JP4069310B2 - Control system automatic recovery circuit - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラントの制御装置における2重化プロセス信号の正常系選択回路に係わり、特に、2重化プロセス信号間に偏差が発生し、制御系を自動制御から手動制御に切り替えた場合、正常系を選択後は自動的に制御系を自動制御に復旧する制御系自動復旧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プラントの制御装置において、プラントの自動制御や監視を行うために、多くのプロセス信号(温度・圧力・流量等)を制御装置に入力している。最近の制御装置においては、ディジタル化が進んだことにより、プロセス信号の異常診断を容易に行える様になってきた。これにより、制御装置に入力するプロセス信号について、その信号の突変または振り切れを検出することにより、異常と診断している回路を設置している例が多い。
また、入力されたプロセス信号において、使用先の制御回路の重要度が高い場合、同一信号の計装を2重化し、信頼性の高いプロセス信号を制御回路に使用する工夫がされている。
従来の、2重化プロセス信号を使用した制御回路を図3に示す。図3において2重化されたプロセス信号1、2は制御装置内に演算周期ごとにディジタル変換されて取り込まれる。取り込まれた信号に対して、異常診断回路3、4は信号の振り切れ及び突変の有無を判定する。また、モニタリレー5は、異常診断回路3、4により異常と判定できないプロセス信号がゆるやかに変化する異常状態を検知する。プロセス信号1と2の偏差が予め設定した許容範囲を越えた場合には異常と判定する。
自動制御中に発生する2重化プロセス信号の異常状態は、3つに大別できる。1つは、プロセス信号の片系が異常診断回路3、4により異常と判定された場合であり、この場合の対応は、正常系側の信号をバンプレス切替器6により自動的に選択し、制御を断続する。2つは、プロセス信号の両系共が異常診断回路3、4により異常と判定された場合であり、この場合の対応は、プロセス信号による制御を中断し、操作端の制御を速やかに手動制御に移行する。3つは、プロセス信号1と2の偏差がモニタリレー5により偏差大と判定された場合であり、この場合は正常系がどちらであるかが判別できない為、プロセス信号による自動制御を1度中断し、操作端の制御を保持させたのち、正常系を判断及び選択した後、速やかに自動制御に復旧する。
これら3つの異常診断時の処理フローを図4に示す。特に、プロセス信号偏差大が発生した場合は、正常な系を選択し、速やかに自動制御に移行する必要がある為、手順通りに各操作を処理することになる。
図4において、操作手順を説明する。プロセス信号偏差大となったことにより、制御系は自動的に手動制御に切り替わる。操作の第1ステップは、この時点でのプラントの状況、プロセス信号の値を元に、2重化されているプロセス信号のいずれが正常かを判断し、CRTの操作ボタン(以降、CRTと略す。)により正常系を選択する。第2ステップは、偏差大の状況は引き続き継続しているので、この診断回路を除外する為に、CRTにより「診断除外」操作をする。第3ステップは、偏差大時に、制御系を手動に切り替え、かつ、警報を出力する為に偏差大を保持していた信号をCRTの「異常リセット」操作により、リセットする。ここまで操作したことにより、偏差大状態が継続していても、制御系を自動制御に復旧できる状態となる。第4ステップは、正常系側プロセス信号に切り替えが完了したことを確認し、CRTの「自動」操作により、制御系を自動制御に復旧する。
上記に述べたプロセス信号に関する異常診断装置において、異常診断の仕組に対する参考関連公知技術は、特開昭59−116811号公報、特開昭54−118879号公報に記載され、また、2重化プロセス信号の故障検出に対する参考関連公知技術は、特開昭58−12452号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
2重化されたプロセス信号が偏差大になった場合、2重化のメリットを最大限に活用する為には、偏差大が継続している状態でも、正常なプロセス信号による自動制御に速やかに復旧する必要がある。
しかし、上記従来の技術では、偏差大時に正常系を選択したのち、決められた手順で誤りなく操作する必要があるため、運転員の操作負担が大きく、それにより、ヒューマンエラーの要因になるという問題があった。
【0004】
本発明の課題は、2重化プロセス信号が偏差大時に正常系のプロセス信号が選択された後の自動制御への復旧操作を自動的に処理し、運転員の操作負担及びヒューマンエラーを低減することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、2重化のプロセス信号間に予め設定した許容範囲を越えた偏差大を検知したとき、制御系を自動制御から手動制御、或いは手動制御から自動制御へ切り替える制御系自動復旧回路であって、
2重化のプロセス信号間が偏差大の状態において、偏差検知手段による偏差大の検知動作中に異常診断手段により診断された正常系のプロセス信号をオペレータの手動操作により切替え選択した後は、2重化のプロセス信号間が偏差大であることを条件に、2重化のプロセス信号において、誤って異常側が選択できないように、2重化プロセス信号切替をブロックする診断除外状態とし、同時に、正常系のプロセス信号への切替え操作が完了したことを検知したとき、制御系自動復旧指令を出力する自動復旧手段を具備し、この自動復旧手段の出力する制御系復旧指令により切替手段を切替えて自動的に制御系を手動制御から自動制御へ切り替えることによって、解決される。
【0006】
本発明は、2重化プロセス信号が偏差大時に、正常系を選択するまでの間、一旦制御系を手動制御とした後、正常系プロセス信号の選択後に自動制御へ復旧する操作の自動化を図ることにより、プラントの自動制御運転への復旧を速やかに誤りなく実行することを可能とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1、図2は、本発明の一実施形態を示す制御系自動復旧回路である。図1は、2重化プロセス信号を使用した制御回路である。図1において、プロセス信号1とプロセス信号2は、バンプレス切替器6により正常な信号を選択する。バンプレス切替器6は、1選択信号14がON時、プロセス信号1側を選択し、1選択信号14がOFF時、プロセス信号2側を選択する。選択されたプロセス信号と制御の設定信号発生器7との偏差を差分器8によって演算する。演算された制御偏差信号はPI(比例+積分)演算器9に入力され、偏差信号によるPI演算の出力が制御信号Aとなる。
また、手動設定器11は、CRT操作画面の手動の増/減操作に見合った手動信号Hを出力する。手動設定器11は操作員の増操作、減操作に対応した信号によってのみ出力が演算される為、プロセス信号には影響されない信号である。
制御信号Aと手動信号Hは自動/手動信号切替器10により、どちらかが選択されて操作信号12となり、操作端を制御する。信号切替器10は、自動信号13がONの場合に制御信号A側を選択し、自動信号13がOFFの場合に手動信号H側を選択する。自動信号13は、操作員がCRT操作画面の自動19を操作した場合にフリップフロップ21をONし、以後手動20を操作してフリップフロップ21をリセットするまでONを保持する。尚、信号異常15の条件がONした場合もフリップフロップ21をリセットすることにより、自動信号13をOFF状態とする。この結果、自動信号13がON時には、プロセス信号をフィードバック信号として制御する自動制御信号が操作指令となり、自動信号13がOFF時には手動設定器による手動信号が操作指令となる。
【0008】
ここで、図1の制御回路において、プロセス信号の異常診断は異常診断回路3、4により検出する場合とモニタリレー5により検出する場合がある。
プロセス信号は、制御装置内に演算周期ごとに、ディジタル変換されて取り込まれる。取り込まれた信号に対して、異常診断回路3、4は、信号の振り切れ及び突変の有無を判定し、これを検知した場合は、プロセス信号に異常があったとして信号診断異常16、17がONする。また、プロセス信号1と2の偏差が予め設定した許容範囲を越えた場合には、モニタリレー5が異常と判定して、信号偏差大18をONする。
【0009】
以上、説明した2重化プロセス信号を使用した制御回路において、プロセス信号異常時に、操作端が異常の影響を受けない為のインターロック回路を図2に示す。尚、図中、破線によって囲んだ箇所が偏差大時の自動復旧の為に具備した本実施形態の回路である。
まず、CRT操作画面におけるプロセス信号1選択1a,プロセス信号2選択2a,診断除外3a,診断使用4a,異常リセット5aは、それぞれCRTによって操作したときにONする信号であり、1信号診断異常16,2信号診断異常17は、図1の1信号診断異常16,2信号診断異常17の信号がON、すなわち、異常診断回路3,4で異常と判定された場合にONし、信号偏差大18は、図1の信号偏差大18の信号がON、すなわち、偏差大モニタリレー5が偏差大と判定した場合にONする信号である。
フリップフロップ9aは、1信号診断異常16がOFF状態で、1選択1aまたは2信号診断異常17がONでセットし、2信号診断異常17がOFF状態で、2選択2aまたは1信号診断異常16がONでリセットする。すなわち、フリップフロップ9aの出力信号である1選択信号14は、手動にて1系側を選択した場合、もしくは2系側のみ異常の場合に自動的にONし、逆に手動にて2系側を選択した場合、もしくは1系側のみ異常の場合に自動的にOFFとなる。この1選択信号14は、図1のバンプレス切替器6の切り替え条件である為、正常な信号への切り替えをバンプレスに行う。
次に、フリップフロップ11aは、1信号診断異常16、2信号診断異常17共にOFF(両系正常)またはいずれかOFF状態において、信号偏差大18がONした場合にセットし、異常リセット5aの操作ONによりリセットする。
信号異常15は、フリップフロップ11aの出力信号と1、2両系信号診断異常16のいずれかが成立したとき、ONする。この信号異常15を図1のフリップフロップ21のリセット信号とすることより、自動13がOFFとなり、自動/手動切替器10は手動信号Hを選択する。尚、これにより、操作信号12は、手動設定器11からの出力信号により操作されるが、手動設定器11の増/減操作をしない限りは、切り替えた時点の信号を保持することになる。
【0010】
図2の信号偏差大18がONしたことにより、信号異常15がONとなった場合は、プロセス信号1、2いずれが正常かを速やかに判断し、正常系を選択したのち、信号異常15をOFF状態にして、制御系を自動制御に復旧する必要がある。この復旧操作を自動にて処理する回路を以下に説明する。
フリップフロップ10aは、診断除外3aの操作、または、切替え検出器18aからの信号20aでセットし、診断使用4aの操作でリセットする。
偏差大発生後に選択側が異常と判定された場合には、正常系を1選択1a、2選択2aで選択する。正常系が選択されると、切替え検出器18aにより、信号の変化状態(1⇔0)をとらえて、ワンショット(数秒間)ONする信号を発生する。この信号と、偏差大時にセットされている偏差大19aの論理積にて、診断除外時セットするフリップフロップ10aを自動的にセットする。フリップフロップ10aの出力信号がONすると、信号22aがOFFとなり、フリップフロップ9aのセット、リセット条件が成立できない状態となる。これは偏差大状態中に、誤って異常側を選択できない様にするためのものである。また、同様に信号22aがOFFすることにより、フリップフロップ11aのセット信号14aもOFFとなり、異常リセット5aのリセット条件成立により、偏差大状態が継続していても、偏差大による信号異常15をOFFすることが可能となる。また、フリップフロップ10aがセットされると、タイマー21aにより数秒経過後に、フリップフロップ11aを自動的にリセットする。この結果、信号異常15がOFFとなり、制御系は自動復旧可能状態となる。
次に、タイマー21aの出力信号と、偏差大状態が継続していることを確認する信号17a、及び、信号切替え時に異常信号から正常信号に切替え操作が完了した事を検出したことによりONする切替え完了22信号の3つの信号が成立すると、ワンショット(数秒間)自動復旧指令23がONする。これにより、図1のフリップフロップ21が自動的にセットされ、制御系は手動制御から自動制御に自動的に切り替わり、操作が完了する。
尚、偏差大発生時に選択されていた信号が正常系であった場合は、選択する必要がない為、正常系を選択した事による切り替え検出回路18aが動作することがない。この場合、診断除外3aを手動にて選択する。これにより、その後の動作は、正常系を選択して切り替え検出回路18aからの信号20aがONした場合と同様、自動的に自動制御へ復旧する。
【0011】
ここで、図5に、本実施形態が偏差大時の自動復旧の為に具備した回路(図2の破線によって囲んだ箇所)の主要部を制御系自動復旧回路(破線内)として示す。
2重化のプロセス信号1、2がモニタリレー5により偏差大と診断されると、偏差大信号18のONによりフリップフロップ11aはセット、21はリセットされ、自動的に手動制御に切り替わる(図中▲1▼状態)。
その後、偏差大状態中に正常系選択回路(フリップフロップ9a)により正常系(図中1選択1aとする。)を選択すると、バンプレス切替器6により正常側のプロセス信号1を選択する。そして、この正常側のプロセス信号1を切替検出回路18aにより検出し、2重化のプロセス信号間が偏差大であることを条件に切替検出回路18aからの信号20aをONにし、以降の異常診断除外10aの操作、偏差大信号リセット11aの操作を自動的に実施し、同時に、選択信号が切り替わったことを切替完了検出回路22により検知し、制御系自動復旧指令23をONにする。これにより、フリップフロップ21がセットされて出力がONし、自動的に制御系が手動制御から自動制御へ切り替わる(図中▲2▼状態)。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、2重化プロセス信号偏差大時、一旦手動制御に切り替えた制御系を正常系判断後に、自動的に自動制御へ復旧することができる。この結果、従来運転員が手動にて対応していた煩わしい手順が必要なくなり、プラントの自動制御運転の移行を誤りなく速やかに実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す制御系自動復旧回路
【図2】本発明の一実施形態を示す制御系自動復旧回路
【図3】従来の2重化信号切替え回路
【図4】従来の異常診断時の処理フロー
【図5】本発明の一実施形態による制御系自動復旧回路の主要部
【符号の説明】
5:モニタリレー、6:パンプレス切替器、7:設定信号発生器、8:差分器、9:比例+積分器、10:自動/手動切り替え器、11:手動設定器、21:フリップフロップ回路
9a,10a,11a:フリップフロップ回路、18a:切替え検出器、21a:タイマー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a normal system selection circuit for a duplex process signal in a plant control device, and particularly when a deviation occurs between the duplex process signals and the control system is switched from automatic control to manual control. The present invention relates to a control system automatic restoration circuit that automatically restores a control system to automatic control after selecting a system.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, many process signals (temperature, pressure, flow rate, etc.) are input to a control device in order to perform automatic control and monitoring of the plant in the control device of the plant. In recent control devices, the progress of digitization has made it easy to diagnose process signal abnormalities. As a result, there are many examples in which a circuit that has been diagnosed as abnormal is installed by detecting a sudden change or a shake of the process signal input to the control device.
Moreover, when the importance of the control circuit of a use destination is high in the input process signal, the device of the same signal is duplicated, and the device which uses a highly reliable process signal for the control circuit is devised.
A conventional control circuit using a duplex process signal is shown in FIG. In FIG. 3, the
The abnormal state of the duplex process signal generated during automatic control can be broadly classified into three. One is a case where one system of the process signal is determined to be abnormal by the
The processing flow at the time of these three abnormality diagnoses is shown in FIG. In particular, when a large process signal deviation occurs, it is necessary to select a normal system and promptly shift to automatic control, so that each operation is processed according to the procedure.
The operation procedure will be described with reference to FIG. When the process signal deviation becomes large, the control system automatically switches to manual control. The first step of the operation is to determine which of the duplicated process signals is normal based on the plant status and the value of the process signal at this time, and to operate a CRT operation button (hereinafter abbreviated as CRT). )) To select the normal system. In the second step, since the situation of a large deviation continues, the “diagnosis exclusion” operation is performed by the CRT in order to exclude this diagnosis circuit. In the third step, when the deviation is large, the control system is switched to manual, and the signal that has maintained the large deviation in order to output an alarm is reset by an “abnormal reset” operation of the CRT. By operating so far, even if the large deviation state continues, the control system can be restored to automatic control. In the fourth step, it is confirmed that the switching to the normal system process signal has been completed, and the control system is restored to automatic control by the “automatic” operation of the CRT.
In the above-described abnormality diagnosis device for process signals, reference related known techniques for abnormality diagnosis mechanisms are described in Japanese Patent Application Laid-Open Nos. 59-11681 and 54-118879, and a duplex process. A reference-related known technique for detecting a failure of a signal is described in Japanese Patent Laid-Open No. 58-12452.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
When the doubled process signal has a large deviation, in order to make the best use of the benefits of duplexing, even if the large deviation continues, the automatic control by the normal process signal is promptly performed. Need to recover.
However, in the above-mentioned conventional technology, it is necessary to operate without error in accordance with a predetermined procedure after selecting a normal system when the deviation is large, so that the operation burden on the operator is large, thereby causing a human error. There was a problem.
[0004]
An object of the present invention is to automatically process a recovery operation to automatic control after a normal process signal is selected when a duplex process signal has a large deviation, thereby reducing an operation burden on a driver and a human error. There is.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The above problem is a control system automatic recovery circuit that switches the control system from automatic control to manual control or from manual control to automatic control when a large deviation exceeding a preset allowable range is detected between the duplex process signals. There,
In a state where the deviation between the duplicated process signals is large, the normal process signal diagnosed by the abnormality diagnosing means during the large deviation detecting operation by the deviation detecting means is selected by switching by the operator's manual operation. On the condition that there is a large deviation between the duplicated process signals , in the duplicated process signal, the diagnostic process is switched off so that the abnormal side cannot be mistakenly selected, and at the same time normal When it is detected that the switching operation to the process signal of the system is completed, an automatic recovery means for outputting a control system automatic recovery command is provided, and the switching means is automatically switched by the control system recovery command output by the automatic recovery means. This is solved by switching the control system from manual control to automatic control.
[0006]
The present invention automates the operation of once setting the control system to manual control until the normal system is selected when the duplex process signal has a large deviation and then returning to automatic control after selecting the normal process signal. As a result, it is possible to quickly and without error, restore the plant to automatic control operation.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 and 2 are control system automatic recovery circuits showing an embodiment of the present invention. FIG. 1 shows a control circuit using a duplex process signal. In FIG. 1, the
Further, the
Either the control signal A or the manual signal H is selected by the automatic /
[0008]
Here, in the control circuit of FIG. 1, the abnormality diagnosis of the process signal may be detected by the
The process signal is digitally converted into a control device every calculation cycle. In response to the captured signal, the
[0009]
FIG. 2 shows an interlock circuit for preventing the operation end from being affected by the abnormality when the process signal is abnormal in the control circuit using the duplex process signal described above. In the figure, a portion surrounded by a broken line is the circuit of this embodiment provided for automatic recovery when the deviation is large.
First, the
The flip-
Next, the flip-flop 11a is set when the
The
[0010]
If the
The flip-
If it is determined that the selection side is abnormal after the occurrence of a large deviation, the normal system is selected by 1
Next, the output signal of the
Note that when the signal selected when the deviation is large is a normal system, there is no need to select it, and therefore the switching
[0011]
Here, FIG. 5 shows a main part of a circuit (a portion surrounded by a broken line in FIG. 2) provided for automatic restoration when the deviation is large as a control system automatic restoration circuit (inside the broken line).
When the duplex process signals 1 and 2 are diagnosed by the monitor relay 5 as having a large deviation, the flip-flop 11a is set and 21 is reset by turning on the deviation
Thereafter, when a normal system (1 selection 1a in the figure) is selected by the normal system selection circuit (flip-
[0012]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when the duplex process signal deviation is large, the control system once switched to manual control can be automatically restored to automatic control after determining the normal system. As a result, the troublesome procedure that has been manually handled by the operator is no longer necessary, and the shift of the automatic control operation of the plant can be executed promptly without any error.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a control system automatic recovery circuit showing an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a control system automatic recovery circuit showing an embodiment of the present invention. Process flow for conventional abnormality diagnosis [FIG. 5] Main part of control system automatic recovery circuit according to one embodiment of the present invention [Explanation of symbols]
5: Monitor relay, 6: Pan press switcher, 7: Setting signal generator, 8: Differencer, 9: Proportional + integrator, 10: Automatic / manual switcher, 11: Manual setter, 21: Flip-
Claims (1)
2重化のプロセス信号間が偏差大の状態において、前記偏差検知手段による偏差大の検知動作中に前記異常診断手段により診断された正常系のプロセス信号をオペレータの手動操作により切替え選択した後は、2重化のプロセス信号間が偏差大であることを条件に、2重化のプロセス信号において、誤って異常側が選択できないように、2重化プロセス信号切替をブロックする診断除外状態とし、同時に、正常系のプロセス信号への切替え操作が完了したことを検知したとき、制御系自動復旧指令を出力する自動復旧手段を具備し、前記自動復旧手段の出力する制御系復旧指令により前記切替手段を切替えて自動的に制御系を手動制御から自動制御へ切り替えることを特徴とする制御系自動復旧回路。A duplex process signal is taken in every sampling period, and an abnormality diagnosis means for diagnosing each abnormality by detecting a sudden change or shakeout of the duplex process signal is set in advance between the duplex process signals. The control system automatic recovery circuit has a deviation detecting means for detecting a large deviation exceeding the allowable range and a switching means for switching the control system from automatic control to manual control or from manual control to automatic control when a large deviation is detected. There,
After selecting a normal process signal diagnosed by the abnormality diagnosing means during manual operation of the operator during the large deviation detecting operation by the deviation detecting means in a state where the deviation between the duplex process signals is large, On the condition that there is a large deviation between the duplex process signals , in the duplex process signal, a diagnostic exclusion state that blocks the duplex process signal switching is set so that the abnormal side cannot be selected by mistake. And an automatic recovery means for outputting a control system automatic recovery command when it is detected that the switching operation to the normal process signal is completed, and the switching means is controlled by the control system recovery command output by the automatic recovery means. control system automatic recovery circuit, characterized in that switching from manual control to automatic control system is switched to automatic control.
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1998
- 1998-10-08 JP JP30160198A patent/JP4069310B2/en not_active Expired - Lifetime
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