JP4072963B2 - ストレージ・ボリュームの整合したコピーのための方法、システム、および製品 - Google Patents

ストレージ・ボリュームの整合したコピーのための方法、システム、および製品 Download PDF

Info

Publication number
JP4072963B2
JP4072963B2 JP2004173691A JP2004173691A JP4072963B2 JP 4072963 B2 JP4072963 B2 JP 4072963B2 JP 2004173691 A JP2004173691 A JP 2004173691A JP 2004173691 A JP2004173691 A JP 2004173691A JP 4072963 B2 JP4072963 B2 JP 4072963B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copy
command
volume
logical volume
source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004173691A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005352825A (ja
Inventor
サム・クラーク・ワーナー
ウィリアム・フランク・ミッカ
シヴァン・タイ
イファト・ヌリエル
シェリ・ラハヴ
ガイル・アンドレア・スピア
ウォーレン・ケイ・スタンレイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Priority to JP2004173691A priority Critical patent/JP4072963B2/ja
Publication of JP2005352825A publication Critical patent/JP2005352825A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4072963B2 publication Critical patent/JP4072963B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、ストレージ・ボリュームの整合したコピーのための方法、システム、および製品に関する。
情報技術システムは、ストレージ・システムを含めて、サイトの停止が予定されている場合もいない場合も、サイトの災害または停止から保護される必要がある場合がある。さらに、情報技術システムは、データ・マイグレーション、データ・バックアップ、またはデータ複製のための機能を必要とする場合がある。災害または停止からのリカバリー、データ・マイグレーション、データ・バックアップ、およびデータ複製のための実施態様は、ストレージ・システムでのデータのミラーリングまたはコピーを含むことができる。このようなデータのミラーリングまたはコピーは、情報技術システムのサーバ、クライアント、ストレージ・システム、およびネットワーキング・コンポーネント間の対話を伴う場合がある。
IBM*TotalStorageエンタープライズ・ストレージ・サーバのようなエンタープライズ・ストレージ・サーバ(ESS)は、大容量拡張可能記憶装置、RedundantArray of Independent Disks(RAID)などを含めて、記憶装置に結合されている1つまたは複数のプロセッサを含んでいるディスク・ストレージ・サーバであってよい。エンタープライズ・ストレージ・サーバは、ネットワークに接続されており、ストレージ・システムでデータをコピーする機能が組み込まれている。
エンタープライズ・ストレージ・サーバ(ESS)には、データをローカルに、すなわち同じオンサイトESS内でコピーする機能、または遠隔で、すなわちデータを別個の遠隔サイトESSにコピーするためのコピー機能を組み込むことができる。このコピー機能は、動的コピー機能に分類することも、時刻指定(point-in-time)コピー機能に分類することもできる。動的コピー機能は、常に、アプリケーションが1次データ・ソースに変更を行った際に2次コピーを更新する。時刻指定コピー技法は、特定時点で元のデータがどのように表示されているかを即座にコピーし、または閲覧することを提供する。
あるエンタープライズ・ストレージ・サーバでは、データの時刻指定コピーを提供するFlashcopyのようなコピー機能がある場合がある。実施態様は、エンタープライズ・ストレージ・サーバにおける1組のローカル/ソース・ボリュームと、対応する1組の遠隔/ターゲット・ボリュームとの間でデータをコピーすることができる。Flashcopyは、アプリケーションへの最小限の割り込みでデータの物理時刻指定コピーを作成することによりESSボリュームに時刻指定コピーを提供することができ、略即時にソース・コピーとターゲット・コピーの両方にアクセスすることを可能にする。ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームはどちらも同じESSシステムに常駐するが、但し、実施態様は、ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームが異なるESSシステムに常駐している場合に可能としてもよい。Flashcopyのさらなる詳細は、IBM資料「IBMTotalStorage Enterprise Storage Server:Implementing ESS Copy Services with IBMeServer zSeries,」IBM文書番号SG24-5680-01(Copyright IBM, 2003)に記載されている。
IBM資料「IBM TotalStorage EnterpriseStorage Server:Implementing ESS Copy Services with IBM eServer zSeries,」IBM文書番号SG24-5680-01(CopyrightIBM, 2003)
ストレージの整合したコピーのための方法、システム、および製品を提供することにある。
ストレージをコピーするための方法、システム、および製品が提供されている。ターゲット記憶装置にコピーするためにソース記憶装置でコピー動作が実行される。このコピー動作は、ターゲット記憶装置にソース記憶装置の整合した(consistent)コピーを作成する。1つのソース記憶装置から1つのターゲット記憶装置にコピーするためにコピー動作を実行している間、そのソース記憶装置でそのコピー動作の実行が完了するまで、書き込み動作がその1つのソース記憶装置で実行されないよう制限される。
