JP4078692B2 - Support structure for vehicle seat - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両フロアに対する車両用シートの支持部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用シートは、複数の被掛止部材を備えていて、これらの被掛止部材を車両フロアに設けた複数の掛止部材に掛止して支持することにより、車両フロア上に固定される。
【0003】
一方、車両フロアの一形式として、フロアパネルを複数のフロアメンバにて補強してなる車両フロアがあり、かかる形式の車両フロアでは、車両用シートの各被掛止部材を掛止するための掛止部材を各フロアメンバ上に設けて、車両用シートから付与される荷重を各フロアメンバに分担させることにより、車両用シートの固定強度を高めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した形式の車両フロアにおいては、各フロアメンバは、車体をシャシフレームへマウントする上で適切な位置に配置して最大の補強効率をあげるべく設定されている。これに対して、車両用シートの車両フロアに対する固定位置は、同シートの車室内での好ましいレイアウト、シートベルトの配設位置により設定されるため、車両用シートの車両フロアに対する固定位置が各フロアメンバの配置とは一致せず、車両フロアでの各掛止部材の配設位置を各フロアメンバと一致させることが困難な場合がある。
【0005】
また、例えば、ワゴン車等に多く搭載される2列目シート、3列目シートのごとく3つの座席を有する車両用シートにおいては、中央座席にも3点式シートベルトが装着されることが好ましく、この場合には、車両フロア側には少なくとも2箇所に上記シートベルトを拘束する部位を設ける必要があり、さらには、当該シートが折畳式シートである場合には、一層車両フロアに対する固定位置が多くなり、かつ、これらの固定位置が各フロアメンバの配設位置とは一致しなくなるおそれがある。
【0006】
このため、車両フロアの各フロアメンバを、車両用シートの固定部位として有効に活用して車両用シートの固定強度を向上させることはできない。これに対処するには、フロアメンバを増加させることが考えられるが、フロアメンバを増加させることは、車両フロアの構造を大幅に変更することになるとともに部品点数を増加させることになり、また車両フロアの機能上からは無駄なことになる。
【0007】
従って、本発明の目的は、車両用シートの車両フロアに対する複数の固定部位のうち、車両フロアのフロアメンバからはずれる固定部位の構造を、簡単な手段で特殊な支持部構造に構成することにより、同支持部に車両用シート側から付与させる荷重を各フロアメンバに効率よく分担させて、車両用シートの固定強度を向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、フロアパネルを複数のフロアメンバにて補強してなる車両フロアに設けた複数の掛止部材に車両用シートに設けた複数の被掛止部材を掛止して、前記車両用シートを前記車両フロアに固定するための車両用シートの支持部構造であって、車両用シートの車両フロアに対する複数の固定部位のうち前記フロアメンバからはずれる固定部位の支持部構造であり、当該固定部位を構成する掛止部材が、前記各フロアメンバを架橋する架橋部材上に設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
本発明に係る支持部構造において、前記架橋部材上に設けられている前記掛止部材は、前記被掛止部材を離脱可能に掛止するように構成されていること、前記架橋部材は平板状を呈していて所定の部位に下方に突出する凹所を備え、前記掛止部材が前記凹所を跨いだ状態に設けられていること、前記被掛止部材はロック機構を構成するフックであり、前記架橋部材上に設けられている前記掛止部材は前記フックを離脱可能に掛止する掛止棒であること等の構成を採ることができる。
【0010】
【発明の作用・効果】
本発明に係る支持部構造においては、車両用シートにおける車両フロアの各フロアメンバに対応しない被掛止部材に対する掛止部材を、各フロアメンバを架橋する架橋部材上に設けるようにしているので、同掛止部材がフロアメンバ上に位置していなくても、シート側から付与される荷重を、架橋部材を介して各フロアメンバに効率よく分担させることができるとともに、フロアパネルの各フロアメンバ間の部位へも分散させることができる。
【0011】
このため、当該支持部構造によれば、複数の固定部位を必要とする車両用シートに対する固定強度を大幅に向上させることができるとともに、乗員の積載荷重を効率よく保持することができる。
【0012】
