JP4077154B2 - 全血サンプル分析器の検量 - Google Patents

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Description

【0001】
(技術分野)
この発明は、分析処理中に、血液サンプル分析装置中を通過する液体の流れを必要とすることなしに、好ましくは使い捨て可能な容器内で、静止状態の血液または他の生物学的液体サンプルを分析し、それにより、サンプルの単位容積当たりの血液成分計数および血液成分容量の測定が光学式走査機器を用いて行われることが出来る装置および方法に関する。さらに特定的には、この発明は前記システムの各々の使用のための分析システムを検量(較正)(calibrating)するための方法および装置に関する。
【0002】
(背景技術)
生物学的液体分析における、特に分析血液学における最近の進歩は、患者血液サンプルから得ることが出来る情報の量および質を増大させた。結果として、診断手段として患者の血液サンプルを用いることに対する医療機関の関心も増大してきている。そして抗凝血化全血について行われる最も普通の試験は、赤血球容積率(ヘマトクリット)(Hct)、ヘモグロビン(Hgb)、赤血球数(RBC)、白血球数(WBC)および血小板数(Plt)の測定、平均血球容積(MCV)および赤血球計量の他に、血液試料中に存在する白血球のタイプの分類である白血球百分率(LDCまたは“Diff”)を包含する一連の試験である全血計算(即ち、CBC)である。任意の他の実験室試験に比較して、CBCの独特の特徴は、それを行うすべての機器および方法が、4つの異なるタイプの分析を行わなければならないことである。第1番目に、サンプルの一般的な物理的性質、即ち赤血球容積率(ヘマトクリット)および種々の血球数および粒子数を、全体のサンプルに関連して定量的な方法を用いて分析しなければならない。従来の計測器および方法では、これを行うには、正確なサンプルの計量および希釈そして次に特別な測定装置が必要であった。第2番目に、サンプルの特定の化学的性質、即ちヘモグロビンの濃度を、通常定量的化学手段により測定しなければならない。第3番目に、個々の細胞の定量的特徴を測定しなければならない。これは通常、試料を高度に希釈し、次に希釈試料を電気的または光学的手段を用いて測定する流動セルに通過させることを含んでいる。第4番目に、定量的測定を用いて、特定の従属集団(sub−population)から構成される全白血球を百分率で分類する。従属集団の数は、装置の精密さに依存して2つ程の小さい分類にあるいは7つより多くの分類にすることが出来る。
【0003】
歴史的に、異なる特徴を有するCBCは別々の方法を用いて行われてきた。例えばCBCのLDC部分は、少量の希釈されていない血液をスライド上に塗布し、それを染色しそして顕微鏡下でその塗布物を調べることにより伝統的に行われてきた。そのような塗布物から合理的な結果を得ることは出来るが、しかし、そのデータの精度および信頼度は技術者の経験および技術により大部分左右される。さらに血液塗布の使用は、骨がおれる仕事であり、手がでないほどに経費がかかり、それ故に、市場での適用のためには一般に好ましくない。他の方法は電気インピーダンスまたは光学流動血球計算法である。流動血球計算法は、小さな容器中に希釈血液サンプルを通過させ、電気インピーダンスまたは光学センサーにより、それらが容器を連続的に通過する間に、成分細胞を評価することが出来る。同じ装置を用いて同時に計数して細胞計量データを提供することが出来る。WBCおよび(または)血小板を評価するためには、血液サンプルを希釈しなければならず、そのサンプルはWBCおよび血小板に対して圧倒的数のRBCを軽減するために処理されなければ成らない。上記塗布法より一層便利で且つ一貫しているけれども、流動血球計算法はまたいくつかの欠点を有している。流動血球計算法の1つの欠点は、センサーを通過する希釈された血液サンプルの流速を制御するために必要である配管(plumbing)および流動制御である。現在の流動血球計算器における配管は漏れる可能性がありそしてしばしば漏れているので、したがって、潜在的に機器の精度および安全性の妥協が必要である。多くの現在の流動血球計算器の他の欠点は内部液体流動制御および自動化希釈装置の精度に関する。流動血球計算器の精度は、液体流動制御およびサンプル希釈装置の精度および正確に較正された状態を保つ能力により左右される。流動制御および希釈装置は、周期的に再較正を必要とする。その再較正についての必要性は、多くの現在の市販の流動血球計算器に関して存在する、不正確な結果および望ましくない走査コストが潜在的に存在することを説明している。John L.Haynes著であってそして1988年にCytometry Supplement 3:第7頁〜第17頁において刊行された記事は、インピーダンスおよび光学の両方の流動血球計算方法の原理および種々の分野へのそのような技術の適用を記載している。流動血球計算機器において調べられる血液サンプルは、10:1〜50,000:1のいずれかに希釈される。
