JP4077201B2 - Elevator rope protector - Google Patents
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- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B19/00—Mining-hoist operation
- B66B19/002—Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータ据付工事において溶接棒がエレベータロープに接触するのを防止するエレベータロープ保護具に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガイドレールの近くにエレベータロープが配置されているエレベータ据付工事では、ガイドレールのレールブラケットを溶接する際に、誤って溶接棒がエレベータロープに触れるおそれがある。溶接棒がエレベータロープに触れると、エレベータロープ、巻上機、制御盤等を壊してしまうおそれがあった。このような事故を防止するために図10に示すようなエレベータロープ保護具が使用されている。
【0003】
図10に示すように、エレベータロープ保護具50は、一端側が本設かご51に結ばれた2本の取付紐52と、この各取付紐52の他端側が結ばれ、エレベータロープ53の外周を囲むように配置された円筒状のメッシュ保護部材54とから構成されている。メッシュ保護部材54は、絶縁プラスチック製でメッシュ構造を有し、上下方向にスリット55が形成されている。
【0004】
このエレベータロープ保護具50の取り付けは、2本の取付紐52を介して本設かご51とメッシュ保護部材54とを連結し、メッシュ保護部材54のスリット55よりエレベータロープ53をメッシュ保護部材54内に挿入して用いられる。そして、本設かご51に載った作業者が所望の作業位置に位置するために本設かご51を昇降させると、取り付け紐52に連結されたメッシュ保護部材54が共に昇降し、メッシュ保護部材54が作業高さ位置のエレベータロープ53の外周を覆う。従って、作業者が誤って溶接棒をエレベータロープ53に近接させてもメッシュ保護部材54に接触するのみでエレベータロープ53に直接接触することがなく、エレベータロープ、巻上機、制御盤等を壊すような事故を未然に防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のエレベータロープ保護具50では、本設かご51の昇降時にメッシュ保護部材54が引っ張られ、メッシュ保護部材54のスリット55からエレベータロープ53が外れるおそれがある。エレベータロープ53からメッシュ保護部材54が外れると、メッシュ保護部材54を本設かご51の停止後に再度装着し直さねばならず面倒であるという問題があった。
【0006】
また、エレベータロープ53をメッシュ保護部材54で覆っているため、そのメッシュ目より溶接時の小さい火花やグラインダ使用時の細かい切り粉を通してしまい、火花や切り粉によりエレベータロープ53を保護できないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、作業用昇降体の昇降時にエレベータロープから絶縁保護布が外れるおそれがなく、且つ、溶接時の小さい火花やグラインダ使用時の細かい切り粉からも保護できるエレベータロープ保護具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、エレベータ昇降路内の上下方向に配置されたエレベータロープを保護するエレベータロープ保護具であって、前記エレベータ昇降路内を昇降する作業用昇降体に取り付けられる取付部材と、この取付部材に装着され、前記エレベータロープの外周を隙間なく囲む絶縁保護布とを備え、前記取付部材は、前記エレベータロープの外周に配置される布装着手段を有する取付プレートであり、前記布装着手段は、前記エレベータロープの外周に沿って設けられた布通しロッドであり、この布通しロッドに前記絶縁保護布の端に設けられた通し孔を通して一部オーバーラップするように前記絶縁保護布を前記取付プレートに装着したことを特徴とする。
【0009】
請求項1記載の発明では、エレベータロープの外周を隙間なく絶縁保護布が覆う。このため、絶縁保護布が溶接時に発生する火花や切り粉が内部のエレベータロープ側へ及ばないように保護する作用と、作業用昇降体の昇降時にエレベータロープから絶縁保護布が外れることを防止する作用がある。
【0010】
また、取付プレートにより絶縁保護布をエレベータロープに接触しないように装着可能であるため、作業用昇降体の昇降時に絶縁保護布がエレベータロープにほとんど接触することなく昇降され、スムーズに昇降できる。
【0011】
さらに、取付プレートの布通しロッドに絶縁保護布の通し孔を通すことにより絶縁保護布を装着できるため、絶縁保護布の着脱作業が容易である。また、この装着された絶縁保護布が一部オーバーラップ状態でエレベータロープの外周を覆うため、エレベータロープの全外周を確実に保護できる。
【0012】
請求項2記載の発明は、エレベータ昇降路内の上下方向に配置されたエレベータロープを保護するエレベータロープ保護具であって、前記エレベータ昇降路内を昇降する作業用昇降体に取り付けられる取付部材と、この取付部材に装着され、前記エレベータロープの外周を隙間なく囲む絶縁保護布とを備え、前記取付部材は、前記エレベータロープの外周に配置される布装着手段を有する取付プレートであり、前記布装着手段は、前記エレベータロープの外周の適所に配置される布フック部であり、この複数の布フック部に前記絶縁保護布の端に設けられたフック用孔を引っ掛けて一部オーバーラップするように前記絶縁保護布を前記取付プレートに装着したことを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明では、エレベータロープの外周を隙間なく絶縁保護布が覆う。このため、絶縁保護布が溶接時に発生する火花や切り粉が内部のエレベータロープ側へ及ばないように保護する作用と、作業用昇降体の昇降時にエレベータロープから絶縁保護布が外れることを防止する作用がある。
【0014】
また、取付プレートにより絶縁保護布をエレベータロープに接触しないように装着可能であるため、作業用昇降体の昇降時に絶縁保護布がエレベータロープにほとんど接触することなく昇降され、スムーズに昇降できる。
【0015】
さらに、取付プレートの布フック部に絶縁保護布のフック孔を引っ掛けることにより絶縁保護布を装着できるため、絶縁保護布の着脱作業が容易である。また、この装着された絶縁保護布が一部オーバーラップ状態でエレベータロープの外周を覆うため、エレベータロープの全外周を確実に保護できる。
【0016】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載されたエレベータロープ保護具であって、前記取付プレートは、固定されたナットを有し、このナットに前記作業用昇降体の部材に挿通されたボルトを螺入することにより前記取付プレートを前記作業用昇降体に取り付けたことを特徴とする。
【0017】
請求項3記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載された発明の作用に加え、ボルトを螺入することで取付プレートを固定できるため、取付プレートの固定作業を容易に行える。
【0018】
請求項4記載の発明は、請求項3に記載されたエレベータロープ保護具であって、前記ナットは、前記布取付手段から異なる距離となる複数位置に設けられたことを特徴とする。
【0019】
請求項4記載の発明では、請求項3に記載された発明の作用に加え、ボルトを螺入するナットを可変することにより絶縁保護布の装着位置を調整できるため、絶縁保護布をエレベータロープの適切な外周位置に配置できる。
【0020】
なお、本発明は、前記取付部材は、一端側が前記作業用昇降体に結合された上下一対の取付紐であり、この各取付紐の他端側が前記エレベータロープの外周に隙間なく覆う状態とされた前記絶縁保護布の上下端に結合されてもよい。
【0021】
この場合、絶縁保護布を取付紐で作業用昇降体に連結できるため、取付作業が容易であり、取付紐を結べる箇所であればどこでも取付できることから取付箇所のバリエーションが増加する。
【0022】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載されたエレベータロープ保護具であって、前記絶縁保護布は、不燃材にて形成されていることを特徴とする。この請求項5記載の発明では、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された発明の作用に加え、溶接火花に対して耐火性を持たせることができる。
【0023】
請求項6記載の発明は、請求項1に記載されたエレベータロープ保護具であって、前記布通しロッドは、全円周に対して一部のみの欠損した上円弧状ロッド部と、前記全円周に対して一部のみの下円弧状ロッド部とからなり、上円弧状ロッド部と下円弧状ロッド部とは、上下方向に所定の間隔寸法を開けて配置されていることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0025】
図1〜図3は本発明の第1実施形態を示している。図1はエレベータロープ保護具の取付前の状態を示す斜視図、図2はエレベータロープ保護具を取り付けた状態を示す斜視図、図3はエレベータロープ保護具を取り付けた状態を示す側面図である。
【0026】
