JP4066904B2 - Web cutting device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はウェブの裁断装置に係り、特に、カセットテープやビデオテープを始めとして、コンピュータのデータバックアップ用の磁気テープの製造に好適に使用できるウェブの裁断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カセットテープやビデオテープを始めとして、コンピュータのデータバックアップ用にも使用されている各種のテープは、ロール状に巻回された幅広な帯状のウェブを、送り出し側から引き出して搬送させながらスリッタで複数の(たとえば、約800本)幅狭なテープに裁断して、巻取り側の巻芯に巻き取ることにより製造される。また、薄い金属シート等もこのようなスリッタで複数の幅狭なテープに裁断されることが多い。
【0003】
従来、このようなウェブの製造において使用されるスリッタは、幅広で帯状のウェブを上下一対の回転刃により複数本のウェブに裁断する装置であり、受け刃としてローラ状に形成された複数の回転刃と、この回転刃との間でウェブに剪断力を与えて裁断する薄円盤状の複数の回転刃とで構成されるのが一般的である。
【0004】
このような各種のテープの製造に使用されるウェブは、このウェブを製造する巻取工程での巻き姿を良くするために、ロール両端部の厚さよりもロール中央部の厚さが厚い中高ロール形状に巻回されているのが一般的である。すなわち、複数本のテープに裁断される前のウェブにおいては、ロール中央部の外径はロール両端部の外径よりも大きくなっている。
【0005】
このウェブをいきなりスリッタで複数本のテープに裁断するとすれば、ロール中央部より採取されたテープとロール両端部より採取されたテープとでは長さが異なってしまい、テープのたるみ又はテープに極端な引張りを生じてしまう。その結果、製品のテープ幅のバラツキといった製品の品質不良を生じる。このテープ幅のバラツキは、1本のウェブの長手方向においても発生するし、ウェブの同一長手位置より裁断される複数のテープ間(たとえば、約800本の間)でも発生する。
【0006】
また、テープのたるみによる、テープ走行不良の不具合を生じたりもする。同様に、テープの搬送経路に、研磨ヘッドを備えたクリーニング手段が設けられることが多いが、テープの張力にバラツキがあった場合、特に、張力が低いテープと接触する研磨ヘッドの磨耗が促進されやすく、不具合を生じることも指摘されている。
【0007】
更に、上記形状のウェブよりスリッタで複数本のテープに裁断した場合、採取するウェブの部位により、テープに湾曲を生じることも避けられない。
【0008】
これらの問題点に対処すべく、各種の提案がなされている(特許文献1〜3参照。)。このうち、特許文献1に記載の提案は、ウェブの裁断直前に真空圧を作用させて、ウェブを強制的に展張させる構成を採用している。特許文献2に記載の提案は、ウェブの裁断前に複数個のテンショナーを設け、ウェブの伸び部分に張力を与える構成を採用している。特許文献3に記載の提案は、ロールの形状を測定し、この形状に対応する形状吸収体を設ける構成を採用している。そして、これら提案は、各種手段により、上記のような不具合が生じることを低減できるとされている。
【0009】
【特許文献1】
特開平6−320492号公報
【0010】
【特許文献2】
特開平9−7170号公報
【0011】
【特許文献3】
特開2000−322735号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来より公知の各種手段を採用しても、個々のテープの張力を完全に均一にすることは難しく、テープ張力の不均一によるテープ幅のバラツキは依然として解消されていない。同様に、ウェブのたるみ等に起因する不具合が生じる懸念も解消されていない。
【0013】
また、従来より磁気クラッチ等を設け、個々のテープの張力を均一化する努力がなされてはいたが、個々のガイドローラの回転数を制御することにまでは及ばず、その効果も不十分であった。
【0014】
したがって、上記従来の技術では、近年要求されているテープ幅の要求精度に答えるには問題であった。すなわち、コンピュータ用途を代表とするバックアップテープ、特に、サーボトラックを有するバックアップテープは高いテープ幅の要求精度があり、品質と歩留りを充たすには技術のステップアップが求められていた。