当該支持部構造は、特に中央座席に3点式シートベルトを装備した折畳み式シートに対しては、極めて有効な支持機構である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づいて説明すると、図1には本発明に係る支持部構造を採用した車両用シートの一例が示されている。当該車両用シートはリヤシート10であって、右側シート10aと左側シート10bとにより構成されており、右側シート10aは左右の座席を備えている。右側シート10aの左側座席は、右側の座席と左側シート10bの座席とに挟まれていて、リヤシート10の中央座席を構成しており、この中央座席に3点式シートベルト20が装備されている。
【0014】
なお、右側シート10aにおける右側座席、および、左側シート10bにも、図示しない3点式シートベルトが装備されている。
【0015】
図2には、リヤシート10の右側シート10aを構成するフレーム構造体が示されている。フレーム構造体は、クッションフレーム10cと、バックフレーム10dとにより構成されている。
【0016】
フレーム構造体を構成するクッションフレーム10cは、枠体11と、枠体11の前後および左右に張設された多数のワイヤ12と、枠体11の左右両側に配設されて枠体11の前後方向の剛性を高める左右一対の補強部材13を備えており、また、バックフレーム10dは枠体14と、枠体14の中間部にて上下方向に配設された補強部材15と、枠体14と補強部材15間にて左右に張設された複数のワイヤ16とを備えている。
【0017】
バックフレーム10dは、その下端部の左右の各側部にてクッションフレーム10cの後端部の左右の各側部に、リクライング機構を構成するアッパアーム17aとロアアーム17bを介して前後方向に回動可能に連結されて、リクライング機構の作用により前後方向の傾斜角が調整可能に組付けられている。
【0018】
かかるフレーム構造体においては、クッションフレーム10c上およびバックフレーム10d上にそれぞれクッション体18a,18bが載置されて取り付けられて、図1に示す右側シート10aが構成されるが、枠体11の後側の中間部と左側端部とにロック機構30が配設されている。右側シート10aは、クッションフレーム10cの左右両補強部材13の前端部に形成した各連結部13aにて、車両フロア上に上下方向へ回動可能に組付けられ、かつ、左右の各ロック機構30により車両フロア上に離脱可能に固定される。
【0019】
また、フレーム構造体においては、クッションフレーム10cの後部における各ロック機構30の取付け部位に、シートベルト20を構成するバックル21,22が配設されており、かつ、バックフレーム10dの上端中央部にシートベルト20を構成するリトラクタ23が配設されている。リトラクタ23には、ウェビング24が引出し可能に巻取られていて、ウェビング24の先端部に固定した図示しないタングが中間部のバックル22に離脱可能に連結され、かつ、ウェビング24に挿通して取付けたタング25が左側のバックル22に離脱可能に連結される。
【0020】
枠体11の後部に配設されている各ロック機構30は、図3〜図5に示すように、2枚のロックベース31,32、第1ロックアーム33、ラチェット34、第2ロックアーム35、および2本のテンションスプリング36,37を備えているもので、両ロックベース31,32のベース本体には、その下側に開口する係合凹所31a,32aと、円弧状の長孔31b,32bが形成されている。係合凹所31a,32aは、下方に向かって漸次拡開している。
【0021】
第1ロックアーム33は、アーム本体33aの下側にフック部33bを、その上側に掛止部33cを、その右側に係止凹部33dをそれぞれ備えている。ラチェット34は、ラチェット本体34aの左側に係止突起34bを、その上側に掛止部34cをそれぞれ備え、掛止部34cの近傍には係合ピン34dが植設されている。
【0022】
第1ロックアーム33とラチェット34は、所定間隔を保持して並列する両ロックベース31,32間に配置されて、各支持ピン38a、38bを介して両ロックベース31,32に回動可能に支持され、かつ、ラチェット34の係合ピン34dが両ロックベース31,32に設けた長孔31b、32bを貫通していて、両掛止部33c,34cには第1テンションスプリング36が掛止されている。
【0023】
第1テンションスプリング36は、第1ロックアーム33を図3および図4の図示時計回り方向へ付勢し、かつ、ラチェット34を図示反時計回り方向へ付勢していて、ラチェット34の係止突起34bを第1ロックアーム33の係止凹部33dに係止させている。この状態で、第1ロックアーム33は、そのフック部33bを両ロックベース31,32の係合凹所31a,32aに側方から臨ませた状態に保持されている。
【0024】
第2ロックアーム35は、そのアーム本体35aの下側にフック部35bを備えているもので、アーム本体35aの中間部には係合溝35cが形成されている。第2ロックアーム35は、そのアーム本体35aの上端部にて、第1ロックベース31の外側の上端部に支持ピン38cを介して回動可能に支持されていて、係合溝35cにはラチェット34の係合ピン34dが挿通している。
【0025】
第2テンションスプリング37は、第2ロックベース32の第1ロックベース31側に延設されたフランジ部と第2ロックアーム35のアーム本体35a間に掛止されていて、第2ロックアーム35を常時図3の図示時計回り方向へ付勢して、第2ロックアーム35のフック部35bを両ロックベース31,32の係合凹所31a,32aに側方から臨ませている。この状態で、ラチェット34の係合ピン34dは第2ロックアーム35の係合溝35cの上端部に位置している。
【0026】
ラチェット34には、操作ワイヤ38dが連結されており、また、第2ロックベース32の外側に設けたブラケット32cには、クッション部材38eが取付けられている。クッション部材38eは、第2ロックベース32の係合凹所32aの上端側に臨んでいる。なお、図3〜図5における符号41は、後述する車両フロア側に設けた掛止棒を示している。
【0027】
しかして、掛止棒41は本発明に係る支持部構造を構成する掛止部材であり、当該支持部構造においては、右側シート10aと左側シート10bにおける各バックル21,22,26が取付けられている各ロック機構30の第1ロックアーム33のフック部33bが掛止棒41に離脱可能に掛止されて、車両用シートを車両フロア上に取外し可能に固定する。
【0028】
支持部構造を構成する車両フロアは、図6〜図8に示すように、フロアパネル42と、フロアパネル42を補強する複数本の縦横フロアメンバ43,44からなるもので、所定の部位に架橋部材45を備えている。当該支持部構造において、並列する各縦フロアメンバ43はそれらの先端にて横フロアメンバ44に固着されており、これらの3本のフロアメンバ43,44間に、平板状の架橋部材45がその周縁部にて固着されている。
【0029】
かかる構成の車両フロアにおいては、一方の縦フロアメンバ43上が右側シート10aにおけるバックル21が取付けられているロック機構30に対応する部位であり、他方の縦フロアメンバ43上が左側シート10bにおけるバックル26が取付けられているロック機構30に対応する部位であり、かつ、架橋部材45上が右側シート10aにおけるバックル22が取付けられているロック機構30に対応する部位である。
【0030】
これらの部位のうち、各縦フロアメンバ43に対応するフロアパネル42の部位には、ロック機構30の下端部が突入するための凹所42aが形成されていて、この凹所42aを跨いだ状態で掛止棒41がフロアパネル42と縦フロアメンバ43とに一体的に固着されている。また、これらの部位のうち、架橋部材45に対応するフロアパネル42には、開口部42bが形成されているとともに、架橋部材45には開口部42bに対応する部位にロック機構30の下端部が突入するための凹所45aが形成されていて、開口部42bおよび凹所45aを跨いだ状態で掛止棒41がフロアパネル42と架橋部材45とに一体的に固着されている。
【0031】
なお、架橋部材45には、その中央部を基準に左右対称の部位にも、凹所45aに対応する凹所45bが形成されている。
【0032】
かかる支持部構造にて車両フロアに固定されたリヤシート10において、右側シート10aにあっては、クッションフレーム10cの各補強部材13の前端部に設けた連結部13aにて車両フロアに上下方向へ回動可能に組付けられるとともに、左右の両ロック機構30にて、各ロック機構30の第1,第2ロックアーム33,35を介して、各掛止棒41に離脱可能に掛止されて固定される。これにより、右側シート10aはシートバックをシートクッション上に倒伏させた状態で、図示しないロック解除レバーを回動操作して操作ワイヤ38dを引張させることにより車両フロアに対する固定を解除して、シートクッションをシートバックと一体に前方に倒立させて格納することができる。なお、右側シート10aと並列して配設されて右側シート10aとともにリヤシート10を構成する左側シート10bも、同シート10aと同様にフロア上に離脱可能に固定されている。
【0033】
なお、リヤシートに採用しているロック機構30においては、図3および図4に示すように、掛止棒41が両ロックベース31,32の係合凹所31a,32aに進入して第1ロックアーム33のフック部33b、および第2ロックアーム35のフック部35bに掛止された状態で、シートクッション(クッションフレーム10c側)を車両フロアに固定しており、操作ワイヤ38dの引張操作によりシートクッションのフロアに対する固定が解除される。
【0034】
すなわち、当該ロック機構30において、ロック解除レバーの回動操作により操作ワイヤ38dを引張操作すると、ラチェット34が支持ピン38bを中心に図3の図示時計回り方向に回動して、図4に示すように、ラチェット34の係合突起34bが第1ロックアーム33の係合凹所33dから離脱するとともに、第1ロックアーム33が支持ピン38aを中心に図示時計回り方向へ回動して、第1ロックアーム33のフック部33bが両ロックベース31,32の係合凹所31a,32aから後退する。このラチェット34の回動動作にともなって、第2ロックアーム35はその係合溝35cとラチェット34の係合ピン34dの協働作用によって、支持ピン38cを中心に図示反時計回り方向へ回動して、そのフック部35bが両ロックベース31,32の係合凹所31a,32aから後退する。
【0035】