図に示すように、エレベータロープ保護具1Aは、エレベータ昇降路(図示せず)内を昇降する図3に示す本設かご(作業用昇降体)2に取り付けされる取付部材としての取付プレート3と、この取付プレート3の先端に装着される絶縁保護布4とから構成されている。取付プレート3は、平板状のアーム部5と、このアーム部5の先端に固定された円弧状プレート部6とを備えている。アーム部5にはボルト挿通孔(図示せず)が形成され、アーム部5の上面にこのボルト挿入孔と連通するようにナット7が固着されている。円弧状プレート部6には、布装着手段である布通しロッド8が突設されている。この布通しロッド8は、全円周に対して一部のみ欠損した上円弧状ロッド部8aと、全円周に対して一部のみの下円弧状ロッド部8bとからなり、図1に示すように、上円弧状ロッド部8aと下円弧状ロッド部8bとは上下方向に所定の間隙寸法hを開けて配置されている。この間隙寸法hは、後述する絶縁保護布4の通し孔9を双方のロッド部8a、8bに共に通すのに支障のない程度の長さに設定されている。
【0027】
絶縁保護布4は、電気絶縁性を有する不燃材の目の細かな布で方形状に形成されている。そして、この絶縁保護布4の上端辺の全域には通し孔9が設けられている。通し孔9は、例えば絶縁保護布8の上端を一部折り返し、この折り返した部分を縫い合わせることによって作製される。
【0028】
このエレベータロープ保護具1Aの取り付けは、図3に示すように、本設かご2の天井板10に取付プレート3を載せ、取付プレート3のナット7の位置と天井板10のボルト挿通孔(図示せず)の位置とを合わせ、天井板10の下方よりチョウボルト11をナット7に螺入する。この際に取付プレート3の布通しロッド8がエレベータロープ12の外周に配置されるように位置合わせしてチョウボルト11を締結する。これにより取付プレート3が天井板10に固定される。次に、絶縁保護布4の通し孔9の一方側より上円弧状ロッド部8aを通し、上円弧状ロッド部8aの最奥まで通すと絶縁保護布4の通し孔9の他方側より下円弧状ロッド部8bを通せば完了する。絶縁保護布4は、エレベータロープ12の外周に円周状で、且つ、一部オーバーラップ状態で装着される。
【0029】
上記構成において、本設かご2に載った作業者が所望の作業位置に位置するために本設かご2を昇降させると、本設かご2に取付プレート3に介して固定された絶縁保護布4が共に昇降し、絶縁保護布4が作業高さ位置のエレベータロープ12の周りを常に覆う。従って、作業者が誤って溶接棒(図示せず)をエレベータロープ12に近付けても絶縁保護布4に接触するのみでエレベータロープ12に直接接触することがなく、エレベータロープ12、巻上機(図示せず)、制御盤(図示せず)等を壊すような事故を未然に防止できる。そして、エレベータロープ12の周りを隙間なく絶縁保護布4が覆うため、本設かご2の昇降時にエレベータロープ12から絶縁保護布4が外れるおそれがない。また、絶縁保護布4が火花や切り粉を内部に通さないため、溶接時の小さい火花やグラインダ使用時の細かい切り粉からもエレベータロープ12を保護できる。
【0030】
この第1実施形態では、取付部材は、エレベータロープ12の外周に配置される布装着手段を有する取付プレート3であるため、取付プレート3により絶縁保護布4をエレベータロープ12に接触しないように装着可能である。このため、本設かご2の昇降時に絶縁保護布4がエレベータロープ12にほとんど接触することなく円滑な昇降が可能である。
【0031】
この第1実施形態では、布装着手段は、エレベータロープ12の外周に沿って設けられた布通しロッド8であり、この布通しロッド8に絶縁保護布4の端に設けられた通し孔9を通して一部オーバーラップするように絶縁保護布4を取付プレート3に装着するため、取付プレート3の布通しロッド8に絶縁保護布4の通し孔9を通すことにより絶縁保護布4を装着できるため、絶縁保護布4の着脱作業が容易である。また、この装着された絶縁保護布4が一部オーバーラップ状態でエレベータロープ12の外周を覆うため、エレベータロープ12の全外周を確実に保護できる。
【0032】
この第1実施形態では、取付プレート3は、固定されたナット7を有し、このナット7に本設かご2の天井板10に挿通したチョウボルト11を螺入することで取付プレート3の固定作業が容易である。
【0033】
この第1実施形態では、絶縁保護布4は、不燃材にて形成されているため、溶接火花に対して耐火性がある。
【0034】
図4及び図5は本発明の第2実施形態を示し、図4(a)は取付プレートの平面図、図4(b)はその側面図、図4(c)はその正面図、図5は絶縁保護布の斜視図である。
【0035】
図4及び図5に示すように、エレベータロープ保護具1Bは、エレベータ昇降路(図示せず)内を昇降する本設かご(作業用昇降体)2に取り付けされる取付部材としての取付プレート13と、この取付プレート13の先端に装着される絶縁保護布14とから構成されている。取付プレート13は、平板状のアーム部15と、このアーム部15の先端に固定された半円弧状プレート部16とを備えている。アーム部15にはボルト挿通孔(図示せず)が形成されていると共にボルト挿入孔(図示せず)の上面にはナット7が固定されている。アーム部15の先端及び半円弧状プレート部6には布装着手段である布フック部18が3箇所に突設されている。
【0036】
絶縁保護布14は、電気絶縁性を有する不燃材の目の細かな布で形成され、方形状を有している。そして、方形状の上端辺付近には一定間隔に4つのフック用孔19が設けられている。
【0037】
このエレベータロープ保護具1Bの取り付けは、上記した第1実施形態と同様に、本設かご2の天井板(図示せず)に取付プレート13を載せ、取付プレート13のナット7の位置と天井板(図示せず)のボルト挿通孔(図示せず)の位置とを合わせ、天井板(図示せず)の下方よりチョウボルト(図示せず)をナット7に螺入する。この際に取付プレート13の3箇所の布フック部18がエレベータロープ(図示せず)の外周に配置されるように位置合わせしてチョウボルト(図示せず)を締結する。これにより取付プレート13が天井板(図示せず)に固定される。次に、3箇所の布フック部18に絶縁保護布14のフック用孔19を順次引っ掛け、余ったフック用孔19を最初に引っ掛けた布フック部18に重ねて引っ掛ければ完了する。絶縁保護布14は、エレベータロープ(図示せず)の周りを取り囲み、且つ、一部オーバーラップ状態で装着される。
【0038】
この第2実施形態でも、前記第1実施形態と同様に、エレベータロープ(図示せず)の外周を隙間なく絶縁保護布14が取り囲むため、本設かご(図示せず)の昇降時にエレベータロープ(図示せず)から絶縁保護布14が外れるおそれがない。また、絶縁保護布14が火花や切り粉を内部に通さないため、溶接時の小さい火花やグラインダ使用時の細かい切り粉からもエレベータロープ(図示せず)を保護できる。
【0039】
この第2実施形態では、布装着手段は、エレベータロープの外周の適所に配置される布フック部18であり、この複数の布フック部18に絶縁保護布14の端に設けられたフック用孔19を引っ掛けて一部オーバーラップするように絶縁保護布14を取付プレート13に装着したことにより、絶縁保護布14の着脱作業が容易である。また、この装着された絶縁保護布14が一部オーバーラップ状態でエレベータロープ(図示せず)の周りを覆うため、エレベータロープ(図示せず)の全外周を確実に保護できる。
【0040】
図6〜図8は本発明の第3実施形態を示し、図6は取付紐の斜視図、図7は絶縁保護布の斜視図、図8はエレベータロープ保護具を取り付けた状態の斜視図である。
【0041】
図6〜図8に示すように、エレベータロープ保護具1Cは、エレベータ昇降路(図示せず)内を昇降する本設かご(作業用昇降体)2に取り付けされる取付部材である2本の取付紐20a、20bと、この各取付紐20a、20bの先端側に結合された絶縁保護布21とから構成されている。
【0042】
上方の取付紐20aの一端側は、本設かご2の天井板10に結ばれ、下方の取付紐20bの一端側は、本設かご2の手摺22に結ばれている。
【0043】
絶縁保護布21は、絶縁製で、且つ、不燃材の目の細かな布で形成され、方形状を有している。そして、方形状の4隅にはそれぞれ結合用孔23が設けられている。エレベータロープ12の外周を囲むようにして丸められた絶縁保護布21の上端同士の結合用孔23が取付紐20aの他端側に結合され、下端同士の結合用孔23が取付紐20bの他端側に結合されている。
【0044】
このエレベータロープ保護具1Cの取り付けは、本設かご2の天井板10及び手摺22に取付紐20a,20bの一端側を結合する。次に、エレベータロープ12の外周を覆うように絶縁保護布21を丸めた状態で配置し、絶縁保護布21の上端の2つの結合用孔23を重ね合わせ、この重ね合わせた結合用孔23に取付紐20aの他端側を通して結合する。また、絶縁保護布21の下端の2つの結合用孔23も重ね合わせ、この重ね合わせた結合用孔23に取付紐20bの他端側を通して結合すれば完了する。絶縁保護布21は、エレベータロープ12の外周で、且つ、一部オーバーラップ状態で装着される。
【0045】
この第3実施形態でも、前記第1、第2実施形態と同様に、エレベータロープ12の外周を隙間なく絶縁保護布21が覆うため、本設かご2の昇降時にエレベータロープ12から絶縁保護布21が外れるおそれがない。また、絶縁保護布21が火花や切り粉を内部に通さないため、溶接時の小さい火花やグラインダ使用時の細かい切り粉からもエレベータロープ12を保護できる。
【0046】
この第3実施形態では、絶縁保護布21を取付紐20a、20bで本設かご2に連結できるため、取付作業が容易であり、取付紐20a、20bを結べる箇所であればどこでも取付できることから取付箇所のバリエーションが増加する。
【0047】
図9は本発明の第4実施形態を示し、図9(a)は取付プレートの正面図、図9(b)はその平面図である。
【0048】
図9において、この第4実施形態のエレベータロープ保護具1Dは、前記第1実施形態のエレベータロープ保護具1Aと比較するに、取付プレート3のアーム部5の3箇所にボルト挿通孔(図示せず)が形成されていると共に各ボルト挿入孔(図示せず)の上面にはナット7がそれぞれ固定されている。つまり、ナット7は、布通しロッド8から異なる距離となる3つの位置に設けられている。他の構成は同じであるため、説明を省略する。
【0049】
このエレベータロープ保護具1Dでも、エレベータロープ(図示せず)の外周を隙間なく絶縁保護布(図示せず)が覆うため、本設かご(図示せず)の昇降時にエレベータロープ(図示せず)から絶縁保護布(図示せず)が外れるおそれがない。また、絶縁保護布(図示せず)が火花や切り粉を内部に通さないため、溶接時の小さい火花やグラインダ使用時の細かい切り粉からもエレベータロープ(図示せず)を保護できる。
【0050】
この第4実施形態では、ナット7は、布通しロッド8から異なる距離となる複数位置に設けられているため、チョウボルト(図示せず)を螺入するナット7を可変することにより絶縁保護布(図示せず)の装着位置を調整できるため、絶縁保護布(図示せず)をエレベータロープ(図示せず)の適切な外周位置に配置できる。
【0051】
なお、上記した第1〜第4実施形態によれば、作業者が乗る作業用昇降体は、本設かご2であるが、ゴンドラであってももちろんよい。
【0052】
また、上記した第1〜第4実施形態によれば、絶縁保護布4,14,21がエレベータロープ12の外周に一部オーバーラップ状態で配置される場合を示したが、エレベータロープ12の外周を隙間なく囲むことができれば、オーバーラップしない状態で配置しても良い。
【0053】
さらに、各実施形態では、絶縁保護布4、14、21により1本のエレベータロープ12の周りを隙間なく覆う例を示したが、2本以上のエレベータロープ12の外周を覆っても良いことはもちろんである。
【0054】
また、上記した第1、第2、第4実施形態にあっては、取付プレート3、13を取り付けるために本設かご2の天井板10に設けられるボルト挿通孔(図示せず)は、予め加工して形成しても良いが、天井板10にエキスパンドメタル、パンチングメタル等を使用した場合はその孔を使用してもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、エレベータロープを保護するエレベータロープ保護具であって、エレベータ昇降路内を昇降する作業用昇降体に取り付けられる取付部材と、この取付部材に装着され、エレベータロープの外周を隙間なく囲む絶縁保護布とを備えたことにより、エレベータロープの外周を隙間なく絶縁保護布が覆い、絶縁保護布が火花や切り粉を内部に通さない。従って、作業用昇降体の昇降時にエレベータロープから絶縁保護布が外れるおそれがなく、且つ、溶接時の小さい火花やグラインダ使用時の細かい切り粉からもエレベータロープを保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、エレベータロープ保護具の取付前の斜視図。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、エレベータロープ保護具を取り付けた状態の斜視図。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、エレベータロープ保護具を取り付けた状態の側面図。
【図4】本発明の第2実施形態を示し、(a)は取付プレートの平面図、(b)はその側面図、(c)はその正面図。
【図5】本発明の第2実施形態を示し、絶縁保護布の斜視図。
【図6】本発明の第3実施形態を示し、取付紐の斜視図。
【図7】本発明の第3実施形態を示し、絶縁保護布の斜視図。
【図8】本発明の第3実施形態を示し、エレベータロープ保護具を取り付けた状態の斜視図。
【図9】本発明の第4実施形態を示し、(a)は取付プレートの正面図、(b)はその平面図。
【図10】従来例のエレベータロープ保護具を取り付けた状態の斜視図。
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D エレベータロープ保護具
2 本設かご(作業用昇降体)
3、13 取付プレート(取付部材)
4、14、21 絶縁保護布
7 ナット
8 布通しロッド(布装着手段)
9 通し孔
11 チョウボルト
12 エレベータロープ
18 布フック部(布装着手段)
19 フック用孔
20a、20b 取付紐(取付部材)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an elevator rope protector for preventing welding rods from coming into contact with an elevator rope during elevator installation work.
