JP4078565B2 - チップホルダ - Google Patents
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Description
[1]一方の主表面にチップを保持するためのチップ保持部と、このチップ保持部の周囲に設けられた周囲壁とを有する基板、及び
開口を有する板状物であって、前記開口の周縁から一方の主表面方向に突出する可撓性のスカート部を有する液漏れ防止枠を含むチップホルダであって、
前記チップは、一方の主表面に、複数の細胞収容用のウェルを有し、
前記スカート部は、その開口面が前記チップ保持部に保持されるチップの主表面より小さく、かつ
前記液漏れ防止枠は、前記基板の周囲壁に脱着自在に装着でき、かつ周囲壁への装着時には、前記スカート部を前記チップ保持部に保持されたチップの主表面に圧接した状態とすることができる、前記チップホルダ。
[2]前記基板は、スライドガラス形状であり、主表面の半分以下の部分に周囲壁を有する[1]に記載のチップホルダ。
[3]前記チップ保持部は、チップを保持するための複数の係止突起を有し、かつ前記周囲壁は、前記係止突起の周囲に設けられる[1]〜[2]のいずれかに記載のチップホルダ。
[4]前記係止突起は、高さが保持するチップの厚さよりも低い[3]に記載のチップホルダ。
[5]前記基板が有する周囲壁は、周囲壁内部の平面積が保持するチップの平面積の2倍以上である[1]〜[4]のいずれかに記載のチップホルダ。
[6]前記液漏れ防止枠が有する開口及びスカート部で構成される開口の内部は、開口からスカート部の端面に向かって面積が小さくなる[1]〜[5]のいずれかに記載のチップホルダ。
[7]前記液漏れ防止枠が有するスカート部で構成される開口は、チップの主表面上の細胞収容用のウェル領域と略同一である[1]〜[6]のいずれかに記載のチップホルダ。
[8]前記液漏れ防止枠が有するスカート部は、チップと液漏れ防止枠とが、基板の周囲壁内部に組み込まれた際に、チップの主表面とスカート部の端面とが隙間なく接する高さを有する[1]〜[7]のいずれかに記載のチップホルダ。
[9]前記液漏れ防止枠は、取り外し用の切欠きを上面の外側に少なくとも1箇所有する[1]〜[8]のいずれかに記載のチップホルダ。
[10]前記周囲壁内に取り外し自在に設置可能である、外周形状が基板の周囲壁の内周形状と等しい部材であり、かつ開口を有し、前記チップ保持部の上方でカバーガラスを保持するための受け部を有するカバーガラス保持具をさらに含み、受け部は、カバーガラス保持具の上面の内側2箇所に設けられた切欠き窪みである[1]〜[9]のいずれかに記載のチップホルダ。
[11]前記カバーガラス保持具は、前記開口の内部にチップの周辺を押さえるための複数の爪部をさらに有する[10]に記載のチップホルダ。
[12]前記カバーガラス保持具が有する爪部は、カバーガラス保持具と液漏れ防止枠とが、基板の周囲壁内部に組み込まれた際に、液漏れ防止枠のスカート部の外側に位置するように設ける[10]または[11]に記載のチップホルダ。
[13]前記カバーガラス保持具が有する爪部は、先端にチップを上部から押さえるための先端突起を有し、かつ先端突起以外の突起部はチップの周側面と接しない形状を有する[10]〜[12]のいずれかに記載のチップホルダ。
[14]前記周囲壁は、前記チップ保持部の上方でカバーガラスを保持するための受け部を有する[1]〜[9]のいずれかに記載のチップホルダ。
[15]前記基板は、合成樹脂製の成形品である[1]〜[14]のいずれかに記載のチップホルダ。
[16]前記液漏れ防止枠は、PDMS、又はポリプロピレン系樹脂と、一般式X−Y(但し、X:ポリスチレン系又はポリオレフィン系のポリマーブロック、Y:共役ジエンのエラストマー性ポリマーブロックである)で表記されるブロックコポリマーの水素添加誘導体とを含有する樹脂組成物製の成形品である[1]〜[15]のいずれかに記載のチップホルダ。
[17]前記カバーガラス保持具は、PDMS、又はポリプロピレン系樹脂と、一般式X−Y(但し、X:ポリスチレン系又はポリオレフィン系のポリマーブロック、Y:共役ジエンのエラストマー性ポリマーブロックである)で表記されるブロックコポリマーの水素添加誘導体とを含有する樹脂組成物製の成形品である[11]〜[16]のいずれかに記載のチップホルダ。
本発明のチップホルダを、図1の分解説明図並びに図2の平面図及び側面図に従って説明する。
また、ポリオレフィン系のものは、エチレンと炭素数3〜10のα−オレフィンの共重合体がある。
更に非共役ジエンが共役重合されていても良い。
