JP4087283B2

JP4087283B2 - Equipment with power saving mode function

Info

Publication number: JP4087283B2
Application number: JP2003122681A
Authority: JP
Inventors: 賢一遠藤; 哲夫石井
Original assignee: Kyocera Mita Corp
Current assignee: Kyocera Document Solutions Inc
Priority date: 2003-04-25
Filing date: 2003-04-25
Publication date: 2008-05-21
Anticipated expiration: 2023-04-25
Also published as: JP2004326610A

Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、省電力モード制御装置の通信不良の対応に関するものであり、より詳細には、同一電源に接続された節電モード機能を有する複数の機器に接続され、総消費電力が電源の容量を越えないように、各機器の動作モードの切り替え制御を行う節電モード機能付き機器、及び節電モード付き機器を結ぶ通信ネットワークシステムに関する。
【従来の技術】
近年において、パーソナルコンピュータ（以下ＰＣと呼ぶ。）、ファクシミリ、複写機などの各種機器は、個別に節電機能を備えており、非動作状態で一定時間が経過すると、通常の使用モードから節電モードに移行するように設計されている。
しかしながら、従来の各種機器が有する節電機能は、一つの電源に複数の機器を接続して使用する場合、その総消費電力を制御する機能を有していないという点で、その改善が求められている。
即ち、各種機器に設けられている節電機能は、一つの同一電源に複数の機器が接続されていたとしても、それぞれが独立して動作するに過ぎないため、これらの複数の機器が同時に作動することにより、その電源の容量を超えてしまい、ブレーカーが落ちてしまうというトラブルを回避し得ないという問題がある。特にＰＣなどで作業を行っていた場合には、それまでの作業成果が失われてしまうため、このようなトラブルを有効に防止する手段が強く求められている。
そこで、同一電源に接続された少なくとも２つ以上の複数の機器の総消費電力を管理し、この総消費電力がその電源の容量を超えないように、各機器の消費電力を制御することが可能な省電力モード制御装置が提案されている（例えば、特許文献１参照。）。
【特許文献１】
特開２００１−３１２３３７号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術において、同じ電源に繋がれている機器の内、一つでも通信デバイス分断等や何らかの原因で通信不可能な事態に陥ってしまうと、サーバ機器は通信不可能な機器は電源を使用していないと判断し、全体としての総電力量の正確なデータが取れなくなり、電源の電力のオーバーフローを生じ、結果としてブレーカ断等を引き起こしてしまう恐れがある。
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、請求項１に記載の発明は、同一電源に接続されている他の機器からの動作モード情報を入手するとともに他の機器に自機の動作モード情報を提供する通信手段と、同一電源に接続された全ての機器の前記動作モード及び電源の容量を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された動作モード情報に基づいて同一電源に接続された複数の機器の総消費電力が電源の容量を越えないように各機器の動作モードを切り替える主制御手段と、前記通信手段が通信不可能になったことを検知する断線検知手段とを有する電源制御システムにおいて、前記断線検知手段によって通信不良が検出された機器を最大電力の動作モードとして前記記憶手段に記憶して制御することを特徴とする節電モード機能付き機器が提供される。さらに前記動作モード情報は少なくとも各機器の動作モード毎の消費電力、優先順位、現在の動作モードであることを特徴とする節電モード機能付き機器が提供される。
即ち、本発明の節電モード機能付き機器においては、記憶装置及び主制御装置を備えており、同一電源に接続された複数の機器について優先順位が設定されている。この優先順位、各機器の動作モード（通常使用モード及び節電モード）毎の消費電力、各機器の現在の動作モード及び該電源の容量に関する情報が記憶装置に記憶されており、これらの情報に基づいて、主制御装置により、同一電源に接続された複数の機器の総消費電力が該電源の容量を超えないように機器の動作モードの切り替えがコントロールされる。
また、このような節電モード機能付き機器では、機器の動作モードの切り替え情報は、常に、電気通信回線を介しての送信乃至受信により、前記の記憶装置に取り込み更新することができる。従って、前述した主制御装置によって、常に、複数の機器の総消費電力が電源の容量を超えないように、機器の動作モードの切り替え制御を行うことが可能とするが、そこで、何らかの事情で電気通信回線が途切れると、断線検知手段で回線が途切れたことを検知し、途切れた機器の動作モードを最大電力の動作モードとして前記記憶手段に記憶することで、電源管理制御を継続して行う。
即ち、このような電源制御システムを用いることで、通信回線の断線によって電源制御システムを停止させることなく適切な制御を実現することが出来る。
【発明の実施の態様】
本発明を、以下、添付図面に示す具体例に基づいて発明の原理を説明する。なお、本願の特許請求の範囲を限定するものではない。
図１に、本発明の省電力モード制御装置を用いての機器の動作モードの切り替え制御の一例を示す。この例では、最大１５Ａの容量を有する電源に、３つの機器（第１の機器１、第２の機器２、第３の機器３）が接続されている。各機器には、それぞれ、制御装置１１，１２及び１３が接続されており、これらの制御装置は、ネットワークで互いに結ばれている。
先ず、上記機器１〜３には、優先順位が設定されており、図１の例において、第１の機器の優先順位は１、第２の機器２の優先順位は２、第３の機器３の優先順位は３に設定されている。この優先順位は、ユーザが固定して指定してもよいし、各機器の動作状況に応じて変動するようなものとしてもよい。例えば、ファクシミリのような機器の場合には、稼動している状態では最優先順位とし、非稼動状態では、その優先順位を最も低くすることができる。
