to 15, wherein the feeder supports the vibrating conveyor body through which the radioactive waste to be transferred passes, and the vibrating conveyor body. A vibration conveyor driving unit that applies vibration to the conveyor driving unit, a support frame to which the vibration conveyor driving unit is detachably attached by a remote bolt that is tightened and loosened by remote control, and a substantially horizontal extension to the support frame A rail member, a wheel attached to a position corresponding to the rail member at a lower portion of the vibration conveyor driving unit, and the vibration conveyor driving unit in a state where the remote bolt is loosened and removed from the support frame. And an elevating unit that can be moved up and down and supported by the elevating unit. By lowering the bear drive unit, the vibration conveyor drive unit is temporarily separated from the support frame, and the vibration conveyor drive unit is placed on the support frame so that the wheels ride on the rail member, and the vibration conveyor The drive unit can move horizontally along the rail member.
[0038]
According to this configuration, the vibratory conveyor drive unit can be removed from the support frame by loosening the remote bolt, lowered by the lifting unit, and then moved horizontally along the rail. For this reason, it becomes possible to remotely perform an operation of taking out only the vibration conveyor driving unit that requires frequent maintenance in the feeder to the outside of the feeder. For this reason, maintenance work can be performed more safely.
[0039]
The capsule support device according to claim 17 is used together with a sorting dry filling device for sorting and drying radioactive waste from a mixture containing the radioactive waste mixed with a liquid, and further filling the capsule into a capsule. A table on which the capsule is placed, the table having an opening that penetrates the table at a place where the capsule is placed and is smaller than the bottom of the capsule; and the opening from below the table. And a lifting device that drives the capsule support part up and down, and pushes up the capsule onto the table with the capsule support part. And connected to a filling device portion in the selective dry filling device for filling the capsule with the radioactive waste. .
[0040]
According to this configuration, the capsule can be pressed against the exit side of the filling device by pushing the capsule up by the capsule support through the opening provided in the table. Therefore, even if the capsules are exchanged, the path from the filling device part to the capsules in the selective drying and filling device can be easily closed.
[0041]
The capsule support device according to claim 18 is the capsule support device according to claim 17, wherein the table is a support table, a disk-shaped first table rotatably supported on the support table via a bearing, and the first table. A second table that surrounds the outer periphery of one table in a donut shape and on which the capsule is placed, and the inner peripheral portion of the second table is It is attached to the lower surface side of the outer peripheral part of 1 table.
[0042]
According to this structure, after loosening a remote volt | bolt and removing a 2nd table by remote operation, only a 1st table can be moved. Therefore, maintenance of the bearing can be performed easily and safely.
[0043]
The capsule support device according to claim 19 is the capsule support device according to claim 18, wherein the table includes a drive device that rotationally drives the first table and the second table,
The driving device is disposed outside the outer periphery of the second table, and rotationally drives the first table and the second table by applying a rotational driving force to the outer peripheral portion of the second table. It is characterized by doing.
[0044]
According to this configuration, there can be no other devices above the driving device that performs rotational driving on the table, and maintenance of the driving device can be performed easily and safely.
[0045]
A capsule support device according to a twentieth aspect of the present invention is the capsule support device according to any one of the seventeenth to nineteenth aspects, wherein the lifting device includes a weighing unit that pushes up the capsule and measures the weight of the capsule pushed up by the capsule support portion. It is characterized by that.
[0046]
According to this configuration, the weight of the radioactive waste filled in the capsule can be managed efficiently for each capsule.
[0047]
The capsule support device according to claim 21 is the capsule support device according to claim 20, wherein the elevating device includes a swing member that is swingably supported in a scale shape, and the capsule support portion is on one end side of the swing member. The measuring means is connected to the other end side opposite to the one end side and the swing center of the swing member.
[0048]
According to this configuration, since the capsule support portion and the weighing means are respectively connected at one end side and the other end side of the swinging member supported in a scale shape, the maintenance work of the weighing means interferes with the capsule support portion. It can be easily performed without maintenance, and maintenance work can be performed more safely.
[0049]
The capsule support device according to claim 22 is the capsule support device according to claim 21, wherein the measuring means is connected to the other end of the swinging member via a connecting member, and a recess is provided at the lower end of the connecting member, A support shaft portion projects from the other end side of the swing member, and when the measuring means is pushed down, the recess fits into the support shaft portion and the other end side of the swing member is pushed down. One end side of the rocking member is pushed up.
[0050]
According to this configuration, the capsule is pushed up and the weight thereof is measured, and the structure in which the capsule support portion and the measuring means are respectively connected to the one end side and the other end side of the swinging member supported in a balance shape is easy. Can be realized.
[0051]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below. 1A is a front view of the selective drying and filling apparatus 1 according to the present embodiment, FIG. 2 is a top view of the selective dry and filling apparatus 1 (hereinafter also simply referred to as “apparatus 1”), and FIG. The side view (The figure seen from the right side in FIG. 1) is shown. The device 1 sorts radioactive waste from a mixture containing radioactive waste (eg, “hull”) mixed with a liquid (eg, water), dries it, and fills it into a capsule. , Radioactive waste is compressed and volume-reduced.
[0052]
As shown in FIGS. 1 to 3, the apparatus 1 includes a container 3 that temporarily stores a mixture containing radioactive waste in a state mixed with water (hereinafter also referred to as “mixture M”). Is installed on the ceiling of the base 2. A hopper 4 into which the mixture M is charged from the container 3 is disposed at the top of the base 2, and a member having a large size (for example, “end piece” included in the mixture M is disposed at the top of the hopper 4. ") Is separated, and a screen 5 capable of sorting radioactive waste such as hull is provided. Furthermore, the apparatus 1 fills the capsule C with the feeder 6 that transfers the radioactive waste guided through the duct portion 4a of the hopper 4 to the lower portion of the hopper 4 and the radioactive waste transferred from the feeder 6. A filling device 7, a turntable 40 on which the capsule C is placed, and a lifting device 42 that drives the capsule C up and down.
[0053]
First, the container 3 is provided in the upper part of the hopper 4 and is rotatably supported by the container inverting device 8. By this container inverting device 8, the mixture M is put into the hopper 4 by tilting the container 3 substantially inverted. The ceiling portion of the base 2 is provided with a reciprocating drive unit 9 that supports the container reversing device 8, and the container reversing device 8 approaches or moves away from the hopper 4 by the reciprocating movement of the reciprocating driving unit 9. Thus, it is provided so as to be able to reciprocate in the direction of the arrow in FIG. In addition, the state in which the container inversion apparatus 8 exists in the position away from the hopper 4 is shown with the dashed-two dotted line in Fig.1 (a).