前記オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン等である。
前記非共役ジエンとしては、例えば、1,4−ヘキサジエン、5−メチル−1,5−ヘキサジエン、1,4−オクタジエン、シクロヘキサジエン、シクロオクタジエン、シクロペンタジエン、5−エチリデン−2−ノルボネル、5−ブチリデン−2−ノルボネル、2−イソプロペニル−5−ネルボルネン等がある。
共重合体の具体例としては、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−1−ブテン共重合体、エチレン−1−オクテン共重合体、エチレン−プロピレン−1,4−ヘキサジエン共重合体、エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体等が挙げられる。
更に水素添加前のポリマーブロックYとして、イソプレン単位及びブタジエン単位を主体とするモノマー単位からなるイソプレン/ブタジエン共重合体で、イソプレン単位が2−メチル−2−ブテン−1,4−ジイル基、イソプロペニルエチレン基及び1−メチル−1−ビニルエチレン基からなる群から選ばれるすくなくとも1種の基であり、ブタジエン単位が2−ブテン−1,4−ジイル基及び/又はビニルエチレン基であるものが挙げられる。
ブタジエン単位とイソプレン単位の配置は、ランダム状、ブロック状、テーパブロック状のいずれの形態になっても良い。
上記のようなポリマーブロックYにおける水素添加の状態は、部分水素添加であっても、また完全水素添加であっても良い。
スチレン成分はポリプロピレン系樹脂等との相溶性が低いので、その割合が高くなるとポリプロピレンとの混合に時間を要するので、スチレン成分の多い水素添加誘導体を用いるときはマスターバッチ化し、予め十分に混合しておくのが良い。
シリコンチップ40をホルダの基板10上に載せる。シリコンチップをホルダの基板10上に載せてホルダ底面上の鉤形突起13で固定する(4点押さえ)。この突起13は、シリコンチップ40の移動を制限する。さらに、鉤形突起13の上面は、シリコンチップ40の切り出し縁より低い位置になるように設ける。これにより、水性溶液をシリコンチップ40に滴下したときに、シリコンチップ40上からシリコンチップ40の外周部へ水性溶液が、流出しないようにできる。このように水性溶液をシリコンチップ40上に保持できることで、シリコンチップ40上に設けたウェル範囲に表面張力による水性溶液の半球の形成が可能である。
カバーガラス保持具20は、基板10上に載せたシリコンチップ40を抑える機能がある。その際にシリコンチップの持つ素材あるいは切り出し面の形状の特性(表面張力)を最大限に活用するために、シリコンチップとカバーガラス保持具20の接触面を最小限にとどめることが好ましい。そのため、接触部をカバーガラス保持具20の爪部21の末端4点にとどめ、シリコンチップ40の固定を行う。また、シリコンチップ末端部において水系溶媒の底面への流出を極力抑えるために、爪部21の先端突起23のシリコンチップへの接触部位はシリコンチップ上面に対してのみとし、シリコンチップ40の切り出し側面とは接触しないようにすることが好ましい。これにより、水系溶液がカバーガラス保持具に接触しても、基板10の底面に流れ出す可能性を最小限に留めることができる。
液漏れ防止枠30は、リンパ球などの細胞を、シリコンチップ40に効率的にアレイする目的で使用する。液漏れ防止枠30は、シリコンチップ40の細胞アレイウェル領域の中で、該当するウェルに適切に目的の細胞をアレイする機能を有し、液漏れ防止枠30をカバーガラス保持具20の開口21に取り付けることにより、効率的に分注率、利用率が向上することができる。また、細胞懸濁液を細胞アレイウェル領域に滴下した際に、液漏れ防止枠30を用いることにより、目的の細胞アレイウェル領域に適切に細胞を適用することができ、実際の細胞の利用効率のアップにつながる。液漏れ防止枠30を用いないと、細胞懸濁液がシリコンチップ表面に薄く広がってしまい、ウェル領域以外の細胞は無駄になり、細胞を効率的に利用することは難しい。
カバーガラス保持具20及び液漏れ防止枠30中は、それぞれ切欠き26及び切欠き33を有し、容易に取り外しが可能である。シリコンチップを容易に回収し、異なるアプリケーションに用いることができる。
シリコンチップ40の上には、ウェル位置および傾きなどの自動認識に最適なサイズおよび形状のパターンマーキングを設けることができる。パターンマーキングを設けることで、検出器を用いて容易に作業空間での微小位置調整が可能である。シリコンチップのウェル範囲の縦横のクラスター数およびシリコンチップの外形寸法に関しては、分注率、利用率の効率が高くなる寸法を実験的に見出した。また、CCDイメージャーの撮影性能を考慮して決めることができる。