また、各機器１〜３は、節電モード機能を有しており、節電モード（節電量やパフォーマンスなどで数種類のモードが設定されていてもよい）と通常モードとの切り替えが行われるようになっている。例えば、一定期間、ユーザからのアクセスがない場合には、自動的に節電モードに移行するようになっている。
更に図１に示すように、例えば各機器１〜３の動作モード及び消費電力は次のようになっている。
機器１（優先順位１）：
通常モード６Ａ（最大使用電力６Ａ）
節電モード０．４Ａ
機器２（優先順位２）：
通常モード６Ａ（最大使用電力８Ａ）
節電Ａモード０．５Ａ
節電Ｂモード２Ａ
機器３（優先順位３）：
通常モード６Ａ（最大使用電力８Ａ）
節電モード０．１Ａ
以上の情報、即ち、電源の最大容量（１７Ａとする）、各機器１〜３の動作モード並びに動作モードでの消費電力に関する情報は、各機器に接続されている制御装置の記憶装置に保存されている。
以上のような機器が同一電源に接続されている場合、機器１〜３の何れもが通常モードで動作したとき、総消費電力は少なくとも１８Ａとなってしまい、電源の最大容量１７Ａを超えてしまう。
従って、本発明の制御装置２０により、各機器１〜３の動作モードの切り替え制御を行うことが必要となるわけである。
即ち、上述した制御装置２０により、各機器の優先順位の低いものから節電モードに移行させる。例えば、図１の例では、優先順位３番目の機器３を、制御装置２０によって節電モード（消費電力０．１Ａ）に移行させる。このような制御により、機器１〜３の総消費電力を１２．１Ａ以下に調整することができ、総消費電力が電源の最大容量（１５Ａ）を超えてブレーカーが落ちるというトラブルを有効に防止することが可能となるものである。
また、制御装置２０による機器３の動作モードの変更は、この制御装置２０に保存されると共に、ネットワークを通じて他機器（機器１，２）の制御装置に送信され、その情報は、これらの制御装置にも保存される。即ち、各機器１〜３の現在の動作モードは、常に各制御装置２０に保存されており、これらの情報に基づいて、各機器の動作モードの切り替え制御が行われる。
図２に、上述した動作モードの切り替え制御を行うための各制御装置２０の構造を示す。
２０で示しているのは各機器本体３０（図１の機器１〜３に相当するものであり、例えばＰＣ、ファクシミリ、複写機など）に取り付けられている制御装置である。この制御装置２０は、主制御装置２１及び記憶装置２２を備えており、更にネットワークに接続されたトランシーバー（情報送受信装置）２３を有している。即ち、ネットワークを通じて、各機器に設けられている制御装置２０（上述した各制御装置１１〜１３に相当）は互いに接続されている。
図２に示されているように、記憶装置２２と主制御装置２１と機器本体３０とを有したサーバ機器１００が示されている。主制御装置２１は、機器本体３０に対して、現在の動作モード（必要により、該モードでの消費電力）の送信命令を発し、更にユーザ操作による動作モード変更の可否、及び動作モードの変更命令を発するようになっている。
また、機器本体３０は、主制御装置２１に対して、現在の動作モード（及び必要により、該動作モードでの消費電力）、ユーザ操作による動作モード変更の問い合わせ、動作モード変更の可否などを主制御装置２１に発する。
更に、主制御装置２１は、トランシーバー２３を介して、ネットワーク上に所定の情報を送信し且つ所定の情報をネットワークから受信する。即ち、主制御装置２１からは、機器本体３０の現在の動作モード（及び必要により該動作モードでの消費電力）、並びに機器本体３０の優先順位が、トランシーバー２３及びネットワークを通じて他の機器に接続されている制御装置に定期的に発せられ、且つ、このような機器情報を、同一電源に接続されている他の機器に設けられている全ての制御装置（以下、単に他の制御装置と呼ぶことがある）から、ネットワーク及びトランシーバー２３を介して定期的に受信する。
記憶装置２２は、機器本体３０の動作モード、動作モード毎の消費電力、優先順位及び、現在の動作モードと共に、同一電源に接続されている他の機器に関する情報、即ち他の機器の動作モード、動作モード毎の消費電力及び現在の動作モードを記憶しているものであり、これらの情報に基づいて、主制御装置２１による機器本体３０の動作モードの変更制御が行われる。
即ち、機器本体３０及び、他の機器に設けられている他の制御装置から主制御装置２１に送信された前記機器情報は、記憶装置２２に保存される。この場合、同一電源に接続されている全ての機器の基本情報（動作モード、動作モード毎の消費電力、優先順位）を予め記憶装置２２に記憶させておけば、機器本体３０や他の制御装置から主制御装置２１に送信する機器情報の内、消費電力や優先順位の情報の送信を省略することもできる。即ち、各機器の現在の動作モードのみの情報を主制御装置２１に送信し、記憶装置２２に記憶された情報を更新させることができる。例えば、各機器の動作モード毎に優先順位を変更する場合には、このような動作モード毎の優先順位の全ての組み合わせを予め記憶させておけば、このような優先順位に関する情報の送受信を省略することができるわけである。上述した記憶装置２２に記憶されている全ての機器に関する情報に基づいて、同一電源に接続されている複数の機器の総消費電力が電源の容量を超えないように、機器本体の動作モードの制御を行うために、主制御装置２１をもったサーバ機器１００は、次の機能を備えている。
即ち、主制御装置２１は、ユーザからの機器本体３０へのアクセスなどにより機器本体３０から発せられる動作モード変更の問い合わせに応じて、巡回的なモード変更許可要求権を獲得する。このモード変更許可要求権に基づいてモード変更許可要求を発し、モード変更可否を判断し、その結果に応じて、モード変更依頼を、トランシーバー２３及びネットワークを通じて他の機器に設けられている他の制御装置に発し、且つ他の制御装置からのモード変更依頼応答を受ける。このようなモード変更可否及びモード変更依頼応答にしたがって、機器本体３０の動作モードの切り替えが制御されるわけである。従って、当然のことながら、この主制御装置２１は、他の制御装置からのモード変更依頼を受け、且つ他の制御装置にモード変更依頼応答を発する機能をも備えている。
このような主制御装置２１による動作モード切り替え制御の流れを図３及び図４のフローチャートに示した。
先ずユーザからの機器本体３０へのアクセス等により、動作モード変更の問い合わせを主制御装置２１が受けたときの主制御装置２１による制御の流れは、図３に示すようなものとなる。
主制御装置２１は、モード変更許可要求を他の各機器に発し、モード変更可否の判断を行う。
モード変更可否は、変更後の機器本体３０の動作モード、その動作モードでの消費電力、他の機器の現在の動作モード及び各機器の優先順位（これらの情報は記憶装置２２に記憶されている）に基づいて、総消費電力が電源の容量を超えないように行われる。
このモード変更可否により、無条件で機器本体３０の動作モードの変更が可能な場合には、機器本体３０に動作モードの変更可を伝え、機器本体３０の動作モードの変更（例えば節電モードから通常使用モードへの切り替え）が行われる。
さらに、モードの変更後、モード変更許可権を放出する前に、各機器に対して、変更後の自機器本体３０の状態を送信する。
また、各機器の優先順位を考慮しても動作モードの変更ができない場合には、機器本体３０に動作モードの変更不可を伝え、機器本体３０の動作モードの変更は行われない。
更に、条件付で動作モードの変更が可能な場合、即ち、優先順位に基づいて他の機器の動作モードを変更することにより機器本体３０の動作モードを変更し得る場合には、動作モードを変更すべき他の機器に設けられている制御装置にモード変更依頼を発する。この場合、他の機器の節電モードが複数段に設定されているような場合には、モード変更依頼には、変更後の動作モードが含まれる。
主制御装置２１は、このようなモード変更依頼に対する応答を上記他の機器の制御装置から受け、この応答がモード変更可の場合には、機器本体３０にモード変更可を伝え、機器本体３０の動作モードの変更を行い、この応答が不可の場合には、機器本体３０にモード変更不可を伝え、機器本体３０の動作モードの変更は行われない。
また、モード変更可否にしたがって機器本体３０の動作モードが変更した場合には、変更後の動作モードを他の全ての機器の制御装置に送信する。
一方、主制御装置２１が、他の機器の制御装置からのモード変更依頼を受けたときは、図４のフローチャートに従って制御が行われる。
即ち、主制御装置２１がモード変更依頼を受けると、機器本体３０にモード変更命令を発する。
次いで、機器本体３０からのモード変更命令に対する応答、即ち、モード変更可否を機器本体３０から受け、この応答に従って、モード変更依頼を発した他の機器の制御装置に対してモード変更依頼応答を行う。この場合、モード変更依頼にしたがって機器本体３０の動作モードを変更した場合には、モード変更依頼応答には、機器本体３０の変更後の動作モード（必要によりそのモードでの消費電力）を含める。また、モード変更依頼による機器本体３０へのモード変更命令を強制的なものとすることもできる。
ユーザからの機器本体３０、或いは他の機器へのアクセスにより動作モードの変更の問い合わせがあったときには、以上のようにして主制御装置による制御或いはモード変更依頼応答がなされ、これにより、同一電源に接続された複数の機器の総消費電力が該電源の容量を超えないように、各機器の動作切り替え制御が行われる。
尚、例えば機器本体３０にユーザからのアクセスがなく、一定時間が経過したときには、上述した制御装置による動作モードの切り替え制御を行うことなしに、自動的に機器本体３０の通常使用モードから節電モードへの切り替えが行われる。この場合、主制御装置２１には、機器本体３０から変更後の動作モード（即ち、現在の動作モード）が伝えられ、この情報は、記憶装置２２に送信されてデータの更新が行われると共に、トランシーバー２３及びネットワークを通じて他の機器の制御装置にも伝えられ、他の制御装置の記憶装置のデータの更新も行われる。
以上、同一電源に接続された複数の機器のそれぞれに本発明の制御装置を取り付けて各機器の動作モードの切り替え制御を説明した。
しかし、上述の原理ではネットワークを構成する電気通信回線が断線や何らかの通信不能状態に陥ると、全体としての総使用電力量が制御できない状態に陥ってしまうので、下記のように解決する。
各機器の主制御部に通信不良を検知する検知手段を設ける。検知方法としては、定期的に各機器にトランシーバー２３を介して、機器動作状態を送受信し合い、それぞれの動作状態を監視させるようにする。
そこで、通信不良が起こった場合、確認要求を送っても通信不能回線では、応答が返ってこない状態になる。よって、一定時間応答が無い場合には、主制御装置内の断線検知手段が、通信不能状態と認識し、機器本体に通信不能情報（どの回線での通信不能状態が起こったか、又はどの機器に通信できなかったか等）を現在通信可能な機器の制御装置送り、本体表示部（図示しない）に通信不可の機器がどれなのかを表示する。表示しても機器の動作全てを禁止することはせず、通信不可の機器の制御モードを最大電力消費動作モードと仮定し、電源制御を継続して行う。また、ネットワーク管理者を各機器それぞれの記憶装置に記憶させておき、通信不良をすばやく解決するために通信可能な機器の主制御部で通信可能なサーバの中から任意に一つメインサーバを選択し、そのメインサーバからネットワーク管理者にＥメールなどで通知するようにしても良い。
上述例を、図５を参照し具体的に説明する。
図５は図１に表す状況に管理者のＰＣを追加させたものである（図では、管理者ＰＣ５０を別電源に繋いでいるが、同一電源を用いても良い。）。
機器１〜３の制御部２０内の主制御部２１がそれぞれのトランシーバー２３を介して、動作モード状況を定期的に通信しあっている。
図５の２００で表している地点が断線等、何らかの原因で通信不良を起こした場合、機器１がネットワークから外れることになる。そうすれば、ネットワーク上で正確な電源容量制御値が取れなくなる。そうなると、機器１〜３それぞれの主制御部２１は機器１の動作モード状況が把握できなくなったことを認識し、機器１の主制御部２１には、機器２，３がそれぞれ最大電力モードを使用していると認識させ、機器２，３の各主制御部２０には、機器１が最大電力モードを使用していると認識させる。
その後、主制御部２１から機器本体それぞれ、機器１の表示部では「自機がネットワーク上から外れました」等の表示を行い、ユーザが機器１を使用する際には断線を確認させ、機器２、３の最大消費電力（８+８Ａ）として機器1の動作を受付け、一方機器２、３は「機器１がネットワーク上から外れました」等の表示を行うことで、機器２，３を使おうとするユーザに通知するとともに、機器１，２での動作を受け付ける。その結果、ユーザはネットワークの修復作業を行い、ブレーカーを落とすことなく電気通信回線の補修が出来る。
また、上記表示を行いながら、ネットワークの管理者を決めておき、各機器それぞれの記憶装置２２に管理者情報（Ｅメールアドレス、ＩＰアドレス等）を記憶させておき、通信可能な機器（機器２、３）の主制御部で通信可能なサーバの中から任意に一つメインサーバ選択し（図５では、機器２をメインサーバとする。）、機器２の主制御部２１からトランシーバー２２を介して、管理者ＰＣ５０に通知（Ｅメール、ＰＣ送信等）する。
【発明の効果】
本発明によれば、同一電源に節電モード機能を有する複数の機器が接続されたネットワークシステムでブレーカーを落とすことなく、すばやくネットワークの復旧が実現できる。
また、ブレーカーを落とさないことで、今回の実施例に挙げた機器がＰＣ等の作業ワークステーションで、作業を行っていた場合には、それまでの作業が失われてしまう心配も無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】省電力モード制御装置を用いての機器の動作モードの切り替え制御の一例を示す図。
【図２】省電力モード制御装置の構造を示す図。
【図３】ユーザアクセスにより機器の動作モード変更要求を受けたときの主制御装置による制御の流れを示すフローチャート。
【図４】モード変更依頼を受けたときの主制御装置による制御の流れを示すフローチャート。
【図５】省電力モード制御装置を用いたネットワークの例を示す図。
【符号の説明】
２０：本発明の省電力モード制御装置
２１：主制御装置
２２：記憶装置
２３：トランシーバー
５０：管理者ＰＣ
１００：サーバ機器BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to handling of communication failure of a power saving mode control device, and more specifically, is connected to a plurality of devices having a power saving mode function connected to the same power source, and the total power consumption reduces the capacity of the power source. The present invention relates to a device with a power saving mode function that controls switching of the operation mode of each device so as not to exceed, and a communication network system that connects devices with a power saving mode.
[Prior art]
In recent years, various devices such as a personal computer (hereinafter referred to as a PC), a facsimile machine, and a copying machine are individually provided with a power saving function. Designed to migrate.
However, the power saving function of various conventional devices is required to be improved in that it does not have a function to control the total power consumption when a plurality of devices are connected to one power source. Yes.
In other words, the power saving function provided in various devices operates only independently, even if multiple devices are connected to one and the same power source, and these multiple devices operate simultaneously. Therefore, there is a problem that it is impossible to avoid the trouble that the capacity of the power source is exceeded and the breaker falls. In particular, when working with a PC or the like, work results up to that point are lost, and means for effectively preventing such troubles are strongly demanded.
Therefore, it is possible to manage the total power consumption of at least two or more devices connected to the same power supply and control the power consumption of each device so that the total power consumption does not exceed the capacity of the power supply. A power saving mode control device has been proposed (see, for example, Patent Document 1).
[Patent Document 1]
JP 2001-31337 A [Problems to be solved by the invention]
However, in the above prior art, if even one of the devices connected to the same power source falls into a situation where communication is not possible due to disconnection of the communication device or for some reason, the server device will be unable to communicate. Therefore, there is a possibility that accurate data on the total amount of electric power as a whole cannot be obtained, the power of the power supply overflows, and the breaker is cut off as a result.
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, the invention according to claim 1 obtains operation mode information from another device connected to the same power supply and provides the operation mode information of the own device to the other device. A communication unit; a storage unit that stores the operation mode and the capacity of the power source of all devices connected to the same power source; and a plurality of devices connected to the same power source based on the operation mode information stored in the storage unit In a power supply control system having a main control means for switching the operation mode of each device so that the total power consumption of the power supply does not exceed the capacity of the power supply, and a disconnection detection means for detecting that the communication means cannot communicate, A device with a power saving mode function is provided, wherein a device in which communication failure is detected by the disconnection detection unit is stored and controlled in the storage unit as an operation mode of maximum power. . Further, there is provided a device with a power saving mode function, wherein the operation mode information is at least power consumption, priority, and current operation mode for each operation mode of each device.
That is, the device with the power saving mode function of the present invention includes a storage device and a main control device, and priorities are set for a plurality of devices connected to the same power source. Information on the priority, power consumption for each device operation mode (normal use mode and power saving mode), the current operation mode of each device and the capacity of the power supply is stored in the storage device, and based on these information Thus, switching of the operation mode of the devices is controlled by the main control device so that the total power consumption of a plurality of devices connected to the same power source does not exceed the capacity of the power source.
Further, in such a device with a power saving mode function, the switching information of the operation mode of the device can always be captured and updated in the storage device by transmission or reception via the telecommunication line. Therefore, the above-described main control device can always perform switching control of the operation mode of the device so that the total power consumption of the plurality of devices does not exceed the capacity of the power source. When the communication line is interrupted, the disconnection detecting means detects that the line is interrupted, and the operation mode of the interrupted device is stored in the storage means as the operation mode of the maximum power, thereby continuously performing power management control.
That is, by using such a power supply control system, appropriate control can be realized without stopping the power supply control system due to disconnection of the communication line.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The principle of the present invention will be described below based on specific examples shown in the accompanying drawings. Note that the scope of the claims of the present application is not limited.
FIG. 1 shows an example of device operation mode switching control using the power saving mode control device of the present invention. In this example, three devices (first device 1, second device 2, and third device 3) are connected to a power source having a capacity of 15 A at the maximum. Control devices 11, 12 and 13 are connected to each device, and these control devices are connected to each other via a network.
First, priorities are set for the devices 1 to 3. In the example of FIG. 1, the priority of the first device is 1, the priority of the second device 2 is 2, and the third device 3. Is set to 3. This priority order may be specified by the user in a fixed manner, or may be changed according to the operation status of each device. For example, in the case of a device such as a facsimile machine, the highest priority can be set in the operating state, and the lowest priority can be set in the non-operating state.
In addition, each of the devices 1 to 3 has a power saving mode function, and switching between the power saving mode (several modes may be set depending on the amount of power saving and performance) and the normal mode is performed. ing. For example, when there is no access from the user for a certain period, the mode automatically shifts to the power saving mode.
Further, as shown in FIG. 1, for example, the operation modes and power consumption of the devices 1 to 3 are as follows.
Device 1 (Priority 1):
Normal mode 6A (maximum power consumption 6A)
Power saving mode 0.4A
Device 2 (priority order 2):
Normal mode 6A (maximum power consumption 8A)
Power saving A mode 0.5A
Power saving B mode 2A
Device 3 (priority order 3):
Normal mode 6A (maximum power consumption 8A)
Power saving mode 0.1A
The above information, that is, the maximum capacity of the power supply (suppose 17A), the operation mode of each device 1 to 3, and the information on the power consumption in the operation mode are stored in the storage device of the control device connected to each device. ing.
When the above devices are connected to the same power source, when all of the devices 1 to 3 operate in the normal mode, the total power consumption is at least 18A, which exceeds the maximum capacity of the power source 17A. .
Therefore, it is necessary to perform switching control of the operation modes of the devices 1 to 3 by the control device 20 of the present invention.
That is, the above-described control device 20 causes each device to shift to the power saving mode from the one with the lowest priority. For example, in the example of FIG. 1, the device 3 with the third priority is shifted to the power saving mode (power consumption 0.1 A) by the control device 20. By such control, the total power consumption of the devices 1 to 3 can be adjusted to 12.1 A or less, and the trouble that the total power consumption exceeds the maximum capacity (15 A) of the power source and the breaker falls is effectively prevented. Is possible.
The change of the operation mode of the device 3 by the control device 20 is stored in the control device 20 and transmitted to the control device of another device (device 1, 2) through the network. Also saved. That is, the current operation mode of each device 1 to 3 is always stored in each control device 20, and operation mode switching control of each device is performed based on the information.
FIG. 2 shows the structure of each control device 20 for performing the operation mode switching control described above.
Reference numeral 20 denotes a control device attached to each device main body 30 (corresponding to the devices 1 to 3 in FIG. 1, for example, a PC, a facsimile machine, a copying machine, etc.). The control device 20 includes a main control device 21 and a storage device 22, and further includes a transceiver (information transmission / reception device) 23 connected to a network. That is, the control devices 20 (corresponding to the control devices 11 to 13 described above) provided in each device are connected to each other through the network.
As shown in FIG. 2, a server device 100 having a storage device 22, a main control device 21, and a device main body 30 is shown. The main control device 21 issues a transmission command for the current operation mode (power consumption in this mode, if necessary) to the device main body 30, and whether or not the operation mode can be changed by a user operation, and an operation mode change command Is coming out.
In addition, the device main body 30 mainly asks the main control device 21 for the current operation mode (and power consumption in the operation mode if necessary), an inquiry about an operation mode change by a user operation, whether or not the operation mode can be changed, and the like. It emits to the control device 21.
Further, the main control device 21 transmits predetermined information over the network and receives predetermined information from the network via the transceiver 23. That is, the main control device 21 connects the current operation mode of the device main body 30 (and power consumption in the operation mode if necessary) and the priority order of the device main body 30 to other devices through the transceiver 23 and the network. All the control devices (hereinafter simply referred to as other control devices) provided to other devices connected to the same power source are periodically issued to the control device. Is periodically received via the network and the transceiver 23.
The storage device 22 includes the operation mode of the device main body 30, the power consumption for each operation mode, the priority order, and the current operation mode, as well as information related to other devices connected to the same power source, that is, the operation mode of the other device. The power consumption for each operation mode and the current operation mode are stored, and based on these pieces of information, the main control device 21 performs control to change the operation mode of the device main body 30.
That is, the device information transmitted from the device main body 30 and other control devices provided in other devices to the main control device 21 is stored in the storage device 22. In this case, if the basic information (operation mode, power consumption for each operation mode, priority order) of all devices connected to the same power source is stored in the storage device 22 in advance, the device main body 30 and other control devices Among the pieces of device information transmitted to the main control device 21, transmission of power consumption and priority information can be omitted. That is, information on only the current operation mode of each device can be transmitted to the main control device 21 to update the information stored in the storage device 22. For example, when changing the priority order for each operation mode of each device, if all combinations of such priority orders for each operation mode are stored in advance, transmission / reception of information regarding such priority order is omitted. It can be done. Based on the information about all the devices stored in the storage device 22 described above, the operation mode control of the device main body is controlled so that the total power consumption of a plurality of devices connected to the same power supply does not exceed the capacity of the power supply. For this purpose, the server device 100 having the main control device 21 has the following functions.
That is, the main control apparatus 21 acquires a cyclic mode change permission request right in response to an inquiry about an operation mode change issued from the device main body 30 by a user accessing the device main body 30 or the like. Based on this mode change permission request right, a mode change permission request is issued to determine whether or not the mode can be changed, and according to the result, the mode change request is sent to other devices provided to other devices through the transceiver 23 and the network. It issues to the device and receives a mode change request response from another control device. The switching of the operation mode of the device main body 30 is controlled according to the mode change permission / rejection and the mode change request response. Therefore, as a matter of course, the main control device 21 also has a function of receiving a mode change request from another control device and issuing a mode change request response to the other control device.
The flow of the operation mode switching control by the main controller 21 is shown in the flowcharts of FIGS.
First, the flow of control by the main control device 21 when the main control device 21 receives an inquiry about an operation mode change by accessing the device main body 30 from the user is as shown in FIG.
Main controller 21 issues a mode change permission request to each of the other devices, and determines whether the mode can be changed.
Whether the mode can be changed is the operation mode of the device main body 30 after the change, the power consumption in the operation mode, the current operation mode of other devices, and the priority of each device (these information are stored in the storage device 22). ) Is performed so that the total power consumption does not exceed the capacity of the power source.
If it is possible to change the operation mode of the device main body 30 unconditionally due to the change of the mode, the change of the operation mode is notified to the device main body 30 and the operation mode of the device main body 30 is changed (for example, from the power saving mode to Switching to use mode).
Furthermore, after changing the mode, before releasing the mode change permission, the state of the changed main device body 30 is transmitted to each device.
If the operation mode cannot be changed even in consideration of the priority order of each device, the device main body 30 is notified that the operation mode cannot be changed, and the operation mode of the device main body 30 is not changed.
Furthermore, when the operation mode can be changed under conditions, that is, when the operation mode of the device main body 30 can be changed by changing the operation mode of another device based on the priority order, the operation mode is changed. A mode change request is issued to a control device provided in another device to be operated. In this case, when the power saving modes of other devices are set in a plurality of stages, the mode change request includes the changed operation mode.
The main control device 21 receives a response to such a mode change request from the control device of the other device, and when the response can change the mode, the main control device 21 notifies the device main body 30 that the mode can be changed. If the operation mode is changed and this response is impossible, the device main body 30 is notified that the mode cannot be changed, and the operation mode of the device main body 30 is not changed.
When the operation mode of the device main body 30 is changed according to whether the mode can be changed, the changed operation mode is transmitted to the control devices of all other devices.
On the other hand, when the main control device 21 receives a mode change request from a control device of another device, control is performed according to the flowchart of FIG.
That is, when the main control device 21 receives a mode change request, it issues a mode change command to the device main body 30.
Next, a response to the mode change command from the device main body 30, that is, whether or not the mode change is possible is received from the device main body 30. . In this case, when the operation mode of the device main body 30 is changed in accordance with the mode change request, the mode change request response includes the changed operation mode of the device main body 30 (power consumption in that mode if necessary). It is also possible to force a mode change command to the device main body 30 by a mode change request.
When an operation mode change inquiry is made by the user accessing the device main body 30 or another device, a control or mode change request response is made by the main control device as described above. Operation switching control of each device is performed so that the total power consumption of a plurality of connected devices does not exceed the capacity of the power source.
For example, when there is no access from the user to the device main body 30 and a predetermined time has elapsed, the power saving mode is automatically switched from the normal use mode of the device main body 30 without performing the operation mode switching control by the control device described above. Switching to is performed. In this case, the main control device 21 is informed of the changed operation mode (that is, the current operation mode) from the device main body 30, and this information is transmitted to the storage device 22 to update the data. The data is also transmitted to the control device of another device through the transceiver 23 and the network, and the data in the storage device of the other control device is also updated.
As described above, the control of the operation mode of each device has been described by attaching the control device of the present invention to each of a plurality of devices connected to the same power source.
However, according to the above-described principle, if the telecommunication line constituting the network is disconnected or somehow incommunicable, the total power consumption as a whole cannot be controlled, so the problem is solved as follows.
Detection means for detecting a communication failure is provided in the main control unit of each device. As a detection method, each device regularly transmits / receives the device operation state via the transceiver 23 to monitor each operation state.
Therefore, when a communication failure occurs, even if a confirmation request is sent, a response is not returned on the incommunicable line. Therefore, if there is no response for a certain period of time, the disconnection detection means in the main controller recognizes that the communication is not possible, and the device main body cannot communicate with information (in which line the communication impossible state has occurred or which device has The control device of the device that is currently communicable is sent to the main body display unit (not shown) to display which device is not communicable. Even if displayed, the operation of the device is not prohibited, and the control mode of the device incapable of communication is assumed to be the maximum power consumption operation mode, and the power control is continuously performed. In addition, the network administrator is stored in the storage device of each device, and one main server is arbitrarily selected from the servers that can communicate with the main controller of the communicable device in order to quickly solve the communication failure. The main server may notify the network administrator by e-mail or the like.
The above example will be specifically described with reference to FIG.
FIG. 5 shows an administrator PC added to the situation shown in FIG. 1 (in the figure, the administrator PC 50 is connected to another power source, but the same power source may be used).
The main control unit 21 in the control unit 20 of the devices 1 to 3 periodically communicates the operation mode status via the respective transceivers 23.
When a communication failure occurs for some reason, such as a disconnection at a point indicated by 200 in FIG. 5, the device 1 is disconnected from the network. Then, an accurate power supply capacity control value cannot be obtained on the network. Then, the main control unit 21 of each of the devices 1 to 3 recognizes that the operation mode status of the device 1 can no longer be grasped, and the main control unit 21 of the device 1 uses the maximum power mode for each of the devices 2 and 3. The main control units 20 of the devices 2 and 3 are made to recognize that the device 1 is using the maximum power mode.
After that, the main control unit 21 displays a message such as “Own device has been removed from the network” or the like on the display unit of the device 1, and when the user uses the device 1, the disconnection is confirmed. Accepts the operation of device 1 as a maximum power consumption of 2 and 3 (8 + 8A), while devices 2 and 3 display devices 2 and 3 by displaying “device 1 has been removed from the network”. While notifying the user who wants to use it, the operation | movement with the apparatuses 1 and 2 is received. As a result, the user can repair the network and repair the telecommunications line without dropping the breaker.
In addition, while performing the above display, a network administrator is determined, administrator information (e-mail address, IP address, etc.) is stored in the storage device 22 of each device, and a communicable device (device 2). 3) arbitrarily select one main server from the servers that can communicate with the main control unit (in FIG. 5, the device 2 is the main server), and from the main control unit 21 of the device 2 via the transceiver 22. The administrator PC 50 is notified (e-mail, PC transmission, etc.).
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to quickly restore a network without dropping a breaker in a network system in which a plurality of devices having a power saving mode function are connected to the same power source.
Further, since the breaker is not dropped, when the equipment described in this embodiment is working at a work workstation such as a PC, there is no fear of losing the previous work.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating an example of device operation mode switching control using a power saving mode control device.
FIG. 2 is a diagram showing a structure of a power saving mode control device.
FIG. 3 is a flowchart showing the flow of control by the main controller when a request for changing the operation mode of the device is received by user access.
FIG. 4 is a flowchart showing a flow of control by the main controller when a mode change request is received.
FIG. 5 is a diagram showing an example of a network using a power saving mode control device.
[Explanation of symbols]
20: Power saving mode control device 21 of the present invention 21: Main control device 22: Storage device 23: Transceiver 50: Administrator PC
100: Server device

Claims

A communication means for obtaining operation mode information from other devices connected to the same power source and providing the operation mode information of the own device to other devices;
Storage means for storing the operation modes and power supply capacities of all devices connected to the same power source, and total power consumption of a plurality of devices connected to the same power source based on the operation mode information stored in the storage means In the device with power saving mode, the main control means for switching the operation mode of each device so that the power does not exceed the capacity of the power supply, and the disconnection detection means for detecting that the communication means cannot communicate, the disconnection detection A device having a power saving mode function, wherein a device in which communication failure is detected by the device is stored in the storage device as a maximum power operation mode and controlled.

The device with the power saving mode function according to claim 1, wherein the operation mode information includes at least power consumption, priority, and current operation mode for each operation mode of each device.