【0004】
血球分析のための他の方法は、米国特許第5,547,849号、同第5,585,246号および他の特許に略述されているような、容量分析毛細管走査であり、それらにおいて、全血の比較的に希釈されていないサンプルが既知の容積および厚さの毛細管中に入れられ、血液が静止状態にある間に検査される。この技術は、或る波長に対して赤血球が比較的に透明であるその波長に走査波長を制限することにより赤血球の存在を取り扱っており、赤血球が測定処理中に凝血しないようにサンプルを処理することを必要とする。したがってこの技術では、一層長い波長の蛍光の使用に限定され、赤血球および血小板の検査あるいはすべての血球形態学の検査のためには使用されない。また、計数は一定の容積において行なわなければならないので、単一のサンプル容器中の広い範囲のサンプル粒子成分について検査することは困難であるか不可能である。なぜなら、これらの成分の相対数は全血サンプルにおいてまず間違いなく変化するからである。CBCまたは関連試験を行うために手に入れることが出来る多くの市販の機器があるが、しかし迅速に相当数のCBC試験を行う機器は、複雑になり、高価であり、誤作動しやすい。さらに、特定の血液学試験のために提案された多くの方法があるが、しかしこれらはCBCにおいて期待される臨床的に有用な情報のすべてを提供するわけではない。
【0005】
CBCを行うために一層複雑な現在手に入れることが出来る機器に関する他の問題は、それらが較正されなければならないことである。これはほとんどの希釈および測定が絶対的であるよりもはむしろ相対的であるからである。その結果、正しい定量を行うためには既知の値を有する全血の実際的粒子、一般的には安定化されたサンプルを機器を用いて分析して、機器が正しい値を示すように調節しなければならないからである。このタイプの較正:キャリブレーションは、標準の物質の調製そして輸送および貯蔵中のその安定性において誤りを生じやすい。標準の物質はまた費用がかかり、これは試験の費用を増大させる。
【0006】
共継続中の米国特許出願である、代理人ドケットNo.UFB−016号において、実質的に希釈されていない全血の静止層内の多くの重要な血液パラメータの測定を可能にする方法が開示されている。前記発明の重要な特徴は、外部からの較正材料をなんら必要としないことであるが、しかし最高度に正確であるためには、記載された装置の室の寸法の精度を正確に確実にする手段を必要とする。
【0007】
方法および装置が多くの異なる血液学的パラメータについて正確な定性的且つ定量的結果を提供することが出来、サンプル分析中にサンプル採取室を通過するサンプル液体流動を必要としない、抗凝血化全血の静止サンプルを検査するための方法および装置を有することが望ましいだろう。静止血液サンプルから容積測定血球数および血球容積情報を誘導することが出来、その検量(較正)のための外部からの材料を必要としないそのような方法および装置を提供することが望ましいだろう。
【0008】
(発明の開示)
この発明は、室中に含有されている静止状態の実質的に希釈されていない抗凝血化全血サンプルを検査し、そのサンプルからの情報を得るのに使用するための方法および装置に関する。この発明に関連して使用されるものとして、語句“実質的に希釈されていない”とは、希釈が約1:1より多くない、好ましくは希釈が遥かに少ない血液サンプルを言う。一般にこの発明を行うために使用されるほんの僅かな試薬は、染料(dyes)、標本処理用試薬(stains)および抗凝血剤である。そしてこれらの試薬はたとえ液体であっても、被検物を希釈するようには意図されていない。好ましくは室における数カ所の領域の変化する通し平面厚さ(through plane thickness)は、室のすべての領域において十分な毛細管力を生じ、室全体にわたって血液サンプルの展延を起こさせ、結果として最終的に室中に静止血液のサンプルを与える。分析時での血液サンプルにおける唯一の運動は、血液サンプルを形成している成分のブラウン運動であり、この運動はこの発明の装置の使用を不可能にしない。本装置は、相対向するサンプル閉じ込め壁(この壁の少なくとも1つは透明である)を有するサンプル保持室を含んでおり、これらの壁は室の少なくとも一部分において収束(converge)している。したがって、室の通し平面厚さは室の異なる領域において変化している。この開示において使用されるものとして語句“通し表面(through plain)”とは、室の任意の領域において収束している壁間の最も短い距離に相当する、視界の直線(a line of sight)を言う。室中の任意の特定点での2つの壁の収束の程度、即ち2つの壁間の距離は、本明細書においてあとで記載されるように、既知であるかあるいはサンプルが室に入れられた後に測定することが出来る。この方法および装置は共継続中の米国特許出願である代理人ドケットNo.UFB−016号に一層十分に記載されている。
【0009】
伝統的に、生物学的液体中の血球を、通常血球計として知られている、標準の血球計数室において、計数するかまたは定量的に測定する場合、よく知られているようにカバーガラスを形成する、表面を清浄化する、あるいは室に充填するに際してのささいな誤りが測定の精度に実質的な影響を与える。その理由は、名目上100μである、室の高さにおける小さな寸法誤差が室内の任意の観察された容積に大きな影響を与えるからである。これらの室は、1:10〜1:1000に希釈された血液を使用する。上記本発明の場合において、室垂直寸法は、標準の室よりも遥かに小さく一般的に約2μ〜40μであり、このため、室の寸法的精度が非常に要求される。必要とされる寸法的許容度を有する室を造ることは可能であるけれども、関連の各々の分野において、おおよその許容度に室を造り、それから実際の室の高さまたは容積を測定することが、特に使い捨て可能な室の場合において一層実際的である。
【0010】
室における最も薄い領域は、室にサンプルを充填するときにサンプル中に存在する各赤血球または他の粒子の単層を形成するように寸法決めされる。室のこの部分の厚さは2〜7ミクロンであるべきであり好ましくは約5ミクロンである。したがって、各赤血球の測定、平均赤血球容積(MCV)および平均血球ヘモグロビン(MCH)のような計量は、本明細書において後述されるように、室のこの領域において測定出来る。血球の容積の測定はこの領域において行われるので、任意の一定の視界においての容積または室の高さはある程度の精度で既知でなければならない。好ましくは少なくとも±5%である。
【0011】
血液サンプル中の他の細胞状または粒子状要素を確認し、計数するために使用される室において漸増的により厚い領域を形成するように、室の薄い部分から室の厚さは増大する。あらゆる場合において計数は、血球数または成分数が一定の容量のサンプル中の血球数または成分数として提供されるように、領域の厚さを決定出来る室の領域において行なわれる。この領域における室の厚さは典型的には約7〜約40ミクロンの範囲にある。その室はサンプルが引き入れられるサンプルホルダー中に含まれている。そのようなサンプルホルダーの詳細は共継続中の米国特許出願である代理人ドケットNo.UFB−006号に開示されている。液体の単位容積当たりの血球または粒子の計数はここで決定されるので、任意の視界における容積または室高さは、適当な程度、一般に±5%、好ましくは、±3%またはそれより良好な精度で既知でなければならない。
【0012】
計量されるべきサンプルは、例えば蛍光染料であることが出来る着色剤と混合され、得られた混合物は、室の壁の収束に起因して変化している厚さを有する静止サンプルを形成するように、室において展延される。着色剤は、室中にサンプルを入れる前にサンプルに加えてもよいし、たとえば室の壁上に着色剤を乾燥コーティングして、サンプルが室の区域内にある間に着色剤がサンプルに加えられるようにしてもよい。室における興味のある領域は選択された1つの波長または複数の波長を有する光源により選択的に照明され、サンプル中の着色剤が蛍光を発生するか、または計量される。サンプル中の種々の寸法を形成している成分を含有する室における領域は、好ましくは光学機器により、精査(走査)され、精査(走査)の結果は走査機器によりデジタル化され且つ分析される。全血の場合において、サンプルは血液中の血球または他の形成成分が懸濁されている形成成分(formed constituents)を含有せずそして血液サンプルのプラズマ部分だけを含有する、サンプル中の領域があることを確実にするために、サンプルは操作されるかまたは処理される。
【0013】
