JP4093957B2 - パイロット用のマルチフェースヘッドセット - Google Patents

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Description

関連する出願
本願は、2001年7月2日に出願された仮出願番第60/331,372号の利益を要求する。
発明の背景
発明の分野
本発明は、概して航空機乗組員用の改善されたヘッドセットに関する。該ヘッドセットは、装着するのが容易であり、装着者の頭頂部上の収縮された位置から、下げられた、装備された位置へと、自動的に、または手動で移動可能な、マスクユニットおよびバイザユニットを含む。この方法により、フライトデッキの減圧やフライトデッキ内での発煙のような緊急事態の際、乗組員はほとんど、または全く労力を要することなく、非常に速やかに呼吸用のガスを受けたり、眼の防護を有することができる。
従来技術の説明
政府の規則に従って、有人航空機のフライトデッキには、フライトデッキの減圧または発煙のような緊急事態の際に、乗組員が使用する緊急時用の酸素機器が与えられている。そのような機器は、通常は乗組員の近くに収納されるマスク(フルフェースの、または装着者の鼻および口の部分を覆うもの)を含む。緊急事態が発生した際、マスクは収納箱からつかんで引き出され、乗組員によって装着される。マスクは、酸素供給用のホースと結合されており、緊急用の酸素、または空気と酸素の混合物がマスクに供給される。通常は、この種の緊急時用マスクは、5秒以内で装着できることが必要である。
米国特許第4,915,106号明細書には、膨張可能なハーネスを有する乗務員酸素マスクが開示されている。より正確に言うと、マスクが収納箱から引き出されると、ハーネスストラップが膨張して、実質的に膨張された形状となり、マスクアセンブリを使用者の頭上に速やかに載せることができる。その後、弁機構が起動して、ハーネスストラップを収縮させて、ハーネスがピンと張った状態となり、マスクが適所にしっかりと保持される。第4,915,106号明細書には、さらに乗務員がハーネスストラップの有効張力を調節するための快適性調節機構が開示されている。米国特許第3,599,636号明細書は、同様のハーネス膨張マスクアセンブリを開示している。
この種の乗組員酸素マスクは、速やかに装着可能であるとともに、緊急事態より前に、乗組員がマスクを見つけ、収納箱から引き出し、装着できるように準備されていることが必要である。航空機の高度によっては、乗組員の対応の遅れや、酸素不足を認識しそこなった場合、大災害につながる可能性がある。さらに、膨張可能なハーネスマスクは、かなり大きく、嵩高な収納デバイスおよび関連機器を必要とし、それらは各乗組員の比較的近くに配置しなければならない。これは、既にびっしり埋まった乗組員のフライトデッキ内の貴重な空間を割くこととなる。最後に、大型の商業用の航空機では、従来のマスクと関連する酸素用のホースは、かなり長くなり、このこともまた、収納デバイスがかなりの大きさであることを要求する。
フライトデッキで遭遇する可能性のある別の危険は、電気系の火災等に起因する煙の存在である。既存の乗組員用の酸素機器は、発煙時に乗組員に呼吸用のガスを供給することができるが、煙の存在は、眼の炎症(ハーフマスクを装着している場合)を生じさせたり、乗組員の視界が実質的に損なわせる。この問題に関して、いくつかのバイザまたは他の眼の防護デバイスが提案されている。しかし、多くの場合において、追加の煙防護機器は、さらに貴重なスペースを割くこととなり、装着時間をさらに必要とする。大型の商業用の航空機において、機器が収納される位置が複数あり、機器の誤配置、紛失、盗難または損傷につながる可能性がある。
したがって、本技術分野において、フライトデッキの緊急事態の際に速やかに装着できる能力を維持しつつ、膨張可能なハーネスマスクに特有の独立した収納デバイスおよび追加の長い酸素用のホースの必要性が排除された、改善された航空機乗組員用の酸素および煙防護機器に対する必要性が存在する。
発明の要約
本発明は、上記概略を示した問題を解決し、小型で、容易に装着できる乗組員ヘッドセットを提供する。該ヘッドセットは、乗組員の頭部直上の、上方の収納された位置から、下げられた、装備された位置へと移動可能な、選択的に使用可能なマスクユニットおよびバイザユニットを有する。概して、本発明のヘッドセットは、可動式のマスクユニットおよびバイザユニットを保持するマウンティングアセンブリおよび空気駆動または電動の動力およびコントロールアセンブリ(motive and control assembly)を含む。マスクユニットおよびバイザユニットの移動は、手動で、またはコントロールボタン等、アネロイド、音声コマンドオペレータ、若しくは煙検知器により自動的に実行することができる。
1つの好ましい形態において、マスクユニットは、装備された際に使用者の鼻および口部分とかみ合う、膨張可能なマスク本体または予め成形されたフェースシールと、膨張されたマスク本体に呼吸用のガスを供給するガス通路を含む。また、マスクユニットは、ヘッドセット内への煙の侵入を防止する手段を含む。この手段は、膨張可能なマスクの互いに対向する側に形成された、内側方向に加圧空気を誘導する一連のエアカーテンアウトレット通路、または柔軟性を有するシート状の、若しくはブリストルバリア(bristle barrier)よりなる。
バイザユニットは、透明なレンズを有し、その上縁部に沿った一連のエアカーテンアウトレット通路を含んでもよい。加圧ガスは、アウトレット通路へと導かれ、使用者の額方向に誘導されるエアカーテンを形成する。このようにして、バイザユニット内への煙の侵入は防止される。同じ目的のため、エアカーテン通路の代わりに、膨張可能なベローまたは柔軟性を有するカーテンを使用してもよい。マスクユニットおよびバイザユニットの装着は、非常に速やかであり、緊急事態において、マスクを物理的につかむこと、装着すること、および調節することの必要性は完全に排除される。
好適実施形態の詳細な説明
図面を参照すると、本発明の好ましいヘッドセット50は、図1〜16、20、45および48に示される。概して、ヘッドセット50は、ヘッドマウンティングアセンブリ52、マスクユニット54、バイザユニット56、ならびに動力およびコントロールアセンブリ(motive and control assembly)58を含む(図20〜21参照)。ヘッドセット50は、マスクユニット54およびバイザユニット56が収縮された位置(図2参照)と、緊急事態時の装備された位置(図3)とを、選択的に保持するように、使用者により装着されるように設計されている。
より詳細には、マウンティングアセンブリ52は、使用者60の耳を覆うように配置された、対向させて配置された1組のイアピース62、64と、該イアピース62、64の間を延びており、使用者の頭頂部の上を延びるように設計された弧状をしたストラップアセンブリ66を含む。イアピース62は、上方にある、端部が開放したスロット68と、各々酸素ライン74および電力用の導線76と結合するためのフィッティング70、72を含む(図1〜2参照)。イアピース62の外側面には、レギュレータのセレクターノブ78、レギュレータの空気入口スロット79、マスクユニット54およびバイザユニット56を動作させるための起動ボタン80、82を含む。対向させて配置されたイアピース64も同様に、上方にある、端部が開放したスロット84を有する。また、このイアピースは、選択的に装備可能なマイクロフォン86および網膜でスキャンするディスプレイデバイス88を回転可能に保持している。各イアピース62、64の内面には、外接するパッド90およびイヤホン92が与えられている。そのようなディスプレイデバイスおよび乗組員マスクにおけるその使用は、2001年7月2日に出願された、発明の名称“コクピット緊急事態時における煙に対する網膜スキャン計装ディスプレイを有する航空機乗組員マスク”である、同時係属の、同日出願に詳細に記載されている。各イアピース62、64の内面には、外接するパッド90およびイヤホン92が与えられている。
ストラップアセンブリ66は、イアピース62、64に接続されており、使用者の頭頂部の上方を通過するように、該イアピース62、64から上方向に延びる、弧状をした固定式ストラップ94を含む。さらに、アセンブリ66は、スロット68、84内において、固定式ストラップ94の近くの収縮された位置(若しくは収納された位置)と、使用者の後頭部の周囲を通過する装備された位置と、の間で移動可能な、イアピース62、64と回転可能に接続された可動式ストラップ96を有する(図5〜図7参照)。ストラップ96の選択的な移動は、以下に記載するマスクユニット54の移動をもたらす。
マスクユニット54は、1組の側部アーム100、102と、中央の湾曲部分104を与える弧状をした、通常はU字状の剛体98を含む。湾曲部分104は、一連の排気スロット106と、マイクロフォン86の端部を受けるための溝108を有する。各アーム100、102の内側端部は、対応するイアピース62、64の内側に位置している。すなわち、アーム100、102は、スロット68、84内へと延びており、ピン110を介してイアピース62、64と回転可能に接続されている(図16参照)。アーム100には、アウトレット113で終端を成す呼吸用のガス通路112、および湾曲部分104へと延びており、膨張用の開口部115で終端を成す、マスク膨張用のより小さなコンジット114が与えられている。最後に、アーム100、102はいずれも、細長いスロット116、118が与えられており、該スロット116、118は、対応する手動で動作可能なスライドラグ120、122を受ける。該スライドラグ120、122は視界を明瞭にするために重要である。
包括的なマスクユニットは、さらに柔軟性を有し、弾性を持ち、膨張可能なベロータイプのマスク本体124を含み、該マスク本体124は、中央の湾曲部分104で、U字状の剛体98の内面に取り付けられている。この目的のために、マスク本体124の中央部は、U字状の本体98内面に形成されたチャンネル128内部で受けられる、突出したビード126を含む。柔軟性を有するマスク本体124の外側寄りの端部は、スライドラグ120、122と接続されている。
マスク本体124は、使用のために膨張されるように設計されている。特に、マスクユニット54の収縮された位置では、本体124は膨張されない(例えば、図1、2参照)。しかし、ユニット54が下げられた、装備された位置にある場合、マスク本体124は、コンジット114を通過する加圧ガスの移動により膨張される。この動作は、図14に示すように、マスクを膨張させて、マスクの内側面を使用者の顔に接触させて、鼻および口部分を覆うように作用する。この形式のマスク124の膨張は、図12に示すように膨張されたマスクが鼻および口部分、ならびに顔部分を囲むように伸張して、マスクの反対側が該部分を覆うまで、スライドラグ120、122と接続されたマスクの端部をアーム100、102の長手に沿って移動させる。使用者がマスク本体124を手動で引き伸ばしたい場合、またはハングアップが起こった場合、スライドラグ120、122は、各スロット116、118に沿って、後方に手動で移動させてもよく、これによりマスク本体124が図12の位置となる。
多くのタイプのマスクユニットで一般的に行われているように、ユニット54は、排気スロット106の反対側に、湾曲部分104の後面に形成された排気用の中央開口部130を含む。開口部130は、通常はダイヤフラム132により閉止されている。該ダイヤフラム132は、ばね134により閉止された位置方向にバイアスされている。
また、バイザユニット56は、多少U字状をしたメインボディ136を含み、該メインボディ136は、細長いサイドアーム138、140を有する。また、該サイドアーム138、140は、イアピーススロット68、84内側に受けられる。または、ボディ136は、内部コンジット142と、該ボディの内側面に沿って、横方向に間隔を開けて配置された一連のガスアウトレット通路144とを備えていてもよい。
動力およびコントロールアセンブリ58は、イアピース62の内側に収納されており、マスクユニット54(ストラップアセンブリ66とともに)およびバイザユニット56を手動で、または自動的に、装備できるように設計されている。すなわち、周囲の状態に応じて、マスクユニット54は、アセンブリ56とともに装備されてもよい。しかし、発煙状況に遭遇した場合には、バイザユニット56も装備される。
特に、動力およびコントロールアセンブリ58は、概してマスクコントローラ148およびバイザコントローラ149、各々マスクユニット54およびバイザユニット56用の独立したドライバ150、およびガス伝達アセンブリ152を含む。図45および48を参照すると、コントローラ148、149は、実質的に同一であり、各々アウトプットライン158a、160aおよび排気ライン161と接続し、インプットライン158、160を介して加圧酸素源156と接続する空気駆動の弁154を含む。弁154は、起動ボタン80または82を押すことで動作可能であり、またはコントローラ148の場合には感圧式のアネロイド162の動作により、コントローラ149の場合にはソレノイド/煙検知器163の動作により、自動的に動作されてもよい。理解されるように、弁の動作は、マスクまたはバイザユニットの上昇用または下降用の駆動機構に加圧ガスを導き、かつ各場合に対応する排気へと導く。図21を参照すると、アウトプットライン158a、160aは、マスクユニット54用のドライバ150と接続されていることが理解される。同一のオペレータ(図示していない)が、バイザユニット56の動作用に与えられている。この例では、駆動機構150は、内部ピストン166およびラック170を備えた、外側に突出したピストンロッド168を有する空気駆動の複動ピストンおよびシリンダアセンブリ164を含む。包括的な駆動機構は、各々U字状のマスク本体98のアーム100および可動式のマウンティングストラップ96と結合された1対の歯車172、174を含む。図示するように、これらの歯車は、ラック170とかみ合っている。
ライン160を介した加圧ガスの移動およびライン161を介した排気により誘導されるピストン166の移動によってロッド166が伸張されて、それにより歯車172、174が回転して、同時にマスクユニット54およびストラップ96が、例えば図5に示されたその装備された位置に移動されることが好ましい。同様のラックおよび歯車駆動機構が、バイザユニット56をその収縮された位置と、装備された位置との間で選択的に移動させるために使用されている。
ガス伝達アセンブリ152もまた、イアピース62内に収納されており、タンクの形で加圧酸素源156を含んだブロック176、レギュレータ178、弁180の通路182、184、185およびアウトレット186、188を含む。図16を参照すると、通路185は、酸素源156およびレギュレータ178の間を延びており、一方、通路182はレギュレータのアウトプットからアウトレット186へと延びている。通路184は、酸素源156から弁180を通過して延びており、アウトレット188で終端を成す。弁180は、開口部190内で受けられる外側に突出したアーム190と、ベース194と、を含む。コイルばね196は、図16に示すように、弁を外側に動かすように作用する。
アーム100がその下げられた位置にある際、すなわち、マスクユニット54がその装備された位置に移動すると、アームの呼吸用ガスの通路112は、アウトレット186と連絡する。同様に、膨張用のコンジット114は、アウトレット188と連絡する。最後に、アーム100の移動は、弁アーム190をばね196のバイアスに抗して押し下げ、図16に示すように弁を開放させる。これにより、加圧酸素が膨張用のコンジット114およびアウトレット115を通過し、柔軟性を有するマスク本体124を膨張させる。また、好適な呼吸用ガス(例えば、セレクタノブ78の位置によって誘導される純酸素または空気と酸素の混合ガス)が、通路112を介してマスクのアウトレット113へと伝達可能である。
図8のバイザデザインが使用される場合、すなわち、バイザ本体136の内側面に沿ったエアアウトレット開口部144を有するバイザが使用される場合、図27に示すように、イアピース62はブロック198を含む。ブロック198は、前記したブロック176の全てのコンポーネント(共通のコンポーネントは同一の参照数字で識別される)と、酸素源156から延び、アウトレット開口部202で終端をなすコンジット200を含む。バイザ本体のコンジット142は、アウトレットの通路144と連絡して、該本体136の長手方向に延びており、インレットの開口部204を与える。バイザが下げられた際、開口部202、204は、バイザへの加圧酸素の通路と連絡する。図27には示されていないが、コンジット200は、図16のコンジット188のように、弁180による弁調節であってもよい。
この実施形態の動作は、以下のように進行する。最初に、使用者は、図2に示すように、ヘッドセットを装着する。この場合に、マスクユニット54およびバイザユニット56は、使用者の頭頂部上方のその収縮された位置にある。マイクロフォン86は、連絡目的のため、図示するように、装備されていてもよい。
フライトデッキ緊急事態の際には、マスクユニット54およびストラップアセンブリ66が装備される。これは、減圧事象の際に、アネロイド162がこれを検出することにより自動的に行われる。または、使用者が緊急事態であると認識した場合、起動ボタン82を押してこの状態にしてもよい。いずれの場合においても、柔軟性を有するマスク124を保持するU字状のマスク本体98は、図5または図11の位置に達するまで、下方向に移動される。これは、酸素源156からアウトプットライン160aへと加圧酸素を誘導するための弁154の起動を伴う。続いて、ピストン166およびロッド168を移動するように作用し、インターメッシュされた歯車172、174を回転させて、それにより本体98を下方向に移動させる。また、可動式ストラップ96を図9〜10に示すその装備された位置に移動させる。アーム100は下方に移動すると、弁アーム190の上端部とぶつかり、ばね196のバイアスに抗して該上端部を移動させて、弁を開放させる。これにより、膨張用のコンジット114と連絡する流れが形成されて、それによりマスク本体124の膨張が開始される。マスク本体124の膨張は、マスク本体の外側部分が使用者の顔とかみ合った図14の位置になるまで継続する。マスク本体124の膨張が遮断された際、またはハングアップした際、使用者はスライドラグ120、122をつまんで、手動でこれを後方に引いて、マスク124の装備を完了してもよい。
通路112を通過する呼吸用ガスの流れは、開口部113を通過して膨張されたマスクへと進入し、使用者に呼吸用のガスを供給する。この関係において、呼吸用ガスの流れは、設計者の選択により、継続的であってもよく、または要求ベースであってもよい。排気時(図14)、ダイヤフラム132は、ガスが開口部130を通過して、排気スロット106外へと排出されるように移動する。
緊急事態時に、バイザユニット56の使用が必要な場合、起動ボタン82を押してもよく、ソレノイド/煙検知器163によって弁154を自動的に動作させてもよい。いずれの場合であっても、バイザドライバ150は、バイザユニット全体を下げるために起動される。具体的には、加圧酸素がバイザコントローラ弁のライン160aを通過して誘導され、バイザドライバ機構のピストン166を移動させて、それによりバイザユニットを、図10に示す位置へと回転させる。前記したように、バイザ本体136は、ピボットピン206により、イアピース62、64と回転可能に結合されている(図27)。
図8の実施形態を実施した場合、関連するガスブロック198およびガス通路144を用いて、加圧酸素がコンジット200を通過してコンジット142へと伝達される。その結果として、通常は水平方向に誘導される空気の流れが形成される。該空気の流れは、使用者の額の方向に広がり、かつ該額に衝突する。そのようなガスの比較的低圧の流れは、バイザユニット56への煙の進入を効果的に妨げる。
緊急事態が過ぎ去った後、使用者はマスクユニット54およびバイザユニット56の動作を反転させて、バイザユニット56をその収縮された位置へと戻してもよい。まず始めに、起動ボタン82を使用して、バイザコントロール弁154を移動させて(160aから160へ、158aから158へ)、バイザドライバ機構150のピストン166の動きを反転させる。それにより、バイザユニットはその収縮された位置へと上方向に回転する。次に、ボタン80が押すと、マスク本体が減圧されて、その収縮された状態となる。そして、ユニットドライバ機構150は、マスクユニット54およびヘッドマウンティングアセンブリ52のストラップアセンブリ66を動きを反転させるために起動される。
本発明の原理は、様々な異なる種類のマスクおよびバイザユニットヘッドセットに使用してもよい。例えば、図17〜19に注意を向けると、ヘッドマウンティングアセンブリの具体例210、212、214が示されている。図17では、ヘッドマウンティングアセンブリ210は、イアピースに固定された、実質的に直交する1組の固定式ストラップ216、218を含む。そのようなストラップは、異なる頭の大きさに応じて調節可能であってもよく、または固定式であってもよいと理解される。
図18では、アセンブリ212の一部として頭蓋キャップ220が使用されている。ここでまた、キャップ220は固定式であり、イアピース220に固定されている。図示するように、キャップは、快適性のために222の位置に通気孔が設けられていてもよい。図19では、アセンブリ214は、1組の固定式ストラップ224、226を含む。ストラップ226は、使用者の後頭部の周囲を通過する。一方、ストラップ224はストラップ226に対して斜めに上方へと延びており、暈型のマウンティングアセンブリを定義する。ここでまた、ストラップ222、224は固定式であり、イアピース222、224に固定されている。
図22〜26は、他の種類の動力およびコントロールアセンブリ228、230、232を示す。図22および23では、アセンブリ228は、ドライブアセンブリ236と前記したコントローラ148を含む。ドライブアセンブリ236は、ピストンアンドシリンダアセンブリ246を含み、該ピストンアンドシリンダアセンブリ246は、シリンダ248、ピストン250および外側に延びるピストンロッド252を含む。ロッド252は、最外部に溝が切られた環状ヘッド254を備えている。図示するように、細長いタイエレメント256は、アーム100およびストラップ96の回転可能に結合された内側端部に固定されている。各例において、タイエレメントの端部は、ピボットピン110のような関連するピボット接続の周囲に、ねじりばねを用いて固定されている。さらに、ヘッド254は、その端部の中間、すなわちアーム100およびストラップ96の間でタイエレメント256とかみ合っている。図22は、その収縮された位置にある装置を示しており、該収縮された位置ではマスクユニットがその上方の位置にある。一方、図23では、マスクを装備した際のコントロールアセンブリ228の形状を示している。すなわち、コントローラ148は、自動的に、または手動で動作して、加圧酸素ガスをシリンダ248に伝達し、それによりピストン250およびロッド252を上方向に移動させる。そのような動きは、タイエレメント256を伸張させて、アーム100およびストラップ96を下方向に移動させる。マスクユニットおよびストラップ96をその収縮された位置に戻す場合は、弁238を適切に操作して、シリンダ248内の圧力を放出する。この時点で、ねじりばね257は、マスクユニットおよびストラップ96を収縮させるように作用する。
図24および図25は、コントローラ(図45参照)、ドライバアセンブリ258を含んだ動力およびコントロールアセンブリ230の別の実施形態を示している。該アセンブリ230は、回転可能な同軸の4枚のディスク259を含んでいる。外側のディスク259はアーム100を保持しており、その次の内側ディスクはストラップ96を保持している。次のディスクは、単にオペレータであり、その一方で最も内側のディスクは、バイザユニット56の本体136を保持している。各ディスク259は、上部および下部の弧状をしたスロット260a、260bを含んでおり、図24および25に示すように、該スロット260a、260bは、隣にあるディスクのスロット260a’、260b’とかみ合って配列されている(マスクユニット54およびストラップアセンブリ66のストラップ96移動用の最も外側のディスク259およびその次のディスク259が示されている。)。短い通路261が、かみ合っているディスクペアのベースから、対応する弧状をした下部開口部260b、260b’へと延びている。同様に、通路262が、このベースから弧状をした上部開口部260a、260a’へと延びている。コントローラ148からのマスク上昇用のアウトプットライン158aは、通路262と接続されており、その一方、マスク下降用のアウトプットライン160aは通路261と接続されている。詳細には示していないが、3番目のディスクと最も内側のディスクも、図24および25に示したディスクと同様に設計されており、弁コントローラ149(図48)と接続されている。
図24では、ヘッドセットは、マスクユニットおよびバイザユニットが、その上方の、収縮された位置で示されている。フライトデッキ緊急事態の際、ボタン80の操作またはアネロイド162を介した自動的なコントロールにより、弁154は、加圧酸素をアウトプットライン160aに誘導するようにシフトする。これにより、加圧酸素は、隣接する弧状をした下部スロット260bの端部の間で形成される小室(small chamber)263へと進入し、ディスクが図25の位置になるまで、互いに反対方向に回転させる。この位置では、アーム100はストラップ96に沿って下げられている。さらに、この動きの結果として、互いにかみ合った状態で隣接している、弧状をした上部スロット260aの間に別の1つの小室264が形成される。マスクユニット54を収縮させる場合、ボタン80を操作することのみが必要とされ、これにより小室264に加圧酸素を伝達するために、弁154がシフトして、加圧酸素がライン158aおよび通路262に伝達される。これにより、続いて隣接するディスク259が互いに反対方向に回転し、ストラップ96およびアーム100は、図24の収縮された位置へと戻される。もちろん、バイザユニット56の動作も同様であり、コントローラ149の弁154は、バイザを上昇させるために、加圧酸素をアウトプットライン160aに伝達するように、またはバイザを下降させるために加圧酸素をアウトプットライン158aに伝達するように操作される。
図26は、さらに別の動力およびコントロールアセンブリ232を示す。この例では、アセンブリ232は、各々マスクユニット54およびバイザユニット56と関連するピボットピン110、206に取り付けられたステッパーモータ270、272を含む。さらに、アセンブリ232は、ピン110および可動式ストラップ96用のピボットマウントに結合された1組のインターメッシュされた歯車274、276を含む。電力用のリード76は、酸素マスクのスイッチ278、および2つのリミットスイッチ282、284と接続されている。該スイッチ278は、続いてバイザスイッチ280と動作可能に結合されている。また、スイッチ278、280は、対応するステッパーモータ270、272と動作可能に結合されている。
動作時において、スイッチ278および/または280が起動された際(ボタン80、82を用いて手動で、またはアネロイドまたは同様のコントローラにより自動的に)、適切な電気信号がステッパーモータ270に送られ、アーム100を下方向に回転させる。また、歯車274、276を介して、ストラップ96を下方向に移動させる。アーム100の上下動は、リミットスイッチにより前記したようにコントロールされる。バイザユニット56の場合、スイッチ280の閉止により、ステッパーモータ272が起動して、バイザユニットがその装備された位置へと移動される。もちろん、ステッパーモータ270、272は、スイッチ278、280の適切な操作により反転させて、バイザユニット56およびマスクユニット54を選択的に収縮させてもよい。
図27〜29は、本発明のさらに改善された実施形態を示す。この場合において、マスクユニット54は、前記したバイザの通路144と類似した、下方にある、一連の内側方向に誘導される空気の通路286を備えている(図8参照)。さらに、マスクユニットは、通路286と連絡する細長いコンジット288を有する。図27に示すように、マスクユニット54が、下げられた、装備された位置にある際、コンジット288は、ブロック198に形成された同様のコンジット290と連絡される。該コンジット290は、加圧酸素源156と動作可能に結合されている。そのようにして、図29に最もよく示されるように、マスクユニットおよびバイザユニットが、その下げられた、装備された位置にある際、通路144、286から上方の、および下方の空気流208、292が導かれ、マスクユニットおよびバイザユニット内への煙の侵入が防止される。この実施形態において(図28)、マスク124は、使用者の鼻および口部分を覆うことのみ必要とされ、デバイスへの煙の侵入を防止するために、図12に示した実施形態における伸張可能な側縁部は必要ではない。
図30および31は、バイザユニット56への煙の侵入を防止するための別の機構が示されている。この場合では、本体136の内側面に、伸張可能な、細長いベロー293が取り付けられ、与えられている。該ベロー193は、開口部294を介してコンジット142と連絡している。図31に示すように、ベロー293の膨張時、該ベローの内側面が使用者の前頭部でかみ合い、それにより煙の侵入が防止される。
図32〜37には、本発明の改善された実施形態が示されている。該実施形態では、マスクユニット54は、中央部のマスク124を有するが、マスク本体の互いに対向する側縁部には1組の柔軟性を有する合成樹脂製の、またはエラストマー製のスカート296、298が固定されている。さらに、アーム100、102は、各々実質的に平坦なピストンアンドシリンダアセンブリ300、シリンダ302、ピストン304および選択的に伸張可能なピストンロッド306を装備している。該ロッド306は、続いて隣接するスカート296または298と結合されている。シリンダ302の互いに対向する端部から、適当な空気駆動用の通路308、310が延びており、ブロック198内に設けられた適当なコンジット(図示していない)と連絡している。アーム100に取り付けられるアセンブリ300は親装置であり、アーム102に取り付けられるアセンブリ300は子装置であることが好ましい。図36および37を参照すると、その収縮された位置において、スカート296、298は、使用者の顔から前方に間隔を開けて配置されている。しかし、図35に最もよく示されるように、装備された際に、スカートは使用者の頬部分とかみ合うために後方へと移動する。
図38〜43は、本発明のさらに別の実施形態を示す。この例では、マスク本体124の互いに対向する側に1組のブリストルアセンブリ312、314が与えられている。該アセンブリ312、314は、関連するアーム100、102に直近の、図41に仮想線で示すその収縮された位置から装備された位置へと移動するように設計されている。そのような移動は、図42および43に示す機構によって実施される。特に、ブリストルアセンブリは、各々外側に突出するラグ318を備えた回転可能なシャフト316上に取り付けられている。シャフト316の端部は、ピストン316と結合されており、ポート324、326を有する空気駆動のシリンダ322内に収納されている。該シリンダは、細長い筒状の延長部分328を含み、該延長部分328には、螺旋状の溝330が形成されている。ポート324、326は、マスク用の空気駆動システムと動作可能に結合されており、ブリストルアセンブリを装備する際には、加圧酸素がポート324に誘導され、これによりシャフト316が溝330によって定義された弧状の経路に沿って進行する。これによりブラシ部分がその収縮された位置から、作用位置である図40および41に示す下げられた位置へと移動する。該位置では、ブリストルの内側端部が、使用者の顔とかみ合う。ブリストルアセンブリを収縮させるためには、単純に前記手順を反転させる。シャフト316は反対方向に回転して、関連するブリストルアセンブリを、その収納された位置に移動させる。図44,47および図46,49は、前記したコントローラ148、149の代わりに使用可能な他の種類のコントローラを示す。まずはじめに、図44および47を参照すると、マスクユニットおよびバイザユニット用のコントローラ332、334は、前記した弁154とともに、酸素インレット156、ライン158、160、アウトレットライン158a、160a、および排気ライン161を含む。この例において、バルブアセンブリ154用の唯一のオペレータは、起動ボタン80、82である。すなわち、この実施形態は、コントローラ148、149の例のような自動的な動作を含まない。
図46および48を参照すると、マスクユニットおよびバイザユニット用のコントローラ336、338は、音声起動のオペレータ340を用いた自動的なコントロールが与えられていること以外は、アセンブリ332、334と同一である。すなわち、弁アセンブリ154の起動は、ボタン80、82の操作により手動で実施してもよく、アネロイド162、ソレノイド/煙検知器163により実施してもよく、または使用者が、“マスク降下”または“バイザ下降”のような適切なコマンドを発声することにより実施されてもよい。他の全ての点において、これらのコントローラの動作は、図45および48との関連で説明したのと同一である。
図1は、個別に装備可能なマスクユニットおよびバイザユニットを含んだ本発明のヘッドセットの透視図である。 図2は、使用者の頭部に取り付けられた図1のヘッドセットを示した透視図である。 図3は、図1のヘッドセットの前透視図であり、マスクユニットおよびバイザユニットがその装備された状態で示されている。 図4は、使用者の頭上にある図1のヘッドセットの側面破断図であり、マウンティングアセンブリがその当初の、収縮された位置で示されている。 図5は、図4と同様の図であるが、マウンティングアセンブリが完全に装備されているが、マスクユニットが使用者の鼻および口部分の辺りに取り付ける前のその下げられた位置で示されている。 図6は、図5と同様の図であるが、マスクユニットが完全に装備されており、使用者の顔に密着してかみ合った状態で示されている。 図7は、図6と同様の図であるが、追加のバイザユニットが、その下げられた、マスクユニット直上の完全に装備された位置で示されている。 図8は、バイザユニットの拡大破断図であり、バイザユニットを装備した際に、該バイザユニットへの煙の侵入を防止するための空気流の使用を示している。 図9は、図5と同様の側面図であるが、ヘッドセットの反対側を示している。 図10は、図7と同様の側面図であるが、マスクユニットおよびバイザユニットがその下げられた、装備された位置にあるヘッドセットの反対側が示されている。 図11は、図1のヘッドセットの平面図であり、図5に示すようにマスクユニットが下げられているが、完全には装備されていない状態で示されている。 図12は、図11と同様の図であるが、マスクユニットがその伸張された、顔と密着した位置で示されている。 図13は、図11の線13−13に沿って切断した縦断面図であり、マスクベローの形状、該ベローを膨張させるためのガスの流路および使用者への呼吸用のガスの流路を詳細に示している。 図14は、図12の線12−12に沿って切断した縦断面図であり、ベローが伸張された、顔と密着した位置で示されており、また放出時のマスクの動作を示している。 図15は、図12の線15−15に沿って切断した縦断面図であり、膨張用のガス通路および呼吸用のガス通路の形状を示している。 図16は、図12の線16−16に沿って切断した縦断面図であり、図1のヘッドセット用の動力およびコントロールアセンブリの空気駆動部分の形状を示している。 図17は、マウンティングアセンブリが直交する固定式ヘッドストラップを含んだ本発明のヘッドセットの別の実施形態の側面図であり、マスクユニットおよびバイザユニットが装備された状態で示されている。 図18は、マウンティングアセンブリが、固定式頭蓋キャップメンバを含んだ本発明のヘッドセットの別の実施形態の側面図であり、マスクユニットおよびバイザユニットが装備された状態で示されている。 図19は、マウンティングアセンブリが、暈形状をした固定式ヘッドストラップを含んだ本発明のヘッドセットの別の実施形態の側面図であり、マスクユニットおよびバイザユニットが装備された状態で示されている。 図20は、本発明のヘッドセットの一部を形成する好ましい動力およびコントロールアセンブリのコンポーネントの相互関係を示した囲み図である。 図21は、マウンティングアセンブリおよびマスクを装備させる、または収縮させるために使用される駆動機構の1実施形態を示した部分破断図である。 図22は、マウンティングアセンブリおよびマスクを装備させる、または収縮させるために使用される駆動機構の別の1実施形態を示した部分破断図である。 図22と同様の図であるが、駆動アセンブリがマウンティングアセンブリおよびマスクユニットを装備した際の伸張された位置で示されている。 本発明のヘッドセットのマウンティングアセンブリ、マスクユニットおよび/またはバイザユニットを装備させる、または収縮させるために使用される駆動機構の別の1実施形態を示す部分破断図である。 図24と同様の図であるが、駆動アセンブリがマウンティングアセンブリおよびマスクを装備した際のその伸張された位置で示されている。 本発明のヘッドセットのマウンティングアセンブリ、マスクユニットおよび/またはバイザユニットを装備させる、または収縮させるために使用される駆動機構の別の1実施形態を示す部分破断図である。 図27は、完全に装備された状態の図1のヘッドセットの部分縦断面図であり、ヘッドセットへの煙の侵入を防止するためのエアカーテンアセンブリの使用とともに、マスク膨張用のガス通路および呼吸用のガス通路を示している。 図28は、図27に示すヘッドセットの上面破断図である。 図29は、図27の線29−29に沿って切断した縦断面図であり、エアカーテンアセンブリの動作を示している。 顔に密着させるために膨張可能なベローを使用する、本発明の改良されたバイザーユニットの拡大縦断面図である。 図30と同様の図であるが、ベローがその膨張された状態で示されている。 マスクを使用者の顔に手動で装備するための手動スライダカーテン機構を含んだ、本発明のヘッドセットの別の1実施形態の側面図である。 図33は、図32に示す装置の上面破断図である。 図34は、図32と同様の図であるが、カーテン機構が、その装備された、顔にかみ合った位置で示されている。 図35は、図34に示す装置の上面破断図である。 図36は、図32〜図35のカーテン機構の構成を、その収縮された位置で示した拡大破断図である。 図37は、図36と同様の図であるが、カーテン部分が除去されており、カーテン機構がその装備された位置で示されている。 図38は、ブラシタイプの顔への密着ユニットを有するマスクユニットを用いた本発明のヘッドセットの側面破断図である。 図39は、図38に示すヘッドセットの上面破断図である。 図40は、図38の線40−40に沿って切断した断面図であり、マスクおよびブラシユニットが完全に装備された状態で示されている。 図41は、図38の線41−41に沿って切断した断面図であり、ブラシユニットと、使用者の顔とのかみ合いを示している。 図42は、図41の線42−42に沿って切断した断面図であり、ブラシユニットと関連するオペレータを示している。 図43は、図42と同様の図であるが、マスクユニットが収縮された状態におけるオペレータが示されている。 図44は、手動の弁オペレータで、マスクユニットを選択的に装備させる、または収縮させるのに使用される空気駆動のコントローラの1種の説明図である。 図45は、手動の、または自動的な(アネロイド)弁オペレータで、マスクユニットを選択的に装備させる、または収縮させるのに使用される空気駆動のコントローラの1種の説明図である。 図46は、手動の、または自動的な(アネロイド)弁オペレータ、若しくは音声起動のオペレータで、マスクユニットを選択的に装備させる、または収縮させるのに使用される空気駆動のコントローラの1種の説明図である。 図47は、手動の弁オペレータで、バイザユニットを選択的に装備させる、または収縮させるのに使用される空気駆動のコントローラの1種の説明図である。 図48は、手動の、また自動的な(煙検知器)弁オペレータで、バイザーユニットを選択的に装備させる、または収縮させるのに使用される空気駆動のコントローラの1種の説明図である。 図49は、手動の、または自動的な(アネロイド)弁オペレータ、若しくは音声起動のオペレータで、バイザユニットを選択的に装備させる、または収縮させるのに使用される空気駆動のコントローラの1種の説明図である。

Claims (81)

  1. 使用者の頭部に装着されるように設計されたマウンティングアセンブリと、
    前記マウンティングアセンブリにより保持されており、少なくとも前記使用者の鼻および口部分を覆うように設計されたマスク本体を含み、前記マスク本体が前記使用者の頭頂部の近くにある収縮された位置と、前記マスク本体が前記鼻および口部分の近くにある装備された位置と、の間で移動可能なマスクユニットと、
    使用者により前記マスクユニットを手動で並進移動することなしに、前記マスクユニットを、前記収縮された位置と、前記装備された位置と、の間で自動的に並進移動させるための、前記マスクユニットと動作可能に結合された動力およびコントロールアセンブリよりなり、
    前記マスクユニットは、前記マスク本体が前記装備された位置にある時に、該マスク本体に呼吸用のガスを供給するよう動作可能なガス通路を含むヘッドセット。
  2. 前記マウンティングアセンブリは、対向させて配置された1組のイアピースと、
    前記イアピースに固定されており、前記使用者の頭頂部上を通過するように設計された細長い弧状をした固定式ストラップと、を含む請求項1に記載のヘッドセット。
  3. 前記マウンティングアセンブリは、前記固定式ストラップに近い収縮された位置と、前記使用者の後頭部の周囲を通過する装備された位置と、の間で移動可能な弧状をした可動式ストラップを含む請求項2に記載のヘッドセット。
  4. 前記マウンティングアセンブリは、対向させて配置された1組のイアピースを含み、前記イアピースは、該イアピースに固定された1組の弧状をした固定式ストラップを有し、該固定式ストラップの一方は、前記使用者の頭頂部上を延び、他方は、前記使用者の後頭部の周囲を延びる請求項1に記載のヘッドセット。
  5. 前記マウンティングアセンブリは、対向させて配置された1組のイアピースを含み、前記イアピースは、該イアピースに固定されており、前記使用者の後頭部上を延びるように設計された弧状をした頭蓋キャップ体を含む請求項1に記載のヘッドセット。
  6. 前記マウンティングアセンブリは、対向させて配置された1組のイアピースを含み、前記イアピースは、該イアピースに固定された1組の弧状をした固定式ストラップを含み、前記ストラップの一方は、前記使用者の後頭部の周囲を延び、他方は、該一方のストラップに対してある角度で前記イアピースから上方に延びる請求項1に記載のヘッドセット。
  7. 前記マウンティングアセンブリに保持されており、前記使用者の頭頂部に近い収縮された位置と、前記使用者の眼を覆う装備された位置と、の間で移動可能なバイザユニットを含む請求項1に記載のヘッドセット。
  8. 前記バイザユニットは、前記装備された位置では、前記マスク本体の直上に配置される請求項7に記載のヘッドセット。
  9. 前記バイザは、上縁部を含み、該上縁部の近くに前記バイザに煙が侵入するのを防止するためのデバイスを有する請求項7に記載のヘッドセット。
  10. 前記デバイスは、前記上縁部に沿った一連のガスアウトレット開口部と、前記アウトレット開口部に加圧ガスを伝達するためのコンジットと、を有する請求項9に記載のヘッドセット。
  11. 前記デバイスは、膨張された状態では前記使用者の額とかみ合う、選択的に膨張可能なベローを含む請求項9に記載のヘッドセット。
  12. 前記マスクユニットは、前記収縮された位置にある時には収縮された形状を有し、
    前記装備された位置に移動した際には、該マスクユニットは顔とかみ合う位置に移動可能である請求項1に記載のヘッドセット。
  13. 前記マスク本体は、膨張可能なベローを含み、該マスク本体が前記装備された位置にある時には、前記ベローを選択的に膨張するための、前記ベローと動作可能に結合された加圧ガスのコンジットを有する請求項12に記載のヘッドセット。
  14. 前記マスク本体の互いに対向する側に配置されており、煙の侵入を防止するように動作可能なシーリング構造を有する請求項1に記載のヘッドセット。
  15. 前記シーリング構造は、前記マスク本体の互いに対向する側に固定された柔軟性を有するスカート部分と、該スカート部分を移動させて前記使用者の顔にかみ合わせるための、該スカート部分と結合されたオペレータよりなる請求項14に記載のヘッドセット。
  16. 前記シーリング構造は、前記マスク本体の互いに対向する側にある1組のブラシ部分と、前記ブラシ部分を移動させて前記使用者の顔にかみ合わせるための、該ブラシ部分と結合されたオペレータよりなる請求項14に記載のヘッドセット。
  17. 前記マスクユニットは、マスク本体を保持する、弧状をした、回転可能に取り付けられたアームを含み、前記シーリング構造は、前記アームの長手に沿った一連のガスアウトレット開口部と、前記ガスアウトレット開口部に加圧ガスを伝達するための、該開口部と連絡する加圧ガスのコンジットと、を含む請求項14に記載のヘッドセット。
  18. 前記動力およびコントロールアセンブリは、前記マスクユニットを前記収縮された位置と、前記装備された位置と、の間で選択的に自動的に移動させるために、該マスクユニットと動作可能に結合されている請求項1に記載のヘッドセット。
  19. 前記動力およびコントロールアセンブリは、コントローラおよびドライバを含み、前記ドライバは、前記マスクユニットと動作可能に結合されている請求項18に記載のヘッドセット。
  20. 前記ドライバは、可動式ラックと、前記マスクユニットと結合されるかみ合い歯車を含み、前記コントローラは、前記ラックを選択的に移動させるための空気駆動の弁ユニットを含む請求項19に記載のヘッドセット。
  21. 前記ラックは、空気駆動のシリンダと動作可能に結合されており、前記空気駆動の弁ユニットは、該シリンダと結合されている請求項20に記載のヘッドセット。
  22. 前記ドライバは、ピストンアンドシリンダアセンブリを含み、前記アセンブリのロッドは、前記マスクユニットと接続された細長いタイエレメントと結合されており、前記コントローラは、前記ピストンアンドシリンダアセンブリと結合された空気駆動の弁アセンブリを含む請求項18に記載のヘッドセット。
  23. 前記ドライバは、協働して空気駆動のチャンバを定義する、相対的に移動可能な1組のスロット付ディスクを含み、前記コントローラは、前記チャンバと結合された空気駆動の弁アセンブリを含み、前記チャンバに圧力を加えた際には、前記ディスクのうち少なくとも一方は他のディスクに対して相対移動する請求項18に記載のヘッドセット。
  24. 前記ドライバは、1組のインターメッシュされた歯車、電動モータおよび前記電動モータを選択的に動作させるための電気回路を含み、前記歯車の1つは、前記マスクユニットと結合されており、前記電動モータは、前記1つの歯車と結合されている請求項18に記載のヘッドセット。
  25. 前記コントローラは、空気駆動の弁アセンブリを含み、前記弁アセンブリは、手動で動作可能である請求項18に記載のヘッドセット。
  26. 前記弁アセンブリは、該弁アセンブリを自動的に動作させるためのオーバーライドを含む請求項25に記載のヘッドセット。
  27. 前記オーバーライドは、アネロイドを含む請求項26に記載のヘッドセット。
  28. 前記オーバーライドは、音声で起動されるオペレータを含む請求項26に記載のヘッドセット。
  29. 使用者の頭部に装着されるように設計されたマウンティングアセンブリと、
    前記マウンティングアセンブリにより保持されており、前記使用者の眼を覆うように設計されたバイザを含み、前記使用者の頭頂部に近い収縮された位置と、前記使用者の眼を覆う装備された位置と、の間で移動可能なバイザユニットと、
    使用者により前記バイザユニットを手動で並進移動することなしに、前記バイザユニットを、前記収縮された位置と、前記装備された位置と、の間で自動的に並進移動させるための、前記バイザユニットと動作可能に結合された動力およびコントロールアセンブリよりなるヘッドセット。
  30. 前記マウンティングアセンブリは、対向させて配置された1組のイアピースを含み、前記イアピースは、該イアピースに固定されており、前記使用者の頭頂部上を通過するように設計された弧状をした固定式ストラップを有する請求項29に記載のヘッドセット。
  31. 前記マウンティングアセンブリは、前記固定式ストラップに近い収縮された位置と、前記使用者の後頭部の周囲を通過する装備された位置と、の間で移動可能な弧状をした可動式ストラップを含む請求項30に記載のヘッドセット。
  32. 前記マウンティングアセンブリは、対向させて配置された1組のイアピースを含み、前記イアピースは、該イアピースに固定された1組の弧状をした固定式ストラップを有し、該固定式ストラップの一方は、前記使用者の頭頂部上を延び、他方は、前記使用者の後頭部の周囲を延びる請求項29に記載のヘッドセット。
  33. 前記マウンティングアセンブリは、対向させて配置された1組のイアピースを含み、前記イアピースは、該イアピースに固定されており、前記使用者の頭部の後頭部上を延びるように設計された弧状をした頭蓋キャップ体を有する請求項29に記載のヘッドセット。
  34. 前記マウンティングアセンブリは、対向させて配置された1組のイアピースを含み、前記イアピースは、該イアピースに固定された1組の弧状をした固定式ストラップを有し、該固定式ストラップのうち一方は、前記使用者の後頭部の周囲を延び、他方は、前記1つのストラップに対してある角度で前記イアピースから上方に延びる請求項29に記載のヘッドセット。
  35. 前記バイザは、上縁部を含み、該上縁部の近くには前記バイザに煙が侵入するのを防止するためのデバイスを有する請求項29に記載のヘッドセット。
  36. 前記デバイスは、前記上縁部に沿った一連のガスアウトレット開口部と、前記アウトレット開口部に加圧ガスを伝達するためのコンジットと、を有する請求項35に記載のヘッドセット。
  37. 前記デバイスは、膨張された状態では前記使用者の額とかみ合う、膨張可能なベローを含む請求項35に記載のヘッドセット。
  38. 前記動力およびコントロールアセンブリは、コントローラおよびドライバを含み、前記ドライバは、前記マスクユニットと動作可能に結合されている請求項29に記載のヘッドセット。
  39. 前記ドライバは、可動式ラックと、前記マスクユニットと結合されたかみ合い歯車と、を含み、前記コントローラは、前記ラックを選択的に移動するための空気駆動の弁ユニットを含む請求項38に記載のヘッドセット。
  40. 前記ラックは、空気駆動のシリンダと動作可能に結合されており、前記空気駆動の弁ユニットは、該シリンダと結合されている請求項39に記載のヘッドセット。
  41. 前記ドライバは、ピストンアンドシリンダアセンブリを含み、前記アセンブリのロッドは、前記マスクユニットと接続された細長いタイエレメントと結合されており、前記コントローラは、前記ピストンアンドシリンダアセンブリと結合された空気駆動の弁アセンブリを含む請求項38に記載のヘッドセット。
  42. 前記ドライバは、協働して空気チャンバを定義する、相対的に移動可能な1組のスロット付ディスクを含み、前記コントローラは、前記チャンバと結合された空気駆動の弁アセンブリを含み、前記チャンバに圧力を加えた際には、前記ディスクのうち少なくとも一方は他のディスクに対して相対移動する請求項38に記載のヘッドセット。
  43. 前記ドライバは、1組のインターメッシュされた歯車、電動モータおよび前記電動モータを選択的に動作させるための電気回路を含み、前記歯車の1つは、前記マスクユニットと結合されており、前記電動モータは、前記1つの歯車と結合されている請求項38に記載のヘッドセット。
  44. 前記コントローラは、空気駆動の弁アセンブリを含み、前記弁アセンブリは、手動で動作可能である請求項38に記載のヘッドセット。
  45. 前記弁アセンブリは、該弁アセンブリを自動的に動作させるためのオーバーライドを含む請求項44に記載のヘッドセット。
  46. 前記オーバーライドは、アネロイドを含む請求項45に記載のヘッドセット。
  47. 前記オーバーライドは、音声で起動されるオペレータを含む請求項44に記載のヘッドセット。
  48. 少なくとも使用者の鼻および口部分を覆うように設計されたマスク本体を含むマスクユニットと、
    前記マスクユニットを前記使用者の頭部に装着するための手段と、
    使用者により前記マスクユニットを手動で並進移動することなしに、前記マスクユニットを前記マスク本体が前記使用者の頭頂部の近くにある収縮された位置と、前記マスク本体が前記鼻および口部分の近くにある装備された位置と、の間で自動的に並進移動させるための手段よりなり、
    前記マスクユニットは、前記マスク本体が前記装備された位置にある時に該マスク本体に呼吸用のガスを供給するように動作可能なガス通路を含むヘッドセット。
  49. 前記装着するための手段は、固定式ストラップと、弧状をした可動式ストラップと、を含み、
    前記可動式ストラップは、前記固定式ストラップに近い収縮された位置と、前記使用者の後頭部の周囲を通過する装備された位置との間で移動可能な請求項48に記載のヘッドセット。
  50. 前記装着するための手段は、対向させて配置された1組のイアピースを含み、
    前記イアピースは、該イアピースに固定された1組の弧状をした固定式ストラップを有し、
    前記固定式ストラップのうち一方は、前記使用者の頭頂部上を延び、他方は、前記使用者の後頭部の周囲を延びる請求項48に記載のヘッドセット。
  51. 前記装着するための手段は、対向させて配置された1組のイアピースを含み、前記イアピースは、該イアピースに固定され、前記使用者の後頭部上を延びるように設計された弧状をした頭蓋キャップ体を含む請求項48に記載のヘッドセット。
  52. 前記装着するための手段は、対向させて配置された1組のイアピースを含み、前記イアピースは、該イアピースに固定された1組の弧状をした固定式ストラップを含み、前記固定式ストラップのうち一方は、前記使用者の後頭部の周囲を延びており、他方は、該一方のストラップに対してある角度で前記イアピースから上方に延びる請求項48に記載のヘッドセット。
  53. 前記装着するための手段により保持されており、前記使用者の頭頂部に近い収縮された位置と、前記使用者の眼を覆う装備された位置と、の間で移動可能なバイザ手段を含む請求項48に記載のヘッドセット。
  54. 前記バイザ手段は、前記装備された位置では前記マスク本体の直上に配置される請求項53に記載のヘッドセット。
  55. 前記バイザ手段は、上縁部を含み、該上縁部の近くには前記バイザに煙が侵入するのを防止するための手段を有する請求項53に記載のヘッドセット。
  56. 前記バイザに煙が侵入するのを防止するための手段は、前記上縁部に沿った一連のガスアウトレット開口部と、前記アウトレット開口部に加圧ガスを伝達するコンジットよりなる請求項55に記載のヘッドセット。
  57. 前記煙が侵入するのを防止するための手段は、膨張された状態では前記使用者の額とかみ合う、選択的に膨張可能なベローを含む請求項55に記載のヘッドセット。
  58. 前記マスクユニットは、前記収縮された位置にある時には収縮された形状を有し、
    前記装備された位置に移動した際には、該マスクユニットは顔とかみ合う位置に移動可能な請求項48に記載のヘッドセット。
  59. 前記マスク本体は、膨張可能なベローを含み、該マスク本体が前記装備された位置にある時に前記ベローを選択的に膨張するための、前記ベローと動作可能に結合される加圧ガスのコンジットを有する請求項58に記載のヘッドセット。
  60. 前記マスク本体の互いに対向する側に配置されており、煙の侵入を防止するように動作可能なシーリング手段を有する請求項48に記載のヘッドセット。
  61. 前記シーリング手段は、前記マスク本体の互いに対向する側に固定された、柔軟性を有するスカート部分と、前記スカート部分を移動させて前記使用者の顔とかみ合わせるための、該スカート部分と結合されたオペレータと、を有する請求項60に記載のヘッドセット。
  62. 前記シーリング手段は、前記マスク本体の互いに対向する側にある1組のブラシ部分と、前記ブラシ部分を移動させて前記使用者の顔にかみ合わせるための、該ブラシ部分と結合されたオペレータと、を含む請求項60に記載のヘッドセット。
  63. 前記マスクユニットは、マスク本体を保持する、前記イアピースと回転可能に接続された弧状をしたアームを含み、前記シーリング手段は、前記アームの長手に沿った一連のガスアウトレット開口部と、前記開口部に加圧ガスを伝達するための、該開口部と連絡する加圧ガスのコンジットと、を含む請求項60に記載のヘッドセット。
  64. 前記イアピースの一方に保持された動力およびコントロール手段を含み、前記動力およびコントロール手段は、前記マスクユニットを前記収縮された位置と前記装備された位置との間で選択的に移動させるために該マスクユニットと動作可能に結合されている請求項48に記載のヘッドセット。
  65. 前記動力およびコントロール手段は、コントローラおよびドライバを含み、前記ドライバは、前記マスクユニットに動作可能に結合されている請求項64に記載のヘッドセット。
  66. 前記ドライバは、可動式ラックと、前記マスクユニットと結合されたかみ合い歯車と、を含み、前記コントローラは、前記ラックを選択的に移動するための空気駆動の弁ユニットを含む請求項65に記載のヘッドセット。
  67. 前記ラックは、空気駆動のシリンダと動作可能に結合されており、前記空気駆動の弁ユニットは、該シリンダと結合されている請求項65に記載のヘッドセット。
  68. 前記ドライバは、ピストンアンドシリンダアセンブリを含み、前記アセンブリのロッドは、前記マスクユニットと接続された細長いタイエレメントと結合されており、前記コントローラは、前記ピストンアンドシリンダアセンブリと結合された空気駆動の弁アセンブリを含む請求項65に記載のヘッドセット。
  69. 前記ドライバは、協働して空気駆動のチャンバを定義する相対的に移動可能な1組のスロット付ディスクを含み、前記コントローラは、前記チャンバと結合された空気駆動の弁アセンブリを含み、前記チャンバに圧力を加えた際には、前記ディスクのうち少なくとも一方は他のディスクに対して相対移動する請求項65に記載ヘッドセット。
  70. 前記ドライバは、1組のインターメッシュされた歯車、電動モータおよび前記電動モータを選択的に動作させるための電気回路を含み、前記歯車の1つは、前記マスクユニットと結合されており、前記電動モータは、前記1つの歯車を結合されている請求項65に記載のヘッドセット。
  71. 前記コントローラは、空気駆動の弁アセンブリを含み、前記弁アセンブリは、手動で動作可能である請求項65に記載のヘッドセット。
  72. 前記弁アセンブリは、該弁アセンブリを自動的に動作させるためのオーバーライドを含む請求項71に記載のヘッドセット。
  73. 前記オーバーライドは、アネロイドを含む請求項72に記載のヘッドセット。
  74. 前記動力およびコントロールアセンブリは、使用者により前記マスクユニットを手動で並進移動することなしに、前記マスクユニットを、前記収縮された位置から前記装備された位置に並進移動させることができる請求項1に記載のヘッドセット。
  75. 前記動力およびコントロールアセンブリは、使用者により前記マスクユニットを手動で並進移動することなしに、前記マスクユニットを、前記装備された位置から前記収縮された位置に並進移動させることができる請求項29に記載のヘッドセット。
  76. 前記マスクユニットを移動させる手段は、使用者により前記マスクユニットを手動で並進移動することなしに、前記マスクユニットを、前記装備された位置から前記収縮された位置に並進移動させることができる請求項48に記載のヘッドセット。
  77. 使用者の頭部に装着されるように設計されたマウンティングアセンブリと、
    前記マウンティングアセンブリにより保持され、マスク本体、バイザおよびこれらの組み合わせからなる群から選択されるコンポーネントよりなり、前記使用者の頭頂部の近くにある収縮された位置と、前記収縮された位置よりも下方の、前記使用者の顔の近くにある装備された位置と、の間で移動可能なユニットと、
    使用者により前記ユニットを手動で並進移動することなしに、前記ユニットを、前記収縮された位置から前記装備された位置に自動的に並進移動させるための、前記ユニットと結合されたドライバと、前記ユニットを移動させるために、ドライバ動作を開始させるための、前記ドライバと結合されたコントローラと、を含む動力およびコントロールアセンブリよりなるヘッドセット。
  78. 前記マスクユニットは、マスク本体である請求項77に記載のヘッドセット。
  79. 前記ドライバは、機械的なドライバを含む請求項77に記載のヘッドセット。
  80. 前記コントローラは、空気駆動の弁を含む請求項77に記載のヘッドセット。
  81. 前記ドライバは、使用者により前記ユニットを手動で並進移動することなしに、前記ユニットを、前記収縮された位置から前記装備された位置に並進移動するよう動作可能である請求項77に記載のヘッドセット。
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