[0054]
A wall 10 (hereinafter also referred to as “hood 10”) is provided around the container 3 and the container reversing device 8, and the hood 10 allows a space in which the container reversing device 8 performs a reversing operation, The space can be closed except for the opening 4b at the top of the hopper 4. In the selective drying and filling apparatus 1 according to the present embodiment, an example is shown in which the hood 10 and the container reversing device 8 are provided so as to be reciprocally movable by a reciprocating drive 9. With this wall, the charging operation of the mixture M into the hopper 4 can be performed while the inside of the apparatus 1 is in a state closed from the outside. And it is possible to prevent the mixture M from scattering to the outside during the charging operation of the mixture M. The hood 10 is provided with a hatch 10a. By opening the hatch 10a, the upper portion of the hood 10 can be opened, and the container 3 can be loaded and unloaded.
[0055]
In addition, a door 11 capable of opening and closing the opening 4 b is provided on the upper portion of the hopper 4. As a result, at the position where the container reversing device 8 is moving away, the door 11 can be closed so that the inside of the hopper 4 is closed with respect to the upper side of the hopper 4, and the inside of the hopper 4 is contaminated. Maintenance and the like of the container reversing device 8 can be performed in a state in which the atmosphere is prevented from diffusing to the outside.
[0056]
Further, a water spray header 12 connected to a water supply facility (not shown) is provided above the hopper 4 (above the screen 5). A plurality of water spray nozzles 12a are attached to the header 12. Yes. An internal path of the apparatus 1 from the hopper 4 to the filling apparatus 7 by supplying water from the spray nozzle 12a by installing a capsule for collecting wastewater instead of the capsule C for filling radioactive waste at the position where the capsule C is installed. Can be easily cleaned. Further, for example, the inside of the hopper 4 and the feeder 6 may be cleaned by providing drainage for drainage collection in the feeder 6 described later.
[0057]
The lower end of the duct portion 4 a of the hopper 4 is connected to the entry side of the feeder 6 via a bellows 14. A discharge port 15 (drain port) for discharging the liquid (water) contained in the mixture M is provided on the entry side of the feeder 6. As a result, water contained in the mixture M is discharged, but radioactive waste such as hull is moved downstream in the feeder 6 configured as a vibrating conveyor by vibrations transmitted from the vibrating conveyor drive unit 16. It is transferred to.
[0058]
The feeder 6 (hereinafter also referred to as “vibrating conveyor 6”) will be described with reference to FIGS. The vibration conveyor 6 can be easily maintained while remotely operating a device such as a crane when it is installed in a place where it is difficult to perform maintenance work due to high radiation dose. It is configured as follows. That is, when performing maintenance of the vibration conveyor 6, the vibration conveyor drive unit 16 that requires particularly frequent maintenance among the vibration conveyors 6 can be easily suspended by a hook or the like of a crane. The device can be moved to a place where there is nothing.
[0059]
FIG. 9 is a front view of the vibrating conveyor 6 (cross-sectional view taken along the line C-C in FIG. 10), and FIG. 10 is a side view of the vibrating conveyor 6 (cross-sectional view taken along the line B-B in FIG. 9). Is. As shown in these drawings, the vibration conveyor 6 includes a vibration conveyor main body 17 and a vibration conveyor driving unit 16 that supports the vibration conveyor main body 17 and applies vibration to the vibration conveyor main body 17. As shown, a lifting unit 18 and a support frame 19 are provided. The vibration conveyor main body 17 has a structure that is fixed to a base 20 provided on the vibration conveyor driving unit 16 by a remote bolt 21 that is tightened and loosened by remote operation. The base 20 is attached to the vibration conveyor 16 via a spring 22 and a link 23. Thereby, the radioactive waste can be moved toward the right side in FIG.
[0060]
The vibration conveyor drive unit 16 is supported by a base 25 via a spring 24, and the base 25 is fixed to the support base 19 by a remote bolt 28 that is remotely tightened and loosened in the same manner as the remote bolt 21. It is attached as possible. Further, a carriage 26 is attached to the base 25, and wheels 27 are attached to the carriage 26. Below the wheels 27, rail members 30 (hereinafter referred to as “rails 30”) provided on rail support portions 29 protruding from the support base 19 are provided. The rail 30 extends substantially horizontally on the support frame 19, and the wheel 27 is attached to a position corresponding to the rail 30 below the vibration conveyor driving unit 16.
[0061]
The lifting / lowering unit 18 can support the vibration conveyor drive unit 16 in a state where the remote bolt 28 is loosened and removed from the support frame from below and can be moved up and down, and includes a support plate 31 and a plurality of transmission shafts. 32, a rotation bolt 33, a plurality of jacks 34, a drive device 35, and a link member 36. The elevating unit 18 raises and lowers the support plate 31 by a jack 34 via a drive device 35 and a transmission shaft 32 by turning the rotating bolt 33 using an impact wrench such as a power manipulator or a crane.
[0062]
By lowering the vibrating conveyor drive unit 16 by the lifting unit, the vibrating conveyor drive unit 16 is separated from the support frame 19 at one end, and the vibrating conveyor drive unit 16 is placed on the support frame 19 so that the wheels 27 ride on the rails 30. Thus, the vibration conveyor driving unit 16 can move horizontally along the rail 30.
The vibrating conveyor 6 is operated in a state where a slight gap is formed between the main body support portion 37 projecting from the upper portion of the support base 19 and the base 20, and the radioactive waste is moved.
[0063]
Here, the procedure at the time of maintenance of the vibration conveyor 6 will be described based on FIGS. 11 shows a state in which the lifting / lowering unit 18 is raised, FIG. 12 shows a state in which the vibrating conveyor drive unit 16 is lowered together with the lifting / lowering unit 18, and FIG. 13 shows a state in which the vibrating conveyor drive unit 16 moves along the rail 30. Each state is shown. In any of FIGS. 11 to 13, FIG. 11A corresponds to FIG. 9, and FIG.
[0064]
First, as shown in FIG. 11, the support plate 31 of the elevating unit 18 is raised to a position where it contacts the lower surface of the base 25. In this state, the remote bolt 21 is loosened by remote operation, and the base 20 and the vibration conveyor body 17 are separated. As shown in FIG. 12, when the elevating unit 18 is lowered, first, the vibration conveyor body 17 is supported by the body support portion 37 via the support plate 38 provided on the lower surface of the vibration conveyor body 17. . When the elevating unit 18 is further lowered, the wheels 27 are on the rails 30, and then only the elevating unit 18 is lowered. From this state, as shown in FIG. 13, the vibration conveyor drive unit 16 is driven along the rail 30 and moved to a position where there is nothing above it. Thereby, the vibration conveyor drive part 16 can be suspended with a crane etc., and will be conveyed to a maintenance place. In addition, the vibration conveyor drive part which maintenance was completed is installed in the original place in the reverse procedure to the above. As described above, maintenance of the vibrating conveyor 6 (feeder 6) is performed.
[0065]
Returning to FIG. 1 again, the filling device 7 connected to the feeder 6 will be described. The filling device 7 is provided with a casing 39 which is a connection means that closes the path from the feeder 6 to the capsule C from the outside to form a system. FIG. 4 is a cross-sectional view showing the internal structure of the casing 39 formed as a hollow tubular body. As shown in the figure, the casing 39 is connected to the feeder 6 side via an expansion / contraction tube 43 and connected to the capsule C via an expansion / contraction tube 44. The radioactive waste transferred from the feeder 6 passes through the inside of the casing 39 and is supplied and filled into the capsule C. In this way, by being connected via the telescopic pipes 43 and 44, vibration from the feeder 6 can be reduced, and sealing between the feeder 6 and the capsule C can be maintained.
