JP4093650B2 - Knock-type writing instrument - Google Patents
Knock-type writing instrument Download PDFInfo
- Publication number
- JP4093650B2 JP4093650B2 JP26725698A JP26725698A JP4093650B2 JP 4093650 B2 JP4093650 B2 JP 4093650B2 JP 26725698 A JP26725698 A JP 26725698A JP 26725698 A JP26725698 A JP 26725698A JP 4093650 B2 JP4093650 B2 JP 4093650B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- locking
- knock
- clip
- writing instrument
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Clips For Writing Implements (AREA)
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はノック式筆記具に関する。詳細には、ノック操作によってレフィルのペン先を軸筒先端より突出させるとともに、万一、筆記具をペン先突出状態でポケット等に差し入れたとしても、係合状態を解除してペン先を軸筒内に没入させ、衣服等を汚すことを防止するクリップセーフティ機構を備えたノック式筆記具に関する。
【0002】
尚、本発明で「前」とはペン先側を指し、「後」とはノック操作側を指す。
【0003】
【従来の技術】
従来、実公昭63−31987号公報には、「軸筒後端に押圧子を有し、軸筒内に前後動自在に嵌挿された筆記体(本願のレフィルに相当)を該押圧子に付勢する如くなしたノック式筆記具に於てクリップ先端に係止孔4a(本願の係止段部に相当)を設け、該係止孔に対向した位置の軸筒に孔を設け、前記押圧子と連動する係合部2b’(本願の係止突起に相当)を該孔から突出させ前記クリップの係止孔4aに係脱することを特徴とするノック式筆記具の筆記体出入装置。」が開示されている。(図9参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の筆記具は、図9に示すように、係止突起2b’の係合面が、クリップの係止段部4aと確実な係合をなすように垂直面形状(又は鉤形状)となっている。そのため、縫製の被挟持体9(例えば、衣服等の布製のポケット、又はバインダー手帳等の皮革製の挿入用リング等)に差し入れた後、筆記具を被挟持体9から抜き取る際、係止突起を被挟持体9の端縁の折り返し部91(縫合箇所)に引っ掛けやすく、それにより、前記折り返し部91を損傷させるおそれがある。
【0005】
本発明は前記従来の問題点を解決するものであって、衣服等の縫合された折り返し部を有する被挟持体に差した後、該被挟持体から筆記具を抜き取る際、係止突起が被挟持体端縁の折り返し部(縫合箇所)に引っ掛かることがなく、スムーズに抜き取ることができ、その結果、被挟持体の損傷が回避されるノック式筆記具を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
[1]本発明は、軸筒2後端より突出するノック棒7を軸方向前方に押圧操作した際、軸筒2の外面より径方向外方に突出した係止突起51が、レフィル3の前方移動と共に前方移動してクリップ4前端内面の係止段部42に係合し、一方、クリップ4を持ち上げた際、前記係合状態が解除され、レフィル3の後方移動と共に前記係止突起51が後方移動するクリップセーフティ機構を有するノック式筆記具1であって、前記係止突起51の後方に、径方向外方に突出するガイド突起52を設け、前記ガイド突起52を前記係止突起51と一定間隔を維持して前後方向に移動可能(連動可能)にし、クリップ4前端内面に、径方向内方に突出し且つ係止段部42を備える挟持突起41を設け、前記係止段部42と前記係止突起51とが係合状態の際、前記ガイド突起52前面と前記挟持突起41後面が近接してなること(請求項1)を要件とする。(図3及び図6参照)
【0007】
(作用)
係止突起51の後方に位置するガイド突起52によって、被挟持体9の折り返し部91の前端部が係止突起51の後面に引っ掛かることを抑止する。さらに、前記ガイド突起52と前記係止突起51とが一定間隔を維持して連動する構成のため、前記係止突起51の後方には、常に一定間隔をおいて前記ガイド突起52が位置している。したがって、前記係止突起51と前記ガイド突起52との間の距離が広がることがないので、前記係止突起51と前記ガイド突起52との間に被挟持体9の折り返し部91が入り込み難く、折り返し部91の前端部が係止突起51に引っ掛かることを、より一層回避できる。(図2参照)
前記ガイド突起52前面と前記挟持突起41後面を近接させることによって、ガイド突起52後面と係止突起51前面との間隙をできる限り小さくし、より一層、被挟持体9の端縁の折り返し部91が、前記係止突起51と前記ガイド突起52との間に入り込み難く、前記ガイド突起52後面から前記係止突起51前面へ前記係止突起51後面を飛び越えて滑らかに移動でき、折り返し部91の前端部が前記係止突起51に引っかかることを、より一層、回避する。
また、前記ガイド突起52前面と係止突起51後面との間の間隙L(長手方向の最大寸法)は、1mm〜5mmの範囲が好ましい。なぜなら、もし、前記間隙が1mmより小さい場合、係止突起51と係止段部42との係合が不安定となり、一方、もし、前記間隙が5mmより大きい場合、被挟持体9の折り返し部91に対する引っ掛かり抑止作用が不十分となるからである。
また、前記ガイド突起52の後面は、傾斜面又は曲面であることが好ましい。それにより、ガイド突起52と被挟持体9の端縁の折り返し部91の前端部との引っ掛かりを、より一層抑止できる。
【0008】
[2]前記請求項1のノック式筆記具1において、前記ガイド突起52が、前記係止突起51よりも径方向外方に大きく突出してなること(請求項2)が好ましい。
【0009】
(作用)
前記ガイド突起52は、前記係止突起51の後方に位置し、かつ、前記係止突起51よりも径方向外方に大きく突出している。そのため、クリップ4を衣服等の縫合された折り返し部91を有する被挟持体9に差した後、該被挟持体9から筆記具1を抜き取る際、前記ガイド突起52によって係止突起51が被挟持体9端縁の折り返し部91(詳細には折り返し部91の前端部)に引っ掛かることを抑え、より一層、筆記具1をスムーズに抜き取ることができる。(図2参照)
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0015】
図1〜図8に本発明の一実施例を示す。本実施例のノック式筆記具1は、軸筒2と、該軸筒2内に収容されたレフィル3と、該レフィル3のペン先31を軸筒2の先端孔22(具体的には、軸筒2前端に螺合により取り外し自在の先体21の先端孔22)より出没自在にさせる出没機構とを備える。また、前記出没機構は、筆記具1のクリップ4をペン先突出状態でポケット等に差し入れた際に、ペン先突出状態を解除してペン先31を軸筒2内に没入させるクリップセーフティ機構を有する。
【0016】
(出没機構)
前記出没機構は、回転カム機構を用いたノック式出没機構であり、軸筒2内に配置された円筒状のカム筒5と、該カム筒5のカム部と係合し且つレフィル3後端と当接する回転子6と、該回転子6と係合し且つ軸筒2後端より突出するノック棒7と、軸筒2内に収容され且つレフィル3を後方へ付勢する弾発体8(例えば、コイルスプリング)とからなる。また、前記出没機構は、ペン先突出操作、及びペン先没入操作の両操作が、ノック棒7を前方へ押圧するダブルノック式である。
【0017】
(セーフティ機構)
前記セーフティ機構は、軸筒2外面より突出する係止突起51を外面に備えたカム筒5と、前記係止突起51と係合する係止段部42を内面に備えたクリップ4とからなる。前記カム筒5は、軸筒2内に前後動自在に収容されている。また、前記クリップ4は、軸筒2外面に固定されている。
【0018】
(クリップ)
前記クリップ4は、具体的には、合成樹脂の射出成形により得られ、軸筒2外面より一体に突出している。前記クリップ4の前端近傍内面には、挟持突起41が一体に設けられる。前記挟持突起41は、前面及び後面が曲面状となっていると共に、その前部内面に係止段部42が形成されている。
【0019】
(カム筒)
前記カム筒5は、円筒体であり、前進後退可能なよう軸筒2内に摺動可能に収容される。前記カム筒5の外面には、係止突起51及びガイド突起52が一体に設けられる。また、前記クリップ4の径方向内面と対峙する軸筒2側壁にはスライド孔23が貫設され、前記スライド孔23を通して、前記係止突起51及び前記ガイド突起52が軸筒2内面から軸筒2外面に摺動可能に突出している。
【0020】
前記係止突起51は、鉤形状であり、クリップ4の係止段部42と係合可能である。また、前記ガイド突起52は、前記係止突起51の後方に位置し、前記係止突起51より径方向外方に大きく突出し、前面及び後面に傾斜面、頂部に曲面を備えた山形状である。
【0021】
(セーフティ機構の作用)
図3又は図6に示すように、通常の筆記使用時(即ち、セーフティ機構の非作動状態)、カム筒5の係止突起51と、クリップ4の係止段部42とが係合している。この時、ガイド突起52前面と挟持突起41後面が近接している。
【0022】
そして、図3又は図6の状態から、被挟持体9に筆記具1のクリップ4を差した際、クリップ4が径方向外方に持ち上げられることによりセーフティ機構が作動し、前記係止突起51と前記係止段部42の係合が解除され、弾発体8の後方付勢によるカム筒5の後方移動に伴い、係止突起51及びガイド突起52がスライド孔23内面に沿って後方に移動する。その結果、ペン先31が軸筒2内に没入される。
【0023】
(ガイド突起の作用)
縫合された被挟持体9の端縁の内側に折り返し部91が存在する場合、図2に示すように、筆記具1のクリップ4をポケットに差し入れたとしても、筆記具1を被挟持体9から抜き取る際に、前記折り返し部91の前端部は、ガイド部の後面と滑らかに前方に摺動し、係止突起51の後面に引っ掛かることなしに、筆記具1を円滑に被挟持体9から抜き取ることができる。
【0024】
また、クリップ4内面と挟持突起41の後面の境目には、凹曲面43が設けられる。これにより、もし、図2(内面に折り返し部91を有する被挟持体)とは逆に、外面に折り返し部91を有する被挟持体9に差し入れた場合、挟持突起41後面に、折り返し部91の前端部が引っ掛かることがなく、筆記具1をスムーズに抜き去ることができる。
【0025】
(カム筒)
図7及び図5に示すように、前記カム筒5は、その内面に、前記回転子6が係合するカム部を備える。前記カム部は、前方へ突出する鋸歯状の複数のカム歯53と、該カム歯53間に形成した3本の縦溝54とからなる。
【0026】
(回転子)
図8(b)に示すように、前記回転子6は、その外面に長手方向に延びる3本の突条61を備え、前記突条61の傾斜面状の後端部61aが、前記カム筒5のカム歯53と係合されると共に、前記突条61の長手方向に延びる側面部61bが、前記カム筒5の縦溝54と係合する。また、前記回転子6は、軸筒2内の弾発体8により、レフィル3と共に後方に付勢されている。また、前記突条61の後端部61aより後方には、小径部62が設けられ、該小径部62がノック棒7内に遊挿されている。
【0027】
(ノック棒)
図8(a)及び図2に示すように、前記ノック棒7は、有底筒状体であり、前端に鋸歯状の複数のカム歯71を備える。前記カム歯71は、少なくとも、ノック操作時、前記回転子6の突条61の傾斜面状の後端部61aと係合可能である。
【0028】
(出没機構の作用)
・突出操作
ペン先31を没入状態(図6)から突出状態(図3)にする際、軸筒2後端より突出のノック棒7の後端部を前方へ押圧操作する。このとき、ノック棒7前端のカム歯71と、レフィル3後端に当接する回転子6に形成した突条61の傾斜面状の後端部61aとが係合する。そのため、前記押圧操作と同時に、前記回転子6が、その突条61の側面部61bをカム筒5の縦溝54内を摺動させながら、前方に移動される。その後、前記突条61が前記縦溝54から前方に抜け出し、前記回転子6が回転方向にフリーとなる。この時、ノック棒7のカム歯71と回転子6の後端部61aとの係合によって、回転子6が回転方向に僅かに送られるため、突条61の後端部61aがカム筒5のカム歯53と係止される。前記回転子6の前方移動に伴って、レフィル3が、弾発体8の前方付勢に抗して前方に押圧され、軸筒2の先端孔22から前方にペン先31が突出される。前記突条61の後端部61aとカム筒5のカム歯53との係止によって、ペン先突出状態が維持される。
【0029】
・没入操作
ペン先31を突出状態(図3)から没入状態(図6)にする際、前記突出操作同様、軸筒2後端より突出のノック棒7の後端部を前方へ押圧操作する。このとき、ノック棒7の前端のカム歯71と、レフィル3後端に当接する回転子6に形成した突条61の傾斜面状の後端部61aとが係合する。そのため、前記押圧操作と同時に、回転子6が回転方向に僅かに送られ、突条61の後端部61aとカム筒5のカム歯53との係合が解除される。前記回転子6は、レフィル3を介して弾発体8により後方へ付勢されているため、前記突条61の後端部61aとカム筒5のカム歯53との係合解除と同時に、突条61の縦溝54に沿った後方移動に伴い、回転子6が後方に移動される。即ち、レフィル3が後方に移動され、先端孔22より前方に突出していたペン先31が軸筒2内に没入される。
【0030】
(レフィル)
前記レフィル3は、先端にボールペンペン先(例えば、先端に外径0.3mmのボールを抱持したボールペンチップ)を備え、内部に油性インキ又は水性インキと、該インキの消費に従って前進する追従体(例えば、シリコンオイル等の高粘度流体)とを収容したボールペンカートリッジである。前記レフィル3は、軸筒2前端に螺着された先体21(前端に先端孔22を有する先細状筒体)を取り外すことにより、軸筒2内から取り出して交換可能である。また、前記先体21の内面の段部が、前記レフィル3を前方付勢する弾発体8を保持している。
【0031】
尚、本発明において、前記係止突起51の後面は、鉤形状の他にも、例えば、垂直面形状でもよい。
【0032】
尚、本発明において、前記係止段部42は、挟持突起41に設ける構成の他にも、例えば、クリップ4内面に単に凹みや孔を設けた構成でもよい。
【0033】
尚、本発明において、ペン先31は、ボールペンペン体の他にも、繊維ペン体、多孔質ペン体、軸方向のインキ導出路を備えたプラスチック押出成形製ペン体、細管ペン体、先端に切り割りを有する板状ペン体(いわゆる万年筆のペン先)、シャープペンシル等、いずれであってもよい。
【0034】
尚、本発明において、前記クリップ4の材質は、合成樹脂製の他、金属製でもよい。また、クリップ4は、軸筒2と一体に形成してもよいが、軸筒2と独立した別部材の取り付けにより形成してもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明ノック式筆記具は、前記請求項1の構成により、縫合された折り返し部を有する被挟持体に差し入れた後、該被挟持体から筆記具を抜き取る場合、ガイド突起によって、係止突起が被挟持体の折り返し部に引っ掛かからず、スムーズに被挟持体から筆記具を抜き取ることができ、被挟持体を損傷することが回避できる。本発明ノック式筆記具は、前記請求項1の構成により、ガイド突起と被挟持体の折り返し部の前端部との引っ掛かりを、より一層、抑止する。
【0036】
本発明ノック式筆記具は、前記請求項2の構成により、被挟持体の折り返し部の前端部が前記係止突起に引っ掛かることを、より一層、回避する。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のペン先没入状態(セーフティ機構作動後の状態・クリップ係合解除状態)の縦断面図である。
【図2】図1の作用を説明する要部拡大縦断面図である。
【図3】図1の実施例のペン先突出状態の縦断面図である。
【図4】図3のA−A線拡大断面図である。
【図5】図3のB−B線拡大断面図である。
【図6】図1の実施例のペン先没入状態(セーフティ機構作動前の状態・クリップ係合状態)の縦断面図である。
【図7】図1のカム筒の拡大縦断面図である。
【図8】(a)は図1のノック棒の拡大図であり、(b)は図1の回転体の拡大図である。
【図9】従来の例を示す図である。
【符号の説明】
1 ノック式筆記具
2 軸筒
21 先体
22 先端孔
23 スライド孔
3 レフィル
31 ペン先
4 クリップ
41 挟持突起
42 係止段部
43 凹曲面
5 カム筒
51 係止突起
52 ガイド突起
53 カム歯
54 縦溝
6 回転子
61 突条
61a 後端部
61b 側面部
62 小径部
7 ノック棒
71 カム歯
8 弾発体
9 被挟持体
91 折り返し部
L 間隙[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a knock type writing instrument. Specifically, the pen tip of the refill is projected from the tip of the shaft cylinder by knocking operation, and even if the writing instrument is inserted into the pocket or the like with the pen tip protruding, the engagement state is released and the pen tip is moved to the shaft cylinder. The present invention relates to a knock-type writing instrument provided with a clip safety mechanism that immerses the inside and prevents clothes and the like from being soiled.
[0002]
In the present invention, “front” refers to the pen tip side, and “rear” refers to the knock operation side.
[0003]
[Prior art]
Conventionally, Japanese Utility Model Publication No. 63-31987 discloses that a writing body (corresponding to the refill of the present application) having a pressing member at the rear end of the shaft tube and inserted in the shaft tube so as to be movable back and forth is used as the pressing member. In the knock type writing instrument that is urged, a
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional writing instrument, as shown in FIG. 9, the engaging surface of the locking protrusion 2b ′ has a vertical surface shape (or a hook shape) so as to make a reliable engagement with the
[0005]
The present invention solves the above-mentioned conventional problems, and when the writing tool is pulled out from the sandwiched body after being inserted into a sandwiched body having stitched folded parts such as clothes, the locking projections are sandwiched. An object of the present invention is to provide a knock type writing instrument that can be smoothly pulled out without being caught by a folded portion (sewn portion) of a body edge, and as a result, damage to a sandwiched body is avoided.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
[1] In the present invention, when the
[0007]
(Function)
The
By bringing the front surface of the
The gap L (maximum dimension in the longitudinal direction) between the front surface of the
The rear surface of the
[0008]
[2] In the knock-type writing instrument 1 according to the first aspect, it is preferable that the
[0009]
(Function)
The
[0010]
[0011]
[0012]
[0013]
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
1 to 8 show an embodiment of the present invention. The knock type writing instrument 1 according to the present embodiment includes a
[0016]
(Infestation mechanism)
The retracting mechanism is a knock-type retracting mechanism using a rotating cam mechanism, and engages with a
[0017]
(Safety mechanism)
The safety mechanism includes a
[0018]
(clip)
Specifically, the
[0019]
(Cam barrel)
The
[0020]
The locking
[0021]
(Operation of safety mechanism)
As shown in FIG. 3 or FIG. 6, the locking
[0022]
When the
[0023]
(Operation of guide protrusion)
When the folded
[0024]
A concave
[0025]
(Cam barrel)
As shown in FIGS. 7 and 5, the
[0026]
(Rotor)
As shown in FIG. 8B, the
[0027]
(Knock stick)
As shown in FIGS. 8A and 2, the
[0028]
(Operation of the haunting mechanism)
Projection operation When the
[0029]
When the
[0030]
(Refill)
The
[0031]
In the present invention, the rear surface of the locking
[0032]
In the present invention, in addition to the configuration in which the locking
[0033]
In the present invention, in addition to the ballpoint pen body, the
[0034]
In the present invention, the material of the
[0035]
【The invention's effect】
In the knock type writing instrument according to the first aspect of the present invention, when the writing instrument is pulled out from the sandwiched body after being inserted into the sandwiched body having the stitched folded portion, the locking projection is clamped by the guide projection. The writing implement can be smoothly extracted from the sandwiched body without being caught by the folded portion of the body, and the sandwiched body can be prevented from being damaged. The knock type writing instrument of the present invention further suppresses the catch between the guide protrusion and the front end portion of the folded portion of the sandwiched body by the configuration of the first aspect.
[0036]
The knock type writing instrument according to the present invention further avoids the front end portion of the folded portion of the sandwiched body from being caught by the locking projection by the configuration of the second aspect.
[0037]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a pen tip immersion state (a state after operating a safety mechanism and a clip engagement released state) according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged vertical sectional view of a main part for explaining the operation of FIG.
3 is a longitudinal sectional view of the pen tip protruding state of the embodiment of FIG. 1; FIG.
4 is an enlarged sectional view taken along line AA in FIG. 3;
5 is an enlarged sectional view taken along line BB in FIG.
6 is a longitudinal cross-sectional view of the pen tip immersion state (state before operating the safety mechanism / clip engagement state) of the embodiment of FIG. 1; FIG.
7 is an enlarged vertical cross-sectional view of the cam cylinder of FIG. 1. FIG.
8A is an enlarged view of the knock bar of FIG. 1, and FIG. 8B is an enlarged view of the rotating body of FIG.
FIG. 9 is a diagram illustrating a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Knock-
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26725698A JP4093650B2 (en) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | Knock-type writing instrument |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26725698A JP4093650B2 (en) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | Knock-type writing instrument |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000079789A JP2000079789A (en) | 2000-03-21 |
JP4093650B2 true JP4093650B2 (en) | 2008-06-04 |
Family
ID=17442321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26725698A Expired - Fee Related JP4093650B2 (en) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | Knock-type writing instrument |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4093650B2 (en) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4233818B2 (en) * | 2002-01-07 | 2009-03-04 | 株式会社サクラクレパス | Applicator |
JP4925839B2 (en) * | 2007-01-19 | 2012-05-09 | 三菱鉛筆株式会社 | Knock-type writing instrument |
CN103754012B (en) * | 2013-12-25 | 2016-04-13 | 宁波江北瑞臣工艺品设计有限公司 | A kind of pen of children unopenable |
KR200483197Y1 (en) * | 2016-11-04 | 2017-04-13 | 서진희 | Writing instruments of having a contamination prevention function |
-
1998
- 1998-09-04 JP JP26725698A patent/JP4093650B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000079789A (en) | 2000-03-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6827423B2 (en) | Knock type writing tool | |
US5022772A (en) | Rotary knock type mechanical pencil | |
JP2001315488A (en) | Safety pushbutton type writing instrument | |
CN106274162B (en) | Writing instrument with telescopic member | |
JP4093650B2 (en) | Knock-type writing instrument | |
CN111511573A (en) | Retractable writing instrument and multi-core writing instrument | |
JP4160673B2 (en) | Knock-type writing instrument | |
JP2019089272A (en) | Feeding type writing instrument | |
JP2001191684A (en) | Retractable writing utensil | |
JPH0529908Y2 (en) | ||
JP6774331B2 (en) | Thermal discoloration writing instrument | |
JP4429432B2 (en) | Head crown or tail crown mounting structure | |
JP3927083B2 (en) | Knock-type ballpoint pen | |
JP3837916B2 (en) | Rear end knock writing instrument | |
JP7377061B2 (en) | writing implements | |
JPH10119481A (en) | Knock type writing implement | |
JP2022160763A (en) | Ball point pen | |
JP2007106051A (en) | Composite writing utensil | |
JP3856548B2 (en) | Compound feeding tool | |
JP5373361B2 (en) | mechanical pencil | |
JP2022160764A (en) | Ball point pen | |
JP3493638B2 (en) | Automatic feeding type sharp pencil | |
JP2023174005A (en) | Retractable writing instrument | |
JP3611215B2 (en) | Double writing instrument | |
JP2006212940A (en) | Multiple writing implement |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050728 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070515 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070619 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070816 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080304 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |