JP4081712B2 - セキュリティシステムにおけるセキュリティコード更新方式 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、セキュリティコード更新方式に関し、特に、無線通信を利用したセキュリティシステムのセキュリティコードを更新し配布し認証を行うセキュリティ管理手法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の無線通信を利用したセキュリティシステムにおけるセキュリティコードの管理の第1の従来例を図7、図8に示す。
【0003】
図7、図8に示すように、第1の従来例によるシステムは、
セキュリティシステムの暗証番号となるセキュリティコードを記憶する記憶装置(図8の802)と、セキュリティコードを近距離の通信相手とやり取りするための無線通信手段(図8の801)とを備えた無線通信端末システム(図7の701)と、無線端末701と対向で通信する近距離無線通信手段と、この無線通信手段によって受信したセキュリティコードをセキュリティサーバ703に送信し認証を依頼する情報送信手段と、セキュリティサーバ703からの認証情報を受信する情報受信手段と、前記認証情報に従って開錠処理あるいは施錠処理を行うロック手段とを備えたセキュリティシステム(図7の702)と、セキュリティロックシステム702と通信する通信手段と、セキュリティロックシステム702からのセキュリティ認証要求に対して認証処理を行う認証手段と、セキュリティコードを一定期間ごとに更新するかあるいは人為的な操作によって更新するセキュリティコード更新プログラムとを備えたことを特徴とするセキュリティサーバシステム(図7の703)とから構成されている。
【0004】
このような構成を有する第1の従来例によるセキュリティシステムは次のように動作する。
【0005】
即ち、セキュリティロックシステム702を解除しようとするときに、無線通信端末701からセキュリティコードをセキュリティロックシステム702へ送信する。セキュリティロックシステム702は受信したセキュリティコードをセキュリティサーバ703へ送信して認証を行う。セキュリティサーバ703は認証確認を行い、セキュリティコードが正当であればセキュリティロックシステム702に開錠するように通知する。通知を受けたセキュリティロックシステム702は開錠処理を行う。
【0006】
以上に示すように第1の従来例によるシステムでは無線通信端末によって開錠を行うことができる。
【0007】
このシステムにおいてセキュリティの暗証番号となるセキュリティコードはセキュリティサーバにおいて一定期間ごとにコンピュータプログラムによってランダム生成されて更新される。あるいはセキュリティサーバ管理者が人為的な操作を行うことによって管理者が入力したコードに更新される。更新されたセキュリティコードは無線通信端末の使用者に通達され無線通信端末のメモリ上のセキュリティコードも使用者によって更新される。このようにして無線通信端末とセキュリティサーバが同じセキュリティコードを保持することによってセキュリティを実現する。
【0008】
第2の従来例として、特開平11−120397号公報に開示された技術を挙げることができる。
【0009】
この第2の従来例に開示されたセキュリティシステムは、暗証番号を可変設定する設定手段と、この設定手段で設定した暗証番号を特定者に、あるいは特定者の要求に応じてその特定者に知らせる通知手段と、入力される暗証番号と設定手段で設定した暗証番号との照合により人物を認証する認証手段とを備えていることを特徴としている。
【0010】
第3の従来例として、特開平11−252067号公報に開示された技術を挙げることができる。
【0011】
この第3の従来例に開示されたセキュリティオペレーション制御方法は、要求を出す側のクライアントとその要求を処理する側のターゲットがセキュリティサーバを介して通信する場合に、通信制御を行う手段を通信開始毎に設置し、通信終了時に消滅させることを特徴とし、これにより、通信毎にセキュリティ管理情報を制御するので、セキュリティ条件の異なる通信が1つのセキュリティサーバで安全かつ容易に実現することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、叙上の第1の従来例には以下に示すような欠点があった。
【0013】
第1の問題点は、サーバプログラムによるセキュリティコードの更新の場合に、更新期間は一定ということである。セキュリティコードの更新期間が一定である場合には、そのプログラムに規定された期間中は同じコードが使用され、セキュリティコードの漏洩などに対して次の更新期間まで漏洩したコードが自由に使用される脆弱性がある。
【0014】
第1の従来例による第2の問題点は、セキュリティサーバ管理者によるセキュリティコードの更新の場合に、上記第1の問題点はクリアできるが、自動化されたシステムに人為的なプロセスが組み込まれるためにセキュリティサーバの運用においてその部分が非効率になることである。
【0015】
上記第2の従来例には、上記第1の従来例とほぼ同様な課題があった。
【0016】
また、上記第3の従来例は、セキュリティをほぼ完全に達成することは可能であるが、制御が複雑化する課題がある。
【0017】
本発明は従来の上記実情に鑑み、従来の技術に内在する上記課題を解決する為になされたものであり、従って本発明の目的は、更新タイミングを人為的な操作によらずかつ不定期に更新することができる無線通信を利用した新規なセキュリティコード更新手段を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本発明に係るセキュリティシステムにおけるセキュリティコード更新方式は、無線通信端末同士が通信する近距離通信手段と、前記無線通信端末同士により新たに生成された仮セキュリティコードをセキュリティサーバへ送信する長距離無線通信手段と、前記セキュリティサーバにおいて受信した前記仮セキュリティコードを認証して更新する手段と、該更新されたセキュリティコードを前記各無線通信端末に広域送信する通信手段とを備えて構成され、無線通信端末同士が接近したことを契機にして新しいセキュリティコードを生成し更新して各無線通信端末に配布することを特徴としている。
【0019】
前記セキュリティサーバは、無線通信端末と通信し該無線通信端末から端末IDと仮セキュリティコードを受信する長距離無線通信手段と、前記無線通信端末から得た仮セキュリティコードと別の無線通信端末から得た仮セキュリティコードを元に計算式によって新たなセキュリティコードを生成すると共に前記端末IDが有効な端末かを確認した結果が有効であればこれまでのセキュリティコードを新たに生成した前記セキュリティコードに更新するセキュリティコード更新手段と、該セキュリティコード更新手段で更新した前記新しいセキュリティコードを前記長距離無線通信手段を利用してその通信可能範囲内に存するすべての無線通信端末に対して一斉に配信するセキュリティコード配布手段と、セキュリティロックシステムからのセキュリティ認証要求及びセキュリティコードを受信しその認証結果を前記セキュリティロックシステムに対して返信する通信手段と、前記セキュリティロックシステムから受信したセキュリティコードを該セキュリティサーバシステムが有しているセキュリティコードと照合しその結果を出力する認証手段とを備えている。
【0020】
本発明に係るセキュリティシステムにおけるセキュリティコード更新方式はまた、第1の無線通信端末の短距離無線通信可能範囲に第2の無線通信端末が入ると該第1、第2の無線通信端末に仮セキュリティコードが生成される該第1、第2の無線通信端末を含む複数の無線通信端末と、該第1、第2の無線通信端末から送信された前記仮セキュリティコードを使用して新しいセキュリティコードを生成し自己のセキュリティコードを前記新しいセキュリティコードに置き換えると共に前記各無線通信端末に前記新しいセキュリティコードを配信するセキュリティサーバとを備えて構成される。
【0021】
前記無線端末と対向で通信する近距離無線通信手段と、該無線通信手段によって受信したセキュリティコードを前記セキュリティサーバに送信し認証を依頼する情報送信手段と、前記セキュリティサーバからの認証結果を受信する情報受信手段と、該情報受信手段により取得した前記認証情報に従って開錠処理あるいは施錠処理を行うロック手段とを備えたセキュリティロックシステムを有している。
【0022】
ファイルを送信するファイル送信手段を設け、前記セキュリティロックシステムにより開錠処理された場合に、該ファイル送信手段によりファイルを配布する。
【0023】
前記複数の無線通信端末は、長距離の通信を可能とする無線通信手段と、セキュリティシステムの暗証番号となるセキュリティコードを記憶する記憶装置と、自端末を特定する固有認識コードを記憶する記憶装置と、セキュリティコードや固有認識コードを近距離の通信相手とやり取りするための無線通信手段と、乱数により新しいセキュリティコードを発生させるコード生成手段とを具備している。
【0024】
前記セキュリティサーバは、長距離の通信を可能とする無線通信手段と、前記無線通信端末より受信したセキュリティコードを元に新しいセキュリティコードを生成するコード生成手段と、前記無線通信手段を使用してセキュリティコードを前記無線通信端末に対して配布するための手段と、前記セキュリティロックシステムと通信する通信手段と、前記セキュリティロックシステムからのセキュリティ認証要求に対して認証処理を行う認証手段とを備えている。
【0025】
前記セキュリティサーバ内の前記コード生成手段は、前記第1、第2の無線通信端末から送信された端末IDを確認して該端末IDが有効であると判断した場合にセキュリティコードの更新処理に入り前記第1、第2の無線通信端末から送られてきた仮セキュリティコードSC1、SC2を使用して
SCnew=f(SC1 ,SC2 )
の計算式により新しいセキュリティコードを生成する。
【0026】
【発明の実施の形態】
次に、本発明をその好ましい一実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0027】
図1は本発明による一実施の形態を示すブロック構成図である。
【0028】
【実施の形態の構成】
図1を参照するに、本発明の一実施の形態は、無線通信端末101および102と、セキュリティロックシステム103と、セキュリティサーバシステム104とから構成されている。
【0029】
無線通信端末101および102は、図2を参照すると、セキュリティサーバシステム104と通信するための長距離無線手段201と、他の無線通信端末やセキュリティロックシステム103と通信するための近距離無線通信手段202と、セキュリティコードを記憶しておくための記憶装置203と、端末個別の識別番号(以下端末ID)を記憶する記憶装置204と、仮のセキュリティコードを生成するコード生成手段205とを含む。
【0030】
これらの手段201〜205はそれぞれ次のように動作する。
【0031】
長距離無線通信手段201は、セキュリティサーバシステム104と無線通信により通信を行うことができ、無線通信端末側から端末IDと仮のセキュリティコードを送信することができ、またセキュリティサーバシステム104から配信された新しいセキュリティコードを受信することができる。
【0032】
近距離無線通信手段202は、セキュリティロックシステム103と無線通信により通信を行うことができ、セキュリティロックシステム103に対して認証のための端末IDとセキュリティコードと開錠要求とを送信することができる。近距離無線通信手段202は、また、通信可能範囲内に他の無線通信端末が入っているかどうかを検知し、この通信可能範囲内に他の端末がある場合にはその端末と無線通信することができる。
【0033】
記憶装置203は、セキュリティロックシステム103を開錠するためのセキュリティコードを記憶している。また、セキュリティサーバシステム104から新たに配信されたセキュリティコードを元のコードに上書きして記憶することができる。
【0034】
記憶装置204は、無線通信端末の個別にユニークな番号である端末IDを記憶する。この記憶装置204のデータは更新したり消去したりすることはできない。
【0035】
コード生成手段205は、乱数を利用してセキュリティコードと同じサイズのコードデータを生成することができる。このコードデータは仮のセキュリティコードとしてセキュリティサーバシステム104に送信される。
【0036】
セキュリティロックシステム103は、図3を参照すると、無線通信端末と通信するための近距離無線通信手段301と、セキュリティサーバシステム104にセキュリティコードとその認証要求を送信するための送信手段302と、認証結果を受信するための受信手段303とロック手段304とを含む。
【0037】
このセキュリティロックシステム103は、本発明によるセキュリティの対象を一例としてドア等の鍵、いわゆる施錠の開閉に適用した場合に使用される手段であり、セキュリティコードによって施錠の開閉動作を実行する。このセキュリティロックシステム103の上記各要素301、302、303、304はそれぞれ次のように動作する。
【0038】
即ち、近距離無線通信手段301は、他の無線通信端末と対向で無線通信を行い、接続した無線通信端末305より端末ID、セキュリティコード、開錠要求を受信する。
【0039】
送信手段302は、無線通信端末305より近距離無線通信手段301を介して送られてきたセキュリティコードが正しいかどうかをセキュリティサーバシステム104に認証してもらうためにセキュリティコードとその認証要求を送信するための経路手段である。
【0040】
受信手段303は、送信手段302によって要求した認証の結果を受信するための経路手段である。
【0041】
ロック手段304は、通常時には施錠状態であり、受信手段303より得られた認証結果に対し、認証可であれば開錠し、認証不可であれば施錠状態を継続する。
【0042】
セキュリティサーバシステム104は、図4を参照すると、無線通信端末と通信するための長距離無線通信手段401と、セキュリティコード更新手段403と、無線通信端末に対してのセキュリティコード配布手段404と、セキュリティロックシステム103との通信手段405と、セキュリティコードの認証手段406とを含む。
【0043】
このセキュリティサーバシステム104はそれぞれ次のように動作する。
【0044】
即ち、長距離無線通信手段401は、無線通信端末と通信し端末から端末IDと仮のセキュリティコードを受信する。
【0045】
セキュリティコード更新手段403は、無線端末から得た仮のセキュリティコードと別の無線通信端末から得た仮のセキュリティコードとを元に計算式によって新たなセキュリティコードを生成する。次に、端末IDが有効な端末かを確認し有効であればセキュリティコードを新たに生成したものに更新する。
【0046】
セキュリティコード配布手段404は、長距離無線通信手段401を利用しその通信可能範囲内にあるすべての無線通信端末に対してセキュリティコード更新手段403で更新した新しいセキュリティコードを一斉に配信する。
【0047】
通信手段405は、セキュリティロックシステム103からのセキュリティ認証要求およびセキュリティコードを受信し、またその認証結果をセキュリティロックシステム103に対して返信する。
【0048】
認証手段406は、セキュリティロックシステム103から受信したセキュリティコードをセキュリティサーバシステム104が持っているセキュリティコードと照合し、その結果を出力する。
