JP4097537B2 - Propeller shaft - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両のプロペラシャフトに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の衝突等による衝撃荷重を吸収するプロペラシャフトとして、特許文献1に記載のものがある。
【0003】
特許文献1のプロペラシャフトは、第1と第2の2つの相隣る衝撃吸収部を軸方向に並置している。相隣る衝撃吸収部は、共通の外側軸の両端のそれぞれに設けられ、該外側軸に一方の内側軸を連結した一方の衝撃吸収部と、該外側軸に他方の内側軸を連結した他方の衝撃吸収部とからなる。そして、車両に作用する衝撃荷重は、まず第1衝撃吸収部で一方の内側軸を外側軸に対して収縮させ、一方の内側軸を第1衝撃吸収ストロークだけ外側軸の中空部に侵入させる過程で吸収緩和される。第1衝撃吸収部で衝撃荷重が吸収しきれない場合には、次に第2衝撃吸収部で外側軸を他方の内側軸に対して収縮させ、外側軸を第2衝撃吸収ストロークだけ他方の内側軸のまわりに侵入させる過程で、衝撃荷重を更に吸収緩和する。
【0004】
【特許文献1】
特開平11-303846([0022]、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1のプロペラシャフトでは、第1と第2の相隣る衝撃吸収部が共に衝撃荷重を吸収緩和するとき、両方の内側軸が外側軸の内部に相次いで第1と第2の衝撃吸収ストロークずつ侵入する。両方の内側軸は同一軸上に設置されるから、互いの干渉を回避するため、外側軸は第1と第2の衝撃吸収ストロークの合計長以上の余裕長を具備する必要があり、プロペラシャフトの全長が長大になり、重量も過大になる。
【0006】
本発明の課題は、複数の衝撃吸収部を軸方向に配置してなるプロペラシャフトにおいて、全長を長大化することなく、一定の衝撃吸収ストロークを確保することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、相互にスプライン嵌合された外側軸と内側軸を衝撃荷重により収縮し得るように連結する衝撃吸収部を有するプロペラシャフトにおいて、複数の前記衝撃吸収部を軸方向に並置してなり、相隣る衝撃吸収部の間で、少なくとも一方の衝撃吸収部の外側軸と内側軸の収縮時に、一方の衝撃吸収部の外側軸又は内側軸が他方の衝撃吸収部の外側軸又は内側軸に遊嵌可能にする遊嵌予定部を、予め該他方の衝撃吸収部の外側軸又は内側軸に設けたプロペラシャフトであって、前記相隣る衝撃吸収部が共通の外側軸の両端のそれぞれに設けられ、該外側軸に一方の内側軸を連結した一方の衝撃吸収部と、該外側軸に他方の内側軸を連結した他方の衝撃吸収部からなるとき、他方の内側軸の中空部を、一方の内側軸を遊嵌可能にする遊嵌予定部とするようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1はプロペラシャフトを示す平面図、図2は図1の要部を一部破断して示す拡大図、図3は第1衝撃吸収部を示す断面図、図4は第2衝撃吸収部を示す断面図である。
【0010】
自動車のプロペラシャフト10は、図1に示す如く、前側シャフト11と後側シャフト12に分割された2本のシャフト部材からなり、両シャフト11、12を自在継手13により連結して構成される。前側シャフト11の前端部は、自在継手14を介して、エンジン側のトランスミッションの出力軸に接続される連結ヨーク15に連結される。後側シャフト12の後端部には、自在継手16を介して、デファレンシャルギヤに接続される連結ヨーク17に連結される。尚、前側シャフト11の後述する第2内側軸22は、センタベアリング18、ゴム状弾性部材18Aを介してセンタブラケット19に支持される。
【0011】
プロペラシャフト10は、衝突等による衝撃荷重を吸収するため、第1と第2の衝撃吸収部30、40を前側シャフト11の中間部の軸方向に並置して備える。即ち、前側シャフト11は、中空外側軸20の両端部に第1内側軸21と第2内側軸22のそれぞれをスプライン嵌合し、外側軸20と第1内側軸21を衝撃荷重により収縮し得るように連結する第1衝撃吸収部30と、外側軸20と第2内側軸22を衝撃荷重により収縮し得るように連結する第2衝撃吸収部40を以下の如くに有する。
【0012】
尚、外側軸20は、図2に示す如く、鋼管20Aの一端に第1スリーブ20Bを溶接するとともに、鋼管20Aの他端に第2スリーブ20Cを溶接し、第1スリーブ20Bと第2スリーブ20Cの内周面に軸方向に延びるスプライン歯20D、20Eを形成している。第1内側軸21は、一端21Aを自在継手14の取付部とし、他端21Bを中抜き軸部とし、他端21Bの外周面に軸方向に延びるスプライン歯21Cを形成している。スプライン歯21Cは第1スリーブ20Bのスプライン歯20Dに軽圧入されてスプライン嵌合する。第2内側軸22は、一端22Aを自在継手(等速ジョイント)13のインナー軸取付部とし、他端22Bの外周面に軸方向に延びるスプライン歯22Cを形成している。スプライン歯22Cは第2スリーブ20Cのスプライン歯20Eに軽圧入されてスプライン嵌合する。