そのような形成成分が存在しない領域における放射された蛍光または伝達されたシグナル(光学濃度)の単位面積当たりの大きさは、プラズマの厚さに数理的に関連しており、それ故に、プラズマの蛍光または光学濃度の程度は、室の厚さが増大するにつれて増大する。同様に、サンプルからの蛍光または光学濃度の程度は、プラズマ中に溶解されている着色剤と置き換わるように操作されることが出来る血液サンプル中の任意の形成された物体(bodies)の容積に比例して減少する。それ故に、もし室の任意の領域においてまたは隣接室において任意の一定のシグナルの大きさと容積と(あるいは幾つかの確立された場領域での室高さと)の間で絶対的な関係が確立されることが出来るならば、妨害性の形成成分物質が存在しないプラズマ間隙を含有する十分な区域が存在する限り、正確な容積または室の高さが観察の任意の区域について決定することが出来、そして着色剤の濃度は検量区域と測定区域との間で同一である。いったん、検量区域が走査されそしてそこからの着色剤シグナルが測定されれば、走査機器により、室厚さ“A”であれば着色剤シグナル“B”が発せられることがわかり、そしてまた“B”の分数または倍数が“A”の比例する分数または倍数に等しいことがわかる。この情報を用いて、走査機器の任意の視界、すなわち対象領域の面積は既知であるのでサンプルの単位容積当たりの形成成分の数を、数えることが出来る。視界の測定厚さを視界の既知の面積でかけることにより、血液サンプル中の透明なプラズマ区域が存在する室の何処においても視界の容積が計算されることが出来る。特定のサンプルについての検量情報を得ることに困難性がある。
【0014】
J.Phys Chem:Vol.97#12(1993)第2868頁〜第2870頁におけるDiether Rectenwald等による記事において、球状ビーズが室に導入されそしてそのビーズが着色剤と置き換わるので、ビーズによる着色剤シグナルの減少を測定することにより容積当たりの着色剤を計算する方法が示されている。ビーズそれ自体の容積は機器中において使用されるデジタルカメラにより測定される。しかしながら、ビーズと血球とは各々の相互の測定においてお互いに干渉するので、本発明の適用のためには、ビーズは有効でない。それ故に、血球または他の粒子の存在下に使用されることが出来る着色剤による容積検量手段を有することが望ましい。
【0015】
それ故に、この発明の目的は静止している抗凝血化全血サンプルからの容積測定に関連する情報を得るのに使用するための方法および装置を提供することである。
【0016】
この発明の追加の目的は、前記容積測定に関連する情報が外部からの標準物質を使用する必要なしに得られることを特徴する方法および装置を提供することである。
【0017】
この発明の追加の目的は、実質的に希釈されていない全血サンプルまたは他の生物学的液体が、単位サンプル容量当たりの形成成分計数化情報について調べることを可能にする記載された特徴の方法および装置を提供することである。
【0018】
壁の少なくとも1つは、サンプルが光学的にまたは視覚的にのいずれかで透明壁を通して検査されることが出来るように透明である、対向する収束室壁により形成される異なる通し平面厚さ領域を有するサンプル含有室を含む、記載された特徴の方法および装置を提供することが、この発明の別の目的である。
【0019】
この発明の他の目的は、液体サンプル中の異なる寸法の各々の細胞および他の形成成分の形態学的特性、数および容積を測定することを可能にするように、室中の種々の通し平面厚さの領域が寸法決めされている、記載された特徴の方法および装置を提供することである。
【0020】
この発明の追加の目的は、サンプル中の選ばれた視界の容積測定することを走査機器に可能にさせるためにそしてサンプル中の形成成分容積を測定することを走査機器に可能にさせるために、走査機器を検量するのに使用するための方法および装置を提供することである。測定は以下のとおりに行い、測定区域において検量または較正を行うことができる。
【0021】
図面の簡単な記載:
本発明のこれらのおよび他の目的および利点は、添付図面と一緒に説明される場合の本発明の幾つかの態様の以下の詳細な記載から一層容易に明らかになるだろう、図面において:
【0022】
図1は、室の異なるX、Y領域において変化する通し平面厚さを有するサンプル室の1つの態様の横断面図でありそしてその室は、それと組み合わされた機器検量区域の第1の態様を有する;
【0023】
図2は、図1の機器検量区域の平面図である;そして
【0024】
図3は、図1に示されるサンプル室に類似であるが、しかし室と組み合わさっている機器検量区域の第2の態様が提供される、サンプル室の平面図である;
【0025】
図4は、室の異なるX、Y領域において変化する通し平面厚さを有するサンプル室の1つの態様の横断面図でありそしてその室は、それと組み合わされた機器検量区域の第3の態様を有する;
【0026】
図5は、図4の機器検量区域の平面図である;そして
【0027】
図6は、容器中のサンプルを分析するために用いられることが出来る走査機器の概略図である。
【0028】
(発明を実施するための最良の形態)
発明の特定の態様の詳細な記載:
図面を参照して、図1は一般に数字2により示される装置の横断面図でありそしてその装置2は変化する通し平面厚さを有するサンプル含有室14を含む。その装置2は下方支持壁4および上方壁8を含み、それは、例示の目的のために、顕微鏡スライドカバースリップであってよい。壁4と壁8との間に配置されたサンプルが、透明な壁4または8を通して検査されることが出来るように壁4および壁8の少なくとも1つは透明でなければならない。もし所望ならば、壁4と壁8との両方は透明であることが出来る。壁8は室14の最も薄い通し平面領域に近接して一方の端10を有しそして室14の最も厚い通し平面領域に近接して対向する端12を有する。共継続中の米国特許出願である代理人ドケットNo.UFB−016号は、変化する厚さの室の多くの変更例を記載している。
【0029】
走査機器の検量(較正)は以下のとおりにして行なうことが出来る。装置2中に組み込まれることが出来る1つの検量機構は室14の狭い方の末端10に隣接しておりそしてそれと液体連通している成形された検量標準区域38を含む。着色剤とサンプルとの混合物を室14に入れると、検量標準区域38はサンプルの染色された液体成分で充たされる。検量区域38は、底部分床37、およびその床37から上方に延びる中心隆起36を有しそしてその隆起36が正確に知られている容積を有する、正確に制御された深さの井戸の形をとることが出来る。幾何学的機構36は、正確に知られている容積のくぼみの形をとることも出来る。隆起は隆起の容積に比例した程度で、機構36から発生するシグナルを抑制し、小さなくぼみはその小さなくぼみの容積に比例した程度で、機構36から発生するシグナルを高める。したがって、床37と室壁8の下面7との間の距離は既知であり;そして機構36の容積はまた既知でありそして走査の開始時に走査機器に伝達(communicate)される。
【0030】
サンプルの分析を始める前に、走査機器は、領域38において、領域38の強度マップを作成する。次いで、機器により走査領域の床37からの平均強度を計算する。この平均値に、領域38のピクセルの数をかけると数値S1が得られ、これは、もし、隆起36が無かった場合の領域38における強度である。第2の値、S2は区域38におけるすべて画素の強度を合計することにより得られる。したがって、差S1−S2は、隆起により置き換えられた液体の容積により生成されたシグナルを表す。隆起の実際の容積Vは機械読み取り可能なバーコード又は他の標識にコード化されており、装置2の上に置かれ走査機器により走査される。走査機器は室14中の任意の形成成分の容積または室自体の任意の部分の容積を計算するためにこの〔(S1−S2)/V〕値を使用することが出来る。したがって、走査機器は正確に検量された室領域視界容積測定情報;そして機器が検査する特定の着色剤および装置2による形成成分容積測定情報を提供する。隆起が示されているけれども、容積または単位当たりの容積が既知である任意の確認可能な機構が使用出来るように、下り傾斜は同様に使用出来ることに留意すべきである。
【0031】
図3は、技術者による機器の使用中、検量された後に、室視界厚さを測定することが出来るように機器を検量するために用いられることが出来る内蔵構造の第2の態様を含む、この発明にしたがって形成された装置2を示す。図3において示される態様において、既知の容積のそして好ましくは約20μの厚さの長方形ガラス毛細管13が室14の一層厚い末端領域12に近接しており、それにより毛細管13はサンプルと混合された着色剤で充たされている。赤血球の連銭が毛細管13内に形成されたのちに、毛細管13における間隙からの平均プラズマ蛍光を上記方法により測定出来る。毛細管13の単位長さ当たりの容積は、それが正確な許容度で製造されているので既知であり、したがって容積当たりの蛍光は走査機器により計算されることが出来る。
【0032】
