JP4073332B2 - Sound barrier structure for road - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主として高速道路等の路肩に沿って構築される防音壁の技術分野に属し、特に、車輌の衝突事故などによる火災で透光板が延焼した際に、燃えて溶け落ちた合成樹脂が一般居住区域(民地側)へ飛散、落下して二次災害が発生することを未然に防止する防音壁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、道路用防音壁は、ポリカーボネート板やアクリル板等の合成樹脂製透光板を用いて、道路を走行する車輌からの外界の視界を遮らない防音壁が多く採用されている。
【0003】
これらの透光板が車輌の衝突事故などで破損して、破片が飛散、落下することを防ぐために、これまで種々提案されている。
【0004】
この種の従来技術、特に透光板の破損を防止する技術、及び破損した透光板の飛散、落下を防止する技術は、例えば以下の(a)〜(d)に開示されている。
【0005】
(a)特許文献1及び2には、透光板が破損した場合にその破片を受け止める防護ネット又は波形板材を、道路側(音源側)と反対側に取り付けた防音壁が開示されている。
【0006】
(b)特許文献3には、透光板の内部に補強用網状部材が埋設された透光板が開示されている。前記補強用網状部材によって透光板の補強が施されている。
【0007】
(c)特許文献4及び5には、透光板が破損しないように板状体で樹脂薄膜を挟持したり、フィルム貼付等の飛散防止手段を施した合成樹脂板が開示されている。
【0008】
(d)特許文献6及び7には、透明樹脂板に難燃剤を混合することで燃焼速度を遅くし、火災の延焼を防止する技術が開示されている。
【0009】
【特許文献1】
実公平7−15854号公報
【特許文献2】
実公平5−10009号公報
【特許文献3】
特開平7−317023号公報
【特許文献4】
特開平6−83365号公報
【特許文献5】
実開平1−138910号公報
【特許文献6】
特開平8−311822号公報
【特許文献7】
特開平10−219634号公報
【0010】
【本発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、透光板が破損した場合の破片の落下防止に有効であり、破損しないように工夫したり、延焼を防止或いは遅らせるなどの工夫がなされているが、延焼した合成樹脂製の透光板が一旦、溶融樹脂となった場合には防ぐ手段がない。
【0011】
本発明の目的は、防音壁の透光板が車輌の衝突事故などによる火災で延焼して溶け落ちた合成樹脂が民地側へ飛散、落下することを確実に防ぎ、二次災害の発生を未然に防止でき、しかも視界の良好性は相変わらず保持できる構成とした、道路用防音壁構造を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る道路用防音壁構造は、
複数の支柱及び、該支柱間に透光板が取り付けられて成る道路用防音壁構造において、
透光板の音源側とは反対側位置に金属製網体が配置されていること、
前記金属製網体の下部は網目を細かく形成され、中間部分又は上部は網目を粗く形成されていることを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載した発明に係る道路用防音壁構造は、
複数の支柱及び、該支柱間に合成樹脂製透光板が取り付けられて成る道路用防音壁構造において、
透光板の音源側とは反対側位置に金属製網体が配置されていること、
前記金属製網体の下部は、溶け落ちた合成樹脂の飛散、落下を防止可能な程度に網目を細かく形成され、中間部分又は上部は網目を粗く形成されていることを特徴とする。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載した道路用防音壁構造において、
透光板が縦枠材と横枠材とで矩形状に組み立てられた周枠の面内に嵌め込まれ固定されて成る枠付き透光板であって、該金属製網体が支柱又は枠付き透光板の周枠へ固定されていることを特徴とする。
【0015】
請求項4記載の発明は、請求項2に記載した道路用防音壁構造において、
金属製網体は、垂直部と、その下部に透光板側へ突き出るように設けられた網目の細かい溶融樹脂受け部とで構成されていることを特徴とする。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項2に記載した防路用防音壁構造において、
金属製網体は、垂直部と、その下部に透光板とは反対側へ突き出るように設けられた網目の細かい溶融樹脂受け部とで構成されていることを特徴とする。
【0017】
請求項6記載の発明は、請求項4又は5に記載した道路用防音壁構造において、
溶融樹脂受け部は、側面方向に見ると、水平方向に一定幅を有する溝形状に形成されていることを特徴とする。
【0018】
請求項7記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一に記載した道路用防音壁構造において、
金属製網体は、支柱又は枠付き透光板の周枠へクリップ金物により固定して取り付けられていることを特徴とする。
【0019】
請求項8に記載した発明に係る道路用防音壁構造は、
縦枠材と横枠材とで矩形状に組み立てられた周枠の面内に透光板が嵌め込まれ固定されて成る枠付き透光板が、道路等の路肩に沿って設けた複数本の支柱の間に固定されている道路用防音壁構造において、
枠付き透光板の上方であって、支柱の上端部に吸音部材が取り付けられていること、
各枠付き透光板の音源側とは反対側位置に金属製網体が配置され、該金属製網体は支柱へ固定されていること、
前記金属製網体の下部は網目を細かく形成され、前記透光板と対応する部分は網目を粗く形成されていること、
前記吸音部材の音源側とは反対側位置に、前記金属製網体の上方へ連続する金属製網体が配置され、当該上位の金属製網体は支柱へ固定されており、同金属製網体は網目を細かく形成されていることを特徴とする。
【0020】
【本発明の実施形態】
本発明に係る道路用防音壁構造の実施形態を大別すると、第1は、透光板が車輌の衝突事故などで破損した際に、破片が一般居住区域へ飛散、落下して二次災害が発生することを未然に防止する、請求項1記載の発明の実施形態である。透光板の音源側とは反対側位置に金属製網体が配置されている。前記金属製網体の下部は網目を細かく形成され、中間部分又は上部は網目を粗く形成されている。
【0021】
第2は、車輌の衝突事故などによる火災で透光板が延焼して溶け落ちた合成樹脂が一般居住区域へ飛散、落下して二次災害が発生することを未然に防止する、請求項2〜7記載の発明の実施形態である。この実施形態は、金属製網体を枠付き透光板へ取り付ける実施形態と、金属製網体を支柱へ取り付ける実施形態とに大別される。透光板の音源側とは反対側位置に金属製網体が配置され、前記金属製網体は支柱又は枠付き透光板の周枠へ固定されている。金属製網体の下部は、溶け落ちた合成樹脂の飛散、落下を防止可能な程度に網目を細かく形成され、中間部分又は上部は網目を粗く形成されている。
【0022】
第3は、グラスウール等により成り、車輌の衝突事故などによる火災で溶け落ちる吸音部材の飛散、落下を防止すると共に、破損した透光板の破片の飛散、落下も防止する、請求項8記載の発明の実施形態である。枠付き透光板の上方であって、支柱の上端部に吸音部材が取り付けられている。金属製網体は支柱へ固定されている。金属製網体の下部は網目を細かく形成され、透光板と対応する部分は網目を粗く形成されている。吸音部材の音源側とは反対側位置に、前記金属製網体の上方へ連続する金属製網体が配置され、支柱へ固定されている。この金属製網体は網目を細かく形成されている。
【0023】
【実施例】
以下に、先ず請求項1及び請求項2〜7記載の発明に係る道路用防音壁構造(以下、防音壁と省略する場合がある。)の実施例を図1〜図3に基づいて説明する。
【0024】
この防音壁3は、縦枠材4と横枠材5とで略長方形に組み立てられた周枠6の面内にポリカーボネート板又はアクリル板等の合成樹脂製透光板7が嵌め込まれ押縁8(図7及び図8を参照)で固定されて成る枠付き透光板1が、道路等の路肩に沿って設けた複数本のH型鋼より成る支柱2…のうち隣り合う2本の支柱2、2の溝内へ嵌め込んで、その間に固定された構成である(請求項3記載の発明)。但し、請求項1に係る発明の場合、透光板7はポリカーボネート板又はアクリル板の限りではなく、ガラス等を含む更に広い概念のものである。
【0025】
各枠付き透光板1の音源側とは反対側の位置(いわゆる民地側)に金属製網体9(又は9’)が配置され、該金属製網体9(又は9’)は前記枠付き透光板1(又は1’)の周枠6へ固定された構造とされている(請求項3記載の発明)。
【0026】
前記金属製網体9(又は9’)は、隣接する支柱2、2の間に露出する透光板7の背面全域を覆うのに十分な形状と大きさ(一例として、縦寸が1000mm、横寸が1900mm。但し、この限りではない。)に線材10を縦横に組み合わせ、その各交点が溶接された構成である。透光板7を通じて見る視界を遮らないように、中央部は線材10の網目(ピッチ)を粗くし、周辺部は金属製網体9(又は9’)の強度を確保するため中央部に比べて網目を細かく形成されている。したがって、金属製網体9(又は9’)によって視界が遮られることは少なく、透光板7の本来の視界の良好性を保持できる。