【0015】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ウェブから複数の幅狭なテープに裁断して巻取り側の巻芯に巻き取るテープの製造等において、幅広な帯状のウェブの張力を均一化することによりテープ幅を均一化して、生産性、製品品質を向上させることができるウェブの裁断装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、ロール状に巻回された幅広な帯状のウェブを送り出し側から引き出すウェブ供給手段と、前記ウェブを複数の幅狭なテープに裁断するスリッタと、裁断された前記複数のテープを個別に巻取り側の巻芯に巻き取るテープ巻取り手段と、前記ウェブ供給手段と前記スリッタとの間に設けられるとともに、前記ウェブをローラ部材により支持しながら前記スリッタまで案内するウェブ搬送手段と、を有するウェブの裁断装置において、前記ウェブ搬送手段は、所定幅の円筒状部材である複数のローラ部材が回転軸に装着されているとともに、前記回転軸と前記ローラ部材との回転速度の差に応じて、前記回転軸と前記ローラ部材との間に所定のトルクを発生させるトルク発生手段を有するフリクションローラを備え、該フリクションローラにより前記ウェブの幅方向のテンション分布が均一化可能となっていることを特徴とするウェブの裁断装置を提供する。
【0017】
本発明によれば、ウェブ供給手段とスリッタとの間に設けられるウェブ搬送手段はフリクションローラを備えており、このフリクションローラの回転軸と個々のローラ部材との回転速度の差に応じて、回転軸と個々のローラ部材との間に所定のトルクを発生させる。これにより、ウェブの幅方向のテンション分布が均一化可能となり、その結果、テープ幅を均一化して、生産性、製品品質を向上させることができる。
【0018】
本発明において、前記トルク発生手段が磁気クラッチであることが好ましい。このような磁気クラッチを採用すれば、回転軸とローラ部材との回転速度の差に略比例したトルクを回転軸とローラ部材との間に発生させることができ、本発明の効果が一層高まるからである。ここで、磁気クラッチとしては、たとえば、回転軸とローラ部材の一方側に導体板を設け、他方側に磁石を設け、この導体板と磁石との組み合わせにより所定のトルクを発生させる構成の渦電流式クラッチが採用できる。
【0019】
なお、回転軸と個々のローラ部材との間に所定のトルクを発生させるトルク発生手段としては、上記の磁気クラッチ以外に、機械的な構成のベアリングフリクションクラッチ、ヒステリシスクラッチ等の公知の手段が採用できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係るウェブの裁断装置の好ましい実施の形態について詳説する。
【0021】
図1は、本発明に使用されるウェブの裁断装置10の構成図であり、図2は、スリッタ14の一例を示す概略図である。本発明のウェブの裁断装置10は、主として、ウェブ供給手段13と、ウェブ搬送手段25と、スリッタ(裁断装置)14と、テープ巻取り手段50と、テープ搬送手段60とで構成される。
【0022】
図1に示されるように、ウェブ供給手段13において、巻戻しリール11のハブ12(巻芯)には、ロール状に巻回されたウェブ20が装着される。ウェブ20は、通常、非磁性支持体上に強磁性微粒子を含む磁性層を塗布法や真空蒸着法等により形成し、その磁性層に配向処理、乾燥処理、表面処理等を行うことによって製造される。
【0023】
巻戻しリール11とスリッタ14との間には、ウェブ搬送手段25が設けられ、ウェブ搬送手段25には、ウェブ20の搬送路を形成する複数のガイドローラ21、21、…と、ウェブ20の搬送速度を規制するフリクションローラ24が設けられる。フリクションローラ24は、回転速度を自由に可変可能なモータ(図示せず)に接続され、フリクションローラ24の外周面にウェブ20を巻き掛けて回転することにより、ウェブ20の搬送速度を任意に可変する。
【0024】
そして、テープ巻取り手段50における巻取リール17のハブ18(巻芯)の回転速度は、このフリクションローラ24の外周の平均周速度を基準として制御される。なお、ウェブ20の搬送速度を規制する手段としては、このフリクションローラ24に限定されず、他の手段を使用することもできる。
【0025】
他の手段の一つとして、グルーブドサクションドラムが挙げられる。グルーブドサクションドラムとは、回転速度を自由に可変可能なモータ(図示せず)に接続され、円周方向に複数の溝を有するドラムの外周面にウェブ20を吸着して回転することにより、ウェブ20の搬送速度を任意に可変する装置である。その他、ウェブ20の搬送速度を規制する手段として、ウェブ20を挟持搬送するピンチローラを使用することもできる。
【0026】
スリッタ14は、幅広で帯状のウェブ20を上下一対の回転刃30、32により複数本のテープ26、26、…に裁断する装置であり、図2に示されるように、受け刃としてローラ状に形成された複数の回転下刃30、30…と、回転下刃30との間でウェブ20に剪断力を与えて裁断する薄円盤状の複数の回転上刃32、32…とで構成される。
【0027】
回転下刃30は、下側シャフト34にスペーサ36を介して嵌合固定され、回転上刃32は、下側シャフト34と平行な上側シャフト38にスペーサ40を介して嵌合固定され、回転上刃32と回転下刃30との刃先部分が互いに重なり合うように配置されている。そして、回転上刃32は図示しないバネにより図2の軸方向右側に付勢され、回転上刃32の刃先部分が回転下刃30の刃先部分に当接した状態で位置決めされる。上側シャフト38と下側シャフト34はそれぞれ回転速度を自由に可変可能なモータ41、43に接続され、回転上刃32と回転下刃30の周速度を個別に可変できるようになっている。
【0028】
既述のように、ウェブ供給手段13とスリッタ14との間に設けられるウェブ搬送手段25において、ウェブ20の幅方向のテンション分布を均一化するフリクションローラ24が設けられる。このフリクションローラ24は、所定幅の円筒状部材である複数のローラ部材22が回転軸23に装着されて構成される。なお、図1の例では、ローラ部材22は1個のみ図示されているが、ローラ部材22の個数、配置は、ウェブ20の幅等に応じて任意に選択し得る。
【0029】
図3は、フリクションローラ24、及びこのフリクションローラ24に設けられる渦電流式クラッチ80(磁気クラッチ)の構成を示す概略図である。すなわち、同図(a)は、複数のローラ部材22、22…が回転軸23に装着されている状態を示すフリクションローラ24全体の斜視図であり、同図(b)は、このうち1つのローラ部材22の構成を示す部分断面図である。同図(b)において上半分は断面で示されている。
【0030】
図3(b)において、ローラ部材22は外周部分を構成するボス62と、ボス62の内周に嵌合されるベアリング64と、ベアリング64の脱落防止のためのストッパリング76と、渦電流式クラッチ80と、で構成されている。
【0031】
ボス62は、内周側に配される部材であるボス本体62Aと、ボス本体62Aの外周側に配される部材であるクラウンリング62Bとの2部材で構成されている。このように構成すれば、寸法精度が要求されるボス本体62Aを、たとえば、金属材料により構成し、硬度、クラウン形状等のコントロールが求められるクラウンリング62Bを、たとえば、ゴム材料、樹脂材料等により構成でき便宜である。ただし、ボス本体62Aとクラウンリング62Bとを一体の材料で構成してもよい。
【0032】
ボス62の外周面にはウェブ20のスリップ防止を図るための溝90、90、90が形成されている。また、ベアリング64、64の内周径は回転軸23が嵌挿できるサイズとなっている。
【0033】
図4は、磁気クラッチに使用されている、渦電流式クラッチ80の構成を示す図であり、(a)は図3(b)の部分拡大図であり、(b)はこれとは異なる構成例を示す部分拡大図である。いずれも略テープ26の1本分の幅に対応するローラ部材22における構成が示されている。なお、テープ26の複数本分の幅に対応するローラ部材22であってもよい。
【0034】
図4(a)において、不図示の回転軸23(図3(a)参照)には磁石保持リング66が嵌着されている。また、同様に回転軸23にはベアリング64の内輪64Aが嵌着されている。したがって、全てのローラ部材22の磁石保持リング66とベアリング64の内輪64Aは、回転軸23と一体となって回転する。なお、磁石保持リング66の幅は、隣接するローラ部材22との間隔を規制するスペーサリングの機能をも果たさせるべく、ボス62(62A)の端面よりも側方に突出するように形成されている。
【0035】
磁石保持リング66の右端部近傍の外周には、フランジ70が形成されており、フランジ70の左側の同一円周上に等間隔で凹陥部が形成されており、この凹陥部には磁石68が嵌合されている。なお、フランジ70は、磁束の漏れを防ぐために鉄製であることが好ましい。
【0036】
一方、ボス本体62Aの内周部右側には、フランジ70と略同一寸法のリング状をした導体板72が磁石68と所定の間隔をもって対向するように配されている。この導体板72は磁束の漏れを防ぐための鉄リング74を介してボス本体62Aの内周部右側に固定されている。鉄リング74のサイズ、形状は導体板72と略同様である。導体板72は、銅又はアルミニウム等で形成されている。
【0037】
ベアリング64の外輪64Bは、ボス本体62Aの内周部に嵌合されており、また、既述のように、導体板72及び鉄リング74はボス本体62Aに固定されている。したがって、個々のローラ部材22のボス本体62A、導体板72及び鉄リング74はベアリング64の外輪64Bと一体となって回転する。また、これらは、回転軸23とは独立に回転可能となっている。
【0038】
以上のような構成により、各ボス本体62A等と回転軸23との間に渦電流式クラッチ80が形成される。ローラ部材22の回転軸23がウェブ20を搬送するように駆動されると、その回転を各渦電流式クラッチ80が各ボス本体62Aに伝達する。渦電流式クラッチ80において、回転軸23とともに回転する磁石68と、ボス本体62Aに固定されこれと対向する導体板72との相対運動に応じて、導体板72に渦電流が生じる。磁石68による一次磁束と、導体板72に生じる渦電流による二次磁束との吸引力により、各ボス本体62Aは回転軸23の回転に追従して一定のトルクで回転駆動される。
【0039】
このように、個々の渦電流式クラッチ80によって、ウェブ20に与える幅方向の張力分布を制御することができ、その結果、裁断後の複数本のテープ26の張力をも均一化することができる。そして、各ローラ部材22にこの渦電流式クラッチ80が設けられることにより、トルク発生手段である磁気クラッチが形成される。なお、磁気クラッチの構成は以上の構成に限定されず、次の構成の例も採用できる。