図4および図5は、既知の幾何学的機構が室の少なくとも1部分を横切る既知の高さの連続ステップ40である以外は、図1の態様に類似している態様を示している。検量(較正)測定を行うために、液体の着色剤平均強度の読み取りをステップ40の両側で行う。一方の側と他方の側の読み取り間の平均差は、一定の室厚さについての着色剤シグナルの強さの変化を表す。再び、領域の面積が既知であるので、この高さの読み取りを容積に直すことが出来るかまたはその逆を行うことが出来る。ステップ40は、それが機器を適当に配置させるための適当な区画を提供する限り、急傾斜であってよくまたはなだらかであってよい。
【0033】
図6は、共継続中の米国特許出願である代理人ドケットNo.UFB−017号において一層詳細に記載されている自動化測色用超小型機器アセンブリの概略描写図である。その機器アセンブリは、一般に数字54により示され、それは装置2に含有される血液サンプルを走査するために用いられることが出来、かなりのヒトの介入なしに、血液サンプル中の異なる白血球タイプおよび網状赤血球からの色放射の波長を測色的に分析し、それによりこれらの血球タイプを同定確認することが出来る。それはまた、血液サンプル中の種々の白血球タイプおよび網状赤血球の単位当たりの血液サンプル容量計数を行うことが出来る。機器アセンブリ54は走査される血液サンプル中の異なる白血球および網状赤血球の画像を造りそして貯えるかまたは伝達するためにデザインされる。機器アセンブリ54は、サンプルホルダー2とかみ合っておりそしてサンプルホルダー2の内容物を走査するように、XおよびY方向に横方向に動くことをサンプルホルダー2に可能にさせるクリップ58を含むステージ56を含む。
【0034】
可逆性電気モーターは、サンプルホルダー2がXおよびY方向に横方向に動かされるように相対する方向で駆動スクリュ−60を選択的に回転させるために用いられる。この様式で、サンプルホルダー2の全体の内容物が走査される。開示された機器アセンブリ54の自動化態様は、CCDカメラ62、ビーム分割器64およびレンズ66を含んでおり、そのセットはサンプルホルダーアセンブリ2におけるサンプル含有部分に焦点を合わせるようにZ方向に選択的に移動させる。CCDカメラ62は、選択的に回転可能なフィルター車74上に置かれる複数の異なる放射光波フィルター68、70および72を通して、サンプルの画像を観察し記録する。機器アセンブリ54はまた、ビーム分割器64および集束レンズセット66を通しての、サンプルホルダー2での励起光線ビームに向けられている励起光線源75を含んでいる。一連の励起光線波長フィルター76、78および80は、選択的に回転可能なフィルター車82上に載せられている。励起光線ビームはビーム分割器64によって集束レンズ66の方に屈折され集束レンズ66によりサンプルホルダー2に焦点が合わされる。したがって、2つのフィルター車74および82は、励起光線源ならびに放射光線源の波長を選択的に制御し且つ変化させることを可能にさせる。予めプログラムが組み込まれたプロセッサー制御器84は、サンプルホルダー2の運動;フィルター車74および82の回転;およびCCDカメラ62の操作を選択的に制御するために操作される。したがって、制御器84は、かなりのヒトの介入を必要とすることなしに、機器アセンブリ12の自動化操作を十分に可能にする。
【0035】
蛍光標識器が好ましいけれども、透過光線を吸収する染料がまた使用出来る。そのような染料が使用される場合、蛍光シグナル強度よりもむしろ光学シグナル濃度の値が測定される。
【0036】
本発明の開示された態様の多くの変化および変更が、本発明の概念から離れることなしに行われることが出来るので、特許請求の範囲により必要とされる以外は、本発明を限定することが意図されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 室の異なるX、Y領域において変化する通し平面厚さを有するサンプル室の1つの態様の横断面図でありそしてその室はそれと組み合わされた機器検量区域の第1の態様を有する。
【図2】 図1の機器検量区域の平面図である。
【図3】 図1に示されるサンプル室に類似であるがしかし室と組み合わされている機器検量区域の第2の態様が提供される、サンプル室の平面図である。
【図4】 室の異なるX、Y領域において変化する通し平面厚さを有するサンプル室の1つの態様の横断面図でありそしてその室はそれと組み合わされた機器検量区域の第3の態様を有する。
【図5】 図4の機器検量区域の平面図である。
【図6】 容器中のサンプルを分析するために用いられることが出来る走査機器の概略図である。