【0049】
【実施の形態の動作】
次に、図1〜図6を参照して本発明による一実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
【0050】
まず、本セキュリティシステムにおいて、セキュリティコードの更新は図5に示すように複数の無線通信端末の接近により励起される。無線通信端末501および502は、使用者に所持され自由に移動を行うことができる。無線通信端末501の近距離無線通信手段の通信圏503の中に無線通信端末502が入ると無線通信端末501は無線通信端末502と無線接続する(図6のステップ601)。
【0051】
次に、接続した相手の端末IDおよびセキュリティコードを更新することにより相手を相互に認証する(図6のステップ602)。
【0052】
次に、無線通信端末のセキュリティコード生成手段(図2の205)により仮のセキュリティコードを生成し(図6のステップ603)、生成した仮セキュリティコードをセキュリティサーバシステム104に送信する(図6のステップ604)。
【0053】
次に、仮セキュリティコードを受信したセキュリティサーバシステム104は送信してきた携帯無線端末(図1の101、102)の端末IDを確認し、その端末から送られてきた情報が有効であると判断した場合には、セキュリティコードの更新処理に入る。携帯無線端末101、102から送られてきた仮セキュリティコードSC1 、SC2 を利用し、下記の特定計算式
SCnew =f(SC1 ,SC2 )
により新しいセキュリティコードを生成し、セキュリティサーバシステム104内のセキュリティコードをこの新しいコードに置き換える(図6の605)。
【0054】
次に、更新したセキュリティコードを長距離無線通信手段(図4の404)を使用してその通信可能範囲内にいるすべての無線通信端末に対して配信する(図6の606)。
【0055】
次に、配信されたセキュリティコードを受信した無線通信端末はセキュリティコードを記憶している記憶装置(図2の203)の情報を新しいセキュリティコードに置き換える(図6の607)。
【0056】
以上の動作によって、セキュリティシステムのセキュリティコードは更新される。
【0057】
セキュリティロックシステム103を開錠するには、図3に示すように、携帯無線端末305から開錠要求およびセキュリティコードが送信され、セキュリティロックシステム103の無線通信手段301がそれらを受信する。受信したセキュリティコードを通信手段302によってセキュリティサーバシステム104に送信して認証要求を行う。認証要求を受けたセキュリティサーバシステム104はセキュリティコードが有効であるかどうかを確認する。その結果は、通信手段303を通してセキュリティロックシステム103に通知される。セキュリティロックシステム103は認証結果に従ってロック手段304を開錠するか、あるいは開錠しない。セキュリティロックシステム103は開錠の是非を携帯端末305に返送することができる。携帯端末305は、セキュリティロックシステム103から開錠の通知を受けた場合には、データまたはファイルの送信が可能となる。
【0058】
【他の実施の形態】
叙上の本発明による一実施の形態においては、セキュリティシステムを施錠の開閉に適用した場合について説明したが、ガスの元栓の確認あるいは石油ストーブ、電気ストーブの点火部の点検についても同様に本発明を適用することが可能である。
【0059】
また、セキュリティロックシステム103の対象をファイルサーバ(ファイル送信手段)とし、セキュリティロックシステム103の開錠の結果、ファイルの送信を開始することができる。特に、セキュリティロックシステム103を電気的なゲート回路により構成し、セキュリティコードによりこのゲート回路のゲートを開閉制御して、ゲート開のときにその情報を携帯端末に通知することにより、ファイルサーバからゲート回路を通して秘匿情報等を特定の相手方に送信することができる。
【0060】
例えば、楽曲データを配信するデータ配信手段を設け、セキュリティロックシステム103の開錠により、楽曲データを配信するように構成することも可能である。
【0061】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成され、作用するものであり、本発明によれば、セキュリティコードの更新タイミングを人為的な操作に頼らずに不定期に発生させられることにあり、従って、極めて高いセキュリティ効果が得られる。
【0062】
その理由は、複数の無線通信端末がある一定距離内に接近するという偶然によって更新処理を励起させられるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態を示すブロック構成図である。
【図2】図1に示された無線通信端末の一実施の形態を示すブロック構成図である。
【図3】本発明に係るセキュリティロックシステムの一実施例を示すブロック構成図である。
【図4】本発明に係るセキュリティサーバシステムの一実施例を示すブロック構成図である。
