JP4075226B2 - Permanent magnet rotor permanent magnet - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、モーターの永久磁石回転子に用いられる永久磁石に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気自動車ならびにHV(Hybrid Vehicle)の駆動力源として、高出力且つ高効率のモーターが要求されており、近年開発が盛んとなっている。電気自動車ならびにHVの駆動力源として用いられるモーターの例として、回転子に永久磁石を組み込んだ永久磁石回転子を用いたブラシレスモーターが挙げられる。
【0003】
永久磁石回転子を回転させる駆動力は永久磁石の磁束密度に比例するため、高出力のモーターを得るには磁力の強い永久磁石を用いることが好適である。このような永久磁石としては、最近では希土類を原料とした永久磁石が用いられており、例としてネオジウムを主原料としたネオジウム・鉄・ボロン磁石(以下ネオジ磁石と称する)がある。
【0004】
図1は従来の永久磁石回転子及びこれに用いられる永久磁石の一例の概観を示した図である。回転子11はケイ素鋼板等の軟磁性金属の薄板を積層した構造となっており、円筒形の形状を有する。また回転子11は永久磁石を挿入する複数の永久磁石挿入口12及び回転子11の回転軸となるシャフト13を有する。永久磁石14はネオジ磁石単体で構成されており、回転子11の永久磁石挿入口12に挿入することで隙間無く保持される。また、隣接する永久磁石挿入口に挿入される永久磁石は、互いに異なる磁極が回転子11の外側を向くように設置される。すなわち各々の永久磁石が回転子の磁極に該当する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
回転子11が回転すると、永久磁石14を横切る磁束に変化が起こるため、この磁束の変化を妨げる方向に永久磁石14の内部全体に渦電流が発生する。渦電流の発生により永久磁石は発熱し、このため永久磁石の磁力が損なわれ、その結果、モーターの効率の低下や、モーターの寿命の短縮という問題が発生する。この問題に対する従来の解決方法として、特開平4−79741号公報では、複数の永久磁石の薄板間に絶縁材料を挟んで互いに絶縁し、且つ磁束の通過する方向に対してほぼ平行となるように積層して永久磁石を形成することにより、発生する渦電流を軽減している。また、特開平6−70520号公報では、複数の永久磁石片を回転子の周方向に互いに絶縁しながら配列することによって一つの磁極を形成し、発生する渦電流を軽減している。
【0006】
上述のような従来技術では、永久磁石を細分化し、互いに絶縁することで永久磁石が横切る磁束の変化を軽減し、渦電流の軽減を行っていた。しかしこれらの永久磁石の製造では、絶縁材料の挟み込みの工程が必要になるため製造コストが高くなる問題があった。また従来技術では絶縁材料の厚さの分だけ磁束密度が減少するため、永久磁石の細分数が多いことは磁石の性能上望ましくない。このため実際のモーターでは、一つの磁極を形成する永久磁石の個数は数個程度となり、渦電流の軽減の効果が現れないことも問題となっていた。
【0007】
この発明は、以上の課題を鑑みてなされたもので、回転子の回転により発生する渦電流を軽減でき、且つ製造が容易である永久磁石回転子の永久磁石を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の永久磁石は、永久磁石回転子に固定され、前記回転子の複数の磁極をそれぞれ形成する永久磁石であって、
各永久磁石は、前記回転子の円周方向に関して所定の間隔を置いた状態で軸方向に挿入保持されるとともに、高磁力を有する複数の強磁磁石素片間に格子状をなす絶縁磁石素片を挟んで一体化されて前記複数の強磁磁石素片が前記円周方向および前記軸方向において互いに絶縁状態に構成されていることを特徴とするものである。
【0009】
また、この発明の永久磁石において、隣接する磁極に近接した部分ついて前記強磁磁石素片の円周方向幅を他の部分よりも狭く形成してもよい。
【0010】
また、この発明の永久磁石において、隣接する磁極に近接する部分について前記絶縁磁石素片の円周方向幅を他の部分よりも広く形成してもよい。
【0011】
さらに、この発明の永久磁石において、表面全体が防錆磁石層で被覆されていてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に従って説明する。
【0014】
実施の形態1.
図2は、本発明の実施の形態1に係る永久磁石の一例の概観図である。以下、図を用いて実施の形態1の永久磁石の構成について説明する。
【0015】
永久磁石21は複数のネオジ磁石22と、それらの間に挟まれたフェライト磁石23とが一体化し、格子状の配置となっている。また図2のネオジ磁石22に描かれた矢印は、永久磁石21の底面から上面へ透過する磁束を横切る際に発生する渦電流の流れる方向を示したものである。また、図3は実施の形態1の永久磁石を用いる永久磁石回転子の概観を示した図である。回転子31、永久磁石挿入口32及びシャフト33は、図1の回転子11の対応する部位と同一の構造又は機能を有するので説明を省略する。図2の永久磁石21は、永久磁石挿入口32に挿入することで隙間無く保持され、回転子の一磁極を形成する。また、隣接する永久磁石挿入口に挿入される永久磁石は、互いに異なる磁極が回転子31の外側を向くように設置される。
【0016】
回転子31の回転により永久磁石21内に発生する渦電流の電流値は、各々のネオジ磁石が横切る磁束の変化によって決まる。また、フェライト磁石は比抵抗が高いため、渦電流は各々のネオジ磁石内に留まり、結果として渦電流を軽減できる。また、従来の絶縁材料を挟み込む場合と比較すると、永久磁石全体の磁束密度は高くなる。
【0017】
実施の形態1の永久磁石では、格子状となるようフェライト磁石がネオジ磁石を仕切る構成となっているが、ネオジ磁石が互いに隣接していなければ、フェライト磁石による仕切り方はどのような方法でもよい。また、発生する渦電流を軽減させるには、個々のネオジ磁石はより微少であることが好適である。
【0018】
実際のモーターでは、回転子31の周辺に複数の固定子磁極(図示せず)が設けられており、回転子31の回転により永久磁石が固定子磁極を通過する際に磁束の変化が起きることにより、コギングと呼ばれる回転子の駆動力の変調が発生し、モーターの効率が低下する。これを防ぐために従来では、図1の永久磁石14でも示されている通り、永久磁石の隣接する磁極に近接する部分の厚さを薄くして磁束密度を減少させることで対応してきた。
【0019】
図4は実施の形態1の永久磁石の応用例を示した図である。図4において、それぞれの永久磁石は奥行方向に回転子31に挿入するものとする。図4(a)は隣接する磁極に近接した部分については、フェライト磁石の仕切りの間隔を狭くしていることを特徴としている。また、図4(b)は隣接する磁極に近接した部分については、フェライト磁石の幅を広げていることを特徴としている。図4で示した通り、実施の形態1の永久磁石では、ネオジ磁石と比較して磁束密度の低いフェライト磁石の体積比率を増やすことで磁束密度を減少できるため、全体の形状を変化させずコギングに対応した永久磁石を得ることができる。
【0020】
図5は実施の形態1の永久磁石の生成方法を示したフローチャートである。以下、実施の形態1の永久磁石の生成方法について説明する。
【0021】
まず、ネオジ磁石の原料粉を圧縮型に詰め込み、圧縮することによってネオジ磁石素片の原形を形成する(ステップS51)。次にフェライト磁石の原料粉を、フェライト磁石がネオジ磁石素片原形を格子状に仕切るよう圧縮型に詰め込み、圧縮して永久磁石原形を形成する(ステップS52)。ステップS51とステップS52では、同一の圧縮型を用いて圧縮操作を行えることが好適である。
【0022】
次に形成した永久磁石原形を圧縮型から外し、焼結する(ステップS53)。これにより永久磁石原形は一体化される。最後に一体化した永久磁石原形に着磁して磁力を加えることにより、実施の形態1の永久磁石が完成する(ステップS54)。
【0023】
本発明の実施の形態1において、モーターの永久磁石回転子に挿入する永久磁石を、ネオジ磁石をフェライト磁石で仕切る構成としたことにより、回転子の回転中に発生する渦電流は各々のネオジ磁石内に留まるため、ネオジ磁石内に発生する渦電流の電流値を軽減でき、発熱による磁力の損失を抑えることが可能である。
【0024】
また、実施の形態1の永久磁石は一体化した構造であるため、絶縁材料を挟み込む従来の永久磁石と比較すると製造は容易であり、製造コストも低く抑えられる。また従来ではコギングの防止のため、厚さが一様でない永久磁石が用いられていたが、実施の形態の永久磁石では、ネオジ磁石とフェライト磁石の体積比率を変えることで対応できるため、永久磁石全体の形状に影響はない。このため厚さが一様な単純形状の永久磁石を提供でき、これも製造コストを低く抑える効果をもたらす。
【0025】
本発明の実施の形態1の永久磁石は、永久磁石を回転子体内に埋設する内部磁石型回転子に用いられているが、永久磁石を回転子の円周上に固定する表面磁石型回転子でも、実施の形態1の永久磁石は同様の効果を奏する。
【0026】
また、実施の形態1の永久磁石では、磁力の強い磁石としてネオジ磁石を用いたが、他の磁石を用いてもよい。また、比抵抗の高い磁石であれば、フェライト磁石の代わりに他の磁石を用いてもよい。
【0027】
また、回転子に応じて、永久磁石の形状を変更して用いてもよい。
【0028】
実施の形態2.
実施の形態1に係る永久磁石にはネオジ磁石が用いられているが、酸化しやすい性質を有し、錆びやすい。磁石の酸化は磁石の特性に変化を起こすため、結果として磁力の低下につながる。このため従来では、ネオジ磁石の表面にニッケル等のめっきを施すことにより防錆対策を行っていたが、めっき工程のコストが高いという問題があった。一方、フェライト磁石は酸化に強く錆びにくい特性を有する。
【0029】
図6は、本発明の実施の形態2に係る永久磁石の一例の構成を示した図である。永久磁石61は、実施の形態1で示された永久磁石31の表面全体をフェライト磁石62で覆う構造となっており、永久磁石31に含まれるネオジ磁石の表面の酸化を防ぐことができる。
【0030】
図7は、実施の形態2の永久磁石の生成方法を示したフローチャートである。以下、実施の形態2の永久磁石の生成方法について説明する。
【0031】
まず、ネオジ磁石の原料粉を圧縮型に詰め込み、圧縮することによってネオジ磁石素片の原形を形成する(ステップS71)。次にフェライト磁石の原料粉を、フェライト磁石がネオジ磁石素片原形を格子状に仕切るよう圧縮型に詰め込み、圧縮することで第1段階の永久磁石原形を形成する(ステップS72)。ステップS71とステップS72では、同一の圧縮型を用いて圧縮操作を行えることが好適である。
【0032】
次にフェライト磁石の原料粉を全体に流し込んだ升状の圧縮型の中に、ステップS72において形成された第1段階の永久磁石原形を埋没させ、圧縮する(ステップS73)。ステップS73の操作により、第2段階の永久磁石原形が得られる。
【0033】
次に形成した第2段階の永久磁石原形を圧縮型から外し、焼結する(ステップS74)。これにより永久磁石原形は一体化される。最後に一体化した永久磁石原形に着磁して磁力を加えることにより、実施の形態2の永久磁石が完成する(ステップS75)。
【0034】
本発明の実施の形態2において、実施の形態1の永久磁石の表面をフェライト磁石で覆う構成としたことにより、ネオジ磁石の酸化による磁力の低下を防ぎ、磁力の安定した永久磁石を得ることができる。また、錆びにくい非磁性体で表面を覆った場合と比較しても、フェライト磁石による磁束密度の分だけ磁力の強い永久磁石を得ることができる。
【0035】
本発明の実施の形態2の永久磁石では、表面全体がフェライト磁石で覆われている構成となっているが、回転子の構造等により酸化が起きやすいと思われる部分のみフェライト磁石で覆うような構造でもよい。
【0036】
また、錆びにくい性質を有するのであればフェライト磁石の代わりに他の磁石を用いてもよい。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、モーターの永久磁石回転子に用いられる永久磁石を、複数の強磁磁石間に絶縁磁石を挟まれる構造としたことにより、回転子の回転中に永久磁石に発生する渦電流を軽減し、発熱による磁力損失を軽減することができる。
【0038】
また、強磁磁石及び絶縁磁石を一体化したことにより、容易に製造でき製造コストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の永久磁石回転子及びこれに用いられる永久磁石の概観を示した図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る永久磁石の概観を示した図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る永久磁石を用いた永久磁石回転子の概観を示した図である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係る永久磁石の応用例を示した図である。
【図5】 本発明の実施の形態1に係る永久磁石の生成方法のフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態2に係る永久磁石の構成を示した図である。
【図7】 本発明の実施の形態2に係る永久磁石の生成方法のフローチャートである。
【符号の説明】
11,31 回転子、14 従来の永久磁石、22 ネオジ磁石素片、23 フェライト磁石壁、62 フェライト磁石層。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a permanent magnet used for a permanent magnet rotor of a motor.
[0002]
[Prior art]
As a driving force source for electric vehicles and HVs (Hybrid Vehicles), high-output and high-efficiency motors are required, and development has become active in recent years. As an example of a motor used as a driving force source for an electric vehicle and HV, there is a brushless motor using a permanent magnet rotor in which a permanent magnet is incorporated in the rotor.
[0003]
Since the driving force for rotating the permanent magnet rotor is proportional to the magnetic flux density of the permanent magnet, it is preferable to use a permanent magnet having a strong magnetic force in order to obtain a high output motor. As such a permanent magnet, a permanent magnet made of rare earth is used recently, and examples thereof include a neodymium / iron / boron magnet (hereinafter referred to as a neodymium magnet) using neodymium as a main raw material.
[0004]
FIG. 1 is a view showing an overview of an example of a conventional permanent magnet rotor and a permanent magnet used therefor. The
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
When the
[0006]
In the prior art as described above, permanent magnets are subdivided and insulated from each other to reduce changes in magnetic flux traversed by the permanent magnets, thereby reducing eddy currents. However, in the manufacture of these permanent magnets, there is a problem that the manufacturing cost increases because a step of sandwiching an insulating material is required. In the prior art, since the magnetic flux density is reduced by the thickness of the insulating material, it is not desirable in view of the performance of the magnet that the permanent magnet has a large number of subdivisions. For this reason, in an actual motor, the number of permanent magnets forming one magnetic pole is about several, and there is a problem that the effect of reducing eddy current does not appear.
[0007]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a permanent magnet of a permanent magnet rotor that can reduce eddy currents generated by the rotation of the rotor and can be easily manufactured.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
Permanent magnet of the present invention is fixed to the permanent magnet rotor, a permanent magnet to form a plurality of magnetic poles of the rotor, respectively,
Each permanent magnet is inserted and held in the axial direction at a predetermined interval with respect to the circumferential direction of the rotor, and insulated magnet elements that form a lattice between a plurality of pieces of high-magnetic magnets having high magnetic force. The plurality of ferromagnetic magnet pieces are integrated with each other and are insulated from each other in the circumferential direction and the axial direction .
[0009]
Further, in the permanent magnet of the present invention, the circumferential width of the ferromagnetic magnet element may be narrower than that of the other part in the part close to the adjacent magnetic pole.
[0010]
Further, in the permanent magnet of the present invention, it may be formed wider than other portions of the circumferential width of the insulating magnet segment portions which are close to the adjacent magnetic poles.
[0011]
Furthermore, in the permanent magnet of the present invention, the entire surface may be covered with a rust-proof magnet layer.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0014]
Embodiment 1 FIG.
FIG. 2 is an overview of an example of the permanent magnet according to Embodiment 1 of the present invention. Hereinafter, the configuration of the permanent magnet according to the first embodiment will be described with reference to the drawings.
[0015]
In the
[0016]
The current value of the eddy current generated in the
[0017]
In the permanent magnet of the first embodiment, the ferrite magnet is configured to partition the neodymium magnet so as to form a lattice shape. However, as long as the neodymium magnets are not adjacent to each other, any method of partitioning with the ferrite magnet may be used. . Moreover, in order to reduce the eddy current which generate | occur | produces, it is suitable that each neodymium magnet is finer.
[0018]
In an actual motor, a plurality of stator magnetic poles (not shown) are provided around the
[0019]
FIG. 4 is a diagram showing an application example of the permanent magnet of the first embodiment. In FIG. 4, each permanent magnet is inserted into the
[0020]
FIG. 5 is a flowchart showing a method for generating a permanent magnet according to the first embodiment. Hereinafter, a method for generating the permanent magnet according to the first embodiment will be described.
[0021]
First, the neodymium magnet raw material powder is packed into a compression mold and compressed to form the original shape of the neodymium magnet piece (step S51). Next, the raw material powder of the ferrite magnet is packed into a compression mold so that the ferrite magnet partitions the neodymium magnet fragment original form into a lattice shape, and compressed to form a permanent magnet original form (step S52). In step S51 and step S52, it is preferable that the compression operation can be performed using the same compression mold.
[0022]
Next, the formed permanent magnet prototype is removed from the compression mold and sintered (step S53). Thereby, the permanent magnet prototype is integrated. Finally, the permanent magnet of the first embodiment is completed by magnetizing and applying a magnetic force to the integrated permanent magnet prototype (step S54).
[0023]
In Embodiment 1 of the present invention, the permanent magnet inserted into the permanent magnet rotor of the motor is configured to partition the neodymium magnet with a ferrite magnet, so that eddy currents generated during the rotation of the rotor are each neodymium magnet. Therefore, the current value of the eddy current generated in the neodymium magnet can be reduced, and the loss of magnetic force due to heat generation can be suppressed.
[0024]
In addition, since the permanent magnet of the first embodiment has an integrated structure, the manufacturing is easier and the manufacturing cost can be reduced compared to a conventional permanent magnet sandwiching an insulating material. Conventionally, a permanent magnet with a non-uniform thickness has been used to prevent cogging. However, the permanent magnet of the embodiment can be dealt with by changing the volume ratio of the neodymium magnet and the ferrite magnet. There is no effect on the overall shape. For this reason, a simple-shaped permanent magnet having a uniform thickness can be provided, and this also brings about an effect of suppressing the manufacturing cost.
[0025]
The permanent magnet according to the first embodiment of the present invention is used for an internal magnet type rotor in which the permanent magnet is embedded in the rotor body, but the surface magnet type rotor for fixing the permanent magnet on the circumference of the rotor. However, the permanent magnet of Embodiment 1 has the same effect.
[0026]
Moreover, in the permanent magnet of Embodiment 1, although the neodymium magnet was used as a magnet with strong magnetic force, you may use another magnet. In addition, other magnets may be used instead of ferrite magnets as long as they have a high specific resistance.
[0027]
Moreover, you may change and use the shape of a permanent magnet according to a rotor.
[0028]
Embodiment 2. FIG.
Although the neodymium magnet is used for the permanent magnet which concerns on Embodiment 1, it has the property which is easy to oxidize and is easy to rust. Oxidation of the magnet causes a change in the properties of the magnet, resulting in a decrease in magnetic force. For this reason, conventionally, rust prevention measures have been taken by plating nickel or the like on the surface of the neodymium magnet, but there is a problem that the cost of the plating process is high. On the other hand, the ferrite magnet has a characteristic that it is strong against oxidation and hardly rusts.
[0029]
FIG. 6 is a diagram showing a configuration of an example of a permanent magnet according to Embodiment 2 of the present invention. The
[0030]
FIG. 7 is a flowchart showing a method of generating a permanent magnet according to the second embodiment. Hereinafter, a method for generating the permanent magnet according to the second embodiment will be described.
[0031]
First, the neodymium magnet raw material powder is packed into a compression mold and compressed to form the original shape of the neodymium magnet piece (step S71). Next, the raw material powder of the ferrite magnet is packed in a compression mold so that the ferrite magnet partitions the neodymium magnet fragment original form into a lattice shape, and is compressed to form the first stage permanent magnet original form (step S72). In step S71 and step S72, it is preferable that the compression operation can be performed using the same compression mold.
[0032]
Next, the permanent magnet original in the first stage formed in step S72 is buried in a cage-shaped compression mold into which the raw material powder of the ferrite magnet is poured, and compressed (step S73). By the operation in step S73, a second-stage permanent magnet original shape is obtained.
[0033]
Next, the formed second-stage permanent magnet prototype is removed from the compression mold and sintered (step S74). Thereby, the permanent magnet prototype is integrated. Finally, the permanent magnet of the second embodiment is completed by magnetizing the integrated permanent magnet prototype and applying a magnetic force (step S75).
[0034]
In the second embodiment of the present invention, the surface of the permanent magnet of the first embodiment is covered with the ferrite magnet, thereby preventing a decrease in magnetic force due to oxidation of the neodymium magnet and obtaining a permanent magnet having a stable magnetic force. it can. Also, a permanent magnet having a stronger magnetic force can be obtained by the amount of the magnetic flux density of the ferrite magnet, compared with the case where the surface is covered with a nonmagnetic material that does not rust easily.
[0035]
In the permanent magnet according to the second embodiment of the present invention, the entire surface is covered with a ferrite magnet, but only a portion where oxidation is likely to occur due to the structure of the rotor or the like is covered with a ferrite magnet. It may be a structure.
[0036]
In addition, other magnets may be used instead of the ferrite magnets as long as they have the property of not easily rust.
[0037]
【The invention's effect】
According to the present invention, the permanent magnet used in the permanent magnet rotor of the motor has a structure in which an insulating magnet is sandwiched between a plurality of ferromagnetic magnets, so that an eddy current generated in the permanent magnet during the rotation of the rotor. It is possible to reduce magnetic force loss due to heat generation.
[0038]
Further, since the ferromagnetic magnet and the insulating magnet are integrated, it can be easily manufactured and the manufacturing cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing an overview of a conventional permanent magnet rotor and a permanent magnet used therefor.
FIG. 2 is a diagram showing an overview of a permanent magnet according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing an overview of a permanent magnet rotor using a permanent magnet according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing an application example of the permanent magnet according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart of a permanent magnet generation method according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 6 is a diagram showing a configuration of a permanent magnet according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a flowchart of a method for generating a permanent magnet according to the second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
11, 31 rotor, 14 conventional permanent magnet, 22 neodymium magnet piece, 23 ferrite magnet wall, 62 ferrite magnet layer.
Claims (4)
各永久磁石は、前記回転子の円周方向に関して所定の間隔を置いた状態で軸方向に挿入保持されるとともに、高磁力を有する複数の強磁磁石素片間に格子状をなす絶縁磁石素片を挟んで一体化されて前記複数の強磁磁石素片が前記円周方向および前記軸方向において互いに絶縁状態に構成されていることを特徴とする永久磁石。Is fixed to the permanent magnet rotor, a permanent magnet to form a plurality of magnetic poles of the rotor, respectively,
Each permanent magnet is inserted and held in the axial direction at a predetermined interval with respect to the circumferential direction of the rotor, and insulated magnet elements that form a lattice between a plurality of pieces of high-magnetic magnets having high magnetic force. A permanent magnet, wherein the plurality of ferromagnetic magnet pieces are integrated with each other in an insulating state in the circumferential direction and the axial direction .
隣接する磁極に近接した部分ついて前記強磁磁石素片の円周方向幅を他の部分よりも狭く形成してあることを特徴とする永久磁石。The permanent magnet according to claim 1,
A permanent magnet in which a circumferential width of the ferromagnetic magnet piece is narrower than that of the other portion in a portion adjacent to an adjacent magnetic pole .
隣接する磁極に近接する部分について前記絶縁磁石素片の円周方向幅を他の部分よりも広く形成したことを特徴とする永久磁石。The permanent magnet according to claim 1 ,
Permanent magnets, characterized in that formed wider than other portions of the circumferential width of the insulating magnet segment portions which are close to the adjacent magnetic poles.
表面全体が防錆磁石層で被覆されていることを特徴とする永久磁石。A permanent magnet characterized in that the entire surface is coated with a rust-proof magnet layer.
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