【0013】
(第1衝撃吸収部30)(図3)
第1衝撃吸収部30は、外側軸20の一端の第1スリーブ20Bに設けた圧入内径部20Fに、環状カラーからなる支持部材31の外周を圧入し、第1内側軸21の端面を外側軸20に対する収縮方向(第1内側軸21が外側軸20の中空部に入って吸収する方向、図3の右向き方向)で支持部材31の端面に当接させる。
【0014】
外側軸20の一端の第1スリーブ20Bは、支持部材31のための圧入内径部20Fよりスプライン歯20Dを小径にし、圧入内径部20Fとスプライン歯20Dとの間に環状段差部20Gを設ける。そして、第1内側軸21の他端21Bのスプライン歯21Cに対する外端側の側傍に設けた環状溝21Dに係着した止め輪32をその段差部20Gに係止する。このとき、支持部材31は、外側軸20に対する伸長方向において第1内側軸21の端面に押当たり、第1内側軸21の環状溝21Dに係着した止め輪32を段差部20Gに押当て保持する。これにより、外側軸20と第1内側軸21とは軸方向にがたなく一体組付けし、外側軸20に対する第1内側軸21の突出位置(組付位置)を定める。
【0015】
第1衝撃吸収部30の組付け手順は以下の如くなされる。
(1)外側軸20の第1スリーブ20Bに設けたスプライン歯20Dと、第1内側軸21の他端21Bに設けたスプライン歯21Cを軽圧入する。外側軸20と第1内側軸21を、第1内側軸21の環状溝21Dが外方に突出するまで軸方向にスライド(短縮)させ、環状溝21Dに止め輪32を係着する。
【0016】
(2)外側軸20と第1内側軸21を、第1内側軸21に係着した止め輪32が外側軸20の第1スリーブ20Bの段差部20Gに当接して係止するまで軸方向にスライド(伸長)させる。これにより、外側軸20に対する第1内側軸21の突出位置(組付位置)が定まる。
【0017】
(3)外側軸20の第1スリーブ20Bの圧入内径部20Fに支持部材31を圧入する。この際、止め輪32が第1スリーブ20Bの段差部20Gに係止する状態を確保しつつ、第1内側軸21の端面と支持部材31の端面を当接させる。
(4)外側軸20の第1スリーブ20Bに鋼管20Aの一端を溶接する。
【0018】
(第2衝撃吸収部40)(図4)
第2衝撃吸収部40は、外側軸20の他端の第2スリーブ20Cに設けた圧入内径部20Hに、環状カラーからなる支持部材41の外周を圧入し、第2内側軸22の端面を外側軸20に対する収縮方向(第2内側軸22が外側軸20の中空部に入って収縮する方向、図4の左向き方向)で支持部材41の端面に当接させる。
【0019】
外側軸20の他端の第2スリーブ20Cは、支持部材41のための圧入内径部20Hよりスプライン歯20Eを小径にし、圧入内径部20Hとスプライン歯20Eとの間に環状段差部20Iを設ける。そして、第2内側軸22の他端22Bのスプライン歯22Cに対する外端側の側傍に設けた環状溝22Dに係着した止め輪42をその段差部20Iに係止する。このとき、支持部材41は、外側軸20に対する伸長方向において第2内側軸22の端面に押当たり、第2内側軸22の環状溝22Dに係着した止め輪42を段差部20Iに押当て保持する。これにより、外側軸20と第2内側軸22とは軸方向にがたなく一体組付けし、外側軸20に対する第2内側軸22の突出位置(組付位置)を定める。
【0020】
第2衝撃吸収部40の組付け手順は以下の如くなされる。
(1)外側軸20の第2スリーブ20Cに設けたスプライン歯20Eと、第2内側軸22の他端22Bに設けたスプライン歯22Cを軽圧入する。外側軸20と第2内側軸22を、第2内側軸22の環状溝22Dが外方に突出するまで軸方向にスライド(短縮)させ、環状溝22Dに止め輪42を係着する。
【0021】
(2)外側軸20と第2内側軸22を、第2内側軸22に係着した止め輪42が外側軸20の第2スリーブ20Cの段差部20Iに当接して係止するまで軸方向にスライド(伸長)させる。これにより、外側軸20に対する第2内側軸22の突出位置(組付位置)が定まる。
【0022】
(3)外側軸20の第2スリーブ20Cの圧入内径部20Hに支持部材41を圧入する。この際、止め輪42が第2スリーブ20Cの段差部20Iに係止する状態を確保しつつ、第2内側軸22の端面と支持部材41の端面を当接させる。
(4)外側軸20の第2スリーブ20Cに鋼管20Aの他端を溶接する。
【0023】
次に、プロペラシャフト10の作動について説明する。
車両の前方から衝撃荷重が、車体のエンジンルーム等のクラッシャブルゾーンを変形させた後、エンジンに作用すると、この衝撃荷重がトランスミッションからプロペラシャフト10の前側シャフト11に及び、前側シャフト11の第1衝撃吸収部30と第2衝撃吸収部40で順に吸収緩和される。
【0024】
即ち、第1衝撃吸収部30にあっては、衝撃荷重が外側軸20の第1スリーブ20Bのスプライン歯20Dと第1内側軸21の他端21Bのスプライン歯21Cとのスプライン嵌合を外すとともに、外側軸20の第1スリーブ20Bの圧入内径部20Fに圧入してある支持部材31を抜き外し、第1内側軸21の他端21Bを外側軸20の鋼管20A内部に侵入させ、外側軸20と第1内側軸21を相対収縮させる。衝撃荷重は、支持部材31を第1スリーブ20Bの圧入内径部20Fから抜き外すエネルギーとその相対変位とにより効率的に吸収緩和されることになる。第1内側軸21の移動は、第1内側軸21の一端21A側のストッパ部(フランジ)21E(図1)が外側軸20の第1スリーブ20Bの端面に当接することで停止し、第1内側軸21のこの移動長が第1衝撃吸収部30の衝撃吸収ストロークS1になる。
【0025】
第1衝撃吸収部30で衝撃荷重が吸収しきれない場合には、第1内側軸21の一端21A側のストッパ部21Eが外側軸20の第1スリーブ20Bの端面に当接することで、衝撃荷重が外側軸20を介して第2衝撃吸収部40の側に及び、第2衝撃吸収部40が第1衝撃吸収部30と同様にして衝撃荷重を更に吸収する。即ち、衝撃荷重が外側軸20の第2スリーブ20Cのスプライン歯20Eと第2内側軸22の他端22Bのスプライン歯22Cとのスプライン嵌合を外すと共に、外側軸20の第2スリーブ20Cの圧入内径部20Hに圧入してある支持部材41を抜き外し、外側軸20の鋼管20Aの内部に第2内側軸22の他端22Bを侵入させ、外側軸20と第2内側軸22を相対収縮させる。このとき、外側軸20の鋼管20A、第2スリーブ20Cはセンタブラケット19のゴム状弾性部材18Aを突き破って移動する。衝撃荷重は、支持部材41を第2スリーブ20Cの圧入内径部20Hから抜き外すエネルギーとその相対変位とにより効率的に吸収緩和されることになる。外側軸20の移動は、外側軸20の第2スリーブ20Cの端面が第2内側軸22の一端22A側のストッパ部22E(図1)に当接することで停止し、外側軸20のこの移動長が第2衝撃吸収部40の衝撃吸収ストロークS2になる。
【0026】
しかるに、プロペラシャフト10にあっては、相隣る衝撃吸収部30、40の間で、第2衝撃吸収部40の外側軸20と第2内側軸22の収縮時に、第2衝撃吸収部40の第2内側軸22が第1衝撃吸収部30の第1内側軸21に軸方向で相ラップするように遊嵌可能にする遊嵌予定部33を、予め第1内側軸21に設けてある。図2のLは第1内側軸21と第2内側軸22のラップ長である。本実施形態では、第1内側軸21の中空部の内径Aを第2内側軸22の外径Bより大径とし、この第1内側軸21の中空部を遊嵌予定部33とする。尚、支持部材31の内径は第1内側軸21の中空部の内径A及び第2内側軸22の外径Bより大径をなす。
【0027】
衝撃吸収部30、40において、衝撃荷重に対する支持部材31、41の圧入強度は、衝撃荷重の入力時に、キャビンの乗員に対して致命的な衝撃となる基準衝撃を発生させない程度に設定する。
【0028】
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
(1)プロペラシャフト10にあっては、第1と第2の相隣る衝撃吸収部30、40が共に衝撃荷重を吸収緩和するとき、両方の内側軸21、22が外側軸20の内部に相次いで第1と第2の衝撃吸収ストロークS1、S2ずつ侵入する。両方の内側軸21、22は同一軸上に設置されるものの、第1内側軸21の中空部が第2内側軸22を遊嵌可能にする遊嵌予定部33を構成するから、第2衝撃吸収部40による衝撃荷重の吸収緩和時に、第2内側軸22は第1内側軸21の遊嵌予定部33に何ら干渉することなく遊嵌する。従って、外側軸20が第1と第2の衝撃吸収ストロークS1、S2の合計長以上の余裕長を具備する必要がないから、プロペラシャフト10の全長を長大化する必要がなく、プロペラシャフト10を軽量化できる。
【0029】
(2)第1内側軸21の中空部により遊嵌予定部33を簡易に形成でき、内側軸内の中空部のデッドスペースを遊嵌長として有効に利用できる。
【0030】
以上、本発明の実施の形態を図面により記述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本実施形態では、衝撃吸収部を、外側軸の内径に支持部材を圧入し、内側軸の端面を外側軸に対する収縮方向で支持部材に当接してなるものとしたが、本発明の衝撃吸収部は、支持部材を外側軸の内径に如何なる態様で圧入するものでも良いし、圧入支持部材を用いることのない他の構成によるものでも良い。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の衝撃吸収部を軸方向に配置してなるプロペラシャフトにおいて、全長を長大化することなく、所定の衝撃吸収ストローク長を容易に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はプロペラシャフトを示す平面図である。
【図2】図2は図1の要部を一部破断して示す拡大図である。
【図3】図3は第1衝撃吸収部を示す断面図である。
【図4】図4は第2衝撃吸収部を示す断面図である。
【符号の説明】
10 プロペラシャフト
20 外側軸
21、22 内側軸
30、40 衝撃吸収部
33 遊嵌予定部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a propeller shaft of a vehicle.
[0002]
[Prior art]
There exists a thing of
[0003]
The propeller shaft of
[0004]
[Patent Document 1]
JP 11-303846 ([0022], FIG. 2)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the propeller shaft of
[0006]
An object of the present invention is to ensure a constant shock absorbing stroke without increasing the overall length of a propeller shaft formed by arranging a plurality of shock absorbing portions in the axial direction.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, in the propeller shaft having an impact absorbing portion that connects the outer shaft and the inner shaft that are spline-fitted to each other so as to be contracted by an impact load, the plurality of the impact absorbing portions are juxtaposed in the axial direction. When the outer shaft and the inner shaft of at least one shock absorbing portion are contracted between adjacent shock absorbing portions, the outer shaft or inner shaft of one shock absorbing portion is the outer shaft of the other shock absorbing portion. or loosely scheduled portion which allows fitting Yu the inner shaft, a propeller shaft provided on the outer shaft or the inner shaft of the shock absorbing portion of the advance said other, the phase Tonariru shock absorbing portion of the common outer shaft When one impact absorbing portion is provided at each of both ends and one inner shaft is connected to the outer shaft and the other shock absorbing portion is connected to the outer shaft, the other inner shaft is connected to the outer shaft. The hollow part can be loosely fitted to one inner shaft. In which it was to be a fitting portion to be.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 is a plan view showing a propeller shaft, FIG. 2 is an enlarged view showing a main part of FIG. 1 in a partially broken view, FIG. 3 is a cross-sectional view showing a first shock absorber, and FIG. 4 is a diagram showing the second shock absorber. It is sectional drawing shown.
[0010]
As shown in FIG. 1, the
[0011]
The
[0012]
As shown in FIG. 2, the
[0013]
(First shock absorber 30) (FIG. 3)
The first
[0014]
The
[0015]
The procedure for assembling the first shock absorber 30 is as follows.
(1) Lightly press-fit the
[0016]
(2) The
[0017]
(3) The
(4) One end of the
[0018]
(Second shock absorber 40) (FIG. 4)
The second
[0019]
The
[0020]
The procedure for assembling the
(1) Lightly press-fit the
[0021]
(2) The
[0022]
(3) The
(4) The other end of the
[0023]
Next, the operation of the
When an impact load from the front of the vehicle deforms a crushable zone such as an engine room of the vehicle body and then acts on the engine, the impact load extends from the transmission to the
[0024]
That is, in the
[0025]
When the first
[0026]
However, in the
[0027]
In the
[0028]
According to this embodiment, there exist the following effects.
(1) In the
[0029]
(2) The loose fitting scheduled
[0030]
Although the embodiment of the present invention has been described with reference to the drawings, the specific configuration of the present invention is not limited to this embodiment, and there are design changes and the like without departing from the scope of the present invention. Are also included in the present invention. For example, in the present embodiment, the impact absorbing portion is formed by press-fitting the support member into the inner diameter of the outer shaft and abutting the end surface of the inner shaft on the support member in the contraction direction with respect to the outer shaft. The absorbing portion may be a member that press-fits the support member into the inner diameter of the outer shaft in any manner, or may have another configuration that does not use the press-fit support member.
[0031]
【The invention's effect】
According to the present invention, a predetermined shock absorbing stroke length can be easily ensured without increasing the overall length in a propeller shaft formed by arranging a plurality of shock absorbing portions in the axial direction.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a propeller shaft.
FIG. 2 is an enlarged view showing a main part of FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a first shock absorber.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a second shock absorber.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
複数の前記衝撃吸収部を軸方向に並置してなり、
相隣る衝撃吸収部の間で、少なくとも一方の衝撃吸収部の外側軸と内側軸の収縮時に、一方の衝撃吸収部の外側軸又は内側軸が他方の衝撃吸収部の外側軸又は内側軸に遊嵌可能にする遊嵌予定部を、予め該他方の衝撃吸収部の外側軸又は内側軸に設けたプロペラシャフトであって、
前記相隣る衝撃吸収部が共通の外側軸の両端のそれぞれに設けられ、該外側軸に一方の内側軸を連結した一方の衝撃吸収部と、該外側軸に他方の内側軸を連結した他方の衝撃吸収部からなるとき、
他方の内側軸の中空部を、一方の内側軸を遊嵌可能にする遊嵌予定部とするプロペラシャフト。In a propeller shaft having an impact absorbing portion that connects an outer shaft and an inner shaft that are spline-fitted to each other so as to be contracted by an impact load,
A plurality of the shock absorbing parts are juxtaposed in the axial direction,
Between Aitonaru shock absorbing portion, when the outer shaft and inner shaft shrinkage of at least one of the shock absorbing portion, the outer shaft or the inner shaft of the outer shaft or the inner shaft of one of the shock-absorbing portion and the other of the shock-absorbing portion the loosely scheduled portion which allows fitting Yu, a propeller shaft provided on the outer shaft or the inner shaft of the shock absorbing portion of the advance said other,
The adjacent shock absorbing portions are provided at both ends of a common outer shaft, one shock absorbing portion connecting one inner shaft to the outer shaft, and the other connecting the other inner shaft to the outer shaft. When consisting of shock absorbing parts
A propeller shaft having a hollow portion of the other inner shaft as a free fitting planned portion that allows loose fitting of the one inner shaft.
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