【図5】本発明による一実施の形態におけるセキュリティコード更新の契約となる無線通信端末の接近を示す動作説明図である。
【図6】本発明による一実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図7】従来技術を示すブロック図である。
【図8】従来技術による無線通信端末のブロック図である。
【符号の説明】
101、102…無線通信端末
103…セキュリティロックシステム
104…セキュリティサーバシステム
201…長距離無線通信手段
202…近距離無線通信手段
203…記憶装置
204…読み出し専用記憶装置
205…仮セキュリティコード生成手段
301…近距離無線通信手段
302…情報送信手段
303…情報受信手段
304…ロック手段
305…無線通信端末
311…無線通信端末からセキュリティロックシステムへの無線通信
401…無線通信端末からセキュリティサーバへの長距離無線通信手段
402…無線通信端末からの情報受信の流れ
403…セキュリティコード生成手段
404…セキュリティサーバから無線通信端末への長距離無線配信手段
405…セキュリティサーバとセキュリティロックシステムの通信手段
406…認証手段
501、502…無線通信端末
503…無線通信手段501の近距離無線通信可能範囲
701…無線通信端末
702…セキュリティロックシステム
703…セキュリティサーバシステム
801…近距離無線通信手段
802…記憶装置

Claims (4)

  1. 複数の無線通信端末と、セキュリティロックシステムと、セキュリティサーバシステムとを有するセキュリティシステムにおいて、前記無線通信端末は、該無線通信端末同士が通信する近距離通信手段と、前記無線通信端末により後記コード生成手段で新たに生成された仮セキュリティコードを前記セキュリティサーバへ送信する長距離無線通信手段と、セキュリティシステムの暗証番号となるセキュリティコードを記憶しておくための第1の記憶手段と、自端末を特定する端末個別の識別番号を記憶する第2の記憶手段と、乱数により仮のセキュリティコードを生成するコード生成手段とを有し、前記セキュリティサーバシステムは、前記セキュリティサーバにおいて受信した前記仮セキュリティコードを認証して更新する手段と、該更新されたセキュリティコードを前記各無線通信端末に広域送信する通信手段とを備え、無線通信端末同士が接近したことを契機にして新しいセキュリティコードを生成し更新して各無線通信端末に配布することを特徴としたセキュリティシステムにおけるセキュリティコード更新方式。
  2. 前記セキュリティサーバは、無線通信端末と通信し該無線通信端末から端末IDと仮セキュリティコードを受信する長距離無線通信手段と、前記無線通信端末から得た仮セキュリティコードと別の無線通信端末から得た仮セキュリティコードを元に計算式によって新たなセキュリティコードを生成すると共に前記端末IDが有効な端末かを確認した結果が有効であればこれまでのセキュリティコードを新たに生成した前記セキュリティコードに更新するセキュリティコード更新手段と、該セキュリティコード更新手段で更新した前記新しいセキュリティコードを前記長距離無線通信手段を利用してその通信可能範囲内に存するすべての無線通信端末に対して一斉に配信するセキュリティコード配布手段と、前記セキュリティロックシステムからのセキュリティ認証要求及びセキュリティコードを受信しその認証結果を前記セキュリティロックシステムに対して返信する通信手段と、前記セキュリティロックシステムから受信したセキュリティコードを該セキュリティサーバシステムが有しているセキュリティコードと照合しその結果を出力する認証手段とを具備することを更に特徴とする請求項1に記載のセキュリティシステムにおけるセキュリティコード更新方式。
  3. 第1の無線通信端末の短距離無線通信可能範囲に第2の無線通信端末が入ると該第1、第2の無線通信端末に仮セキュリティコードが生成される該第1、第2の無線通信端末を含む複数の無線通信端末と、該第1、第2の無線通信端末から送信された前記仮セキュリティコードを使用して新しいセキュリティコードを生成し自己のセキュリティコードを前記新しいセキュリティコードに置き換えると共に前記各無線通信端末に前記新しいセキュリティコードを配信するセキュリティサーバと、更に、前記無線端末と対向で通信する近距離無線通信手段と、該無線通信手段によって受信したセキュリティコードを前記セキュリティサーバに送信し認証を依頼する情報送信手段と、前記セキュリティサーバからの認証結果を受信する情報受信手段と、該情報受信手段により取得した前記認証情報に従って開錠処理あるいは施錠処理を行うロック手段とを備えたセキュリティロックシステムを有することを特徴とするセキュリティシステムにおけるセキュリティコード更新方式。
  4. 前記請求項において、前記セキュリティロックシステムにファイルを送信するファイル送信手段を具備し、前記セキュリティロックシステムにより開錠処理された場合に、該ファイル送信手段により前記無線通信端末にファイルを配布することを特徴としたセキュリティシステムにおけるファイル配布方式。
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