JP4096545B2 - 物品の切出し方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばタバコのカートンなどの多種類の長尺状物品の切出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば10個のタバコを1まとめにしたカートンを各販売店の要求に応じて、銘柄ごとに且つ所定個数でもって仕分けを行う設備には、銘柄ごとに多数のカートンを収納するとともに所定銘柄のカートンを1個づつ所定個数分切り出すための物品切出し装置と、この物品切出し装置から切り出されるとともにベルトコンベヤにて導かれたカートンを受け台上に、所定個数づつでもって段積みする物品段積み装置と、この物品段積み装置にて段積みされたカートンを、手作業にて、空箱に詰めるための箱詰めラインとが具備されていた。
【0003】
そして、上記物品切出し装置においては、各銘柄ごとに複数個づつカートンを段積み状に収納する収納ケースが搬送方向に沿って複数設けられるとともに、各収納ケースの下端に形成された取出口には、カートンを1個づつ切り出すための切出し機がそれぞれ設けられており、またこれれら収納ケース内に収納するカートンの銘柄については、適当に、例えば作業員が供給しやすいような順番にて決められており、さらにカートンの長手方向がベルトコンベヤの搬送方向と一致するように、カートンが切り出されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した物品切出し装置によると、収納ケースに収納する銘柄順は適当に決められているとともに、カートンの切り出し時においては、収納ケースにおける銘柄の配置順は考慮されておらず、したがって切り出される収納ケースの位置が飛び々になり易く、切出しの作業効率が低いという問題がある。
【0005】
また、物品切出し装置から切り出されるカートンは、その長手方向がベルトコンベヤの搬送方向と一致されているため、カートンを傷めることなく搬送し得る搬送速度には限界があるため、切出し能力をあまり上げることができなかった。
【0006】
そこで、本発明は、物品の切出し手順の効率化を図るとともに切出し能力の向上を図り得る物品の切出し方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の物品切出し方法は、搬送手段の搬送方向に沿って連続して複数配置されるとともに、それぞれ長尺状物品が段状に複数個収納された収納部材と、この収納部材の下端に設けられてその取出口から物品を1個づつ切り出す物品切出し手段と、物品の搬出要求に応じて上記物品切出し手段を制御して長尺状物品を収納部材から1個づつ搬送手段に切り出す手順を決定する切出し処理部とを有し、且つ搬送方向の上流側に位置する収納部材に搬出個数が多いと予測される種類の長尺状物品を収納させるとともに、搬送方向の下流側に位置する収納部材に搬出個数が少ないと予測される種類の長尺状物品を収納させてなる物品自動仕分け設備における上記収納部材から長尺状物品を搬送手段に切り出す方法であって、
上記切出し処理部により物品切出し手段を制御して、
長尺状物品を、その長手方向が上記搬送方向と直交する方向でもって、上流側に配置された収納部材から下流側の収納部材に収納された種類順に切り出す際に、
当該切出し処理部により、所定個数ごとに、区切用隙間を設けるとともに、搬出要求における最後の区切用隙間が挿入された後の個数が所定個数より少ない場合に、当該少ない個数分だけ空白部を挿入した後、次の搬出要求に係る長尺状物品の切り出しを行うことを特徴とする方法であり、
また上記物品の切出し方法において、長尺状物品が複数個のタバコを収納した箱状体であることを特徴とする方法である。
【0008】
上記各切出し方法によると、タバコを一まとめに収納したカートンなどの長尺状物品を、搬送手段に沿って多数連続して配置された収納部材に収納する際に、搬出個数が多いと予測されるものを上流側に、搬出個数が少ないと予測されるものを下流側にしているので、その切出し時においては、上流側から順序よく切り出されるため、切出し作業効率の向上を図り得る。
【0009】
また、カートンなどの長尺状物品を切出し装置から搬送手段上に、その長手方向が搬送方向と直交するように切り出すようにしているので、長手方向で搬送する場合に比べて、例えば搬送個数を同一にすると、搬送速度を遅くすることができ、延いては、長尺状物品の仕分け処理個数を多くした場合でも、物品が傷むのを防止し得る。
【0010】
さらに、長尺状物品の切り出し時に、所定個数ごとに区切用隙間を設けているので、後続の処理作業の容易化を図り得る。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態における物品の切出し方法について説明する。
ところで、この物品の切出し方法が適用される物品自動切出し装置は、物品を自動的に仕分けするための設備に設けられており、したがってこの物品の切出し方法および物品自動切出し装置については、物品自動仕分け設備とともに、図1〜図13に基づき説明する。
【0012】
この物品自動仕分け設備は、長尺状物品を対象とするもので、具体的には、タバコが10個収納されカートン(箱状体)を、タバコの販売店からの注文(搬出要求)に応じて注文個数(搬出個数)分を自動的に箱詰めし、各販売店ごとに仕分けするためのものである。
【0013】
本実施の形態では、図1(a)に示すように、取り扱うカートンの大きさとして、大きく分類すると、注文個数が少ない100Sタイプで外形が大きいものと、注文個数が多いBOXタイプで外形が小さいものとの2種類が存在し、より詳しくは、BOXタイプについては、国産品と輸入品とがあり、国産品の方が少し大きい形状を有している。また、箱詰めの対象となる箱については、カートンが50個(許容収納個数である)づつ箱詰めされて当該設備まで運送されてきた運送用の空箱が使用され、したがって空箱としては、100S用空箱、BOX国産用空箱(以下、BOX大用空箱という)、BOX外国用空箱(以下、BOX小用空箱という)とがあり、さらにこの設備では、100S用空箱を半分に切断することにより形成されて少なくとも100Sカートンを25個(許容収納個数の半分)収納し得る半空箱とがある。なお、それぞれ50個を収納し得る100S用空箱、BOX大用空箱およびBOX小用空箱への箱詰め状態は、図1(b)に示すように、箱を寝かせた状態で、奥側と手前側にそれぞれ25個[横5列×縦5列(5段)]づつで合計50個収納することができ、また半空箱への箱詰め状態は、図1(c)に示すように、箱を寝かせた状態で、25個[横5列×縦5列(5段)]収納することができる。
【0014】
また、本設備の運用では、BOX国産品とBOX輸入品とを同じBOXタイプとして取り扱い、したがって取り扱うカートンの種類としてはBOXタイプと100Sタイプとの2種類とし、また空箱の種類としては、上述したように、100S用空箱、BOX大用空箱、BOX小用空箱および半空箱の4種類とし、また半空箱への箱詰めは、すなわちカートンの個数が25個以下である場合は手作業によるものとする。
【0015】
まず、物品自動仕分け設備の概略全体構成を、図2に基づき説明する。
この物品自動仕分け設備には、段状に積まれたカートンCTを第1ベルトコンベヤ(搬送手段)11上に1個づつ切り出す切出し装置(以下、切出し装置という)1と、この第1ベルトコンベヤ11にて搬送されるカートンを所定個数受け取ることにより段積みを行うとともに第2ベルトコンベヤ12側に送り出す段積み装置2と、上記第2ベルトコンベヤ12にて搬送される段積みされたカートンを空箱KB内に押し込む箱詰め装置4と、この箱詰め装置4にて箱詰めが完了した箱(以下、実箱ともいう)の封緘作業を行うとともに配送先を印字したラベルを貼り付けるための手作業ライン5と、箱詰め個数が所定個数以下、すなわち25個以下である場合に箱詰め装置4による箱詰めを行わずに人手により箱詰めを行うために上記手作業ライン5に段積みされたカートンを供給するバイパスライン6とが具備され、且つ上記切出し装置1においては、カートンの長手方向が第1ベルトコンベヤ11の搬送方向と直交するように、カートンが切り出されるようにしており、さらに当該仕分け設備には、タバコの販売店からの注文に基づき、カートンの切出し手順(切出し処理)およびカートンの空箱への割り当て(割当方法)を決定する仕分け制御装置(後述する)とが具備されている。なお、切出し装置1の側方部には、カートンが取り出された後の空箱KBを箱詰め装置4側に移送するための空箱用ベルトコンベヤ(破材コンベヤともいう)7が配置されている。
【0016】
上記切出し装置1は、第1ベルトコンベヤ11の上方で且つその搬送方向の所定範囲に亘って一列でもって多数配置され、且つそれぞれカートンCTを上下方向で段積み状態で多数収納し得る収納空間を有するとともに下端にカートンの取出口が形成された収納ケース(収納部材)21と、この収納ケース21内に収納されたカートンを取出口から1個づつ切り出すための物品切出し機(物品切出し手段)とから構成されており、この物品切出し機により、カートンが1個づつ第1ベルトコンベア11上に、しかもその長手方向が搬送方向と直交する方向で切り出される。
【0017】
また、上記収納ケース21内に収納されるカートンCTの銘柄については、上流側から下流側に向って、取り扱う個数が多い順番に配置されて、自動箱詰め作業の簡略化が図られている。すなわち、BOXタイプ群が上流側に、100Sタイプ群が下流側に配置される。
【0018】
上記段積み装置2には、第1ベルトコンベヤ11にて搬送されるカートンを、上方から下方に移動する際に段積み状に受け取った後、支持台上に載置する受け板(受け部材)と、支持台上に所定個数例えば最大5個段積みされたカートン(以下、段積カートンという)CT1を第2ベルトコンベヤ12上に押し出すための押出し機とが具備されている。
【0019】
また、上記箱詰め装置4は、上記第2ベルトコンベヤ12にて搬送されてきた段積カートンCT1を、後述する仕分け制御装置にて決定された処理手順(以下、仕分けスケジュールともいう)に応じて、所定個数分すなわち5列分合体させた状態の箱詰カートン群CT2を得るための個数調整機31と、蓋が開放された状態の空箱KBを自動箱詰め位置(イ)に供給する空箱供給機32と、この空箱供給機32にて供給された空箱内に、上記個数調整機31にて得られた箱詰カートン群を押し込むための押込み機33とから構成されている。
【0020】
なお、上述したように、この押込み機33で自動的に箱詰めが行われる空箱は50個用であり、最大25個づつ2回の押込み動作でもって箱詰めが行われ、25個用の空箱については、後述するが、手作業ライン5にて箱詰めが行われる。
【0021】
上記個数調整機31は、図示しないが、第2ベルトコンベヤ12にて搬送されてきた段積カートンCT1を停止させるとともに、仕分けスケジュールによる1回の押込分の個数が貯まるまでその停止を続行させることにより、箱詰カートン群C2を得るものである。
【0022】
上記空箱供給機32は、図3および図4に示すように、空箱KBを横向き(開口部がベルトコンベヤの側方を向いている状態)で供給し得る第3ベルトコンベヤ13と、この第3ベルトコンベヤ13の左右側部および上部に配置されて、供給される空箱KBの表面に摺接するとともにその開口部KBaを且つその周囲に設けられた蓋KBbが開口された状態で箱詰め位置(イ)に案内する案内部材41とから構成されており、またこの案内部材41は、蓋KBbを案内する蓋案内部42と、空箱KBの上面を案内する上面案内部43と、蓋KBbとは反対側の側面を案内する側面案内部44とから構成されている。
【0023】
そして、上記蓋案内部42は、上下に開放された蓋KBbに摺接する帯状の上下ガイド板45,46と、左右に開放された蓋Kbに摺接する帯状の中央ガイド板47とからなり、また上面案内部43および側面案内部44は、それぞれ複数本(例えば、2本)の帯状のガイド板48,49とからなっている。
【0024】
また、上記空箱供給機32には、図5に示すように、仕分け制御装置にて決定された箱の割当てスケジュールに基づき、空箱用ベルトコンベヤ7にて搬送されるとともに第3ベルトコンベヤ13上に載せる空箱の種類を指示する空箱指示器51が具備されている。
【0025】
この空箱指示器51には、第2ベルトコンベヤ12にて搬送されてくる段積カートン群CT2を箱詰めすべき空箱の種類、すなわちBOX大、BOX小,100S、半空箱のいずれかを示す表示部52が設けられるとともに、作業員がこの表示部52の指示通りに空箱を載置した場合に次の作業に移行するための「完了」ボタン53が設けられている。なお、箱が異なっている場合に、その旨を知らせる「箱違い」ボタン54およびその解除を行う「解除」ボタン55が設けられている。
【0026】
したがって、この空箱供給機32において、作業員が空箱指示器51の表示部52通りの空箱KBを空箱用ベルトコンベヤ7にて搬送され貯留された空箱群から取り出し、そして蓋KBbを開いて各案内部42〜44に案内させた状態で、第3ベルトコンベヤ13上に載置して「完了」ボタン53を押せば、蓋が開放された状態で空箱KBは自動箱詰め位置(イ)に供給される。
【0027】
なお、箱詰め位置(イ)にて箱詰めが完了した実箱JBは、その下流側に配置された第4ベルトコンベヤ14(図2に示す)にて、手作業ライン5側に搬送され、またこの第4ベルトコンベヤ14の途中に設けられた箱倒立機(例えば、コンベヤ途中に櫛歯状の起立部材が起立横倒自在に設けられたものである)61により、実箱JBが、その蓋が側方から上方に向くように起立、すなわち倒立される。
【0028】
また、上記押込み機33には、第2ベルトコンベヤ12における箱詰め位置(イ)に搬送された段積みカートン郡CT2を、第3ベルトコンベヤ13上の空箱K内に押し込むための押出用シリンダ装置が具備されている。
【0029】
すなわち、第2ベルトコンベヤ12にて、段積カートン群CT2が箱詰め位置(イ)まで搬送されると、同じく、第3ベルトコンベヤ13上の箱詰め位置(イ)には、同ベルトコンベヤ13にて蓋KBbが開放された状態の空箱KBが供給されており、この状態で、押出用シリンダ装置にて、第2ベルトコンベヤ12上の段積カートン群CT2が第3ベルトコンベヤ13上の空箱KB内に押し込まれ、したがって段積カートン群CT2の箱詰め作業が自動にて行われる。
【0030】
さらに、図2に示すように、手作業ライン5は、上記箱詰め装置4にて箱詰めされた実箱JBを第4ベルトコンベヤ14を介して導く第5ベルトコンベヤ15にて構成され、この第5ベルトコンベヤ15上にて、作業員により蓋が閉じられて封緘が行われた後、例えば配送先、収納個数などが印字されたラベルが貼り付けられる。
【0031】
また、バイパスライン6(図2に示す)は、上述したように、仕分け個数が少ない場合、すなわち箱詰めすべきカートンが25個以下である場合に、押込み機33による自動での箱詰めは行わずに、手作業で行うようにしているため、自動箱詰め位置(イ)をそのまま通過した段積カートン群CT2を上記手作業ライン5である第5ベルトコンベヤ15の手動箱詰め位置(ロ)に導くための第6ベルトコンベヤ16にて構成されている。
【0032】
そして、この仕分け設備においては、上述したように、その注文内容に応じて、詰めるべき空箱内に無駄な空間部ができるだけ発生しないように、効率よく箱詰めを行うための仕分け制御装置が具備されている。
【0033】
図6に示すように、この仕分け制御装置101は、切出し装置1にてカートンの切出し手順(順序)を決定する切出し処理部102と、段積み装置2にて段積みされた段積カートンをできるだけ隙間が生じないように詰めるべき空箱を割り当てる割当て処理部103とから構成されており、例えば前日までの注文(以下、オーダともいう)に応じて、切出しスケジュールおよび割当てスケジュールが作成される。
以下、上記各処理部での手順を、図7〜図13を参照して設備全体における具体的な仕分け作業とともに説明する。
【0034】
まず、切出し処理部102では、各販売店から注文されたタバコの銘柄およびカートンの個数に基づき、切出し装置1における収納ケース21のどこから何個づつ切り出せばよいかが決定される。
【0035】
すなわち、図7に示すように、a販売店から複数の銘柄についてそれぞれ所定個数の注文があった場合、まず切出し装置1にて配置されている収納ケース21の銘柄の順番にて並べ替えが行われる。
【0036】
なお、各収納ケース21における銘柄の配置順序は、上述したように、注文個数が多いBOXカートンが上流側に配置され、注文個数が少ない100Sカートンが下流側に配置されている。
【0037】
したがって、収納ケース21の配置順序にて上流側から所定個数づつ切り出されることになる。
ところで、同一銘柄を収納している収納ケース21が複数個存在する場合、上流側から下流側に向って、その個数分だけ繰り返し選択される。
【0038】
例えば、図8に示すように、a販売店の注文(aオーダ)が、ある銘柄について7カートンの要求があった場合で且つその銘柄について3個の収納ケース(C1〜C3)がある場合には、上流側から下流側に配置された収納ケース(C1〜C3)には、順番に、3個、2個、2個の切出し個数が割り当てられるとともに、切出し装置1全体での切出し方としては、上流側の収納ケース21毎に連続して行われる。すなわち、aオーダについては、1,4,7(C1)→2,5(C2)→3,6(C3)のような順番にて切り出される。
【0039】
したがって、切出し装置1においては、物品切出し機にて上述した切出し手順にて該当収納ケース21(C1〜C3)から、1個づつ第1ベルトコンベヤ11上に切り出される。
【0040】
そして、カートンの切り出し時においては、図9(a)に示すように、段積み個数である5個(所定個数)づつを区切りとして隙間(区切用隙間)Sが挿入される。この隙間Sの挿入により、段積み装置2における自動段積み作業の容易化が図られる。
【0041】
また、各販売店ごとの注文の切れ目についても5個(所定個数)単位となるようにされており、したがって図9(a)に示すように、カートンの切出し端数が5個未満の端数である場合には、その不足部分に空きスペース(空白部)ASが挿入される。但し、同じ注文内で銘柄が替わった場合でも、図9(b)に示すように、カートンが続けて5個切り出される。したがって、5個の中には、複数の銘柄が混じる場合がある。
【0042】
このように、各販売店の注文に応じて、各収納ケース21から、カートンが1個づつ切り出されるとともに5個づつの単位で切り分けられる。
そして、切出し装置1にて5個づつ切り分けされたカートンCTは、第1ベルトコンベヤ11により、比較的高速でもって段積み装置2に搬送され、ここで、上方から下方に移動する受け板上に5個づつ段状に積み重ねられるとともに、支持台上に受け渡される。
【0043】
この支持台上に載置された段積カートンCT1は、押出し機により、第2ベルトコンベヤ12上に押し出された後、その途中に設けられた個数調整機31により、所定個数、例えば段積カートンCT1が5個分すなわち5列でもって集めらて、段積カートン群CT2とされる。
【0044】
そして、この段積カートン群CT2は、箱詰め位置(イ)まで搬送されて箱詰めされるが、この搬送と同時に、空箱供給機32にて、注文銘柄および注文個数に応じた空箱KBが箱詰め位置(イ)に、蓋KBbが開放された状態で供給される。
【0045】
そして、段積カートン群CT2が自動箱詰め位置(イ)にて停止されると、押込み機33により、第2ベルトコンベヤ12上の段積カートン群CT2が、第3ベルトコンベヤ13上の空箱KB内に押し込まれるが、上述したように、本実施の形態における箱詰め作業では、1個の空箱内に2個の段積カートン群C2が押し込まれるようにされている。すなわち、最大25個の段積カートン群CT2を2回に亘って、50個用の空箱KB内に押し込むようにしている。
【0046】
次に、割当て処理部103における空箱の割当方法について説明する。
上述したように、箱詰めするための空箱としては、50個詰め用の100S用空箱、BOX大用空箱、BOX小用空箱と、25個詰め用の半空箱とがあり、また本割当方法における、各空箱への詰込み許容個数は下記の条件に基づくものとする。
【0047】
すなわち、100S用空箱には、当然、どのような種類のカートンであっても50個(許容収納個数)詰めることができ、またBOX大用空箱には、BOXタイプのカートンであれば50個(許容収納個数)詰めることができるが、BOXタイプで且つ国産品と輸入品とが混在している場合では、最大40個(相当許容収納個数)詰めることができるものとし、さらにBOX小用空箱においては、BOXタイプまたは100Sタイプのいずれのカートンであっても、最大40個(幅方向で最大4列とする)(相当許容収納個数)詰めることができるものとする。
【0048】
また、上述したように、箱詰め装置4にて箱詰めの対象となる空箱は50個用とされているため、注文個数が25個または箱詰めの端数が25個以下となった場合には半空箱が使用され、この場合には、25個以下の段積カートン群CT2は、バイパスライン6を介して箱詰め装置4の下流側に配置された手作業ライン5の第5ベルトコンベヤ16上に搬送されて、作業員により箱詰めが行われる。
【0049】
先に、概略割当て処理について説明する。
図10に示すように、まず、カートン残個数判断部201において、BOXカートンおよび100Sカートンの個数が共にゼロであるか否かを判断し、共にゼロである場合には次のオーダの処理に移行し、共にゼロでない場合には、BOXカートン残個数判断部202に移行する。
【0050】
次に、BOXカートン残個数判断部202では、BOXカートンの残個数がゼロであるか否かを判断し、BOXカートンの残個数がゼロであり且つ100Sカートンの残個数が存在する場合には100Sオーダ処理部203に移行し、それ以外の場合には、BOX等オーダ処理部204に移行する。
【0051】
次に、上記各処理部での処理内容を詳しく説明する。
100Sオーダ処理部203では、図11に示すように、まず100S残カートン数が50個以上であるか否かを判断し、50個以上である場合には、100S用空箱を割り当てた後、すなわち引き当てた後(勿論、1個引き当てることになるが、以下の説明および図面上では、1個という文言は省略する)、カートン数から50個減算し、再度、この手順を繰り返す。勿論、引き当てられた100S用空箱内では、段積カートンが奥側に5列、手前側に5列でもって配置される。なお、この箱詰め内容の配列については、図面上に記載するものとし、以下の手順では、説明を省略する。
【0052】
100S残カートン数が50個より少なくなった場合には、40個より多いか否かを判断し、40個より多い場合には、100S用空箱を引き当てる。
上記100S残カートン数の40個に対する判断処理にて、40個以下である場合には、残カートン数が25個より多いか否かを判断し、25個より多い場合には、BOX小用空箱を引き当てる。なお、BOX小用空箱を引き当てる場合には、それよりも大きい、BOX大用空箱を引き当ててもよい(以下、同じ)。
【0053】
上記100S残カートン数の25個に対する判断処理にて、25個以下である場合には、残カートン数がゼロであるか否かが判断され、1個以上残っている場合には、半空箱を引き当て、残っていない場合、すなわち引き当てが完了している場合には、カートン残個数判断部201に移行した後、次のオーダの処理に移行する。
【0054】
次に、BOX等オーダ処理では、図12に示すように、まずBOX残カートン数が50個以上であるか否かを判断し、50個以上である場合には、BOX大用空箱を引き当てた後、カートン数から50個減算し、再度、この手順を繰り返す。
【0055】
BOX残カートン数が50個より少なくなった場合には、100S残カートン数がゼロであるか否かを判断し、100Sカートンが存在すれば、MIXオーダ処理部(混在オーダ処理部)105に移行する。
【0056】
上記100S残カートン数のゼロに対する判断処理にて、ゼロであり、すなわち100Sカートンが存在しない場合には、BOX残カートン数が40個より多いか否かを判断し、40個より多い場合には、BOX大用空箱を引き当てる。
【0057】
上記BOX残カートン数の40個の判断処理にて、40個以下である場合には、25個より多いか否かを判断し、25個より多い場合には、BOX小空箱を引き当てる。
【0058】
上記BOX残カートンの25個に対する判断処理にて、25個以下である場合には、BOX残カートンがゼロであるか否かを判断し、ゼロでない場合、すなわち存在している場合には、半空箱を引き当てる。
【0059】
上記BOX残カートンのゼロに対する判断処理にて、ゼロである場合、すなわち引き当てが完了している場合には、カートン残個数判断部201に移行した後、次のオーダの処理に移行する。
【0060】
次に、MIXオーダ処理部205では、図13に示すように、まず合計残カートン数が25個(100S用空箱における許容収納個数の半分、すなわち半空箱における許容収納個数である)以下であるか否かを判断し、25個以下である場合には、半空箱を引き当てた後、カートン残個数判断部201に移行し、そして次のオーダの処理に移行する。
【0061】
上記合計残カートン数の25個に対する判断処理にて、25個より多い場合には、合計残カートン数が40個(相当許容収納個数である)以下であるか否かを判断し、40個以下である場合には、BOX小用空箱を引き当てた後、カートン残個数判断部201に移行し、そして次のオーダの処理に移行する。
【0062】
上記合計残カートン数の40個に対する判断処理にて、40個より多い場合には、100S残カートン数がn個(任意に設定し得る個数で、本実施の形態では、相当許容収納個数である40個とするが、勿論、40個に限定されるものではなく、任意に設定し得るものである)以上であるか否かが判断され、n個すなわち40個以上である場合にはBOX残カートン数の個数が(50−n)個すなわち10個以下であるか否かを判断し、それ以下であれば100S用空箱を引き当てる。
【0063】
そして、上記100S残カートン数のn個(40個)に対する判断処理にて、n個(40個)より少ない場合、または上記BOX残カートン数の(50−n)個(10個)に対する判断処理にて、(50−n)個(10個)より多い場合には、それぞれBOX残カートン数が25個以上であるか否かを判断する。
【0064】
この判断処理にて、BOX残カートン数が25個以上である場合には、BOX大用空箱を引き当て、またBOX残カートン数が25個より少ない場合には、BOX小用空箱を引き当てた後、最初のカートン残個数判断部201に移行し、カートンの残個数が無くなるまで、上記と同様の処理が繰り返される。
【0065】
このような引当方法すなわち割当方法に基づき、注文によるカートンの箱詰めが行われ、そして箱詰めが完了すると、次の手作業ライン5に搬送され、蓋を閉鎖する封緘作業および注文先の販売店名、箱詰め内容などが印字されたラベルの貼付作業が行われる。
【0066】
ところで、カートン数が25個以下の場合には、半空箱に箱詰めされることになり、すなわち第2ベルトコンベヤ12にて搬送されてきた段積カートン群CT2は、自動箱詰め位置(イ)を通過して、当該第2ベルトコンベヤ12と第5ベルトコンベヤ15との間をバイパスする第6ベルトコンベヤ16を介して、そのまま手動箱詰め位置(ロ)に搬送され、ここで、作業員による、箱詰め作業が行われる。勿論、この後、封緘作業およびラベルの貼付作業が行われる。
【0067】
なお、箱詰めが完了した実箱は、例えば保管場所に集められて、各販売店に向けて出荷される。
ここで、上述した空箱への割当方法の原則を簡単に示すと、注文個数が多いBOX用の空箱をできるだけ使用するとともに、BOXタイプのカートンと100Sタイプのカートンとが混在している場合には、BOX大用空箱に収納する最大個数を40個とし、またBOX小用空箱には、どのようなタイプのカートンであっても、収納する際の最大列数(横列)を4列(40個でもある)としたものである。
【0068】
このように、上述した物品切出し装置すなわち切出し方法によると、第1ベルトコンベヤ11に沿って多数連続して配置された収納ケース21に収納するカートンすなわちタバコの銘柄の内、注文個数が多いものを上流側の収納ケースに収納させるとともに、注文個数が少ないものを下流側の収納ケースに収納させるようにしているので、切り出す際には、注文個数が多い順番にて上流側から順序よく切り出されるため、切出し作業効率の向上を図ることができる。また、切り出すときの制御手順を決定する作業(プログラム化)の合理化、収納ケースへのカートンの供給作業などの容易化を図ることができる。
【0069】
また、カートンの長手方向が搬送方向と直交するように、カートンを切り出しているので、長手方向で搬送する場合に比べて、例えば搬送個数を同一にすると、搬送速度を遅くすることができ、延いては、カートンの仕分け処理個数を多くした場合でも、カートンの搬送速度をそれ程上げる必要がない。
【0070】
さらに、カートンの切り出し時に、5個づつに区切用の隙間、および注文ごとの区切り用としても、同じ5個づつの区切用の隙間(5個未満の場合には、不足部分がスペースとされる)を設けているので、後続の処理作業の容易化を図ることができる。
【0071】
ところで、上記実施の形態の物品自動切出し装置においては、収納ケース内に段状に積まれたカートンを下方から取り出すようにしたが、例えば下方から収納ケース内に供給して、上方に設けられた取出口から、その上方に配置されたベルトコンベヤ上に切り出すものであってもよい。
【0072】
また、上記実施の形態においては、長尺状物品として、タバコを1まとめにしたカートンについて説明したが、このカートンに限定されるものではなく、例えば細長い箱に入れられた菓子類などの食品入り包装容器の仕分け設備などにも適用することができる。
【0073】
【発明の効果】
以上のように本発明の物品の切出し方法によれば、タバコを一まとめに収納したカートンなどの長尺状物品を、搬送手段に沿って多数連続して配置された収納部材に収納する際に、搬出個数が多いと予測されるものを上流側に、搬出個数が少ないと予測されるものを下流側にしたので、その切出し時においては、上流側から順序よく切り出されるため、切出し作業効率の向上を図ることができる。
【0074】
また、カートンなどの長尺状物品を搬送手段に、その長手方向が搬送方向と直交するように切り出すようにしているので、長手方向で搬送する場合に比べて、例えば搬送個数を同一にすると、搬送速度を遅くすることができ、延いては、長尺状物品の仕分け処理個数を多くした場合でも、物品を傷めることがない。
【0075】
さらに、長尺状物品の切り出し時に、所定個数ごとに区切用隙間を設けているので、後続の処理作業の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る物品自動仕分け設備にて取り扱う物品および空箱を説明する図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る物品自動仕分け設備の概略全体構成を示す平面図である。
【図3】同物品自動仕分け設備における空箱供給機の斜視図である。
【図4】同空箱供給機の側面図である。
【図5】同空箱供給機における空箱指示器の正面図である。
【図6】同物品自動仕分け設備の仕分け制御装置の概略構成を示すブロック図である。
【図7】同物品自動仕分け設備の仕分け制御装置における切出し処理手順を説明する図である。
【図8】同切出し処理手順を説明する図である。
【図9】同切出し処理手順を説明する図である。
【図10】同物品自動仕分け設備の仕分け制御装置における空箱の割当方法を説明する図である。
【図11】同割当方法を説明する図である。
【図12】同割当方法を説明する図である。
【図13】同割当方法を説明する図である。
【符号の説明】
CT カートン
CT1 段積カートン
CT2 段積カートン群
KB 空箱
1 切出し装置
2 段積み装置
4 箱詰め装置
5 手作業ライン
6 バイパスライン
11 第1ベルトコンベヤ
12 第2ベルトコンベヤ
13 第3ベルトコンベヤ
15 第5ベルトコンベヤ
16 第6ベルトコンベヤ
21 収納ケース
31 個数調整機
32 空箱供給機
33 押込み機
41 案内部材
42 蓋案内部
43 上面案内部
44 側面案内部
51 空箱指示器
61 箱倒立機
101 仕分け制御装置
102 切出し処理部
103 割当て処理部

Claims (2)

  1. 搬送手段の搬送方向に沿って連続して複数配置されるとともに、それぞれ長尺状物品が段状に複数個収納された収納部材と、この収納部材の下端に設けられてその取出口から物品を1個づつ切り出す物品切出し手段と、物品の搬出要求に応じて上記物品切出し手段を制御して長尺状物品を収納部材から1個づつ搬送手段に切り出す手順を決定する切出し処理部とを有し、且つ搬送方向の上流側に位置する収納部材に搬出個数が多いと予測される種類の長尺状物品を収納させるとともに、搬送方向の下流側に位置する収納部材に搬出個数が少ないと予測される種類の長尺状物品を収納させてなる物品自動仕分け設備における上記収納部材から長尺状物品を搬送手段に切り出す方法であって、
    上記切出し処理部により物品切出し手段を制御して、
    長尺状物品を、その長手方向が上記搬送方向と直交する方向でもって、上流側に配置された収納部材から下流側の収納部材に収納された種類順に切り出す際に、
    当該切出し処理部により、所定個数ごとに区切用隙間を設けるとともに、搬出要求における最後の区切用隙間が挿入された後の個数が所定個数より少ない場合に、当該少ない個数分だけ空白部を挿入した後、次の搬出要求に係る長尺状物品の切り出しを行うことを特徴とする物品の切出し方法。
  2. 長尺状物品が複数個のタバコを収納した箱状体であることを特徴とする請求項1に記載の物品の切出し方法。
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