JP4068563B2 - 差込継手 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに記載されている構成要件に基づく、差込継手に関するものである。
PCT特許出願第WO00/75554A1号より、二重ソケットとして構成されており、基体と、相互に結合されるべき管の、差込継手に差込可能なそれぞれ両方の端部に対する保持装置またはクランプ装置とを含んでいる、上記のような種類の差込継手が知られている。この保持装置は、クランプリングを含んでおり、このクランプリングは、径方向外側にクランプ円錐部を有するとともに、それぞれの管端部と係合させることが可能な少なくとも1つのクランプリブを内側に有している。各々のクランプリングは、このクランプリングに荷重をかけるためのかみ合い円錐部を径方向内側に含むスリーブによって、外側を取り囲まれている。基体は、前側の端部領域の付近に、差し込まれた管端部の内面に封止をするように当接する環状のシール部材を備える環状溝を含んでいる。基体の前側の端部領域、および同じく前述したスリーブの前側端部も、環状溝に対してわずかな間隔で配置されている。管端部が、基体の間の環状隙間へ、差込継手の長軸に対して同軸に差し込まれるのではなく、差込継手の長軸に対して程度の差こそあれ大きな角度で差し込まれると、シール部材が、少なくとも部分的に環状溝から押し出されて損傷する危険が生じ、そのために、必要とされる密な連結を、所要の機能確実性をもって成立させることができず、および/または保証することができない。
以上を前提とする本発明の課題は、前述した種類の差込継手を改良して、少なくとも1つの管端部との連結を、少ないコストと高い機能確実性で実行できるようにすることである。この差込継手は、組立のときに機能的に正しい取扱を可能にするのが望ましく、組立不良の危険性が排除されるのが望ましい。差込継手および/またはシール部材は、少ない材料使用量と少ない設計容積しか必要としないのが望ましい。差込継手は、プラスチックや金属やこれらの複合物(金属の中間層を備えるプラスチックでできた複合管)といったさまざまな材料からなる管に対して、ならびにたとえば比較的軟質な材料でできた管、特にポリエチレンでできた管などに対して、同様に利用可能であるのが望ましく、確実な連結を長年にわたって恒久的に保証するのが望ましい。さらに差込継手は、衛生の分野で、特に温水および冷水の配管のために利用できるのが望ましく、特に、流れる媒体の温度変化によって引き起こされる、特に寸法や剛性に関する材料変化が、差込継手によって高い信頼度で吸収されるのが望ましい。
この課題の解決は、請求項1に記載の構成要件に基づいて行われる。
本発明による差込継手は、機能の確実な構成と、少ない製造コストおよび組立コストを特徴としている。管端部の内部へ部分的に係合する基体が、管端部の確実な径方向の支持を保証するので、変化する動作条件の下でも保持手段のクランプ力の確実な受止めと伝達、ならびに確実な封止が保証される。以下においては環状体または被覆体とも呼ぶ、管端部を径方向外側で取り囲むスリーブが、基体と連結されており、管端部は、基体とこのスリーブとの間の環状スペースで固定される。スリーブないし環状体は、円錐状の内面を含んでいるのが好ましく、この内面と管端部の外面との間にクランプリングが配置され、このクランプリングは、環状体の内面と管端部の外面のいずれとも両側で、摩擦接合および/または形状接合により係合する。シール部材は、管端部に係合している基体の部分に配置され、管端部の内面に封止をするように当接するのが好ましい。
シールリングは、Oリングのように構成された、および/またはOリングのように作用する、径方向外側に位置するシール隆起部を含んでいるのが好ましい。シール隆起部は、軸方向の断面平面で、少なくとも部分的および/または少なくともほぼ円形の断面を有する、封止領域の構成要素である。2つののシール隆起部の少なくとも一方は、直径が少なくともほぼ封止領域の径方向の厚さと等しい円に位置していることが好ましい。シール隆起部および/または少なくともほぼOリングとして構成された封止領域は、シール部材に一体的に組み込まれており、径方向の厚さが比較的少ない軸方向の連結部分が設けられている。比較的小さい直径の管、ないし特にd16からd25の公称幅に対する差込継手では、差込方向に前側にある第1のシール隆起部は、差込方向でこれに後続する第2のシール隆起部よりも、所定の値だけ小さい外径を有しているのが好都合である。