これにより、両ロックベース31,32の係合凹所31a,32a内に位置している掛止棒41は、両ロックアーム33,35のフック部33b,35bから開放され、図4に示すように、ロック機構30を掛止棒41から離脱させて、シートクッションのフロアに対する固定を解除することができる。
【0036】
当該ロック機構30においては、掛止棒41が両ロックベース31,32の係合凹所31a,32a内に進入して第1ロックアーム33のフック部33bに掛止されている状態では、第2ロックアーム35のフック部35bによっても掛止されており、かつ、第2ロックアーム35のフック部35bの先端は第2テンションスプリング37の付勢力にて掛止棒41を係合凹所31a,32a内に食い込ませるように常時押圧している。これにより、掛止棒41の外周と係合凹所31a,32aの内周間の隙間のうち、上下方向の隙間が消失して乗員の着座動作および離座動作時のガタの発生が防止される。
【0037】
ところで、車両用シートを車両フロアに支持して固定する支持部構造においては、車両用シートにおける車両フロアの各フロアメンバ43,44に対応しないロック機構30に対する掛止棒41を、各フロアメンバ43,44を架橋する架橋部材45上に設けるようにしているので、掛止棒41が各フロアメンバ43,44上に位置していなくても、シート側から付与される荷重を、架橋部材45を介して各フロアメンバ43,44に効率よく分担させることができるとともに、フロアパネル42の各フロアメンバ43,44間の部位へも分散させることができる。
【0038】
このため、当該支持部構造によれば、複数の固定部位を必要とする車両用シートに対する固定強度を大幅に向上させることができるとともに、乗員の積載荷重を効率よく保持することができる。当該支持部構造は、特に大荷重で3箇所以上の固定部位を必要とする3点式シートベルトを装備した中央座席を備えた折畳み式シートに対しては、極めて有効な支持機構である。
【0039】
なお、リヤシート10は右ハンドル車両に対応するものであり、左ハンドル車両に対応するリヤシートでは、架橋部材45上の掛止棒41は凹所45b上に位置させる必要があるが、この場合には、凹所45b上のフロアパネル42に開口部を設けることにより容易に対応することができる。
【0040】
図9には、架橋部材45を図7とはことなる部位に配設した例であり、この例では架橋部材46が横フロアメンバ44から遠い部位にて両縦フロアメンバ43に固着されている。この架橋部材46には、平板部46aの先端部に上方へ開口する樋状の凹部46bが形成されていて、横方向の高い剛性が確保されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る支持部構造を採用した車両用シートの斜視図である。
【図2】同シートを構成するフレーム構造体の斜視図である。
【図3】同シートに採用されているロック機構の掛止棒に掛止した状態の正面図である。
【図4】同ロック機構の掛止棒から離脱した状態の正面図である。
【図5】同ロック機構の掛止棒に掛止した状態の背面図である。
【図6】同車両フロアにおける支持部構造の斜視図である。
【図7】同支持部構造における図6の矢印7−7線方向の概略側面図である。
【図8】同支持部機構における図6の矢印8−8線方向の概略側面図である。
【図9】異なる部位に構成された支持部構造の斜視図である。
【符号の説明】
10…リヤシート、10a…右側シート、10b…左側シート、10c…クッションフレーム、10d…バックフレーム、11…枠体、11a…パイプ、11b…連結部材、12…ワイヤ、13…補強部材、13a…連結部、13b…取付部、14…枠体、15…補強部材、16…ワイヤ、17a…アッパアーム、17b…ロアアーム、18a,18b…クッション体、20…3点式シートベルト、21,22…バックル、23…リトラクタ、24…ウェビング、25…タング、30…ロック機構、31,32…ロックベース、31a,32a…係合凹所、31b,32b…長孔、32c…ブラケット、33…第1ロックアーム、33a…アーム本体、33b…フック部、33c…掛止部、33d…係止凹部、34…ラチェット、34a…ラチェット本体、34b…係止突起、34c…掛止部、34d…係合ピン、35…第2ロックアーム、35a…アーム本体、35b…フック部、35c…係合部、36,37…テンションスプリング、38a,38b,38c…支持ピン、38d…操作ワイヤ、38e…クッション部材、41…掛止棒、42…フロアパネル、42a…凹所、42b…開口部、43,44…フロアメンバ、43a…凹所、45,46…架橋部材、45a,45b…凹所、46a…平板部、46b…凹所。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure for supporting a vehicle seat with respect to a vehicle floor.
[0002]
[Prior art]
The vehicle seat includes a plurality of hooking members, and is fixed on the vehicle floor by hooking and supporting these hooking members on a plurality of hooking members provided on the vehicle floor. .
