JP4077443B2 - Springboard - Google Patents
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Description
本発明は、前後一対の梯子状脚体の頂部に平板状の天板を設けてなる踏台に関するもので、例えば、家庭の主婦が室内の高い所にある物を取るときなどに素足で乗って使用する踏台に関する。 The present invention relates to a platform having a flat top plate at the top of a pair of front and rear ladder legs. For example, when a housewife takes a thing in a high place in a room, he rides with bare feet. It relates to the platform used.
従来の踏台として、特許公報等の公知文献を具体的に挙げることはできないが、従来より使用されている踏台は、前後一対の梯子状脚体の頂部に平板状の天板を設けてなるもので、前後一対の梯子状脚体は、通常は、両脚体の上端部が枢着されていて、両脚体の下端側が閉じるように折り畳まれる閉脚姿勢と、両脚体の下端側が開いた開脚姿勢とに姿勢変更可能な折り畳み式構造となっている。 Although publicly known documents such as patent gazettes cannot be specifically cited as conventional steps, the steps that have been used in the past are provided with a flat top plate at the top of a pair of front and rear ladder legs. Thus, the pair of front and rear ladder legs are usually closed at the upper end of both legs and folded so that the lower ends of both legs close, and the open leg at the lower end of both legs. It has a foldable structure that can change its posture.
従来の踏台によると、天板の上面が水平面状となっていることから、踏台を使用する人は、使用中はどうしても体が天板の外側へ乗り出すため足を天板の前後方向中央部よりもその端部に足を置く傾向にあって、体の重心が天板の外周範囲の外に位置することが多く、而して重心が天板の外に位置すると、天板上での人の体勢が非常に不安定となって体のバランスを崩し、踏台から足を踏み外して落下転倒する危険性がある。 According to the conventional platform, since the top surface of the top plate is horizontal, the person who uses the platform steadily gets on the outside of the top plate while in use, so that the foot from the center in the front-rear direction of the top plate However, the body's center of gravity is often located outside the outer periphery of the top plate, and if the center of gravity is located outside the top plate, people on the top plate There is a risk that the body posture will become very unstable, causing the body to become unbalanced and fall off the foot from the platform.
本発明は、上記のような課題に鑑み、人が天板の上に足を乗せた時に、その人の足を常に天板の前後方向中央部に置くように仕向け、それにより体の重心を天板の外周範囲内に位置させるようにして、踏台からの足の踏み外しを無くし、作業の安全性を確保し得るようにした踏台を提供することを目的とする。 In view of the problems as described above, the present invention aims to place a person's foot at the center in the front-rear direction of the top board when the person puts his foot on the top board, thereby increasing the center of gravity of the body. It is an object of the present invention to provide a platform that is positioned within the outer peripheral range of the top board so as to eliminate the stepping off of the foot from the platform and to ensure the safety of work.
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、前後一対の梯子状脚体1,1の頂部に天板2を設けてなる踏台において、天板2は、前後に二分割されて、対向端部どうしが枢軸Tを介して開脚姿勢と閉脚姿勢とに姿勢変更可能に枢着される前後一対の半割体2a,2bからなり、且つ両半割体2a,2bは両梯子状脚体1,1の夫々上端部に取り付けられ、両半割体2a,2bの上面の互いの枢軸側寄りには凸面部3の片側半分である凸面部分3o,3oが形成され、その反対側には凹面部4,4が形成され、両凸面部分3o,3o及び両凹面部4,4によって、両半割体2a,2bが開脚姿勢にあるときに、天板2の上面は、その前後方向中央部に人Mの足裏の土踏まずAが位置するように該中央部が凸面状に形成され且つその前後両端部に足裏の爪先部B及び踵部Cが位置するように該両端部が夫々凹面状に形成されていることを特徴とする。
Means for solving the above problems will be described with reference numerals in the embodiments described later. The invention according to
請求項2は、請求項1に記載の踏台において、各梯子状脚体1は左右一対の支柱6,6と両支柱6,6間に横架された踏桟7とからなるもので、各踏桟7の上面は、前後両端部よりも中間部が高い緩やかな凸面状に形成されていることを特徴とする。
The second aspect of the present invention is the step platform according to the first aspect, wherein each ladder-
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、踏台は天板2に素足で乗る台であることから、天板2は、前後に二分割されて、対向端部どうしが枢軸Tを介して開脚姿勢と閉脚姿勢とに姿勢変更可能に枢着される前後一対の半割体2a,2bからなり、且つ両半割体2a,2bは両梯子状脚体1,1の夫々上端部に取り付けられ、両半割体2a,2bの上面の互いの枢軸側寄りには凸面部3の片側半分である凸面部分3o,3oが形成され、その反対側には凹面部4,4が形成され、両凸面部分3o,3o及び両凹面部4,4によって、両半割体2a,2bが開脚姿勢にあるとき、天板2の上面は、その前後方向中央部に人Mの足裏の土踏まずAが位置するように中央部が凸面状に形成され且つその前後両端部に足裏の爪先部B及び踵部Cが位置するように両端部が夫々凹面状に形成されているから、人Mが天板2に上がって作業をする際に、天板2の端部側には乗りにくく、必然的に天板2の前後方向中央部に足を置くことになって、自然に体の重心Gが天板2の外周範囲内に位置するようになり、それにより安定した状態での作業体勢を維持できて、踏台からの足の踏み外しを無くし、作業の安全性を確保できると共に、人Mの左右各足裏の土踏まずAが天板2の前後方向中央部の凸面部3に位置し、足裏の爪先部Bと踵部Cとが両端部の凹面部4,4に夫々位置することにより、人Mの足裏全体が天板2上に保持された極めて安定な状態となって、人Mは安定度の高い作業を行うことができる。
また本発明によれば、両梯子状脚体1,1が閉脚姿勢と開脚姿勢とに姿勢変更可能な折り畳み式踏台の天板2を簡単容易に製作でき、そのコストの低廉化を図ることができる。
The effects of the invention by the above solution will be described with reference numerals in the embodiments described later. Since the platform is a platform on which the
Further, according to the present invention, it is possible to easily and easily manufacture the folding
請求項2に係る発明によれば、人Mが梯子状脚体1の踏桟7に足を掛ける時に、足裏の土踏まずAを踏桟7の凸面部に位置させることにより、安定状態で踏桟7に足を掛けることができて梯子状脚体1を安全に昇降できると共に、足裏の土踏まずAの柔らかい感覚で心地よく昇降することができる。
According to the second aspect of the present invention, when the person M puts his / her foot on the
図1は本発明に係る踏台を示す斜視図であり、図2の(a) は踏台の正面図、(b) は側面図、(c) は折り畳んだ状態の側面図である。また図3の(a) は天板2を構成する両半割体2a、2bを互いに切り離した状態の側面図、(b) は両半割体2a、2bを連結して両梯子状脚体1,1が開脚姿勢にある状態での両半割体2a、2bの側面図、(c) は両梯子状脚体1,1が閉脚姿勢にある状態での両半割体2a、2bの側面図である。図4は踏台の天板2の作用を示す説明図、図5は踏桟7の拡大側面図であり、また図6は踏台の使用状態を示す説明図である。
FIG. 1 is a perspective view showing a step according to the present invention. FIG. 2 (a) is a front view of the step, (b) is a side view, and (c) is a side view in a folded state. 3A is a side view of the state in which the
この踏台は、前後一対の梯子状脚体1,1の頂部に天板2を設けてなるもので、天板2の上面は、図4から分かるように、前後方向中央部に人Mの足裏の土踏まずAが位置するようにその中央部が凸面状に形成されていると共に、前後両端部に足裏の爪先部B及び踵部Cが位置するようにその両端部が夫々凹面状に形成されている。尚、前後両端部の凹面部4,4は夫々同じ形状であって、足裏の爪先部B及び踵部Cは、前後何れの凹面部4にも対応するようになっている。天板2は、前後に二分割されて、対向端部どうしが枢着される前後一対の半割体2a、2bからなるもので、両半割体2a、2bは両梯子状脚体1,1の夫々上端部に取り付け固定されている。
This platform is provided with a
前後一対の梯子状脚体1,1は、夫々の上端部に取り付け固定された天板2の両半割体2a、2bが互いに枢着されていると共に、左右両側一対のリンク機構5,5により、図2の(a) に示すように両脚体1,1の下端側が逆V字形に開いた開脚姿勢と、図2の(c) に示すように両脚体1,1の下端側が閉じて両脚体1,1が略平行に重なるように折り畳まれる閉脚姿勢とに姿勢変更自在となっている。
The pair of front and rear ladder-
各梯子状脚体1は、図2の(a) に示すように下部側が若干拡幅するように略々ハの字状に配置される左右一対の支柱6,6間に踏桟7を複数段にわたって横架してなるもので、各踏桟7の上面は、前後両端部よりも中間部が高い緩やかな凸面状に形成されている。
As shown in FIG. 2 (a), each ladder-
