JP4097241B2 - Tomato sterilization method - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はトマトの殺菌方法に関する。収穫したトマトの表面には各種の雑菌が付着している。収穫したトマトの保管、運搬、陳列等、その流通過程では、主にかかる雑菌に起因して、トマトが腐敗する。本発明は、トマトの日持ちを良くする、トマトの殺菌方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トマトの殺菌方法として、低温オゾン水を用いる方法(特開平6−165637)、重金属イオンを溶解したオゾン水を用いる方法(特開平8−228603)、電解水を用いる方法(特開平10−151460)等が提案されている。ところが、これらの従来法には、殺菌処理に長い時間がかかり、それでもなお実際には殺菌が不充分という問題があり、またいずれも水を用いる湿式の殺菌処理であるため、殺菌処理後のトマトの表面に水が付着残存し、そのままでは流通に供し難いという問題がある。従来法では、手間がかかる割には実際のところ殺菌が不充分で、したがって殺菌処理後のトマトの日持ちが悪く、また殺菌処理後のトマトをそのままでは流通に供し難いのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、従来法では、手間がかかる割には実際のところ殺菌が不充分で、したがって殺菌処理後のトマトの日持ちが悪く、また殺菌処理後のトマトをそのままでは流通に供し難い点である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
しかして本発明者らは、上記の課題を解決するべく研究した結果、トマトの表面に、所定の条件下で、低エネルギの電子線を照射することが正しく好適であることを見出した。
【0005】
すなわち本発明は、表面が濡れていない状態にあるトマトの表面に、下記の式1、好ましくは式2を満足するX及びYの条件下で、低エネルギの電子線を照射して、表面にき裂や火傷が生じないようトマトの表面を殺菌することを特徴とするトマトの殺菌方法に係る。
【0006】
【式1】
950X-1.25≦Y≦1242X-0.85
【式2】
2422081X-2.27≦Y≦1242X-0.85
【0007】
式1及び式2において、
X:照射した電子線によるトマト表面でのエネルギ量(keV)で、1000未満
Y:照射した電子線によるトマト表面での吸収線量(kGy)で、7以下
【0008】
本発明では、表面が濡れていない状態にあるトマトの表面に低エネルギの電子線を照射する。電子線は式1、好ましくは式2を満足する条件下で照射する。式1のY=950X-1.25は、収穫した表面が濡れていない状態(実質的に乾燥状態、以下同じ)にあるトマトの表面に付着している雑菌の90%以上を殺菌するためのX及びYの下限の条件を示している。詳しくは後述するが、トマトの表面に付着している雑菌の90%以上を殺菌すると、処理したトマトの全数を少なくとも2日間は日持ちさせることができる。また式2のY=2422081X-2.27は、収穫した表面が濡れていない状態にあるトマトの表面に付着している雑菌を完全殺菌するためのX及びYの下限の条件を示している。詳しくは後述するが、トマトの表面に付着している雑菌を完全殺菌すると、処理したトマトの全数を少なくとも7日間は日持ちさせることができる。更に式1及び式2のY=1242X-0.85は、トマトの表面にき裂の生じないX及びYの上限の条件を示している。詳しくは後述するが、トマト表面での吸収線量Y(kGy)がエネルギ量X(keV)との関係で1242X-0.85を超えると、処理したトマトの表面に商品価値を損なうき裂が生じる。
【0009】
トマトの表面に付着している雑菌の90%以上を殺菌するための条件である式1は、へたの付いていないトマトに適用できることはいうまでもないが、へたの付いているトマトにも適用できる。トマトの表面に付着している雑菌を完全殺菌するための条件である式2は、へたの付いていないトマトにのみ適用できる。へたの付いているトマトの場合、低エネルギの電子線の照射により、その表面に付着していた雑菌の90%以上は殺菌できるが、かかる雑菌を完全殺菌するのは実際のところ著しく難しい。
【0010】
式1及び式2において、Xは照射した電子線によるトマト表面でのエネルギ量(keV)である。電子線発生装置の線源から発生させた電子線のエネルギ量は、その出口(照射口)に到るまでの間で、該装置を構成する主として窓箔(通常はチタン)により減衰され、また出口からトマト表面に到るまでの間で、双方の間の距離に応じた雰囲気により減衰される。Xは、用いる電子線発生装置の構成及びその出口からトマト表面に到るまでの間の距離に応じた雰囲気に基づいて計算できるのであり、かくして計算した値である。
【0011】
例えば、電子線発生装置の線源から発生させた電子線のエネルギ量が160keVであり、その窓箔が厚さ0.005cmで比重4.54g/cm3のチタンの場合、チタンの電子線阻止能(減衰能)は2287keV・cm2/gであるから{ICRU Report 37(1984)から引用、以下電子線阻止能の引用は同じ}、出口における電子線のエネルギ量は、160−2287×0.005×4.54で計算される108.1keVになる。そして出口からトマト表面に到るまでの距離が5cmで、雰囲気が比重1.20×10-3g/cm3の空気の場合、空気の電子線阻止能は3637keV・cm2/gであるから、トマト表面に当たる時の電子線のエネルギ量Xは、108.1−3637×5×1.20×10-3で計算される86.3keVになる。
【0012】
電子線発生装置の線源から発生させた電子線のエネルギ量すなわち照射した電子線のエネルギ量から以上のように計算されるトマト表面でのエネルギ量X(keV)は、1000未満とする。原子力基本法によれば、エネルギ量が1000keV以上の電子線は放射線と定義されており、食品衛生法によれば、食品への放射線の照射は禁止されているからである。トマト表面でのエネルギ量X(keV)は、操作上、通常100〜900とするが、200〜700とするのが好ましい。
【0013】
式1及び式2において、Yは照射した電子線によるトマト表面での吸収線量(kGy)である。前述したように、トマト表面に所定エネルギ量の電子線を当てるが、これによりトマト表面に吸収される吸収線量を測定するのである。トマト表面での吸収線量Y(kGy)は、ラジオクロミックフィルム線量計で測定できる。かかるトマト表面での吸収線量Y(kGy)は、7以下とする。トマト表面での吸収線量Y(kGy)が7を超えると、処理したトマトの表面に商品価値を損なう火傷が生じる。トマト表面での吸収線量Y(kGy)は、操作上、通常1〜6とするが、2〜5とするのが好ましい。
【0014】
へたの有無を問わず、収穫した表面が濡れていない状態にあるトマトの表面に、式1を満足する条件下で、低エネルギの電子線を照射することにより初めて、表面にき裂や火傷が生じないようトマトの表面に付着している雑菌の90%以上を殺菌でき、かくして電子線を照射したトマトの全数を少なくとも2日間は日持ちさせることができる。またへたの付いていないトマトの場合には、収穫した表面が濡れていない状態にあるトマトの表面に、式2を満足する条件下で、低エネルギの電子線を照射することにより初めて、表面にき裂や火傷が生じないようトマトの表面に付着している雑菌を完全殺菌でき、かくして電子線を照射したトマトの全数を少なくとも7日間は日持ちさせることができる。
【0015】
図1は、収穫した表面が濡れていない状態にあるトマトの表面に、低エネルギの電子線を照射し、トマト表面に付着している雑菌の90%以上を殺菌するための、或はトマト表面に付着している雑菌を完全殺菌するための、トマト表面におけるエネルギ量X(keV)と吸収線量Y(kGy)との関係を示すグラフである。図1において、1はY=950X-1.25を示す曲線であり、2はY=2422081X-2.27を示す曲線であって、3はY=1242X-0.85を示す曲線である。
【0016】
図1中、曲線1、曲線3及びY=7の点線で囲まれる斜線部が、トマトの表面にき裂や火傷を生じることなく、トマト表面に付着していた雑菌の90%以上を殺菌し、殺菌処理したトマトの全数を少なくとも2日間は日持ちさせることができる領域を示している。この領域は、前述したように、へたの付いていないトマトはいうまでもなく、へたの付いているトマトにも適用できる。また図1中、曲線2、曲線3及びY=7の点線で囲まれる点付部が、トマトの表面にき裂や火傷を生じることなく、トマト表面に付着していた雑菌を完全殺菌し、殺菌処理したトマトの全数を少なくとも7日間は日持ちさせることができる領域を示している。この領域は、前述したように、へたの付いていないトマトにのみ適用できる。
【0017】
収穫した表面が濡れていない状態にあるトマトの表面に、式1、好ましくは式2を満足する条件下で低エネルギの電子線を照射するに際しては、トマトを転動させるのが有利である。トマトを振動網或は回転ローラ上に載置し、転動させながら、その表面に電子線を照射すると、トマトの全表面に万遍なく電子線が当たり、その表面に付着していた雑菌を効率的に殺菌できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態としては、下記の1)〜8)が挙げられる。
下記の1)〜8)はいずれも、式1を満足するトマト表面でのエネルギ量X(keV)及び吸収線量Y(kGy)の条件下で、収穫した表面が濡れていない状態にあるトマトの表面に低エネルギの電子線を照射する場合であり、これらのうちで5)〜8)は、式2を満足するトマト表面でのエネルギ量X(keV)及び吸収線量Y(kGy)の条件下で、収穫した表面が濡れていない状態にあるトマトの表面に低エネルギの電子線を照射する場合である。
【0019】
1)収穫した表面が濡れていない状態にあるへたの付いていないトマト或はへたのついているトマトを間欠的に反転する回転ローラ上に載置し、転動させながらその表面に、トマト表面でのエネルギ量X(keV)=224及び吸収線量Y(kGy)=3の条件下で、低エネルギの電子線を照射し、表面にき裂や火傷が生じないようトマトの表面に付着している雑菌の90%以上を殺菌する方法。
【0020】
2)収穫した表面が濡れていない状態にあるへたの付いていないトマト或はへたのついているトマトを間欠的に反転する回転ローラ上に載置し、転動させながらその表面に、トマト表面でのエネルギ量X(keV)=224及び吸収線量Y(kGy)=5の条件下で、低エネルギの電子線を照射し、表面にき裂や火傷が生じないようトマトの表面に付着している雑菌の90%以上を殺菌する方法。
【0021】
3)収穫した表面が濡れていない状態にあるへたの付いていないトマト或はへたのついているトマトを振動網上に載置し、転動させながらその表面に、トマト表面でのエネルギ量X(keV)=332及び吸収線量Y(kGy)=2の条件下で、低エネルギの電子線を照射し、表面にき裂や火傷が生じないようトマトの表面に付着している雑菌の90%以上を殺菌する方法。
【0022】
4)収穫した表面が濡れていない状態にあるへたの付いていないトマト或はへたのついているトマトを振動網上に載置し、転動させながらその表面に、トマト表面でのエネルギ量X(keV)=332及び吸収線量Y(kGy)=3の条件下で、低エネルギの電子線を照射し、表面にき裂や火傷が生じないようトマトの表面に付着している雑菌の90%以上を殺菌する方法。
【0023】
5)収穫した表面が濡れていない状態にあるへたの付いていないトマトを間欠的に反転する回転ローラ上に載置し、転動させながらその表面に、トマト表面でのエネルギ量X(keV)=436及び吸収線量Y(kGy)=3の条件下で、低エネルギの電子線を照射し、表面にき裂や火傷が生じないようトマトの表面に付着している雑菌を完全殺菌する方法。
【0024】
6)収穫した表面が濡れていない状態にあるへたの付いていないトマトを間欠的に反転する回転ローラ上に載置し、転動させながらその表面に、トマト表面でのエネルギ量X(keV)=436及び吸収線量Y(kGy)=5の条件下で、低エネルギの電子線を照射し、表面にき裂や火傷が生じないようトマトの表面に付着している雑菌を完全殺菌する方法。
【0025】
7)収穫した表面が濡れていない状態にあるへたの付いていないトマトを振動網上に載置し、転動させながらその表面に、トマト表面でのエネルギ量X(keV)=639及び吸収線量Y(kGy)=2の条件下で、低エネルギの電子線を照射し、表面にき裂や火傷が生じないようトマトの表面に付着している雑菌を完全殺菌する方法。
【0026】
8)収穫した表面が濡れていない状態にあるへたの付いていないトマトを振動網上に載置し、転動させながらその表面に、トマト表面でのエネルギ量X(keV)=639及び吸収線量Y(kGy)=4の条件下で、低エネルギの電子線を照射し、表面にき裂や火傷が生じないようトマトの表面に付着している雑菌を完全殺菌する方法。
【0027】
【実施例】
実施例1
収穫した表面が濡れていない状態にあるへたの付いているトマト20個を、間欠的に反転する回転ローラ上に載置し、転動させながらその表面に、バンデグラーフ型電子加速器を線源とする電子線発生装置を用いて、トマト表面でのエネルギ量X(keV)=107及び吸収線量Y(kGy)=6の条件下で、低エネルギの電子線を照射した。
【0028】
実施例2〜13及び比較例2〜7
トマト表面でのエネルギ量X(keV)及び吸収線量Y(kGy)を表1記載のように変え、その他は実施例1と同様にして、へたの付いているトマトの表面に低エネルギの電子線を照射した。
【0029】
実施例14
収穫した表面が濡れていない状態にあるへたの付いていないトマト20個を、振動網上に載置し、転動させながらその表面に、バンデグラーフ型電子加速器を線源とする電子線発生装置を用いて、トマト表面でのエネルギ量X(keV)=107及び吸収線量Y(kGy)=6の条件下で、低エネルギの電子線を照射した。
【0030】
実施例15〜26及び比較例9〜14
トマト表面でのエネルギ量X(keV)及び吸収線量Y(kGy)を表1記載のように変え、その他は実施例1と同様にして、へたの付いていないトマトの表面に低エネルギの電子線を照射した。
【0031】
殺菌についての評価
各例のトマトの表面から、1個当たり100mlの0.1重量%ペプトン水を用いて雑菌を回収し、回収液或はその希釈液0.5mlを普通寒天培地上に塗布して、30℃で96時間培養した後、培地上に生成したコロニー数を計数した。希釈液を塗布した場合にはその希釈倍率を換算した。比較例1はへたの付いているトマトについてのブランクであり、低エネルギの電子線を照射しない場合であるが、この場合のコロニー数を100としたときの、実施例1〜13及び比較例2〜7のコロニー数の割合(%)を表1に示した。また比較例8はへたの付いていないトマトについてのブランクであり、低エネルギの電子線を照射しない場合であるが、この場合のコロニー数を100としたときの、実施例14〜26及び比較例9〜14のコロニー数の割合(%)を表1に示した。
【0032】
【表1】

Figure 0004097241
【0033】
日持ちについての評価
各例のトマトを25℃の恒温室内に設定したプラスチック容器内に7日間保存し、その間に腐敗が認められたトマトの個数割合(%)を経日的に求めて表2及び表3に示した。
【0034】
【表2】
Figure 0004097241
【0035】
表2において、
*1:腐敗は認められなかったが、全数の10%に火傷が生じた
*2:全数の5%に腐敗が認められ、全数の70%に火傷が生じた
*3:全数の5%に腐敗が認められ、すべてに火傷が生じた
*4:全数の60%以上にき裂が生じた
【0036】
【表3】
Figure 0004097241
【0037】
表3において、
*5:腐敗は認められなかったが、全数の80%に火傷が生じた
*6:腐敗は認められなかったが、すべてに火傷が生じた
*7:全数の60%以上にき裂が生じた
【0038】
【発明の効果】
既に明らかなように、以上説明した本発明には、乾式の簡便な殺菌処理により、表面にき裂や火傷が生じないようトマトの表面に付着している雑菌を充分に殺菌でき、したがってそれだけ殺菌処理後のトマトの日持ちを良くでき、また殺菌処理後のトマトをそのまま流通に供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明において、表面にき裂や火傷が生じないようトマトの表面に付着している雑菌の90%以上を殺菌するための、或はトマトの表面に付着している雑菌を完全殺菌するための、トマト表面におけるエネルギ量X(keV)と吸収線量Y(kGy)との関係を示すグラフ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for sterilizing tomatoes. Various germs adhere to the surface of the harvested tomato. In the distribution process, such as storage, transportation, and display of harvested tomatoes, the tomatoes rot mainly due to such bacteria. The present invention relates to a tomato sterilization method for improving the shelf life of tomatoes.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a method for sterilizing tomatoes, a method using low-temperature ozone water (Japanese Patent Laid-Open No. 6-165637), a method using ozone water in which heavy metal ions are dissolved (Japanese Patent Laid-Open No. 8-228603), and a method using electrolyzed water (Japanese Patent Laid-Open No. 10-105). 151460) and the like have been proposed. However, these conventional methods have a problem that the sterilization treatment takes a long time, and yet there is a problem that the sterilization is actually insufficient, and both are wet sterilization treatments using water. There is a problem that water remains attached to the surface of the water and is difficult to distribute as it is. In the conventional method, the sterilization is actually insufficient for the labor-intensive process, so the tomatoes after the sterilization treatment are not long-lasting, and the tomatoes after the sterilization treatment are difficult to distribute as they are.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The problem to be solved by the present invention is that, in the conventional method, the sterilization is actually insufficient for the time-consuming work, so the tomatoes after the sterilization treatment have a long shelf life, and the tomatoes after the sterilization treatment are distributed as they are. This is a difficult point to use.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a result, the present inventors have studied to solve the above-mentioned problems, and as a result, have found that it is correctly suitable to irradiate the surface of the tomato with a low energy electron beam under a predetermined condition.
[0005]
That is, the present invention irradiates the surface of the tomato with the surface not wetted by irradiating the surface with a low energy electron beam under the conditions of X and Y satisfying the following formula 1, preferably formula 2. The present invention relates to a method for sterilizing tomatoes characterized by sterilizing the surface of tomatoes so as not to cause cracks or burns.
[0006]
[Formula 1]
950X -1.25 ≤ Y ≤ 1242X -0.85
[Formula 2]
2422081X -2.27 ≤Y≤1242X -0.85
[0007]
In Equation 1 and Equation 2,
X: Energy amount (keV) on tomato surface by irradiated electron beam, less than 1000 Y: Absorbed dose (kGy) on tomato surface by irradiated electron beam, 7 or less
In the present invention, the surface of the tomato that is not wet is irradiated with a low energy electron beam. The electron beam is irradiated under conditions that satisfy Formula 1, preferably Formula 2. Y = 950X −1.25 in Equation 1 is X for sterilizing 90% or more of germs adhering to the tomato surface where the harvested surface is not wet (substantially dry, the same applies hereinafter) and The lower limit condition for Y is shown. As will be described in detail later, when 90% or more of germs adhering to the tomato surface are sterilized, the total number of treated tomatoes can be kept for at least 2 days. The Y = 2422081X -2.27 in Equation 2 shows harvested surface of X and Y for complete sterilization of bacteria adhering to the tomato surface in which a not wet lower limit of the condition. As will be described in detail later, when the germs adhering to the surface of the tomato are completely sterilized, the total number of treated tomatoes can be kept for at least 7 days. Further, Y = 11242X −0.85 in Equation 1 and Equation 2 indicates the upper limit conditions of X and Y that do not cause cracks on the tomato surface. As will be described in detail later, when the absorbed dose Y (kGy) on the tomato surface exceeds 1242X −0.85 in relation to the energy amount X (keV), a crack that impairs the commercial value occurs on the surface of the processed tomato.
[0009]
Needless to say, Formula 1 which is a condition for sterilizing 90% or more of germs adhering to the surface of tomatoes can be applied to tomatoes without sticking, Is also applicable. Formula 2, which is a condition for completely sterilizing various germs adhering to the surface of the tomato, can be applied only to the tomato without sticking. In the case of a tomato with a spatula, 90% or more of germs adhering to the surface can be sterilized by irradiation with a low energy electron beam, but it is actually extremely difficult to completely sterilize such germs.
[0010]
In Equations 1 and 2, X is the amount of energy (keV) on the tomato surface by the irradiated electron beam. The amount of energy of the electron beam generated from the source of the electron beam generator is attenuated mainly by the window foil (usually titanium) constituting the device until reaching the exit (irradiation port). It is attenuated by the atmosphere corresponding to the distance between the two from the exit to the tomato surface. X can be calculated based on the structure of the electron beam generator used and the atmosphere according to the distance from the exit to the tomato surface, and is thus a calculated value.
[0011]
For example, when the amount of energy of an electron beam generated from the source of an electron beam generator is 160 keV and the window foil is 0.005 cm thick and titanium having a specific gravity of 4.54 g / cm 3 , the electron beam blocking of titanium. Since the ability (attenuation ability) is 2287 keV · cm 2 / g {quoted from ICRU Report 37 (1984), the following is quoted for electron beam stopping power}, the energy amount of the electron beam at the exit is 160-2287 × 0 It becomes 108.1 keV calculated by 0.005 × 4.54. When the distance from the exit to the tomato surface is 5 cm and the atmosphere is air with a specific gravity of 1.20 × 10 −3 g / cm 3 , the electron beam stopping power of air is 3637 keV · cm 2 / g. The amount of energy X of the electron beam when hitting the tomato surface is 86.3 keV calculated by 108.1-3737 × 5 × 1.20 × 10 −3 .
[0012]
The energy amount X (keV) on the tomato surface calculated as described above from the energy amount of the electron beam generated from the radiation source of the electron beam generator, that is, the energy amount of the irradiated electron beam is set to less than 1000. This is because an electron beam having an energy amount of 1000 keV or more is defined as radiation according to the Nuclear Energy Basic Law, and irradiation of food with radiation is prohibited according to the Food Sanitation Law. The amount of energy X (keV) on the tomato surface is normally 100 to 900 in terms of operation, but is preferably 200 to 700.
[0013]
In Formula 1 and Formula 2, Y is the absorbed dose (kGy) on the tomato surface by the irradiated electron beam. As described above, an electron beam having a predetermined energy amount is applied to the tomato surface, thereby measuring the absorbed dose absorbed on the tomato surface. The absorbed dose Y (kGy) on the tomato surface can be measured with a radiochromic film dosimeter. The absorbed dose Y (kGy) on the tomato surface is 7 or less. When the absorbed dose Y (kGy) on the tomato surface exceeds 7, burns that impair the commercial value occur on the surface of the treated tomato. The absorbed dose Y (kGy) on the tomato surface is usually 1 to 6 for operation, but preferably 2 to 5.
[0014]
For the first time, the surface of a tomato with or without a spatula is exposed to a low-energy electron beam under conditions that satisfy Equation 1 on the surface of the tomato that is not wet. 90% or more of the germs adhering to the surface of the tomato can be sterilized to prevent the occurrence of the occurrence of the rust, and thus the total number of tomatoes irradiated with the electron beam can be kept for at least two days. Also, in the case of a tomato without a lip, the surface is only obtained by irradiating the surface of the tomato where the harvested surface is not wet with a low energy electron beam under the condition satisfying Equation 2. The germs adhering to the surface of the tomato can be completely sterilized so that no cracks or burns occur, and thus the total number of tomatoes irradiated with the electron beam can be kept for at least 7 days.
[0015]
FIG. 1 shows a tomato surface in which the harvested surface is not wetted by irradiating a low-energy electron beam to sterilize 90% or more of the germs adhering to the tomato surface. It is a graph which shows the relationship between the energy amount X (keV) in the tomato surface and absorbed dose Y (kGy) for completely disinfecting the germs adhering to the tomato. In Figure 1, 1 is a curve showing the Y = 950X -1.25, 2 is a curve showing the Y = 2422081X -2.27, 3 is a curve showing the Y = 1242X -0.85.
[0016]
In FIG. 1, the hatched portion surrounded by the dotted line of curve 1, curve 3 and Y = 7 sterilizes 90% or more of germs adhering to the tomato surface without causing cracks or burns on the tomato surface. This shows an area where the total number of sterilized tomatoes can be kept for at least two days. As described above, this region can be applied to a tomato with a spatula as well as a tomato without a spatula. In addition, in FIG. 1, the dotted portion surrounded by the curved line 2, the curved line 3 and the dotted line of Y = 7 completely sterilizes the germs adhering to the tomato surface without causing cracks or burns on the tomato surface, It shows an area where the total number of sterilized tomatoes can be kept for at least 7 days. This region can only be applied to tomatoes that do not have barbs, as described above.
[0017]
When irradiating the surface of the tomato with the harvested surface not wetted with a low-energy electron beam under the condition that satisfies Formula 1, preferably Formula 2, it is advantageous to roll the tomato. When the tomato is placed on a vibrating net or rotating roller and rolled, the surface of the tomato is irradiated with an electron beam, and the entire surface of the tomato hits the electron beam evenly. Can be sterilized efficiently.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Examples of the present invention include the following 1) to 8).
In the following 1) to 8), the tomato surface in which the harvested surface is not wet under the conditions of energy amount X (keV) and absorbed dose Y (kGy) on the tomato surface satisfying Equation 1 In this case, the surface is irradiated with a low energy electron beam. Among these, 5) to 8) are the conditions of the energy amount X (keV) and the absorbed dose Y (kGy) on the tomato surface satisfying Equation 2. In this case, a low energy electron beam is irradiated onto the surface of the tomato in which the harvested surface is not wet.
[0019]
1) The harvested surface is not wet. Tomatoes with no lashes or tomatoes with lips are placed on a rotating roller that reverses intermittently, and the tomatoes are rolled on the surface while rolling. Under the condition of energy amount X (keV) = 224 and absorbed dose Y (kGy) = 3 on the surface, it is irradiated with a low energy electron beam and adheres to the surface of the tomato so as not to cause cracks or burns on the surface. A method of sterilizing 90% or more of various bacteria.
[0020]
2) The harvested surface is not wet and the tomatoes with no lashes or the tomatoes with heels are placed on a rotating roller that reverses intermittently, and the tomatoes on the surface while rolling. Under the condition of the amount of energy X (keV) = 224 and absorbed dose Y (kGy) = 5 on the surface, it is irradiated with a low energy electron beam to adhere to the surface of the tomato so as not to cause cracks or burns on the surface. A method of sterilizing 90% or more of various bacteria.
[0021]
3) The harvested surface is not wet. Tomatoes with no lashes or tomatoes with heels are placed on a vibrating net, and the amount of energy on the tomato surface is rolled on the surface. Under the condition of X (keV) = 332 and absorbed dose Y (kGy) = 2, 90 of various bacteria adhering to the tomato surface so that the surface is not cracked or burned by irradiation with a low energy electron beam. % Sterilization method.
[0022]
4) The harvested surface is not wet. Tomatoes with or without lips are placed on a vibrating net, and the amount of energy on the surface of the tomatoes is moved while rolling. Under the condition of X (keV) = 332 and absorbed dose Y (kGy) = 3, the low-energy electron beam is irradiated, and 90 germs adhering to the surface of the tomato are prevented so that the surface does not crack or burn. % Sterilization method.
[0023]
5) The harvested surface is not wet and is placed on a rotating roller that reverses intermittently, and the amount of energy X (keV) on the tomato surface is placed on the surface while rolling. ) = 436 and absorbed dose Y (kGy) = 3. A method of completely sterilizing germs adhering to the surface of tomato so that the surface is not cracked or burned by irradiating with a low energy electron beam. .
[0024]
6) The harvested surface is not wet and is placed on a rotating roller that reverses intermittently, and the amount of energy X (keV) on the tomato surface on the surface while rolling. ) = 436 and absorbed dose Y (kGy) = 5. A method of completely sterilizing germs adhering to the surface of tomato so that the surface is not cracked or burned by irradiating with a low energy electron beam. .
[0025]
7) Place a tomato without sticking on a vibrating net where the harvested surface is not wet, and on the surface while rolling, the amount of energy X (keV) = 639 and absorption on the tomato surface A method of completely sterilizing germs adhering to the surface of tomato so that the surface is not cracked or burned by irradiating a low energy electron beam under the condition of dose Y (kGy) = 2.
[0026]
8) Place a tomato without sticking on a vibrating net where the harvested surface is not wet, and on the surface while rolling, the amount of energy X (keV) = 639 and absorption on the tomato surface A method of completely sterilizing germs adhering to the surface of tomato so that the surface is not cracked or burned by irradiating with a low energy electron beam under the condition of dose Y (kGy) = 4.
[0027]
【Example】
Example 1
20 harvested tomatoes with a wet surface are placed on a rotating roller that reverses intermittently, and a van de Graaf type electron accelerator is applied to the surface while rolling. A low energy electron beam was irradiated under the conditions of energy amount X (keV) = 107 and absorbed dose Y (kGy) = 6 on the tomato surface.
[0028]
Examples 2 to 13 and Comparative Examples 2 to 7
The amount of energy X (keV) and absorbed dose Y (kGy) on the tomato surface is changed as shown in Table 1, and the rest is the same as in Example 1, and low-energy electrons are applied to the surface of the tomato with a paddle. Irradiated with rays.
[0029]
Example 14
Electron beam generation using a vande graff type electron accelerator as a radiation source on the surface of 20 harvested tomatoes that are not wet and placed on a vibrating net. Using the apparatus, a low-energy electron beam was irradiated under the conditions of an energy amount X (keV) = 107 and an absorbed dose Y (kGy) = 6 on the tomato surface.
[0030]
Examples 15 to 26 and Comparative Examples 9 to 14
The amount of energy X (keV) and absorbed dose Y (kGy) on the tomato surface is changed as shown in Table 1, and the rest is the same as in Example 1, and low-energy electrons are applied to the surface of the tomato without a paddle. Irradiated with rays.
[0031]
Evaluation of sterilization From each surface of each tomato, 100 ml of 0.1% by weight peptone water was used to collect various bacteria, and 0.5 ml of the collected solution or its diluted solution was applied onto a normal agar medium. After culturing at 30 ° C. for 96 hours, the number of colonies formed on the medium was counted. When a diluted solution was applied, the dilution rate was converted. Comparative Example 1 is a blank for a tomato with a spatula and is a case where a low-energy electron beam is not irradiated, but when the number of colonies in this case is 100, Examples 1 to 13 and Comparative Example Table 1 shows the ratio (%) of the number of colonies of 2 to 7. Moreover, although the comparative example 8 is a blank about the tomato without sticking and is a case where it does not irradiate a low energy electron beam, when the colony number in this case is set to 100, Examples 14-26 and a comparison Table 1 shows the ratio (%) of the number of colonies in Examples 9 to 14.
[0032]
[Table 1]
Figure 0004097241
[0033]
Evaluation of shelf life Tomatoes of each example were stored in a plastic container set in a constant temperature room at 25 ° C. for 7 days, and the number ratio (%) of tomatoes that were found to decay during that time was obtained over time, and Table 2 and It is shown in Table 3.
[0034]
[Table 2]
Figure 0004097241
[0035]
In Table 2,
* 1: Corruption was not observed, but burns occurred in 10% of all cases * 2: Corruption occurred in 5% of all cases, and burns occurred in 70% of all cases * 3: 5% of all cases Corruption was observed and all were burned. * 4: Cracks occurred in more than 60% of the total. [0036]
[Table 3]
Figure 0004097241
[0037]
In Table 3,
* 5: No spoilage was observed, but burns occurred in 80% of the total. * 6: No spoilage was observed, but all were burned. * 7: Over 60% of the total were cracked. [0038]
【The invention's effect】
As is clear from the above, the present invention described above can sufficiently sterilize the germs adhering to the surface of the tomato so as not to cause cracks or burns on the surface by a simple dry sterilization treatment. There is an effect that the shelf life of the tomato after the treatment can be improved and the tomato after the sterilization treatment can be used for distribution as it is.
[Brief description of the drawings]
[FIG. 1] In the present invention, in order to sterilize 90% or more of germs adhering to the surface of the tomato so as not to cause cracks or burns on the surface, the germs adhering to the surface of the tomato are completely removed. The graph which shows the relationship between the energy amount X (keV) and absorbed dose Y (kGy) in the tomato surface for disinfection.

Claims (3)

表面が濡れていない状態にあるトマトの表面に、下記の式1を満足するX及びYの条件下で、低エネルギの電子線を照射して、表面にき裂や火傷が生じないようトマトの表面を殺菌することを特徴とするトマトの殺菌方法。
【式1】
Figure 0004097241
{式1において、
X:照射した電子線によるトマト表面でのエネルギ量(keV)で、1000未満
Y:照射した電子線によるトマト表面での吸収線量(kGy)で、7以下}
The surface of the tomato that is not wet is irradiated with a low-energy electron beam under the conditions of X and Y satisfying the following formula 1 so that the surface of the tomato is not cracked or burned. A method for sterilizing tomato, characterized by sterilizing the surface .
[Formula 1]
Figure 0004097241
{In Equation 1,
X: Energy amount (keV) on tomato surface by irradiated electron beam, less than 1000 Y: Absorbed dose (kGy) on tomato surface by irradiated electron beam, 7 or less}
表面が濡れていない状態にあるトマトの表面に、下記の式2を満足するX及びYの条件下で、低エネルギの電子線を照射して、表面にき裂や火傷が生じないようトマトの表面を殺菌することを特徴とするトマトの殺菌方法。
【式2】
Figure 0004097241
{式2において、
X:照射した電子線によるトマト表面でのエネルギ量(keV)で、1000未満
Y:照射した電子線によるトマト表面での吸収線量(kGy)で、7以下}
The surface of the tomato that is not wet is irradiated with a low-energy electron beam under the conditions of X and Y satisfying the following formula 2 so that the surface of the tomato is not cracked or burned. A method for sterilizing tomato, characterized by sterilizing the surface .
[Formula 2]
Figure 0004097241
{In Equation 2,
X: Energy amount (keV) on tomato surface by irradiated electron beam, less than 1000 Y: Absorbed dose (kGy) on tomato surface by irradiated electron beam, 7 or less}
トマトの表面に、該トマトを転動させながら、低エネルギの電子線を照射する請求項1又は2記載のトマトの殺菌方法。  The method for sterilizing tomato according to claim 1 or 2, wherein the surface of the tomato is irradiated with a low energy electron beam while rolling the tomato.
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