JP4069240B2 - 入隅部用のハツリ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンクリート面を打撃するように駆動されるビットをスキャブラに配置したハツリ装置に関し、特にコンクリート構造物の入隅部を確実且つ効率よく処理できるハツリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンクリート面に他の部材を接合する場合などにおいては、コンクリート面を粗面化してその接合強度を高める方法が採用される。またコンクリート面に滑り止め部分を形成する場合も該面を粗面化する必要がある。さらには、コンクリート表面付近に有害物質が付着浸透している際、その有害物質の除去にもハツリ処理が行なわれる。
コンクリート面を粗面化するには、通常、ハツリ工具や自動化されたハツリ装置を使用したハツリ処理が行われる。
【0003】
ハツリ工具による方法は、古くから一般的に採用されてきた簡便な方法であるが、作業効率が低くハツリ処理に多くの手間と時間を要するので、最近では自動化されたハツリ装置を使用する場合が多い。
自動化されたハツリ装置は、コンクリート面を打撃するように駆動される複数のビットを設けたスキャブラを備えている。スキャブラを取り付けた装置本体は架台に設けた移動機構により移動できるようになっている。そして各ビットを高圧空気パルスで同時に高速往復駆動することによりコンクリート面を打撃し、且つスキャブラを移動機構で移動することにより所定面積のハツリ処理を行う。
【0004】
図6に従来の自動化されたハツリ装置で垂直なコンクリート面のハツリ処理を行っている状態を示す。ハツリ装置1は本体2と、本体2に取り付けられたスキャブラ3と、スキャブラ3に配置された複数のビット4(図示せず)と、本体2を往復移動させる移動機構5と、移動機構5に設けた駆動モータ6と、移動機構5を支持する架台7と、架台7をコンクリート面8に吊り下げる吊りワイヤ9と、スキャブラ2の周囲を覆うカバー10と、カバー10とコンクリート面8の間隙をシールするシール材11と、ハツリ処理に際して発生する塵埃を吸引する集塵装置12を備えている。なお13はバランス用の重錘である。
【0005】
図7は図6におけるスキャブラ3の正面図、図8は図7のスキャブラ3を側面から見た部分断面図である。これらの図において、スキャブラ3には複数本(この例では6本)のビット4が千鳥型に配列され、各ビット4の先端部には鋭い先端部を有する複数の突起部14が設けられる。なお、スキャブラ3に3本または6本以上のビット4を設ける場合もある。
このような千鳥型配置は4個以上のビットを配置する市販の殆どの装置が採用している。その主な理由は、単位ハツリ面に対してビット4の配置密度を大きくしてハツリ効率を高くするためであり、さらにはスキャブラ3内におけるビット駆動用のピストンの断面積が大きいので、ビット4を隙間なく列状に配置することが困難なためである。
【0006】
スキャブラの駆動は、図8(A)(B)に示すように行なわれる。即ち、各ビット4はピストン4cのロッド部先端に取付られ、そのピストン4cがスキャブラに設けたビットシリンダ15内に往復移動可能に装着されている。ピストン4cのロッド部は先端閉塞の筒状に形成されると共に、外周の先端部および後端部に第1孔4a,第2孔4bが設けられている。そして、先ず(A)のように、加圧空気29がビットシリンダ15のエア供給孔15bからロッド部の第2孔4bに流入してビットシリンダ15の底部側に入り、ピストン4cを左動させる。
【0007】
するとピストン4cは(B)の位置に移動し、第1孔4aが開放され、ビットシリンダ15内の加圧空気29がその第1孔4aより外部に放出されて、ビットシリンダ15の底部側が大気に開放される。それと共に、第2孔4bが閉塞されエア供給孔15bからの加圧空気29はピストン4cを右方に駆動する。これらの動作が交互に高速で行なわれる。なお、スプリング15aはピストン4cが右動するときの衝撃を吸収するものである。
【0008】