それに対して、比較的大きい直径、ないし特にd32より大きい公称幅については、前側の第1のシール隆起部は、第2のシール隆起部よりも大きな外径を有している。軸方向の断面平面では、前述した各シール隆起部は、シールリングの内面に少なくともほぼ接するように、半径が設定された円形の横断面の上に少なくともほぼ位置している。換言すると、シールリングは、少なくともほぼOリングとして構成されていて、連結部分を介して互いに一体的に連結された2つの封止領域を含んでいる。この連結部分は、径方向外側で、前述したシール隆起部よりも小さい外径を有しており、それぞれのシール隆起部の間にある変形空間がつくり出されており、この変形空間は、特に管の公差が厳しい場合にシール隆起部の変形を吸収して、圧縮を限界値以下に抑える。
シール部材は、径方向内側に位置するように環状溝を有しており、それにより、シール部材の環状溝に係合し、かつシール部材の環状溝と対応する特に環状の止め部材または保持体を有している基体が、環状溝から抜け出るのを防止する。基体の環状溝からシール部材が抜け出るのを防ぐさらに別の止め部として、シール部材は、一方の端部に、圧力が作用すると基体の環状溝またはシール溝に当接するストッパをさらに有している。クランプリングは、管端部の外面に押し込まれる、ないしは前述した環状体の内面に押し込まれる保持爪を、径方向内側にも径方向外側にも有しているのが好ましく、それにより、差込継手に対する管端部の軸方向の固定の高い機能確実性が保証される。
スリーブは、前側の自由端に、所定の軸方向長さを有する案内領域が内側に位置する延長部を含んでいる。この延長部ないし案内領域により、管端部は、差込継手に差し込むときに、長軸に対して実質的に同軸に位置合せされる。したがって、差込継手に差し込むときの管ないし管端部の角度位置が最低限まで低減され、したがって、シール部材は、軸方向の力によってのみ付勢される。継手に差し込むときに、管端部が斜め位置になることはほぼあり得ず、それにより、シール部材が押し出されたり押し潰されたりする危険性が、高い機能確実性かつ簡単な取扱性で防止される。追加的または代替的に本発明の枠内では、基体が、シール部材の前方の前側端部のところに、差込時に管端部をセンタリングするための案内領域を備える延長部を有していてもよい。基体は、特に径方向外側に向いているウェブのところに、差込継手に差し込まれた管端部の端面が完全な差込後に当接する、端面または当接面を含んでいる。シール部材を収容する環状溝および特にその前側の端部面は、前述した端面または当接面に対して比較的大きな間隔を有している。この間隔は、スリーブおよび/または案内領域の内径と少なくともほぼ同じ大きさであるか、またはこの内径よりも大きく、この内径は、前述した管端部の外径と実質的に等しい大きさである。さらに本発明の差込継手では、クランプリングは、軸方向で、シール部材を備える環状溝の領域と、前述した端面または当接面との間に配置される。さらに本発明の特定の実施形態では、基体の自由端からある距離に配置された、シール部材を収容する環状溝の壁部が、管端部の差込時に、シール部材が中に挟み込まれるアンダーカットとして構成される。このようにして、管端部を差し込むときに、シール部材が環状溝から押し出されることが防止される。
本発明の差込継手は、たとえばエルボ、T字管、あるいは継手部品が同軸に位置合せされる二重ソケットなどの形態をとる、2つまたはそれ以上の管を連結するための管継手の構成要素であってよいことをここに明記しておく。さらにこの差込継手は、ただ1つの管端部を接続するための管継手の構成要素、もしくは管継手のハウジングの構成要素であってよく、あるいは、材料等が異なる2つの管をつなぐ中間継手の構成要素であってもよい。2つまたはそれ以上の管を連結するための管継手または二重ソケットとして構成する場合、これらの管の軸は、互いに任意の角度位置を有していてよい。また、この差込継手は、特に異なる材料でできた管、および/または異なる材料特性を有する管について利用することができることも付記しておく。
本発明の特定の実施形態や発展例は、従属請求項ならびに以下の説明に記載されている。
次に、図面に示す特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳しく説明するが、このような実施形態に限定をするものではない。
図1に示す差込継手は、中心面2に対して対称に二重ソケットとして構成されており、模式的に図示している2つの管端部4、5を連結するのに用いられる。すなわちこの二重ソケットは、本発明の差込ソケットをそれぞれ構成する、中心面2の右側と左側に位置する2つの部分を含んでいる。したがって以下の説明は、図示している二重ソケットの互いに対称な両方の部分についてそれぞれ当てはまる。この二重ソケットないし差込継手は、両方の管端部4、5にそれぞれ部分的に差し込まれる基体6を含んでおり、基体6の端部領域8、9は、基体6の自由端から径方向外側に向かって、それぞれの管端部4、5の内面10、11の方向へと延びる、円錐状の拡張部として構成されるのが好ましい。それぞれの内面10、11には、基体6の外面の環状溝13に配置されたシール部材12が、封止をするように当接している。この環状溝13は、基体6の前側の端部領域8、9のもっとも近くに位置する前側の端部面14を有している。さらに基体6は、差込継手に差し込まれる管端部4、5の端面に対するストッパとしての前側の端面または当接面16を備える、径方向外側を向いた第1のウェブまたはカラー15を含んでいる。このウェブまたはカラー15は、長軸18に関して周回する閉じたリングとして構成されるのが好ましいが、同様に、ウェブ15は、複数のセグメントに分割されていてもよい。前側の端部面14は、ウェブまたはカラー15の端面16に対して間隔17を空けてで配置されている。
さらに、それぞれの管端部4、5を外側で取り囲むスリーブまたは環状体20が設けられている。環状体20は、有利には円錐状に構成されたクランプ面22を内側に含んでおり、その内径は、それぞれの環状体20の自由端24に向かって減少している。この被覆体ないし環状体20は、さらに、第1のウェブ15と係合する連結部材26を含んでいる。このようにウェブ15は、二つの機能を有しており、すなわち管端部に対するストッパの機能と、環状体20の固定という機能を有している。連結部材26は、内側に環状溝28を含んでいるのが好都合であり、この環状溝に、第1のウェブ15が、その径方向外側に位置する縁部30で係合する。環状体20、特にその連結部材26は、軸方向で、かつ自由端32からある距離で、差し込まれた管端部の端面を上から覆うとともに、さらに、第1のウェブ15の外側縁部を特に環状に上から覆っている。少なくとも連結部材26は、組立のために第1のウェブ15の外側縁部30の上へ押し込んで、図面に示すような基体6に対して係止された位置をとることができるように、弾性的に変形可能である。スリーブないし環状体20は、連結部材26の領域に、拡大された外径部ないし径方向の拡張部31を径方向外側に有している。それにより、いっそう高い機械的な耐久性が保証され、カラーとして構成された基体の第1のウェブ15から、スリーブが外れたり破断される危険が少なくなる。この径方向の拡張部31は、スリーブ20の後側領域の補強部を形成している。環状体20と基体6の連結部の組立ないし製作は、工場で行うのが格別に好ましく、それにより、径方向内側に位置する基体6と外側に位置する環状体20との間へ、管端部が差し込まれる前には、環状隙間33が存在することになり、差込継手と管端部4、5との連結を成立させるときに、この環状隙間へ管端部を軸方向に差込可能である。
スリーブ20は、内側に位置していて有利には円筒状である内径36を有する案内領域35を備える、基体6の端部領域8から突出する延長部34を有している。内径36は、差し込まれた管端部4、5の外径と実質的に等しい大きさである。延長部34すなわちスリーブ20の前側端部24は、シール部材12を備える環状溝13の前側の端部面14に対して、所定の間隔38で配置されている。すなわち、環状溝13の前側の端部面14に関して、延長部34ないしその内側に位置する案内領域35は、軸方向の長さ38を有している。長さ38の大きさは、本発明によれば、内径36の30%から60%の範囲内にあり、有利には40%から50%の範囲内にある。このようにして、差込継手へ挿入するときに、管端部の同軸の位置合せと案内が保証されるという利点がある。軸方向の長さ38は、本発明の枠内では、最大でも、少ない材料消費量と少ない設計容積とが保証され、それにもかかわらず管端部の最適化された同軸の案内と位置合せが保証されるように設定される。
図示した実施形態では、環状体20は、連結部材26によって恒久的に、かつ取外し不能に基体6と連結されている。代わりに、本発明の枠内では、この連結部が取外し可能に構成されていてもよく、この場合、1つまたは複数の連結部材は、特に、基体の対応する雄ネジと係合する雌ネジをそれぞれ有している。さらに本発明の枠内では、環状体と基体のこれ以外の連結部、たとえば差込みソケットなどが設けられていてもよい。
環状体20は、少なくともウェブ16の領域、ないし管端部4、5に対するストッパの領域に、径方向内側に位置する端面ないしそれに続く管端部4、5の部分を、外部から見ることができるように、のぞき窓39および/または透明な領域を含んでいる。このようにして、視覚による目視管理ができるので、組立時の管端部4、5の不完全な差込や、場合によりその後の管端部の部分的な脱落を、容易に認識することができる。環状体20の円周全体にわたって配分されたこの種の複数ののぞき窓が、特に径方向の貫通部または開口部の形態で設けられ、もしくは複数の透明な領域が設けられるのが好都合であり、それにより、視覚による管理を、差込継手のどの側からでも問題なく実施可能である。代替的な実施形態では、環状体20全体が、特にプラスチックからなる透明な材料で製作される。のぞき窓39ないし透明な領域は、本発明によれば、シール部材によって密閉される差込継手の内側領域の範囲外に設けられる。基体6の自由端32から離れるほうへのぞき窓ないし透明な領域39に軸方向で続くように、基体6と環状体20との1つまたは複数の連結部材26が設けられている。さらに基体6は、第1のウェブ15から軸方向の間隔をおくように第2のウェブ40を有しており、基体6の上で環状体20を係止するために、環状体20が、径方向内側を向いているフック状の突出部41で、軸方向に間隔をおいて配置されたそれぞれのウェブ16、38の間の環状空間42に係合するようになっている。第2の径方向のウェブ40は、基体6に組付けるときの環状体20に対する押込み制限部としての役目を果たす。ここに図示している二重ソケットとしての実施形態では、軸方向に間隔をおいている両方の第2のウェブ40の間に、基体6の環状溝44がある。この環状溝44は、環状体20および/または管端部4、5との連結を成立させるときに、工具のための作用手段として、たとえば六角頭として利用することができる。
図面から明らかなように、環状体20は、延長部34に続いて中央面2に向かう方向に、所定の軸方向の長さ48をもつ領域46を有しており、この領域46の内部に実質的に、ただし少なくとも部分的に、シール部材12が配置されている。前述した領域46および延長領域34により、環状体20は、それぞれの差し込まれた管端部4、5の外面に少なくともほぼ当接している。環状体20の内面は、前述した領域46で円筒状に構成されるのが好ましく、そのようにして、差し込まれた管端部の確実な径方向の支持を保証し、したがって径方向内側に位置するシール部材12による確実な密閉も保証する。
環状体20の円筒状の領域46には、上に説明した、クランプリング50のための有利には円錐状のクランプ面22が軸方向に続いている。クランプリング50は、特に環状に構成されていて管端部4、5の外面に押し込まれる、少なくとも1つの第1の内側の保持爪52を含んでいる。本発明によれば、クランプリング50は、軸方向で、ウェブ15ないしその前側の端面16と、シール部材12を収容する環状溝13との間に配置されている。このようにクランプリング50を備える領域と、シール部材に割り当てられた領域24との間で明確な機能分担が設定されているので、一方のクランプ固定のための寸法決めと、他方の差し込まれた管端部の密閉のための寸法決めとを、互いに関わりなく設定することができ、このことは、特に比較的軟質な材料からなる管について重要である。さらにクランプリング50は、環状体20のクランプ面22に押し込まれる、少なくとも1つの径方向外側に位置する第2の保持爪54を有しているのが好ましい。有利には環状である1つないし複数の保持爪52、54は、管端部4、5の外面への、および/または環状体20の内側のクランプ面22への、実質的に線形の係合に基づいて高い表面圧力を保証し、最終的に、差込継手から管端部4、5を引き抜こうとする軸方向の力に対して確実な係止を保証する。図面から明らかなように、本発明による差込継手では、クランプリング50は、軸方向で、シール部材12を備える環状溝14と、第1のウェブ16ないし環状隙間34の端部との間に配置されている。このようにクランプリング50は、環状のシール部材12を備える封止領域に対して軸方向で間隔をおいて位置しているので、クランプリング50に割り当てられている環状体20および基体の領域と、シール部材12を備える封止領域とを適切に寸法決めすることによって、一方のクランプ力と他方の封止力とを互いに関わりなく寸法決めして設定することができる。本発明によれば、クランプリング50の領域には径方向内側に、基体6の有利には円筒状の領域が存在しているので、径方向内側に位置している基体6の領域により、クランプ力が確実な機能で受け止められる。
有利な実施形態では、基体6の前側の端部領域8、9から離れて位置しているほうの環状溝13の後側の端部面55は、長軸18に対して、アンダーカット56が形成されるように、長軸18に対して斜めに配置される。このようにして、差込継手へ管端部を差し込むときに、シール部材12が、このアンダーカット56に押し込まれるので、シール部材12は、高い機能信頼度で環状溝13に保持され、シール部材12が押し出されたり押し潰されることが回避される。さらに環状溝13は、シール部材12の内面にある対応する環状溝58に係合する、径方向外側を向いている有利には環状の保持体57を含んでいる。このようにして、シール部材12の軸方向の固定が実現され、基体6の環状溝14からの脱落に対する固定が実現される。
シール部材12は径方向外側に、端部領域8に隣接して配置された第1のシール隆起部60と、さらに第2のシール隆起部62とを有しているので、多年にわたる長い耐用寿命のための二重の密閉と高い機能確実性とが保証される。第1のシール隆起部60の領域で、有利には円筒状であるシール部材12の内面は、内側半径64を有しているのに対して、第2のシール隆起部62の領域では、シール部材12の内面は、内側半径66に位置している。これらの内側半径64、66は、環状溝13の底面の半径と実質的に一致している。シール隆起部の封止領域は、軸方向の連結部分68によって互いに一体的に連結されている。さらに第1のシール隆起部60は、外側半径70を有しており、第2のシール隆起部62は、外側半径72を有している。両方の環状のシール隆起部60、62を備えるシール部材12の封止幾何形状は、2つのOリングのように作用するように設定されている。すでに導入部で説明したとおり、比較的小さな公称幅用として意図される図示した差込継手の実施形態では、第1のシール隆起部60の外側半径70は、第2のシール隆起部62の外側半径72よりも所定の値だけ小さくなっている。シール部材12は、端部領域8、9へ向かう方向に、ないしは基体6の自由端32へ向かう方向に、斜面74を有しているのが好ましい。実質的に円錐状の斜面74は、長軸18に対して、端部領域8、9から離れる方向に開いていて有利には40°から50°の範囲内の大きさを有する円錐角76をなしている。この斜面74により、管端部4、5を差込継手へ差し込むときの差込力の低減が実現される。軸方向で両方のシール隆起部60、62の間には、特に管の許容差が厳しい場合に、両方のシール隆起部60、62の変形を吸収する変形空間78があるので、シール隆起部の圧縮が確実な機能で可能となり、および/または限界値以下に保たれる。両方のシール隆起部60、62の間にあるシール部材12の連結部分68は、径方向外側で環状の変形空間78によって取り囲まれている。シール隆起部60、62を備える封止領域と連結部分68とは、一体的に構成されたシール部材12の一体の構成要素である。
図2は、延長部34が基体6の前側の端部領域8から突出するスリーブ20を示している。スリーブ20の前側端部24は、基体6の環状溝13の前側の端部面14に対して、長さ38の所定の間隔を有している。本発明によれば、この長さ38は、スリーブ20ないし延長部35の内径36の30%から60%までの範囲内で設定される。さらに、環状溝13の前側の端部面14は、第1のウェブ15の端面または当接面16に対して間隔17で配置されていることを付言しておく。この間隔17の大きさは、内径36の50%から130%まで、有利には60%から120%まで、特に70%から110%までの範囲内にある。
図3は、延長部37を備える基体6の有利な実施形態を示している。このように延長された基体6は、上に説明した延長されたスリーブに追加して、またはその代替として設けられていてよい。このように延長された基体6の前側端部8は、環状溝13の前側の端部面14に対して長さ38’の所定の間隔を有している。延長部37は、差込ソケットに差し込まれるべき管端部をセンタリングするため、ないし同軸に位置合せするために、径方向外側に位置する案内領域35’を含んでいる。長さ38’の大きさは、延長領域のスリーブの上に述べた内径の30%から60%まで、有利には40%から50%までの範囲内にある。さらに、第1のウェブ15の前側の当接面ないし端面16に対する、環状溝13の前側の端部面14の間隔17の30%から60%まで、有利には40%から50%までの範囲内にある軸方向長さ38’の大きさも、本発明の枠内に含まれる。
図4は、前方の第1のシール隆起部60と、軸方向に間隔をおいて配置された第2のシール隆起部62とを備えるシール部材12を、拡大して軸方向断面図で部分的に示している。シール部材12およびしたがってシール隆起部60、62は、環状ないしトロイドとして構成されており、差込継手の長軸に対して実質的に同軸に配置されていることを付言しておく。軸方向の断面平面で見ると、両方のシール隆起部60、62は、破線で図示している円80、82に少なくともほぼ位置している。さらに、長軸を基準として円周方向で、軸方向の長手平面でのそれぞれの横断面が一致するように、および/または等しい大きさであるように構成されていることを指摘しておく。シール部材12は、前述した円80ないし82に対して少なくともほぼ接線上を延びる、第1の円筒状の内面84および第2の円筒状の内面86を含んでいる。円80、82は、それぞれのOリングの外側輪郭に少なくともほぼ対応している。両方のシール隆起部60、62の間、および/または前述したOリングの間には、シール部材12の連結部分68がある。連結部分68は、径方向内側では第2の円筒状の内面86で区切られており、径方向外側では、すでに述べた変形空間によって取り囲まれる、長軸に対して実質的に同軸な外面88で区切られている。径方向の連結部分68は、両方のシール隆起部60、62の領域におけるシール部材12の径方向の厚さ90、92よりも所定の値だけ小さい、径方向の厚さ89を有している。径方向の厚さ90、92は、前述した円80、82の直径に相当しており、および/またはシール部材12に組み込まれている前述したOリングの直径に相当している。径方向の厚さ90、92、ないしこのように構成された両方のOリングの各直径は、実質的に同じ大きさである。連結部分68の径方向の厚さ89は、両方のシール隆起部60、62の領域における径方向の厚さ90、92よりもはるかに小さいので、シール部材12は、シール隆起部60、62の領域で少なくともほぼOリングのように作用する。
すでに説明した管端部の内面10が、一点鎖線で図示されている。このように管端部を差し込むと、別個の個々のOリングであるかのように、両方の環状のシール隆起部60、62の変形が、矢印94で示すように可能である。シール部材の内面は、段差をもつように構成されており、第1のシール隆起部60ないしOリングの領域の内側半径64は、第2のシール隆起部62ないしOリングの領域の内側半径66よりも小さいので、管端部を差し込むと、第1のシール隆起部60は、第2のシール隆起部62よりも変形が少なく、その結果、差込抵抗が相応に弱くなる。前述した円錐状の斜面74と組み合せれば、差込抵抗がいっそう低くなって好都合である。径方向の厚さ89は、シール隆起部60ないし62の領域における径方向の厚さ90および/または92の40%から70%まで、有利には50%から60%までの範囲内であるのが好ましい。連結部分68は、円の輪郭80および円の輪郭82から測定したときに、径方向の厚さ90、92と少なくともほぼ同じ大きさである軸方向の長さ96を有している。軸方向の長さ96は、両方のシール隆起部60、62の径方向の厚さ90ないし92よりも所定の値だけ大きいのが好ましい。特に軸方向の長さ96は、径方向の厚さ90および/または92の100%から130%まで、特に110%から120%までの範囲内に設定される。
さらに図面から明らかなように、対応するように構成された基体の保持体が中に係合する環状溝58は、連結部分68の領域にある。環状溝58は、本発明によれば、第1のシール隆起部ないしこれに対応するOリングの円の輪郭80の範囲外に位置しているので、管端部を差し込んだときに、別々に構成されたOリングの場合と同じように、シール部材12は、全体として基体の前述した環状溝で固定されて保持される。径方向外側に位置する第1のシール隆起部60を備える前側の封止領域の機能は、このようにOリングの機能にそのまま匹敵する。
