JP4094431B2 - 非同期ネットワークにおける装置間の通信を容易にする仲介装置を使用するための方法及び装置 - Google Patents

非同期ネットワークにおける装置間の通信を容易にする仲介装置を使用するための方法及び装置 Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本願は、「スペクトラム拡散通信用システム」(事件整理番号CM003351J)、「論理的スパニングツリーバックボーンを使用した自己組織化するネットワーク用プロトコル」(事件整理番号CM03403J)、及び「符号分割多重アクセス通信用システム」(事件整理番号CM03333J)と題する、すべて本発明と同日に出願された出願に関連する。
本発明は通信ネットワークに関し、特に、非同期通信ネットワークにおけるマルチアクセスプロトコルの使用に関する。
情報の非同期伝送は、通信ネットワークにおいて、通信ネットワーク内の一つ以上の通信装置の間で情報を通信するときによく使用される技術である。非同期伝送は、低電力装置がネットワークを構成している場合によく使用される。これらの低電力装置は、通信デューティサイクルの低いフレーム構造を使用して、他のネットワーク装置とアクティブに通信していない間に消費する電力量を最小限に低減することができるが、低通信デューティサイクルフレーム構造を使用することによって、往々にして装置の可用性(availability)が低下する。無線通信ネットワークにおいては、低電力無線通信装置を使用しつつ、可用性の高い通信を維持することが基本的な難題となっている。
モトローラ製のneuRFon(TM)デバイスは低電力、低コスト、小サイズであり、かつ簡易な無線装置の一例である。neuRFon(TM)デバイスネットワークは、設定が不用であって、自己組織化する非同期ネットワークであり、複数のneuRFon(TM)デバイスを含む。このネットワークにとって、消費電力とコストとは、解決すべき2つの大きな問題である。
消費電力を低減するためには、上述のネットワークにおけるすべての装置の平均通信デューティサイクルを最小限度に抑える必要がある。平均通信デューティサイクルとは、無線装置がメッセージを送信及び受信可能な時間を指す。上述の非同期ネットワークにとっては、平均通信デューティサイクルがあまりに低く設定されると、送信機と目的の受信機との間の通信頻度の低下が問題となる。例えば、装置Aが装置Bとコンタクトを取ろうとするが、装置Bはその低い平均通信デューティサイクル故にメッセージを受信することができない。これにより、装置Aはコンタクトを確立できない。
上述の問題を有する代表的な平均通信デューティの低いサイクルフレーム構造を図1に示す。このフレーム構造では、平均通信デューティの低い装置はウォームアップに1ミリ秒を使用し、そのグループ内で他の装置との間でメッセージを送受信するのに1ミリ秒を使用して、1秒サイクルの残りの998ミリ秒は休止している。この場合、約0.1%の通信デューティサイクルとなり、非常に電力効率が良い。
この方法の問題を図2に示す。図2は小規模のネットワークを示しており、このネットワークは、低電力、低通信デューティサイクル通信装置を数台有し、各装置は小さい点で示される。再度図2を参照すると、装置Aが装置Bと通信しようとしている。図1に示した平均通信デューティの低いサイクルフレーム構造を使用すると仮定すると、装置Aと装置Bとの両者は時間の0.1%しか通信することができない。さらに、装置A及び装置B
がそれぞれ相手のタイムスケジュールにアクセスできないという妥当な仮定をすると、装置Aが装置Bとの通信を確立する確率は約0.1%となり、ほとんどの用途にとっては余りにも低い値となる。
コストを下げるために、無線装置の周波数ジェネレータとして低コストの水晶及び/又はマイクロ電気機械式システム(Micro Electro−Mechanical System:MEMS)が利用される。これらの部品は本質的に周波数安定性が悪く、このことがさらに同期を困難にしていることが問題となる。高い精度の周波数同期が不要となれば、そのような装置のコストを低減することができる。このようなプロトコルが可能となれば、低電力かつ平均通信デューティの低いこれらの装置を用いる非同期ネットワークを低コスト及び低消費電力で構築することができる。
上述の問題は、低電力、低通信デューティサイクル通信装置が互いに通信できると同時に、高精度の周波数同期を必要としない新規のプロトコルを提供する発明によって解決することができる。
本発明の特徴と考えられる新規の特徴は請求項に示される。しかしながら、本発明それ自体のみならず、その好適な使用モード、さらにはその目的及び利点は、添付の図面を照らし合わせて例示の実施形態に関する下記の詳細な記載を参照することにより最も良く理解される。
本発明は多くの異なる形での実施形態が可能であり、ここでは特殊な実施形態を図を参照しながら詳細に記載するが、本開示は本発明の原理の一例として考慮されるべきであり、ここに開示され、記載される特殊な実施形態に限定されるべきではないことを理解されたい。以下に示す記載においては、同様の参照番号は、複数の図面で同一であるか類似するかまたは対応する要素を表すために使用される。
本発明に係る、非同期ネットワークにおける通信装置用のマルチアクセスプロトコル及び構造を記載する。このマルチアクセスプロトコルは、非同期通信ネットワークに複数の低電力通信装置が含まれる状況に適用される。これらの低電力通信装置はneuRFon(TM)デバイスであってもよく、低電力、低通信デューティサイクルであって、かつ低コスト情報伝送が可能な他の類似の任意の装置であってもよい。次に図3に、低電力通信装置の内部動作を表すシステムレベルブロック図300が示される。着信メッセージ310は通信装置のメッセージ受信機330によって受信され、装置プロセッサ340によって処理のため調整される。装置プロセッサ340は制御装置350、タイミング360、及びストレージ370と対話することにより、通信装置がネットワークにおいて他の通信装置から着信メッセージ310を受信し、処理できるようにする。タイミングブロック360によって、ネットワークにおける通信装置と他の通信装置との間の同期が可能となるだけでなく、装置内部の部品の機能のための基準タイミングが供給されるようになる。デバイス送信機380は装置プロセッサ340からメッセージを受信して、送信用のメッセージを作成し、送出メッセージ320をネットワークの他の通信装置に送信する。ここでこの技術分野の当業者であれば、図3のシステムレベルブロック図300に示す機能ブロックは、メッセージを送信し、メッセージを受信して、メッセージを処理する低電力通信装置の技術思想及び技術範囲を逸脱しない範囲で修正または組み合わせることができることがわかるであろう。
消費電力を最小限に低減し、なおかつ信頼性の高い通信を実現するために、仲介装置(mediation device:MD)が導入される。このMDは、ネットワーク内の通信装置間の仲介者として動作して、メッセージに関連する情報を記録し、再生するこ
とができる。これは2つの通信装置がコンタクトを確立できない場合に最も有用となる。大規模なネットワークでは、2つ以上のMDを用いることもでき、この場合、各MDは低電力、低通信デューティサイクル通信装置からなるグループのために仲介を行なう。MDは、そのグループ内の低電力通信装置に比べて比較的高い通信デューティサイクルを有するため、非同期ネットワークにおける2つ以上の低電力通信装置の間のメッセージを保存し、転送することができる。ここでMD機能は事実上、グループ内の低電力通信装置の性能(feature)を定めている。この場合、各低電力通信装置は、非同期ネットワーク内でMDとして動作してもよく、ネットワークの低電力通信装置がランダムに選択されて一時的にグループのMDとして動作する。これにより、ネットワーク全体が低電力、低コスト非同期ネットワークとなり、各低電力無線装置は、MDとして機能している場合を除き低通信デューティサイクル装置となる。低電力無線装置は、時折MDになるだけであるため、各低電力無線装置の平均通信デューティサイクルは低いまま維持される。ネットワークにおけるすべての通信装置に万遍なくMD機能をもたせることにより、通信装置が潜在的なエネルギー(energy mining)を利用することができるようになり、ネットワークにおける通信装置の平均通信デューティサイクルを高くすることができる。
MDとして機能する装置を除いた通信装置の各々は、通常の非同期ネットワーク動作を行なっている間は、低通信デューティサイクルフレーム構造を有する。MDの通信デューティサイクルは、ネットワークの設計パラメータに適合させることができる。このとき、MDのパラメータを変えることによって、MDの通信範囲内での各通信装置の可用性を大きく変えることが可能となる。
本発明は非同期ネットワークに接続される低電力無線装置用の低消費電力プロトコルの方法及び構造を開示する。図4に、本発明の第1実施形態による多数440の低電力通信装置410と、1つの専用MD430を含んだネットワーク400を模式化した図が示される。ネットワーク400の低電力通信装置410の各々は通信デューティサイクルが低いため、高信頼度通信用の専用MD430を必要とする。専用MD430は、MDではない低電力通信装置410よりも通信デューティサイクルが高く、グループ440内の低電力無線装置410のいずれか宛てに送信されたメッセージを保存することができる。
次に図5に、専用MD430装置の内部動作を表すシステムレベルブロック図500が示される。専用MD装置430は、送信元通信装置のID、送信先通信装置のID、メッセージ、所望の通信時刻、メッセージ再生リクエスト、制御ワード、及び装置状態メッセージを含む数種類のメッセージを送信及び受信することができる。着信メッセージ510は、専用MD装置430のMDメッセージ受信機530により受信され、装置プロセッサ540によって処理のため調整される。MD装置プロセッサ540は制御装置550、タイミング560、及びストレージ575と対話することにより、MD430がネットワークにおいて他の通信装置から着信メッセージ510を受信、保存、再生及び処理できるようにする。ストレージブロック575は、特定の用途の決まっていないメモリに加えて、メッセージ再生メモリ580及びメッセージ記録メモリ570も有するため、MDプロセッサ540はネットワーク内で通信装置からのリクエストを仲介して、メッセージの記録、メッセージの再生、及び通信装置コンタクト情報の保存ができるようになる。タイミングブロック560によって、ネットワークにおけるMD430と他の通信装置との間の同期が可能となるだけでなく、装置内部の部品の機能のための基準タイミングが供給されるようになる。デバイス送信機590は装置プロセッサ540からメッセージを受信して、送信用のメッセージを作成し、送出メッセージ520をネットワークの他の通信装置に送信する。この技術分野の当業者であれば、図5のシステムレベルブロック図500に示す機能ブロックは、メッセージを送信し、メッセージを受信して、メッセージを処理する低電力通信装置の技術思想及び技術範囲を逸脱しない範囲で修正または組み合わせ得ること
がわかるであろう。
次に図6を参照すると、ネットワークの低電力、低通信デューティサイクル装置の代表的な低通信デューティサイクルフレーム構造600特性が示される。低通信デューティサイクルフレーム構造600の1つのフレーム670は、ウォームアップブロック610、通信ブロック620、及びスリープブロック650を含む。ウォームアップブロック610は時系列的にみると最初に発生するが、フレーム期間全体からみるとその割合は非常に小さい。ウォームアップブロック610の次に通信ブロック620が続く。通信ブロック620も、フレーム期間全体からみるとその割合は非常に小さい。通信ブロック620が終了すると、スリープブロック650が始まる。スリープブロック650の割合は、フレーム期間全体からみると比較的大きいため、装置が備える低通信デューティサイクルという特性を維持することができる。具体的な数値の例を挙げると、ウォームアップブロック610が1ミリ秒、通信ブロック620が1ミリ秒、スリープブロック650が998ミリ秒であるが、これらの数値は本発明から逸脱しない範囲において大幅に変更してもよい。フレーム670が終了すると、3つのブロックサイクル610,620,650が次のフレームで繰り返される。このブロック順は低通信デューティサイクルフレーム構造400のすべてのフレームで維持される。好適な実施形態においては、通信ブロック620はさらに送信期間と受信期間とに分割され得るが、この技術分野の当業者であれば、ネットワークにある通信装置は、通信ブロック620内に複数の送信期間と受信期間を有し得ることは明らかであろう。第1の好適な実施形態の通常動作の下では、まず受信期間が発生し、その後、これと同じ長さの送信期間が続く。通信装置間の同期のような一部の状況の下では、送信期間が受信期間の前に生じてもよい。
次に図7を参照すると、代表的な通信デューティサイクルの高いフレーム構造700が示される。この高通信デューティサイクルフレーム700は、第1実施形態による専用MD通信デューティサイクルフレームを表している。低通信デューティサイクルフレーム構造700のシングルフレーム725は、ウォームアップブロック710と通信ブロック720とを含む。ウォームアップブロック710は時系列的にみると最初に発生するが、フレーム期間全体からみるとその割合は非常に小さい。ウォームアップブロック710の次に通信ブロック720が続く。通信ブロック720の割合は、フレーム期間全体からみると比較的に大きい。フレーム725が終了すると、スリープブロック750が始まり、この流れがその後数フレームに渡って続く。具体的な数値の例を挙げると、ウォームアップブロック710が1ミリ秒、通信ブロック720が2秒、スリープサイクル750が100秒である。スリープサイクル750が終了すると、ウォームアップブロック710と通信ブロック720とが次のフレームで繰り返される。このブロック順は高通信デューティサイクルフレーム構造700のすべてのフレームで維持される。好適な第1実施形態においては、通信ブロック720はさらに送信期間と受信期間とに分割され得るが、この技術分野の当業者であれば、ネットワークにある通信装置は、通信ブロック720内で複数の送信期間と受信期間を有することができることは明らかであろう。第1の好適な実施形態の通常動作の下では、その後、これと同じ長さの送信期間が続く。ここで、通信ブロック720の送信期間の長さは高通信デューティサイクル装置にとって十分に長く、低デューティサイクル装置の2つの送信サイクルを完全に受信することができなければならないことにも留意されたい。これにより、専用MDは通信範囲内におけるすべての通信装置からの送信を受信できるようになる。
次に図8を参照すると、第1実施形態にしたがって、通信装置Aと通信装置Bとの間の通信に専用MDを適用したときのフロー図800が示される。ブロック820では、装置Aは装置Bと通信しようとする。装置Bとの通信が可能な場合、判断ブロック830でNoと判断され、ブロック860に示すように、装置Aは装置Bと通信を確立する。次に終了ブロック870に示すように、装置Aと装置Bは通常の動作に戻る。判断ブロック83
0での答えがYesの場合、装置Bは使用することができず、装置Aはブロック840に示すように、専用MDにコンタクト情報を送信する。ブロック850において、装置Bが通信可能になると、専用MDは装置Bのためにコンタクト情報を再生する。装置Bはこのコンタクト情報を使用して装置Aとの通信を同期させる。すると装置Aはブロック860に示すように、装置Bと通信できるようになる。装置Aが装置Bと通信した後、双方の装置はブロック870に示すように通常の動作に戻る。装置Aは、装置Bがスリープモードまたは送信モードにあるか、通信範囲外にあるか、他の同様な理由によるときには装置Bと通信できないことに留意されたい。
次に図9を参照すると、第1実施形態に従った図8に記載した例に対応するさらに詳細なタイミング図が示される。図8と同様に、装置A910は装置B920と通信しようとするが、通信に成功しなかったため、専用MD930が使用されて、装置B920が通信可能となるまで装置A910と装置B920との間が仲介される。装置A910は低デューティサイクル装置であり、受信スロット965と送信スロット970とを含む通信期間を有する。装置B920も低デューティサイクル装置であり、受信スロット985と送信スロット990とを含む通信期間を有する。専用MD930は装置A910または装置B920のいずれの通信期間よりも相当長い通信期間を含む。専用MD930の通信期間は、同様に受信期間975と送信期間980とを含む。図10も参照すると、図9のタイミング図に対応するフローチャートが示される。図10のブロック1020におけるフローだけでなく図9のタイミング図も、装置A910は装置B920との直接の通信に成功しなかったことを仮定している。したがって、装置A910は専用MD930を使用して装置B920に対する通信リクエストを保存する必要がある。ブロック1030に示すように、装置A910は、装置A910の通信期間の送信スロット970期間中に、専用MD930に通信リクエスト935を送信する。通信リクエスト935は、専用MDの通信期間の受信スロット975期間中に専用MD930によって受信される。受信期間975中に、装置B920もその通信期間に入る。装置B920はスリープから復帰すると、送信スロット990を使用してクエリー940を専用MD930に送信してメッセージを確認する。ここで、装置A910及び装置B920はともに、1つの受信スロット975期間中に専用MD930と通信することができることに注目されたい。専用MD930の受信スロット975と送信スロット980との期間を十分に長くなるように選定して、専用MD930が通信リクエストメッセージとクエリーメッセージとの両方を受信できるようにする。MD930が、装置B920からのクエリー940を受信するより先に装置A910から通信リクエスト935を受信したため、ブロック1040に示すように、専用MD930の通信期間の送信スロット980期間中に、専用MD930はまず、装置A910の次の通信期間における受信スロット965期間中に、装置A910に肯定応答945を送信する。次に専用MD930は、ブロック1050に示すように、専用MD930の通信期間の同じ送信スロット980期間中に、装置B920に再生メッセージ950を送信する。第1の好適な実施形態においては、ネットワークにおける各通信装置の通信期間は固定期間として発生するため、装置B920が同期情報を送信しなくても、専用MD930は装置B920と同期することができる。しかしながら、第2実施形態の別法では、ネットワークにある各通信装置が、専用MD930に明示的に同期情報を送信することが要求されるため、クエリーメッセージは同期情報を含むことがある。装置B920は十分な情報を有することとなり、専用MD930を使用することなく装置A910との通信が可能となる。装置Bは、装置Aと同期するために、装置Aの通信リクエストに提供されたタイミング情報を使用し、装置B920の送信スロット990が受信スロット985よりも先に発生するように通信スロットを入れ替える。ブロック1060に示すように、次に装置B920は、装置Aの通信期間の受信スロット965期間中に、装置A910に肯定応答955を送信する。ブロック1070に示すように、この段階で装置Aは、装置A910の送信スロット970期間中及び装置B920の受信スロット985期間中に、装置B920にメッセージ960を送信することができる。ブロック1080に示すように、装
置A910と装置B920との間の通信がひとたび完了すると、装置A910と装置B920とは通常の動作に戻る。
図9及び図10を参照した上記の議論では、装置B920からのクエリーが装置A910からの通信リクエストよりも後に発生する場合の通信動作シーケンスとタイミングフローとを示した。装置B920のクエリーが装置A910の通信リクエストより先に発生することもあり得る。このような例は、図11のタイミング図と、図12のフローチャートに示される。ブロック1230に示すように、図12に示す動作シーケンスは、最初に装置A910が専用MD930が使用できない期間中に通信リクエスト1150を専用MD930に送信しようとする点を除いては、図9と同じである。専用MD930が使用できないため、装置A910は、専用MD930が有するアクティブな受信期間975が含まれる通信期間まで待たなければならない。ブロック1240に示すように、この遅延によって、装置A910の通信リクエスト935が発生する前に、装置B920は、専用MD930の受信スロット975にクエリー940を送信する。専用MD930の送信スロット975と受信スロット980が、ともに装置A910または装置B920の2つの送信期間と同じ長さであるため、専用MDは、専用MD930の送信スロット期間中に、装置B920へのメッセージを再生し、装置A910に肯定応答945を送信することができる。これによって、装置A910と装置B920との間のハンドシェイクが行なわれ、処理がブロック1060〜1080に示すように進む。したがって、専用MD930の1つの受信スロット975内で通信リクエスト935とクエリー940とのいずれが先に発生しても、及び専用MD930の1つの送信スロット980内で再生950と肯定応答945とのいずれが先に発生しても、装置A910と装置B920との間の通信の確立に影響しない。
専用MD930を使用する代わりに、MD機能を多数440の低電力通信装置の各々に結合させることができる。次に図13を参照すると、本発明の第2実施形態による多数の低電力通信装置を含むネットワーク1300が示される。複数の低電力通信装置に含まれる各低電力通信装置はMDとして機能する。図13において、低電力通信装置1330がMDとして機能している。ここで、低電力通信装置1330は専用MD930ではないことに注目されたい。MDとして機能する低電力通信装置は、複数の低電力通信装置の中からランダムに選択される。
次のMDを選択するために幾つかの方法が用いられる。MDは、MDとして機能する低電力通信装置がもはやMDとして動作できなくなるときにランダムに選択される。各MDがランダムに生成される初期位相オフセットt0を使用する場合、ネットワーク内のすべての低電力通信装置にMD機能を均等に持たせる必要がある。このような選択プロセスにより、同時にMDとして動作しようとしている2つの低電力通信装置の間の競合を防止することができるが、このプロセスはネットワーク内での低電力通信装置間の調整を必要とする。第2の方法、すなわち、第2の好適な実施形態に用いられる方法では、各低電力無線装置に、その装置がMDとして動作しようとしているタイミングをランダムに決定させる。2つの低電力通信装置がMDとして動作する場合、競合回避策を用いて確実に1つのMDだけが低電力通信装置の通信範囲内に存在するようにする。
次に図14を参照すると、本発明の第2実施形態によるMD機能を有する低電力通信装置の内部動作を表すシステムレベルブロック図1400が示される。低電力通信装置1400は、送信元通信装置のID、送信先通信装置のID、メッセージ、所望の通信の時刻、メッセージ再生リクエスト、制御ワード、及び装置状態メッセージを含む数種類のメッセージを送受信する特殊な機能をサポートすることができる。通常動作モードに加えてこの特殊な機能は、ネットワークにおける多数の低電力通信装置を象徴するものとなる。着信メッセージ1410は通信装置1400のメッセージ受信機1415により受信され、
メッセージプロセッサ1425によって処理のため調整される。メッセージプロセッサ1425はさらにMD処理機能1430を含み、この機能がMD制御装置1440のMD機能、MDタイミング1450、及びMDメモリ1460と対話して、通信装置1400がMDとして動作している間は通信装置1400がネットワークの他の通信装置から着信メッセージ1405を受信、保存、再生及び処理できるようにする。通信装置1400は図5に示した機能も含むが、破線の枠で示す追加のMD機能も有する。ストレージブロック1455のMDメモリ1460はメッセージ再生1470メモリ及びメッセージ記録1465メモリも有するため、MDプロセッサ1430はネットワーク内で通信装置からのリクエストを仲介して、メッセージの記録、メッセージの再生、及び通信装置コンタクト情報の保存ができるようになる。MDタイミングブロック1450によって、通信装置1400がMDとして動作しているときに、ネットワークにおいて通信装置1400と他の通信装置との間の同期が可能となる。デバイス送信機1420は装置プロセッサ1425からメッセージを受信して、送信用のメッセージを作成し、送出メッセージ1410をネットワークの他の通信装置に送信する。この技術分野の当業者であれば、図14のシステムレベルブロック図1400に示す機能ブロックは、メッセージを送信し、メッセージを受信して、メッセージを処理する低電力通信装置の技術思想及び技術範囲を逸脱しない範囲で修正または組み合わせ得ることがわかるであろう。特に、装置1400がネットワークのMDとして動作することができる限り、図14に示すMD機能を、通信装置1400の非MD動作とさらに組み合わせるか、または非MD動作から分離することができることに注目されたい。
次に図15を参照すると、MDとして機能する低電力通信装置1400の代表的な低通信デューティサイクルフレーム構造1500が示される。低通信デューティサイクルフレーム構造1500は数サイクルの動作を含み、各サイクルは複数回繰り返される多数のフレームを含む。低通信デューティサイクルフレーム構造1500の多数のフレームのうちの最初のフレームは、ランダム遅延t0ブロック1535、ウォームアップブロック1505、及び通信ブロック1510を含む。ランダム遅延は期間t0 1535を有し、ここでt0は0と1つの送信期間または1つの受信期間との間の値である。この遅延はネットワークの通信装置のスタート時間をランダム化して、複数の装置が同時にMDとして機能する確率を低下させる。ウォームアップブロック1505は時系列的にみると次に発生するが、フレーム期間全体からみるとその割合は非常に小さい。ウォームアップブロック1505の次に通信ブロック1510が続く。通信ブロック1510とウォームアップブロック1505とが、ランダム遅延t0 1535の直ぐ後に続く。しかしながら、通信ブロック1510とウォームアップブロック1505とを次の動作サイクルのスタートの間にランダムな時間だけ遅らせることも可能である。言い換えれば、一連のサイクル内の通信ブロック1510のタイミングが周期的になる場合のみに限定されない。通信ブロック1510はフレーム期間全体からみると大きな割合を占め、さらに受信スロット1525と送信スロット1530とを有する。第2の好適な実施形態においては、1つの受信スロット1525が1つの送信スロット1530より前に発生するが、この順序は逆にすることもできる。また、この技術分野の当業者であれば、通信ブロック1510は種々の順序で配列された幾つかの送信スロットと受信スロットとを含むことができることが理解できるであろう。また、送信スロット1530は受信スロット1525の直前または直後に生じるが、送信機及び受信機に含まれるハードウェアは、送信モードと受信モードとの間で切り替わるために若干の時間を必要とする。切り替えに要する期間は、通信装置におけるハードウェアのスイッチング速度によって決まるか、或いはユーザが設定する通信装置プロセッサのパラメータにより決定される。
通信ブロック1510が終わった後、通信ブロック1510のおよそ2分の1の期間を有する第2フレームが始まる。第2フレームは1つのスリープブロック1515を含む。スリープブロック1515が占める割合はフレーム期間全体に対して非常に大きい。第2
フレームの終わりで、低電力通信装置1400は、多数のフレームのうちの第3フレームからスタートする低通信デューティサイクル動作を再開する。低通信デューティサイクルフレーム構造1500は図6に示される。低通信デューティサイクル動作は低通信デューティサイクルフレーム構造1500の多数のフレームのうちの数フレームに渡って生じる。低通信デューティサイクルフレーム構造1500の第1サイクル期間は、遅延ブロック1535の開始時に通信装置1400により生成されるランダム番号である。
第1サイクルの終わりに、低電力通信装置1400がMDとして機能することを止めるまで、上記に記載した全フレーミングシーケンスが繰り返される。第2の好適な実施形態においては、MDとして機能することを止める判断は低電力通信装置1400単独によってなされるが、数台の低電力通信装置間でMD役を調整することも可能である。ここで、低電力通信装置1400はランダムな、または見かけ上ランダムな番号を生成し、保存することができることに注目されたい。これらの番号はMDプロセッサ1430により生成され、MDメモリ1460に保存される。
次に図16を参照すると、装置A1610が、MDとして動作している装置C1620を使用して、通信リクエストを装置B1630に送信しようとしている場合の詳細なタイミング図が示される。図9の場合のように、まず装置A1610は、装置B1630からのクエリーリクエストが発生する前に装置B1630と通信しようと試みる。図16に示す第2実施形態の通信シーケンスは、図9に示した第1実施形態の通信シーケンスと同じである。図9と図16とは、装置C1630がMDとして動作する低電力通信装置である点が異なる。装置A1610は、受信スロット1665及び送信スロット1670を含む通信期間を有する低デューティサイクル装置である。装置B1620も、受信スロット1685及び送信スロット1690を含む通信期間を有する低デューティサイクル装置である。装置C1630は、装置A1610または装置B1620のいずれの通信期間よりも相当長い通信期間を含む。装置C1630の通信期間は同じく、受信スロット1675及び送信スロット1680を含む。図17も参照すると、図16のタイミング図に対応するフローチャートが示される。図16のタイミング図のほか図17のブロック1730中のフローは、装置A1610が装置B1620と直接通信することができなかったことを仮定している。したがって、装置A1610は、装置C1630を使用し、装置B1620と通信するためのリクエストを保存しなければならない。ブロック1730に示すように、装置A1610は、装置A1610の通信期間の送信スロット1670期間中に、装置C1630に通信リクエスト1635を送信する。通信リクエスト1635は、装置C1630の通信期間の受信スロット1675期間中に、装置C1630によって受信される。また、受信期間1675中には、装置B1620がその通信期間に入る。装置B1620は、スリープから復帰すると、送信スロット1690を使用して装置C1630にクエリー1640を送信し、メッセージを確認する。ここで、装置A1610及び装置B1620はともに、1つの受信スロット1675期間中に装置C1630と通信することができることに注目されたい。装置C1630の受信スロット1675及び送信スロット1680の期間は十分に長くし、装置C1630が通信リクエストとクエリーメッセージの双方を受信できるようにする必要がある。MD1630は、装置B1620からのクエリー1640を受信するより先に、装置A1610から通信リクエスト1635を受信したため、ブロック1750に示すように、装置C1630は、同装置の通信期間の送信スロット1680期間中に、まず装置A1610に肯定応答1645を装置A1610の次の通信期間の受信スロット1665期間中に送信する。次に、ブロック1760に示すように、装置C1630は、装置C1630の通信期間の同じ送信スロット1680期間中に、装置Bに再生メッセージ1650を送信する。
この段階で、装置B1620は十分な情報を有することとなって、装置C1630を使用せずに装置A1610と通信することが可能となる。装置Bは、装置A1610と同期
するために、装置A1610からの通信リクエストに提供されたタイミング情報を使用し、装置B1620の送信スロット1690が受信スロット1685よりも先に発生するように通信スロットをを入れ替える。ブロック1780に示すように、次に装置B1620は、装置Aの通信期間の受信スロット1665期間中に、装置Aに肯定応答1655を送信する。ブロック1790に示すように、この段階で装置Aは、装置A1610の送信スロット1670及び装置B1620の受信スロット1685期間中に、装置B1620にメッセージ1660を送信することができる。装置A1610と装置B1620との間の通信がひとたび完了すると、装置A1610はランダムに生成される期間ta1661の間スリープし、装置B1620はランダムに生成される期間tb1662の間スリープする。次に、ブロック1795に示すように、装置A1610と装置B1620とは通常動作に戻る。
図16及び図17を参照した上記の議論では、第2実施形態に従って、装置B1620からのクエリーが装置A1610からのクエリーよりも後に発生する場合の通信動作シーケンスとタイミングフローとを示した。装置B1620のクエリーが装置A1610の通信リクエストよりも先に発生することもあり得る。このような例は、図18のタイミング図と、図19のフローチャートに示される。図18に示す動作シーケンスは、装置C1630が、図11に示した専用MD930ではなく1つのMDとして機能する低電力通信装置である点を除いては、図11と同じである。装置A1610の第1通信リクエスト1850は、ブロック1930に示すように装置C1630が使用できないため受信されず、ブロック1940に示すように、装置A1610は、装置C1630が有するアクティブな受信期間1675を含んだ通信期間まで待たなければならない。この遅延のため、ブロック1950に示すように、装置B1620は、装置A1610の通信リクエスト1635が発生する前に、装置C1630の受信スロット1675にクエリー1640を送信する。ここで、装置C1630の送信スロット1675と受信スロット1680とが、ともに装置A1610または装置B1620の2つの送信期間と同じ長さであるため、装置Cは、装置C1630の送信スロット期間中に、装置B1620へのメッセージ1650を再生し、装置A1610に肯定応答1645を送信することができる。これによって、装置A1610と装置B1620とのハンドシェイクが行なわれ、処理がブロック1985〜1990に示すように進む。したがって、装置C1630の1つの受信スロット1675内で通信リクエスト1635とクエリー1640とのいずれが先に発生しても、及び装置C1630の1つの送信スロット1680内で再生1650と肯定応答1645のとのいずれが先に発生しても、装置A1610と装置B1620との間の通信の確立に影響しない。装置A1610と装置B1620との間の通信がひとたび完了すると、装置A1610はランダムに生成される期間ta1661の間スリープし、装置B1620はランダムに生成される期間tb1662の間スリープする。
本発明の第2実施形態においては、ネットワーク内の2つの通信装置が、同時にMDとして機能することをそれぞれ決定することも考えられる。この事象が生じると、2つの装置の送信期間が重なり、その結果競合が生じ得る。この状況が図20に示される。装置A2010がまずMDとして機能し始める。すぐ後に、第2の装置BがMDとして機能し始める。装置A2010の送信スロット2040が装置B2020の送信スロット2060と重なると、2つの送信機が干渉して、通信能力が低下する。ここで競合の問題は、ネットワーク内における複数の通信装置の送信機が周波数帯域を重複して使用しており、かつ通信ビットレート/帯域幅が大きい場合にのみ問題となる。送信機データが拡散波形を使用して変調される場合、通信装置は同じ周波数帯域を使用することになり、競合はさほど問題ではなくなる。好適な第2実施形態によれば、通信装置の各々は同じ送信周波数を使用するシングルチャネル装置であるため、競合の問題は必ず解決される。
次に図21のタイミング図及び図22のフローチャートを参照して、本発明の第2実施
形態に従って競合を回避する方法を記載する。装置A2105は、装置B2115よりも前にMDとしてランダムに選択される。装置A2105のMDモードが始まると、装置Aは、非常に短い送信スロット2122期間中にアナウンスメントメッセージ2120を送信し(ブロック2210)、続いて、通信期間2160の受信スロット2125に切り替える(ブロック2220)。次に装置B2115がランダムにMDとして選択され、装置B2115は、非常に短い送信スロット2140期間中にアナウンスメントメッセージ2120を送出してから(ブロック2230)通信期間2160の受信スロット2145に切り替える。装置Aは、受信スロット2125期間中に装置B2115のアナウンスメントメッセージ2120を受信し(ブロック2240)、装置Aの次の送信期間2135中にアラームメッセージ2130を生成する(ブロック2250)。装置B2115は、受信期間2145中にこのアラームメッセージ2130を受信して、直ちにMDとして動作することを止める(ブロック2260)。次に装置B2115は、その後競合が発生しないようにランダムな時間t2だけスリープして、通常の低電力通信装置として動作し始める(ブロック2270)。装置B2115は、t2秒の間スリープする代わりに、装置A2105のMD通信期間が終わるまで待機してもよい。このとき、装置A2105は通信期間2160中ではないため、装置B2115がMDとして機能する。
第2の好適な実施形態によれば、ランダムな初期オフセットt0 1535は、0と1スリープ期間1545との間の値であり、遅延ta1661とtb1662の長さは、0と1スリープ期間1515との間の値であり、サイクル時間t1 1560は不等式0.5T<t1<1.5Tを満たす(ここでTはMDとして動作する通信装置の通信期間の平均周波数を表す)。
本発明の第2実施形態は、仲介装置(MD)を使用して内部装置間通信の信頼性を向上させる低電力通信装置ネットワークプロトコル及び構造を提供する。この方法では、ネットワークにおける通信装置の数が少ない場合の信頼性が問題となる。例えば、ネットワークに5台の通信装置しかなく、各通信装置のMD通信サイクルが1000秒(t1)であるとすると、平均遅延がおよそ200秒となる。この遅延を短縮する1つの方法は、すべてのノードに特定の時間ウィンドウ内で通信するようにさせることである。
図23を参照すると、本発明の第3の実施形態によるN台の通信装置2310がネットワーク内に存在する場合のマルチアクセス方法が示されている。N台の通信装置のうちの各通信装置は、期間がT秒のウィンドウ2320内で情報を送受信するように制限が課されている。期間Tは、ネットワーク内の通信装置の数から決まるネットワークの規模に基づいて選択される。
例えば、1000秒のt1期間内で動作する5台の通信装置が設置されたネットワークの場合、平均遅延は200秒である。通信サイクルt1を300秒にまで短くすると、平均遅延は3分の1にまで短くなる。ウィンドウ2320の期間Tが通信装置の通信期間よりも短いと、通信期間の長さを短くしてウィンドウ2320内に収まるようにしなければならない。通信期間の長さを短くすると、通信装置が、MDとして動作している通信装置を認識することなく通信範囲から外れてしまう可能性が増大する。また、ネットワークに入ってくる新規の通信装置の通信期間がウィンドウ2320内に収まらない場合、これら新規の通信装置は認識されない。
本発明の第3の実施形態による、この問題に対する1つの解決方法が図24に示される。図24のタイミング図2400は、通信期間を短縮してウィンドウ2420内で通信ができるようにした通信装置を示している。新規の通信装置をチェックするか、または既存の通信装置の損失を認識するために、通信装置がMDとして動作しているときに長い通信期間2410が時々使用される。この長い通信期間2410の後には、図6に示す低電力
通信デューティサイクル2430構造と、追加の短いMD通信期間2420が続く。通信装置は、長い通信期間2410を除き基本的には第2実施形態の図15に示すものと同じ低電力通信デューティサイクルフレーム構造を有する。
第3の実施形態の一例として、2秒の長い通信期間2410、200ミリ秒の短い通信期間2420、2ミリ秒の通常の低通信デューティサイクルモードの通信期間が用いられる。長い通信期間2410の繰り返し周期は1500秒であり、短い通信期間の繰り返し周期は300秒であり、そして通常の通信期間の繰り返し周期は1秒である。この場合、デューティサイクルは約0.4%となる。
ここで記載される通信装置はNeuRFon(登録商標)デバイスであっても、これと同様の動作特性を示す任意の適切な通信装置であってもよい。
本発明を好適な実施形態を参照しながら特殊な形態として示し、記載してきたが、この技術分野の当業者であれば、本発明の技術思想及び技術範囲を逸脱しない範囲において構成上細部に渡る種々の変更を成し得ることは明らかである。例えば、この技術分野の当業者であれば、本発明の技術思想及び技術範囲を逸脱しない範囲において、低電力通信装置は、物理的に接続された装置であっても無線式装置であってもよいことを理解することができよう。第1、第2、そして第3の好適な実施形態においては、シングルチャネル通信装置が第1、第2、そして第3の好適な実施形態の各々に含まれる。また好適な実施形態の各々においては、複数の通信装置のうちの1つの通信装置の送信スロット及び受信スロットは重ならない。3つのすべての実施形態において、デューティサイクルとは、通信装置が送信スロットまたは受信スロットのいずれかの状態にある時間の一部分であると定義される。また3つのすべての実施形態において、通信装置は、低通信デューティサイクルであって、低電力の無線式装置であるとしたが、再び繰り返すと、このような特性を有する装置である必要はない。
本発明を特殊な実施形態と関連する形で記載してきたが、これまでの記載を鑑みるに、この技術分野の当業者であれば、多くの選択肢、変形、置き換え、及び変更が可能であることは明らかである。したがって、本発明はそのような選択肢、変形及び変更もすべて添付の請求項の範囲内のものとして包含するものである。
先行技術による低通信デューティサイクルフレーム構造。 先行技術による低電力通信装置ネットワーク。 本発明による低電力装置の内部機能を示すブロック図。 本発明の第1実施形態による複数の低電力装置及び1つの専用仲介装置(MD)を含むネットワーク。 本発明の第1実施形態による専用MDの内部機能。 本発明による低電力装置の低通信デューティサイクルフレーム構造。 本発明の第1実施形態による専用MDの高通信デューティサイクルフレーム構造。 本発明の第1実施形態による専用MD動作のフローチャート。 本発明の第1実施形態による、クエリーが通信リクエストよりも遅れて生じるときの2つの低電力装置と1つの専用MDとの間の通信のタイミング図。 本発明の第1実施形態による、クエリーが通信リクエストよりも遅れて生じるときの2つの低電力装置と1つの専用MDとの間の通信のフローチャート。 本発明の第1実施形態による、クエリーが通信リクエストよりも早く生じるときの2つの低電力装置と1つの専用MDとの間の通信のタイミング図。 本発明の第1実施形態による、クエリーが通信リクエストよりも早く生じるときの2つの低電力装置と1つの専用MDとの間の通信のフローチャート。 本発明の第2実施形態による複数の低電力装置及び追加された1つのMDとして機能する低電力装置を含むネットワーク。 本発明の第2実施形態によるMDとして動作する低電力装置の内部機能。 本発明の第2実施形態によるMDとして機能する低電力装置の低通信デューティサイクルフレーム構造。 本発明の第2実施形態による、クエリーが通信リクエストよりも遅れて生じるときの2つの低電力装置とMDとして動作する第3低電力装置との間の通信のタイミング図。 本発明の第2実施形態による、クエリーが通信リクエストよりも遅れて生じるときの2つの低電力装置とMDとして動作する第3低電力装置との間の通信のフローチャート。 本発明の第2実施形態による、クエリーが通信リクエストよりも早く生じるときの2つの低電力装置とMDとして動作する第3低電力装置との間の通信のタイミング図。 本発明の第2実施形態による、クエリーが通信リクエストよりも早く生じるときの2つの低電力装置とMDとして動作する第3低電力装置との間の通信のフローチャート。 本発明の第2実施形態による、競合回避方法を使用しないときのMDとして動作する2つの低電力装置間の競合を示すタイミング図。 本発明の第2実施形態による、MDとして動作する2つの低電力装置間の競合を回避する競合回避方法を示すタイミング図。 本発明の第2実施形態による競合回避方法フローチャート。 本発明の第3の実施形態による、各装置がMDとして動作可能な低電力装置を含む小規模ネットワークにおけるマルチアクセス方法のタイミング図。 本発明の第3の実施形態による、各装置がMDとして動作可能な低電力装置を含む小規模ネットワークにおけるマルチアクセス方法の低通信デューティサイクルフレーム構造。

Claims (57)

  1. 非同期ネットワークにおける前記複数の通信装置間の通信を仲介すべく動作する複数の通信装置のうちの第1通信装置であって、
    処理要素と、
    前記処理要素に接続され該処理要素によって制御される受信機と、該受信機は前記複数の通信装置のうちの第2通信装置が送信するメッセージが前記複数の通信装置のうちの第3通信装置によって受信されないときに、前記第1通信装置の仲介通信期間中に前記第2通信装置からの通信リクエストを受信することと、前記通信リクエストは前記第2通信装置から送信され、前記第2通信装置及び第3通信装置間の通信を容易にするために有用となるコンタクト情報を含むことと、
    前記処理要素に接続された送信機と、該送信機は前記受信機が前記第3通信装置からクエリーを受信することに呼応して前記第3通信装置に前記コンタクト情報を送信することとを有する第1通信装置。
  2. 前記仲介通信期間は1つの受信スロット及び1つの送信スロットをさらに有する請求項1記載の装置。
  3. 前記第1通信装置の前記仲介通信期間は前記第2通信装置の第1スリープ期間及び前記第3通信装置の第2スリープ期間よりも長い請求項1記載の装置。
  4. 前記通信リクエストの前記コンタクト情報を保存すべく動作するストレージ要素をさらに有する請求項1記載の装置。
  5. 前記受信機が受信する前記コンタクト情報は、前記第2通信装置の第1識別子、前記第3通信装置の第2識別子、及び前記第2通信装置のタイミングスロット情報を含む請求項1記載の装置。
  6. 前記通信リクエストは前記メッセージをさらに含む請求項1記載の装置。
  7. 前記第1通信装置の前記仲介通信期間は、前記第2通信装置から前記通信リクエストを受信し、かつ前記コンタクト情報を前記第3通信装置に送信するために十分な長さを有する請求項1記載の装置。
  8. 前記通信リクエストは前記第2通信装置から前記第3通信装置への前記メッセージをさらに含む請求項1記載の装置。
  9. 前記第1通信装置は無線装置であり、前記受信機及び前記送信機は無線式である請求項1記載の装置。
  10. 前記第1通信装置は、前記複数の通信装置のうちの前記第2通信装置及び第3通信装置の通信範囲内にある請求項9記載の装置。
  11. 前記第1通信装置は、仲介モードにおいては前記仲介通信期間中に前記第2通信装置及び第3通信装置間の通信を仲介するように動作し、通常動作モードにおいては前記第2通信装置及び第3通信装置間の通信を仲介するようには動作しない請求項1記載の装置。
  12. 前記第1通信装置の起動時に、前記処理要素は前記第1通信装置の初期タイミングオフセットをランダムに設定する請求項11記載の装置。
  13. 前記初期タイミングオフセットは前記第1通信装置のクロック位相に対して設定される請求項12記載の装置。
  14. 前記第1通信装置の前記処理要素は複数の通信サイクルのうちの1つの通信サイクルの期間をランダムに設定し、前記1つの通信サイクルの期間は、前記仲介モード中の前記仲介通信期間と、前記通常動作モード中の複数の通常通信期間及び複数のスリープ期間とを含む請求項11記載の装置。
  15. 前記複数の通常通信期間は前記複数のスリープ期間によって分離される請求項14記載の装置。
  16. 前記複数の通信サイクルの各々の期間は前記処理要素によってランダムに設定される請求項14記載の装置。
  17. 前記仲介モードにおいて、前記処理要素は前記仲介通信期間の開始時に前記第1通信装置の前記送信機にアナウンスメントメッセージを送信させる請求項11記載の装置。
  18. 前記第1通信装置の前記受信機が前記仲介通信期間中に前記アナウンスメントメッセージを受信すると、前記送信機はアラームメッセージを送信することにより応答する請求項11記載の装置。
  19. 非同期ネットワークの複数の通信装置のうちの第1通信装置及び第2通信装置の間の通信を仲介する方法であって、
    複数の通信装置のうちの前記第1通信装置が送信する第1メッセージが前記複数の通信装置のうちの第2通信装置により受信されなかったことを表すとともに、前記第1通信装置及び第2通信装置間の通信を容易にするために有用となるコンタクト情報を含む通信リクエストを受信する工程と、
    前記通信リクエストの受信に応答して、肯定応答メッセージを送信する工程と、
    前記第2通信装置に向けられるメッセージが受信されなかったかどうかについて問い合わせるクエリーを受信する工程と、
    前記クエリーの受信に応答して、前記コンタクト情報を含む再生メッセージを送信する工程とを含む方法。
  20. 第1通信装置が非同期ネットワークの複数の通信装置のうちの第2通信装置及び第3通信装置の間の通信を仲介する方法であって、
    前記第1通信装置の複数の通信サイクルのうちの1つであって、前記第1通信装置の仲介モード中の仲介通信期間と、前記第1通信装置の通常動作モード中の複数の通常通信期間及び複数のスリープ期間とを含む通信サイクルの期間をランダムに設定する工程と、
    前記第1通信装置は前記仲介通信期間のうちの受信期間中に、第2通信装置が送信するメッセージが前記第3通信装置により受信されなかったことを表すとともに、前記第2通信装置及び第3通信装置間の通信を容易にするために有用となるコンタクト情報を含む通信リクエストを受信する工程と、
    前記通信リクエストの受信に応答して、前記第1通信装置が肯定応答メッセージを送信する工程と、
    前記第1通信装置が前記第3通信装置に向けられるメッセージが受信されなかったかどうかについて問い合わせるクエリーを受信する工程と、
    前記クエリーの受信に応答して、前記第1通信装置が前記コンタクト情報を含む再生メッセージを送信する工程とを含む方法。
  21. 前記1つの通信サイクルの前記期間は前記第1通信装置の処理要素によってランダムに設
    定される請求項20記載の方法。
  22. 前記複数の通常通信期間は前記複数のスリープ期間によって分離される請求項20記載の方法。
  23. 前記複数の通信サイクルの各々の期間は前記処理要素によってランダムに設定される請求項20記載の方法。
  24. 前記第1通信装置の起動時に、前記第1通信装置の初期タイミングオフセットをランダムに設定する工程をさらに含む請求項20記載の方法。
  25. 前記初期タイミングオフセットは前記第1通信装置のクロック位相に対して設定される請求項24記載の方法。
  26. 前記第1通信装置が前記仲介通信期間の開始時にアナウンスメントメッセージを送信する工程をさらに含む請求項20記載の方法。
  27. 前記第1通信装置が前記仲介通信期間中にアナウンスメントメッセージを受信した場合に、これに応答して前記第1通信装置がアラームメッセージを送信する工程をさらに含む請求項20記載の方法。
  28. 複数の通信ネットワーク装置と、前記複数の通信ネットワーク装置間の通信を仲介すべく動作する1つの仲介装置(MD)とを有する非同期ネットワークでの動作に適した通信装置であって、
    処理要素と、
    前記処理要素によって制御される送信機と、
    前記処理要素によって制御される受信機とを備え、
    前記通信装置が送信する第1メッセージが前記複数の通信ネットワーク装置のうちの1つの通信ネットワーク装置によって受信されないとき、前記送信機は前記通信装置の第1通信期間中に、前記通信装置と前記通信ネットワーク装置との間の通信を容易にするために有用となるコンタクト情報を含む通信リクエストを送信し、前記送信機が送信した前記通信リクエストが前記MDにより受信された場合、前記受信機が前記第1通信期間に続く前記通信装置の第2通信期間中に肯定応答メッセージを受信し、
    前記通信装置がスリープ期間から復帰したとき、前記送信機が第3通信期間中に、前記通信装置が前記通信装置に送信された第2メッセージを受信できなかったかどうかを問い合わせるクエリーを送信し、前記第3通信期間に続く前記通信装置の第4通信期間中に、前記受信機が前記通信装置が前記第2メッセージを受信し易くするコンタクト情報を含む再生メッセージを受信する装置。
  29. 前記受信機が前記肯定応答メッセージを受信することにより、後続の通信期間中に前記送信機に前記通信リクエストを再送信させない請求項28記載の装置。
  30. 前記受信機が受信する前記再生メッセージは前記MDによって送信される請求項28記載の装置。
  31. 通信装置が非同期ネットワークの複数の通信ネットワーク装置及び仲介装置(MD)と対話する方法であって、
    前記通信装置が送信する第1メッセージが前記複数の通信ネットワーク装置のうちの1つの通信ネットワーク装置によって受信されない場合に、
    前記通信装置の第1通信期間中に、前記通信装置と前記通信ネットワーク装置との間の通信を容易にするために有用となるコンタクト情報を含む通信リクエストを送信する工程と、
    前記通信リクエストが前記MDによって受信された場合に、前記肯定応答メッセージを受信することにより後続の通信期間中に前記通信装置に前記通信リクエストを再送信させないように、前記第1通信期間に続く前記通信装置の第2通信期間中に肯定応答メッセージを受信する工程と、
    前記通信装置がスリープ期間から復帰した場合に、
    前記通信装置に向けられた第2メッセージを前記通信装置が受信できなかったどうかについて問い合わせるクエリーを第3通信期間中に送信する工程と、
    前記第3通信期間に続く前記通信装置の第4通信期間中に、前記通信装置による前記第2メッセージの受信を容易にするコンタクト情報を含む再生メッセージを受信する工程とを含む方法。
  32. 複数の通信ネットワーク装置と、前記複数の通信ネットワーク装置間の通信を仲介すべく動作する1つの仲介装置(MD)とを有する非同期ネットワークでの動作に適した通信装置であって、
    処理要素と、
    前記処理要素によって制御される送信機と、
    前記処理要素によって制御される受信機とを備え、
    前記通信装置が送信するメッセージが前記複数の通信ネットワーク装置のうちの1つの通信ネットワーク装置によって受信されない場合に、前記送信機は前記通信装置の第1通信期間中に、前記通信装置と前記通信ネットワーク装置との間の通信を容易にするために有用となるコンタクト情報を含む通信リクエストを送信し、前記送信機が送信した前記通信リクエストが前記MDによって受信された場合に、前記受信機が前記第1通信期間に続く前記通信装置の第2通信期間中に肯定応答メッセージを受信する装置。
  33. 前記受信機が前記第1肯定応答メッセージを受信することにより、後続の通信期間中に前記送信機に前記通信リクエストを再送信させない請求項32記載の装置。
  34. 通信装置が非同期ネットワークの複数の通信ネットワーク装置及び1つの仲介装置(MD)と対話する方法であって、
    前記通信装置が送信するメッセージが前記複数の通信ネットワーク装置のうちの一つであって、前記メッセージの宛先である通信ネットワーク装置によって受信されない場合に、
    前記通信装置の第1通信期間中に、前記通信装置と前記通信ネットワーク装置との間の通信を容易にするために有用となるコンタクト情報を含む通信リクエストを送信する工程と、
    前記通信リクエストが前記MDによって受信された場合に、前記第1通信期間に続く前記通信装置の第2通信期間中に肯定応答メッセージを受信して、前記第1肯定応答メッセージを受信することにより後続の通信期間中に前記送信機に前記通信リクエストを再送信させないようにする工程とを含む方法。
  35. 複数の通信ネットワーク装置と、前記複数の通信ネットワーク装置間の通信を仲介すべく動作する1つの仲介装置(MD)とを有する非同期ネットワークでの動作に適した通信装置であって、
    処理要素と、
    前記処理要素によって制御される送信機と、
    前記処理要素によって制御される受信機とを備え、
    前記通信装置がスリープ期間から復帰した場合に、前記送信機が第1通信期間中に、前記通信装置が複数の通信ネットワーク装置のうちの特定の装置から前記通信装置に送信されたメッセージを受信できなかったかどうかを問い合わせるクエリーを送信し、前記第1通信期間に続く前記通信装置の第2通信期間中に、前記受信機が前記特定の装置から送信された前記メッセージの受信を容易にするために、前記通信装置が前記特定の装置と同期できるようにするコンタクト情報を含む再生メッセージを受信する装置。
  36. 前記受信機が受信する再生メッセージは前記MDによって送信される請求項35記載の装置。
  37. 通信装置が非同期ネットワークの複数の通信ネットワーク装置及び1つの仲介装置(MD)と対話する方法であって、
    リープ期間から復帰する工程と
    第1通信期間中に、前記通信装置が前記複数の通信装置のうちの特定の装置から前記通信装置に送信されたメッセージを受信できなかったかどうかを問い合わせるクエリーを送信する工程と、
    前記第1通信期間に続く前記通信装置の第2通信期間中に、前記特定の装置からの前記メッセージの受信を容易にするために、前記通信装置と前記特定の装置との同期のためのコンタクト情報を含む再生メッセージを受信する工程とを含む方法。
  38. 複数の通信装置のうちの第1通信装置及び第2通信装置と、
    前記複数の通信装置間の通信を仲介すべく動作する1つの仲介装置(MD)とを備え、
    前記第1通信装置が送信するメッセージが前記第2通信装置によって受信されない場合に、前記第1通信装置が前記MDに通信リクエストを送信し、前記通信リクエストに応答して前記MDが肯定応答メッセージを前記第1通信装置に送信し、前記第2通信装置がスリープ期間から復帰したときにクエリーを前記MDに送信し、前記MDが前記クエリーに応答して前記第2通信装置に前記第1通信装置及び第2通信装置の間の通信を容易にするコンタクト情報を含む再生メッセージを送信し、前記第1通信装置と第2通信装置との通信が同期される通信期間中に、前記第1通信装置が前記メッセージを前記第2通信装置に送信する、非同期通信ネットワーク。
  39. 非同期ネットワークの複数の通信装置と1つの仲介装置(MD)との間の通信を仲介する方法であって、
    前記複数の通信装置のうちの第1通信装置が送信するメッセージが前記複数の通信装置のうちの第2通信装置によって受信されない場合に、通信リクエストを前記MDに送信する工程と、
    前記通信リクエストに応答して、前記MDが肯定応答メッセージを前記第1通信装置に送信する工程と、
    スリープ期間から復帰したときに、前記第2通信装置がクエリーを前記MDに送信する工程と、
    前記クエリーに応答して、前記MDが前記第1通信装置及び第2通信装置の間の通信を容易にするコンタクト情報を含む再生メッセージを前記第2通信装置に送信する工程と、
    通信期間中に前記コンタクト情報を使用して前記第1通信装置及び第2通信装置の間の通信を同期させる工程と、
    前記通信期間中に、前記第1通信装置が前記メッセージを前記第2通信装置に送信する工程とを含む方法。
  40. 複数の通信装置のうちの第1通信装置及び第2通信装置と、
    前記複数の通信装置間の通信を仲介すべく動作する1つの仲介装置(MD)とを備え、
    前記第1通信装置の第1通信期間中に、前記第1通信装置が送信するメッセージが前記第2通信装置によって受信されない場合に、前記第1通信装置の第2通信期間中に、前記第1通信装置が通信リクエストを前記MDに送信し、前記第1通信装置の第3通信期間中に、前記MDが肯定応答メッセージを前記第1通信装置に送信し、スリープ期間から復帰したときに、前記第2通信装置が前記第2通信装置の第1通信期間中にクエリーを送信し、前記第2通信装置の第2通信期間中に、前記MDが前記第1通信装置及び第2通信装置の間の通信を容易にするコンタクト情報を含む再生メッセージを前記第2通信装置に送信し、前記第2通信装置の第3通信期間に同期された前記第1通信装置の第4通信期間中に、前記第1通信装置が前記コンタクト情報を使用して前記メッセージを前記第2通信装置に送信する、非同期通信ネットワーク。
  41. 前記第1通信装置が前記肯定応答メッセージを受信することにより、前記第1通信装置の後続の通信期間中に前記第1通信装置に前記通信リクエストを再送信させない請求項40記載のネットワーク。
  42. 前記第2通信装置の前記第1期間は前記第1通信装置の前記第2通信期間の前に発生する請求項40記載のネットワーク。
  43. 前記第2通信装置の前記第1期間は前記第1通信装置の前記第2通信期間の後に発生する請求項40記載のネットワーク。
  44. 前記MDは前記複数の通信ネットワーク装置の各通信装置のスリープ期間よりも長い通信期間を有する請求項40記載のネットワーク。
  45. 非同期通信ネットワークの複数の通信装置と1つの仲介装置(MD)との間の通信を仲介する方法であって、
    前記複数の通信装置のうちの第1通信装置が送信するメッセージが、前記第1通信装置の第1通信期間中に前記複数の通信装置のうちの第2通信装置によって受信されない場合に、前記第1通信装置の第2通信期間中に、前記第1通信装置が通信リクエストを前記MDに送信する工程と、
    前記通信リクエストに応答して、前記MDが前記第1通信装置の第3通信期間中に肯定応答メッセージを前記第1通信装置に送信する工程と、
    スリープ期間から復帰したときに、前記第2通信装置が前記第2通信装置の第1通信期間中にクエリーを前記MDに送信する工程と、
    前記クエリーに応答して、前記MDが前記第2通信装置の第2通信期間中に前記第1通信装置及び第2通信装置の間の通信を容易にするコンタクト情報を含む再生メッセージを前記第2通信装置に送信する工程と、
    前記第1通信装置の第4通信期間と前記第2通信装置の第3通信期間の間に、前記コンタクト情報を使用して前記第1通信装置及び第2通信装置の間の通信を同期させる工程と、
    前記第1通信装置の前記第4通信期間と前記第2通信装置の前記第3通信期間の間に、前記第1通信装置が前記第2通信装置に前記メッセージを送信する工程とを含む方法。
  46. 複数の通信装置を備え、前記複数の通信装置の各々は複数の通信サイクルを有し、仲介モードにおいては仲介通信期間中に前記複数の通信装置間の通信を仲介すべく動作し、通常動作モードにおいては前記複数の通信装置間の通信を仲介する動作を行なわず、前記複数の通信サイクルの各通信サイクルは前記仲介モード中の仲介通信期間と、前記通常動作モード中の複数の通常通信期間及び複数のスリープ期間を含み、
    前記仲介モードに入ると、前記複数の通信装置のうちの第1通信装置が前記第1通信装置の前記複数の通信サイクルのうちの第1通信サイクルの期間をランダムに設定し、前記仲介モードにおける前記第1通信サイクルの前記仲介通信期間の開始時にアナウンスメントメッセージを送信する工程と、
    前記複数の通信装置のうちの第2通信装置が送信するメッセージが前記複数の通信装置のうちの第3通信装置によって受信されない場合に、前記第2通信装置が通信リクエストを前記第1通信装置に送信し、前記第1通信装置が前記通信リクエストに応答して肯定応
    答メッセージを前記第2通信装置に送信し、前記第3通信装置がスリープ期間から復帰すると、クエリーを前記第1通信装置に送信し、前記クエリーに応答して、前記第1通信装置が前記第2通信装置及び第3通信装置の間の通信を容易にするコンタクト情報を含む再生メッセージを前記第3通信装置に送信し、前記第2通信装置及び前記第3通信装置の通信が同期される同期通信期間中に、前記第2通信装置が前記メッセージを前記第3通信装置に送信する、非同期通信ネットワーク。
  47. 前記同期通信期間の後、前記第2通信装置の後続の通信サイクルの期間がランダムに設定され、前記第3通信装置の後続の通信サイクルの期間がランダムに設定される請求項46記載のネットワーク。
  48. 前記複数の通信装置のうちの第4通信装置が前記第4通信装置の第2通信サイクル中に前記アナウンスメントメッセージを受信することに応答して、前記第4通信装置は該第4通信装置の前記仲介通信期間の送信期間中にアラームメッセージを送信して前記第1通信装置の前記仲介通信期間中の前記第1通信装置による送信を前記第4通信装置が送信を完了する後まで遅延させる請求項46記載のネットワーク。
  49. 前記第1通信装置の起動時に、前記第1通信装置の初期タイミングオフセットがランダムに設定される請求項46記載のネットワーク。
  50. 前記初期タイミングオフセットは前記第1通信装置のクロック位相に対して設定される請求項49記載のネットワーク。
  51. 前記複数の通常通信期間は前記複数のスリープ期間によって分離される請求項46記載のネットワーク。
  52. 前記複数の通信サイクルの各々の期間は前記第1通信装置の処理要素によってランダムに設定される請求項46記載のネットワーク。
  53. 前記複数の通信装置に含まれる通信装置の各々の前記通信サイクルの前記仲介通信期間はそれぞれT秒内である請求項46記載のネットワーク。
  54. 前記期間Tは前記非同期ネットワークにおける前記複数の通信装置に含まれる通信装置の数によって決定される請求項53記載のネットワーク。
  55. 前記複数の通信装置のうちの一つ以上の装置の各仲介通信期間は、一つ以上の該当する通信サイクル中に周期的に配列された変化する期間である複数の仲介通信サブ期間を含む請求項46記載のネットワーク。
  56. 非同期通信ネットワークの複数の通信装置間の通信を仲介する方法であって、
    仲介モードに入ると、前記複数の通信装置のうちの第1通信装置が、該第1通信装置の複数の通信サイクルのうちの第1通信サイクルの期間をランダムに設定し、前記第1通信装置の前記仲介モードの仲介通信期間の開始時にアナウンスメントメッセージを送信する工程と、
    前記複数の通信装置のうちの第2通信装置が送信するメッセージが前記複数の通信装置のうちの第3通信装置によって受信されない場合に、前記第2通信装置が前記第1通信装置の前記仲介通信期間中に通信リクエストを前記第1通信装置に送信する工程と、
    前記通信リクエストの受信に応答して、前記第1通信装置が前記第1通信装置の前記仲介通信期間中に肯定応答メッセージを前記第2通信装置に送信する工程と、
    前記第3通信装置がスリープ期間から復帰すると、クエリーを前記第1通信装置に送信
    する工程と、
    前記クエリーに応答して、前記第1通信装置が前記第3通信装置に前記第2通信装置及び第3通信装置の間の通信を容易にするコンタクト情報を含む再生メッセージを送信する工程と、
    前記第2通信装置及び前記第3通信装置の通信が同期される同期通信期間中に、前記第2通信装置が前記メッセージを前記第3通信装置に送信する工程とを含む方法。
  57. 前記複数の通信装置のうちの第4通信装置が該第4通信装置の第2通信サイクル中に前記アナウンスメントメッセージを受信することに応答して、前記第4通信装置が該第4通信装置の前記仲介通信期間の送信期間中にアラームメッセージを送信して前記第1通信装置の前記仲介通信期間中の前記第1通信装置による送信を、前記第4通信装置が送信を完了する後まで遅延させる請求項56記載の方法。
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