さらなる実施態様では、第1の記憶装置に対して第1の書き込み動作が受信される。第1の記憶装置が書き込み動作の制限された状態にあるか否かが判定される。第1の記憶装置が書き込み動作の制限された状態にある場合、第1の書き込み動作は待ち行列に入れられる。第1の記憶装置が書き込み動作の制限されていない状態にある場合、第1の書き込み動作は第1の記憶装置で実行される。
ソース記憶装置からターゲット記憶装置にコピーするためにコピー・コマンドが受信される場合の方法、システム、および製品も提供される。コピーはソース記憶装置から開始される。ソース記憶装置からコピーが開始されたことを受けてソース記憶装置の状態に入り、その状態のソース記憶装置に対して書き込み動作を完了することはできない。ソース記憶装置で受信した追加コマンドに応じてソース記憶装置の状態が解放される。この追加コマンドは状態の解放を示すものであり、ソース記憶装置の状態の解放を受けてソース記憶装置とターゲット記憶装置のデータは整合した状態になる。
さらなる実施態様では、ソース記憶装置は記憶制御装置に結合されており、記憶制御装置に結合されているホストからコピー・コマンドが受信され、ソース記憶装置は記憶制御装置に結合された論理ストレージ・サブシステムを介してアドレス指定される論理装置である。
実施態様は、1組のソース・ボリュームとターゲット・ボリュームに関するデータを指定時刻に相互に整合した状態に維持しながら、1組のソース・ボリュームを1組のターゲット・ボリュームにコピーする。ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームを整合した状態に維持することにより、故障依存書き込み(out of order dependent writes)が整合性グループのいかなるターゲット・ボリュームにでもコピーされることが保証される。
次に、図面を参照するが、全図面を通して対応箇所は類似の参照番号により参照される。
以下の説明では、本明細書の一部を構成し、複数の実施態様を説明する添付の図面を参照する。この実施態様の範囲を逸脱せずに、他の実施態様を利用することができ、構造上および動作上の変更を行うことができることが理解されよう。
(フラッシュコピー動作後のボリュームの不整合なデータ)
フラッシュコピー整合性(consistency)グループは、相互に整合した状態に維持される必要のあるストレージ・ボリュームのグループである。制限のない一例を提供するために、第1のフラッシュコピー・コマンドはボリュームA1をB1にコピーし、第2のフラッシュコピー・コマンドはボリュームA2をB2にコピーする。ボリュームB1とB2は、ある時点でボリュームA1とA2のデータ・セットの整合した状態(consistentstate)を表すことが要求される。そのボリュームに対する特定の一連の動作で、次に示す依存書き込み動作のセットを行うことができる(第2の動作が第1の動作の後に発生するものとして)。
1.ボリュームA1にデータ・セットを書き込む(データ更新済み)
2.ボリュームA2にデータ・セットを書き込む(データ更新済み)
ボリュームA1とA2がボリュームB1とボリュームB2にそれぞれフラッシュコピーされる時、次に示す制限のない一連の動作例は、ボリュームA1、A2に関してボリュームB1、B2の不整合な状態を作成する場合がある。
1.ボリュームA1をボリュームB1にフラッシュコピーする
2.ボリュームA1にデータ・セットを書き込む(データ更新済み)
3.ボリュームA2にデータ・セットを書き込む(データ更新済み)
4.ボリュームA2をボリュームB2にフラッシュコピーする
すべてのフラッシュコピー動作の完了、すなわち4番目の動作の完了にあたり、ボリュームB2はボリュームA2のデータ更新を含んでいるが、ボリュームB1はボリュームA1のデータ更新を含んでいない。1組のボリュームB1、B2は、1組のボリュームA1、A2に関して不整合な(inconsistent)状態にある。ボリュームB1、B2を使用するアプリケーションは、ボリュームB1、B2に記憶されているバックアップ・コピーからリカバリーすることはできない。
(フラッシュコピー動作中、およびフラッシュコピー動作後の整合したデータの維持)
図1は、記憶制御装置102に結合されているホスト100を使用するコンピューティング環境を示している。単一ホスト100だけが単一記憶制御装置102に結合されているように示されているが、本発明の一部の代替態様では、複数のホストを複数の記憶制御装置に結合することができる。ホスト100は、エンタープライズ・システム・コネクション(ESCON)チャネルのようなホスト・データ・インターフェース104チャネル、または当技術分野で周知の任意の他の切り替え機構(例えば、ファイバ・チャネル、Storage Area Network(SAN)相互接続など)を介して記憶制御装置102に接続することができる。ホスト100は、パーソナル・コンピュータ、ワークステーション、サーバ、メインフレーム、ハンドヘルド・コンピュータ、パームトップ・コンピュータ、テレフォニー・デバイス、ネットワーク機器などのような当技術分野で周知のいかなる計算装置であってもよい。ホスト100には、IBM OS/390**オペレーティング・システムのような当技術分野で周知のいかなるオペレーティング・システム106をも組み込むことができる。
記憶制御装置102には複数の論理サブシステム106a...106nを組み込むが、この場合、論理サブシステム106a...106nには複数の論理ボリュームを組み込むことができる。例えば、論理サブシステム106aには論理ボリューム108a...108mが組み込まれ、論理サブシステム106bには論理ボリューム110a...110rが組み込まれ、論理サブシステム106nには論理ボリューム112a...112pが組み込まれる。
記憶制御装置102は、それぞれに1つまたは複数の物理ボリューム(図示せず)を組み込むことのできる複数の物理記憶装置(図示せず)を制御する。物理記憶装置には、直接アクセス記憶装置(DASD)、Just a Bunch of Disks(JBOD)、新磁気ディスク制御機構(RAID)などのような当技術分野で周知のいかなる物理記憶装置をも組み込むことができる。
記憶制御装置102は、物理ボリュームを、論理サブシステム106a...106n間に分散されている論理ボリューム108a...108m、110a...110r、112a...112pのような複数の論理ボリュームにマップする。ホスト100は、論理ボリュームに関して論理サブシステム106a...106nにアドレス指定し、読み取り、書き込み、コピーなどのような動作を実行することができる。