シール部材12は、第1のシール隆起部60ないし円80に対応する第1のOリングの領域の前方に、前側の軸方向端部98を含んでおり、その軸方向の長さ100は、径方向の厚さ90よりもはるかに小さい。軸方向の長さ100は、径方向の厚さ90の10%から40%まで、有利には15%から30%までの範囲内であり、少なくとも近似的に20%である。さらにシール部材12は、第2のシール隆起部62ないし第2のOリングに軸方向で続いて、軸方向の長さ104をもつ後側の軸方向端部102を有している。軸方向の長さ104は、第2のシール隆起部62ないし第2のOリングの領域の径方向の厚さ92よりも所定の値だけ小さく、および/またははるかに小さく、好都合には30%から60%までの範囲内であり、有利には40%から50%までの範囲内である。後側の軸方向端部102は、当接面または端部面106を有している。端部面106は、実質的に半径平面に位置しているのが好都合である。圧力が作用すると、および/または管端部が差し込まれると、端部面106は、基体の環状溝の壁部に当接し、それによってストッパとしての役目を果たす。
前述した環状溝の前側の端部面14、および基体6の径方向外側に位置する案内領域35’が、一点鎖線で図示されている。シール部材の取り囲まれる部分ができるだけ広くなるように、環状溝13が溝深さ108を有していることは、特別な重要である。基体の外側に位置する案内領域35’の外径は、差込継手に差し込まれるべき管端部の内径と実質的に同じ大きさである。したがって、シール部材の比較的わずかな割合だけが、基体の環状溝から外に突出し、したがって、管端部を差込継手へ差し込むときに、シール部材が外へ滑り出るという危険が、最適化された取り囲みによって最低限に抑えられる。
図5は、溝深さ108を有する拡大された環状溝13を備える基体6の軸方向の長手断面図を示している。
図6には、差込継手と接合されるべき管端部4の別の構成が示されている。この管端部は、長軸18に対して面取り角112を有する、内側に位置する面取り110を有している。この面取り角112は、15°から35°まで、特に20°から30°までの範囲内で設定されるのが好ましい。それにより、管を差込継手へ差し込むときに、シール部材に対して軸方向で作用する力が低減される。基体とスリーブとの間の環状隙間の底面に向かう方向を向いている力が大きくなり、このようにして、基体の長手溝からシール材が外へ押し出される危険が全体として少なくなる。
2つの管端部を連結するための差込継手を示す軸方向の縦断面図である。 差込継手の一部を示す軸方向の縦断面図であり、基体の一部と、これと連結されたスリーブだけが図示されている。 延長された基体を示す部分的な軸方向の縦断面図である。 軸方向の断面平面でシール部材を通る拡大部分断面図である。 特定の実施形態の基体を通る軸方向の縦断面図である。 管端部の特定の構成である。
符号の説明
2 中央平面
4、5 管端部
6 基体
8、9 6の端部領域
10、11 4、5の内面
12 シール部材
13 6の環状溝
14 13の前側の端部面
15 第1のウェブ/カラー
16 15の前側の端面
17 14と16の間隔
18 長軸
20 環状体/スリーブ
22 クランプ面
24 20の前側の自由端
26 連結部材
28 26の環状溝
30 16の縁部
31 20の径方向の拡張部
32 6の自由端
33 環状隙間
34 20の延長部
35 34の内側に位置する案内領域
35’ 37の径方向外側に位置する案内領域
36 35の内径
37 6の延長部
38 34ないし35の長さ
38’ 37ないし35’の長さ
39 のぞき窓/透明な領域
40 第2のウェブ
41 径方向の突出部
42 環状空間
44 6の環状溝
46 24付近の領域
48 46の軸方向の長さ
50 クランプリング
52 50の第1の内側の保持爪
54 50の第2の外側の保持爪
55 13の後側の端部面
56 13のアンダーカット
57 保持体
58 12の内側の環状溝
60 第1のシール隆起部
62 第2のシール隆起部
64 60の内側半径
66 62の内側半径
68 連結部分
70 60の外側半径
72 62の外側半径
74 斜面
76 角度
78 変形空間
80、82 円
84 12の第1の円筒状の内面
86 12の第2の円筒状の内面
88 外面
89 68の径方向の厚さ
90、92 60、62の径方向の厚さ
94 矢印
96 68の軸方向の長さ
98 前側の軸方向端部
100 98の軸方向の長さ
102 後側の軸方向端部
104 100の軸方向の長さ
106 102の端部面
108 13の溝深さ
110 管の面取り
112 面取り角

Claims (10)

  1. 基体(6)と、環状のシール部材(12)と、クランプリング(50)と、基体(6)と連結可能な環状体(20)とを含み、シール部材(12)が封止をするように当接する管端部(4、5)を、クランプリング(50)によって差込継手に固定可能であり、基体(6)の環状溝(1)に配置されたシール部材(12)が、差し込まれた管端部(4、5)の内面に当接する2つのシール隆起部を有しており、基体(6)の環状溝(1)は、径方向内側に配置されたシール部材(12)の環状溝(58)に係合する、半径方向外側を向いている保持体(57)を有している差込継手であって、
