JP4067813B2 - Marking aid for total knee arthroplasty - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は人工膝関節置換術において大腿骨遠位端における切除面のマーキングのため使用される補助具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
人工膝関節として大腿側の要素(フェモラルコンポーネント)と脛骨側の要素(ティビアベースプレート)とからなるものは各種公知である。そのうち、フェモラルコンポーネントについては例えば特開平11−313845号公報に開示されたものがある。大腿骨へのこの種のフェモラルコンポーネントの装着に対しては大腿骨遠位端が適切な形状にカットされている必要がある。即ち、カッティングの第1段階として大腿骨遠位端は平坦に切除され、この平坦な切除面にカッティングガイドが装着される。そして、このカッティングガイドを使用することにより大腿骨遠位端における内側顆部及び外側顆部の切除が実施される。この切除を正確に行うため大腿骨遠位端における前記切除面上にノギス様のマーキング補助具を装着し、メチレンブルーなどのインキを使用したマーキングペンにより切除面上に基準線のマーキングを行い、この基準線に合わせて切断作業のためのガイドを装着している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
大腿骨遠位端の切除面上に引く基準線は大腿骨の内側および外側顆部における両側に位置する副靭帯付着部の中心点の鉛直延長線上に位置する。ところが、副靭帯付着部は大腿骨遠位端の切除面から相当に離間しているにも関わらず、従来は基準線を目見当で引いていたため、誤差が入りやすい問題点があった。
【0004】
この発明は以上の従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、大腿骨遠位端の切除面上での基準線のマーキングを正確に行いうるマーキング補助具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、人工膝関節置換術において大腿骨遠位端における切除面のマーキングのための補助具であって、相互に平行移動可能な一対の支持腕と、前記一対の支持腕における対向面に対向するように設けられた係合部材と、前記一対の支持腕の平行移動を所望の間隔においてロックする第1のロック手段と、支持腕の前記行移動と交差する方向に移動するマーキングガイドバーと、該マーキングガイドバーの前記交差方向の移動を所望位置にてロックする第2のロック手段とを具備してなることを特徴とする人工膝関節置換術用マーキング補助具が提供される。
【0006】
請求項1の発明の作用・効果を説明すると、一対の支持腕は大腿部の内側および外側の顆部を挟んで相互に接近方向に移動され、一対の支持板の対向した係合部材は、基準点となる、大腿骨の内側および外側の顆部における副靭帯付着部の中心点にあてがわれ、第1のロック手段により一対の支持腕の相対位置がロックされる。このロック状態で前記係合部を支点に一対の支持腕は適宜回動せしめられ、一対の支持腕上のマーキングガイドは副靭帯付着部の中心点の鉛直方向の延長線上に位置せしめられる。この状態でマーキングガイドは切除面に向けて移動せしめられ、マーキングガイドは切除面に当接せしめられ、マーキングガイドを切除面に当接せしめた状態で第2のロック手段により支持腕に対するマーキングガイドの位置がロックされる。その後に、マーキングガイドを定規にしてメチレンブルーなどのインキを使用したマーキングペンによって切除面上に基準線が引かれる。そのため、この発明のマーキング補助具を使用することにより、基準点の延長上に確実かつ容易に基準線を引くことができる。そして、必要あれば、支持腕を少し回動させることにより、任意の平行線を自由に引くことができる。
【0007】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記一対の支持腕における一方の支持腕は張出し部を有して実質的にL型をなしており、一方の支持腕の前記張出し部と他方の支持腕とが相互にスライド可能にされ、これにより支持腕間の前記平行移動が得られることを特徴とする人工膝関節置換術用マーキング補助具が提供される。
【0008】
請求項2の発明の作用・効果を説明すると、スライド構造により一対の支持腕の相対移動をスムースに行うことができ、マーキング補助具の操作が容易となる。
【0009】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明において、前記一方の支持腕とマーキングガイドバーとは相互にスライド可能とされ、これによりマーキングガイドバーの前記交差方向の移動が得られることを特徴とする人工膝関節置換術用マーキング補助具が提供される。
【0010】
請求項3の発明の作用・効果を説明すると、スライド構造によりマーキングガイドバーの移動をスムースに行うことができ、精度の高い基準線を確実かつ容易に引くことができ、マーキングのミスを解消させることができる。
【0011】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記第1若しくは第2のロック手段はねじ式の摘みであることを特徴とする人工膝関節置換術用マーキング補助具が提供される。
【0012】
請求項4の発明の作用・効果を説明すると、第1若しくは第2のロック手段をねじ式の摘みとすることにより支持腕若しくはマーキングガイドバーのロックを容易かつ確実に行うことができる。
【0013】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記係合部材は一対の支持アームの前記対向面にそれぞれ固設された鋭利な先端を有した係止ピンであることを特徴とする人工膝関節置換術用マーキング補助具が提供される。
【0014】
請求項5の発明の作用・効果を説明すると、係合部材は一対の支持アームの前記対向面にそれぞれ固設された鋭利な先端を有した係止ピンとすることにより、係止ピンの先端を鋭利な先端の係止ピンを大腿骨の顆部における両側に位置する副靭帯付着部に穿刺し、骨面に至らしめ、マーキングガイドバーを副靭帯付着部の中心点の延長部位に正確に位置させることができ、位置ずれのおそれがないため、より確実なマーキングを実施することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1において、人工膝関節置換術において大腿骨遠位端における切除面のマーキングのための補助具は相互に平行移動可能な一対の支持腕10, 12を備える。第1の支持腕10は逆L形状をなし、第2の支持腕12に向けて直角に曲折された張出し部10-1を備える。張出し部10-1は長手方向に延びるガイドスロット14を備えており、このガイドスロット14に、第2の支持腕12の上端のスライド部12-1(図5参照)が嵌合され、その結果、第2の支持腕12は第1の支持腕10に対して両者の平行関係は維持しつつ、図1の矢印aのように摺動可能となっている。第2の支持腕12はガイドスロット14から突出した上端がねじ部12-2(図5参照)を形成しており、ねじ部12-2にロック摘み16が螺合される。そのため、支持腕10, 12間が所期の間隔となった状態においてロック摘み16を締結してゆくことにより、ロック摘み16と張出し部12-1とは対向面において密着締結され、支持腕10, 12は相互の相対移動が起こらないように締結される。
【0016】
図1において、18はマーキングガイドバーであり、図5に示すように下端がナイフエッジ状に尖った断面形状を有している。図1に示すように第1の支持腕10は長手方向(上下方向)に延びるガイドスロット19を有し、他方、ガイドスロット19と平行して、第2の支持腕12は同じく長手方向に延びるガイドスロット20を有し、マーキングガイドバー18の一端はガイド20をフリーに延びている。マーキングガイドバー18は他端において連結部18-1及び連結部18-1から延びるスライド部18-2(図2参照)を有しており、このスライド部18-2が第1の支持腕10のガイドスロット19に嵌合されている。その結果、マーキングガイドバー18は一対の支持腕10, 12に対して図1の矢印bで示すように上下に摺動自在となっている。図2に示すように、マーキングガイドバー18はガイドスロット19から突出した端部がねじ部18-3を形成しており、ねじ部18-3にロック摘み22が螺合される。そのため、マーキングガイドバー18が所期の高さ位置となった状態においてロック摘み22を締結してゆくことにより、ロック摘み22と支持腕10とは対向面において密着締結され、マーキングガイドバー18は支持腕10に対して相互の相対移動が起こらないように締結される。
【0017】
図1において、支持腕10, 12は対向面に、この発明の係合部材としての係止ピン24, 26を備えている。係止ピン24, 26は鋭利な先端部を有しており、後述のように、人工膝関節置換術においてこの先端部は基準点となる副靭帯付着部に止着するのに役立たせることができる。
【0018】
この発明のマーキング補助具の作動を説明すると、図1において模式的に図示する大腿骨Aはその遠位端における顆部を上にして図示されている。大腿骨Aの遠位端は既に平坦面Bとして切除済みとなっている。平坦面Bにおける開口Cは平坦面Bの切除のためのカッティングガイド装着のため大腿骨荷重軸方向に穿設された孔を示している。Dは副靭帯であり内側と外側との両側(図1ではその片側のみ示す)に存在しており、D´の部位において大腿骨Aの顆部に半円形状に付着している。この発明のマーキング補助具は基準点としての両側の副靭帯付着部D´の中心点の垂直延長における平坦面上に基準線を線引きするため役立つものである。
【0019】
次に、マーキング補助具による基準線のマーキング手順について説明すると、図2はマーキング装置の動作の第1段階(イ)を示しており、摘み16, 22を共に緩めた状態で支持腕10, 12の間に大腿骨Aを位置させ、支持腕10, 12の対向面における係止ピン24, 26の先端を内側及び外側の副靭帯Dの付着部D´に対向せしめる。
【0020】
次に、図3の第2段階(ロ)に示すように、支持腕10, 12を対向方向(矢印a1方向)にスライドさせ、係止ピン24, 26を対応側の副靭帯付着部D´の中心点に穿刺し、骨面に少し食い込ませ、次いで、ロック摘み16をねじ部12-2に締め付けてゆくことにより、ロック摘み16と張出し部10-1の対向面とは密着締結され、支持腕10, 12は相互に締結(ロック)される。
【0021】
係止ピン24, 26がそれぞれの副靭帯付着部D´の中心部に骨面に食い込むように穿刺されているため、支持腕10, 12はこの穿刺部分を中心に回動可能に支持される。即ち、図5の(イ)の傾斜状態から(ロ)に示す直立状態まで回動させることができる。(ロ)に示す直立状態ではマーキングガイドバー18は係止ピン24, 26の鉛直上方に位置している。
【0022】
マーキングガイドバー18は図3の状態(ロ)から矢印b1のように下方に移動されて、図4はマーキング補助具の動作の第3段階(ハ)を示しており、マーキングガイドバー18は大腿骨遠位端の平坦切除面Bに当接している。そして、ロック摘み22をねじ部18-3に締結することにより、ロック摘み22と支持腕10とは対抗面にて密着締結され、支持腕10とマーキングガイドバー18とは相互に締結(ロック)される。この状態は図5の(ハ)に相当し、マーキングガイドバー18は基準点である副靭帯付着部D´の中心部の鉛直延長線上に位置している。そして、大腿骨遠位端の平坦切除面Bに対するマーキングガイドバー18の下縁18´にマーキングペン30の先端を当て、マーキングガイドバー18を定規としてマーキングすることにより、基準点としての副靭帯付着部D´の中心部の鉛直方向の延長線上において大腿骨遠位端の平坦切除面B上に基準線を正確にマーキングすることができる。このように引かれた基準線を図1では一点鎖線Lにて示す。
【0023】
微調整のため既に引かれた基準線に平行な線のマーキングが必要な場合があるが、この場合はロック摘み22を緩め、マーキングガイドバー18を少し引き上げ、係止ピン24, 26を中心に少し回動させ、マーキングガイドバー18を切除面Bに当接するように下降させ再度ロックし、マーキングガイドバー18に沿ってマーキングすることにより基準線Lに平行する線を簡単に引くことができる。
【0024】
この発明の実施形態では、基準点としての副靭帯付着部D´の中心部に係止ピン24, 26の先端を穿刺支持せしめているため、基準点のずれがなく、マーキング補助具の回動によりマーキングガイドバー18を基準点の鉛直上方に正確に位置させることができるため、簡単な操作に関わらず、大腿骨遠位端における切除面上へへの基準線及びこれに平行する線のマーキングをいつも正確にかつ簡便に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明のマーキング補助具の斜視図を示す。
【図2】図2はこの発明のマーキング補助具の正面図であり、大腿骨遠位端への装着の第1段階(イ)を示す。
【図3】図3はこの発明のマーキング補助具の正面図であり、大腿骨遠位端への装着の第2段階(ロ)を示す。
【図4】図4はこの発明のマーキング補助具の正面図であり、大腿骨遠位端への装着の第3段階(ハ)を示す。
【図5】図5はこの発明のマーキング補助具の側面図であり、マーキング補助具の装着の段階(イ)(ロ)(ハ)をそれぞれ示す。
【符号の説明】
10…第1の支持腕
10-1…張出し部
12…第2の支持腕
14…ガイドスロット
16…ロック摘み
18…マーキングガイドバー
19, 20…ガイドスロット
22…ロック摘み
24, 26…係止ピン
A…大腿骨
B…切除面
C…開口(アラインメントガイド用装着孔)
D…副靭帯
D´…副靭帯付着部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an auxiliary tool used for marking a resection surface at a distal end of a femur in knee replacement.
[0002]
[Prior art]
Various types of artificial knee joints including a thigh-side element (femoral component) and a tibia-side element (tibia base plate) are known. Among them, the femoral component is disclosed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-313845. For attachment of this type of femoral component to the femur, the distal end of the femur must be cut into an appropriate shape. That is, as a first stage of cutting, the distal end of the femur is cut flat and a cutting guide is attached to the flat cut surface. Then, by using this cutting guide, excision of the medial and lateral condyles at the distal end of the femur is performed. In order to accurately perform this resection, a caliper-like marking aid is mounted on the resection surface at the distal end of the femur, and a reference line is marked on the resection surface with a marking pen using ink such as methylene blue. A guide for cutting work is attached to the reference line.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The reference line drawn on the resection surface of the distal end of the femur is located on the vertical extension line of the center point of the accessory ligament attachment located on both sides of the medial and lateral condyles of the femur. However, although the accessory ligament adhering portion is considerably separated from the resection surface of the distal end of the femur, there has been a problem that an error is likely to occur because the reference line has been drawn with a register in the past.
[0004]
The present invention has been made in view of the above-described problems of the prior art, and it is an object of the present invention to provide a marking aid that can accurately perform the marking of the reference line on the resection surface of the distal end of the femur.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there is provided an auxiliary tool for marking the resection surface at the distal end of the femur in artificial knee joint replacement, and the pair of support arms movable in parallel with each other, and the pair of arms. intersection of the engaging member provided so as to face the opposing surface of the support arm, a first locking means for locking the translation of the pair of support arms at a desired interval, and the flat ascending movement of the support arm Marking for artificial knee joint replacement, comprising: a marking guide bar that moves in a moving direction; and a second locking means that locks the movement of the marking guide bar in the intersecting direction at a desired position. Auxiliary tools are provided.
[0006]
The action and effect of the invention of claim 1 will be described. The pair of support arms are moved in the approaching direction with the inner and outer condyles of the thigh sandwiched between them, and the opposing engagement members of the pair of support plates are The reference point is applied to the center point of the accessory ligament attachment portion at the condyles inside and outside the femur, and the relative positions of the pair of support arms are locked by the first locking means. In this locked state, the pair of support arms are appropriately rotated about the engaging portion as a fulcrum, and the marking guide on the pair of support arms is positioned on the vertical extension line of the center point of the accessory ligament attachment portion. In this state, the marking guide is moved toward the excision surface, the marking guide is brought into contact with the excision surface, and the marking guide is brought into contact with the excision surface, and the marking guide with respect to the support arm is held by the second locking means. The position is locked. Thereafter, a reference line is drawn on the cut surface by a marking pen using a marking guide as a ruler and using an ink such as methylene blue. Therefore, by using the marking aid of the present invention, the reference line can be drawn reliably and easily on the extension of the reference point. If necessary, an arbitrary parallel line can be freely drawn by slightly rotating the support arm.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, one support arm of the pair of support arms has a protruding portion and is substantially L-shaped, and the one support arm There is provided a marking assisting device for artificial knee joint replacement, wherein the overhanging portion of the arm and the other supporting arm are slidable with respect to each other, thereby obtaining the parallel movement between the supporting arms.
[0008]
The operation and effect of the second aspect of the invention will be described. The relative movement of the pair of support arms can be smoothly performed by the slide structure, and the operation of the marking auxiliary tool becomes easy.
[0009]
According to the invention described in claim 3, in the invention described in claim 2, the one support arm and the marking guide bar are slidable with respect to each other, whereby the movement of the marking guide bar in the intersecting direction is performed. A marking assisting device for artificial knee joint replacement is provided.
[0010]
The operation and effect of the invention of claim 3 will be described. The marking guide bar can be smoothly moved by the slide structure, and a high-precision reference line can be drawn reliably and easily, thereby eliminating the marking mistake. be able to.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to third aspects, the first or second locking means is a screw type knob. A marking aid for joint replacement is provided.
[0012]
The operation and effect of the invention of claim 4 will be described. The support arm or the marking guide bar can be easily and reliably locked by using the first or second lock means as a screw type knob.
[0013]
According to the invention described in claim 5, in the invention described in any one of claims 1 to 4, the engaging member has a sharp tip fixed to each of the opposing surfaces of a pair of support arms. There is provided a marking assisting device for artificial knee joint replacement, which is characterized by having a locking pin.
[0014]
The action and effect of the invention of claim 5 will be described. The engaging member is a locking pin having a sharp tip fixed to each of the opposing surfaces of the pair of support arms. A sharp pin at the tip of the femoral condyle punctures the adjunct ligament attachment on both sides to reach the bone surface, and the marking guide bar is accurately positioned at the extension of the center point of the adjunct ligament attachment Since there is no fear of displacement, more reliable marking can be performed.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In FIG. 1, the assisting tool for marking of the resection surface at the distal end of the femur in artificial knee joint replacement includes a pair of support arms 10 and 12 that can be translated relative to each other. The first support arm 10 has an inverted L shape, and includes an overhang portion 10-1 bent at a right angle toward the second support arm 12. The overhang portion 10-1 includes a guide slot 14 extending in the longitudinal direction, and the slide portion 12-1 (see FIG. 5) at the upper end of the second support arm 12 is fitted into the guide slot 14, and as a result. The second support arm 12 is slidable as indicated by an arrow a in FIG. 1 while maintaining a parallel relationship between the second support arm 12 and the first support arm 10. The upper end of the second support arm 12 protruding from the guide slot 14 forms a screw portion 12-2 (see FIG. 5), and the lock knob 16 is screwed into the screw portion 12-2. Therefore, when the lock knob 16 is fastened in a state where the support arms 10 and 12 are at an expected interval, the lock knob 16 and the overhanging portion 12-1 are tightly fastened on the opposing surface, and the support arm 10 , 12 are fastened so that there is no relative movement between them.
[0016]
In FIG. 1, reference numeral 18 denotes a marking guide bar, which has a cross-sectional shape with its lower end pointed like a knife edge as shown in FIG. As shown in FIG. 1, the first support arm 10 has a guide slot 19 extending in the longitudinal direction (vertical direction), while the second support arm 12 also extends in the longitudinal direction in parallel with the guide slot 19. A guide slot 20 is provided, and one end of the marking guide bar 18 extends freely through the guide 20. The marking guide bar 18 has a connecting portion 18-1 and a slide portion 18-2 (see FIG. 2) extending from the connecting portion 18-1 at the other end, and this slide portion 18-2 is the first support arm 10. The guide slot 19 is fitted. As a result, the marking guide bar 18 is slidable up and down as shown by the arrow b in FIG. As shown in FIG. 2, the marking guide bar 18 has an end protruding from the guide slot 19 forming a screw portion 18-3, and a lock knob 22 is screwed into the screw portion 18-3. Therefore, by fastening the lock knob 22 in a state where the marking guide bar 18 is at the desired height position, the lock knob 22 and the support arm 10 are tightly fastened on the opposing surface, and the marking guide bar 18 is The support arm 10 is fastened so as not to move relative to each other.
[0017]
In FIG. 1, the supporting arms 10 and 12 are provided with locking pins 24 and 26 as engaging members of the present invention on opposing surfaces. The locking pins 24 and 26 have a sharp tip, and as will be described later, this tip can be used to fix to the adjunct ligament attachment portion as a reference point in artificial knee joint replacement. it can.
[0018]
Referring to the operation of the marking aid of the present invention, the femur A schematically shown in FIG. 1 is shown with the condyle at the distal end thereof facing up. The distal end of the femur A has already been excised as a flat surface B. An opening C in the flat surface B indicates a hole formed in the femoral load axis direction for mounting a cutting guide for excision of the flat surface B. D is an accessory ligament, which exists on both sides of the medial side and the lateral side (only one side is shown in FIG. 1), and is attached to the condyles of the femur A in a semicircular shape at the site D ′. The marking aid of the present invention is useful for drawing a reference line on a flat surface in a vertical extension of the center point of the collateral ligament adhesion portion D ′ on both sides as a reference point.
[0019]
Next, the reference line marking procedure by the marking aid will be described. FIG. 2 shows the first stage (A) of the operation of the marking device, and the support arms 10 and 12 with the knobs 16 and 22 loosened together. The femur A is positioned between them, and the tips of the locking pins 24 and 26 on the opposing surfaces of the support arms 10 and 12 are made to face the attachment portions D ′ of the inner and outer collateral ligaments D.
[0020]
Next, as shown in the second stage (b) of FIG. 3, the support arms 10 and 12 are slid in the opposite direction (the direction of the arrow a1), and the locking pins 24 and 26 are moved to the corresponding side ligament attachment portion D ′. The lock knob 16 and the opposite surface of the overhanging portion 10-1 are tightly fastened by tightening the lock knob 16 to the screw portion 12-2, The support arms 10 and 12 are fastened (locked) to each other.
[0021]
Since the locking pins 24 and 26 are punctured so as to bite into the bone surface at the central portion of the respective accessory ligament attachment portions D ′, the support arms 10 and 12 are supported so as to be rotatable around the puncture portion. . That is, it can be rotated from the inclined state shown in FIG. 5A to the upright state shown in FIG. In the upright state shown in (b), the marking guide bar 18 is positioned vertically above the locking pins 24 and 26.
[0022]
The marking guide bar 18 is moved downward as shown by the arrow b1 from the state shown in FIG. 3 (b). FIG. 4 shows the third stage (c) of the operation of the marking aid. It is in contact with the flat excision surface B at the distal end of the bone. Then, by fastening the lock knob 22 to the screw portion 18-3, the lock knob 22 and the support arm 10 are tightly fastened on the opposing surface, and the support arm 10 and the marking guide bar 18 are fastened (locked) to each other. Is done. This state corresponds to (c) in FIG. 5, and the marking guide bar 18 is located on the vertical extension line of the central portion of the accessory ligament adhesion portion D ′ which is the reference point. Then, the tip of the marking pen 30 is applied to the lower edge 18 'of the marking guide bar 18 with respect to the flat excision surface B at the distal end of the femur, and the marking guide bar 18 is marked as a ruler, thereby attaching the collateral ligament as a reference point. The reference line can be accurately marked on the flat excision surface B of the distal end of the femur on the vertical extension line of the center portion of the portion D ′. The reference line drawn in this way is indicated by a one-dot chain line L in FIG.
[0023]
In some cases, it is necessary to mark the line parallel to the already drawn reference line for fine adjustment. In this case, loosen the lock knob 22 and raise the marking guide bar 18 slightly, focusing on the locking pins 24 and 26. The line parallel to the reference line L can be easily drawn by slightly turning, lowering the marking guide bar 18 so as to contact the cut surface B, locking it again, and marking along the marking guide bar 18.
[0024]
In the embodiment of the present invention, since the tips of the locking pins 24 and 26 are punctured and supported at the center of the accessory ligament attachment portion D ′ as the reference point, there is no deviation of the reference point, and the marking auxiliary tool rotates. This enables the marking guide bar 18 to be accurately positioned vertically above the reference point, so that the reference line on the resection surface at the distal end of the femur and the line parallel thereto can be marked regardless of simple operation. It is possible to always perform accurately and conveniently.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows a perspective view of a marking aid of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the marking aid of the present invention and shows the first stage (A) of attachment to the distal end of the femur.
FIG. 3 is a front view of the marking aid of the present invention and shows a second stage (b) of attachment to the distal end of the femur.
FIG. 4 is a front view of the marking aid of the present invention, and shows a third stage (c) of attachment to the distal end of the femur.
FIG. 5 is a side view of the marking assisting tool of the present invention, and shows the stages (a), (b), and (c) of attaching the marking assisting tool.
[Explanation of symbols]
10: First support arm
10-1 ... Overhang 12 ... Second support arm 14 ... Guide slot 16 ... Lock knob 18 ... Marking guide bar
19, 20 ... Guide slot 22 ... Lock knob
24, 26 ... locking pin A ... femur B ... excision surface C ... opening (mounting hole for alignment guide)
D ... accessory ligament D '... accessory ligament adhesion part

Claims (5)

人工膝関節置換術において大腿骨遠位端における切除面のマーキングのための補助具であって、相互に平行移動可能な一対の支持腕と、前記一対の支持腕における対向面に対向するように設けられた係合部材と、前記一対の支持腕の平行移動を所望の間隔においてロックする第1のロック手段と、支持腕の前記行移動と交差する方向に移動するマーキングガイドバーと、該マーキングガイドバーの前記交差方向の移動を所望位置にてロックする第2のロック手段とを具備してなることを特徴とする人工膝関節置換術用マーキング補助具。An auxiliary tool for marking a resection surface at the distal end of the femur in total knee arthroplasty, and a pair of support arms that can move in parallel with each other, and facing the opposing surfaces of the pair of support arms an engaging member provided, a first locking means for locking the translation of the pair of support arms at the desired spacing, a marking guide bar that moves in a direction intersecting the flat ascending movement of the support arm, the A marking assisting tool for artificial knee joint replacement, comprising: a second locking means for locking the movement of the marking guide bar in the intersecting direction at a desired position. 請求項1に記載の発明において、前記一対の支持腕における一方の支持腕は張出し部を有して実質的にL型をなしており、一方の支持腕の前記張出し部と他方の支持腕とが相互にスライド可能にされ、これにより支持腕間の前記平行移動が得られることを特徴とする人工膝関節置換術用マーキング補助具。  The invention according to claim 1, wherein one support arm of the pair of support arms has an overhang portion and is substantially L-shaped, and the overhang portion of one support arm and the other support arm Slidable with respect to each other, whereby the translational movement between the supporting arms is obtained. 請求項2に記載の発明において、前記一方の支持腕とマーキングガイドバーとは相互にスライド可能とされ、これによりマーキングガイドバーの前記交差方向の移動が得られることを特徴とする人工膝関節置換術用マーキング補助具。  3. The artificial knee joint replacement according to claim 2, wherein the one supporting arm and the marking guide bar are slidable with respect to each other, whereby the movement of the marking guide bar in the intersecting direction is obtained. Surgical marking aid. 請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記第1若しくは第2のロック手段はねじ式の摘みであることを特徴とする人工膝関節置換術用マーキング補助具。  4. The marking assisting device for artificial knee joint replacement according to claim 1, wherein the first or second locking means is a screw type knob. 5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記係合部材は一対の支持アームの前記対向面にそれぞれ固設された鋭利な先端を有した係止ピンであることを特徴とする人工膝関節置換術用マーキング補助具。  The invention according to any one of claims 1 to 4, wherein the engaging member is a locking pin having a sharp tip fixed to each of the opposing surfaces of a pair of support arms. Marking aid for artificial knee joint replacement.
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