JP4075675B2

JP4075675B2 - Duct joint of air conditioner and air conditioner

Info

Publication number: JP4075675B2
Application number: JP2003121600A
Authority: JP
Inventors: 知昭坂田; 悦央中村
Original assignee: Max Co Ltd
Current assignee: Max Co Ltd
Priority date: 2003-04-25
Filing date: 2003-04-25
Publication date: 2008-04-16
Anticipated expiration: 2023-04-25
Also published as: JP2004325000A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、換気装置或いは浴室乾燥換気装置、空気調和装置等の空調装置に接続されるダクトのダクトジョイント及び空調装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、換気装置のダクトジョイント及び空調装置としては、図１０，図１１に示すものが知られている。これらの図において、換気装置１は浴室天井２の取付開口部３内に配設されるものであり、浴室天井２の上に設けられる天井壁４に取り付けられたアンカーボルト５に支持されている。換気装置１の浴室内側には浴室の空気を換気装置１内部に取り込む導入開口部６が形成されており、この導入開口部６の中にシロッコファン７を内蔵するためのファンケース８が設置されている。ファンケース８には空気を導入する吸引開口部９と空気を排出する排気開口部１０とが形成されており、シロッコファン７は吸引開口部９から空気を吸い込んで排気開口部１０から空気を排気できるようになっている。ファンケース８の排気開口部１０の下流側には、吸い込んだ空気をダクト１１を介して建物外部に排出するための排気風路１２と、吸い込んだ空気をダンパー１３により方向を変えて、浴室内に戻す環流風路１４とが設けられており、ダンパー１３が環流風路１４と排気風路１２との分岐部に設けられている。環流風路１４には、ヒーター１５が設けられており、浴室に環流する空気をヒーター１５で暖めることが出来るようになっている。
【０００３】
換気装置１の排気風路１２には、排気口１６が開口されており、この排気口１６の周縁部にダクトジョイント１７が取り付けられる。ダクトジョイント１７は、排気口１６と同大同形の筒体形状を有しており、ダクト１１はダクトジョイント１７の先端部に装着され、アルミニウム粘着テープ１８によりダクトジョイント１７の根元に固定される。
【０００４】
【特許文献１】
特開平７−１７１２９９号公報（段落０００４、図６）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のダクトジョイント及びダクト接続構造では、ダクトジョイント１７の根元にダクト１１の端部をアルミニウム粘着テープ１８で固定するために、ダクトジョイント１７の根元を露出させて貼りしろとする必要がある。このため、ダクトジョイント１７のダクト１１で覆われない貼りしろ部分１８Ａにおいて断熱効果が低下し、結露等が生じやすくなり、カビ等が発生する懸念がある。
【０００６】
そこで、この部分の断熱を行う場合には、アルミニウム粘着テープ１８の上に更にグラスウール等の断熱材を巻き付け、その巻き付けた断熱材の上から再度粘着テープ１８で固定する方法があるが、このような処理を行うと手間がかかるという不具合があった。
【０００７】
また、ダクト１１の端部とダクトジョイント１７の貼りしろ部分１８Ａには、ダクト１１の厚さ相当の段差が生じるために、アルミニウム粘着テープ１８の貼り合わせにおいてもアルミニウム粘着テープ１８の端末部にしわが出来て作業がやり難いという問題がある。
【０００８】
本発明は、かかる問題に着目してなされたものであり、換気装置や浴室換気装置或いは空気調和装置などの空調装置において、ダクトの接続をより簡単且つ効果的に行うと共に、断熱性能を向上させることが可能なダクトジョイント並びに空調装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項１の空調装置のダクトジョイントは、空調装置に設けられ、建物の所定部位に延びるダクトが接続される筒状部を有したダクトジョイントであって、
前記筒状部より大径であり且つ前記ダクトとほぼ同一径の筒体形状の断熱部を、前記筒状部の根元周辺部に、前記筒状部の外周を所定距離離間して覆うように連続形成し、
前記ダクトを前記筒状部に接続して前記断熱部に前記ダクトの端部を当接させ前記筒状部、断熱部、及びダクトの端部による閉じた空間を形成し、
該空間を断熱層とすることを特徴とする。
【００１０】
空調装置は、換気装置或いは浴室換気装置、空気調和装置等を含む。ダクトジョイントは空調装置に一体に設けられていても良いし、別体として空調装置に設けられるものでも良い。ダクトを固定する断熱部は、ダクトの端部の肉厚をほぼ同じ高さ若しくはほぼ同一の高さを有する円筒部で形成し、ダクトの端部と円筒部との高さを同じ高さにして粘着テープやバンドなどで固定するものであっても良い。また、ダクトジョイントの外周部と共にダクトの端部を挟み込む筒状体であっても良いし、ダクトの端部の内側に嵌め込まれるものであっても良い。更に、ダクトジョイントの断熱部はダクトの端部をダクトジョイントの根元周辺部まで挿入した時に、ダクトの端部の周りを爪状の押圧片で挟み込むように構成しても良い。この根元周辺部とは、根元部も含めたその周辺部を意味し、根元部のみ、根元部及び周辺部、根元周辺部のみの全てを含む。断熱部は根元周辺部であり、根元から多少の間隔をあけた部位に設けても良く、結露防止効果が得られるものである。
【００１１】
請求項１のダクトジョイントによれば、ダクトジョイントの根元周辺部において断熱部が設けられているので、ダクトジョイントの内部を通過する空気とダクトジョイントの外部の空気の温度差や湿度差があっても結露が生じなくなると共に、粘着テープ或いはその他の結合部材で両者を結合するので、ダクトの取付作業性が容易且つ簡単である。
【００１３】
また、請求項１のダクトジョイントによれば、ダクトジョイントの筒状部の外周と筒状部の内周との間に断熱層が形成されているので、結露等を防止できる。
【００１４】
請求項２の空調装置は、空調装置の開口部に建物の所定部位に延びるダクトが接続される筒状部を有したダクトジョイントを設け、前記ダクトを接続する空調装置において、
前記筒状部より大径であり且つ前記ダクトとほぼ同一径の筒体形状の断熱部を、前記筒状部の根元周辺部に、前記筒状部の外周を所定距離離間して覆うように連続形成し、
前記ダクトを前記筒状部に接続して前記断熱部に前記ダクトの端部を当接させて前記筒状部、前記断熱部、及び前記ダクトの端部による閉じた空間を形成し、
該空間を断熱層とし、
前記ダクトの端部と前記断熱部とを結合部材により結合したことを特徴とする。
【００１５】
請求項２の空調装置によれば、第１のダクトジョイントと同様に、ダクトジョイントの内部を通過する空気とダクトジョイントの外部の空気の温度差や湿度差があっても結露が生じなくなると共に、粘着テープ或いはその他の結合部材で両者を結合するので、ダクトの取付作業性が容易且つ簡単である。
【００１７】
また、請求項２の空調装置によれば、ダクトジョイントの筒状部の外周と筒状部の内周との間に断熱層が形成されているので、結露等を防止できる。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態にかかるダクトジョイント及び空調装置について図面を用いて説明する。
【００１９】
図１は本発明の実施の形態にかかる空調装置としての浴室換気装置の構成を示したものである。図２は図１の浴室換気装置の平面図、図３は図１の浴室換気装置の浴室側から見た底面図である。図４（ａ）は図１のダクトジョイントとダクトの端部の接続構造を示し、（ｂ）は図１のダクトジョイントの斜視図である。
【００２０】
図１の換気装置はダクトジョイント２０が図１０に示すものと異なり、その他の構成は図９の換気装置１と同様であるので、同一符号を用いて説明する。
【００２１】
すなわち、換気装置１は浴室天井２の取付開口部３内に配設され、換気装置１の周囲に矩形の枠体５Ａが取り付けられており、この枠体５Ａが浴室天井２の上の天井壁４に取り付けられたアンカーボルト５に支持されている。
【００２２】
換気装置１の浴室内側には浴室の空気を換気装置１内部に取り込む導入開口部６が形成されており、この導入開口部６の中にシロッコファン７を内蔵するためのファンケース８が設置されている。
【００２３】
導入開口部６は空気の入出用開口部を備えた図示しない化粧用のフロントパネルによりカバーされる。ファンケース８には空気を導入する吸引開口部９と空気を排出する排気開口部１０とが形成されており、シロッコファン７は吸引開口部９から空気を吸い込んで排気開口部１０から空気を排気できるようになっている。シロッコファン７は、換気装置１の状部に設けられたモーターＭ１のシャフトＳが通されており、シャフトＳの先端部はナットにより固定されている。モーターＭ１は図示しない制御装置の駆動信号によりシロッコファン７を回転させて、導入開口部６及び吸引開口部９から空気を吸い込んで排気開口部１０から排気する。
【００２４】
換気装置１においてファンケース８の排気開口部１０の下流側には、吸い込んだ空気をダクト１１を介して建物外部に排出するための排気風路１２と、吸い込んだ空気をダンパー１３により方向を変えて、浴室内に戻す環流風路１４とが設けられている。環流風路１４と排気風路１２との分岐部にダンパー１３が設けられている。ダンパー１３は、換気装置１の状部に設けられたモーターＭ２と、モーターＭ２の動力を揺動運動に変換するギア機構Ｇｂ及びダンパー１３の回転軸に設けた図示しないリンク機構により、上下の揺動可能とされ、モーターＭ２の回転数により所定の角度で停止するように制御される。環流風路１４には、ヒーター１５が設けられており、浴室に環流する空気をヒーター１５で暖めることが出来るようになっている。
【００２５】
換気装置１の排気風路１２の排気口１６の周縁部には、ダクトジョイント２０が取り付けられる。ダクトジョイント２０は、排気口１６と同大同形の筒体形状を有しており、ダクト１１はダクトジョイント２０の外周部に装着され、結合部材としてのアルミニウム粘着テープ１８によりダクトジョイント２０の外周部に固定される。
【００２６】
ダクトジョイント２０は、図４（ａ）（ｂ）に示すように、筒状部２１の根元の周りに断熱部２２が形成されている。断熱部２２はこの実施の形態では筒状部２１よりも大径の筒体形状に形成されている。断熱部２２の外側の直径はダクト１１の外側の直径とほぼ同じに設定されており、断熱部２２にダクト１１の端部を突き当てたときに断熱部２２の高さとダクト１１の高さがほぼ等しくなるように構成されている。筒状部２１の外周部と内周との間には断熱部となる空間部２３が設けられており、この空間部２３は、空気層による断熱層が形成されることにより、断熱効果を発揮するようになっている。断熱部２２の外周面はアルミニウム粘着テープ１８の貼りしろとされるものであり、ダクト１１の端部を筒状部２１に挿入して、断熱部２２にダクト１１の端部を突き当てた状態でアルミニウム粘着テープ１８を巻き付けて貼り合わせることにより、ダクトジョイント２０にダクト１１が固定されることとなる。
【００２７】
なお、換気装置１を取付開口部３に装着する前に、枠体５Ａは予めアンカーボルト５とナット５Ａによって天井壁４に取り付けられており、ダクトジョイント２０は枠体５Ａに支持されている。換気装置１の側壁部はネジによって枠体５Ａに固定されている。枠体５Ａにダクトジョイント２０が取り付けられるときに、ダクトジョイント２０は換気装置１側に若干傾いた状態で取り付けられており、換気装置１を枠体５Ａの内部に装着したときに、ダクトジョイント２０は換気装置１に密着するようになっている。ダクトジョイント２０の換気装置１側の面に排気開口部１０の周縁部に接触するシールリングを設けても良い。
【００２８】
このダクトジョイント２０によれば、ダクトジョイント２０の根元周辺部において断熱部２２が設けられているので、ダクトジョイント２０の内部を通過する空気とダクトジョイント２０の外部の空気の温度差や湿度差があっても結露が生じなくなると共に、粘着テープ或いはその他の結合部材で両者を結合するので、ダクトの取付作業性が容易且つ簡単である。
【００２９】
図５は、ダクトジョイント２０の筒状部２１と断熱部２２との間にダクト１１の端部を挿入してアルミニウム粘着テープ１８で固定した状態の断面図である。ダクト１１の端部は圧縮可能であるので、予め筒状部２１の途中までダクト１１の端部を挿入した後、ベルトやレバー等の工具により外周部を縮径させて筒状部２１と断熱部２２の間に挿入する。ダクト１１の端部を筒状部２１と断熱部２２の間に挿入した後、アルミニウム粘着テープ１８を断熱部２２とダクト１１の外周に掛け渡して接着して固定する。
【００３０】
図５のダクト接続構造では、断熱部２２と筒状部２１との間の空間部２３にダクト１１の端部を挿入しているので、断熱部２２の断熱効果が向上すると共に、アルミニウム粘着テープ１８が円筒状に段差無く平坦に貼り合わせることが出来るので、ダクト１１の取付作業性が向上する。
【００３１】
図６は、ダクトジョイント２０の筒状部２１の外側にダクト１１の端部を被せてアルミニウム粘着テープ１８で固定した状態の断面図である。図６のダクト１１の接続構造では、断熱部２２の空間部２３が筒状部２１との間に設けられているので、筒状部２１の根元周辺部分の断熱が行われ、結露等が防止される。
【００３２】
ここで、根元周辺部とは、根元部も含めたその周辺部を意味し、根元部のみ、根元部及び周辺部、根元周辺部のみの全てを含むものとしている。断熱部は根元周辺部であり、根元により多少の間隔をあけた部位に設けても良く、結露防止効果が得られればよい。
【００３３】
図７（ａ）（ｂ）は、ダクトジョイント３０に断熱部としての爪状部３２を設けて爪状部３２と筒状部３１との間にダクト１１の端部を挿入してアルミニウム粘着テープ１８で固定した状態の断面図である。この爪状部３２は、少なくとも一対の爪状部３２がフランジ３３の相対向する位置に形成された切り欠き部３４を切り起こして形成されている。この爪状部３２は、断面が筒状部３１と同心円の円弧断面形状のもので構成されており、ダクト１１の端部を保持しやすく、アルミニウム粘着テープ１８で固定する作業も容易なものとされている。爪状部３２の先端部にダクト１１側に食い込む鈎状部分が形成されており、ダクト１１の装着時の抜けを防止し、取付作業性を向上させている。また、筒状部３１の根元までダクト１１の端部でカバーできるので、筒状部３１の根元周辺部の断熱が行われる。
【００３４】
このように、爪状部３２で断熱部が構成される場合、爪形部３２とダクトジョイント３０の外周部の間にダクトの端部を挿入してダクト１１の端部を断熱体とする構成と、爪状部の外側にダクトジョイント３０を被せ、ダクト１１の端部を断熱体とする構成とが含まれる。このダクトジョイント３０によれば、爪状部３２にダクトの端部を装着するのが容易であり、ダクトジョイントの外周部の全域が断熱されているので、結露等を防止できる。
【００３５】
図８は、ダクトジョイント４０の筒状部４１にダクト１１の端部を被せてリング４４によりダクト１１の端部を固定すると共にアルミニウム粘着テープ１８で固定した状態を示す断面図である。ダクトジョイント４０にはフランジ４２が形成されており、フランジ４２にフック金具４３が取り付けられている。フック金具４３の先端部は筒状部４１側に突出するフック部４３Ａが形成されている。ダクト１１の端部は、リング４４と筒状部４１によって固定されて断熱部を形成しており、このリング４４が結合部材に相当する。リング４４にはフック部４３Ａを挿入する穴４４Ａが形成されており、穴４４Ａにフック部４３Ａが掛止される。フック金具４３とリング４４及びダクト１１の端部の周りにはアルミニウム粘着テープ１８が貼り付けられている。
【００３６】
このダクト接続構造では、ダクト１１の端部に予めリング４４を挿入した後に、ダクト１１の端部をダクトジョイント４０の筒状部４１の根元まで挿入する。次にリング４４をフランジ４２に当接するまでフランジ４２に接近させると、フック金具４３のフック部４３Ａが穴４４Ａに入り込んでリング４４を拘束し、リング４４の移動を禁止する。この状態でアルミニウム粘着テープ１８で固定すると、ダクト１１が固定される。
【００３７】
尚、図８ではリング４４を用いたが、テープ、リング、バンド、ファスナーの何れかであっても良い。リング４４及び粘着テープ１８でダクト１１を固定すると、ダクトジョイントの結露を防止できるのみならず、ダクト１１の端部とダクトジョイント４０の結合が容易であり、取付作業性が向上する。
【００３８】
又、上記の図１乃至図８のダクトジョイント２０，３０，４０では、ダクトジョイント２０，３０，４０の先端部２０Ａ、３０Ａ、４０Ａの絞り加工が不要となる。
【００３９】
図９は、本発明の他の実施の形態にかかる換気装置５０の概略構成を示したものである。図９（ａ）に示す換気装置５０は室内の天井板の上部に取り付けられる天井埋込型（全隠蔽型）のものであるが、図９（ｂ）に部分断面図として示すように、天井部の開口部から吸込口６６が臨むカセット型（半隠蔽型）のものでも良い。図９（ｂ）の半隠蔽型の換気装置のその他の構成は、図９（ａ）の全隠蔽型の構成と同様であるので、その説明を用いる。
【００４０】
換気装置５０においては、通路部等の建物内天井上部に配設される本体ケース５１に、建物外部の空気（外気）を取り入れて室内に供給するための外気導入風路ＡＲ１と、室内空気を取り入れて建物外部に排気するための排気風路ＡＲ２とが形成されている。
【００４１】
また、外気導入風路ＡＲ１と排気風路ＡＲ２とを交差させた交差部分には、建物外部の空気を通過させる外気用通路と室内空気を通過させる排気用通路とで熱交換を行う熱交換素子５２が、設けられている。熱交換素子５２を格納する部位は空間Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄと区切られているが、空間Ａ，Ｂは熱交換素子５２の外気を通す通路を介して接続されている。空間Ｃ，Ｄは熱交換素子５２の室内空気を通す通路を介して接続されている。
【００４２】
本体ケース５１の外気導入風路ＡＲ１にはファンケース５３が設けられており、ファンケース５３の内部にシロッコファン５４Ｂが配設されている。シロッコファン５４Ｂはモーター５５の回転軸に取り付けられている。モーター５５は外気導入風路ＡＲ１と排気風路ＡＲ２の仕切壁５５Ａに取り付けられており、モーター５５の回転軸は仕切壁５５Ａの両側に突出している。
【００４３】
本体ケース５１の外気導入風路ＡＲ１側の側壁６５Ｂには外気を取り入れるための外気の入り口Ｈ１が開口されている。この入り口Ｈ１には、ダクトジョイント５６が設けられている。ダクトジョイント５６はダクト１１を介して建物の外部に臨んでおり、建物の外部の外気を導入可能とされている。
【００４４】
本体ケース５１の外気導入風路ＡＲ１の熱交換素子５２の下流側の側壁部６５Ａには、導入した外気の出口Ｈ２が形成されており、この出口Ｈ２にダクトジョイント５７が設けられている。ダクトジョイント５７には外気を供給する部屋に通じるダクト１１Ｂが接続されている。ダクトジョイント５６から導入された外気はダクトジョイント５７に接続されたダクト１１Ｂを介して各部屋に供給される。なお、熱交換素子５２の外気を通過させる通路の上流側にはフィルター５８が装備されている。
【００４５】
排気風路ＡＲ２には、ファンケース５９が設けられており、ファンケース５９の内部にシロッコファン５４Ａが配設されている。シロッコファン５４Ａはモーター５５の回転軸に取り付けられている。シロッコファン５４Ａ、５４Ｂの羽はモーター５５の回転軸の回転方向が同一でもそれぞれ空気を中央部から取り込んでファンの外側に排出できるように向けられている。
【００４６】
本体ケース５１の側壁部６５Ａには排気風路ＡＲ２の入り口Ｈ３が形成されており、入り口Ｈ３にはダクトジョイント６２が設けられている。ダクトジョイント６２にはダクト１１Ｃが接続されており、ダクト１１Ｃを介して換気装置５０内部に室内空気を吸い込むことができるようになっている。排気風路ＡＲ２の熱交換素子５２の下流側の側壁部６５Ｂには、室内の空気の出口Ｈ４が形成されており、この出口Ｈ４にダクトジョイント６０が設けられている。ダクトジョイント６０はダクト１１Ｄを介して建物の外部に臨んでいる。熱交換素子５２の室内空気を通す通路の上流側にはフィルター６１が装備されている。
【００４７】
モーター５５は、リレースイッチＳＷ１を介して商用電源６３に接続されている。リレースイッチＳＷ１は制御装置６４によりオンオフされて、モーター５５に給電したり、給電を遮断する。
【００４８】
ダクトジョイント５６，５７，６２，６０は、図４（ａ）、（ｂ）に示すダクトジョイント２０で構成される。ダクトジョイント２０の構成及びダクト接続構造は、上述の通りであるので、その説明を援用する。
【００４９】
特に、外気と室内空気とを熱交換させる熱交換型換気装置は、外気と室内空気の温度差により結露しやすいので、本件実施の形態にかかる換気装置の断熱部特に空気層２３による断熱層と用いることにより、より高い結露防止効果が得られ、ダクトジョイン２０トやダクトの結露を防止出来る。
【００５０】
このような、換気装置５０の開口部Ｈ１〜Ｈ４にダクトジョイント２０を取り付ける場合にはダクトジョイント２０の設置個数が多くなるので、ダクトジョイント２０のような構成のものを用いると、結合部材であるアルミニウム粘着テープ１８の接着が容易であるので、ダクト１１Ａ、１１Ｂ、１１Ｃ、１１Ｄの接続作業が容易となり、換気装置５０の設置作業をより容易なものとすることができる。
【００５１】
【発明の効果】
以上述べたように、本願の請求項１のダクトジョイント及び請求項２の空調装置によれば、ダクトジョイントの根元周辺部において断熱部が設けられているので、ダクトジョイントの内部を通過する空気とダクトジョイントの外部の空気の温度差や湿度差があっても結露が生じなくなると共に、粘着テープ或いはその他の結合部材で両者を結合するので、ダクトの取付作業性が容易且つ簡単である。
【００５２】
また、請求項１のダクトジョイント及び請求項２の空調装置によれば、ダクトジョイントの筒状部の外周と筒状部の内周との間に断熱層が形成されているので、結露等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明の実施の形態にかかる空調装置としての浴室換気装置の構成を示したものである。
【図２】図２は図１の浴室換気装置の平面図である。
【図３】図３は図１の浴室換気装置の浴室側から見た底面図である。
【図４】（ａ）は図１のダクトジョイントとダクトの端部の接続構造の断面図であり、（ｂ）は図１のダクトジョイントの斜視図である。
【図５】図５はダクトジョイントと断熱部との間にダクトの端部を挿入してアルミニウム粘着テープで固定した状態の断面図である。
【図６】図６はダクトジョイントの断熱部の外側にダクトの端部を被せてアルミニウム粘着テープで固定した状態の断面図である。
【図７】図７（ａ）はダクトジョイントの外周部の爪状部と外周部の間にダクトの端部を挿入してアルミニウム粘着テープで固定した状態の断面図、（ｂ）はダクトジョイントダクトの装着状態を示す斜視図である。
【図８】図８はダクトジョイントの外周部にダクトの端部を被せてリングによりダクト端部を固定した状態を示す断面図である。
【図９】（ａ）は室内天井の上部に隠蔽される全隠蔽型の換気装置のダクト接続状態を示す図、（ｂ）は室内天井の開口部から一部が室内に露出する半隠蔽型の換気装置のダクト接続構造を示す図である。
【図１０】従来の換気装置のダクト接続構造及びダクトジョイントの断面図である。
【図１１】従来のダクトジョイントの断面図である。
【符号の説明】
１換気装置
２浴室の天井部
３取付開口部
３Ａ枠体
４天井壁
５アンカーボルト
６導入開口部
７シロッコファン
８ファンケース
９吸引開口部
１０排気開口部
１１ダクト
１２排気風路
１３ダンパー
１４環流風路
１５ヒーター
１６排気口
１７ダクトジョイント
１８アルミニウム粘着テープ
２０ダクトジョイント
２１筒状部
２２断熱部
２３空間部
３０ダクトジョイント
３１筒状部
３２爪状部
３３フランジ
４０ダクトジョイント
４１筒状部
４２フランジ
４３フック金具
４３Ａフック部
４４リング
４４Ａ穴[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a duct joint of a duct connected to an air conditioner such as a ventilator, a bathroom drying ventilator, or an air conditioner, and an air conditioner.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, what is shown in FIG. 10, FIG. 11 is known as a duct joint and air conditioner of a ventilator. In these drawings, the ventilation device 1 is disposed in the mounting opening 3 of the bathroom ceiling 2 and is supported by anchor bolts 5 attached to the ceiling wall 4 provided on the bathroom ceiling 2. . An introduction opening 6 for taking in bathroom air into the ventilation device 1 is formed inside the bathroom of the ventilation device 1, and a fan case 8 for installing a sirocco fan 7 is installed in the introduction opening 6. ing. The fan case 8 is formed with a suction opening 9 for introducing air and an exhaust opening 10 for discharging air. The sirocco fan 7 sucks air from the suction opening 9 and exhausts air from the exhaust opening 10. It can be done. On the downstream side of the exhaust opening 10 of the fan case 8, the exhaust air passage 12 for discharging the sucked air to the outside of the building through the duct 11, and the direction of the sucked air by the damper 13 are changed in the bathroom. And a damper 13 is provided at a branch portion between the reflux air passage 14 and the exhaust air passage 12. The reflux air passage 14 is provided with a heater 15 so that the air circulating in the bathroom can be heated by the heater 15.
[0003]
An exhaust port 16 is opened in the exhaust air passage 12 of the ventilation device 1, and a duct joint 17 is attached to the peripheral portion of the exhaust port 16. The duct joint 17 has a cylindrical shape that is the same size as the exhaust port 16, and the duct 11 is attached to the tip of the duct joint 17 and is fixed to the root of the duct joint 17 with an aluminum adhesive tape 18.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 7-171299 (paragraph 0004, FIG. 6)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional duct joint and duct connection structure, in order to fix the end of the duct 11 to the root of the duct joint 17 with the aluminum adhesive tape 18, the root of the duct joint 17 is exposed and pasted. There is a need. For this reason, there is a concern that the heat insulating effect is reduced in the pasting portion 18A that is not covered with the duct 11 of the duct joint 17, condensation is likely to occur, and mold or the like is generated.
[0006]
In order to insulate this part, there is a method in which a heat insulating material such as glass wool is further wound on the aluminum adhesive tape 18 and is fixed again with the adhesive tape 18 on the wound heat insulating material. There is a problem that it takes time and effort to perform various processes.
[0007]
Further, since a step corresponding to the thickness of the duct 11 is formed between the end of the duct 11 and the pasting portion 18A of the duct joint 17, the end portion of the aluminum adhesive tape 18 is wrinkled even when the aluminum adhesive tape 18 is bonded. There is a problem that it is possible and work is difficult.
[0008]
The present invention has been made paying attention to such a problem. In an air conditioner such as a ventilator, a bathroom ventilator, or an air conditioner, the duct is more easily and effectively connected, and the heat insulation performance is improved. It is an object of the present invention to provide a duct joint and an air conditioner that can be used.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the duct joint of the air conditioning apparatus of claim 1, et provided in the air conditioning apparatus is, an da transfected joint having a tubular portion which duct extends at a predetermined portion of the building are connected,
The heat insulating portion of the cylindrical body shape of substantially the same diameter as the diameter a is and the duct than the tubular portion, the root original periphery of the tubular portion, so the outer periphery of the cylindrical portion covering a predetermined distance Continuously formed into
The duct is connected to the tubular part, and the end of the duct is brought into contact with the heat insulating part to form a closed space by the tubular part, the heat insulating part, and the end of the duct,
The space is a heat insulating layer .
[0010]
The air conditioner includes a ventilator, a bathroom ventilator, an air conditioner or the like. The duct joint may be provided integrally with the air conditioner, or may be provided separately in the air conditioner. The heat insulating part that fixes the duct is formed by a cylindrical part having the same thickness or substantially the same thickness at the end of the duct, and the height of the end of the duct and the cylindrical part is the same. It may be fixed with an adhesive tape or a band. Moreover, the cylindrical body which pinches | interposes the edge part of a duct with the outer peripheral part of a duct joint may be sufficient, and it may be engage | inserted inside the edge part of a duct. Further, the heat insulating portion of the duct joint may be configured such that when the end of the duct is inserted to the periphery of the root of the duct joint, the periphery of the end of the duct is sandwiched between claws. The root peripheral portion means the peripheral portion including the root portion, and includes only the root portion, the root portion and the peripheral portion, and only the root peripheral portion. The heat insulating part is a peripheral part of the base, and may be provided at a part spaced a little from the base, and an effect of preventing condensation is obtained.
[0011]
According to the duct joint of claim 1 , since the heat insulating portion is provided at the base periphery of the duct joint, there is a temperature difference or humidity difference between the air passing through the inside of the duct joint and the air outside the duct joint. In addition, no condensation occurs, and both are connected by an adhesive tape or other connecting member, so that the duct mounting workability is easy and simple.
[0013]
Moreover, according to the duct joint of Claim 1 , since the heat insulation layer is formed between the outer periphery of the cylindrical part of the duct joint and the inner periphery of the cylindrical part, dew condensation etc. can be prevented.
[0014]
Air conditioning system of claim 2, the duct joint having a tubular portion which duct extends at a predetermined portion of the building in the opening of the air conditioner is connected is provided, in the air conditioning system for connecting the duct,
A cylindrical heat insulating portion having a diameter larger than that of the tubular portion and substantially the same diameter as the duct is provided so as to cover the periphery of the base portion of the tubular portion with a predetermined distance from the outer periphery of the tubular portion. Continuously forming,
The duct is connected to the tubular part, and the end of the duct is brought into contact with the heat insulating part to form a closed space by the tubular part, the heat insulating part, and the end of the duct,
The space as a heat insulation layer,
An end portion of the duct and the heat insulating portion are coupled by a coupling member.
[0015]
According to the air conditioner of claim 2 , as with the first duct joint, no condensation occurs even if there is a temperature difference or humidity difference between the air passing through the inside of the duct joint and the air outside the duct joint. Since both are connected with an adhesive tape or other connecting members, the duct workability is easy and simple.
[0017]
Further , according to the air conditioner of the second aspect , since the heat insulating layer is formed between the outer periphery of the tubular portion of the duct joint and the inner periphery of the tubular portion, it is possible to prevent condensation and the like.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a duct joint and an air conditioner according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0019]
FIG. 1 shows a configuration of a bathroom ventilator as an air conditioner according to an embodiment of the present invention. 2 is a plan view of the bathroom ventilator of FIG. 1, and FIG. 3 is a bottom view of the bathroom ventilator of FIG. 1 viewed from the bathroom side. 4A shows a connection structure between the duct joint of FIG. 1 and the end of the duct, and FIG. 4B is a perspective view of the duct joint of FIG.
[0020]
The ventilator of FIG. 1 is different from that shown in FIG. 10 in the duct joint 20 and other configurations are the same as those of the ventilator 1 of FIG.
[0021]
That is, the ventilator 1 is disposed in the mounting opening 3 of the bathroom ceiling 2, and a rectangular frame 5 A is attached around the ventilator 1, and the frame 5 A is a ceiling wall above the bathroom ceiling 2. 4 is supported by an anchor bolt 5 attached to 4.
[0022]
An introduction opening 6 for taking in bathroom air into the ventilation device 1 is formed inside the bathroom of the ventilation device 1, and a fan case 8 for installing a sirocco fan 7 is installed in the introduction opening 6. ing.
[0023]
The introduction opening 6 is covered with a cosmetic front panel (not shown) having an air inlet / outlet opening. The fan case 8 is formed with a suction opening 9 for introducing air and an exhaust opening 10 for discharging air. The sirocco fan 7 sucks air from the suction opening 9 and exhausts air from the exhaust opening 10. It can be done. The sirocco fan 7 is passed through a shaft S of a motor M1 provided in the shape of the ventilation device 1, and the tip of the shaft S is fixed by a nut. The motor M1 rotates the sirocco fan 7 in response to a drive signal from a control device (not shown), sucks air from the introduction opening 6 and the suction opening 9, and exhausts it from the exhaust opening 10.
[0024]
In the ventilator 1, on the downstream side of the exhaust opening 10 of the fan case 8, the exhaust air passage 12 for discharging the sucked air to the outside of the building through the duct 11 and the direction of the sucked air are changed by the damper 13. A recirculation air passage 14 is provided for returning to the bathroom. A damper 13 is provided at a branch portion between the reflux air passage 14 and the exhaust air passage 12. The damper 13 is moved up and down by a motor M2 provided in the shape of the ventilation device 1, a gear mechanism Gb for converting the power of the motor M2 into a swinging motion, and a link mechanism (not shown) provided on the rotating shaft of the damper 13. The motor is movable and controlled to stop at a predetermined angle depending on the number of rotations of the motor M2. The reflux air passage 14 is provided with a heater 15 so that the air circulating in the bathroom can be heated by the heater 15.
[0025]
A duct joint 20 is attached to the peripheral portion of the exhaust port 16 of the exhaust air passage 12 of the ventilation device 1. The duct joint 20 has the same cylindrical shape as the exhaust port 16, and the duct 11 is attached to the outer periphery of the duct joint 20, and the outer periphery of the duct joint 20 is formed by an aluminum adhesive tape 18 as a coupling member. Fixed to.
[0026]
As shown in FIGS. 4A and 4B, the duct joint 20 has a heat insulating portion 22 formed around the root of the cylindrical portion 21. In this embodiment, the heat insulating part 22 is formed in a cylindrical shape having a larger diameter than the cylindrical part 21. The outer diameter of the heat insulating portion 22 is set to be substantially the same as the outer diameter of the duct 11, and the height of the heat insulating portion 22 and the height of the duct 11 are set when the end of the duct 11 is abutted against the heat insulating portion 22. It is comprised so that it may become substantially equal. A space 23 serving as a heat insulating portion is provided between the outer peripheral portion and the inner periphery of the cylindrical portion 21, and this space portion 23 exhibits a heat insulating effect by forming a heat insulating layer by an air layer. It is supposed to be. The outer peripheral surface of the heat insulating part 22 is used as an adhesive for the aluminum adhesive tape 18, the end of the duct 11 is inserted into the tubular part 21, and the end of the duct 11 is abutted against the heat insulating part 22. The duct 11 is fixed to the duct joint 20 by wrapping the aluminum adhesive tape 18 together.
[0027]
Before attaching the ventilation device 1 to the attachment opening 3, the frame 5A is previously attached to the ceiling wall 4 by the anchor bolt 5 and the nut 5A, and the duct joint 20 is supported by the frame 5A. The side wall of the ventilation device 1 is fixed to the frame 5A with screws. When the duct joint 20 is attached to the frame 5A, the duct joint 20 is attached to the ventilation device 1 in a slightly inclined state. When the ventilation device 1 is mounted inside the frame 5A, the duct joint 20 is attached. Is in close contact with the ventilator 1. A seal ring that contacts the peripheral edge of the exhaust opening 10 may be provided on the surface of the duct joint 20 on the ventilation device 1 side.
[0028]
According to this duct joint 20, since the heat insulating portion 22 is provided at the base peripheral portion of the duct joint 20, a temperature difference or humidity difference between the air passing through the inside of the duct joint 20 and the air outside the duct joint 20 is reduced. Even if it exists, dew condensation does not occur, and both are coupled by an adhesive tape or other coupling member, so the duct workability is easy and simple.
[0029]
FIG. 5 is a cross-sectional view of a state in which the end portion of the duct 11 is inserted between the tubular portion 21 and the heat insulating portion 22 of the duct joint 20 and fixed with the aluminum adhesive tape 18. Since the end portion of the duct 11 can be compressed, after inserting the end portion of the duct 11 to the middle of the tubular portion 21 in advance, the outer peripheral portion is reduced in diameter by a tool such as a belt or a lever to insulate the tubular portion 21 from the heat. Insert between the parts 22. After the end portion of the duct 11 is inserted between the tubular portion 21 and the heat insulating portion 22, the aluminum adhesive tape 18 is stretched over and adhered to the heat insulating portion 22 and the outer periphery of the duct 11.
[0030]
In the duct connection structure of FIG. 5, since the end of the duct 11 is inserted into the space 23 between the heat insulating portion 22 and the tubular portion 21, the heat insulating effect of the heat insulating portion 22 is improved and the aluminum adhesive tape Since 18 can be bonded flatly without any step in a cylindrical shape, the mounting workability of the duct 11 is improved.
[0031]
FIG. 6 is a cross-sectional view of a state in which the end of the duct 11 is put on the outside of the tubular portion 21 of the duct joint 20 and fixed with the aluminum adhesive tape 18. In the connection structure of the duct 11 in FIG. 6, since the space portion 23 of the heat insulating portion 22 is provided between the tubular portion 21, the base peripheral portion of the tubular portion 21 is thermally insulated to prevent condensation and the like. Is done.
[0032]
Here, the root peripheral portion means the peripheral portion including the root portion, and includes only the root portion, the root portion and the peripheral portion, and only the root peripheral portion. The heat insulating part is the base peripheral part, and may be provided at a part spaced apart by the base as long as the effect of preventing condensation is obtained.
[0033]
7 (a) and 7 (b) show an aluminum adhesive tape in which a claw-like portion 32 as a heat insulating portion is provided in the duct joint 30 and an end portion of the duct 11 is inserted between the claw-like portion 32 and the tubular portion 31. FIG. The claw-like portion 32 is formed by cutting and raising a notch portion 34 formed at a position where at least a pair of claw-like portions 32 face each other on the flange 33. The claw-like portion 32 is formed of an arc cross-sectional shape that is concentric with the cylindrical portion 31, easily holds the end of the duct 11, and is easily fixed with the aluminum adhesive tape 18. Has been. A hook-shaped portion that bites into the duct 11 side is formed at the tip of the claw-shaped portion 32, preventing the duct 11 from being detached when the duct 11 is mounted, and improving the mounting workability. In addition, since the end of the duct 11 can be covered up to the root of the cylindrical portion 31, the periphery of the root portion of the cylindrical portion 31 is insulated.
[0034]
Thus, when a heat insulation part is comprised by the nail | claw-shaped part 32, the edge part of a duct 11 is inserted between the outer peripheral part of the nail | claw-shaped part 32 and the duct joint 30, and the edge part of the duct 11 is used as a heat insulating body. And a configuration in which the duct joint 30 is covered on the outside of the claw-shaped portion and the end portion of the duct 11 is a heat insulator. According to this duct joint 30, it is easy to attach the end portion of the duct to the claw-like portion 32, and since the entire outer periphery of the duct joint is thermally insulated, condensation and the like can be prevented.
[0035]
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a state in which the end portion of the duct 11 is covered with the tubular portion 41 of the duct joint 40 and the end portion of the duct 11 is fixed by the ring 44 and is fixed by the aluminum adhesive tape 18. A flange 42 is formed in the duct joint 40, and a hook metal fitting 43 is attached to the flange 42. A hook portion 43A that protrudes toward the cylindrical portion 41 is formed at the tip of the hook metal fitting 43. An end portion of the duct 11 is fixed by a ring 44 and a cylindrical portion 41 to form a heat insulating portion, and the ring 44 corresponds to a coupling member. The ring 44 is formed with a hole 44A for inserting the hook portion 43A, and the hook portion 43A is hooked on the hole 44A. An aluminum adhesive tape 18 is affixed around the hook metal fitting 43 and the ring 44 and the end of the duct 11.
[0036]
In this duct connection structure, the ring 44 is inserted into the end portion of the duct 11 in advance, and then the end portion of the duct 11 is inserted to the base of the tubular portion 41 of the duct joint 40. Next, when the ring 44 is brought close to the flange 42 until it abuts against the flange 42, the hook portion 43A of the hook metal fitting 43 enters the hole 44A, restrains the ring 44, and prohibits the movement of the ring 44. If it fixes with the aluminum adhesive tape 18 in this state, the duct 11 will be fixed.
[0037]
In FIG. 8, the ring 44 is used, but it may be a tape, a ring, a band, or a fastener. Fixing the duct 11 with the ring 44 and the adhesive tape 18 not only prevents the condensation of the duct joint, but also facilitates the connection between the end of the duct 11 and the duct joint 40 and improves the mounting workability.
[0038]
Further, in the duct joints 20, 30, and 40 of FIGS. 1 to 8 described above, drawing processing of the end portions 20 A, 30 A, and 40 A of the duct joints 20, 30, and 40 is not necessary.
[0039]
FIG. 9 shows a schematic configuration of a ventilation device 50 according to another embodiment of the present invention. The ventilation device 50 shown in FIG. 9 (a) is of a ceiling-embedded type (totally concealed type) attached to the upper part of the indoor ceiling plate, but as shown in FIG. 9 (b) as a partial cross-sectional view, A cassette type (semi-concealed type) in which the suction port 66 faces from the opening of the part may be used. The other configuration of the semi-concealment type ventilation device of FIG. 9B is the same as the configuration of the full concealment type of FIG.
[0040]
In the ventilator 50, an outside air introduction air path AR1 for taking in air outside the building (outside air) and supplying it to the room into a main body case 51 disposed on the ceiling in the building such as a passage portion, and indoor air. An exhaust air passage AR2 is formed for taking in and exhausting outside the building.
[0041]
In addition, a heat exchange element that performs heat exchange between an outside air passage through which air outside the building passes and an exhaust passage through which room air passes is provided at the intersection of the outside air introduction air passage AR1 and the exhaust air passage AR2. 52 is provided. Although the part which stores the heat exchange element 52 is divided into spaces A, B, C and D, the spaces A and B are connected via a passage through which the outside air of the heat exchange element 52 passes. The spaces C and D are connected through a passage through which room air of the heat exchange element 52 passes.
[0042]
A fan case 53 is provided in the outside air introduction air path AR 1 of the main body case 51, and a sirocco fan 54 B is disposed inside the fan case 53. The sirocco fan 54B is attached to the rotating shaft of the motor 55. The motor 55 is attached to the partition wall 55A of the outside air introduction air path AR1 and the exhaust air path AR2, and the rotation shaft of the motor 55 protrudes on both sides of the partition wall 55A.
[0043]
An outside air inlet H1 for taking in outside air is opened in the side wall 65B of the main body case 51 on the outside air introduction air path AR1 side. A duct joint 56 is provided at the entrance H1. The duct joint 56 faces the outside of the building via the duct 11 and can introduce outside air outside the building.
[0044]
An outlet H2 for the introduced outside air is formed in the side wall 65A on the downstream side of the heat exchange element 52 of the outside air introduction air path AR1 of the main body case 51, and a duct joint 57 is provided at the outlet H2. The duct joint 57 is connected to a duct 11B that leads to a room for supplying outside air. The outside air introduced from the duct joint 56 is supplied to each room through the duct 11 B connected to the duct joint 57. A filter 58 is provided on the upstream side of the passage through which the outside air of the heat exchange element 52 passes.
[0045]
A fan case 59 is provided in the exhaust air path AR 2, and a sirocco fan 54 A is disposed inside the fan case 59. The sirocco fan 54 A is attached to the rotating shaft of the motor 55. The wings of the sirocco fans 54A and 54B are directed so that air can be taken in from the central portion and discharged to the outside of the fan even if the rotation direction of the rotating shaft of the motor 55 is the same.
[0046]
An entrance H3 of the exhaust air path AR2 is formed in the side wall portion 65A of the main body case 51, and a duct joint 62 is provided in the entrance H3. The duct 11C is connected to the duct joint 62, and indoor air can be sucked into the ventilation device 50 through the duct 11C. An indoor air outlet H4 is formed in the side wall 65B on the downstream side of the heat exchange element 52 in the exhaust air passage AR2, and a duct joint 60 is provided in the outlet H4. The duct joint 60 faces the outside of the building through the duct 11D. A filter 61 is provided on the upstream side of the passage of the heat exchange element 52 through which room air passes.
[0047]
The motor 55 is connected to the commercial power supply 63 via the relay switch SW1. The relay switch SW1 is turned on / off by the control device 64 to supply power to the motor 55 or to cut off the power supply.
[0048]
The duct joints 56, 57, 62, and 60 are constituted by the duct joint 20 shown in FIGS. 4 (a) and 4 (b). Since the structure of the duct joint 20 and the duct connection structure are as described above, the description thereof is incorporated.
[0049]
In particular, a heat exchange type ventilator that exchanges heat between the outside air and room air is likely to condense due to a temperature difference between the outside air and room air. Therefore, the heat insulation part of the ventilation device according to the present embodiment, in particular, the heat insulation layer formed by the air layer 23 and By using it, a higher dew condensation prevention effect can be obtained, and dew condensation on the duct join 20 and the duct can be prevented.
[0050]
When the duct joint 20 is attached to the openings H1 to H4 of the ventilator 50, the number of the duct joints 20 is increased. Since the adhesion of the aluminum adhesive tape 18 is easy, the connection work of the ducts 11A, 11B, 11C, and 11D becomes easy, and the installation work of the ventilation device 50 can be made easier.
[0051]
【The invention's effect】
As described above, according to the air conditioner duct joints and claim 2 of claim 1 of the present application, since the heat insulating portion is provided at the root periphery of the duct joint, the air passing through the interior of the duct joint Condensation does not occur even if there is a temperature difference or humidity difference in the air outside the duct joint, and both are connected by an adhesive tape or other connecting member, so the duct mounting workability is easy and simple.
[0052]
Further, according to the air conditioner duct joints and claim 2 of claim 1, since the heat insulating layer is formed between the inner periphery of the outer peripheral cylindrical portion of the cylindrical portion of the duct joint, condensation, etc. Can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows a configuration of a bathroom ventilator as an air conditioner according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the bathroom ventilator of FIG.
FIG. 3 is a bottom view of the bathroom ventilator of FIG. 1 as viewed from the bathroom side.
4A is a cross-sectional view of a connection structure between the duct joint of FIG. 1 and an end portion of the duct, and FIG. 4B is a perspective view of the duct joint of FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a state in which an end portion of a duct is inserted between a duct joint and a heat insulating portion and fixed with an aluminum adhesive tape.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a state in which the end of the duct is placed outside the heat insulating portion of the duct joint and fixed with an aluminum adhesive tape.
7A is a cross-sectional view of a state where the end of the duct is inserted between the claw-like portion of the outer periphery of the duct joint and the outer periphery, and is fixed with aluminum adhesive tape, and FIG. 7B is the duct joint. It is a perspective view which shows the mounting state of a duct.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a state in which the end of the duct is put on the outer periphery of the duct joint and the end of the duct is fixed by a ring.
FIG. 9A is a diagram showing a duct connection state of a fully concealed ventilation device concealed in the upper part of the indoor ceiling, and FIG. It is a figure which shows the duct connection structure of other ventilation apparatus.
FIG. 10 is a cross-sectional view of a duct connection structure and a duct joint of a conventional ventilation device.
FIG. 11 is a cross-sectional view of a conventional duct joint.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Ventilator 2 Bathroom ceiling part 3 Installation opening part 3A Frame 4 Ceiling wall 5 Anchor bolt 6 Introduction opening part 7 Sirocco fan 8 Fan case 9 Suction opening part 10 Exhaust opening part 11 Duct 12 Exhaust air path 13 Damper 14 Passage 15 Heater 16 Exhaust port 17 Duct joint 18 Aluminum adhesive tape 20 Duct joint 21 Tubular part 22 Heat insulation part 23 Space part 30 Duct joint 31 Tubular part 32 Claw part 33 Flange 40 Duct joint 41 Tubular part 42 Flange 43 Hook Metal fitting 43A Hook 44 Ring 44A Hole

Claims

Et al provided an air conditioning system which provides a duct joint having a tubular portion which duct extends at a predetermined portion of the building are connected,
The heat insulating portion of the cylindrical body shape of substantially the same diameter as the diameter a is and the duct than the tubular portion, the root original periphery of the tubular portion, so the outer periphery of the cylindrical portion covering a predetermined distance Continuously formed into
The duct is connected to the tubular part, and the end of the duct is brought into contact with the heat insulating part to form a closed space by the tubular part, the heat insulating part, and the end of the duct,
A duct joint of an air conditioner, wherein the space is a heat insulating layer .

Da transfected joint duct extending in a predetermined portion of the building in the opening of the air conditioner had a cylindrical portion connected provided, in an air conditioning system that connects the da click DOO,
A cylindrical heat insulating portion having a diameter larger than that of the tubular portion and substantially the same diameter as the duct is provided so as to cover the periphery of the base portion of the tubular portion with a predetermined distance from the outer periphery of the tubular portion. Continuously formed,
The duct is connected to the tubular part, and the end of the duct is brought into contact with the heat insulating part to form a closed space by the tubular part, the heat insulating part, and the end of the duct,
The space as a heat insulation layer,
An air conditioner characterized in that an end portion of the duct and the heat insulating portion are coupled by a coupling member.