オペレーティング・システム106に加え、ホスト100には、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114と書き込みアプリケーション116とを組み込んでもよい。整合したフラッシュコピー・アプリケーション114は、論理サブシステム106a...106n間に分散されている論理ボリュームの第1の組を論理サブシステム106a...106n間に分散されている論理ボリュームの第2の組にコピーする。例えば、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114は、論理ボリューム108a、108b、110aの第1の組の例を論理ボリューム112a、112b、112pの第2の組の例にコピーすることができる。整合したフラッシュコピー・アプリケーション114は、フラッシュコピー動作により論理ボリュームをコピーする。ストレージ・ボリュームが当技術分野で周知の任意の時刻指定コピー技法を使用してコピーされる場合、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114をコピー・アプリケーションと称することができる。書き込みアプリケーション116は、記憶制御装置102の論理サブシステム106a...106nにより論理ボリュームに対する書き込み要求を生成することができる。
したがって、図1は、論理ボリュームの第1の組を論理ボリュームの第2の組にコピーするためのコンピューティング環境を示している。本発明の代替形態では、論理ボリュームの第1の組と論理ボリュームの第2の組を複数の記憶制御装置間に分散することができる。
図2は、本発明の一部の実施態様により、記憶制御装置102のソース論理ボリュームとターゲット論理ボリュームのブロック図を示している。整合したフラッシュコピー・アプリケーション114は、1組のソース論理ボリューム200a...200qを1組のターゲット論理ボリューム202a...202qにコピーするが、この場合、ソース論理ボリュームとターゲット論理ボリュームは記憶制御装置102に常駐する。例えば、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114は、ソース論理ボリューム200aをターゲット論理ボリューム202aにコピーすることができ、ソース論理ボリューム200bをターゲット論理ボリューム202bにコピーすることができ、ソース論理ボリューム200qをターゲット論理ボリューム202qにコピーすることができる。ソース論理ボリューム200a...200qは論理サブシステム106a...106n間に分散することができる。同様に、ターゲット論理ボリューム202a...202qは論理サブシステム106a...106n間に分散することができる。本発明の代替形態で、ソース論理ボリューム200a...200qとターゲット論理ボリューム202a...202qは複数の記憶制御装置にまたがることができる。
したがって、図2は、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114が、記憶制御装置102で論理ボリューム200a...200qの第1の組を論理ボリューム202a...202qの第2の組にどのようにコピーするかを示している。
図3は、本発明の一部の実施態様による整合したフラッシュコピー・アプリケーション114のブロック図を示している。整合したフラッシュコピー・アプリケーション114は、「Establish flashcopy」コマンド300と「Flashcopy consistency group」コマンドとを生成することができる。本発明のこの実施態様は、フラッシュコピー技法を含めて当技術分野で周知の時刻指定コピー技法を適用するので、「Establishflashcopy」コマンド300は「Establish copy」コマンド300と称することができ、「Flashcopy consistency group」コマンド302は「Copyconsistency group」コマンドと称することができる。
「Establish flashcopy」コマンド300は、ソース・ボリューム・パラメータ304、ターゲット・ボリューム・パラメータ306、およびフリーズ・パラメータ308を含む。ソース・ボリューム・パラメータ304は、ソース論理ボリューム200a...200qのようなソース論理ボリュームを含むことができる。ターゲット・ボリューム・パラメータ206は、ターゲット論理ボリューム202a...202qのようなターゲット論理ボリュームを含むことができる。「Establishflashcopy」コマンド300はソース・ボリューム・パラメータ304で示されたソース・ボリュームをターゲット・ボリューム・パラメータ306で示されたターゲット・ボリュームにフラッシュコピーする。
フリーズ・パラメータ308は真であっても偽であってもよい。フリーズ・パラメータ308が真の場合、「Establish flashcopy」コマンド300は、適切な「Flashcopy consistency group」コマンド302が実行されるまで、ソース・ボリューム・パラメータ304で示されたソース・ボリュームを「Establishflashcopy」コマンドの完了後に延長された長いビジー状態に残す。ソース・ボリューム・パラメータ304で示されたソース・ボリュームのようなボリュームが長いビジー状態にある場合、ソース・ボリュームは書き込みアプリケーション116のようないかなるアプリケーションによっても書き込まれることはない。
「Flashcopy consistency group」コマンド302にはグループ・インジケータ・パラメータ310を組み込むことができるが、この場合、グループ・インジケータ・パラメータ310は、「Flashcopyconsistency group」コマンド302が実行された場合に長いビジー状態がリセットされるべき1組のボリュームを示している。一部の実施態様では、グループ・インジケータ・パラメータ310は、ビジー状態がリセットされるべきボリュームを含む適切な論理サブシステム106a...106nにアドレス指定することによって、長いビジー状態がリセットされるべきボリューム(すなわち、書き込まれるべきボリューム)を示すことができる。代替形態では、グループ・インジケータ・パラメータ310は、長いビジー状態がリセットされるべき1組のセッションを示すことができる。
例えば、「Establish flashcopy」コマンド300は、ソース論理ボリューム200a、200bを長いビジー状態に置いている場合がある。「Flashcopyconsistency group」コマンド302が実行された時、グループ・インジケータ・パラメータ310は、論理ボリューム200a、200bが長いビジー状態からリセットされるべきであることを示す場合がある。論理サブシステム106aが論理ボリューム200aを含み、論理サブシステム106bが論理ボリューム200bを含んでいる場合、「Flashcopyconsistency group」コマンドは論理サブシステム106aと106bに論理ボリューム200a、200bを長いビジー状態からリセットするよう要求することができる。
したがって、図3は、「Establish flashcopy」コマンド300の実行後の延長された期間に亘り、整合するフラッシュコピー・アプリケーション114がどのようにソース・ボリュームを長いビジー状態にセットするかを示している。「Flashcopyconsistency group」コマンド302は、「Flashcopy consistency group」コマンド302のグループ・インジケータ・パラメータ310で示されたボリュームの長いビジー状態をリセットする。
図4は、本発明の一部の実施態様により、記憶制御装置102の論理ボリュームに書き込むための論理を示している。図4の論理は、ホスト100で書き込みアプリケーション116によって生成された書き込み動作を記憶制御装置102が受信した後に記憶制御装置102で実行することができる。
制御はブロック400から開始される。ここで、ホスト100で書き込みアプリケーション116のようなアプリケーションは、記憶制御装置102の論理ボリュームで書き込み動作を実行するためにコマンドを生成する。記憶制御装置102は書き込み動作を受信するが、書き込む前に記憶制御装置102は、論理ボリュームが長いビジー状態にあるか否かを判定する(ブロック402)。長いビジー状態にある場合、記憶制御装置102または書き込みアプリケーション116は後で書き込むよう書き込み動作を待ち行列に入れる(ブロック404)。何故ならば、論理ボリュームが長いビジー状態にある間、その論理ボリュームに書き込みを行うことはできないからである。記憶制御装置102は制御を決定ブロック402に戻し、プロセスは決定ブロック402とブロック404によって形成されたループの反復を続けることができる。
記憶制御装置102が論理ボリュームは長いビジー状態にないと判定した場合(ブロック402)、記憶制御装置102は論理ボリュームで書き込み動作を実行し(ブロック406)、制御はブロック400に戻る。
したがって、図4の論理は、論理ボリュームが長いビジー状態にない場合、書き込みアプリケーション116が論理ボリュームにデータをどのように書き込むかを示している。一部の代替形態では、ブロック402の論理を実行せずに、すなわち論理ボリュームが長いビジー状態にあるか否かを判定せずに、書き込み動作を待ち行列に入れることができる(ブロック404)。このような代替形態では、記憶制御装置102または書き込みアプリケーション116はすべての書き込み動作を待ち行列に入れることができるが、書き込み動作は長いビジー状態にない論理ボリュームでしか実行しない。
図5は、本発明の一部の実施態様により、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114で実施される論理を示している。図5の論理は、論理ボリュームの整合性を維持しながら、ソース論理ボリュームをターゲット論理ボリュームにフラッシュコピーするためのものである。
制御はブロック500から開始する。ここで、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114は、ソース・ボリューム・パラメータ304によってソース論理ボリュームを示し、ターゲット・ボリューム・パラメータによってターゲット論理ボリュームを示す「Establish flashcopy」コマンド300を記憶制御装置102に送信し、ソース論理ボリュームが論理ボリュームの整合性グループに含まれる場合、すなわち論理ボリュームのデータが整合性グループ内のある時点で整合している場合、フリーズ・パラメータ308を真に割り当てる。フリーズ・パラメータ308が真の場合、ソース論理ボリュームを長いビジー状態にセットすることができ、論理ボリュームが長いビジー状態からリセットされるまでアプリケーションは論理ボリュームに書き込むことはできない。
整合したフラッシュコピー・アプリケーション114は、記憶制御装置102に送信すべき「Establishflashcopy」コマンドがまだあるか否かを判定する(ブロック502)。「Establish flashcopy」コマンドがまだある場合、別の「Establishflashcopy」コマンドが送信される(ブロック500)。代替形態では、複数の「Established flashcopy」コマンドを複数の記憶制御装置で平行して処理することができる。
整合したフラッシュコピー・アプリケーション114が送信すべき「Establishflashcopy」コマンドがもうないと判定した場合、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114は、すべての送信済み「EstablishFlashcopy」コマンドが完了状態で戻されたか否かを判定する(ブロック504)。戻されていない場合、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114は待機し(ブロック506)、「Establishflashcopy」コマンドが完了状態に戻されたか否かを再び判定する(ブロック502)。
整合したフラッシュコピー・アプリケーション114がすべての「Establishflashcopy」コマンドが完了状態で戻されたと判定した場合(ブロック504)、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114は「Flashcopyconsistency group」コマンド302を記憶制御装置102に送信し、そこで「Group indicator」パラメータ310は長いビジー状態がリセットされるべきボリュームを指示する。この指示は、長いビジー状態がリセットされるべきボリュームを含む1つまたは複数の論理サブシステム106a...106nにアドレス指定される。
したがって、図5の論理は、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114が整合した状態に維持されるべき複数の論理ボリュームのフラッシュコピーを最初に実行し、そのフラッシュコピーを実行しながら、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114は複数の論理ボリュームを長いビジー状態にセットする方法を示している。その後、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114は、論理ボリュームですべてのフラッシュコピー確立動作が完了した時に論理ボリュームの長いビジー状態をリセットする。したがって、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114は、論理ボリュームのグループを整合した状態に維持しながら、論理ボリュームのグループに対してフラッシュコピー動作を実行する。
図6は、本発明の一部の実施態様による記憶制御装置102の論理ボリュームの長いビジー状態をセットおよびリセットするための論理を示している。整合したフラッシュコピー・アプリケーション114は論理を記憶制御装置102で実行させる。
論理はブロック600から開始される。ここで記憶制御装置102は、記憶制御装置102に結合されているホスト100からのコマンドを待機する。記憶制御装置は、ホストの整合したフラッシュコピー・アプリケーション114からコマンドを受信し(ブロック602)、ホスト100からどのコマンドが受信されたかを決定する(ブロック604)。受信したコマンドが「Establish flashcopy」コマンド300の場合、記憶制御装置102はフリーズ・パラメータ308が真か否かを判定する(ブロック606)。真ならば、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114の制御下にある記憶制御装置102は、「Establishflachcopy」コマンド300のソース・ボリューム・パラメータ304で示されたソース論理ボリュームを長いビジー状態にセットし(ブロック608)、記憶制御装置102は、長いビジー状態にあるソース論理ボリュームに書き込むことのできない場合にコピー動作を実行し(ブロック609)、次いで記憶制御装置102は次のコマンドを待つ(ブロック600)。記憶制御装置102がフリーズ・パラメータ308は真でないと判定した場合(ブロック606)、記憶制御装置102はコピー動作を実行し(ブロック609)、次いで記憶制御装置102は次のコマンドを待つ(ブロック600)。
記憶制御装置が「Flash consistency group」コマンド302がホスト100から受信されたと判定した場合(ブロック604)、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114の制御下にある記憶制御装置102は「Flashcopyconsistency group」コマンド302のグループ・インジケータ・パラメータ310によって示された論理ボリュームの長いビジー状態をリセットする(ブロック610)。記憶制御装置102はホスト100からの次のコマンドを待つ(ブロック600)。
図6の論理は、記憶制御装置102の論理ボリュームを長いビジー状態にセットする。すなわち、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114の制御下で延長された期間に亘り論理ボリュームに対して書き込みを行うことはできなくなる。論理ボリュームの長いビジー状態は「Flashcopy consistency group」コマンド302により解放される。したがって、整合したフラッシュコピー・アプリケーション114の制御下にある記憶制御装置102は、論理ボリュームのグループに対してフラッシュコピー動作を実行している間、論理ボリュームのグループを整合した状態に維持する。
フラッシュコピー動作を実行することによって論理ボリュームの整合性がフラッシュコピーされることを保証する前に書き込みアプリケーション116が静止している間、すなわち書き込みアプリケーション116の動作が一時停止している間、本発明の実施態様はフラッシュコピー動作の実行前に書き込みアプリケーション116を静止させることを要求する必要性を除去する。この実施態様では、ボリュームがフラッシュコピー・コマンドを受信した場合、ボリュームは「Establish flashcopy」コマンド300の開始時に長いビジー状態に入り、ボリュームの長いビジー状態を解放する追加のホスト・コマンドをボリュームが受信するまで長いビジー状態を解放しない。
制限のない例を提供するために、第1のフラッシュコピー・コマンドはボリュームA1をB1にコピーし、第2のフラッシュコピーはボリュームA2をB2にコピーする。ボリュームB1とB2がボリュームA1とA2のデータ・セットの整合した状態を表すことが要求される。ボリュームに対するある一連の動作では、次に示す依存書き込み動作を行うことができる(第2の動作は第1の動作の後に実行される)。
1.ボリュームA1にデータ・セットを書き込む(データ更新済み)
2.ボリュームA2にデータ・セットを書き込む(データ更新済み)
ボリュームA1、A2がそれぞれボリュームB1、B2にフラッシュコピーされる時、次に示す本発明の実施態様の一連の動作の制限のない例は、ボリュームB1、B2で整合した状態を作成する。
1.ボリュームA1をボリュームB1にフラッシュコピーする(ボリュームA1は長いビジー状態にセットされる)
2.ボリュームA1が長いビジー状態にあるので、ボリュームA1へのデータ・セットの書き込みは行えない
3.書き込みはボリュームA1に対する更新の完了に依存しているので、ボリュームA2へのデータ・セットの書き込みは行えない
4.ボリュームA2をボリュームB2にフラッシュコピーする
5.A1、A2の長いビジー状態を解放する
6.ボリュームA1へのデータ・セットの書き込みが進行する
7.ボリュームA2へのデータ・セットの書き込みが進行する
ここで、ボリュームB1にもボリュームB2にも更新されたデータはないので、ボリュームB1とB2は整合している。「フラッシュコピー動作後のボリュームの不整合なデータ」の節で示した例では、ボリュームB2にはボリュームA2のデータ更新が含まれていたが、ボリュームB1はボリュームA1のデータ更新を含んでおらず、ボリュームB1、B2の組は不整合な状態にあった。
この実施態様は、ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームの組に関するデータを相互に整合した状態に維持しながら、1組のソース・ボリュームを1組のターゲット・ボリュームにコピーする。ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームを整合した状態に維持することにより、故障依存書き込みが整合性グループのいかなるターゲット・ボリュームにもコピーされないことが保証される。
(追加実施態様の詳細)
上記の技法は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの任意の組み合わせを提供するために、標準のプログラミングまたはエンジニアリング技法あるいはその両方を使用する方法、装置、または製品として実施することができる。本明細書及び特許請求の範囲で使用する「製品(article of manufacture)」という用語は、ハードウェア論理(例えば、集積回路チップ、プログラマブル・ゲートウェイ・アレイ(PGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)など)またはコンピュータ可読媒体(例えば、ハードディスク・ドライブ、フロッピー(R)・ディスク、テープのような磁気記憶媒体)、光記憶(例えば、CD−ROM、光ディスクなど)、揮発性および不揮発性メモリ装置(例えば、EEPROM、ROM、PROM、RAM、DRAM、SRAM、ファームウェア、プログラマブル論理など)形式で実施されるコードまたは論理を意味する。コンピュータ可読媒体のコードはプロセッサによってアクセスされ、実行される。実施態様が構成されたコードには、伝送メディアにより、もしくはネットワーク経由でファイル・サーバからアクセスすることもできる。このような場合、そのコードが実施される製品には、ネットワーク伝送回線、無線伝送メディア、空間を伝播する信号、電波、赤外線信号などのような伝送メディアを含めることができる。当然ながら、当業者には、この実施態様の範囲を逸脱せずにこの構成に多くの修正を行うことができ、この製品には当技術分野で周知のいかなる情報伝達媒体でも含めることができることが理解されよう。
図7は、本発明の一部の態様が実施されるコンピュータ・アーキテクチャのブロック図を示している。図7は、ホスト100の一実施態様を示している。ホスト100は、プロセッサ702、メモリ704(例えば、揮発性メモリ装置)、およびストレージ706(例えば、不揮発性ストレージ、磁気ディスク・ドライブ、光ディスク・ドライブ、テープ・ドライブなど)を有するコンピュータ・アーキテクチャ700を実施することができる。ストレージ706には、内部記憶装置、付加記憶装置、またはネットワーク・アクセス可能な記憶装置を含めることができる。ストレージ706のプログラムはメモリ704にロードされ、プロセッサ702によって当技術分野で周知の方法で実行される。アーキテクチャには、ネットワークとの通信を可能にするためにネットワーク・カード708をさらに組み込むことができる。アーキテクチャには、キーボード、タッチスクリーン、ペン、音声反応入力などのような少なくとも1つの入力710と、表示装置、スピーカ、プリンタなどのような少なくとも1つの出力712とも組み込むことができる。
図4、5、および6の論理は、特定の順序で行われる特定の動作を記載している。さらに、動作は連続的のみならず並列的にも実行することができる。代替形態では、論理動作のあるものは、異なる順序で実行し、修正し、除去し、それでも尚、本発明の実施態様を実施することができる。また、上記の論理に複数のステップを追加し、それでも尚、実施態様に準拠することができる。さらにまた、複数のステップを単一プロセスまたは複数の分散プロセスにより実行することができる。以上、実施態様をストレージ・ボリュームに関して説明したが、代替形態は当技術分野で周知のいかなる記憶装置をも使用することができる。
上記では、ソフトウェア・コンポーネントとハードウェア・コンポーネントの多くを説明のために別のモジュールで説明した。このようなコンポーネントは、さらに少数のコンポーネントに統合しても、さらに多数のコンポーネントに分割してもよい。さらに、上記で特定のコンポーネントにより実行されるように説明した一部の動作は、他のコンポーネントによって実行してもよい。
図示した要素の一部グループには、同一番号の接頭辞に接尾辞「a」、接尾辞「b」、または接尾辞「n」などを付した参照番号をラベリングした。例えば、論理サブシステムには106a、106b、...106nがラベリングされており、一部の論理ボリュームには108a、108b、...108mがラベリングされている。このような方法による要素グループのラベリングは、要素の異なる複数のグループが各グループの同一番号の要素を含まないことは示していない。例えば、各論理サブシステム106a..106nの論理ボリュームの番号は異なっていてよい。
以上、実施態様をフラッシュコピーの方法に関して説明したが、本発明の代替形態は、当技術分野で周知のいかなる他の時刻指定コピー技法でも使用することができる。
したがって、実施態様の上記の説明は例示および説明の目的で提示したものである。本発明を開示した正確な形式を網羅し、またはその形式に限定するものではない。上記の教示に鑑みて、多くの修正形態および変形形態が可能である。本発明の範囲は、「発明を実施するための最良の形態」によってではなく、首記の特許請求の範囲によって限定されるものではない。上記の明細書本文、例、およびデータは、製品の完全な説明および本発明の構成の使用法を提供する。本発明の多くの実施態様は本発明の趣旨および範囲を逸脱せずに行うことができるので、本発明は首記の特許請求の範囲に属するものである。
IBM、IBM TotalStorageエンタープライズ・ストレージ・サーバ、エンタープライズ・システム・コネクション(ESCON)はInternationalBusiness Machines Corp.の商標である。
本発明の記載の態様によるコンピューティング環境のブロック図である。 本発明の記載の特定実施態様による記憶制御装置のソース論理ボリュームとターゲット論理ボリュームのブロック図である。 本発明の記載の特定実施態様による整合したフラッシュコピー・アプリケーションのブロック図である。 本発明の記載の特定実施態様による論理ボリュームに書き込むための論理を示す流れ図である。 本発明の記載の特定実施態様による整合したフラッシュコピー・アプリケーション用の論理を示す流れ図である。 本発明の記載の特定実施態様による記憶制御装置の論理ボリュームの長いビジー状態をセットし、またリセットするための論理を示す流れ図である。 本発明の記載の特定態様が実施されるコンピュータ・アーキテクチャのブロック図である。
符号の説明
100 ホスト
102 記憶制御装置
106 オペレーティング・システム
106a 論理サブシステム
106b 論理サブシステム
106n 論理サブシステム
108a 論理ボリューム
108b 論理ボリューム
108m 論理ボリューム
110a 論理ボリューム
110b 論理ボリューム
110r 論理ボリューム
112a 論理ボリューム
112b 論理ボリューム
112p 論理ボリューム
114 整合したフラッシュコピー・アプリケーション
116 書き込みアプリケーション

Claims (4)

  1. 複数のソース論理ボリュームと複数のターゲット論理ボリュームとを含む記憶制御装置と、該記憶制御装置に接続され、ソース論理ボリュームとターゲット論理ボリュームのグループの関係を保持しているコピー・アプリケーションを記憶し且つ実行することができるホストとを含むシステムにおいて、ソース論理ボリュームからターゲット論理ボリュームにコピーする方法であって、
    前記コピー・アプリケーションは、「Establish copy」コマンドとコピー整合性グループ・コマンドを発行することができ、
    前記「Establish copy」コマンドは、ソース論理ボリュームを示すソース・ボリューム・パラメータ、該ソース論理ボリュームに関連付けられたターゲット論理ボリュームを示すターゲット・ボリューム・パラメータ、及び書き込み動作が前記ソース・ボリューム・パラメータ中に示されるソース論理ボリュームに対して制限されるべきか否かを示フリーズ・パラメータを含み、及び前記ソース・ボリューム・パラメータ中に示されるソース論理ボリュームから前記ターゲット・ボリューム・パラメータ中に示されるターゲット論理ボリュームにコピーする動作を実行させて、ターゲット論理ボリュームとソース論理ボリューム間で整合したコピーを作成することができ、
    前記コピー整合性グループ・コマンドは、ビジー状態がリセットされるべきソース論理ボリュームのグループを示すグループ・インジケータ・パラメータを含むところの前記方法において、
    前記ホストが、前記コピー・アプリケーションを用いて「Establish copy」コマンドを前記記憶制御装置に送信するステップと、
    前記記憶制御装置が、前記「Establish copy」コマンドを受信し、そして該受信した「Establish copy」コマンドのフリーズ・パラメータに基づき「Establish copy」コマンドのソース・ボリューム・パラメータに指定されたソース論理ボリュームをビジー状態にセットし、前記指定されたソース論理ボリュームに対して実行される書き込み動作を制限するステップと
    前記記憶制御装置が、前記指定されたソース論理ボリュームから前記「Establish copy」コマンドのターゲット・ボリューム・パラメータに指定されたターゲット論理ボリュームにコピー動作を実行するステップと、
    前記ホストが、前記コピー・アプリケーションを用いて前記記憶制御装置に送信すべき追加の「Establish copy」コマンドがあるか否かを判定するステップと、
    前記記憶制装置に送信すべき追加の「Establish copy」コマンドがある場合、前記ホストが、前記コピー・アプリケーションを用いて追加の「Establish copy」コマンドを前記記憶制御装置に送信し、上記制限するステップと上記コピー動作を実行するステップと上記判定するステップとを繰り返すステップと、
    前記記憶制装置に送信すべき追加の「Establish copy」コマンドがない場合、前記ホストが、前記コピー・アプリケーションを用いてコピー整合性グループ・コマンドを前記記憶制御装置に送信して、上記ビジー状態にセットされたソース論理ボリュームをリセットするステップと
    を含む、前記方法。
  2. 前記追加の「Establish copy」コマンドを前記記憶制御装置に送信するステップの後に、前記ホストが、前記コピー・アプリケーションを用いて、全ての「Establish copy」コマンドが完了の状態で戻されたか否かを判定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 複数のソース論理ボリュームと複数のターゲット論理ボリュームとを含む記憶制御装置と、該記憶制御装置に接続され、ソース論理ボリュームとターゲット論理ボリュームのグループの関係を保持しているコピー・アプリケーションを記憶し且つ実行することができるホストとを含み、ソース論理ボリュームからターゲット論理ボリュームにコピーするシステムであって、
    前記コピー・アプリケーションは、「Establish copy」コマンドとコピー整合性グループ・コマンドを発行することができ、
    前記「Establish copy」コマンドは、ソース論理ボリュームを示すソース・ボリューム・パラメータ、該ソース論理ボリュームに関連付けられたターゲット論理ボリュームを示すターゲット・ボリューム・パラメータ、及び書き込み動作が前記ソース・ボリューム・パラメータ中に示されるソース論理ボリュームに対して制限されるべきか否かを示すフリーズ・パラメータを含み、及び前記ソース・ボリューム・パラメータ中に示されるソース論理ボリュームから前記ターゲット・ボリューム・パラメータ中に示されるターゲット論理ボリュームにコピーする動作を実行させて、ターゲット論理ボリュームとソース論理ボリューム間で整合したコピーを作成することができ、
    前記コピー整合性グループ・コマンドは、ビジー状態がリセットされるべきソース論理ボリュームのグループを示すグループ・インジケータ・パラメータを含むところの前記システムにおいて、
    前記ホストが、前記コピー・アプリケーションを用いて「Establish copy」コマンドを前記記憶制御装置に送信する手段を含み、
    前記記憶制御装置が、前記「Establish copy」コマンドを受信し、そして該受信した「Establish copy」コマンドのフリーズ・パラメータに基づき「Establish copy」コマンドのソース・ボリューム・パラメータに指定されたソース論理ボリュームをビジー状態にセットし、前記指定されたソース論理ボリュームに対して実行される書き込み動作を制限する手段を含み、
    前記記憶制御装置が、前記指定されたソース論理ボリュームから前記Establish copy」コマンドのターゲット・ボリューム・パラメータに指定されたターゲット論理ボリュームにコピー動作を実行する手段をさらに含み、
    前記ホストが、前記コピー・アプリケーションを用いて前記記憶制御装置に送信すべき追加の「Establish copy」コマンドがあるか否かを判定する手段とさらに含み、
    前記ホストが、
    前記記憶制装置に送信すべき追加の「Establish copy」コマンドがある場合、前記コピー・アプリケーションを用いて追加の「Establish copy」コマンドを前記記憶制御装置に送信し、上記書き込み動作の制限と上記コピー動作と上記判定を繰り返し、
    前記記憶制装置に送信すべき追加の「Establish copy」コマンドがない場合、前記コピー・アプリケーションを用いてコピー整合性グループ・コマンドを前記記憶制御装置に送信して、上記ビジー状態にセットされたソース論理ボリュームをリセットする
    ことを特徴とする、前記システム。
  4. 前記追加の「Establish copy」コマンドを前記記憶制御装置に送信された後に、前記ホストが、前記コピー・アプリケーションを用いて、全ての「Establish copy」コマンドが完了の状態で戻されたか否かを判定する手段をさらに含む、請求項3に記載のシステム。
JP2004173691A 2004-06-11 2004-06-11 ストレージ・ボリュームの整合したコピーのための方法、システム、および製品 Expired - Fee Related JP4072963B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004173691A JP4072963B2 (ja) 2004-06-11 2004-06-11 ストレージ・ボリュームの整合したコピーのための方法、システム、および製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004173691A JP4072963B2 (ja) 2004-06-11 2004-06-11 ストレージ・ボリュームの整合したコピーのための方法、システム、および製品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005352825A JP2005352825A (ja) 2005-12-22
JP4072963B2 true JP4072963B2 (ja) 2008-04-09

Family

ID=35587254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004173691A Expired - Fee Related JP4072963B2 (ja) 2004-06-11 2004-06-11 ストレージ・ボリュームの整合したコピーのための方法、システム、および製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4072963B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7689743B2 (en) * 2006-12-20 2010-03-30 International Business Machines Corporation Data copy system apparatus and method
US8645646B2 (en) 2007-01-31 2014-02-04 International Business Machines Corporation Stored data protection and recovery

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005352825A (ja) 2005-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7475208B2 (en) Method for consistent copying of storage volumes
JP5031341B2 (ja) 記憶システム及びデータ管理方法
US10733060B2 (en) Asynchronous local and remote generation of consistent point-in-time snap copies in consistency groups
US7366846B2 (en) Redirection of storage access requests
US7594137B2 (en) Storage system and data restoration method thereof
US8055865B2 (en) Managing write requests to data sets in a primary volume subject to being copied to a secondary volume
JP4405509B2 (ja) データ管理方法、システム、およびプログラム(リモート記憶位置にフェイルオーバを行うための方法、システム、およびプログラム)
KR100734817B1 (ko) 싸이트간 데이타 미러링을 위한 방법, 시스템, 및 기록 매체
JP5147941B2 (ja) 異なるネットワークを介した1次ストレージから2次ストレージへの書き込みコピーを管理するための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム
JP5090072B2 (ja) 第1記憶場所から第2記憶場所に論理ボリュームを再配置するための方法、コンピュータ・システム、及びプログラム
JP4902289B2 (ja) バックアップシステム及びバックアップ方法
JP4671399B2 (ja) データ処理システム
JP2007179342A (ja) ストレージシステム及びスナップショット管理方法
US7185157B2 (en) Method, system, and article of manufacture for generating a copy of a first and a second set of volumes in a third set of volumes
US8909896B2 (en) Network efficiency for continuous remote copy
CN106528338A (zh) 一种远程数据复制方法、存储设备及存储系统
US20050097391A1 (en) Method, system, and article of manufacture for data replication
US7360044B2 (en) Storage system with primary mirror shadow
JP2008250458A (ja) ストレージシステム及びストレージシステムの管理方法
JP4072963B2 (ja) ストレージ・ボリュームの整合したコピーのための方法、システム、および製品
JP4583075B2 (ja) サイト間でデータをミラーリングする方法、システム、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060829

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061115

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070223

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070223

RD12 Notification of acceptance of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7432

Effective date: 20070223

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070425

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070712

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070712

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070816

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070925

RD12 Notification of acceptance of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7432

Effective date: 20070925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071210

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20071210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080116

RD14 Notification of resignation of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434

Effective date: 20080116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080118

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140201

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees