JP4072609B2 - Vehicle hood device - Google Patents

Vehicle hood device Download PDF

Info

Publication number
JP4072609B2
JP4072609B2 JP20371898A JP20371898A JP4072609B2 JP 4072609 B2 JP4072609 B2 JP 4072609B2 JP 20371898 A JP20371898 A JP 20371898A JP 20371898 A JP20371898 A JP 20371898A JP 4072609 B2 JP4072609 B2 JP 4072609B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
piston
rod
hood
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20371898A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2000033850A (en
Inventor
修 川合
良彦 和田
Original Assignee
オートリブ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オートリブ株式会社 filed Critical オートリブ株式会社
Priority to JP20371898A priority Critical patent/JP4072609B2/en
Publication of JP2000033850A publication Critical patent/JP2000033850A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4072609B2 publication Critical patent/JP4072609B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用フード装置に関する。さらに詳しくは、車両に設けられたエンジンルームの上部を覆う開閉自在な車両用フードを緊急時に持ち上げ手段により所定量持ち上げて歩行者を保護する車両用フード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
走行中の車両が所定速度で歩行者に衝突すると、歩行者の下半身が車両のバンパに強打されて、歩行者の頭部がフードの表面に衝突することがある。そこで、衝突による歩行者の被害を軽減するため、従来様々な車両用フード装置が提案されている。
【0003】
一例として、特開平9−315266号公報には、車両への歩行者の二次衝突による衝撃を緩和する車両用フード装置が提案されている。この車両用フード装置は、車体に設けられて歩行者との衝突を検出する歩行者衝突検出手段と、フードを所定量持ち上げると共にその持ち上げた位置にて保持するフード持ち上げ保持手段と、前記歩行者衝突検出手段から出力によって車体に歩行者が衝突したときに前記フード持ち上げ保持手段を作動させる制御手段とからなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記特開平9−315266号公報の図2、図4及び図5に示されているように、前記フード持ち上げ保持手段のロッドが案内されるシリンダ上端のロッド案内部分は僅かな厚みであるため、このフード持ち上げ手段が作動してピストンが上昇したとき、ロッドが横方向に傾いてフードを持ち上げられなかったり、持ち上げ力が安定しない恐れがあった。また、フードが開いているとき、万が一持ち上げ装置が作動した際に、シリンダ上端のロッド案内部分が僅かな厚みであるため、ロッド及びピストンがシリンダから飛び出してしまう恐れがあった。
【0005】
本発明はかかる事情に鑑み、ロッドを安定して保持可能な車両用フード装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、車両の前部に設けられたエンジンルームの上部を覆う開閉自在な車両用フードを緊急時に持ち上げ手段により所定量持ち上げて歩行者を保護する車両用フード装置において、
前記持ち上げ手段は、シリンダと、該シリンダ内を上下動するピストンを下端に備え前記車両用フードを持ち上げるロッドとを有し、前記シリンダの上端には前記ロッドの周面を案内する厚肉の案内手段が設けられ
前記シリンダと前記ピストンとの間には、前記シリンダ内における前記ピストンの下端側の空間と上端側の空間とを連通するクリアランスが設けられることを特徴とする車両用フード装置により達成される。
また、本発明の上記目的は、車両に設けられたエンジンルームの上部を覆う開閉自在な車両用フードを緊急時に持ち上げ手段により所定量持ち上げて歩行者を保護する車両用フード装置において、
前記持ち上げ手段は、シリンダと、該シリンダ内を上下動するピストンを下端に備え前記車両用フードを持ち上げるロッドとを有し、前記シリンダの上端には前記ロッドの周面を案内する厚肉の案内手段が設けられ、
前記ロッドには前記シリンダ内における前記ピストンの上端側の空間に連通する孔が設けられると共に、前記ピストンには前記孔に連通し、且つ前記シリンダ内における前記ピストンの下端側の空間に連通する細管が設けられることを特徴とする車両用フード装置により達成される。
【0007】
本発明によれば、シリンダの上端に設けられた厚肉の案内手段により、ピストンが所定ストローク移動しても、シリンダ内のロッドは安定して保持される。
したがって、ロッドが横方向に傾くことなく、フード持ち上げ力が安定する。また、シリンダ上端の案内手段が厚肉であるため、ロッド及びピストンがシリンダから飛び出すことがない。
【0008】
なお、本発明で定義する案内手段が厚肉とは、案内手段のロッド案内部分が3mm〜25mmの長さを有することをいう。
【0009】
ここで、前記案内手段としては、例えばシリンダの上端に厚肉のキャップを別途設けるか又はシリンダの上端に該シリンダと一体に厚肉の小径部を設けることができる。なお、カバーによってロッド及びキャップ、ロッド、キャップ及びシリンダ、又は、ロッド及びシリンダの小径部を覆うように構成すれば、防水機能を発揮することができる。
【0010】
前記車両用フード装置は、シリンダ内に収納されるピストンロッド機構と該ピストンロッド機構を作動させ同じくシリンダ内に収納されるガス発生装置を同一直線上に配置しない構成、例えばシリンダを略L字状に形成してピストンロッド機構とガス発生装置を垂直に配置することにより、エンジンルーム内に深い収納スペースを必要とせず、コンパクトに収納可能となる。
【0011】
また、シリンダとピストンとの間に、シリンダ内におけるピストンの下端側の空間と上端側の空間とを連通するクリアランスを設けるか、或いはロッドにシリンダ内におけるピストンの上端側の空間に連通する孔を設けると共に、ピストンに孔に連通し、且つシリンダ内におけるピストンの下端側の空間に連通する細管を設けることで、衝突等によりフードを介してロッドが押し戻されるとき、シリンダ内におけるピストンの下端側の空間のガスを上端側の空間に放出して衝突エネルギーを吸収することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る車両用フード装置の断面図であり、図2は同車両用フード装置のガス発生装置近傍の変形例の拡大一部断面図であり、図3は図1の車両用フード装置が作動した状態であり、図4はロッドに孔及び細管をあけた車両用フード装置の拡大一部断面図であり、図5は本発明の別の実施形態に係る車両用フード装置の拡大一部断面図であり、図6は図5と同じく本発明の別の実施形態に係る車両用フード装置の拡大一部断面図である。
【0013】
本実施形態の車両用フード装置は、車体の前部に設けられたエンジンルームの上部を開閉可能なフード内に取り付けられている。図1に示すように、本発明の車両用フード装置は、ピストンロッド収納部3aとガス発生装置収納部3fとからなる略L字状のシリンダ3と、ピストンロッド収納部3a内を上下動する円盤状のピストン5を下端に備えた略円柱状のロッド7と、シリンダ3の上端3cを覆うとともにロッド7を案内する案内手段としてのキャップ9と、ピストン5がキャップ9に当たるときの衝撃を緩和するダンパー6と、ロッド7に結合するとともにキャップ9に脱着自在に装着される略半球状のカバー11と、ガス発生装置収納部3f内に収納されシリンダ3内にガスを発生させるガス発生装置13と、ガス発生装置13をエンジンルーム内の制御装置に接続するコネクタ15とを含んで構成されている。
【0014】
また、前記ピストン5の下端には、プラスチックワッシャー17とOリング19が設けられている。そこで、このプラスチックワッシャー17が、シリンダ3の段差部3eと当接することによって、ピストンロッド機構は、下方への移動を規制されるようになっている。
【0015】
前記シリンダ3の上端3cを覆うキャップ9は、ピストンロッド収納部3aの外周に螺着される大径部9aと、この大径部9aより小径でカバー11がその外周に装着される厚肉の小径部9bとから構成されている。この小径部9bは、ロッド7を十分な案内面(本実施形態では、案内部分長さ15mmに設定されている)で案内する貫通孔9dと、その外周に設けられた溝部9cとを備えている。
【0016】
前記カバー11は、キャップ9に装着される装着凹部11aと、ロッド7の頭7aが圧入結合する結合凹部11bとを有している。この装着凹部11aには、内方に突出する突起部11cが設けられている。そこで、カバー11の突起部11cとキャップ9の溝部9cが嵌合することにより、カバー11が確実にキャップ9に装着されるようになっている。
【0017】
ところで、フードを持ち上げる車両用フード装置は、エンジンルームやワイパーモータ取付部等に取り付けられる。この部分は、車室内でないため、雨水や洗車による水等が伝わる場所となる。一方、持ち上げ手段の駆動にガス発生装置を使用する場合、従来の車両用フード装置によれば、火薬がぬれて着火しなかったり、シリンダの中に水が入って、ロッドのストロークが減少してしまうことがあった。しかしながら、本発明の車両用フード装置によれば、上述したようにカバー11が、ロッド7の頭7a及びキャップ9の小径部9bに確実に装着されるため、シール効果が高まり、防水効果を発揮できる。したがって、フード内に雨等による水が侵入してきても、シリンダ3内に水が入らず、ガス発生装置13が正常に作動できる。また、本実施形態によれば、カバー11がロッド7及びキャップ9の両方に装着される構成としたので、ロッド7とキャップ9の相対位置も自ずと決定されることになり、車両運転時の振動による異音の発生が防止できる。
【0018】
なお、カバー11に突起部を設けず、カバー11とキャップ9の間にOリングを装着してシール効果を高めるようにしてもよい。また、本実施形態とは逆に、キャップ9に突起部を設け、カバー11に溝部を設けることによって、嵌合するように構成してもよい。
【0019】
また、前記ガス発生装置13は、前記ピストンロッド収容部3aに垂直なガス発生装置収納部3fに収納されている。したがって、ガス発生装置とピストンロッド機構が同一直線上に配置されない構成なので、エンジンルーム内に深いスペースを必要とせず、コンパクトに収納可能となる。なお、ガス発生装置13とハーネス14は、防水のため、防水コネクタで接続されるか、又は、コネクタを介さずに直接接続し、このガス発生装置13とハーネス14との間に樹脂を流し込み防水加工するように構成することが好ましい。
【0020】
また、図2に示すように、ガス発生装置収納部3fと、該ガス発生装置収納部3fの外周にねじ部55によって螺着された蓋51との間にシール54を装着することによって防水加工するようにしてもよく、該ねじ部55に防水シールを貼る等の処理を施し、防水加工するようにしてもよい。
【0021】
次に、本発明の作用について説明する。
走行中の車両が歩行者に衝突すると、車両のバンパー等に設けられた公知のセンサーが反応し、このセンサーの検出結果を公知の制御装置に出力する。すると、この制御装置の働きによって、ガス発生装置13の一端に装着されたコネクター15に通電され、ハーネス14を介し、ガス発生装置13からガスが発生する。このガスにより、プラスチックワッシャー17、Oリング19を介してピストン5が上方に押し上げられることにより、ロッド7が上方に押し上げられる。
【0022】
そして、図3に示すように、半球状のカバー11がフード20に当接し、フード20を持ち上げる。ここで、ロッド7はキャップ9の小径部9bの貫通孔9dに十分な面積で案内されるので、ロッド7が横方向に傾くことなく、フード持ち上げ力が安定する。
【0023】
また、この小径部9bにより、ロッド7及びピストン5がシリンダ3から飛び出すことがない。さらに、半球状の外周をもつカバー11により、ロッド7がフード20に直接当たることがないので、異音が発生することなく、持ち上げ動作時にロッド7がフード20に孔をあけることがない。
【0024】
さらに、フード20に歩行者が衝突等することによってフード20が押し戻されるとき、ピストン5及びOリング19とシリンダ3の径を所定値に設定することで、シリンダ3とピストン5との間に、シリンダ3内におけるピストン5の下端側の空間と上端側の空間とを連通するクリアランスを設けて、ピストンシリンダ間でガスを抜いて衝突エネルギーを吸収する。なお、Oリングとプラスチックワッシャーをともに用いない構造も、ピストン及びシリンダの径を所定値に調整することで、シリンダ3とピストン5との間に、シリンダ3内におけるピストン5の下端側の空間と上端側の空間とを連通するクリアランスを設けて、シリンダ3内におけるピストン5の下端側の空間のガスを上端側の空間に放出して衝突エネルギーを吸収することが可能となる。また、Oリングを用いない構造も、シリンダ及びプラスチックワッシャーの径を所定値に調整することで、シリンダ3とピストン5との間に、シリンダ3内におけるピストン5の下端側の空間と上端側の空間とを連通するクリアランスを設けて、シリンダ3内におけるピストン5の下端側の空間のガスを上端側の空間に放出して衝突エネルギーを吸収することが可能となる。ここで、それぞれの径を調整することなく、溝を設けることで、シリンダ3とピストン5との間に、シリンダ3内におけるピストン5の下端側の空間と上端側の空間とを連通するクリアランスを設けて、シリンダ3内におけるピストン5の下端側の空間のガスを上端側の空間に放出して衝突エネルギーを吸収するように構成してもよい。
【0025】
また、図4に示すように、ロッド7にシリンダ3内におけるピストン5の上端側の空間に連通する孔21を設けると共に、ピストン5に孔21に連通し、且つシリンダ3内におけるピストン5の下端側の空間に連通する細管23を設けることで、ロッド7を押し下げるとき、シリンダ3内におけるピストン5の下端側の空間のガスを上端側の空間に放出して衝突エネルギーを吸収することができる。ここで、ロッド7に孔21をあけ、ピストン5に細管23をあけても、ロッド7がピストン上昇方向に持上がるときは、早く持上がるため、粘性抵抗が大きく、ガスが漏れない。それに対して、この孔21及び細管23により、ロッド7を押し下げるときは、比較的ゆっくり下すことでシリンダ3内におけるピストン5の下端側の空間のガスが細管23及び孔21を介してシリンダ3内におけるピストン5の上端側の空間に抜けて、衝突エネルギーを吸収することができる。
【0026】
次に、本発明の別の実施形態を説明する。図5に示すように、本実施形態の車両用フード装置には、シリンダ33のピストンロッド収納部33a内でその上端には、ねじ部33nが設けられており、そのねじ部33nに案内手段としてのキャップ39が螺着されている。そこで、このキャップ39に設けられた貫通孔39dによって、ロッド37は十分な面積で案内されるようになっている。したがって、本実施形態によってもキャップ39により、ロッド37が横方向に傾くことなく、フード持ち上げ力が安定するとともに、ロッド37及びピストンがシリンダ33から飛び出すことがない。
【0027】
さらに、本発明の別の実施形態を説明する。図6に示すように、本実施形態の車両用フード装置には、キャップが設けられておらず、その代わりに、シリンダ43のピストンロッド収納部43aの上端に案内手段としての厚肉の小径部43bが設けられている。この小径部43bに設けられた貫通孔43dによって、ロッド47は十分な面積で案内されるようになっている。したがって、本実施形態によっても小径部43bにより、ロッド47が横方向に傾くことなく、フード持ち上げ力が安定するとともに、ロッド47及びピストンがシリンダ43から飛び出すことがない。なお、カバー41をロッド47に結合する方法としては、同図に示すように例えばねじ45により結合するようにしてもよい。
【0028】
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて適宜変更、改良等が可能である。例えば、カバー11が直接フードに当接して持ち上げる構成とせず、フードに固定された支持部材等にカバーを固定し、持ち上げるように構成してもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の持ち上げ手段は、シリンダと、該シリンダ内を上下動するピストンを下端に備え車両用フードを持ち上げるロッドとを有し、前記シリンダの上端には前記ロッドの周面を案内する厚肉の案内手段が設けられているので、ピストンが所定ストローク移動しても、シリンダ内のロッドは安定して保持される。したがって、ロッドが横方向に傾くことなく、フード持ち上げ力が安定する。また、シリンダ上端の案内手段が厚肉であるため、ロッドとピストンがシリンダから飛び出すことがない。
また、シリンダとピストンとの間に、シリンダ内におけるピストンの下端側の空間と上端側の空間とを連通するクリアランスを設けるか、或いはロッドにシリンダ内におけるピストンの上端側の空間に連通する孔を設けると共に、ピストンに孔に連通し、且つシリンダ内におけるピストンの下端側の空間に連通する細管を設けることで、歩行者の衝突等によりフードを介してロッドが押し戻されるとき、シリンダ内におけるピストンの下端側の空間のガスを上端側の空間に放出して衝突エネルギーを吸収することができる。
さらに、シリンダの上端をキャップで覆うと共に、キャップ及びロッドの上端にカバーを装着することにより、シール効果を高めることができると共に、ロッドとキャップの相対位置も自ずと決定されることになって、車両運転時の振動による異音の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用フード装置の断面図である。
【図2】同車両用フード装置に係るガス発生装置近傍の変形例の拡大一部断面図である。
【図3】図1の車両用フード装置が作動した状態である。
【図4】ロッドに孔及び細管をあけた車両用フード装置の拡大一部断面図である。
【図5】本発明の別の実施形態に係る車両用フード装置の拡大一部断面図である。
【図6】本発明の別の実施形態に係る車両用フード装置の拡大一部断面図である。
【符号の説明】
3 シリンダ
5 ピストン
7 ロッド
9 キャップ
33 シリンダ
37 ロッド
39 キャップ
43 シリンダ
43b 小径部
47 ロッド
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle hood device. More particularly, the present invention relates to a vehicle hood device that protects a pedestrian by lifting a predetermined amount of a vehicle hood that covers an upper portion of an engine room provided in the vehicle by a lifting means in an emergency.
[0002]
[Prior art]
When a traveling vehicle collides with a pedestrian at a predetermined speed, the lower body of the pedestrian may be struck by a bumper of the vehicle, and the pedestrian's head may collide with the surface of the hood. Thus, various vehicle hood devices have been proposed in order to reduce damage to pedestrians due to collisions.
[0003]
As an example, Japanese Patent Laying-Open No. 9-315266 proposes a vehicle hood device that alleviates an impact caused by a pedestrian's secondary collision with a vehicle. The vehicle hood device includes a pedestrian collision detection unit that is provided on a vehicle body and detects a collision with a pedestrian, a hood lifting and holding unit that lifts the hood by a predetermined amount and holds the hood at the lifted position, and the pedestrian It comprises control means for operating the hood lifting and holding means when a pedestrian collides with the vehicle body by an output from the collision detection means.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Incidentally, as shown in FIGS. 2, 4 and 5 of JP-A-9-315266, the rod guide portion at the upper end of the cylinder to which the rod of the hood lifting and holding means is guided has a slight thickness. Therefore, when the hood lifting means is operated and the piston is lifted, the rod may be inclined in the lateral direction and the hood cannot be lifted or the lifting force may not be stable. Further, when the hood is open, when the lifting device is operated, the rod guide portion at the upper end of the cylinder has a small thickness, so that the rod and the piston may jump out of the cylinder.
[0005]
In view of such circumstances, an object of the present invention is to provide a vehicle hood apparatus that can stably hold a rod.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The above object of the present invention is to provide a vehicle hood device that protects a pedestrian by lifting a predetermined amount of a vehicle hood that can be opened and closed by a lifting means in an emergency, covering an upper part of an engine room provided at the front of the vehicle.
The lifting means has a cylinder and a rod that has a piston that moves up and down in the cylinder at the lower end and lifts the vehicle hood, and a thick-walled guide that guides the peripheral surface of the rod at the upper end of the cylinder. Means are provided ,
The vehicle hood device is characterized in that a clearance is provided between the cylinder and the piston so as to connect the lower end side space and the upper end side space of the piston in the cylinder .
The above object of the present invention is to provide a vehicular hood device that protects a pedestrian by lifting a predetermined amount of a vehicular hood that covers an upper portion of an engine room provided in the vehicle by a lifting means in an emergency.
The lifting means has a cylinder and a rod that has a piston that moves up and down in the cylinder at the lower end and lifts the vehicle hood, and a thick-walled guide that guides the peripheral surface of the rod at the upper end of the cylinder. Means are provided,
The rod is provided with a hole that communicates with the space on the upper end side of the piston in the cylinder, and the capillary communicates with the hole on the piston and communicates with the space on the lower end side of the piston in the cylinder. This is achieved by a vehicle hood device.
[0007]
According to the present invention, the rod in the cylinder is stably held by the thick guide means provided at the upper end of the cylinder even if the piston moves by a predetermined stroke.
Therefore, the hood lifting force is stabilized without the rod tilting laterally. Moreover, since the guide means at the upper end of the cylinder is thick, the rod and the piston do not jump out of the cylinder.
[0008]
The thick guide means defined in the present invention means that the rod guide portion of the guide means has a length of 3 mm to 25 mm.
[0009]
Here, as the guide means, for example, a thick cap may be separately provided at the upper end of the cylinder, or a thick small diameter portion may be provided integrally with the cylinder at the upper end of the cylinder. In addition, if it comprises so that a rod and a cap, a rod, a cap and a cylinder, or the small diameter part of a rod and a cylinder may be covered with a cover, a waterproof function can be exhibited.
[0010]
The vehicle hood device has a configuration in which the piston rod mechanism housed in the cylinder and the gas generating device housed in the cylinder are not arranged on the same straight line by operating the piston rod mechanism, for example, the cylinder is substantially L-shaped. By forming the piston rod mechanism and the gas generating device vertically in this way, a deep storage space is not required in the engine room, and a compact storage is possible.
[0011]
Also, a clearance is provided between the cylinder and the piston so that the space on the lower end side of the piston and the space on the upper end side in the cylinder communicate with each other, or a hole in the rod communicates with the space on the upper end side of the piston in the cylinder. When the rod is pushed back through the hood due to a collision or the like by providing a narrow tube that communicates with the hole in the piston and communicates with the space on the lower end side of the piston in the cylinder. The gas in the space can be released into the space on the upper end side to absorb the collision energy.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a cross-sectional view of a vehicle hood device according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is an enlarged partial cross-sectional view of a modification of the vicinity of the gas generator of the vehicle hood device, and FIG. FIG. 4 is an enlarged partial sectional view of a vehicle hood apparatus in which a hole and a thin tube are formed in a rod, and FIG. 5 is a vehicle according to another embodiment of the present invention. FIG. 6 is an enlarged partial sectional view of a vehicle hood apparatus according to another embodiment of the present invention, similar to FIG. 5.
[0013]
The vehicle hood device according to the present embodiment is mounted in a hood capable of opening and closing an upper portion of an engine room provided at a front portion of a vehicle body. As shown in FIG. 1, the vehicle hood apparatus of the present invention moves up and down in a substantially L-shaped cylinder 3 composed of a piston rod storage part 3a and a gas generator storage part 3f, and in the piston rod storage part 3a. A substantially cylindrical rod 7 having a disk-like piston 5 at its lower end, a cap 9 that covers the upper end 3c of the cylinder 3 and guides the rod 7, and mitigates the impact when the piston 5 hits the cap 9 A damper 6 that couples to the rod 7 and a substantially hemispherical cover 11 that is detachably attached to the cap 9, and a gas generator 13 that is housed in the gas generator housing 3 f and generates gas in the cylinder 3. And a connector 15 for connecting the gas generator 13 to a control device in the engine room.
[0014]
A plastic washer 17 and an O-ring 19 are provided at the lower end of the piston 5. Therefore, when the plastic washer 17 comes into contact with the stepped portion 3e of the cylinder 3, the downward movement of the piston rod mechanism is restricted.
[0015]
The cap 9 that covers the upper end 3c of the cylinder 3 has a large-diameter portion 9a that is screwed onto the outer periphery of the piston rod storage portion 3a, and a thick-walled portion that has a smaller diameter than the large-diameter portion 9a and that the cover 11 is attached to the outer periphery. It is comprised from the small diameter part 9b. The small diameter portion 9b includes a through hole 9d for guiding the rod 7 with a sufficient guide surface (in this embodiment, the guide portion length is set to 15 mm), and a groove portion 9c provided on the outer periphery thereof. Yes.
[0016]
The cover 11 has a mounting recess 11a to be mounted on the cap 9 and a coupling recess 11b into which the head 7a of the rod 7 is press-fit. The mounting recess 11a is provided with a protrusion 11c protruding inward. Therefore, the protrusion 11c of the cover 11 and the groove 9c of the cap 9 are fitted together, so that the cover 11 is securely attached to the cap 9.
[0017]
By the way, the hood apparatus for vehicles which lifts a hood is attached to an engine room, a wiper motor attachment part, etc. Since this part is not in the passenger compartment, it becomes a place where rainwater, water from a car wash, etc. are transmitted. On the other hand, when the gas generator is used to drive the lifting means, according to the conventional vehicle hood device, the gunpowder gets wet and does not ignite, or water enters the cylinder and the rod stroke decreases. There was a case. However, according to the vehicle hood device of the present invention, as described above, since the cover 11 is securely attached to the head 7a of the rod 7 and the small diameter portion 9b of the cap 9, the sealing effect is enhanced and the waterproof effect is exhibited. it can. Therefore, even if water such as rain enters the hood, the water does not enter the cylinder 3 and the gas generator 13 can operate normally. Further, according to the present embodiment, since the cover 11 is mounted on both the rod 7 and the cap 9, the relative position between the rod 7 and the cap 9 is also determined naturally, and vibration during vehicle operation is determined. Occurrence of abnormal noise due to can be prevented.
[0018]
Note that the cover 11 may be provided with no protrusions, and an O-ring may be attached between the cover 11 and the cap 9 to enhance the sealing effect. Contrary to the present embodiment, the cap 9 may be provided with a protruding portion and the cover 11 may be provided with a groove portion so as to be fitted.
[0019]
The gas generator 13 is housed in a gas generator housing 3f that is perpendicular to the piston rod housing 3a. Therefore, since the gas generator and the piston rod mechanism are not arranged on the same straight line, a deep space is not required in the engine room, and the gas generator and the piston rod mechanism can be stored compactly. In addition, the gas generator 13 and the harness 14 are connected with a waterproof connector for waterproofing, or directly connected without a connector, and a resin is poured between the gas generator 13 and the harness 14 to be waterproof. It is preferable to configure to process.
[0020]
Further, as shown in FIG. 2, a waterproof process is performed by attaching a seal 54 between the gas generator housing 3f and a lid 51 screwed to the outer periphery of the gas generator housing 3f by a screw portion 55. You may make it carry out, and you may make it process waterproofing, such as sticking a waterproof seal to this screw part 55.
[0021]
Next, the operation of the present invention will be described.
When a traveling vehicle collides with a pedestrian, a known sensor provided in a bumper of the vehicle reacts, and the detection result of this sensor is output to a known control device. Then, by the action of this control device, the connector 15 attached to one end of the gas generator 13 is energized, and gas is generated from the gas generator 13 via the harness 14. With this gas, the piston 5 is pushed upward through the plastic washer 17 and the O-ring 19, whereby the rod 7 is pushed upward.
[0022]
Then, as shown in FIG. 3, the hemispherical cover 11 contacts the hood 20 and lifts the hood 20. Here, since the rod 7 is guided in a sufficient area in the through hole 9d of the small diameter portion 9b of the cap 9, the hood lifting force is stabilized without the rod 7 being inclined in the lateral direction.
[0023]
Further, the rod 7 and the piston 5 do not jump out of the cylinder 3 by the small diameter portion 9b. Further, the cover 11 having a hemispherical outer periphery prevents the rod 7 from directly hitting the hood 20, so that no noise is generated and the rod 7 does not make a hole in the hood 20 during the lifting operation.
[0024]
Furthermore, when the hood 20 is pushed back by a pedestrian colliding with the hood 20, by setting the diameters of the piston 5, the O-ring 19 and the cylinder 3 to a predetermined value , providing clearance for communicating the lower end of the space and the upper space of the piston 5 in the cylinder 3, it absorbs the collision energy outgassing between piston cylinder. In addition, the structure which does not use both the O-ring and the plastic washer is a space between the cylinder 3 and the piston 5 on the lower end side of the piston 5 between the cylinder 3 and the piston 5 by adjusting the diameters of the piston and the cylinder to predetermined values. By providing a clearance that communicates with the space on the upper end side, the gas in the space on the lower end side of the piston 5 in the cylinder 3 can be released to the space on the upper end side to absorb the collision energy . Further, in the structure not using the O-ring, by adjusting the diameters of the cylinder and the plastic washer to a predetermined value, the space between the lower end side of the piston 5 and the upper end side between the cylinder 3 and the piston 5 are arranged. By providing a clearance that communicates with the space, it is possible to release the gas in the space on the lower end side of the piston 5 in the cylinder 3 to the space on the upper end side to absorb the collision energy. Here, without adjusting the respective diameters, in Rukoto a groove, communicating with, and lower end of the space and the upper space of the piston 5 in the cylinder 3 between the cylinder 3 and the piston 5 Clearance The gas in the space on the lower end side of the piston 5 in the cylinder 3 may be released into the space on the upper end side to absorb the collision energy.
[0025]
As shown in FIG. 4, the rod 7 is provided with a hole 21 that communicates with the space on the upper end side of the piston 5 in the cylinder 3, communicates with the piston 5 in the hole 21, and the lower end of the piston 5 within the cylinder 3. By providing the narrow tube 23 communicating with the space on the side, when the rod 7 is pushed down, the gas in the space on the lower end side of the piston 5 in the cylinder 3 can be released to the space on the upper end side to absorb the collision energy. Here, even if the hole 21 is made in the rod 7 and the thin tube 23 is made in the piston 5, when the rod 7 is lifted in the piston raising direction, the rod 7 is lifted quickly, so that the viscous resistance is large and the gas does not leak. On the other hand, when the rod 7 is pushed down by the hole 21 and the thin tube 23, the gas in the space on the lower end side of the piston 5 in the cylinder 3 passes through the thin tube 23 and the hole 21 in the cylinder 3 by being relatively slowly lowered . Can escape into the space on the upper end side of the piston 5 and absorb the collision energy.
[0026]
Next, another embodiment of the present invention will be described. As shown in FIG. 5, the vehicular hood apparatus of the present embodiment is provided with a threaded portion 33n at the upper end in the piston rod storage portion 33a of the cylinder 33, and the threaded portion 33n serves as a guide means. The cap 39 is screwed. Therefore, the rod 37 is guided in a sufficient area by the through hole 39d provided in the cap 39. Accordingly, the cap 39 prevents the rod 37 from inclining in the lateral direction, the hood lifting force is stabilized, and the rod 37 and the piston do not jump out of the cylinder 33 by this embodiment.
[0027]
Furthermore, another embodiment of the present invention will be described. As shown in FIG. 6, the vehicular hood apparatus of the present embodiment is not provided with a cap. Instead, a thick small-diameter portion as a guide means is provided at the upper end of the piston rod storage portion 43a of the cylinder 43. 43b is provided. The rod 47 is guided in a sufficient area by the through hole 43d provided in the small diameter portion 43b. Therefore, also in this embodiment, the rod 47 does not tilt in the lateral direction by the small diameter portion 43 b, the hood lifting force is stabilized, and the rod 47 and the piston do not jump out of the cylinder 43. As a method of connecting the cover 41 to the rod 47, for example, a screw 45 may be used as shown in FIG.
[0028]
As mentioned above, although one Embodiment of this invention was described, this invention is not limited to embodiment mentioned above, Based on the meaning of this invention, a change, improvement, etc. are possible suitably. For example, the cover 11 may not be configured to directly abut on the hood and lift, but may be configured to fix and lift the cover to a support member or the like fixed to the hood.
[0029]
【The invention's effect】
As described above, the lifting means of the present invention has a cylinder and a rod that has a piston that moves up and down in the cylinder at the lower end and lifts the hood for the vehicle, and the peripheral surface of the rod is provided at the upper end of the cylinder. Since the thick guide means for guiding is provided, the rod in the cylinder is stably held even if the piston moves for a predetermined stroke. Therefore, the hood lifting force is stabilized without the rod tilting laterally. Moreover, since the guide means at the upper end of the cylinder is thick, the rod and the piston do not jump out of the cylinder.
Also, a clearance is provided between the cylinder and the piston so that the space on the lower end side of the piston and the space on the upper end side in the cylinder communicate with each other, or a hole in the rod communicates with the space on the upper end side of the piston in the cylinder. When the rod is pushed back through the hood due to a pedestrian collision or the like by providing a narrow tube that communicates with the hole in the piston and communicates with the space on the lower end side of the piston in the cylinder, the piston in the cylinder The collision energy can be absorbed by releasing the gas in the space on the lower end side into the space on the upper end side.
Furthermore, by covering the upper end of the cylinder with a cap and attaching a cover to the upper end of the cap and the rod, the sealing effect can be enhanced, and the relative position between the rod and the cap is naturally determined. Generation of abnormal noise due to vibration during operation can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a vehicle hood apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged partial cross-sectional view of a modified example in the vicinity of the gas generator according to the vehicle hood device.
3 is a state in which the vehicle hood device of FIG. 1 is activated.
FIG. 4 is an enlarged partial cross-sectional view of a vehicle hood device in which a hole and a thin tube are formed in a rod.
FIG. 5 is an enlarged partial cross-sectional view of a vehicle hood apparatus according to another embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an enlarged partial cross-sectional view of a vehicle hood apparatus according to another embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
3 Cylinder 5 Piston 7 Rod 9 Cap 33 Cylinder 37 Rod 39 Cap 43 Cylinder 43b Small diameter portion 47 Rod

Claims (3)

車両に設けられたエンジンルームの上部を覆う開閉自在な車両用フードを緊急時に持ち上げ手段により所定量持ち上げて歩行者を保護する車両用フード装置において、
前記持ち上げ手段は、シリンダと、該シリンダ内を上下動するピストンを下端に備え前記車両用フードを持ち上げるロッドとを有し、前記シリンダの上端には前記ロッドの周面を案内する厚肉の案内手段が設けられ
前記シリンダと前記ピストンとの間には、前記シリンダ内における前記ピストンの下端側の空間と上端側の空間とを連通するクリアランスが設けられることを特徴とする車両用フード装置。
In a vehicle hood device for protecting a pedestrian by lifting a predetermined amount of a vehicle hood that covers an upper part of an engine room provided in a vehicle by a lifting means in an emergency,
The lifting means has a cylinder and a rod that has a piston that moves up and down in the cylinder at the lower end and lifts the vehicle hood, and a thick-walled guide that guides the peripheral surface of the rod at the upper end of the cylinder. Means are provided ,
A hood device for a vehicle, wherein a clearance is provided between the cylinder and the piston so as to connect a space on the lower end side of the piston and a space on the upper end side in the cylinder .
車両に設けられたエンジンルームの上部を覆う開閉自在な車両用フードを緊急時に持ち上げ手段により所定量持ち上げて歩行者を保護する車両用フード装置において、In a vehicle hood device for protecting a pedestrian by lifting a predetermined amount of a vehicle hood that covers an upper part of an engine room provided in a vehicle by a lifting means in an emergency,
前記持ち上げ手段は、シリンダと、該シリンダ内を上下動するピストンを下端に備え前記車両用フードを持ち上げるロッドとを有し、前記シリンダの上端には前記ロッドの周面を案内する厚肉の案内手段が設けられ、The lifting means has a cylinder and a rod that has a piston that moves up and down in the cylinder at the lower end and lifts the vehicle hood, and a thick-walled guide that guides the peripheral surface of the rod at the upper end of the cylinder. Means are provided,
前記ロッドには前記シリンダ内における前記ピストンの上端側の空間に連通する孔が設けられると共に、前記ピストンには前記孔に連通し、且つ前記シリンダ内における前記ピストンの下端側の空間に連通する細管が設けられることを特徴とする車両用フード装置。The rod is provided with a hole communicating with the space on the upper end side of the piston in the cylinder, and the capillary communicates with the hole on the piston and the space on the lower end side of the piston in the cylinder. A hood device for a vehicle, wherein:
前記シリンダの上端を覆うキャップと、該キャップ及び前記ロッドの上端に装着されるカバーと、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用フード装置。The vehicle hood apparatus according to claim 1, further comprising: a cap that covers an upper end of the cylinder; and a cover that is attached to the upper end of the cap and the rod.
JP20371898A 1998-07-17 1998-07-17 Vehicle hood device Expired - Fee Related JP4072609B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20371898A JP4072609B2 (en) 1998-07-17 1998-07-17 Vehicle hood device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20371898A JP4072609B2 (en) 1998-07-17 1998-07-17 Vehicle hood device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000033850A JP2000033850A (en) 2000-02-02
JP4072609B2 true JP4072609B2 (en) 2008-04-09

Family

ID=16478706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20371898A Expired - Fee Related JP4072609B2 (en) 1998-07-17 1998-07-17 Vehicle hood device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4072609B2 (en)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3808288B2 (en) * 2000-07-19 2006-08-09 本田技研工業株式会社 Vehicle hood device
DE10116523C1 (en) * 2001-04-03 2002-10-31 Benteler Automobiltechnik Gmbh Safety device for protecting pedestrians and cyclists during impact with the bonnet of passenger cars, has lifting mechanism which has a leaf spring on the bonnet and displaces bonnet from rest position to impact position
KR100405541B1 (en) * 2001-05-18 2003-11-14 현대자동차주식회사 hood hinge structure for a vehicle
DE10159864A1 (en) * 2001-12-06 2003-06-26 Benteler Automobiltechnik Gmbh Bonnet arrangement for motor vehicles has sensor-activated lifting device to move bonnet into raised collision protection to protect pedestrians
DE10163820B4 (en) * 2001-12-22 2004-03-11 Benteler Automobiltechnik Gmbh safety device
DE10209664B4 (en) * 2002-03-05 2004-03-04 Benteler Automobiltechnik Gmbh safety device
GB2395693A (en) * 2002-11-28 2004-06-02 Autoliv Dev A motor vehicle bonnet lifting device
FR2883606B1 (en) 2005-03-24 2010-03-19 Snpe Materiaux Energetiques PYROTECHNIC ACTUATOR WITH PRESSURE REGULATING MEMBER
GB2432399A (en) * 2005-11-18 2007-05-23 Autoliv Dev Piston and cylinder pyrotechnic actuator
JP4979401B2 (en) * 2006-04-13 2012-07-18 株式会社ダイセル Actuator
JP4908909B2 (en) * 2006-04-27 2012-04-04 日本発條株式会社 Actuator mechanism for lifting the hood
EP2187065B1 (en) 2007-09-04 2013-04-24 Daikin Industries, Ltd. Gas pressure type actuator
JP2009179165A (en) * 2008-01-30 2009-08-13 Toyoda Gosei Co Ltd Hood flip up device
JP5489767B2 (en) * 2010-02-12 2014-05-14 タカタ株式会社 Gas pressure type actuator
FR2961273A1 (en) * 2010-06-15 2011-12-16 Snpe Materiaux Energetiques RUNNING CYLINDER WITH GAS DRAINAGE DEVICE
CN103476642B (en) 2011-04-18 2016-03-23 奥托立夫开发公司 Car bonnet lifting device
JP5974690B2 (en) * 2012-07-09 2016-08-23 日産自動車株式会社 Hood jumping device
KR101281462B1 (en) * 2013-02-28 2013-07-03 아이탑스오토모티브 주식회사 Hood lifting module for pedestrian and car using it
US10352336B2 (en) 2016-09-01 2019-07-16 Joyson Safety Systems Acquisition Llc Vented linear actuator
FR3085914B1 (en) 2018-09-14 2020-08-14 Autoliv Dev REMOVABLE MOUNTING DEVICE FOR AN INFLATABLE CUSHION MODULE
FR3085917B1 (en) 2018-09-14 2021-04-09 Autoliv Dev VEHICLE SAFETY DEVICE TO PROVIDE PEDESTRIAN PROTECTION
FR3085916B1 (en) * 2018-09-14 2021-04-09 Autoliv Dev VEHICLE SAFETY DEVICE TO PROVIDE PEDESTRIAN PROTECTION

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000033850A (en) 2000-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4072609B2 (en) Vehicle hood device
US6938715B2 (en) Hood structure of motor vehicle
JP3942545B2 (en) Vehicle safety mechanism
JP3317441B2 (en) Vehicle hood device
KR101904665B1 (en) Hinge apparatus with an integrated pedestrian protection means for a front hood
WO2015162828A1 (en) Structure for front of vehicle body
JPH11115680A (en) Flip-up type hood
JP2007112183A (en) Airbag device for car exterior
JP2001163054A (en) Front door moving structure and door glass lowering structure for vehicle
JP3744242B2 (en) Vehicle front structure
JP2002370611A (en) Vehicular hood device
JP2001354164A (en) Engine hood hinge of car body
JP3765164B2 (en) Automotive hood
GB2395692A (en) A motor vehicle bonnet lifting device
JP2002029368A (en) Vehicular hood device
JP3795306B2 (en) Vehicle hood device
KR100733694B1 (en) Hood lift appratus for a vehicle
JP3808288B2 (en) Vehicle hood device
KR100471495B1 (en) Impact absorption structure of automobile hood panel
JP2002029369A (en) Vehicular hood device
KR100356868B1 (en) switch structure for anti-theft of automotive vehicle
KR100471472B1 (en) Impact absorption structure of automobile hood panel
KR100598683B1 (en) Mounting Structure of Gas Lifter for Securing the Safty of Pedestrian
JPH0635831Y2 (en) Vehicle collision detection sensor mounting structure
KR100368404B1 (en) Hood Locking Apparatus for Impact Absorbing of Car

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050316

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060425

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070903

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071029

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20071029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071127

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140201

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees