JP4074516B2 - Fabrics and clothes - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、肌着や肌に直接着用する運動用衣服等であって、清涼感のある生地と衣服に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2001−295158号公報
従来、肌着や肌に直接着用する運動用衣服には、木綿等の天然繊維100%、ポリエステル、ポリアミドなどの合成繊維100%、または天然繊維と合成繊維との交編地がある。一般に肌着や肌に接触して着用される運動用衣服は吸湿性、吸水性の良い綿等の生地が好ましい。しかし、夏期や激しい運動の後などに大量に発汗した後においては、液相の汗を大量に吸収した生地が肌に触れて、ベタツキ感が生じ好ましいものではなかった。そこで、大量に発汗する運動用の衣服においては、肌に直接触れる部分や下着に吸水性の少ないポリエステル等の化学繊維のものが用いられたりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
木綿などの天然繊維100%、あるいは、表面が合成繊維で肌面が木綿とか木綿・ポリエステル混紡糸を使用したものは、吸湿性、吸水性、保水性に優れ、汗もよく吸い取るが、一旦吸い取った汗はその後、容易に蒸散せず、また連続吸汗性にも劣るため、肌にベタツキ感が生じ、さらに、吸水性が高いため汗をかいて濡れた状態で着ていると、気化熱による接触冷感が高すぎると言う問題もあった。また、洗濯後、脱水しても繊維内部にかなりの水分が残り、乾燥に長時間を要する。
【0004】
一方、ポリエステル繊維等の合成繊維100%のものは、洗濯後の乾燥時間が短いが、吸湿性がなく蒸れ感を生じ、また、疎水性であるため汗と接触した時の吸水速度が低く、吸汗性に劣り汗の吸水移動が行われず、汗が肌についたままになり、かえってベタツキ感を招くという問題もあった。さらに、ポリエステル繊維は、熱伝導率が低いため衣服内の温度が上昇したり、吸湿性がないため通常の着用時においては、気相の汗を吸収しないため、湿度が高くなり蒸れを生じ、着用感が良くないものであった。
【0005】
この発明は、上記従来の技術に鑑みて成されたもので、吸湿性があり、蒸れ感及びベタツキ感が軽減され、清涼感のある生地と衣服を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、ポリエステル等の疎水性繊維及びレーヨン等の親水性再生繊維を混紡したスパン糸と、キュプラ等のセルロース系の親水性フィラメント糸とが、ほぼ交互に位置して成る生地、及びこの生地を用いた肌着や運動用衣服等の衣服である。
【0007】
上記親水性フィラメント糸と、疎水性繊維と親水性再生繊維を混紡したスパン糸とを、3:7ないし4:6の範囲の重量比率で設けたものである。そして、上記スパン糸の、疎水性繊維と親水性再生繊維の重量比率を、ほぼ2:1ないし2:5の範囲としたものである。より好ましくは、上記親水性フィラメント糸を40%、疎水性繊維と親水性再生繊維を互いに等しい重量比率に混紡したスパン糸を60%の重量割合で編んだ生地である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この本発明の生地及び衣服の一実施形態について詳細に説明する。この実施形態は、肌着に適用した場合を示すもので、図1に示すこの実施形態の生地10は、天竺編のもので、セルロース系再生繊維のキュプラであるフィラメント糸12と、ポリエステル短繊維である疎水性繊維及びレーヨン短繊維である親水性再生繊維を混紡したスパン糸14とが、ほぼ交互に編まれている。キュプラは、親水性再生繊維である。スパン糸14は、疎水性繊維であるポリエステル繊維と親水性再生繊維であるレーヨンとを、各々等しい割合である全体の30重量%の割合で混紡したものである。生地10は、全体としてスパン糸14の割合は60重量%であり、キュプラから成るフィラメント糸12の割合が40重量%である。
【0009】
この実施形態の生地と衣服によれば、親水性のキュプラと親水性のレーヨンにより吸湿性、吸水性が十分にあり、肌に直接触れていても蒸れ感がない。しかも、キュプラから成るフィラメント糸12は、親水性であって肌との接触面積が多いため接触冷感がある。しかも、スパン糸14は、肌との接触面積が小さいので肌に触れてもベタツキ感が少ない。また、フィラメント糸12を含むことにより生地の外観が滑らかであり、キュプラから成るフィラメント糸12は親水性であっても乾燥が速い。さらに、フィラメント糸12は、毛羽がなく肌に接すると清涼感がある。
【0010】
さらに、この生地10は、ポリエステル繊維とレーヨンとを混紡したスパン糸14が入っているため、疎水性繊維のポリエステルが混じっていても吸湿性・吸水性が比較的高い。しかも、ポリエステル繊維は疎水性であり、汗の蒸発性が良く、洗濯後の乾きも速い。また、汗を吸い取った後は気化熱により冷涼感が出るが、この気化熱による冷涼感が強すぎても好ましくないが、ポリエステル短繊維を混紡したスパン糸14により、保温性が加わり接触冷感が高すぎることがない。また、この実施形態のフィラメント糸12及びスパン糸14は比較的高い耐熱性を有するので、例えばタンブラー乾燥機で乾かすことも可能である。
【0011】
【実施例】
次に、この発明の生地による肌着の着用感について、各種の生地についての測定結果を表1に示す。
【0012】
【表1】
ここでは、フィラメント糸12のキュプラの重量割合を20%、30%、40%、50%とし、スパン糸14のうちのレーヨンの重量割合を20%、30%、40%、50%として、残りの重量割合をポリエステル糸にして、表1に示す12種類の交編である天竺の生地を形成した。この各生地について、良好な方から、優れている項目を○、綿と同程度を◇、綿より少し劣る△、綿より劣る×として評価した。そして総合評価について、優秀をA、良をB、普通をC、好ましくないものをDとした。
【0013】
この結果、表1に示す通り、キュプラ40%、レーヨン30%、ポリエステル30%のものが最も良い成績であり、次にキュプラが40%で、ポリエステルとレーヨンの比が2:1と、1:2としたもの、及びキュプラが30%、ポリエステルとレーヨンの比が3:4と、2:5としたものが良好な成績であった。
【0014】
これにより、総合評価でB以上のものは、ベタツキ感や蒸れ感がなく、吸湿性・吸水性があり、しかも冷えすぎず清涼感のある生地を形成することができることがわかった。
【0015】
また、この発明による生地の清涼感について測定した。清涼感を良くするには、熱伝導率が高く、水分の移動が速いものがよい。この条件に適している繊維は、親水性繊維であって毛羽の少ないフィラメント糸である。従って、本願発明では、キュプラ等の親水性フィラメント糸を用いている。清涼感の評価方法として、冷温感評価値qmaxについて測定した。
【0016】
ここでは、試験装置としてサーモラボII(カトーテック社製)を使用し、図2に示すような試験を行った。試験は、面積9cm2、質量9.79gの純銅板に熱を貯え、これが試料表面に接触した直後、貯えられた熱量が低温側の試料物体に移動する熱量のピーク値を測定した。このqmax値が大きいほど冷たく感じ、小さいほど暖かく感じる。
【0017】
試験は、20℃、65%RHの環境下で、20℃に保たれた定温台20の表面に、12.5cm×12.5cmの試料である生地10を載せ、その上にさらに、30℃に熱した5cm×5cmの熱源板22を載せる。このときに、熱源板22から定温台20に移動する熱量のピーク値qmaxを冷温感値として測定した。
【0018】
この試験結果によれば、上記の評価Aであった、キュプラ40%、レーヨン30%、ポリエステル30%のもので、qmaxが0.152(W/cm2)を示し、比較対照として、綿100%の天竺編の生地では、qmaxが0.130(W/cm2)であった。従って、本願発明による生地の冷温感評価値は、綿と比較して高く、熱の移動が速く清涼感が高いことがわかった。
【0019】
次に、この発明による生地の速乾性について試験した。速乾性を良くするには、液相汗の吸水、気相汗の吸湿が良く、濡れても渇きが速いものでなければならない。この条件に適している繊維は、親水性繊維(蒸れ感が少ない)であって毛羽のあるスパン糸(ベタツキが少ない)、異型断面糸(速く乾く)である。速乾性の評価方法として、平均熱放散速度を測定した。
【0020】
ここでは、試験装置としてサーモラボII(カトーテック社製)を使用し、試験は、定温台の上に試料を乗せ、湿潤−乾燥の過程で定温台を一定温度を保つために消費した電力を求め、その経時変化と乾燥時間を求めた。
【0021】
試験方法は、20℃、65%RHの環境下において、36℃に保たれた10cm×10cmの定温台の上に7cm×7cmの絹(含水用布)を乗せ、さらにその上に12.5cm×12.5cmの試料生地10を載せ安定させる。その際、サーモラボ装置内の風速を0.3m/sとする。この状態で初期乾燥時の消費電力を測定した後、一度試料をめくり、絹に水分を2cc加えて湿潤させ、試料を湿潤させる。その後、60秒毎に消費電力を測定し、初期乾燥時の消費電力に戻るまでの時間(分)を求めた。この結果を図3のグラフに示す。
【0022】
この試験では、本発明による上記評価Aのキュプラ40%、レーヨン30%、ポリエステル30%の天竺生地10の乾燥時間は約23分であり、比較対照の綿100%天竺生地の乾燥時間約28分と比較して、乾くのが速いことがわかった。また、湿潤から乾燥までの定温台の消費電力の変化を見ると、図3に示すように、上記評価Aの生地10においては、湿潤直後の約5分間の消費電力が高く、水分の気化による気化熱が大きいため、定温にするための消費電力が多くなっていることがわかる。これは、汗をかいた直後においては、気化熱による体温冷却効果が高いことを示す。さらに、その後は、綿100%の対照と比較して消費電力が低く、ある程度水分が蒸発すると、保温効果が働き、綿100%の対照と比べて冷却効果が低い。これにより、汗をかいた後発汗が止まって若干汗が乾くと、それ以上は高い冷却効果を発揮せず、接触冷感が低すぎることがないと言う効果を示す。
【0023】
以上より、本発明による天竺生地10は、吸水、吸湿性に優れ、さらに速乾性にも優れており、蒸れ感やベタツキ感が少ないものである。
【0024】
以上の結果から、この生地の用途としては、肌着や運動用衣服が好ましく、競技用のシャツ・パンツ、ゴルフシャツ、テニスシャツ、トレーニングウェア、野球ユニフォーム、ハーフパンツなど幅広く適用できるものである。さらに、作業用衣服のように運動や発汗を伴う環境の衣服にも適用できるものである。
【0025】
【発明の効果】
この発明の生地と衣服によれば、肌着や運動用衣服等に用いた際に、着用初期の気相状発汗による蒸れ感が軽減されると同時に、液状発汗も肌側から表側に素早く吸水、拡散、蒸発されることでベタツキ感もなく、着用時の冷涼感があり、快適性が極めて高いものである。また、洗濯後の速乾性も高く、取り扱い性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の生地の編み地を示す拡大図である。
【図2】 この発明の一実施例の生地の熱伝導度試験を示す概略図である。
【図3】 この発明の一実施例の生地の速乾性の試験結果を示すグラフである。
【符号の説明】
10 生地
12 フィラメント糸
14 スパン糸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to underwear and sports clothes that are directly worn on the skin, and relates to a refreshing fabric and clothes.
[0002]
[Prior art]
[Patent Document 1]
JP, 2001-295158, A Conventionally, for underwear and athletic clothing directly worn on the skin, 100% natural fibers such as cotton, 100% synthetic fibers such as polyester and polyamide, or knitting of natural fibers and synthetic fibers There is a ground. In general, an underwear or an exercise garment worn in contact with the skin is preferably a hygroscopic or water-absorbent fabric such as cotton. However, after sweating a large amount in the summer or after intense exercise, the fabric that absorbed a large amount of liquid-phase sweat touched the skin and caused a sticky feeling, which was not preferable. Therefore, in sports clothes that sweat a lot, chemical fibers such as polyester with low water absorption have been used for parts that directly touch the skin and underwear.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
100% natural fibers such as cotton, or those with a synthetic fiber on the surface and cotton or cotton / polyester blended yarn are excellent in hygroscopicity, water absorption, water retention, and absorbs sweat well. After that, sweat does not evaporate easily, and it is inferior in continuous sweat absorption, resulting in a sticky feeling on the skin, and if it is worn wet with sweat due to its high water absorption, There was also a problem that the feeling of contact cooling was too high. In addition, after washing, even after dehydration, considerable moisture remains inside the fiber, and drying takes a long time.
[0004]
On the other hand, 100% synthetic fiber such as polyester fiber has a short drying time after washing, but has no hygroscopicity and a feeling of stuffiness, and since it is hydrophobic, the water absorption rate when in contact with sweat is low. There is also a problem that the water absorption and movement of sweat is not performed due to inferior perspiration and the perspiration remains on the skin, causing a sticky feeling. Furthermore, polyester fiber has a low thermal conductivity, so the temperature in the clothes rises, and since it is not hygroscopic, it does not absorb sweat in the vapor phase during normal wear, resulting in high humidity and stuffiness. The feeling of wearing was not good.
[0005]
The present invention has been made in view of the above-described conventional technology, and has an object to provide a fabric and clothes having a hygroscopic property, a feeling of stuffiness and a sticky feeling, and a refreshing feeling.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a fabric in which a spun yarn obtained by blending a hydrophobic fiber such as polyester and a hydrophilic regenerated fiber such as rayon, and a cellulose-based hydrophilic filament yarn such as cupra are substantially alternately positioned, and the fabric It is clothes such as underwear and exercise clothes.
