JP4083004B2 - 光クロスコネクト装置及び光クロスコネクト装置の監視方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光クロスコネクト装置及び光クロスコネクト装置の監視方法に係り、特に、光スイッチ回路の信頼性及び安定性の高い光クロスコネクト装置及び光クロスコネクト装置の監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットの急速な普及により、バックボーンネットワークの大容量化が進んでいる。最近では、トラフィック変動に応じたダイナミックなパス設定/解除を、大容量の光パス単位で行うことを可能にした光クロスコネクト装置が開発されている。
【0003】
この光クロスコネクト装置では、伝送されてきた光信号を電気信号に変換することなくスイッチングするため、大容量のトラフィックを収容するにも拘わらず装置の小型化が可能である。しかしながら、光クロスコネクト装置が大容量のトラフィックを収容していることから、光クロスコネクト装置の障害は、光クロスコネクト装置を利用するユーザに対して多大な影響を与えるため、安定性、信頼性を高める必要がある。例えば、特許文献1には、参照光の受信強度に基づき光増幅器の動作を、当該光増幅装置に内蔵された制御手段によって制御する技術が開示されている。
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された発明は、参照光が受信されないと機能しないという問題がある。そこで、特許文献2に示されているように、光伝送線路の特定の波長の光信号が伝送されない場合でも、監視用光信号を回線に送出するようにした技術が知られている。
【0005】
特許文献2に記載された光クロスコネクト装置を図1に示す。図1における光クロスコネクト装置10は、光伝送信号入力部12と光スイッチ回路11と光伝送信号出力部13と光信号挿入手段15と光信号監視手段14とを備えている。光信号挿入手段15により監視用光信号を切り替え先あるいは切り戻し先の光伝送線路へ送出し、光伝送線路のもう一端に設置された光クロスコネクト装置内の光信号監視手段14で監視用光信号をモニタする。
【0006】
これにより、光クロスコネクト装置による障害時の光伝送路の切り替えあるいは復旧時の切り戻しに際して、切り替えあるいは切戻し先の光伝送信号が通っていない光伝送線路や光クロスコネクト装置内の経路の健全性(正常であること)や復旧を監視・確認しておくことができる。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−312046号公報
【0008】
【特許文献2】
特開平11−27208号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献2に記載された発明は、光伝送線路や光クロスコネクト装置内の出力側の経路の健全性を確認することはできるが、光クロスコネクト装置を構成する光スイッチ回路の健全性を確認することができず。また、これにより、スイッチング状態を最適化させることもできない。
【0010】
そこで、光クロスコネクト装置の心臓部である光スイッチ回路のスイッチング状態を最適化するために、光クロスコネクト装置を構成する光スイッチ回路の入力光信号と出力光信号の光強度を比較することにより、光スイッチ回路のスイッチング状態を最適化させて、その安定性、信頼性をより向上させることが考えられる。
【0011】
しかしながら、この場合であっても、光スイッチ回路の入力光信号と出力光信号の光強度を比較することにより、内部スイッチング状態を最適化するためには、常時、光スイッチ回路に光信号が入力されている必要がある。しかしながら、外部から入力された光信号が途切れた場合は、その最適化動作が停止してしまう。その結果、光スイッチの正常性確認も困難になり、再度、光信号が入力されたときに安定した出力を保証することができないという問題がある。
【0012】
また、光スイッチ回路の入力光信号と出力光信号の光強度を比較して、その動作の正常性を確認するとき、電気レベルの信号と異なり、装置内のパスを設定しただけでその正常性を確認することが困難である。従って、ユーザの運用開始前に、当該ユーザに係る光スイッチ回路が確実に機能することを確認することができず、実際にユーザの光信号が入力されてからでないと装置の障害が判断できない。このため、ユーザ信号が運用を開始して、初めて障害検出されるケースが起こり、信頼性に欠けるという問題がある。
【0013】
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、光クロスコネクト装置を構成する光スイッチの動作確認を常時行うことができ、安定性及び信頼性の高い光クロスコネクト装置及び光クロスコネクト装置の監視方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
【0017】
請求項1に記載された発明は、光スイッチ回路を有する光クロスコネクト装置において、当該光クロスコネクト装置の光伝送信号入力部に供給された光信号の光レベルをモニタする入力光レベルモニタ手段と、前記光スイッチ回路を監視するための監視信号を生成する監視信号生成手段と、前記光伝送信号入力部と前記光スイッチ回路との間に設けられた手段であって、前記監視信号生成手段で生成した監視信号又は前記光伝送信号入力部に供給された光信号を選択して、選択した光信号を前記光スイッチ回路に供給する入力光信号選択手段と、前記入力光レベルモニタ手段の出力に基づいて、前記入力光信号選択手段を制御する入力光信号制御手段とを有することを特徴とする。
【0018】
請求項1に記載された発明によれば、光伝送信号入力部に供給された光信号の光レベルをモニタする入力光レベルモニタ手段と、光スイッチ回路を監視するための監視信号を生成する監視信号生成手段と、光伝送信号入力部と光スイッチ回路との間に設けられた手段であって、監視信号生成手段で生成した監視信号又は光伝送信号入力部に供給された光信号を選択して、選択した光信号を前記光スイッチ回路に供給する入力光信号選択手段と、入力光レベルモニタ手段の出力に基づいて、入力光信号選択手段を制御することにより、入力光信号が存在しない場合に(又は、入力光信号が小さい場合に)、監視信号生成手段で生成した監視信号を光スイッチ回路に供給することにより、外部からの光信号入力状態に拘わらず、常時、光スイッチ回路に対して光信号を供給させることでき、その際、光スイッチ回路に対して、無駄のない監視信号の供給を行うことができる。
【0019】
請求項4に記載された発明は、波長群単位でスイッチングする光スイッチ回路を有する光クロスコネクト装置において、波長単位の光信号を合波して波長群の光信号とする合波手段と、前記光スイッチ回路を監視する監視信号であって、当該光クロスコネクト装置の光伝送信号入力部に供給された入力光信号の波長と異なる波長の監視信号を生成する監視信号生成手段とを有し、前記合波手段は、前記監視信号生成手段で生成した監視信号の光信号と前記光伝送信号入力部に供給された波長単位の光信号とを合波して、合波した波長群の光信号を前記光スイッチ回路に供給することを特徴とする。
【0020】
請求項4に記載された発明によれば、波長単位の光信号を合波して波長群の光信号とする合波手段と、光スイッチ回路を監視する監視信号であって、当該光クロスコネクト装置の光伝送信号入力部に供給された入力光信号の波長と異なる波長の監視信号を生成する監視信号生成手段とを有し、合波手段は、監視信号生成手段で生成した監視信号の光信号と光伝送信号入力部に供給された波長単位の光信号とを合波して、合波した波長群の光信号を前記光スイッチ回路に供給することにより、外部からの光信号入力状態に拘わらず、常時、光スイッチ回路に対して光信号を供給させることができるため、光スイッチの正常性監視や最適化動作を常に行うことが可能になり、光スイッチの安定性、信頼性が向上する。
【0021】
また、外部入力光信号の波長と異なる波長の監視信号を外部入力光信号に多重させることで、光スイッチ回路に対して常時光信号を供給できるので、外部入力光信号と監視信号との入力切り替え処理が不要となる。
【0022】
請求項5に記載された発明は、波長群単位でスイッチングする光スイッチ回路を有する光クロスコネクト装置において、波長単位の光信号を合波して波長群の光信号とする合波手段と、前記光スイッチ回路を監視する監視信号であって、当該光クロスコネクト装置の光伝送信号入力部に供給された入力光信号の波長の一つと同一の波長の監視信号を生成する監視信号生成手段と、前記光伝送信号入力部に供給された前記監視信号の波長と同一の波長の入力光信号の光レベルをモニタする入力光レベルモニタ手段と、前記入力光レベルモニタ手段の出力に基づいて、前記監視信号生成手段を制御する監視信号制御手段とを有し、前記合波手段は、前記監視信号生成手段で生成した監視信号の光信号と前記光伝送信号入力部に供給された波長単位の光信号とを合波して、合波した波長群の光信号を前記光スイッチ回路に供給することを特徴とする。
【0023】
請求項5に記載された発明によれば、波長群単位でスイッチングする光スイッチ回路を有する光クロスコネクト装置において、波長単位の光信号を合波して波長群の光信号とする合波手段と、光スイッチ回路を監視する監視信号であって、当該光クロスコネクト装置の光伝送信号入力部に供給された入力光信号の波長の一つと同一の波長の監視信号を生成する監視信号生成手段と、光伝送信号入力部に供給された監視信号の波長λnと同一の波長の入力光信号の光レベルをモニタする入力光レベルモニタ手段と、入力光レベルモニタ手段の出力に基づいて、監視信号生成手段を制御する監視信号制御手段とを有し、前記合波手段は、監視信号生成手段で生成した監視信号の光信号と光伝送信号入力部に供給された波長単位の光信号とを合波して、合波した波長群の光信号を前記光スイッチ回路に供給することにより、常に波長λnの光信号を、光スイッチ回路に供給することが可能であり、光スイッチ回路の最適化動作を働かせることができる。
【0024】
また、合波器、分波器において、光伝送信号の波長とは別に、監視信号用の波長をリザーブしておく必要がないため、合波器、分波器で処理可能な波長を全て光伝送信号に割当てることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本件発明は、光スイッチの機能正常性や内部最適化動作を行うための監視信号を挿入する手段を装置内部に持つものである。また、本件発明は、外部からの入力光信号をモニタし、異常を検出した場合は自動的に、監視信号に切り替えるか、又は、常時、入力光信号に監視信号光を多重させておくものである。
【0028】
これにより、外部からの光信号入力状態に拘わらず、常時、光スイッチに対して光信号を挿入させることができるため、光スイッチの正常性監視や最適化動作を常に行うことが可能になり、光スイッチの安定性、信頼性が向上する。
【0029】
また、光クロスコネクト装置において、光スイッチの未使用入力ポートと未使用出力ポート間の接続制御を実施することで、光スイッチ障害の潜在化を防ぐことも可能となる。
【0030】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図2に、第1の実施例における光クロスコネクト装置の構成例を示す。図2における光クロスコネクト装置20は、光伝送信号入力部11〜1N、光伝送信号出力部21〜2N、光スイッチ部3、入力信号モニタ部41〜4N、入力光信号制御部51〜5N、監視信号生成部61〜6N及び入力光信号選択部71〜7Nから構成されている。
【0031】
光クロスコネクト装置20の光伝送信号入力部11〜1Nに入力された光信号は、光スイッチ部3でスイッチングされ、所定の光伝送信号出力部21〜2Nから出力される。なお、光伝送信号入力部11〜1Nには、波長単位、波長群単位又は光ファイバ単位での光信号が印加され、光スイッチ部3では、波長単位、波長群単位又は光ファイバ単位で、スイッチングが行われる。
【0032】
なお、光スイッチ部3は、ミラー型、バブル型、平面光導波路型、メカニカル型のスイッチ(例えば、MEMS)が用いられる。
【0033】
また、光伝送信号入力部11〜1N及び光伝送信号出力部21〜2Nが、方路別に設けられた場合は、光スイッチ部3は、方路間における光信号をスイッチングすることができる。
【0034】
入力信号モニタ部4は、例えば、図19に示すような構成である。分岐部41と光信号モニタ部42から構成されている。光伝送信号入力部から供給された光信号を分岐部41で、その一部を分岐し、その光信号をモニタする。ここでは、光信号の光レベルをモニタして、光信号の光レベルに応じた電気信号を生成し、その電気信号を入力光信号制御部へ供給する。なお、分岐部41と光信号モニタ部42を一体としても良いし、電気信号に変換しないで、光信号のままで、制御するようにしてもよい。
【0035】
監視信号生成部6は、その監視信号生成部6に対応した方路における光信号が伝送されていない場合、又は光信号が伝送されていたとしてもその信号のレベルが所定以下の場合に、その方路に関し、スイッチングの動作の確認ができなくなるので、それを担保するための監視信号を生成する。なお、光信号が伝送されていない場合、又は光信号が伝送されていたとしてもその信号のレベルが所定以下の場合とは、回線の障害時、回線の未使用時等である。監視信号生成部6は、回線の障害時、回線の未使用時であっても、光スイッチ部3を監視可能とするために、監視信号を生成する。
【0036】
入力光信号制御部5は、入力信号モニタ部4からの光信号の光レベルに応じた信号を受けて、入力光信号選択部7を制御する。入力信号モニタ部4からの光信号の光レベルが所定以上の場合は、光伝送信号入力部から供給された光信号を光スイッチ部3に供給するように、入力光信号選択部7を制御し、入力信号モニタ部4からの光信号の光レベルが所定以下の場合は、監視信号生成部6で生成された監視信号を光スイッチ部3に供給するように、入力光信号選択部7を制御する。
【0037】
入力光信号選択部7は、2つの入力端に対して、1つの出力端を有し、光信号制御部5により制御される。光信号制御部5の制御により、光伝送信号入力部から供給された光信号又は監視信号生成部6で生成された監視信号を選択して、光スイッチ部3に供給する。
【0038】
この構成により、入力信号モニタ部41〜4Nにおいて、外部から光伝送信号入力部11〜1Nに入力された光信号の光レベルを常時監視し、その状態を入力光信号制御部51〜5Nに通知する。入力光信号制御部51〜5Nでは、その光レベルが一定レベルに満たない場合には監視信号生成部6で生成された監視信号が光スイッチ部3に入力されるように入力光信号選択部71〜7Nを制御する。また、光レベルが一定レベルを満たしている場合には光伝送信号入力部11〜1Nに入力された光信号が光スイッチ部3に入力されるように入力光信号選択部71〜7Nを制御する。
【0039】
なお、監視信号生成部6は、監視信号を常時生成するようにしても良いが、入力光信号制御部5の制御により、入力光信号選択部7により、監視信号が選択される期間だけ(選択される期間の前後を含むようにしても良い。)生成するようにしても良い。
【0040】
第1の実施例によれば、外部からの光信号の入力状態に拘わらず、常時、光スイッチ部3に対して、光信号を入力しておくことが可能であり、光スイッチにおける最適化動作を常に働かせることできる。
【0041】
図3に、第2の実施例における光クロスコネクト装置の構成例を示す。図2における光クロスコネクト装置30は、光伝送信号入力部11〜1N、光伝送信号出力部21〜2N、光スイッチ部3、入力信号モニタ部41〜4N、入力光信号制御部51〜5N、監視信号生成部61〜6N、入力光信号選択部71〜7N及び出力信号モニタ部211〜21Nから構成されている。
【0042】
第2の実施例における光クロスコネクト装置30は、第1の実施例の図2における光スイッチ部3の後段に、出力信号モニタ部211〜21Nを備えたものである。
【0043】
出力信号モニタ部21は、例えば、図20に示すような構成である。分岐部211と光信号モニタ部212から構成されている。光スイッチ部3から出力された光信号を分岐部211で、その一部を分岐し、その光信号をモニタする。ここでは、光信号の光レベルをモニタして、その情報をモニタ出力の利用装置(図示せず)へ供給する。出力信号モニタ部21から得られる情報は、光信号の有無、光信号の光レベルデータ等である。
【0044】
モニタ出力の利用装置では、出力信号モニタ部21からの情報に基づいて、種々の動作を行う。例えば、障害の検出・報知・復旧、光スイッチのミラー角度の自動調整、光スイッチのソフトウエアの変更等である。
【0045】
また、モニタ出力の利用装置は、前段の(遠方に存在する)光クロスコネクト装置が送出した監視信号を、当該光クロスコネクト装置の出力信号モニタ部21がモニタして、その情報に基づいて、回線等の監視を行うこともできる。
【0046】
実施例1において説明したように、光スイッチ部3の入力側は常に光信号が入力されている状態が維持されているため、第2の実施例によれば、出力信号モニタ部211〜21Nで光スイッチ部3の出力信号レベルを監視することで、外部からの光信号入力状態に拘わらず、光スイッチ部3の障害等の監視を行うことができる。
【0047】
図4に、第3の実施例における光クロスコネクト装置の構成例を示す。図4における光クロスコネクト装置40は、光伝送信号入力部11〜1N、光伝送信号出力部21〜2N、光スイッチ部3、入力信号モニタ部41〜4N、入力光信号制御部51〜5N、監視信号生成部61〜6N、入力光信号選択部71〜7N、出力信号モニタ部211〜21N、出力遮断部221〜22N及び出力光信号制御部23から構成されている。
【0048】
第3の実施例における光クロスコネクト装置40は、第2の実施例の図3における光出力部2の前方の段(又は、光スイッチ部3の後方の段)に、出力遮断部221〜22Nを設け、さらに、この出力遮断部221〜22Nを制御する出力光信号制御部23を備えたものである。
【0049】
出力遮断部22は、入力信号を遮断する回路で、出力光信号制御部23により制御される。出力遮断部22として、例えば、図20に示すような構成が用いられる。1つの入力端に対して、2つの出力端を有し、出力光信号制御部23により制御される。出力信号モニタ部21を介して光スイッチ部3からの出力信号が、出力光信号制御部23の制御により、光信号出力2又は終端部又は監視信号処理部等(図示せず)に供給される。
【0050】
出力光信号制御部23は、入力信号モニタ部4からの光信号の光レベルに応じた信号を受けて、出力遮断部22を制御する。入力信号モニタ部4からの光信号の光レベルが所定以上の場合は、光スイッチ部3からの出力信号を光伝送信号出力部2に供給するように(▲1▼)、出力遮断部22を制御し、入力信号モニタ部4からの光信号の光レベルが所定以下の場合は、光スイッチ部3からの出力信号を、光信号出力2又は終端部又は監視信号処理部等に供給するようにして(▲2▼)、光伝送信号出力部2への供給を遮断する。
【0051】
出力光信号制御部23は、光スイッチ部3の入力ポートと出力ポートの接続情報を保持し、さらに、入力信号モニタ部4からの光信号の光レベルに応じた信号を受けているので、監視信号生成部6で生成された監視信号が印加された入力ポート及びその監視信号が出力される出力ポートを知ることができる。そこで、出力光信号制御部23は、監視信号が出力される出力ポートからの監視信号のみを、遮断するように、出力遮断部22を制御することができる。
【0052】
第3の実施例は、監視信号生成部6で生成された監視信号を外部に送出することが許容されない場合のために、光スイッチ部3の後段において該監視信号を遮断する出力遮断部22を備えたものである。しかしながら、この出力遮断部22において、監視信号生成部6で生成された監視信号以外の主信号については遮断しないように、出力光信号制御部23により出力遮断部22の制御を行う。
【0053】
この出力光信号制御部23では、光スイッチ部3の入力ポートと出力ポートの接続情報を保持しており、入力信号モニタ部4における光レベルが一定レベルに満たない場合にはその入力ポートと対応した出力ポートの出力遮断部22を制御することにより、監視信号生成部6で生成された監視信号を遮断する。逆に、入力信号モニタ部4における光レベルが一定レベルを満たす場合には、その光信号を透過させる。
【0054】
第3の実施例によれば、監視信号生成部6で生成された監視信号を外部に送出しないようにすることができる。
【0055】
図5に、第4の実施例における光クロスコネクト装置の構成例を示す。図5における光クロスコネクト装置50は、光伝送信号入力部11〜1N、光伝送信号出力部21〜2N、光スイッチ部3、入力信号モニタ部41〜4N、入力光信号制御部51〜5N、監視信号生成部61〜6N、入力光信号選択部71〜7N、出力信号モニタ部211〜21N、出力光信号制御部23、出力先選択部241〜24N及び監視信号処理部251〜25Nから構成されている。
【0056】
第4の実施例における光クロスコネクト装置50は、第3の実施例の図4における出力遮断部22を1×2の光スイッチの様な出力先選択部241〜24N及び監視信号処理部251〜25Nで構成したものである。
【0057】
出力先選択部241〜24N及び監視信号処理部251〜25Nの構成例を図21に示す。出力先選択部24は、1つの入力端に対して、2つの出力端を有し、出力光信号制御部23により制御される。監視信号処理部25は、光/電気変換部251及び信号処理部252から構成され、監視信号を処理して、処理した信号を監視信号利用装置へ送出する。
【0058】
出力光信号制御部23は、入力信号モニタ部4からの光信号の光レベルに応じた信号を受けて、出力先選択部24を制御する。入力信号モニタ部4からの光信号の光レベルが所定以上の場合は、光スイッチ部3からの出力信号を光伝送信号出力部2に供給する(▲1▼)ように、出力先選択部24を制御し、入力信号モニタ部4からの光信号の光レベルが所定以下の場合は、光スイッチ部3からの出力信号を、監視信号処理部25に供給する(▲2▼)。
【0059】
これにより、出力先選択部24は、第3の実施例のように、監視信号生成部6で生成された監視信号を外部に送出しないようにすることができ、さらに、外部に送出しない監視信号を抽出、モニタして、監視信号を有効利用することができる。
【0060】
例えば、監視信号生成部6で生成された監視信号として、試験信号パターンを用いた場合、監視信号処理部25で試験信号パターンを処理して、精度の高い、光スイッチ部3の監視を行うことができる。
【0061】
実施例4によれば、監視信号生成部6で生成された監視信号を外部に対して遮断するだけでなく、監視信号を抽出、モニタして、監視信号を有効利用することができる。また、監視信号として、単なる周波数信号でなく、特定の信号により変調された監視信号(例えば、試験信号パターン)を用いた場合は、種々の精度の高い光スイッチに関する監視を行うことができる。
【0062】
実施例4における光クロスコネクト装置の動作例を図6に示す。まず、最初に、外部から光伝送信号入力部11に光信号#1が入力され、光伝送信号入力部1Nに光信号#nが入力されている。光スイッチ部3により、光信号#1及び光信号#nが、それぞれ、光伝送信号出力部2N及び光伝送信号出力部21に、スイッチングされ外部に出力されているとする。ここで、光伝送信号入力部1Nに入力されている光信号#nが障害により断した場合を考える。入力信号モニタ部4Nにおいて、信号のレベルが所定レベル以下となることから、光信号#nの断が検出される。この検出情報に基づいて、入力光信号制御部23が入力選択部7Nを制御し、光信号#nの代わりに監視信号生成部6Nで生成された監視信号を光スイッチ部3に送出する。また、それと同時に出力光信号制御部23も、光信号#nの障害発生を知り、光信号#nに対応する出力ポートが#1であることを知るため、出力ポート#1に対応する出力先選択部241を制御して、監視信号を監視信号処理部25Nに出力させる。
【0063】
当初から特定の光伝送信号入力部に、外部から光が入力されていない場合も、同じように動作する。外部から光が入力されていない特定の光伝送信号入力部の光信号に代えて、監視信号が挿入されるので、光スイッチ部3には、光スイッチ部3の全ての入力ポートに光信号が供給される。これにより、光スイッチ部3の全入力ポートに関する動作確認を行うことができる。また、挿入された監視信号は、出力光信号制御部23によって、外部に送出されないように制御される。
【0064】
また、光信号#nの障害が復旧した場合は、正常な光信号をモニタ部4Nで検出する。この検出情報に基づいて、入力光信号制御部23が入力選択部7Nを切り替えて、監視信号の代わり光信号#nを光スイッチ部3に送出する。また、それと同時に、出力光信号制御部23は、光信号#nの障害の復旧を知り、光信号#nの出力ポート#1における出力先選択部241を制御して、光信号#nを光伝送信号出力部21に出力させるように制御する。
【0065】
図7に、第5の実施例における光クロスコネクト装置の構成例を示す。図7における光クロスコネクト装置60は、光伝送信号入力部11〜1N、光伝送信号出力部21〜2N、光スイッチ部3、入力信号モニタ部41〜4N、入力光信号制御部51〜5N、監視信号生成部61〜6N、入力光信号選択部71〜7N、出力信号モニタ部211〜21N、出力光信号制御部23、出力先選択部241〜24N、監視信号処理部251〜25N及び光スイッチ制御部26から構成されている。
【0066】
第5の実施例における光クロスコネクト装置60は、第4の実施例の図5における光クロスコネクト装置50に、光スイッチ制御部26を付加した構成である。
【0067】
光スイッチ制御部26は、光スイッチ部3の未使用入力ポートと未使用出力ポートとの接続を制御する。
【0068】
例えば、光スイッチ制御部26が、未使用ポート間のスイッチング状態を定期的に切り替えることにより、光スイッチ部3の未使用ポート間のスイッチングの動作確認を行うことができる。また、光スイッチ制御部26が、ユーザが利用する直前に、そのユーザが使用する予定の入力ポートと出力ポートとの接続を行うことにより、光スイッチ部3の機能が正常に動作することを確認することができる。
【0069】
なお、光スイッチ部3の機能確認は、出力信号モニタ部21又は監視信号処理部25において、監視信号を処理することにより行う。
【0070】
第5の実施例によれば、光スイッチ部3の障害潜在化を防ぎ、ユーザから装置に対して光入力が開始される時に初めて、光スイッチ部3の障害が検出されるような事態を未然に防ぐことができる。
【0071】
図8に、第6の実施例における光クロスコネクト装置の構成例を示す。図8における光クロスコネクト装置70は、光伝送信号入力部111〜1Nn、光伝送信号出力部211〜2Nn、光スイッチ部73、監視信号生成部711〜71N、合波器721〜72N、分波器741〜74N及び監視信号処理部751〜75Nから構成されている。
【0072】
先ず、光クロスコネクト装置70に入力された光信号に着目すれば、光クロスコネクト装置70の光伝送信号入力部111〜1Nnに入力された光信号は、合波器721〜72Nにより、n波単位で多重化されてN個の多重光信号となり、N個の光スイッチ部3の入力ポート(#1〜#N)に供給される。N個の入力ポートに供給された多重光信号のそれぞれは、光スイッチ部3でスイッチングされ、所定の出力ポート(#1〜#N)から出力される。出力ポートから出力された多重光信号は、分波器74で分波され、波長単位の光信号が、光伝送信号出力部21〜2Nから出力される。また、光伝送信号入力部11〜1Nには、波長単位での光信号が印加され、光スイッチ部3では、波長群単位でスイッチングが行われる。
【0073】
このように、光クロスコネクト装置70の光伝送信号入力部111〜11nに入力された光信号(波長:λ1〜λn)は、合波器721により多重化され、光スイッチ部3の入力ポート#1に供給される。同様に、光クロスコネクト装置70の光伝送信号入力部1N1〜1Nnに入力された光信号(波長:λ1〜λn)は、合波器72Nにより多重化され、光スイッチ部3の入力ポート#Nに供給される。
【0074】
次に、監視信号について説明する。監視信号生成部711で生成された波長λm(λmは、波長λ1〜λnとは異なる波長である。)の監視信号が、合波器721で、光伝送信号入力部111〜11nに入力された波長λ1〜λnの光信号と合波されて、光スイッチ部3の入力ポート#1に供給される。同様に、監視信号生成部71Nで生成された波長λmの監視信号が、合波器72Nで、光伝送信号入力部1N1〜1Nnに入力された波長λ1〜λnの光信号と合波されて、光スイッチ部3の入力ポート#Nに供給される。これにより、波長λ1〜λnの光信号毎に、波長λmの監視信号が多重化されて、光スイッチ部3の入力ポートに供給される。したがって、光スイッチ部3の全入力ポートには、外部からの光信号入力状態に拘わらず、少なくとも、波長λmの監視信号が供給されており、光信号が供給されない入力ポートは存在しない。
【0075】
光スイッチ部73は、波長群(波長:λ1〜λn、λm)単位で入力ポート#1〜#Nと出力ポート#1〜#N間のスイッチングを行う。スイッチングされた出力ポート#1における波長λ1〜λnの光信号は、分波器741で波長λ1〜λnの光信号に分波され、それぞれ、光伝送信号出力部211〜21nから出力される。同様に、出力ポート#Nにおける波長λ1〜λnの光信号は、分波器74Nで波長λ1〜λnの光信号に分波され、それぞれ、光伝送信号出力部2N1〜2Nnから出力される。
【0076】
また、波長λmの監視信号は、分波器741〜74Nで分波されて、監視信号処理部751〜75Nに供給される。
【0077】
また、実施例6によれば、監視信号生成部71で生成された波長λmの監視信号を、波長λ1〜λnの外部入力光信号に多重させることで、実施例1〜5のような外部入力光信号との入力切り替え処理を不要にしている。
【0078】
実施例6によっても、外部からの光信号の入力状態に拘わらず、常時、光スイッチ部3に対して、光信号を入力しておくことが可能であり、光スイッチにおける最適化動作を常に働かせることできる。
【0079】
図9に、第7の実施例における光クロスコネクト装置の構成例を示す。図9における光クロスコネクト装置80は、光伝送信号入力部111〜1Nn、光伝送信号出力部211〜2Nn、光スイッチ部73、合波器721〜72N、分波器741〜74N、監視信号処理部751〜75N、監視信号生成部761〜76N及び波長変換部771〜77Nから構成されている。
【0080】
第7の実施例における光クロスコネクト装置80は、第6の実施例の図8における監視信号生成部711〜71Nを、監視信号生成部761〜76N及び波長変換部771〜77Nで構成したものである。
【0081】
第6の実施例の図8における監視信号生成部71は、波長λmの光信号を生成する必要があるが、第7の実施例の図9における監視信号生成部76は、監視信号生成部76で生成した監視信号に対して、波長変換部77で波長変換するので、波長λm以外の波長を生成するもので良い。
【0082】
図10に、第8の実施例における光クロスコネクト装置の構成例を示す。図10における光クロスコネクト装置90は、光伝送信号入力部111〜1Nn、光伝送信号出力部211〜2Nn、光スイッチ部73、監視信号生成部711〜71N、合波器721〜72N、分波器741〜74N、監視信号処理部751〜75N及び波長変換部91N〜9Nnから構成されている。
【0083】
第8の実施例における光クロスコネクト装置90は、第6の実施例の図8における光クロスコネクト装置70において、光伝送信号入力部111〜1Nnと合波器721〜72Nとのそれぞれの間に波長変換部911〜9Nnを設けたものである。
【0084】
第8の実施例によれば、光伝送信号入力部1と合波器72との間に波長変換部9を備えることで、合波器72に入力される光信号の波長における制限をなくすことができる。つまり、光伝送信号入力部1に入力される伝送光信号の波長に関係なく、合波器72に適した波長を、合波器72に供給することができる。
【0085】
実施例9は、図8〜図10のそれぞれに記載されている。つまり、実施例9は、光スイッチ回路73と光伝送信号出力部2との間に分波器74を備えるものである。これにより、実施例4における出力先選択部24及び出力光信号制御部23が不要となり、外部へ出力する光信号には全く影響を与えることなく、監視信号生成部で生成された監視信号を監視信号処理部で常に抽出、モニタすることが可能となる。
【0086】
図11に、第10の実施例における光クロスコネクト装置の構成例を示す。図11における光クロスコネクト装置100は、光伝送信号入力部111〜1Nn、光伝送信号出力部211〜2Nn、光スイッチ部73、入力信号モニタ部921〜92N、監視信号制御部931〜93N、監視信号生成部941〜94N、合波器951〜95N及び分波器961〜96Nから構成されている。
【0087】
入力信号モニタ部921〜92Nは、光伝送信号入力部1に供給された波長λ1〜λnの外部入力光信号の内、波長λnの外部入力光信号の光レベルをモニタする。
【0088】
監視信号制御部93は、入力信号モニタ部92からの波長λnの光信号の光レベルに応じた信号を受けて、監視信号生成部94を制御する。入力信号モニタ部92からの光信号の光レベルが所定以上の場合は、監視信号生成部94から監視信号が合波器95に出力されないように、監視信号生成部94を制御し、また、入力信号モニタ部92からの光信号の光レベルが所定以下の場合は、監視信号生成部6で生成された監視信号が合波器95に供給されるように、監視信号生成部94を制御する。
【0089】
監視信号生成部94は、光スイッチ回路73を監視する監視信号であって、光伝送信号入力部1に供給された入力光信号の波長(波長:λ1〜λn)の一つと同一の波長(例えば、波長λn)の監視信号を生成する。監視信号生成部94は、監視信号制御部93により制御されて、監視信号を生成する。
【0090】
合波器95は、波長単位の光信号(波長:λ1〜λn)を合波して波長群の光信号とし、合波した波長群の光信号を前記光スイッチ部73に供給する。
【0091】
第10の実施例によれば、入力信号モニタ部92が光伝送信号入力部1に供給された波長λ1〜λnの外部入力光信号の内、波長λnの外部入力光信号の光レベルをモニタし、入力信号モニタ部92からの光信号の光レベルが所定以下の場合は、監視信号生成部6で生成された波長λnの監視信号が光スイッチ部73に供給される。これにより、外部からの光信号の入力状態に拘わらず、常に波長λnの光信号を、光スイッチ部73に供給することが可能であり、光スイッチ部73の最適化動作を働かせることができる。
【0092】
図12に、第11の実施例における光クロスコネクト装置の構成例を示す。図12における光クロスコネクト装置110は、光伝送信号入力部111〜1Nn、光伝送信号出力部211〜2Nn、光スイッチ部73、入力信号モニタ部921〜92N、監視信号制御部931〜93N、合波器951〜95N、分波器961〜96N、波長変換部971〜97N及び監視信号生成部991〜99Nから構成されている。
【0093】
第11の実施例における光クロスコネクト装置110は、第10の実施例の図11における監視信号生成部941〜94Nを、監視信号生成部991〜99N及び波長変換部971〜97Nで構成したものである。
【0094】
第11の実施例によれば、入力信号モニタ部92でモニタする光信号の波長と監視信号生成部991〜99Nの挿入光信号の波長との間に制限がなくなるため、外部から入力される光信号の波長に関して自由度が拡がるとともに入力信号モニタ部92の搭載位置に関しても自由度が拡がる。
【0095】
図13に、第12の実施例における光クロスコネクト装置の構成例を示す。図13おける光クロスコネクト装置120は、光伝送信号入力部111〜1Nn、光伝送信号出力部211〜2Nn、光スイッチ部73、波長変換部9111〜91Nn、入力信号モニタ部921〜92N、監視信号制御部931〜93N、監視信号生成部941〜94N、合波器951〜95N及び分波器961〜96Nから構成されている。
【0096】
第12の実施例における光クロスコネクト装置120は、第10の実施例の図11における光クロスコネクト装置100において、光伝送信号入力部111〜1Nnと合波器951〜95Nとのそれぞれの間に波長変換部9111〜91Nnを設けたものである。
【0097】
第12の実施例によれば、光伝送信号入力部1と合波器95との間に波長変換部91を備えることで、実施例10と同様の効果がある上、さらに、外部から入力される光信号の波長に関する制限がなくなる。
【0098】
図14に、第13の実施例における光クロスコネクト装置の構成例を示す。図14おける光クロスコネクト装置130は、光伝送信号入力部111〜1Nn、光伝送信号出力部211〜2Nn、光スイッチ部73、入力信号モニタ部921〜92N、監視信号制御部931〜93N、監視信号生成部941〜94N、合波器951〜95N、分波器961〜96N及び出力信号モニタ部981〜98Nから構成されている。
【0099】
第13の実施例における光クロスコネクト装置130は、第10の実施例の図11における光クロスコネクト装置100において、分波器961〜96Nで分波された波長λnの光信号をモニタする出力信号モニタ部981〜98Nを設けたものである。
【0100】
第13の実施例によれば、実施例4における出力先選択部24及び出力光信号制御部23が不要で、外部へ出力する光信号には全く影響を与えることなく、監視信号生成部で生成された監視信号を監視信号処理部で常に抽出、モニタすることが可能となる。
【0101】
波長λnの光信号は、外部からの光信号入力状態に拘わらず常に光スイッチ部73の全入力ポートに供給されているため、光スイッチ部73が正常であれば、光スイッチ部73のスイッチング状態に拘わらず常に光レベルを検出するはずであり、光スイッチ部73の全ポートの障害監視が常時可能となる。
【0102】
図15に、第14の実施例における光クロスコネクト装置の構成例を示す。図15おける光クロスコネクト装置140は、光伝送信号入力部111〜1Nn、光伝送信号出力部211〜2Nn、光スイッチ部73、入力信号モニタ部921〜92N、監視信号制御部931〜93N、監視信号生成部941〜94N、合波器951〜95N、分波器961〜96N、出力光信号制御部111及び出力遮断部1121〜112Nから構成されている。
【0103】
第14の実施例における光クロスコネクト装置140は、第11の実施例の図12における光出力部2の前段に、出力遮断部1121〜112Nを設け、さらに、この出力遮断部1121〜112Nを制御する出力光信号制御部111を備えたものである。
【0104】
出力遮断部112は、入力信号を遮断する回路で、出力光信号制御部111より制御される。出力遮断部112として、例えば、図4の出力遮断部22を用いることができる。
【0105】
出力光信号制御部111は、入力信号モニタ部92からの光信号の光レベルに応じた信号を受けて、出力遮断部112を制御する。入力信号モニタ部92からの光信号の光レベルが所定以上の場合は、分波器961〜96Nで分波された波長λnの光信号を光伝送信号出力部2に供給するように、出力遮断部112を制御する。これにより、入力信号モニタ部92における波長λnの外部入力光の信号光レベルが一定レベルを満たす場合には、この外部入力光信号を透過させる。
【0106】
また、入力信号モニタ部92からの光信号の光レベルが所定以下の場合は、分波器961〜96Nで分波された波長λnの光信号を遮断し、波長λnの監視信号を光伝送信号出力部2への供給しないように制御する。
【0107】
出力光信号制御部111は、光スイッチ部73の入力ポートと出力ポートの接続情報を保持し、さらに、入力信号モニタ部92からの光信号の光レベルに応じた信号を受けているので、監視信号生成部94で生成された監視信号が印加された入力ポート及びその監視信号が出力される出力ポートを知ることができる。そこで、出力光信号制御部111は、監視信号が出力される出力ポートからの監視信号のみを、遮断するように、出力遮断部112を制御することができる。
【0108】
第14の実施例によれば、監視信号生成部94で生成された監視信号を外部に送出しないようにすることができる。
【0109】
実施例14における光クロスコネクト装置の動作例を図16に示す。まず、最初に、外部から光伝送信号入力部111に光信号#1-1が入力され、光伝送信号入力部11nに光信号#1-nが入力され、光伝送信号入力部1N1に光信号#N-1が入力され、光伝送信号入力部1Nnに光信号#N-n が入力されている。光スイッチ部73により、入力ポート#1の光信号及び入力ポート#Nの光信号が、それぞれ、出力ポート#N及び出力ポート#1に、スイッチングされ外部に出力されているとする。その結果、光伝送信号出力部211に光信号#N-1が出力され、光伝送信号出力部21nに光信号#N-nが出力され、光伝送信号出力部2N1に光信号#1-1が出力され、光伝送信号出力部2Nnに光信号#1-nが出力される。
【0110】
ここで、波長λnの光信号#N-nが障害により断した場合、それが入力信号モニタ部92Nで検出される。この検出情報に基づいて、監視信号制御部93Nが、監視信号生成部94Nを制御して、波長λnの監視信号を生成し、光信号#N-nの代わりに、波長λnの監視信号を合波器95Nを介して、光スイッチ部3の入力ポート#Nに送出する。また、それと同時に出力光信号制御部111も、光信号#N-nの障害発生を知る。出力光信号制御部111は、光信号#N-nに対応する出力ポートが#1であることを知っているので、出力ポート#1に対応する出力遮断部1121を制御して、波長λnの監視信号を遮断する。
【0111】
当初から特定の光伝送信号入力部に、外部から光が入力されていない場合も、同じように動作する。外部から光が入力されていない特定の光伝送信号入力部の光信号に代えて、監視信号が挿入されるので、光スイッチ部3には、光スイッチ部3の全ての入力ポートに光信号が供給される。これにより、光スイッチ部3の全入力ポートに関する動作確認を行うことができる。また、挿入された監視信号は、出力光信号制御部111によって、外部に送出されないように制御される。
【0112】
また、光信号#N-nの障害が復旧した場合は、正常な光信号の信号をモニタ部92Nで検出する。この検出情報に基づいて、入力光信号制御部111が監視信号生成部94Nを制御して、監視信号生成部94Nによる監視信号の生成を停止する。これにより、光伝送信号入力部1Nnに入力された光信号#N-nを光スイッチ部3に送出する。また、それと同時に、出力光信号制御部111は、光信号#N-nの障害の復旧を知り、光信号#N-nの出力ポート#1における出力遮断部1121を制御して、光信号#N-nを光伝送信号出力部21nに出力させるように制御する。
【0113】
図17に、第15の実施例における光クロスコネクト装置の構成例を示す。図15おける光クロスコネクト装置150は、光伝送信号入力部111〜1Nn、光伝送信号出力部211〜2Nn、光スイッチ部73、入力信号モニタ部921〜92N、監視信号制御部931〜93N、監視信号生成部941〜94N、合波器951〜95N、分波器961〜96N、出力光信号制御部111、出力先選択部1131〜113N及び監視信号処理部1141〜114Nから構成されている。
【0114】
実施例15は、実施例14における出力遮断部112を、図5と同様に、1の入力端に対して2以上の出力端を備えた出力先選択手段としたものである。
【0115】
実施例15によれば、監視信号生成部94で生成された監視信号を外部に対して遮断するだけでなく、監視信号を抽出、モニタして、監視信号を有効利用することができる。また、監視信号として、単なる周波数信号でなく、特定の信号により変調された監視信号(例えば、試験信号パターン)を用いた場合は、種々の精度の高い光スイッチに関する監視を行うことができる。
【0116】
図18に、第16の実施例における光クロスコネクト装置の構成例を示す。図18おける光クロスコネクト装置160は、光伝送信号入力部111〜1Nn、光伝送信号出力部211〜2Nn、光スイッチ部73、入力信号モニタ部921〜92N、監視信号制御部931〜93N、監視信号生成部941〜94N、合波器951〜95N、分波器961〜96N、出力信号モニタ部981〜98N及び光スイッチ制御部113から構成されている。
【0117】
第16の実施例における光クロスコネクト装置160は、第13の実施例の図14における光クロスコネクト装置130に、光スイッチ制御部113を付加した構成である。
【0118】
光スイッチ制御部113は、光スイッチ部73の未使用入力ポートと未使用出力ポートとの接続を制御する。
【0119】
例えば、光スイッチ制御部113が、未使用ポート間のスイッチング状態を定期的に切り替えることにより、光スイッチ部73の未使用ポート間のスイッチングの動作確認を行うことができる。また、光スイッチ制御部113が、ユーザが利用する直前に、そのユーザが使用する予定の入力ポートと出力ポートとの接続を行うことにより、光スイッチ部73の機能が正常に動作することを確認することができる。
【0120】
第16の実施例によれば、光スイッチ部73の障害潜在化を防ぎ、ユーザから装置に対して光入力が開始される時に初めて、光スイッチ部73の障害が検出されるような事態を未然に防ぐことができる。
【0121】
本発明によれば、外部からの光信号入力状態に拘わらず、光スイッチ回路の正常性確認および内部最適化動作を常時機能させることが可能であり、また、光スイッチ障害の潜在化を防ぐことが可能である。
【0122】
また、図2〜図18の光クロスコネクト装置は、光伝送信号入力部に供給された波長単位、波長群単位又は光ファイバ単位の光信号の光レベルが、所定レベル以下の場合、前記光スイッチ回路を監視するための監視信号を、波長単位、波長群単位又は光ファイバ単位毎に、前記光スイッチ回路に供給するものである。したがって、図2〜図18の光クロスコネクト装置を別の観点で見れば、これらの図には、光スイッチ回路を有する光クロスコネクト装置の監視方法であって、当該光クロスコネクト装置の光伝送信号入力部に供給された波長単位、波長群単位又は光ファイバ単位の光信号の光レベルが、所定レベル以下の場合、前記光スイッチ回路を監視するための監視信号を、波長単位、波長群単位又は光ファイバ単位毎に、前記光スイッチ回路に供給する光クロスコネクト装置の監視方法が記載されている。
【0123】
なお、請求項における「光スイッチ回路」、「入力光レベルモニタ手段」、「監視信号生成手段」、「入力光信号選択手段」及び「合波手段」は、図面における「光スイッチ部」、「入力光レベルモニタ部」、「監視信号生成部」、「入力光信号選択部」及び「合波器」に対応する。
【0124】
本発明は、以下の態様を有する。
(付記1)光スイッチ回路を有する光クロスコネクト装置において、
当該光クロスコネクト装置の光伝送信号入力部に供給された波長単位、波長群単位又は光ファイバ単位の光信号の光レベルが、所定レベル以下の場合、前記光スイッチ回路を監視するための信号を、波長単位、波長群単位又は光ファイバ単位毎に、前記光スイッチ回路に供給することを特徴とする光クロスコネクト装置。
(付記2)光スイッチ回路を有する光クロスコネクト装置において、
当該光クロスコネクト装置の光伝送信号入力部に供給された光信号の光レベルをモニタする入力光レベルモニタ手段と、
前記光スイッチ回路を監視するための監視信号を生成する監視信号生成手段と、
前記光伝送信号入力部と前記光スイッチ回路との間に設けられた手段であって、前記監視信号生成手段で生成した監視信号又は前記光伝送信号入力部に供給された光信号を選択して、選択した光信号を前記光スイッチ回路に供給する入力光信号選択手段と、
前記入力光レベルモニタ手段の出力に基づいて、前記入力光信号選択手段を制御する入力光信号制御手段とを有することを特徴とする光クロスコネクト装置。
(付記3)前記光スイッチ回路から出力された光信号の光レベルをモニタする出力光レベルモニタ手段を有し、
前記出力光レベルモニタ手段の出力に基づいて、前記光スイッチ回路の監視を行うことを特徴とする付記2記載の光クロスコネクト装置。
(付記4)前記光スイッチ回路と当該光クロスコネクト装置の光伝送信号出力部との間に設けた前記監視信号を遮断する出力遮断手段と、
前記入力光レベルモニタ手段の出力に基づいて、前記出力遮断手段を制御する出力光信号制御手段とを有することを特徴とする付記3記載の光クロスコネクト装置。
(付記5)前記出力遮断手段は、1の入力端に対して2以上の出力端を備えた出力先選択手段を有することを特徴とする付記4記載の光クロスコネクト装置。
(付記6)前記光スイッチの未使用入力ポートと未使用出力ポート間の接続を制御する光スイッチ制御手段を有することを特徴とする付記3ないし5いずれか一項記載の光クロスコネクト装置。
(付記7)波長群単位でスイッチングする光スイッチ回路を有する光クロスコネクト装置において、
波長単位の光信号を合波して波長群の光信号とする合波手段と、
前記光スイッチ回路を監視する監視信号であって、当該光クロスコネクト装置の光伝送信号入力部に供給された入力光信号の波長と異なる波長の監視信号を生成する監視信号生成手段とを有し、
前記合波手段は、前記監視信号生成手段で生成した監視信号の光信号と前記光伝送信号入力部に供給された波長単位の光信号とを合波して、合波した波長群の光信号を前記光スイッチ回路に供給することを特徴とする光クロスコネクト装置。
(付記8)前記監視信号生成手段は、前記監視信号の波長を変換する監視信号波長変換手段を有し、
前記波長変換手段により、前記監視信号生成手段から出力される監視信号の波長が、前記入力光信号の波長と異なる波長に変換されることを特徴とする付記7記載の光クロスコネクト装置。
(付記9)前記光伝送信号入力部と前記合波手段との間に、前記入力信号光の波長を変換する入力信号波長変換手段を有することを特徴とする付記7又は8記載の光クロスコネクト装置。
(付記10)前記光スイッチ回路と当該光クロスコネクト装置の光伝送信号出力部との間に設けられた手段であって、前記光スイッチ回路から出力された光信号を分波する分波手段を有し、
前記分波手段により、前記監視信号を分波することを特徴とする付記7ないし9いずれか一項記載の光クロスコネクト装置。
(付記11)波長群単位でスイッチングする光スイッチ回路を有する光クロスコネクト装置において、
波長単位の光信号を合波して波長群の光信号とする合波手段と、
前記光スイッチ回路を監視する監視信号であって、当該光クロスコネクト装置の光伝送信号入力部に供給された入力光信号の波長の一つと同一の波長の監視信号を生成する監視信号生成手段と、
前記光伝送信号入力部に供給された前記監視信号の波長と同一の波長の入力光信号の光レベルをモニタする入力光レベルモニタ手段と、
前記入力光レベルモニタ手段の出力に基づいて、前記監視信号生成手段を制御する監視信号制御手段とを有し、
前記合波手段は、前記監視信号生成手段で生成した監視信号の光信号と前記光伝送信号入力部に供給された波長単位の光信号とを合波して、合波した波長群の光信号を前記光スイッチ回路に供給することを特徴とする光クロスコネクト装置。
(付記12)前記監視信号生成手段は、前記監視信号の波長を変換する監視信号波長変換手段を有し、
前記波長変換手段により、前記監視信号生成手段から出力される監視信号の波長が、前記入力信号光の波長の一つと同一の波長に変換されることを特徴とする付記11記載の光クロスコネクト装置。
(付記13)前記光伝送信号入力部と前記合波手段との間に、前記入力信号光の波長を変換する入力信号波長変換手段を有することを特徴とする付記11又は12記載の光クロスコネクト装置。
(付記14)前記光スイッチ回路と当該光クロスコネクト装置の光伝送信号出力部との間に設けられた手段であって、前記光スイッチ回路から出力された光信号を分波する分波手段を有し、
前記分波手段により、前記監視信号を分波することを特徴とする付記11ないし13いずれか一項記載の光クロスコネクト装置。
(付記15)前記分波手段と当該光クロスコネクト装置の光伝送信号出力部との間に設けられた手段であって、前記分波手段で分波された前記監視信号を遮断する出力遮断手段と、
前記入力光レベルモニタ手段の出力に基づいて、前記出力遮断手段を制御する出力光信号制御手段とを有することを特徴とする付記14記載の光クロスコネクト装置。
(付記16)前記出力遮断手段は、1の入力端に対して2以上の出力端を備えた出力先選択手段を有することを特徴とする付記15記載の光クロスコネクト装置。
(付記17)前記光スイッチ回路の未使用入力ポートと未使用出力ポート間の接続を制御する光スイッチ制御手段を有することを特徴とする付記10、14又は16記載の光クロスコネクト装置。
(付記18)光スイッチ回路を有する光クロスコネクト装置の監視方法において、
当該光クロスコネクト装置の光伝送信号入力部に供給された波長単位、波長群単位又は光ファイバ単位の光信号の光レベルが、所定レベル以下の場合、前記光スイッチ回路を監視するための監視信号を、波長単位、波長群単位又は光ファイバ単位毎に、前記光スイッチ回路に供給することを特徴とする光クロスコネクト装置の監視方法。
【0125】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、光クロスコネクト装置を構成する光スイッチの動作確認を常時行うことができ、安定性及び信頼性の高い光クロスコネクト装置及び光クロスコネクト装置の監視方法を提供することができる。
【0126】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術を説明するための図である。
【図2】第1の実施例における光クロスコネクト装置構成例を説明するための図である。
【図3】第2の実施例における光クロスコネクト装置構成例を説明するための図である。
【図4】第3の実施例における光クロスコネクト装置構成例を説明するための図である。
【図5】第4の実施例における光クロスコネクト装置構成例を説明するための図である。
【図6】第4の実施例における光クロスコネクト装置の動作例を説明するための図である。
【図7】第5の実施例における光クロスコネクト装置構成例を説明するための図である。
【図8】 第6の実施例における光クロスコネクト装置構成例を説明するための図である。
【図9】第7の実施例における光クロスコネクト装置構成例を説明するための図である。
【図10】第8の実施例における光クロスコネクト装置構成例を説明するための図である。
【図11】第10の実施例における光クロスコネクト装置構成例を説明するための図である。
【図12】第11の実施例における光クロスコネクト装置構成例を説明するための図である。
【図13】第12の実施例における光クロスコネクト装置構成例を説明するための図である。
【図14】第13の実施例における光クロスコネクト装置構成例を説明するための図である。
【図15】第14の実施例における光クロスコネクト装置構成例を説明するための図である。
【図16】第14の実施例における光クロスコネクト装置の動作例を説明するための図である。
【図17】 第15の実施例における光クロスコネクト装置構成例を説明するための図である。
【図18】 第16の実施例における光クロスコネクト装置構成例を説明するための図である
【図19】入力信号モニタ部の構成例を説明するための図である。
【図20】出力信号モニタ部の構成例を説明するための図である。
【図21】出力遮断部の構成例を説明するための図である。
【図22】出力先選択部及び監視信号処理部の構成例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 光伝送信号入力部
2 光伝送信号出力部
3、73 光スイッチ部
4、92 入力信号モニタ部
5 入力光信号制御部
6、71、94 監視信号生成部
7 入力光信号選択部
10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、110、120、130、140、150、160 光クロスコネクト装置
21、98 出力信号モニタ部
22、112 出力遮断部
23、111 出力光信号制御部
24、113 出力先選択部
25、75、114 監視信号処理部
26、113 光スイッチ制御部
72、95 合波器
74、96 分波器
76、94、99 監視信号生成部
77、91、97 波長変換部
93 監視信号制御部
Claims (5)
- 光スイッチ回路を有する光クロスコネクト装置において、
当該光クロスコネクト装置の光伝送信号入力部に供給された光信号の光レベルをモニタする入力光レベルモニタ手段と、
前記光スイッチ回路を監視するための監視信号を生成する監視信号生成手段と、
前記光伝送信号入力部と前記光スイッチ回路との間に設けられた手段であって、前記監視信号生成手段で生成した監視信号又は前記光伝送信号入力部に供給された光信号を選択して、選択した光信号を前記光スイッチ回路に供給する入力光信号選択手段と、
前記入力光レベルモニタ手段の出力に基づいて、前記入力光信号選択手段を制御する入力光信号制御手段とを有することを特徴とする光クロスコネクト装置。 - 前記光スイッチ回路から出力された光信号の光レベルをモニタする出力光レベルモニタ手段を有し、
前記出力光レベルモニタ手段の出力に基づいて、前記光スイッチ回路の監視を行うことを特徴とする請求項1記載の光クロスコネクト装置。 - 前記光スイッチ回路と当該光クロスコネクト装置の光伝送信号出力部との間に設けた前記監視信号を遮断する出力遮断手段と、
前記入力光レベルモニタ手段の出力に基づいて、前記出力遮断手段を制御する出力光信号制御手段とを有することを特徴とする請求項2記載の光クロスコネクト装置。 - 波長群単位でスイッチングする光スイッチ回路を有する光クロスコネクト装置において、
波長単位の光信号を合波して波長群の光信号とする合波手段と、
前記光スイッチ回路を監視する監視信号であって、当該光クロスコネクト装置の光伝送信号入力部に供給された入力光信号の波長と異なる波長の監視信号を生成する監視信号生成手段とを有し、
前記合波手段は、前記監視信号生成手段で生成した監視信号の光信号と前記光伝送信号入力部に供給された波長単位の光信号とを合波して、合波した波長群の光信号を前記光スイッチ回路に供給することを特徴とする光クロスコネクト装置。 - 波長群単位でスイッチングする光スイッチ回路を有する光クロスコネクト装置において、
波長単位の光信号を合波して波長群の光信号とする合波手段と、
前記光スイッチ回路を監視する監視信号であって、当該光クロスコネクト装置の光伝送信号入力部に供給された入力光信号の波長の一つと同一の波長の監視信号を生成する監視信号生成手段と、
前記光伝送信号入力部に供給された前記監視信号の波長と同一の波長の入力光信号の光レベルをモニタする入力光レベルモニタ手段と、
前記入力光レベルモニタ手段の出力に基づいて、前記監視信号生成手段を制御する監視信号制御手段とを有し、
前記合波手段は、前記監視信号生成手段で生成した監視信号の光信号と前記光伝送信号入力部に供給された波長単位の光信号とを合波して、合波した波長群の光信号を前記光スイッチ回路に供給することを特徴とする光クロスコネクト装置。
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