[0003]
On the other hand, as one type of vehicle floor, there is a vehicle floor in which a floor panel is reinforced by a plurality of floor members. In such a type of vehicle floor, a latch for latching each latching member of a vehicle seat. A fixing member is provided on each floor member, and the load applied from the vehicle seat is shared by each floor member, thereby increasing the fixing strength of the vehicle seat.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the vehicle floor of the above-described type, each floor member is set to be arranged at an appropriate position for mounting the vehicle body on the chassis frame to increase the maximum reinforcement efficiency. On the other hand, the fixing position of the vehicle seat with respect to the vehicle floor is set according to the preferred layout of the seat in the passenger compartment and the position of the seat belt. There is a case where it is difficult to make the arrangement position of each latching member on the vehicle floor coincide with each floor member, which does not coincide with the arrangement of the members.
[0005]
Further, for example, in a vehicle seat having three seats such as a second row seat and a third row seat that are often mounted on a wagon car or the like, it is preferable that a three-point seat belt is also attached to the central seat. In this case, it is necessary to provide at least two portions for restraining the seat belt on the vehicle floor side. Further, when the seat is a foldable seat, it is further fixed to the vehicle floor. In addition, there is a possibility that these fixed positions do not coincide with the arrangement positions of the floor members.
[0006]
For this reason, it is impossible to improve the fixing strength of the vehicle seat by effectively using each floor member of the vehicle floor as a fixing portion of the vehicle seat. In order to cope with this, it is conceivable to increase the number of floor members. However, increasing the number of floor members significantly changes the structure of the vehicle floor and increases the number of parts. It is useless from the floor function.