    環状のシール部材(12)に、連結部分(68)によって互いに一体的に連結された2つのOリング(60、62)が組み込まれており、前記Oリング(60、62)の径方向の外面が、前記シール隆起部を形成するとともに、前記Oリング(60、62)の横断面が、実質的に円形の外側輪郭(80、82)を有しており、シール部材(12)の実質的に円筒状の内面(84、86)が、少なくともほぼ外側輪郭(80、82)に対して接線上を延びており、シール部材(12)の環状溝(58)が、第1のOリング(60)の円形の外側輪郭(80)の範囲外で連結部分(68)の領域に配置されており、連結部分(68)が、第1および/または第2のOリング(60、62)の径方向の厚さ(90、92)の40%から70%までの範囲内にある径方向の厚さ(89)を有していることを特徴とする、差込継手。
  2. 変形空間(78)がシール部材(12)の連結部分(68)を取り囲んでいる、請求項1に記載の差込継手。
  3. 連結部分(68)が、第1および/または第2のOリング(60、62)の径方向の厚さ(90、92)の50%から60%までの範囲内にある径方向の厚さ(89)を有している、請求項1または2に記載の差込継手。
  4. 環状溝(1)の保持体(5)が環状に構成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の差込継手。
  5. シール部材(12)が、軸方向に第1のOリング(60)の前方に前側の軸方向端部(98)を有しており、前記前側の軸方向端部(98)の軸方向の長さ(100)が、第1のOリング(60)の径方向の厚さ(90)よりもはるかに小さく、および/または前記前側の軸方向端部(98)の軸方向の長さ(100)が、前記径方向の厚さ(90)の10%から40%まで、有利には15%から30%までの範囲内の大きさである、請求項1から4のいずれか一項に記載の差込継手。
  6. 第2のOリング(62)に軸方向で続くように、軸方向の長さ(104)をもつ後側の軸方向端部(102)が配置されており、および/または前記後側の軸方向端部(102)の軸方向の長さ(104)が、第2のOリング(62)の径方向の厚さ(92)よりもはるかに小さく、前記第2のOリング(62)の径方向の厚さ(92)の有利には30%から60%まで、特に40%から50%までの間である、請求項1から5のいずれか一項に記載の差込継手。
  7. 環状体(20)および/または基体(6)が、前側端部に向かってシール部材(12)に続くように、案内領域(35)を備える延長部(34、37)を有しており、差込継手に挿入されるべき管端部(4、5)を、差込継手の長軸(18)に対して実質的に同軸に位置合せ可能である、請求項1から6のいずれか一項に記載の差込継手。
  8. シール部材(12)が、基体(6)のウェブ(15)および/または当接面もしくは端面(16)に対して所定の間隔(17)を有する前側の端部面(14)を備える環状溝(13)に配置されており、前記間隔が、環状体(20)の内側に位置する案内領域(3)の内径(36)と少なくともほぼ同じ大きさであるか、または前記案内領域(3)の内径(36)よりも大きく、または前記間隔(17)が、前記案内領域(3)の内径(36)の0%から130%まで、有利には60%から120%まで、特に70%から110%までの範囲内で設定されている、請求項1から7のいずれか一項に記載の差込継手。
  9. 環状体(20)の延長部(34)および/または内側に位置する案内領域(35)が、所定の軸方向の長さ(38)を有しており、前記所定の軸方向の長さが、前記内径(36)の30%から60%までの範囲内で設定されている、請求項7または8に記載の差込継手。
  10. 基体(6)の延長部(37)および/または径方向外側に位置する案内領域(35’)が、所定の軸方向の長さ(38’)を有しており、および/または前記所定の軸方向の長さ(38’)が、環状体(20)の前記内径(36)の30%から60%まで、有利には40%から0%までの範囲内で設定されている、請求項7から9のいずれか一項に記載の差込継手。
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