[0066]
The filling device 7 is provided with a blowing nozzle 45 capable of supplying an inert gas (for example, N 2 gas) inside the casing 39, and the blowing nozzle 45 is supported inside the casing 39, and The drive means 46 installed on the upper part of 39 is supported so that reciprocation is possible. A push bar mechanism 47 is provided at the tip of the blowing nozzle 45. The push rod mechanism 47 has a portion that is formed larger than the nozzle diameter and can press the radioactive waste filled in the capsule C from above. By this push rod mechanism 47, the upper surface of the radioactive waste filled in the capsule C can be made flat. Therefore, in this filling device 7, the radioactive waste can be safely filled while filling the inside of the casing 39 and the capsule C with the inert gas from the blowing nozzle 45, and a push rod mechanism is provided at the tip of the nozzle 45. By providing 47, the filling process to the capsule C of radioactive waste can be performed efficiently.
[0067]
Further, a plug 48 (a closing member) is attached to the inside of the casing 39 at a midway position in the longitudinal direction of the blowing nozzle 45. The path leading to the capsule C in the filling device 7 is formed so as to partially reduce the diameter. As a result, when the plug 48 is lowered together with the blowing nozzle 39 (when moved to a position indicated by a two-dot chain line in the figure), the plug 48 comes into contact with a part 39b of the casing 39 whose diameter is reduced, thereby filling The path to the capsule C in the device 7 is closed. That is, the plug 48 is supported so that the path from the feeder 6 to the capsule C can be opened and closed.
[0068]
With the above configuration, the radioactive waste capsule C is not filled, and even when the capsule C is not present, the top of the hopper is closed to the outside by a door or a wall, for example, and a closing member By closing the path from the feeder to the capsule, the inside of the apparatus 1 can be closed, and the contaminated atmosphere can be prevented from diffusing to the outside. And the structure which can open and close the path | route from the feeder 6 to the capsule C by the part 39b and the plug 48 which partially reduced diameter can be implement | achieved easily and efficiently.
[0069]
FIG.1 (b) shows the AA arrow directional view of the filling apparatus 1 in Fig.1 (a), and FIG. 5 is an expanded sectional view corresponding to FIG.1 (b). As shown in these drawings, the casing 39 of the filling device 7 has a branch pipe 49 (hereinafter referred to as “endpiece”) that can supply radioactive waste (such as an end piece) different from the radioactive waste that has been sorted and transferred from the feeder 6. , Also referred to as “branch path 49”). That is, through the branch pipe 49, the end piece or the like can be directly filled into the capsule C through a path different from the feeder 6. For this reason, the filling ratio of the hull and the end piece in the capsule C can be easily set to a desired ratio.
[0070]
Further, the branch pipe 49 is provided with two door members (a first door member 50 and a second door member 51) that are attached to the branch path 49 so as to be freely opened and closed. The two door members (50, 51) are driven by separate driving devices 52, 53, respectively, so that the branch paths 49 can be opened and closed. As a result, when the capsule C is filled with the end piece or the like in a path different from the hull via the branch path 49, the first door member 50 located outside the casing 39a is opened to connect the end piece or the like to the branch pipe. 49, the first door member 50 is closed, and then the second door member 51 located on the inner side of the casing 39a is opened to diffuse the contaminated atmosphere inside the casing 39a to the outside. The end piece or the like can be filled into the capsule C.
[0071]
As shown in FIG. 4, the filling device 7 is provided with a camera 54 capable of observing the inside of the casing 39 so that the filling state of the radioactive waste can be confirmed remotely. Further, the entire filling device 7 is attached to the vibration conveyor body 17 by a remote bolt 55, and the remote bolt 55 is loosened remotely and separated from the vibration conveyor 6, thereby having a structure that can be maintained integrally. Yes.
[0072]
The selective drying and filling apparatus 1 includes a turntable 40 (hereinafter referred to as “table 40”) that supports the capsule C below the filling apparatus 7. FIG. 6 is a front view of the table 40, and FIG. 7 is a top view of the table 40. In FIG. 7, only the upper half is shown because it is a vertical object. 6 and 7, the table 40 is formed in a disk shape with a support base 56, and a disk-shaped first table 62 that is rotatably supported on the support base 56 via a bearing 57. The second table 63 surrounds the outer periphery of the first table 62 in a donut shape. A plurality of capsules C are placed in the circumferential direction on the second table 63 of the table 40, and each capsule C is positioned by four guides 58. External teeth 59 are provided on the outer peripheral portion of the second table 63, thereby configuring the second table 63 as a gear. The table 40 is disposed outside the outer periphery of the second table 63 and includes a drive device 61 that rotationally drives both the first table 62 and the second table 63. The drive device 61 rotates the table 40. The gear 60 to be engaged is engaged with the external teeth 59. Accordingly, the driving device 61 can apply a rotational driving force to the outer peripheral portion of the second table 63 so that the first table 62 and the second table 63 are rotationally driven.
[0073]
The first table 62 and the second table 63 in the table 40 are integrated with a remote bolt 64a that is tightened and loosened by remote operation. That is, the inner peripheral portion of the second table is attached to the lower surface side of the outer peripheral portion of the first table by the remote bolt 64a. When exchanging the bearing 57, the lower part of the remote bolt 64b is brought into contact with the upper surface 56a of the support base 56 by remote control, and then the remote bolt 64a is loosened by remote control and the first table 62 is moved to the second position. Separated from the table 63, the crane hook is hung on the hanging tool 666, and only the first table 62 is moved to the maintenance place. After the bearing 57 is replaced, the table 40 is returned to the original state by the reverse procedure. Thereby, the maintenance of the bearing 57 can be performed easily and safely.
[0074]
Further, since the driving device 61 is provided outside the second table 63, when the driving device 61 is maintained, the remote bolt 64c is loosened by remote operation, and the driving device 61 is supported by the driving device of the support base 56. It can be separated from the part 56b and lifted by a crane and moved to a maintenance place. The attachment of the driving device 61 after maintenance is performed in the reverse procedure. Thus, maintenance of the drive device 61 can be performed easily and safely.
[0075]
In addition, openings 65 penetrating the second table 63 are respectively provided at locations where the capsules C of the second table 63 are placed. The opening 65 is formed in a size that is smaller than the bottom of the capsule C. From the opening 65, as will be described later, the capsule support 66 of the elevating device 42 is raised to push up the capsule C.
In addition, description about this table 40 serves as description about the table of the capsule support apparatus which concerns on this invention connected with the filling apparatus part in a selection dry filling apparatus.
[0076]
Next, the lifting device 42 that pushes up the capsule C and connects the filling device 7 and the capsule C will be described. FIG. 8 is a schematic view including a partial cross section of the lifting device 42. The lifting device 42 includes a first support base 67 and a second support base 68. A cover 70 is attached to the first support base 67 by a remote bolt 69, and a drive device 71 is provided on the cover 70. The drive device 71 is provided with a first drive shaft 72 that is driven back and forth, and is connected to a second drive shaft 74 (a connecting member) via a connecting pipe 73. In the connection pipe 73, a load cell 75 (measuring means) is disposed between the first drive shaft 72 and the second drive shaft 74.
[0077]
The second drive shaft 74 passes through a guide tube portion 76 provided on the first support base 67 and is supported so as to be vertically movable. A cutout portion 77 (recessed portion 77) is provided at the lower end of the second drive shaft 74. ) Is provided. The cutout portion 77 is formed such that a first support shaft 79 (support shaft portion) provided on an up-and-down shaft 78 described later is fitted from below. For this reason, when the vertical shaft 78 swings and the first support shaft 79 rises, the second drive shaft 74 is also lifted together. The vertical shaft 78 (swing member) has a second support shaft 80 at the center, and the second support shaft 80 rotates in a support groove 82 of a support portion 81 provided on the upper portion of the second support base 68. It is supported freely. As a result, the vertical shaft 78 can swing around the second support shaft 80 (that is, the vertical shaft 78 is supported so as to be swingable like a balance).
[0078]
A third drive shaft 83 is swingably attached to the end of the vertical shaft 78 opposite to the first support shaft 79. A capsule support portion 66 is swingably attached to the upper end portion of the third drive shaft 83, and this capsule support portion 66 is supported by a hollow tubular guide 84 so as to be movable up and down. The lower end portion of the third drive shaft 83 comes into contact with the second support 68 when the vertical shaft 78 swings and the third drive shaft 83 descends. The capsule support portion 66 is formed to have a size capable of projecting on the table 40 through the opening 65 from below the table 40. Therefore, when the vertical shaft 78 swings and the third drive shaft 83 rises, the capsule support 66 can pass through the opening and push the capsule C onto the table 40. Accordingly, the capsule C is pressed against the expansion tube 44 of the filling device 7 and connected to the filling device 7. With this configuration, even if the capsule is exchanged, the path from the filling device 7 to the capsule C can be easily closed.
[0079]
According to this lifting device 42, when the first drive shaft 72 is driven downward by the drive device 71, the second drive shaft 74 is pushed downward via the load cell 75. Then, with the lowering of the second drive shaft 74, a notch portion 77 provided at the lower end pushes down the first support shaft 79. As a result, the vertical shaft 78 swings about the second support shaft 80 and the third drive shaft 83 rises. As the third drive shaft 83 rises, the capsule support portion 66 passes through the opening 65 from the guide 84 and pushes up the capsule C. Thus, the capsule C is connected to the filling device 7. In this state, when the filling of the radioactive waste into the capsule C is completed, a force for pushing up the load cell 75 from the second drive shaft 74 is generated according to the load of the capsule after the filling of the radioactive waste. Since the magnitude of the load that pushes up the load cell 75 is proportional to the weight of the capsule C, the weight of the filling can be measured. That is, the elevating device 42 includes weighing means (load cell 75) that pushes up the capsule C and measures the weight of the capsule C pushed up by the capsule support 66. Thereby, management of the weight of the radioactive waste with which the capsule C was filled can be performed efficiently for every capsule.
[0080]
When the filling of the radioactive waste into the capsule C is completed and the measurement of the weight is also completed, the capsule drive device 71 is driven by the drive device 71 so as to be raised. As a result, the second swing shaft 74 is raised, the vertical shaft 78 is swung in the opposite direction, the third swing shaft 83 and the capsule support portion 66 are lowered, and the capsule C is placed on the table 40 again. Will be placed. Thereafter, the table 40 is rotated (see FIGS. 6 and 7), and the next capsule C is filled with radioactive waste.
[0081]
Maintenance of the lifting device 42 needs to be frequently performed on the second drive shaft 74 and its upper part. In this case, the remote bolt 86 is loosened by remote operation, the cover 70 is separated from the first support base 67, the lifting tool 87 is lifted by a crane, and moved to a maintenance place. After maintenance, it will be installed in its original position by the reverse of the above procedure.
[0082]
In the lifting device 42, the capsule support 66 is connected to one end side of the vertical shaft 78 (swing member), and the load cell 75 (metering means) is connected to the one end side of the swing member 78 and the second support. It is connected to the other end on the opposite side via a shaft 80 (swing center). Thereby, since the capsule support part 66 and the measuring means 75 are respectively connected at one end side and the other end side of the swing member 78, maintenance work of the measuring means 75 can be easily performed without interfering with the capsule support part. It is possible to perform maintenance work more safely. The measuring means 75 is connected to the other end side of the swinging member 78 via the second drive shaft 74 (connecting member), and a notch portion 77 (recessed portion) is provided at the lower end of the connecting member 74. A first support shaft 79 (support shaft portion) projects from the other end of the moving member 78. When the measuring means 75 is pushed down, the recess 77 is fitted into the support shaft 79, the other end side of the swinging member 78 is pushed down, and the one end side is pushed up. Thus, the capsule C is pushed up and the weight thereof is measured, and the capsule support 66 and the measuring means 75 are connected to one end side and the other end side of the swinging member 78 supported in a scale shape. Can be realized easily.
[0083]
The above description of the lifting device 42 also serves as a description of the lifting device of the capsule support device according to the present invention to be connected to the filling device portion in the selective drying and filling device.
[0084]
Finally, a means for performing a radioactive waste drying process will be described. In FIG. 1, the selective drying and filling apparatus 1 according to the present embodiment is connected to the outside, and flows an inert gas (for example, N 2 gas) heated between the upper part of the hopper 4 and the outlet side of the feeder 6. An air supply port 84 and an exhaust port 85 are provided to enable this. That is, the air supply port 84 is connected to an inert gas supply source (not shown), and the inert gas is supplied in the direction of the arrow α in the figure. The high-temperature inert gas supplied from the air supply port 84 flows in the feeder 6, passes through the duct portion 4 a, reaches the hopper 4, and further moves toward the duct (not shown) from the exhaust port 85. It is discharged in the β direction. The inert gas that has flowed into the hood 10 from the upper opening 4 b of the hopper 4 is filled in the hood 10.
[0085]
As described above, the inert gas flows so as to fill the inside of the device 1, thereby preventing the radioactive waste from being ignited or exploded. In addition, although water is discharged | emitted from the entrance side of the feeder 6, and the radioactive waste in the state wet with water is transferred in the feeder 6, the radioactive waste is mainly dried in this feeder 6. .
[0086]
The operation of the selective drying and filling apparatus 1 described above will be described with reference to FIG. 1. First, the mixture M is stored at a position where the container reversing apparatus 8 approaches the hopper 4 (a position indicated by a solid line in the figure). The container 3 is rotated and the mixture M is charged into the hopper 4. At this time, since the radioactive waste is put into the hopper 4 together with water, safety is ensured even if an impact is applied to the radioactive waste at the time of charging. Further, the radioactive waste can be selected by separating the large-sized member contained in the mixture M by the screen 5 on the hopper 4.
[0087]
Then, the radioactive waste guided in the hopper 4 together with water reaches the feeder 6. At this time, water is discharged from the discharge port 15 provided on the entry side of the feeder 6, and the radioactive waste is transferred to the feeder 6. At this time, since the inert heated gas flows in the feeder 6 and the hopper 4, the drying can be performed efficiently in a safe atmosphere. The radioactive waste transferred from the feeder 6 is filled into the capsule C by the filling device 7, and the processing by the device 1 is completed. Since the filling device 7 includes the connecting means 39, the route from the feeder 6 to the capsule C is closed, and the radioactive waste after drying is supplied from the feeder 6 to the capsule C to be filled. The treatment with impact can also be performed safely in an inert gas atmosphere.
[0088]
As described above, according to the sorting dry filling apparatus 1 according to the present embodiment, the radioactive waste is sorted and dried from the mixture containing the radioactive waste mixed with the liquid, and further filled into the capsule. It is possible to obtain a selective drying and filling apparatus that can perform the treatment safely in a continuous process and can improve the efficiency of the compression and volume reduction treatment of radioactive waste.
[0089]
The above is the description of the present embodiment. In addition, embodiment is not limited to embodiment mentioned above, For example, you may change and implement as follows.
[0090]
(1) The position of the discharge port for discharging the liquid does not necessarily need to be on the inlet side of the feeder. For example, it may be provided at the lower part of the hopper.
[0091]
(2) The feeder does not necessarily have to be a vibration conveyor, and may be any one as long as it can transfer the selected radioactive waste, such as a conveyor belt.
[0092]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, since the radioactive waste is put into the hopper together with the liquid, safety is ensured even if an impact is applied to the radioactive waste at the time of charging. Further, the radioactive waste can be selected by separating the large-sized member contained in the mixture by the screen above the hopper. Moreover, while discharging a liquid from a discharge port and making an inert heating gas flow in a hopper and a feeder, it can dry efficiently in a safe atmosphere. Furthermore, the path from the feeder to the capsule is closed by the connecting means, and the shocking process of supplying and filling the radioactive waste after drying from the feeder to the capsule is also safely performed in an inert gas atmosphere. be able to. Therefore, the radioactive waste is selected from the mixture containing the radioactive waste mixed with the liquid, dried, and filled into capsules in a continuous and safe manner, thereby compressing the radioactive waste. A selective drying and filling apparatus that can improve the efficiency of the volume reduction treatment can be obtained.
[0093]
According to the invention of claim 2, when the container inversion device is inverted and the mixture is put into the hopper, the large-sized member contained in the mixture is separated by the screen, but then the container inversion device is moved away from the hopper. By doing so, the member having a large dimension separated on the screen can be easily taken out and removed from above with a manipulator or the like.
[0094]
According to the third aspect of the present invention, the operation of charging the mixture into the hopper can be performed with the wall in a state where the interior of the selective drying and filling apparatus is closed from the outside. And it can prevent that a mixture disperses outside at the time of injection | pouring operation | movement of a mixture. Also, at the position where the container reversing device is far away, the door can be closed to make the inside of the hopper closed to the upper side of the hopper, preventing the contaminated atmosphere inside the hopper from diffusing to the outside. In this state, maintenance of the container reversing device can be performed.
[0095]
According to the invention of claim 4, the filling of the radioactive waste into the capsule is not performed, and even when there is no capsule, the upper part of the hopper is closed to the outside by a door or a wall, for example, By closing the path from the feeder to the capsule by the closing member, the inside of the selective drying and filling apparatus can be closed, and the contaminated atmosphere can be prevented from diffusing to the outside.
[0096]
  According to the invention of claim 5,A structure that allows the path from the feeder to the capsule to be opened and closed can be easily and efficiently realized by a part of the connecting means having a reduced diameter and a closing member attached in the middle of the blowing nozzle.
[0097]
  According to the invention of claim 6,While filling the inside of the filling device and the capsule with inert gas from the blowing nozzle, the radioactive waste can be filled safely, and a push rod mechanism is provided at the tip of the nozzle to make the radioactive waste capsule. The filling process can be performed efficiently.
[0098]
According to the seventh aspect of the present invention, it is possible to fill the capsules with end pieces or the like, which are other radioactive wastes different from the selected radioactive wastes, directly from the branch path. Therefore, the filling ratio between the hull and the end piece in the capsule can be easily set to a desired ratio.
[0099]
According to the invention of claim 8, when filling another radioactive waste through the branch path, after opening the door member located on the outer side of the filling device and supplying the other radioactive waste into the branch path By closing this external door member and then opening the door member located on the inside of the filling device, other radioactive waste can be transferred to the capsule without diffusing the contaminated atmosphere inside the filling device to the outside. And can be filled.
[0100]
According to invention of Claim 9, a capsule can be pressed with respect to the exit side of a filling apparatus by pushing up a capsule with a capsule support part through the opening provided in the table. Therefore, even if the capsule is exchanged, the path from the filling device to the capsule can be easily closed.
[0101]
According to the invention of claim 10, only the first table can be moved after the remote bolt is loosened by remote operation and the second table is removed. Therefore, maintenance of the bearing can be performed easily and safely.
[0102]
According to the eleventh aspect of the present invention, there can be no other equipment above the driving device that performs rotational driving on the table, and maintenance of the driving device can be performed easily and safely.
[0103]
According to the invention of claim 12, the weight of the radioactive waste filled in the capsule can be managed efficiently for each capsule.
[0104]
According to the thirteenth aspect of the present invention, since the capsule support portion and the measuring means are respectively connected at one end side and the other end side of the swinging member supported in a scale shape, the maintenance work of the measuring means is performed by the capsule support portion. It can be easily performed without interfering with the maintenance, and the maintenance work can be performed more safely.
[0105]
According to the invention of claim 14, the capsule is pushed up and the weight thereof is measured, and the capsule support portion and the measuring means are respectively connected at one end side and the other end side of the swinging member supported in a balance shape. The structure can be easily realized.
[0106]
According to the fifteenth aspect of the present invention, the inside of the selective drying and filling apparatus can be easily cleaned.
[0107]
According to the sixteenth aspect of the present invention, the vibratory conveyor drive unit can be removed from the support frame by loosening the remote bolt, lowered by the elevating unit, and then horizontally moved along the rail. For this reason, it becomes possible to remotely perform an operation of taking out only the vibration conveyor driving unit that requires frequent maintenance in the feeder to the outside of the feeder. For this reason, maintenance work can be performed more safely.
[0108]
According to the invention of claim 17, the capsule can be pressed against the exit side of the filling device by pushing up the capsule by the capsule support through the opening provided in the table. Therefore, even if the capsules are exchanged, the path from the filling device part to the capsules in the selective drying and filling device can be easily closed.