以下に上記ホルダの実際の操作法を、図4を参照しながら具体的に説明する。尚、図4は、シリコンチップ40を保持した本発明のホルダの長手方向に対して垂直な部分(チップ保持部を含む部分)の断面図である。
まずチップホルダにシリコンチップ40、カバーガラス保持具20、液漏れ防止枠30それぞれを組み込みチップ上開口部からアルコール系溶媒を含むシリコン表面コーティング剤あるいは水系のコーティング剤を滴下し、必要に応じて印圧チャンバーなどの中でチップ上の個々のウェルの中に入った空気を脱気する。アルコール系コーティング剤は即座にウェル表面をコートすることができるので、残ったコーティング剤を回収し、アルコールを滴下、洗浄する。2−3回繰り返した後、アルコールを回収する。
上記前処理したチップ上に細胞を懸濁したものと同じ溶液を添加し、アルコールを水系溶媒で置換する。3−5回洗浄し十分にアルコールが取り除かれたら、細胞懸濁液を添加する。
アレイ作業終了後、細胞懸濁液を回収し、細胞用溶液(緩衝液等)でアレイされなかった細胞を十分に取り除く。特に端の方に細胞がたまりやすいので、注意して作業を進める。ある程度、チップ上の表面がきれいな状態になるまで行う。
表面がきれいな状態になったら、液漏れ防止枠30を取り外す。取り外し後、細胞チップの表面には、カバーガラス保持具20の爪部22のシリコンチップとの接点周辺にまだアレイされていない細胞が残っているので、細胞用溶液をシリコンチップ上に滴下し、浮遊細胞をきれいに取り除く。この場合、細胞用溶液はシリコンチップ上に表面張力で水滴のように保持され、シリコンチップの縁から外に漏れ出しにくい。
浮遊細胞を取り除いたら、細胞用溶液が乗っていない状態で、チップ押さえ20にもうけたカバーガラス用切り欠き25にカバーガラス50(18x14mm)を乗せる。
カバーガラス50とシリコンチップ40の隙間に細胞用溶液を滴下し、カバーガラス50とシリコンチップ40との間に溶液を表面張力で保持させる。溶液の粘度等によりカバーガラス50とシリコンチップ40の距離(高さ)と、溶液が保持されるシリコンチップおよびカバーガラス上の面積が決定される。適切な寸法に保ち、カバーガラス50とシリコンチップ40の間の面と面に働く表面張力を利用することにより、吸引や溶液送出などを行った際に、滞りなく溶液交換、チップ面での溶液灌流などの作業が可能になる。
特定のチップ上の細胞の刺激等の一連の操作を行った後、測定を行う。
細胞採取を行う際には、まずカバーガラス50とシリコンチップ40の間の溶液を吸引し、チップ面との間に力学的な関係が無いような状態にしてからカバーガラスを取り外す。あるいは、溶液を過剰に加えながらそれと同時にカバーガラスを取り外す。このとき、チップ面にアレイしている細胞に、余計な吸引圧力をかけて細胞がウェルから飛び出してしまわないように注意することが好ましい。
カバーガラスを取り外す。図では、カバーガラス保持具20が示されているが、カバーガラス保持具20はカバーガラスと一緒に取り外してもよい。カバーガラス保持具20を取り外すことで、保持できる細胞用溶液量を多くすることができる。
カバーガラスを取り外したあとで、図では、カバーガラス保持具20が示されているが、カバーガラス保持具を取り外してチャンバー内を広くし、チップ面が乾燥しないように細胞用溶液をウェル部の側方部から静かに滴下する。その後、シリコンチップ自体が外周部に囲まれ周囲壁内に沈み込む様に、細胞用溶液を静かに加える。液面は周囲壁12の高さにすりきりの状態になるように入れ、液面の曲率が最小限になるように留意する。これは光学的な検出を行うに当たって検出部位が曲率によりゆがみ、画像認識がしにくくなるのを最小限に抑えるためである。本チップホルダにおいても、ある程度溶液の乾燥が起こっても、曲率の変化が最小限になるように留意する。
ウェル内の細胞を抗原で刺激し、CCDイメージャーで検出された特異的な細胞をキャピラリーで採取する。抗原に反応した細胞の回収を行うときなどは、溶液の乾燥に留意する必要がある。そのため、このチップホルダの周囲壁が乾燥低減用のチャンバー構造になっている。
本発明のチップホルダを用いたアプリケーションについて以下に説明する。これらのアプリケーションは、単なる例示である。
たとえば細胞チップのクラスター部を大きく4分割したチップを用意する。これは、30x30の微小クラスターが集まったたとえば正方25クラスター(5x5クラスター)のものが4つ合わさった程度のものであることができる。このチップを臨床チップに用いる場合、異なる4人分の患者の血液を一度に測定することができる。
11 チップ保持部
12 周囲壁
13 係止突起
20 カバーガラス保持具
21 開口
22 爪部
23 先端突起
24 切欠き
25 切欠き窪み
26 取り外し用切欠き
30 液漏れ防止枠
31 開口
32 スカート部
33 取り外し用切欠き
34 開口面
40 チップ
41 チップの四隅
Claims (17)
- 一方の主表面にチップを保持するためのチップ保持部と、このチップ保持部の周囲に設けられた周囲壁とを有する基板、及び
開口を有する板状物であって、前記開口の周縁から一方の主表面方向に突出する可撓性のスカート部を有する液漏れ防止枠を含むチップホルダであって、
前記チップは、一方の主表面に、複数の細胞収容用のウェルを有し、
前記スカート部は、その開口面が前記チップ保持部に保持されるチップの主表面より小さく、かつ
前記液漏れ防止枠は、前記基板の周囲壁に脱着自在に装着でき、かつ周囲壁への装着時には、前記スカート部を前記チップ保持部に保持されたチップの主表面に圧接した状態とすることができる、前記チップホルダ。 - 前記基板は、スライドガラス形状であり、主表面の半分以下の部分に周囲壁を有する請求項1に記載のチップホルダ。
- 前記チップ保持部は、チップを保持するための複数の係止突起を有し、かつ前記周囲壁は、前記係止突起の周囲に設けられる請求項1〜2のいずれか1項に記載のチップホルダ。
- 前記係止突起は、高さが保持するチップの厚さよりも低い請求項3に記載のチップホルダ。
- 前記基板が有する周囲壁は、周囲壁内部の平面積が保持するチップの平面積の2倍以上である請求項1〜4のいずれか1項に記載のチップホルダ。
- 前記液漏れ防止枠が有する開口及びスカート部で構成される開口の内部は、開口からスカート部の端面に向かって面積が小さくなる請求項1〜5のいずれか1項に記載のチップホルダ。
- 前記液漏れ防止枠が有するスカート部で構成される開口は、チップの主表面上の細胞収容用のウェル領域と同一である請求項1〜6のいずれか1項に記載のチップホルダ。
- 前記液漏れ防止枠が有するスカート部は、チップと液漏れ防止枠とが、基板の周囲壁内部に組み込まれた際に、チップの主表面とスカート部の端面とが隙間なく接する高さを有する請求項1〜7のいずれか1項に記載のチップホルダ。
- 前記液漏れ防止枠は、取り外し用の切欠きを上面の外側に少なくとも1箇所有する請求項1〜8のいずれか1項に記載のチップホルダ。
- 前記周囲壁内に取り外し自在に設置可能である、外周形状が基板の周囲壁の内周形状と等しい部材であり、かつ開口を有し、前記チップ保持部の上方でカバーガラスを保持するための受け部を有するカバーガラス保持具をさらに含み、受け部は、カバーガラス保持具の上面の内側2箇所に設けられた切欠き窪み(25)である請求項1〜9のいずれか1項に記載のチップホルダ。
- 前記カバーガラス保持具は、前記開口の内部にチップの周辺を押さえるための複数の爪部をさらに有する請求項10に記載のチップホルダ。
- 前記カバーガラス保持具が有する爪部は、カバーガラス保持具と液漏れ防止枠とが、基板の周囲壁内部に組み込まれた際に、液漏れ防止枠のスカート部の外側に位置するように設ける請求項10または11に記載のチップホルダ。
- 前記カバーガラス保持具が有する爪部は、先端にチップを上部から押さえるための先端突起を有し、かつ先端突起以外の突起部はチップの周側面と接しない形状を有する請求項10〜12のいずれか1項に記載のチップホルダ。
- 前記周囲壁は、前記チップ保持部の上方でカバーガラスを保持するための受け部を有する請求項1〜9のいずれか1項に記載のチップホルダ。
- 前記基板は、合成樹脂製の成形品である請求項1〜14のいずれか1項に記載のチップホルダ。
- 前記液漏れ防止枠は、PDMS、又はポリプロピレン系樹脂と、一般式X−Y(但し、X:ポリスチレン系又はポリオレフィン系のポリマーブロック、Y:共役ジエンのエラストマー性ポリマーブロックである)で表記されるブロックコポリマーの水素添加誘導体とを含有する樹脂組成物製の成形品である請求項1〜15のいずれか1項に記載のチップホルダ。
- 前記カバーガラス保持具は、PDMS、又はポリプロピレン系樹脂と、一般式X−Y(但し、X:ポリスチレン系又はポリオレフィン系のポリマーブロック、Y:共役ジエンのエラストマー性ポリマーブロックである)で表記されるブロックコポリマーの水素添加誘導体とを含有する樹脂組成物製の成形品である請求項10〜16のいずれか1項に記載のチップホルダ。
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