JP4076612B2

JP4076612B2 - Outlet with lid used for bags, etc.

Info

Publication number: JP4076612B2
Application number: JP35369997A
Authority: JP
Inventors: 克巳亀田
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 1997-12-22
Filing date: 1997-12-22
Publication date: 2008-04-16
Anticipated expiration: 2017-12-22
Also published as: JPH11180463A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチック製袋や紙袋等の辺縁部の２辺間に挟着される蓋付き注出口に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図１で示すように、主にスポーツドリンク、ジュース、ゼリー等の飲料用の液体を充填して使用されるガゼット型のプラスチック製袋等は、従来より知られている。そして、このような袋等には、その辺縁部の２辺間に蓋付き注出口が挟着されていることが多い。
この蓋付き注出口の注出口本体（５０）には、図１７、図１８で示すように、横断面が十字型となるように形成された４枚の板状リブ（５１）（５２）（５３）（５４）からなる閉塞防止部（５５）が設けられており、その閉塞防止部（５５）が袋内に挿入されることによって、袋の閉塞を防止するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来、この閉塞防止用のリブ（５１）（５２）（５３）（５４）は、正面視、側面視共に直線状に形成されており、このように直線状に形成されたリブでは、袋に注出口本体（５０）を挿入するときに挿入し難く、かつ、袋が変形したりすると、そのリブ（５１）（５２）によって袋の内面が傷つき、ひどいときには袋が破損するという不具合があった。そして更に、内容物の充填前に行う袋内の脱気工程のときに、リブ（５１）（５２）の幅（Ｗ”）が大きいため、リブ（５１）（５２）（５３）（５４）の先端部近傍に不必要な空間部が形成され、十分に脱気しきれないという不具合があった。
そこで、本発明は、袋等に注出口本体を挿入し易く、かつ、脱気工程が好適に行え、袋等が変形しても中の閉塞防止用のリブによって袋等が破損することのない蓋付き注出口をうることを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明は、次のような袋等に用いる蓋付き注出口を提供するものである。すなわち、袋等の内部に挿入される横断面十字型のリブからなる閉塞防止部と、袋等の辺縁部に挟着される接着基部と、蓋体が螺着される筒部を有する注出口本体と、該注出口本体の筒部に螺着する蓋体とで構成される蓋付き注出口であって、前記閉塞防止部のリブの少なくとも袋等の内面に接触する側を、先端に行くに従って細くなるようなテーパー状に形成するとともに、前記閉塞防止部のリブの少なくとも袋等の内面に接触する側の先端に肉厚部を設けたことを特徴とする袋等に用いる蓋付き注出口である。なお、前記蓋体は不正開封防止手段を有している。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例を基に説明する。
図１は本発明にかかる蓋付き注出口が設けられて内容物が充填されたガゼット型袋の斜視図であり、図２は蓋体、注出口本体、袋を示す斜視図である。また、図３は袋に注出口を装着し、蓋体を螺着した状態を示す正面図である。
図４は蓋体の正面図、図５はリング体の平面図であり、図６は注出口本体から蓋体を螺脱する様子を示す右半断面図、図７は注出口本体に蓋体を螺着する様子を示す右半断面図である。
また、図８は注出口本体の正面図、図９は同じく側面図、図１０は同じく平面図であり、図１１は閉塞防止部を構成するリブの先端部分を示す拡大正面図、図１２は同じく拡大側面図である。そして、図１３は注出口本体の一部拡大正面図、図１４は図１３のＸ−Ｘ’線断面図であり、図１５はホットランナーで射出成形する場合の注出口本体の閉塞防止部の一例を示す拡大正面図、図１６は同じく拡大側面図である。
【０００６】
本発明にかかる蓋付き注出口は、図１で示すように、主に液体などの流動物を入れる袋型の容器、即ちガゼット型、スタンド型等のプラスチック製袋や紙袋等、又はパウチ等の辺縁部、もしくは隅角部をカットした部分の上辺縁部の２辺間に挟着されるようにして設けられるものである。
そして、この注出口（１）は、図２、図３で示すように、袋（２）の内部に挿入される横断面十字型のリブからなる閉塞防止部（２４）と、袋（２）の辺縁部に挟着される接着基部（２３）と、蓋体（１０）が螺着される筒部（２１）を有する注出口本体（２０）と、注出口本体（２０）の筒部（２１）に螺着する蓋体（１０）とで構成されている。
【０００７】
そこで、まず最初に、ガゼット型の袋（２）について説明をすると、この袋（２）は、図１乃至図３で示すように、前面部（３）と後面部（４）及び側面部（５）（６）とで構成されており、側面部（５）（６）の内面側周縁部と前面部（３）及び後面部（４）の内面側周縁部を接着すると共に前面部（３）及び後面部（４）の内面側上辺縁部及び内面側下辺縁部を互いに接着し、更に側面部（５）（６）の外面側上隅角部と外面側下隅角部を接着して構成したものである。
また、このときの接着方法は、内容物が液体であることを考慮して、接着剤、熱、超音波シール等、適宜の方法で液密が保てるように接着するものである。
【０００８】
また、袋（２）の材質としては、主にスポーツドリンク、ジュース、ゼリー等の飲料用の液体を容れて、携帯して使用することが多いため、プラスチック製で、かつ、内面側が合成樹脂で構成された耐水性のものが望ましい。
なお、袋（２）の上辺縁部の中央には、注出口本体（２０）の接着基部（２３）を挟着できるように、図２で示すような挿入孔（７）を形成しておくもので、注出口本体（２０）をその挿入孔（７）に装着した後、接着剤、熱、超音波シール等の適宜の接着方法によって、袋（２）の前面部（３）内面及び後面部（４）内面と、接着基部（２３）外面とをそれぞれ接着して液密を保つようにするものである。
【０００９】
次に、蓋体（１０）について説明をすると、この蓋体（１０）は高・中・低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等によって射出成形されるもので、図４で示すように、キャップ本体（１１）とリング体（１２）とで構成されている。
キャップ本体（１１）とリング体（１２）は、複数（好ましくは４つ）の薄肉部（１３）で連結されており、キャップ本体（１１）の下部周面部には射出成形用の金型から蓋体（１０）を取り出すときの薄肉部（１３）のつぶれ防止用である側面視長方形状の当接部（１４）と、内容物充填後に注出口本体（２０）に蓋体（１０）を螺着するときのリング体（１２）に対する係合部材である側面視台形状の係合部（１５）がそれぞれ複数（好ましくは対向させて２つ）突設され、リング体（１２）側の上部周面部には同じくキャップ本体（１１）に対する係合部材である側面視台形状の係合部（１６）が同数突設されている。
【００１０】
キャップ本体（１１）及びリング体（１２）に突設された各係合部（１５）（１６）は、内容物である液体を充填した後、注出口本体（２０）に蓋体（１０）を螺着するときに、キャップ本体（１１）とリング体（１２）との螺着時の抵抗が異なっても、薄肉部（１３）を裂断することなく、キャップ本体（１１）と共にリング体（１２）を螺着できるようにするためのものであって、係合部（１５）（１６）が互いに係止し合うことによって、後述する注出口本体（２０）の係止フランジ部（２６）をリング体（１２）の下部内周面に設けた環状突起（１７）が乗り越えるときなどに、充分に力が加えられるようになっているものである。
その他、図５で示すように、リング体（１２）の上部内周面には、内方側に向かって、平面視台形状の係止部（１８）が複数（好ましくは４つ）突設されている。
【００１１】
ところで、本発明における蓋体（１０）は、不正開封やいたずらを防止できる、いわゆるピルファープルーフ手段を講じてあるもので、４つの薄肉部（１３）を裂断しないと開封できないようになっているものである。つまり、不正に開封されていたら、薄肉部（１３）が裂断されているので、一目で不正開封を認識できるようになっているものである。
したがって、注出口本体（２０）の筒部（２１）に螺着された蓋体（１０）を実際に開封するときには、図６で示すように、蓋体（１０）のキャップ本体（１１）を回転させて薄肉部（１３）を裂断し、リング体（１２）からキャップ本体（１１）を分離して開封する。
【００１２】
なお、このとき、リング体（１２）の上部内周面に設けた係止部（１８）が注出口本体（２０）の係止部（２８）に係止されるため、リング体（１２）の回転は阻止され、キャップ本体（１１）のみが回転して注出口本体（２０）の筒部（２１）から螺脱される。
また、このリング体（１２）は、下部内周面に設けられている環状突起（１７）が注出口本体（２０）に形成された係止フランジ部（２６）を乗り越えて嵌着しているため、係止フランジ部（２６）に環状突起（１７）が干渉して、注出口本体（２０）から容易に外れないようになっている。
【００１３】
また、外側面に多数の溝部（８）が設けられているキャップ本体（１１）の内天面には、注出口本体（２０）の筒部（２１）の内周面に当接しながら嵌入して内容物の液漏れを防止するリング状の嵌入部材（１９）が垂設されており、その嵌入部材（１９）とキャップ本体（１１）の内側面との間の内天面には、高さが約０．３ｍｍ程度の接触リング（９）が形成されている。そして、キャップ本体（１１）を注出口本体（２０）に完全に螺着したときに、その接触リング（９）が注出口本体（２０）の筒部（２１）の上面を押圧して、更に液漏れを防止するようになっている。なお、言うまでもなく、螺脱したキャップ本体（１１）を注出口本体（２０）に再度螺着すれば、袋は再び密封される。
【００１４】
次に、注出口本体（２０）について説明をすると、この注出口本体（２０）は高・中・低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等によって射出成形されるもので、図７で示すように、蓋体（１０）を注出口本体（２０）に螺着したときには、蓋体（１０）のキャップ本体（１１）の内天面に垂設された嵌入部材（１９）の外周面が注出口本体（２０）の筒部（２１）の内周面を押圧しながら嵌入し、より液漏れ防止のための緊密性を保持できるようになっている。
注出口本体（２０）は、図８、図９で示すように、上から順に、蓋体（１０）が螺着される筒部（２１）と、機械等で注出口本体（２０）を搬送するときに把持する把持部（２２）と、袋（２）の挿入孔（７）に挟着される平面視舟形状の接着基部（２３）と、袋（２）の内部に挿入されて袋の閉塞を防止する閉塞防止部（２４）とで構成されている。
【００１５】
筒部（２１）には、蓋体（１０）のキャップ本体（１１）が螺合する螺条部（２５）と、リング体（１２）の環状突起（１７）が係止される係止フランジ部（２６）が設けられており、その係止フランジ部（２６）と第１フランジ部（３１）との間に、嵌着されたリング体（１２）のがたつきを防止するための縦リブ（２７）が複数設けられている。
また、係止フランジ部（２６）には、図１０で示すように、ほぼ等しい間隔をおいて４つの間隙部（２６ａ）が設けられており、キャップ本体（１１）をリング体（１２）から分離して開封したときに、そのリング体（１２）が下方に落下するよう係止部（１８）の非干渉部になっている。
その他、左右横方向側の間隙部（２６ａ）近傍の係止フランジ部（２６）の上部には、係止部（２８）がそれぞれ設けられていて、前述のように、キャップ本体（１１）を螺脱して開封するときに、リング体（１２）の係止部（１８）と強固に係止し合って、リング体（１２）の回転を阻止するようになっている。
【００１６】
一方、把持部（２２）は、図８、図９で示すように、第１フランジ部（３１）と、第１フランジ部（３１）より左右横方向の幅が大きい第２フランジ部（３２）及び第３フランジ部（３３）と、第１フランジ部（３１）と第２フランジ部（３２）との間に突設された角状の突出リブ（２９）と、第２フランジ部（３２）と第３フランジ部（３３）との間に突設された角状の突出リブ（３０）とで構成されており、図示しない機械等で搬送されるときに、その第１フランジ部（３１）と第２フランジ部（３２）の間や、第２フランジ部（３２）と第３フランジ部（３３）との間を把持して搬送するようになっている。
【００１７】
また、接着基部（２３）は平面視舟形状に成形されており、袋（２）の上辺縁部に設けられた挿入孔（７）に挟着したときに、液漏れ等がないよう緊密に接着できるようになっている。
また、図８、図９で示すように、接着基部（２３）から４本の連結部材（３４）（３５）（３６）（３７）が垂設され、この連結部材（３４）（３５）（３６）（３７）を介して閉塞防止部（２４）が垂設されている。
閉塞防止部（２４）は、先端部が円弧状に成形された４枚の細長い板状のリブ（３８）（３９）（４０）（４１）で構成されており、横断面が十字型となるように成形されている。そして、これら板状リブ（３８）（３９）（４０）（４１）のうち、リブ（３８）（３９）が袋（２）の前面部（３）及び後面部（４）の内面にそれぞれ接触するように挿入されており、これによって袋（２）の閉塞を防止するようになっている。
【００１８】
本発明は、以上のような注出口（１）において、注出口本体（２０）の閉塞防止部（２４）を改良したものである。
すなわち、注出口本体（２０）の閉塞防止部（２４）を構成するリブの少なくとも袋（２）の前面部（３）及び後面部（４）の内面に接触する側のリブ（３８）（３９）を、図９の側面視で示すように、先端に行くに従って細くなるようなテーパー状に形成するとともに、そのテーパー状に形成されたリブ（３８）（３９）の先端に、図８で示すような肉厚部（４２）（４３）を設けたものである。
【００１９】
このような構成にすると、袋（２）内に注出口本体（２０）の閉塞防止部（２４）を挿入するとき、前面部（３）及び後面部（４）にそれぞれ接触するリブ（３８）（３９）の接触面が緩やかな傾斜面になるため、容易に挿入できるようになり、また、袋（２）の脱気工程のときには、リブ（３８）（３９）の先端の幅（Ｗ）が従来よりも小さくなるため、リブ（３８）（３９）のテーパー形状に沿って袋（２）を圧縮して脱気すれば、好適に脱気をすることができるようになり、従来のように脱気されない空間部が残るような不具合を解消することができる。
また、袋（２）の前面部（３）及び後面部（４）の内面にそれぞれ接触する側のリブ（３８）（３９）の先端に肉厚部（４２）（４３）が設けられているため、袋（２）を変形させても袋（２）の内面を傷つけることがなく、従って、袋（２）を破損するようなこともない。
【００２０】
また、袋（２）の前面部（３）及び後面部（４）の内面に接触しない側のリブ（４０）（４１）は、テーパー状に形成する必要がないが、もしテーパー状にするならば、リブ（４０）（４１）の先端部分の幅（Ｗ’）を筒部（２１）の径（Ｒ）よりも大きく形成することが望ましい。
これは、射出成形された注出口本体（２０）をパーツフィーダー等で搬送する際や、輸送する際、筒部（２１）にリブの先端部分が入り込まないようにするためであって、搬送時又は輸送時のトラブルの発生や、筒部（２１）の内周面に傷が付くのを防止するためである。
【００２１】
また、このような注出口本体（２０）を射出成形する場合、一般にコールドランナーによる成形方法とホットランナーによる成形方法がある。
コールドランナーで射出成形する場合には、図１１乃至図１４で示すように、流し込まれた樹脂のゲート跡（４４）が突出しないように、凹部（４５）を設けるのが望ましく、図１１、図１２は一方のリブ（３８）の肉厚部（４２）にその凹部（４５）を設けた例を示しており、図１３、図１４は把持部（２２）の第３フランジ部（３３）に設けた例を示している。
また、ホットランナーで射出成形する場合には、樹脂を流し込むゲートにヒーター等を巻装しているためゲート径が大きく、成形品にはある程度のフラット面が必要となる。したがって、このホットランナーで成形する場合には、例えば図１５、図１６で示すように、リブ（３８）（３９）を短く形成してフラット面（４８）（４９）が形成されるようにするのが望ましい。なお、（４６）（４７）は、この場合における肉厚部であるが、形状等は特に限定されるものではない。
【００２２】
以上、何れにしても、本発明にかかる注出口本体の閉塞防止部を構成するリブは、袋の内面に接触する側だけをテーパー状に形成するのが好ましく、先端に設ける肉厚部も袋の内面と接触する側のみにあればよい。
また、本発明は図示されたものに限定されるものではなく、本発明の精神の範囲内において、適宜設計変更可能なものである。
【００２３】
【発明の効果】
本発明によれば、袋等の内部に挿入される横断面十字型のリブからなる閉塞防止部の少なくとも袋等の内面に接触する側のリブをテーパー状に形成したので、袋等内への閉塞防止部の挿入が容易になり、かつ、袋等の脱気工程のときには、リブ先端の幅が従来よりも小さくなるので、好適に脱気することができるようになる。
また、袋等の内部に挿入される横断面十字型のリブからなる閉塞防止部の少なくとも袋等の内面に接触する側のリブの先端に肉厚部を設けたので、袋等を変形させても袋等の内面を傷つけることがなく、従って、袋等を破損するようなこともない。
【図面の簡単な説明】
【図１】蓋付き注出口が設けられて内容物が充填されたガゼット型袋の斜視図
【図２】蓋体、注出口本体、袋を示す斜視図
【図３】袋に注出口を装着し、蓋体を螺着した状態を示す正面図
【図４】蓋体の正面図
【図５】リング体の平面図
【図６】注出口本体から蓋体を螺脱する様子を示す右半断面図
【図７】注出口本体に蓋体を螺着する様子を示す右半断面図
【図８】注出口本体の正面図
【図９】同上の側面図
【図１０】同上の平面図
【図１１】閉塞防止部を構成するリブの先端部分を示す拡大正面図
【図１２】同上の拡大側面図
【図１３】注出口本体の一部拡大正面図
【図１４】同上のＸ−Ｘ’線断面図
【図１５】ホットランナーで射出成形する場合の注出口本体の閉塞防止部の一例を示す拡大正面図
【図１６】同上の拡大側面図
【図１７】従来の注出口本体の正面図
【図１８】同上の平面図
【符号の説明】
１注出口
２袋
７挿入孔
９接触リング
１０蓋体
１１キャップ本体
１２リング体
１３薄肉部
１４当接部
１５係合部
１６係合部
１７環状突起
１８係止部
１９嵌入部材
２０注出口本体
２１筒部
２２把持部
２３接着基部
２４閉塞防止部
２５螺条部
２６係止フランジ部
２７縦リブ
２８係止部
２９突出リブ
３０突出リブ
３１第１フランジ部
３２第２フランジ部
３３第３フランジ部
３４連結部材
３５連結部材
３６連結部材
３７連結部材
３８リブ
３９リブ
４０リブ
４１リブ
４２肉厚部
４３肉厚部
４５凹部
４６肉厚部
４７肉厚部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a spout with a lid that is sandwiched between two sides of a marginal portion such as a plastic bag or a paper bag.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 1, a gusset-type plastic bag or the like that is mainly used by filling liquids for beverages such as sports drinks, juices, and jellies has been known. And in such bags, a spout with a lid is often sandwiched between two sides of the edge.