図6に示すハツリ装置1を使用してハツリ処理を行うには、先ず図示のようにハツリ装置1をコンクリート面8に配置し、図示しない高圧空気源を起動する。するとスキャブラ3に配置したビット4が駆動してコンクリート面8を打撃し、該部分のハツリ処理が行われる。それと共に駆動モータ6を起動し、ハツリ速度にあわせて移動機構5で本体2を移動することにより、スキャブラ3のビット4がコンクリート面8上をハツリながら面積を広げていく。なお移動機構5だけでは上下移動が足りない場合には、吊りワイヤ9を調整してハツリ領域を延ばす。そして長方形の1回目のハツリ処理が終わったら、吊りワイヤ9を横移動して次のハツリ処理に移る。
【0009】
図9は上記装置でハツリ処理を行ったときのハツリ跡である。図中、枠で囲まれた部分がハツリにより削られ粗面化したハツリ部16である。ハツリ部16の上下には鋸型の僅かなハツリ残し部17が残るが、このハツリ残し部17はあとから重複ハツリ処理等を行って解消する。
【0010】
また、コンクリート構造物の殆どに隅部が存在する。凸部を形成する出隅部は平面の単なる端部であるから平面と同様なハツリ処理が可能である。しかし凹部を形成する入隅部はコンクリートの2面が殆どの場合90度で交差するので、その狭い空間にハツリ装置を差し込んでハツリ処理を行うことが困難になる。
図9は図6の装置で入隅部にハツリ処理したもので、2つのコンクリート面18,19により形成された入隅部の交差部分20とハツリ部16の縁線との間隔dがハツリ困難領域として示されている。なおこの間隔dの寸法はハツリ装置1の架台7やカバー10の大きさ等により左右される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
図9に示す入隅部のハツリ困難な領域は、後に行われる手工具によりハツリ処理される。しかし手工具によるハツリ処理は効率が低く、工期が長くなるという問題がある。またコンクリート面の高所部分を手工具でハツリ処理するためには足場が必要になり、コストアップになると共に作業上危険性が伴う。さらにコンクリート面に有害な物質が付着しているような場合には、相応の対策が必要になる。
そこで本発明はコンクリート構造物の入隅部におけるハツリ処理上の問題を解決することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本発明は、互いに45度の角度を有するように配置され、コンクリート構造物の互いに交差する入隅部コンクリート面およびそれらの交差部分を同時に打撃する3個のビットと、これらのビットを往復駆動するスキャブラとからなる本体と、
この本体の左右から延在する一対の支持部材と、前記本体内に設けられ、前記一対の支持部材をそれぞれ反対方向に回転させるトルク発生機構を具備し、
前記一対の支持部材を、前記トルク発生機構により互いに反対方向へ回転させて、各支持部材を互いに交差する前記コンクリート面に強く押圧することによって、前記ビットの打撃により発生する反力によって前記本体 が入隅部から離反することを阻止することを特徴とする入隅部用のハツリ装置である(請求項1)。
【0013】
上記ハツリ装置において、前記一対の支持部材の先端を、鋭利な突起部に形成し、前記支持部材の後端部は互いに反対方向に回転する歯車に固定することができる。(請求項2)。
【0015】
上記いずれかのハツリ装置において、スキャブラの近傍に第1の集塵エリアを設け、その第1の集塵エリアに第1の集塵機構を接続し、その第1の集塵エリアの外側に、その第1の集塵エリアを含んで第2の集塵エリアを設け、その第2の集塵エリアに第2の集塵機構を接続することができる(請求項)。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面により説明する。図1は本発明に係る第1の発明の主要部を示す平面図である。この実施の形態におけるハツリ装置1は、本体2に取り付けられたスキャブラ3に3つのビット4を互いに45度の角度を有するように配置する。本体2にはスキャブラ3を軸方向に往復駆動する駆動機構(図示せず)が設けられ、ハツリ処理を行う際にその駆動機構を駆動し、スキャブラ3を移動して3つのビット4をハツリ面に押し付ける。
【0017】
上記3つのビット4を図1の上方から順にXビット、YビットおよびZビットとすると、Xビットが入隅部に接近した一方のコンクリート面18部分を打撃し、Zビットが入隅部に接近した他方のコンクリート面19部分を打撃し、Yビットが2つのコンクリート面18,19の交差部分20を打撃するような角度に配置されている。
【0018】
なお2つのコンクリート面18,19の交差角度が直角でない場合には、3つのビット4における互いの角度をそれに応じたものにするか、または互いの角度を調整可能な構造とし、その角度調整により対応する。
X,YおよびZの各ビット4をそれぞれ列状に複数設け、Xビット群、Yビット群およびZビット群としてもよい。そのように構成すると、同時にハツリ処理できる面積が大きくなるので、ハツリ処理の速度を速めることができる。
【0019】
図1には図示されていないが、本体2は図6に示した従来のハツリ装置1と同様な移動機構5に連結される。そして移動機構5は架台7により支持され、その架台7を入隅部の上方に固定した吊りワイヤ9で吊り下げてハツリ処理を行うようになっている。またハツリ処理に際して発生する塵埃は、図6の場合と同様に真空ポンプを備えた集塵装置12で吸引することにより回収し、さらに図3,図4,図5に示す如くスキャブラ3の周囲をカバー10で覆い、そのカバー10とコンクリート面8の間隙をゴムなどの弾性シートからなるシール材11で閉鎖して第2の集塵エリアを構成する。
【0020】
さらに、スキャブラ3の先端部外周にも、図4,図5の如く内カバー10aが設けられ、その縁にシール材11が固定されて第1の集塵エリアを構成する。そしてエアーホース10bにより各カバー10,10a内の塵埃を集塵機構に導くものである。
【0021】
上記ハツリ装置1で入隅部のハツリ処理を行うには、図示のようにハツリ装置1を入隅部に対向して吊り下げ配置し、駆動機構によりスキャブラ3を駆動して各ビット4をそれぞれハツリ面に押し付ける。次に図示しない高圧空気源を起動してスキャブラ3に配置した3つのビット4を駆動し、2つのコンクリート面18,19部分およびそれらの交差部分20をそれらビット4で同時に打撃してハツリ処理を行う。
【0022】
それと共に駆動モータ6(図5参照)を起動し、ハツリ速度にあわせて移動機構5で本体2を移動することにより、スキャブラ3の各ビット4がコンクリート面18,19および交差部分20上を移動しながらハツリ面積を広げていく。21はハツリ処理された入隅部であり、従来方法ではハツリ困難であったd部分が完全にハツリ処理される。なお入隅部から離れた領域の2つのコンクリート面18,19は従来と同じハツリ装置1でハツリ処理を行う。
【0023】
図2は本発明に係る第2の発明の主要部を示す平面図である。この実施の形態におけるハツリ装置1は、スキャブラ3に単一のビット4を配置し、そのビット4の軸を半径方向に旋回させる旋回機構22を設けたことに特徴があり、そのほかの部分は図1の例と同様に構成される。なおこの例においても、複数のビット4を1列に設けたビット群を構成することができる。
【0024】
旋回機構22はスキャブラ3の内部に設けた駆動部(図示せず)と、その駆動部の出力軸に連結された回転軸23を備えている。駆動部は例えばサイリスタ制御により回転速度を設定できる可逆モータにより構成され、その可逆モータは制御装置(図示せず)からの制御信号により遠隔操作される。そして制御装置で回転軸23の回転速度および回転角度の上下限を設定することにより、ビット4の軸の旋回速度(首振り速度)と旋回角度(首振り角度)をハツリ処理に最適な範囲に調整する。
【0025】
図2のハツリ装置1で入隅部のハツリ処理を行うには、図示のようにハツリ装置1を入隅部に対向するように吊り下げて配置し、駆動機構によりスキャブラ3を駆動してビット4をハツリ面に押し付ける。次に図示しない高圧空気源を起動してスキャブラ3に配置したビット4を駆動し、さらに旋回機構22を駆動してビット4を首振り動作させ、2つのコンクリート面18,19部分およびそれらの交差部分20をビット4で順次打撃してハツリ処理を行う。
【0026】
図2に示す実施の形態では、ビット4の軸を旋回する旋回機構22をスキャブラ3に設けて直接ビット4を旋回するように構成している。しかし旋回機構22を本体2に設け、スキャブラ3を旋回することによりビット4の軸を間接的に半径方向に旋回させるように構成することもできる。
【0027】
図3は図1のハツリ装置1に一対の支持部材24を設けた例を示す図であり、図4はその内部機構を示す図であり、図5は図4のV−V線断面略図である。
これらの図においてハツリ装置1の本体2から左右に一対の細長い支持部材24が延長される。なお、これら支持部材24はハツリ装置1に対する大掛かりな付帯設備や付属部品なしにハツリ処理に際して発生する装置反力を受けるために設けられる。
【0028】
すなわち各支持部材24の先端には鋭利な突起部25が形成され、入隅部を形成する2つのコンクリート面18,19にこれら突起部25を突き当て、その接触抵抗およびトルク発生機構26による回転トルクにより、ハツリ処理の反力を受けたハツリ装置1が入隅部から離反する方向に移動することを阻止するようになっている。
【0029】
図4に示すように、トルク発生機構26はそのケース内に収容されたトルク発生用の駆動部(図示せず)と、その駆動部に連結された一対の歯車27を有し、各歯車27の軸28に支持部材24の後端部がそれぞれ固定される。なお駆動部は空気圧または油圧により作動するシリンダやエアモータ等を使用することができる。シリンダを使用する場合には往復駆動する出力軸の両側に一対のラックを設けると共に、2つの歯車27の軸にピニオンを設け、それら2つのラックの外側に配置した2つの歯車27のピニオンを結合する。エアモータを使用する場合にはエアモータの回転軸に歯車機構を設け、エアモータの回転軸が回転したときに2つの歯車27が互いに反対方向に回転するように、その歯車機構と2つの歯車27の軸に設けた歯車(図示せず)とを結合する。
【0030】
このハツリ装置1で入隅部のハツリ処理を行うには、先ず、一対の支持部材24の突起部25がコンクリート面18,19と干渉しない状態としたハツリ装置1を入隅部に配置し、次にトルク発生機構26の駆動部を駆動すると2つの歯車27が互いに反対方向に回転する。すると一対の支持部材24はその突起部25がコンクリート面18,19に接触する方向に回転する。次いで駆動部から伝達されるトルクにより各突起部25がコンクリート面18,19をそれぞれ強く押圧し、その接触摩擦力により支持作用を高める。
【0031】
このようにしてハツリ装置1で入隅部のハツリ処理を行うと、ハツリ装置1は入隅部から離反する方向の反力を受けるが、支持部材24によりハツリ装置1の離反が阻止される。なお図示のように、各支持部材24の歯車27への固定側は入隅部の交差部分20側に頂角が来るような結合形態とすることが好ましい。そのように構成すると本体2に前記反力が加わった際に、各突起部25にコンクリート面18,19に食い込む方向の力が発生し、その支持力(または摩擦力)が一層増大するのでハツリ装置1の位置を安定に維持することができる。
【0032】
図4に示すように、3つのビット4は駆動機構30によりスキャブラ3に対して移動可能とされる(図1の場合も同様)。駆動機構30を例えば空気圧もしくは油圧により駆動するシリンダで構成し、ハツリ操作に際してそのシリンダを駆動することにより、3つのビット4をそれぞれハツリ面に押圧することができる。
なお、図3,図4に示す実施の形態は、図1に示すハツリ装置1に対して支持部材24を設けた例であるが、同様な支持部材24は図2に示すハツリ装置1に対して設けることもでき、その場合も同様に反力受けの作用を発揮させることができる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明の第1の発明に係るハツリ装置および第2の発明に係るハツリ装置によれば、従来装置では困難であった入隅部の交差部分近傍のハツリ処理を確実に且つ安定した品質で効率よく行うことができる。また入隅部の高所をハツリ処理する場合にも、従来のような手工具による作業用の足場を必要としないので、足場設置等に伴う手間やコストを節約できる。
【0034】
そして高所作業を回避できるので、作業性と安全性が高い状態で迅速に入隅部のハツリ処理を行うことができる。さらにハツリ装置には容易に集塵装置を取り付けることができるので、手工具による作業では防止できなかった高所からの粉塵飛散対策も容易にできる。
【0035】
そしてハツリ装置にさらに一対の支持部材を設け、それら支持部材で入隅部を形成する2つのコンクリート面にハツリ装置を支持させ、ハツリ処理に際して発生する反力によりハツリ装置が入隅部から離反することを防止するように構成したから、ハツリ装置に対する大掛かりな付帯設備や付属部品なしに、且つ、装置自重をそれ程増加させずに、ハツリ処理に際して発生する反力によりハツリ装置が入隅部から離反することを有効に防止できる。
【0036】
上記いずれかのハツリ装置において、スキャブラ3の近傍に第1の集塵エリアを設け、その第1の集塵エリアに第1の集塵機構を接続し、その第1の集塵エリアの外側に、その第1の集塵エリアを含んで第2の集塵エリアを設け、その第2の集塵エリアに第2の集塵機構を接続することができる。それによりハツリ作業に伴う塵埃を確実に集塵して、清潔な作業環境を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の発明の主要部を示す平面図。
【図2】本発明に係る第2の発明の主要部を示す平面図。
【図3】図1のハツリ装置1に一対の支持部材24を設けた例を示す図。
【図4】図4は図3の内部機構を示す図。
【図5】図4のV−V線断面略図。
【図6】従来のハツリ装置で垂直なコンクリート面のハツリ処理をしている状態を示す図。
【図7】図6におけるスキャブラ3の正面図。
【図8】スキャブラ3の駆動原理の説明図。
【図9】図6のハツリ装置で入隅部を上下方向に移動しながらハツリを行った場合のハツリ跡を示す図。
【符号の説明】
1 ハツリ装置
2 本体
3 スキャブラ
4 ビット
4a 第1孔
4b 第2孔
4c ピストン
5 移動機構
6 駆動モータ
7 架台
8 コンクリート面
9 吊りワイヤ
10 カバー
10a 内カバー
10b エアーホース
11 シール材
12 集塵装置
13 重錘
14 突起部
15 ビットシリンダ
15a スプリング
15b エア供給孔
16 ハツリ部
17 ハツリ残し部
18,19 コンクリート面
20 交差部分
21 ハツリ処理された入隅部
22 旋回機構
23 回転軸
24 支持部材
25 突起部
26 トルク発生機構
27 歯車
28 軸
29 加圧空気
30 駆動機構

Claims (3)

  1. 互いに45度の角度を有するように配置され、コンクリート構造物の互いに交差する入隅部コンクリート面(18)(19)およびそれらの交差部分(20)を同時に打撃するのビット(4)(X,Y,Z)と、これらのビット (4) (X,Y,Z)の各々を往復駆動するスキャブラ(3)とからなる本体 (2) と、
    この本体 (2) の左右から延在する一対の支持部材 (24)(24) と、前記本体 (2) 内に設けられ、前記一対の支持部材 (24)(24) をそれぞれ反対方向に回転させるトルク発生機構 (26) を具備し、
    前記一対の支持部材 (24)(24) を、前記トルク発生機構 (26) により互いに反対方向へ回転させて、各支持部材 (24)(24) を互いに交差する前記コンクリート面 (18)(19) に強く押圧することによって、前記ビット (4) (X,Y,Z)の打撃により発生する反力によって前記本体 (2) が入隅部から離反することを阻止することを特徴とする入隅部用のハツリ装置。
  2. 前記一対の支持部材 (24)(24) の先端は、鋭利な突起部に形成されており、前記支持部材 (24)(24) の後端部は互いに反対方向に回転する歯車 (27)(27) に固定されていることを特徴とする請求項1記載の入隅部用のハツリ装置。
  3. 前記スキャブラ (3) の近傍に第1の集塵エリアが設けられ、この第1の集塵エリアに第1の集塵機構が接続され、前記第1の集塵エリアの外側に、この第1の集塵エリアを含んで第2の集塵エリアが設けられ、この第2の集塵エリアに第2の集塵機構が接続されたことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項記載の入隅部用のハツリ装置。
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