天板2を構成する一対の半割体2a、2bは、図3の(a) に示すように、夫々アルミ押出型材からなるもので、一方の半割体2aは、凸面部3の片側半分である凸面部分3o及び凹面部4を形成した天板本体部8と、脚体1の支柱6の上端部に嵌合される取付部9と、凸面部分3oの端部に設けられた枢軸形成用の径大筒部10aとからなり、また他方の半割体2bは、同じく凸面部3の片側半分である凸面部分3o及び凹面部4を形成した天板本体部8と、脚体1の支柱6の上端部に嵌合される取付部9と、凸面部分3oの端部に設けられた枢軸形成用の径小筒部10bとから構成される。
The pair of
而して、両半割体2a、2bを枢支連結するには、両半割体2a、2bを図3の(a) に示す状態から互いに左右方向にずらし、一方の半割体2aの径大筒部10aに他方の半割体2bの径小筒部10bを嵌挿すればよく、それにより一方の半割体2aの径大筒部10aと他方の半割体2aの径大筒部10bとが図3の(b) に示すように同心状に互いに回転可能に連結された枢軸Tを形成する。この図3の(b) は互いに連結された両半割体2a、2bを開脚姿勢にした状態を示し、図3の(c) は両半割体2a、2bを折り畳んで閉脚姿勢にした状態を示す。
Thus, in order to pivotally connect the two
上記のように両半割体2a、2bの対向端部どうしを枢軸Tを介して枢着することにより、図3の(b) ,(c) に示すような天板2が形成され、而して(b) に示す開脚姿勢において、この天板2の上面は、前後両端部が凹面部4,4となり、前後両凹面部4,4の中間部が凸面部3となる。こうして形成される天板2は、各半割体2a、2bの取付部9の長手方向両端部を梯子状脚体1の左右両支柱6,6に嵌合させてリベットR結合することにより、脚体1に取り付けられる。このように、天板2は前後に二分割されて対向端部どうしが枢着される前後一対の半割体2a、2bからなるもので、両半割体2a、2bが両梯子状脚体1,1の夫々上端部に取り付けられるようになっているから、閉脚姿勢と開脚姿勢とに姿勢変更可能な折り畳み式踏台の天板2を簡単容易に製作でき、そのコストの低廉化を図ることができる。
As described above, the opposite ends of the two
また図3の(a) 〜(c) に示すように、天板2を形成する各半割体2a、2bの上面には左右方向に延びる滑り止め用突条11が前後方向に間隔をおいて複数形成されている。
Further, as shown in FIGS. 3A to 3C,
各梯子状脚体1の踏桟7もアルミ押出型材からなるもので、図5に示すように、踏桟本体部15と取付部16とからなり、踏面となる踏桟本体部15の上面は、その前後方向中間部が前後両端部よりも高い緩やかな凸面状に形成されていると共に、天板2の半割体2a、2bと同様に左右方向に延びる滑り止め用突条12が前後方向に間隔をおいて複数条形成されている。取付部16は、踏桟長手方向両端部を梯子状脚体1の左右両支柱6,6に嵌合させてリベット結合することにより取り付けられる。
The
また、図1に概略示すように、天板2を形成する各半割体2a、2bの左右両端部にはプラスチック製の端部カバー13が嵌着され、また各梯子状脚体1にも各踏桟7の左右両端部にプラスチック製の端部カバー14が嵌着されている。
As schematically shown in FIG. 1,
上記のように構成される踏台の使用にあたり、例えば図6に示すように家庭の主婦が押し入れの高い所にある物入れの引き戸17を開閉して物を出し入れするような場合には、人(主婦)Mが素足で同図に示される踏台に手前側から梯子状脚体1の踏桟7に足を掛けて天板2に登ると、この天板2の上面は、前後方向中央部に人Mの足裏の土踏まずAが位置するようにその中央部が凸面状に形成されているから、人Mは、天板2の端部側には乗りにくく、必然的に天板中央部の凸面部3に足を置くことになって、図6に示すように、自然に体の重心Gが天板2の外周範囲内に位置するようになり、それにより安定した状態での作業体勢を維持できて、踏台からの足の踏み外しを無くし、作業の安全性を確保することができる。
When using the platform constructed as described above, for example, as shown in FIG. 6, when a housewife in the home opens and closes the sliding
そして特にこの天板2の上面は、前後方向中央部に人Mの足裏の土踏まずAが位置するように中央部が凸面状に形成され且つその前後両端部に足裏の爪先部B及び踵部Cが位置するように両端部が夫々凹面状に形成されているから、人Mが天板2に上がって作業をする際には、図4に示すように、人Mの左右各足裏の土踏まずAが天板2の前後方向中間部の凸面部3に位置し、足裏の爪先部Bと踵部Cとが両端部の凹面部4,4に夫々位置することにより、人Mの足裏全体が天板2上に保持された極めて安定な状態となって、人Mは、安定度の高い作業を行うことができる。
In particular, the top surface of the
また踏台使用時の事故は天板2上で体のバランスを崩すことによる場合が多く、而してその過程にあと少しの高さを確保するために爪先立ち状態になることが多いが、天板2の上面が上記のような凹凸面状に形成されているから、人Mはその爪先立ち行為を行い難く、自然に安定した状態での作業姿勢をとることになって、体の重心Gを天板2の外周範囲内に位置させ、踏台からの足の踏み外しが無く、作業の安全性が確保される。
In addition, accidents when using the platform are often caused by the balance of the body on the
また、各踏桟7の上面(踏桟本体部15の上面)が凸面状に形成されていることから、人Mが梯子状脚体1の踏桟7に足を掛ける時に、足裏の土踏まずAを踏桟7の凸面部に位置させることにより、安定状態で踏桟7に足を掛けることができて梯子状脚体1を安全に昇降できると共に、足裏の土踏まずAの柔らかい感覚で心地よく昇降できる。
In addition, since the upper surface of each step rail 7 (the upper surface of the step rail main body portion 15) is formed in a convex shape, when the person M puts his / her foot on the
1 梯子状脚体
2 天板
2a、2b 半割体
3 凸面部
4 凹面部
6 支柱
7 踏桟
M 人
A 人の足裏の土踏まず
B 人の足裏の爪先部
C 人の足裏の踵部
W 天板の外周範囲
DESCRIPTION OF
Claims (2)
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