JP4078315B2 - ひずみ計測装置及び計測方法 - Google Patents

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本発明は、例えば風力発電用風車の羽根、航空機の構造物、コンクリート構造体等のひずみを遠隔で計測することができるひずみ計測装置及び計測方法に関する。
例えば風力発電用風車の羽根は、FRP(fiber−reinforced plastics:繊維強化プラスチック)などの複合材でできているものが多い。風車の羽根は回転によりひずみを生じ、疲労により破損するため、破損を未然に防ぐためにその寿命を予測することが行われる。
図17に示すように、従来においては、風車1の羽根2の長手方向の中央部にひずみゲージ3を設け、光ファイバ4を介して計測器5によりひずみを測定し、ひずみの振動数や大きさによって複合材が破損するまでの寿命を推定していた(特許文献1)。
特開2001−183114号公報
しかしながら、羽根の表面にひずみセンサである光ファイバが設置されているので、空気抵抗が問題となる。
また、例えばコンクリート構造物のように構造体の肉厚が厚く、表面だけでは変形状態を把握できない場合がある。
このような場合、センサを内部に埋設する必要があるが、ひずみゲージ等を埋め込むために、構造物を破壊する必要がある、という問題がある。
また、ひずみセンサである光ファイバ自体が50μmの線径を有するので構造材料の欠陥となり、別途埋設することができないという問題がある。
さらに、複合材で構成される航空機のように構造物の表面にセンサを設置できない場合がある。
本発明は、前記問題に鑑み、被計測対象物に異物となる例えばセンサを埋め込むことなく、その変形を計測することができるひずみ計測装置及びその計測方法を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための本発明の第1の発明は、被計測対象物に音波を入射する音波発生装置と、被計測対象物に電磁波を入射する電磁波発生装置と、反射電磁波を受信する受信器と、受信した信号を処理する信号処理装置とを具備してなり、音波の周波数を変化させて、反射電磁波の得られる音波の反射条件を満たすことにより、反射電磁波の有無を求め、下記式Iから音波の音速(Vac)を求め、該求めた音速からひずみの有無を推定することを特徴とするひずみ計測装置にある。
Vac=λ R ×fac/(2n)…(I)
ここで、Vacは音速、λ R は電磁波の波長、facは音波の周波数、nは電磁波の屈折率である。
第2の発明は、第1の発明において、前記反射電磁が得られる音波の中心周波数を利用してひずみを求めることを特徴とするひずみ計測装置にある。
第3の発明は、第1又は2の発明において、高周波リード線を介して電磁波が被計測対象物に入射されてなると共に、該高周波リード線に接続する細径の導線が被計測対象物内に埋め込まれてなることを特徴とするひずみ計測装置にある。
第4の発明は、第3の発明において、被対象物を金属箔で覆ってなることを特徴とするひずみ計測装置にある。
第5の発明は、第3の発明において、前記細径の導線が2本並行に埋め込まれてなることを特徴とするひずみ計測装置にある。
第6の発明は、第1乃至5のいずれか一つの発明において、前記被計測対象物が固定側に対して回転自在に支持された回転体であることを特徴とする回転体のひずみ計測装置にある。
第7の発明は、第6の発明において、前記回転体が風力発電用風車の羽根であることを特徴とする回転体のひずみ計測装置にある。
第8の発明は、音波の周波数を変化させて、反射電磁波の得られる音波の反射条件を満たすことにより、反射電磁波の有無を求め、下記式Iから音波の音速(Vac)を求め、該求めた音速からひずみの有無を推定することを特徴とするひずみ計測方法。
Vac=λ R ×fac/(2n)…(I)
ここで、Vacは音速、λ R は電磁波の波長、facは音波の周波数、nは電磁波の屈折率である。
第9の発明は、第8の発明において、前記反射電磁が得られる音波の中心周波数を利用してひずみを求めることを特徴とするひずみ計測方法にある。