[0007]
Therefore, the object of the present invention is to configure the structure of the fixed part that is detached from the floor member of the vehicle floor among the plurality of fixed parts of the vehicle seat with respect to the vehicle floor by a simple means to a special support structure. A load applied to the support portion from the vehicle seat side is efficiently distributed to each floor member to improve the fixing strength of the vehicle seat.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a vehicle seat in which a plurality of hooking members provided on a vehicle seat are hooked on a plurality of hooking members provided on a vehicle floor formed by reinforcing a floor panel with a plurality of floor members. A vehicle seat support portion structure for fixing the vehicle seat to the vehicle floor, wherein the vehicle seat is a support portion structure of a fixed portion that is detached from the floor member among a plurality of fixed portions of the vehicle seat with respect to the vehicle floor, Is provided on a bridging member for bridging the respective floor members.
[0009]
In the support portion structure according to the present invention, the hooking member provided on the bridging member is configured to detachably hook the hooked member, and the bridging member has a flat plate shape. And a recess projecting downward at a predetermined site, and the latch member is provided in a state straddling the recess, and the latch member is a hook constituting a lock mechanism. The latch member provided on the bridging member can be configured to be a latch rod that detachably latches the hook.
[0010]
[Operation and effect of the invention]
In the support portion structure according to the present invention, the latch member for the latch member that does not correspond to each floor member of the vehicle floor in the vehicle seat is provided on the bridging member that bridges each floor member. Even if the latching member is not located on the floor member, the load applied from the seat side can be efficiently shared among the floor members via the bridging member, and between the floor members of the floor panel. It can also be dispersed in these parts.
[0011]
For this reason, according to the said support part structure, while fixing strength with respect to the vehicle seat which requires a some fixing | fixed site | part can be improved significantly, a passenger | crew's loading load can be hold | maintained efficiently.
[0012]
The support structure is a very effective support mechanism particularly for a folding seat equipped with a three-point seat belt in the central seat.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows an example of a vehicle seat that employs the support structure according to the present invention. The vehicle seat is a
[0014]
The right seat and the
[0015]
FIG. 2 shows a frame structure constituting the
[0016]
The
[0017]
The back frame 10d can be rotated in the front-rear direction via the
[0018]
In such a frame structure,
[0019]
Further, in the frame structure, buckles 21 and 22 constituting the
[0020]
As shown in FIGS. 3 to 5, each
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
An
[0027]
Thus, the
[0028]
As shown in FIGS. 6 to 8, the vehicle floor constituting the support structure includes a
[0029]
In the vehicle floor having such a configuration, one
[0030]
Of these sites, the site of the
[0031]
The bridging
[0032]
In the
[0033]
In the
[0034]
That is, in the
[0035]
As a result, the latching
[0036]
In the
[0037]
By the way, in the support part structure which supports and fixes a vehicle seat on a vehicle floor, the
[0038]
For this reason, according to the said support part structure, while fixing strength with respect to the vehicle seat which requires a some fixing | fixed site | part can be improved significantly, a passenger | crew's loading load can be hold | maintained efficiently. The support portion structure is a very effective support mechanism particularly for a folding seat including a central seat equipped with a three-point seat belt that requires three or more fixed portions under heavy load.
[0039]
The
[0040]
FIG. 9 shows an example in which the bridging
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a vehicle seat adopting a support structure according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a frame structure constituting the seat.
FIG. 3 is a front view showing a state in which it is latched on a latch rod of a lock mechanism employed in the seat.
FIG. 4 is a front view showing a state in which the lock mechanism is detached from a retaining rod.
FIG. 5 is a rear view showing a state in which the lock mechanism is hooked on a hook rod;
FIG. 6 is a perspective view of a support portion structure on the vehicle floor.
7 is a schematic side view of the support structure in the direction of arrow 7-7 in FIG.
8 is a schematic side view of the support mechanism in the direction of arrow 8-8 in FIG.
FIG. 9 is a perspective view of a support portion structure configured in different parts.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
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Publications (2)
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JPH11115598A JPH11115598A (en) | 1999-04-27 |
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