[0007]
The hydrophilic filament yarn and the spun yarn obtained by blending the hydrophobic fiber and the hydrophilic regenerated fiber are provided at a weight ratio in the range of 3: 7 to 4: 6. In the spun yarn, the weight ratio of the hydrophobic fiber to the hydrophilic regenerated fiber is in the range of about 2: 1 to 2: 5. More preferably, the hydrophilic yarns 40%, a fabric woven spun yarn blended into one another equal weight ratio of hydrophobic fibers and hydrophilic regenerated fibers in a weight ratio of 60%.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the fabric and clothes of the present invention will be described in detail. This embodiment shows a case where it is applied to an undergarment. The
[0009]
According to the fabric and clothes of this embodiment, the hydrophilic cupra and the hydrophilic rayon provide sufficient moisture absorption and water absorption, and there is no stuffiness even when touching the skin directly. In addition, the filament yarn 12 made of cupra is hydrophilic and has a large contact area with the skin, and thus has a cool feeling of contact. Moreover, since the
[0010]
Furthermore, since the
[0011]
【Example】
Next, Table 1 shows the measurement results of various fabrics with respect to the feeling of wearing the underwear with the fabrics of this invention.
[0012]
[Table 1]
Here, the weight percentage of the cupra of the filament yarn 12 is 20%, 30%, 40% and 50%, and the weight percentage of the rayon in the
[0013]
As a result, as shown in Table 1, the best results were obtained with cupra 40%,
[0014]
As a result, it was found that those having B or higher in overall evaluation have no stickiness or stuffiness, hygroscopicity and water absorption, and can form a refreshing fabric without being too cold.
[0015]
Further, the coolness of the fabric according to the present invention was measured. In order to improve the refreshing feeling, it is preferable that the heat conductivity is high and the moisture movement is fast. A fiber suitable for this condition is a filament yarn that is hydrophilic and has few fluff. Therefore, in the present invention, hydrophilic filament yarn such as cupra is used. As an evaluation method of the cool feeling, the cool / warm feeling evaluation value qmax was measured.
[0016]
Here, Thermolab II (manufactured by Kato Tech Co., Ltd.) was used as a test apparatus, and the test as shown in FIG. 2 was performed. In the test, heat was stored in a pure copper plate having an area of 9 cm 2 and a mass of 9.79 g, and immediately after the heat contacted the sample surface, the peak value of the amount of heat transferred to the low-temperature sample object was measured. The larger the qmax value, the colder the feeling, and the smaller the qmax value, the warmer.
[0017]
In the test, the
[0018]
According to the test results, the evaluation A was cupra 40%,
[0019]
Next, the dough according to the present invention was tested for quick drying. In order to improve quick-drying, water must be absorbed by liquid-phase sweat and vapor-phase sweat and must be thirsty even when wet. Suitable fibers for this condition are hydrophilic fibers (low stuffiness), fluffy spun yarn (low stickiness), and modified cross-section yarn (fast dry). The average heat dissipation rate was measured as a method for evaluating quick drying.
[0020]
Here, Thermolab II (manufactured by Kato Tech Co., Ltd.) is used as a test apparatus, and the test is to obtain the power consumed to keep the constant temperature table at a constant temperature during the wet-dry process by placing the sample on the temperature table. The change with time and the drying time were determined.
[0021]
The test method was to place 7 cm × 7 cm silk (water-containing cloth) on a 10 cm × 10 cm constant temperature table maintained at 36 ° C. in an environment of 20 ° C. and 65% RH, and further 12.5 cm thereon. A
[0022]
In this test, the drying time of the 10% cupra 40%,
[0023]
From the above, the
[0024]
From the above results, the use of this fabric is preferably underwear or sports clothes, and can be widely applied to competition shirts / pants, golf shirts, tennis shirts, training wear, baseball uniforms, and half pants. Furthermore, the present invention can be applied to clothes in an environment involving exercise and sweating such as work clothes.
[0025]
【The invention's effect】
According to the fabric and clothes of the present invention, when used for underwear, exercise clothes, etc., the feeling of stuffiness due to vapor-phase sweating at the initial stage of wear is reduced, while liquid sweat quickly absorbs water from the skin side to the front side, Diffusion and evaporation result in no stickiness, cool feeling when worn, and extremely high comfort. Moreover, the quick-drying property after washing is high, and the handleability is also excellent.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an enlarged view showing a fabric knitted fabric according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic view showing a thermal conductivity test of a fabric according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a graph showing the results of a quick drying test of a fabric according to an example of the present invention.
[Explanation of symbols]
10 Fabric 12
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