JP4073771B2 - 映像・音声通信サービス提供システム、このシステムにおけるサービス処理方法、及び分散リソース連携による映像・音声通信システム - Google Patents

映像・音声通信サービス提供システム、このシステムにおけるサービス処理方法、及び分散リソース連携による映像・音声通信システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上に散在するリソースを管理し、ユーザまたはサービス提供者の要望に応じてその都度ユーザ端末機能の機能比較を実行し、機能差異が認められても差異を吸収するリソースを判定し、検索し、発見し、確保して、サービスを実現する映像・音声通信サービス提供システムに関する。
【0002】
また本発明は、ネットワーク上に散在するリソースを管理し、ユーザまたはサービス提供者の要望に応じてその都度適切なリソースを選択し、互いに異なる管理者によって管理される通信サービスリソースを組み合わせることによって、サービスを実現する分散リソース連携による映像・音声通信システムに関する。
【0003】
【従来の技術】
様々な役割を有した機能をサービスとしてデータベースに登録し、XML(eXtended Markup Language)で記述されたSOAP(Single Object Access Protocol)で送受する形態を用いて、サービスの利用者またはサービス提供者がUDDI(Universal Description,Discovery and Integration)機能と連携して希望のサービスを検索、発見し、利用するために必要なプログラムインターフェースの情報を入手し、サービスを利用するというWebサービスという仕組みが存在するが、このWebサービスは現在のところサービス特にアプリケーションを検索、発見、利用するために用いられており、本発明のように映像・音声通信サービスを利用するユーザ端末機能の属性情報及びユーザ端末機能間の機能差異を吸収するリソースの属性情報を管理し、サービス要求の都度、ユーザ端末機能の機能比較を行い、機能差異が認められても差異を吸収するリソースを検索し、発見し、確保し、利用するというシステムは存在しない。
【0004】
サービス情報を管理するブローカ機能が分散して存在し、ユーザアプリケーションからのサービス検索要求に応じて、ブローカ機能は自らのサービス情報及びリモートなブローカのサービス情報を検索し、要求に適したサービスを発見する技術が提案されている。当該従来技術では、ユーザアプリケーションとブローカ機能間及びブローカ機能間で共通的なインターフェース及びプロトコルを使用する。当該既存技術は、下記の特許文献1「プラグアンドプレイ機能を有するフレームワークおよびその再構成方法」で既知である。しかし当該既存技術には、サービスまたはリソースの種別及び種別毎の管理項目について、共通的なインターフェース及びプロトコルについて具体的な提案はなされていない。メディア変換機能という具体的なリソース種別に対して具体的な管理項目を記述し、ユーザ端末機能についても管理の対象とし、具体的な管理項目を記述し、システムを構成する各機能間で使用される共通プログラムインターフェースの種別についても具体的に記述している従来技術は存在せず、さらにこれら管理項目及び共通インターフェースを利用して、ユーザからのサービス要求をサービス処理機能が受け取ると、ユーザ端末機能を比較し、その結果ユーザ端末機能間で機能の差異が見受けられた場合は、機能を補填するリソース種別を選定するという機能を具える従来技術も存在しない。
【0005】
また従来、映像や音声による通信サービスに必要なネットワーク機能は一元的に通信サービス事業者によって提供されてきた。近年、マンション、新興住宅地域、大学キャンパス、オフイス街など拠点的に人口が集中しエリア内での通信需要密度が大きな地域を中心に、閉域エリア内でのネットワーク構築が始まりつつある。このような閉域エリアにはルータなどのネットワーク設備の他、当該閉域エリア内の通信サービス需要にマッチした映像通信サーバや、コンテンツサーバ、通信端末がネットワーク構築と合わせて導入され、エリア内の通信サービスが提供されるのが普通である。こうした閉域エリア単位でのネットワークサービス構築が始まると、通信サービス事業者が一元的に提供する通信サービスとは別に、閉域エリアネットワーク同士を直接接続し、エリア内の通信リソースについては相互に有効に利用しあいながら、場合によっては閉域エリアを跨がる通信サービスを実現しようとすることが考えられる。こうしたエリア間のリソースを連携させる仕組みが例えば下記の特許文献1で提案されている。
【0006】
下記の特許文献1では、各ネットワークドメイン内のリソースにより提供されるサービスの管理、ドメイン内・ドメイン間でのサービス発見の仕組みについては言及されているものの、ドメイン間で統一的に定められた形式で記述したサービスプロファイルでの管理項目、ドメイン間で統一的に定められた形式のインターフェース機能の詳細については言及されていない。そこで、これらの機能の具体的な検討を含めて、エリア間のリソースを連携させることによって実現される通信サービスを実現するための基本的な枠組み自体を新たに検討する必要があった。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−290724号公報「プラグアンドプレイ機能を有するフレームワークおよびその再構成方法」
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1の目的は、上記の従来技術の問題点に鑑み、映像・音声通信サービスを利用するユーザが使用する端末間での機能の差異を検出し、差異が認められてもサービスが利用できるように、差異を吸収するメディア変換をするようなリソースの属性情報を管理し、ユーザ端末の機能に応じて適切なリソースを検索し、ネットワーク上から調達し、利用するという仕組みとしての映像・音声通信サービス提供システムを提供することにある。
【0009】
また本発明の第2の目的は、上記の従来技術の問題点に鑑み、映像・音声通信サービスを構成する通信サービスリソースが閉域エリア内のネットワークの中で提供され、それらが相互に接続されることによってエリアの内外に跨がる通信サービスを実現するための映像・音声通信システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するため、本発明は、異なる映像・音声の符号化方式を具備する複数の端末機能に対して、映像・音声通信を提供する映像・音声通信サービス提供システムであって、複数のユーザ端末機能または映像・音声通信サービスを提供するサービス提供機能と、「映像・音声符号化方式」等のユーザ端末機能に関する機能及び性能及び「端末識別子」等の属性情報を管理する端末ディレクトリ機能と、2つ以上の異なる映像・音声符号化方式間での変換を行う複数のメディア変換機能と、変換可能な「映像・音声符号化方式」等のメディア変換機能に関する機能及び性能及び「リソース識別子」等の属性情報を管理するリソースディレクトリ機能と、映像・音声通信サービスを利用する全てのユーザ端末機能についての機能比較及び比較結果に応じたメディア変換機能の要否判定及びメディア変換機能の検索及び確保さらには確保したメディア変換機能の開始または終了等の処理の全てあるいは一部を実行するサービス処理機能と、で構成され、該端末ディレクトリ機能は、ユーザ端末機能の属性情報の検索及び取得に関するプログラムインターフェースを該サービス処理機能に対して提供し、該リソースディレクトリ機能は、メディア変換機能の検索及びメディア変換機能の属性情報の取得に関するプログラムインターフェースを該サービス処理機能に対して提供し、該サービス処理機能は、映像・音声通信サービスの要求または取消及びメディア変換機能の確保及びメディア変換機能の開始また終了に関するプログラムインターフェースを該ユーザ端末機能またはサービス提供機能に対して提供し、該メディア変換機能は、利用予約及び通信サービスリソース開始または終了に関するプログラムインターフェースを該サービス処理機能に対して提供することを特徴とする映像・音声通信サービス提供システムを、その目的の達成手段とする。
【0011】
あるいは、上記の映像・音声通信サービス提供システムであって、端末ディレクトリ機能は、端末に唯一無二に付与された「端末識別子」、「IPアドレス等のアクセスポイント」、「双方向通信に必要なプロトコル」、「双方向通信に必要なプロトコルのバージョン」、「映像符号化方式」、「音声符号化方式」、を含む項目を属性情報として管理し、これら管理項目の全てまたは一部をキーワードとして属性情報の検索及び取得するためのプログラムインターフェースをサービス処理機能に対して提供するものであることを特徴とする映像・音声通信サービス提供システムを、その目的の達成手段とする。
【0012】
あるいは、上記の映像・音声通信サービス提供システムであって、リソースディレクトリ機能は、メディア変換機能について、通信サービスリソースに唯一無二に付与された「リソース識別子」、該通信サービスリソースの「IPアドレス等の制御用アクセスポイント」、「双方向通信に必要なプロトコル」、「双方向通信に必要なプロトコルのバージョン」、「対応可能なビットレート」、さらに対応可能な映像・音声符号化方式が2種類の場合は「1つ目の映像符号化方式」、「1つ目の音声符号化方式」、「1つ目の符号化方式を利用する際のアクセスポイント」、「2つ目の映像符号化方式」、「2つ目の音声符号化方式」、「2つ目の符号化方式を利用する際のアクセスポイント」を含む項目を属性情報として管理し、これらの項目の全てまたは一部をキーワードとしたメディア変換機能の検索及びメディア変換機能の属性情報の取得に関するプログラムインターフェースをサービス処理機能に対して提供するものであることを特徴とする映像・音声通信サービスシステムを、その目的の達成手段とする。
【0013】
あるいは、上記の映像・音声通信サービス提供システムであって、メディア変換機能は、通信サービスリソースの利用及び予約状況を管理する機能と、サービス処理機能に対して提供するプログラムインターフェースと通信サービスリソース独自のプログラムインターフェースとを変換する機能と、を具備し、該サービス処理機能から予約要求を受信した場合は、該予約状況を参照し利用可能な場合は予約情報として登録し、利用不可な場合はその旨該サービス処理機能に回答し、該サービス処理機能から通信サービスリソース開始または終了要求を受信した場合は、通信サービスリソース機能独自のプログラムインターフェースに変換して通信サービスリソース機能の開始または終了を実行するものであることを特徴とする映像・音声通信サービス提供システムを、その目的の達成手段とする。
【0014】
あるいは、上記の映像・音声通信サービス提供システムにおけるサービス処理方法であって、サービス処理機能は、ユーザ端末機能またはサービス提供機能からの各種要求に応じて、ユーザ端末機能比較、メディア変換機能の要否判定及び検索及び属性情報の取得及び確保または取消及び開始または終了といった処理を行う処理機能と、サービス毎に唯一無二の「サービス識別子」を付与し、「サービス識別子」、確保されたメディア変換機能の「リソース識別子」、メディア変換機能の「制御用アクセスポイント」、サービスを利用する全ての「端末識別子」、「希望帯域」、「サービスの開始年月日時及び終了年月日時」、を含むサービス管理情報を管理するサービス管理機能と、を具備し、該ユーザ端末機能またはサービス提供機能からサービス要求を受信すると、該サービスに対し唯一無二の「サービス識別子」を発行する段階と、「サービス識別子」、サービスを利用する全ての「端末識別子」、「希望帯域」、「サービスの開始年月日時及び終了年月日時」、等のサービス管理情報を登録する段階と、端末ディレクトリ機能から該サービスを利用する全てのユーザ端末機能に関する属性情報を取得及び特に「映像・音声符号化方式」及び双方向通信プロトコル及びそのバージョンについて比較する段階と、比較結果としてユーザ端末機能間で「映像・音声符号化方式」に差異が認められた場合、差異を吸収する機能補填リソースとしてメディア変換機能を選定する段階と、リソースディレクトリ機能に対して差異の認められた「映像・音声符号化方式」、「希望帯域」等を引数としてメディア変換機能について検索要求を送信する段階と、先の検索要求を満たす全てのメディア変換機能の「リソース識別子」及び「制御用アクセスポイント」等の情報を該リソースディレクトリ機能から取得する段階と、条件に見合ったメディア変換機能全てを候補として該ユーザ端末機能またはサービス提供機能にメディア変換機能の属性情報を送信する段階と、該ユーザ端末機能またはサービス提供機能から「サービス識別子」及び選択されたメディア変換機能の「リソース識別子」を引数とした確保要求を受信する段階と、メディア変換機能に対して該「サービス識別子」及びユーザ端末機能の「アクセスポイント」及び「映像・音声符号化方式の組み合わせ」等を引数とした予約要求を送信する段階と、該「サービス識別子」に対応するサービス管理情報に予約済みのメディア変換機能の「リソース識別子」及び「制御用アクセスポイント」等を追加登録する段階と、を経て、ユーザ端末機能間で映像・音声符号化方式間での差異を吸収するメディア変換機能を確保することを特徴とする映像・音声通信サービス提供システムにおけるサービス処理方法を、その目的の達成手段とする。
【0015】
あるいは、上記の映像・音声通信サービス提供システムにおけるサービス処理方法であって、サービス処理機能は、サービス取消の要求を受信すると、引数として与えられた「サービス識別子」により確保したメディア変換機能の「制御用アクセスポイント」を抽出する段階と、メディア変換機能に対して該「サービス識別子」を引数とした予約取消を要求する段階と、該「サービス識別子」に対応するサービス管理情報を削除する段階と、を経て、該サービスについて確保したメディア変換機能の予約を取り消すことを特徴とする映像・音声通信サービス提供システムにおけるサービス処理方法を、その目的の達成手段とする。
【0016】
あるいは、上記の映像・音声通信サービス提供システムにおけるサービス処理方法であって、サービス処理機能は、サービス開始の要求を受信すると、引数として与えられた「サービス識別子」により確保したメディア変換機能の「制御用アクセスポイント」を抽出する段階と、メディア変換機能に対して開始を要求する段階と、を経て、該サービスを開始し、さらにサービス終了の要求を受信すると、引数として与えられた「サービス識別子」を用いてサービス管理情報から確保したメディア変換機能の「制御用アクセスポイント」を抽出する段階と、メディア変換機能に対して終了を要求する段階と、該「サービス識別子」に対応するサービス管理情報を消去する段階と、を経て、該サービスを終了することを特徴とする映像・音声通信サービス提供システムにおけるサービス処理方法を、その目的の達成手段とする。
【0018】
また、上記第2の目的を達成するため、本発明は、映像または音声を発信する発信端末と、映像または音声を受信する受信端末と、それらを接続するネットワークと、端末の機能差を吸収するための変換機能等の通信サービスリソースを組み合わせることによって実現され、該通信サービスリソースが複数のエリアに分散配置される映像・音声通信システムであって、各エリアには当該エリアに所属する通信サービスリソースを管理するリソース管理機能が配置され、各エリアのリソース管理機能は、自エリアに属する通信サービスリソースの機能を他のリソース管理機能との間で統一的に定められた形式で記述したリソースプロファイルを外部に対して通知するプロファイル通知インターフェース機能と、自エリアに属する通信サービスリソースの機能を外部から利用可能とするためのリソース利用インターフェース機能を提供する機能と、を有し、それぞれのエリアに属する通信サービスリソースを組み合わせることによって映像・音声通信サービスを開始するものであることを特徴とする分散リソース連携による映像・音声通信システムを、その目的の達成手段とする。
【0019】
あるいは、上記の分散リソース連携による映像・音声通信システムであって、自エリアに属する通信サービスリソースの機能を外部から利用可能とするためのインターフェース機能の詳細が、自エリアに属する通信サービスリソースの機能を他のリソース管理機能との間で統一的に定められた形式で記述したリソースプロファイルの中において記述されるものであることを特徴とする分散リソース連携による映像・音声通信システムを、その目的の達成手段とする。
【0020】
あるいは、上記の分散リソース連携による映像・音声通信システムであって、リソース管理機能は、エリア内においてエリア内の通信サービスリソースを運用するエリア内プロトコルを使ってエリア内の通信サービスリソースのプロファイルを取得するエリア内プロファイル取得機能と、該取得したエリア内の通信サービスリソースのプロファイルを格納し記憶するプロファイルデータベース機能と、エリア内の通信サービスリソースのプロファイルを他のリソース管理機能との間で統一的に定められた形式で外部に対して通知するプロファイル通知インターフェース機能と、を備え、自エリアに属する通信サービスリソースの機能を外部から利用可能とするためのインターフェース機能を通して指示された利用要求に従って、該利用要求の指示をエリア内の通信サービスリソースを運用するエリア内プロトコルに変換しエリア内の通信サービスリソースを制御するためのインターフェース変換機能と、エリア内プロトコルによる通信サービスリソース制御機能と、を提供するものであることを特徴とする映像・音声通信システムを、その目的の達成手段とする。
【0021】
あるいは、上記の映像・音声通信システムであって、リソース管理機能がプロファイル通知インターフェースにより外部に通知するリソースプロファイルの内、発信・受信端末についてのプロファイルの管理項目が、端末の種別を示す「端末種別」、端末に唯一無二に付与された「端末識別子」、端末が管理されるエリアを一意に識別するための「エリア識別子」、IPアドレス等の端末アドレスを示す「端末アドレス」、電話番号等の「端末アドレス」のエイリアスを示す「端末アドレスエイリアス」、端末に実装されているネットワークインターフェースの速度を示す「インターフェース速度」、双方向通信の際に端末が利用するプロトコルを示す「双方向通信プロトコル」、そのバージョンを示す「双方向通信プロトコルバージョン」、端末に実装された「映像符号化方式」、そのバージョンを示す「映像符号化方式バージョン」、その符号化レートを示す「映像符号化レート」、端末に実装された「音声符号化方式」、そのバージョンを示す「音声符号化方式バージョン」、その符号化レートを示す「音声符号化レート」、端末に実装された「映像視聴用ソフトウェア種別」、そのバージョンを示す「映像視聴用ソフトウェア種別バージョン」の全てまたはその一部により構成されるものであることを特徴とする映像・音声通信システムを、その目的の達成手段とする。
【0022】
あるいは、上記の映像・音声通信システムであって、リソース管理機能がプロファイル通知インターフェースにより外部に通知するリソースプロファイルの内、端末の映像・音声符号化方式の機能差を吸収するためのメディア変換機能についてのプロファイルの管理項目が、通信サービスリソースの種別を示す「リソース種別」、該通信サービスリソースに唯一無二に付与された「リソース識別子」、該通信サービスリソースを制御するためのIPアドレス等のアドレスを示す「制御用アドレス」、該通信サービスリソースを制御するための論理ポートを示す「制御用論理ポート」、通信サービスリソースが管理されるエリアを一意に識別するための「エリア識別子」、通信サービスリソースが双方向通信を行う際に利用するプロトコルを示す「双方向通信プロトコル」、そのバージョンを示す「双方向通信プロトコルバージョン」、通信サービスリソースに入力可能な最大ビットレートを示す「最大入力ビットレート」、通信サービスリソースに実装された複数記述可能な「映像符号化方式」及び「音声符号化方式」の組、符号化方式の各組毎の入出力部におけるIPアドレス等のアドレスを示す「映像音声入出力部アドレス」及びその論理ポートを示す「映録音声入出力部論理ポート」、通信サービスリソース利用の際に課金される料金を示す「料金」及びその料金が課金される単位を示す「課金単位」の全てまたはその一部により構成されるものであることを特徴とする映像・音声通信システムを、その目的の達成手段とする。
【0023】
あるいは、上記の映像・音声通信システムであって、リソース管理機能がプロファイル通知インターフェースにより外部に通知するリソースプロファイルの内、ネットワークリソースについてのプロファイルの管理項目が、通信サービスリソースの種別を示す「リソース種別」、該通信サービスリソースに唯一無二に付与された「リソース識別子」、該通信サービスリソースを制御するためのアドレスを示す「制御用アドレス」、該通信サービスリソースを制御するための論理ポートを示す「制御用論理ポート」、通信サービスリソースが管理されるエリアを一意に識別するための「エリア識別子」、通信サービスリソースを利用する対象フローを特定するためのパラメータ種別を示す複数記述可能な「対象特定パラメータ種別」、通信サービスリソースの入力エッジ部ネットワークアドレスを示す「入力エッジNWアドレス」、通信サービスリソースの出力部ネットワークアドレスを示す「出力エッジNWアドレス」、全ての対象フローに対する帯域の制御方式を示す「帯域制御方式」、全ての対象フローが利用可能な合計帯域の最大値、最低値、平均値を示す、「最大帯域」、「最低帯域」、「平均帯域」、全ての対象フローに対して許容可能なバースト長の最大値を示す「最大バースト長」、同時利用可能な最大対象フロー数を示す「最大サービス対象数」、データ転送時の遅延時間を示す「遅延」、通信サービスリソースの利用に対し課金される料金を示す「料金」、「料金」に記述の料金が課金される単位の種別と単位数を示す複数記述可能な、「課金単位種別」と「課金単位数」の組、利用制約を行うための制約対象となるパラメータ種別とその値を示す複数記述可能な、「制約対象パラメータ種別」と「制約対象パラメータ値」の組、対象フローに対して出力時に付与されるパラメータ種別を示す複数記述可能な「付与パラメータ種別」の全てまたはその一部により構成されるものであることを特徴とする映像・音声通信システムを、その目的の達成手段とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。
【0025】
<実施形態例1>
図1は本発明の第1の目的を達成するための第1の実施形態例による映像・音声通信を利用したサービスに必要なリソースの検索・調達方法の機能構成例を示した図である。
【0026】
本実施形態例は、ユーザ端末機能またはサービス提供機能1、端末ディレクトリ機能2、リソースディレクトリ機能3、サービス処理機能4、メディア変換機能5、で構成され、端末ディレクトリ機能2は、サービス処理機能4に対しては端末情報検索及び端末情報取得に関するプログラムインターフェースを提供し、リソースディレクトリ機能3は、サービス処理機能4に対してはリソース検索及びリソース情報取得に関するプログラムインターフェースを提供し、サービス処理機能4は、ユーザ端末機能またはサービス提供機能に対してはサービス要求または取消、リソース情報取得、リソース確保、サービス開始または終了に関するプログラムインターフェースを提供し、メディア変換機能5は、サービス処理機能4に対しては利用予約または取消、リソース開始または終了に関するプログラムインターフェースを提供する。ここで、1〜5で示す機能とは当該機能の実現手段としての機能部を意味する。
【0027】
図2は端末ディレクトリ機能2におけるユーザ端末機能1の管理項目例を示した図である。
【0028】
ユーザ端末機能1の管理項目としては、例えばPC(パソコン)であることを示す識別子が記載された「端末種別」、端末機能に唯一無二に付与された「端末識別子」、アクセスポイントとなる「IPアドレス」、端末に付与された「電話番号」、端末に付与された「SIP−URL」、端末に実装されているネットワークインターフェースの速度を示す「インターフェース速度」、実装されている「双方向通信プロトコル」、「双方向通信プロトコルバージョン」、「映像符号化方式」、「映像符号化方式符号化レート」、「音声符号化方式」、「音声符号化方式符号化レート」、「映像視聴用ソフトウェア種別」、「映像視聴用ソフトウェア種別バージョン」、の全てまたは一部を管理項目とする。
【0029】
図3はリソースディレクトリ機能3におけるメディア変換機能5の管理項目例を示した図である。
【0030】
メディア変換機能5の管理項目としては、メディア変換機能を示す識別子が記載された「リソース種別」、リソースに唯一無二に付与された「リソース識別子」、制御用アクセスポイントである、「制御用IPアドレス」、「制御用ポート番号」、実装された双方向通信プロトコルを示す識別子が記載された「双方向通信プロトコル」、「双方向通信プロトコルバージョン」、実際に端末機能が通信を行う入出力部各々についての「入出力部IPアドレス」、「入出力部ポート番号」、H.323の場合使用する「入出力部電話番号」、SIPの場合使用する「SIP−URL」、「入力映像符号化方式」、「入力音声符号化方式」、「出力映像符号化方式」、「出力音声符号化方式」、さらにメディア変換機能として入力可能な「最大入力ビットレート」、「課金情報」、の全てまたは一部を管理項目とする。
【0031】
図4はユーザ端末機能またはサービス提供機能1がサービス処理機能4にサービス要求を行い、使用する機能補填リソース種別が決定するまでのシーケンス例を示した図である。
【0032】
ユーザ端末機能またはサービス提供機能1は、サービス処理機能4に対して、サービスを利用する全ての「端末識別子」、必要な「希望帯域」、サービスを利用する期間としての「開始年月日時」及び「終了年月日時」等を引数として、サービス開始要求を送信する[1]。サービス処理機能4は該サービス要求に対して、唯一無二の「サービス識別子」を発行し、引数として与えられた全ての項目と共にサービス管理情報として登録する[2]。サービス処理機能4は端末ディレクトリ機能2に対して、「端末識別子」を引数に端末情報取得要求を送信する[3]。端末ディレクトリ機能2は、「端末識別子」に該当する端末情報の存在を検索し、発見した場合は、サービス処理機能4に対して、該端末情報を引数として、端末情報取得回答を送信する[4]。また[3]から[4]の処理はサービスを利用する全ての「端末識別子」について繰り返し実行される。サービス処理機能4は、収集した全ての端末情報を照合し[5]、機能比較を行って、例えばユーザ端末機能間で映像または音声の符号化方式に不一致が生じた場合は、機能補填リソース種別としてメディア変換機能5が選定される[6]。
【0033】
図5はサービス処理機能4が機能補填リソース機能選定[6]してから全ての必要な機能補填リソース機能全てに対してリソース検索要求を行って、検索結果をユーザ端末機能またはサービス提供機能1へ回答し、リソース確保要求を行い、確保結果がユーザ端末機能またはサービス提供機能1に通知されるまでのシーケンス例を示した図である。
【0034】
サービス処理機能4は、リソースディレクトリ機能3に対して、メディア変換機能5を示す識別子となる「リソース種別」、「双方向通信プロトコルを示す識別子」、「双方向通信プロトコルバージョンを示す識別子」、「映像符号化方式1」、「音声符号化方式1」、「映像符号化方式2」、「音声符号化方式2」、「入力レート」等を引数として、リソース検索要求を送信する[7]。リソースディレクトリ機能3は引数で与えられた条件を満たすメディア変換機能5を検索し、発見した全てのメディア変換機能5の「リソース識別子」、「制御用IPアドレス」、「制御用ポート番号」を引数として、サービス処理機能4に対してリソース回答を送信する[8]。サービス処理機能4は回答されたメディア変換機能5について該「リソース識別子」及び「制御用IPアドレス」及び「制御用ポート番号」を該「サービス識別子」と共に記憶しメディア変換機能候補が決定される[9]。サービス処理機能4は、ユーザ端末機能またはサービス提供機能1に対して、「該サービス識別子」、候補となった全ての「リソース識別子」を引数として、リソース候補回答を行う[10]。
【0035】
ユーザまたはサービス提供者は候補についで情報を得るためにユーザ端末機能またはサービス提供機能1を通じて、サービス処理機能4に対して、「リソース識別子」を引数にして、リソース情報取得要求を送信することができる[11]。リソース情報取得要求を受けたサービス処理機能4は、リソースディレクトリ機能3に対して、「リソース識別子」を引数として、リソース情報取得要求を送信する[12]。リソースディレクトリ機能3は該「リソース識別子」に対応するリソース情報を引数として、サービス処理機能4に対して、リソース情報回答を送信する[13]。サービス処理機能4はユーザ端末機能またはサービス提供機能1に対して、リソース情報を引数として、リソース情報回答を送信する[14]。なお[11]から[14]までの処理は省略可能である。
【0036】
ユーザまたはサービス提供者は候補の中から利用するリソースを決定し、決定したリソースの「リソース識別子」及び該「サービス識別子」を引数として、サービス処理機能4に対して、リソース確保要求を送信する[15]。サービス処理機能4は、該「サービス識別子」に対応するサービス管理情報に、確保するメディア変換機能5の「リソース識別子」、「制御用IPアドレス」、「制御用ポート番号」を追加登録する[16]。サービス処理機能4は、確保するメディア変換機能5に対して、該「サービス識別子」、「希望帯域」、「サービス開始年月日時」、「サービス終了年月日時」、メディア変換を利用する2つのユーザ端末機能1に関する各々の「端末識別子」、「ユーザ端末機能のIPアドレス」、「URLまたは電話番号」、「映像符号化方式」、「音声符号化方式」、等を引数として、予約要求を送信する[17]。該メディア変換機能5は、要求内容を予約情報として登録し、「予約の成否を示す識別子」及び該「サービス識別子」を引数として、サービス処理機能4に対して、予約結果を送信する[18]。サービス処理機能4は、受けた予約結果をユーザ端末機能またはサービス提供機能1に対して転送する[19]。
【0037】
[7]から[19]までの処理は、[6]で選定した機能補填リソース機能種別の数だけ繰り返し実行される。
【0038】
図6は全機能補填リソース機能種別について確保終了とサービス処理機能4が判断してからサービス開始回答がユーザ端末機能またはサービス提供機能1に返ってくるまでのシーケンス例を示した図である。
【0039】
サービス処理機能4は、確保すべき全ての機能補填リソース機能種別を確保したと判断する[20]。ユーザ端末機能またはサービス提供機能1は、該「サービス識別子」を引数として、サービス処理機能4に対して、サービス開始要求を送信する[21]。サービス処理機能4は、サービス管理情報から、該「サービス識別子」に対応する機能補填リソース機能全てについて「制御用IPアドレス」、「制御用ポート番号」を抽出する[22]。ただし本実施形態例においてはメディア変換機能5の「制御用IPアドレス」、「制御用ポート番号」のみが抽出される。サービス処理機能4は抽出した「制御用IPアドレス」、「制御用ポート番号」を用いて、「サービス識別子」を引数としたリソース開始要求を、確保したメディア変換機能5に対して送信する[23]。
【0040】
リソース開始要求を受けたメディア変換機能5はサービスを開始し、開始成功の場合は、該「サービス識別子」及び「成功を示す識別子」を引数に、開始失敗の場合は、該「サービス識別子」及び「失敗を示す識別子」を引数にして、サービス処理機能4に対して、リソース開始回答を行う[24]。[23]から[24]までの処理は、[22]で抽出された「制御用IPアドレス」が複数の場合、その数だけ繰り返し実行される。ただし本実施形態例では、メディア変換機能5のみ確保するため、抽出される「制御用IPアドレス」はメディア変換機能5に関するもののみとなる。
【0041】
サービス処理機能4はリソース開始要求を行った全ての機能補填リソース機能よりリソース開始回答が返信されたことを確認し、全機能補填リソース機能の開始または失敗を確認し[25]、開始または失敗という利用状況を該「サービス識別子」に対応するサービス管理情報に追加登録する[26]。サービス処理機能4は、ユーザ端末機能またはサービス提供機能1に対して、サービス開始成功の場合は、該「サービス識別子」、及び「開始成功を示す識別子」を引数に、サービス開始失敗の場合は、該「サービス識別子」、該「サービス開始失敗を示す識別子」を引数にして、サービス開始回答を送信する[27]。
【0042】
図7はユーザ端末機能またはサービス提供機能1がサービス終了要求を行ってからサービス終了回答を受けるまでのシーケンス例を示した図である。
【0043】
ユーザ端末機能またはサービス提供機能1は、該「サービス識別子」を引数として、サービス処理機能4に対して、サービス終了要求を送信する[28]。サービス処理機能4は、サービス管理情報から、該「サービス識別子」に対応する機能補填リソース機能全てについて「制御用IPアドレス」、「制御用ポート番号」を抽出する[29]。ただし本実施形態例においてはメディア変換機能5の「制御用IPアドレス」、「制御用ポート番号」のみが抽出される。サービス処理機能4は抽出した「制御用IPアドレス」及び「制御用ポート番号」を用いて、該「サービス識別子」を引数として、確保したメディア変換機能5に対して、リソース終了要求を送信する[30]。
【0044】
リソース終了要求を受けたメディア変換機能5はサービスを終了し、終了成功の場合は、該「サービス識別子」及び「成功を示す識別子」を引数に、終了失敗の場合は、該「サービス識別子」及び「失敗を示す識別子」を引数にして、サービス処理機能4に対して、リソース終了回答を送信する[31]。[30]から[31]までの処理は、[29]で抽出された「制御用IPアドレス」が複数の場合、その数だけ繰り返し実行される。ただし本実施形態例では、メディア変換機能5のみ確保するため、抽出される「制御用IPアドレス」はメディア変換機能5に関するもののみとなる。
【0045】
サービス処理機能4はリソース終了要求を行った全ての機能補填リソース機能よりリソース開始回答が返信されたことを確認し、全機能補填リソース機能の終了または失敗を確認し[32]、終了または失敗という利用状況をサービス管理情報に追加登録する[33]。サービス処理機能4は、ユーザ端末機能またはサービス提供機能1に対して、サービス終了成功の場合は、該「サービス識別子」及び「終了成功を示す識別子」を引数に、サービス終了失敗の場合は、該「サービス識別子」及び「サービス終了失敗を示す識別子」を引数にして、サービス終了回答を送信する[34]。
【0046】
<実施形態例2>
図8は、本発明の第2の目的を達成するための第2の実施形態例を表すネットワークシステム構成図である。
【0047】
このネットワークシステムは、10で示すエリア1内ネットワークシステム、20で示すエリア2内ネットワークシステム、30で示すエリア3内ネットワークシステムにより構成され、相互に通信する手段を具備している。各エリア内には、エリア内リソース管理機能部が具備され、各リソース管理機能部は、プロファイル通知インターフェース機能、リソース利用インターフェース機能を具備し、これらのインターフェースはXML/SOAPプロトコルによって実現されている。
【0048】
エリア1内ネットワークシステムは、映像音声端末機能部11、メディア変換機能部12、エリア内リソース管理機能部13を具備する。映像音声端末機能部11では、呼制御方式としてH.323を、映像、音声符号化方式としてそれぞれ、H.263,G.711を具備し、またUPnP(Universal Plug and Play)クライアント機能を具備する。メディア変換機能部12では、MPEG4とH.263の映像符号化方式を相互に変換する機能を具備し、またTelnetサーバ機能およびSNMPエージェント機能を具備する。
【0049】
また図9は、リソース管理機能部13の構成例であり、同機能部は、以下の機能を有する。
【0050】
・UPnPによって映像音声端末機能部から機能情報を取得してDB(データベース)管理し、またTelnetあるいはSNMPによってエリア内のメディア変換機能部から機能情報を取得してDB管理し、それを含む機能情報を統一的に定められた形式(XML)のプロファイル(以下、共通プロファイル)に変換して、プロファイル通知インターフェースにより外部に通知する機能。
【0051】
・外部からのリソース利用インターフェースによる映像音声端末機能部、メディア変換機能部の利用要求に対し、それらをそれぞれ、UPnP,TelnetあるいはSNMPプロトコルに変換して、各機能部を制御する機能。
【0052】
また、同エリア内の映像音声端末機能部11、メディア変換機能部12についての共通プロファイル管理項目例をそれぞれ、図10、図11に示す。
【0053】
端末機能部11の管理項目としては、例えばPC(パソコン)であることを示す識別子が記載された「端末種別」、端末機能に唯一無二に付与された「端末識別子」、「端末アドレス」を示す「IPアドレス」、端末に付与された「端末アドレスエイリアス」を示す「電話番号」、端末に付与された「SIP−URL」、端末に実装されているネットワークインターフェースの速度を示す「インターフェース速度」、実装されている「双方向通信プロトコル」、「双方向通信プロトコルバージョン」、「映像符号化方式」、「映像符号化レート」、「音声符号化方式」、「音声符号化レート」「映億視聴用ソフトウェア種別」、「映像視聴用ソフトウェア種別バージョン」、の全てまたは一部を管理項目とする。
【0054】
またメディア変換機能部12の管理項目としては、メディア変換機能を示す識別子が記載された「リソース種別」、リソースに唯一無二に付与された「リソース識別子」、「制御用アドレス」を示す「制御用IPアドレス」、「制御用論理ポート」、実装された双方向通信プロトコルを示す識別子が起載された「双方向通信プロトコル」、「双方向通信プロトコルバージョン」、映像音声信号の入出力部各々についての「映像音声入出力部アドレス」を示す「入出力部IPアドレス」、「映像音声入出力部論理ポート」を示す「入出力部ポート番号」、H.323の場合使用する「入出力部電話番号」、SIPの場合使用する「SIP−URL」、「入力映像符号化方式」、「入力音声符号化方式」、「出力映像符号化方式」、「出力音声符号化方式」、「最大入力ビットレート」、「課金情報」の全てまたは一部を管理項目とする。
【0055】
エリア2内ネットワークシステムは、映像音声端末機能部21、制御端末機能部22、エリア2内リソース管理機能部23を具備する。映像音声端末機能部21では、呼制御方式としてH.323を、映像、音声符号化方式としてそれぞれ、MPEG4,G.711を具備し、またJiniクライアント機能を具備する。制御端末機能部22は、HTTPによってリソース管理機能部23との通信を行う手段を具備する。
【0056】
また図12は、リソース管理機能部23の構成例であり、同機能部は、以下の機能を有する。
【0057】
・Jiniによって、映像音声端末機能部から機能情報を取得してDB管理し、それを含む機能情報を共通プロファイルに変換して、プロファイル通知インターフェースにより外部に通知する機能.
・他エリア内リソース管理機能部からのリソース利用インターフェースによる映像音声端末機曄部の利用要求に対し、それをJiniプロトコルに変換して、同機能部を制御する機能。
【0058】
また、同エリア内の映像音声端末機能部21についての共通プロファイル管理項目例を図13に示す。
【0059】
エリア3内ネットワークシステムでは、エリア1内ネットワークシステムとエリア2内ネットワークシステムの間を接続するためのネットワークリソース、エリア3内リソース管理機能部33を具備する。ネットワークを構成するネットワーク装置31,32はDiffserv対応のルータまたはL3−スイッチであり、Telnetサーバ機能およびSNMPエージェント機能を具備する。また、パケットの送信元アドレスと送信先アドレスに基づきDSCP(Diffserv Code Point)を付与する機能を有する。
【0060】
また図14は、リソース管理機能部33の構成例であり、同機能部は、以下の機能を有する。
【0061】
・TelnetあるいはSNMPによって、ネットワーク装置から設定情報を取得してDB管理し、それを含むリソース情報を共通プロファイルに変換して、プロファイル通知インターフェースにより外部に通知する機能。
【0062】
・他エリア内リソース管理機能部からのリソース利用インターフェースによるネットワークリソース利用要求に対し、それをTelnetあるいはSNMPプロトコルに変換して、各ネットワーク装置を制御する機能。
【0063】
また、同エリア内のネットワークリソースについての共通プロファイル管理項目例を図15に示す。ネットワークリソースの管理項目としては、ネットワークリソースを示す識別子が記載された「リソース種別」、リソースに唯一無二に付与された「リソース識別子」、「制御用アドレス」を示す「制御用IPアドレス」、「制御用論理ポート」、サービス対象フローを特定するための「対象特定パラメータ種別」を示す「パラメータ種別」より構成される「サービス対象」、入力、出力エッジ部のNW(ネットワーク)アドレスを示す「入力エッジNWアドレス」「出力エッジNWアドレス」、転送ポリシーを示す「帯域制御方式」「最大帯域」「最低帯域」「平均帯域」「最大サービス対象数」「遅延」、課金ポリシーを示す「料金」「課金単位」により構成される「課金情報」、「制約対象パラメータ種別」を示す「パラメータ種別」とその値を示す「パラメータ値」により構成される「利用制約条件」、出力時の付与パラメータ種別である「付与パラメータ種別」を示す「パラメータ種別」により構成される「サービス出力作用」の全てまたは一部を管理項目とする。
【0064】
次に、エリア1内の映像音声端末機能部11と、エリア2内の映像音声端末機能部21間で、双方向の映像音声通信を実現する際のシーケンス例について説明する。
【0065】
図16は、制御端末機能部22が、リソース管理機能部23にサービス要求を行い、端末プロファイル同士を比較してメディア変換機能を検索・確保するまでのシーケンス例を示した図である。
【0066】
制御端末機能部22は、リソース管理機能部23に対して、端末11,21の「端末識別子」、希望する「使用帯域」、希望する「帯域制御方式」、サービスを利用する期間としての「サービス開始年月日時」及び「サービス終了年月日時」等を引数としてサービス開始要求を送信する[1]。リソース管理機能部23は、該サービス要求に対して、唯一無二の「サービス識別子」を発行し、引数として与えられた全ての項目と共にサービス管理情報として登録する[2]。リソース管理機能部23は、リソース管理機能部13,33に対し、「端末識別子」を引数に端末プロファイル通知要求を送信する[3]。
【0067】
リソース管理機能部13は、「端末識別子」に該当する端末情報を検索し、発見した該端末プロファイル情報をリソース管理機能部23に通知する[4]。リソース管理機能部23は、該「サービス識別子」に対応するサービス管理情報に、端末機能部11,21のプロファイル情報を追加登録し[5]、両プロファイルを照合し、機能比較を行って、端末機能間で映像符号化方式に不一致が生じることを検知し[6]、機能補填リソース種別としてメディア変換機能が選定される[7]。リソース管理機能部23は、リソース管理機能部13,33に対して、メディア変換機能部を示す識別子となる「リソース種別」、「双方向通信プロトコル」、「双方向通信プロトコルバージョン」、「映像符号化方式1」、「音声符号化方式1」、「映像符号化方式2」、「音声符号化方式2」、「入力レート」等を引数として、リソース検索要求を送信する[8]。
【0068】
リソース管理機能部13,33は引数で与えられた条件を満たすメディア変換機能部を検索し、この内リソース管理機能部13は発見したメディア変換機能部12のプロファイル情報を引数としてリソース管理機能部23に対してリソース候補を回答する[9]。リソース管理機能部23は回答されたメチイア変換機能部についてのプロファイル情報を該「サービス識別子」と共に記億しメディア変換機能候補が決定される[10]。リソース管理機能部23は、制御端末機能部22に対して、候補となったリソースのプロファイル情報を引数としてリソース侯補を回答する[11]。
【0069】
ユーザは候補の中から利用するリソースを決定し、決定したリソースの「リソース識別子」及び該「サービス識別子」を引数として、リソース管理機能都23に対してリソース確保要求を送信する[12]。リソース管理機能部23は、該「サービス識別子」に対応するサービス管理情報に、確保するメディア変換機能部のプロファイル情報のみを継続して登録する[13]。リソース管理機能部23は、継続登録した該メディア変換機能部のプロファイル情報内の「制御用IPアドレス」、「制御用論理ポート」を用いて、該「サービス識別子」、メディア変換機能部12の「リソース識別子」、「使用帯域」、「サービス開始年月日時」、「サービス終了年月日時」、メディア変換機能を利用する2つの映像音声端末機能部11,21に関する各々の「端末識別子」および「IPアドレス」、「電話番号」、「映像符号化方式」、「音声符号化方式」、等を引数として、リソース管理機能13にリソース確保要求を送信する[14]。
【0070】
リソース管理機能部13は、要求内容を予約情報としてサービス管理情報に登録し、「予約の成否を示す識別子」、該「サービス識別子」および該「リソース識別子」を引数として、リソース管理機能部23に対して確保結果を送信する[15]。
【0071】
図17は、図16に続いて、両映像音声端末間での双方向の映像音声通信を行う場合の、ネットワークリソースの検索・確保シーケンスの例を示した図である。
【0072】
リソース管理機能部23は、ネットワークリソースを示す識別子となる「リソース種別」、端末11の「IPアドレス」、端末21の「IPアドレス」、メディア変換機能部12の入出力部毎の「入出力部IPアドレス」、「帯域制御方式」、「使用帯域」等の値を引数としてリソース管理機能23からリソース管理機能部13,33に対してリソース検索要求を行う[16]。
【0073】
リソース管理機能部13,33では、入力された引数に合致するネットワークリソースをプロファイルに基づき検索し、この内リソース管理機能部33は、発見したネットワークリソース侯補のプロファイル情報を引数として、リソース管理機能部23にリソース候補回答を行う[17]。リソース管理機能部23は回答されたネットワークリソースについてのプロファイル情報を該「サービス識別子」と共に記憶しネットワークリソース侯補が決定される[18]。リソース管理機能部23は、制御端末機能部22に対して、候補となったリソースのプロファイル情報を引数としてリソース侯補を回答する[19]。
【0074】
ユーザは候補の中から利用するリソースを必要な数だけ決定し、決定したリソースの「リソース識別子」および該「サービス識別子」を引数として、リソース管理機能部23に対して、リソース確保要求を送信する[20]。リソース管理機能部23は、該「サービス識別子」に対応するサービス管理情報に、確保するネットワークリソースのプロファイル情報のみを継続して登録する[21]。リソース管理機能部23は、継続登録した該ネットワークリソースのプロファイル情報内の「制御用IPアドレス」、「制御用論理ポート」を用いて、該「サービス識別子」、該ネットワークリソースの「リソース識別子」、「使用帯域」、「サービス開始年月日時」、「サービス終了年月日時」、「送信元アドレス」、「送信先アドレス」等の値を引数としてリソース管理機能部33に対してサービス確保要求を行う[22]。
【0075】
リソース管理機能部33は、要求内容を予約情報としてサービス管理情報に登録し、「予約の成否を示す識別子」、該「サービス識別子」および該「リソース識別子」を引数として、リソース管理機能部23に対して確保結果を送信する[23]。リソース管理機能部23は、リソース管理機能部23は、確保すべき全ての機能補填リソース機能種別を確保したと判断すると、制御端末機能部22に対してその旨通知する[24]。
【0076】
図18は、全機能補填リソース機能種別について確保が終了してからサービス開始回答が制御端末機能部22に送信されるまでのシーケンス例を示した図である。
【0077】
制御端末機能部22は、リソース管理機能部23に対して、該「サービス識別子」を引数としてサービス開始要求を送信する[25]。リソース管理機能部23は、サービス管理情報から、該「サービス識別子」に対応する機能補填リソース機能全てについて「制御用IPアドレス」、「制御用論理ポート」を抽出する。リソース管理機能部23は抽出した「制御用IPアドレス」、「制御用論理ポート」を用いて、「サービス識別子」を引数としたリソース起動要求をリソース管理機能部33に送信する[26]。
【0078】
リソース管理機能部33は、サービス管理情報から、該「サービス識別子」に対応するネットワークリソースを起動するため、各ネットワーク装置に対して、サービス管理情報に登録された「送信元アドレス」、「送信先アドレス」を持つパケットに対してネットワークリソース毎に決められたパラメータ値(DSCP)を付与するよう指示する[27][28]。起動成功の場合は、該「サービス識別子」及び「成功を示す識別子」を引数に、リソース管理機能部33よりリソース管理機能部23に対してリソース起動終了通知を行う[29]。
【0079】
リソース管理機能部23は、先に抽出した「制御用IPアドレス」、「制御用論理ポート」を用いて、「サービス識別子」を引数としたリソース起動要求をリソース管理機能部13に送信する[30]。リソース管理機能部13は、サービス管理情報から、該「サービス識別子」に対応するメディア変換機能部12を起動するため、メディア変換機能部12に対して映像音声端末機能部11,21との接続を指示する[31]。メディア変換機能部12は、両端末に接続を要求し[32]、双方向の映換音声通信が開始される[33]。起動成功の場合は、該「サービス識別子」及び「成功を示す識別子」を引数に、リソース管理機能部13よりリソース管理機能部23に対してリソース起動終了通知を行う[34]。リソース管理機能部23は、リソース起動要求を行った全ての機能補填リソース機能よりリソース起動終了通知が返信されたことを確認し、制御端末機能部22に対して、該「サービス識別子」及び「開始成功を示す識別子」を引数に、サービス開始通知を送信する[35]。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第1の目的を達成する発明によれば、映像・音声通信サービスの提供者は、当該サービスを実現するために必要なリソースを具備する必要がなく、ネットワーク上に散在しているリソースを必要な時に、必要な期間だけ利用することによってサービスを提供できるようになる。さらにサービス提供者は、ネットワークに散在するリソースが各々具備する様々な種類のプログラムインターフェースを全く意識することなく、サービス処理機能が提供しているプログラムインターフェースのみを使用することによってサービスを提供することができるようになる。一方リソース提供者は、特定の目的のために構築したリソースを一時的に、サービス提供者に提供することにより、リソースの有効利用を図ることができるようになる。さらに、ユーザ、サービス提供者、リソース提供者は互いの存在を意識することなく、サービス処理機能のみに要求条件と共にサービスを要求することによ一って、サービス処理機能が、要求条件に見合ったリソースを検索、発見し、発見された候補の中からユーザまたはサービス提供者の意志によって選択されたリソースを確保することができる。以上の特徴から、本発明を導入することで、映像・音声通信サービスの普及拡大が期待できる。
【0081】
また、本発明の第2の目的を達成する発明によれば、ネットワーク方式の異なる複数の閉域エリア内ネットワークを接続する広域ネットワークシステムにおいて、単一エリア内あるいは複数エリアをまたがる通信を実現するために各エリア内のネットワークリソースを利用する際に、どのようなネットワークリソースが利用可能であるかを知ること、および適切なネットワークリソースをユーザが利用毎に自由に選択することが可能となり、また複数エリアをまたがる通信においては、エリア毎に方式が異なるネットワークリソース同士の接続設定を動的に行うことが可能となり、エリア毎のネットワーク方式の差異を意識することなく、それらの組み合わせを利用者が自由に選択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例による映像・音声通信を利用したサービスに必要なリソースの検索・調達方法の機能構成例を示した図である。
【図2】第1の実施形態例における端末ディレクトリ機能2におけるユーザ端末機能1の管理項目例を示した図である。
【図3】第1の実施形態例におけるリソースディレクトリ機能3におけるメディア変換機能5の管理項目例を示した図である。
【図4】第1の実施形態例におけるユーザ端末機能またはサービス提供機能1がサービス処理機能4にサービス要求を行い、使用する機能補填リソース種別が決定するまでのシーケンス例を示した図である。
【図5】第1の実施形態例におけるサービス処理機能4が機能補填リソース機能選定してから全ての必要な機能補填リソース機能全てに対してリソース検索要求を行って、検索結果をユーザ端末機能またはサービス提供機能1へ回答し、リソース確保要求を行い、確保結果がユーザ端末機能またはサービス提供機能1に通知されるまでのシーケンス例を示した図である。
【図6】第1の実施形態例における全機能補填リソース機能種別について確保終了とサービス処理機能4が判断してからサービス開始回答がユーザ端末機能またはサービス提供機能1に返ってくるまでのシーケンス例を示した図である。
【図7】第1の実施形態例におけるユーザ端末機能またはサービス提供機能1がサービス終了要求を行ってからサービス終了回答を受けるまでのシーケンス例を示した図である。
【図8】本発明の第2の実施形態例による映像音声通信システムの構成例を示す図である。
【図9】第2の実施形態例におけるエリア1内リソース管理機能部13の構成例を示す図である。
【図10】第2の実施形態例における映像音声端末機能部11のプロファイル管理項目例を示す図である。
【図11】第2の実施形態例におけるメディア変換機能部12のプロファイル管理項目例を示す図である。
【図12】第2の実施形態例におけるエリア2内リソース管理機能部23の構成例を示す図である。
【図13】第2の実施形態例における映像音声端末21のプロファイル管理項目例を示す図である。
【図14】第2の実施形態例におけるエリア3内リソース管理機能部33の構成例を示す図である。
【図15】第2の実施形態例におけるネットワークリソースプロファイル管理項目例を示す図である。
【図16】第2の実施形態例におけるメディア変換機能の検索・獲得シーケンスを示す図である。
【図17】第2の実施形態例におけるネットワークリソースの検索・獲得シーケンスを示す図である。
【図18】第2の実施形態例におけるリソースの起動・サービス開始シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1…ユーザ端末機能またはサービス提供機能
2…端末ディレクトリ機能
3…リソースディレクトリ機能
4…サービス処理機能
5…メディア変換機能
10…エリア1
11…映像音声端末機能部
12…メディア変換機能部
13…リソース管理機能部
20…エリア2
21…映像音声端末機能部
22…制御端末機能部
23…リソース管理機能部
30…エリア3
31…NW装置
32…NW装置
33…リソース管理機能部

Claims (13)

  1. 異なる映像・音声の符号化方式を具備する複数の端末機能に対して、映像・音声通信を提供する映像・音声通信サービス提供システムであって、
    複数のユーザ端末機能または映像・音声通信サービスを提供するサービス提供機能と、
    「映像・音声符号化方式」等のユーザ端末機能に関する機能及び性能及び「端末識別子」等の属性情報を管理する端末ディレクトリ機能と、
    2つ以上の異なる映像・音声符号化方式間での変換を行う複数のメディア変換機能と、
    変換可能な「映像・音声符号化方式」等のメディア変換機能に関する機能及び性能及び「リソース識別子」等の属性情報を管理するリソースディレクトリ機能と、
    映像・音声通信サービスを利用する全てのユーザ端末機能についての機能比較及び比較結果に応じたメディア変換機能の要否判定及びメディア変換機能の検索及び確保さらには確保したメディア変換機能の開始または終了等の処理の全てあるいは一部を実行するサービス処理機能と、で構成され、
    該端末ディレクトリ機能は、ユーザ端末機能の属性情報の検索及び取得に関するプログラムインターフェースを該サービス処理機能に対して提供し、
    該リソースディレクトリ機能は、メディア変換機能の検索及びメディア変換機能の属性情報の取得に関するプログラムインターフェースを該サービス処理機能に対して提供し、
    該サービス処理機能は、映像・音声通信サービスの要求または取消及びメディア変換機能の確保及びメディア変換機能の開始また終了に関するプログラムインターフェースを該ユーザ端末機能またはサービス提供機能に対して提供し、
    該メディア変換機能は、利用予約及び通信サービスリソース開始または終了に関するプログラムインターフェースを該サービス処理機能に対して提供する
    ことを特徴とする映像・音声通信サービス提供システム。
  2. 請求項1に記載の映像・音声通信サービス提供システムであって、
    端末ディレクトリ機能は、
    端末に唯一無二に付与された「端末識別子」、「IPアドレス等のアクセスポイント」、「双方向通信に必要なプロトコル」、「双方向通信に必要なプロトコルのバージョン」、「映像符号化方式」、「音声符号化方式」、を含む項目を属性情報として管理し、これら管理項目の全てまたは一部をキーワードとして属性情報の検索及び取得するためのプログラムインターフェースをサービス処理機能に対して提供するものである
    ことを特徴とする映像・音声通信サービス提供システム。
  3. 請求項1に記載の映像・音声通信サービス提供システムであって、
    リソースディレクトリ機能は、
    メディア変換機能について、通信サービスリソースに唯一無二に付与された「リソース識別子」、該通信サービスリソースの「IPアドレス等の制御用アクセスポイント」、「双方向通信に必要なプロトコル」、「双方向通信に必要なプロトコルのバージョン」、「対応可能なビットレート」、さらに対応可能な映像・音声符号化方式が2種類の場合は「1つ目の映像符号化方式」、「1つ目の音声符号化方式」、「1つ目の符号化方式を利用する際のアクセスポイント」、「2つ目の映像符号化方式」、「2つ目の音声符号化方式」、「2つ目の符号化方式を利用する際のアクセスポイント」を含む項目を属性情報として管理し、これらの項目の全てまたは一部をキーワードとしたメディア変換機能の検索及びメディア変換機能の属性情報の取得に関するプログラムインターフェースをサービス処理機能に対して提供するものである
    ことを特徴とする映像・音声通信サービス提供システム。
  4. 請求項1に記載の映像・音声通信サービス提供システムであって、
    メディア変換機能は、
    通信サービスリソースの利用及び予約状況を管理する機能と、
    サービス処理機能に対して提供するプログラムインターフェースと通信サービスリソース独自のプログラムインターフェースとを変換する機能と、を具備し、
    該サービス処理機能から予約要求を受信した場合は、該予約状況を参照し利用可能な場合は予約情報として登録し、利用不可な場合はその旨該サービス処理機能に回答し、該サービス処理機能から通信サービスリソース開始または終了要求を受信した場合は、通信サービスリソース機能独自のプログラムインターフェースに変換して通信サービスリソース機能の開始または終了を実行するものである
    ことを特徴とする映像・音声通信サービス提供システム。
  5. 請求項1に記載の映像・音声通信サービス提供システムにおけるサービス処理方法であって、
    サービス処理機能は、
    ユーザ端末機能またはサービス提供機能からの各種要求に応じて、ユーザ端末機能比較、メディア変換機能の要否判定及び検索及び属性情報の取得及び確保または取消及び開始または終了といった処理を行う処理機能と、
    サービス毎に唯一無二の「サービス識別子」を付与し、「サービス識別子」、確保されたメディア変換機能の「リソース識別子」、メディア変換機能の「制御用アクセスポイント」、サービスを利用する全ての「端末識別子」、「希望帯域」、「サービスの開始年月日時及び終了年月日時」、を含むサービス管理情報を管理するサービス管理機能と、を具備し、
    該ユーザ端末機能またはサービス提供機能からサービス要求を受信すると、該サービスに対し唯一無二の「サービス識別子」を発行する段階と、
    「サービス識別子」、サービスを利用する全ての「端末識別子」、「希望帯域」、「サービスの開始年月日時及び終了年月日時」、等のサービス管理情報を登録する段階と、
    端末ディレクトリ機能から該サービスを利用する全てのユーザ端末機能に関する属性情報を取得及び特に「映像・音声符号化方式」及び双方向通信プロトコル及びそのバージョンについて比較する段階と、
    比較結果としてユーザ端末機能間で「映像・音声符号化方式」に差異が認められた場合、差異を吸収する機能補填リソースとしてメディア変換機能を選定する段階と、
    リソースディレクトリ機能に対して差異の認められた「映像・音声符号化方式」、「希望帯域」等を引数としてメディア変換機能について検索要求を送信する段階と、
    先の検索要求を満たす全てのメディア変換機能の「リソース識別子」及び「制御用アクセスポイント」等の情報を該リソースディレクトリ機能から取得する段階と、
    条件に見合ったメディア変換機能全てを候補として該ユーザ端末機能またはサービス提供機能にメディア変換機能の属性情報を送信する段階と、
    該ユーザ端末機能またはサービス提供機能から「サービス識別子」及び選択されたメディア変換機能の「リソース識別子」を引数とした確保要求を受信する段階と、
    メディア変換機能に対して該「サービス識別子」及びユーザ端末機能の「アクセスポイント」及び「映像・音声符号化方式の組み合わせ」等を引数とした予約要求を送信する段階と、
    該「サービス識別子」に対応するサービス管理情報に予約済みのメディア変換機能の「リソース識別子」及び「制御用アクセスポイント」等を追加登録する段階と、を経て、
    ユーザ端末機能間で映像・音声符号化方式間での差異を吸収するメディア変換機能を確保する
    ことを特徴とする映像・音声通信サービス提供システムにおけるサービス処理方法。
  6. 請求項1に記載の映像・音声通信サービス提供システムにおけるサービス処理方法であって、
    サービス処理機能は、
    サービス取消の要求を受信すると、引数として与えられた「サービス識別子」により確保したメディア変換機能の「制御用アクセスポイント」を抽出する段階と、
    メディア変換機能に対して該「サービス識別子」を引数とした予約取消を要求する段階と、
    該「サービス識別子」に対応するサービス管理情報を削除する段階と、を経て、
    該サービスについて確保したメディア変換機能の予約を取り消す
    ことを特徴とする映像・音声通信サービス提供システムにおけるサービス処理方法。
  7. 請求項1に記載の映像・音声通信サービス提供システムにおけるサービス処理方法であって、
    サービス処理機能は、
    サービス開始の要求を受信すると、引数として与えられた「サービス識別子」により確保したメディア変換機能の「制御用アクセスポイント」を抽出する段階と、
    メディア変換機能に対して開始を要求する段階と、を経て、
    該サービスを開始し、
    さらにサービス終了の要求を受信すると、引数として与えられた「サービス識別子」を用いてサービス管理情報から確保したメディア変換機能の「制御用アクセスポイント」を抽出する段階と、
    メディア変換機能に対して終了を要求する段階と、
    該「サービス識別子」に対応するサービス管理情報を消去する段階と、を経て、
    該サービスを終了する
    ことを特徴とする映像・音声通信サービス提供システムにおけるサービス処理方法。
  8. 映像または音声を発信する発信端末と、映像または音声を受信する受信端末と、それらを接続するネットワークと、端末の機能差を吸収するための変換機能等の通信サービスリソースを組み合わせることによって実現され、該通信サービスリソースが複数のエリアに分散配置される映像・音声通信システムであって、
    各エリアには当該エリアに所属する通信サービスリソースを管理するリソース管理機能が配置され、
    各エリアのリソース管理機能は、
    自エリアに属する通信サービスリソースの機能を他のリソース管理機能との間で統一的に定められた形式で記述したリソースプロファイルを外部に対して通知するプロファイル通知インターフェース機能と、
    自エリアに属する通信サービスリソースの機能を外部から利用可能とするためのリソース利用インターフェース機能を提供する機能と、を有し、
    それぞれのエリアに属する通信サービスリソースを組み合わせることによって映像・音声通信サービスを開始するものである
    ことを特徴とする分散リソース連携による映像・音声通信システム。
  9. 請求項8に記載の分散リソース連携による映像・音声通信システムであって、
    自エリアに属する通信サービスリソースの機能を外部から利用可能とするためのインターフェース機能の詳細が、自エリアに属する通信サービスリソースの機能を他のリソース管理機能との間で統一的に定められた形式で記述したリソースプロファイルの中において記述されるものである
    ことを特徴とする分散リソース連携による映像・音声通信システム。
  10. 請求項8に記載の分散リソース連携による映像・音声通信システムであって、
    リソース管理機能は、
    エリア内においてエリア内の通信サービスリソースを運用するエリア内プロトコルを使ってエリア内の通信サービスリソースのプロファイルを取得するエリア内プロファイル取得機能と、
    該取得したエリア内の通信サービスリソースのプロファイルを格納し記憶するプロファイルデータベース機能と、
    エリア内の通信サービスリソースのプロファイルを他のリソース管理機能との間で統一的に定められた形式で外部に対して通知するプロファイル通知インターフェース機能と、を備え、
    自エリアに属する通信サービスリソースの機能を外部から利用可能とするためのインターフェース機能を通して指示された利用要求に従って、該利用要求の指示をエリア内の通 信サービスリソースを運用するエリア内プロトコルに変換しエリア内の通信サービスリソースを制御するためのインターフェース変換機能と、
    エリア内プロトコルによる通信サービスリソース制御機能と、を提供するものである
    ことを特徴とする分散リソース連携による映像・音声通信システム。
  11. 請求項8に記載の分散リソース連携による映像・音声通信システムであって、
    リソース管理機能がプロファイル通知インターフェースにより外部に通知するリソースプロファイルの内、発信・受信端末についてのプロファイルの管理項目が、
    端末の種別を示す「端末種別」、端末に唯一無二に付与された「端末識別子」、端末が管理されるエリアを一意に識別するための「エリア識別子」、IPアドレス等の端末アドレスを示す「端末アドレス」、電話番号等の「端末アドレス」のエイリアスを示す「端末アドレスエイリアス」、端末に実装されているネットワークインターフェースの速度を示す「インターフェース速度」、双方向通信の際に端末が利用するプロトコルを示す「双方向通信プロトコル」、そのバージョンを示す「双方向通信プロトコルバージョン」、端末に実装された「映像符号化方式」、そのバージョンを示す「映像符号化方式バージョン」、その符号化レートを示す「映像符号化レート」、端末に実装された「音声符号化方式」、そのバージョンを示す「音声符号化方式バージョン」、その符号化レートを示す「音声符号化レート」、端末に実装された「映像視聴用ソフトウェア種別」、そのバージョンを示す「映像視聴用ソフトウェア種別バージョン」の全てまたはその一部により構成されるものである
    ことを特徴とする分散リソース連携による映像・音声通信システム。
  12. 請求項8に記載の分散リソース連携による映像・音声通信システムであって、
    リソース管理機能がプロファイル通知インターフェースにより外部に通知するリソースプロファイルの内、端末の映像・音声符号化方式の機能差を吸収するためのメディア変換機能についてのプロファイルの管理項目が、
    通信サービスリソースの種別を示す「リソース種別」、該通信サービスリソースに唯一無二に付与された「リソース識別子」、該通信サービスリソースを制御するためのIPアドレス等のアドレスを示す「制御用アドレス」、該通信サービスリソースを制御するための論理ポートを示す「制御用論理ポート」、通信サービスリソースが管理されるエリアを一意に識別するための「エリア識別子」、通信サービスリソースが双方向通信を行う際に利用するプロトコルを示す「双方向通信プロトコル」、そのバージョンを示す「双方向通信プロトコルバージョン」、通信サービスリソースに入力可能な最大ビットレートを示す「最大入力ビットレート」、通信サービスリソースに実装された複数記述可能な「映像符号化方式」及び「音声符号化方式」の組、符号化方式の各組毎の入出力部におけるIPアドレス等のアドレスを示す「映像音声入出力部アドレス」及びその論理ポートを示す「映録音声入出力部論理ポート」、通信サービスリソース利用の際に課金される料金を示す「料金」及びその料金が課金される単位を示す「課金単位」の全てまたはその一部により構成されるものである
    ことを特徴とする分散リソース連携による映像・音声通信システム。
  13. 請求項8に記載の分散リソース連携による映像・音声通信システムであって、
    リソース管理機能がプロファイル通知インターフェースにより外部に通知するリソースプロファイルの内、ネットワークリソースについてのプロファイルの管理項目が、
    通信サービスリソースの種別を示す「リソース種別」、該通信サービスリソースに唯一無二に付与された「リソース識別子」、該通信サービスリソースを制御するためのアドレスを示す「制御用アドレス」、該通信サービスリソースを制御するための論理ポートを示す「制御用論理ポート」、通信サービスリソースが管理されるエリアを一意に識別するための「エリア識別子」、通信サービスリソースを利用する対象フローを特定するためのパラメータ種別を示す複数記述可能な「対象特定パラメータ種別」、通信サービスリソース の入力エッジ部ネットワークアドレスを示す「入力エッジNWアドレス」、通信サービスリソースの出力部ネットワークアドレスを示す「出力エッジNWアドレス」、全ての対象フローに対する帯域の制御方式を示す「帯域制御方式」、全ての対象フローが利用可能な合計帯域の最大値、最低値、平均値を示す、「最大帯域」、「最低帯域」、「平均帯域」、全ての対象フローに対して許容可能なバースト長の最大値を示す「最大バースト長」、同時利用可能な最大対象フロー数を示す「最大サービス対象数」、データ転送時の遅延時間を示す「遅延」、通信サービスリソースの利用に対し課金される料金を示す「料金」、「料金」に記述の料金が課金される単位の種別と単位数を示す複数記述可能な、「課金単位種別」と「課金単位数」の組、利用制約を行うための制約対象となるパラメータ種別とその値を示す複数記述可能な、「制約対象パラメータ種別」と「制約対象パラメータ値」の組、対象フローに対して出力時に付与されるパラメータ種別を示す複数記述可能な「付与パラメータ種別」の全てまたはその一部により構成されるものである
    ことを特徴とする分散リソース連携による映像・音声通信システム。
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