[0002]
[Prior art]
In the elevator installation work in which the elevator rope is disposed near the guide rail, the welding rod may accidentally touch the elevator rope when welding the rail bracket of the guide rail. If the welding rod touches the elevator rope, the elevator rope, hoisting machine, control panel, etc. may be broken. In order to prevent such an accident, an elevator rope protector as shown in FIG. 10 is used.
[0003]
As shown in FIG. 10, the
[0004]
The
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional
[0006]
Further, since the
[0007]
Therefore, the present invention has been made to solve the above-described problems, and there is no possibility that the insulation protective cloth is detached from the elevator rope when the working elevator is raised and lowered, and when using a small spark or grinder during welding. An object of the present invention is to provide an elevator rope protector that can protect even fine chips.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
Invention of Claim 1 is an elevator rope protector which protects the elevator rope arrange | positioned in the up-down direction in an elevator hoistway, Comprising: The attachment member attached to the lifting body for work which raises / lowers the said elevator hoistway, And an insulating protective cloth that is attached to the attachment member and surrounds the outer periphery of the elevator rope without any gap , and the attachment member is an attachment plate having cloth attachment means disposed on the outer periphery of the elevator rope, The mounting means is a cloth threading rod provided along the outer periphery of the elevator rope, and the insulating protective cloth is partially overlapped with the cloth threading rod through a through hole provided at an end of the insulating protective cloth. Is mounted on the mounting plate .
[0009]
In invention of Claim 1, the insulation protective cloth covers the outer periphery of an elevator rope without gap. For this reason, the insulating protective cloth protects the sparks and chips generated during welding from reaching the inside of the elevator rope, and prevents the insulating protective cloth from coming off the elevator rope when the working elevator is raised or lowered. There is an effect.
[0010]
In addition, since the insulating protective cloth can be mounted so as not to contact the elevator rope by the mounting plate, the insulating protective cloth can be lifted and lowered smoothly with almost no contact with the elevator rope when the working lifting body is lifted.
[0011]
Furthermore, since the insulating protective cloth can be attached by passing the through hole of the insulating protective cloth through the threading rod of the mounting plate, the insulating protective cloth can be easily attached and detached. Moreover, since the attached insulation protective cloth covers the outer periphery of the elevator rope in a partially overlapping state, the entire outer periphery of the elevator rope can be reliably protected.
[0012]
Invention of
[0013]
In invention of
[0014]
In addition, since the insulating protective cloth can be mounted so as not to contact the elevator rope by the mounting plate, the insulating protective cloth can be lifted and lowered smoothly with almost no contact with the elevator rope when the working lifting body is lifted.
[0015]
Furthermore, since the insulating protective cloth can be mounted by hooking the hook hole of the insulating protective cloth on the cloth hook portion of the mounting plate, the insulating protective cloth can be easily attached and detached. Moreover, since the attached insulation protective cloth covers the outer periphery of the elevator rope in a partially overlapping state, the entire outer periphery of the elevator rope can be reliably protected.
[0016]
A third aspect of the present invention is the elevator rope protector according to the first or second aspect , wherein the mounting plate has a fixed nut, and the nut is a member of the working lifting body. The mounting plate is attached to the working lifting body by screwing a bolt inserted into the working body.
[0017]
In the invention according to the third aspect , in addition to the action of the invention according to the first or second aspect , the mounting plate can be fixed by screwing a bolt, so that the fixing operation of the mounting plate can be easily performed.
[0018]
A fourth aspect of the present invention is the elevator rope protector according to the third aspect , wherein the nut is provided at a plurality of positions at different distances from the cloth attaching means.
[0019]
In the invention according to
[0020]
According to the present invention, the attachment member is a pair of upper and lower attachment cords whose one end side is coupled to the working lifting body, and the other end side of each attachment cord is in a state of covering the outer circumference of the elevator rope without a gap. The upper and lower ends of the insulating protective cloth may be coupled.
[0021]
In this case , since the insulating protective cloth can be connected to the work lifting body by the attachment string, the attachment work is easy, and the attachment can be performed anywhere as long as the attachment string can be tied.
[0022]
A fifth aspect of the present invention is the elevator rope protector according to any one of the first to fourth aspects, wherein the insulating protective cloth is formed of a non-combustible material. In the invention according to the fifth aspect, in addition to the action of the invention according to any one of the first to fourth aspects, fire resistance can be imparted to the welding spark.
[0023]
Invention of
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0025]
1 to 3 show a first embodiment of the present invention. 1 is a perspective view showing a state before the elevator rope protector is attached, FIG. 2 is a perspective view showing a state where the elevator rope protector is attached, and FIG. 3 is a side view showing a state where the elevator rope protector is attached. .
[0026]
As shown in the figure, the
[0027]
The insulating
[0028]
As shown in FIG. 3, the
[0029]
In the above configuration, when the worker placed on the
[0030]
In the first embodiment, the mounting member is the mounting
[0031]
In this first embodiment, the cloth mounting means is a
[0032]
In the first embodiment, the mounting
[0033]
In this 1st Embodiment, since the
[0034]
4 and 5 show a second embodiment of the present invention. FIG. 4 (a) is a plan view of the mounting plate, FIG. 4 (b) is a side view thereof, FIG. 4 (c) is a front view thereof, FIG. FIG. 3 is a perspective view of an insulating protective cloth.
[0035]
As shown in FIGS. 4 and 5, the elevator rope protector 1 </ b> B is a mounting
[0036]
The insulating
[0037]
The
[0038]
In the second embodiment, similarly to the first embodiment, since the insulating
[0039]
In the second embodiment, the cloth attaching means is a
[0040]
6 to 8 show a third embodiment of the present invention, FIG. 6 is a perspective view of an attachment cord, FIG. 7 is a perspective view of an insulation protective cloth, and FIG. 8 is a perspective view of a state in which an elevator rope protector is attached. is there.
[0041]
As shown in FIGS. 6 to 8, the elevator rope protector 1 </ b> C includes two attachment members that are attached to a main car (working elevator) 2 that moves up and down in an elevator hoistway (not shown). It is comprised from the
[0042]
One end side of the
[0043]
The insulating
[0044]
The elevator rope protector 1 </ b> C is attached by connecting one end side of the attachment strings 20 a and 20 b to the
[0045]
Also in the third embodiment, since the insulating
[0046]
In this third embodiment, since the insulating
[0047]
FIG. 9 shows a fourth embodiment of the present invention, FIG. 9 (a) is a front view of the mounting plate, and FIG. 9 (b) is a plan view thereof.
[0048]
In FIG. 9, the
[0049]
Also in this
[0050]
In the fourth embodiment, since the
[0051]
In addition, according to the above-described first to fourth embodiments, the working lifting body on which the operator rides is the
[0052]
Further, according to the first to fourth embodiments described above, the case where the insulating
[0053]
Furthermore, in each embodiment, although the example which covers the circumference | surroundings of the one
[0054]
In the first, second, and fourth embodiments described above, a bolt insertion hole (not shown) provided in the
[0055]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, an elevator rope protector for protecting an elevator rope, which is attached to a working lifting body that moves up and down in an elevator hoistway, and is attached to the mounting member. By providing an insulating protective cloth that surrounds the outer periphery of the elevator rope without any gaps, the insulating protective cloth covers the outer periphery of the elevator rope without any gaps, and the insulating protective cloth does not pass sparks or chips inside. Therefore, there is no possibility that the insulation protective cloth is detached from the elevator rope when the working lifter is raised and lowered, and the elevator rope can be protected from small sparks during welding and fine swarf when using a grinder.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an elevator rope protector according to a first embodiment of the present invention before installation.
FIG. 2 is a perspective view showing a state in which an elevator rope protector is attached according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a side view of the first embodiment of the present invention with an elevator rope protector attached thereto.
4A and 4B show a second embodiment of the present invention, in which FIG. 4A is a plan view of a mounting plate, FIG. 4B is a side view thereof, and FIG. 4C is a front view thereof.
FIG. 5 is a perspective view of an insulating protective cloth according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a perspective view of an attachment string according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view of an insulating protective cloth according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a perspective view of the third embodiment of the present invention with an elevator rope protector attached.
9A and 9B show a fourth embodiment of the present invention, wherein FIG. 9A is a front view of a mounting plate, and FIG. 9B is a plan view thereof.
FIG. 10 is a perspective view showing a state where a conventional elevator rope protector is attached.
[Explanation of symbols]
1A, 1B, 1C, 1D
3, 13 Mounting plate (mounting member)
4, 14, 21
9 Through-
19
Claims (6)
前記エレベータ昇降路内を昇降する作業用昇降体に取り付けられる取付部材と、この取付部材に装着され、前記エレベータロープの外周を隙間なく囲む絶縁保護布とを備え、
前記取付部材は、前記エレベータロープの外周に配置される布装着手段を有する取付プレートであり、
前記布装着手段は、前記エレベータロープの外周に沿って設けられた布通しロッドであり、この布通しロッドに前記絶縁保護布の端に設けられた通し孔を通して一部オーバーラップするように前記絶縁保護布を前記取付プレートに装着したことを特徴とするエレベータロープ保護具。An elevator rope protector for protecting an elevator rope arranged in the vertical direction in the elevator hoistway,
A mounting member attached to a working lifting body that moves up and down in the elevator hoistway, and an insulating protective cloth that is attached to the mounting member and surrounds the outer periphery of the elevator rope without gaps ;
The mounting member is a mounting plate having cloth mounting means arranged on the outer periphery of the elevator rope,
The cloth attaching means is a cloth threading rod provided along an outer periphery of the elevator rope, and the insulating thread is partially overlapped with the cloth threading rod through a through hole provided at an end of the insulating protective cloth. An elevator rope protector comprising a protective cloth attached to the mounting plate .
前記エレベータ昇降路内を昇降する作業用昇降体に取り付けられる取付部材と、この取付部材に装着され、前記エレベータロープの外周を隙間なく囲む絶縁保護布とを備え、
前記取付部材は、前記エレベータロープの外周に配置される布装着手段を有する取付プレートであり、
前記布装着手段は、前記エレベータロープの外周の適所に配置される布フック部であり、この複数の布フック部に前記絶縁保護布の端に設けられたフック用孔を引っ掛けて一部オーバーラップするように前記絶縁保護布を前記取付プレートに装着したことを特徴とするエレベータロープ保護具。An elevator rope protector for protecting an elevator rope arranged in the vertical direction in the elevator hoistway,
A mounting member attached to a working lifting body that moves up and down in the elevator hoistway, and an insulating protective cloth that is attached to the mounting member and surrounds the outer periphery of the elevator rope without gaps;
The mounting member is a mounting plate having cloth mounting means arranged on the outer periphery of the elevator rope,
The cloth attaching means is a cloth hook portion arranged at a suitable position on the outer periphery of the elevator rope, and a part of the plurality of cloth hook portions overlaps with a hook hole provided at an end of the insulating protective cloth. The elevator rope protector, wherein the insulating protective cloth is attached to the mounting plate.
前記取付プレートは、固定されたナットを有し、このナットに前記作業用昇降体の部材に挿通されたボルトを螺入することにより前記取付プレートを前記作業用昇降体に取り付けたことを特徴とするエレベータロープ保護具。An elevator rope protector according to claim 1 or claim 2,
The mounting plate has a fixed nut, and the mounting plate is attached to the work lifting body by screwing a bolt inserted into a member of the work lifting body into the nut. Elevator rope protective equipment to do.
前記ナットは、前記布取付手段から異なる距離となる複数位置に設けられたことを特徴とするエレベータロープ保護具。The elevator rope protector according to claim 3,
The elevator rope protector according to claim 1, wherein the nut is provided at a plurality of positions at different distances from the cloth attaching means.
前記絶縁保護布は、不燃材にて形成されていることを特徴とするエレベータロープ保護具。An elevator rope protector according to any one of claims 1 to 4,
The said insulation protective cloth is formed with the nonflammable material, The elevator rope protective device characterized by the above-mentioned.
前記布通しロッドは、全円周に対して一部のみの欠損した上円弧状ロッド部と、前記全円周に対して一部のみの下円弧状ロッド部とからなり、
上円弧状ロッド部と下円弧状ロッド部とは、上下方向に所定の間隔寸法を開けて配置されていることを特徴とするエレベータロープ保護具。The elevator rope protector according to claim 1,
The threading rod is composed of an upper arc-shaped rod portion that is partially missing with respect to the entire circumference, and a lower arc-shaped rod portion that is only partially with respect to the entire circumference,
An elevator rope protector characterized in that the upper arc-shaped rod portion and the lower arc-shaped rod portion are arranged with a predetermined distance in the vertical direction.
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