Claims (10)

  1. 走査された対象領域の容積または生物学的液体サンプル中に含有される形成成分の容積を決定するために、光学走査機器(54)内に保持されたサンプル受容・サンプル観察室(14)を測定するための方法であって、
    a)不定の変化する通し平面厚さの領域を有する前記室(14)を含む、生物学的液体の静止サンプルを受け入れるための容器(2)を用意する工程;
    b)前記室(14)中に、着色剤と前記生物学的液体サンプルとの混合物を導入し、前記混合物を前記室(14)中に展延させて、前記室(14)を充たす着色サンプル層を形成する工程、ここで、前記着色サンプル層は、形成成分を含む領域と、形成成分を含まない間隙とを含んでいる;
    c)既知の容積または深さを有する測定区域(13、38、48)を用意する工程、ここで前記測定区域(13、38、48)は、前記混合物の分画が、前記測定区域(13、38、48)に入りこみ且つ充たすことを可能にするように、前記室(14)に組み合わされている、前記工程;
    d)前記測定区域(13、38、48)の前記既知の容積または深さを前記走査機器(54)に伝達する工程;および
    e)前記走査機器(54)を用いて前記測定区域(13、38、48)を走査し、前記測定区域(13、38、48)から発生する着色剤シグナル強度を定量する工程、これにより、着色剤シグナル強度と室容積または深さとの関係を同定して且つ保存することが可能となり、その結果、走査された対象領域の容積を、前記走査された対象領域から発生する前記着色剤シグナル強度の関数として決定することが可能となる;
    上記各工程を含む方法。
  2. f)前記走査機器(54)で前記対象領域全体を走査して、対象領域全体における着色剤シグナル強度Iを得る工程;
    g)前記対象領域の前記空隙を前記走査機器(54)で走査して、前記着色剤シグナル強度と室容積または深さとの関係を用いて、前記対象領域の形成成分によって妨害されていない仮想の着色剤シグナル強度IIを得る工程;および
    h)前記強度Iと前記強度IIを比較して、前記形成成分の容積を決定する工程;
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 工程c)における前記混合物の分画が形成成分を含まない、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記測定区域が既知の容積の毛細管(13)である、請求項1−3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記測定区域が既知の深さのウェル(38)である、請求項1−3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記測定区域が、着色剤シグナル強度を容積に比例して変化させる既知の容積の幾何学的な機構(36)を含む請求項1−3のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記幾何学的な機構(36)がウェルの底部に形成された隆起である請求項6に記載の方法。
  8. 走査された対象領域の容積または生物学的液体サンプル中に含有される形成成分の容積を決定するための測定装置であって、
    イ. a)不定の変化する通し平面厚さの領域を有するサンプル受容・サンプル観察室(14);および b)既知の容積または深さを有する測定区域(13、38、40)であって、着色剤と生物学的液体サンプルとの混合物の分画が、前記測定区域(13、38、40)に入りこみ且つ充たすことが可能なように前記室(14)に組み合わされ、前記測定区域(13、38、40)から発生する着色剤シグナル強度は、前記既知の容積または深さと比例する、生物学的液体の静止サンプルを受け入れるための容器(2)を保持するためのサンプルホルダー、及び、
    ロ. 前記室(14)中に、前記混合物を導入し、前記混合物を前記室(14)中に展延させて、前記室(14)を充たす、形成成分を含む領域と、形成成分を含まない間隙とを含む着色サンプル層を形成させたときに、前記間隙部分のみを測定できる光学系を含む、測定装置。
  9. 前記測定区域が既知の容積の毛細管(13)である、請求項8に記載の装置。
  10. 前記測定区域が既知の深さのウェル(38)である、請求項8に記載の装置。
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