As shown in FIG. 17 and FIG. 18, four plate-like ribs (51), (52) (52) having a cross-shaped cross section are formed on the spout main body (50) of the spout with a lid. 53, 54 is provided with a blocking prevention part 55, and the blocking prevention part 55 is inserted into the bag to prevent the bag from being blocked.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, conventionally, the ribs (51), (52), (53), and (54) for preventing occlusion are formed linearly in both the front view and the side view. When inserting the spout main body (50) into the bag, if the bag is deformed and the bag is deformed, the rib (51) (52) damages the inner surface of the bag, and when it is severe, the bag is damaged. there were. Furthermore, since the width (W ″) of the ribs (51) and (52) is large during the deaeration process in the bag before filling the contents, the ribs (51), (52), (53), and (54). There was a problem that an unnecessary space was formed in the vicinity of the front end of the tube, and it could not be sufficiently deaerated.
Therefore, the present invention makes it easy to insert the spout main body into a bag and the like, and the deaeration process can be suitably performed. Even if the bag or the like is deformed, the bag or the like is not damaged by the rib for preventing occlusion therein. The purpose is to obtain a spout with a lid.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a spout with a lid used for the following bags and the like. In other words, it has a blockage prevention portion formed of a cross-shaped cross-shaped rib inserted into a bag or the like, an adhesive base portion sandwiched between the edge portions of the bag or the like, and a cylinder portion to which a lid body is screwed. A spout with a lid composed of an outlet main body and a lid screwed onto a cylindrical portion of the spout main body, the side of the rib of the blockage prevention portion contacting at least the inner surface of a bag or the like at the tip It is formed into a taper shape that becomes thinner as it goes , and at the tip of the rib that is in contact with the inner surface of the bag, etc. It is an exit. In addition, the said cover body has an unauthorized opening prevention means.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below based on examples shown in the drawings.
FIG. 1 is a perspective view of a gusset-type bag provided with a spout with a lid according to the present invention and filled with contents, and FIG. 2 is a perspective view showing a lid, a spout main body, and a bag. FIG. 3 is a front view showing a state in which the spout is attached to the bag and the lid is screwed.
4 is a front view of the lid body, FIG. 5 is a plan view of the ring body, FIG. 6 is a right half sectional view showing a state where the lid body is screwed off from the spout body, and FIG. 7 is a lid body on the spout body. It is a right half sectional view which shows a mode that is screwed.
8 is a front view of the spout main body, FIG. 9 is also a side view, FIG. 10 is also a plan view, FIG. 11 is an enlarged front view showing a tip portion of a rib constituting the blocking prevention portion, and FIG. It is also an enlarged side view. 13 is a partially enlarged front view of the spout main body, FIG. 14 is a cross-sectional view taken along line XX ′ of FIG. 13, and FIG. 15 is a blockage prevention portion of the spout main body when injection molding is performed with a hot runner. An enlarged front view showing an example, FIG. 16 is also an enlarged side view.
[0006]
As shown in FIG. 1, the spout with a lid according to the present invention is a bag-type container mainly containing a fluid such as a liquid, that is, a plastic bag such as a gusset type or a stand type, a paper bag, or a pouch. It is provided so as to be sandwiched between two sides of the upper edge part of the part where the edge part or the corner part is cut.
As shown in FIGS. 2 and 3, the spout (1) includes a blocking prevention portion (24) made of a cross-shaped rib inserted into the bag (2), and a bag (2). A spout main body (20) having an adhesive base portion (23) sandwiched between the edge portions of the lip, a cylindrical portion (21) to which the lid (10) is screwed, and a cylindrical portion of the spout main body (20) (21) and a lid body (10) that is screwed onto.
[0007]
Therefore, first, the gusset-type bag (2) will be described. As shown in FIGS. 1 to 3, the bag (2) has a front surface portion (3), a rear surface portion (4), and a side surface portion ( 5) and (6), and the inner surface side peripheral portion of the side surface portions (5) and (6) and the front surface portion (3) and the inner surface side peripheral portion of the rear surface portion (4) are bonded and the front surface portion (3). ) And the rear surface portion (4) are bonded to the inner surface side upper edge portion and the inner surface side lower edge portion, and the side surface portions (5) and (6) are bonded to the outer surface side upper corner portion and the outer surface side lower corner portion. It is composed.