[0109]
According to invention of Claim 18, after loosening a remote volt | bolt and removing a 2nd table by remote operation, only a 1st table can be moved. Therefore, maintenance of the bearing can be performed easily and safely.
[0110]
According to the nineteenth aspect of the present invention, there can be no other equipment above the driving device that performs rotational driving on the table, and maintenance of the driving device can be performed easily and safely.
[0111]
According to the invention of claim 20, the weight of the radioactive waste filled in the capsule can be managed efficiently for each capsule.
[0112]
According to the invention of claim 21, since the capsule support part and the measuring means are respectively connected at one end side and the other end side of the swinging member supported in a scale shape, the maintenance work of the measuring means is performed by the capsule support part. It can be easily performed without interfering with the maintenance, and the maintenance work can be performed more safely.
[0113]
According to the invention of claim 22, the capsule is pushed up and the weight thereof is measured, and the capsule support part and the measuring means are respectively connected at one end side and the other end side of the swinging member supported in a balance shape. The structure can be easily realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 (a) is a front view of a selective drying and filling apparatus 1 according to the present embodiment, and FIG. 1 (b) is a view taken along line AA in FIG. 1 (a). .
FIG. 2 is a top view of the selective drying and filling apparatus according to the present embodiment.
FIG. 3 is a side view of the selective drying and filling apparatus according to the present embodiment.
FIG. 4 is a diagram showing an internal structure of the filling device in the selective drying and filling device according to the present embodiment.
FIG. 5 is a diagram showing an internal structure of the filling device in the selective drying and filling device according to the present embodiment.
FIG. 6 is a front view of a table in the selective drying and filling apparatus according to the present embodiment.
FIG. 7 is a top view of a table in the selective drying and filling apparatus according to the present embodiment.
FIG. 8 is a schematic view including a partial cross-section of the lifting device in the selective drying and filling apparatus according to the present embodiment.
9 is a front view of a feeder in the selective drying and filling apparatus according to the present embodiment, and shows a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
10 is a side view of the feeder in the selective drying and filling apparatus according to the present embodiment, and shows a cross-sectional view taken along the line BB in FIG. 9. FIG.
FIG. 11 is a view for explaining the operation of the feeder in the selective drying and filling apparatus according to the present embodiment, and is a view showing a state where the elevating unit is raised.
FIG. 12 is a view for explaining the operation of the feeder in the selective drying and filling apparatus according to the present embodiment, and is a view showing a state in which the vibrating conveyor drive unit is lowered together with the lifting unit.
FIG. 13 is a view for explaining the operation of the feeder in the selective drying and filling apparatus according to the present embodiment, and is a view showing a state in which the vibrating conveyor drive unit is moved along the rail together with the lifting unit.
[Explanation of symbols]
1 Selective drying and filling equipment
4 Hoppers
5 screens
6 Feeder
7 Filling device
15 outlet
39 Connection means
84 Air supply
85 Exhaust vent
C capsule

Claims (22)

液体と混合された状態にある放射性廃棄物を含む混合物が投入されるホッパと、
前記ホッパの上部に設けられ、前記混合物に含まれる寸法の大きい部材を分離して前記放射性廃棄物を選別可能なスクリーンと、
前記ホッパの下部へと誘導された前記放射性廃棄物を移送するフィーダと、
前記フィーダから移送された前記放射性廃棄物をカプセル内に充填する充填装置と、
前記ホッパの下部又は前記フィーダの入側に設けられ、前記混合物に含まれる液体を排出する排出口と、
外部と接続され、前記ホッパの上部と前記フィーダの出側との間で前記放射性廃棄物を乾燥させるための不活性な加熱ガスの流動を可能にする給気口及び排気口と、
前記充填装置に設けられ、前記フィーダから前記カプセルまでの経路を外部から閉じられた系統とする接続手段と、を備え、
液体と混合された状態にある放射性廃棄物を含む混合物から放射性廃棄物を選別して乾燥し、更にカプセルへと充填することで、放射性廃棄物を圧縮して減容処理することを特徴とする選別乾燥充填装置。A hopper into which a mixture containing radioactive waste in a mixed state with a liquid is charged;
A screen provided on an upper portion of the hopper and capable of separating the radioactive waste by separating a large-sized member included in the mixture;
A feeder for transferring the radioactive waste guided to the lower part of the hopper;
A filling device for filling the radioactive waste transferred from the feeder into a capsule;
A discharge port provided at a lower part of the hopper or on the inlet side of the feeder, and for discharging the liquid contained in the mixture;
An air supply port and an exhaust port connected to the outside and allowing the flow of an inert heated gas for drying the radioactive waste between the upper part of the hopper and the outlet side of the feeder;
A connecting means provided in the filling device and having a path from the feeder to the capsule closed from the outside, and
The radioactive waste is selected from the mixture containing the radioactive waste mixed with the liquid, dried, and further filled into capsules to compress the radioactive waste and reduce the volume. Sorting dry filling equipment. 前記ホッパの上部に、前記混合物を一旦収容する容器と、この容器を回動自在に支持するとともに、この容器を略反転させて傾けることで前記ホッパに前記混合物を投入する容器反転装置とを備え、
前記容器反転装置を前記ホッパに近づき又は遠ざかるよう往復移動可能に設けたことを特徴とする請求項１に記載の選別乾燥充填装置。A container for temporarily storing the mixture at the top of the hopper, and a container reversing device that supports the container in a rotatable manner, and injects the mixture into the hopper by tilting the container substantially inverted. ,
The selective drying and filling apparatus according to claim 1, wherein the container inverting device is provided so as to be reciprocally movable toward or away from the hopper. 前記容器反転装置を囲む壁と、前記ホッパの上部を開閉可能な扉と、を備え、
前記壁によって、前記容器反転装置が反転動作を行う空間を、前記ホッパの上部の開口を除いて閉じられた空間とすることができ、前記容器反転装置が前記ホッパから遠ざかっている位置では、前記扉を閉じることができることを特徴とする請求項２に記載の選別乾燥充填装置。A wall surrounding the container reversing device, and a door capable of opening and closing the upper part of the hopper,
With the wall, the space where the container reversing device performs the reversing operation can be a space closed except for the opening at the top of the hopper, and at the position where the container reversing device is away from the hopper, The selective drying and filling apparatus according to claim 2, wherein the door can be closed. 前記充填装置には、前記フィーダから前記カプセルへと至る経路を閉じることができる開閉自在に支持される閉止部材が設けられていることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の選別乾燥充填装置。  The sorting according to any one of claims 1 to 3, wherein the filling device is provided with a closing member supported so as to be openable and closable so as to close a path from the feeder to the capsule. Dry filling equipment. 前記充填装置には、該充填装置の内部にて往復動作が可能に支持されるとともに該充填装置の内部に不活性ガスを供給可能な吹き込みノズルが備えられ、
前記閉止部材は、前記充填装置の内部で前記吹き込みノズルの長手方向の途中位置に取り付けられ、前記充填装置における前記カプセルへと至る経路は一部縮径するよう形成され、前記吹き込みノズルとともに前記閉止部材が下降したときに、前記の一部縮径する部分に対して前記閉止部材が当接することで前記充填装置における前記カプセルへと至る経路が閉じられることを特徴とする請求項４に記載の選別乾燥充填装置。The filling device is provided with a blowing nozzle that is supported in a reciprocating manner inside the filling device and capable of supplying an inert gas inside the filling device,
The closing member is attached to the middle of the blowing nozzle in the longitudinal direction inside the filling device, and a path to the capsule in the filling device is formed so as to partially reduce the diameter, and together with the blowing nozzle, the closing member when the member is lowered, according to claim 4 wherein the closure member to a portion reduced in diameter portion of the is characterized by Rukoto path is closed leading into the capsule in the filling device by contact Sorting dry filling equipment. 前記充填装置には、該充填装置の内部にて往復動作が可能に支持されるとともに該充填装置の内部に不活性ガスを供給可能な吹き込みノズルが備えられ、この吹き込みノズルの先端部分に、該ノズルの径よりも径大に形成され、前記カプセル内に充填された前記放射性廃棄物を上側から押圧可能な部分を有する押棒機構が設けられていることを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載の選別乾燥充填装置。 The filling device is provided with a blowing nozzle that is supported in a reciprocating manner inside the filling device and capable of supplying an inert gas to the inside of the filling device. is formed in a diameter larger than the diameter of the nozzle, any claim 1-5, characterized in that the push rod mechanism having filled the radioactive waste can press from the upper portion within the capsule is provided The selective drying and filling apparatus according to claim 1. 前記充填装置に、選別された前記放射性廃棄物とは異なる他の放射性廃棄物を供給可能な分岐経路を設け、前記フィーダからとは異なる経路で前記他の放射性廃棄物を前記カプセルへと充填可能にすることを特徴とする請求項１〜６のいずれかに記載の選別乾燥充填装置。  The filling device is provided with a branch path capable of supplying another radioactive waste different from the selected radioactive waste, and the capsule can be filled with the other radioactive waste by a different path from the feeder. The selective drying and filling apparatus according to any one of claims 1 to 6. 前記分岐経路には、この分岐経路に対して開閉自在に取り付けられる２枚の扉部材が設けられ、この２枚の扉部材は、それぞれ別々に駆動されて前記分岐経路を各々開閉可能であることを特徴とする請求項７に記載の選別乾燥充填装置。  The branch path is provided with two door members that can be freely opened and closed with respect to the branch path, and the two door members can be driven separately to open and close the branch path, respectively. The selective drying and filling apparatus according to claim 7. 前記カプセルが載置されるテーブルであって、前記カプセルが載置される個所でこのテーブルを貫通するとともに前記カプセルの底部よりも小さく開けられた開口を有するテーブルと、
前記テーブルの下方から前記開口を貫通してテーブル上に突出可能な大きさのカプセル支持部を有し、このカプセル支持部を上下に駆動する昇降装置と、を備え、
前記カプセル支持部で前記カプセルを前記テーブル上に押し上げることで、前記充填装置と前記カプセルとを接続することを特徴とする請求項１〜８のいずれかに記載の選別乾燥充填装置。A table on which the capsule is placed, a table having an opening that penetrates the table at a place where the capsule is placed and is smaller than the bottom of the capsule;
A capsule support part having a size capable of projecting on the table through the opening from below the table, and an elevating device that drives the capsule support part up and down.
The selective drying and filling device according to any one of claims 1 to 8, wherein the capsule is connected to the capsule by pushing up the capsule onto the table by the capsule support section. 前記テーブルは、支持台と、前記支持台上に軸受を介して回転自在に支持される円板状の第１テーブルと、前記第１テーブルの外周をドーナツ状に囲むとともに前記カプセルが載置される第２テーブルと、を有し、
遠隔操作で締め緩めが行われる遠隔ボルトによって、前記第２テーブルの内周部分が、前記第１テーブルの外周部分の下面側に取り付けられていることを特徴とする請求項９に記載の選別乾燥充填装置。The table includes a support base, a disk-shaped first table that is rotatably supported on the support base via a bearing, surrounds the outer periphery of the first table in a donut shape, and the capsule is placed on the table. A second table,
The selective drying according to claim 9, wherein the inner peripheral portion of the second table is attached to the lower surface side of the outer peripheral portion of the first table by a remote bolt that is tightened and loosened by remote operation. Filling equipment. 前記テーブルは、前記第１テーブル及び前記第２テーブルを回転駆動する駆動装置を備え、
前記駆動装置は、前記第２テーブルの外周に対して外側に配設され、前記第２テーブルの外周部分に対して回転駆動力を付与することで前記第１テーブル及び前記第２テーブルを回転駆動することを特徴とする請求項１０に記載の選別乾燥充填装置。The table includes a driving device that rotationally drives the first table and the second table;
The driving device is disposed outside the outer periphery of the second table, and rotationally drives the first table and the second table by applying a rotational driving force to the outer peripheral portion of the second table. The selective drying and filling apparatus according to claim 10. 前記昇降装置は、前記カプセルを押し上げるとともに前記カプセル支持部で押し上げている前記カプセルの重量を計量する計量手段を備えることを特徴とする請求項９〜１１のいずれかに記載の選別乾燥充填装置。  The selective drying and filling apparatus according to any one of claims 9 to 11, wherein the elevating device includes a weighing unit that measures the weight of the capsule pushed up by the capsule support portion while pushing up the capsule. 前記昇降装置は、天秤状に揺動自在に支持される揺動部材を備え、
前記カプセル支持部は、前記揺動部材の一端側と連結され、前記計量手段は、前記揺動部材における前記一端側と揺動中心を介して反対側の他端側と連結されることを特徴とする請求項１２に記載の選別乾燥充填装置。The lifting device includes a swinging member that is swingably supported in a balance shape,
The capsule support portion is connected to one end side of the swing member, and the measuring means is connected to the other end side opposite to the one end side and the swing center of the swing member. The selective drying and filling apparatus according to claim 12. 前記計量手段は、連結部材を介して前記揺動部材の他端側と連結され、
前記連結部材の下端には凹部が設けられ、前記揺動部材の他端側には支持軸部が突設され、
前記計量手段が押し下げられると、前記凹部が前記支持軸部に嵌まり込んで前記揺動部材の他端側が押し下げられるとともに、前記揺動部材の一端側が押し上げられることを特徴とする請求項１３に記載の選別乾燥充填装置。The measuring means is connected to the other end side of the swinging member via a connecting member,
A recess is provided at the lower end of the connecting member, and a support shaft is projected from the other end of the swing member,