【0040】
図4(b)は、同様な原理による渦電流式クラッチ80であるが、若干の構成が相違する。同図においては、磁石68、フランジ70、導体板72及び鉄リング74は、いずれも幅広かつ薄肉のリング状に形成され、磁石68が内周側に、導体板72が外周側に配され、磁石68と導体板72とが対向する構成となっている。ただし、それぞれの機能は、同図(a)に示される構成のものと略同様である。
【0041】
以上の2例では、いずれも磁石68を回転軸23側に固定し、導体板72及び鉄リング74をボス本体62A側に固定したが、これの逆の構成とすることも可能である。
【0042】
その他、たとえば、本出願人による特開2000−185850号公報に開示されている渦電流式クラッチ等を採用することもできる。また、上記の各渦電流式クラッチ80に採用されている磁石68は永久磁石であるが、これに代えて電磁石を使用することもできる。更に、渦電流式クラッチ以外の同種手段の適用を妨げるものでもない。なお、磁石68に電磁石を使用する場合、電磁石に給電する手段は、スリップリング等、公知の各種手段が採用できる。
【0043】
なお、フリクションローラ24のローラ部材22のサイズについて、特に制限はないが、磁気記録媒体用のウェブ20の場合、ローラ部材22の幅が5〜50mm、好ましくは20〜40mmのものが、ローラ部材22の外径が80〜120mmのものが採用できる。
【0044】
次に、上記の如く構成されたウェブの裁断装置10の作用を説明する。まず、ウェブ供給手段13の巻戻しリール11に巻回されたロール状のウェブ20は、巻戻しリール11から連続的に引き出され、ウェブ搬送手段25を介してスリッタ14に搬送される。そして、スリッタ14で複数本のテープ26に裁断されて、テープ搬送手段60のローラ部材22、22…で搬送され、テープ巻取り手段50の巻取リール17のハブ18に巻き取られる。これにより、例えばウェブ20が100〜1000本に裁断され、規定の幅寸法(例えば12.65mm、25.4mm、3.81mm等)のテープ26が製造される。
【0045】
この一連の工程において、ウェブ搬送手段25には、トルク発生手段である磁気クラッチを有するフリクションローラ24が設けられており、搬送中のウェブ20の幅方向のテンション分布が制御可能となっている。
【0046】
より具体的には、回転軸23の回転数を、回転軸23とローラ部材22との回転速度に差がなかったと仮定した場合のウェブ20の搬送に必要な回転数より大きく設定しておく。そうすると、ウェブ20の幅方向のいずれの箇所においてもローラ部材22は回転軸23よりも小さい回転数で回転することとなる。このウェブ20の幅方向のうちでも、よりたるみの多い中央部は比較的早い周速度で回転し、たるみのない端部は比較的遅い周速度で回転する。
【0047】
この場合、渦電流式クラッチ80特性として、回転軸23とローラ部材22との回転速度の差に略比例したトルクを回転軸23とローラ部材22との間に発生させるので、ウェブ20の幅方向の中央部にかかるテンション(張力)は比較的小さく、ウェブ20の幅方向の端部にかかるテンション(張力)は比較的大きく、その結果として、ウェブ20の幅方向のテンション分布を均一化できる。これにより、裁断後のテープ26の幅を均一化でき、また、テープ26のたるみ等に起因する湾曲等の不具合は生じさせない。
【0048】
以上、本発明に係るウェブの裁断装置の実施形態の例について説明したが、本発明は上記実施形態の例に限定されるものではなく、各種の態様が採り得る。
【0049】
たとえば、本実施形態では、トルク発生手段として磁気クラッチの一種である渦電流式クラッチ80を採用しているが、これ以外の機械的な構成のベアリングフリクションクラッチをも採用できる。具体的な構成としては、回転軸とローラ部材との間にエアチューブを設け、このエアチューブに所定の圧の空気を供給して回転軸とローラ部材との間にフリクションを発生させる構成である。
【0050】
また、本実施形態では、フリクションローラ24のローラ部材22は単純な円筒形状のものとしたが、ローラ部材22の外周面を中高(crown)に形成することもできる。このような形状のローラ部材22とすれば、ウェブ20がローラ部材22から幅方向に移動する等の不具合を防止できる。
【0051】
更に、本実施形態では、フリクションローラ24のローラ部材22について、材質への言及はないが、たとえば、ローラ部材22の外周面を、JIS K6301Aで規定される硬度が30〜95の範囲にある材質で形成することもできる。このようにすれば、ウェブ20がローラ部材22から幅方向に移動する等の不具合を防止できることに加え、キズ等の発生も防止できる。
【0052】
更に、好ましい実施形態として、本実施形態のフリクションローラ24と同様の構成のものをスリッタ14の下流に設け、これにより裁断後の個々のテープ26のテンションを制御する構成も採用できる。
【0053】
【実施例】
上記構成のウェブの裁断装置10を使用して、テープ26の製造を行い、テープ幅の評価を行った。同時に、従来の構成のウェブの裁断装置を使用した比較例についても評価を行った。製造したテープ26は、いずれもテープ幅が設計値で12.650mm(1/2インチ)のものである。製造条件として、テープ搬送速度(スリッタ14で測定)は400m/分であった。
【0054】
評価は、いずれも10000m走行させたウェブの3箇所を光学的幅測定手段により測定し、最大値、最小値、平均値及び標準偏差を求めた。
【0055】
本発明の実施例においては、最大値は12.654mm、最小値は12.647mm、平均値は12.651mm及び標準偏差は0.9μmであり、高精度品の製品規格である12.650±0.005mmの範囲に入った。
【0056】
一方、比較例においては、最大値は12.657mm、最小値は12.644mm、平均値は12.650mm及び標準偏差は2.2μmであり、高精度品の製品規格である12.650±0.005mmの範囲より大きく外れた。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ウェブ供給手段とスリッタとの間に設けられるウェブ搬送手段はフリクションローラを備えており、このフリクションローラの回転軸と個々のローラ部材との回転速度の差に応じて、回転軸と個々のローラ部材との間に所定のトルクを発生させる。これにより、ウェブの幅方向のテンション分布が均一化可能となり、その結果、テープ幅を均一化して、生産性、製品品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用されるウェブの裁断装置の構成図
【図2】スリッタの側面図
【図3】磁気クラッチの概略を示す構成図
【図4】渦電流式クラッチの要部の構成図
【符号の説明】
10…ウェブの裁断装置、11…巻戻しリール、13…ウェブ供給手段、14…スリッタ(裁断装置)、17…巻取リール、18…ハブ(巻芯)、20…ウェブ、22…ローラ部材、23…回転軸、24…フリクションローラ、25…ウェブ搬送手段、26…テープ、50…テープ巻取り手段、60…テープ搬送手段、80…渦電流式クラッチ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a web cutting apparatus, and more particularly, to a web cutting apparatus that can be suitably used for manufacturing a magnetic tape for data backup of a computer such as a cassette tape and a video tape.
[0002]
[Prior art]
Various tapes, such as cassette tapes and video tapes, that are also used for computer data backup, have a wide band of web wound in a roll shape, and are pulled out from the delivery side and conveyed by a slitter. (For example, about 800) of the tape is cut into a narrow tape and wound on a winding core. Also, a thin metal sheet or the like is often cut into a plurality of narrow tapes by such a slitter.
[0003]
Conventionally, a slitter used in the manufacture of such a web is a device that cuts a wide, strip-shaped web into a plurality of webs by a pair of upper and lower rotary blades, and a plurality of rotations formed in a roller shape as receiving blades. The blade is generally composed of a blade and a plurality of thin disk-shaped rotating blades that cut the web by applying a shearing force to the web.
[0004]
The web used for the production of such various tapes is a medium-high roll in which the thickness of the roll center is thicker than the thickness of both ends of the roll in order to improve the winding shape in the winding process for producing this web. Generally, it is wound into a shape. That is, in the web before being cut into a plurality of tapes, the outer diameter of the roll center is larger than the outer diameter of both ends of the roll.
[0005]
If this web is suddenly cut into a plurality of tapes by a slitter, the length of the tape collected from the roll center and the tape collected from both ends of the roll will be different. Pulling will occur. As a result, product quality defects such as variations in the product tape width occur. This variation in tape width also occurs in the longitudinal direction of one web, and also occurs between a plurality of tapes cut from the same longitudinal position of the web (for example, between about 800).
[0006]
Also, there may be a problem of poor tape running due to tape slack. Similarly, a cleaning means equipped with a polishing head is often provided in the tape transport path. However, when there is variation in the tension of the tape, wear of the polishing head that comes into contact with the tape with low tension is promoted. It has been pointed out that it is easy to cause problems.
[0007]
Furthermore, when the web having the above shape is cut into a plurality of tapes by a slitter, it is inevitable that the tape is curved depending on the portion of the web to be collected.
[0008]
Various proposals have been made to deal with these problems (see Patent Documents 1 to 3). Among these, the proposal of patent document 1 employ | adopts the structure which applies a vacuum pressure immediately before cutting | judgement of a web, and forcibly expands a web. The proposal described in Patent Document 2 employs a configuration in which a plurality of tensioners are provided before the web is cut and tension is applied to the stretched portion of the web. The proposal described in Patent Document 3 employs a configuration in which the shape of a roll is measured and a shape absorber corresponding to this shape is provided. And these proposals are said to be able to reduce the occurrence of the above problems by various means.
[0009]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 6-320492
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 9-7170
[Patent Document 3]
JP 2000-322735 A
[Problems to be solved by the invention]
However, even if various conventionally known means are adopted, it is difficult to make the tension of each tape completely uniform, and the variation in the tape width due to the nonuniform tape tension has not been solved. Similarly, the concern about the occurrence of problems due to web slack has not been resolved.
[0013]
Conventionally, efforts have been made to equalize the tension of individual tapes by providing a magnetic clutch or the like, but it is not enough to control the rotation speed of individual guide rollers, and the effect is insufficient. there were.
[0014]
Therefore, the above conventional technique has a problem in answering the required accuracy of the tape width that has been required in recent years. That is, a backup tape typified by computer use, particularly a backup tape having a servo track, has a required accuracy of a high tape width, and a technology step-up has been required to satisfy quality and yield.
[0015]
The present invention has been made in view of such circumstances, and in the production of a tape that is cut from a web into a plurality of narrow tapes and wound around a winding core, the tension of a wide belt-like web is obtained. An object of the present invention is to provide a web cutting device that can improve the productivity and product quality by making the tape width uniform.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a web supply means for pulling out a wide belt-like web wound in a roll shape from the feed side, a slitter for cutting the web into a plurality of narrow tapes, The slitter is provided between a tape winding means for winding the plurality of tapes individually wound around a winding core, the web supply means, and the slitter, and the web is supported by a roller member. And a web cutting means for guiding the web to the web conveying means, wherein the web conveying means has a plurality of roller members, which are cylindrical members having a predetermined width, mounted on the rotation shaft, and the rotation shaft and the roller. A friction low having torque generating means for generating a predetermined torque between the rotating shaft and the roller member in accordance with a difference in rotational speed with the member. The equipped, to provide a web cutting device, characterized in that the width direction of the tension distribution of the web by the friction roller has become uniform possible.
[0017]
According to the present invention, the web conveying means provided between the web supply means and the slitter is provided with a friction roller, and rotates according to the difference in rotational speed between the rotation shaft of the friction roller and each roller member. A predetermined torque is generated between the shaft and the individual roller members. Thereby, the tension distribution in the width direction of the web can be made uniform. As a result, the tape width can be made uniform, and the productivity and product quality can be improved.
[0018]
In the present invention, the torque generating means is preferably a magnetic clutch. If such a magnetic clutch is employed, a torque approximately proportional to the difference in rotational speed between the rotating shaft and the roller member can be generated between the rotating shaft and the roller member, and the effect of the present invention is further enhanced. It is. Here, as the magnetic clutch, for example, a conductive plate is provided on one side of the rotating shaft and the roller member, a magnet is provided on the other side, and a combination of the conductive plate and the magnet generates a predetermined torque. Type clutch can be used.
[0019]
As the torque generating means for generating a predetermined torque between the rotating shaft and each roller member, well-known means such as a mechanical friction bearing friction clutch and hysteresis clutch are adopted in addition to the magnetic clutch described above. it can.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of a web cutting device according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0021]
FIG. 1 is a configuration diagram of a
[0022]
As shown in FIG. 1, in the
[0023]
A
[0024]
The rotational speed of the hub 18 (core) of the take-
[0025]
One of the other means is a grooved suction drum. The grooved suction drum is connected to a motor (not shown) whose rotation speed can be freely changed, and rotates by adsorbing the
[0026]
The
[0027]
The rotating
[0028]
As described above, in the
[0029]
FIG. 3 is a schematic diagram showing the configuration of the
[0030]
3B, the
[0031]
The
[0032]
[0033]
FIG. 4 is a diagram showing a configuration of the eddy current clutch 80 used in the magnetic clutch, (a) is a partially enlarged view of FIG. 3 (b), and (b) is a different configuration. It is the elements on larger scale which show an example. In either case, the configuration of the
[0034]
In FIG. 4A, a
[0035]
A
[0036]
On the other hand, on the right side of the inner peripheral portion of the boss
[0037]
The
[0038]
With the configuration as described above, the
[0039]
In this way, the tension distribution in the width direction applied to the
[0040]
FIG. 4B shows an eddy current clutch 80 based on the same principle, but the configuration is slightly different. In the figure, the
[0041]
In each of the above two examples, the
[0042]
In addition, for example, an eddy current type clutch disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-185850 by the present applicant may be employed. The
[0043]
The size of the
[0044]
Next, the operation of the
[0045]
In this series of steps, the
[0046]
More specifically, the rotational speed of the
[0047]
In this case, as a characteristic of the eddy current clutch 80, a torque approximately proportional to the difference in rotational speed between the
[0048]
As mentioned above, although the example of embodiment of the web cutting device which concerns on this invention was demonstrated, this invention is not limited to the example of the said embodiment, Various aspects can be taken.
[0049]
For example, in the present embodiment, the eddy current clutch 80, which is a kind of magnetic clutch, is employed as the torque generating means, but a bearing friction clutch having a mechanical configuration other than this can also be employed. As a specific configuration, an air tube is provided between the rotating shaft and the roller member, and air of a predetermined pressure is supplied to the air tube to generate friction between the rotating shaft and the roller member. .
[0050]
In the present embodiment, the
[0051]
Further, in the present embodiment, the material of the
[0052]
Furthermore, as a preferred embodiment, a configuration similar to that of the
[0053]
【Example】
Using the
[0054]
In the evaluation, three portions of the web traveled 10,000 m were measured by the optical width measuring means, and the maximum value, the minimum value, the average value, and the standard deviation were obtained.
[0055]
In the embodiment of the present invention, the maximum value is 12.654 mm, the minimum value is 12.647 mm, the average value is 12.651 mm, and the standard deviation is 0.9 μm, which is 12.650 ± It entered the range of 0.005 mm.
[0056]
On the other hand, in the comparative example, the maximum value is 12.657 mm, the minimum value is 12.644 mm, the average value is 12.650 mm, and the standard deviation is 2.2 μm, which is 12.650 ± 0, which is a product standard for high-precision products. It was out of the range of 0.005 mm.
[0057]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the web conveying means provided between the web supply means and the slitter includes the friction roller, and the rotational speed between the rotation shaft of the friction roller and each roller member is determined. In accordance with the difference, a predetermined torque is generated between the rotating shaft and the individual roller members. Thereby, the tension distribution in the width direction of the web can be made uniform. As a result, the tape width can be made uniform, and the productivity and product quality can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a web cutting device used in the present invention. FIG. 2 is a side view of a slitter. FIG. 3 is a configuration diagram showing an outline of a magnetic clutch. Figure [Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記ウェブを複数の幅狭なテープに裁断するスリッタと、
裁断された前記複数のテープを個別に巻取り側の巻芯に巻き取るテープ巻取り手段と、
前記ウェブ供給手段と前記スリッタとの間に設けられるとともに、前記ウェブをローラ部材により支持しながら前記スリッタまで案内するウェブ搬送手段と、を有するウェブの裁断装置において、
前記ウェブ搬送手段は、所定幅の円筒状部材である複数のローラ部材が回転軸に装着されているとともに、前記回転軸と前記ローラ部材との回転速度の差に応じて、前記回転軸と前記ローラ部材との間に所定のトルクを発生させるトルク発生手段を有するフリクションローラを備え、該フリクションローラにより前記ウェブの幅方向のテンション分布が均一化可能となっていることを特徴とするウェブの裁断装置。A web supply means for pulling out a wide belt-shaped web wound in a roll shape from the delivery side;
A slitter for cutting the web into a plurality of narrow tapes;
A tape winding means for individually winding the cut tapes around a winding core;
In the web cutting device, which is provided between the web supply means and the slitter, and has web conveying means for guiding the web to the slitter while supporting the web by a roller member,
The web conveying means includes a plurality of roller members, which are cylindrical members having a predetermined width, mounted on a rotation shaft, and the rotation shaft and the roller member according to a difference in rotation speed between the rotation shaft and the roller member. A web cutting machine comprising a friction roller having a torque generating means for generating a predetermined torque between the roller member and a tension distribution in the width direction of the web can be made uniform by the friction roller. apparatus.
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