【0027】
金属製網体9は、図3に示すように、防音壁3の最下段に配置される枠付き透光板1に取り付けられ、金属製網体9’は二段目以上に配置される枠付き透光板1’に取り付けられるので、下記するように若干異なる形状、構造とされている。
【0028】
図4〜図6は、防音壁3の最下段に配置される枠付き透光板1及び金属製網体9の具体的構成を示している。
【0029】
金属製網体9は、上部において網目を粗く形成された垂直部9aと、その下部に設けられた溶融樹脂受け部(以下、受け部と省略する場合がある。)9bとで構成されている。前記受け部9bは火災で溶け落ちた合成樹脂の飛散、落下を防止可能な程度に網目を細かく形成されている(一例として、縦ピッチが30mm、横ピッチが100mm。但し、この限りでない。)。
【0030】
前記受け部9bは、側面方向に見ると、水平方向に一定幅を有する溝形状に形成されており、その溝の略半分が透光板側(いわゆる道路側)へ突き出し、他側の略半分が民地側へ突き出るように形成されている(請求項4〜6記載の発明)。そのため、車輌等の火災時の熱により溶けて形状を維持できなくなった透光板7は、垂直部9aにもたれながら溶け落ち、落ちた合成樹脂は民地側の受け部9bで受け止められる。したがって、溶け落ちた合成樹脂は民地側へ飛散、落下することがなく、二次災害の発生を防止することができる。また、溶け落ちた合成樹脂が道路側へ飛散、落下することも防止することができる。
【0031】
ちなみに、上記受け部9bの幅寸Wは、図2に示すように、金属製網体9を周枠6へ取り付けた際に、同受け部9bの背面とH型鋼支柱2の背面とが略面一となるように形成され、民地側にハミ出さない大きさとされている。また、受け部9bの高さH(厚み)は、図6に示すように、枠付き透光板1の下側の横枠材5の高さと略等しく形成され、もって視界を遮らない構成とされている。
【0032】
図7は、上記金属製網体9の上端部の取付け構造の一例を示している。
図6に示した金属製網体9の垂直部9aは、その下端部に設けた受け部9bの道路側への突出分だけ、周枠6から離れて配置される。そのため前記垂直部9aの上端部を枠付き透光板1の上側の横枠材5へ連結できるように、当該上端部には、上記突出分と等しい幅寸の水平部9cが設けられ、更に前記水平部9cの先端部には、鉛直下方に垂れ下がる垂直部9aの取付け部9dが設けられている。
【0033】
前記取付け部9dは上側の横枠材5の背面部に配置し、同取付け部9dの水平方向に延びる上下2本の線材10、10を挟むように4個のクリップ金物11…(図4を参照、但し、個数は限定されない。)を当てがって、同クリップ金物11を前記横枠材5へリベット12で固定している。かくして、金属製網体9の上端部は周枠6へ取り付けられている(請求項7記載の発明)。
【0034】
前記金属製網体9の下端部も、具体的に図示することは省略したが、略同様に受け部9bの道路側の側面部で水平に延びる上下2本の線材10、10を、枠付き透光板1の下側の横枠材5の背面部へクリップ金物11を用いて固定し取り付けられている。
【0035】
図8は、上記金属製網体9の側部の取付け構造の一例を示している。
枠付き透光板1の縦枠材4の内側縁に沿って、波形状の取付け金物13の一方の平面部がリベット12で連結されている。前記取付け金物13は、金属製網体9の垂直部9aを縦枠材4へ連結可能な幅寸に構成されている。
【0036】
同取付け金物13の他方の平面部には、金属製網体9の垂直部9aの側縁において鉛直方向に延びる線材10を配置し、この線材10を挟むようにクリップ金物14を当てがって、同クリップ金物14を前記平面部へボルト15とナット16で固定している。かくして、金属製網体9の側部は周枠6へ取り付けられている。
【0037】
上記の通り、金属製網体9の枠付き透光板1への取付けは簡単にでき、金属製網体9のみを交換することも容易である。
【0038】
図9〜図11は、防音壁3の二段目以上に配置される上記枠付き透光板1’及び金属製網体9’の具体的構成を示している。
上記二段目以上の金属製網体9’は、同金属製網体9’に沿って溶け落ちる合成樹脂が、上述した最下段の金属製網体9の受け部9bまで伝って落ち受け止められるように、最下段の垂直部9aと上下方向に一連に連続する構成とされている(図3を参照)。すなわち、この金属製網体9’の垂直部9a’は、上記最下段の金属製網体9の垂直部9aと略同様に、上下の水平部9c’、9c’によって周枠6から所定の間隔を開けて配置されている。前記上下の水平部9c’、9c’には、垂直部9a’の取付け部9d’、9d’が設けられている。前記垂直部9a’は、上側及び下側の横枠材5、5の背面部へ、当該垂直部9a’の取付け部9d’、9d’をクリップ金物11を用いて固定し取り付けられている。更に前記垂直部9a’は、左右の縦枠材4、4の背面部へ、同垂直部9a’の側部を、取付け金物13とクリップ金物14を用いて固定し取り付けられている。なお、請求項1記載の発明に係る金属製網体も、上記金属製網体9’と同様な形状及び構成とされ、同様な手段で枠付き透光板へ取り付けられる。
【0039】
上記の金属製網体9(又は9’)を取り付けた枠付き透光板1(又は1’)は、通例の構築手順として、予め高速道路の路肩に沿って所定の間隔で設けられたH型鋼より成る支柱2の溝部へ、先ず最下段の枠付き透光板1を挿入し、バネクリップ部材15(図2)で固定する。続いて支柱2の溝部へ2段目以降の枠付き透光板1’を必要数挿入して最下段の枠付き透光板1の上方へ積み重ね、やはり、バネクリップ部材15で固定する。上記の要領で、枠付き透光板1’を積み重ねて防音壁3を構築することができる。
【0040】
本発明の防音壁3は、火災で溶け落ちる合成樹脂の飛散、落下を確実に防ぐと共に、破損した透光板の破片の飛散、落下も防ぐことができ、二次災害の発生を未然に防止することができる。特に、金属製網体9の下部は、網目を細かく形成されているので、小さな破片が抜け落ちることはない。
【0041】
図12は、最下段の枠付き透光板1に取り付けられる金属製網体9の異なる形状を示している。この金属製網体9は、受け部9bが箱形状に形成されていることが特徴である。要するに、受け部9bは溶け落ちた合成樹脂を受け止めることができる形状であれば良く、受け部9bの形状は特に限定されない。なお、図4〜図6に示す金属製網体9の受け部9bは、民地側及び道路側に突き出た形状とされているが、この限りでない。どちらか一方に、突き出ていれば良い。
【0042】
次に、防音壁構造の異なる実施例を図13〜図15に基づいて説明する。
この防音壁16は、上記図1〜図3に示した防音壁3と略同様に各枠付き透光板1(又は1’)の民地側に金属製網体17(又は17’)が配置されているが、同金属製網体17(又は17’)は、支柱2へ取り付けられた構造とされていることが特徴である(請求項3記載の発明)。
【0043】
防音壁16の最下段に配置される金属製網体17は、図4〜図6に示した金属製網体9と略同様に、垂直部17aを網目の粗い構成で形成し、下部を網目の細かい受け部17bで形成している。前記受け部17bは、側面方向に見ると、水平方向に一定幅を有する屈曲形状に形成されており、その略半分が民地側へ突き出し、他側の略半分が民地側へ突き出るように形成されている(請求項4及び5記載の発明)。ちなみに、上記金属製網体17の上端部及び下端部は、図15に示すように筒状に形成されているので、横梁としての機能を発揮するほか、取付け作業時の作業員の怪我防止にも有効である。
【0044】
一方、防音壁16の二段目以上に配置される金属製網体17’は、図9〜図11に示す金属製網体9’と略同様に垂直部17a’で構成されている。但し、前記垂直部17a’の下部は網目を細かく形成され、その上部は網目を粗く形成されている。そのため、前記垂直部17a’に沿って溶け落ちる合成樹脂は、網目の細かい箇所で抵抗が増し、溶け落ちるのに時間が掛かるので、その間に殆どが凝固する。また、前記垂直部17a’から更に溶け落ちる合成樹脂は、最下段の金属製網体17の受け部17bまで伝って落ち受け止められる。そのため、確実に合成樹脂の飛散、落下を防止して、二次災害の発生を防止することができる。
【0045】
図16及び図17は、上記金属製網体17及び17’の支柱2への取付け構造の一例を示している。
金属製網体17及び17’は、支柱2のフランジ部2aへ取付け金物18とクリップ金物19を用いて固定し取り付けられている(請求項7記載の発明)。前記取付け金物18は、一方の端部18aが側方から支柱2のフランジ部2aを挟み込むのに適したコ字形のクリップに形成されている(以下、端部18aをクリップ部18aと云う場合がある。)。前記クリップ部18aの一方の端部に民地側に突き出た結合部18bが設けられており、支柱2のフランジ部2aの両側方から、2個の取付け金物18、18のクリップ部18a、18aがフランジ部2aを挟み、中央で突き合わせた結合部18b、18b相互がボルト20とナット21で一体的に接合され、取付け金物18は支柱2のフランジ部2aへ拘束(固定)されている。
【0046】
このクリップ部18aの他側の端部には、民地側に突き出た垂直部18cが設けられている。前記垂直部18cは、金属製網体17(又は17’)を支柱2へ連結可能な長さを有し、その先端部に金属製網体17(又は17’)を連結する取付け金物18の他方の端部18dが金属製網体と平行な向きに設けられている。
【0047】
前記他方の端部18dには、金属製網体17(又は17’)の側部において鉛直方向に延びる2本の線材10、10を挟むようにクリップ金物19を当てがって、同クリップ金物19をボルト22とナット23で固定している。したがって、金属製網体17(又は17’)の支柱2への取付け及び交換は簡単にできる。
【0048】
図18A、Bは、金属製網体17(又は17’)を上下に一連に取り付ける際の連結構造を示している。
下側の金属製網体17(又は17’)の上端部で筒状に配置された線材10…の最上段で水平方向に延びる線材10と、上側の金属製網体17’の下端部で水平方向に延びる線材10とが連結金物24を用いて連結されている。前記連結金物24は、挟み材24a、24bで構成され、その相互で当該上下の線材10、10を挟み込みボルト25とナット26で連結されている。したがって、金属製網体17と17’の連結又は分離は簡単にできる。
【0049】
上記図13〜図15に示した防音壁16は、図1〜図3に示した防音壁3と同様に、火災で溶け落ちる合成樹脂の飛散、落下を確実に防ぐと共に、破損した透光板の破片の飛散、落下も防ぐことができ、二次災害の発生を未然に防止することができる。
【0050】
なお、図13〜図15に示した防音壁16は、枠付き透光板1(又は1’)を支柱2の溝部へ挿入した構成とされているが、この限りでない。透光板7を直接、支柱2に取り付けた防音壁でも同様に実施できる。
【0051】
図19及び図20は、請求項8記載の発明に係る防音壁構造の実施例を示している。
この防音壁27は、上記図13〜図15に示した防音壁16と略同様の構成であるが、最上段の枠付き透光板1’の上端部に吸音部材28が配置され、当該吸音部材28は支柱2の上端部に取り付けられている。そして、前記吸音部材28の民地側に、上記金属製網体17及び17’と上下方向に一連に連続する金属製網体29が配置され、この金属製網体29も支柱2へ固定された構造とされている(請求項8記載の発明)。もちろん、金属製網体17、17’は、その下部が網目を細かく形成され、透光板7と対応する部分は視界を遮らないように網目を粗く形成されている。
【0052】
上位の金属製網体29は、側面方向に見ると、吸音部材28の外周に沿って屈曲した形状とされている(図20を参照)。その網目は、火災により溶け落ちる当該吸音部材28のグラスウール28aの飛散、落下を防止可能に細かく(一例として、縦ピッチが30mm、横ピッチが300mm。但し、この限りでない。)形成されている。そのため、溶け落ちるグラスウール28aは、上位の金属製網体29で殆ど受け止められる。また、前記金属製網体29から更に溶け落ちるグラスウール28aは、最下段の金属製網体17の受け部17bまで伝って落ち受け止められる。したがって、溶け落ちるグラスウール28aは、民地側へ飛散、落下することがなく、二次災害の発生を防止することができる。もちろん、図1〜図3に示す防音壁3、図13〜図15に示す防音壁16と同様に、溶け落ちる合成樹脂の飛散、落下を防ぐと共に、破損した透光板の破片の飛散、落下も防ぐことができ、二次災害の発生を未然に防止することができる。
【0053】
前記金属製網体29の側部は、支柱2へ固定されたパイプ材30に取り付けられている。
【0054】
図21及び図22は、前記パイプ材30の支柱2への連結構造を示している。
最上段の金属製網体17’を固定する上側2段の取付け金物18、18それぞれの端部18d、18dには、民地側に向かって連結部18e、18eが設けられている(図20を参照)。その上下2段に配置された連結部18e、18eに、上記パイプ材30の下部がボルト31とナット32で固定されている。
【0055】
前記パイプ材30に当該金属製網体29の側部がバンド金物33を用いて取り付けられている。また、筒状に形成された金属製網体29の上端部は、前記パイプ材30の上端部に水平に設けられた差し込み片30aに差し込まれている。一方、下端部は、図18A、Bに示した連結構造と同様に、連結金物24を用いて最上段の金属製網体17’の上端部と連結されている(図19を参照)。したがって、上位の金属製網体29も、上記した金属製網体17及び17’と同様に簡単に支柱2へ取り付けることができる。
【0056】
なお、上述した図1〜図3、及び図13〜図15、並びに図19及び図20に示す防音壁は、民地側に金属製網体を配置しているが、この限りでない。即ち、金属製網体は音源側とは反対側に配置されれば良い。
【0057】
【本発明の奏する効果】
請求項1〜8に記載した発明に係る道路用防音壁構造は、車輌の衝突事故などで破損した透光板の破片が民地側へ飛散、落下することを確実に防ぎ、二次災害の発生を未然に防止することができる。
また、金属製網体によって視界が遮られることがなく、透光板本来の視界の良好性を保持できる。
【0058】
特に、請求項2〜8に記載した発明に係る道路用防音壁構造は、車輌の衝突事故などによる火災で延焼した際に、焼けて溶け落ちた合成樹脂が民地側へ飛散、落下することを防ぎ、二次災害の発生を未然に防止することができる。
【0059】
更に、請求項8に記載した発明に係る道路用防音壁構造は、溶け落ちる吸音部材のグラスウールが民地側へ飛散、落下することも防ぎ、二次災害の発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2〜7に記載した発明に係る道路用防音壁構造の第1の実施例を示した背面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】道路用防音壁の最下段に配置される金属製網体を備えた枠付き透光板の背面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4の側面図である。
【図7】金属製網体の上端部の取付け構造を概略的に示した斜視図である。
【図8】金属製網体の側部の取付け構造を概略的に示した斜視図である。
【図9】道路用防音壁の二段目以上に配置される金属製網体を備えた枠付き透光板の背面図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】図9の側面図である。
【図12】最下段の枠付き透光板に取り付けられる金属製網体の異なる形状を示した側面図である。
【図13】請求項1及び請求項2〜7に記載した発明に係る道路用防音壁構造の第2の実施例を示した背面図である。
【図14】図13の平面図である。
【図15】図13の側面図である。
【図16】金属製網体の取付け構造の一例を示した正面図である。
【図17】図16の平面図である。
【図18】Aは上下に配置される金属製網体相互の連結構造を示した側面図である。Bは連結金物の具体的構成を示した側面図である。
【図19】請求項8に記載した発明に係る道路用防音壁構造の実施例を示した背面図である。
【図20】図19の側面図である。
【図21】パイプ材の連結構造を示した正面図である。
【図22】図21の平面図である。
【符号の説明】
1、1’ 枠付き透光板
2 支柱
3、16、27 道路用防音壁
4 縦枠材
5 横枠材
6 周枠
7 透光板
9、9’ 金属製網体
9a、9a’ 垂直部
17、17’、29 金属製網体
17a、17a’ 垂直部
9b、17b 受け部
11、14、19 クリップ金物
28 吸音部材
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention belongs to the technical field of sound barriers constructed mainly along the shoulders of highways and the like, and in particular, a synthetic resin that burns and melts when a translucent plate is spread by a fire caused by a vehicle collision accident or the like. It relates to a soundproof wall structure that prevents secondary disasters from occurring due to scattering and falling to general residential areas (private areas).
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In recent years, many soundproof walls for roads have been adopted that use a synthetic resin translucent plate such as a polycarbonate plate or an acrylic plate and do not block the outside view from vehicles traveling on the road.
[0003]
Various proposals have been made so far in order to prevent these light-transmitting plates from being damaged due to a vehicle collision accident or the like, and fragments to be scattered and dropped.
[0004]
For example, the following techniques (a) to (d) disclose techniques of this type, in particular, techniques for preventing breakage of the light transmissive plate, and techniques for preventing scattering and dropping of the broken light transmissive plate.
[0005]
(A) Patent Documents 1 and 2 disclose a soundproof wall in which a protective net or corrugated plate material that receives a broken piece of a translucent plate is attached to the side opposite to the road side (sound source side).
[0006]
(B) Patent Document 3 discloses a translucent plate in which a reinforcing mesh member is embedded in the translucent plate. The translucent plate is reinforced by the reinforcing mesh member.
[0007]
(C) Patent Documents 4 and 5 disclose a synthetic resin plate in which a resin thin film is sandwiched between plate-like bodies and scattering prevention means such as film sticking is applied so that the light-transmitting plate is not damaged.
[0008]
(D) Patent Documents 6 and 7 disclose a technique for preventing a fire from spreading by slowing the combustion rate by mixing a flame retardant with a transparent resin plate.
[0009]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 7-15854 [Patent Document 2]
No. 5-10009 [Patent Document 3]
JP-A-7-317023 [Patent Document 4]
JP-A-6-83365 [Patent Document 5]
Japanese Utility Model Publication 1-138910 [Patent Document 6]
JP-A-8-311822 [Patent Document 7]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-219634
[Problems to be solved by the present invention]
The above prior art is effective in preventing the falling of the fragments when the translucent plate is broken, and has been devised not to break, or to prevent or delay the spread of fire, There is no means to prevent the translucent plate once it becomes molten resin.
[0011]
The purpose of the present invention is to prevent the occurrence of a secondary disaster by reliably preventing the translucent plate of the soundproof wall from spreading and falling to the private side of the synthetic resin that has spread due to fire caused by a vehicle collision accident or the like. The object is to provide a road soundproof wall structure that can be prevented in advance and that the good visibility can still be maintained.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
As means for solving the above-mentioned problems of the prior art, the road noise barrier structure according to the invention described in claim 1 is:
In the soundproof wall structure for roads in which a plurality of columns and a light-transmitting plate are attached between the columns,
A metal net is disposed at a position opposite to the sound source side of the translucent plate,
The lower part of the metal net is formed finely, and the middle part or the upper part is formed coarsely.
[0013]
The soundproof wall structure for road according to the invention described in claim 2 is:
In the soundproof wall structure for roads in which a plurality of columns and a synthetic resin translucent plate are attached between the columns,
A metal net is disposed at a position opposite to the sound source side of the translucent plate,
The lower part of the metal net is formed with fine mesh so as to prevent the molten synthetic resin from being scattered and dropped, and the middle part or upper part is formed with coarse mesh.
[0014]
The invention according to claim 3 is the soundproof wall structure for road according to claim 1 or 2,
The translucent plate is a translucent plate with a frame in which the translucent plate is fitted and fixed in the plane of a peripheral frame assembled in a rectangular shape with a vertical frame member and a horizontal frame member, and the metal net is provided with a column or a frame It is fixed to the peripheral frame of the translucent plate.
[0015]
The invention according to claim 4 is the soundproof wall structure for road according to claim 2,
The metal net is characterized by comprising a vertical portion and a fine mesh molten resin receiving portion provided at a lower portion thereof so as to protrude toward the translucent plate.
[0016]
The invention according to claim 5 is the soundproof wall structure for roadway according to claim 2,
The metal net is composed of a vertical portion and a fine mesh molten resin receiving portion provided at a lower portion thereof so as to protrude to the opposite side of the light transmitting plate.
[0017]
The invention according to claim 6 is the soundproof wall structure for road according to claim 4 or 5,
The molten resin receiving portion is formed in a groove shape having a certain width in the horizontal direction when viewed in the side surface direction.
[0018]
The invention according to claim 7 is the sound barrier structure for a road according to any one of claims 1 to 5,
The metal net is fixed and attached to a peripheral frame of a support post or a translucent plate with a frame by a metal clip.
[0019]
The soundproof wall structure for road according to the invention described in claim 8 is:
A plurality of translucent plates with a frame formed by fitting a translucent plate in a plane of a peripheral frame assembled in a rectangular shape with a vertical frame member and a horizontal frame member and provided along a shoulder of a road or the like In the soundproof wall structure for roads fixed between the columns,
A sound absorbing member is attached to the upper end of the support column above the translucent plate with a frame,
A metal net is arranged at a position opposite to the sound source side of each framed translucent plate, and the metal net is fixed to the column;
The lower part of the metal net is formed finely, and the part corresponding to the light transmitting plate is formed coarsely,
A metal net continuous to the upper side of the metal net is disposed at a position opposite to the sound source side of the sound absorbing member, and the upper metal net is fixed to a support column. The body is characterized by a fine mesh.
[0020]
[Embodiment of the present invention]
The embodiment of the soundproof wall structure for road according to the present invention can be broadly classified as follows. First, when the light-transmitting plate is damaged due to a vehicle collision accident or the like, the debris is scattered and dropped into the general residential area. It is an embodiment of the invention according to claim 1 that prevents the occurrence of the above. A metal net is disposed at a position opposite to the sound source side of the translucent plate. The lower part of the metal net is finely formed, and the middle part or the upper part is coarsely formed.
[0021]
Secondly, it is possible to prevent a secondary disaster from occurring by causing the synthetic resin, which has been spread and melted due to a fire caused by a vehicle collision accident, to scatter and fall into a general residential area. It is embodiment of invention of -7 description. This embodiment is roughly divided into an embodiment in which a metal net is attached to a framed light-transmitting plate and an embodiment in which the metal net is attached to a column. A metal net is disposed at a position opposite to the sound source side of the translucent plate, and the metal net is fixed to a support or a peripheral frame of the translucent plate with a frame. The lower part of the metal net is formed with a fine mesh so that the molten synthetic resin can be prevented from scattering and falling, and the middle part or the upper part is formed with a coarse mesh.
[0022]
The third is made of glass wool or the like, and prevents scattering and dropping of the sound absorbing member that melts in a fire due to a vehicle collision accident or the like, and also prevents scattering and dropping of broken pieces of the translucent plate. It is an embodiment of the invention. A sound absorbing member is attached to the upper end of the support column above the translucent plate with a frame. The metal net is fixed to the column. The lower part of the metal net is formed finely, and the part corresponding to the light transmitting plate is formed coarsely. A metal net that is continuous above the metal net is disposed at a position opposite to the sound source side of the sound absorbing member, and is fixed to the column. This metal net is formed finely.
[0023]
【Example】
Below, the Example of the sound-insulating wall structure for roads concerning the invention of Claim 1 and Claims 2-7 (henceforth abbreviated as a sound-insulating wall) is described based on FIGS. 1-3. .
[0024]
This soundproof wall 3 is fitted with a synthetic resin translucent plate 7 such as a polycarbonate plate or an acrylic plate in a surface of a peripheral frame 6 assembled into a substantially rectangular shape by a vertical frame member 4 and a horizontal frame member 5, and a pressing edge 8 ( The framed translucent plate 1 fixed in FIG. 7 and FIG. 8) is adjacent to the two struts 2 adjacent to each other among the plurality of struts 2 made of H-shaped steel provided along the shoulder of the road or the like. It is the structure fixed by inserting in the groove | channel of 2 (invention of Claim 3). However, in the case of the invention according to claim 1, the translucent plate 7 is not limited to a polycarbonate plate or an acrylic plate, but has a wider concept including glass and the like.
[0025]
A metal net 9 (or 9 ′) is disposed at a position opposite to the sound source side of each framed translucent plate 1 (so-called private side), and the metal net 9 (or 9 ′) is It is set as the structure fixed to the surrounding frame 6 of the translucent board 1 (or 1 ') with a frame (invention of Claim 3).
[0026]
The metal net 9 (or 9 ′) has a shape and size sufficient to cover the entire back surface of the light-transmitting plate 7 exposed between the adjacent columns 2 and 2 (for example, the vertical dimension is 1000 mm, The horizontal dimension is 1900 mm (however, this is not limited to this), and the wire 10 is combined vertically and horizontally, and the intersections thereof are welded. The central portion has a coarse mesh (pitch) of the wire 10 so as not to obstruct the view seen through the light-transmitting plate 7, and the peripheral portion has a metal mesh body 9 (or 9 ') to ensure the strength compared to the central portion. The mesh is finely formed. Accordingly, the visual field is rarely blocked by the metal net 9 (or 9 ′), and the original visual field of the translucent plate 7 can be maintained.
[0027]
As shown in FIG. 3, the metal net body 9 is attached to the light transmitting plate 1 with a frame arranged at the lowest level of the soundproof wall 3, and the metal net body 9 ′ is a frame arranged at the second or higher level. Since it is attached to the attached translucent plate 1 ′, it has a slightly different shape and structure as described below.
[0028]
4 to 6 show specific configurations of the framed translucent plate 1 and the metal net 9 that are arranged at the lowermost stage of the soundproof wall 3.
[0029]
The metal net 9 is composed of a vertical portion 9a having a coarse mesh formed in the upper portion, and a molten resin receiving portion (hereinafter sometimes abbreviated as a receiving portion) 9b provided in the lower portion. . The receiving portion 9b is formed with fine mesh so as to prevent the synthetic resin that has melted away by fire from being scattered and dropped (for example, the vertical pitch is 30 mm and the horizontal pitch is 100 mm. However, this is not restrictive). .
[0030]
The receiving portion 9b is formed in a groove shape having a constant width in the horizontal direction when viewed in the side surface direction, and approximately half of the groove protrudes toward the translucent plate (so-called road side), and approximately half on the other side. Is formed so as to protrude toward the private side (the inventions according to claims 4 to 6). For this reason, the translucent plate 7 that has been melted by the heat of the fire of the vehicle or the like and can no longer maintain its shape melts down while leaning against the vertical portion 9a, and the dropped synthetic resin is received by the receiving portion 9b on the private side. Therefore, the molten synthetic resin does not scatter and fall to the private side, and the occurrence of secondary disasters can be prevented. It is also possible to prevent the molten synthetic resin from scattering and falling to the road side.
[0031]
Incidentally, the width W of the receiving portion 9b is substantially the same as the back surface of the receiving portion 9b and the back surface of the H-shaped steel column 2 when the metal net 9 is attached to the peripheral frame 6, as shown in FIG. It is formed so as to be flush with each other, and is sized so as not to stick to the private side. Further, as shown in FIG. 6, the height H (thickness) of the receiving portion 9b is formed to be substantially equal to the height of the lateral frame member 5 on the lower side of the framed translucent plate 1, and does not obstruct the view. Has been.
[0032]
FIG. 7 shows an example of an attachment structure of the upper end portion of the metal net 9.
The vertical part 9a of the metal net body 9 shown in FIG. 6 is arranged away from the peripheral frame 6 by the amount of protrusion of the receiving part 9b provided at the lower end part toward the road. Therefore, the upper end of the vertical portion 9a is provided with a horizontal portion 9c having a width equal to the protruding portion so that the upper end of the vertical portion 9a can be connected to the lateral frame member 5 on the upper side of the framed translucent plate 1. A mounting portion 9d for a vertical portion 9a that hangs vertically downward is provided at the tip of the horizontal portion 9c.
[0033]
The mounting portion 9d is disposed on the back surface portion of the upper horizontal frame member 5, and the four clip hardwares 11 are disposed so as to sandwich the two upper and lower wires 10 and 10 extending in the horizontal direction of the mounting portion 9d (see FIG. 4). The clip hardware 11 is fixed to the horizontal frame member 5 with rivets 12 by referring to the above, but the number is not limited. Thus, the upper end of the metal net 9 is attached to the peripheral frame 6 (invention of claim 7).
[0034]
Although the illustration of the lower end portion of the metal net 9 is omitted, the upper and lower two wire rods 10 and 10 extending horizontally on the side surface portion on the road side of the receiving portion 9b are provided with a frame. The clip frame 11 is fixed and attached to the back surface of the horizontal frame member 5 below the translucent plate 1.
[0035]
FIG. 8 shows an example of a mounting structure of the side portion of the metal net body 9.
One flat portion of the corrugated mounting hardware 13 is connected by a rivet 12 along the inner edge of the vertical frame member 4 of the framed translucent plate 1. The mounting hardware 13 is configured to have a width that can connect the vertical portion 9 a of the metal net 9 to the vertical frame member 4.
[0036]
A wire 10 extending in the vertical direction is disposed on the side edge of the vertical portion 9a of the metal net 9 on the other plane portion of the mounting hardware 13, and a clip hardware 14 is applied so as to sandwich the wire 10 therebetween. The clip hardware 14 is fixed to the flat portion with bolts 15 and nuts 16. Thus, the side portion of the metal net 9 is attached to the peripheral frame 6.
[0037]
As described above, the metal net body 9 can be easily attached to the framed translucent plate 1, and it is easy to replace only the metal net body 9.
[0038]
FIGS. 9-11 has shown the specific structure of the said translucent board 1 'with a frame and metal net | network body 9' arrange | positioned in the 2nd step | paragraph or more of the sound-proof wall 3. FIG.
The second-stage or higher metal mesh body 9 ′ is received by the synthetic resin that melts along the metal mesh body 9 ′ transmitted to the receiving portion 9 b of the lowermost metal mesh body 9 described above. Thus, it is set as the structure which continues in a row in the up-down direction with the lowest vertical part 9a (refer FIG. 3). That is, the vertical portion 9a ′ of the metal net body 9 ′ is substantially the same as the vertical portion 9a of the lowermost metal net body 9 by the upper and lower horizontal portions 9c ′ and 9c ′. They are arranged at intervals. The upper and lower horizontal portions 9c ′ and 9c ′ are provided with attachment portions 9d ′ and 9d ′ for the vertical portion 9a ′. The vertical portion 9 a ′ is attached to the back portions of the upper and lower horizontal frame members 5, 5 by fixing the attaching portions 9 d ′ and 9 d ′ of the vertical portion 9 a ′ using the clip hardware 11. Further, the vertical portion 9 a ′ is attached to the back surfaces of the left and right vertical frame members 4, 4 by fixing the side portion of the vertical portion 9 a ′ using the mounting hardware 13 and the clip hardware 14. The metal mesh body according to the first aspect of the present invention also has the same shape and configuration as the metal mesh body 9 'and is attached to the framed light-transmitting plate by the same means.
[0039]
The framed translucent plate 1 (or 1 ′) to which the metal net body 9 (or 9 ′) is attached is an H that is provided in advance along the shoulder of an expressway at a predetermined interval as a usual construction procedure. First, the lowermost framed translucent plate 1 is inserted into the groove portion of the column 2 made of mold steel, and fixed with the spring clip member 15 (FIG. 2). Subsequently, the required number of second and subsequent framed translucent plates 1 ′ are inserted into the grooves of the support columns 2, stacked above the lowermost framed translucent plate 1, and fixed by the spring clip member 15. In the above manner, the soundproof wall 3 can be constructed by stacking the framed translucent plates 1 ′.
[0040]
The soundproof wall 3 of the present invention reliably prevents the scattering and dropping of the synthetic resin that melts in a fire, and also prevents the broken and broken pieces of the translucent plate from being scattered, and prevents the occurrence of secondary disasters. can do. In particular, the lower part of the metal net 9 is formed with a fine mesh, so that small fragments do not fall out.
[0041]
FIG. 12 shows different shapes of the metal net 9 attached to the lowermost framed translucent plate 1. The metal net 9 is characterized in that the receiving portion 9b is formed in a box shape. In short, the receiving portion 9b may have a shape that can receive the melted synthetic resin, and the shape of the receiving portion 9b is not particularly limited. In addition, although the receiving part 9b of the metal net body 9 shown in FIGS. 4-6 is made into the shape protruded to the private side and the road side, it is not this limitation. It only has to stick out to either one.
[0042]
Next, different embodiments of the soundproof wall structure will be described with reference to FIGS.
The soundproof wall 16 has a metal net 17 (or 17 ') on the private side of each framed translucent plate 1 (or 1') in substantially the same manner as the soundproof wall 3 shown in FIGS. Although it is arranged, the metal net 17 (or 17 ') is characterized in that it is structured to be attached to the support column 2 (invention of claim 3).
[0043]
The metal mesh body 17 disposed at the lowermost stage of the soundproof wall 16 has a vertical portion 17a having a coarse mesh structure, and the lower portion is substantially the same as the metal mesh body 9 shown in FIGS. It is formed by a fine receiving portion 17b. The receiving portion 17b is formed in a bent shape having a certain width in the horizontal direction when viewed from the side, so that approximately half of the receiving portion 17b protrudes toward the private side and approximately half of the other side protrudes toward the private side. It is formed (invention of claims 4 and 5). Incidentally, the upper end and the lower end of the metal mesh body 17 are formed in a cylindrical shape as shown in FIG. 15, so that they function as a horizontal beam and prevent injury to workers during installation work. Is also effective.
[0044]
On the other hand, the metal mesh body 17 ′ arranged at the second or higher stage of the soundproof wall 16 is constituted by a vertical portion 17a ′ substantially the same as the metal mesh body 9 ′ shown in FIGS. However, the lower portion of the vertical portion 17a ′ is formed with a fine mesh, and the upper portion thereof is formed with a coarse mesh. For this reason, the synthetic resin that melts along the vertical portion 17a ′ has increased resistance at fine mesh locations, and it takes time to melt. Further, the synthetic resin further melted from the vertical portion 17a ′ is transferred to the receiving portion 17b of the lowermost metal net body 17 and is received and received. Therefore, it is possible to reliably prevent the synthetic resin from being scattered and dropped and to prevent the occurrence of a secondary disaster.
[0045]
FIGS. 16 and 17 show an example of a structure for attaching the metal nets 17 and 17 ′ to the column 2.
The metal nets 17 and 17 ′ are fixed and attached to the flange portion 2 a of the support column 2 using an attachment metal 18 and a clip metal 19 (invention of claim 7). The mounting hardware 18 is formed into a U-shaped clip having one end 18a suitable for sandwiching the flange portion 2a of the column 2 from the side (hereinafter, the end 18a may be referred to as a clip portion 18a). is there.). A connecting portion 18b protruding toward the private side is provided at one end of the clip portion 18a. From both sides of the flange portion 2a of the support column 2, the clip portions 18a, 18a of the two mounting hardware 18, 18 are provided. The joints 18b and 18b butted at the center are integrally joined by bolts 20 and nuts 21 so that the mounting hardware 18 is constrained (fixed) to the flange 2a of the column 2.
[0046]
At the other end of the clip portion 18a, a vertical portion 18c protruding toward the residential area is provided. The vertical portion 18c has a length that allows the metal net 17 (or 17 ') to be connected to the support column 2, and the mounting hardware 18 that connects the metal net 17 (or 17') to the tip thereof. The other end 18d is provided in a direction parallel to the metal net.
[0047]
A clip hardware 19 is applied to the other end 18d so as to sandwich the two wires 10 and 10 extending in the vertical direction on the side of the metal net 17 (or 17 '). 19 is fixed with bolts 22 and nuts 23. Therefore, it is possible to easily attach and replace the metal net 17 (or 17 ′) to the support 2.
[0048]
18A and 18B show a connection structure when the metal nets 17 (or 17 ′) are vertically attached in series.
The wire 10 extending horizontally in the uppermost stage of the wire 10 arranged in a cylindrical shape at the upper end of the lower metal net 17 (or 17 '), and the lower end of the upper metal net 17' The wire 10 extending in the horizontal direction is connected using a connecting hardware 24. The connection hardware 24 is composed of sandwiching members 24 a and 24 b, and the upper and lower wire rods 10 and 10 are coupled to each other by sandwiching bolts 25 and nuts 26. Therefore, the metal nets 17 and 17 'can be easily connected or separated.
[0049]
The soundproof wall 16 shown in FIG. 13 to FIG. 15 is the same as the soundproof wall 3 shown in FIG. 1 to FIG. 3. It is also possible to prevent the fragments from falling and falling, and to prevent the occurrence of secondary disasters.
[0050]
In addition, although the sound-proof wall 16 shown in FIGS. 13-15 is set as the structure which inserted the translucent board 1 (or 1 ') with a frame in the groove part of the support | pillar 2, it is not this limitation. The same can be applied to a soundproof wall in which the translucent plate 7 is directly attached to the column 2.
[0051]
19 and 20 show an embodiment of a soundproof wall structure according to the invention of claim 8.
The soundproof wall 27 has substantially the same configuration as the soundproof wall 16 shown in FIGS. 13 to 15, except that a sound absorbing member 28 is disposed at the upper end of the uppermost framed translucent plate 1 ′. The member 28 is attached to the upper end portion of the column 2. Further, on the private side of the sound absorbing member 28, a metal net body 29 that is continuous with the metal net bodies 17 and 17 'in the vertical direction is arranged, and the metal net body 29 is also fixed to the support column 2. (Invention of claim 8). Of course, the lower part of the metal nets 17 and 17 'is formed with a fine mesh, and the part corresponding to the translucent plate 7 is formed with a coarse mesh so as not to block the field of view.
[0052]
The upper metal net 29 is bent along the outer periphery of the sound absorbing member 28 when viewed in the side direction (see FIG. 20). The mesh is finely formed so as to prevent scattering and dropping of the glass wool 28a of the sound absorbing member 28 that melts due to a fire (for example, the vertical pitch is 30 mm and the horizontal pitch is 300 mm, but this is not limited). Therefore, the glass wool 28 a that melts is almost received by the upper metal net 29. Further, the glass wool 28 a further melted from the metal net 29 is transmitted to the receiving portion 17 b of the lowermost metal net 17 and is received and received. Therefore, the melted glass wool 28a is not scattered and dropped to the private side, and the occurrence of a secondary disaster can be prevented. Of course, in the same manner as the soundproof wall 3 shown in FIGS. 1 to 3 and the soundproof wall 16 shown in FIGS. 13 to 15, the melting and falling of the synthetic resin that melts are prevented and the broken and dropped pieces of the broken light-transmitting plate are scattered. It is possible to prevent the occurrence of secondary disasters.
[0053]
A side portion of the metal net 29 is attached to a pipe member 30 fixed to the column 2.
[0054]
21 and 22 show a connection structure of the pipe material 30 to the support column 2. FIG.
At the ends 18d and 18d of the upper two mounting brackets 18 and 18 for fixing the uppermost metal mesh body 17 ', connecting portions 18e and 18e are provided toward the private side (FIG. 20). See). The lower part of the pipe material 30 is fixed to the connecting portions 18e, 18e arranged in two upper and lower stages by bolts 31 and nuts 32.
[0055]
A side portion of the metal net 29 is attached to the pipe member 30 using a band metal piece 33. Further, the upper end portion of the metal net body 29 formed in a cylindrical shape is inserted into an insertion piece 30 a provided horizontally on the upper end portion of the pipe material 30. On the other hand, the lower end portion is connected to the upper end portion of the uppermost metal net body 17 ′ using the connecting hardware 24, as in the connection structure shown in FIGS. 18A and 18B (see FIG. 19). Therefore, the upper metal net 29 can be easily attached to the support column 2 in the same manner as the metal nets 17 and 17 'described above.
[0056]
In addition, although the soundproof wall shown in FIGS. 1-3, FIGS. 13-15, and FIG.19 and 20 mentioned above has arrange | positioned the metal net | network body in the private side, it is not this limitation. That is, the metal net may be arranged on the side opposite to the sound source side.
[0057]
[Effects of the present invention]
The soundproof wall structure for road according to the invention described in claims 1 to 8 reliably prevents the fragments of the translucent plate damaged due to a vehicle collision accident or the like from scattering and falling to the private side, Occurrence can be prevented in advance.
Further, the visual field is not obstructed by the metal net, and the original visual field of the translucent plate can be maintained.
[0058]
Particularly, in the soundproof wall structure for road according to the invention described in claims 2 to 8, when the fire is spread by a fire due to a vehicle collision accident or the like, the synthetic resin burnt and melted is scattered and dropped to the private side. It is possible to prevent secondary disasters from occurring.
[0059]
Furthermore, the soundproof wall structure for a road according to the invention described in claim 8 can prevent the glass wool of the sound absorbing member that melts from being scattered and dropped to the private side, and can prevent the occurrence of a secondary disaster. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a rear view showing a first embodiment of a road noise barrier structure according to the first and second to seventh aspects of the present invention;
2 is a plan view of FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a side view of FIG. 1;
FIG. 4 is a rear view of a framed translucent plate provided with a metal net disposed at the lowest level of a road noise barrier.
FIG. 5 is a plan view of FIG. 4;
6 is a side view of FIG. 4. FIG.
FIG. 7 is a perspective view schematically showing a mounting structure of an upper end portion of a metal net.
FIG. 8 is a perspective view schematically showing an attachment structure of a side portion of a metal net.
FIG. 9 is a rear view of a translucent plate with a frame provided with a metal net disposed at the second or higher level of a road noise barrier.
FIG. 10 is a plan view of FIG. 9;
FIG. 11 is a side view of FIG. 9;
FIG. 12 is a side view showing different shapes of the metal net attached to the light transmitting plate with the bottom frame.
FIG. 13 is a rear view showing a second embodiment of the soundproof wall structure for a road according to the first and second to seventh aspects of the present invention.
14 is a plan view of FIG. 13;
FIG. 15 is a side view of FIG.
FIG. 16 is a front view showing an example of a metal net attachment structure.
FIG. 17 is a plan view of FIG. 16;
FIG. 18A is a side view showing a connection structure between metal nets arranged vertically. B is a side view showing a specific configuration of the connecting hardware.
FIG. 19 is a rear view showing an embodiment of a road noise barrier structure according to the invention described in claim 8;
20 is a side view of FIG. 19. FIG.
FIG. 21 is a front view showing a pipe material connection structure;
22 is a plan view of FIG. 21. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1, 1 'Frame translucent board 2 Support | pillar 3, 16, 27 Road noise barrier 4 Vertical frame material 5 Horizontal frame material 6 Peripheral frame 7 Translucent board 9, 9' Metal net | network body 9a, 9a 'Vertical part 17 , 17 ', 29 Metal mesh body 17a, 17a' Vertical portion 9b, 17b Receiving portion 11, 14, 19 Clip hardware 28 Sound absorbing member

Claims (8)

複数の支柱及び、該支柱間に透光板が取り付けられて成る道路用防音壁構造において、
透光板の音源側とは反対側位置に金属製網体が配置されていること、
前記金属製網体の下部は網目を細かく形成され、中間部分又は上部は網目を粗く形成されていることを特徴とする、道路用防音壁構造。
In the soundproof wall structure for roads in which a plurality of columns and a light-transmitting plate are attached between the columns,
A metal net is disposed at a position opposite to the sound source side of the translucent plate,
A soundproof wall structure for a road, wherein a lower part of the metal net is formed finely and a middle part or an upper part is formed coarsely.
複数の支柱及び、該支柱間に合成樹脂製透光板が取り付けられて成る道路用防音壁構造において、
透光板の音源側とは反対側位置に金属製網体が配置されていること、
前記金属製網体の下部は、溶け落ちた合成樹脂の飛散、落下を防止可能な程度に網目を細かく形成され、中間部分又は上部は網目を粗く形成されていることを特徴とする、道路用防音壁構造。
In the soundproof wall structure for roads in which a plurality of columns and a synthetic resin translucent plate are attached between the columns,
A metal net is disposed at a position opposite to the sound source side of the translucent plate,
The lower part of the metal mesh body is formed with fine mesh so as to prevent the molten synthetic resin from scattering and falling, and the middle part or upper part is formed with a coarse mesh. Soundproof wall structure.
透光板が縦枠材と横枠材とで矩形状に組み立てられた周枠の面内に嵌め込まれ固定されて成る枠付き透光板であって、該金属製網体が支柱又は枠付き透光板の周枠へ固定されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載した道路用防音壁構造。The translucent plate is a translucent plate with a frame in which the translucent plate is fitted and fixed in a plane of a peripheral frame assembled in a rectangular shape with a vertical frame member and a horizontal frame member, and the metal net is provided with a column or a frame The soundproof wall structure for a road according to claim 1 or 2, wherein the soundproof wall structure is fixed to a peripheral frame of the translucent plate. 金属製網体は、垂直部と、その下部に透光板側へ突き出るように設けられた網目の細かい溶融樹脂受け部とで構成されていることを特徴とする、請求項2に記載した道路用防音壁構造。3. The road according to claim 2, wherein the metal net is composed of a vertical part and a fine molten resin receiving part provided at a lower part thereof so as to protrude toward the translucent plate. Soundproof wall structure. 金属製網体は、垂直部と、その下部に透光板とは反対側へ突き出るように設けられた網目の細かい溶融樹脂受け部とで構成されていることを特徴とする、請求項2に記載した道路用防音壁構造。The metal net body includes a vertical portion and a fine mesh molten resin receiving portion provided at a lower portion thereof so as to protrude to the opposite side of the translucent plate. The road noise barrier structure described. 溶融樹脂受け部は、側面方向に見ると、水平方向に一定幅を有する溝形状に形成されていることを特徴とする、請求項4又は5に記載した道路用防音壁構造。The soundproof wall structure for a road according to claim 4 or 5, wherein the molten resin receiving portion is formed in a groove shape having a constant width in the horizontal direction when viewed in the side surface direction. 金属製網体は、支柱又は枠付き透光板の周枠へクリップ金物により固定して取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一に記載した道路用防音壁構造。The soundproof wall structure for a road according to any one of claims 1 to 5, wherein the metal net is fixedly attached to a peripheral frame of a column or a translucent plate with a frame by a clip hardware. . 縦枠材と横枠材とで矩形状に組み立てられた周枠の面内に透光板が嵌め込まれ固定されて成る枠付き透光板が、道路等の路肩に沿って設けた複数本の支柱の間に固定されている道路用防音壁構造において、
枠付き透光板の上方であって、支柱の上端部に吸音部材が取り付けられていること、
各枠付き透光板の音源側とは反対側位置に金属製網体が配置され、該金属製網体は支柱へ固定されていること、
前記金属製網体の下部は網目を細かく形成され、前記透光板と対応する部分は網目を粗く形成されていること、
前記吸音部材の音源側とは反対側位置に、前記金属製網体の上方へ連続する金属製網体が配置され、当該上位の金属製網体は支柱へ固定されており、同金属製網体は網目を細かく形成されていることを特徴とする、道路用防音壁構造。
A plurality of translucent plates with a frame formed by fitting a translucent plate in a plane of a peripheral frame assembled in a rectangular shape with a vertical frame member and a horizontal frame member and provided along a shoulder of a road or the like In the soundproof wall structure for roads fixed between the columns,
A sound absorbing member is attached to the upper end of the support column above the translucent plate with a frame,
A metal net is arranged at a position opposite to the sound source side of each framed translucent plate, and the metal net is fixed to the column;
The lower part of the metal net is formed finely, and the part corresponding to the light transmitting plate is formed coarsely,
A metal net continuous to the upper side of the metal net is disposed at a position opposite to the sound source side of the sound absorbing member, and the upper metal net is fixed to a support column. A soundproof wall structure for roads, characterized in that the body is formed of fine mesh.
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