In addition, the bonding method at this time is such that the contents are liquid, and bonding is performed by an appropriate method such as an adhesive, heat, ultrasonic sealing, etc. so that liquid tightness can be maintained.
[0008]
In addition, as the material of the bag (2), it is mainly made of plastic and contains plastic for beverages such as sports drinks, juices, jelly, etc., so it is made of plastic and the inner surface is made of synthetic resin. A constructed water resistant one is desirable.
In addition, an insertion hole (7) as shown in FIG. 2 is formed in the center of the upper edge of the bag (2) so that the adhesive base (23) of the spout main body (20) can be clamped. After attaching the spout main body (20) to the insertion hole (7), the front part (3) inner surface and the rear part of the bag (2) by an appropriate bonding method such as adhesive, heat, ultrasonic sealing, etc. The surface portion (4) inner surface and the adhesive base portion (23) outer surface are bonded to maintain liquid-tightness.
[0009]
Next, the lid body (10) will be described. The lid body (10) is injection-molded with high / medium / low density polyethylene, polypropylene, etc. As shown in FIG. 4, the cap body (11) And a ring body (12).
The cap main body (11) and the ring body (12) are connected by a plurality (preferably four) thin wall portions (13), and a lower peripheral surface portion of the cap main body (11) is formed from an injection mold. When the lid (10) is taken out, the thin-walled portion (13) has a rectangular abutting portion (14) for preventing the thin-walled portion (13) from being crushed and the lid (10) on the spout main body (20) after filling the contents. A plurality of (preferably two, oppositely facing) engaging portions (15), each of which is an engaging member for the ring body (12) when screwed, are provided so as to project on the ring body (12) side. Similarly, the upper peripheral surface is provided with the same number of trapezoidal engagement portions (16) that are engagement members for the cap body (11).
[0010]
The engaging portions (15) and (16) projecting from the cap body (11) and the ring body (12) are filled with the liquid as the contents, and then the lid body (10) is placed on the spout body (20). Even when the cap body (11) and the ring body (12) have different resistances when screwed, the ring body and the cap body (11) can be cut together without tearing the thin portion (13). (12) can be screwed, and when the engaging portions (15) and (16) are engaged with each other, a locking flange portion (26) of the spout main body (20) described later is provided. ) Is sufficiently applied when the annular protrusion (17) provided on the lower inner peripheral surface of the ring body (12) gets over.
In addition, as shown in FIG. 5, a plurality of (preferably four) trapezoidal locking portions (18) in plan view are provided on the upper inner peripheral surface of the ring body (12) so as to protrude inward. Has been.
[0011]
By the way, the lid (10) in the present invention is provided with so-called pill fur proof means that can prevent unauthorized opening and mischief, and cannot be opened unless the four thin portions (13) are torn. It is what. That is, if it is opened illegally, the thin portion (13) is torn, so that the unauthorized opening can be recognized at a glance.
Therefore, when the lid (10) screwed to the cylindrical portion (21) of the spout main body (20) is actually opened, the cap body (11) of the lid (10) is removed as shown in FIG. The cap body (11) is separated from the ring body (12) and opened by rotating to tear the thin wall portion (13).
[0012]
At this time, since the locking portion (18) provided on the upper inner peripheral surface of the ring body (12) is locked to the locking portion (28) of the spout main body (20), the ring body (12) Is prevented, and only the cap body (11) rotates and is unscrewed from the cylindrical portion (21) of the spout body (20).
In addition, the ring body (12) is fitted with an annular protrusion (17) provided on the lower inner peripheral surface over a locking flange portion (26) formed on the spout main body (20). For this reason, the annular protrusion (17) interferes with the locking flange portion (26) and is not easily detached from the spout main body (20).
[0013]
Further, the cap body (11) provided with a large number of grooves (8) on the outer surface is fitted into the inner top surface of the cap body (20) while being in contact with the inner peripheral surface of the cylindrical portion (21). A ring-shaped insertion member (19) that prevents liquid leakage of the contents is suspended, and the inner top surface between the insertion member (19) and the inner surface of the cap body (11) has a high height. A contact ring (9) having a length of about 0.3 mm is formed. When the cap main body (11) is completely screwed to the spout main body (20), the contact ring (9) presses the upper surface of the cylindrical portion (21) of the spout main body (20), and further It is designed to prevent liquid leakage. Needless to say, when the screwed cap body (11) is screwed back to the spout body (20), the bag is sealed again.
[0014]
Next, the spout main body (20) will be described. The spout main body (20) is injection-molded with high / medium / low density polyethylene, polypropylene, etc. As shown in FIG. When 10) is screwed into the spout main body (20), the outer peripheral surface of the fitting member (19) suspended from the inner top surface of the cap main body (11) of the lid (10) is the spout main body (20). The cylinder portion (21) is inserted while being pressed, so that the tightness for preventing liquid leakage can be maintained.
As shown in FIGS. 8 and 9, the spout main body (20) conveys the spout main body (20) in order from the top by a cylinder part (21) to which the lid (10) is screwed, and a machine or the like. A gripping part (22) for gripping when it is done, a boat-shaped adhesive base part (23) sandwiched between the insertion holes (7) of the bag (2), and a bag inserted into the bag (2) It is comprised with the obstruction | occlusion prevention part (24) which prevents obstruction | occlusion of this.
[0015]
The cylindrical portion (21) has a threaded portion (25) to which the cap body (11) of the lid (10) is screwed, and a locking flange to which the annular protrusion (17) of the ring body (12) is locked. A portion (26) is provided, and a vertical length for preventing rattling of the ring body (12) fitted between the locking flange portion (26) and the first flange portion (31). A plurality of ribs (27) are provided.
Further, as shown in FIG. 10, the clearance flange portion (26) is provided with four gap portions (26a) at substantially equal intervals, and the cap body (11) is connected to the ring body (12). When separated and opened, the ring body (12) is a non-interfering part of the locking part (18) so that it drops downward.
In addition, a locking portion (28) is provided on the upper portion of the locking flange portion (26) in the vicinity of the gap portion (26a) on the left and right lateral direction sides, and the cap body (11) is attached as described above. When unscrewing and opening, the ring body (12) is firmly locked with the locking portion (18) to prevent the ring body (12) from rotating.
[0016]
On the other hand, as shown in FIGS. 8 and 9, the grip portion (22) includes a first flange portion (31) and a second flange portion (32) having a lateral width greater than that of the first flange portion (31). And a third flange portion (33), a rectangular projecting rib (29) projecting between the first flange portion (31) and the second flange portion (32), and a second flange portion (32). And the third flange portion (33), and the first flange portion (31) when it is conveyed by a machine or the like (not shown). And between the second flange portion (32) and between the second flange portion (32) and the third flange portion (33).
[0017]
Further, the adhesive base (23) is shaped like a boat in plan view, and is tight so that there is no liquid leakage when sandwiched in the insertion hole (7) provided in the upper edge of the bag (2). It can be glued.
As shown in FIGS. 8 and 9, four connecting members (34) (35) (36) (37) are suspended from the adhesive base (23), and the connecting members (34) (35) ( 36) The blocking prevention part (24) is suspended via the (37).
The blocking prevention portion (24) is composed of four elongated plate-like ribs (38) (39) (40) (41) whose tip portions are formed in an arc shape, and the cross section is a cross shape. It is shaped as follows. Of these plate-like ribs (38), (39), (40), and (41), the ribs (38) and (39) contact the inner surfaces of the front surface portion (3) and the rear surface portion (4) of the bag (2), respectively. Thus, the bag (2) is prevented from being blocked.
[0018]
In the spout (1) as described above, the present invention is an improvement of the blocking prevention portion (24) of the spout main body (20).
That is, at least the ribs (38) and (39) on the side contacting the inner surfaces of the front surface portion (3) and the rear surface portion (4) of the bag (2) of the ribs constituting the blocking prevention portion (24) of the spout main body (20) 9 is formed in a taper shape that becomes thinner toward the tip as shown in a side view of FIG. 9, and the tip of the rib (38) (39) formed in the taper shape is shown in FIG. Such thick portions (42) and (43) are provided.
[0019]
With such a configuration, when the blocking prevention part (24) of the spout main body (20) is inserted into the bag (2), the rib (38) which comes into contact with the front part (3) and the rear part (4), respectively. Since the contact surface of (39) is a gently inclined surface, it can be easily inserted, and at the time of degassing the bag (2), the width (W) of the tip of the rib (38) (39) Therefore, if the bag (2) is compressed and deaerated along the taper shape of the ribs (38) and (39), deaeration can be suitably performed. Thus, it is possible to solve the problem that a space portion that is not deaerated remains.
Moreover, the thick part (42) (43) is provided in the front-end | tip of the rib (38) (39) of the side which contacts the inner surface of the front surface part (3) and back surface part (4) of a bag (2), respectively. Therefore, even if the bag (2) is deformed, the inner surface of the bag (2) is not damaged, and therefore the bag (2) is not damaged.
[0020]
Further, the ribs (40) (41) on the side not contacting the inner surface of the front surface portion (3) and the rear surface portion (4) of the bag (2) do not need to be tapered, but if they are tapered, For example, it is desirable that the width (W ′) of the tip portion of the ribs (40) (41) is larger than the diameter (R) of the cylindrical portion (21).
This is to prevent the tip portion of the rib from entering the cylindrical portion (21) when the injection-molded spout body (20) is transported by a parts feeder or the like, or when transported. Or it is for preventing the trouble at the time of transport, and a damage to the internal peripheral surface of a cylinder part (21).
[0021]
Moreover, when injection-molding such a spout main body (20), there are generally a molding method using a cold runner and a molding method using a hot runner.
In the case of injection molding with a cold runner, as shown in FIGS. 11 to 14, it is desirable to provide a recess (45) so that the gate mark (44) of the poured resin does not protrude, as shown in FIGS. 12 shows an example in which the concave portion (45) is provided in the thick portion (42) of one rib (38), and FIGS. 13 and 14 show the third flange portion (33) of the grip portion (22). An example is shown.
In addition, in the case of injection molding with a hot runner, since a heater or the like is wound around a gate into which resin is poured, the gate diameter is large, and a certain flat surface is required for the molded product. Therefore, when molding with this hot runner, for example, as shown in FIGS. 15 and 16, the ribs (38) and (39) are formed short to form flat surfaces (48) and (49). Is desirable. In addition, (46) and (47) are thick portions in this case, but the shape and the like are not particularly limited.
[0022]
As described above, in any case, it is preferable that the rib constituting the blocking prevention portion of the spout main body according to the present invention is formed in a tapered shape only on the side contacting the inner surface of the bag, and the thick portion provided at the tip is also formed in the bag. It suffices to be only on the side in contact with the inner surface.
Further, the present invention is not limited to the illustrated one, and can be appropriately modified within the spirit of the present invention.
[0023]
【The invention's effect】
According to the present invention, the rib on the side that contacts at least the inner surface of the bag or the like of the blockage prevention portion made of a cross-shaped cross-shaped rib inserted into the bag or the like is formed in a tapered shape. The insertion of the blocking prevention portion is facilitated, and the width of the rib tip is smaller than that in the conventional case during the deaeration process of the bag or the like, so that the deaeration can be suitably performed.
In addition, since the thickened portion is provided at the tip of the rib on the side that contacts the inner surface of the bag or the like of the cross-section preventive portion made of a cross-shaped rib inserted into the bag or the like, the bag or the like is deformed. However, the inner surface of the bag or the like is not damaged, and therefore the bag or the like is not damaged.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a gusset-type bag provided with a spout with a lid and filled with contents. FIG. 2 is a perspective view showing a lid, a spout body, and a bag. FIG. FIG. 4 is a front view of the lid body. FIG. 5 is a plan view of the ring body. FIG. 6 is a right half view of the lid body screwed out from the spout body. Sectional view [Fig. 7] Right half sectional view showing how the lid is screwed onto the spout main body [Fig. 8] Front view of the spout main body [Fig. 9] Side view of the above [Fig. Fig. 11 is an enlarged front view showing a tip portion of a rib constituting the blockage preventing portion. Fig. 12 is an enlarged side view of the same. Fig. 13 is a partially enlarged front view of the spout body. Fig. 14 is the same as XX '. Cross-sectional view [FIG. 15] An enlarged front view showing an example of a blocking prevention portion of a spout body when injection molding is performed by a hot runner [FIG. 16] An enlarged side view of the same [FIG. 17] Front view of conventional spout body [Fig. 18] Plan view of the same [Description of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Spout 2 Bag 7 Insertion hole 9 Contact ring 10 Lid 11 Cap body 12 Ring body 13 Thin part 14 Contact part 15 Engagement part 16 Engagement part 17 Annular protrusion 18 Locking part 19 Insertion member 20 Spout part main body 21 Tube portion 22 Grip portion 23 Adhesive base portion 24 Blocking prevention portion 25 Thread portion 26 Locking flange portion 27 Vertical rib 28 Locking portion 29 Projecting rib 30 Projecting rib 31 First flange portion 32 Second flange portion 33 Third flange portion 34 Connecting member 35 Connecting member 36 Connecting member 37 Connecting member 38 Rib 39 Rib 40 Rib 41 Rib 42 Thick part 43 Thick part 45 Recess 46 Thick part 47 Thick part

Claims

A spout main body having an obstruction prevention portion formed of a cross-shaped cross-shaped rib inserted into a bag or the like, an adhesive base portion sandwiched between edge portions of the bag or the like, and a cylindrical portion to which a lid body is screwed. And a spout with a lid configured by a lid body screwed to the cylindrical portion of the spout main body,
The side of the rib of the blockage prevention portion that contacts at least the inner surface of the bag or the like is tapered so as to become thinner toward the tip, and the side of the rib of the blockage prevention portion that contacts at least the inner surface of the bag or the like A spout with a lid used for a bag or the like characterized by providing a thick part at the tip .

The spout with a lid used for a bag or the like according to claim 1, wherein the lid body has an unauthorized opening prevention means.