14. The method according to claim 13, wherein when the measuring means is pushed down, the recess fits into the support shaft, the other end of the swinging member is pushed down, and one end of the swinging member is pushed up. The selective dry filling apparatus as described. 前記ホッパの上方に水スプレーノズルを備え、前記水スプレーノズルから前記ホッパに給水することで、前記ホッパ及び前記フィーダの内部を、または前記ホッパから前記接続手段の出側に至るまでの内部経路を洗浄可能とすることを特徴とする請求項１〜１４のいずれかに記載の選別乾燥充填装置。A water spray nozzle is provided above the hopper, and by supplying water from the water spray nozzle to the hopper, an internal path from the hopper to the exit side of the connecting means is provided. The selective drying and filling apparatus according to any one of claims 1 to 14, wherein the apparatus can be cleaned. 前記フィーダは、
移送される放射性廃棄物が通過する振動コンベア本体と、
前記振動コンベア本体を支持するとともに前記振動コンベア駆動部に振動を付与する振動コンベア駆動部と、
遠隔操作で締め緩めが行われる遠隔ボルトによって前記振動コンベア駆動部が着脱可能に取り付けられる支持架台と、
前記支持架台に略水平に延設されるレール部材と、
前記振動コンベア駆動部の下部にて前記レール部材に対応する位置に取り付けられる車輪と、
前記遠隔ボルトが緩められて前記支持架台から取り外された状態の前記振動コンベア駆動部を下方から支持できるとともに上下移動させることができる昇降ユニットと、を備え、
前記昇降ユニットにより前記振動コンベア駆動部を下降させることで、前記支持架台から前記振動コンベア駆動部が一旦分離され、前記車輪が前記レール部材に乗るように前記振動コンベア駆動部が前記支持架台に載置され、前記振動コンベア駆動部が前記レール部材に沿って水平移動可能となることを特徴とする請求項１〜１５のいずれかに記載の選別乾燥充填装置。The feeder is
A vibrating conveyor body through which the radioactive waste to be transferred passes;
A vibration conveyor drive unit that supports the vibration conveyor body and imparts vibration to the vibration conveyor drive unit;
A support frame to which the vibration conveyor drive unit is detachably attached by a remote bolt that is tightened and loosened by remote operation;
A rail member extending substantially horizontally on the support frame;
A wheel attached at a position corresponding to the rail member at a lower portion of the vibration conveyor driving unit;
A lifting unit capable of supporting the vibrating conveyor drive unit in a state where the remote bolt is loosened and removed from the support frame from below and can be moved up and down;
By lowering the vibration conveyor drive unit by the lifting unit, the vibration conveyor drive unit is temporarily separated from the support frame, and the vibration conveyor drive unit is mounted on the support frame so that the wheels ride on the rail member. The selective drying and filling apparatus according to any one of claims 1 to 15, wherein the vibration conveyor driving unit is horizontally movable along the rail member. 液体と混合された状態にある放射性廃棄物を含む混合物から放射性廃棄物を選別して乾燥し、更にカプセルへと充填する選別乾燥充填装置とともに用いられ、
前記カプセルが載置されるテーブルであって、前記カプセルが載置される個所でこのテーブルを貫通するとともに前記カプセルの底部よりも小さく開けられた開口を有するテーブルと、
前記テーブルの下方から前記開口を貫通してテーブル上に突出可能な大きさのカプセル支持部を有し、このカプセル支持部を上下に駆動する昇降装置と、を備え、前記カプセル支持部で前記カプセルを前記テーブル上に押し上げることで、前記放射性廃棄物を前記カプセルへ充填する前記選別乾燥充填装置における充填装置部分と接続されることを特徴とするカプセル支持装置。Used with a sorting and drying filling device that sorts and wastes radioactive waste from a mixture containing radioactive waste in a mixed state with a liquid, and further fills the capsule.
A table on which the capsule is placed, a table having an opening that penetrates the table at a place where the capsule is placed and is smaller than the bottom of the capsule;
A capsule support portion having a size capable of projecting on the table through the opening from below the table, and an elevating device that drives the capsule support portion up and down. The capsule support device is connected to a filling device portion in the selective dry filling device for filling the capsule with the radioactive waste by pushing up the table onto the table. 前記テーブルは、支持台と、前記支持台上に軸受を介して回転自在に支持される円板状の第１テーブルと、前記第１テーブルの外周をドーナツ状に囲むとともに前記カプセルが載置される第２テーブルと、を有し、
遠隔操作で締め緩めが行われる遠隔ボルトによって、前記第２テーブルの内周部分が、前記第１テーブルの外周部分の下面側に取り付けられていることを特徴とする請求項１７に記載のカプセル支持装置。The table includes a support base, a disk-shaped first table that is rotatably supported on the support base via a bearing, surrounds the outer periphery of the first table in a donut shape, and the capsule is placed on the table. A second table,
The capsule support according to claim 17, wherein the inner peripheral portion of the second table is attached to the lower surface side of the outer peripheral portion of the first table by a remote bolt that is tightened and loosened by remote operation. apparatus. 前記テーブルは、前記第１テーブル及び前記第２テーブルを回転駆動する駆動装置を備え、
前記駆動装置は、前記第２テーブルの外周に対して外側に配設され、前記第２テーブルの外周部分に対して回転駆動力を付与することで前記第１テーブル及び前記第２テーブルを回転駆動することを特徴とする請求項１８に記載のカプセル支持装置。The table includes a driving device that rotationally drives the first table and the second table;
The driving device is disposed outside the outer periphery of the second table, and rotationally drives the first table and the second table by applying a rotational driving force to the outer peripheral portion of the second table. The capsule support device according to claim 18, wherein 前記昇降装置は、前記カプセルを押し上げるとともに前記カプセル支持部で押し上げている前記カプセルの重量を計量する計量手段を備えることを特徴とする請求項１７〜１９のいずれかに記載のカプセル支持装置。  The capsule lifting device according to any one of claims 17 to 19, wherein the lifting device includes a weighing unit that pushes up the capsule and measures the weight of the capsule pushed up by the capsule support. 前記昇降装置は、天秤状に揺動自在に支持される揺動部材を備え、
前記カプセル支持部は、前記揺動部材の一端側と連結され、前記計量手段は、前記揺動部材における前記一端側と揺動中心を介して反対側の他端側と連結されることを特徴とする請求項２０に記載のカプセル支持装置。The lifting device includes a swinging member that is swingably supported in a balance shape,
The capsule support portion is connected to one end side of the swing member, and the measuring means is connected to the other end side opposite to the one end side and the swing center of the swing member. The capsule support device according to claim 20. 前記計量手段は、連結部材を介して前記揺動部材の他端側と連結され、
前記連結部材の下端には凹部が設けられ、前記揺動部材の他端側には支持軸部が突設され、
前記計量手段が押し下げられると、前記凹部が前記支持軸部に嵌まり込んで前記揺動部材の他端側が押し下げられるとともに、前記揺動部材の一端側が押し上げられることを特徴とする請求項２１に記載のカプセル支持装置。The measuring means is connected to the other end side of the swinging member via a connecting member,
A recess is provided at the lower end of the connecting member, and a support shaft is projected from the other end of the swing member,
The said recessed part fits in the said support shaft part when the said measurement means is pushed down, while the other end side of the said rocking | swiveling member is pushed down, the one end side of the said rocking | swiveling member is pushed up, It is characterized by the above-mentioned. The capsule support device described.
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