JP4075997B2 - モジュール基板用ソケット - Google Patents

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Description

本発明は、半導体メモリ等の複数の半導体装置を搭載したモジュール基板を装着するためのソケットに関する。
ダイナミックメモリ等の複数の半導体メモリを実装したメモリモジュールや、画像処理用の特定の半導体装置を実装した拡張用モジュールなどがパーソナルコンピュータ等において利用されている。これらのモジュールは、ソケットを介してメイン回路基板へ取り付けられているため、ユーザーは、メモリモジュールや拡張用モジュールの着脱を自由に行うことができる。
例えば、特許文献1には、図12に示すようなソケットが開示されている。ソケットコネクタ6のハウジング6aの長手方向両端にガイド部60が設けられ、ガイド部60には垂直方向にガイド溝61が形成されている。回路基板8の両端がガイド溝61に沿って挿入され、回路基板8の接続パッド81がハウジング6a内のコンタクトに電気的に接続されるようになっている。
また、図13に示すような別な形式のソケットが開示されている。ソケットコネクタ9のハウジング9aの長手方向の少なくとも一端にL字型のレバー91の曲折部をピン93でもって回動自在に支承する。レバー91の操作部91aを外側に向けて回動させることにより、回路基板8の先端に係合している作用部91bを上昇移動させ、回路基板を抜去方向に押出すようにしている。
特開平7−288154号
しかしながら、従来のソケットには次のような課題がある。図13に示すソケットは、レバー91の動作により基板の抜去しか行うことができないため、基板を挿入する場合には、基板に対して一定の荷重をかけなければならない。基板の接続パッドの接圧は、コンタクトの弾性力によって与えられるため、基板の接続パッド数またはコンタクト数が増加すると、それに比例して基板を挿入するために大きな力を必要とする。このため、基板に湾曲等の一時的な変形が与えられ、回路素子に損傷をきたすおそれがあった。さらに、基板への損傷を考慮するため、基板の挿入に時間を要していた。
さらに、ソケットがパチンコ台等の振動や衝撃の多い電子機器の場合、微振動によりコンタクトが磨耗して、その接圧が低下し、基板の位置が不安定になり、その結果、基板とコンタクトの電気的な接続が不良になるおそれがあった。また、図13に示すようなソケットの場合、振動によりレバー91が開いてしまい、その影響で基板がコンタクトから離脱し易くなってしまうこともあった。
そこで本発明は、上記従来の技術を解決し、メモリモジュール等の基板の挿抜の操作性に優れ、かつ基板を安定的に保持することができる基板用ソケットを提供する。
本発明に係る複数の回路素子を実装した基板用のソケットは、基板を挿入するための開口を含むベースと、ベースの開口に沿って整列された複数のコンタクトと、ベースの両側に取り付けられた一対の挿抜機構とを有し、挿抜機構は、ベースに回動可能に取り付けられたレバーを含み、該レバーは、てこの原理を利用して開口への基板の挿入または開口からの基板の抜去を可能とする。
好ましくは、挿抜機構は、レバーに接続され、かつレバーの回動に応答して変位するリンクと、ベースに回動可能に取り付けられ、かつリンクの変位に応答して回動するカムとを備え、レバーが第1の方向に回動されるとき、カムが開口へ向けて基板を押圧し、レバーが第2の方向に回動されるとき、レバーが開口から抜去される方向に基板を押圧する。
好ましくは、レバーは、ベースに対して回動中心を与える支点と、レバーに第1または第2の方向の回動を与える力点と、基板に対する作用点とを含み、支点から力点までの直線距離が支点から作用点までの直線距離よりも大きい。
カムは、基板に形成された切欠部と係合するカム面を有し、レバーが第1の方向に回動されるとき、該カム面が切欠部を介して基板を押圧することが好ましい。また、レバーがベースに対して閉じた位置にあるとき、カムは、基板上部を固定する固定部を有することができる。
また、レバーがベースに対して閉じた位置にあるとき、レバーは、ベースと係止するための爪を含むことができる。
本発明に係る基板用ソケットでは、ベースの両側に一対の挿抜機構を設け、挿抜機構により基板の開口への挿入または開口からの基板の抜去を可能にしたので、従来のソケットと比較して基板の挿抜の操作性を改善することができる。また、挿抜機構のレバーは、てこの原理を利用しているので、ユーザーがレバーを操作するときの力を小さくすることができる。
さらに、挿抜機構のカムが、基板を固定する固定部を備える構成を有するようにすれば、基板のソケットへの固定をより強固にすることができる。また、レバーをベースに係止する爪を設けることにより、レバーの位置を安定化されることができる。例えば、振動や衝撃の多いパチンコ台にソケットを取り付けた場合でも、基板がソケットから離脱し、基板の電気的接続の不良を未然に防止することができる。
本発明に係る基板用ソケットは、好ましくは、複数の半導体メモリ等を実装したメモリモジュール基板を装着するソケットにおいて実施される。以下、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、メモリモジュールの概観を示す図である。メモリモジュールは、基板100の主面上に複数のメモリ素子を実装し、基板底部102の長手方向に沿って複数の電極パッド104を配列している。例えば、メモリモジュールは、SIMM(Single In-line Memory Module)またはDIMM(Dual In-line Memory Module)などであってもよい。基板の両側部106には、一対の円弧状の切欠部108が形成されている。切欠部108は、モジュールがソケットに挿入されるときに、後述するカムのカム面と係合する。基板の対向する主面の大部分は、透明なアクリル材等から形成されるカバー110によって保護されている。カバー110は、内部にコ字型の溝112を有し、この溝112内に基板が挿入され、カバー110からは、基板の両側部106および基板底部102が露出されている。基板100は、溝112内においてねじ留めまたは接着剤によりカバー110と接着することができる。
次にソケットの構成について説明する。図2(a)はソケットの正面図、図2(b)は側面図、図3(a)はソケットを上方から見たときの斜視図、図3(b)は下方から見たときの斜視図、図4は挿抜機構の縦断を示す図である。
本実施例によるソケット200は、ベース300の両側に挿抜機構210を備えている。挿抜機構210は、レバー400、リンク500およびカム600を有し、レバー400の操作によりソケット200への基板100の挿抜を可能にし、かつ、挿入された基板100を安定的に固定する。
図5にベースの詳細を示す。ベース300は、長手方向に延びる基部310と、基部310の両側にほぼ直立に延びる直立部320とを有する。基部310の略中央には、長手方向に平行に開口312が形成されている。開口312は、基部310内に一定の深さを有し、長手方向の長さおよびそれと直交する幅は、挿入される基板100の幅および長さに対応するように設計されている。
開口312を挟むように2列の複数のコンタクト挿入穴314が形成されている。一方の列のコンタクト挿入穴314は、他方の列のコンタクト挿入穴314に対し、千鳥状になるように配列されている。コンタクト挿入穴314には、コンタクト700が挿入され、各列のコンタクト700の接点部720が開口312内に幾分突出される。換言すると、一方の列のコンタクト700の接点部と接点部を結ぶ直線と、他方の列のコンタクト700の接点部と接点部を結ぶ直線との間隔が、開口312の幅よりも若干狭くなっている。これにより、基板100がソケット200に装着されるとき、各列のコンタクト700が弾性変形して開き、その中に基板底部102が挿入され、電極パッド104が対応するコンタクトの接点部により一定の接圧で接続される。
直立部320は、一対の支持板330を含み、一対の支持板330の間に挿抜機構210を収容するための空間332が形成されている。空間332は、その略中央から底部にかけて幅の狭い空間332aとなり、この空間332aは、直立部320と基部310の交差する部分において開口312と連通している。空間332は、開口312と略等しい幅を有する。空間332aは、基板100の厚さよりも若干広く、基板100が開口312に挿入されるとき、基板の両側部106をガイドする機能を有する。
一対の支持板330の下部には、円弧状の溝334が形成されている。溝334には、後述するレバー400の回転軸412(図6参照)が挿入される。一対の支持板330の中央よりやや上部には、矩形状の貫通孔336が形成されている。貫通孔336は、レバー400が閉じた位置にあるとき(図2および図3の状態)、レバー400に形成された爪414と係止する。さらに一対の支持板330の上部には、円形状の貫通孔338が形成されている。貫通孔338は、後述するカム600の回転軸610と係合する(図8参照)。
図6にレバー400の詳細を示す。レバー400は、L字型の部材から構成される。レバー400は、長手方向に延びる操作部410と、操作部410の一端部からほぼ直角に短手方向に延在する延在部420とを有している。操作部410と延在部420が交差する部分において、対向する面からそれぞれ突出する一対の円形状の回転軸412が形成されている。回転軸412は、前述した一対の支持板330の溝334内に挿入される。これにより、レバー400は、回転軸412を介してベース300に回動自在に接続される。
操作部410の上部には、延在部420と同方向に延びる一対の爪414が形成されている。一対の爪414は弾性変形することで開閉可能であり、また、先端にはフックが形成されている。レバー400がベース300に対して閉じた位置にあるときに(図2および図3参照)、爪414は、支持板330に形成された貫通孔336内に挿入され、貫通孔336と係止し、レバー400をベース300に固定する。また、操作部410は、ユーザによって使い勝手がよくなるように、肉厚の湾曲した操作面416を備えている。
延在部420は、操作部410よりも狭い幅で操作部410から直角方向に延在する。延在部420の中央部において、対向する面からそれぞれ突出する一対の円形状の連結軸422が形成されている。連結軸422は、後述するリンク500の貫通孔522内に挿入され、リンク500との間に回動自在な接続を提供する。
さらに、延在部420の先端には、幅狭の突出部424が形成されている。延在部420は、図4に示すように、開口312と空間332aとが交差する空間内に配置され、そこで回動する。レバー400がベース300に対して閉じた位置にあるとき、突出部424は、基部310の開口312の下方に位置し、レバー400がベース300から開いた位置に移動されると、突出部424は、開口312から空間332aへ移動する。
レバー400もしくは操作面416は、ユーザからの力を受ける力点を構成し、回転軸412はベース300に対するレバー400の支点を構成する。突出部424は、後述するように開口312から基板100を抜去させるときの作用点として働く。さらに、連結軸422は、基板100を開口312内へ挿入するとき、カム600により基板を押圧する作用点として働く。好ましくは、支点から力点までの直線距離は、支点から作用点までの直線距離よりも大きく、レバー400の操作にてこの原理を利用し、操作力を低減させる。
図7にリンクの詳細を示す。リンク500は、板状の本体部510と、本体部510の両側に形成された一対の側板部520とを有する。本体部510と一対の側板部520とによって空間530が形成される。空間530は、レバー400がベースに対して閉じた位置(図2及び図3参照)にあるとき、レバー400を収容する。空間540は、振動や衝撃に耐えるように基板100を収容する。空間550は、カム600を収容する。
側板部520の一端部には、円形状の貫通孔522が形成される。貫通孔522には、延在部420の連結軸422が挿入され、これにより、リンク500とレバー400とが回動自在に接続される。また、側板部520の他端部には、円形状の貫通孔524が形成される。貫通孔524には、後述するように、空間530内に配置されたカム600の連結軸620が挿入される。
図8にカムの詳細を示す。カム600は、対向する面からそれぞれ突出する一対の回転軸610を有している。回転軸610は、支持板330に形成された貫通孔338内に挿入され、これによりカム600がベース300に対して回動自在に接続される。さらに回転軸610から離間された位置において、対向する面からそれぞれ突出する一対の連結軸620が形成されている。連結軸620は、リンク500の空間530内において貫通孔524に挿入され、これにより、カム600とリンク500とが回動自在に接続される。
カム600の正面には、溝640が形成される。溝640は、一定の深さを有し、溝640と隣接する上部には固定用突起650が形成され、溝640と隣接する下部には、円形状に湾曲したカム面660が形成される。
レバー400の回転運動は、リンク500を介してカム600に伝達される。レバー400が開いた位置から閉じた位置へ向けて回転されるとき、延在部420と接続されたリンク500が下方に変位し、これによりカム600がベースの内側に向けて回転する。反対に、レバー400が閉じた位置から開いた位置へ向けて回転されるとき、延在部420と接続されたリンク500が上方に変位し、これによりカム600が上記と反対方向に回転する。
図9にコンタクトの詳細を示す。コンタクト700は、金属プレートの打ち抜き等によって形成される。コンタクト700は、直線状の本体部710と、屈曲した形状の接点部720と、これらの間に形成された幅広のストッパー部730とを有している。本体部710は、ベース300の溝314内に挿入され、ストッパー部730が溝314と係止することで本体部710の先端が基部310から突出する。接点部720は、支点724を中心に弾性変形可能な接点722を有し、本体部710が溝314に挿入されたとき、接点722が互いに対向するように配置される。つまり、各列のコンタクトの接点722が開口312内に臨むように突出している。基板底部102が開口312内に押圧されたとき、接点722が開き、接点722が電極パッド104と一定の接圧で接触する。
次に、ソケットへの基板100の装着について図10および図11を参照して説明する。なお、便宜上、図11は一方の挿抜機構のみの断面を示している。基板100をソケットに挿入するとき、レバー400は、図10および図11(a)に示すように、ベース300の直立部320から離れた位置、即ち開いた位置にある。このとき、レバー400の延在部420は上方に持ち上げられ、リンク500の空間530内に収容されている。延在部420の位置に応答して、リンク500は上方に変位しており、カム600の固定用突起650およびカム面660は、直立部320から離れた退避位置にある。
次に、基板100を直立部320の空間332を通して開口312に向けて挿入する。このとき、延在部420およびカム600は、退避した位置にあるので、基板100の挿入に干渉することはない。基板100の両側部106は、幅狭の空間332a内をガイドされ、基板底部102がコンタクト700の接点部720の頂部に当接する。接点724の間隔は、基板の幅よりも狭いため、基板底部102は、接点部722の頂部に当接した位置に停止する。
次に、図11(b)に示すように、レバー400を直立部320に向けて接近するように回動させる。レバー400の回動により、延在部420が下方に向けて回転し、これに応答してリンク500が下方に変位する。リンク500の変位によりカム600が回転し、カム600のカム面660が基板100の切欠部108に係合する。
図11(c)に示すように、さらにレバー400を回転させると、カム600の回動によりカム面660が切欠部108を介して基板100を開口312に向けて押圧する。このとき、レバー400は、てこの原理を利用するため、より小さな操作力でカム面660に大きな作用力を働かせることができる。
カム600により基板100が押下されると、コンタクト700の接点部720間が開き、そこに基板底部102が挿入される。そして、基板底部の電極パッド104が対応する接点722と接触する。レバー400が直立部320に接近したとき、すなわち閉じた位置に到達すると、爪414が支持板330の貫通孔336に係止し、レバー400が固定される。レバー400の固定と同時にカム600の回転が停止され、カム面660による基板100の押下が終了する。この時点で、電極パッド104は、対応するコンタクトの接点722に確実に接続される。さらに、カム600の固定用突起650が基板上部と接触し、基板を上方から安定的に固定し、溝640および空間540により基板を挟持し、耐振動および耐衝撃に強い構造となる。
基板100を抜去する場合には、上記動作と反対に、レバー400を閉じた位置から開いた位置へ回転させる。爪414と貫通孔336との係止状態が解かれ、レバー400の回転によりカム600の固定用突起650が基板上部から離脱する。レバー400が一定の角度を回転したとき、カム面660が基板100の切欠部108から離脱し、これと同時に、延在部420の突出部424が基板底部102に当接する(図4を参照)。
さらにレバー400が回転されると、突出部424がコンタクトの接点722間に挟持された基板100を上方に持ち上げ、基板100をコンタクトの接点722間からの離脱させる。このとき、レバー400は、てこの原理を利用しているため、小さな操作力で突出部424に大きな作用力を働かせることができる。レバー400が完全に開いた位置まで回転されると、基板100は、コンタクトの接点部720の頂部において、その自重で接触した状態となる。
このように本実施例によれば、ベースの両側に設けられた挿抜機構210により基板100の挿抜を行えるようにしたので、従来と比較して、より短時間で、安全に基板をソケットに装着させることができる。さらに、基板100がソケットに装着されているとき、基板100はカム600によってしっかりと固定され、また、レバー400も安定的に固定されているため、ソケットに対し振動や衝撃が与えられても、基板100とコンタクト700との電気的接続を確実に維持することができる。
以上本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。上記実施例では、レバー400は、基板の面と平行となる面内で回動するようにしたが、ソケットを取り付けるスペースが制限されているような場合には、レバー400の形状を変更したり、さらには、レバー400を基板の面と垂直となる面内で回動させるようにしてもよい。
本発明は、メモリモジュールや拡張用モジュールなどの回路基板を装着するソケットに利用される。これらのソケットは、コンピュータ装置やパチンコ台等のあらゆる電子機器において利用することができる。
ソケットに装着されるメモリモジュールを示し、図1(a)は正面図、図1(b)は側面図、図1(c)は斜視図である。 図2(a)はメモリモジュールを装着したときのソケットの正面図、図2(b)はその側面図である。 図3(a)はメモリモジュールを装着したときのソケットの上方からの斜視図、図3(b)はその下方からの斜視図である。 挿抜機能の断面を示し、レバーによりメモリモジュールを抜去させるときの状態を示している。 ベースの詳細を示し、図5(a)は上面図、図5(b)は正面図であり、矢印Xで示す方向は断面を示している。図5(c)は側面図、図5(d)は斜視図である。 図6はレバーの詳細を示し、図6(a)は正面図、図6(b)は側面図、図6(c)は上面図、図6(d)は斜視図である。 図7はリンクの詳細を示し、図7(a)は底面方向からの斜視図、図7(b)は上面方向からの斜視図、図7(c)は上面図、図7(d)は底面図である。 カムの詳細を示し、図8(a)は背面方向からの斜視図、図8(b)は正面方向からの斜視図、図8(c)は正面図、図8(d)は側面図、図8(e)はY−Y線断面図である。 コンタクトの詳細を示し、図9(a)は正面図、図9(b)は側面図、図9(c)および(d)は斜視図である。 図10(a)はレバーが開いた位置にあるときのソケットの正面図、図10(b)はその斜視図である。 図11(a)ないし(c)は、基板挿入時のソケットの動作を示す図(一方の挿抜機構のみ断面で示している)である。 従来のソケットの構成を示す図である。 従来のソケットの構成を示す図である。
符号の説明
100:基板 104:電極パッド
108:切欠部 110:カバー
200:ソケット 210:挿抜機構
300:ベース 310:基部
312:開口 314:溝
320:直立部 330:支持板
400:レバー 410:操作部
420:延在部 500:リンク
600:カム 650:固定用突起
660:カム面 700:コンタクト

Claims (7)

  1. 複数の回路素子を実装した基板用のソケットであって、
    長手方向に延びる基部と当該基部の両側に直立する直立部を含み、少なくとも基部には基板を挿入するための開口が形成されたベースと、
    ベースの開口に沿って整列された複数のコンタクトと、
    ベースの両側の前記直立部に取り付けられた一対の挿抜機構とを有し、
    挿抜機構は、長手方向に延びる操作部と当該操作部の短手方向に延在する延在部を含む部材であって、前記操作部の一方の端部の支点が前記直立部に回転可能に取り付けられたレバーと、
    一方の端部が前記レバーの延在部に結合されたリンクと、
    前記直立部に回転可能に取り付けられ、当該回転可能な位置から離れた位置において前記リンクの他方の端部に結合された連結軸、および前記基板と係合するカム面を有するカムとを備え、
    前記レバーが前記支点を中心に前記直立部に接近する方向に回転されたとき、前記カムは前記連結軸に結合された前記リンクにより第1の方向に回転され、前記カム面が前記基板を前記基部の開口に向けて押圧し、
    前記レバーが前記支点を中心に前記直立部から離れる方向に回転されたとき、前記カムは前記連結軸に結合された前記リンクにより第1の方向と反対の第2の方向に回転され、前記カム面が前記基板から離脱すると同時に前記延在部が前記基板の底部を前記基部の開口から持ち上がるように押圧し、
    前記レバーは、てこの原理を利用して開口への基板の挿入または開口からの基板の抜去を可能とする、ソケット。
  2. 前記支点から前記操作部上の力点までの直線距離は、前記延在部に前記リンクが結合された位置から前記支点までの直線距離よりも大きい、請求項1に記載のソケット。
  3. 前記カム面は、前記基板の両側部に形成された切欠部と係合し、前記切欠部を介して前記基板を前記基部の開口に向けて押圧する、請求項1または2に記載のソケット。
  4. 前記カムは、前記カム面に隣接する固定用突起を含み、前記レバーが前記直立部に対して閉じた位置にあるとき、前記固定用突起は、前記基板の上部を固定する、請求項1に記載のソケット。
  5. 前記レバーは、弾性のある爪を含み、前記直立部には、前記爪と係合可能な開口が形成され、前記レバーが前記直立部に対して閉じた位置にあるとき、前記爪が前記開口に係止する、請求項1に記載のソケット。
  6. 基板が開口内に挿入されたとき、基板の電極パッドが対応するコンタクトによって一定の接圧で接続される、請求項1ないしいずれか1つに記載のソケット。
  7. 基板は、少なくとも1つの主面に複数の半導体装置を有する、請求項1ないしいずれか1つに記載のソケット。
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