本発明によれば、音波と電磁波とを被計測対象物に入射し、反射電磁波を計測することで、その変形を計測することができる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ実施の形態及び実施例について詳細に説明する。なお、この実施の形態及び実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態及び実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[第1の実施の形態]
本発明による第1の実施の形態に係るひずみ計測装置について、図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施の形態に係るひずみ計測装置を示す概念図である。
図1に示すように、本実施の形態に係るひずみ計測装置10は、被計測対象物11に音波を12入射する音波発生装置13と、被計測対象物11に電磁波14を入射する電磁波発生装置15と、反射電磁波16を受信する電磁波の受信器17と、受信した信号18を処理する信号処理装置19とを具備してなるものである。
被計測物11に音波12と電磁波14とを入射するには、図6に示すように、音波12の場合は、例えば振動子31を接着剤32を介して被計測物11に直付けるようにすればよい。また、電磁波の場合は例えば高周波リード線33を例えばホーンアンテナ34を介して直付けるようにすればよい。
本ひずみ計測装置10によれば、被計測対象物11に入射する音波12と電磁波14との波長を設定し、反射電磁波の得られる音波の反射条件を満たすことで、電磁波が反射波として戻ってくることとなり、この反射電磁波16を電磁波の受信器17で受信するようにしている。
そして、入射した電磁波14の反射の有無から、音波の音速(Vac)を次の式(I)から算出する。
Vac=λR×fac/(2n) …(I)
ここで、Vacは音波の音速、λRは電磁波の波長、facは音波の周波数、nは電磁波の屈折率である。
次に、算出した音速から、次の式(II)、(III)を用いて被計測対象物11のひずみを推定する。
ρ=(K+4/3G)/Vac2 …(II)
ここで、Kは体積弾性率、Gはずれ弾性率、ρは密度である。
ε=(ρ−ρ0)/ρ0 …(III)
このように、構造物である被計測物11の内部に音波と電磁波とを入射し、被計測対象物のひずみによる音波の変化を電磁波の反射周波数の変化として計測することで、被計測対象物のひずみを計測することができる。
この結果、被計測対象物11に、従来のように光ファイバ等を用いたひずみ計測装置を埋め込むことがなくなり、いわゆる被接触でひずみを計測することができる。
[第2の実施の形態]
本発明による第2の実施の形態に係るひずみ計測装置について、図面を参照して説明する。
図2は、第2の実施の形態に係るひずみ計測装置を示す概念図である。なお、第1の実施の形態の計測装置10と同一部材については同一符号を付してその説明は省略する。
図2に示すように、本実施の形態に係る計測装置10は、第1実施の形態の音波発生装置13と電磁波発生装置15とを同軸に位置するようにし、反射電磁波16の戻り時間を計測する時間計測装置20を設けたものである。
音波12と電磁波14とを同軸で入射し、反射して戻る反射電磁波16の戻り時間を時間計測装置20で計測し、次の式(IV)から、反射位置を算出することで、ひずみの分布を求める。
L=c×t/2 …(IV)
ここで、Lは反射点の位置、cは電磁波の速度、tは戻り時間である。
すなわち、被計測物11中を伝播する電磁波の一部が音波との干渉により、反射信号が得られる。この反射はある波長で干渉が生じ、反射電磁波として戻ってくる。反射電磁波16は、反射点での状態(ひずみ)の情報を反射波長として有している。
この結果、戻り時間と各時刻での反射波長を取得することにより、ひずみの分布を得ることができる。
[第3の実施の形態]
本発明による第3の実施の形態に係るひずみ計測装置について、図面を参照して説明する。図3は、第3の実施の形態に係るひずみ計測装置を示す概念図である。なお、第1及び第2の実施の形態の計測装置10と同一部材については同一符号を付してその説明は省略する。
図3に示すように、本実施の形態においては、音波発生装置13から入射する音波12をパルス状としたものである。なお、音波発生装置13と電磁波発生装置15との同期をとるために、タイミング装置21を設けている。
音波と電磁波の反射時間差は次のようにする。
ac=L/cac
r=L/cr
Δt=tac−tr
ここで、tacは音波の伝播時間、Lは計測対象位置までの距離、cacは音速、trは電磁波の伝播時間、crは電磁波の速度、Δtは反射時間差である。
音波12をパルス状とするので、被計測対象物11中の音波による信号の乱れに対しても防止することができる。
なお、電磁波14についても同様にパルス状とするようにしてもよい。
[第4の実施の形態]
本発明による第4の実施の形態に係るひずみ計測装置について、図面を参照して説明する。図4は、第4の実施の形態に係るひずみ計測装置を示す概念図である。なお、第1乃至第3の実施の形態の計測装置10と同一部材については同一符号を付してその説明は省略する。
図4に示すように、本実施の形態においては、音波発生装置13から入射する音波12が指向性を有する音波を用いるようにしたものである。
本実施の形態では、指向性を有する音波とすることで、被計測対象物11中の音波の乱反射による信号の乱れを防止することができる。
[第5の実施の形態]
本発明による第5の実施の形態に係るひずみ計測装置について、図面を参照して説明する。図5は、第5の実施の形態に係るひずみ計測装置を示す概念図である。なお、第1乃至第4の実施の形態の計測装置10と同一部材については同一符号を付してその説明は省略する。
図5に示すように、本実施の形態においては、反射電磁波16の受信信号に対して、音速によるドップラーシフトの波長変化を考慮したフィルタ22を用いるようにしたものである。
電磁波は、音波による反射するが、反射する音波は電磁波の進行方向と同じ向きに移動しているため、ドップラーシフトの影響がある。したがって、電磁波の反射電磁波16は、入射した波長よりも長くなる。
本実施の形態では、音波の受信器17と信号処理装置19との間にフィルタ22を配するようにしてので、受信する信号の帯域を制限することとし、これにより入射した電磁波の被計測物11の境界などによる乱反射の影響を除去するようにしている。
[第6の実施の形態]
本発明による第6の実施の形態に係るひずみ計測装置について、図面を参照して説明する。図7は、第6の実施の形態に係るひずみ計測装置を示す概念図である。
図7に示すように、本実施の形態においては、被計測物11の表面を金属箔51で覆うようにすると共に、被計測物11の内部に細径の導線52を予め埋設したものである。
この結果、高周波リード線33からの電磁波の指向性が向上するようになる。
前記細線52は数10μm以下、特に好ましくは数μmとすれば、埋設による凹凸の影響が生じないので好ましい。
また、図8に示すように、金属箔51を覆わない代わりに、導線を2本の平行線52−1、52−2とし、伝播の強度変化を安定させるようにしてもよい。
[第7の実施の形態]
本発明による第7の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図9は、本発明のひずみ計測装置を風車のひずみに用いた概念図である。
図9に示すように、風車60の内部空間のリブ61にひずみ計測装置10を設置し、風車60の羽根62の構造の変形を計測している。ひずみ計測装置10からの信号はリード線63により信号処理装置19に送られ、ここで構造の変化を測定する。
この結果、従来のように羽根62の表面にセンサを設けることがないので、空気抵抗が問題となることがない。よって、例えば風車の羽根のひずみを常時計測し、例えば突風の影響がある場合には、風車の運転制御を迅速に行うことができる。
また、被計測物の内部欠陥を計測するような場合に、センサを埋め込むことがないので、測定範囲の拡大を図ることができる。
また、本発明によるひずみ計測装置は風車の羽根のひずみを計測するのみならず、例えばコンクリート構造物のひずみの計測、FRP等の複合材の変形計測に適用することができる。
以下、本発明の計測装置の具体的な計測について、実施例と共に、詳細に説明する。
先ず、材料のひずみ計測手順について説明する。
本実施例で用いた計測装置は、図3に示すように、被計測物11に音波発生装置13と電磁波発生装置15とを同軸とし、パルス状の音波12を入射した。また、被計測例えば物11の材料はGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を用いた。ここで、例えばひずみの無い材料(GFRP)の音速Vac0=3200m/sとし、ひずみの発生範囲が0〜1%とすると、音速とひずみの関係が次の式(1)に従う場合、音波の音速(Vac)の範囲は、3200m/s〜3216m/sと予想される。
Vac=Vac0/√(1−ε)・・・(1)
また、電磁波の周波数を32GHz、電磁波の材料中の波長をλr=6.25mmとすると、電磁波の反射の条件から、音波の波長λacは、3.125mmであり、音速の変化から周波数は1024kHz〜1029kHzと予想される。
次に、図10に示すように、距離L1〜L2の領域で1%のひずみが発生している材料を計測する場合を考える。
被計測物11の領域について、電磁波を連続投入し、空間分解能を考慮して、たとえばt=0.1msec(パルスの長さ320mm)のパルス状の音波を、周波数を変化させながら入射する。
被計測物中の電磁波の速度がVrの場合、入射した電磁波の戻り時間は、次の式(2)から距離に換算できる。
t=L/Vac+L/Vr・・・(2)
ここで、例えば、t=1.5×10-3(sec)、Vac=3200(m/sec)、Vr=2.0×108(m/sec)とすると、反射波は、L=4.8mm弱の地点(4.7999232mm)の位置から戻ったものである。
音波の周波数を変化させながら反射電磁波の戻り時間と信号強度を計測した場合の関係を、三次元のグラフにすると、図11に示すようになる。図11中、横軸(X軸)が戻り時間、縦軸(Y軸)が信号の強度、奥行き方向の軸(Z軸)が音波の周波数である。
図11に示すように、信号は、戻ってこない場合でも、ノイズのように低い信号(小さい波形)が計測される。これを図11では、実線の細線で示している。また、強度は、材料の状態により若干変化することが予想されるが、反射の有り、反射の無しについては明確に区別できる。
図11では、反射のある部分を太線で示している。点線は、各軸の相関を分かりやすくするためのものである。たとえば、横方向の点線は、f1とf2の周波数であることを示し、奥行き方向(Z方向)の点線は、周波数f1とf2で信号が変化している領域が時間t1とt2で対応していることを示している。
以下、その測定について示す。図16に計測時の処理フローを示す。
1)先ず、計測を開始すると、音波の周波数facをf0〜f3で繰り返す(S1)。これは、周波数facをセットし、音波を出力する(S1−1)。次に、電磁波パルスを出力する(S1−2)。これを、電磁波の発射から材料の終端まで繰り返す(S1−3)。この繰り返しの際、反射電磁波を時間の関数として受信する(S1−3−1)。
2)反射波の信号を時間から距離に換算する(S−2)。
3)各位置における反射波のスペクトルR(fac)から、反射波の中心波長C(L)を得る(S−3)。
4)あらかじめ得た中心波長とひずみの関係から、各位置のひずみを算出する(S−4)。
具体的には以下のようにして行う。
ここで、材料が変形していない場合、音波の周波数は変化していないので図11の周波数f1で実線の太線のように反射信号が戻ってくることが確認できる。
一方、ひずみが発生している区間では、f1では実線の細線で示すように反射信号が確認できない。
次に、周波数を徐々に増加してゆくと、周波数f2において時間t1〜t2の間で反射信号が戻ってくることを確認できる。
このように、距離と周波数に対応する信号強度(信号の有り無し)の関係から、上記計算式を使用して、対象となる材料の計測領域におけるひずみの分布を算出することができる。
図12は、図11において、時刻taとtbの位置の時間軸に垂直な断面を示したものである。それぞれの時刻の断面図はtaについては図13に,tbについては図14に示す。
図13及び図14では、横軸に周波数を、縦軸に受信強度を示す。こららの図面に示すように、時刻taとtbの位置の時間軸をみるとスペクトルの形状をしている。
この関数を距離L(時刻tから換算したもの)における、反射波の強度分布の周波数特性として、R(L、fac)とする。
ここで、スペクトルから中心周波数C(L)を決定する(なお、ここでは、最大値とする。すなわち、R(L,C(L))が距離Lのスペクトルの最大値になる。)
次に、この中心周波数を距離Lにおける反射波の中心周波数として、C(L)とする。例えば、時刻taの位置は、Laで、この中心周波数はC(La)である。
最後に、各位置の中心周波数をひずみに換算する。
この換算には、図15に示すように、あらかじめ別途試験により取得しておいた「音波の周波数とその周波数で電波を反射する材料のひずみ」の関係を利用する。例えば、距離Laのひずみは、C(La)の周波数で鉛直に上がり(点線)、上記関係を示す線(図の太線)の交点から、横(点線)のひずみ値ε(La)が対応する。
上述した手順を繰り返すことで、図15の関係から、各位置におけるひずみ分布が求められる。
以上のように、本発明にかかるひずみ計測装置は、被計測物の表面に影響を与えることなく、ひずみを連続して計測でき、特に構造物を破壊することなく、内部構造のひずみを計測することに用いて適している。
第1の実施の形態にかかるひずみ計測装置の概略図である。 第2の実施の形態にかかるひずみ計測装置の概略図である。 第3の実施の形態にかかるひずみ計測装置の概略図である。 第4の実施の形態にかかるひずみ計測装置の概略図である。 第5の実施の形態にかかるひずみ計測装置の概略図である。 ひずみ計測装置の振動子とリード線を被計測物に接続する状態を示す図である。 第6の実施の形態にかかるひずみ計測装置の概略図である。 第6の実施の形態にかかる他のひずみ計測装置の概略図である。 風車にひずみ計測装置を設置した状態を示す概略図である。 実施例の被計測物の説明図である。 実施例の戻り時間、受信強度、音波の周波数の関係図である。 実施例の戻り時間、受信強度、音波の周波数の関係図である。 実施例の周波数(f1)と受信強度の関係図である。 実施例の周波数(f2)と受信強度の関係図である。 実施例の中心周波数とひずみとの関係図である。 実施例の処理フロー図である。 従来の風車のひずみ計測の概略図である。
符号の説明
10 ひずみ計測装置
11 被計測対象物
12 音波
13 音波発生装置
14 電磁波
15 電磁波発生装置
16 反射電磁波
17 電磁波の受信器
18 信号
19 信号処理装置
20 時間計測装置
21 タイミング装置
22 フィルタ

Claims (9)

  1. 被計測対象物に音波を入射する音波発生装置と、
    被計測対象物に電磁波を入射する電磁波発生装置と、
    反射電磁波を受信する受信器と、
    受信した信号を処理する信号処理装置とを具備してなり、
    音波の周波数を変化させて、反射電磁波の得られる音波の反射条件を満たすことにより、反射電磁波の有無を求め、下記式Iから音波の音速(Vac)を求め、該求めた音速からひずみの有無を推定する
    ことを特徴とするひずみ計測装置。
    Vac=λ R ×fac/(2n)…(I)
    ここで、Vacは音速、λ R は電磁波の波長、facは音波の周波数、nは電磁波の屈折率である。
  2. 請求項1において、
    前記反射電磁が得られる音波の中心周波数を利用してひずみを求めることを特徴とするひずみ計測装置。
  3. 請求項1又は2において、
    高周波リード線を介して電磁波が被計測対象物に入射されてなると共に、該高周波リード線に接続する細径の導線が被計測対象物内に埋め込まれてなることを特徴とするひずみ計測装置。
  4. 請求項3において、
    被対象物を金属箔で覆ってなることを特徴とするひずみ計測装置。
  5. 請求項3において、
    前記細径の導線が2本並行に埋め込まれてなることを特徴とするひずみ計測装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一つにおいて、
    前記被計測対象物が固定側に対して回転自在に支持された回転体であることを特徴とする回転体のひずみ計測装置。
  7. 請求項6において、
    前記回転体が風力発電用風車の羽根であることを特徴とする回転体のひずみ計測装置。
  8. 被計測対象物に音波と電磁波とを入射し、
    音波の周波数を変化させて、反射電磁波の得られる音波の反射条件を満たすことにより、反射電磁波の有無を求め、下記式Iから音波の音速(Vac)を求め、該求めた音速からひずみの有無を推定する
    ることを特徴とするひずみ計測方法。
    Vac=λ R ×fac/(2n)…(I)
    ここで、Vacは音速、λ R は電磁波の波長、facは音波の周波数、nは電磁波の屈折率である。
  9. 請求項8において、
    前記反射電磁が得られる音波の中心周波数を利用してひずみを求めることを特徴とするひずみ計測方法。
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