JP4072079B2 - Board eraser - Google Patents

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JP4072079B2
JP4072079B2 JP2003059241A JP2003059241A JP4072079B2 JP 4072079 B2 JP4072079 B2 JP 4072079B2 JP 2003059241 A JP2003059241 A JP 2003059241A JP 2003059241 A JP2003059241 A JP 2003059241A JP 4072079 B2 JP4072079 B2 JP 4072079B2
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eraser
backup member
backup
case
end wall
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伸樹 松崎
正明 増山
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホワイトボード等に好適に適用可能なボード用イレーサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
オフィスや学校等で使用する黒板やホワイトボードには、従来よりチョークやマーカによる記述跡を消去するためのボード用イレーサが併用されている。
【0003】
この種のイレーサは、黒板用・ホワイトボード用いずれのものも、例えば特許文献1に示されるように、スポンジ等のバックアップ部材の周囲に拭き取り用の張地を容易に剥がれず且つ弛みが生じないようにしっかり縫製して外装し、これに把手を固定して構成されているのが通例である。
【0004】
【特許文献1】
登録実用新案第2593016号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなものは、常に張地の拭き取り領域が決まっているので、汚れ易く、拭き取り機能が低下し易い。このような場合、チョークであればはたくことにより付着した粉を飛ばしてある程度再生することが可能であるが、マーカーはインクを吸い取るものであるため再生には洗い落とすほかはない。チョークであっても粉の付着が定常的となった場合には事情は同じである。
【0006】
しかしながら、従来のイレーサは張地がスポンジ等のバックアップ部材と一体をなしているため、張地を水洗いするためにはスポンジもとろも水に晒さなければならない。このため、乾きにくいがゆえに再使用できるまでに時間を要し、日常的に使用している間は再生が難しいため拭き取り機能が低下したままの状態で使用せざるを得ないという実情がある。
【0007】
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、簡単な構造、管理で拭き取り機能を有効に維持することができるようにした新規有用なボード用イレーサを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような構成を採用したものである。
【0009】
すなわち、本発明のボード用イレーサは、バックアップ部材とホールド部材との間に張地を張設するものであり、張地を、少なくともバックアップ部材のバックアップ面に巻き掛けて、当該バックアップ面にバックアップされる拭き取り部分にテンションを加えながらその余長部分をバックアップ部材とホールド部材との間に挟み込むようにしたものである。そして、挟み込む位置を繰り出し方向に変更することによって、張地の余長部分であった部位を拭き取り部分として使用することができるように構成し、前記バックアップ部材に中蓋を着脱可能に装着するとともに、この中蓋を前記バックアップ部材との間に内有するようにして当該バックアップ部材に把手として機能する上蓋を着脱可能に係わり合わせて取り付けるようにしたものであり、前記中蓋が前記ホールド部材として機能していることを特徴とする。
【0010】
このようなものであれば、張地の拭き取り部分の拭き取り機能が再生を要する程度にまで低下しても、繰り出し可能な余長部分が存在する限りにおいて即座に水洗い等する必要がなく、その余長部分を新たな拭き取り部分として引き続き使用することができる。また、水洗いの間にも、替えの張地を用意しておけばイレーサの使用を続行することができる。従って、本発明によれば、継続使用できる期間を従来に比べて有効に引き延ばすことができ、水洗いの頻度も確実に低減することが可能となる。
【0011】
拭き取り部分を張設するための有効な構成としては、ホールド部材の一部をバックアップ部材の一部に差し込むように構成し、差し込みの際に張地の余長部分を引きずることによってその拭き取り部分にテンションを加えるようにしているものが挙げられる。
【0012】
張地の具体的な実施の態様としては、バックアップ部材の外周囲を周回する位置に着脱可能に取り付けられる無端形状をなすもの、或いは、バックアップ部材の反バックアップ面側に余長部分を着脱可能に巻き回し弛ませて配置される有端形状をなすもの等が挙げられる。
【0013】
ホールド部材としては、バックアップ部材に装着される中蓋を利用することができる。の場合は、バックアップ部材に中蓋を着脱可能に装着するとともに、この中蓋を前記バックアップ部材との間に内有するようにして当該バックアップ部材に把手として機能する上蓋を着脱可能に係わり合わせて取り付けるようにし、前記中蓋を前記ホールド部材として機能させればよい。
【0015】
また、このボード用イレーサの付加価値を有効に高めるためには、上蓋と中蓋との間の空間もしくは中蓋とバックアップ部材との間の空間に、当該イレーサの備品又は当該イレーサと共に使用される筆記用具若しくはその備品を収納する収納部を設けておくことが好ましい。
【0016】
特に、これらの収納部には、イレーサの備品たる交換用の張地を収納できる構造や、イレーサと共に使用される筆記用具たるマーカー若しくはその備品たるインク及び/又はペン先を収納できる構造を採用しておくことが有効となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0018】
この実施形態のボード用イレーサは、ホワイトボードの拭き取り具として使用されるもので、図1及び図2に示すように、バックアップ部材として機能する下ケース1、ホールド部材として機能する中蓋たる中ケース2、上蓋たる上ケース3、張地4を具備し、組み付け状態で下ケース1と中ケース2の間に張地4を張設する構造のものである。そして、その際に張地4を、少なくとも下ケース1のバックアップ面1aに巻き掛けて、当該バックアップ面1aにバックアップされる拭き取り部分4xにテンションを加えながらその余長部分4yを下ケース1と中ケース2の間に挟み込むとともに、挟み込む位置を変更することによって、張地4の余長部分4yであった部位を拭き取り部分4xとして新たに繰り出すことができるように構成している。
【0019】
具体的に説明すると、下ケース1は、図1、図2、図3(c)、図4(c)、図5(c)に示すように、幅方向に位置する一対の側縁11a及び長手方向に位置する一対の端縁11bを有し側縁11aの中央部に括れ部11axを形成するとともにその括れ部11axから長手方向へ変位した2箇所(正確には長手方向中央から端縁までの領域の中央部)に外側に向かって膨出する膨出部11ayを形成した底壁11と、この底壁11の前記一対の側縁11aより起立し前記底壁11の括れ部11ax及び膨出部11ayの対応位置にそれぞれ括れ部12x及び膨出部12yを形成した側壁12と、前記一対の端縁11bより起立し外面の上縁付近に薄肉部13aを設けてその一部に係合孔13bを形成した端壁13とを具備し、上方に開口した箱状をなす。この下ケース1の底壁11には、幅方向中央を通る中心線上にあって長手方向の中央から変位した2箇所に有底円形状の穴11cが設けてあり、この穴11cにマグネット11dを装着している。このマグネット11dを装着する底壁11の穴11cには、下ケース1の内側空間に開口する小径孔11c1が開口させてある。これは分別廃棄時に図4中矢印f1で示す方向に先端の尖ったもので突いてマグネット11dを取り外すためのものである。
【0020】
中ケース2は、図1、図2、図3(b)、図4(b)、図5(b)に示すように、前記下ケース1の底壁11よりも若干小さい概略相似形状をなしその側縁21aにおける前記下ケース1の括れ部11ax及び膨出部11ayの対応位置にそれぞれ括れ部21ax及び膨出部21ayを有した底壁21と、この底壁21の一対の側縁21aより起立して前記下ケース1の側壁12の内面に対向する位置に配置可能であって当該下ケース1の側壁12の括れ部12x及び膨出部12yの対応位置にそれぞれ括れ部22x及び膨出部22yを有した側壁22と、前記底壁21の一対の端縁21bより起立して前記下ケース1の端壁13の内面に配置可能な端壁23とを具備し、上方に開口した箱状をなす。前記側壁22の上縁には、外側に向かって鍔部24が突出して設けてある。この鍔部24も外縁に上記と対応する括れ部24x及び膨出部24yを有している。そして、この中ケース2の開口内において、長手方向の片半部に第1の収納部5及び第2の収納部6が、また他半部に第3の収納部7がそれぞれ形成してある。第1の収納部5は、図3(b)、図4(b)、図5(b)、図6に示すように、長手方向中央付近において底壁21より起立させた起立片25と長手方向端縁付近において底壁21より起立させた起立片26との間に円筒状のインクケース51を着脱可能に装着可能としたものである。インクケース51の端面には中心回りに円環溝51aが形成してあり、起立片25、26には対向面側に突起25a、26aが形成してあり、中ケース2の底壁21に設けたリブ27上にこのインクケース51を載置した高さ位置で、円環溝51aの最も低い部分に突起25a、26aが係り合うようになっている。また、第2の収納部6は、前記第1の収納部5を形成する起立片26よりも更に当該中ケース2の最寄の端壁23側において底壁21よりも嵩高い位置に設けた上向き面28に形成した縦孔28aであり、この縦孔28aにマーカーのペン先61を着脱可能に装着するようにしている。さらに、第3の収納部7は、前記起立片25と、前記第2の収納部6側の端壁23とは反対側の端壁23と、一対の側壁22とにより包囲させて形成した空間に設定したもので、この部位に張地4の替え71を収納しておくようにしている。
【0021】
上ケース3は、図1、図2、図3(a)、図4(a)、図5(a)に示すように、前記下ケース1の底壁11よりも若干大きい概略相似形状をなしその側縁31aにおける前記下ケース1の括れ部11ax及び膨出部11ayの対応位置にそれぞれ括れ部31ax及び膨出部31ayを有した頂壁31と、この頂壁3の一対の側縁31より垂下して前記下ケース1の側壁12の外面に対向する位置に配置可能であり当該下ケース1の側壁12の括れ部12x及び膨出部12yの対応位置にそれぞれ括れ部32x及び膨出部32yを有した側壁32と、前記頂壁31の一対の端縁31bより垂下して前記下ケース1の端壁13の外面に配置可能であり所定組み付け状態で前記下ケース1の端壁13に設けた係合孔13bの対応位置に係合爪33bを有した端壁33とを具備し、下方に開口した箱状をなす。この上ケース3の頂壁31は、長手方向中央付近の一定領域3mが下ケース1の底壁11に平行をなすとともに、この領域3mから端縁31bに向かう両側の領域3nの一部が暫時下ケース1の底壁11に近づく方向に傾斜している。この上ケース3の頂壁31の下面には、組み付けた状態で中ケース2を下ケース1に向かって押し付けるためのリブ31sが下向きに突出して設けてあり、また頂壁31の端縁31b付近から端壁33にわたる部位には、垂下するにつれて端壁33の内面から遠ざかる方向に傾斜するテーパ面31t1を有するリブ31t(図4(a)参照)が下向きに突出して設けてある。このリブ31tと端壁33との間に形成される楔状の隙間は、所定組み付け状態で下ケース1の端壁13の薄肉部13aから上の部分(特に係合爪13b部分)を受け入れる寸法関係にある。また、この上ケース3の一対の側壁32のうち、前記括れ部32xのあたりには、下向き山形状に垂下する垂下部32zが形成してある。
【0022】
そして、下ケース1の開口内に上方から中ケース2を落とし込んで装着し、この中ケース2を内有した状態で上ケース3を下ケース1の外側に一部被せることによって、組み付けを完了するようにしている。具体的には、図4(d)、図5(d)に示す所定組み付け状態で、下ケース1の底壁11に中ケース2の底壁21が当接ないし近接するとともに下ケース1の側壁12の上縁に中ケース2の側壁22の上縁に設けた鍔部24が当接し、上ケース3の頂壁31の下面に設けたリブ31sが中ケース2の鍔部24の上面に当接するとともに下ケース1の端壁13の上縁近傍に設けた係合孔13bに上ケース3の端壁33の対応位置に設けた係合爪33bが係り合うようにしている。なお、この状態において、前記上ケース3には、下ケース1の端壁13の薄肉部13aを表出させるための切欠33aがその端壁33に設けてある。
【0023】
張地4は、布部材を筒状をなすように周回させてその縁部同士を縫い合わせたもので、中ケース2の外周囲(底壁21、側壁22及び鍔部24)を周回する位置に長手方向から着脱可能に外装して取り付けることができるようにしている。取り付け状態で、張地4は中ケース2の開口内においてその余長部分4yが十分に弛んだ状態となる寸法に少なくとも設定している。そして、上述した下ケース1、中ケース2及び上ケース3の組み付けを、この張地4を中ケース2に取り付けた状態で行なうことによって、中ケース2を下ケース1の開口に落とし込む際に張地4の余長部分4yを中ケース2の底壁21や側壁22等により押し込んで下ケース1の底壁11の下面側に位置する張地4の拭き取り部分4xの両側が上方に引っ張られる方向に当該張地4を引きずり、これにより張地4のうち下ケース1の底壁11のバックアップ面1aに位置して拭き取り部分4xとなる部位にテンションを加えつつ、最終的に張地4の余長部分4yを中ケース2の鍔部24と下ケース1の側壁12の上縁との間、或いは中ケース2の底壁21の下面と下ケース1の底壁11の上面との間に挟み込むようにしている。前記張地4は、この状態でほぼ全周に亘って同一テンションが加わった状態になると考えられるが、張地4の周回寸法は実際にはこのときのテンションが適切となる値に設定される。
【0024】
そして、その挟み込む位置を変更することによって、張地4の余長部分4yであった中ケース2の開口内に位置する部位等を、新たに拭き取り部分4xとして下ケース1の底壁11のバックアップ面1a側に繰り出すことができるようにしている。
【0025】
すなわち、抜き取り部分4xが汚れた際には、上ケース3を下ケース1から外し、中ケース2を取り出して、張地4を図5(c)に矢印Iで示すごとく周方向に移動させ、汚れた部位を中ケース2の開口内に移動させ未使用の部位を新たに拭き取り部分4xとして下ケース1の底壁11のバックアップ面1a側に繰り出して、再び中ケース2を下ケース1に装着し、上ケース3を下ケース1に取り付けることによって、継続使用が可能となるものである。
【0026】
このように、本実施形態のイレーサは、張地4の拭き取り部分4xの拭き取り機能が再生を要する程度にまで低下しても、繰り出し可能な余長部分4yが未使用な状態で存在する限りにおいて即座に水洗い等する必要がなく、その余長部分4yを新たな拭き取り部分4xとして引き続き使用することができる。また、水洗いの間にも、替えの張地71を用意しておけばイレーサの使用を続行することができる。従って、本実施形態によれば、継続使用できる期間を従来に比べて有効に引き延ばすことができ、水洗いの頻度も確実に低減して、この種のイレーサとしての使い勝手を従来に比べて格段に向上させることが可能となる。
【0027】
また、中ケース2の一部を下ケース1の開口内に差し込むように構成し、差し込みの際に張地4の余長部分4yを引きずることによってその拭き取り部分4xにテンションを加える構造であるため、簡単な操作で張地4に確実にテンションを加えることができる。
【0028】
特に、張地4が、中ケース2の外周囲を周回する位置に着脱可能に取り付けるようにした無端形状のものであるため、所定の周回寸法に設定しさえすれば操作を無造作に行なっても常に拭き取り部分4xに一定のテンションを得ることができ、組み付け状態の確実性を期することができる。
【0029】
さらに、このボード用イレーサは、下ケース1に収納部5,6,7を提供する中ケース2を着脱可能に装着するとともに、この中ケース2を前記下ケース1との間に内有するようにして当該下ケース1に把手として機能する上ケース3を着脱可能に係わり合わせて取り付けるようにしたものであり、前記中ケース2を本発明のホールド部材として有効に機能させているため、無駄な構造を取り込むことなく張地4の張設を有効に実現することが可能となる。
【0030】
また、上ケース3と中ケース2との間の空間に収納部5、6、7を設け、収納部5に当該イレーサと共に使用される筆記具たるマーカーの備品であるインクケース51を収納し、収納部6に同じくマーカーの備品であるペン先61を収納し、収納部7に当該イレーサの備品である替えの張地4を収納するようにしているため、ホワイトボードのトレー等にこれら予備の備品を乱雑に置いておく必要がなく、見栄えの向上や紛失の防止に有効に寄与し得るものとなる。勿論、このような収納部は中ケース2と下ケース1との間に空間を設けて当該空間に構成するようにしても構わない。
【0031】
以上に加えて、この実施形態のイレーサは、各種に張地4の着脱のし易い構造、使用し易い構造になっている。
【0032】
先ず、図4(d)等に示したように、下ケース1の端壁13に薄肉部13a及び係合孔13bを設け、上ケース3を被せた際にその端壁33に設けた係合爪33bを前記係合孔13bに係り合わせるようにしているとともに、下ケース1の端壁13の上縁側が上ケース3のリブ31tに設けたテーパ面31t1が形成する楔状の隙間に入り込んだ状態で組み付けられるようにしている。このため、同図中f2で示すように下ケース1の端壁13の薄肉部13aを押圧(必ずしも両端壁13を同時に押圧する必要はない)すると、端壁13が内側に撓み、このとき端壁13の上縁側がテーパ面31tに押し付けられる結果、リブ31tが上方に逃げて上ケース3が係合爪33bと係合孔13bとの係合を解除して取り外し易いものとなっている。
【0033】
また、上ケース1は樹脂製のものであるため、図3(a)中に矢印f4に示すように側壁32の膨出部32yを両側から摘むと、図4(d)に矢印f5で示すように端壁33が撓み、下ケース1の端壁13が逃げようとするので、これによっても上ケース3の係合爪33bと下ケース1の係合孔13bとの係わり合い状態を解除し易いものである。
【0034】
さらに、このイレーサは、上ケース3の側壁32の括れ部32xをグリップするように把持して使用するものであり、安定確実な握り状態を確保することができるだけでなく、その括れ部32xにはより下方に延びる垂下部32zが設けてあるため、握りしろを多く確保できて安定すると同時に、張地4に指が触れて汚れるといった不都合も有効に回避することができるものである。また、この括れ部32xをグリップすれば、例えばボードのエンドまで手を動かしたときにエンド部材との間に指を挟みこむことを防止する逃げになる点でも有効となる。
【0035】
また、上ケース3の頂壁31には、下ケース1の底壁11に平行な中央部分の領域3mに連続させて、暫時底壁11側に近づくように傾斜した領域3nが設けてあるため、グリップ状態で手の腹を自然な状態でこの上ケース1の領域3nに添えて使用することができ、使用状態の一層の安定化を期することができる。
【0036】
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
【0037】
例えば、上記実施形態イレーサにおいては中ケース2に収納部5,6,7を設けたが、比較的コンパクトな構造のイレーサにおいては図7に示すように中ケース2に収納部5,6のみを設けておく態様も可能である。同図においてそれ以外の構造は殆ど上記実施形態と同様のものであり、共通する部分には同一符号を付し、その説明を省略している。下ケース1、上ケース3、張地4も全て上記実施形態に準じて構成すればよい。
【0038】
また、上記実施形態では張地4に無端形状のものを採用したが、図8に示すように、張地104に、下ケース等のバックアップ部材101の反バックアップ面側に余長部分104yを着脱可能に巻き回して弛ませた有端形状のものを採用しても構わない。このようにすると、テンションを加えるときの操作を上記実施形態ほど無造作に行なうことはできなものの、筒状に縫製する必要がないので、替えの張地も適宜容易に使用することができるようになる。
【0040】
その他の各部の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0041】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成であるから、張地の拭き取り部分の拭き取り機能が低下しても、余長部分を繰り出すことによって引き続きその張地を使用することが可能になり、継続使用できる期間を従来に比べて有効に引き延ばすことができ、水洗いの頻度も確実に低減して、この種のイレーサとしての使い勝手を従来に比べて格段に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図。
【図2】同実施形態の分解斜視図。
【図3】同実施形態の分解平面図。
【図4】同実施形態の分解縦断面図。
【図5】同実施形態の分解横断面図。
【図6】同実施形態の部分拡大断面図。
【図7】本発明の他の実施形態を示す図。
【図8】本発明の更に他の実施形態を示す図。
【符号の説明】
1…バックアップ部材(下ケース)
1a…バックアップ面
2…ホールド部材(中蓋、中ケース)
3…上蓋(上ケース)
4…張地
4x…拭き取り部分
4y…余長部分
5,6、7…収納部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a board eraser that can be suitably applied to a whiteboard or the like.
[0002]
[Prior art]
A blackboard or whiteboard used in offices, schools, etc. has conventionally been used with a board eraser for erasing written marks by chalk and markers.
[0003]
For this type of eraser, for both blackboard and whiteboard, as shown in Patent Document 1, for example, a wiped fabric is not easily peeled around a backup member such as a sponge and does not become loose. It is customary to sew and wrap the exterior firmly and fix the handle to this.
[0004]
[Patent Document 1]
Registered Utility Model No. 2593016 Gazette
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a case, since the wiping area of the stretch fabric is always determined, the wiping function tends to be deteriorated. In such a case, it is possible to regenerate to some extent by flaking the attached powder if it is a chalk, but since the marker absorbs ink, there is no choice but to wash it off for reproduction. The situation is the same when the adhesion of powder becomes steady even with chalk.
[0006]
However, in the conventional eraser, since the tension fabric is integrated with a backup member such as a sponge, in order to wash the tension fabric with water, the sponge itself must be exposed to water. For this reason, since it is hard to dry, it takes time until it can be reused, and since it is difficult to recycle it during daily use, there is a situation that the wiping function is inevitably lowered.
[0007]
The present invention has been made paying attention to such problems, and it is an object of the present invention to provide a new and useful board eraser capable of effectively maintaining the wiping function with a simple structure and management. It is said.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the present invention employs the following configuration.
[0009]
That is, the board eraser of the present invention stretches a stretched fabric between the backup member and the hold member. The stretcher is wound around at least the backup surface of the backup member and is backed up on the backup surface. The extra length portion is sandwiched between the backup member and the hold member while applying tension to the wiping portion. And it is constituted so that the part which was the extra length part of the tension ground can be used as a wiping part by changing the sandwiching position in the feeding direction, and the inner cover is detachably attached to the backup member The upper lid functioning as a handle is attached to the backup member in a detachable manner so as to have the inner lid between the backup member and the inner lid functions as the hold member. It is characterized by that.
[0010]
In this case, even if the wiping function of the wiping portion of the upholstery is reduced to a level that requires regeneration, it is not necessary to immediately wash with water as long as there is a surplus portion that can be fed out. The long part can continue to be used as a new wiping part. In addition, the use of the eraser can be continued if a spare place is prepared during washing with water. Therefore, according to the present invention, it is possible to effectively extend the period of continuous use as compared with the conventional case, and it is possible to reliably reduce the frequency of washing with water.
[0011]
As an effective configuration for stretching the wiping part, a part of the holding member is inserted into a part of the backup member, and the extra length part of the tensioning cloth is dragged when inserting the wiping part. The thing which is trying to add tension is mentioned.
[0012]
As a concrete embodiment of the tension fabric, the endless shape that can be detachably attached to the position around the outer periphery of the backup member, or the extra length portion can be attached to the anti-backup surface side of the backup member. Examples thereof include an end shape that is wound and loosened.
[0013]
As the hold member, an inner lid attached to the backup member can be used. For this, together with detachably attaching the inner cover to the backup member, combined relates a top cover which serves as a handle to this inner lid to the back-up member so as to have an inner between the backup member is detachable The inner lid may be attached and function as the holding member.
[0015]
In order to effectively increase the added value of this board eraser, it is used together with the eraser equipment or the eraser in the space between the upper lid and the inner lid or in the space between the inner lid and the backup member. It is preferable to provide a storage unit for storing the writing instrument or its equipment.
[0016]
In particular, these storage units employ a structure that can store the replacement fabric that is the eraser's equipment, and a structure that can store the marker or the ink and / or the pen that is the writing instrument used with the eraser. It is effective to keep it.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0018]
The board eraser of this embodiment is used as a wiping tool for a whiteboard. As shown in FIGS. 1 and 2, the lower case 1 that functions as a backup member and the middle case that functions as a hold member 2. An upper case 3 serving as an upper lid, and a tension fabric 4 are provided, and the tension fabric 4 is stretched between the lower case 1 and the middle case 2 in the assembled state. At that time, the upholstery 4 is wound around at least the backup surface 1a of the lower case 1, and the extra length portion 4y is placed in the lower case 1 while the tension is applied to the wiping portion 4x backed up on the backup surface 1a. While being pinched | interposed between cases 2, it is comprised so that the site | part which was the extra length part 4y of the tension | tensile_strength place 4 can be newly delivered as the wiping off part 4x by changing the pinching position.
[0019]
Specifically, as shown in FIGS. 1, 2, 3 (c), 4 (c), and 5 (c), the lower case 1 includes a pair of side edges 11a positioned in the width direction and A pair of end edges 11b positioned in the longitudinal direction and a constricted portion 11ax is formed in the central portion of the side edge 11a, and two locations displaced from the constricted portion 11ax in the longitudinal direction (exactly from the longitudinal center to the edge) A bottom wall 11 formed with a bulging portion 11ay that bulges outward in the center portion of the region, and a pair of side edges 11a of the bottom wall 11 that stand up from the pair of side edges 11a and the bulging portion 11ax of the bottom wall 11 A side wall 12 formed with a constricted portion 12x and a bulging portion 12y at the corresponding position of the protruding portion 11ay, and a thin portion 13a that stands up from the pair of end edges 11b and near the upper edge of the outer surface and engages a part thereof And an end wall 13 formed with a hole 13b. A box shape. The bottom wall 11 of the lower case 1 is provided with two bottomed circular holes 11c on the center line passing through the center in the width direction and displaced from the center in the longitudinal direction. A magnet 11d is provided in the hole 11c. Wearing. A small-diameter hole 11c1 that opens into the inner space of the lower case 1 is opened in the hole 11c of the bottom wall 11 on which the magnet 11d is mounted. This is for removing the magnet 11d by striking it with a pointed tip in the direction indicated by the arrow f1 in FIG.
[0020]
As shown in FIGS. 1, 2, 3 (b), 4 (b), and 5 (b), the middle case 2 has a substantially similar shape that is slightly smaller than the bottom wall 11 of the lower case 1. From the bottom wall 21 having the constricted portion 21ax and the bulging portion 21ay at the corresponding positions of the constricted portion 11ax and the bulging portion 11ay of the lower case 1 at the side edge 21a, and a pair of side edges 21a of the bottom wall 21 The constricted portion 22x and the bulging portion can be disposed at positions that stand up and face the inner surface of the side wall 12 of the lower case 1 and correspond to the constricted portion 12x and the bulging portion 12y of the side wall 12 of the lower case 1, respectively. A box-like shape having a side wall 22 having 22y and an end wall 23 that stands up from a pair of end edges 21b of the bottom wall 21 and can be disposed on the inner surface of the end wall 13 of the lower case 1 and opens upward. Make. On the upper edge of the side wall 22, a flange 24 protrudes outward. The flange portion 24 also has a constricted portion 24x and a bulging portion 24y corresponding to the above on the outer edge. In the opening of the middle case 2, the first storage portion 5 and the second storage portion 6 are formed in one half of the longitudinal direction, and the third storage portion 7 is formed in the other half. . As shown in FIG. 3B, FIG. 4B, FIG. 5B, and FIG. 6, the first storage unit 5 includes an upright piece 25 that is erected from the bottom wall 21 in the vicinity of the center in the longitudinal direction. A cylindrical ink case 51 can be detachably mounted between the upright piece 26 raised from the bottom wall 21 in the vicinity of the direction edge. An annular groove 51 a is formed around the center of the end surface of the ink case 51, and protrusions 25 a and 26 a are formed on the facing surfaces of the standing pieces 25 and 26, and are provided on the bottom wall 21 of the middle case 2. At the height position where the ink case 51 is placed on the rib 27, the protrusions 25a and 26a are engaged with the lowest portion of the annular groove 51a. In addition, the second storage portion 6 is provided at a position higher than the bottom wall 21 on the side of the end wall 23 closest to the upright piece 26 that forms the first storage portion 5. A vertical hole 28a is formed in the upward surface 28, and a marker pen point 61 is detachably mounted in the vertical hole 28a. Further, the third storage portion 7 is a space formed by being surrounded by the standing piece 25, an end wall 23 opposite to the end wall 23 on the second storage portion 6 side, and a pair of side walls 22. The replacement 71 of the upholstery 4 is stored in this part.
[0021]
As shown in FIGS. 1, 2, 3 (a), 4 (a), and 5 (a), the upper case 3 has a substantially similar shape slightly larger than the bottom wall 11 of the lower case 1. From the top wall 31 having the constricted portion 31ax and the bulging portion 31ay at the corresponding positions of the constricted portion 11ax and the bulging portion 11ay of the lower case 1 at the side edge 31a, and the pair of side edges 31 of the top wall 3 The constricted portion 32x and the bulging portion 32y can be disposed at positions that hang down and face the outer surface of the side wall 12 of the lower case 1 and correspond to the constricted portion 12x and the bulging portion 12y of the side wall 12 of the lower case 1, respectively. Can be disposed on the outer surface of the end wall 13 of the lower case 1 so as to be suspended from the pair of end edges 31b of the top wall 31 and provided on the end wall 13 of the lower case 1 in a predetermined assembled state. The engaging claw 33 is located at the corresponding position of the engaged hole 13b. ; And a end wall 33 having a form of open box-shaped downward. The top wall 31 of the upper case 3 has a constant region 3m near the center in the longitudinal direction parallel to the bottom wall 11 of the lower case 1, and part of the regions 3n on both sides from the region 3m toward the edge 31b for a while. It is inclined in a direction approaching the bottom wall 11 of the lower case 1. On the lower surface of the top wall 31 of the upper case 3, ribs 31s for pressing the middle case 2 toward the lower case 1 are provided so as to protrude downward, and the vicinity of the edge 31b of the top wall 31 is provided. A rib 31t (see FIG. 4 (a)) having a tapered surface 31t1 that inclines in a direction away from the inner surface of the end wall 33 as it hangs down is provided at a portion extending from the end wall 33 to the end wall 33. The wedge-shaped gap formed between the rib 31t and the end wall 33 is a dimensional relationship for receiving the upper part (particularly the engaging claw 13b part) from the thin part 13a of the end wall 13 of the lower case 1 in a predetermined assembled state. It is in. In addition, a hanging portion 32z that hangs down downward is formed around the constricted portion 32x of the pair of side walls 32 of the upper case 3.
[0022]
Then, the middle case 2 is dropped and mounted from above into the opening of the lower case 1, and the assembly is completed by partially covering the upper case 3 on the outside of the lower case 1 with the middle case 2 inside. I am doing so. Specifically, in the predetermined assembly state shown in FIGS. 4D and 5D, the bottom wall 21 of the middle case 2 is in contact with or close to the bottom wall 11 of the lower case 1 and the side wall of the lower case 1. 12 is brought into contact with the upper edge of the side wall 22 of the middle case 2, and ribs 31 s provided on the lower surface of the top wall 31 of the upper case 3 are in contact with the upper surface of the collar 24 of the middle case 2. The engaging claw 33b provided at the corresponding position of the end wall 33 of the upper case 3 is engaged with the engaging hole 13b provided in the vicinity of the upper edge of the end wall 13 of the lower case 1 in contact therewith. In this state, the upper case 3 is provided with a notch 33 a in the end wall 33 for exposing the thin portion 13 a of the end wall 13 of the lower case 1.
[0023]
The upholstery 4 is a fabric member that circulates in a cylindrical shape and sews its edges together, and is positioned at a position that circulates around the outer periphery (the bottom wall 21, the side wall 22, and the flange 24) of the middle case 2. It is designed to be detachably mounted from the longitudinal direction. In the attached state, the upholstery 4 is at least set to a dimension that allows the extra length portion 4y to be sufficiently slackened in the opening of the middle case 2. Then, the lower case 1, the middle case 2 and the upper case 3 are assembled in a state where the tensioned ground 4 is attached to the middle case 2, so that when the middle case 2 is dropped into the opening of the lower case 1, The direction in which the extra length portion 4y of the ground 4 is pushed by the bottom wall 21 and the side wall 22 of the middle case 2 and the both sides of the wiping portions 4x of the tensioned fabric 4 located on the lower surface side of the bottom wall 11 of the lower case 1 are pulled upward. By dragging the upholstery 4, a tension is applied to the portion of the upholstery 4 that is located on the backup surface 1 a of the bottom wall 11 of the lower case 1 and becomes the wiping portion 4 x, and finally the surplus of the upholstery 4 is obtained. The long portion 4y is sandwiched between the flange 24 of the middle case 2 and the upper edge of the side wall 12 of the lower case 1, or between the lower surface of the bottom wall 21 of the middle case 2 and the upper surface of the bottom wall 11 of the lower case 1. I am doing so. In this state, the tension fabric 4 is considered to be in a state in which the same tension is applied over almost the entire circumference, but the circumference dimension of the tension fabric 4 is actually set to a value at which the tension at this time is appropriate. .
[0024]
Then, by changing the sandwiching position, a portion or the like located in the opening of the middle case 2 that was the extra length portion 4y of the stretch 4 is newly used as a wiping portion 4x to back up the bottom wall 11 of the lower case 1. It can be extended to the surface 1a side.
[0025]
That is, when the extracted portion 4x is soiled, the upper case 3 is removed from the lower case 1, the middle case 2 is taken out, and the upholstery 4 is moved in the circumferential direction as shown by an arrow I in FIG. The dirty part is moved into the opening of the middle case 2 and the unused part is newly wiped out as a portion 4x to the backup surface 1a side of the bottom wall 11 of the lower case 1, and the middle case 2 is attached to the lower case 1 again. Then, by attaching the upper case 3 to the lower case 1, it can be continuously used.
[0026]
As described above, the eraser according to the present embodiment has the extra length portion 4y that can be fed out in an unused state even if the wiping function of the wiping portion 4x of the upholstery 4 is reduced to a level that requires regeneration. There is no need to immediately wash with water, and the extra length portion 4y can be continuously used as a new wiping portion 4x. In addition, the use of the eraser can be continued by preparing a replacement stretch 71 during washing with water. Therefore, according to the present embodiment, it is possible to effectively extend the period during which continuous use is possible compared to the conventional case, and the frequency of washing with water is also reliably reduced, so that the ease of use as this type of eraser is greatly improved compared to the conventional case. It becomes possible to make it.
[0027]
In addition, since a part of the middle case 2 is configured to be inserted into the opening of the lower case 1 and a tension is applied to the wiping portion 4x by dragging the extra length portion 4y of the stretch 4 when inserting. The tension can be reliably applied to the upholstery 4 with a simple operation.
[0028]
In particular, since the upholstery 4 has an endless shape that is detachably attached to a position that circulates around the outer periphery of the middle case 2, even if the operation is performed randomly as long as it is set to a predetermined circumferential dimension. A constant tension can always be obtained in the wiping portion 4x, and the reliability of the assembled state can be expected.
[0029]
Further, the board eraser is detachably attached to the lower case 1 and provided with the middle case 2 for providing the storage portions 5, 6, and 7, and the middle case 2 is provided between the lower case 1 and the middle case 2. The upper case 3 that functions as a handle is attached to the lower case 1 in a detachable manner, and the middle case 2 is effectively functioning as a holding member of the present invention, so that a useless structure is obtained. Thus, it is possible to effectively realize the tensioning 4 without taking in.
[0030]
In addition, storage units 5, 6, and 7 are provided in a space between the upper case 3 and the middle case 2, and an ink case 51 that is a writing instrument marker used together with the eraser is stored in the storage unit 5. Since the pen point 61, which is also a marker fixture, is stored in the section 6, and the replacement tension material 4, which is the eraser fixture, is stored in the storage section 7, these spare fixtures are placed on a whiteboard tray or the like. It is possible to effectively contribute to improving the appearance and preventing loss. Of course, such a storage portion may be configured by providing a space between the middle case 2 and the lower case 1.
[0031]
In addition to the above, the eraser of this embodiment has a structure that allows easy attachment and detachment of the upholstery 4 and a structure that is easy to use.
[0032]
First, as shown in FIG. 4D and the like, the end wall 13 of the lower case 1 is provided with a thin portion 13a and an engagement hole 13b, and the engagement provided on the end wall 33 when the upper case 3 is covered. The claw 33b is engaged with the engagement hole 13b, and the upper edge side of the end wall 13 of the lower case 1 enters a wedge-shaped gap formed by the tapered surface 31t1 provided on the rib 31t of the upper case 3. It can be assembled with. For this reason, as shown by f2 in the figure, when the thin portion 13a of the end wall 13 of the lower case 1 is pressed (it is not always necessary to press both end walls 13 simultaneously), the end wall 13 bends inward, and at this time As a result of the upper edge side of the wall 13 being pressed against the tapered surface 31t, the rib 31t escapes upward and the upper case 3 releases the engagement between the engagement claw 33b and the engagement hole 13b and is easy to remove.
[0033]
Further, since the upper case 1 is made of resin, when the bulging portion 32y of the side wall 32 is picked from both sides as shown by an arrow f4 in FIG. 3A, it is shown by an arrow f5 in FIG. 4D. Thus, the end wall 33 bends and the end wall 13 of the lower case 1 tends to escape, so that the engagement state between the engagement claw 33b of the upper case 3 and the engagement hole 13b of the lower case 1 is also released. It is easy.
[0034]
Further, this eraser is used by gripping the constricted portion 32x of the side wall 32 of the upper case 3 so as to be able to secure a stable and reliable gripping state. Since the drooping portion 32z extending further downward is provided, it is possible to secure a large grip margin and to stabilize it, and at the same time, it is possible to effectively avoid the inconvenience that the finger touches the stretch 4 and gets dirty. Further, gripping the constricted portion 32x is also effective in that it is an escape to prevent a finger from being caught between the end members when the hand is moved to the end of the board, for example.
[0035]
In addition, the top wall 31 of the upper case 3 is provided with a region 3n that is inclined so as to approach the bottom wall 11 side for a while, continuing to the central region 3m parallel to the bottom wall 11 of the lower case 1. The grip of the hand can be used in a natural state along with the region 3n of the upper case 1 and the use state can be further stabilized.
[0036]
The specific configuration of each unit is not limited to the above-described embodiment.
[0037]
For example, in the above-described embodiment eraser, the storage portions 5, 6 and 7 are provided in the middle case 2. However, in an eraser having a relatively compact structure, only the storage portions 5 and 6 are provided in the middle case 2 as shown in FIG. It is also possible to provide this. In the figure, the other structures are almost the same as those of the above-described embodiment, and common portions are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted. The lower case 1, the upper case 3, and the upholstery 4 may be configured according to the above embodiment.
[0038]
In the above embodiment, the endless shape 4 is used for the upholstery 4, but as shown in FIG. 8, the extra length portion 104 y is attached to the upholstery 104 on the side opposite to the backup surface of the backup member 101 such as the lower case. You may employ | adopt the end-shaped thing wound up and let loose. In this way, although the operation for applying the tension cannot be performed as easily as the above embodiment, it is not necessary to sew in a cylindrical shape, so that a replacement tension fabric can be easily used as appropriate. Become.
[0040]
The configuration of each other part can be variously modified without departing from the gist of the present invention.
[0041]
【The invention's effect】
Since the present invention has the configuration described above, even if the wiping function of the wiping portion of the stretch fabric is lowered, it becomes possible to continue using the stretch fabric by paying out the extra length portion, and the period during which it can be used continuously Can be effectively extended compared to the conventional case, the frequency of washing with water can be reliably reduced, and the ease of use as this type of eraser can be greatly improved compared to the conventional case.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view of the embodiment.
FIG. 3 is an exploded plan view of the embodiment.
FIG. 4 is an exploded vertical sectional view of the same embodiment.
FIG. 5 is an exploded cross-sectional view of the same embodiment.
FIG. 6 is a partially enlarged sectional view of the embodiment.
FIG. 7 is a view showing another embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a view showing still another embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1. Backup member (lower case)
1a ... backup surface 2 ... hold member (inner cover, inner case)
3 ... Upper lid (upper case)
4 ... Zhang 4x ... Wiping part 4y ... Extra length part 5, 6, 7 ... Storage part

Claims (8)

バックアップ部材とホールド部材との間に張地を張設してなるものであって、
張地を、少なくともバックアップ部材のバックアップ面に巻き掛けて、当該バックアップ面にバックアップされる拭き取り部分にテンションを加えながらその余長部分をバックアップ部材とホールド部材との間に挟み込むようにしたものであり、挟み込む位置を繰り出し方向に変更することによって、張地の余長部分であった部位を拭き取り部分として使用することができるように構成し
前記バックアップ部材に中蓋を着脱可能に装着するとともに、この中蓋を前記バックアップ部材との間に内有するようにして当該バックアップ部材に把手として機能する上蓋を着脱可能に係わり合わせて取り付けるようにしたものであり、前記中蓋が前記ホールド部材として機能していることを特徴とするボード用イレーサ。
A tensioning material is stretched between the backup member and the holding member,
A tension fabric is wrapped around at least the backup surface of the backup member, and the excess length portion is sandwiched between the backup member and the hold member while applying tension to the wiping portion backed up on the backup surface. By changing the sandwiching position in the feeding direction, it is configured so that the part that was the extra length part of the upholstery can be used as a wiping part ,
An inner lid is detachably attached to the backup member, and an inner lid is provided between the backup member and an upper lid that functions as a handle is detachably associated with the backup member. The board eraser is characterized in that the inner lid functions as the holding member .
ホールド部材の一部をバックアップ部材の一部に差し込むように構成し、差し込みの際に張地の余長部分を引きずることによってその拭き取り部分にテンションを加えるようにしている請求項1記載のボード用イレーサ。2. The board as claimed in claim 1, wherein a part of the holding member is inserted into a part of the backup member, and a tension is applied to the wiping portion by dragging the extra length portion of the tensioning fabric when inserting. Eraser. 張地が、バックアップ部材の外周囲を周回する位置に着脱可能に取り付けられる無端形状のものである請求項1又は2記載のボード用イレーサ。3. The board eraser according to claim 1, wherein the upholstery is of an endless shape that is detachably attached to a position around the outer periphery of the backup member. 張地が、バックアップ部材の反バックアップ面側に余長部分を着脱可能に巻き回し弛ませて配置される有端形状のものである請求項1又は2記載のボード用イレーサ。3. The board eraser according to claim 1, wherein the upholstery has an end shape in which the extra length portion is detachably wound and loosened on the side opposite to the backup surface of the backup member. 前記バックアップ部材の端壁に薄肉部及び係合孔を設け、前記上蓋を被せた際にその端壁に設けた係合爪を前記係合孔に係り合わせるようにしているとともに、バックアップ部材の端壁の上縁側が前記上蓋のリブに設けたテーパ面が形成する楔状の隙間に入り込んだ状態で組み付けられるようにし、前記バックアップ部材の端壁の薄肉部を押圧することにより、当該端壁が内側に撓み、端壁の上縁側が前記テーパ面に押し付けられ、リブが上方に逃げて係合爪と係合孔との係合が解除されるようにしている請求項1、2又は3記載のボード用イレーサ。A thin wall portion and an engagement hole are provided on the end wall of the backup member, and an engagement claw provided on the end wall is engaged with the engagement hole when the upper cover is covered. By assembling the upper edge of the wall into a wedge-shaped gap formed by the tapered surface provided on the rib of the upper lid, and pressing the thin wall portion of the end wall of the backup member, the end wall The upper edge side of the end wall is pressed against the tapered surface, and the rib escapes upward so that the engagement between the engagement claw and the engagement hole is released. Eraser for board. 上蓋と中蓋との間の空間もしくは中蓋とバックアップ部材との間の空間に、当該イレーサの備品又は当該イレーサと共に使用される筆記用具若しくはその備品を収納する収納部を設けている請求項1〜5何れか記載のボード用イレーサ。The space between the upper lid and the inner lid or the space between the inner lid and the backup member is provided with a storage section for storing the eraser equipment, the writing instrument used together with the eraser, or the equipment. The eraser for boards according to any one of 5 to 5. 収納部が、当該イレーサの備品たる交換用の張地を収納するためのものである請求項6記載のボード用イレーサ。The board eraser according to claim 6, wherein the storage portion is for storing a replacement fabric that is a fixture of the eraser. 収納部が、当該イレーサと共に使用される筆記用具たるマーカー若しくはその備品たるインク及び/又はペン先を収納するためのものである請求項6記載のボード用イレーサ。The board eraser according to claim 6, wherein the storage section is for storing a marker as a writing instrument used with the eraser or ink as a fixture and / or a pen tip.
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