JP4071453B2 - Optical disk device - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばCD−RドライブやCD−RWドライブ等の記録時ピットを形成する記録パワーとピットを形成しない再生パワーもしくは消去パワーを交互に繰り返すレーザ駆動制御回路を備えた光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的にレーザダイオードに戻り光が入ると戻り光により発振モードが変化してレーザノイズが増加することが知られている。
光ディスクのように反射光を取り扱う光ディスク装置では、そのレーザダイオードへの戻り光の影響を考慮する必要があり、そのレーザノイズを下げる方法として、レーザ発光に200MHz〜500MHz程度の高周波を重畳する手段が一般的な光ディスク装置では用いられている。
例えば、特開平5−197994号公報に記載された技術では、半導体レーザにおいて、フォーカスサーボ系によるフォーカス制御引き込み時には、高周波重畳回路による高周波電流の重畳量を多くすることにより、フォーカス引き込み時の戻り光量の変動に対して安定した半導体レーザの発光パワーが得られるレーザノイズ低減回路が示されている。
【0003】
また、特開平6−223399号公報に記載された技術では、レーザノイズ低減に必要不可欠な高周波重畳手段を半導体レーザのケース内で信号検出手段と同一ウェハ上に形成することで、光ヘッドの小型化をはかる装置が示されている。一方、レーザダイオードの出力限界から記録パワーでの発光時には高周波を重畳しない、もしくは再生時より小さい振幅の高周波を重畳することが一般的な記録可能な光ディスクでは行われる。
その前者の例としては、上記特開平6−223399号公報に記載された技術においては、光ディスクの記録と再生の動作モードにより、高周波のON/OFFができる構成が示されている。
また、後者の例としては、特開2000−149302号公報に記録と再生の動作モードにより高周波重畳の重畳周波数や重畳振幅を変える構成が示されている。
【0004】
ここで、レーザダイオードの(駆動電流)対(発光パワー)の関係は高周波重畳の量によって変化する。
図15及び図16は、それぞれレーザーダイオードの駆動電流と発光パワーである出射パワーの関係を示した線図である。
図15に示すように、記録時、高周波を重畳しない記録パワーと高周波を重畳した再生パワーを交互に繰り返した場合、再生パワーは高周波を重畳した状態で制御される為、再生パワー分の駆動電流は高周波を重畳した時のレーザーダイオードの(レーザ駆動電流)対(レーザ出射パワー:発光パワー)の関係より決定される。
一方、記録パワーで発光時高周波を重畳しない場合もしくは少ない量の高周波を重畳した場合は再生パワー分の電流はもっと大きい値であるが、その分は供給されないので、結局再生パワー分の電流に加算すべき記録パワー分の電流が図16に示したように大きく見えてしまう。つまり記録パワー分の電流効率(図中の真の効率)に誤差(図中の誤差を含んだ効率)が生じてしまうことになる。
【0005】
CD−RやCD−RWディスクに書きこみを行うCD−RドライブやCD−RWドライブの場合、ディスク感度が大きく異なるディスクに対して記録品質を維持するために、パワーを可変していわゆる試し書きを行い、そこを再生することで最適な記録パワーを決定する。
CD−R/RWディスクの規格書であるオレンジブックでは一回の試し書き領域を15セクターとし、各セクターで異なるパワーで記録し、そこを再生して最適記録パワーを決定する方法が示されている。
このように、試し書き領域はフォーマットで規格化されている為、記録速度の高速化にともなって、試し書き時間が短くつまり一つのパワーでの記録時間が短くなってしまう。参考までにCDの1セクターは一倍速時1/75秒である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、当然2倍速で1/75秒の半分、4倍速で更にその半分と記録速度があがるにつれて一パワーの記録時間が短くなる。
ここで、正しい電流効率が求められていないとパワーをある値からある値に変える場合、最初に与える光源の駆動電流に誤差があるため、所望のパワーに達するのに時間がかかってしまう。
従来は上記のような誤差があっても記録速度が遅いため、所望のパワーに達することができたが、記録速度がどんどん早くなり、所望のパワーに達する前に一記録パワー期間が終了してしまう不具合が発生し、その結果、最適な記録パワーが得られず記録品質が低下してしまうという問題があった。
上述した特開平6−223399号公報や特開2000−149302号公報に記載された技術では、これらの記録速度が速くなった場合が十分考慮されていなかった。
【0007】
あるいは、ZoneCLV記録などである位置から記録速度と共に記録パワーを変更する場合、変更のパワーが早く所望のパワーに達しないと達するまでの時間は記録品質が低下してしまうという問題もあった。
この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、記録速度が速い場合のテスト記録の際に設定パワーと実際の発光パワーのずれによる記録品質の低下を防ぐことを第1の目的とする。
【0008】
また、特開平10−312570号公報に記載された技術には、CD−RWとCD−Rの半導体レーザ駆動制御回路を共通化する装置において、CD−Rの記録時、第1のパワーP1と第2のパワーP2を制御し、その第2のパワーP2を制御している時の電流I2に所定の比をかけて求めた電流I3をレーザ駆動回路に与えることで簡易に第3のパワーP3を制御する装置が示されている。
しかしながら、このような装置では、高周波重畳の重畳量によって電流効率に誤差を生じることに対する考慮がされておらず、従って正しい第3のパワーP3が設定されず、CD−Rの様に第2のパワーP2と第3のパワーP3の比が記録品質に大きく寄与するシステムでは記録品質の低下を招くことになるという問題があった。
【0009】
さらに、特開2000−30276号公報に記載された技術には、高速応答性及び高精度サンプリングパルスの生成を必要とすることなしに光ビームのパワーを正確かつ速やかに制御する装置において、記録波形の第1のパワーP1時の光出力検出回路の出力をボトムホールド回路で、第3のパワーP3時の光出力検出回路の出力をピークホールド回路で各々ホールドし、予め設定された第1のパワーP1,第2のパワーP2,第3のパワーP3の比率に基づいて第2のパワーP2の駆動電流を決定することで高速記録時サンプルホールドの難しい第2のパワーP2のレベルを制御する装置が示されている。
しかしながら、このような装置では、高周波重畳の重畳量によって電流効率に誤差を生じることに対する考慮がされておらず、従って正しい第2のパワーP2が設定されず、CD−Rの様に第2のパワーP2と第3のパワーP3の比が記録品質に大きく寄与するシステムでは記録品質の低下を招くことになるという問題があった。
そこで、2値のサンプルにより3値のパワーを容易に制御するシステムにおいても良好な記録品質を得られるようにすることを第2の目的とする。
【0010】
また、レーザダイオードの(駆動電流)対(出射パワー)の関係は光ディスクの戻り光がある状態と無い状態で大きく異なる。これは、とりわけホログラムレーザの様にレーザダイオードと信号検出の受光素子が同一パッケージ内に納まり、レーザへの戻り光量が多い場合に顕著になる。従って上記駆動電流差I差を求める期間としては、フォーカスサーボ系によってフォーカスオン状態で行うのが望ましい。
そこで、駆動電流差I差をより正確に求められるようにすることを第3の目的とする。
【0011】
さらに、上述のようにレーザノイズを低減する為に高周波を重畳する手段を取ると、その高周波の重畳をしない場合、あるいは重畳しても少ない量を重畳する場合、最悪の状態ではフォーカス信号にレーザノイズが乗るため、フォーカスサーボ系がフォーカスオン状態を保持できず、フォーカスが外れてしまう可能性がある。なお、通常の状態ではフォーカスサーボが維持できない状態になることはないが、光ディスクが粗悪な場合あるいは外乱が生じた場合等に上述のような状態が発生する可能性がある。
そこで、フォーカス状態が維持できなくなった場合でもリトライによって救済して駆動電流差I差を求められるようにすることを第4の目的とする。
【0012】
また、通常の状態ではレーザノイズが高周波重畳により低減できていない状態でも、一般的な装置の場合、フォーカスオン状態が維持できなくなることはないが、外乱が生じた場合や光ディスクが粗悪な場合、レーザノイズによってフォーカス信号もいわゆるノイズマージンが少ないため、最悪の状態ではフォーカスオン状態が維持できなくなる可能性がある。
一時的な外乱等であれば上述の様にリトライすることによって回避することができるが、継続的な外乱や粗悪な光ディスクの場合、リトライしても駆動電流差I差が求められない可能性がある。
そこで、フォーカス状態でI差が求められなかった場合でも、駆動電流差I差とは異なる値の駆動電流値差FoI差によって簡易的に駆動電流差I差を求め、擬似的に正しい補正効率を求められるようにすることを第5の目的とする。
【0013】
さらに、年々、CD−R/RW装置は記録速度の高速化が図られ、それに伴って大きな記録パワーも必要になってきている。
ここで、記録パワーを大きくとることは、当然レーザの駆動電流も大きくする必要があり、記録時の第1のパワーと第2のパワーをスイッチングすることにより、ノイズレベルの増大を引き起こしている。
記録時のサーボ信号の検出を再生パワー発光時にサンプルし、記録パワー発光時にホールドすることによって検出する装置において、上記記録パワーの増大した時に検出信号のS/Nを稼ぐため、記録時の再生パワーを大きくして信号成分を大きくすることによってS/Nを稼ぐ手段が一般的に取られる。
例えば、特開平8−102078号公報に記載された技術では、記録時記録パワーに応じてウォブル信号を再生する再生パワーを変化させる装置が示されている。
【0014】
しかしながら、ここで駆動電流差I差はパワーによって異なる為、記録時の再生パワーを再生時の発光パワーから可変する場合、再生時の発光パワーで高周波を重畳する/しないで求めた駆動電流差I差を補正効率の算出に用いると、補正効率が正しく求められないという問題が生じる。
そこで、再生時の発光パワーと記録時の再生パワーが異なる場合でも補正効率を正しく求められるようにすることを第6の目的とする。
さらにまた、レーザダイオードの(駆動電流)対(出射パワー)の関係は温度依存性があるため、上記記録前に求めた駆動電流差I差が若干ではあるが、レーザの記録中の自己加熱によって変化してしまうという問題が生じる。
そこで、補正効率を高精度に求められるようにすることを第7の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の第1の目的を達成するため、レーザダイオード等の光源と、その光源への電流供給手段と、上記光源の発光出力レベルをモニタする光出力検出手段と、記録動作時、上記光源によって第1のパワーP1とそれよりも高い第2のパワーP2の発光を交互に繰り返して光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、上記電流供給手段は、上記第1のパワーP1での発光分の電流I1と上記第2のパワーP2と上記第1のパワーP1の差分の電流I2とを加算して出力する手段と、上記第1のパワーP1時に高周波電流Ihfを上記電流I1に重畳する手段と、上記第2のパワーP2時に上記高周波電流Ihfの重畳をオフもしくは異なる電流Ihf2に切り替える手段を有し、記録動作時、上記第2のパワーP2による発光時に上記光出力検出手段によってモニタした発光出力レベルVm2をホールドする手段と、上記第1のパワーP1による発光時に上記光出力検出手段によってモニタした発光出力レベルVm1をホールドする手段と、上記各手段によってホールドした発光出力レベルVm1と発光出力レベルVm2とをそれぞれ所望の値になるように上記電流供給手段を制御する制御手段と、記録時に上記第1のパワーP1による発光時に高周波を重畳し、上記第2のパワーP2では高周波を重畳しないようにするかもしくは重畳しても上記第1のパワーP1による発光時に重畳する高周波と異なる量を重畳するようにし、記録前に上記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳した第1発光期間と、上記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳しない発光期間もしくは記録時の上記第2のパワーP2の出力時に重畳する量の高周波を重畳した上記第1のパワーP1のレベルでの発光期間である第2発光期間とを設け、上記第1発光期間と上記第2発光期間とにおける上記光源の駆動電流差I差を保持し、上記第2のパワーP2による発光時もしくは発光後、上記第2のパワーP2の駆動電流の補正効率η=(P2−P1)/(I2−I差)を求め、上記第2のパワーP2の変更時、変更後の第2のパワーP2′の初期電流I2′=(P2′−P1)/η+I差を求めて決定する手段を備えた光ディスク装置を提供する。
【0016】
また、上記の第2の目的を達成するため、レーザダイオード等の光源と、その光源への電流供給手段と、上記光源の発光出力レベルをモニタする光出力検出手段と、記録動作時、上記光源によって第1のパワーP1とそれよりも高い第2のパワーP2とさらにそれよりも高い第3のパワーP3の発光を行って光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、上記電流供給手段は、上記第1のパワーP1での発光分の電流I1と上記第2のパワーP2と上記第1のパワーP1の差分の電流I2と上記第3のパワーP3と上記第2のパワーP2の差分の電流I3とを加算して出力する手段と、上記第1のパワーP1時に高周波電流Ihfを上記電流I1に重畳する手段と、上記第2のパワーP2及び上記第3のパワーP3時に上記高周波電流Ihfの重畳をオフもしくは異なる電流Ihf2に切り替える手段とを有し、記録動作時、上記第2のパワーP2による発光時に上記光出力検出手段によってモニタした発光出力レベルVm2をホールドする手段と、上記第1のパワーP1による発光時に上記光出力検出手段によってモニタした発光出力レベルVm1をホールドする手段と、その各手段によってホールドした発光出力レベルVm1と発光出力レベルVm2とをそれぞれ所望の値になるように上記電流供給手段を制御する制御手段と、記録時に上記第1のパワーP1による発光時に高周波を重畳し、上記第2のパワーP2及び上記第3のパワーP3では上記第1のパワーP1による発光時に重畳する高周波と異なる量を重畳するかもしくは重畳しないようにし、記録前に上記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳した第1発光期間と、上記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳しない発光期間もしくは記録時の上記第2のパワーP2及び上記第3のパワーP3の出力時に重畳する量の高周波を重畳した上記第1のパワーP1のレベルでの発光期間である第2発光期間とを設け、上記第1発光期間と上記第2発光期間とにおける上記光源の駆動電流差I差を保持し、上記第2のパワーP2による発光時、上記第2のパワーP2の駆動電流の補正効率η=(P2−P1)/(I2−I差)を求め、上記第3のパワーP3の発光を行う為の駆動電流I3=(P3−P2)/補正効率を求めて決定して上記電流供給手段に与える手段を備えた光ディスク装置を提供する。
【0017】
さらに、レーザダイオード等の光源と、その光源への電流供給手段と、上記光源の発光出力レベルをモニタする光出力検出手段と、記録動作時、上記光源によって第1のパワーP1とそれよりも高い第2のパワーP2とさらにそれより高い第3のパワーP3の発光を行って光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、上記電流供給手段は、上記第1のパワーP1での発光分の電流I1と上記第2のパワーP2と上記第1のパワーP1の差分の電流I2と上記第3のパワーP3と上記第2のパワーP2の差分の電流I3とを加算して出力する手段と、上記第1のパワーP1時に高周波電流Ihfを上記電流I1に重畳する手段と、上記第2のパワーP2及び上記第3のパワーP3時に上記高周波電流Ihfの重畳をオフもしくは異なる電流Ihf2に切り替える手段とを有し、記録動作時、上記第3のパワーP3による発光時に上記光出力検出手段によってモニタした発光出力レベルVm3をホールドする手段と、上記第1のパワーP1による発光時に上記光出力検出手段によってモニタした発光出力レベルVm1をホールドする手段と、その各手段によってホールドした発光出力レベルVm1と発光出力レベルVm3とをそれぞれ所望の値になるように上記電流供給手段を制御する制御手段と、記録時に上記第1のパワーP1による発光時に高周波を重畳し、上記第2のパワーP2及び上記第3のパワーP3では上記第1のパワーP1による発光時に重畳する高周波と異なる量を重畳するかもしくは高周波を重畳しないようにし、記録前に上記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳した第1発光期間と、上記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳しない発光期間もしくは記録時の上記第2のパワーP2及び上記第3のパワーP3の出力時に重畳する量の高周波を重畳した上記第1のパワーP1のレベルでの発光期間である第2発光期間とを設け、上記第1発光期間と上記第2発光期間とにおける上記光源の駆動電流差もしくはその駆動電流I差に比例した比例値である駆動電流差I差を保持し、上記第3のパワーP3による発光時、上記第3のパワーP3の駆動電流の補正効率η=(P3−P1)/(I2+I3−I差)を求め、上記第2のパワーP2の発光を行う為の駆動電流I2=(P2−P1)/補正効率+I差と上記第3のパワーP3の発光を行う為の駆動電流I3=(P3−P2)/補正効率とを求めて決定して上記電流供給手段に与える手段を備えた光ディスク装置にするとよい。
【0018】
また、上記の第3の目的を達成するため、上記のような記載の光ディスク装置において、上記駆動電流差I差を保持する為の記録前に上記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳した第1発光期間と、上記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳しない発光期間もしくは記録時の上記第2のパワーP2の出力時に重畳する量の高周波を重畳した上記第1のパワーP1での発光期間である第2発光期間とを、フォーカスサーボ系によってフォーカスオンさせた状態で行うようにした光ディスク装置を提供する。
【0019】
さらに、上記の第4の目的を達成するため、上記のような光ディスク装置において、上記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳しない発光期間もしくは記録時の上記第2のパワーP2の出力時に重畳する量の高周波を重畳した上記第1のパワーP1での発光期間である第2発光期間において、上記フォーカスサーボ系によってフォーカスオンを維持できなくなってフォーカスオフ状態になってしまった場合、上記フォーカスサーボ系によって再度フォーカスオン状態にして上記駆動電流差I差を取得するようにした光ディスク装置を提供する。
【0020】
また、上記の第5の目的を達成するため、上記のような光ディスク装置において、フォーカスオフ状態の期間に上記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳した第3発光期間と、上記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳しない発光期間もしくは記録時の上記第2のパワーP2の出力時に重畳する量の高周波を重畳した上記第1のパワーP1のレベルでの発光期間である第4発光期間とを設け、上記第3発光期間と上記第4発光期間とにおける上記光源の駆動電流差FoI差を保持し、上記フォーカスオン状態で上記駆動電流差I差を取得する発光期間に上記フォーカスサーボ系によるフォーカスオン状態が維持できなくなってフォーカスオフ状態になって上記駆動電流差I差が求められない場合もしくは上記再度の駆動電流差I差の取得によっても求められない場合、上記駆動電流差I差を上記駆動電流差FoI差を一定倍した値に決定するようにした光ディスク装置を提供する。
【0021】
さらに、上記の第6の目的を達成するため、上記のような記載の光ディスク装置において、再生時の発光パワーと記録時の上記第1のパワーP1が異なる場合、記録前の上記駆動電流差I差を求める際に再生時の発光パワーから記録時の上記第1のパワーP1にパワー変更後に上記駆動電流差I差を求めるようにした光ディスク装置を提供する。
【0022】
さらにまた、上記の第7の目的を達成するため、上記のような光ディスク装置において、記録時、上記第1のパワーP1の発光時に高周波を重畳しない期間もしくは重畳しても上記第2のパワーP2及び上記第3のパワーP3時に重畳する量の高周波を重畳する期間を記録時に設けるようにした光ディスク装置を提供する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態である光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
この光ディスク装置は、一度だけ書き込み可能なCDフォーマットに準拠したディスクであるCD−R(CD−Recordable)ディスクに対するデータの記録と再生を行うCD−Rドライブである。
CD(Compact Disc),CD−ROM,CD−R等の光ディスク1は光ディスク基板上にデータ列をピットと呼ばれる穴の有無で表現し、これにレーザ光をあててその反射光変化でデータを読み取る。このデータ列はレコードの様に光ディスク基板上に螺旋状にならべられており、その螺旋状に配された線をトラックと呼んでいる。隣り合うトラック間の距離は1.6ミクロンである。
【0024】
さて、光ディスク1は、スピンドルモータ(Spindle Motor)2によって回転駆動される。
スピンドルモータ2は、モータドライバ(Motor Driver)3とサーボ部(Servo)4によって一定速度になるように制御される。
光ピックアップ(Pick Up)5は、図示を省略した公知技術の半導体レーザ(Laser Diode)光源,レンズ等の光学系,レーザ光の焦点が光ディスクに合うようにレンズの位置を光ディスクと垂直方向に動かす機構であるフォーカスアクチュエータ,レーザ光の焦点がトラックをトレースするように光ディスクの半径方向(スレッジ方向)にレンズを動かす機構であるトラックアクチュエータ,受光素子及びポジションセンサ等を内蔵したものであり、レーザ光を光ディスク1に照射する。
【0025】
また、光ピックアップ5全体は、同じく図示を省略したシークモータによってスレッジ方向に移動可能である。これらフォーカスアクチュエータ,トラックアクチュエータ,シークモータは、受光素子,ポジションセンサから得られた信号に基づいてモータドライバ3とサーボ部4によってレーザスポットが目的の場所に位置するように制御される。
データ読み出しの場合、光ピックアップ5で得られた再生信号はリードアンプ(Read Amp)6で増幅されてイコライザ処理や2値化(デジタル化)された後,CDデコーダ(CD Decoder)7に入力されてEFM復調される。
【0026】
EFMはEight to Fourteen Modulationの略であり、光ディスク1には光学的に再生または記録し易いように8bitデータを14bitのデータに変調したデータが書かれている。
EFM復調されたデータはデインタリーブ(並べ替え直し)とエラー訂正の処理を受ける。その後、このデータはバッファマネージャ(Buffer Manager)8によって一旦バッファRAM(Buffer RAM)9に蓄えられ、セクタデータとしてそろった段階でATAPI,SCSI等のインタフェース(I/F)10を介してホストコンピュータに一気に送られる。
音楽データの場合、CDデコーダ7から出てきたデータはD/Aコンバータ11に入力され、アナログのオーディオ信号が取り出される。
【0027】
データ書き込み時は、I/F10を通してホストコンピュータから送られてきたデータはバッファマネージャ8によって一旦バッファRAM9に蓄えられる。バッファRAM9にある程度データが貯まったところで書き込みを開始するが、その前にレーザスポットを書き込み開始地点に位置させなければならない。
この地点は、トラックの蛇行によって予め光ディスク1に刻まれているウォブル信号により求められる。ウォブル信号にはATIPと呼ばれる絶対時間情報が含まれており、ATIPデコーダ12によってその情報が取り出せる。また、ATIPデコーダ12が生成する同期信号はCDエンコーダ13に入力され、正確な位置でのデータの書き出しを可能にしている。
【0028】
バッファRAM9のデータは、CD−ROMエンコーダ14やCDエンコーダ13でエラー訂正コードの不可やインタリーブ(並べ替え)が行われた後にEFM変調され、レーザコントローラ回路(Laser Controller)15,光ピックアップ5を介して光ディスク1に記録される。
ROM16は、CPU18がこの光ディスク装置におけるデータの記録及び再生の制御を行う際のプログラムを格納する読み出し専用メモリである。
RAM17は、CPU18がこの光ディスク装置におけるデータの記録及び再生の制御を行う際の作業領域である読み書き可能なメモリである。
CPU18は、この光ディスク装置におけるデータの記録及び再生の制御を行う。
このような光ディスク装置の上記レーザコントローラ回路15がこの発明に係わる特徴を有する。
【0029】
(1)この発明の請求項1に係わる実施例
図2は、図1に示したレーザコントローラ回路15の内部構成と光ピックアップ5に搭載されたLD及びLDの出射パワーをモニタする為の素子であるPD(Photo Detector)の構成とを示したブロック図である。
図3は、図2に示したPD21の入射光量に対する出力電流の変化を示す線図である。
LD20から出射されたレーザ光の一部はパワーモニタであるPD21に入射される。ここでPD21は、図3に示すように、レーザ光の入射光量に比例した電流を出力する。
【0030】
CD−Rに記録を行う際には、LD20からは第1のパワーP1と第1のパワーP1よりも高い第2のパワー02が繰り返し出射される。第1のパワーP1と第2のパワーP2の出射する時間は記録するEFM信号に基づいたものである。
つまり、出射される時間はある単位をTとすると、Tの3〜11のうちの整数倍された長さである。実際には3〜11のうちの整数倍の時間長を記録品質をよくするため、若干短くあるいは若干長くしたりするが、この発明の主旨と関係ないのでその説明は省略する。
第1のパワーP1は、一般的には光ディスク1からデータ(情報)を読み出すときの再生パワーPrであり、第2のパワーP2は光ディスク1の記録膜である有機色素に十分な熱を与え光ディスク1に良好なピットを形成する記録パワーPwである。
【0031】
図4は、図2に示したLD20から出射される発光波形を示す波形図である。
同図において、時間tライトスタートより前の波形が光ディスク1からデータを読み出す場合の発光波形であり、時間tライトスタートより後の波形が光ディスク1にデータを書き込む場合の発光波形である。
データを読み出す場合、LD20からは一般的に1mW以下(より具体的には0.4mW等)の再生パワーPrが一定光量で出力される。
一方、記録時は再生パワーPrと記録パワーPwの発光が繰り返される。
記録パワーPwは、一般に数mW〜数10mWである(より具体的には5mW〜40mWの間で実際に試し書き込みを行って記録特性が良いパワーが選ばれる)。記録パワーPwも再生パワーPrと同様にAPC制御され、一定光量が保たれる。すなわち、この再生パワーPrが上記第1のパワーP1に、記録パワーPwが上記第2のパワーP2にそれぞれ相当する。
【0032】
次に、図2に基づいて上記APC制御について説明する。
まず、PD21に入射されたレーザ光は光電変換によって光量に比例した電流のかたちで出力される。つまり、LD20から出射されるレーザ光が図4に示したような発光波形の場合、図4の縦軸を電流に置き換えたような波形が出力される。次にI/V変換器(I/V変換回路)22によって電流を電圧に変換する。
ここでの出力電圧を再生パワーに対応したものをV(Pr)、記録パワーに対応したものをV(Pw)とする。すなわち、このV(Pr)が上記発光出力レベルVm1に、V(Pw)が上記発光出力レベルVm2にそれぞれ相当する。
この出力は再生時は、V(Pr)レベルのみの信号であるが、記録時はV(Pr)とV(Pw)が交互に変化する信号のため、S/H回路R(ボトムホールド回路でも良い)23とS/H回路W(ピークホールド回路でも良い)24によってV(Pr)とV(Pw)に分離される。
【0033】
サンプル信号Rは、再生時は常にS/H回路R23内のスイッチSWをオン(ON)にする信号であり、記録時は記録時の再生パワーレベルが出射されている期間あるいはそれよりも若干短い期間のみS/H回路R23内のスイッチSWをオンにし、記録パワーレベルが出射されている期間はS/H回路R23内のスイッチSWをオフ(OFF)にし、S/H回路R23内のコンデンサCで再生パワーレベルに対応した電圧V(Pr)のみ取り出すようにコントロールされる信号である。
【0034】
一方、サンプル信号Wは、再生時は常にS/H回路W24内のスイッチSWをオフ(OFF)にする信号であり、記録時は記録時の記録パワーレベルが出射されている期間あるいはそれよりも若干短い期間のみS/H回路W24内のスイッチSWをオン(ON)にし、記録時の再生パワーレベルが出射されている期間はS/H回路W24内のスイッチSWをオフ(OFF)にし、S/H回路W24内のコンデンサCで記録パワーレベルに対応した電圧V(Pw)のみ取り出すようにコントロールされる信号である。
このサンプルホールドで分離された各V(Pr)及びV(Pw)は、それぞれA/D変換器R25とA/D変換器W26によってデータの形にされ、CPU18に入力として与えられる。その各々のデータをAD(Pr)とAD(Pw)とする。
【0035】
CPU18は、AD(Pr)及びAD(Pw)がそれぞれ所望の値(基準値Rと基準値W)になる様にD/A変換器R27及びD/A変換器W28に出力するデータを可変する。その各々のデータをDA(Pr)とDA(Pw)とする。
D/A変換器R27とD/A変換器W28の各出力はそれぞれV/I変換器R29とV/I変換器W30によって電流に変換及び電流増幅され電流加算器31に入力される。
電流加算器31で加算された電流はLD20に流れ、LD20からレーザ光が出射される。この出射光がPD21に入射されるため、誤差増幅器を中心にフィードバックループが形成される。
上記のように構成されたフィードバックループにより、基準値によって決定される一定パワーがLD20から出射されることになる。
【0036】
実際には、この基準値と出射パワーの関係を光ディスク装置の製造工程などにおいて求めておく。あるいは、決めた基準値と出射パワーの関係になるように調整する。このLD20から出射されるパワーが一定になるように制御することをAPC(Auto Power Control)という。LD20から出射するパワーを可変したい場合はこの基準値を可変することにより実現できる。
V/I変換器R29の出力に挿入されたスイッチSWは、LD20からレーザ光を出射する際にはオン(ON)にし、V/I変換器W30の出力に挿入されたスイッチSWは、記録時の記録パワーレベルの期間のみオン(ON)にするライトパルス信号によりコントロールされる。
各スイッチSWの制御信号、つまりサンプル信号R,サンプル信号W,ライトパルス信号は、図1に示したCDエンコーダ13によって出力される信号である。
【0037】
さて、以上で定常的な発光状態に関して説明したが、次に、LD20からレーザ光が出射されていない状態から再生パワーレベルが出射される場合、及び再生パワーレベルのみの出射状態から記録時の出射波形が出射される場合について説明する。
図5は、CPU18から出力するVrの変化を示す波形図である。
図6は、CPU18から出力するVwの変化を示す波形図である。
まず、図5に示すように、LD20からレーザ光が出射されていない状態ではV(Pr)=0である。次に再生パワーで発光を開始する場合には、再生発光スタートでCPU18からのDA(Pr)を0にした状態で、LDドライバ部のLDオン信号でスイッチSWをオンにする。当然V(Pr)=0なので、CPU18は基準値Rに比べてAD(Pr)が小さいので、DA(Pr)を徐々に上げていき、いずれAD(Pr)が基準値R(VrefR)と等しくなり、その後CPU18はAD(Pr)が基準値Rになるように維持する。
【0038】
同様にして、図6に示すように、再生パワーレベルのみの出射状態から、記録時の出射波形が出射される場合も、サンプルホールド回路のスイッチのON/OFFの繰り返しやLDドライバ部のライトパルス信号によるON/OFFの繰り返しはあるが、同様にAD(Pw)は0からDA(Pw)の増加に伴い大きくなり、いずれAD(Pw)が基準値W(VrefW)と等しくなり、その後CPU18はAD(Pr)が基準値Wを維持するように制御する。
また、図2では再生パワー時高周波を重畳する高周波重畳回路32の出力をLD20に重畳するようにした構成にしている。
【0039】
なお、高周波重畳回路32の出力に設けられたスイッチSWによってライトパルス信号に連動して記録パワー時にオフにして再生パワー時にオンにする構成としている。また、ライトパルス信号で高周波重畳をオフにする構成にしているが、ライトパルス時、高周波の重畳をオフにせず、重畳量を可変する場合、ライトパルス信号によって高周波重畳回路32の出力を抵抗分圧等により減衰させるか、あるいは高周波重畳回路を2つ用意しておいてこれを切り替えるか、あるいは図示を省略した高周波重畳回路の内部の発振器の出力の電流ゲインを切りかえる構成にする必要がある。
【0040】
ここで、上述したように高周波重畳のON/OFFでLD20の(駆動電流)対(出射パワー)の関係が図15に示したように変化する。
そこで、図4に示したリード期間に図2に示した高周波重畳回路32の出力をオフにする機構を設けて、APCを行うことにより、高周波重畳ON時のDA(PrON)と高周波重畳OFF時のDA(PrOFF)を取得し、その差DA(Pr差)=DA(PrOFF)−DA(PrON)を求めておく。
次にライト発光を開始してAPC制御を行い、DA(Pw)よりライトパワーの電流効率を取得する。
この際、補正効率η=(Pw−Pr)/(DA(Pw)−DA(Pr差)×α)によって算出して、図2のCPU18内の図示を省略したメモリ内に保持する。なお、上記αは、図2において再生パワー制御側と記録パワー側で電流ゲインが異なる場合に、算出したDA(Pr差)を記録パワー側の電流ゲインに換算する為の係数である。
【0041】
上記D/A変換器は、正式にはDigital to Analog変換器であり、デジタル値、例えば10000000(16進数で80hex)をアナログ値(例えば2.0[V])に変換する回路である。
LD(Laser Diode)20は、電流で駆動する素子であり、例えば40mA長して1mW出射する素子である。
したがって、図2において、D/A変換器R27とD/A変換器W28の出力先にそれぞれV/I変換器(電圧→電流変換器)R29とV/I変換器W30を設けている。
ここで、一般的にレーザ光の駆動に用いられるV/I変換器において何ボルト入力されると何mA出力するかというのは、再生パワー駆動用と記録パワー駆動用では感度が違う場合が一般的である。再生パワーは駆動電流が記録パワーに比べて小さくて済むからである。
【0042】
例えば、再生パワー用は2V入力で40mA、記録パワー用は2V入力で80mA等である。
つまり、同じデジタル値(上記DA(**))、例えば80hexでも駆動できる電流は40mAと80mAとデジタル値に対する感度が異なる。
例えば、再生パワー20mA分を記録パワー側の電流の一部として流す場合はデジタル値としては再生パワーのデジタル値40hexに対して記録パワーのデジタル値20hexで良いわけであり、結局再生パワーのデジタル値を記録パワーのデジタル値に換算する場合はその感度差をかけてやる必要がある。これを上記係数αにしている。
上述の例ではライトパワーの方が感度が2倍なので係数αは1/2になる。
つまり、DA(Pw)とDA(Pr)の単位が違うので、この係数αによって合わせるのである。
【0043】
次に、試し書き時あるいはZoneCLV記録などで、記録パワーを変更する場合、上記補正効率ηを用い、例えば(Pw−Pr)を2倍にする場合、DA(Pw2倍)は、DA(Pw2倍)=2×(Pw−Pr)/補正効率+DA(Pr差)×αより算出する。
以上の構成により、記録パワー可変時も最終的にAPCにより整定した時のパワーとほぼ同等のパワーで発光ができるので、試し書き時に一パワーでの記録時間が短い場合でもAPC制御が追従できる。
また、ZoneCLVで記録パワー切り替えた際に切り替え後も所望のパワーで記録が開始できるので切り替え個所の記録品質を維持できる。
【0044】
このようにして、記録パワーの駆動電流の効率を正確に求めることができ、ライトパワーを可変して記録する場合、次のパワーに変更した際、最終的にほぼ制御されたパワーに近いパワー値から発光が開始できるので、高速記録時など試し書きの一パワー記録時間が短い場合などでも、最終的な制御パワーに達する為、試し書きが正しく行え、記録品質を維持することができる。
【0045】
(2)この発明の請求項2に係わる実施例
図7は、図1に示したレーザコントローラ回路15の内部構成と光ピックアップ5に搭載されたLD及びLDの出射パワーをモニタする為の素子であるPDの構成との他の例を示したブロック図である。
同図に示した回路構成では、図2に示した回路にピークパワーの電流を加算して出力するための回路を追加している。
ここでピークパワーについて説明する。
図8は、CD−Rドライブにおいて光ディスクにデータ記録時実際にレーザ光源より出射される発光の説明図である。
この発光の仕方はCD−Rの規格であるオレンジブックに示されている。
【0046】
図8に示す様に、記録パワーの前縁でライトパワーより高いピークパワーでの発光期間を設け、出だしの部分はとりわけ強いパワーで急峻に色素の熱をあげれるように多少持ち上げる。
図7の回路では、上記回路にD/A変換器P33とV/I変換器P34とスイッチSWを設けており、ピークパワーはS/H回路によってV(Pp)を取り出すことをせず、D/A変換器P33とV/I変換器P34によってDA(Pw)の算出によってDA(Pp)を求める制御を行う構成にしている。そして、上述と同様にして補正効率ηを求め、その補正効率ηを用いてDA(Pp)=(Pp−Pw)/補正効率ηを算出してD/A変換器P33にデータ出力を行う。
【0047】
このようにして、第1のパワーと第2のパワーでの高周波重畳の重畳量の違いによる再生パワー駆動電流の差で第2のパワーの駆動電流の効率を補正するようにしたので、第2のパワーの制御で決定されるI2より正しくI3が求められ、従って、2値のサンプルにより3値のパワーを容易に制御するシステムにおいても所望のP2とP3の比が得られ、記録品質の低下を防ぐことができる。
【0048】
(3)この発明の請求項3に係わる実施例
図9は、図1に示したレーザコントローラ回路15の内部構成と光ピックアップ5に搭載されたLD及びLDの出射パワーをモニタする為の素子であるPDの構成とのさらに他の例を示したブロック図である。
同図に示した回路構成では、図2に示した回路のS/H回路W24及びA/D変換器W26をそれぞれピークパワー検出用のピークホールド回路P35とA/D変換器P36に変更している。
上述と同様にして、ピークホールド回路P35で保持した値はA/D変換器P36によってデータAD(Pp)に変換されてCPU18で処理可能になる。
CPU18は、DA(Pr差)を上述と同様にして求め、保持しておく。
【0049】
DA(Pr)は、高周波重畳ON時の駆動電流しか流されていないので、DA(Pw)には高周波OFFと高周波ONの差DA(Pr差)が余分に流されることになる。
したがって、DA(Pw)からDA(Pr差)を引いたものとDA(Pp)が同じ値になるようにすると良い。
つまり、DA(Pp)とDA(Pw)とDA(Pr差)を用いて、DA(Pp)=DA(Pw)−DA(Pr差)とした状態を維持してAPCを行い、補正効率η=(Pp−Pr)/(DA(Pp)+DA(Pw)−DA(Pr差))として求め、DA(Pp)=(Pp−Pw)/補正効率η,DA(Pw)=(Pw−Pr)/補正効率+DA(Pr差)として求めて決定する。
【0050】
このようにして、第1のパワーと第2及び第3のパワーでの高周波重畳の重畳量の違いによる再生パワー駆動電流の差で第3のパワーの駆動電流の効率を補正するようにしたので、第3のパワーの制御で決定される電流値より正しく電流I3及びI2を求めることができ、従って、2値のサンプルにより3値のパワーを制御するシステムにおいても所望の第2のパワーP2と第3のパワーP3の比が得られ、記録品質の低下を防ぐことができる。
【0051】
(4)この発明の請求項4に係わる実施例
図10は、この発明の請求項4に係わる処理を示すフローチャート図である。この処理は、駆動電流差I差を求めて決定するものであり、上記図2,図7,図9に示した回路において実施することができる。
ステップ(図中「S」で示す)1で最初にD/A変換器に0をセットして、DA(Pr)を0にした状態にし、ステップ2でLD ON信号をオンにし、ステップ3で所望の再生パワーになるようにDA(Pr)を増加させてAD(Pr)が基準値Rになるまでインクリメントさせる。
ステップ4でフォーカス引き込みを行い、ステップ5でAD(Pr)が基準値Rとなった後はこの関係を維持するようにDA(Pr)を増減させて再生パワーのAPCを続ける。次にフォーカスサーボをオン(ON)にした後、APCにより維持されているDA(Pr)をDA(PrON)として保持する。
【0052】
ステップ6で高周波重畳の出力をオフ(OFF)にし、ステップ7で再生パワーAPCによって維持されているDA(Pr)をDA(PrOFF)として保持する。ステップ8でDA(PrON)とDA(PrOFF)の差DA(Pr差)を保持し、記録パワー発光時の補正効率算出時に前記DA(Pr差)を用いる。
ステップ9で高周波重畳の出力をオン(ON)にして、次のステップへ進む。
このようにして、光ディスク有無の差により、また光ディスクの反射率の違いにより駆動電流差I差に違いが生じるが、記録前のフォーカスON状態で駆動電流差I差を求めるようにしたので、より正確に駆動電流差I差を取得することができ、従って補正効率ηを正しく求めることができ、上記図2,図7,図9に示した回路を備えた光ディスク装置において、記録品質を良好に維持することが可能になる。
【0053】
(5)この発明の請求項5に係わる実施例
図11は、この発明の請求項5に係わる処理を示すフローチャート図である。
この処理では、高周波重畳OFF後のフォーカス(Focus)外れ判定処理を追加しており、フォーカス外れが検出された場合に再度フォーカス引き込みから行うようにしている。
ステップ(図中「S」で示す)11で最初にD/A変換器に0をセットして、DA(Pr)を0にした状態にし、ステップ12でLD ON信号をオンにし、ステップ13で所望の再生パワーになるようにDA(Pr)を増加させてAD(Pr)が基準値Rになるまでインクリメントさせる。
ステップ14でフォーカス引き込みを行い、ステップ15でAD(Pr)が基準値Rとなった後はこの関係を維持するようにDA(Pr)を増減させて再生パワーのAPCを続ける。次にフォーカスサーボをオン(ON)にした後、APCにより維持されているDA(Pr)をDA(PrON)として保持する。
【0054】
ステップ16で高周波重畳の出力をオフ(OFF)にし、ステップ17でフォーカス外れか否かを判断し、フォーカス外れならステップ14へ戻って上記処理を繰り返し、フォーカス外れでなければ、ステップ18で再生パワーAPCによって維持されているDA(Pr)をDA(PrOFF)として保持する。ステップ19でDA(PrON)とDA(PrOFF)の差DA(Pr差)を保持し、記録パワー発光時の補正効率算出時に前記DA(Pr差)を用いる。
ステップ20で高周波重畳の出力をオン(ON)にして次のステップへ進む。
このようにして、駆動電流差I差を求める際、フォーカスサーボが外れてしまった場合、駆動電流差I差が求められない可能性があるが、上述のようにしてリトライを行う様にしたので、駆動電流差I差を求めることができ、上述の補正効率を正しく求めることができ、上記図2,図7,図9に示した回路を備えた光ディスク装置において、記録品質を良好に維持することが可能になる。
【0055】
(6)この発明の請求項6に係わる実施例
図12は、この発明の請求項6に係わる処理を示すフローチャート図である。
この処理では、フォーカス引き込み前に高周波重畳ONとOFFのDA(Pr)を各々取得し、DA(Pr差OFF)を算出する。
また、フォーカス引き込み後の高周波重畳OFFでフォーカス外れが検出された場合はDA(Pr差)はDA(Pr差OFF)に定数をかけたものとして保持し、高周波重畳ONの状態に戻し、以降のルーチンに進むようにしている。
ステップ(図中「S」で示す)31で最初にD/A変換器に0をセットして、DA(Pr)を0にした状態にし、ステップ32でLD ON信号をオンにし、ステップ33で所望の再生パワーになるようにDA(Pr)を増加させてAD(Pr)が基準値Rになるまでインクリメントさせる。
【0056】
ステップ34でAD(Pr)が基準値Rとなった後はこの関係を維持するようにDA(Pr)を増減させて再生パワーのAPCを続ける。次にフォーカスサーボをオン(ON)にした後、APCにより維持されているDA(Pr)をDA(PrON)として保持する。
ステップ35で高周波重畳の出力をオフ(OFF)にし、ステップ36でAD(Pr)=基準値RになるDA(Pr)をDA(PrOFF)として保持する。
ステップ37でDA(PrOFF)とDA(PrON)の差DA(Pr差OFF)を保持し、ステップ38で高周波重畳の出力をオン(ON)にし、ステップ39でフォーカス引き込みを行い、ステップ40でAD(Pr)=基準値RになるDA(Pr)をDA(PrON)として保持する。
【0057】
ステップ41で高周波重畳の出力をオフ(OFF)にし、ステップ42でフォーカス外れか否かを判断し、フォーカス外れならステップ46へ進んでDA(Pr差OFF)×αを保持し、記録パワー発光時の補正効率算出時にそのDA(Pr差)を用いる。
ステップ42でフォーカス外れでなければ、ステップ43で再生パワーAPCによって維持されているDA(Pr)をDA(PrOFF)として保持する。ステップ44でDA(PrOFF)とDA(PrON)の差DA(Pr差)を保持し、記録パワー発光時の補正効率算出時に前記DA(Pr差)を用いる。
ステップ45で高周波重畳の出力をオン(ON)にして次のステップへ進む。
【0058】
なお、上述の処理では、一度のフォーカス外れでステップ46へ進むようにしたが、複数回のフォーカスON状態での高周波重畳OFF時のDA(Pr)を求める為のリトライを行うようにしても良い。
このようにして、上述の光ディスク装置において継続的な外乱や粗悪光ディスクの場合、リトライしても駆動電流差I差が求められない可能性があり、このようにフォーカス状態で駆動電流差I差が求められなかった場合でも、駆動電流差I差とは異なる値の駆動電流差FoI差を事前に実験等により求めた駆動電流差FoI差と駆動電流差I差の関係より一定倍して簡易的に駆動電流差I差を求め、擬似的に正しい補正効率を求めて記録品質を維持することができる。
【0059】
(7)この発明の請求項7に係わる実施例
図13は、この発明の請求項7に係わる処理を示すフローチャート図である。
この処理は、上記図2,図7,図9に示した回路において実施することができる。この処理では、フォーカス引き込み後、記録時の再生パワーAPCによってAD(Pr)を維持する値になるようにDA(Pr)を制御し、再生パワーを記録時の再生パワーに変更する。このAPCによって維持されているDA(Pr)をDA(PrON)として保持する。
次に、同再生パワーのまま高周波重畳をオフにし、再生パワーAPCによって維持されているDA(Pr)をDA(PrOFF)として保持する。
このDA(PrON)とDA(PrOFF)の差DA(Pr差)を保持しておき、記録パワー発光時の補正効率算出時に上記DA(Pr差)を用いる。
【0060】
ステップ(図中「S」で示す)51で最初にD/A変換器に0をセットして、DA(Pr)を0にした状態にし、ステップ52でLD ON信号をオンにし、ステップ53で所望の再生パワーになるようにDA(Pr)を増加させてAD(Pr)が基準値Rになるまでインクリメントさせる。
ステップ54でフォーカス引き込みを行い、ステップ55でAD(Pr)が基準値Rとなった後はこの関係を維持するようにDA(Pr)を増減させて再生パワーのAPCを続ける。次にフォーカスサーボをオン(ON)にした後、APCにより維持されているDA(Pr)をDA(PrON)として保持する。
【0061】
ステップ56で高周波重畳の出力をオフ(OFF)にし、ステップ57で再生パワーAPCによって維持されているDA(Pr)をDA(PrOFF)として保持する。ステップ58でDA(PrOFF)とDA(PrON)の差DA(Pr差)を保持し、記録パワー発光時の補正効率算出時に前記DA(Pr差)を用いる。ステップ59で高周波重畳の出力をオン(ON)にし、ステップ60でAD(Pr)を増加させてAD(Pr)が基準値RになるまでDA(Pr)を調整し、次のステップへ進む。
このようにして、記録前に記録時再生パワーで高周波を重畳する/しない(重畳しても異なる量)で駆動電流値差I差を求めることにより、正しく補正効率が求まり、従って上述の光ディスク装置で再生時の発光パワーと記録時の再生パワーが異なる場合でも、良好な記録品質を維持することができる。
【0062】
(8)この発明の請求項8に係わる実施例
図14は、この発明の請求項8に係わる処理を示すフローチャート図である。
この処理は、上記図2,図7,図9に示した回路において実施することができる。この処理では、記録中に駆動電流値差I差を更新する。
通常記録時は再生パワーレベルで信号検出等を行う為レーザーノイズ低減の為、高周波が重畳されている状態であり、再生パワーはAPCされている。この状態でステップ71で現在制御されているDA(Pr)をDA(PrON記録)として保持し、ステップ72で高周波重畳をオフ(OFF)にし、ステップ73で再生パワーAPCにより求まるDA(Pr)をDA(PrOFF記録)として保持し、ステップ74でDA(Pr差)=DA(PrOFF記録)−DA(PrON記録)として算出してDA(Pr差)を更新する。その後、ステップ75で高周波重畳をオン(ON)にし、再生パワー時高周波が重畳される状態に戻し、通常の記録状態に戻る。
【0063】
このルーチンの処理を定期的に行うことによって、記録時の温度上昇による駆動電流値差I差を適時更新して正しい補正効率を求めることができる。
また、以上の処理では再生パワー時高周波重畳ON,記録パワー時高周波重畳OFFに関して説明をしたが、記録パワー時高周波重畳ONでも、再生パワー時より少ない量の重畳量を重畳する場合も同様に実施することができる。
このようにして、上述の光ディスク装置においてレーザ光の記録中の自己加熱によって変化する(駆動電流)対(出射パワー)の関係に対応し、例えば定期的に記録中に駆動電流値差I差を再度求め直すことによって、より正確な補正効率を取得することができ、したがって、記録品質をより高精度に維持することができる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の請求項1の光ディスク装置によれば、記録速度が速い場合のテスト記録の際に設定パワーと実際の発光パワーのずれによる記録品質の低下を防ぐことができる。
また、この発明の請求項2又は3の光ディスク装置によれば、2値のサンプルにより3値のパワーを容易に制御するシステムにおいても良好な記録品質を得られるようにすることができる。
さらに、この発明の請求項4の光ディスク装置によれば、駆動電流差I差をより正確に求めることができる。
【0065】
また、この発明の請求項5の光ディスク装置によれば、フォーカス状態が維持できなくなった場合でもリトライによって救済して駆動電流差I差を求めることができる。
さらに、この発明の請求項6の光ディスク装置によれば、フォーカス状態でI差が求められなかった場合でも擬似的に正しい補正効率を求めることができる。
また、この発明の請求項7の光ディスク装置によれば、再生時の発光パワーと記録時の再生パワーが異なる場合でも補正効率を正しく求めることができる。
さらに、この発明の請求項8の光ディスク装置によれば、補正効率を高精度に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したレーザコントローラ回路15の内部構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示したPD21の入射光量に対する出力電流の変化を示す線図である。
【図4】図2に示したLD20から出射される発光波形を示す波形図である。
【図5】図2に示したCPU18から出力するVrの変化を示す波形図である。
【図6】図2に示したCPU18から出力するVwの変化を示す波形図である。
【図7】図1に示したレーザコントローラ回路15の内部構成と光ピックアップ5に搭載されたLD及びLDの出射パワーをモニタする為の素子であるPDの構成との他の例を示したブロック図である。
【図8】CD−Rドライブにおいて光ディスクにデータ記録時実際にレーザ光源より出射される発光の説明図である。
【図9】図1に示したレーザコントローラ回路15の内部構成と光ピックアップ5に搭載されたLD及びLDの出射パワーをモニタする為の素子であるPDの構成とのさらに他の例を示したブロック図である。
【図10】この発明の請求項4に係わる処理を示すフローチャート図である。
【図11】この発明の請求項5に係わる処理を示すフローチャート図である。
【図12】この発明の請求項6に係わる処理を示すフローチャート図である。
【図13】この発明の請求項7に係わる処理を示すフローチャート図である。
【図14】この発明の請求項8に係わる処理を示すフローチャート図である。
【図15】レーザーダイオードの駆動電流と発光パワーである出射パワーの関係を示した線図である。
【図16】同じくレーザーダイオードの駆動電流と発光パワーである出射パワーの関係を示した線図である。
【符号の説明】
1:光ディスク 2:スピンドルモータ
3:モータドライバ 4:サーボ部
5:光ピックアップ 6:リードアンプ
7:CDデコーダ 8:バッファマネージャ
9:バッファRAM 10:インタフェース(I/F)
11:D/Aコンバータ 12:ATIPデコーダ
13:CDエンコーダ 14:CD−ROMエンコーダ
15:レーザコントローラ回路
16:ROM 17:RAM
18:CPU 20:LD
21:PD 22:I/V変換器
23:S/H回路R 24:S/H回路W
25:A/D変換器R 26:A/D変換器W
27:D/A変換器R 28:D/A変換器W
29:V/I変換器R 30:V/I変換器W
31:電流加算器 32:高周波重畳回路
33:D/A変換器P 34:V/I変換器P
35:ピークホールド回路P 36:A/D変換器P
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical disc apparatus provided with a laser drive control circuit that alternately repeats recording power for forming recording pits and reproducing power or erasing power for not forming pits, such as a CD-R drive and a CD-RW drive.
[0002]
[Prior art]
In general, it is known that when return light enters a laser diode, the oscillation mode is changed by the return light and laser noise increases.
In an optical disk apparatus that handles reflected light, such as an optical disk, it is necessary to consider the influence of return light to the laser diode. As a method for reducing the laser noise, there is a means for superimposing a high frequency of about 200 MHz to 500 MHz on laser light emission. It is used in a general optical disc apparatus.
For example, in the technique described in Japanese Patent Laid-Open No. 5-197994, in a semiconductor laser, when a focus control is pulled by a focus servo system, the amount of high frequency current superimposed by a high frequency superimposing circuit is increased to increase the amount of return light at the time of focus pulling. A laser noise reduction circuit capable of obtaining a stable emission power of a semiconductor laser with respect to the fluctuation of the above is shown.
[0003]
In the technique described in Japanese Patent Laid-Open No. 6-223399, the high-frequency superimposing means indispensable for laser noise reduction is formed on the same wafer as the signal detection means in the semiconductor laser case, thereby reducing the size of the optical head. An apparatus for achieving the conversion is shown. On the other hand, from a laser diode output limit, a high frequency is not superimposed at the time of light emission with recording power, or a high frequency with a smaller amplitude than that at the time of reproduction is superimposed on a general recordable optical disc.
As an example of the former, in the technique described in the above-mentioned Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-223399, there is shown a configuration in which high frequency can be turned on / off according to the operation mode of recording and reproduction of an optical disc.
As an example of the latter, Japanese Patent Laid-Open No. 2000-149302 discloses a configuration in which the superposition frequency and superposition amplitude of high frequency superposition are changed depending on the recording and reproduction operation modes.
[0004]
Here, the relationship between (driving current) and (light emission power) of the laser diode varies depending on the amount of high frequency superposition.
FIGS. 15 and 16 are graphs showing the relationship between the driving current of the laser diode and the emission power, which is the light emission power, respectively.
As shown in FIG. 15, during recording, when recording power that does not superimpose high frequencies and reproduction power that superimposes high frequencies are alternately repeated, the reproduction power is controlled in a state where high frequencies are superimposed. Is determined from the relationship of (laser drive current) versus (laser emission power: emission power) of the laser diode when a high frequency is superimposed.
On the other hand, if the recording power does not superimpose the high frequency during light emission or if a small amount of high frequency is superimposed, the current for the playback power is a larger value, but that amount is not supplied, so it will eventually be added to the current for the playback power. The current corresponding to the recording power to be viewed appears large as shown in FIG. That is, an error (efficiency including an error in the figure) occurs in the current efficiency (true efficiency in the figure) for the recording power.
[0005]
In the case of a CD-R drive or CD-RW drive that writes to a CD-R or CD-RW disc, so as to maintain recording quality for discs with greatly different disc sensitivities, so-called trial writing with variable power is possible. To determine the optimum recording power.
The Orange Book, which is the standard for CD-R / RW discs, shows a method for determining the optimum recording power by setting each trial writing area to 15 sectors, recording with different power in each sector, and reproducing the recorded area. Yes.
Thus, since the test writing area is standardized by the format, the test writing time is shortened, that is, the recording time with one power is shortened as the recording speed is increased. For reference, one sector of a CD is 1/75 second at 1x speed.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, as a matter of course, the recording time of one power is shortened as the recording speed is increased to half of 1/75 second at double speed and further half of that at quadruple speed.
Here, when the power is changed from a certain value to a certain value unless the correct current efficiency is required, it takes time to reach the desired power because there is an error in the drive current of the light source to be applied first.
Conventionally, the recording speed was slow even with the above errors, so the desired power could be reached, but the recording speed became faster and one recording power period ended before reaching the desired power. As a result, there has been a problem that the optimum recording power cannot be obtained and the recording quality is deteriorated.
In the techniques described in Japanese Patent Laid-Open Nos. 6-223399 and 2000-149302 described above, the case where these recording speeds are increased is not sufficiently taken into consideration.
[0007]
Alternatively, when the recording power is changed together with the recording speed from a position such as ZoneCLV recording, there is a problem that the recording quality is deteriorated until the change power reaches the desired power quickly.
The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and a first object of the present invention is to prevent a decrease in recording quality due to a deviation between a set power and an actual light emission power during test recording when the recording speed is high. And
[0008]
Further, in the technique described in Japanese Patent Laid-Open No. 10-31570, in a device that shares a CD-RW and a CD-R semiconductor laser drive control circuit, the first power P1 is recorded when a CD-R is recorded. The second power P2 is controlled, and a current I3 obtained by multiplying the current I2 when the second power P2 is controlled by a predetermined ratio is given to the laser drive circuit, so that the third power P3 can be easily obtained. A device for controlling is shown.
However, in such a device, no consideration is given to the occurrence of an error in current efficiency due to the amount of superposition of high-frequency superposition, and therefore the correct third power P3 is not set, and the second like the CD-R. In a system in which the ratio of the power P2 and the third power P3 greatly contributes to the recording quality, there is a problem that the recording quality is deteriorated.
[0009]
Further, the technique described in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-30276 discloses a recording waveform in an apparatus that accurately and quickly controls the power of a light beam without requiring generation of a high-speed response and a high-precision sampling pulse. The output of the optical output detection circuit at the time of the first power P1 is held by the bottom hold circuit, and the output of the optical output detection circuit at the time of the third power P3 is held by the peak hold circuit, respectively. An apparatus for controlling the level of the second power P2, which is difficult to sample and hold at the time of high-speed recording, by determining the drive current of the second power P2 based on the ratio of P1, the second power P2, and the third power P3. It is shown.
However, in such a device, no consideration is given to the occurrence of an error in current efficiency due to the amount of superposition of high-frequency superposition, and therefore the correct second power P2 is not set, and the second like the CD-R. In a system in which the ratio of the power P2 and the third power P3 greatly contributes to the recording quality, there is a problem that the recording quality is deteriorated.
Therefore, a second object is to obtain a good recording quality even in a system in which ternary power is easily controlled by binary samples.
[0010]
In addition, the relationship between the (driving current) versus (output power) of the laser diode is greatly different between the state with and without the return light of the optical disk. This is particularly noticeable when the laser diode and the light receiving element for signal detection are housed in the same package, such as a hologram laser, and the amount of light returning to the laser is large. Therefore, it is desirable that the period for obtaining the drive current difference I difference is in a focus-on state by the focus servo system.
Therefore, a third object is to obtain the drive current difference I difference more accurately.
[0011]
Furthermore, if the means for superimposing the high frequency to reduce the laser noise as described above is taken, if the superposition of the high frequency is not performed, or if a small amount is superimposed even if it is superimposed, the laser will be added to the focus signal in the worst state. Because of noise, the focus servo system cannot maintain the focus-on state, and the focus may be lost. In the normal state, the focus servo cannot be maintained, but the above-described state may occur when the optical disk is bad or a disturbance occurs.
Accordingly, a fourth object is to provide a drive current difference I difference by remedying even when the focus state cannot be maintained.
[0012]
Moreover, even in a state where laser noise cannot be reduced by high frequency superposition in a normal state, in the case of a general device, the focus on state can not be maintained, but when a disturbance occurs or the optical disk is bad, Since the focus signal also has a small so-called noise margin due to laser noise, the focus on state may not be maintained in the worst state.
If it is a temporary disturbance or the like, it can be avoided by retrying as described above. However, in the case of a continuous disturbance or a bad optical disc, there is a possibility that the drive current difference I difference may not be obtained even after retrying. is there.
Therefore, even when the I difference is not obtained in the focus state, the drive current difference I difference is simply obtained by the drive current value difference FoI difference different from the drive current difference I difference, and the pseudo correct correction efficiency is obtained. The fifth object is to be required.
[0013]
Furthermore, the recording speed of CD-R / RW devices has been increased year by year, and accordingly, a large recording power has been required.
Here, increasing the recording power naturally requires increasing the laser driving current, and switching the first power and the second power during recording causes an increase in noise level.
In a device that detects the detection of servo signals during recording when reproducing power is emitted and holds it when recording power is emitted, in order to earn the S / N of the detection signal when the recording power increases, the reproducing power during recording Generally, means for increasing S / N by increasing the signal component is taken.
For example, in the technique described in Japanese Patent Laid-Open No. 8-102078, an apparatus for changing the reproduction power for reproducing a wobble signal according to the recording power at the time of recording is shown.
[0014]
However, since the drive current difference I difference varies depending on the power, when the reproduction power during recording is varied from the light emission power during reproduction, the drive current difference I obtained without superimposing high frequency with the light emission power during reproduction is determined. When the difference is used for calculating the correction efficiency, there arises a problem that the correction efficiency cannot be obtained correctly.
Accordingly, it is a sixth object of the present invention to make it possible to correctly obtain the correction efficiency even when the light emission power during reproduction is different from the reproduction power during recording.
Furthermore, since the relationship between (driving current) and (emitted power) of the laser diode is temperature-dependent, the difference in driving current difference I obtained before the recording is slight, but due to self-heating during laser recording. The problem of changing.
Accordingly, a seventh object is to obtain the correction efficiency with high accuracy.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the first object, the present invention provides a light source such as a laser diode, a current supply means for the light source, a light output detection means for monitoring the light emission output level of the light source, An optical disc apparatus for recording data on an optical disc by alternately repeating light emission of a first power P1 and a second power P2 higher than that by a light source, wherein the current supply means has the first power P1 A means for adding and outputting the light emission current I1, the second power P2 and the difference current I2 of the first power P1, and a high-frequency current Ihf superimposed on the current I1 during the first power P1. And means for switching off the superposition of the high-frequency current Ihf at the second power P2 or switching to a different current Ihf2, and the second power P2 during the recording operation. Means for holding the light emission output level Vm2 monitored by the light output detection means at the time of light emission, means for holding the light emission output level Vm1 monitored by the light output detection means at the time of light emission by the first power P1, and each of the above means A control means for controlling the current supply means so that the light emission output level Vm1 and the light emission output level Vm2 held by each of them are set to desired values, and a high frequency is superimposed at the time of light emission by the first power P1 during recording, In the second power P2, the high frequency is not superimposed, or even if it is superimposed, an amount different from the high frequency superimposed at the time of light emission by the first power P1 is superimposed, and the first power P1 is recorded before recording. The first light emission period in which the high frequency is superimposed on the level and the high frequency is not superimposed on the level of the first power P1. The light-emitting period or at the time of recording The second power P2 And a second light emission period that is a light emission period at the level of the first power P1 superposed on the amount of high frequency that is superimposed at the time of output, and driving the light source in the first light emission period and the second light emission period The current difference I difference is maintained, and the correction efficiency η = (P2−P1) / (I2−I difference) of the driving current of the second power P2 is obtained during or after light emission by the second power P2. There is provided an optical disc apparatus comprising means for obtaining and determining a difference between initial currents I2 ′ = (P2′−P1) / η + I of the second power P2 ′ after the change when the second power P2 is changed.
[0016]
In order to achieve the second object, a light source such as a laser diode, current supply means for the light source, light output detection means for monitoring the light emission output level of the light source, and the light source during recording operation The optical disc apparatus records the data on the optical disc by emitting light of the first power P1, the second power P2 higher than that, and the third power P3 higher than that, wherein the current supply means includes: The current I1 corresponding to the light emission at the first power P1, the current I2 that is the difference between the second power P2 and the first power P1, the current that is the difference between the third power P3 and the second power P2. Means for adding and outputting I3, means for superimposing the high frequency current Ihf on the current I1 at the time of the first power P1, and high frequency at the time of the second power P2 and the third power P3. Means for switching the superimposition of the current Ihf off or switching to a different current Ihf2, and holding the light emission output level Vm2 monitored by the light output detection means during light emission by the second power P2 during recording operation; A means for holding the light emission output level Vm1 monitored by the light output detection means during light emission by the first power P1, and a light emission output level Vm1 and a light emission output level Vm2 held by the respective means are respectively set to desired values. And a control means for controlling the current supply means, and a high frequency is superimposed upon light emission by the first power P1 during recording, and light emission by the first power P1 is performed at the second power P2 and the third power P3. Sometimes superimpose or do not superimpose an amount that differs from the high frequency that is superimposed. A first light emission period in which a high frequency is superimposed at the level of the first power P1, and a light emission period in which a high frequency is not superimposed at the level of the first power P1, or the second power P2 and the third power P3 at the time of recording. And a second light emission period that is a light emission period at the level of the first power P1 superposed on the amount of high frequency that is superimposed at the time of output, and driving the light source in the first light emission period and the second light emission period The current difference I difference is held, and when light is emitted with the second power P2, the driving current correction efficiency η = (P2-P1) / (I2-I difference) of the second power P2 is obtained, and the third There is provided an optical disc apparatus provided with means for obtaining and determining drive current I3 = (P3−P2) / correction efficiency for emitting light of power P3.
[0017]
Further, a light source such as a laser diode, a current supply means for the light source, a light output detection means for monitoring the light emission output level of the light source, and a first power P1 higher than that by the light source during recording operation. An optical disc apparatus for recording data on an optical disc by emitting light of a second power P2 and a third power P3 higher than the second power P2, wherein the current supply means is a current for light emission at the first power P1. Means for adding and outputting the current I2 of the difference between I1, the second power P2, the first power P1, the current I3 of the difference between the third power P3 and the second power P2, and Means for superimposing the high-frequency current Ihf on the current I1 at the first power P1, and off or different superposition of the high-frequency current Ihf at the second power P2 and the third power P3. Means for switching to the current Ihf2, and means for holding the light emission output level Vm3 monitored by the light output detection means during light emission by the third power P3 during recording operation, and light emission by the first power P1 The current supply means is controlled so that the light emission output level Vm1 monitored by the light output detection means is sometimes held, and the light emission output level Vm1 and the light emission output level Vm3 held by the respective means are respectively set to desired values. And a control means for superimposing a high frequency when light is emitted by the first power P1 during recording, and the second power P2 and the third power P3 are different from the high frequency superimposed when light is emitted by the first power P1. Or the high frequency is not superimposed, and the level of the first power P1 is set before recording. In the first light emission period in which the high frequency is superimposed and the light emission period in which the high frequency is not superimposed at the level of the first power P1, or the amount to be superimposed in the output of the second power P2 and the third power P3 at the time of recording. A second light emission period which is a light emission period at the level of the first power P1 with a high frequency superimposed thereon is provided, and the drive current difference of the light source or the drive current I between the first light emission period and the second light emission period. A drive current difference I difference which is a proportional value proportional to the difference is held, and when light is emitted by the third power P3, the drive current correction efficiency η = (P3−P1) / (I2 + I3−) of the third power P3. Drive current I2 = (P2−P1) / correction efficiency + I difference for performing light emission of the second power P2 and drive current I3 = (light emission of the third power P3) = (I difference). P3-P2) / Correction effect Determine seeking bets may be in the optical disc apparatus having means for providing to said current supplying means.
[0018]
In order to achieve the third object, in the optical disk apparatus described above, a high frequency is superimposed at the level of the first power P1 before recording for maintaining the drive current difference I difference. In the first power P1 in which the first light emission period and the light emission period in which the high frequency is not superimposed at the level of the first power P1 or the amount of high frequency superimposed in the output of the second power P2 during recording are superimposed. Provided is an optical disc apparatus in which a second light emission period, which is a light emission period, is performed in a state where focus is turned on by a focus servo system.
[0019]
Further, in order to achieve the fourth object, in the optical disc apparatus as described above, the superimposition is performed at the time of outputting the second power P2 during recording or the light emission period when the high frequency is not superimposed at the level of the first power P1. When the focus servo system cannot maintain the focus on in the second light emission period, which is the light emission period with the first power P1 in which the amount of high frequency is superimposed, the focus servo is turned off. There is provided an optical disc apparatus in which the focus current is again turned on by a system to acquire the drive current difference I difference.
[0020]
In order to achieve the fifth object, in the optical disc apparatus as described above, a third light emission period in which a high frequency is superimposed at the level of the first power P1 in the period of the focus off state, and the first A light emission period in which the high frequency is not superimposed at the level of the power P1, or a light emission period at the level of the first power P1 in which the amount of the high frequency superimposed at the time of output of the second power P2 at the time of recording is superimposed. The focus servo system is held during the light emission period in which the drive current difference FoI difference of the light source in the third light emission period and the fourth light emission period is held and the drive current difference I difference is acquired in the focus on state. If the focus on state cannot be maintained and the focus off state cannot be obtained and the drive current difference I difference cannot be obtained, or the drive current difference I difference If it obtained neither determined by, to provide an optical disk device in which the driving current difference I-difference so as to determine a value obtained by a predetermined multiplying the drive current difference FoI difference.
[0021]
Furthermore, in order to achieve the sixth object, in the optical disk apparatus described above, when the light emission power during reproduction and the first power P1 during recording are different, the drive current difference I before recording is There is provided an optical disc apparatus in which, when the difference is obtained, the drive current difference I difference is obtained after the power is changed from the light emission power during reproduction to the first power P1 during recording.
[0022]
Furthermore, in order to achieve the seventh object, in the optical disc apparatus as described above, the second power P2 is recorded even when a high frequency is not superimposed at the time of recording or when the first power P1 is emitted or even when it is superimposed. And an optical disk apparatus in which a period for superimposing an amount of high frequency superimposed at the time of the third power P3 is provided during recording.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an optical disc apparatus according to an embodiment of the present invention.
This optical disk apparatus is a CD-R drive that records and reproduces data on a CD-R (CD-Recordable) disk that is a disk that conforms to a CD format that can be written only once.
An optical disc 1 such as a CD (Compact Disc), a CD-ROM, or a CD-R represents a data string on the optical disc substrate by the presence or absence of a hole called a pit, and reads data by applying a laser beam to this and changing the reflected light. . This data string is arranged in a spiral on the optical disk substrate like a record, and the line arranged in the spiral is called a track. The distance between adjacent tracks is 1.6 microns.
[0024]
Now, the optical disk 1 is rotationally driven by a spindle motor 2.
The spindle motor 2 is controlled by a motor driver (Motor Driver) 3 and a servo unit (Servo) 4 so as to have a constant speed.
The optical pickup (Pick Up) 5 moves the position of the lens in a direction perpendicular to the optical disc so that the optical system such as a well-known semiconductor laser (Laser Diode) light source, lens, etc., not shown, and the laser beam is focused on the optical disc. A focus actuator that is a mechanism, a track actuator that is a mechanism that moves the lens in the radial direction (sledge direction) of the optical disc so that the focal point of the laser beam traces the track, a light receiving element, a position sensor, etc. Is irradiated onto the optical disc 1.
[0025]
The entire optical pickup 5 can be moved in the sledge direction by a seek motor (not shown). These focus actuator, track actuator, and seek motor are controlled by the motor driver 3 and the servo unit 4 so that the laser spot is positioned at a target location based on signals obtained from the light receiving element and the position sensor.
In the case of data reading, the reproduction signal obtained by the optical pickup 5 is amplified by a read amplifier (Read Amp) 6 and is equalized or binarized (digitized), and then input to a CD decoder (CD Decoder) 7. And EFM demodulated.
[0026]
EFM is an abbreviation for “Eight to Fourteen Modulation”, and data obtained by modulating 8-bit data into 14-bit data is written on the optical disc 1 so as to be easily reproduced or recorded optically.
The EFM demodulated data undergoes deinterleaving (reordering) and error correction processing. After that, this data is temporarily stored in a buffer RAM 9 by a buffer manager 8 and is sent to a host computer via an interface (I / F) 10 such as ATAPI or SCSI at the stage where the data is gathered. Sent at once.
In the case of music data, the data output from the CD decoder 7 is input to the D / A converter 11 and an analog audio signal is extracted.
[0027]
At the time of data writing, data sent from the host computer through the I / F 10 is temporarily stored in the buffer RAM 9 by the buffer manager 8. Writing starts when a certain amount of data is stored in the buffer RAM 9, but before that, the laser spot must be positioned at the writing start point.
This point is obtained by a wobble signal preliminarily carved on the optical disc 1 by meandering tracks. The wobble signal includes absolute time information called ATIP, which can be extracted by the ATIP decoder 12. The synchronization signal generated by the ATIP decoder 12 is input to the CD encoder 13 so that data can be written at an accurate position.
[0028]
The data in the buffer RAM 9 is EFM-modulated after the error correction code is disabled or interleaved (rearranged) by the CD-ROM encoder 14 or the CD encoder 13, and passes through the laser controller circuit (Laser Controller) 15 and the optical pickup 5. To be recorded on the optical disc 1.
The ROM 16 is a read-only memory that stores a program when the CPU 18 controls recording and reproduction of data in the optical disc apparatus.
The RAM 17 is a readable / writable memory that is a work area when the CPU 18 controls data recording and reproduction in the optical disc apparatus.
The CPU 18 controls data recording and reproduction in the optical disk apparatus.
The laser controller circuit 15 of such an optical disc apparatus has the characteristics according to the present invention.
[0029]
(1) Embodiment according to claim 1 of the present invention
FIG. 2 is a block diagram showing the internal configuration of the laser controller circuit 15 shown in FIG. 1 and the configuration of the LD (Photo Detector) that is an element for monitoring the LD mounted on the optical pickup 5 and the emission power of the LD. FIG.
FIG. 3 is a diagram showing a change in the output current with respect to the incident light amount of the PD 21 shown in FIG.
Part of the laser light emitted from the LD 20 is incident on the PD 21 which is a power monitor. Here, as shown in FIG. 3, the PD 21 outputs a current proportional to the amount of incident laser light.
[0030]
When recording on the CD-R, the LD 20 repeatedly emits the first power P1 and the second power 02 higher than the first power P1. The emission time of the first power P1 and the second power P2 is based on the EFM signal to be recorded.
In other words, the emission time is a length that is an integral multiple of 3 to 11 of T, where T is a certain unit. Actually, the time length that is an integral multiple of 3 to 11 is slightly shortened or slightly lengthened in order to improve the recording quality.
The first power P1 is generally the reproduction power Pr when reading data (information) from the optical disk 1, and the second power P2 applies sufficient heat to the organic dye that is the recording film of the optical disk 1, and the optical disk 1 is a recording power Pw for forming a good pit.
[0031]
FIG. 4 is a waveform diagram showing a light emission waveform emitted from the LD 20 shown in FIG.
In the figure, the waveform before the time t write start is a light emission waveform when data is read from the optical disc 1, and the waveform after the time t write start is a light emission waveform when data is written to the optical disc 1.
When reading data, the LD 20 generally outputs a reproduction power Pr of 1 mW or less (more specifically, 0.4 mW or the like) with a constant light amount.
On the other hand, during recording, light emission of the reproduction power Pr and the recording power Pw is repeated.
The recording power Pw is generally several mW to several tens mW (more specifically, a power with good recording characteristics is selected by actually performing test writing between 5 mW and 40 mW). The recording power Pw is also APC controlled in the same manner as the reproduction power Pr, and a constant light quantity is maintained. That is, this Reproduction power Pr Is in the first power P1, Recording power Pw Corresponds to the second power P2.
[0032]
Next, the APC control will be described with reference to FIG.
First, the laser light incident on the PD 21 is output in the form of a current proportional to the amount of light by photoelectric conversion. That is, when the laser beam emitted from the LD 20 has a light emission waveform as shown in FIG. 4, a waveform is output in which the vertical axis in FIG. 4 is replaced with a current. Next, the I / V converter (I / V conversion circuit) 22 converts the current into a voltage.
Here, the output voltage corresponding to the reproduction power is V (Pr), and the output voltage corresponding to the recording power is V (Pw). That is, V (Pr) corresponds to the light emission output level Vm1 and V (Pw) corresponds to the light emission output level Vm2.
This output is a signal of only the V (Pr) level at the time of reproduction, but since V (Pr) and V (Pw) change alternately at the time of recording, the S / H circuit R (even in the bottom hold circuit) It is separated into V (Pr) and V (Pw) by an S / H circuit W (may be a peak hold circuit) 24.
[0033]
The sample signal R is a signal that always turns on the switch SW in the S / H circuit R23 during reproduction, and during recording, the reproduction power level during recording is emitted or slightly shorter than that. Only during the period, the switch SW in the S / H circuit R23 is turned on, and during the period when the recording power level is emitted, the switch SW in the S / H circuit R23 is turned off and the capacitor C in the S / H circuit R23 is turned off. The signal is controlled so as to extract only the voltage V (Pr) corresponding to the reproduction power level.
[0034]
On the other hand, the sample signal W is a signal that always turns off the switch SW in the S / H circuit W24 during reproduction, and during recording, the recording power level at the time of recording is emitted or longer than that. The switch SW in the S / H circuit W24 is turned on only during a short period, and the switch SW in the S / H circuit W24 is turned off during the period when the reproduction power level at the time of recording is emitted. / H This signal is controlled so that only the voltage V (Pw) corresponding to the recording power level is taken out by the capacitor C in the circuit W24.
Each V (Pr) and V (Pw) separated by the sample and hold is converted into data by an A / D converter R25 and an A / D converter W26, respectively, and provided to the CPU 18 as an input. The data is AD (Pr) and AD (Pw).
[0035]
The CPU 18 changes the data to be output to the D / A converter R27 and the D / A converter W28 so that AD (Pr) and AD (Pw) have desired values (reference value R and reference value W), respectively. . The respective data are assumed to be DA (Pr) and DA (Pw).
The outputs of the D / A converter R27 and the D / A converter W28 are converted into current and amplified by the V / I converter R29 and the V / I converter W30, respectively, and input to the current adder 31.
The current added by the current adder 31 flows to the LD 20 and laser light is emitted from the LD 20. Since this emitted light is incident on the PD 21, a feedback loop is formed around the error amplifier.
A constant power determined by the reference value is emitted from the LD 20 by the feedback loop configured as described above.
[0036]
Actually, the relationship between the reference value and the emission power is obtained in the manufacturing process of the optical disk device. Or it adjusts so that it may become the relationship between the decided reference value and output power. Controlling the power emitted from the LD 20 to be constant is called APC (Auto Power Control). If it is desired to vary the power emitted from the LD 20, it can be realized by varying this reference value.
The switch SW inserted in the output of the V / I converter R29 is turned on when emitting laser light from the LD 20, and the switch SW inserted in the output of the V / I converter W30 is used for recording. This is controlled by a write pulse signal that is turned on only during the recording power level period.
The control signals of each switch SW, that is, the sample signal R, the sample signal W, and the write pulse signal are signals output by the CD encoder 13 shown in FIG.
[0037]
Now, the steady light emission state has been described above. Next, when the reproduction power level is emitted from the state where the laser beam is not emitted from the LD 20 and when the reproduction is performed from the emission state of only the reproduction power level during recording. A case where a waveform is emitted will be described.
FIG. 5 is a waveform diagram showing changes in Vr output from the CPU 18.
FIG. 6 is a waveform diagram showing changes in Vw output from the CPU 18.
First, as shown in FIG. 5, V (Pr) = 0 in a state where laser light is not emitted from the LD 20. Next, when the light emission is started at the reproduction power, the switch SW is turned on by the LD on signal of the LD driver section in a state where DA (Pr) from the CPU 18 is set to 0 at the start of the reproduction light emission. Naturally, since V (Pr) = 0, the CPU 18 has a smaller AD (Pr) than the reference value R, so DA (Pr) is gradually increased, and eventually AD (Pr) becomes equal to the reference value R (VrefR). After that, the CPU 18 maintains AD (Pr) at the reference value R.
[0038]
Similarly, as shown in FIG. 6, even when the output waveform at the time of recording is output from the output state of only the reproduction power level, ON / OFF repetition of the switch of the sample hold circuit and the write pulse of the LD driver unit Although there is ON / OFF repetition depending on the signal, similarly, AD (Pw) increases as DA (Pw) increases from 0, and eventually AD (Pw) becomes equal to the reference value W (VrefW). AD (Pr) is controlled so as to maintain the reference value W.
In FIG. 2, the output of the high frequency superimposing circuit 32 that superimposes the high frequency during reproduction power is superposed on the LD 20.
[0039]
The switch SW provided at the output of the high frequency superimposing circuit 32 is configured to be turned off at the recording power and turned on at the reproducing power in conjunction with the write pulse signal. Further, although the high frequency superimposition is turned off by the write pulse signal, when the superposition of the high frequency is not turned off and the superposition amount is varied during the write pulse, the output of the high frequency superposition circuit 32 is divided by the resistance by the write pulse signal. It is necessary to attenuate by pressure or the like, or to prepare two high-frequency superposition circuits and switch them, or to switch the current gain of the output of the oscillator inside the high-frequency superposition circuit (not shown).
[0040]
Here, as described above, the relationship between (driving current) and (driving power) of the LD 20 changes as shown in FIG.
Therefore, by providing a mechanism for turning off the output of the high frequency superposition circuit 32 shown in FIG. 2 during the read period shown in FIG. 4 and performing APC, DA (PrON) at the time of high frequency superposition ON and at the time of high frequency superposition OFF DA (PrOFF) is obtained, and the difference DA (Pr difference) = DA (PrOFF) −DA (PrON) is obtained in advance.
Next, light emission is started, APC control is performed, and current efficiency of write power is acquired from DA (Pw).
At this time, the correction efficiency η = (Pw−Pr) / (DA (Pw) −DA (Pr difference) × α) is calculated and stored in the memory in the CPU 18 in FIG. Note that α is a coefficient for converting the calculated DA (Pr difference) to a recording power side current gain when the current gain is different between the reproduction power control side and the recording power side in FIG.
[0041]
The D / A converter is formally a Digital to Analog converter and is a circuit that converts a digital value, for example, 10000000 (80 hex in hexadecimal) into an analog value (for example, 2.0 [V]).
The LD (Laser Diode) 20 is an element driven by current, and is an element that emits 1 mW with a length of 40 mA, for example.
Therefore, in FIG. 2, a V / I converter (voltage → current converter) R29 and a V / I converter W30 are provided at the output destinations of the D / A converter R27 and the D / A converter W28, respectively.
Here, in general, how many volts are input in a V / I converter used for driving a laser beam and how many mA is output is generally in the case where the sensitivity is different between driving for reproducing power and driving for recording power. Is. This is because the reproduction power requires a smaller drive current than the recording power.
[0042]
For example, the reproduction power is 40 mA at 2 V input, and the recording power is 80 mA at 2 V input.
That is, the current that can be driven even with the same digital value (above DA (**)), for example, 80 hex, has a sensitivity to the digital value of 40 mA and 80 mA.
For example, when a reproduction power of 20 mA is supplied as a part of the current on the recording power side, the digital value may be a recording power digital value of 20 hex with respect to a reproducing power digital value of 40 hex. When converting to a digital value of recording power, it is necessary to multiply the sensitivity difference. This is the coefficient α.
In the above example, the write power is twice as sensitive, so the coefficient α is ½.
That is, since the units of DA (Pw) and DA (Pr) are different, they are matched by this coefficient α.
[0043]
Next, when the recording power is changed during trial writing or ZoneCLV recording, the correction efficiency η is used. For example, when (Pw−Pr) is doubled, DA (Pw2 times) is DA (Pw2 times). ) = 2 × (Pw−Pr) / correction efficiency + DA (Pr difference) × α.
With the above configuration, even when the recording power is variable, light can be emitted with a power almost equal to the power finally set by APC, so that APC control can follow even when the recording time with one power is short during trial writing.
Further, when the recording power is switched by ZoneCLV, recording can be started with a desired power even after switching, so that the recording quality at the switching portion can be maintained.
[0044]
In this way, it is possible to accurately determine the drive current efficiency of the recording power, and when recording with variable write power, when changing to the next power, the power value that is close to the finally controlled power value. Since the light emission can be started from the beginning, even when the power recording time for one trial writing is short, such as during high-speed recording, the final control power is reached, so that the trial writing can be performed correctly and the recording quality can be maintained.
[0045]
(2) Embodiment according to claim 2 of the present invention
FIG. 7 is a block diagram showing another example of the internal configuration of the laser controller circuit 15 shown in FIG. 1 and the configuration of the PD mounted on the optical pickup 5 and the PD that is an element for monitoring the emission power of the LD. FIG.
In the circuit configuration shown in the figure, a circuit for adding and outputting a peak power current to the circuit shown in FIG. 2 is added.
Here, the peak power will be described.
FIG. 8 is an explanatory diagram of light emission actually emitted from the laser light source when data is recorded on the optical disk in the CD-R drive.
This light emission method is shown in the Orange Book which is a CD-R standard.
[0046]
As shown in FIG. 8, a light emission period with a peak power higher than the write power is provided at the leading edge of the recording power, and the protruding portion is slightly raised so that the heat of the dye can be raised sharply with a particularly strong power.
In the circuit of FIG. 7, the D / A converter P33, the V / I converter P34, and the switch SW are provided in the above circuit, and the peak power does not extract V (Pp) by the S / H circuit. Control is performed to obtain DA (Pp) by calculating DA (Pw) by the / A converter P33 and V / I converter P34. Then, the correction efficiency η is obtained in the same manner as described above, DA (Pp) = (Pp−Pw) / correction efficiency η is calculated using the correction efficiency η, and data is output to the D / A converter P33.
[0047]
In this way, the efficiency of the drive current of the second power is corrected by the difference in the reproduction power drive current due to the difference in the amount of superposition of the high frequency superposition between the first power and the second power. I3 is obtained more accurately than I2 determined by controlling the power of the recording medium. Therefore, even in a system in which the ternary power is easily controlled by the binary sampling, a desired ratio of P2 and P3 can be obtained and the recording quality is lowered. Can be prevented.
[0048]
(3) Embodiment according to claim 3 of the present invention
FIG. 9 shows still another example of the internal configuration of the laser controller circuit 15 shown in FIG. 1 and the configuration of the PD mounted on the optical pickup 5 and the PD that is an element for monitoring the emission power of the LD. It is a block diagram.
In the circuit configuration shown in the figure, the S / H circuit W24 and the A / D converter W26 of the circuit shown in FIG. 2 are changed to a peak hold circuit P35 for detecting peak power and an A / D converter P36, respectively. Yes.
In the same manner as described above, the value held by the peak hold circuit P35 is converted into data AD (Pp) by the A / D converter P36 and can be processed by the CPU 18.
The CPU 18 obtains DA (Pr difference) in the same manner as described above and holds it.
[0049]
Since DA (Pr) is supplied with only the driving current when the high frequency superposition is ON, the difference DA (Pr difference) between the high frequency OFF and the high frequency ON is additionally supplied to DA (Pw).
Therefore, it is preferable that DA (Pp) is equal to DA (Pw) minus DA (Pr difference).
That is, APC is performed using DA (Pp), DA (Pw), and DA (Pr difference) while maintaining the state of DA (Pp) = DA (Pw) −DA (Pr difference), and correction efficiency η = (Pp−Pr) / (DA (Pp) + DA (Pw) −DA (Pr difference)), and DA (Pp) = (Pp−Pw) / correction efficiency η, DA (Pw) = (Pw−Pr) ) / Correction efficiency + DA (Pr difference).
[0050]
In this way, the efficiency of the drive current of the third power is corrected by the difference in the reproduction power drive current due to the difference in the amount of high frequency superposition between the first power and the second and third powers. Therefore, the currents I3 and I2 can be obtained correctly from the current value determined by the control of the third power. Therefore, even in a system in which the ternary power is controlled by the binary samples, the desired second power P2 and The ratio of the third power P3 can be obtained, and the deterioration of the recording quality can be prevented.
[0051]
(4) Embodiment according to claim 4 of the present invention
FIG. 10 is a flowchart showing processing according to claim 4 of the present invention. This process is performed by determining the drive current difference I difference and can be implemented in the circuits shown in FIGS.
In step (indicated by “S” in the figure), first, 0 is set in the D / A converter so that DA (Pr) is set to 0. In step 2, the LD ON signal is turned on. DA (Pr) is increased so that the desired reproduction power is obtained, and incremented until AD (Pr) reaches the reference value R.
At step 4, focus pull-in is performed, and after AD (Pr) reaches the reference value R at step 5, DA (Pr) is increased or decreased so as to maintain this relationship, and APC of the reproduction power is continued. Next, after the focus servo is turned on (ON), DA (Pr) maintained by APC is held as DA (PrON).
[0052]
In step 6, the high frequency superimposition output is turned off (OFF), and in step 7, DA (Pr) maintained by the reproduction power APC is held as DA (PrOFF). In step 8, the difference DA (Pr difference) between DA (PrON) and DA (PrOFF) is held, and the DA (Pr difference) is used when calculating the correction efficiency during recording power emission.
In step 9, the high frequency superimposition output is turned on (ON), and the process proceeds to the next step.
In this way, a difference occurs in the drive current difference I due to the difference in presence or absence of the optical disc and the difference in the reflectivity of the optical disc, but since the drive current difference I difference is obtained in the focus ON state before recording, The drive current difference I difference can be accurately obtained, and therefore the correction efficiency η can be obtained correctly. In the optical disc apparatus provided with the circuits shown in FIGS. 2, 7, and 9, the recording quality is improved. It becomes possible to maintain.
[0053]
(5) Embodiment according to claim 5 of the present invention
FIG. 11 is a flowchart showing processing according to claim 5 of the present invention.
In this processing, focus out-of-focus determination processing after high-frequency superimposition OFF is added, and when out-of-focus is detected, the focus pull-in is performed again.
In step (indicated by “S” in the figure) 11, first, 0 is set in the D / A converter so that DA (Pr) is set to 0. In step 12, the LD ON signal is turned on. DA (Pr) is increased so that the desired reproduction power is obtained, and incremented until AD (Pr) reaches the reference value R.
At step 14, focus pull-in is performed, and after AD (Pr) becomes the reference value R at step 15, DA (Pr) is increased or decreased so as to maintain this relationship, and APC of reproduction power is continued. Next, after the focus servo is turned on (ON), DA (Pr) maintained by APC is held as DA (PrON).
[0054]
In step 16, the output of high frequency superimposition is turned off (OFF). In step 17, it is determined whether or not the focus is out of focus. If it is out of focus, the process returns to step 14 and the above processing is repeated. DA (Pr) maintained by APC is held as DA (PrOFF). In step 19, the difference DA (Pr difference) between DA (PrON) and DA (PrOFF) is held, and the DA (Pr difference) is used when calculating the correction efficiency during recording power emission.
In step 20, the output of high frequency superimposition is turned on (ON) and the process proceeds to the next step.
In this way, when the drive current difference I difference is obtained, if the focus servo is lost, the drive current difference I difference may not be obtained. However, the retry is performed as described above. Thus, the drive current difference I difference can be obtained, and the above-described correction efficiency can be obtained correctly. In the optical disc apparatus provided with the circuits shown in FIGS. 2, 7, and 9, the recording quality is satisfactorily maintained. It becomes possible.
[0055]
(6) Embodiment according to claim 6 of the present invention
FIG. 12 is a flowchart showing processing according to claim 6 of the present invention.
In this process, high-frequency superimposition ON and OFF DA (Pr) are respectively acquired before focus pull-in, and DA (Pr difference OFF) is calculated.
In addition, when out-of-focus is detected with high-frequency superimposition OFF after focus pull-in, DA (Pr difference) is held as DA (Pr difference OFF) multiplied by a constant and returned to the high-frequency superposition ON state. I am trying to proceed to the routine.
In step (indicated by “S” in the figure) 31, first, the D / A converter is set to 0, DA (Pr) is set to 0, the LD ON signal is turned on in step 32, and in step 33. DA (Pr) is increased so that the desired reproduction power is obtained, and incremented until AD (Pr) reaches the reference value R.
[0056]
After AD (Pr) reaches the reference value R in step 34, DA (Pr) is increased or decreased so as to maintain this relationship, and APC of the reproduction power is continued. Next, after the focus servo is turned on (ON), DA (Pr) maintained by APC is held as DA (PrON).
In step 35, the output of high frequency superimposition is turned off (OFF), and in step 36, DA (Pr) where AD (Pr) = reference value R is held as DA (PrOFF).
In step 37, the difference DA (Pr difference OFF) between DA (PrOFF) and DA (PrON) is held. In step 38, the output of high frequency superimposition is turned on (ON). In step 39, the focus is pulled in. DA (Pr) where (Pr) = reference value R is held as DA (PrON).
[0057]
In step 41, the output of the high frequency superimposition is turned off (OFF). In step 42, it is determined whether or not the focus is out of focus. If it is out of focus, the process proceeds to step 46, and DA (Pr difference OFF) × α is held. The DA (Pr difference) is used when calculating the correction efficiency.
If not out of focus in step 42, DA (Pr) maintained by the reproduction power APC is held as DA (PrOFF) in step 43. In step 44, the difference DA (Pr difference) between DA (PrOFF) and DA (PrON) is held, and the DA (Pr difference) is used when calculating the correction efficiency during recording power emission.
In step 45, the output of the high frequency superimposition is turned on (ON) and the process proceeds to the next step.
[0058]
In the above-described processing, the process proceeds to step 46 with one out of focus. However, a retry may be performed to obtain DA (Pr) at the time of high frequency superposition OFF in a plurality of focus ON states. .
In this way, in the case of a continuous disturbance or a bad optical disk in the optical disk device described above, there is a possibility that the drive current difference I difference may not be obtained even after retrying. Even if it is not obtained, the drive current difference FoI difference having a value different from the drive current difference I difference is simply multiplied by a fixed value from the relationship between the drive current difference FoI difference and the drive current difference I difference obtained in advance through experiments or the like. Thus, the drive current difference I difference is obtained, and the correct correction efficiency is obtained in a pseudo manner to maintain the recording quality.
[0059]
(7) Embodiment according to claim 7 of the present invention
FIG. 13 is a flowchart showing processing according to claim 7 of the present invention.
This processing can be performed in the circuits shown in FIGS. In this process, after focus pull-in, DA (Pr) is controlled so as to maintain AD (Pr) by the reproduction power APC at the time of recording, and the reproduction power is changed to the reproduction power at the time of recording. DA (Pr) maintained by this APC is held as DA (PrON).
Next, high frequency superimposition is turned off with the same reproduction power, and DA (Pr) maintained by the reproduction power APC is held as DA (PrOFF).
The difference DA (Pr difference) between DA (PrON) and DA (PrOFF) is held, and the DA (Pr difference) is used when calculating the correction efficiency during recording power emission.
[0060]
In step (indicated by “S” in the figure) 51, 0 is first set in the D / A converter so that DA (Pr) is set to 0. In step 52, the LD ON signal is turned on. DA (Pr) is increased so that the desired reproduction power is obtained, and incremented until AD (Pr) reaches the reference value R.
At step 54, the focus is pulled in. After AD (Pr) reaches the reference value R at step 55, DA (Pr) is increased or decreased so as to maintain this relationship, and APC of the reproduction power is continued. Next, after the focus servo is turned on (ON), DA (Pr) maintained by APC is held as DA (PrON).
[0061]
In step 56, the high frequency superimposition output is turned off (OFF), and in step 57, DA (Pr) maintained by the reproduction power APC is held as DA (PrOFF). In step 58, the difference DA (Pr difference) between DA (PrOFF) and DA (PrON) is held, and the DA (Pr difference) is used when calculating the correction efficiency during recording power emission. In step 59, the high frequency superimposition output is turned on (ON), and in step 60, AD (Pr) is increased to adjust DA (Pr) until AD (Pr) reaches the reference value R, and the process proceeds to the next step.
In this way, by obtaining the drive current value difference I difference with or without superposition of the high frequency with the reproduction power at the time of recording before recording (different amount even if superposed), the correction efficiency is correctly obtained, and thus the above-described optical disc apparatus is obtained. Thus, even when the light emission power during reproduction and the reproduction power during recording are different, good recording quality can be maintained.
[0062]
(8) An embodiment according to claim 8 of the present invention.
FIG. 14 is a flowchart showing processing according to claim 8 of the present invention.
This processing can be performed in the circuits shown in FIGS. In this process, the drive current value difference I difference is updated during recording.
During normal recording, signal detection and the like are performed at the reproduction power level, so that a high frequency is superimposed to reduce laser noise, and the reproduction power is APC. In this state, the currently controlled DA (Pr) is held as DA (PrON recording) in step 71, high frequency superposition is turned off in step 72, and DA (Pr) obtained from the reproduction power APC in step 73. DA (PrOFF recording) is held, and in step 74, DA (Pr difference) = DA (PrOFF recording) −DA (PrON recording) is calculated and DA (Pr difference) is updated. Thereafter, in step 75, the high frequency superimposition is turned on (ON), the state is restored to the state where the high frequency is superimposed at the reproduction power, and the normal recording state is restored.
[0063]
By periodically performing the processing of this routine, the correct correction efficiency can be obtained by updating the driving current value difference I difference due to the temperature rise during recording in a timely manner.
In the above processing, the high frequency superposition ON at the time of reproduction power and the high frequency superposition OFF at the time of recording power have been described. can do.
In this manner, in the above-described optical disc apparatus, it corresponds to the relationship of (driving current) versus (emitted power) that changes due to self-heating during recording of laser light. By calculating again, it is possible to obtain more accurate correction efficiency, and therefore it is possible to maintain the recording quality with higher accuracy.
[0064]
【The invention's effect】
As described above, according to the optical disk device of the first aspect of the present invention, it is possible to prevent the recording quality from being deteriorated due to the difference between the set power and the actual light emission power during the test recording when the recording speed is high. .
Also, according to the optical disk device of the second or third aspect of the present invention, it is possible to obtain a good recording quality even in a system in which ternary power is easily controlled by binary samples.
Furthermore, according to the optical disk device of claim 4 of the present invention, the drive current difference I difference can be obtained more accurately.
[0065]
According to the optical disk device of the fifth aspect of the present invention, even when the focus state cannot be maintained, the drive current difference I difference can be obtained by remedy by retry.
Furthermore, according to the optical disk apparatus of the sixth aspect of the present invention, it is possible to obtain pseudo correct correction efficiency even when the I difference is not obtained in the focus state.
According to the optical disk apparatus of the seventh aspect of the present invention, the correction efficiency can be obtained correctly even when the light emission power during reproduction and the reproduction power during recording are different.
Furthermore, according to the optical disk apparatus of the eighth aspect of the present invention, the correction efficiency can be obtained with high accuracy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an optical disc apparatus according to an embodiment of the present invention.
2 is a block diagram showing an internal configuration of a laser controller circuit 15 shown in FIG. 1. FIG.
3 is a diagram showing a change in output current with respect to an incident light amount of the PD 21 shown in FIG. 2;
4 is a waveform diagram showing a light emission waveform emitted from the LD 20 shown in FIG. 2; FIG.
FIG. 5 is a waveform diagram showing changes in Vr output from a CPU 18 shown in FIG. 2;
6 is a waveform diagram showing changes in Vw output from CPU 18 shown in FIG. 2; FIG.
7 is a block diagram showing another example of the internal configuration of the laser controller circuit 15 shown in FIG. 1 and the configuration of the PD mounted on the optical pickup 5 and the PD that is an element for monitoring the emission power of the LD. FIG.
FIG. 8 is an explanatory diagram of light emission actually emitted from a laser light source when data is recorded on an optical disc in a CD-R drive.
9 shows still another example of the internal configuration of the laser controller circuit 15 shown in FIG. 1 and the configuration of the PD mounted on the optical pickup 5 and the PD that is an element for monitoring the emission power of the LD. It is a block diagram.
FIG. 10 is a flowchart showing processing according to claim 4 of the present invention;
FIG. 11 is a flowchart showing processing according to claim 5 of the present invention;
FIG. 12 is a flowchart showing processing according to claim 6 of the present invention;
FIG. 13 is a flowchart showing processing according to claim 7 of the present invention;
FIG. 14 is a flowchart showing processing according to claim 8 of the present invention;
FIG. 15 is a diagram showing the relationship between the driving current of a laser diode and the emission power, which is the emission power.
FIG. 16 is a graph showing the relationship between the driving current of the laser diode and the emission power which is the emission power.
[Explanation of symbols]
1: Optical disk 2: Spindle motor
3: Motor driver 4: Servo section
5: Optical pickup 6: Lead amplifier
7: CD decoder 8: Buffer manager
9: Buffer RAM 10: Interface (I / F)
11: D / A converter 12: ATIP decoder
13: CD encoder 14: CD-ROM encoder
15: Laser controller circuit
16: ROM 17: RAM
18: CPU 20: LD
21: PD 22: I / V converter
23: S / H circuit R 24: S / H circuit W
25: A / D converter R 26: A / D converter W
27: D / A converter R 28: D / A converter W
29: V / I converter R 30: V / I converter W
31: Current adder 32: High frequency superposition circuit
33: D / A converter P 34: V / I converter P
35: Peak hold circuit P 36: A / D converter P

Claims (8)

レーザダイオード等の光源と、該光源への電流供給手段と、前記光源の発光出力レベルをモニタする光出力検出手段と、
記録動作時、前記光源によって第1のパワーP1とそれよりも高い第2のパワーP2の発光を交互に繰り返して光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、
前記電流供給手段は、前記第1のパワーP1での発光分の電流I1と前記第2のパワーP2と前記第1のパワーP1の差分の電流I2とを加算して出力する手段と、前記第1のパワーP1時に高周波電流Ihfを前記電流I1に重畳する手段と、前記第2のパワーP2時に前記高周波電流Ihfの重畳をオフもしくは異なる電流Ihf2に切り替える手段とを有し、
記録動作時、前記第2のパワーP2による発光時に前記光出力検出手段によってモニタした発光出力レベルVm2をホールドする手段と、前記第1のパワーP1による発光時に前記光出力検出手段によってモニタした発光出力レベルVm1をホールドする手段と、前記各手段によってホールドした発光出力レベルVm1と発光出力レベルVm2とをそれぞれ所望の値になるように前記電流供給手段を制御する制御手段と、
記録時に前記第1のパワーP1による発光時に高周波を重畳し、前記第2のパワーP2では高周波を重畳しないようにするかもしくは重畳しても前記第1のパワーP1による発光時に重畳する高周波と異なる量を重畳するようにし、
記録前に前記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳した第1発光期間と、前記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳しない発光期間もしくは記録時の前記第2のパワーP2の出力時に重畳する量の高周波を重畳した前記第1のパワーP1のレベルでの発光期間である第2発光期間とを設け、前記第1発光期間と前記第2発光期間とにおける前記光源の駆動電流差I差を保持し、
前記第2のパワーP2による発光時もしくは発光後、前記第2のパワーP2の駆動電流の補正効率η=(P2−P1)/(I2−I差)を求め、前記第2のパワーP2の変更時、変更後の第2のパワーP2′の初期電流I2′=(P2′−P1)/η+I差を求めて決定する手段を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
A light source such as a laser diode, current supply means to the light source, light output detection means for monitoring the light emission output level of the light source,
An optical disc apparatus for recording data on an optical disc by alternately repeating light emission of a first power P1 and a higher second power P2 by the light source during a recording operation,
The current supply means adds and outputs a current I1 for light emission at the first power P1, a second power P2, and a current I2 that is the difference between the first power P1 and the first power P1; Means for superimposing the high-frequency current Ihf on the current I1 when the power P1 is 1, and means for switching the superposition of the high-frequency current Ihf off or switching to a different current Ihf2 when the second power P2.
During recording operation, means for holding the light emission output level Vm2 monitored by the light output detection means during light emission by the second power P2, and light emission output monitored by the light output detection means during light emission by the first power P1 Means for holding the level Vm1, and control means for controlling the current supply means so that the light emission output level Vm1 and the light emission output level Vm2 held by the respective means are respectively set to desired values;
A high frequency is superimposed at the time of light emission by the first power P1 at the time of recording, and a high frequency is not superimposed at the second power P2, or even if superimposed, it differs from a high frequency superimposed at the time of light emission by the first power P1. So that the amount overlaps,
A first light emission period in which a high frequency is superimposed at the level of the first power P1 before recording and a light emission period in which a high frequency is not superimposed at the level of the first power P1 or when the second power P2 is output during recording A second light emission period that is a light emission period at the level of the first power P1 on which a high frequency of the amount to be superimposed is superimposed, and a driving current difference I of the light source between the first light emission period and the second light emission period. Hold the difference,
During or after the light emission by the second power P2, the correction efficiency η = (P2−P1) / (I2−I difference) of the driving current of the second power P2 is obtained, and the change of the second power P2 An optical disc apparatus comprising means for obtaining and determining a difference between the initial current I2 '= (P2'-P1) / η + I of the second power P2 ′ after the change.
レーザダイオード等の光源と、該光源への電流供給手段と、前記光源の発光出力レベルをモニタする光出力検出手段と、
記録動作時、前記光源によって第1のパワーP1とそれよりも高い第2のパワーP2とさらにそれよりも高い第3のパワーP3の発光を行って光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、
前記電流供給手段は、前記第1のパワーP1での発光分の電流I1と前記第2のパワーP2と前記第1のパワーP1の差分の電流I2と前記第3のパワーP3と前記第2のパワーP2の差分の電流I3とを加算して出力する手段と、前記第1のパワーP1時に高周波電流Ihfを前記電流I1に重畳する手段と、前記第2のパワーP2及び前記第3のパワーP3時に前記高周波電流Ihfの重畳をオフもしくは異なる電流Ihf2に切り替える手段とを有し、
記録動作時、前記第2のパワーP2による発光時に前記光出力検出手段によってモニタした発光出力レベルVm2をホールドする手段と、前記第1のパワーP1による発光時に前記光出力検出手段によってモニタした発光出力レベルVm1をホールドする手段と、該各手段によってホールドした発光出力レベルVm1と発光出力レベルVm2とをそれぞれ所望の値になるように前記電流供給手段を制御する制御手段と、
記録時に前記第1のパワーP1による発光時に高周波を重畳し、前記第2のパワーP2及び前記第3のパワーP3では前記第1のパワーP1による発光時に重畳する高周波と異なる量を重畳するかもしくは重畳しないようにし、
記録前に前記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳した第1発光期間と、前記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳しない発光期間もしくは記録時の前記第2のパワーP2及び前記第3のパワーP3の出力時に重畳する量の高周波を重畳した前記第1のパワーP1のレベルでの発光期間である第2発光期間とを設け、前記第1発光期間と前記第2発光期間とにおける前記光源の駆動電流差I差を保持し、
前記第2のパワーP2による発光時、前記第2のパワーP2の駆動電流の補正効率η=(P2−P1)/(I2−I差)を求め、前記第3のパワーP3の発光を行う為の駆動電流I3=(P3−P2)/補正効率を求めて決定して前記電流供給手段に与える手段を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
A light source such as a laser diode, current supply means to the light source, light output detection means for monitoring the light emission output level of the light source,
An optical disc apparatus for recording data on an optical disc by emitting light of a first power P1, a higher second power P2, and a higher third power P3 by the light source during a recording operation,
The current supply means includes a current I1 for light emission at the first power P1, a current I2 as a difference between the second power P2, the first power P1, the third power P3, and the second power. Means for adding and outputting the difference current I3 of the power P2, means for superposing the high-frequency current Ihf on the current I1 during the first power P1, the second power P2 and the third power P3 And sometimes means for switching off the superposition of the high-frequency current Ihf or switching to a different current Ihf2.
During recording operation, means for holding the light emission output level Vm2 monitored by the light output detection means during light emission by the second power P2, and light emission output monitored by the light output detection means during light emission by the first power P1 Means for holding the level Vm1, and control means for controlling the current supply means so that the light emission output level Vm1 and the light emission output level Vm2 held by the respective means have respective desired values;
A high frequency is superimposed at the time of light emission by the first power P1 during recording, and the second power P2 and the third power P3 are superimposed by an amount different from the high frequency superimposed at the time of light emission by the first power P1 or Do not overlap,
A first light emission period in which high frequency is superimposed at the level of the first power P1 before recording, a light emission period in which high frequency is not superimposed at the level of the first power P1, or the second power P2 and the second power during recording. And a second light emission period that is a light emission period at the level of the first power P1 on which a high frequency of an amount that is superimposed at the time of output of the third power P3 is superimposed, and in the first light emission period and the second light emission period Holding the drive current difference I difference of the light source,
In order to emit light of the third power P3 by obtaining the correction efficiency η = (P2−P1) / (I2−I difference) of the drive current of the second power P2 during the light emission by the second power P2. Drive current I3 = (P3−P2) / Optical disk apparatus comprising means for determining and determining the correction efficiency and supplying it to the current supply means.
レーザダイオード等の光源と、該光源への電流供給手段と、前記光源の発光出力レベルをモニタする光出力検出手段と、
記録動作時、前記光源によって第1のパワーP1とそれよりも高い第2のパワーP2とさらにそれより高い第3のパワーP3の発光を行って光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、
前記電流供給手段は、前記第1のパワーP1での発光分の電流I1と前記第2のパワーP2と前記第1のパワーP1の差分の電流I2と前記第3のパワーP3と前記第2のパワーP2の差分の電流I3とを加算して出力する手段と、前記第1のパワーP1時に高周波電流Ihfを前記電流I1に重畳する手段と、前記第2のパワーP2及び前記第3のパワーP3時に前記高周波電流Ihfの重畳をオフもしくは異なる電流Ihf2に切り替える手段とを有し、
記録動作時、前記第3のパワーP3による発光時に前記光出力検出手段によってモニタした発光出力レベルVm3をホールドする手段と、前記第1のパワーP1による発光時に前記光出力検出手段によってモニタした発光出力レベルVm1をホールドする手段と、該各手段によってホールドした発光出力レベルVm1と発光出力レベルVm3とをそれぞれ所望の値になるように前記電流供給手段を制御する制御手段と、
記録時に前記第1のパワーP1による発光時に高周波を重畳し、前記第2のパワーP2及び前記第3のパワーP3では前記第1のパワーP1による発光時に重畳する高周波と異なる量を重畳するかもしくは高周波を重畳しないようにし、
記録前に前記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳した第1発光期間と、前記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳しない発光期間もしくは記録時の前記第2のパワーP2及び前記第3のパワーP3の出力時に重畳する量の高周波を重畳した前記第1のパワーP1のレベルでの発光期間である第2発光期間とを設け、前記第1発光期間と前記第2発光期間とにおける前記光源の駆動電流差もしくは該駆動電流I差に比例した比例値である駆動電流差I差を保持し、
前記第3のパワーP3による発光時、前記第3のパワーP3の駆動電流の補正効率η=(P3−P1)/(I2+I3−I差)を求め、前記第2のパワーP2の発光を行う為の駆動電流I2=(P2−P1)/補正効率+I差と前記第3のパワーP3の発光を行う為の駆動電流I3=(P3−P2)/補正効率とを求めて決定して前記電流供給手段に与える手段を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
A light source such as a laser diode, current supply means to the light source, light output detection means for monitoring the light emission output level of the light source,
An optical disc apparatus for recording data on an optical disc by emitting light of a first power P1, a higher second power P2 and a higher third power P3 by the light source during a recording operation,
The current supply means includes a current I1 for light emission at the first power P1, a current I2 as a difference between the second power P2, the first power P1, the third power P3, and the second power. Means for adding and outputting the difference current I3 of the power P2, means for superposing the high-frequency current Ihf on the current I1 during the first power P1, the second power P2 and the third power P3 And sometimes means for switching off the superposition of the high-frequency current Ihf or switching to a different current Ihf2.
During recording operation, means for holding the light emission output level Vm3 monitored by the light output detection means during light emission by the third power P3, and light emission output monitored by the light output detection means during light emission by the first power P1 Means for holding the level Vm1, and control means for controlling the current supply means so that the light emission output level Vm1 and the light emission output level Vm3 held by the respective means have respective desired values;
A high frequency is superimposed at the time of light emission by the first power P1 during recording, and the second power P2 and the third power P3 are superimposed by an amount different from the high frequency superimposed at the time of light emission by the first power P1 or Avoid superimposing high frequencies,
A first light emission period in which high frequency is superimposed at the level of the first power P1 before recording, a light emission period in which high frequency is not superimposed at the level of the first power P1, or the second power P2 and the second power during recording. And a second light emission period that is a light emission period at the level of the first power P1 on which a high frequency of an amount that is superimposed at the time of output of the third power P3 is superimposed, and in the first light emission period and the second light emission period Holding the drive current difference I difference which is a proportional value proportional to the drive current difference or the drive current I difference of the light source;
In order to emit light of the second power P2 by obtaining the correction efficiency η = (P3−P1) / (I2 + I3−I difference) of the driving current of the third power P3 at the time of light emission by the third power P3. Drive current I2 = (P2-P1) / correction efficiency + I difference and drive current I3 = (P3-P2) / correction efficiency for light emission of the third power P3 are determined and determined to supply the current An optical disc apparatus comprising means for giving to the means.
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光ディスク装置において、
前記駆動電流差I差を保持する為の記録前に前記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳した第1発光期間と、前記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳しない発光期間もしくは記録時の前記第2のパワーP2の出力時に重畳する量の高周波を重畳した前記第1のパワーP1での発光期間である第2発光期間とを、フォーカスサーボ系によってフォーカスオンさせた状態で行うようにしたことを特徴とする光ディスク装置。
The optical disc apparatus according to any one of claims 1 to 3,
A first light emission period in which high frequency is superimposed at the level of the first power P1 and a light emission period or recording in which high frequency is not superimposed at the level of the first power P1 before recording for maintaining the drive current difference I difference. The second light emission period, which is the light emission period with the first power P1 superimposed with the amount of high frequency superimposed when the second power P2 is output, is performed in a state where the focus servo system is focused on. An optical disc apparatus characterized by that.
請求項4記載の光ディスク装置において、
前記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳しない発光期間もしくは記録時の前記第2のパワーP2の出力時に重畳する量の高周波を重畳した前記第1のパワーP1での発光期間である第2発光期間において、前記フォーカスサーボ系によってフォーカスオンを維持できなくなってフォーカスオフ状態になってしまった場合、前記フォーカスサーボ系によって再度フォーカスオン状態にして前記駆動電流差I差を取得するようにしたことを特徴とする光ディスク装置。
The optical disc apparatus according to claim 4, wherein
A light emission period in which no high frequency is superimposed at the level of the first power P1 or a light emission period at the first power P1 in which an amount of high frequency superimposed at the time of output of the second power P2 during recording is superimposed. During the light emission period, when the focus servo system cannot maintain the focus on state and the focus off state is entered, the focus servo system is set to the focus on state again to acquire the drive current difference I difference. An optical disc apparatus characterized by the above.
請求項4又は5記載の光ディスク装置において、
フォーカスオフ状態の期間に前記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳した第3発光期間と、前記第1のパワーP1のレベルで高周波を重畳しない発光期間もしくは記録時の前記第2のパワーP2の出力時に重畳する量の高周波を重畳した前記第1のパワーP1のレベルでの発光期間である第4発光期間とを設け、前記第3発光期間と前記第4発光期間とにおける前記光源の駆動電流差FoI差を保持し、前記フォーカスオン状態で前記駆動電流差I差を取得する発光期間に前記フォーカスサーボ系によるフォーカスオン状態が維持できなくなってフォーカスオフ状態になって前記駆動電流差I差が求められない場合もしくは前記再度の駆動電流差I差の取得によっても求められない場合、前記駆動電流差I差を前記駆動電流差FoI差を一定倍した値に決定するようにしたことを特徴とする光ディスク装置。
The optical disc apparatus according to claim 4 or 5,
A third light emission period in which a high frequency is superimposed at the level of the first power P1 during a focus off state, and a light emission period in which a high frequency is not superimposed at the level of the first power P1, or the second power P2 at the time of recording. And a fourth light emission period which is a light emission period at the level of the first power P1 superposed on the amount of high frequency superimposed at the time of output, and driving the light source in the third light emission period and the fourth light emission period During the light emission period in which the current difference FoI difference is held and the drive current difference I difference is acquired in the focus on state, the focus on state by the focus servo system cannot be maintained and the focus off state is entered and the drive current difference I difference is obtained. Is not obtained or is not obtained by obtaining the driving current difference I again, the driving current difference I difference is calculated as the driving current difference FoI difference. Optical disc apparatus characterized by being adapted to determine a constant multiplied by the value.
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光ディスク装置において、
再生時の発光パワーと記録時の前記第1のパワーP1が異なる場合、記録前の前記駆動電流差I差を求める際に再生時の発光パワーから記録時の前記第1のパワーP1にパワー変更後に前記駆動電流差I差を求めるようにしたことを特徴とする光ディスク装置。
The optical disc apparatus according to any one of claims 1 to 6,
When the light emission power at the time of reproduction is different from the first power P1 at the time of recording, the power is changed from the light emission power at the time of reproduction to the first power P1 at the time of recording when obtaining the drive current difference I difference before recording. An optical disc apparatus characterized in that the drive current difference I difference is obtained later.
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光ディスク装置において、
記録時、前記第1のパワーP1の発光時に高周波を重畳しない期間もしくは重畳しても前記第2のパワーP2及び前記第3のパワーP3時に重畳する量の高周波を重畳する期間を記録時に設けるようにしたことを特徴とする光ディスク装置。
The optical disc apparatus according to any one of claims 1 to 3,
At the time of recording, a period during which the high frequency is not superimposed when the first power P1 is emitted or a period during which the high frequency is superimposed at the second power P2 and the third power P3 even when superimposed is provided at the time of recording. An optical disc apparatus characterized by that.
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