JP4089649B2 - バッファリーク回復システム - Google Patents

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本発明はバッファリーク回復システムに関し、特に、システムを停止させることなくバッファリークを解消するバッファリーク回復システムに関するものである。
一般に、オンライントランザクション処理システム間でのデータ交換において、トランザクション電文で要求された処理を即時に実行できない場合は、要求された処理を実行できるようになるまでの間、バッファと呼ばれる一時保存のためのメモリ領域を確保し、受信したトランザクション電文を保存する。バッファとして使用するメモリは、随時OS(Operating System)に要求して取得/解放する方法と、オンライントランザクション処理システム起動時に予めまとめてOSから取得しておいて、オンライントランザクション処理システムの内部で仮想的に取得/解放(使用/未使用状態)を管理する方法がある。通常、受信したトランザクション電文の一時保存のために取得されたバッファは、要求された処理を実行した時点、もしくはトランザクション電文が入力された端末との接続が断たれたことに伴う後処理の時点で解放される。
しかしながら、プログラムの不具合などにより、解放されるべきバッファが解放されず、実際には使用されていないのにバッファが確保されたままとなる現象、いわゆるバッファリークがしばしば発生する。バッファリークが繰り返し発生しリーク状態のバッファが蓄積されると、徐々にオンライントランザクション処理システムで使用できるバッファが少なくなり、最後にはオンライントランザクション処理が継続できなくなる。
また、バッファとして使用するメモリを、随時OSに要求して取得/解放している場合は、OS全体で使用できるメモリが無くなり、OS上で動作する他システムやOSそのものの実行が継続できなくなる可能性がある。このため、バッファリークに関しては、従来より色々な対処方法が提案されている。
従来の対処方法としては、以下のようなものがある。
(1)定期的にメモリ取得からの経過時間を監視し、閾値を超えたメモリを検出した場合、自動的にメモリを解放する、もしくは警告メッセージを表示して運用者の対応を促すもの(例えば、特許文献1参照)。
(2)アプリケーション切り替えのために、定期的にプログラムを実行するプロセスの停止/再起動を行い、プロセス停止に伴い該当プロセスが取得したメモリを全て解放するもの(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−108698号公報 特開2002−259142号公報
しかしながら、オンライントランザクション処理システムへの適用を考えた場合、従来の方法は以下の点で問題がある。
(1)要求された処理が実行されるまでの時間は、その時のホストコンピュータの状況、トランザクション処理プログラムの特性によりまちまちであり、一概に閾値を特定/設定することは難しい。適切でない閾値が設定された場合、正しく使用中のバッファが誤って解放されてしまう可能性がある。また、警告メッセージが表示されたとしても、運用者が一々メモリ確保の妥当性を検証しながら解放するのは、運用上、無理がある。一般には、オンライントランザクション処理システムの運用に支障が出る前に、オンライントランザクション処理システムの再起動を行うことにより解消するものと考えられる。

(2)通常、オンライントランザクション処理システムは、トランザクション処理プログラム(アプリケーション)を実行するための基盤システムであり、常時稼働していることを前提に運用されている。このため、定期的にオンライントランザクション処理システムの停止+再起動を行うことはアプリケーションサービスの一時停止を意味し、一般にはユーザに受け入れられない。
本発明は上記の問題点を鑑み、バッファ取得時、取得要求に合わせて渡された端末番号情報および接続世代情報をバッファに記録し、その情報を元に定期的にリークされたバッファを検出、自動的に解放することにより、オンライントランザクション処理システムを停止することなく、バッファリークを解消することを可能とするものである。
請求項1に記載のバッファリーク回復システムは、各種コマンドを入力するための操作卓と、各種処理を実行するオンライントランザクション処理システムと、オンライントランザクション処理システムに接続される複数の端末とからなるバッファリーク回復システムであって、各端末を制御する端末制御情報を各端末毎に記憶する記憶手段と、各種データを記憶する複数のバッファと、操作卓から入力された端末接続指示コマンドを受け取り、端末接続指示コマンドのコマンド列から端末番号情報を取り出す端末接続指示受付手段と、端末接続指示受付手段によって取り出された端末番号情報と同一の端末番号情報を含む端末制御情報を記憶手段から検索し、検索結果に応じて、端末制御情報に対応する端末を接続し、接続状態情報を記憶手段に格納する端末接続処理手段と、操作卓から入力された端末切断指示コマンドを受け取り、端末切断指示コマンドのコマンド列から端末番号情報を取り出す端末切断指示受付手段と、端末切断指示受付手段によって取り出された端末番号情報と同一の端末番号情報を含む端末制御情報を記憶手段から検索し、検索結果に応じて、端末制御情報に対応する端末を切断し、記憶手段によって記憶されている接続状態情報を更新する端末切断処理手段と、端末から送信されてきたトランザクション電文を受け取るトランザクション電文受付手段と、未使用を示すバッファ使用状態情報がバッファ使用状態情報格納領域に格納されたバッファを検索し、バッファの検索に成功したとき、バッファ使用状態情報格納領域に使用中を示すバッファ使用状態情報を格納するとともに、トランザクション電文受付手段から渡された端末番号情報に対応する端末接続世代情報を記憶手段に記憶されている端末制御情報から取り出し、バッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納するとともに、トランザクション電文受付手段から渡された端末番号情報をバッファの要求端末番号情報格納領域に格納するバッファ取得手段と、バッファのバッファ使用状態情報格納領域に記憶されているバッファ使用状態情報が使用中を示すものである場合において、端末制御情報の端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報とバッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報が一致するか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定結果に基づいて、端末制御情報の端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報とバッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報が一致しない場合、バッファを解放するバッファ解放手段とを備えることを特徴とする。
また、端末制御情報の端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報とバッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報が一致する場合、端末制御情報の端末接続状態情報格納領域に記憶されている接続状態情報が接続中を示すものであるか否かを判定し、接続状態情報が未接続を示すものであるとき、バッファ解放手段はバッファを解放するようにすることができる。
また、バッファ解放手段はバッファの解放後、バッファのバッファ使用状態情報格納領域に未使用を示すバッファ使用状態情報を格納するようにすることができる。
また、端末制御情報は、端末番号情報格納領域と、端末接続状態情報格納領域と、端末接続世代情報格納領域とを有するようにすることができる。
また、各バッファは、バッファ使用状態情報格納領域と、要求端末番号情報格納領域と、要求端末接続世代情報格納領域と、電文情報格納領域とを有するようにすることができる。
請求項6に記載のバッファリーク回復方法は、各種コマンドを入力するための操作卓と、各種処理を実行するオンライントランザクション処理システムと、オンライントランザクション処理システムに接続される複数の端末とからなるバッファリーク回復システムにおけるバッファリーク回復方法であって、各端末を制御する端末制御情報を各端末毎に所定の記憶部に記憶させる記憶ステップと、操作卓から入力された端末接続指示コマンドを受け取り、端末接続指示コマンドのコマンド列から端末番号情報を取り出す端末接続指示受付ステップと、端末接続指示受付ステップにおいて取り出された端末番号情報と同一の端末番号情報を含む端末制御情報を記憶部から検索し、検索結果に応じて、端末制御情報に対応する端末を接続し、接続状態情報を記憶部に格納する端末接続処理ステップと、操作卓から入力された端末切断指示コマンドを受け取り、端末切断指示コマンドのコマンド列から端末番号情報を取り出す端末切断指示受付ステップと、端末切断指示受付ステップによって取り出された端末番号情報と同一の端末番号情報を含む端末制御情報を記憶部から検索し、検索結果に応じて、端末制御情報に対応する端末を切断し、記憶部によって記憶されている接続状態情報を更新する端末切断処理ステップと、端末から送信されてきたトランザクション電文を受け取るトランザクション電文受付ステップと、未使用を示すバッファ使用状態情報がバッファ使用状態情報格納領域に格納されたバッファを検索し、バッファの検索に成功したとき、バッファ使用状態情報格納領域に使用中を示すバッファ使用状態情報を格納するとともに、トランザクション電文受付ステップにおいて渡された端末番号情報に対応する端末接続世代情報を記憶部に記憶されている端末制御情報から取り出し、バッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納するとともに、トランザクション電文受付ステップから渡された端末番号情報をバッファの要求端末番号情報格納領域に格納するバッファ取得ステップと、バッファのバッファ使用状態情報格納領域に記憶されているバッファ使用状態情報が使用中を示すものである場合において、端末制御情報の端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報とバッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報が一致するか否かを判定する判定ステップと、判定ステップによる判定結果に基づいて、端末制御情報の端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報とバッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報が一致しない場合、バッファを解放するバッファ解放ステップとを備えることを特徴とする。
請求項7に記載のバッファリーク回復プログラムは、各種コマンドを入力するための操作卓と、各種処理を実行するオンライントランザクション処理システムと、オンライントランザクション処理システムに接続される複数の端末とからなるバッファリーク回復システムを制御するバッファリーク回復プログラムであって、各端末を制御する端末制御情報を各端末毎に所定の記憶部に記憶させる記憶ステップと、操作卓から入力された端末接続指示コマンドを受け取り、端末接続指示コマンドのコマンド列から端末番号情報を取り出す端末接続指示受付ステップと、端末接続指示受付ステップにおいて取り出された端末番号情報と同一の端末番号情報を含む端末制御情報を記憶部から検索し、検索結果に応じて、端末制御情報に対応する端末を接続し、接続状態情報を記憶部に格納する端末接続処理ステップと、操作卓から入力された端末切断指示コマンドを受け取り、端末切断指示コマンドのコマンド列から端末番号情報を取り出す端末切断指示受付ステップと、端末切断指示受付ステップによって取り出された端末番号情報と同一の端末番号情報を含む端末制御情報を記憶部から検索し、検索結果に応じて、端末制御情報に対応する端末を切断し、記憶部によって記憶されている接続状態情報を更新する端末切断処理ステップと、端末から送信されてきたトランザクション電文を受け取るトランザクション電文受付ステップと、未使用を示すバッファ使用状態情報がバッファ使用状態情報格納領域に格納されたバッファを検索し、バッファの検索に成功したとき、バッファ使用状態情報格納領域に使用中を示すバッファ使用状態情報を格納するとともに、トランザクション電文受付ステップにおいて渡された端末番号情報に対応する端末接続世代情報を記憶部に記憶されている端末制御情報から取り出し、バッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納するとともに、トランザクション電文受付ステップから渡された端末番号情報をバッファの要求端末番号情報格納領域に格納するバッファ取得ステップと、バッファのバッファ使用状態情報格納領域に記憶されているバッファ使用状態情報が使用中を示すものである場合において、端末制御情報の端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報とバッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報が一致するか否かを判定する判定ステップと、判定ステップによる判定結果に基づいて、端末制御情報の端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報とバッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報が一致しない場合、バッファを解放するバッファ解放ステップとをバッファリーク回復システムに実行させることを特徴とする。
本発明のバッファリーク回復システムによれば、バッファ取得時、取得要求に合わせて渡された端末番号情報および接続世代情報をバッファに記録し、その情報を元に定期的にリークされたバッファを検出、自動的に解放することにより、オンライントランザクション処理システムを停止することなく、バッファリークを解消することが可能となる。
本発明は、バッファ取得時、取得要求に合わせて渡された端末番号情報および接続世代情報をバッファに記録し、その情報を元に定期的にリークされたバッファを検出、自動的に解放することにより、オンライントランザクション処理システムを停止することなく、バッファリークを解消すること可能とするものである。
以下、本発明が適用されるコンピュータシステムの一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明が適用されるコンピュータシステムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、本実施の形態は、操作卓1と、オンライントランザクション処理システム2と、端末群100とを含んで構成されている。
オンライントランザクション処理システム2は、端末接続指示受付手段3と、端末接続処理手段4と、端末切断指示受付手段5と、端末切断処理手段6と、トランザクション電文受付手段7と、バッファ取得手段8と、トランザクション電文格納手段9と、タイマ手段10と、バッファリーク検出手段11と、バッファ解放手段12と複数の端末制御表13と、複数のバッファ14とを含んで構成されている。
各端末制御表13は、端末番号情報格納領域15と、端末接続状態情報格納領域16と、端末接続世代情報格納領域17とを有している。各端末制御表13は、端末群100に属する各端末と1対1で対応している。各バッファ14は、バッファ使用状態情報格納領域18と、要求端末番号情報格納領域19と、要求端末接続世代情報格納領域20と、電文情報格納領域21とを有している。
次に、このように構成された本実施の形態の動作について説明する。システム運用者が、操作卓1に対して、端末接続指示コマンドを投入すると、オンライントランザクション処理システム2内の端末接続指示受付手段3は、操作卓1から端末接続指示コマンドを受け取り、端末接続指示コマンドのコマンド列から端末番号情報(端末群100に属する各端末を識別するための1以上の番号情報)を取り出し、端末接続処理手段4に制御を渡す。
端末接続処理手段4は、端末接続指示受付手段3から渡された端末番号情報と同一の端末番号情報を端末番号情報格納領域15に格納している端末制御表13を検索する。もし、端末制御表13の検索に失敗した場合は、処理を終了する。端末制御表13の検索に成功した場合は、端末制御表13に対応する端末を接続し、端末接続状態情報格納領域16に「接続中」の接続状態情報を格納するともに、端末接続世代情報格納領域17から端末接続世代情報を取り出し、その値に1を加算して、端末接続世代情報格納領域17に格納し直し、処理を終了する。
システム運用者が、操作卓1に対して、端末切断指示コマンドを投入すると、オンライントランザクション処理システム2内の端末切断指示受付手段5は、操作卓1から端末切断指示コマンドを受け取り、端末切断指示コマンドのコマンド列から端末番号情報を取り出し、端末切断処理手段6に制御を渡す。
端末切断処理手段6は、端末切断指示受付手段5から渡された端末番号情報と同一の端末番号情報を端末番号情報格納領域15に格納している端末制御表13を検索する。もし、端末制御表13の検索に失敗した場合は、処理を終了する。端末制御表13の検索に成功した場合は、端末制御表13に対応する端末を切断し、端末接続状態情報格納領域16に「未接続」の接続状態情報を格納し、処理を終了する。
接続中の端末からオンライントランザクション処理システム2に対してトランザクション電文が送信されると、オンライントランザクション処理システム2内のトランザクション電文受付手段7は、端末の端末番号情報を特定するとともに、端末からの送信されてきたトランザクション電文の電文イメージを受け取り、バッファ取得手段8に制御を渡す。
バッファ取得手段8は、「未使用」のバッファ使用状態情報をバッファ使用状態情報格納領域18に格納したバッファ14を1つ検索する。もし、バッファの検索に失敗した場合は、処理を終了する。バッファの検索に成功した場合は、バッファ14内のバッファ使用状態情報格納領域18に「使用中」のバッファ使用状態情報を格納する。
次に、トランザクション電文受付手段7から渡された端末番号情報と同一の端末番号情報を端末番号情報格納領域15に格納している端末制御表13を検索し、端末制御表13内の端末接続世代情報格納領域17から端末接続世代情報を取り出しバッファ14内の要求端末接続世代情報格納領域20に格納するとともに、トランザクション電文受付手段7から渡された端末番号情報をバッファ14内の要求端末番号情報格納領域19に格納し、トランザクション電文格納手段9に制御を渡す。
トランザクション電文格納手段9は、トランザクション電文受付手段7から渡されたトランザクション電文の電文イメージをバッファ取得手段8から渡されたバッファ14内の電文情報格納領域21に格納する。
タイマ手段10は、オンライントランザクション処理システム2の起動時点から時間経過の監視を開始する。起動時点または前回のタイマ完了通知から予め決められた一定時間が経過したら、バッファリーク検出手段11に対してタイマ完了通知を通知する。
タイマ完了通知により起動されたバッファリーク検出手段11は、全てのバッファ14に関して以降の処理を行う。まず、バッファ14内のバッファ使用状態情報格納領域18からバッファ使用状態情報を取り出し、「使用中」と一致するか否かを判定する。もし、バッファ使用状態情報が「使用中」と一致しない、即ち「未使用」の場合は、処理を終了する。
一方、バッファ使用状態情報が「使用中」と一致する、即ち「使用中」の場合は、バッファ14内の要求端末番号情報格納領域19から端末番号情報を取り出し、同一の端末番号情報を端末番号情報格納領域15に格納している端末制御表13を検索する。そして、検索された端末制御表13内の端末接続世代情報格納領域17に格納された端末接続世代情報とバッファ14内の要求端末接続世代情報格納領域20に格納された端末接続世代情報が一致するか否か判定する。
もし、端末接続世代情報が一致しない場合は、バッファ解放手段12に対してバッファ解放要求通知を通知し、処理を終了する。端末接続世代情報が一致する場合は、さらに検索された端末制御表13内の端末接続状態情報格納領域16から接続状態情報を取り出し、「接続中」と一致するか否かを判定する。もし、接続状態情報が「接続中」と一致する場合、処理を終了する。接続状態情報が「接続中」と一致しない、即ち「未接続」の場合は、バッファ解放手段12に対してバッファ解放要求通知を通知し、処理を終了する。
バッファ解放要求通知により起動されたバッファ解放手段12は、バッファリーク検出手段11から渡されたバッファ14内のバッファ使用状態情報格納領域18に「未使用」のバッファ使用状態情報を格納し、処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態により、バッファ取得時、取得要求に合わせて渡された端末番号情報および接続世代情報をバッファに記録し、その情報を元に定期的にリークされたバッファを検出、自動的に解放することにより、オンライントランザクション処理システムを停止することなく、バッファリークを解消することが可能となる。また、バッファのリーク判断を、使用開始からの経過時間ではなく、端末接続世代情報を用いることにより、確実にリークしているバッファのみ解放することができるという効果を奏する。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
本発明が適用されるコンピュータシステムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 操作卓
2 オンライントランザクション処理システム
100 端末群
3 端末接続指示受付手段
4 端末接続処理手段
5 端末切断指示受付手段
6 端末切断処理手段
7 トランザクション電文受付手段
8 バッファ取得手段
9 トランザクション電文格納手段
10 タイマ手段
11 バッファリーク検出手段
12 バッファ解放手段
13 端末制御表
14 バッファ14
15 端末番号情報格納領域
16 端末接続状態情報格納領域
17 端末接続世代情報格納領域
18 バッファ使用状態情報格納領域
19 要求端末番号情報格納領域
20 要求端末接続世代情報格納領域
21 電文情報格納領域

Claims (7)

  1. 各種コマンドを入力するための操作卓と、各種処理を実行するオンライントランザクション処理システムと、前記オンライントランザクション処理システムに接続される複数の端末とからなるバッファリーク回復システムであって、
    各端末を制御する端末制御情報を各端末毎に記憶する記憶手段と、
    各種データを記憶する複数のバッファと、
    前記操作卓から入力された端末接続指示コマンドを受け取り、前記端末接続指示コマンドのコマンド列から端末番号情報を取り出す端末接続指示受付手段と、
    前記端末接続指示受付手段によって取り出された前記端末番号情報と同一の端末番号情報を含む前記端末制御情報を前記記憶手段から検索し、検索結果に応じて、前記端末制御情報に対応する端末を接続し、前記接続した端末の端末制御情報の端末接続世代情報を更新し、前記接続した端末の接続状態情報と前記更新した端末接続世代情報とを前記記憶手段に格納する端末接続処理手段と、
    前記操作卓から入力された端末切断指示コマンドを受け取り、前記端末切断指示コマンドのコマンド列から端末番号情報を取り出す端末切断指示受付手段と、
    前記端末切断指示受付手段によって取り出された前記端末番号情報と同一の端末番号情報を含む前記端末制御情報を前記記憶手段から検索し、検索結果に応じて、前記端末制御情報に対応する端末を切断し、前記記憶手段によって記憶されている前記接続状態情報を更新する端末切断処理手段と、
    前記端末から送信されてきたトランザクション電文を受け取るトランザクション電文受付手段と、
    未使用を示すバッファ使用状態情報がバッファ使用状態情報格納領域に格納されたバッファを検索し、バッファの検索に成功したとき、前記バッファ使用状態情報格納領域に使用中を示すバッファ使用状態情報を格納するとともに、前記トランザクション電文受付手段から渡された前記端末番号情報に対応する端末接続世代情報を前記記憶手段に記憶されている前記端末制御情報から取り出し、前記バッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納するとともに、前記トランザクション電文受付手段から渡された前記端末番号情報を前記バッファの要求端末番号情報格納領域に格納するバッファ取得手段と、
    前記バッファの前記バッファ使用状態情報格納領域に記憶されている前記バッファ使用状態情報が使用中を示すものである場合において、前記端末制御情報の端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報と前記バッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報が一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記端末制御情報の前記端末接続世代情報格納領域に格納された前記端末接続世代情報と前記バッファの前記要求端末接続世代情報格納領域に格納された前記端末接続世代情報が一致しない場合、前記バッファを解放するバッファ解放手段と
    を備えることを特徴とするバッファリーク回復システム。
  2. 前記端末制御情報の前記端末接続世代情報格納領域に格納された前記端末接続世代情報と前記バッファの前記要求端末接続世代情報格納領域に格納された前記端末接続世代情報が一致する場合、端末制御情報の端末接続状態情報格納領域に記憶されている接続状態情報が接続中を示すものであるか否かを判定し、接続状態情報が未接続を示すものであるとき、前記バッファ解放手段は前記バッファを解放する
    ことを特徴とする請求項1に記載のバッファリーク回復システム。
  3. 前記バッファ解放手段は前記バッファの解放後、前記バッファのバッファ使用状態情報格納領域に未使用を示すバッファ使用状態情報を格納する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のバッファリーク回復システム。
  4. 前記端末制御情報は、端末番号情報格納領域と、端末接続状態情報格納領域と、端末接続世代情報格納領域とを有している
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のバッファリーク回復システム。
  5. 各バッファは、バッファ使用状態情報格納領域と、要求端末番号情報格納領域と、要求端末接続世代情報格納領域と、電文情報格納領域とを有している
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のバッファリーク回復システム。
  6. 各種コマンドを入力するための操作卓と、各種処理を実行するオンライントランザクション処理システムと、前記オンライントランザクション処理システムに接続される複数の端末とからなるバッファリーク回復システムにおけるバッファリーク回復方法であって、
    各端末を制御する端末制御情報を各端末毎に所定の記憶部に記憶させる記憶ステップと、
    前記操作卓から入力された端末接続指示コマンドを受け取り、前記端末接続指示コマンドのコマンド列から端末番号情報を取り出す端末接続指示受付ステップと、
    前記端末接続指示受付ステップにおいて取り出された前記端末番号情報と同一の端末番号情報を含む前記端末制御情報を前記記憶部から検索し、検索結果に応じて、前記端末制御情報に対応する端末を接続し、前記接続した端末の端末制御情報の端末接続世代情報を更新し、前記接続した端末の接続状態情報と前記更新した端末接続世代情報とを前記記憶部に格納する端末接続処理ステップと、
    前記操作卓から入力された端末切断指示コマンドを受け取り、前記端末切断指示コマンドのコマンド列から端末番号情報を取り出す端末切断指示受付ステップと、
    前記端末切断指示受付ステップによって取り出された前記端末番号情報と同一の端末番号情報を含む前記端末制御情報を前記記憶部から検索し、検索結果に応じて、前記端末制御情報に対応する端末を切断し、前記記憶部によって記憶されている前記接続状態情報を更新する端末切断処理ステップと、
    前記端末から送信されてきたトランザクション電文を受け取るトランザクション電文受付ステップと、
    未使用を示すバッファ使用状態情報がバッファ使用状態情報格納領域に格納されたバッファを検索し、バッファの検索に成功したとき、前記バッファ使用状態情報格納領域に使用中を示すバッファ使用状態情報を格納するとともに、前記トランザクション電文受付ステップにおいて渡された前記端末番号情報に対応する端末接続世代情報を前記記憶部に記憶されている前記端末制御情報から取り出し、前記バッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納するとともに、前記トランザクション電文受付ステップから渡された前記端末番号情報を前記バッファの要求端末番号情報格納領域に格納するバッファ取得ステップと、
    前記バッファの前記バッファ使用状態情報格納領域に記憶されている前記バッファ使用状態情報が使用中を示すものである場合において、前記端末制御情報の端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報と前記バッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報が一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによる判定結果に基づいて、前記端末制御情報の前記端末接続世代情報格納領域に格納された前記端末接続世代情報と前記バッファの前記要求端末接続世代情報格納領域に格納された前記端末接続世代情報が一致しない場合、前記バッファを解放するバッファ解放ステップと
    を備えることを特徴とするバッファリーク回復方法。
  7. 各種コマンドを入力するための操作卓と、各種処理を実行するオンライントランザクション処理システムと、前記オンライントランザクション処理システムに接続される複数の端末とからなるバッファリーク回復システムを制御するバッファリーク回復プログラムであって、
    各端末を制御する端末制御情報を各端末毎に所定の記憶部に記憶させる記憶ステップと、
    前記操作卓から入力された端末接続指示コマンドを受け取り、前記端末接続指示コマンドのコマンド列から端末番号情報を取り出す端末接続指示受付ステップと、
    前記端末接続指示受付ステップにおいて取り出された前記端末番号情報と同一の端末番号情報を含む前記端末制御情報を前記記憶部から検索し、検索結果に応じて、前記端末制御情報に対応する端末を接続し、前記接続した端末の端末制御情報の端末接続世代情報を更新し、前記接続した端末の接続状態情報と前記更新した端末接続世代情報とを前記記憶部に格納する端末接続処理ステップと、
    前記操作卓から入力された端末切断指示コマンドを受け取り、前記端末切断指示コマンドのコマンド列から端末番号情報を取り出す端末切断指示受付ステップと、
    前記端末切断指示受付ステップによって取り出された前記端末番号情報と同一の端末番号情報を含む前記端末制御情報を前記記憶部から検索し、検索結果に応じて、前記端末制御情報に対応する端末を切断し、前記記憶部によって記憶されている前記接続状態情報を更新する端末切断処理ステップと、
    前記端末から送信されてきたトランザクション電文を受け取るトランザクション電文受付ステップと、
    未使用を示すバッファ使用状態情報がバッファ使用状態情報格納領域に格納されたバッファを検索し、バッファの検索に成功したとき、前記バッファ使用状態情報格納領域に使用中を示すバッファ使用状態情報を格納するとともに、前記トランザクション電文受付ステップにおいて渡された前記端末番号情報に対応する端末接続世代情報を前記記憶部に記憶されている前記端末制御情報から取り出し、前記バッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納するとともに、前記トランザクション電文受付ステップから渡された前記端末番号情報を前記バッファの要求端末番号情報格納領域に格納するバッファ取得ステップと、
    前記バッファの前記バッファ使用状態情報格納領域に記憶されている前記バッファ使用状態情報が使用中を示すものである場合において、前記端末制御情報の端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報と前記バッファの要求端末接続世代情報格納領域に格納された端末接続世代情報が一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによる判定結果に基づいて、前記端末制御情報の前記端末接続世代情報格納領域に格納された前記端末接続世代情報と前記バッファの前記要求端末接続世代情報格納領域に格納された前記端末接続世代情報が一致しない場合、前記バッファを解放するバッファ解放ステップとを前記バッファリーク回復システムに実行させる
    ことを特徴とするバッファリーク回復プログラム。
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